科目名 Subject 人的資源管理論 Human Resource Management 担当教員 Lecturer 単 位 Credits 4 学 期 Quarter 前期・後期(夜間) Spring-2/Fall 藤村 博之 教授 Professor Hiroyuki Fujimura イノベーションを担うのは、その組織に所属する人材である。コンサ ルタント等の外の力を借りることは可能だが、組織の中で中心となっ て動く人材がいなければイノベーションは遂行できない。この講義で は、イノベーションを担う人材がどのように育成されるのか、また育 授業の目的および 概 要(授業方法含む) 成された人材が組織の中で活躍するにはどのような条件を整える必 要があるのかを学ぶ。企業調査に基づいて得られた知見を題材として Abstract of the Subject 使うとともに、学生自身の経験も報告してもらいながら、ディスカッ (Including the method) ションを通して理解を深めていく。毎回必読文献を用意し、それを読 んだ上での出席を前提とする。 授業分類:講義 授業計画 Teaching Plan 第1回 (1st Lecture) 日本企業の組織と人事の課題;人的資源の特徴 第2回 (2nd Lec) 採用と配置:採用基準、選考方法、人材配置の基準と実際 第3回 (3rd Lec) 人材育成:能力開発のあり方、キャリアカウンセリング 第4回 (4th 評価と目標管理:育成のための評価と配分基準としての評価 第5回 (5th Lec) 賃金:何のために、何を基準として支払うのか? 第6回 (6th Lec) 労働時間:時間管理か成果管理か 第7回 (7th Lec) 非典型労働者:正社員は本当に必要か? 第8回 (8th Lec) 高齢者雇用:65 歳現役社会実現の方法 第9回 (9th 女性労働:ワークライフバランス Lec) Lec) 第 10 回 (10th Lec) 外国人労働者:労働力人口の減少を補う勢力;留学生の就職 第 11 回 (11th Lec) 福利厚生とメンタルヘルス:政外福利費を負担するのはなぜか? 第 12 回 (12th Lec) 労使関係:日本企業の労使コミュニケーションの特徴 第 13 回 (13th Lec) 最新の労働法事情:有期雇用契約のあり方 第 14 回 (14th Lec) 第 15 回 (15th Lec) グローバル経営人材の育成 ディスカッション 最初の講義の時に各回の必読文献を指示する。参考文献として、『活 用労働統計 2011』 (日本生産性本部)を手元に置かれることを推奨する。 労働問題の事実を知る上で便利な統計集である。 授業外で行うべき学習 各回に必読文献が指定されているので、それを熟読し、自分の考えを 活動(準備学習等) A4 版 1~2 ページにまとめて持参する。文献を読んだだけでは自分の Extracurricular 中に考えが定着しない。レポートを書くことによって学習効果が高ま activities for class るからである。 テキスト・参考文献 Texts・References 成績評価方法 How to mark 次の 2 つの要素を合計して評価する。 ①毎回の出席と講義時間中の議論への関与(60%) ②自分でテーマ設定した期末レポートの作成(40%) 備考 Remarks 講義時間中の議論に積極的に参加することを求めます。情報を発信す ることが、実は最も効果的な情報収集になります。コミュニケーショ ンが活発に行われる講義にしたいと思います。
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