お知らせ（経済同時）平成２８年１１月２５日京都市産業観光局（観光 MICE 推進室 746-2255）公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー（担当：国際観光コンベンション部電話：212-4145）海外メディア取材支援事業で大きな成果!! 海外メディア取材支援事業で大きな成果!! ～米国～米国大手カード会社の最大手カード会社の最上級会員向け雑誌で上級会員向け雑誌で 30 ページの京都特集など～京都市及び（公財）京都文化交流コンベンションビューロー（以下「ＫＣＶＢ」という。）では，京都への外国人観光客誘客の取組みの一環として，海外メディアの取材支援に取り組んでいます。この度，米国の大手カード会社が最上級会員に向けて約１３０万部発行するライフスタイル誌で大々的に京都特集が組まれる等，大きな成果がありましたのでお知らせします。こうしたメディア支援の成果は，世界における京都の認知度やブランド力の向上，ひいては，世界的に権威の高い旅行誌における評価にもつながっていると考えられます。今後も，引き続き質の高い京都の魅力を発信し，海外からの誘客に取り組んでまいります。記１米国大手カード会員向け雑誌「Departures（デパーチャーズ）」への記事掲載平成２７年度補正予算も一部活用し，本年１月より，数か月間に渡って取材支援を行った同誌において，２０１６年１０月号の日本特集内で，約３０ページにわたり京都が掲載されました。同誌はクレジットカードのアメリカン・エキスプレスの最上級会員のみに配布されるライフスタイル誌であり，広告価値換算額としては３億円を超えるものです。富裕層向け雑誌における過去最大の露出となりました。２米国大手旅行雑誌「National Geographic Traveler（ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー）」への記事掲載（別紙）日本政府観光局（ＪＮＴＯ）ニューヨーク事務所が同誌と共同で写真コンテストを開催し，応募作品３万８，０００件の中から，京都・錦市場で撮影された写真が優勝作品に選ばれました。コンテストの優勝者には日本旅行（東京・京都）が贈呈され，様々な日本文化を体験いただきました。なお，京都訪問については，ＫＣＶＢにて旅行手配の協力及び取材支援を行い，当旅行の様子は２０１７年２，３月号において掲載される予定です。（参考）１ Departures（デパーチャーズ）とはクレジットカードのアメリカン・エキスプレスの最上級会員に約１３０万部配布されるライフスタイル誌。代表的な旅行雑誌の中で発行部数が最多。アメリカ全土の富裕層をカバーしており，食，文化，観光地，ホテルなどの情報，特に旅行先での文化体験などについて，富裕層向けの情報を取り揃えて掲載。２ National Geographic Traveler（ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー）とは米国の一般消費者向けに約６０万部発行される大手旅行雑誌。一般的な富裕層向け旅行雑誌と比較すると，自然やアウトドア，歴史，文化，アドベンチャー，ウィンタースポーツ，世界遺産，教育旅行といったジャンルに力を入れている。旅行経験が豊富で文化に強い興味を持ついわゆるＳＩＴ（スペシャル・インタレスト・ツアー）層やその多くが属する富裕層，更には中間所得層の一部まで幅広くカバー。３世界的に権威の高い旅行誌における評価（１）Travel + Leisure（トラベル・アンド・レジャー）誌の読者投票ランキング１００万部近い売り上げを誇る富裕層向け月刊旅行誌である同誌の，世界の人気都市を決める読者投票「ワールドベストシティ」ランキングで，京都は２０１４年，２０１５年と２年連続で１位となった。更に，２０１６年も１０位以内（６位）に選ばれ，５年連続ベスト１０にランクインしている。（２）Condé Nast Traveler（コンデ・ナスト・トラベラー）誌の読者投票ランキング高所得の読者層をターゲットに月刊８０万部を発行する同誌の，世界で最も魅力的な都市を決める読者投票「The Best Cities in the World」において，２０１６年，京都が２位にランクインした。昨年，初めて世界のトップ１０入りし（９位），今回過去最高の順位となった。 2016 年 10 月 6 日日本政府観光局(JNTO)ニューヨーク事務所「Discover Japan フォトコンテスト」優勝作品決定！数多くの応募から米国人の目線で見た日本の魅力を伝える一枚を選定日本政府観光局（JNTO）ニューヨーク事務所は、世界的な富裕層向け旅行雑誌「National Geographic Traveler（以下、NGT）」と共同で全米を対象とした大規模なフォトコンテストを 2016 年 8 月 1 日（月）～8 月 31 日（水）の期間で実施し、3 万 8 千件を超える多数の応募をいただきました。 NGT の審査員による厳格な審査の結果、オハイオ州クリーブランド在住のアンドリュー･ジンガー氏の写真『Vendors cleaning marrons at the Nishiki Market』が優勝作品に選ばれました。（URL: http://www.nationalgeographic.com/discoverjapancontest/ ）一枚の写真に込められた日本の魅力と米国人の「現地目線」受賞したジンガー氏によると、この写真は京都の錦市場を訪問した際に撮影したものであり、代々受け継がれる技術、豊かな伝統、日本人の勤勉性や忍耐強さといった様々な日本の文化的側面が含まれた一枚とのことです。日本人でも気付かないごく日常の光景の中に見え隠れする日本の多様で深い魅力を、米国人旅行者の目線で「再発見」した写真と言えます。優勝作品を通して、日本の豊かな自然･文化や最先端の技術、ポップカルチャーのみならず、日本人の普段の生活の積み重ねの中で生まれた何気ない光景が米国人の目には新鮮に映ること、また、そこから多様な日本文化を驚くほど正確に感じ取っていることが改めて実感されるとともに、こうした米国人からの視点は、日本の魅力を今後様々なチャネルで発信する際においても参考になるものと考えられます。なお、優勝作品に選定されたジンガー氏には、政府機関である JNTO から『JNTO 完全手配』による体験型の訪日旅行を賞品として提供し、この訪日旅行体験の内容を米国内のメディアへ露出することで、訪日観光魅力のさらなる拡散を狙います。今回のフォトコンテストを契機に、多くの米国人の方々に日本の魅力を多様な視点で発信頂くとともに、優勝作品を通して把握することができた米国人が見る日本の魅力を今後のプロモーション事業に活かすことで、一層の訪日観光需要を喚起いたします。「Discover Japan フォトコンテスト」概要応募方法：Instagram 上で、応募者が撮影した「日本関連」の写真をハッシュタグ #DiscoverJapanContest をつけて投稿応募資格：18 歳以上のアメリカ合衆国合法居住者期間：2016 年 8 月 1 日（月）～8 月 31 日（水）事業主催：日本政府観光局ニューヨーク事務所 http://us.jnto.go.jp/ 【Discover Japan フォトコンテスト優勝作品】撮影者：アンドリュー･ジンガー氏作品名：Vendors cleaning marrons at the Nishiki Market 撮影場所：京都滞在中に訪れた錦市場において撮影（2016 年 5 月）【JNTO 提供体験型訪日旅行日程(予定)】 1 日目：米国出発（11 月上旬を予定） 2 日目：京都到着 3 日目：懐石料理店での仕込み体験や舞妓との豪華夕食を堪能・座禅体験 4 日目：京都市内での寺社仏閣等の特別拝観や高級旅館宿泊体験 5 日目：東京都内で皇居･浅草等の視察や専用ヘリコプターでの夜景観賞 6 日目：「星のや東京」提供による盆栽体験 7 日目：帰国【日本政府観光局（JNTO）とは】日本政府観光局（JNTO：Japan National Tourism Organization）は、東京オリンピックが開催された 1964 年、我が国の政府観光局として設立された後、50 年以上にわたって訪日外国人旅行者の誘致に取り組んできた日本の公的機関。主要な市場に 14 の海外事務所を設置し外国人旅行者の誘致活動を行っている。【National Geographic Traveler(ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー)誌とは】世界で 16 のローカル版を発行し全世界に 900 万人以上の読者を持つ人気旅行雑誌。文化的観点から冒険・探検をテーマに世界各地の魅力を発信している。米国での発行部数は 615,000 部、読者の平均世帯年収は約 8 万 8000 ドル（約 900 万円）。世界中で収められた数々の素晴らしい写真を配信している NGT の Instagram アカウントはフォロワー数 1,280 万人（2016 年 10 月 5 日時点）。北米富裕層をターゲットとした米国有名旅行雑誌の一つであり、他には「Travel + Leisure (トラベル・アンド・レジャー)誌」や「Condé Nast Traveler (コンデ・ナスト・トラベラー)誌」などがある。【本件に関するお問合せ】 JNTO ニューヨーク事務所立花 Email： [email protected]