郵便入札の手引き(PDF:43KB)

平成28年4月改正
平成26年12月改正
平成19年9月制定
四国中央市契約検査課
郵 便 入 札 の 手 引 き
四国中央市では、入札・契約制度の透明性、公平性、競争性の一層の向上と入札参加者
に要するコストの低減や事務の効率化を図るため、平成19年10月から郵便入札方式を取り
入れます。
この手引きは、郵便入札の実施にあたり、契約規則や郵便入札実施要領等に定めるものの
他必要な手続きや注意事項を記載しております。
これまでの「会場入札」での取扱いとは異なる点がありますので、内容についてよくご理解し
ていただいたうえで入札を行ってください。
郵便入札について <目次>
1 対象工事
2 設計図書の閲覧・貸出し
3 入札書等の郵送方法
4 封筒の記載方法
5 入札の執行(開札)
6 その他
1 対象工事について
四国中央市が発注する工事で「一般競争入札」または「公募型指名競争入札」によるもの
のうち、入札参加資格の確認を入札書の開札後に行う「事後審査方式」の入札案件で、入
札公告に「郵便による入札を実施する」と指定したものが対象となります。
2 設計図書の閲覧・貸出しについて
設計図書は、これまでどおり、本庁舎3階の契約検査課において閲覧・貸出しを行いま
す。
1
販売を行う場合もあります。
3 入札書等の郵送方法
(1)郵送方法
入札書等は、「一般書留」、「簡易書留」のいずれかの方法により
郵送してください。持参及び指定した郵送方法以外の方法による提出は認めません。
(2)提出時における留意事項
① 「一般書留」、「簡易書留」は、郵便局の窓口での取扱いとなります。
直接、郵便ポストへは投函しないでください。
② 郵便局で送付した控えである「書留・配達記録郵便物受領証」(以下「受領証」という。)
は、入札が終わるまで大切に保管してください。入札書を指定した期日までに発送して
いるかどうかを確認する際に必要となります。
③ 入札書は、入札公告に記載している提出期限までに郵便局の窓口へ差し出していた
だければ開札期日に間に合うように設定していますが、災害や天候不良、不慮の事故等
による影響から少しでも避けられるように余裕をもって郵送してください。
万一、こうした不慮の事故等により入札書が開札期日までに届かなかった場合は、上
記②の「受領証」を確認させていただいたうえで適切な対応をさせていただきます。ただ
し、期限を過ぎて差し出された入札書は、いかなる事由があっても受け付けることができ
ず、無効とさせていただきます。
④ 提出された入札書の書き換え、引換え又は取消しをすることはできません。
⑤ 工事名が違う場合や同一工事について複数の入札書を提出した場合は、いずれの入
札書も無効となるときがあります。
(3)提出書類について
入札参加に必要な提出書類は、発注する工事ごとの入札公告に記載しております。
市の入札情報のホームページでは、入札公告や入札参加に必要な書類をダウンロードす
ることができます。
また、契約検査課でも閲覧と必要書類を配布しておりますので利用してください。
○ホームページでダウンロードできる書類
①入札書
②入札参加申請書
③工事費内訳書
2
④その他書類(随時)
※ 「入札書」と「入札参加申請書」は、すべての入札時に提出が必要です。
「工事費内訳書」と「その他書類」は、入札公告で提出の有無を示します。
(4)郵送に使用する封筒について
郵便入札では、“入札する工事1件ごとに1通の入札書を1通の封筒で”、次の方法に
より、入札参加申請書等の必要書類を同封して郵便により送付していただきます。
①
入札書は、小さめの「内封筒」(長形3号、120㎜×235㎜)に入れ、口をしっかりと
“のり付け”し、使用印鑑届に押印している代表者印で封印してください。封をする際に
は、セロテープは使わないでください。
②
入札参加申請書や工事費内訳書等は、A4サイズのまま折らずに、上記①の入札
書をいれた「内封筒」と一緒に、大きめの「外封筒」(角形20号、229㎜×324㎜)のな
かに入れてください。
入れ忘れがないことを確認して、しっかりと“のり付け”により封かんしてください。
封筒の宛名等については、下記の記載方法のとおり記載してください。
③
こうして二重封筒の方式により、工事1件の送付用封筒が出来上がります。複数の工
事の入札に参加する場合は、同様の方法により別々の封筒を用いて送付してください。
④
記入漏れ、書類の入れ忘れや入れ間違い、1通の封筒に複数の入札書が同封され
た場合は、入札が無効となりますので十分に注意してください。
(5)郵送開始日について
入札書は、入札公告日から指定された提出期限までの間であればいつ郵送されてもか
まいません。
(6)入札書の日付について
入札書の日付は、入札公告に記載している「開札日」の日付を記入してください。
※入札書等を郵便局に投函する日ではありませんので注意してください。
3
4 封筒の記載方法
(1)外封筒への記載
封筒の表面と裏面へは、下図のとおり記載してください。
表面の
郵便入札・開封厳禁
は、朱書きでお願いします。
【外封筒の表面】
【裏面】
〒799−0497
書留
工事名 : ○○○○○工事
四国中央市三島宮川4−6−55
開札日 : 平成○年○月○日
四国中央市役所
契約検査課 契約係 行き
郵便入札・開封厳禁
差出人
入札参加申請書在中
住所
四国中央市○○町○○○
名称
㈱ ○○○建設
※ 外封筒は、角形20号(229×324mm)を使用してください。
A4サイズの用紙が折らずにそのまま入る大きさです。
同等の規格であれば、会社名等が印刷された封筒でもかまいません。
(2)内封筒への記載
表面は、下図のとおり記載してください。 裏面は、貼り合わせ部分へ押印してください。
【内封筒の表面】
【裏面】
四国中央市長様
工事名
○○○○○工事
印
入札書在中
入札者
印
印
㈱○○○○
※ 内封筒は、長形3号(120×235mm)を使用してください。
同等の規格であれば、会社名等が印刷された封筒でもかまいません。縦長・横長ともに可。
4
5 入札の執行(開札)について
(1)入札書の開札と立会い
入札書の開札は、入札参加者等の立会いのもと、入札公告で指定した日時・場所にお
いて行います。開札日時が到来しても立会者が1名に達しない場合は、入札事務に関係の
ない市職員を立ち会わせて開札を行います。
入札参加者は、必ずしも立ち会わなくてもかまいません。
立会いをされる場合は、開札会場内の「立会者受付簿」に会社名と氏名を記入のうえ着
席してください。代理人の方が立会いされる場合は、お手数ですが委任状(これまで会場入
札で使用していた様式で可。)を持参してください。
なお、会場準備の都合により、立会いは原則1社1名に限らせていただきます。
(2)開札結果の発表
入札書の開札後、最低入札価格から概ね3番目の価格までの入札金額と入札者名を読
み上げます。その後、入札参加資格の審査を行う必要がありますので、落札者の決定につ
いては“保留”と宣言し、後日、結果を公表する旨を告げて入札を終了します。
最低入札価格で応札した方は、この時点ではあくまでも「落札“候補”者」です。
(3)落札となるべき同価格の入札者が2以上ある場合
開札の結果、落札となるべき同価格での入札者が2以上あった場合は、審査後、くじを引
く順番を決めるくじを引き、ひき続きその順番に従って落札候補者の順位を決めるための
“くじ引き”を行い、順位を決定します。
(4)開札結果の公表と入札書が届いていない場合の対応
入札書の開札結果は、市の入札情報のホームページで2回に分けてお知らせします。
1回目は、入 札案件ごとに、「入札 書の提 出があった業者 名」を公 表 します(「入札 状
況」)。入札件数等にもよりますが、開札後、準備ができ次第おそくとも開札日の夕方までに
はお知らせします。
入札書を送付したにもかかわらず名前が表示されていない場合は、何らかの原因により
契約検査課へ入札書が届いていないので、速やかに契約係まで連絡してください。
状況を確認したうえで適切な対応をさせていただきます。ただし、開札日の翌日16時ま
でに何らの連絡がなかった場合は、入札が正常に終了したものとして取扱うこととし、以降、
異議を申し立てても受付いたしません。
この時点では、まだ審査が終了していないことから落札は決定しておらず、「調査中」と表
示されています。
2回目は、審査が終了し落札が決定した段階で、入札案件ごとに、入札者全員の「入札
額」と「落札者名」を公表します。入札案件の状況にもよりますが、開札日の翌日以降のお
知らせとなります。
5
(5)落札者の決定・通知
入札参加資格の審査後、落札者を決定したときは、落札者へは直接、電話やFAX等に
て連絡しますので、速やかに契約の準備をお願いします。
落札者以外の入札参加者へは個別に通知しないので、落札結果は市ホームページで
確認してください。
6 その他
(1) この手引きの他、入札公告等を熟読したうえで入札に参加してください。
(2) 契約検査課では、入札書の到達の有無にかかる問い合わせには対応できません。
郵便入札による入札書の配達状況は、郵便局窓口で郵送した際の受領証に記載されて
いる引受番号により、郵便ホームページ(http://www.post.japanpost.jp/)の「郵便追跡サ
ービス」で確認することができます。
<本件にかかるお問い合わせ先>
〒799−0497
四国中央市三島宮川4丁目6−55
四国中央市 契約検査課 契約係
TEL (0896) 28 − 6008
FAX (0896) 28 − 6057
6