ル カ ・ ド ゥ バ ル グ ギ ド ン ・ ク レ ー メ ル

チャイコフスキー国際コンクールで話題沸騰
ルカ・ドゥバルグ
ギドン・クレーメル
本邦初のデュオ・リサイタル
Duo Recital 2016
︵ヴァイオリン︶
©Kasskara / ECM Records
︵ピアノ︶
Gidon Kremer & Lucas Debargue
©Evgeny Evtyukhov
6/6 [月] 19:00開演(18:30開場)
サントリーホール
「アナザー・ロシア」
Another Russia
ワインベルグ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 op.126(ギドン・クレーメル)
M. Weinberg : Sonata No. 3 for solo violin Op. 126
メトネル:ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 op.5(ルカ・ドゥバルグ)
N. Medtner : Piano sonata No.1 in F minor op. 5
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタト長調 op.134(デュオ)
D. Shostakovich : Sonata for violin and piano in G major, Op. 134
6/7 [火] 19:00開演(18:30開場)
サントリーホール
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタト長調(デュオ)
M. Ravel : Sonata for violin and piano in G major
ラヴェル:夜のガスパール(ルカ・ドゥバルグ)
M. Ravel : Gaspard de la Nuit
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第5番 op.27-5(ギドン・クレーメル)
E. Ysaÿe : Sonata No. 5 for solo violin in G major, Op. 27-5
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(デュオ)
C. Franck : Sonata for violin and piano in A major
※曲目・演奏者が変更になる場合がございます。予めご了承ください。
料金:S
¥10,000 A ¥8,000 B ¥6,000 C ¥4,000(両日とも)
6/6•7セット券:Sセット ¥18,000 Aセット ¥14,000
※セット券はミュージックプラントのみ取り扱い。
※未就学児の入場はお断りしております。
2月20日
(土)
10時発売
開始!
チケット取扱い
ミュージックプラント 03-3466-2258
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
http://suntoryhall.pia.jp/
イープラス eplus.jp
チケットぴあ 0570-02-9999
(Pコード:286-907)t.pia.jp
主催:ミュージックプラント
協力:ユニバーサル ミュージック合同会社 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン ソニー・ミュージックレーベルズ
ご予約・お問い合せ:ミュージックプラント
03-3466-2258 http://www.mplant.co.jp/
TEL/
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
Gidon Kremer
©Bernard Bonnefon
1990年生まれ、11歳でコンピエーニュ音楽院で学び始めたが、
その後ピアノをやめパリ第7大学で理学及び文学の学士号を取得
した。
しかしプロのピアニストになろうと決意しピアノの勉強を
再開した。ボーヴェ音楽院でフィリップ・タンボリーニに師事、
その
後リュエイユ=マルメゾン音楽院で学んだ時、
レナ・シェレシェフ
スカヤ教授との決定的な出会いを果たした。
シェレシェフスカヤ
教授は直ちに彼の優れた才能と偉大な将来を確信し、
ドゥバルグ
を大きな国際コンクールを受ける準備のためにパリのエコール・
ノルマル音楽院の自身のクラスに入学させた。同時に教授とともに
パリ音楽院に入学するための準備もはじめ結果、全会一致で入学。
音楽院ではジャン・フランソワ・ハイザー教授の下で学び、最終的
に2015年にピアノ演奏において学士号を取得した。エコール・
ノルマルで学びながら、
まず2014年にはフランス、
ガイヤールに
て行われるアディリア・アリエヴァ国際ピアノ・コンクールで優勝
した。翌年にはチャイコフスキー国際ピアノ・コンクールに挑戦、
下馬評では優勝候補の筆頭と目されていたが、結果は4位入賞。
しかしモスクワ音楽批評家協会特別賞をただ一人受賞した。
以来、
ソロ・コンサートやゲルギエフやフェドセーエフ、
ギドン・クレーメル
等から著名なオーケストラやアンサンブルの共演者として招かれて
いる。
ドゥバルグは文学、絵画、映画やジャズに関して情熱も持ち、
またあまり知られていない作曲家、ニコライ・メトネル、サムイル・
マイカパルとニコライ・ロスラヴェッツ等、
積極的に紹介している。
クレーメルが新たなパートナーと繰り広げる新世界
Lucas Debargue
ルカ・ドゥバルグ(ピアノ)
©Kasskara / ECM Records
ラトビアのリガ生まれ。4歳より父と祖父よりヴァイオリンの手
ほどきを受ける。7歳でリガの音楽学校へ入学、16歳で早くも国内
の音楽コンクールで優勝。のちにモスクワ音楽院では大ヴァイオリ
ニストであるダヴィッド・オイストラフに師事。また、パガニーニ
国際コンクールやチャイコフスキー国際コンクールでも優勝を
果たす。
1975年にはセンセーショナルな西側デビューを飾った。77年に
ニューヨーク・デビュー、
アメリカでも名声を博した。その後カラ
ヤン、バーンスタイン、
アーノンクール、マゼール等を始めとした
屈指の指揮者と共演。
またシュニトケ、
ペルト、
カンチェリ、
グヴァイ
ドゥーリナ、
シルヴェストロフ、
ピアソラ等数多くの同時代の作曲家
の紹介に努めている。
クレーメルは120枚以上のアルバムを発表しグラミー賞、
ドイツ・
シャルプラッテン賞、エコー賞、日本レコード・アカデミー大賞、
レコードのみならず演奏活動に対してもドレスデンの「グラス
ヒュッテ・オリジナル音楽祭賞」
、
ストックホルムで「ロルフ・ショック
音楽芸術賞」、ベニスにおいて多くの人に音楽のノーベル賞と
目されている「ウナ・ヴィータ・ネッラ∼アルチュール・ルービン
シュタイン賞」
などの国際的な音楽賞を数多く授与されている。
81年には、
ロッケンハウス音楽祭の創設、97年には50歳の誕生
日を機に長年の夢であったバルト三国の若い演奏家を集めた
クレメラータ・バルティカを結成し、世界主要都市での数多くの
演奏会およびCDの制作を行う。
現在、
世界屈指の実力を持つ合奏
団として育て上げた。現在の使用楽器は1641年製ニコロ・アマティ。
2015年のチャイコフスキー国際コンクールは本命と言われていたフランスのルカ・ドゥバルグが4位という結果に甘んじた。ただ、彼の類まれな才能、
圧倒的なテクニックで、モスクワ音楽批評家協会特別賞をただ一人受賞し、アメリカの最大手音楽マネージメントとさっそく契約、
ソニー・クラシカルも
独占契約を結んだ。自身もチャイコフスキー国際コンクールの覇者であるギドン・クレーメルは当初より注目し、
日本公演のパートナーに選んだ。
これまで
アルゲリッチやプレトニョフ、
ツィメルマン、
アファナシエフ等巨匠同士のデュオを多く行ってきたが、近年はダニール・トリフォノフやカティア・ブニアティ
シヴィリらの若い才能にいち早く目を付け共演を重ねている。相変わらず先鋭的に切り込むクレーメルと輝かしい若き才能のぶつかり合いに期待が高まる。