会議録 - 丸亀市

平成 27 年度 第 2 回 丸 亀 市 産 業 振 興 推 進 会 議 会 議 録
日 時
平成 27 年 10 月 30 日(金)午後 2 時 00 分~午後 4 時 12 分
場 所
丸亀市役所本館 2 階 第 3 会議室
(丸亀市産業振興推進会議委員)
池田 卓也、大倉 貴裕、岡 千枝、岡田 知弘、香川 信久、北角 幸弘
河野 幾人、後藤 豊、進藤 節子、杉尾 英美、善勝 光一、武井 壽紀
西川 平二、西川 正則、檜垣 香奈江、藤井 満美、真鍋 有紀子
三谷 順子、三野 智基、宮武 利夫、矢野 俊郎、山崎 純一
審議会委員 24 名中、以上 22 名出席
出席者
(敬称略:五十音順)
(丸亀市産業振興推進会議事務局)
産業振興課 林課長、平尾副課長、高山担当長、萬城主任
文化観光課 谷渕課長
農林水産課 小橋課長、村山主査、野村主事
(丸亀市産業振興推進会議委員)
欠席者
下風 いつき、真鍋 志朗
以上 2 名欠席(敬称略:五十音順)
傍聴者
議 題
無
⑴
丸亀市産業振興計画とこれまでの経緯について
⑵
重点テーマに基づく事業について(産業振興事業管理表)
⑶
丸亀市産業振興推進会議の運営方針について
会
議 の 概 要
(事務局)
定刻がまいりましたので、ただ今から丸亀市産業振興推進会議を開催いたします。
本日の資料は、事前に送付しております「会議次第」、「委員名簿」
、
「産業振興事業管理表」
です。
まず、委員の皆様に委嘱状を交付します。時間の関係上、皆様を代表いたしまして、大倉 貴
裕様に交付いたします。
(副市長より委嘱状交付)
(事務局)
他の委員の皆様につきましては、机の上に委嘱状を置いていますのでご確認願います。
続きまして、德田副市長より挨拶申し上げます。
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(副市長より挨拶)
(事務局)
ありがとうございました。なお、副市長におきましては公務のためここで退席いたします。
続きまして、会の成立についてでございますが、現時点で委員 24 名中 21 名のご出席をいた
だいております。このため、丸亀市産業振興条例施行規則第 3 条第 2 項により委員の半数以上
の出席があることから、本日の会議は成立していることをご報告いたします。
続きまして、委員紹介でございますが、今回新しく委員になったということで一人ずつ簡単
に自己紹介していただければと思います。
(各委員自己紹介)
(事務局)
ありがとうございました。それでは、事務局についても簡単に自己紹介させていただきます。
(事務局自己紹介)
(事務局)
続きまして、会長、副会長の選任を行いたいと思います。丸亀市産業振興条例施行規則第 2
条の規定により互選となっております。ご意見がありましたらお願いします。
(複数の委員より事務局の案があれば、それを示してほしいとの意見あり。)
(事務局)
それでは、事務局の案として、会長に岡田委員、副会長に杉尾委員を提案させていただきま
すが、ご承諾いただけますでしょうか。
(異議なし、満場一致の拍手)
(事務局)
ありがとうございました。それでは、会長及び副会長につきましては事務局案で承認といた
します。岡田会長、杉尾副会長、前の席に移動をお願いします。
(岡田会長、杉尾副会長
席を移動)
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(事務局)
では、岡田会長、杉尾副会長、一言ご挨拶をお願いします。
(岡田会長、杉尾副会長
挨拶)
(事務局)
それでは、これからの進行につきましては、丸亀市産業振興条例施行規則第 3 条第 2 項の規
定により会長に進めていただきたいと思います。
なお、議事録を作成いたしますので、発言はマイクを通してお願いします。議事録につきま
しては、後日皆様に送付させていただきます。
それでは、岡田会長よろしくお願いします。
(岡田会長)
それでは、議事次第に沿って進めてまいりたいと思います。まず、議事 1「丸亀市産業振興
計画とこれまでの経緯について」事務局より説明をお願いします。
(事務局より説明)
(岡田会長)
ありがとうございました。新しい委員になられた方に、この産業振興推進会議がどのような
ものなのか、また、産業振興計画とはどのようなものなのかをあらかじめ知っていただきたい
ということで説明がありました。補足説明としては、第 1 期では産業振興計画を作成するとい
う作業が主なものでした。第 2 期では計画をどのように進行していくのかや、企業ニーズ調査
を行うなど、より工夫をこらして計画をどう進めるのかが主なものでした。これを受けて、第
3 期では、進行にあわせて、次期計画作成のための見直しや地方創生戦略ビジョンとのすり合
わせが必要になってくると思われます。
今の説明について質問などありましたらお願いします。
質問がないようですので、議事 2「重点テーマに基づく事業について」事務局より説明をお
願いします。
(事務局より説明)
(岡田会長)
ありがとうございました。事務局より一連の進捗状況が報告されましたが、この報告は年次
計画の中間報告との位置づけです。ご質問やご提案がありましたらよろしくお願いします。ま
た、議事録を作成するため、マイクでお名前を言っていただいてから発言をお願いします。
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(山崎委員)
5 ページの商工業新産業のところで、セミナーについてですがよろず拠点と連携して今年度
中に行うということですよね?その際にアンケートをとる予定はありますか?要望としてア
ンケートをとり、セミナーの評価と要望を聞いていただければと思います。
(武井委員)
よろずのセミナーでは山崎委員が言われるアンケートをとっております。その他ご意見がご
ざいましたらお願いします。
(山崎委員)
ありがとうございます。それでは、そのアンケートの内容をこの会議にフィードバックする
ことは可能でしょうか。
(武井委員)
可能です。また、かがわ産業支援財団から丸亀市に対して提供いたします。
(山崎委員)
ありがとうございます。次によろず拠点のサテライトについてですが、相談にこられている
企業の業種、規模、相談内容等を履歴で残されていますか?
(武井委員)
丸亀サテライトのみを履歴で残しているわけではありませんが、全体の中からピックアップ
すればあると思います。
(山崎委員)
よろず拠点の丸亀サテライトについても、どのような企業をサポートしているのか履歴があ
れば、それを参考にしながら会議を進めればと思いますので、先ほどのアンケートと同様に会
議に提示していただければと思います。
(武井委員)
サテライトにつきましては、丸亀市以外でも行っていますが、その内容について、随時開催
場所である市と協議しておりますので、データについても市に提供させていただきます。
(山崎委員)
それでは、提供されたデータなどを市のほうで資料として作成し、会議にフィードバックし
ていただくというのでよろしいでしょうか。
(事務局)
はい、かがわ産業支援財団から提供されたデータを資料として、会議のフィードバックして
まいります。
(山崎委員)
データの分析については、かがわ産業支援財団に負担をかけるのではなく、市のほうで分析
する必要があると思います。
(武井委員)
また、データの方を市へ提供するとともに、今後どうするかについては、市と協議します。
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(山崎委員)
よろしくお願いします。
(岡田会長)
固有名詞等は除いた形で、共有できる範囲でよろしくお願いします。
(西川委員)
同じような話ですが、市でも企業ニーズ調査を行っていますので、これも共有できる範囲で
会議にデータをフィードバックすれば参考になると思われますのでそちらもよろしくお願い
します。
(岡田会長)
企業訪問専門員の方の訪問データということですが、そちらも工夫をしてフィードバックで
きるようにお願いします。
他、意見はありませんか?
進行管理のシートについては、前回の意見を踏まえて工夫はされているようですが、年度が
終わった段階でもうひとつ新しく進捗度がわかる表記の仕方についても工夫していただけれ
ばと思います。
他、ありませんか?
それでは、年度末の結果をみて、その際にご意見を頂戴できればと思います。
今までは、短期のルーティーンについての話でしたが、今度は、この第 3 期の運営方針につ
いてご議論をいただきたいということで資料が配布されています。この件について、事務局よ
り提案をお願いします。
(事務局より説明)
(岡田会長)
第 3 期で何を議論していくか、また、計画改定に伴い何が必要となっていくのかということ
と、専門部会でどう検討していくかということだと思いますが、いかがでしょうか。
(山崎委員)
次期振興計画とは、30 年度からでよろしいでしょうか?現計画では、平成 27 年度までが計
画のスケジュールに入っていますが、28 年度、29 年度はこの延長になるという認識でよろし
いでしょうか。
(事務局)
現計画では、基本的に継続と考えております。ただ、計画策定から 3 年ほど経過しておりま
すので、現行とあわないようであれば、途中で変更も考えております。
(山崎委員)
ということは、現行計画を改定するという可能性もあるということですね?30 年度からの
計画を考えていくということと、現計画を途中で改定するということでは、作業内容にちがい
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が出てくると思われるので、そのあたりはどうでしょうか?
(事務局)
現計画は 25 年度から 29 年度までということで、30 年度からは新しい計画が必要になりま
す。このため、先ほど申し上げたようなスケジュールを考えております。年度途中に変更する
ことにつきましては、必要な部分だけを変更するため、次期計画を作成することとは、内容が
違うといった認識です。
(山崎委員)
それでは、現計画は、このままで、その運用を変更していくといった考え方でよろしいでし
ょうか?
(岡田会長)
先ほど、説明のありました進行管理表の内容を議論する中で、途中で廃止するなどといった
形になると思います。
(山崎委員)
ということは、二つの視点があるということでよろしいでしょうか?
(岡田会長)
次期計画へのつなぎである 28、29 年度をどうするのか、また、30 年度からはどうやってい
くのかといった議論になると思います。つまり、現計画の検証と残りの年数、また、新計画と
いった相互に関連を持ってつながったものになると思います。
(山崎委員)
例えば、法律自体が当時とかわっていて中身の運用がかわってきているような事業で数字を
あげてコミットしたりしているわけですが、そのことについて中身の変更とか実際それをブラ
ッシュアップする機能が市にないにもかかわらず目標を数値化しているのが個人的にはどう
かなというところがありますが、そういったことも踏まえた議論ができるという理解でよろし
いでしょうか?
(岡田会長)
市に対しては、制度変更であるとかどういった状況なのかを統計的な実績をみる資料が必要
になると思いますので、例えば、観光客数がどういう変動をしているのか、それをデータとし
て共有化しながら様々な施策をみて改善点があればその問題を見ていく、また変えていくとい
った議論になると思います。そうすることで、平成 30 年以降の新計画と各分野ごとの議論も
つながってくると思います。第 2 期の推進会議で異業種交流とか産業横断的なテーマで 3 部会
を作って議論してきましたが、その中で様々な提案があり、これが第 3 期の推進会議への引き
継ぎ事項となっています。これをみていきますと個別の産業政策としての「くくり」だけでは
なく、それを横断するような計画の作り方、また、もう一つは人口定住の話が先ほどありまし
たが、人が住める町にするにはどうしたらいいのか、これには産業だけではなく、医療、福祉、
教育、また自然環境の保全といったことが必要になってくると思われます。これを丸亀市全体
でという議論になると大きすぎますので、地区計画的なもの、例えば、中心市街地や農村部、
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島しょ部といった大きく 3 つの分類とし、そこでどのような産業を維持、または作っていって、
人口を支えていくのかといったことを計画に組み込んでいけばより実効性の高い産業振興計
画になるのではと個人的に考えています。そうなりますと、これまでの計画の作り方、部会の
作り方を検討しなおす必要がでてくると思います。そういった問題点を皆さんで共有化できる
かどうか、これは、これまでの計画を議論していく中で、これまでどおりがいいのではという
意見が多ければ計画の作り方を変える必要はなくなってくると思います。そこの時点にいたる
までの作業としては、これまでの 3 つの産業別部会でこれまでの計画を議論する、これを来年
の 5 月の全体会まではやっていくというのでいいのではと思います。
市の提案の中には入っていませんが、もう 1 つの提案があります。小規模企業振興基本法が
昨年の 5 月に制定されました。これは概ね 5 人未満の企業を対象としたものです。丸亀市の多
くの企業もこの「くくり」の中に入ってきます。そして、もう 1 つ都市農業振興基本法が今年
春に制定されました。この法律により、都市部の周辺地域にある地域の農業振興計画は、自治
体が責任をもって計画を作り施策を講じる必要がでてきました。このように法律的な面でこれ
までと環境がかわってきたこともあり、必要であれば今の条例を改定することも議論すべきで
はないかと思います。この産業振興推進会議には「建議」という機能があります。市に対して
提案をする「建議」です。この「建議」があれば市として受け止めるという確認もしておりま
す。2 年目になるとは思いますが、そういったことをやるかどうかも検討していければと個人
的には考えています。
この辺りの所も含めて、皆さんのご意見をいただければと思いますが、いかがでしょうか。
(山崎委員)
丸亀市の中心市街地には、港があって、お城があって、2 本の通りがあり、また、他の地域
とちがって、病院とか商業以外の施設もあります。そういう意味では、インフラ上魅力ある地
域ではありますが現状は、衰退化しています。そういったところで、商業だけではなく、横断
的な視点が必要であるといったイメージでよろしいでしょうか?あと、小規模事業者だけでは
なく中核企業を支援する動きも出てきています。そういった広がりもありますので、そのあた
りも含めて前計画と違った視点で議論していくという理解でよろしいでしょうか?また、それ
を部会でやっていくということですね。
(岡田会長)
他の皆さんはいかがでしょうか。
(矢野委員)
このあと、専門部会をやっていくわけですが、全体会でどういった議論をどの程度やるのか
を相対的に区別して考えるべきだと思います。いきなり、各論に入っても、はじめて委員にな
られた方は、意見が言えないままになってしまうかもしれません。また、話はかわりますが、
岡田委員が第 2 期に引き続き本推進会議の会長になられたことは、喜ばしいことです。岡田会
長はさきほど、健全な発展を目指していこうとおっしゃられましたが、その通りだと思います。
国のやろうとしている施策は両方向で矛盾があると思えるものがありますが、そのような中
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で、地方それぞれが自分の地域だけの発展を目指すべきではないと思います。そうならないた
めの大きなキーワードが「健全な発展」だと思います。
私は、うちわ産業に携わっていますが、民芸運動を提唱された柳 宗悦さんという方がいら
っしゃったんですが、その方が民芸品の定義をいくつかあげる中に「健全でかつ尋常であるこ
と」といったことがありました。直接は関係ありませんが、同じような認識を会全体で共有し
議論を行えればと個人的に考えています。
(岡田会長)
全体会議では、異業種の様々な分野の方が集まってこられておりますので、いろいろな視点
から地域経済の健全な発展を如何に実現していくのかということが最大目標になりますので、
そういったことを常に問題意識を持って議論することが大事だと思います。そうなるための運
営の工夫も考えて行きたいと思います。
他、いかがでしょうか。全体会は 2 回の開催を考えておりますので、専門部会を設置するこ
とによって、マイクなしに少人数で議論し、そこで部会に与えられた課題の議論だけではなく、
振興計画全体の話や人口維持の施策等の大きなテーマについても議論していただくというこ
とを市から提案されていますが、これでよろしいでしょうか?
異論がないようですので、専門部会を設置させていただきます。次回の全体会までの間に、
従前の 3 つの産業別の部会を開催できればと思います。それでは、どの方がどの部会に所属す
るのかといった提案もさせていただければと思います。
(事務局より専門部会(案)の配布)
(事務局より専門部会(案)の説明)
(矢野委員)
このような専門部会(案)になることはやむを得ないとは思いますが、他にやり方がないの
だろうかとも思います。話は変わりますが、今後は年代的にどんどん若い方に入っていただく
のがいいと思います。例えば、専門部会に若い方をお呼びして意見を聞きたいと思っています。
(岡田会長)
部会に外部の方をお呼びして意見を聞くということは規定上できると思いますが、事務局は
どうでしょうか?
(事務局より説明)
(岡田会長)
それでは、専門部会に若い方に入っていただいたり、専門部会を開く際、自分の所属してい
る部会と違う部会に参加できるようにしていくことにします。また、工場や直売所などの現場
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に行って情報を共有しながら議論を進めるということも必要になってくるかと思います。
(矢野委員)
おっしゃるとおりだと思います。積極的に他の部会に出席するなど、委員としての責務を果
たして行きたいと思います。
(進藤委員)
私は農業・水産業部会に入りましたが、消費者の立場として他の専門部会に参加したいと思
いますが、その際、やはり意見を述べたいこともあると思うので、その辺りは柔軟に対応して
いただきたいです。
(岡田会長)
そうですね。そこのところは、柔軟に対応できればいいかと思います。あと、専門部会長を
それぞれ選んでいただければと思います。
(各専門部会で部会長・副会長の互選、及び日程の調整)
(互選及び日程調整の結果)
農業・水産業部会
会長 宮武 利夫
商工業・新産業部会 会長 西川 平二
地場・観光産業部会 会長 矢野 俊郎
副会長 藤井 満美
日程 どの部会も 1 月下旬から 2 月初旬にかけて
(西川委員)
さきほど、会に外部の方をお呼びする話がありましたが、専門部会においても来てほしい方
に声かけしてもよろしいでしょうか。
(事務局)
呼ぶこと自体は問題ないと思います。
(岡田会長)
それでは、いろいろ工夫をしながら会議を進めていければと思います。これで、今回の会議
を終了します。
午後 4 時 12 分閉会
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