倫理・哲学

授業科目名
担当教員名
倫理・哲学
授業形態
講義
2 単位
履修年次
1年次
授業科目区分
児玉 正幸
単位数
授業の概要
一般科目
(社会・文化・自然科目)
補助担当者名
受け入れ人数
100名程度
【授業の目標】:「幸福(最高善)」の探求。受講期間を通じて、学生たちは「幸福の青い鳥」を探す思想の旅に出発する。
【授業の運営方法】:毎講時、テキストを輪読しながら問題点について師弟が質疑応答を行う、受講生全員参加型の双方向授業。
【学習の効果】:「幸福の青い鳥」を探索する途上、「善(マドンナ)」を求めて「悪(ソドム)」を犯さざるを得ない人間存在の逆説性と「根源悪」
の問題についても、学生たちには熟慮していただく。青春時代の人生観の探求は、将来の社会的生活に必ずや資するであろう。当該授業は、受講生が将
来、社会の一員として身につけるべき、人間、社会、文化に関する教養や態度を涵養する科目である。
成績評価の方法
授業の到達目標
授業の到達目標
及び成績評価の
方 法
授業期間
授業
■認知
的領域
受講生は、「幸福の青い鳥」を探索した先人
の思想的遺産を継承する。
■情意
的領域
「幸福の青い鳥」を探索する途上、「善(マ
ドンナ)」を求めて「悪(ソドム)」を犯さ
ざるを得ない人間存在の逆説性と「根源悪」
の問題についても、学生たちには主体的に熟
慮していただく。
■技能
的領域
受講生は毎講時、レポートを提出することに
より、思考が明晰になるとともに、文章能力
が向上する。
テスト
レポート
発表
定期
試験
その他
割合
%
○
(質問)
13
○
45
○
42
成績評価の基準
成績発行の必要条件は、2/3以上の出席率(出席回数10回以上)。
成績評価の具体的基準は、出席回数×3点(45点満点)+質疑回数×1点(13点満点)+毎講時のレポート提出回数×3点(42点満点)
テキスト、教材
参 考 書
テキスト:児玉正幸著『哲学概論』(授業時間帯貸出)、授業関連資料:必要に応じて配付。
履修条件・
関連科目
備考(教員メッ
セージ含む)
オフィス・アワー
本授業は、問題点について師弟間で質疑応答を行う受講生
全員参加型の双方向授業なので、学習意欲旺盛な受講生の
み受け入れる。
なお、学籍番号順による座席指定制を導入する。
集中講義期間中 研究棟3階 身体思想論武道論実習室
授業計画
回
担当教員名
授業内容
授業時間外の指導等
(予習、復習、レポート等課題の指示)
1
児玉 正幸
授業のガイダンス(授業の概要、目標、成績評価等)
授業関連資料に関する指導
2
〃
哲学とは何か―学生のための哲学の練習問題−作文①
授業関連資料に関する指導
3
〃
根源悪の問題−作文②
授業関連資料に関する指導
4
〃
比類なく美しい魂(1)―「ムイシュキン公爵」と「アリョーシャ」
比類なく美しい魂(2)―「デクノボー」−作文③
授業関連資料に関する指導
5
〃
デクノボー研究(1)―「雨ニモマケズ」入門−作文④
授業関連資料に関する指導
6
〃
デクノボー研究(2)―宮沢賢治の作品と法華経−作文⑤
授業関連資料に関する指導
7
〃
デクノボー研究(3)―宮沢賢治の理想と現実−修羅からデクノボーへ−作文⑥
授業関連資料に関する指導
8
〃
デクノボー研究(4)―宮沢賢治の「修羅」意識に関する研究−現実の「修羅」か
ら理想の「デクノボー」へ−作文⑦
授業関連資料に関する指導
9
〃
モンテーニュの三段階の思想的変遷―初期のストア主義、中期の懐疑主義、後期の
ソクラテス的自然主義−作文⑧
授業関連資料に関する指導
10
〃
人生行路の三段階―ゲーテ『ファウスト』研究−作文⑨
授業関連資料に関する指導
11
〃
茶道の「守・破・離」−作文⑩
授業関連資料に関する指導
12
〃
福沢諭吉の憂国の弁−作文⑪
授業関連資料に関する指導
13
〃
福沢諭吉の「瘠我慢」考−作文⑫
授業関連資料に関する指導
14
〃
福沢諭吉と勝海舟−作文⑬
授業関連資料に関する指導
15
〃
明治武士道対戦国武士道−作文⑭
授業関連資料に関する指導