中屋敷 進 - 茨城工業高等専門学校

電子情報工学科 教授
中屋敷 進
Nakayashiki Susumu
E-Mail: nakayashiki@ece.
【主な経歴・学位】
最終学歴
昭和 52 年 3 月 日立京浜工業専門学院 電子工学科 卒業
平成 9 年 1 月 博士(工学)名古屋大学
職 歴
平成 9 年 8 月 (株)日立製作所 システム開発研究所 主任研究員
平成 10 年 8 月 (株)日立製作所 情報システム事業部 主任技師
平成 13 年 8 月 (株)日立製作所 i.e.ネットサービス事業部 主任技師
平成 16 年 4 月 日立電子サービス(株) ネットワーク開発部 部長
平成 20 年 5 月 日立電子サービス(株) サービス事業本部 上席チーフエンジニア
平成 23 年 10 月 (株)日立システムズ 経営戦略統括本部 上席チーフエキスパート
平成 24 年 4 月 (独)国立高等専門学校機構 茨城工業高等専門学校
電子情報工学科 教授
平成 25 年 4 月 同校 情報処理センター長(併)
平成 26 年 4 月 同校 学術総合情報センター長(併)
学 位
博士(工学) (名古屋大学、平成 9 年 1 月)
「ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)のリング再構成方式に関する研究」
【校務分掌】
役職歴
平成 26 年度
学術総合情報センター長
平成 25 年度
情報処理センター長
平成 24 年度
なし
委員会委員等(過去 5 年間)
平成 26 年度
運営会議、総務委員会、創造性開発委員会、地域連携委員会
中期計画検討委員会、JABEE 審査担当委員会
学術総合情報センター管理運営会議
平成 25 年度
運営会議、総務委員会、創造性開発委員会、地域連携委員会
中期計画検討委員会、JABEE 審査担当委員会
情報処理センター管理運営会議
平成 24 年度
情報処理センター管理運営会議
受賞歴(学内外)
□ 学会協会表彰
(1)関東電気協会、昭和 58('83)年 5 月: 電気従業員功績者表彰
中屋敷 進
“構内光ループ通信ネットワークの高信頼化方式の開発”
□ 業界表彰
(1)世界優秀新製品 100 選に入選、平成 3('91)年 9 月: '91 R&D100 受賞
S. Nakayashiki, J. Kashio, T. Harakawa (Principal Developers), Hitachi Ltd.,
"Distribution Unit(DU) for the Token-Ring LAN : HN-1120-1",
1991 R&D100 Award Winners, Research and Development Magazine, U.S.A.
□ 業務表彰
(1)(株)日立製作所 戦略特許賞、昭和 63('88)年 12 月: 金賞表彰
中屋敷 進,樫尾 次郎,原川 竹氏,
“リング・ネットワークの分散制御型構成制御方式、特開 P61-187441”
(2)(株)日立製作所 取締役社長表彰 学位授与
中屋敷 進
“ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)に関する研究”
【教育活動等】
学級担任業務
なし
部活動・同好会顧問
なし
担当科目・実験
本科 4 年生
本科 5 年生
専攻科 1 年生
専攻科 2 年生
情報工学概論、電子情報工学英語演習
情報ネットワーク、卒業研究
技術者倫理、特別実験
システムデザイン論、特別実験、科学技術史、特別研究
公開講座・出前実験等
なし
社会活動等
なし
【研究活動等】
専門分野
情報ネットワーク学、システムデザイン論
所属学会・協会
情報処理学会 会員
電子情報通信学会 会員
IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers) 会員
itSMF(IT Service Management Forum) 会員
BCAO(特定非営利活動法人事業継続推進機構) 会員
研究テーマ
ネットワークのトポロジーと信頼性に関する研究
ネットワーク・システムにおける媒体共有通信プロトコルの研究(特に Layer 2)
システムのライフサイクルモデル可視化に関する研究
情報サービス提供における SLM モデル及び管理方法に関する研究
社会活動等
なし
【主要な研究教育論文・著書・特許等】
1.学会論文
(1) S. Nakayashiki, J. kashio, T. Harakawa and S. Yamamoto : “ Wrapback and Merging
Reconfiguration Algorithm for A Dual Ring Local Area Network”, Trans. IPSJ(情処論), Vol. 36, No.
2, pp. 470-482, Feb. 1995.
(2) 中屋敷 進,樫尾 次郎,原川 竹氏:“リング再構成機能を持つリング LAN における MAC アド
レス・テスト・プロトコル”,信学論(B-I),Vol.J77-B-I,No.11,pp. 662-673,1994 年 11 月
(3) 中屋敷 進,樫尾 次郎,原川 竹氏:“バイパス及びリング折返し自動構成制御機能を持つリン
グ LAN ワイヤリング・コンセントレータ”,信学論(B-I),Vol.J75-B-I,No.10,pp. 619-629,1992 年
10 月
(4) 中屋敷 進,樫尾 次郎,原川 竹氏:“MAC レベル構成制御によるリング LAN の縮退及び拡
張方式”,信学論(B-I),Vol.J75-B-I,No.2,pp. 87-98,1992 年 2 月
(5) 中屋敷 進,樫尾 次郎,原川 竹氏,和田 宏行:“二重化分散制御トークン・リング LAN の構
成制御方式”,信学論(B-I),Vol.J73-B-I,No.11,pp. 835-844,1990 年 11 月
2.国際講演論文
(1) S. Nakayashiki, J. Kashio, T. Harakawa and S. Yamamoto : “Wrapping and Merging
Reconfiguration Mechanism of A Counter-Rotating Dual Ring”, Proc. of IEEE INFOCOM'89 (IEEE
Conference on Computer Communications), pp.989-997, Ottawa, CA, April, 1989.
(2) S. Nakayashiki, J. Kashio, T. Harakawa, and T. Hashimoto : “Functional Features of A Reliable
Duplex Token Access Loop Network ” , Proc. of IFIP TC6/WG6.4 International In-Depth
Symposium on Local Communication Systems : LAN and PBX, pp.85-97, Toulouse, FR, Nov.,
1986.
(3) K. Yagyu, J. Kashio, S. Nakayashiki, H. Nakase, and M. Kida :“High Throughput Fiber Loop
Network with Effective Detection Mechanism of Lost or Duplicated Token”, Proc. of ICCC'82(6th
International Conference on Computer Communication), pp.496-501, London, UK, Sept., 1982.
3.特許
筆頭発明者として出願の特許についてのみ,以下に掲載致しました。
3.1 日本出願特許(出願順)
#
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
出願日
80.10.20
81.03.25
81.01.14
81.01.14
81.04.03
82.01.29
82.06.12
83.02.16
83.03.07
83.12.21
84.02.08
84.07.06
公開番号
P57-069951
P57-157661
P60-001993
P60-167542
P57-164638
P58-130646
P58-220535
P59-149443
P59-161954
P60-132442
P60-259036
P61-020169
名称
通信網異常情報伝送方法
伝送路切り替え方式
同報通信装置
データ伝送方式
ループ伝送方式
ループ伝送方式
データ伝送方式
ネットワーク・マスター交替方式
ネットワーク管理情報伝送方式
ネットワーク異常箇所探索方式
ネットワーク構成管理方式
素数を用いた措置選択方式
発明者
中屋敷
中屋敷
中屋敷
中屋敷
中屋敷
中屋敷
中屋敷
中屋敷
中屋敷
中屋敷
中屋敷
中屋敷
進,他 3 名
進,他 2 名
進,他 4 名
進,他 4 名
進,他 4 名
進,他 4 名
進,他 3 名
進,他 3 名
進,他 2 名
進,他 3 名
進,他 1 名
進
13.
14.
15.
16.
17.
18.
19.
20.
21.
22.
23.
24.
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26.
27.
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30.
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32.
33.
34.
35.
36.
37.
38.
39.
40.
41.
42.
43.
44.
45.
84.11.26
84.09.05
84.10.03
84.07.13
85.02.22
85.02.22
85.04.17
85.04.26
85.04.26
85.10.18
85.02.15
85.02.15
85.02.15
85.02.15
85.04.12
85.04.17
85.07.01
85.07.19
86.01.22
86.05.02
86.06.16
86.07.18
87.07.10
87.12.18
88.04.28
89.03.08
89.03.03
89.02.15
90.02.14
91.09.03
94.05.17
95.10.11
10.2.1
46.
11.7.28
47.
11.7.28
P61-127246 ネットワーク障害箇所局所化方式
中屋敷 進,他 3 名
P61-063134 ネットワーク・アドレス管理方式
中屋敷 進,他 1 名
P61-084935 ステーション認識方式
中屋敷 進,他 1 名
P61-025364 局所ネットワーク間通信方法
中屋敷 進,他 2 名
P61-193533 ステーション認識方式
中屋敷 進,他 1 名
P61-193535 ネットワーク保守アドレス操作方法
中屋敷 進,他 2 名
P61-239745 ネットワーク構成制御方法
中屋敷 進,他 1 名
P61-248638 ネットワーク・アドレス異常検出方式
中屋敷 進,他 2 名
P61-248639 伝送路障害復旧監視方法
中屋敷 進,他 1 名
P62-092637 同報通信方法
中屋敷 進,他 1 名
P61-187443 ステーションの動作同期方法
中屋敷 進,他 2 名
P61-187441 リング・ネットワーク構成制御方法
中屋敷 進,他 2 名
P61-187444 集線装置の診断方法
中屋敷 進,他 3 名
P61-187446 集線装置の診断及び障害切り離し方法中屋敷 進,他 2 名
P61-236247 ネットワーク障害対策方法
中屋敷 進,他 2 名
P61-239744 リング・ネットワーク再構成方式
中屋敷 進,他 1 名
P61-005749 ステーション位置認識方式
中屋敷 進,他 1 名
P62-020445 ステーション接続方法
中屋敷 進,他 4 名
P62-169543 ネットワーク拡張方式
中屋敷 進,他 3 名
P61-258536 リング状ネットワークの構成制御方法 中屋敷 進,他 3 名
P62-295534 局所ネットワーク間の通信方式
中屋敷 進,他 3 名
P63-026050 リング状ネットワークの構成制御方法 中屋敷 進,他 3 名
P01-016145 データ通信ネットワーク
中屋敷 進,他 2 名
P01-161946 ネットワーク拡張方式
中屋敷 進,他 4 名
P01-276850 分散制御ネットワーク主局競合方式
中屋敷 進,他 2 名
P02-234534 ネットワーク仮親局競合方式
中屋敷 進,他 5 名
P02-230840 ネットワーク・アドレスのテスト方法
中屋敷 進,他 4 名
P02-031546 二重アドレスのテスト及び防止方法
中屋敷 進,他 6 名
P02-290347 ネットワークの重複アドレス防止方法 中屋敷 進,他 6 名
P05-064172 映像通信方式及び映像送信装置
中屋敷 進,他 2 名
P06-038102 通信帯域制御方式
中屋敷 進,他 1 名
P07-289271 通信システム
中屋敷 進,他 4 名
特願 2010-020682
運用自動化支援システム
中屋敷 進
特願 2011-165547
運用自動化支援システムにおけるサービスシナリオの遂行統制方式
及びサービスシナリオの遂行統制装置並びにサービスシナリオの遂行統制
方法
中屋敷 進
特願 2011-165548
サービスシナリオにおける作業遂行の支援方式,実行結果の情報共有装置,
及び運用の自動化支援システム
中屋敷 進
3.2 外国出願特許(出願順)
3.2.1 米国に下記 10 件を登録済。
(1)USP#4,495,595(Jan. 22, '85), METHOD AND SYSTEM OF LOOP TRANSMISSION,
S. Nakayashiki, I. Nakada, T. Hashimoto, K. Yagyu, M. Kida
(2)USP#4,506,357(Mar. 19, '85), METHOD AND APPARATUS FOR LOOP
TRANSMISSION LINES,
TYPE
S. Nakayashiki, T. Hashimoto, M. Kida
(3)USP#4,672,607(Jan. 9, '87), LOCAL AREA NETWORK COMMUNICATION SYSTEM,
S. Nakayashiki, J. Kashio, T. Harakawa
(4)USP#4,763,315(Aug. 9, '88), RING COMMUNICATION NETWORK SYSTEM AND A
METHOD FOR CONTROLLING SAME,
S. Nakayashiki, J. Kashio, T. Harakawa, M. Fuse
(5)USP#4,777,330(Oct. 11, '88), NETWORK SYSTEM DIAGNOSIS SYSTEM,
S. Nakayashiki, J. Kashio, T. Harakawa, H. Wada, Y. Bekki, M. Fuse, H. Nakase, O. Ebina
(6)USP#4,815,069(Mar. 21, '89), DATA COMMUNICATION NETWORK SYSTEM AND
RECONFIGURATION CONTROL METHOD,
S. Nakayashiki, J. Kashio, T. Harakawa
(7)USP#4,887,256(Dec. 12, '89), DATA COMMUNICATION NETWORK SYSTEM AND
RECONFIGURATION CONTROL METHOD,
S. Nakayashiki, J. Kashio, T. Harakawa
(8)USP#4,899,142(Feb. 6, '90), RING NETWORK SYSTEM AND CONFIGURATION CONTROL
METHOD,
S. Nakayashiki, J. Kashio, T. Harakawa, M. Yagaga, Y. Bekki
(9)USP#4,984,233(Jan. 8, '91), METHOD AND APPARATUS FOR TESTING STATION
ADDRESS IN NETWORK,
S. Nakayashiki, J. Kashio, H. Matsumura, H. Wada, Y. Sako, F. Matsuura, I. Kaziya
(10)USP#5,023,871(June 11,'91), METHOD OF CONTROLLING THE OPERATION OF
STATIONS IN A RING NETWORK,
S. Nakayashiki,J. Kashio, T. Harakawa
3.2.2 独国,英国,仏国,EPC:欧州域に下記の他計 9 件を出願済。
(1) DEP#3,604,641 (21 Aug. '86), Verfahren zur
Ubertragungsnetzwerk,
S. Nakayashiki, J. Kashio, T. Harakawa, M. Fuse
(日本特許第 2057454 号(特許日 平成 8 年 5 月 23 日))
Steuerung
von
Stationen
in
4.その他(著書、標準化活動等)
4.1 国際標準化活動
研究成果は下記 IEEE802.5 標準仕様に採用されて,IEEE より出版されています。
・IEEE Computer Society, IEEE Std 802.5c-1991 (Supplement to IEEE Std 802.5-1989),
"Recommended Practice for Dual Ring Operation with Wrapback Reconfiguration",
IEEE, Sept. 18, 1991. (ISBN 1-55937-117-X[SH14290]. $22.00)
4.2 著書
・柴田 尚志、林 和伸、中屋敷 進、川上 昌浩、明石 尚之、佐藤 昭規 : “ エンジニアリング
デザイン入門 -技術の創造と倫理の基礎- ”、理工図書、2013 年 11 月
4.3 その他文献
(1) S. Nakayashiki, J. kashio, T. Harakawa and H. Wada : “Wrapback Reconfiguration Mechanism
of A Counter-Rotating Dual Token-Ring”, Electronics and Communications in Japan, Part
1(Communication), Vol.74, No.10, pp. 12-24, Oct. 1991.
(2) S. Nakayashiki, J. kashio and T. Harakawa : “MAC Reconfiguration Mechanism for A Dual Ring
LAN”, Electronics and Communications in Japan, Part 1(Communication), Vol.76, No.3, pp. 42-54,
Mar. 1993.
(3) S. Nakayashiki, J. kashio and T. Harakawa : “A Reconfigurable Wiring Concentrator in
Hierarchical Star with Dual Ring LAN”, Electronics and Communications in Japan, Part
1(Communication), Vol.76, No.11, pp. 23-35, Nov. 1993.
(4) S. Nakayashiki, J. kashio, and T. Harakawa : “MAC Address Test Protocol for A Reconfigurable
Dual Ring LAN”, Electronics and Communications in Japan, Part 1(Communication), Volume 78,
No.10, pp.1-14, Oct. 1995.
【その他の活動】
なし
【外部資金】
なし
【共同研究】
なし
【資格・免許等】
なし