請願・陳情文書表(PDF:534KB)

平成28年9月伊那市議会定例会 請願・陳情文書表
平成28年9月5日
番 号
件
名
提
出
者
付託委員会
臨時国会で拙速にTPP協定を批
准しないこと、情報開示の徹底、持 上伊那農業協同組合
39-1 続可能な農業経営の実現に向けた 代表理事組合長
御子柴 茂樹
農業政策の確立を求める陳情
経済建設委員会
(陳情)
臨時国会でTPP協定を批准しな 上伊那農民組合
39-2
代表 竹上 一彦
いことを求める陳情(陳情)
経済建設委員会
原子力発電所の再稼動を中止する 竜援塾
代表 中川 賢俊
よう政府に求める陳情(陳情)
総務文教委員会
39-3
中国共産党政府による法輪功迫害
NPO法人
の停止と、臓器の強制摘出の停止の 日本法輪大法学会
39-4
ため、日本政府の正義の行動を求め 長野事務局
代表 佐々木 樹里
る意見書に係る陳情(陳情)
総務文教委員会
紹 介 議 員
( 3 9 - 1 ) 臨 時 国 会 で 拙速 に T P P 協 定 を 批准 し な い こ と 、 情 報開 示 の 徹 底 、
持 続 可能 な 農 業 経 営 の 実 現に 向 け た 農 業 政 策 の確 立 を 求 め る 陳 情
( 陳 情)
T PP は 農 業 の み な ら ず、 国 民 の 「 食 」 と 「い の ち 」 と 「 く ら し」 に 大 き な 影
響 を 及ぼ し 、 国 家 の 主 権 をも 揺 る が し か ね な い極 め て 重 大 な 問 題 で す 。
我 々は こ れ ま で 、 T P Pに 関 す る 情 報 開 示 の徹 底 と 国 会 決 議 の 実現 を 強 く 求 め
る 運 動を 展 開 し て ま い り まし た 。
し か しな が ら 、 T P P 交 渉は 昨 年 1 0 月 の 大 筋合 意 で 、 農 林 水 産 物の 約 8 割 、
重 要 5品 目 の 約 3 割 が 関 税撤 廃 さ れ る な ど 、 国会 決 議 を 大 き く 逸 脱し て お り 断 じ
て 容 認す る こ と は で き ま せん 。 さ ら に 、 第 1 90 回 国 会 で 交 渉 経 過や 合 意 内 容 が
審 議 され ま し た が 、 議 論 は一 向 に 深 ま ら な い まま で し た 。
ま た、 T P P 協 定 発 効 に必 要 な ア メ リ カ で の批 准 に お い て も 、 民主 ・ 共 和 両 党
の 大 統領 候 補 が 共 に T P Pに 反 対 し て お り 、 先行 き は 極 め て 不 透 明で す 。
こ のよ う な 中 、 政 府 は 、国 民 の T P P に 対 する 懸 念 を 払 拭 す る ため に 、 国 会 の
審 議 にお い て は 十 分 な 情 報開 示 と 明 確 な 説 明 を行 い 、 生 産 者 が 安 心し て 農 業 が 営
め る よう な 、 将 来 を 見 据 えた 中 長 期 的 な 農 業 政策 を 確 立 す べ き で あり 、 審 議 が 深
ま ら ない ま ま 日 本 だ け が 拙速 に 批 准 す る 必 要 はま っ た く あ り ま せ ん 。
以 上の こ と か ら 、 貴 議 会に お か れ ま し て は 、 下 記 事 項 が 実 現 さ れま す よ う 、 国
及 び 関係 機 関 に 対 し て 意 見書 を 提 出 し て い た だき た く 、 こ こ に 陳 情 い た し ま す 。
記
1
政府 は 、 T P P 特 別 委員 会 等 に お け る T PP 協 定 承 認 案 及 び TP P 関 連 法 案
の 国 会審 議 に お い て 、 十 分な 情 報 開 示 と 明 確 な説 明 に よ り 審 議 を 進め る こ と 。
ま た 、大 筋 合 意 の 内 容 や 影響 、 国 会 決 議 と の 整合 性 等 に つ い て 国 民の T P P に
対 す る不 安 や 懸 念 が 払 拭 され な い 限 り 、 臨 時 国会 に お い て 拙 速 な 国会 批 准 を 行
わ な いこ と 。
2
政府 は 、 T P P 大 筋 合意 に よ る 農 林 水 産 物へ の 影 響 に 対 し 、 生産 者 が 安 心 し
て 農 業を 営 め る よ う 、 将 来を 見 据 え た 中 長 期 的、 恒 久 的 な 農 業 農 村政 策 を 法 制
化 す るこ と 。
( 3 9 - 2 ) 臨 時 国 会 で TP P 協 定 を 批 准 し ない こ と を 求 め る 陳 情 ( 陳 情 )
T PP 協 定 と は 、 例 え るな ら 「 動 物 園 の オ リを す べ て 撤 去 す る 」 よ う な も の で
す 。 ライ オ ン や ト ラ に 小 さな 草 食 動 物 は 食 べ られ て し ま う で し ょ う 。 国 際 社 会 に
は 、 立場 の 弱 い 国 ・ 弱 い 地方 ・ 中 小 業 者 ・ 個 人の 経 営 や く ら し ・ 命を 守 る た め の
様 々 な関 税 や ル ー ル 、 法 律が あ り ま す 。 そ れ らを す べ て 無 く し て しま う の が T P
P で す。 オ リ の な い 動 物 園と 同 じ よ う に 、 立 場の 弱 い 者 は 、 経 済 的強 者 で あ る 巨
大 な 多国 籍 企 業 に 負 け て いき ま す 。
先 の 通常 国 会 で は 、 交 渉 過程 を 示 し た 資 料 は 黒塗 り で 、 国 民 へ の 説明 も 情 報 公
開 も 十分 で は あ り ま せ ん でし た 。
審 議 でも 、 ① T P P 協 定 には 関 税 の 撤 廃 ・ 削 減を し な い 「 除 外 」 規定 が 一 切 存
在 し ない こ と 、 ② 付 属 書 で、 日 本 だ け が 農 産 物輸 出 大 国 5 カ 国 と の間 で さ ら な る
関 税 撤廃 に 向 け た 見 直 し 協議 を 特 別 に 義 務 付 けら れ て い る こ と 、 ③一 切 手 を 付 け
さ せ なか っ た と い う 1 5 5 の 細 目 も 、 品 目 で 見れ ば 「 無 傷 」 の も のは た だ の 一 つ
も な いと い う 事 実 が 明 ら かに な り ま し た 。
こ れ らの 内 容 が 「 農 林 水 産分 野 の 重 要 五 品 目 など の 聖 域 の 確 保 を 最優 先 し 、 そ
れ が 確保 で き な い と 判 断 した 場 合 は 、 脱 退 も 辞さ な い も の と す る こと 」 と し た 国
会 決 議に 違 反 し て い る こ とは 明 ら か で す 。
ま た 、T P P 1 2 カ 国 で 国内 手 続 き が 完 了 し てい る 国 は ひ と つ も あり ま せ ん 。
特 に TP P 協 定 の 発 効 に はア メ リ カ の 批 准 が 必須 で す が 、 ア メ リ カの 動 向 は 、 両
大 統 領候 補 が T P P 反 対 を表 明 す る な ど 、 ま すま す 混 迷 を 深 め て おり 、 T P P の
発 効 自体 、 危 ぶ ま れ て い ます 。 こ の よ う な 中 で日 本 が 先 ん じ て 批 准す る 必 要 は あ
り ま せん 。
以 上の こ と か ら 、 貴 議 会に お か れ ま し て は 、 下 記 事 項 が 実 現 さ れま す よ う 国 及
び 関 係 機 関 に 対 し て 意 見 書を 提 出 し て い た だ きた く 、 こ こ に 陳 情 いた し ま す 。
記
1
政府 は 、 T P P 協 定 の議 論 と 情 報 公 開 を 十分 に 行 う こ と 。
2
臨時 国 会 で 拙 速 な T PP 協 定 の 批 准 は 行 なわ な い こ と 。
( 3 9 - 3 ) 原 子 力 発 電 所の 再 稼 動 を 中 止 す るよ う 政 府 に 求 め る 陳情 ( 陳 情 )
大 半の 原 発 が 停 止 し て いる こ の 夏 、 電 力 の 予備 率 は 必 要 量 の 3 倍も あ り 、 政 府
は 産 業界 へ の 節 電 要 請 を 見送 り ま し た 。
と ころ が 安 倍 内 閣 は 、 原発 を 「 重 要 な 電 源 とし て 再 稼 働 を 進 め る」 こ と を
2 0 14 年 4 月 に 閣 議 決 定し 、 現 有 す る 過 半 数の 原 発 を 再 稼 働 さ せよ う と し て い
ます。
し かし 、 原 発 か ら あ ふ れ出 す 高 レ ベ ル 放 射 性廃 棄 物 の 最 終 処 分 方針 は 全 く 定 ま
っ て おら ず 、 各 原 発 の プ ール に 貯 蔵 さ れ た 使 用済 み 核 燃 料 は 、 再 稼働 す れ ば あ と
数 年 で満 杯 に な っ て し ま いま す 。
日 本の 科 学 者 を 代 表 す る日 本 学 術 会 議 は 、 処分 問 題 に 進 展 が な いま ま 再 稼 働 を
進 め る国 の 姿 勢 を 「 将 来 世代 に 対 す る 無 責 任 」と 批 判 し て い ま す 。
ま た「 収 束 」 し 「 管 理 」さ れ て い る は ず の 福島 原 発 事 故 は 、 汚 染水 の 対 策 も 事
故 の 原因 究 明 も 終 わ っ て いな い の で す 。 と こ ろが 政 府 や 原 子 力 規 制委 員 会 は 、 東
日 本 大震 災 以 後 懸 念 の 高 まる 火 山 活 動 の 危 険 を過 小 評 価 し 、 避 難 計画 も 策 定 さ れ
て い ない 中 で 原 発 を 再 稼 働さ せ て い ま す 。 そ の姿 勢 は あ い か わ ら ず「 安 全 神 話 」
に 浸 りき っ た も の と 言 わ ざる を え ま せ ん 。
再 稼 働し た 5 基 の う ち 、 福井 県 の 高 浜 原 発 2 基は 司 法 判 断 で 運 転 差し 止 め と な
り 、 川内 原 発 2 基 に つ い ても 、 鹿 児 島 県 民 は 7月 に 「 停 止 ・ 点 検 」を 求 め る 三 反
園 氏 を新 知 事 に 選 び ま し た。 住 民 の 強 い 疑 念 を反 映 し た も の で す 。
以 上の こ と か ら 、 貴 議 会に お か れ ま し て は 、 下 記 事 項 が 実 現 さ れま す よ う 国 及
び 関 係 機 関 に 対 し て 意 見 書を 提 出 し て い た だ きた く 、 こ こ に 陳 情 いた し ま す 。
記
1
高レ ベ ル 放 射 性 廃 棄 物の 処 分 方 針 も 決 ま らず 、 原 発 事 故 の 対 策や 原 因 究 明 も
進 ま ず、 住 民 の 間 で 安 全 性が 強 く 懸 念 さ れ て いる 原 子 力 発 電 所 の 再稼 働 を 中 止 す
る こ と。
( 3 9 - 4 ) 中 国 共 産 党 政府 に よ る 法 輪 功 迫 害の 停 止 と 、 臓 器 の 強制 摘 出 の 停 止
の た め、 日 本 政 府 の 正 義 の行 動 を 求 め る 意 見 書に 係 る 陳 情 ( 陳 情 )
中 国の 伝 統 的 な 気 功 修 煉法 ・ 法 輪 功 ( フ ァ ルン ゴ ン ) は 、 心 の 修養 を 重 ん じ 、
道 徳 心の 向 上 を 求 め る こ とか ら 、 個 人 の 健 康 だけ で な く 、 社 会 風 紀の 改 善 に も 良
い 作 用を も た ら し て お り 、 1 9 9 8 年 に は 、 中国 公 安 部 の 統 計 で 中国 国 内 だ け で
7 千 万か ら 1 億 人 の 愛 好 者が い ま し た 。 法 輪 功は 組 織 性 も 政 治 的 活動 も な く 、 全
く の 個人 修 煉 で す が 、 当 時の 共 産 党 員 数 を 上 回る 愛 好 者 の 数 に 恐 れを 感 じ た 江 沢
民元国家主席は、1999年7月、法輪功に対して不当な大弾圧を発動しました。
以 来、 数 十 万 人 の 法 輪 功愛 好 者 が 違 法 監 禁 、強 制 労 働 、 残 酷 な 拷問 、 性 的 暴 行
等 、 あり と あ ら ゆ る 迫 害 を受 け て い ま す 。
な かで も 最 も 残 酷 な 迫 害は 、 生 き て い る 人 間か ら 臓 器 を 強 制 摘 出し 売 買 す る こ
と で 、そ の 主 た る 対 象 が 法輪 功 愛 好 者 で す 。 その 実 態 は 、 カ ナ ダ の元 国 会 議 員 と
人 権 弁護 士 が 、 詳 細 な 調 査を 経 て 2 0 0 6 年 にカ ナ ダ 政 府 に 提 出 した 報 告 書 に よ
っ て 明ら か と な り 、 そ の 後の 調 査 で 、 臓 器 の 強制 摘 出 が 中 国 国 内 で今 な お 行 わ れ
て い るこ と が 判 明 し て い ます 。
中 国共 産 党 政 府 に よ る これ ら の 悪 行 は 、 決 し て 容 認 す る こ と の でき な い 深 刻 な
人 権 犯罪 で あ り 、 米 国 、 欧州 議 会 等 海 外 諸 国 では そ れ を 強 く 非 難 する 議 案 が 可 決
さ れ てお り 、 我 が 国 も 一 刻も 早 く 正 義 の 行 動 を起 こ す こ と が 求 め られ て い ま す 。
ま た、 日 本 国 民 を 中 国 共産 党 政 府 の 人 権 犯 罪の 共 犯 者 に さ せ な いた め に 、 日 本
国 民 が臓 器 移 植 の 目 的 で 中国 に 渡 航 す る こ と を禁 止 す べ き で す 。
さ らに は 、 駐 日 中 国 大 使館 の 公 式 ホ ー ム ペ ージ に 法 輪 功 を 誹 膀 中傷 す る 文 章 を
掲 載 する な ど 、 駐 日 中 国 公館 に よ る 法 輪 功 に 対す る 誹 膀 中 傷 ・ 妨 害が こ こ 日 本 に
お い て公 然 と 行 わ れ て お り、 こ の よ う な 行 為 は決 し て 許 さ れ る も の で は あ り ま せ
ん。
以 上の こ と か ら 、 貴 議 会に お か れ ま し て は 、 下 記 事 項 が 実 現 さ れま す よ う 国 及
び 関 係 機 関 に 対 し て 意 見 書を 提 出 し て い た だ きた く 、 こ こ に 陳 情 いた し ま す 。
記
1
中国 共 産 党 政 府 に よ る法 輪 功 愛 好 者 に 対 する 身 体 拘 束 と 拷 問 、 並 び に 法 輪 功
愛 好 者及 び そ の 他 の 良 心 の囚 人 か ら の 臓 器 強 制摘 出 を 公 に 非 難 す ると と も に 、
即 時 停止 す る よ う 中 国 政 府に 求 め る こ と 。
2
日本 国 民 を 中 国 共 産 党政 府 の 人 権 犯 罪 の 共犯 者 に さ せ な い た めに 、 日 本 国 民
が 臓 器移 植 の 目 的 で 中 国 に渡 航 す る こ と を 禁 止す べ く 、 必 要 な 法 整備 を 行 う こ
と。
3
日 本 国 内 に お い て 、 駐日 中 国 公 館 に よ る 法輪 功 に 対 す る 誹 誇 中傷 ・ 妨 害 を 即
時 停 止す る よ う 、 駐 日 中 国公 館 な ら び に 中 国 政府 に 求 め る こ と 。