平成22年度文部科学省委託調査「 教育関係NPO法人に関する調査研究」 教育関係 NPO 事例集 〈全 5 巻〉 Vol ❸ いきる いきる 教育関係 NPO 事例集〈全5巻〉 Vol ❸ いきる ――共に学び生きる 目次 ❸−1 家庭教育支援、男女共同参画活動 目次 2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ おやじ日本・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 日本グッド・トイ委員会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 事例集の使い方 4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Fathering Japan・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 マドレボニータ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 Vol ③「いきる ―― 共に学び生きる」 マミーズ・ネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 働きたいおんなたちのネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・30 たかまつ男女共同参画ネット 34 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Vol ③-1 家庭教育支援、男女共同参画活動 ・・・・9 ヒアリング団体/事例紹介 Vol ③-2 消費者教育 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・83 高齢者支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・105 障がい者支援 弘前こどもコミュニティ・ぴーぷる・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 いわて子育てネット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45 やまがた育児サークルランド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46 ヒアリング団体/事例紹介 Vol ③-4 くしろ・わっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42 十和田NPO子どもセンター・ハピたの・・・・・・・・・・・・43 ヒアリング団体/事例紹介 Vol ③-3 のびーの宮崎 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 子育てサポーターチャオ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47 わこう子育てネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 子どもの環境を守る会 J ワールド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 125 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ヒアリング団体/事例紹介 事例集〈全5巻〉掲載団体一覧・・・・・・・・・・・・・154 事例集〈全5巻〉掲載団体索引・・・・・・・・・・・・・159 ジャパン・ウィメンズ・ ・・・・・・・・・・・・50 イノベイティブ・ネットワーク(J- Win) せたがや子育てネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51 全国女性会館協議会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52 非行克服支援センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53 湘南DVサポートセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54 子育て支援センター ちびっこはうす・・・・・・・・・・・・・・・55 山梨子ども図書館 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56 キッズスクエア瑞穂 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57 あいち・子どもNPOセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 参画プラネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59 子育て研究会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60 エスビューロー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61 NPOぱれっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62 チャイルド・リソース・センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63 日本クリニクラウン協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64 女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ・・・・・・65 2 教育関係NPO 事例集 女性と子どものエンパワメント関西・・・・・・・・・・・・・・・・66 ふらっとステーション・ドリーム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・110 きのくに子どもNPO ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67 ライフステーション・あいち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・114 子育て・あそびサポートぱお・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68 いこいの家 夢みん ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・118 Com子育て環境デザインルーム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69 シニア自然大学校 こども未来ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70 WACわかやま ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120 未来 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71 元気交流クラブたけのこの家 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・121 しまね子どもセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72 山口県アクティブシニア協会(アイサ)・・・・・・・・・・・・・122 プレーパークてんとう虫 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・73 地域福祉を支える会 そよかぜ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・123 119 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ やまぐち男女共同参画会議・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74 子育てネットワークえひめ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75 男女・子育て環境改善研究所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76 唐津市子育て支援情報センタ−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77 DV防止ながさき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78 長崎県央ジュニアサポートアカデミー ・・・・・・・・・・・・79 子育て支援ワーカーズぺぺぺぺらん 80 ・・・・・・・・・・・・・・ チェンジライフ熊本 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・81 子育てふれあいグループ自然花 82 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ❸−4 障がい者支援 バイリンガル・バイカルチュラル ろう教育センター 126 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 浜松 NPOネットワークセンター 132 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ミューズの夢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・136 自然生クラブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・137 蔵の街たんぽぽの会 138 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 勉強レストランそうなんだ !! 139 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ユニバーサルイベント協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・140 ❸−2 消費者教育 こども応援ネットワーク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・141 ・・・・・84 ささえあい医療人権センターCOML(コムル) にいがた・オーティズム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・142 C・キッズ・ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88 地域生活応援団 あくしす ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・143 消費者教育NPO法人お金の学校くまもと・・・・・・・92 まちのエキスパネット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・144 活き粋あさむし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・96 三重ダルク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・145 群馬県スローフード協会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97 プール・ボランティア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・146 おかねの楽校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98 かめのこ会 147 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99 虹のかけ橋 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・148 あったかサポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100 日高わのわ会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・149 ふれあいネットひらかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101 まあるい心ちゃれんじどの応援団 ・・・・・・・・・・・・・・・・・150 食と農の研究所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102 クックルー・ステップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・151 栄養ケア・ちっご ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103 サイエンス・アクセシビリティ・ネット ・・・・・・・・・・・・・152 食と農のまちづくりネットワーク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 霧島食育研究会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104 ❸−3 高齢者支援 栃木県シニアセンター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・106 ※色文字の団体は、ヒアリング実施団体 Vol 3 いきる 目次 3 事例集の使い方 ④−1 まちづくり ●5巻の全体像 本事例集では、取り上げた団体を主な活動内容をもとに5巻、取り組んでいる活動の課題を目安に 20 の項目に分類して掲載した。ただし、NPO が複数の様々な活動に取り組んでいるため、掲載した主 な教育関連事業の内容によって分類しており、必ずしも団体の活動全体の分類を表すものではない。 ④−2 Vol④ 「はぐくむ」―― 環境教育 豊かな暮らしを ④−3 支える なお、ヒアリング団体については、主に関連する項目を濃い色のマークに網をかけ、それ以外の関連 する項目を薄い色のマークでページ上部に示した。 項 目 Vol① 「まなぶ」―― 成長と学びを 支える Vol② 「はばたく」―― 社会のなかで 学びを支える Vol③ 「いきる」―― 共に学び 生きる 4 教育関係NPO 事例集 掲載団体の主な教育関連事業 ①−1 学校への支援活動 学校への出前授業の実施、教師の支援、教材やプログラムの開 発、学校の課外授業や放課後活動の支援、学校へのボランティ ア等の派遣コーディネート、指導者育成、その他学校への様々 な支援活動やコーディネート 等 ①−2 地域における 学習支援 生涯学習の場の提供、図書館活動、いのちの教育、情報教育、 子どもの学習支援、地域における子どもや大人への学習機会の 提供 等 Vol⑤ 「つなぐ」―― ネットワークで 支える ツーリズム、研修受け入れ、コーディネーターや人材養成、ワー クショップや勉強会、市民参加事業の企画・運営、文化財・建 造物や遺跡等の保存・活用、防災教育、地域の活性化 等 自然体験施設の運営、 自然体験教室や環境教室、 学校への出前 授業、野外調査研究、聞き書き、教員向けプログラム、エコツアー、 キャンプ 等 国際協力、外国人支援 日本語教室、交流活動、ワークショップ、コミュニケーションツー ルの開発、ワークキャンプ 等 ④−4 文化・ スポーツ振興 地域の伝統文化や民俗風習の伝承、芸術展示や芸術祭、スポー ツ機会の提供、スポーツ施設や芝の整備、アーティストの派遣、 アート教室 等 ⑤−1 中間支援 NPO 経営支援、会計・税務等の支援、人材育成・人材マッチング、 起業家スクール、雇用の場創出、地域コーディネート、コミュ ニティビジネス支援 等 ⑤−2 ネットワーク形成 地域・情報・人材のネットワーク形成、企業とのパートナーシッ プ、ネットワークによるコミュニティづくり、ボランティアセ ンターのネットワーク 等 ⑤−3 地域支援人材の育成 ボランティア体験、ボランティアコーディネート、ボランティ ア講座やワークショップ、 起業家育成、ボランティア情報の提 供、交流会 等 ⑤−4 助成 子ども向け活動を支援するファンド、日本に寄付文化を根付か せる活動 等 ①−3 キャリア教育・ 職業教育支援 子どもや青少年に対するキャリア・職業教育、職業訓練やビジ ネススクール、キャリア教育プログラムの開発、職業体験やイ ンターンシップの機会の提供やコーディネート 等 ①−4 科学技術・ ICT教育 科学技術や ICT に関する教育、理科・科学教室や講習会の開催、 パソコン講習、ICT 技術を使用した教育プログラムやシステム の開発、インターネットを使った学習機会の提供、ICT 技術を 利用した地域ネットワーク 等 ②−1 生涯学習関連施設 との連携 子どもへの大学レベルの授業の提供、大学と連携した教育支援人 材の育成やコンテンツ・プログラムの開発、公民館や動物園事業 の運営、生涯学習関連施設と連携した活動 等 ②−2 青少年の学校外活動 支援 自然体験活動、放課後プログラム、プレーパークづくり、文化 体験活動、農作業体験など地域での様々な体験活動、レクリエー ション活動、キャンプ、その他青少年の学校外での活動支援 等 ②−3 不登校、ニート・ ひきこもりに対する支援 フリースクール、家庭での学習支援、中退予防プログラム、相 談対応、セラピー、社会復帰プログラム、ジョブトレーニング、 自立支援 等 ②−4 子ども・大人の居場所づくり 電話相談、カフェ、フリースペース、暴力防止プログラム、居 場所や心の拠り所を提供する活動 等 と略した。 ③−1 家庭教育支援、 男女共同参画活動 父親の育児参加促進、地域における子どもの見守り、学童保育や放 課後の居場所の提供、母親の産前・産後のケア、おもちゃを通じた世 代間交流支援、子育て情報の発信等の子育て支援、女性の自立・社 会参加支援、男女共同参画の支援、DV 防止 等 特定非営利活動法人」については、「認定 NPO 法人」と表記している。 ・09 年度決算収入:原則として繰越金や他会計からの繰入金を除いた収入額とした。 ③−2 消費者教育 金銭教育、医療に関する教育、子ども向けの消費者教育、食育 等 ・有給スタッフ数:雇用関係にあるスタッフの人数とし、有償ボランティア等は除く。 ③−3 高齢者支援 高齢者向け各種講座、自立支援、居場所づくり、福祉との連携 や地域での助け合い、世代間交流 等 ③−4 障がい者支援 障がい者の自立支援のための教育や研究活動、教材開発、I Tを 使った支援、働く場の創出、支援者の育成 等 ● 掲載団体一覧、索引について ・各巻とも、全 5 巻の掲載団体一覧および索引を巻末に掲載した。 ・ 索引には、5巻すべての掲載団体を五十音順に掲載し、掲載巻と分野を「vol ①-1」のように示した。 ・索引のうち、団体名が色文字の団体は、ヒアリングを実施した団体を表す。 ● 記述について ・団体名:原則として定款記載の名称とした。ただし、適宜、略称、英文名等を併記した。 ・特定非営利活動法人は(特活) 、また、株式会社、財団法人、社団法人は、それぞれ(株) 、 (財) 、 (社) なお、文中では、「特定非営利活動法人」「NPO 法人」の両方の表記を使用している。また、「認定 ・設立年月:認証より前に任意団体として設立された場合は、その年月を示す。 ・認証日、認証年月:内閣府と都道府県など複数の認証を得ている場合、最初に認証を得た日とした。 (注) ・認定特定非営利活動法人(認定 NPO 法人) 租税特別措置法第 66 条の11の2に基づき、一定の要件を満たすものとして国税庁長官の認定を受けた特定非営利活動法人をい う。法人に対して行った寄付を寄付金控除等の対象とする税制上の特例措置が講じられる。 Vol 3 いきる 5 Vol ❸「いきる――共に学び生きる」の概要 Vol ③「いきる――共に学び生きる」 では、家庭や職場、社会のなかでの学びを支える事例を取り上げ、 ③−1 家庭教育支援、男女共同参画活動 ヒアリング団体 16 団体、事例紹介 73 団体、合計 84 団体の事例を紹介している。ここでは、主にヒアリ ここで取り上げたのは、父親の育児参加促進(Fathering Japan)、地域における子どもの見守り(お ング団体の内容から抜粋して紹介している。 やじ日本)、学童保育の場や放課後の居場所の提供(のびーの宮崎)、母親の産前・産後のヘルスケア(マ ドレボニータ)、おもちゃを通じた世代間交流支援(日本グッド・トイ委員会)、子育て情報の発信(マ 項 目 掲載団体の主な教育関連事業 ミーズ・ネット)、女性の自立・社会参加支援(働きたいおんなたちのネットワーク)、男女共同参画の 啓発(たかまつ男女共同参画ネット)、DV 防止などの活動である。 Vol③−1 家庭教育支援、男女 共同参画活動 父親の育児参加促進、地域における子どもの見守り、学童保育 や放課後の居場所の提供、母親の産前・産後のケア、おもちゃを 通じた世代間交流支援、子育て情報の発信等の子育て支援、女 性の自立・社会参加支援、男女共同参画の支援、DV 防止 等 Vol③−2 消費者教育 金銭教育、医療に関する教育、子ども向けの消費者教育、 食育 等 Vol③−3 高齢者支援 高齢者向け各種講座、自立支援、居場所づくり、福祉との 連携や地域での助け合い、世代間交流 等 ③−2 消費者教育 Vol③−4 障がい者支援 障がい者の自立支援のための教育や研究活動、教材開発、 I T を使った支援、働く場の創出、支援者の育成 等 療人権センター COML)、子ども向けの消費者教育(C・キッズ・ネットワーク)等である。専門家や 子育て中の母親・父親や女性が、自らや周囲の状況を変えようと自主グループや NPO を立ち上げ、 共に助け合い、学ぶ活動が多いが、当事者のみの活動にとどまらず、より広い情報交換等のためにネッ トワークをつくる、積極的に家庭教育・子育てに関する情報発信をする、よい良い環境整備のために行 政への提言を行うなどの活動が見受けられる。 取り上げた事例は、金銭教育(消費者教育 NPO 法人お金の学校くまもと)、医療教育(ささえあい医 関係機関との連携をとりながら、消費者の立場に立った情報提供や啓発活動が多い。また、インターネ ットや振り込め詐欺など、常に消費生活における最新の状況に合わせた内容を盛り込んでいることも特 徴である。 ③−3 高齢者支援 「いきる」分野の特徴 事例では、高齢者のためのパソコンや料理などの様々な講座(栃木県シニアセンター)、自立支援、 「いきる」分野で取り上げた事例の特徴として、子育て中の親、高齢者、障がい者、患者など、もと 居場所づくり、福祉との連携や地域での助け合い(ふらっとステーション・ドリーム)、世代間交流(ラ もとは対象を限定した活動であっても、その中にとどまらず、対象者を広げたり、あるいは支援者として イフステーション・あいち)などの活動を紹介している。単なる学習の場の提供でなく、自立や生きが 地域の人々の参加を得るなど、活動が社会に開かれたものになっていることである(栃木県シニアセン いづくり、高齢者を地域で支えるとともに高齢者の経験や知識を地域で生かそうという取り組みが多い。 ター、浜松 NPO ネットワークセンター 他)。社会に開かれた活動となることで、支援者や活動自体が広 がるのはもちろん、社会全体での課題の共有が促進され、課題解決へと近づいている。助け合いや地 ③−4 障がい者支援 域で支え合うという活動もある(マミーズ・ネット、ふらっとステーション・ドリーム 他)。 事例では、障がい者に対する自立支援のための教育や研究活動、教材開発(バイリンガル・バイカ また、消費者教育や障がい者への対応をはじめ、その分野特有の知識や専門性が必要とされるが、 ルチュラルろう教育センター)、I T を使った障がい者支援、働く場の創出、支援者の育成(浜松 NPO ネ NPO 自身が専門性を持つとともに、専門家や関係機関との連携やネットワークをうまく利用している(さ ットワークセンター)などを取り上げた。 さえあい医療人権センター COML、バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター 他)。 地域での障がい者に対する理解を深める活動を行い、理解者や支援者を増やしながら、福祉と教育 やまちづくり等を結ぶ活動が多いことが特徴といえる。 この分野の主な課題として、指導者や後継者の育成と広報活動の強化が挙げられた。専門性を持ち つつ団体運営もできるスタッフの育成や、育成した人材が活動を継続できるようNPO での雇用環境の整 備が重要であることが示された。 また、支援者を広げるために人材育成や、情報発信力を強化する必要性が述べられた。広報活動を 展開するにあたっては、行政や学校、企業、専門機関などとの情報交換の機会を持つなど、情報のネット ワーク構築の必要性が示された。 6 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 7 家庭教育支援、 男女共同参画活動 いきる Vol ❸ -1 (インターネットセーフティー運動)」を推進している。 おやじ日本 ③83(ハチサン)運動 子どもの登校時間(朝8時)や下校時間(夕方3時)に、買い物や散歩、草花への水やりなどの外での用 所在地…〒150-0041 東京都渋谷区神南 1-19-8 渋谷区立勤労福祉会館 2 階 事を行い、子どもたちの姿を自然と大人の目に入るようにして、子どもたちを見守る運動。 2 TEL…03-3462-7113 FAX…03-3462-7113 URL…http://oyaji-nippon.org/ E-Mail…[email protected] 東京都渋谷区 代表者名…竹花 豊 主な教育関連事業の紹介 全国大会の開催 おやじ、大人自身が子どもについて考える大会 「全国大会」は、おやじ日本がテーマに沿ったパネリストを招き、一般参加者や全国の「おやじの会」 とともに情報共有し、活動の契機となることを目的として年1回のペースで開催されている。 設立年月…2004 年6月 認証日…2009 年2月3日 今の子どもたちの危機的な社会環境をつくったのは、紛れもなく大人である。危機に対して、どのよう 有給スタッフ数…2名 に親はアクションを起こせばいいのか? また、それらの情報をどこで聞けばいいのか? 多くの親はきっ 事業規模(09 年度決算収入)…5,890,050 円 (内訳:事業収入 329,500 円、会費 1,657,000 円、賛助金 2,036,840 円、 と同じ悩みを持っているに違いない。そこで、情報をみんなで共有して考える場をつくることで、大人一 人ひとりができること、活動の契機となることを願って開催している。 障がい者支援 広告収入 1,855,000 円、その他 11,710 円) 高齢者支援 団体の概要 事業名称 消費者教育 おやじが変わり、学校も変わる 1 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 2009 年6月7日に開催した NPO 法人化を記念する大会では、国内を問わず、海外からもパネリスト を招き、約 800 人の一般参加者と共に、これからの父親像について熱い議論が交わされた。記念大会 地域において、子どもの為に学校と連携しながら、各種体験活動、スポーツ等を行うお 活動の 目的・趣旨 やじの集団(以下「おやじの会」という。)への支援、子どもに関する情報の提供等の活 動を行うことにより、子どもの健やかな成長に貢献するとともに、心豊かな社会の実現に 寄与することを目的とする。 団体の設立経緯 「おやじ日本」設立の契機は、理事長の竹花 豊氏が東京都の副知事を務めていた 2003 年 10 月に 行った「子どもを犯罪に巻き込まない緊急提言」にある。緊急提言を行った背景には、登下校時に誘 拐され命を奪われた事件、インターネットの出会い系サイトで知り合った小学生の少女が監禁された事 件など、日本全国の子どもたちに降りかかる数々の事件があった。子どもの問題にできるだけ多くのお やじ、大人たちが関わることが大事であり、緊急提言を実行していくために、2004 年6月に 「おやじ日本」 を設立した。 の前には、プレ大会として、世界のおやじとともに渋谷の事務所で意見交換会を2回実施した。 意見交換会では、世界のおやじから日本のおやじへ「日本の父親は子どもに本当に関心を持っている のか? 具体的に関わろうとしているのか?」という意見が出た。「親の背中を見て育て」ではなく、「具 体的に子どもに関わろう」ということである。日本のおやじ、親同 士では、なかなか指摘しにくい率直な意見が聞けて勉強になった。 これら2回の意見交換を基にし、大会当日のテーマ「子どもの思い を語り合おう」が決定し、大会の成功につながった。 全国大会の運営は、会場となる区、市、県や読売新聞社などと 共催し、個人や企業の方々の協賛を得て行っている。 「第7回全国大会」の様子 事業名称 iS(アイエス)運動 「おやじ日本」は、全国にある「おやじの会」 (地域において、子どもたちのために学校と連携しながら、 携帯・インターネットの弊害から子どもを守る 各種体験活動、スポーツ等を行うおやじの集団)の活動、あるいは連携を支援している。 「iS運動」は、携帯・インターネットの使用により、子どもが犯罪に巻き込まれ、犠牲者となる事 子どもや地域のことについて、父親が学ぶ機会を提供するため、「全国大会」、フォーラム等を開催し 件が続発する昨今、子どもの安全で安心なインターネット環境を整えるために行っている。理事長の竹 て「子どもを取り巻く環境」や「新たな危険」について啓発活動を続けてきた。 花氏が、東京都教育員会の委員を務めていた 2008 年には、ネット・携帯電 2009 年には、活動を一層充実させるために NPO 法人化し、現在に至っている。 話のトラブル等に関する対応について東京都教育委員会が、「子どものインタ ーネットや携帯電話利用についての実態調査」及び子ども、保護者、学校、 主な活動内容 事業者へ呼びかけ文を発表したが、「おやじ日本」は、この調査を基にiS ①全国大会の開催 運動の推進を強化した。 子どもや地域のことについて、父親が学ぶ機会を提供するため、 「全国大会」を毎年各地で開催している。 活動は、親、大人を対象とした「携帯・インターネットの危険性や現状を知っ ②iS(アイエス)運動 てもらう」啓発活動を根幹に、運動の象徴となるロゴの提供や、「おやじの会」 その他各他団体へ運動の協働を呼び掛け、活動規模の拡大を目指している。 子どもの安全で安心なインターネット環境を整えるために、インターネット安全運動として「iS運動 「iS運動ポスター」 10 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 11 おやじ日本 様々な啓発活動を行う 2010 年6月に開催された全国大会では初めて立ち見が出て、参加者の中から即日複数名が正会員 iS運動では、以下のような様々な活動を行っている。 になった。全国大会で行われている議論、啓発が参加者に伝わっている成果であると考えている。 ①iS運動の象徴となるロゴやツールを提供 コンビニにも広がる83運動 由にダウンロードできるようにしている。 また、2007 年には日本チェーンストア協会との協働で、全国の 12,000 店以上のコンビニエンス・ 消費者教育 ポスター、カンバッチ、シールなどを制作し、提供。ポスターは、「おやじ日本」ホームページから自 ストアが朝の8時または夕方の3時に従業員が清掃をしながら、登下校の子どもたちに声を掛ける運動 ②各地のおやじの会をはじめ、子どもの問題に関わる多くの団体への呼び掛け ( 社 )PTA 全国協議会、( 社 ) 全国高等学校 PTA 連合会、( 社 ) 日本青年会議所、( 社 ) 全国少年警察ボ ランティア協会、ネット社会と子ども協議会等、様々な団体と連携して活動を推進している。 ③ケータイ・インターネット問題のフォーラム開催やパネラー派遣 に取り組んでいる。タイム・コンビニエンス(時間の便利性)を提供するコンビニエンス・ストアは、 年中無休で営業することを基本とし、深夜でも明かりがともり、店内には従業員がいる。その特徴を生 かし、各店舗を まちの安全・安心の拠点 にしていく取り組み「セーフステーション活動」と「83運動」 が合わさった運動である。おやじ日本は、活動しているコンビニエンス・ストアに、83運動のパンフ おやじ日本として各地でフォーラムを開催するほか、各地へパネラーを派遣。 「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守るために」の最終報告書など、有用な情報を提供。 ⑤携帯・インターネット問題の専門家を紹介・派遣 高齢者支援 レットやポスター、カンバッチを提供している。 ④携帯・インターネット問題の情報を提供 今後はこの活動をもっと広げていきたいと考えているが、どのように広げていけばいいのか、活動の 情報発信はどのように行えばいいのかなど、課題があり、具体的に解決していきたい。現在、「おやじ 日本のこれから」検討委員会を立ち上げ、これらの課題を含め協議し、解決していく。また、これまで おやじ日本、関係団体などから、語り部を紹介・派遣する。 活動している団体との連携、情報共有をより強固なものにしたいと考えている。 83(ハチサン)運動 できるだけ多くの人と問題意識の共有を 障がい者支援 事業名称 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 2011 年度は、 「おやじ日本」設立7周年、NPO 法人化3周年に当たり、これまでの活動を振り返り、 大人社会全体が子どもを見守る83運動 「83運動」は、 「子どもを見守ることを大人の生活の一部にしていこう」という運動である。例えば、 散歩や買い物、草花への水やりなどの外での用事を、子どもの登校時間(朝8時)や下校時間(夕方 3時)に集中して行うことで、子どもたちの姿が自然に大人の目に入るようにする。通学路はもちろん、 公園やショッピング街など子どもたちが集まりやすい場所に、大人の目、意識を日常的に向けていくこと で、子どもの地域での安全を見守ることにつなげる。これは、登下校だけを見守る運動にとどまらず、 子どもたちを大人社会全体が見守り、大切に育てていこうという運動であり、象徴的な運動であると、お やじ日本は考えている。 全国の「おやじの会」やその他各団体に呼び掛け、運動を推進している。各団体が83運動を採用 するキッカケはいろいろである。 2009 年には、おやじ日本のホームページを見た岡山県倉敷市の「おやじの会」から連絡があり、運 動が開始された。おやじ日本は、83運動のパンフレットやポスター、カンバッチを提供し、運動をサ ポートしている。 今後の新しい方向を切り拓きたいと考えている。そのために、「おやじ日本のこれから」検討委員会を 立ち上げ、協議する。 各地で活躍する「おやじの会」をサポートする基本方針は変えないが、その進め方を改善し、iS運 動や83運動のあり方を見直し、それらの運動をさらに広げていきたいと考えている。それには、もっ ともっと多くの方々と問題意識の共有化を行い、おやじの会、あるいは活動に参加する人たちを増やし ていく。これまでの組織、運営のあり方や財政面での改善、ホームページの改訂など、取り組むべき課 題は多いが、一つずつ確実に実行していきたい。 4 今後の展望 学校と企業の連携 学校と企業との連携が円滑に進むように後押しをできないか、学校と企業との連携システム支援事業 として現在準備中である。 子どもたちを取り巻く社会環境の危機もさることながら、労働環境の変化、グローバル化の進展など、 3 子どもたちの教育課題は、変化しつつある。企業の豊かな知識や経験を教育現場に導入することにより、 事業の成果と課題 社会の風が学校に入り、学校自体が変化していくことに期待している。学校と企業とを連携するシステム 成田空港にも貼られている83運動ポスター を支援していく方法を検討している。現在、企業関係者、学校・教育行政関係者を集め、意見交換会 成果については、各運動に対して今まで定量的な調査を行っていな を行い実現に向け取り組んでいる。 い。全国にあるコンビニエンス・ストア等が協力しているが具体的な規 子どもたちを社会全体で育てる 模などは分からない。しかし、各おやじの会の盛んな活動報告や83運 83運動、iS運動、学校と企業との連携支援システム、全国大会・フォーラム等の研修事業をはじ 動のポスターが成田空港にまで貼られている点から、定性的には、「i め、子どもに関わる様々な問題解決に向けた活動を、できるだけ多くのおやじ、大人を仲間にして進め S運動」「83運動」「全国大会の開催」を通じて、子どもに関する情 報の提供は徐々に広がっていると考えている。 12 教育関係NPO 事例集 ていく。おやじや大人一人ひとりがおのおのの立場を活かしながら責任を果たしていく。 成田空港にも貼られている 「83運動」ポスター (ヒアリング応対者:常務理事・事務局担当 小山洋子氏) Vol 3 いきる 13 機能を備えた美術館 日本グッド・トイ委員会 ②病児の遊びとおもちゃケア 病院の小児病棟内に「おもちゃライブラリー」開設。おもちゃコンサルタントがボランティア活動を行う 所在地…〒160-0004 東京都新宿区四谷 4-20 東京おもちゃ美術館内 TEL…03-5367-9601 FAX…03-5367-9602 URL…http://goodtoy.org/ E-Mail…[email protected] 団体の概要 ③移動型おもちゃ美術館「グッド・トイキャラバン」 消費者教育 おもちゃは人間が初めて出会うアートである 特定非営利活動法人 全国各地を巡回する期間限定の移動型おもちゃ美術館 ④おもちゃの広場 同委員会から無料で届く世界のおもちゃが詰まったグッド・トイを利用し地域の親子におもちゃの魅力 を伝える、子育てミニサロン ⑤「グッド・トイ」選定事業 おもちゃ選びを支援するため、優良なおもちゃを「グッド・トイ」として選定 東京都新宿区 代表者名…多田千尋 設立年月…1987 年 認証日…2003 年 1 月 27 日 有給スタッフ数…常勤 /8 名、非常勤 /7 名 事業規模(09 年度決算収入)…81,606,426 円 (内訳:会費・入会金 5,732,000 円、事業収入 66,585,602 円、 助成金等 1,000,000 円、寄付金 7,431,731 円、雑収入 857,093 円) 2 事業名称 高齢者支援 1 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 認定NPO法人 主な教育関連事業の紹介 東京おもちゃ美術館 おもちゃは人間が初めで出会うアートである 障がい者支援 東京おもちゃ美術館が四谷に移転して以降、事業規模、来館者 数ともに増加している。現在は総面積 1,100 ㎡、11 教室を使って「お 活動の 目的・趣旨 乳幼児から高齢者まですべての人々に対し、おもちゃ選びの目安とすべく「グッド・トイ」 の選定とおもちゃ文化・遊び文化の研究・啓蒙を進め、おもちゃ文化・遊び文化の向上 を目指す。 もちゃを通じた地域の交流拠点」づくりを行っている。また、100 カ国 15 万点に及ぶ収蔵品のなかからテーマごとに選ばれた展示以 外にも、紙コップなどの日用品を使った簡単手づくりおもちゃを紹 介する「おもちゃこうぼう」、子どもの創造力を高めるひらめきや発 団体の設立経緯 見満載の「おもちゃのまち きいろ」、国産の材木を敷き詰めた木の 日本グッド・トイ委員会は、子どもの遊びを通じた表現教育について実践研究を行う民間研究団体「芸 香り漂う癒しの空間「おもちゃのもり」などの教室がある。 術教育研究所」を母体として 1987 年に発足した団体である。同研究所が推進する「おもちゃの貸出し」 旧四谷第四小学校を生かした美術館 事業においては、発売後すぐに消えていくおもちゃが少なくないなか、貸出し先から子どもの個性に適し 支えるボランティア、 コンサルタント、専門家 た、優良なおもちゃに関する照会が多数寄せられた。 東京おもちゃ美術館は多世代交流を促す体験型美術館としてスタートしたが、現在来館者で最も多い 子どもの成長に大切な役割を果たす優良なおもちゃを選定する事業のみを同研究所から切り離して、 層は、幼児から小学生までの子どもと、その保護者である。 同事業を中心に運営する( 特活 ) 日本グッド・トイ委員会が設立された。また、この優良なおもちゃを選 来館者が美術館を楽しめるように、同美術館の運営を支えるスタッフは、①おもちゃを通じた交流活動 定する「グッド・トイ選定事業」により全国から集まった良質なおもちゃを誰もが触って遊べる機会を提 を促すボランティア「おもちゃ学芸員」、②同団体が開催する養成講座を終了した「おもちゃコンサルタ 供しようと、東京都中野区に「おもちゃ美術館」を設立した。 ント」、③一流棋士などの「専門家集団」の 3 つに分類できる。 「おもちゃ美術館」は多数の収蔵品があるにもかかわらず、十分な展示スペースがないために、企画 ●ボランティアの「おもちゃ学芸員」 展示など大規模な事業展開ができない問題を抱えていた。その矢先、子どもから高齢者まで遊びを通じ 「おもちゃ学芸員」とは、東京おもちゃ美術館の運営に携わるボランティアの総称である。おもちゃ学 て世代交流を目指す「おもちゃ美術館」の理念に共感した四谷周辺の地域住民から、閉校となった旧 芸員は来館者の誘導や遊びの補助に加え、手づくりおもちゃを作成し、子どもたちに上手に指導する役 四谷第四小学校(東京都新宿区)への移転について誘致を受けた。旧四谷第四小学校は、1935 年地 割を担う。このおもちゃ学芸員になるためには、ボランティアをしたいという想いに加え、2 日間の講義 域住民の寄付によって建て替えられた歴史がある、地域の方の愛着が深い学校である。内装もできるだ と実習 1 日コースを受講する必要がある。受講料は、テキストを含めた材料代、日本グッド・トイ委員 け変えず、建設当時の趣のある校舎を美術館の仕様にし、2008 年 4 月に移転した。 会の会費を含めて、総計 11,000 円である。 このように時間と費用までボランティアに求める背景には、美術館の理念やミッションを共有し、おも 14 主な活動内容 ちゃに対する理解と深い愛情を共有したいとの事務局側の想いがある。おもちゃ学芸員登録者数は現在 ①東京おもちゃ美術館 200 人で、平日は7∼8人、休日には 15 人ほどのおもちゃ学芸員が同美術館の運営に携わる。学芸員 子どもから高齢者までが楽しめるおもちゃ 1 万点以上を展示し、見る・作る・借りて遊ぶという3つの の男女比率は3:7くらいで、それぞれの得意分野を生かした手づくりおもちゃを来館者に披露している。 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 15 日本グッド・トイ委員会 例えば、エンジニアの人は遠心力を使う科学おもちゃを披露するなどして、子どもたちを喜ばせている。 設立 3 年目の 2010 度は期末に設立応援債の元利金返済を控えており、原資を確保するために、お ●おもちゃの消費者アドバイザー「おもちゃコンサルタント」 もちゃ美術館の事業の横展開を図ることで更なる収入を見込んでいる。新たに取り組む木育事業につい 「おもちゃコンサルタント」は、おもちゃの歴史や文化を学ん ては、10 年度に林野庁補助事業として助成金を得た。また、現在は、新宿区との協働事業を提案する だうえで、子どもの個性にあわせたおもちゃの選び方や、高齢者 など、資金源の多様化を模索している。 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 認定NPO法人 消費者教育 のリハビリへの応用を身につけた、おもちゃの消費者アドバイザ ーを指す。これまでに北海道から九州、海外在住者を含めて約 集客のために広報活動に注力 4,000 人が卒業し、同団体が認定する「おもちゃコンサルタント」 東京おもちゃ美術館の活動についての広報活動が、いまだ発展途上だと認識している。特にホーム の資格を取得している。受講生は、おもちゃ業界の関係者のみ ページでの情報公開については、例えば年齢別の美術館の遊び方など、利用者が欲しい情報がすぐに ならず、地域の主婦から高齢者まで幅広い。 入手できない課題がある。また、名称が「美術館」のために、子どもを連れて遊べないのではないか、 という先入観を持つ場合があり、鑑賞するだけではなく、じかに触れる「体験ができる美術館」を強調 会の多い人たちも増えており、芸術教育の現場で効果的だったおもちゃが多数推薦されている。また、 する必要がある。そこで、最近では体験型の美術館であることを認知してもらうために、幼稚園や保育 おもちゃコンサルタントは毎年開催される「グッド・トイ選定事業」の審査委員として、子どもから高齢 園の遠足で活用してもらうべく、日頃からマーケティング活動を行っている。 者まで楽しめるおもちゃ選びの手助けになるように、優良なおもちゃを選定している。 ●一流の専門家がボランティアで参加 また、おもちゃを使った遊びの面白さを伝えるために、一流棋士やテーブルサッカー競技など、第一 を提供している。 ●それぞれの得意分野を生かす学芸員たち これらの美術館を支える活動のなかで最も特筆すべきものは、おもちゃ学芸員の熱心な活動である。 おもちゃ学芸員のなかでも得意分野に分かれて、例えば科学おもちゃ、わらべうた、伝統おもちゃなどの グループが発足し、メンバー間で自発的に技術や指導方法を学ぶ取り組みが行われている。また、 2010 年からの新たな試みとして、東京おもちゃ美術館設立時からボランティアで運営を担ってきたメン バーを中心に運営委員会を設立し、ボランティア間の情報共有を進めている。 3 事業の成果と課題 来館者数を増やすための取り組み 開館 3 年目の今年は、様々な工夫をして来館者を増やすために取り組み中である。平日の昼間は来 館者数が少ないため、2010 年度より乳幼児連れの保護者を対象に、美術館の1階に「赤ちゃん木育 障がい者支援 線で活躍する専門家集団がボランティアとして加わることで、子どもたちが直に一流の技術に触れる機会 高齢者支援 「グッド・トイ」の常設展示 最近では保育士や介護福祉士など子どもや高齢者と接する機 ひろば」を設けた。このひろばでは木製の家具やおもちゃなど様々な遊具セットが用意されており、子 どもたちが、木材の持つ感覚的な温かさや優しさに触れることにより、子どもたちの好奇心を刺激するこ とを目的としている。 また、このひろばは、利用者同士のコミュニケーションを促すため、保護者同士の情報交換や子育て の悩み相談室としても活用されている。最近では父親の利用率も高く、週末には家族で憩える場として 利用者から好評を得、開催日を週 1 回から週 3 回に増やした。 4 今後の展望 ご対応いただいた馬場事務局長 乳幼児から大人まで幅広い世代の人が、おもちゃに触れて満足を得られる事業に することが、東京おもちゃ美術館が目指すミッションである。このミッションを達成する 資金調達の多様化を図る ための一つの手段が、国産材の木のぬくもりに触れる「木育の実践」である。木育を通じて、子どもが 東京おもちゃ美術館の運営にあたっては、設立当初から指定管理者制度などの行政からの委託契約 木の温かさに触れることで、環境を愛する人材になることを企図すると同時に、保護者が木の文化を取 は締結しておらず、10 年間にわたって施設の賃貸契約を新宿区と締結している。また、設立当初から現 り入れた癒しのライフスタイルを築くことで豊かな子育てを実現することを目的としている。この「木育 在に至るまで最も苦心したのは、財政基盤を維持するために資金源の多様化を図ることである。 の実践」の視点をもとに、今後は以下 5 つの事業を展開する予定である。 学校の教室を美術館の仕様に改修するための設備投資分を含めた運転資金の調達は、以下の 3 つの ①全国赤ちゃん木育広場・木育寺子屋の運営 方法で行った。 乳幼児とその保護者に向けて国産材で作られた赤ちゃん木育セットを使い、成長発達の段階にあわせ ・「一口館長」による寄付 て、おもちゃの遊び方を指導する。 名前入り積み木の永久展示などの特典をつけて、一口 1,000 円から10,000 円程度の小口にわけて ②森のめぐみの子ども博の開催(林野庁補助事業) 寄付を募るものである。 子ども向けの木製品やおもちゃを作っている職人に出展依頼をして見本市を開催する。 ・「設立応援債」による私募債を発行 ③木育キャラバンの開催 「設立応援債」という名称で、一口 50 万円、年限は 3 年と5 年の 2 種類の私募債を発行し、地域か 木製おもちゃを集めたキャラバンが全国各地を巡回する、期間限定の移動型おもちゃ美術館の開催。 ら支援者を幅広く募った。 ④岐阜県美濃市にある岐阜県立森林文化アカデミーと連携した保育園・幼稚園向けの木育プログラムの実践。 ・民間銀行からの融資を得る ⑤現在、図書カードの配布を行っている新宿区の誕生祝い品制度を変更し、新宿区と友好都市提携を 最後に、民間銀行からの融資も得た。 結んでいる長野県伊那市の木工職人たちが制作した木製おもちゃの贈呈を図るプロジェクト。 (ヒアリング応対者:事務局長 馬場 清氏) 16 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 17 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 Fathering Japan(ファザーリング・ジャパン) TEL…050-8884-4252 FAX…050-8884-4252 URL…http://www.fathering.jp/ E-Mail…[email protected] 政党や企業へのアンケート調査、グッズ販売、会員の親睦促進。 主な教育関連事業の紹介 東京都文京区 代表者名…安藤哲也 設立年月…2006 年 11 月 認証日…2007 年3月 29 日 有給スタッフ数…常勤 / 2名、非常勤 / 0名 事業規模(09 年度決算収入)…14,417,887 円 (内訳:開催事業収入 12,307,170 円、入会金・会費 2,100,000 円、その他 10,717 円) フォーラム&セミナー開催事業 事業名称 主に父親の育児支援を目的に、企業、地域、自治体を対象に多様なセミナーやフォーラムを全国各 高齢者支援 団体の概要 ④その他事業 2 所在地…〒113-0021 東京都文京区本駒込 1-3-2-307 1 育児休暇を希望する父親と、彼らに対する経済的支援を希望する企業を引き合わすプロジェクト。 消費者教育 「良い父親」 ではなく 「笑っている父親」になろう ③ 男性の育児休暇支援事業「さんきゅーパパプロジェクト」 地で開催している。ワーク・ライフ・バランスや母親支援など、関連するテーマについて活動するNPO から依頼されることも多い。 セミナーやフォーラムは、毎回 30 ∼ 50 名の参加者が集まり、年間およそ 300 回開催している。フォ ーラムでは、 「育児介護休業法」 「保育園待機児童」 「産後うつ」など、社会問題化しているテーマを扱う。 セミナーでは、「育児休暇の取り方」「ベビーカーの安全な使い方」「産後に適した料理」など父親が 障がい者支援 育児参加するために必要な知識、また、独身女性向けに育児に積極的に参加する男性の見分け方など、 育児に関連する個人的な悩みに対応したテーマを取り上げている。 広く一般市民に対して、お父さんの子育てを支援する事業の一環として、男女共同で自主管 活動の 目的・趣旨 理する保育園の運営、支援者の養成による男女共同参画事業、子育てに関する講演会・セ ミナースクールの開催及び調査・研究事業、情報誌・機関誌の発行及びホームページの開 講師陣は、医師や大学教授などの専門家、実際に育児休暇を取 得した経験のある経験者など、テーマによって知識や経験豊富な講 師を招聘している。参加者は、子育て期間の父親以外に、これから 設による普及啓発事業を行い、同じ目的を持つ多くの方々の意識を高め連携を図っていくこと 父親になる人、母親、学生など、幅広い構成となっている。最近では、 で、不特定多数の方々の利益を増進し、豊かな地域社会の実現に寄与することを目的とする。 祖父母、単身者向けのセミナーも開催しており、ますます多様な参 団体の設立経緯 加者向けのプログラムを展開している。 セミナーの様子 団体設立のきっかけは、安藤代表理事の育児期間にワーク・ライフ・バランスに関する問題意識が 芽生えたことにある。安藤氏が前職の大企業に勤務していたときは、残業、土日出勤、単身赴任などの 働き方が要因で、子育て期の父親が育児に参加しにくい職場環境にあった。子育てに積極的に関わる 個々の決意がない限り、同僚の多くが育児参加できない状況に対して、問題意識を持つようになった。 育児参加できない父親の問題は、育児を理由に仕事を辞める女性の問題と裏腹にある。そして、父 親の育児参加は、家庭内の問題ではなく、父親は育児よりも仕事を優先すべきという社会通念を変えな くては実現しないという認識に至った。この想いを出発点として、団体を立ち上げた。 父親の育児参加の問題は、ワーク・ライフ・バランスの問題と密接に関わるため、問題の本質が男 性独自の問題とはいえないが、活動目的を、男性による育児参加の支援としたのは、男性の育児参加 に潜在的ニーズがあると予測したためである。 主な活動内容 ①フォーラム&セミナー開催事業 東京を中心に全国各地で開催。フォーラムでは、複数のパネラーの話を聞く。セミナーでは、専門家 が講義やワークショップを行う。 ② 講座開催事業「ファザーリング・スクール」 父親が子育て期に必要な知識に関する講座を開催する。 18 教育関係NPO 事例集 講座開催事業「ファザーリング・スクール」 事業名称 3つのコンセプト 育児を楽しむパパを養成する、日本初の本格的な父親学校である。 「笑っている父親」になるために必要な次の3つをコンセプトにパパの極意を学び、受講者や講師と のネットワーク形成(パパ友づくり)を支援する連続講座を東京中心に開催している。 ・マインド(育児意欲を高める) ・スキル(子育て技術を習得する) ・知識(育児知識を学習する) マインド 育児への意欲 喚起 ネットワーク パパ友づくり 2か月間に8回の本科講座を年2回東京で開講し、 「産後ケア」 「夫婦のパートナーシップ」「父親のファイナンス講座」「絵本ライ ブ&わらべうたの心」と多岐にわたるテーマで実施する。本科コー スのほかに単科セミナーも実施している。講師陣には、大学教授、 スキル 知識 子育て技術 の習得 育児知識 の学習 企業研修講師、料理研究家、経営コンサルタント、企業経営者等 の専門家があたる。 参加者からは、母親が必要とする産後ケアに関する知識、寝る ファザーリング・スクールの3つのコンセプト Vol 3 いきる 19 Fathering Japan 前に絵本を読み聞かせるスキルなど、父親が日々の生活の中で見落としがちな知識やスキルが得られ たという声が聞かれる。 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 活動範囲の拡大 団体が開催する事業への参加者は、当初は見られなかった男性の高齢者や独身者の参加者も増え、 4年前のおよそ5倍に増加し、参加者層の幅が拡がった。セミナーやフォーラムの依頼が、他の子育 同士の対話が刺激となり、子育ての現場でも良い相乗効果を生んでいる。 て支援目的の NPO や自治体からくるようになった。ドイツで開催された国際学会に参加して成果を発表 消費者教育 講座後には毎回懇親会を開催するため、父親同士のネットワークが形成され、同じ課題を持つ父親 するなど、情報発信にも力を入れている。 事業名称 男性の育児休暇支援事業「さんきゅーパパプロジェクト」 活動範囲の拡大に伴い、組織の規模を拡充してきており、活動への賛同者は、会員やインターンを 含め 200 人以上となった。ただ、社会的ニーズに対応するための組織を、どの程度まで拡大するべき なのか不明瞭ななかで、組織の体制づくりをすることが課題となっている。特に、全国的な活動を展開 児休業を「パパ産休」と名づけ、この期間に育休を取得する男性(さんきゅーパパ)を増やすことで父 するためには、人に直接会える機会が限られるという制約とのバランスを取ることが重要になっている。 親の育児参画を促し、子育て家庭における夫婦の調和、親子の絆を確かなものとする。また、企業、国、 今後は、信頼できる人材と連携し、新しい通信手段も駆使することで効率性を考慮しながら、活動への 自治体等におけるワーク・ライフ・バランスや、次世代育成の取り組みを推進することを目的としたプロ 想いを共有し、より良い組織のあり方を模索していきたいと考える。 高齢者支援 「さんきゅーパパプロジェクト」とは、改正育児介護休業法でパパだけに認められた産後8週間の育 ジェクトである。 育児支援に対する組織的な職場環境づくり るために、男性の育児休暇を支援する企業と個人サポーターを募り、対象となる父親を支援する。企業 セミナーやフォーラムの内容は、若年者層を中心に受け入 からは、プロジェクトの紹介、現物支給、寄付による経済的支援を得ている。 れられる傾向にある。しかし、男性が育児に参加できる環境を 支援を受ける父親の受給資格は、産後4∼8週間までに育児休業を取った父親(産後8週間以内に、 整えるためには、個々の意識向上のほかに、組織的な職場環 4週間以上の育休を取得した父親)で、年齢や所得の制限はない。 境づくりが必要である。子育てに参加した経験がない世代が管 申請時には、①本人を証明できるもの(免許証・パスポート)、②e-ラーニング受講後に書いた父親の 理職を占めていると、個々人の意識が向上しても組織的な職場 作文「私が育児休業を取得する理由」、③会社へ提出した「育児休業申請書」または会社からの「育児 環境づくりにつながりにくい。管理職の意識向上と実践に時間 休業取扱通知書」の写しを提出する。 がかかることから、組織内部での世代交代が必要である。 代表理事の安藤氏と事務所スタッフ 受給にあたって、ホームページの e-ラーニングで、育休中の夫婦のパートナーシップ、改正育休法の 正確な知識、産後ケアについて学ぶことが義務となっている。 また、育児休暇中の父親が加入するSNS「育 休パパ SNS」やメーリングリストを活用して、育児休暇を取得した男性同士がコミュニケーション可能な ネットワークに加入することができる。 障がい者支援 男性が育児休暇を取らない理由のひとつとして、世帯収入の低下が挙げられる。その状況を緩和す 4 今後の展望 地方支部による地域活動、そして海外支援へ 東京に事務所があると、中心的な活動地域が首都圏になる。今後は、多くの地域支部を立ち上げて、 3 事業の成果と課題 30人の「プロボノ」 団体設立当初は、安藤氏が企業で働いていた時期と重なっていたため、団体運営に要する時間をつ くるのに苦労した。団体運営にかかる労力を軽減し、より一層団体の力を強化するために考えた答えは、 「プロボノ」(専門家による社会貢献活動)から協力を得ることであった。 これまでよりも更に地域支部自らが事業を展開してもらうことが重要である。組織が大きくなったため、 地域支部の活動を支援することも重要となっており、地域的な取り組みとして、自主管理型の保育園の 運営に向けた取り組みも加速させたい。 日本と同様に、中国やインドなどのアジアの新興経済国の経済成長に伴い、ワーク・ライフ・バラン スの問題が社会的なニーズとして高まってくると思われる。これからは、海外での活動展開も求められる ことを視野に入れておくことも必要である。 (ヒアリング応対者:代表理事 安藤哲也氏) 現在、活動を支える中心的なメンバーは、理事を含む約 30 人のプロボノ会員である。専門分野は、 音楽、アウトドア、料理、金融、資産管理、夫婦のパートナーシップ、地域活動など多種多様である。 理事もそれぞれが1事業を担う。 代表理事が心がける役割は、理事会、事業ごとのメーリングリストを通じてコミュニケーションの活発 化を促すことである。特に、理事や会員同士を紹介し、スタッフの双方向のコミュニケーションを促進す 外部から情報を得るよりも、専門家や経験者を含む会員内のメーリングリストを活用して、内部か ら情報を得ることが多い。 るように心がけている。また、活動や理事・会員からの提案を、「笑っている父親になる」という団体の 理念に結び付けて事業化することが、代表理事の役割になっている。 20 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 21 ④ 産学官との連携・協働事業 マドレボニータ ・会員、産後クラス卒業生のネットワーキングを目的とする「マドレ・ネットワークサロン」 ・NEC 社会貢献室との協働事業で、子育てしながら働くことについて語り考えることを目的とするワー 所在地…〒168-0071 東京都杉並区高井戸西 2-12-23 グリーンハイツ 301 TEL…090-8490-5274 FAX…03-6762-3650 URL…http://www.madrebonita.com E-Mail…[email protected] 代表者名…吉岡正枝 ・東京大学大学院医学系研究科に、研究プログラムの提供、インストラクター派遣 ・杉並区の子育て支援のバウチャー制度「すぎなみ子育て応援券」の対象事業者 2 事業名称 東京都杉並区 主な教育関連事業の紹介 産前・産後のボディケア&フィットネス教室 高齢者支援 団体の概要 キング・マザーサロンの開催 消費者教育 「美しい母」が増えれば世界はもっとよくなる 特定非営利活動法人 1 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 市民発の産後の専門家として 「産後は特殊な時期なので、医師などが片手間にケアするようなも 設立年月…2000 年 9 月 認証日…2008 年 2 月 18 日 有給スタッフ数…常勤 /1 名、非常勤 /4 名 のではなく、専門家が必要。」と吉岡代表は言う。出産は病気ではな 事業規模(09 年度決算収入)…23,077,450 円 (内訳:会費 5,750,000 円、寄付金 1,000,000 円、公的補助金 2,243,000 円、 民間助成金 2,600,000 円、自主事業収入 11,479,450 円、その他 5,000 円) いため緊急な治療を要するわけでは必ずしもない。しかし、出産に よって母体は大きな影響を受けており、健康な体を維持するにはリ 障がい者支援 ハビリとエンパワーメントが必要である。そのコンセプトに基づき、 「産 前・産後のボディケア&フィットネス教室」が実施されている。 広く一般市民に対して、産後ケアの重要性を啓蒙するとともに、産前・産後の女性に向け 活動の 目的・趣旨 た、産前・産後のボディケア&フィットネスプログラムを開発・研究・普及し、プログラム提 供者の養成を行うことで、母となった女性が子育ての導入期を健やかに過ごし、子どもの 健全な育成、虐待の予防、夫婦不和の予防、地域の活性化、女性の再チャレンジとエン パワメント、少子化への歯止めに寄与することを目的とする。 ※マドレボニータとはスペイン語で「美しい母」の意。 ●産後ケアプログラムで自己表現力アップ ボディケア&フィットネス教室の様子 「美しい母が増えれば世界はもっとよくなる」との設立理念のもと、産後女性を対象に体力の回復とト ラブルが起きにくい体をつくるためのノウハウを提供している。 例えば、「産後ケアプログラム」は、①有酸素運動(バランスボールとエクササイズ)、②自己表現とコ ミュニケーション、③セルフケアの知識と技術の習得、の 3 本柱で構成されている。 団体の設立経緯 1レッスン 120 分 ×4 回で 1クール、4 回のレッスンを通じて、無理なく体力を回復させ、美しい体型 マドレボニータ設立のきっかけは、1998 年に吉岡代表が経験した出産後の体調の著しい変化にあ をつくると同時に、パートナーや職場でのコミュニケーションに活用できるような自己表現力を高めるこ る。妊娠中には、母親学級などをはじめとして、妊娠中の女性の健康管理や過ごし方について学習でき とを目的としている。 る環境が整備されている。しかし出産後には、産後女性を対象とした心身の健康管理の取り組みが存在 しない。また、産後の健康に対する知識体系すら確立されておらず、適切な対処方法を調べることが難 しい。これらの問題意識をもとに、産後の体調を自己管理できるプログラムを伝えるために開催したの が、マドレボニータの活動の中心である「産前・産後のボディケア&フィットネス教室」の始まりである。 主な活動内容 ① 産前・産後のボディケア&フィットネス教室 行政との連携(杉並区子育て支援バウチャー制度) 2007 年 6 月より杉並区で施行されている「子育て支援のバウチャー制度」では、0 歳から2 歳児の いる世帯に年間 6 万円の「子育て応援券」が給付されている(2010 年より購入式に変更。3,000 円で 1万円分が購入できる)。 マドレボニータの「産前・産後のボディケア&フィットネス教室」 も対象サービスとして承認されている。 ・直営教室の運営(関東に 7カ所) 現在、杉並区子育て応援券に対応するマドレボニータ直営教室は区内に 6 教室ある。制度の導入にあ ・認定インストラクターによる認定教室運営のサポート(全国に 25カ所) たり、準備段階では区の担当者と意見交換会を開催するなど、マドレボニータのノウハウや知見から、 ・認定インストラクターとプログラムのクオリティコントロール 利用者の声を行政に発信している。 ② 産前・産後のヘルスケアプログラム指導者の養成 ・産後セルフケアインストラクター養成コース・認定試験、研修を実施 ・教材の開発や集中講座の開催 ③ 産前・産後についての調査研究 22 事業名称 産前・産後のヘルスケアプログラム指導者の養成 インストラクター養成による全国展開 ・産後の専門誌「マドレジャーナル」を年4回発行 受講者数が増えるのに伴い、全国で活動を展開する認定インストラクターの養成に注力している。イ ・産後白書プロジェクト ンストラクターのなかには、受講後、心身への効果を実感しインストラクターへ転向した人も多い。 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 23 マドレボニータ のプロや、広報のプロがなど総勢 20 名に及ぶボランティアが関わっ について訓練しながら、筆記試験と実技試験を行う。筆記試験範囲は産後女性の筋肉、骨格などの解 ている。とりわけ、産休・育休中の女性から「仕事に復帰するまで 剖学や、運動生理学などの専門知識や一連の教室の詳細な指導方法から、産後女性を取り巻く時事問 のよいリハビリになった」、「再就職のきっかけとなった」といった声 題まで幅広い。また、産後の女性たちが互いを尊重しあえる環境をつくるために、 「○○ちゃんのママ」 が寄せられている。 ではなく、敬称で呼び合うなどの細かな行動様式を明文化し、試験に取り入れている。 産後ヘルスケアに関わる専門家や産後女性以外にも、子育て支援 消費者教育 6カ月間にわたる「認定インストラクター養成コース」では、身体スキルとエクササイズの指導方法 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 者や仕事のプロフェッショナルが、それぞれの専門分野を超えて産 狭き門のインストラクター試験 後女性の心身のヘルスケアに対する支援のあり方について考えるネ 300 点満点の試験を2回受験。添削と解説によって2回めで合格 ットワークを構築することができた。 2010年、鳩山前首相が マドレボニータの産後クラスを視察 点の 270 点をクリアできるよう指導する。さらに、筆記試験と実技試 設立当初からの組織面での課題 インストラクター」としてデビューする。 組織が拡大するなかで、最も苦心しているのが、各地域で認定教室を運営するインストラクター間のコミ 候補生には活動を支持する強い想いと、鍛錬に耐え抜く根気強さ ュニケーションである。頻繁に顔を合わせられる関東圏に比べ、地方はコミュニケーションの機会が少ない。 そのために、オンラインの情報共有ツールであるSkype や Google document などを活用するとともに、オ このようにインストラクターを厳選している点については、「産後ヘルスケアという社会的な認知が薄い分 ンラインで毎月開催する「認定インストラクター定例報告会」に意欲的に参加する体制づくりを行っている。 野の専門家を育成し、地域展開を図るには、質の高いインストラクターを育成し、組織化することが不可欠」 その一つの試みが「マドレアワード」である。マドレアワードは、認定インストラクターが報告書に掲載 と吉岡代表は話す。現在、北海道、千葉、埼玉、東京、神奈川、静岡、名古屋、岐阜、沖縄でインスト した「自慢したいエピソード」「教訓になったエピソード」のうち、最もすぐれた内容を選出し、表彰する仕 ラクターが活躍している。 組みである。表彰にあたっては、議事進行を担うモデレーターや審査者など、全員が持ち回りで役割を担う。 事業名称 企業とのコラボレーション (NECワーキング・マザーサロン) 産休・育休・短時間勤務など女性のための制度が整備されている企業でも、産後女性の心や体へのケ アまでは制度が準備されておらず、職場復帰した女性の多くは心身の負担を抱えながら仕事と家庭の両立 を目指しているのが現状である。 そこで、日本電気 ( 株 ( ) NEC)の社会貢献活動の一環として、円滑な職場復帰に向けての心身のリハビリ・ エンパワーメントを目的としたセミナーを共催している。このサロンは社員に限らず、地域からの参加も可 能としており、地域とつながりながら子育てすることを側面から支援している。 3 事業の成果と課題 ぞれの経験や、日頃の考察から生まれる知恵を組織全体で共有し、ノウハウの標準化を図るとともに、組 織を強化している。 4 今後の展望 ・短期目標――受講生を増やす 2011 年度の短期目標には、受講生を今年度の 1,500 人から2,500 人へ増やす こと、満席率 100%の継続などの定量目標を加えることで到達点を明確にしている。 ・中長期の展望――2 つの偏りの最小化 ヒアリングにご対応 いただいた吉岡代表 産後ヘルスケア分野の活動を広く一般に普及させるためには、まず認定教室を開催する「地域の偏り」 を最小化することが必須である。また、意識の高い受講者のみならず、産後のヘルスケアを必要とするす 道から沖縄まで全国 28カ所の認定教室を開講(うち都内は7教室)し、年間、約 1,500 人が受講して べての人にプログラムを認知してもらうべく、「受講者の偏り」も最小化したい。 いる(2010 年 12 月時点)。また、2005 年から計 19 人の認定インストラクターを輩出している。 前者の地域の偏りを解消するためには、女性の年齢別・地域別労働力率の推移など統計データを活用 卒業生が増えるなかで、受講生同士のエンパワーメントの場をつくろうと、円滑な職場復帰や、産後 し、出産を機に退職する人が多い地域や出生率の少ない地域には資本を集中投下するなど、マクロ情報 のパートナーとの関係等のテーマについて日頃の不安を話し合う場として「マドレ・ネットワークサロン」 からニーズを汲み取り戦略を立てたい。後者の受講者の偏りについては、幅広い受講者の層を確保するた を 2007 年より開始し、事業の多角化を図っている。 めに、「多胎の母親」「障害児の母親」「一人親」「若年層の母親」の方々に、無償でプログラムを受講で また、受講生をサンプルとして産後の実態調査を行う『産後白書』の発刊を行うなど、「産前・産後 きる仕組みを構築した。2011 年にはマドレ基金を設立し、無償プログラム運営の財源を賄うべく、寄付を のボディケア教室」を基点に事業を展開している。 募っている。 マドレボニータでは、 教室事業によるサービスの提供だけではなく、 サービスの質を向上させ、 社会 にその必要性を認知させるために、2009 年より『産後白書』を 2 回発刊している。白書作成にあたっ ては、 保健や医療の専門家、 大学の教員のみならず、マドレボニータの理念に賛同したマーケティング 24 認定教室の運営は独立採算制を採用しており、各地域のインストラクターがすべての運営を担う。それ 活動を開始して 12 年、現在マドレボニータの「産前・産後のボディケア&フィットネス教室」は北海 絶大なるボランティアの力 教育関係NPO 事例集 障がい者支援 インストラクターのみなさん が要求されるため、毎年 6 名程度の限られた人数しか育成できない。 高齢者支援 験の合格者は 3カ月間の実習と開業の準備を経て、「産後セルフケア (ヒアリング応対者:代表理事 吉岡正枝氏) 日常的なマーケティングのツールとして、Twitterとホームページの連動を活用している。速報性の高 い Twitter で発信された内容をもとに、ホームページから詳しい情報を入手して活動に参加する受講 生やボランティア、連携先を模索する行政、企業が増えている。メールマガジンは内容が多くて読み きれないが、Twitter は内容が端的にまとめられるため、欲しい情報が入手しやすい利点がある。 Vol 3 いきる 25 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 子育て劇の上演や子育て支援者向けの講座、企業向けワークショップの開催など。 マミーズ・ネット ④ 子育て情報の発信 じょうえつ子育て応援誌「With Kids」の発行、上越ケーブルテレビ「子育て応援団」の企画参加、 子どもも、私も、大切に 2 所在地…〒943-0882 新潟県上越市中田原 1 TEL…025-526-1099 FAX…025-526-1099 URL…http://www.mammies.jp/ E-Mail…[email protected] 団体の概要 新潟県上越市 代表者名…中條美奈子 設立年月…1996 年4月 認証日…2004 年8月 19 日 主な教育関連事業の紹介 事業名称 子育て応援ひろばの運営 雪国での子育ての居場所として マミーズ・ネットでは、新潟県上越市より委託を受けて「こどもセンター」を運営している。センターは、 子育てママによる、子育てママのための集いの場であり、母子ともに昼寝ができる布団完備の畳部屋や、 有給スタッフ数…常勤 / 3名、非常勤 / 9名 子どもを遊ばせたまま母親同士がサークル活動を行う部屋などを備えた施設である。 事業規模(09 年度決算収入)…15,953,710 円 1996 年に設立したマミーズ・ネットが最初に取り組んだのが、乳児と親が集まれる居場所づくりであ (内訳:事業収入 12,885,308 円、会費 509,000 円、補助金 1,670,000 円、 寄付金 888,048 円、その他 1,354 円) 高齢者支援 1 消費者教育 上越ケーブルテレビ広報誌の誌面への情報提供等。 った。雪深い上越市では、冬の間、親と子どもは家にこもるのがほとんどであった。「天気の悪いときに 障がい者支援 子どもを遊ばせる場所がほしい」という子育てママの声を受け、理想とする施設を検討し、子どもを抱 えながら市役所を何度も訪れ、市を説得して開設に至った。 子育てに関わる人たちや子どもたちを支援する活動を通じ、子どもの幸せを願うすべての 活動の 目的・趣旨 人々が、地域で支えあって子育てしていける環境を整えることを目的とする。また、「子ど もも大人も性別にとらわれずに生きやすい社会」をめざし、男女共同参画社会の形成に 寄与することを目的とする。 今では上越市は、24 時間保育が可能な施設や病児保育も受ける施設も開設し、先進的な取り組みを 行っている。こういった施設の開設にも、マミーズ・ネットの声が反映されている。 子育て応援ひろば「ふぅ」の運営 また、マミーズ・ネットでは、自営の施設も運営している。子育て応援ひろば「ふぅ」は、2007 年4 団体の設立経緯 月にオープンした 30 畳ほどの広さの施設で、 ミニキッチンを備え、 1996 年、文部科学省の女性の参画支援事業をきっかけに、育児サークルが集まり、子育て中の女 みんなが集まれる憩いの場となっている。 性を支援するイベントを行うことになった。その中で上越地域の育児サークルの連絡会として「マミーズ・ 「ふぅ」では、育児サークルの支援やネットワークづくり、また、 ネット」ができ、また同時に子育て応援誌「With Kids」の出版を行う「ポケット倶楽部」が誕生した。 より良い子育て環境を考える子育て中の親子が集まれるイベント その後それぞれ活動を続けていたが、2004 年9月に2団体が一つになり、NPO 法人マミーズ・ネット などを開催している。 「ふぅ」を通じて、子育てを行うすべての人々 が設立された。 が地域で交流し、支え合い、子育てできる社会にしていきたいと 当初の「子育て中の女性を支援するイベント」の開催を進めて行くうちに、地元で子育てを行う母親 思っている。 子育て応援ひろば「ふぅ」 の悩みや要望などに共通する項目があることに気がついた。そこで、イベントの準備をしながら、参加 者にアンケート調査を行い、上越地域で子育てをするうえで何が問題であるのかを調べた。調べていく うちに、イベント以外にもっと自分たちができることがあるだろうと考えるようになり、イベント終了後も 上越地域の子育てを支援する活動を続けた。 主な活動内容 ① 男女共同参画の視点をもった子育て支援 子育て中の親に向けてのイベント等を開催し、子育てを支援する。 ② 子育て応援ひろばの運営 子育て中の人が、子どもと一緒に出掛けてゆっくりと自分の時間をもてる場の運営。 ③ 学習・啓発活動 26 教育関係NPO 事例集 事業名称 学習・啓発活動 会社で「子育て」 ワークショップ 子育てに理解ある子育てしやすい思いやりのある職場環境づくりを目指して、一般企業を対象とした 「子育てについて」のワークショップを行っている。 子育てにはお父さんの役割も重要であり、父親への育児教育の必要性が話題になっている。しかし、 子育てについての講演会や講座を行っても父親の参加は少ないのが現状であり、どのようにしたら父親 にも子育ての知識を学んでもらうことができるのか、悩ましい課題であった。 そこで、父親が働いている会社へ働きかけ、企業内研修としてワークショップを行うことを考えついた。 会社が就業時間内に行う研修ということであれば、お父さんたちも参加せざるを得ない。企業にとっても、 Vol 3 いきる 27 マミーズ・ネット しかし、実際に企業に打診してみると、研修の講師代を払ってまで父親に育児教育をさせることが、 マスメディアとの関係が構築され、マミーズ・ネットの活動が認知されていたことから、上越市で FMラ 企業にとってプラスになるのか判断しにくいようで、なかなか取り組む企業が見つからなかった。 ジオが開局したときに、局側から子育て中の母親に向けた番組を作りたいという提案があり、以後 10 そのような中、マスメディアを通じてマミーズ・ネットを知ったある企業経営者と「家庭、育児に問題 年間ラジオ番組の制作に関わり、マミーズ・ネットの番組を放送していた。 のない父親は、会社ではよく仕事ができ、会社の業績アップに寄与することができる」との共通の理念 また 2006 年より、上越ケーブルテレビの「子育て応援団」という番組では、上越で子育てをしてい に達し、マミーズ・ネットのプランを地元のロータリークラブで話す機会を与えてくれた。ロータリークラ る人が、どのような番組を見たいのか企画提案から参加している。マミーズ・ネットのスタッフが、現在 ブの企業講座でのプレゼンテーションをきっかけに、関心のある企業に出合うことができた。 育児中の母親の視点を盛り込み、番組企画やレポーターなどを行っている。 広がる「企業講座」 企業からの子育て関連相談 ワークショップの内容は、「忙しい親でも大丈夫! 家族とコミュニケーション力をアップしよう」などの 今では、上越市で子育てについての情報を持っているのはマ テーマで、企業側が実施を決意しやすいよう就業に影響を及ぼさない範囲でと、所要時間1時間で行っ ミーズ・ネットであると広く認知されてきた。例えば、歯科矯正 ている。ワークショップを実施した企業では、「その後、会社内で男性社員同士が子どもの話をするよう を行っている歯科医から、「親子さんに歯科矯正の話をしたい になった」など、男性が育児に関わる変化が起きているようだ。 のだけれども、どうすればよいか?」など、子どもと親に関した 「企業講座」は 2006 年に始まり、年間4∼5社実施している。 相談を企業などから受けることが増えてきた。 現在は上越市だけではなく、新潟県内、隣県の長野県からも講 地道な広報活動によりマスメディアとの関係が築けたことは、 座の依頼がある。企業で行う「子育てについて」のワークショッ マミーズ・ネットの大きな財産になっている。 掛かれば全国どこへでも出向き、企業講座を行いたいと考えて 事業名称 企業講座風景 子育て情報の発信 4 今後の展望 子育て支援を循環させる 上越市を子育てしやすい町にしようとする親と子の支援活動は、循環していかなければならない活動 身近な育児情報の発信 だと考えている。子育ての方法や悩みは、時代と共に日々変わっていくものである。何かを伝えるよりも、 マミーズ・ネットが発行する育児情報誌「With Kids」は、地域に根ざした内容である。育児情報誌 現在子育て中の親子が集まれる場所を提供することで、自然に必要なことへの問題意識が生まれ、親 は世の中に数多くあるが、地域に特化したものがなく、実際に子育て中の人々はもっと身近な情報を知 がやりたいと思っている話も出てくるものである。場を提供することで、新しい子育てに対してのニーズ りたいと思っている。発行当初は年1回のペースで発行し、1冊 400 ∼ 500 円で書店販売していたが、 が生まれ、それに対応する形で時代に合った子育て支援が循環していくと考えている。 回を重ねていくうちにもっとタイムリーな話題を提供したいと考え、現在は年4回、フリーペーパーの形 そのためには、活動を継続していくことが大切である。マミーズ・ネットも設立のきっかけは一つのイ 態で発行している。フリーペーパーにしたことにより、気軽にいろいろな場所に置いてもらえるので、発 ベント開催であったが、活動を続けてきたからこそ、ここまで広く認知されるようになってきた。 行部数が多くなり、現在 2,000 ∼ 2,500 部発行している。上越市の企業の広告費を運営に充てている。 現在子育て中の親が、子育て期の充実感を次の世代に伝え、育児が終わったら地域を支える側に回 取材は子育て応援ひろば「ふぅ」の利用者にお願いすることもあり、子育て中の親の視点で、親子で ることのできるような人材になってほしいと思っている。子育て支援の循環を途絶えないようにすること 利用できる上越市の施設情報、お父さんの育児参加など、子どもと親をテーマにした身近な記事を掲載 で、上越地域がもっと住みやすい町になると考えている。 し、子育てを支援している。 3 障がい者支援 ヒアリングに対応いただいた中條氏と山縣氏(右から) プの必要性や意義を深く考えているマミーズ・ネットでは、声が いる。 高齢者支援 越市の中間支援組織である「くびき野 NPO サポートセンター」との兼任スタッフがいたためでもある。 消費者教育 社会貢献活動として父親に育児教育の機会を与えるメリットがあると考えた。 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 (ヒアリング応対者:理事長 中條美奈子氏、理事・事務局 山縣知子氏) 事業の成果と課題 すべてを繋ぐメディア掲載 マミーズ・ネットでは、イベントや企画を行うたびに、マスメディアへの情報提供を必ず行っている。 特に地元のメディアである新聞、ケーブルテレビ、ラジオには、まめにプレスリリースを送り、記者に内 容を説明して各メディアに取り上げられるように努めている。 このような体制やノウハウはマミーズ・ネットが、文部科学省事業を行う中で備わったものであり、上 28 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 29 働きたいおんなたちのネットワーク 所在地…〒611-0031 京都府宇治市広野町寺山 17-431 おもに子育てなどで職を離れた女性に対する起業や就業などの再チャレンジ支援。チャレンジショッ プ、チャレンジ相談など。 ②自立支援事業 学生、年齢や障がいなど働きづらさのある方に活動・仕事体験や活動場所、事務所提供。地産地消 の「こみカフェ」実施。 TEL…0774-23-5390 FAX…0774-23-5390 ③ 相談サポート事業 URL…http://www.npohatarakitai.net/ 子育て中の家庭支援サポート、活動する子育て期の女性たちへのキッズサポート等。 E-Mail…[email protected] ④ひろば事業 団体の概要 京都府宇治市 子育て中の親と子への居場所(子育てひろば)提供。子育て期の女性に対する身近な相談を実施。 ⑤ 元気づくり事業 代表者名…吉田秀子 からだとこころのサポート活動。日常生活に取り入れやすい形での運動・栄養・休養講座とその場づ 設立年月…2000 年5月 認証日…2000 年8月 15 日 くり。ココロとカラダの「ケアカフェ」実施。 有給スタッフ数…常勤 / 2名、非常勤 /30 名 高齢者支援 1 ①チャレンジ事業 消費者教育 一人ひとりに合わせた週2時間からの働く場づくり 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 事業規模(09 年度決算収入)…23,017,068 円 (内訳:事業収入 21,961,375 円、会費 55,000 円、短期借入 1,000,000 円、その他 693 円) 2 女性を取り巻くあらゆる問題のため社会経済活動を制限されているおんなたちがネットワ 活動の 目的・趣旨 ークを組み、女性の情報の受発信や社会経済活動を実践する企画及び、そのサポートに 関する事業を女性たち自身が行い、女性の社会参加を促進することにより男女共同参画 社会の形成に寄与することを目的としている。 障がい者支援 事業名称 主な教育関連事業の紹介 チャレンジ事業 ショップを持ちたい女性たちの夢をカタチに 「働きたいおんなたちのネットワーク」では、子育てなどを理由に 職を離れた女性が、自分たちの経験や資格、技術を活かし、自分 らしく働けるような働く場づくりや起業を支援している。 働きたい女性たちの相談は年間 200 件以上にもなり、内容は様々 団体の設立経緯 だが、その中にはショップを始めたいという女性も多く存在した。 子育てを理由に離職する女性は7割にも上る。そのような女性が再就職をしようと思っても、子育て そこで職場体験があるのなら商売の体験できるショップがあってもよ や介護などもあり、以前のようにフルタイムで仕事に就くのは難しいとあきらめていることも多い。きっと いと考えていたところ、( 株 ) 平和堂からテナント貸借の話があり、 多くの女性は週に1日でも働きたいと思っているはずであるとの思いから、代表の吉田氏が周りに声を 平和堂の店内で女性のチャレンジショップ「輝ら房(キラボ)」を始めた。 かけたところ、あっという間に数 10 人もの女性が集まった。 「子育て期であっても、資格や技術を持つ女性たちは開業を希望することが多いが、子育てや家事に 個々人に合わせた支援があり、働き方を選ぶことができれば、自分の経験や資格を活かした社会参 時間を取られて、フルタイムで店を開くのは困難である。そこで「輝ら房」では、ワークシェアと店舗ス 加や経済活動をしたいと望んでいる女性がたくさんいるのである。そこで、女性が社会で経済的活動を ペースシェアを加味した日替わり店長制にすることで、自分の使える時間に合わせてショップを持てるよ 実践する場として団体を設立した。 うにしている。また、女性は自己資金や担保物件がないために融資を受けにくいため、「働きたいおん 世の中に自分たちの考え方を広く呼びかけるには、社会的信頼を得ることができる組織形態が必要で なたちのネットワーク」が店舗契約を行うなどのサポートをしている。 ある。また、組織の活動は営利目的ではないことも伝えたいと考えていた。この2点を満たすのが NPO ショップの内容は、趣味で作成していたクラフトを販売したり、地域の居場所兼地産地消や食育に配 法人であったため、法人格を取得した。 慮したコミュニティスペースである「こみカフェ」をオープンしたり様々である。このショップでの経験を コミュニティスペースの中に、 チャレンジショップ「こみカフェ」が同居 生かし、2年間で5名の女性が独立している。 主な活動内容 「働きたいおんなたちのネットワーク」では、まず、女性の思いや悩みをまるごと受け止めて、心と体 30 事業名称 自立支援事業 をケアし、一人ひとりのライフスタイルに合わせて、週2時間からワークシェアリングで働ける場をつくっ 身近な相談のできる居場所兼就労の場 ている。宇治市や京都市内で展開する「こみカフェ」、チャレンジショップ、「子育てひろば」など居場 女性にかぎらず、学生・高年齢者・障がいのある方など、働くことが難しい人々に仕事体験の場を提 所となる拠点を中心に、以下のような事業を展開している。 供する自立支援を行っている。ハローワークではなく「働きたいおんなたちのネットワーク」に来る人は、 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 31 働きたいおんなたちのネットワーク 職を探しているだけではなく、いまの社会の中で働く難しさを感じている人も多い。 供するほか、健康づくりの事業も行うなど、様々な活動を行っている。 当団体では、一人ひとりのライフスタイルに合わせた働き方を相談者と一緒に模索する。自立支援の このような、働く場であり、みんなが集まる場であり、生活を支える場を、各市町村にもっと増やして 方法は様々ではあるが、例えば、在宅で子育てしながら自分を取り戻すために少しでも働きたいという いきたいと考えているが、運営は厳しい状況である。 人には、当団体が運営する「こみカフェ」の仕事をしながら少しずつ社会との接点をつくっていく。1 持続可能な事業と雇用創出が必要 消費者教育 回2時間、週に3日ほどカフェで実習や有償活動を行うことで、自信を持ち実社会へつながっていくケー 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 「働きたいおんなたちのネットワーク」には、「雇用」という大きなテーマがある。ただ、正規雇用は スも多い。 週 40 時間だけではなく、当団体には働く人に合わせた短時間正社員(週に4日、26 時間勤務)もある。 事業名称 相談サポート事業 そこで、ここ2∼3年、国や京都府が行っている「緊急雇用対策事業」を積極的に受託し、「これから 活躍していきたい」「プチ起業して頑張っている」人などを募集 し、のべ 50 人の雇用を創出している。持続可能な事業になるよ 子育て期の女性たちの6割は自分が産んだこどもが初めて抱く赤ちゃんといわれる現状では、出産し うにしているが、委託事業はおよそ3年で終了してしまうため、 ただけで子育てができるものではない。当団体の子育てひろばにやってくる多くの子育て期の女性たち その後の雇用はなんとか継続しているが、厳しい現状がある。 も、身近に助けてくれる人もいないまま出産し、とまどい、不安を抱きながら子育てをしている。 自立の支援と同時に、事業が軌道に乗った後は独立させる活 子育て家庭サポート事業は、このような家庭に入り、上の子と遊んだり、検診に同行したり、昼食を 動をしているが、独立した先で新たな雇用を生み出すことはな 一緒に作ったりしながら、不安感の軽減を図りながら地域につないでいく。 かなか難しい。当団体自体が運営する持続可能な事業を立ち上 少しの時間、子どもを預かってほしい人と、キッズサポーターを繋ぐことで、子育て支援と就業支援 げ、自力での雇用の創出に向けて本格的に取り組まなければな らないと感じている。 を兼ねている。また、子どもに対しては、その子らしい過ごし方を尊重したサポートを重視している。サ ポーターには、週に2時間からの働き方が体験できる事業となっている。 指定されたサポート会場でキッズサポーターに子どもを預けながら、チャレンジ事業の支援を受けて 起業した人もおり、「働きたいおんなたちのネットワーク」の様々な事業が連動して新しい仕事を生んで いる。 4 スタッフの皆さん 今後の展望 女性がライフプランニングを意識するように チャレンジ事業、自立支援事業などの各種活動を通じて、「いったん離職すると、再就職することが難 しい」ことを改めて感じている。結婚後、子育てを理由に約7割もの女性が離職している現状の中、離 事業の成果と課題 職する前のできるだけ早い時期に女性たちに、再就職が難しい現状の情報を届けることが必要であると 女性が働く環境は今も昔も変わらない 2009 年、京都文教短期大学との協働で、企業や行政、女性の就労支援を行っている団体の方々を 3 障がい者支援 少しの時間、子どもを預かってほしい 高齢者支援 子育て期の女性の思いをまるごと受け止めて 考えている。 1999 年は、NPO 法や男女共同参画社会基本法が制定された年である。その1年後、子育てを理由 集め、学生に離職・再就職の現状を話す女性のライフプランニング講座を開講した。この講座で行わ に約7割が離職してしまう「女性が働く社会」の現状について考え、団体設立のきっかけとなった。 れた意見交換会で明らかになったのは、若い女性(学生)が未来の再就職が難しい状況を学ぶ機会が 活動を通して、「1日8時間、週に 40 時間だけが正しい働きなのか?」と、いつも問いかけている。 ほとんどないことであった。今後もこの活動を続けることで、未就職の女性がそれぞれのライフプランニ 働きたいと考えている女性は、今のライフスタイルと、正規雇用制度の就業時間との間で悩まされてい ングを意識する 気づき になるような情報をプログラム化してカリキュラムに組み込んでいただければと る。そこで突きつけられるのは、 「フルタイムで働くことができるの? できないの?」 という問いかけであり、 考えている。 その答えは YES か NO、0か 10 だけなのである。中間点の、例えば 30 や 40 の働き方ができないのが、 (ヒアリング応対者:理事長 吉田秀子氏) 今も昔も変わらない現状である。 仕事や生活全般をサポートする事業展開 子育て中の女性たちなど働くことが難しい状況の人たちに向けて、雇用創出・就労支援、相談、働く 場づくり、子育て支援など、仕事だけでなく生活全般をサポートすることに取り組んできた。自立支援事 業で活用しているこみカフェは、地域の居場所兼地産地消や食育に配慮したコミュニティスペースであ る。そこは、週2時間から働くことができる仕事の場であり、生活や子育ての相談ができ、ほっとできる 居場所にもなる。また、管理栄養士や調理師の資格者が無料の食のアドバイスや体にいい飲み物を提 32 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 33 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 2 たかまつ男女共同参画ネット 「高松さんかくゆめ一座」 「見て・楽しんで・考える」寸劇による啓発活動 男女共同参画のまちづくりの推進のために、多くの地域住民の理解が必要との考えから、「見て・楽 所在地…〒760-0020 香川県高松市錦町 1-20-11 TEL…087-821-2611 FAX…087-821-2661 しんで・考える」ための寸劇による啓発活動を実施している。この活動は、男女共同参画の地域づくり URL…http://www.sankaku087.net/ E-Mail…[email protected] のリーダーとして、団塊・シニア世代に活躍してもらおうと計画した。 団体の概要 2007 年に男女共同参画センターの学習事業として「高松さんかくお笑い一座準備講座」(4回)を 開催したところ、40 代から70 代の 15 人(女性 13 人、男性2人)が受講した。 香川県高松市 高齢者支援 1 事業名称 消費者教育 「男女共同参画」を未来につないで、地域を元気に! 主な教育関連事業の紹介 1回目には、コントで啓発活動を行っている イーブくらしき座 を県外から講師に招いて学習した。 代表者名…野田法子 2・3回目はシナリオを作り、4回目は地元の劇団 エルダーキャッツ から演技指導を受けた。 設立年月…1999 年6月 認証日…2007 年 11 月6日 有給スタッフ数…常勤 /11 名、非常勤 / 1名 講座終了後も月に2回程度集まり、シナリオ制作、演技の稽古を行い、2008 年4月に「高松さんか 事業規模(09 年度決算収入)…40,459,926 円 くゆめ一座」(細谷育子座長)を結成し、高松市男女共同参画センターの登録団体となった。 (内訳:事業収入 40,278,926 円、会費 171,000 円、その他 10,000 円) 2008 年6月、男女共同参画センターの出前講座として市内のコミュニティセンターで「さんかくの風 障がい者支援 になって」を初演したところ、マスコミによる報道、口コミで評判が広がり、出前講座の依頼が来るよう になった。 活動の 目的・趣旨 男女共同参画に関する学習・研修事業及び情報収集・情報提供、また、活動団体や個 人相互の交流と支援などの促進に関する事業に取り組み、男女の人権の尊重のもと、男 女が個性と能力を十分に発揮できる男女平等社会の実現に寄与することを目的とする。 趣向を凝らした出前講座の内容 出前講座は、男女共同参画センターの事業 PR(約 10 分)、 寸劇(約 40 分)のほか、メンバーの特技を活かした手話コ ーラス(約5分)、認知症予防のいきいき体操(約5分)な 団体の設立経緯 どを準備しており、参加者も一緒になって楽しめる内容にな 1999 年、「高松市女性センター」(2006 年に「高松市男女共同参画センター」に改称)の登録団 っている。また、時間に余裕があれば参加者と話し合う時間 体 130 余で「高松市女性センター登録団体ネットワーク」を結成。2000 年から6年間、同センターの も設けている。 事業を受託した。この実績が認められ、2006 年に指定管理者となり、翌年 NPO 法人「たかまつ男女 寸劇の演目には『さんかくの風になって』、『介護にもさん 共同参画ネット」を設立。男女共同参画事業のほか、2007 年に高松市より「たかまつファミリー・サ かくの風を』があり、2011 年度には第3作『さんかくで地 ポート・センター」事業も受託している。 域づくりは二重まる』が加わる。 参加者も一緒に手話コーラス これまでに市内の婦人会、コミュニティセンター、老人ホーム、高松市男女共同参画フェスティバル、 主な活動内容 市外の男女共同参画研修などで公演を行ってきたが、県外(愛媛県西予市等)での公演も実施した。 ① 高松市男女共同参画センターの管理・運営 「高松さんかくゆめ一座」「わが家の防災ノートづくり講座」「男女共同まちづくりリーダー塾」等の学 習事業のほか、就業・再就職支援セミナーや相談事業、情報収集・情報提供事業、活動交流事業等 事業名称 わが家の防災ノートづくり講座 ② 子育て支援事業 自助力アップに効果的な、書き込む防災ノート たかまつファミリー・サポート・センターの運営(委託事業) 2008 年に男女共同参画センターの学習事業として、より多くの人に防災の自助力をアップしてもらお ③ 各種研修事業 うと、地域の防災力アップ講座を開始した。2010 年の講座では、いざというときのために役立つ、わ 市職員研修の企画・実施など が家オリジナルの点検事項、防災情報、対策を盛り込んだ「わが家の防災ノート∼生き残るために∼」 ④ 出前講座 をつくる。 セクハラ防止、デートDV 予防、男女共同参画関連講座 等 講座は4回シリーズで、①高松市民防災センターの見学、②香川県長尾断層の見学により防災意識を ⑤ 職業訓練 高めながら、③持ち出し品のリストを書き出すなどの作業を行い、④成果発表として防災ノート作成を行う 「高松さんかくゆめ一座」の寸劇 34 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 35 たかまつ男女共同参画ネット て、参加者の暮らす地域で、共に自助力アップのために準 各講座では、地質工学に詳しい地元大学の教授や、ライ 備しようという意識につながっている。今後より多くのコミュ フラインを支えるプロパンガス協会、電気保安協会と連携 ニティに対して講座を広げていくことで、それぞれの地域の し、講師としての協力も要請している。 実情に合った防災のリーダーづくりも期待される。 昼間の開催ということもあり女性の参加が多く、また、託 そのほか企業や高校に出向いて、セクハラやデートDV を 児を行っていることから、子育て中の人の参加も多い。今後 予防するための講座なども実施しており、こうした楽しく、分 は親子でのノートづくりにも力を入れていく予定である。 かりやすく、また自分の身の回りや地域に即した出前講座 ニーズをキャッチし、より役立つ防災ノートに 長尾断層見学 は、男女共同参画センターを拠点としつつ地域における男 消費者教育 という構成になっている。 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 楽しく学びながら備える「防災ノートづくり出前講座」 女共同参画への理解を促進している。 ノートは、防災や被害を最小限にするためにどのような備えが必要かを、自分や家族のことを考えな 高齢者支援 がら書き込んでいく形式である。具体的には、緊急時の連絡先、避難場所、避難経路、非常持ち出し 品チェック表、いざというときの身の守り方、家具の転倒防止対策、防災訓練参加記録、自主防災組織表、 災害用伝言ダイヤルなどが記載され、全部で 18 ページの分量になる。それぞれ講座のなかで講師や 4 今後の展望 シニアの参画拡大による市民主体のまちづくり 日常的に使用してもノートが傷まないように、紙質や製本も丈夫になるよう工夫した。初版を 2,000 高松市では 2010 年2月 15 日に「高松市自治基本条例」を制定し、 市民主体のまちづくり を呼び 部印刷したところ、順調に普及し、23 年4月には増刷の予定 かけ、市民の地域づくりへの参画を促している。また、地方分権の本格化が予測されるなか、様々な分 である(1部 200 円)。 野で経験豊富な団塊、シニア世代の地域づくりへの参画が求められている。 また、 「防災ノートづくり」を出前講座としても実施している。 「高松さんかくゆめ一座」では、こうした時代の要請にあった課題を取り入れ、今後、市民の男女共 地域の女性教室、コミュニティ連合会、自主防災連合会、町 同参画意識の形成、男女の地域づくりへの参画を進める内容を織り込んでいく予定である。また、市内 内会などの依頼に応え、これまで7カ所に出向いて開催した。 に 51カ所ある地域コミュニティセンターとの協働を推進し、「高松さんかくゆめ一座」などの出前講座の 今後も地域に出向いていくなかでニーズをキャッチし、さらに 定着化を図ることとしている。 地域の防災・減災に役立つ学習内容にしていきたいと考えて こうした活動に参加する仲間づくりの取り組みを通して、地域づくりに積極的に参画する いきいきシ いる。 ニア の輪を広げていきたいと考えている。シニア世代による活動が一層広がれば、より広い範囲での わが家の防災ノート 障がい者支援 受講生同士で考えた結果を書き込んでノートができあがるように工夫されている。 男女共同参画によるまちづくりの推進が期待できる。 3 事業の成果と課題 (ヒアリング応対者:事務長 宮脇初恵氏) 男女共同参画センターと地域をつなげる出前講座 たかまつ男女共同参画ネットでは、高松市男女共同参画センターを拠点に、このほかにも女性の就 業やシニアの暮らしを支援する講座、環境問題やコミュニケーションの講座、一般公募で市民が企画し て運営する男女共同参画に向けた講座等の支援など多彩な学習研修事業を実施している。こうした様々 な取り組みを行って蓄積したノウハウのなかから、今回の「高松さんかくゆめ一座」や「わが家の防災 ノートづくり講座」が生まれた。 今まで男女共同参画学習の出前講座は、堅いイメージがあって出前先も固定化される傾向があった。 「高松さんかくゆめ一座」は、分かりやすく楽しみながら学習できるので、より広範囲の婦人会やコミュ ニティセンターから依頼が来るようになった。 また、「ゆめ一座」のシニア世代の活躍を目の当たりにした団塊世代の、いわゆる 地域デビュー の 参考にもなっている。さらに、地域での女性の参画に対する理解も深まり、男女がともに参画する地域 づくりにつながることが期待される。 一方、防災関連の防災ノートづくりは、ただ防災のノウハウだけを記したものではなく、自分自身、さ らにはわが家、地域のことを考えて実際に書き込んでつくることが特長である。この出前講座の開催によっ 36 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 37 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 2 のびーの宮崎 所在地…〒880-0211 宮崎県宮崎市佐土原町下田島 20841-9 TEL…0985-73-5594 FAX…0985-73-5594 URL…http://volunteer.yahoo.co.jp/category/sound_growth_of_children/588608234/ 事業名称 学童保育事業 消費者教育 子どもたちに楽しい放課後の居場所を 主な教育関連事業の紹介 子どもの居場所をつくりたい ●小学校のすぐ隣で のびーの宮崎は、広瀬北小学校と大塚小学校の2つの小学校で学童保 育事業を運営している。両校とも、小学校の敷地内に「児童クラブ」と呼 ばれる学童保育施設が併設されており、小学校から下校した児童はそのま 団体の概要 宮崎県宮崎市 代表者名…嬉野恵子 設立年月…2004 年4月 認証日…2006 年2月 21 日 有給スタッフ数…常勤 /14 名、非常勤 / 3名 ま児童クラブに移動することができる。 高齢者支援 1 小学校の PTA のボランティアによって運営されていたものを NPO 法人化 して引き継いだ経緯から、小学校の敷地内での学童保育施設の併設が可 手前が児童クラブの建物。 奥は小学校校舎 能となった。 事業規模(09 年度決算収入)…17,691,400 円 「児童クラブ」は、月曜日から土曜日までの朝7時 30 分 (内訳:補助金 17,504,400 円、会費 187,000 円) 障がい者支援 から夕方6時まで開放されており、保護者が迎えに来るまで の時間を安全に過ごすことができる。宮崎市に学童保育対 象児童として登録された小学1∼3年生までの 50 ∼ 60 人 活動の 目的・趣旨 学童保育、子育て支援、教育相談等の活動を行い、安心して過ごせる地域社会を実現す が、下校後集まる。校庭で遊んだり、室内で宿題をしたり る為に利用する側の視点に立った児童クラブ事業を行い、もって宮崎県内の福祉増進に 友だちと遊んだり、自由に時間を過ごす。本の読み聞かせ 寄与することを目的とする。 や地域の散歩なども、スタッフが準備して行うこともある。 本の読み聞かせ 団体の設立経緯 ●わが子としての見守り 旧宮崎郡佐土原町の広瀬北小学校校区では、学童保育がなかったため、以前より父母から立ち上げ スタッフは地域に住む人や元保育士で、毎日5∼6人が、子 てほしいとの声が多数あり、PTA で学童保育を立ち上げて運営してきた。宮崎市との合併をきっかけに、 どもたちをわが子のように見守っている。子どもたちの人数を市 市側と協力し新たな地域の子育て支援「市民の手による子どもの育ちをつくる地域社会」を実現しよう に提出するが、出席をとるときも、カバンがあるかないかでは との思いから、名称を「のびーの宮崎」に改め、NPO 法人化された。 なく、入ってくるときに必ず顔を見て確認している。また、保護 学童保育を中心に活動を行い、学齢期の子どもたちを様々な大人たちが支援し、また、保護者や地 者との連絡を密にとり、保育時間の延長などにも可能なかぎり 域の人たちもつないで支援をする組織づくりを目指して立ち上がった。 対応している。 広瀬北小学校の児童数の増加とともに児童クラブの需要も高 主な活動内容 まり、来年度には建物の増設も予定されている。児童クラブが ① 学童保育事業 あるというのを聞いて、校区に引っ越してくる世帯もあり、地域 「児童クラブ」の運営。 の子育てと活性化に大きく貢献している。 児童クラブ教室内の様子 ② 放課後子ども教室推進事業 子どもたちの放課後や週末における居場所の整備。 ③ 障害児研修 保護者や「児童クラブ」のスタッフを対象とした研修講演会。 事業名称 放課後子ども教室推進事業 地域で子どもたちの面倒を見たい ●子どもの安全を守るために 放課後の子どもの居場所をつくる活動として、 「放課後子ども教室」という活動も併せて運営している。 原則として、学童保育は3年生までの登録された児童しか参加することはできないが、「放課後子ども教 38 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 39 のびーの宮崎 室」には学年を問わず、誰でも自由に参加することができる。 NPO 法人として認証される前後のプロセスに対して、指導や監督する機関がないことに戸惑うことが 習い事やバスの発車時間までの少しの時間、今日はお母さんが家にいないからちょっと寄って行く、 多くあったという。NPO 法人設立の講座に通ったり、本で勉強したり、何度も県の担当窓口に通って書 という子どもも受け入れている。 類を作成したり、自分で少しずつ処理し、NPO 法人設立に至った。事務手続きや税金等経理関係は、 何か困ったことや怖い人に遭ったときに、すぐに駆け込むことのできる場所があるという安心感を持っ 友人に手伝ってもらい、手続きをするなかで様々なことを覚えていった。 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 消費者教育 て生活してほしい、自分で判断し身を守ることのできる子どもに育ってほしい、という思いで教室は存続 子どもたちみんなの居場所に してきた。 行政から、「児童クラブ」の学童保育事業と放課後子ども 教室の推進事業の2つの事業の連携への取り組みを奨励さ 地域で育つ子どもたちは、地域ぐるみで協力して育てたい、子どもたち れてはいるが、学童保育特有の定員や登録制度が存在する に将来、子どもの頃は楽しかった!という良いふるさとの思い出と体験を ため、受け入れ人数や参加者の年齢に制限が発生することが 得てほしい、という思いから、様々な学びと体験の機会を提供している。 ある。必要としている子どもたち全員が集まることのできるよ 地域の人に呼びかけて有償ボランティアとして関わってもらい、田植えや り開かれた場所にするために、行政側の活動への理解と何ら 稲刈り等の校外での活動にも力を入れている。空き教室を利用して、地 かの良策が求められている。 高齢者支援 ●地域で楽しい子ども時代を 嬉野氏(左から2番目) とスタッフのみなさん 域の人たちの特技を活用した工作教室を開いたり、節分や七夕などの季 節の伝統行事を大切にしたりするなど、楽しい教室づくりに努めている。 くすることなど、学校ではなかなか取り入れられない指導も、自然に取り 入れられている。 放課後子ども教室、稲刈りの様子 今後の展望 障がい者支援 4 また、生活するうえでの決まりや、学年の異なる子どもたち同士で仲良 みんなが楽しく子育てを のびーの宮崎は、これからも継続して子どもたちの楽しい放課後の居場所を提供していく。子どもたち 3 事業の成果と課題 地域の活性化への貢献 子どもたちの活動に地域の人々の協力を取り入れた結果、地域全体が活性化された。地域のお祭り や史跡めぐりの会に、子どもたちに参加してほしいと声がかかったり、公民館の発表会に参加したり、地 域のお年寄りの施設等を訪問したりするようになった。 学校外の活動で出会った大人と子どもが顔見知りになり、近所でも挨拶をするようになった。子どもた ちも安心して外に出ることができるし、大人も子どもたちに声をかけてもらえてうれしい。佐土原町全体 が明るくなり、地域のつながりを深める役割を果たしていると言える。 が地域の人々に見守られながら安心して楽しい子ども時代を過ごし、家族も安心して無理なく働きに出 ることができる明るい地域づくりを目指していく。 子どもたちへの支援の多様化に対応するために、宮崎市内で障害児の放課後支援を行っている(特 活 )オレンジに協力を求め、スタッフや保護者向けの研修も始めた。 また、嬉野氏自身は数年間、ボランティアとして週に一度、夜間に子どもを預かっている。母子家庭 や女性の夜勤の増加などにより、より幅広い子育て支援の形の必要性を感じている。夜間の預かり保育、 乳幼児の保育施設など、お母さんたちのニーズに合わせた保育施設の開設や、そして子どもにも大人に も温かい心が育つ保育の在り方を追求したいと考えている。 (ヒアリング応対者:指導員 嬉野恵子氏) 子どもを守る役割分担 子どもの居場所をつくる活動を通して、子どもの安全を守る役割分担の仕組みをつくる役割も担って いると言える。核家族化や子どもが被害者となる事件が相次ぐなかで、子どもを孤立させてはいけない という気持ちが活動を支えてきた。 子どもたちの放課後の居場所の存在により、子どもに関わる大人の負担が分散され、それぞれの役割 が明確に分担された。小学校の先生、地域の住民、家族、それぞれが無理なく楽しんで子どもたちを 守る余裕ができるようになった。 NPO運営の難しさ 代表の嬉野氏は長年保育士をしていて、学童保育の設立・運営そのものに以前から関わってきた。 しかし、NPO 法人となること、そして継続していくことは初めてのことばかりである。 40 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 41 特定非営利活動法人 くしろ・わっと 十和田NPO子どもセンター・ハピたの 所在地…〒034-0011 青森県十和田市稲生町 15-24 パルコビル 4F TEL…0154-22-2232 FAX…0154-22-2234 TEL…0176-23-0853 FAX…0176-23-0853 URL…http://www.946wat.jp/ E-Mail…[email protected] URL…http://www.hapitano.jp/ E-Mail…hapitano@lagoon.ocn.ne.jp 北海道釧路市 代表者名…中沢洋子 消費者教育 消費者教育 所在地…〒085-0015 北海道釧路市北大通 4-1 代表者名…小林友幸 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 青森県十和田市 設立年月…1985 年 11 月 認証年月…2005 年 6 月 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤5名 有給スタッフ数…常勤 3 名、非常勤 0 名 事業規模(09 年度決算収入)…23,478,000 円 事業規模(09 年度決算収入)…6,378,470 円 (内訳:会費 208,000 円、事業収入 4,000,000 円、 (内訳:事業収入 5,700,000 円、寄付金収入 300,000 円、 委託料 15,900,000 円、自主事業 2,000,000 円、その他 ,1370,000 円) 民間助成金収入 300,000 円、その他 78,470 円) 高齢者支援 高齢者支援 設立年月…2004 年4月 認証年月…2005 年 10 月 釧路地域の市民活動に興味のある人に対して、自分らしく、手を取り合い、夢を語り合い、 活動の 目的・趣旨 生きていくことができるよう、また活(かつ)として前へ進む市民社会を作ることができる ように、 「ひと」 「まち」 「こえ」をつなぎ、新たな地域文化を創造(つく)るまちづくりを行っ 活動の 目的・趣旨 子どもや子どもに関わる個人、諸団体に対して、子どもをとりまく環境を充実させる事業 を行い、子どもも大人も豊かに育つ地域社会づくりに寄与することを目的とする。 活動の紹介 障がい者支援 障がい者支援 ていくために市民活動を応援し、つなぎ、育てるための支援をすることを目的とする。 活動の紹介 団体名の「ハピたの」は、「ハッピーで楽しい」居場所づくりから由来する。 指定管理者として、釧路市市民活動センター「わっと」の運営管理を行っている。 ● 学童保育の運営 市民活動の情報収集・加工・発信や、交流の場の提供、相談事業等を通じて、釧路市の市民活動の 2006 年から小学校校舎内で、放課後の学童保育を運営している。また、土曜日には低学年を中心にし 支援を行うほか、以下のような、様々な人材育成・講座・研修事業を行っている。 た遊びの場「子ども教室」を実施している。 ● 道民カレッジ連携講座 生きがいづくり生涯学習促進事業 ● 子ども向け各種イベントの実施 釧路ふるさとカルタやスポーツで楽しく三世代交流をしてもらう講座を開催。 忍者になった子どもと大人が町で冒険ストーリーを体験する「まちをあそぶ! 忍者修行道場」などのイ ● 市民のためのパソコン講座 ベント、料理教室などの食育イベントを実施している。 ● コミュニティビジネス 財務会計講座 「十和田市子どものまつり」にも参加している。 ●「おやこ元気アップ!事業」 学校、図書館、商店街、サークルなどと連携して読み聞かせ活動をする「おはなしはらぺこ隊」の実施、 子どもの体力や規則正しい生活習慣の重要性についての理解や認識を深めてもらうために、文部科学 大人のための人材育成講座等も実施。 省より委託を受けて、( 財 ) 日本レクリェーション協会が実施する親子を対象とした事業を共催している。 ● コミュニティカフェ 「子どもを地域で育てよう」という想いをカフェという場から発信し、地域がつながりあいながら、子ど もたちをあたたかく見守っていく。 食は、十和田の野菜をおいしく提供している。また、カフェでは、地域の方たちが多様な講座を開いて ここに注目 釧路市の市民活動の拠点「わっと」において、 「ひと・まち・ いる。 ここに注目 こころをつなぐ」をキーワードに、市民活動のネットワーク 十和田市に子どもや大人に楽しい場所「児童館(仮)」を作 がさらに広がることと、地域の活性化を願い活動している。 ることを目標に活動をしている。地域の人たちとともに、子ど もたちが育ちやすく、また大人にとっても居心地の良い、あ たたかい環境づくりの実現のために取り組んでいる。 42 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 43 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 いわて子育てネット 所在地…〒036-8201 青森県弘前市一番町 5 正阿弥ビル 3F 所在地…〒020-0022 岩手県盛岡市大通 2-7-20 ウエダビル 3 階 TEL…0172-34-0171 FAX…0172-34-0171 TEL…019-652-2910 FAX…019-652-9077 URL…http://hirosakipeple.blog134.fc2.com/ URL…http://www.iwate-kosodate.net/ E-Mail…[email protected] E-Mail…peple-offi[email protected] 青森県弘前市 代表者名…村井軍一 消費者教育 消費者教育 弘前こどもコミュニティ・ぴーぷる 岩手県盛岡市 設立年月…2001 年9月 認証年月…2004 年1月 設立年月…2005 年5月 認証年月…2005 年8月 有給スタッフ数…常勤 10 名、非常勤4名 有給スタッフ数…常勤9名、非常勤2名 事業規模(09 年度決算収入)…30,599,100 円 事業規模(09 年度決算収入)…24,458,069 円 (内訳:会費収入 361,800 円、委託事業収入 20,862,150 円、助成事業収入 4,812,000 円、 (内訳:会費収入 635,000 円、事業収入 23,821,960 円、銀行利息 1,109 円) 自主事業収入 2,017,952 円、その他 2,545,198 円) 高齢者支援 高齢者支援 代表者名…清野眞由美 子どもや子どもに関わる個人、諸団体に対して、地域の子ども達の健全な育成と子育てに 活動の 目的・趣旨 悩む親のための子育て支援として、日常的なつながりによる親子揃っての居場所を提供 し、人と人とのふれあいによる子育て支援をおこない、子どもの育ちを喜びあえる地域社 活動の 目的・趣旨 地域社会に対して、子育てに関する全般の事業を行い、子育て環境向上に寄与すること を目的とする。 活動の紹介 障がい者支援 障がい者支援 会の構築に貢献することを目的とする。 活動の紹介 ● 子育て支援事業……ファザーリング(定義・父親であることを楽しむ)を理解し、ワーク・ライフ・ ● 未就園児の教室「にこにこ園」 バランスなど男性が育児マインドを身に付け、家庭や地域にコミットする自己成長を学ぶ講座の開催。 未就園の2歳児、3歳児を対象に、就園に向けての基本的な生活習慣を身につけたり、親子で一緒に グッド・トイ、玩具遊びや科学実験、工作等、創造性の育成やリハビリ効果が期待される「遊び体験」 遊ぶ楽しさを体験する教室。 を誰でも常時体験できる街なかの地域コミュニティ「あおもり遊び体験広場」の運営。自閉症、障がい ● 地域子育てサポートネットワーク「にこにこ」事業 者支援としておもちゃを使用した医療療法「プレイ・セラピー」 を弘前医療福祉大学と連携し研究に着手。 2009 年、2010 年と( 財 ) 岩手県長寿社会振興財団の助成を受けて、子育て支援事業を実施。親と子 あおもり遊び体験広場において専門カウンセラーによるカウンセリングをおこない障がい者の自立支援 育て支援者のための「子育て支援研修会」を開催して、「いわて子育てネット≪にこにこサポート≫サポ の取り組みを進めている。 ーター」(保育スタッフ)養成などを行っている。 ● おもちゃの広場……子どもの健全育成と地域の子育てネットワークづくりを目的に安心・安全・良質 ●「パパだって子育て楽しみたいよ」事業 なグッド・トイを使用した「おもちゃの広場」を青森県内各地で開催、子どもたちとその保護者を対象に、 家族のきずな啓発促進を目的に、独立行政法人医療福祉機構の助成を受けて実施。 木材や森林との関わり合いの視点から、モノづくりや自然に触れる木育体感活動を行い、地産地消・森 「冬の公園でパパと遊ぼう!∼冬に自然遊びを伝授します∼」をテーマにお父さんが育児に参加するき 林保護・地域資源の大切さを学ぶ体験活動を行っている。 っかけとなるイベント等を開催。 ● ぷらっとキャンパス……中高生世代の成長を見守り、自立を促すための居場所づくりとして「ぷらっと ● その他、子育て中の母親を対象にした託児付きのセミナー・教室「素敵ママクラブ」、病後児預かり キャンパス」を運営、成長のきっかけとなる社会参画の機会、職業や社会情勢に触れる機会の提供、 講座等を行っている。 それを支える成長を継続的に見守る仕組みづくりを行っている。 ここに注目 ここに注目 事業では、青森県産木製玩具などを使用している。「子ども 盛岡市に拠点を置き、子どもを社会が育てる環境づくりのた を真ん中に」を合言葉に、子どもを見守り、子どもの育ちを めの様々な活動を岩手県域で行っている。県や市との協働 喜びあえる地域社会の構築を目指して、人と人とのつながり 事業も多数。 「朝日新聞」 「毎日新聞」 「読売新聞」 「岩手日報」 を大切にしながら子育てを支援する活動を行っている。行 等、メディア掲載実績も多数ある。 政、企業、弘前市内各大学との連携実績もある。 44 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 45 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 やまがた育児サークルランド 子育てサポーターチャオ 所在地…〒990-0042 山形県山形市七日町 4-7-18 エミネンス七日町1号 所在地…〒343-0047 埼玉県越谷市大字弥十郎 670-5 TEL…048-971-3808 FAX…048-971-3808 URL…http://www10.plala.or.jp/koko-net/index.html E-Mail…[email protected] 代表者名…野口比呂美 代表者名…近澤恵美子 山形県山形市 設立年月…1998 年3月 認証年月…2003 年3月 設立年月…1996 年4月 認証年月…2002 年 10 月 有給スタッフ数…常勤 16 名、非常勤 39 名 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤7名 埼玉県越谷市 事業規模(09 年度決算収入)…10,817,431 円 (内訳:会費収入 528,000 円、事業収入 4,850,800 円、補助金等 5,105,000 円、 業 )28,649,068 円、雑収入 459,569 円、補助金事業 ( 施設運営 )30,102,514 円) 寄付金 324,476 円、雑収入 9,155 円) 活動の 目的・趣旨 支援などの活動や事業を行い、よりよい子育て環境が実現できる地域社会の形成とすべ 活動の紹介 埼玉県内及び近隣市町村にて子育てに従事する両親、団体、行政機関等に対して、子育 活動の 目的・趣旨 て支援全般に関する事業を行い、虐待などのない心豊かで楽しい子育てを目指し、子ど もたちの健全育成及び、地域社会の子育て環境の向上に努める。また、子育てを通じて 男女共同参画社会の実現に寄与することを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 ての人々がすこやかに暮らせる男女共同参画社会の実現に寄与することを目的とする。 高齢者支援 高齢者支援 事業規模(09 年度決算収入)…59,541,270 円 (内訳:会費 204,000 円、寄付 126,119 円、事業収入 ( 主に行政からの委託事 子育て中の家庭、特に乳幼児やその家族及びそれに関わる個人や団体に対して、子育て 消費者教育 消費者教育 TEL…023-673-9336 FAX…023-673-9337 URL…http://www.ikuji-land.jp/ E-Mail…[email protected] 活動の紹介 ● 女性の人材育成に関する事業 保育者育成講座 ( 連続講座、フォローアップ講座他 )、託児付き IT 講 ● 子育てサークルの主催 座、再就職を目指す人への個別相談、育児休業中の人向け講座等を行っている。リーダー育成として 子どもの年齢別、父親向け、母親向け、妊婦向けなどの様々なサークルを定期的に開催している。年 講座・交流会等で育児サークルの人材育成に取り組んでいる。 間カリキュラムを作成し、子どもの発達段階にあわせた目標や、様々なねらいのあるプログラムを構築し ● 子育て支援施設の運営 山形市の補助を受け、総合的な子育て支援施設「子育てランドあ∼べ」を て実施している。 運営。親子で遊ぶひろば、保育室、情報コーナー、研修室などを設置。各種講習会 ( 子育て講座、ボ ● 子育てのための学習の場の提供及び情報発信 ランティア講座 )、遊びイベント、相談、交流、情報提供等の活動が行われている。 家庭教育学級や親の学習の講師派遣。子育て支援者向け講座の開催。運営のアドバイスなどの子育て ● 育児サークルのネットワーク化事業 サークル交流研修会、サークルの集い等を開催して情報交換の サークルの支援。保育者の派遣。子育てに関する相談や学習の場の提供。機関誌「チャオ通信」の発行。 場を設けている。プログラム提供等で活動が充実するよう支援したり、サークル情報の集約 ( 冊子の作 親子で楽しめるイベントや講座の企画などを行っている。 成 )と発信、各サークルの窓口となって問い合わせ対応や入会の紹介もしている。 ● 子育て支援拠点ひろば事業、一時保育、家庭訪問型支援事業 ● 保育関連事業 講演会などの臨時的な託児室の運営をしている。 埼玉県民健康福祉村ときめき元気館の一時保育「ベビールーム」、子育て支援拠点事業として、「みん ● 多世代交流 シニアワークプログラム、孫育て講座を開催。山形大学と連携して学生の託児サポー なのひろばフェリーチェ」を委託されている。家庭訪問型子育て支援も行っている。 ター養成と活動を支援、高校生のための子育て体験事業など次世代に親になる人の応援をしている。 ● 越谷市男女共同参画センターとの共催で「育休&仕事復帰準備講座」の開催や「仕事復帰支援マ ニュアル」の作成など、働く女性を支援する活動も行っている。 ここに注目 設立当初から子育て中の親の視点を生かした市民による活 動をしており、県内の子育て団体への中間支援の中心とな ●「子どもの防犯防災カルタ」や DVD を作成し、子どもの安全への普及啓発をしている。 ここに注目 っている。病児・緊急預かり基盤整備事業(厚生労働省委 2010 年度埼玉県表彰「青少年児童福祉功労賞」を受賞。 託 )、一時預かり体制強化事業、子育て推進コーディネータ 市との協働、福祉医療機構の助成事業などの実績も多数あ ー設置業務 ( 山形県委託事業 ) など、行政との協働も多い。 る。また、埼玉県の「子ども大学こしがや」の実行委員や、 10 社以上で開催した「職場内父親セミナー」など、大学や 企業との連携にも力を入れている。 46 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 47 特定非営利活動法人 子どもの環境を守る会 J ワールド 所在地…〒351-0115 埼玉県和光市新倉 1-16-22 おやこ広場もくれんハウス内 所在地…〒270-0034 千葉県松戸市新松戸 4-257-1 TEL…080-5510-7580 FAX…048-466-2658 TEL…047-344-0544 FAX…020-4668-7358 URL…http://wa-kosodate.com/ E-Mail…[email protected] URL…http://kosodate-hiroba.com/ E-Mail…[email protected] 埼玉県和光市 代表者名…三浦輝江 設立年月…2000 年5月 認証年月…2004 年1月 設立年月…1995 年7月 認証年月…2008 年2月 有給スタッフ数…常勤1名、非常勤 12 名 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤 10 名 千葉県松戸市 事業規模(09 年度決算収入)…8,486,903 円 (内訳:事業収入 6,096,326 円、寄付金 1,932,036 円、 寄付金 96,800 円、その他 1,521 円) 補助金・助成金 346,397 円、会費 112,000 円、その他 144 円) 広く一般市民に対して、子育て支援や子育ておよび子どもの育ちを地域全体で支えあう ネットワークづくりに関する事業を行い、子どもと大人、個と社会それぞれが、多様性を 子どもや子どもに関わる人々に対して、子どもの健全育成を促進する活動に関する事業を 行い、子どもが自立した健全なおとなとして成長し、社会に肯定的な変化と影響をもたら すことに寄与することを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 認め合い、心豊かに暮らせるコミュニティの形成に寄与することを目的とする。 活動の 目的・趣旨 高齢者支援 高齢者支援 事業規模(09 年度決算収入)…9,621,864 円 (内訳:会費収入 109,000 円、事業収入 6,578,543 円、補助金 2,836,000 円、 活動の 目的・趣旨 消費者教育 消費者教育 わこう子育てネットワーク 代表者名…森田圭子 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 活動の紹介 活動の紹介 ● 子育て家族支援 ● 子育て支援事業 定期的な子育てサロンの開催、父親支援ネットワークの組織づくり、食育事業などを行っている。各種 ・こひつじリトミック……幼児のためのリトミック教室の運営 セミナー、情報誌の発行、メルマガ発行、イベントの企画などの一般向け情報発信、電話による育児相 ・子育てセミナー……バウンダリーの形成を通して親子のコミュニケーションを育むセミナー 談も実施している。 ・父親の役割セミナー……お父さんのための子育て講座 また、子育てサポーターの研修講座も実施して育成に取り組んでいる。埼玉県NPOチャレンジサポー ・おやこDE 広場……主に0∼3歳児向けに無料開放されている親子の遊び場。松戸市委託事業 ト事業として家庭訪問型子育て支援オーガナイザー養成体制整備を行い、家庭訪問型子育て支援ホー その他、母親同士の交流会なども開催している。 ムスタートにも取り組んでいる。 ● ユースペース(若者の居場所づくり) ● 地域子育て支援拠点事業の実施 小学生から高校生までの異年齢の若者が自分の居場所として集える場所を運営。若者が気軽に集り、し 和光市つどいの広場「おやこ広場もくれんハウス」の運営を受託をしている。 ゃべったり、楽器を弾いたり、ごはん食べたりできる場。夏には宿泊を伴う里山草刈ボランティアを主催。 親と子の居場所として、気軽に相談したり、手遊びなどの親子のふれあいができる拠点である。誕生日 松戸市との協働事業にて中高生の支援「ゲット ユア ドリーム事業」を行っている。 会などイベントの企画をして地域の子育てを支援している。外国人支援や多胎児の子育て支援などの取 ● J キッズ(小学生のボランティアサークル) り組みも行っている。 ボランティア活動を通して、子どもたちの思いやりや自主性を育てることを目指している。子どもたちは ここに注目 2007 年に男女共同参画の先駆的な取り組みを表彰する「第 3回さいたま輝き荻野吟子賞」を、2010 年には内閣府「チ ャイルド・ユースサポート章」「和光市福祉功労賞」を受賞 多くの人とふれあい成長できる。老人施設の訪問、松戸特別支援学校との交流、町のクリーン活動など を行う。地域や他団体との交流、パンフレットの作成や公開 講座などもを開催している。 ここに注目 している。福祉医療機構、県、市など助成事業、講師派遣、 県や市との協働事業を通して、地域に根ざした子育て支援 審議会・委員会への参加の実績も多数ある。 をしている。ボランティア活動を通して次世代の支援・育成 を行っている。 48 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 49 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク(J-Win) せたがや子育てネット 所在地…〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町20-1 箱崎NSOビル2F 所在地…〒156-0051 東京都世田谷区宮坂 2-21-1 N ハウス経堂 TEL…03-6796-3939 FAX…03-6796-3940 URL…http://www.j-win.jp/ E-Mail…[email protected] 代表者名…内永ゆか子 URL…http://www.setagaya-kosodate.net/ E-Mail…[email protected] 東京都中央区 代表者名…松田妙子 設立年月…2005 年4月 認証年月…2007 年3月 設立年月…2001 年 11 月 認証年月…2004 年 11 月 有給スタッフ数…常勤 10 名、非常勤2名 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤0名 東京都世田谷区 事業規模(09 年度決算収入)…21,544,578 円 (内訳:補助金等 13,571,798 円、事業収入 7,461,193 円、会費 307,000 円、 その他 213,407 円) 寄付金 203,500 円、その他 1,087 円) 広く社会に進出する女性を中心として、業種、業容の枠を超えたコミュニティーを作ること を促すと同時に、日常の業務とは異なる角度で企業経営、社会、経済をみつめ、各々が 果たすべき重要な役割を認識できる機会を提供することを目的とした各種活動を行う。ま 広く子育てに関わる一般市民に対して、子育て支援に関する事業や、子育ておよび子ども 活動の 目的・趣旨 し、企業の競争力向上に寄与することを目的とする。 活動の紹介 企業で働く女性の幹部および幹部候補社員の業種、業容の枠を超えたネットワークをつくり、「Women to the Top!」を目標に相互交流、相互研鑽を行い、各々が果たすべき役割や未来への展望を認識でき る機会を提供。一方、女性が活躍できるような企業内ダイバーシティを推進するために、人事の担当者 などダイバーシティ推進責任者の会を持ち、企業のシステム改革、風土改革にも取り組んでいる。 ●ダイバーシティ推進に向けたセミナー等の開催や調査・研究 各界の第一線で活躍する女性や経営者、海外のダイバーシティ専門家などを迎えたセミナー、シンポジ ウムを数多く開催し、会員企業にとどまらず、ダイバーシティ社会実現へ向けての発信も行っている。ま 社会それぞれが多様性を認め合い、すべての子どもと親が生き生きと心豊かに暮らせる コミュニティの形成に寄与することを目的とする。 年齢等々の人々の異なる考え方の中から、新しい考え方を見出し、環境の変化に即した イノベーティブな企業経営の原動力とする理念)の推進を支援するサービスの提供を通 の育ちを地域全体で支えあうネットワークづくりに関する事業を行い、子どもと大人、個と 障がい者支援 障がい者支援 た企業に対して、女性の能力活用を始めとするダイバーシティ(異なる性別・出身・経歴・ 高齢者支援 高齢者支援 事業規模(09 年度決算収入)…142,640,821 円 (内訳:会費 135,250,000 円、事業収入 6,677,414 円、寄付金 500,000 円、 活動の 目的・趣旨 消費者教育 消費者教育 TEL…03-3667-3100 FAX…03-3667-3440 活動の紹介 ● 情報提供による子育て支援 世田谷区を中心に、 まちの情報を共有できる 「カキコまっぷ」、 グループ情報が簡単に登録・閲覧できる 「マ イホームページ」などのインターネットによる子育て支援情報発信をしている。また、とうきょう子育て 応援会議 NPO 等ネットワーク構築事業事務局として、東京都内の子育て NPO や自治体とのネットワー キング、勉強会の開催なども行っている。 子育て情報メディア「せたがや子育てライフ」の発行、保育園・幼稚園など地域別の口コミ情報、行政 情報「世田谷子育てコンパス」「事故予防冊子」などの提供もしている。 子育て情報メッセンジャーの活動として、世田谷区内 19 地域で「子連れおでかけマップ」を発行、他 たダイバーシティの推進をサポートするための調査・研究、提言なども行っている。 地域でのマップ作成プロジェクトのコーディネート及び支援(目黒区等)。 ● 高校生に対するキャリアセミナーや教材の提供 ● UR 都市機構との協働事業 高校生に企業で働くということの具体的なイメージを得てもらうことを目的として、キャリアセミナーを開 子育て支援拠点「キッズスペースぶりっじ@roka」の設置・運営、コミュニティカフェの運営なども行っ 催。会員企業で働く女性メンバー(業種、職種、年代、役職もさまざま)が講師となり、仕事の内容、 ている。 進路選択のポイント、仕事と家庭の両立、良かったこと、悩んだことなどを紹介。教材、及びその副読 ● 子育て環境の向上にむけた調査研究・提言活動 本も作成してHP上にアップするなど、キャリア教育の一助となるよう活動している。 子育て環境の実態や、当事者・支援者の声を行政に提言。また、次世代 育成支援東京都行動計画(後期)の評価に係る調査協力を行っている。 ここに注目 大手企業の女性幹部や企業内のダイバーシティ推進責任者 50 ここに注目 が両輪となって、企業内のダイバーシティを推進。併せてダ 人口 88 万人、1 年間に 7,000 人を超える出生数の世田谷区において、 イバーシティ社会の実現に向けて運動を牽引する役割を果 行政サービスだけに頼らず当事者同士が支えあうしかけづくりの実績をも たしている。その1つとして、女子高校生に「働くことの楽 とに、現在は都内各地での子育てコミュニティの立ち上げ支援等に取り しさ」「働き続けることの大切さ」を、生の声で届けたい! 組んでいる。 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 51 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 非行克服支援センター 所在地…〒105-0011 東京都港区芝公園 2-6-8 日本女子会館内 所在地…〒169-0073 東京都新宿区百人町 1-17-14 コーポババ 21 TEL…03-6426-1700 FAX…03-6426-1701 TEL…03-5348-6996 FAX…03-5337-7912 URL…http://j-kaikan.jp/ E-Mail…[email protected] URL…http://ojd.npgo.jp/ E-Mail…[email protected] 代表者名…大野 曜 東京都港区 代表者名…能重真作 設立年月…1956 年 11 月 認証年月…2008 年3月 設立年月…2002 年4月 認証年月…2002 年 12 月 有給スタッフ数…常勤1名、非常勤1名 有給スタッフ数…常勤1名、非常勤3名 東京都新宿区 事業規模(09 年度決算収入)…9,962,541 円 (内訳:助成金 6,183,000 円、事業収入 2,207,278 円、会費 1,137,500 円、 その他 53,455 円) 寄付金 414,467 円、その他 20,296 円) 活動の 目的・趣旨 等を実施し、女性関連施設の事業及び管理運営の充実・発展を図ることにより、男女共 活動の紹介 我が子の「非行」に悩む親への支援し、本人の立ち直りを支えていく活動を中心に、子 活動の 目的・趣旨 どもの健全育成をすすめるための学習、交流、非行相談、立ち直り支援等を日常的に行っ ている。また、子どもの健全育成にかかわる関係諸施設、機関や関係者との連携・交流 を進め、子どもの豊かな成長、「非行」からの立ち直りに寄与することを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 同参画社会の形成の促進に寄与する。 高齢者支援 高齢者支援 事業規模(09 年度決算収入)…17,642,479 円 (内訳:補助金等 13,451,174 円、会費 2,810,000 円、事業収入 1,327,850 円、 全国の男女共同参画センター、女性センター、女性会館等に関する研修事業、情報事業 消費者教育 消費者教育 全国女性会館協議会 活動の紹介 子どもが「非行」などの問題を起こす背景には、家庭の問題や、学校・友人・地域社会など、子ども ● 全国の男女共同参画センター担当者に対する研修事業 を取り巻く環境に問題が隠れていることが多い。しかし、我が子が「非行」問題を起こすと、周囲は手を 全国の男女共同参画センター、女性センター、女性会館などに対して研修事業を行っている。 引き、誰にも相談できず、親が一人で抱え込んでしまいがちである。広く、大人社会全体の問題として ブロック研修、管理職研修や、情報交換と交流・討議の場である全国大会などを実施し、最新情報の 捉え、支援の手を広げるために、社会啓蒙を含む以下のような活動を行っている。 提供や他機関との連携などの情報交換を行っている。 ● 子どもの健全育成を進めるための学習・交流・支援者養成事業 ● 女性関連施設に関する情報収集・発信 全国各地に、「非行」と向き合う親たちの会(自助組織)を組織し、親が安心して悩みを語り合える場 女性関連施設の管理運営および事業企画・実施に資する情報を収集し、ホームページ・メーリングリス を作っている。また、「非行を考える全国交流集会」(2000 年から開催)を、実務者や研究者・保護 トなどを通じて提供しており、会員相互の情報交換の場としても活用されている。 者も交えて年に一度開催している。その他「思春期の子どもと向き合う」(新宿区との協働事業)などを また、「女性会館の現況」を毎年1回調査し、結果を会員に公開している。 テーマとした連続講座やシンポジウムの開催、 「非行立ち直り体験交流会」 (埼玉県の委託事業)の開催、 ● その他、刊行物の発行、事業評価システムの開発、スタッフ研修プログラムの開発、連携事業など 非行問題ボランティア養成のための「養成講座」の開催などを行っている。 を行っている。 また、定期発行誌「ざゆーす」では、関係者が、縦割りでなく広く交流し、問題を掘り下げ、学び合え る場を提供している。 ここに注目 ● 非行専門の相談 非行問題の専門家、少年司法関係者、経験のある親などが相談員となり共に解決方法を探る。 女性の地位向上や男女共同参画推進の草分け的団体とし て、全国の男女参画センター等のネットワークの中心として機 能している。会員は全国で約 90 館ある。 日本マイクロソフト(株)等、企業との協働も多い。 ここに注目 親だけでなく、教育や法律の専門家などのネットワークを生 かした取り組みは、マスコミや各界から非行問題への新しい 取り組みとして注目され、評価されている。少年院や児童相 談所など関係行政機関との連携も積極的に行っている。 52 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 53 特定非営利活動法人 子育て支援センター ちびっこはうす 所在地…〒251-0044 神奈川県藤沢市辻堂太平台 2-2-3-102 所在地…〒400-0831 山梨県甲府市上町 1246 TEL…090-4430-1836 FAX…0466-36-6616 TEL…055-241-7521 FAX…055-241-7521 URL…http://www.kodomo-support.org E-Mail…[email protected] URL…http://www.chibikko-house.jp/ E-Mail…[email protected] 神奈川県藤沢市 代表者名…宮澤由佳 設立年月…1999 年4月 認証年月…2009 年9月 設立年月…1991 年 11 月 認証年月…2002 年 12 月 有給スタッフ数…常勤1名、非常勤9名 有給スタッフ数…常勤5名、非常勤2名 消費者教育 消費者教育 湘南DVサポートセンター 代表者名…瀧田信之 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 山梨県甲府市 事業規模(09 年度決算収入)…38,632,887 円 (内訳:会費収入 4,987,350 円、事業収入 33,231,106 円、 設立準備金 370,609 円) 寄付金収入 330,000 円、その他 84,431 円) 高齢者支援 高齢者支援 事業規模(09 年度決算収入)…1,941,095 円 (内訳:事業収入 1,268,440 円、助成金 300,000 円、その他 2,046 円、 豊富な経験を有する専門家と次世代を担うユースリーダーの協力により、女性、子ども、 活動の 目的・趣旨 高齢者、障害者、外国人等、幅広い分野で、暴力の被害者支援、暴力防止を中心とし た人権に関する広報啓発及び教育普及活動を行うとともに、国内外の関係機関と連携し、 子育て中の親・子育て支援者に対して、育児支援に関する事業を行い、安心して子ども を生み育てられる社会の形成に寄与することを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 不特定多数の市民・団体等を対象に助言又は支援・協力を行い、人権意識の向上、支 援技術の向上、次世代の人材育成を推進し、もって人権の擁護、男女共同参画社会の 形成等の公益の推進に寄与することを目的とする。 活動の紹介 活動の紹介 ● 出前遊びの教室「ちびっこキャラバン」 ● 10 代の子どもを対象にした「暴力防止プログラム」の実践 地域の公共施設や、企業各社のコミュニティ広場などを利用して、月に 10 回程度、無料の出前遊びの 暴力防止プログラムの実践「END VIOLENCEプロジェクト」では、学校や地域社会で暴力を未然に防 教室である「出張子育て遊びの広場」を開催している。各回約 10 組程度の親子が参加できる。 ぐための活動をしている。大学生等の青少年リーダーが積極的に参画し、専門家と協力しながらともに 様々な子育て情報や親子あそびを楽しく豊富に紹介したり、助産師さんによる子育て相談の場を設ける プログラムやツールを開発し、ファシリテーターとして 学校や地域で暴力防止活動に取り組んでいる。 などして、子育て中の親子が安心して集うことのできる環境をつくっている。 暴力によらない問題解決方法、コミュニケ−ション方法を紹介しながら、生徒自身が主体的に考えられ ● 子育てハーモニー広場 るように組み立てている。 こどもの月齢別、ママ年齢別、お誕生会、国際交流、育児相談等、いろんなテーマのイベントを無料 「いじめ防止プログラム」では、講演会、ワークショップ、発表会などを行ったうえで、生徒同士による で実施している。 支え合いの活動へと発展させる。意見交換会「スクール・バディ・サミット」も開催した。2011 年には ● 企業、行政、NPOとの協働 子育て応援イベント「やまなしこどもの城」他開催 文部科学省の委託による「社会教育による地域の教育力強化プロジェクト」における実証的共同研究と 子どもたちの体験型イベント。乳幼児から小学生対象。中高生、大学生、シニアがボランティアとして して、「いじめ防止指導者養成講座」を開催。 協力している。 ● DV 被害者の支援活動 ● 出張託児サービス DV・虐待・いじめなどの専門的な支援を行っている。 カウンセリング、中長期の支援計画、子どものための 各種講座やコンサートなどに託児員を派遣する企業向けの出張託児サービス「ほっぺケアサービス」を運営。 回復プログラムなどを実施している。 ● 子育て情報誌「ちびっこぷれす」の発行など ここに注目 54 活動の 目的・趣旨 ここに注目 暴力やいじめ防止について説明するだけでなく、青少年リー 当法人の子育て応援イベントには、年間約 25,000 人以上 ダーや子ども自身が主体的に自分たちの問題として取り組む の参加者がある。公共施設だけでなく、企業のコミュニティ プログラムが特徴。「いじめ防止プログラム」は東京都と神 広場等での開催に特徴があり、行政・企業と連携して様々 奈川県の公立小中学校 15 校において、4年間で 300 回以 な子育て支援を行っている。2008 年住友生命「未来賞」、 上実施している。 2009 年 HONDA「社会活動地域貢献大賞」受賞。 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 55 特定非営利活動法人 山梨子ども図書館 キッズスクエア瑞穂 所在地…〒400-0014 山梨県甲府市古府中町 4922-11 所在地…〒501-0204 岐阜県瑞穂市馬場春雨町 1-49 URL…http://www.geocities.co.jp/y_kodomo_lib/ E-Mail…[email protected] 代表者名…齊藤順子 山梨県甲府市 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤5名 事業規模(09 年度決算収入)…2,749,266 円 助成金 275,742 円、その他 1,224 円) 活動の 目的・趣旨 子どもの本に関心のある人や児童書全般の専門家を目指す者に対して、講座講義を通じ て広範囲の知識、関連の技術を伝授する事業を行い、優れた児童書への認識を高めさ 活動の紹介 子ども時代によい本に出会えるようにするために、子どもの本を知り、成長にしたがって適切な本を与え られることが必要との考えから、子どもの本についての深い知識と、子どもに本をすすめる方法を身に つけた大人を養成するために活動している。 ●「子どもの本の専門家」養成講座の開講 代表者名…椙浦良子 岐阜県瑞穂市 設立年月…1993 年3月 認証年月…2002 年3月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤7名 事業規模(09 年度決算収入)…8,421,075 円 (内訳:助成金・補助金 5,100,800 円、事業収入 1,578,650 円、寄付金 991,726 円、 会費 604,000 円、その他 145,899 円) 子どもを人格ある社会の一員と位置付け、生の舞台芸術の鑑賞や、自然や人との関わり 活動の 目的・趣旨 の中での体験活動・集団活動・文化活動を推進することを通して、地域に豊かな子ども の文化を育て、広げ、未来の地球を担う子ども達の豊かな成長に寄与するとともに、おと なもともに育ち合うことを目的とする。 活動の紹介 ● 中学生の乳幼児ふれあい体験事業 乳幼児親子の協力を得て、中学生と乳幼児のふれあい体験の場をつくっている。瑞穂市内3中学(穂積・ 穂積北・巣南)で年間 20 回ほど実施。 中学生が自分がどのように成長してきたのかを知るとともに、将来自分が子育てに関わるきっかけとなる 絵本や児童文学、ジャンル別読書など、子どもの読書の専門的知識を少人数で継続して学ぶ専門家養 場である。 成講座を開講している。 ● ママのための託児つきリフレッシュ講座「こっこクラブ」 講座修了生は、全国各地で子どもにすぐれた本を手渡す活動をしている。 「こだわりの食」「ヨーガ」「ヨガセラピー」などの講座を開催。子育てから解放されてほっとする時間 毎年9月から翌年7月まで、月2回計 20 回の講座を開講。 を持ったり、仲間づくりの場となっている。 ● 講師派遣 ● 放課後事業 自治体や各種団体が開催する講座や、学校、幼稚園、保育所などの絵本講座、読み聞かせ講座に、 障がいのある子も、発達がゆっくりな子も集える放課後の広場「りんくるプラス」を開催している。 講師や語り手を派遣。 ● 障がいのある子どものためのワークショップ ● 講演会開催等 児童文学講座、読書についての講演会の開催や、個人や団体からの読書相談、ニュース・レター(年 4回)の発行を行っている。 ここに注目 障がいのある子どものための表現や音楽のワークショップを開催している。 ●ファミリー・サポート・センター事業 子どもの一時預かり、送迎、訪問託児などを研修・実習を受けた提供会員がサポートする。 ここに注目 「子どもの本の専門家」を養成し、その専門家を通して全 中学生の乳幼児ふれあい体験事業は、ユニークな取り組み 国で子どもが本に触れ合う機会を提供している。「児童文学 として注目されている。瑞穂市との協働事業として、学校と 講座」「連続講座」は、独立行政法人国立青少年教育振興 の協議を重ねて内容を充実させている。また、地域の乳幼 機構「子どもゆめ基金」助成活動として実施。 児のいる家庭の協力も得て実施している。 教育関係NPO 事例集 障がい者支援 障がい者支援 せ、また児童書に関する専門家の養成に寄与することを目的とする。 URL…http://www6.ocn.ne.jp/ kids.sq/ E-Mail…[email protected] 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:会費 630,000 円、事業収入 1,815,300 円、寄付金 27,000 円、 TEL…058-326-2236 FAX…058-326-2236 消費者教育 消費者教育 TEL…055-283-3340 FAX…055-254-0330 設立年月…2005 年3月 認証年月…2005 年3月 56 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 Vol 3 いきる 57 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 あいち・子どもNPOセンター 参画プラネット 所在地…〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内 1-14-12 グランビル 2B 所在地…〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄 1-7-26-801 URL…http://aichi-kodomo.com/ E-Mail…[email protected] 代表者名…小木美代子 愛知県名古屋市 設立年月…2003 年 12 月 認証年月…2004 年4月 有給スタッフ数…常勤1名、非常勤1名 事業規模(09 年度決算収入)…14,595,140 円 寄付金収入 800,500 円、その他 41,461 円) 活動の 目的・趣旨 子どもと子どもの育ちに関わる人々や団体と子どもの育ちを支え、子どもと大人がともに育 ちあう地域社会の創造と、その地域社会を超えて子どもと大人が豊かに生きる社会の実 活動の紹介 代表者名…渋谷典子 愛知県名古屋市 設立年月…2005 年1月 認証年月…2005 年5月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤 21 名 事業規模(09 年度決算収入)…37,786,756 円 (内訳:会費 90,000 円、寄付金 1,849,521 円、民間助成金 2,530,000 円 、 自主事業収入 19,500 円、委託事業収入 33,120,404 円 、その他収入 177,331 円) 活動の 目的・趣旨 わたしをつくる、仕事をつくる、社会をつくる。―女性も男性も「個」としての能力を最 大限に活かすことができる社会の実現を目指し、家庭・地域・学校などのあらゆる場に、 一人ひとりがバランスよく参画できるアクティブな市民社会の構築を目的とします。 障がい者支援 障がい者支援 現を目指すことを目的とする。 URL…http://sankakudo.net/ E-Mail…[email protected] 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:会費 392,000 円、事業収入 13,361,179 円、 TEL…052-203-5171 FAX…052-203-5171 消費者教育 消費者教育 TEL…052-232-3655 FAX…052-232-3655 活動の紹介 ● 研修・学習事業 ● 男女共同参画に関する講座・セミナーの企画・開催 ・ 「子ども・子育てキャリア支援者養成講座」ほか、子育て支援者のスキルアップのための講座等の企画・ 指定管理者として委託を受けている市の男女共同参画活動支援拠点「名古屋市男女平等参画推進セン 開催 ター」を中心に、普及啓蒙や様々な教育活動を行っている。 ・子どもや子育てに関する学習会の開催 男女参画、キャリア、子育て、まちづくり、防災など様々な分野にわたって教育講座を企画している。また、 ・各種学習会への講師・コーディネーター等の派遣 等 市内外への講師派遣も行っている。 ● 情報発信 ● サポート・基盤整備事業 男女共同参画推進や女性のキャリア形成に関するポータルサイトの運営を行い、情報収集・発信を行っ ・ 愛知県内の子育て支援に関わるNPO 等団体の情報を収集した情報サイト「あい・こどもネット」の管 ている。 理・運営 ● 女性の再就職の支援事業「チャレンジデスク事業」の推進 ・名古屋市瑞穂区内で地域 SNS「みずほ・こどもネット」の管 再チャレンジ女性のための支援プログラム「わたしのキャリア発見塾」の実施、事例作成などの情報発 理・運営 信、コンサルティングなどを行っている。 ●「災害と女性」をテーマに息長い取り組みを実施 ポータルサイトでの発信、「暮らしつながる広場」の開催など、参画プラネットがもつ資源を活かし、被 ここに注目 未来を担う子どもたちが健やかに育つ地域社会を実現するた め、NPO や行政、企業と連携する中間支援団体として、愛知 災した女性たちが的確な情報を得て、新しい土地で暮らしを創るサポートを行っている。 ここに注目 県内の子どもNPO のネットワーク化を進めている。愛知県など 「経済的困難な女性のための就労応援パソコン講座」「女 公的機関からの受託実績が多く、子育て支援活動の情報提供 性のライフプランニング支援総合推進事業」など、多数の や支援者の養成に力を入れている。 助成事業、協働事業の実績がある。行政、市民団体、企業、 大学などと連携し、運営するポータルサイトを活用してのネ ットワークづくりにも積極的である。 58 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 59 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 エスビューロー 所在地…〒524-0014 滋賀県守山市石田町 362 番地 所在地…〒567-0047 大阪府茨木市美穂ヶ丘 3-6 第一山本ビル 403 号 TEL…077-585-4884 FAX…077-577-3335 TEL…072-622-6730 FAX…072-622-6730 URL…http://www.fmc-pair.jp/ E-Mail…[email protected] URL…http://www.es-bureau.org/ E-Mail…[email protected] 代表者名…北山早智子 滋賀県守山市 代表者名…名安道照子 設立年月…2005 年6月 認証年月…2006 年7月 設立年月…2000 年5月 認証年月…2001 年2月 有給スタッフ数…常勤4名、非常勤 11 名 有給スタッフ数…常勤1名、非常勤2名 大阪府茨木市 事業規模(09 年度決算収入)…12,027,067 円 (内訳:会費 298,500 円、事業収入 288,000 円、委託事業収入 390,000 円、 寄付金 5,500 円、その他 3,245 円) 助成金 7,900,000 円、寄付金 2,975,067 円、その他 175,500 円) 幼児を中心とした子ども、およびその保護者に対して、音楽を通じての幼児教育と楽しみ ながらの子育てを支援する「音楽教育」や「文化振興」などに関する事業を行い、子ど 活動の紹介 医療従事者と患者側のコミュニケーションを促進する機関誌の発行、講演会や勉強会の 開催等の事業を行うことによって相互の理解を深め、難治治療による医療従事者と患者 側双方の精神的負担の軽減に寄与することを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 もの健全な育成と、健やかに暮らせる地域社会づくりに寄与することを目的とする。 活動の 目的・趣旨 高齢者支援 高齢者支援 事業規模(09 年度決算収入)…9,923,534 円 (内訳:事業収入 5,484,406 円、助成金 4,311,383 円、会費 119,000 円、 活動の 目的・趣旨 消費者教育 消費者教育 子育て研究会 活動の紹介 文化(音楽・スポーツ・芸術・伝統芸能)の体験を通した子育て支援活動を行っている。 患者およびその家族と医療従事者との橋渡し事業として、両者の相互理解を目的とし、様々な活動を行 ● 音楽教室の実施 っている。 親子で楽しめるリトミック教室など音楽を遊びに取り入れた教育を行っている。リトミック教室を行う一時 ● サバイバー向けインターネットを利用した学習支援交流サイト「ネットで eクラス」 託児もある。障がいを持った子どもたちを対象とした教室も実施している。 家に居ながらにして勉強を教えてもらう「個別学習」の他、隔週でホームルームを行う。 ● イベント開催など子育て情報の発信 ● サバイバーのコミュニティ活動 地域交流を目的として、親子・子ども・大人それぞれに向けたイベントを開催している。音楽、絵本、食育、 小児がんサバイバーの仲間づくりやコミュニティ作りを支援するため、2008 年より「小児がん・脳腫瘍 スポーツ・自然体験・クッキングなどの様々なテーマを設定。子育てにかかわる者すべてが楽しめる活 全国大会」を年に一度開催。その中で、子どもたちの交流を促進する「キッズ・プログラム」や、自分 動を目指す。 で自分の病気を語れるようになることを目標にした「子ども医療学習」を開催。 ● 障がい児の日中一時支援や野外活動支援 ● 患児が退院してスムーズに復学するための復学支援事業 市からの委託で、小学校、福祉センターなどで障がい児の日中一時支援と夏休み期間中の支援活動(サ 学校の教諭向けの小児がんの知識やサポートの仕方を理解する勉強会や DVD の作成。 マーホリデー)を行っている。 ● 入院患児に遊びを届ける活動 関連して地域のボランティアと発達障がいをもった小学生∼高校生が、稲の収穫体験や木登り体験、ク 毎週、病院のプレイルームで工作やゲームをしたり、個室をまわって患児と遊ぶ。 リスマスツリーの切り出しなどの自然体験を行うイベントも開催。 ここに注目 団体名は仏語の「Essentiel(本質の)Bureau(事務所)」 障がい児に対する教育活動も行っており、障がい児の日中 が由来。小児がん患児・家族の「インテグラル・ヘル 一時支援は栗東市の委託事業である。事業助成も多数受け スケア」を目指した活動は、NHK、毎日新聞をはじめ、 ている。共に体験することで地域と子ども達をつなぐ役割を テレビ・新聞等でも多数取り上げられている。 目指す。 60 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 61 特定非営利活動法人 チャイルド・リソース・センター 所在地…〒569-1034 大阪府高槻市大蔵司 3-23-8-1F 所在地…〒554-0012 大阪府大阪市此花区西九条 2-6-8-301 TEL…072-687-3565 FAX…072-687-3565 TEL…06-6463-1788 FAX…06-6463-1788 URL…http://palette.cx E-Mail…offi[email protected] URL…http://homepage3.nifty.com/childrc/ E-Mail…[email protected] 大阪府高槻市 代表者名…宮口智恵 大阪府大阪市 設立年月…2007 年4月 認証年月…2007 年 10 月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤 40 名 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤4名 事業規模(09 年度決算収入)…14,052,998 円 事業規模(09 年度決算収入)…7,754,948 円 (内訳:会費収入 10,000 円、補助金 9,584,000 円、 (内訳:事業収入 4,758,470 円、助成金収入 1,600,000 円、会費収入 485,000 円、 事業収入 1,667,292 円、寄付金 2,791,060 円、雑収入 646 円) 寄付金収入 896,437 円、その他 15,041 円) 活動の 目的・趣旨 子育て家庭への支援、高齢者及び障がい者の生活のための支援を行うこと、及びそれら の人々が自分の仕事と思えるものを地域で作り出していくことにより、誰もが生きがいを 高齢者支援 高齢者支援 設立年月…1998 年5月 認証年月…2006 年9月 社会的弱者とよばれる、子ども、女性、高齢者、障がい者、マイノリティを対象として、 消費者教育 消費者教育 NPOぱれっと 代表者名…漆原由香利 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 すべての子どもが自分の命の輝きに気づけるような「いのちの学びの場」、すべての親が 活動の 目的・趣旨 家族に関わっている「支援者同士が繋がってよりよい支援を生み出す場」を行政やコミュ ニティと連携・協働しながら創出し、誰もがその人らしく生きることができる次世代の健全 障がい者支援 障がい者支援 持って、安心してくらせる住みやすい地域づくりに寄与することを目的とする。 子育てをしている自分に自信を持てるような「親の学びの場」、また、これらの子どもや な社会づくりに寄与することを目的とする。 活動の紹介 活動の紹介 ● 子育て支援事業 ●家族再統合プログラムの開発・提供 「Kidsくらぶ」……幼稚園年長児、小学生の放課後くらぶ(子どものためのワークショップ) 子育てに困難を抱える親が子どもとの具体的な関わりを学び、子育てへの自信をつけることができるプ 「ぱれっとひろば」……子ども(主に0∼3才児)と親の安心スペース ログラムを開発し、提供している。大阪府内の児童相談所・乳児院において提供し、虐待の再発防止 ● 居場所づくり「多世代交流サロン カフェぱれっと」 および予防を図り、子育て・家庭教育支援を行っている。 0歳から高齢者まで、障がいのある人もない人も安心して過ごせる居場所として運営している。 ●父親教育プログラムの開発・提供 様々な講習会も開催している。 収監中の父親が自分の親としての役割を知り、家族の関係を再構築する手がかりをつかみ、再発防止 ● ボーダレスアートくらぶ への意識を高める父親教育プログラムを開発し、官民協働刑務所等で提供している。 子どもから高齢者まで、障がいのある人もない人も、一人ひとりの個性を大切に自由に表現できる空間 ●各種講座の開催 である。 児童福祉施設職員等を対象に、親子支援、保護者理解等に 絵画、さをり織り、音楽、手話など、気軽にアートを楽しめる場を提供している。 関する講座を開催している。 ●講師の派遣 児童福祉関係者を対象にした虐待・親子支援に関する講演・ 研修に講師を派遣している。 ここに注目 ここに注目 女性や子ども、年齢や障がいの有無にかかわらず安心して暮ら 子どもの持つ力や可能性を子ども自身、家族、子どもと関わ せる地域づくりを目指している。「ボーダレスアートくらぶ」は、 る大人たちと一緒に発掘していきたいという思いで、行政、 JT 青 少 年 育 成に関するNPO 助 成 事 業に選 定、近 畿ろうきん 施設、地域、さまざまな機関の人たちと連携協働して、虐待 NPO アワード奨励賞も受賞した。 や子育てに困難を抱える親やその子どもたちの成長発達を支 援している。 62 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 63 特定非営利活動法人 日本クリニクラウン協会 女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ 所在地…〒552-0021 大阪府大阪市港区築港 2-8-24 piaNPO 401-d 所在地…〒650-0022 兵庫県神戸市中央区元町通 6-7-9 秋毎ビル 1 階 URL…http://www.cliniclowns.jp/ E-Mail…[email protected] 大阪府大阪市 設立年月…2004 年 12 月 認証年月…2005 年 10 月 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤1名 事業規模(09 年度決算収入)…9,901,985 円 助成金等収入 3,084,810 円、寄付金収入 4,483,040 円、その他 1,934 円) 活動の 目的・趣旨 闘病生活を送る子どもの権利を尊重し、クリニクラウン(臨床道化師)に関する事業を行 うことにより、もって子どもの健全育成、保健、医療または福祉の発展に寄与することを 活動の紹介 「クリニクラウン」とは、病院を意味する「クリニック」と道化師をさす「クラウン」を合わせた造語で、 入院生活を送る子どもの病室を定期的に訪問し、遊びや豊かなコミュニケーションを通して、子どもたち 兵庫県神戸市 代表者名…正井禮子 設立年月…1992 年4月 認証年月…2007 年3月 有給スタッフ数…常勤3名、非常勤5名 事業規模(09 年度決算収入)…13,747,490 円 (内訳:事業収入 9,688,028 円、寄付金 3,376,028 円、会費 663,000 円、 その他 20,434 円) 男女が互いにその人権を尊重し、責任を分かち合い、その能力を発揮することができ、 活動の 目的・趣旨 安心してのびやかに生きることができるよう、すべての人に対して、女性や子どもの人権 の擁護や福祉の増進に関する事業を行い、男女共同参画社会の形成と子どもの健全育成 の推進に寄与することを目的とする。 活動の紹介 ● DV・デートDV 防止教育 10 代、20 代の若いカップルの間で起こっている暴力について、正しい理解と知識を得ることで将来深 の成長をサポートし、笑顔を育む臨床道化師のこと。 刻な夫婦間の DV に発展することを防止する出前授業など、DV 防止のための様々な教育活動を行って ●クリニクラウン養成事業 いる。約 42,000 人の生徒に授業を提供し、質の高いプログラムとの評価を得ている。教員や地域住民 子どもとのコミュニケーションや児童の心理、保健衛生や病院規則にも精通したスペシャリストである臨 に対しても、「DVと子どもへの影響」などについて啓発講座を開催している。 床道化師を育成する。養成トレーニング、臨床研修(約 3 ヶ月)を経たうえで、認定試験を実施し、認 ● DV 被害者サポートライン事業 定されたクリニクラウンを病院に派遣している。 夫・恋人の男性から暴力被害を受けている女性を対象に電話・面接相談を実施し、弁護士情報、自助 ●クリニクラウン派遣事業 グループの情報、地域の相談機関の情報を提供している。付き添い支援では、福祉事務所・弁護士事 日本の病院で長期入院する子ども達が、子ども本来の生きる力を取り戻し、笑顔になる環境を創るため 務所・警察・病院・家探しなどにスタッフが同行して被害者をサポートしている。 にクリニクラウンを病院へ派遣する。小児専門病院の血液疾患病棟や大学病院の小児病棟などを定期 ● 自助グループ(コスモスの会)の運営 訪問し、全国 15カ所、年間で延べ 7,000 人の子どもたちと関わっている。(2010 年度) ● 啓発・ネットワーク活動 広くクリニクラウンの存在を知っていただくため、講演会や活動報告会などの啓発活動を行う。活動全 般を通じ、誰もがクリエイティブに笑顔で生きていく方法を提案、実践している。 ここに注目 64 E-Mail…[email protected] 障がい者支援 障がい者支援 目的とする。 URL…http://homepage1.nifty.com/womens-net-kobe/ 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:会費収入 1,186,000 円、事業収入 1,146,201 円、 TEL…078-734-1308 FAX…078-734-1308 消費者教育 消費者教育 TEL…06-6575-5592 FAX…06-6575-5593 代表者名…河 敬世 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 DV 暴力に悩む人の自助グループを運営し、離婚後のことや、裁判について情報交換している。 ● シェルター(緊急一時保護施設)の運営 2005 年にシェルターを開設し、母子を保護し、その後の生活再建を支援している。滞在中に母子ともに、 DV に関する心理教育を行うことで再被害の防止と心理的回復を支援している。 ここに注目 クリニクラウンは、優れた表現者であると同時に、子どもと 1995 年に電話相談を開設して以来、面接相談、付き添い の接し方、子どもの心理、保健衛生や病院の規則にも精通 サポート、シェルター運営等、DV 被害者支援の実績があり、 したスペシャリストである。クリニクラウンは、子どもの成長 被害者の心の支えになっている。また、DV を未然に防止す や発達をサポートする発達援助者として病院スタッフとの信 るための教育活動に力を入れている。メディアで取り上げら 頼関係を築き、療育環境の向上を目指している。 れた際は、全国から相談が寄せられる。 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 65 特定非営利活動法人 女性と子どものエンパワメント関西 きのくに子どもNPO 所在地…〒640-8401 和歌山県和歌山市福島 487 ルミノーゾふるい 1-C 所在地…〒665-0056 兵庫県宝塚市中野町 4-11 URL…http://www.osk.3web.ne.jp/ videodoc/ 兵庫県宝塚市 代表者名…田上時子 設立年月…1990 年4月 認証年月…2000 年8月 有給スタッフ数…常勤 10 名、非常勤 35 名 事業規模(09 年度決算収入)…74,147,432 円 その他 4,101 円) URL…http://homepage2.nifty.com/kinokuni-kodomo/ E-Mail…[email protected] 代表者名…土橋登世子 設立年月…1984 年 10 月 認証年月…2001 年7月 有給スタッフ数…常勤4名、非常勤2名 事業規模(09 年度決算収入)…13,338,844 円 (内訳:会費収入 1,175,400 円、鑑賞事業収入 1,399,000 円、子どもの活動支援事業収入 2,853,373 円、第 2 種社会福祉事業 ( 市委託)4,367,000 円、ファミサポ病児預かり( 市委託)等 その他子育て支援収入 2,950,848 円、その他 593,223 円) 女性や子どもなど社会的弱者に対する人権侵害を許さない社会、また、性別や年齢、人種に関 活動の 目的・趣旨 係なく、すべての人々の人権が尊重される社会の実現を図るため、暴力防止や人権教育に関す る事業、それに関する情報の提供、並びに、男女が尊重しあいながら、共に社会の構成員とし 和歌山県和歌山市 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:事業収入 69,616,921 円、助成金 3,700,000 円、会費 826,410 円、 消費者教育 消費者教育 TEL…073-452-7710 FAX…073-452-7710 TEL…0797-71-0810 FAX…0797-74-1888 E-Mail…[email protected] 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 児童の権利に関する条約の精神に基づき、すべての子どもに対し、豊かな生活体験・芸 活動の 目的・趣旨 機会の拡充を図るとともに、子どもたちの生活及び文化環境の向上に寄与することを目的 とする。 障がい者支援 障がい者支援 ての自覚と主体性をもって社会活動に参画していくための学習会などを実施するとともに、男女 術体験を提供する事で、子どもの発達・成長をサポートし、また、子どもの社会参画の 共同参画センターを管理・運営することにより、大人も子どもも共に力を合わせ、生きていく力 をつけていくこと(エンパワメント)と、豊かな市民社会の構築に寄与することを目的とする。 活動の紹介 ● 非暴力アクション・ワークショップ 人権侵害(ジェンダー・DV・子どもの虐待・いじめ・差別など)の問題を、暴力的でない方法で考え るワークショップ(参加型体験学習)。頭で理解するのではなく、心と体を使って感情を表現したり、行 動したりすること(アクション)を重視する。 ● 子どもが暴力から自分を守るためのプログラム CAP(Child Assault Prevention) 年齢に応じて歌や人形、寸劇 ( ロールプレイ) やディスカッションを通して、子どもが暴力から自分を守る ためにできることを学ぶワークショップ。 ● スター・ペアレンティング講演会&ワークショップ 子育て中の親の支援のための親学習プログラム。叩かず甘やかさず子育てする方法を学ぶ。 ● 人権問題・性教育に関する啓発・学習会 大切なことでありながら敬遠されがちな性の問題を、明るくユーモアたっぷりに教える学習会等の開催を 通じて、啓発活動を行っている。 ● 指定管理業務 宝塚市立男女共同参画センター指定管理業務 活動の紹介 子育てサポートをはじめ、子どものあそび・生活体験や子どもの居場所づくり、プレーパーク( 冒険遊び 場)支援、子ども達の社会参画支援、生の舞台芸術の鑑賞、子どもの情報発信等子ども達の成長をサ ポートする様々な活動を積極的に展開している。また、支援者養成・教育講座などを開催し、市民にボ ランティア活動に参加してもらう等、子育ての社会化をめざしている。 ● 子どもの居場所スペース・チヤティーもあ 地域の子どもたちが放課後、安心して自由に過ごせる居場所を開設。プレーワーカーが常駐し、子ども の活動・遊びを支援している。 「表現アート教室」を開催し、 「絵を描く」 「音を奏でる、踊る」という様々 な方法で表現活動を行い、子どもの成長をサポートしている。 ● 子育て中の親子への遊び場の提供「ほっとルームぐるんぱ」 親子で自由に遊べるスペースを設置。親子で楽しむ遊びの会や親のエンパワメントをめざした学習・講 座のイベントを開催している。 ● 子育ての援助「ファミリーサポートセンター事業」・シッター派遣事業「きのくにっこ」 子どもの一時預かり、シッター派遣を中心とする事業。病児預かり、早朝・夜間・緊急時の預かり、宿 泊預かりのコーディネートなども行っている。 ここに注目 ここに注目 66 幼児から小学生・中学生・青年と会員の幅が広く、年齢に 「エンパワメント」とは、人が本来持っている内なる力を、人 応じた活動と異年齢集団での活動を実施していることが特 との関わりの中で引き出し、ありのままの自分を受け入れ、自 徴。子どもの一時預かり事業では、行政と連携してファミリ 分も人も大切に生きること。女性と子どものエンパワメントの ーサポートセンター病児緊急対応強化モデル事業に取り組 ために、世界の最新情報を日本全国に発信している。 んでいる。 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 67 特定非営利活動法人 Com 子育て環境デザインルーム 所在地…〒642-0032 和歌山県海南市名高 555-6 所在地…〒646-0031 和歌山県田辺市湊 1156 そらまめ house TEL…073-483-1252 FAX…073-483-1252 TEL…0739-26-1609 FAX…0739-26-1649 E-Mail…[email protected] URL…http://www.kii-kodomo.jp/ E-Mail…[email protected] 和歌山県海南市 代表者名…松本千賀子 設立年月…2004 年 4 月 認証年月…2005 年 8 月 有給スタッフ数…常勤1名、非常勤0名 有給スタッフ数…常勤 2 名、非常勤 4 名 事業規模(09 年度決算収入)…18,390,316 円 事業規模(09 年度決算収入)…12,092,296 円 (内訳:会費 103,000 円、事業収入 18,020,446 円、 (内訳:会費 24,800 円、寄付 500,000 円、助成金 2,000,000 円、 寄付金 202,586 円、その他 64,284 円) 委託費 8,371,751 円、事業収入 1,163,727 円、その他 32,018 円) 子育て家庭への支援事業を行う中で、子ども達が地域の中で生きる力や考える力を育て、 豊かな環境の元で成長できるよう、また子育て中の親に対しても子育てからの不安や負 子どもたちが安心して安全に暮らし、未来に夢と希望を持ち、人として豊かに成長するた 活動の 目的・趣旨 めに、全ての大人がひとりひとりの子どもの環境に深く配慮し、その健やかな育ちを保証 すると共に、社会で子どもを育てる工夫と知恵を重ね、出来る限り連携・協働し、子ども が育つ良い環境を維持継続できる社会づくりに寄与することを目的とする。また、地域の 障がい者支援 障がい者支援 担を軽くできる支援を目的とする。 和歌山県田辺市 高齢者支援 高齢者支援 設立年月…2004 年 認証年月…2004 年 3 月 活動の 目的・趣旨 消費者教育 消費者教育 子育て・あそびサポートぱお 代表者名…張間広子 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 ひとりひとりが、より多くの人に関わり(communication)、仲間 (company)とつながり、 いきいきと暮らせる地域社会 (community) をつくることを目的とする。 活動の紹介 活動の紹介 ● 子育て支援活動 ● 子育てサロン「そらまめひろば」 海南市の委託を受け、子どもの一時預かりや病中病後児の一時預かりを行うファミリーサポートセンター 子どもと一緒に気軽に立ち寄ることができ、おしゃべりができるカフェとプレイルームを設置している。子 事業及び就労家庭への支援として学童保育事業を行う。 育て中の親や子どもを対象に情報を常に発信し、子育てや暮らしに役立つ教育講座の開催もしている。 ● 文化事業 ● 一時保育サポートネットワーク「そらまめサポート」 子どもや大人を対象とした様々な文化活動や鑑賞活動などの実施及びコーディネートを行う。 厚生労働省の事業委託を受け、病中・病後児や急な一時保育に対応するネットワークを県内に広げて ● まちづくりの推進と市民活動との連携 いる。保育スペースでの一時保育も実施。また、情報誌の発行、学習会の開催など子育て・家庭教育 地域のイベントへの参加や他団体との協働による交流会や情報発信を行う。 支援にも取り組んでいる。 ● 家庭教育相談「そらまめ相談ルーム」 家庭教育を気軽に相談できる場 。必要に応じて適切な行政機関への紹介も行っている。 ● ペアレンティング・プログラムの普及啓蒙 ここに注目 外国で実績のあるペアレンティング・プログラムの紹介、実践講座、ファシリテーター養成講座などを行 っている。 海南市からの委託事業をはじめ、子育てや教育だけでなく、 文化事業やコミュニティ・カフェなど地域の人々が参加でき ここに注目 る様々な取り組みを行い、地域コミュニティの形成に貢献し 地域コミュニティの中に気軽に立ち寄れる拠点を設け、サイ ている。 トや地域 SNS などIT を活用した子育て情報提供や相談、交 流の促進等を実施している。親向けの育児プログラム講座 や支援者育成講座を開催し、厚生労働省の委託事業として、 病児・緊急預かり(一時保育)事業を行っている。 68 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 69 特定非営利活動法人 こども未来ネットワーク 未来 所在地…〒682-0881 鳥取県倉吉市宮川町 188-9 TEL…0858-22-1960 FAX…0858-27-0271 TEL…0858-22-9791 FAX…0858-22-8999 URL…http://kodomomirai.kirara.st/ E-Mail…[email protected] URL…http://www.npo-mirai.net/ E-Mail…[email protected] 代表者名…渡部万里子 鳥取県倉吉市 代表者名…岸田寛昭 鳥取県倉吉市 設立年月…2001 年3月 認証年月…2004 年1月 有給スタッフ数…常勤3名、非常勤1名 有給スタッフ数…常勤 17 名、非常勤1名 事業規模(09 年度決算収入)…6,330,683 円 事業規模(09 年度決算収入)…41,666,743 円 (内訳:会費 503,000 円、事業収入 1,958,275 円、 (内訳:事業収入 40,268,418 円、会費・入会金 802,000 円、寄付金 37,853 円、 補助金・助成金・寄付金 3,833,737 円、その他 35,671 円) その他 558,472 円) すすめていき、子ども自身や地域の関係団体の活動の支援、子どもに関する文化事業及 活動の紹介 ● 子どもとアートプロジェクト 小さい子どもたちが初めて出会うプロの生のお芝居や人形劇、コンサート を県内各地で開催したり、作品の紹介を行っている。また、アートスタートフォーラムを開催し、アート スタート実践団体や行政担当者など県内のアートスタートに関わる人たちとのネットワークづくりを推進 し、県内にアートスタートの輪を広げている。 ● 子どもとメディアプロジェクト 未就学児の保護者を対象に「子どもとメディア講座」を実施。また「ケ ータイ・インターネット教育啓発学習会」に講師派遣や、「ネットパトロール事業」で県内子どもたちの ネット利用の状況をウォッチしている。 ● 子どもの遊びプロジェクト 良質な木のおもちゃとの出会いをサポートするおもちゃ体験会、電子ゲー ムではなく親子で仲間で楽しむボードゲーム体験会&ゲームマスター(指導者)の養成講座の実施、及 び木のおもちゃやボードゲームの貸し出しをする「トイBOX 事業」を実施している。 ● NPO 支援 NPO 相談員として NPO の相談窓口となり問題解決のアドバイスを実施。県民向け NPO 情 報誌「こらぼれいしょん」の発行。 ● 情報発信 情報誌「ファンタジーボックス」を発行し、子どもとアートやメディアに関する様々な情報 を発信している。また、託児付き文化イベントPR 誌の企画・編集を担当している。 ここに注目 広く地域住民を対象にして、青少年の育成、福祉の向上、スポーツ・文化活動への参加 等に関する事業を行うと共にまちづくり事業等に参加し、地域社会全体の利益の増進に 寄与することを目的とする。 活動の紹介 ● 赤ちゃんと子どもたちが触れ合う「心のふれあいプロジェクト」 小中学生が人間性を学ぶため、赤ちゃんやその保護者とふれあう「赤ちゃん登校日」事業を推進。命 の尊さを深く認識し、「役立ち感」や「思いやりの心」を育て、コミュニケーションや人間関係づくりに ついて学校で学習する。指導者の養成事業も実施。 ●ウオーキングでのまちおこしと歩育 毎年 4,000 人参加のウオーキング大会「SUN-IN 未来ウオーク」のほか、子どもの歩く教育を推進する「歩 育」、過疎の漁村を歩いて学ぶ「魚育」等を主催。健康促進とまちおこし、歩育を企図するとともに、 海外とも交流・協働し、普及啓発活動を行っている。 ●「子育て王国鳥取県」の取り組み 各種子育て支援サービスを受けられる「子育てパスポート」の加盟店開拓や、県内の子育て情報総合 サイトの制作・運営を県受託にて実施。父親の育児参加促進等の活動も行っている。 ● まちづくり事業 まちづくり拠点「シビックセンターたからや」の指定管理運営や市民 団体中間支援のほか、圏域情報誌発行、IT 指導、家守事業、6次 産業、移住定住等、地域活性化の様々な取組を実施。 ここに注目 2011 年度アートスタート公演は「ごうぎん鳥取文化振興財 「心のふれあいプロジェクト事業」は 2006 年度から、その指導者 団助成事業」として、アートスタート研修会は「鳥取県社会 を育成する「心のふれあいプロジェクト指導者養成事業」は 2009 福祉協議会補助事業」として、「ケータイ・インターネット 年度から県の受託事業として実施。その他活発な活動で、教育、ま 教育啓発学習会講師派遣事業」及び「ネットパトロール事 ちづくり、健康、福祉など幅広く住民に貢献し、県や広域連合、市 業」は鳥取県教育委員会委託事業として実施する。 町との連携も密である。 教育関係NPO 事例集 障がい者支援 障がい者支援 び広報啓発活動をおこない、子どもの豊かな成長に寄与することを目的とする。 活動の 目的・趣旨 高齢者支援 高齢者支援 設立年月…2002 年5月 認証年月…2002 年9月 子どもたちの体験活動や社会参画の機会の拡充を図るとともに、それを支える基盤作りを 消費者教育 消費者教育 所在地…〒682-0881 鳥取県倉吉市宮川町 188-9 シビックセンターたからや 活動の 目的・趣旨 70 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 Vol 3 いきる 71 特定非営利活動法人 しまね子どもセンター プレーパークてんとう虫 所在地…〒699-0502 島根県簸川郡斐川町大宇荘原町 2395-2 TEL…0854-82-5111 FAX…0854-82-5111 TEL…0853-31-8802 FAX…0853-72-1271 URL…http://www.iwami.or.jp/kodomo/ URL…http://tentoumushi-shimane.com 代表者名…坂本和子 島根県大田市 設立年月…1999 年6月 認証年月…1999 年9月 有給スタッフ数…常勤1名、非常勤0名 事業規模(09 年度決算収入)…1,987,054 円 寄付金 535,367 円、その他 57,796 円) 活動の 目的・趣旨 子どもに対して社会参画の機会の拡充を図るとともに、子どもの活動をすすめている諸団 体に対して、連絡・交流・支援等の事業を行い、よって子どもの豊かな成長に寄与する 活動の紹介 ● 子どもサポート事業 国有林を借りての森林整備や、散策、自然観察、ネイチャーゲーム、工作など、子どもたちの心身の成 長に欠かせない自然とのかかわりの機会を提供する「いきいき自然探検隊」や、乳幼児とその親を対 象とした野外の子育てサロン「おそとで あそぼっ!」など。 ● アート事業 ふだん演劇作品に触れる機会がない地域の子どもたちに、鑑賞の機会を提供する「アート・スタート」、 長期入院の子どもたちに生の芸術を届け、笑顔と感動のコミュニケーションの場をつくる「ホッとアート プレゼント」など。 ● ネットワーク事業 子どもを取り巻く様々な問題に取り組む団体の「この指とまれ」方式の緩やかなネットワーク「しまね子 育ち子育て支援ネットワークつながるネ!ット」「子どもNPO 活動者研修 inしまね」の開催など。 ● 調査研究事業 2009 年度は、島根県立大学が行った事業の成果について調査し、事業外部評価レポートを作成した。 ここに注目 72 代表者名…原 成実 認証年月…2007 年7月 有給スタッフ数…常勤 0 名、非常勤 0 名 事業規模(09 年度決算収入)…2,290,000 円 (内訳:寄付金 942,000 円、助成金 1,281,000 円、その他 67,000 円) 「子どもが子どもらしく育ち、親が育てやすい環境・社会づくり」を行うために、県民が 活動の 目的・趣旨 豊かな自然の中での様々な体験活動や世代間交流を通じて、人々が子育てに深く関心を もち現代社会に欠けている温かく支え合う社会づくり、・森林保全のための事業を行い、 もって少子化対策や地球温暖化対策に寄与することを目的とする。 活動の紹介 ● 森林とふれあう自然体験活動「森づくり」 活動の拠点となる山小屋を自分たちの手でつくり、周辺の森の植林などを通して自然体験活動を行う。 島根の自然を生かし森を大切にしながら、異年齢の子どもたちの遊びの場、親同士の交流の場として活 動している。他団体との交流イベントなども開催。 ● 遊び場づくり「プレーパーク」 各地の公民館や保育園に出向き、子どもたちに手作りの遊びを提供する。五感を十分に使い創意工夫 しながら挑戦していく遊びのおもしろさの体験を目的とする。 ● 子育て、子育ちを通したまちづくりへの参画「プレーパクパク朝市」 模擬店、木工教室、野菜の販売などを行い、世代を超えた地域住民との交流を図る。子どもたちには 販売体験、遊ぶ・食べる体験などの場を、親たちには知りあい、つながりあい、ささえあう場を提供する。 ● 子育てサロン 親子で集まりゲームや勉強、手作りおやつを食べたりして楽しむ。 その他、アートフェスティバル、講演会など様々な企画を主催している。 ここに注目 子どもサポート事業やアート事業など団体独自の活動のほ 森を大切にし、子どもたちの遊び場として活用する活動 か、島根県内の子育てに関わる団体のネットワークの中心と を行っている。森林保全を活動の一環としている点が特 なって活動している。県・市町村との協働で「子どものいい 徴。「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに掲げた遊 顔発見プログラム」実施。大学の事業の外部評価を行うな び場を提供している。町の団体、他 NPOとの連携によ ど、先進的な取り組みも注目される。 る活動も活発である。 教育関係NPO 事例集 障がい者支援 障がい者支援 ことを目的とする。 島根県簸川郡斐川町 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:会費 351,000 円、事業収入 333,076 円、委託・助成金 709,815 円、 E-Mail…[email protected] 消費者教育 消費者教育 所在地…〒694-0064 島根県大田市大田町大田ハ 286 E-Mail…[email protected] 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 Vol 3 いきる 73 特定非営利活動法人 子育てネットワークえひめ 所在地…〒753-0212 山口県山口市下小鯖 2526-9 所在地…〒791-8015 愛媛県松山市中央 2-1238 TEL…0836-41-0230 FAX…0836-41-0518 TEL…089-917-8211 FAX…089-917-8218 URL…http://www.c-able.ne.jp/ power-m/ URL…http://www.conet-ehime.or.jp/ E-Mail…[email protected] 山口県山口市 代表者名…山本由美子 愛媛県松山市 設立年月…2000 年9月 認証年月…2001 年4月 設立年月…1980 年6月 認証年月…2006 年3月 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤 24 名 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤0名 事業規模(09 年度決算収入)…37,318,377 円 事業規模(09 年度決算収入)…587,257 円 (内訳:会費 400,000 円、事業収入 18,994,726 円、 (内訳:会費 495,000 円、寄付金 70,000 円、事業収入 22,180 円、その他 77 円) 補助金・委託金 9,414,000 円、寄付金 8,507,438 円、雑収入 2,213 円) 活動の 目的・趣旨 野に共に参画し、共に責任を分かち合う男女共同参画社会の実現を推進するため、啓発 活動、研究会等の開催、推進組織の育成、情報交換、情報発信等を行うとともに、行 高齢者支援 高齢者支援 代表者名…相本艶子 山口県内外のすべての人々に対して、男女が社会の対等なパートナーとして、あらゆる分 消費者教育 消費者教育 やまぐち男女共同参画会議 E-Mail…[email protected] 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 不特定多数の個人、団体を対象に、少子高齢化、核家族化社会を背景とした子育てに 活動の 目的・趣旨 生かした多様な子育て支援活動を展開し、広く普及を図るとともに、保健、福祉、社会 教育、人権、環境、まちづくり、男女共同参画、市民活動促進など、様々な分野で活動 障がい者支援 障がい者支援 政に対する提言を行い、もって社会全体の公益に寄与すること。 関する様々な課題の解決に向けて、現状の調査研究を行い、地域の人々の活力や能力を している団体との子育てに関するネットワーク化を図ることによって、子どもの健全な育 成、及び共に支え合う豊かな子育て環境と、安心して暮らすことのできる地域社会の実現 に寄与することを目的とする。 活動の紹介 ● 男女の人権の尊重を目的とした活動 人権尊重の視点に立った男女共同参画社会を推進することを目的に活動をしている。セミナー、講演会 による市民への啓蒙普及活動、情報発信、企業環境についての調査・提言などを行っている。 また、男女がともに責任を担う家庭、地域を目指した取り組みも推進している。年1回の総会では講演 会、パネルディスカッションなどを開催するとともに、定期的な会報の発行で情報発信をしている。 啓発活動としては公開政策セミナーなどを行っている。また、様々なテーマを取り上げた各種研修会、 女性市長や各界で活躍する著名な講師を迎えてのセミナーなどを県内各所で開催している。 最近では「現役女性県議会議員とみんなでトーク&トーク どう活かす長寿世界一の女性の視点」と題 する公開セミナーを開催し、高齢化問題は特に男性よりも平均5歳以上も長生きをする女性にとって何 を意味するのかを問題提起した。他団体主催のフォーラム、イベントや山口県女性団体連絡協議会など にも積極的に参加している。 活動の紹介 県内の子育て支援活動団体の中心的な役割を担っている。 子育て力の向上を目指して、 「ベビープログラム∼親子の絆づくり∼」プログラムを定期的に開催したり、 育児サークルの交流会や研修会を実施するなど、県内育児サークルのネットワーク化を推進するととも に乳幼児親子のつどいの場を数多く提供し、親子の居場所づくりを積極的に展開する中で、自分の子育 ての価値観と向き合う時間の提供を行っている。 ● 子育て支援活動 親と子の学びと育ちを応援する「おやこのひろば」を公民館との協働などで県内6カ所で運営、親子で の遊びを通して仲間作りを行う。病院内託児ルーム「ぴーかぶー」(4カ所)では診察中の親の子ども を預かる事業を受託運営。 また、県内の育児サークルのネットワーク支援活動として、交流会の開催も実施している、会報誌「こ ねっと通信」(年4回 10,000 部無料配布)の発行や県内各市町の子育てガイドブックを製作している。 ここに注目 男女共同参画を推進する会として県内では最も長い歴史を ここに注目 持つ。家庭、地域社会、職場での男女共同参画の意識を 県内の子育て情報を一元化できるネットワークは利用者にと 浸透させる取り組みを積極的、継続的に行っている。 って利便性が高い。行政との協働で子育て中の親への情報 提供サイトを構築している。Web 会員によるモニター調査 などの新しい試みもあり、市の補助事業としても活用され始 めている。 74 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 75 特定非営利活動法人 男女・子育て環境改善研究所 唐津市子育て支援情報センター 所在地…〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名 2-11-22 所在地…〒847-0013 佐賀県唐津市南城内 2-10 URL…http://www.kosodate-npo.jp E-Mail…[email protected] 福岡県福岡市 代表者名…濱砂圭子 設立年月…2001 年6月 認証年月…2001 年 10 月 有給スタッフ数…常勤1名、非常勤1名 事業規模(09 年度決算収入)…14,598,533 円 その他 28,217 円) 子育て中の男女、子どもおよび地域住民に対して、男女共同参画の視点で、子育て支援 及び子育て環境改善に関する事業を行い、社会全体の利益の増進に寄与することを目的 活動の紹介 代表者名…岩本剛人 佐賀県唐津市 設立年月…2004 年6月 認証年月…2005 年7月 有給スタッフ数…常勤7名、非常勤 76 名 事業規模(09 年度決算収入)…28,165,145 円 (内訳:会費 70,000 円、委託事業収入 26,934,245 円、事業収入 1,060,900 円、 助成金 100,000 円) 活動の 目的・趣旨 幼児、児童、青少年及びその保護者並びに法人の趣旨に賛同する人に対して、子育てに 関する情報提供に関する事業を行い、子育て環境の充実を図るとともに、地域コミュニティ の形成と福祉の向上に寄与することを目的とする。 活動の紹介 ● 青少年のキャリア教育事業 ● 食育講座等の講座、イベント等の開催 キャリア教育プロジェクトの民間コーディネーターとして、学校や教育委員会、保護者、経済界、大学 農業体験も含む連続食育講座「大豆の力を知ろう」や、リフレッシュ講座など子育てに関する講座やイ などのパイプ役となり、小学生・中学生・高校生自らが、企業を取材し「職業ガイドブック」を作成す ベントを開催。食育講座は、料理教室や市内各地のイベントへの参加を通して重点的に展開し、その るカリキュラムを推進。社会人とのコミュニケーション体験を通して、社会や人を学ぶと同時に、職業を 取り組みに対して 2007 年度に第1回佐賀県食育賞を受賞した。 体験・探索することにより、職業観の醸成を図っている。2005 ∼ 2007 年度は経済産業省委託事業。 その他、市内各地での講演会などの活動・講師派遣、他機関との連携研修、地域イベントへの参加も (2008 年度以降は自主事業として実施) 行っている。 ● 男性の子育て応援事業 ● 子育て情報の提供、育児相談 2歳までの子どもがいる男性を対象とした子育て支援講座「パパ力講座」や仲間づくり支援講座「お父 唐津市、玄海町の子育て情報を中心とした情報提供活動や、電話、窓口等での育児相談も行っている。 さん子育てカフェ」の開催や講師派遣、「おやじの会」の実態調査および支援のほか、父親同士の交流、 ● 相互援助のネットワーク化 情報提供を目的とした Web サイト「おやじ−パパネット」の運営も行っている。 子育ての応援を受けたい人と応援したい人を会員とし、育児の相互援助活動を行う「ラビットくん」を ● 子ども向け防災教室開催のための支援事業 運営している。 防災士やボランティアを対象に、子どもや親子向け防災教室の開催に関するノウハウを伝え、独自に防 ● 病後児保育・一時預かり事業 災教室を企画し開催できるよう人材育成等を実施している。また、関連して親子防災ワークショップなど 行政との連携の下、病気の回復期にある生後3カ月から小学校6年生までの子どもの保育をする病後 も開催している。 児保育室「しろくまくん」を設置。 ここに注目 76 E-Mail…[email protected] 障がい者支援 障がい者支援 とする。 URL…http://www.people-i.ne.jp/ kosodate/ 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:会費 21,000 円、事業収入 14,479,316 円、助成金 70,000 円、 TEL…0955-72-2288 FAX…0955-72-2218 消費者教育 消費者教育 TEL…092-761-4346 FAX…092-761-4346 活動の 目的・趣旨 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 ここに注目 男女共同参画、キャリア教育、子育て、まちづくりなど幅広 子育てと子育てを担う家族を支援する活動において地域や い分野での活動をしている。団体、企業、学校、行政など 社会に積極的に貢献したことで、2010 年、「内閣府チャイ との協働を積極的に行い、それぞれが持っているノウハウ ルドユースサポート章」を受賞した。市との緊密な協力関 や強みをコーディネートしていくことによって、より大きな事 係により、市が提供したいと考える子育てや教育事業との連 業成果につなげていっている。 携を図りながらセンター運営をしている。 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 77 特定非営利活動法人 DV防止ながさき 長崎県央ジュニアサポートアカデミー 所在地…〒850-8799 長崎県長崎市恵美須町 1-1 長崎中央郵便局私書箱第 7 号 所在地…〒854-0077 長崎県諫早市白岩町 4-20 アセンズ通り1 番地 TEL…0957-26-7446 FAX…0957-26-7446 URL…http://www.geocities.jp/dv_greentomato/ 代表者名…中田慶子 消費者教育 消費者教育 TEL…095-832-8484 FAX…095-832-8488 E-Mail…[email protected] 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 URL…http://kenoujr.jp/ 長崎県長崎市 代表者名…山崎 稔 長崎県諫早市 認証年月…2006 年4月 設立年月…2003 年5月 認証年月…2003 年8月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤2名 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤7名 事業規模(09 年度決算収入)…23,156 円 事業規模(09 年度決算収入)…4,421,522 円 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:会費収入 20,000 円、寄付金収入 3,000 円、雑収入 156 円) (内訳:会費収入 371,000 円、事業収入 2,096,517 円、 助成金・補助金 1,170,000 円、その他 784,005 円) 活動の 目的・趣旨 長崎県内の県民に対してドメスティックバイオレンスについての啓発と相談、被害当事者 支援の人材育成に関する事業を行い、ドメスティックバイオレンスの根絶に寄与すること を目的とする。 子どもやその保護者・これから子どもをもうけようとしている人等に対して、スポーツ・学 活動の 目的・趣旨 術・文化・保健に関する事業を行い、またそれらの事業を行っている団体・個人への支 援に関する事業を行い、地域に根ざした子どもの健全育成およびまちづくりの推進に寄与 障がい者支援 障がい者支援 することを目的とする。 活動の紹介 ● 出前授業などDV 防止に係る啓発活動 中・高校生∼大学生を対象に直接学校へ出向いて実施する出前授業「デートDV 防止授業」を、DV 防止に係る啓発活動として行っている。2009 年度の実績として、県内高校 23 校、県内中学校 19 校で 授業を行い 2011 年3月までに延べ5万人の生徒へ授業を実施。また、保護者・教職員対象の講演会 も行っている。デートDV 防止授業や高校生・大学生のアンケート結果などをまとめたブックレットを 2007 年に作成。中高校向けの啓発冊子も作成し、市内の中学校、高校へ配布している。その他、随時、 県内各地での DV 防止のための啓発活動を行っている。 また、「DV 根絶のための連続講座」として県内外から精神科、警察、法律、児童相談所など各分野の 専門家を講師として招き、市民の理解を深める活動をしている。 ● 人材育成 2010 年度に長崎県の委託事業で DV 予防教育指導者養成講座を実 施、指導者の養成も行っている。 活動の紹介 ● 子育て支援事業 「親子のための講演とコンサート」や「親子で話そう!親子で遊ぼう!」等を実施している。 「親子で話そう!親子で遊ぼう!」では、親子やグループで協力してゲームをしたり、地域に伝わる民芸 玩具や楽器を手作りする「ものづくり」を行うことを通して、家庭や社会での良好なコミュニケーション を体験する機会を提供する。 ● 専門家による相談事業 スクールカウンセラー・キャリアカウンセラー・産業カウンセラーによる心理カウンセリングやスポーツド クター・スポーツトレーナー・看護師による発達段階に応じたヘルスサポート等の相談事業を行ってい る。 ● 相談・支援活動 電話相談「女性ほっとラインながさき」や面談による相談を行って いる。また、婦人保護施設等の退所者等の就労支援事業を行い、様々 なサポート活動を実施している。 ここに注目 長崎県内で広くDV 防止のための活動を行っており、県内の多くの学 校で出前授業を実施している。趣旨に賛同した他団体、基金、企業 ここに注目 2008 年の「親子のための講演とコンサート!」は、福祉医 療機構助成「地方分モデル事業」として実施。2009 年の「親 子で話そう!親子で遊ぼう!」は、ふれあいのあるまちづくり 県民運動ボランティア活動振興・助成事業イベントとして実 施した。 の補助金を多数受けているほか、長崎県委託事業、長崎市との協 働事業等、自治体との協働も活発である。 78 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 79 特定非営利活動法人 チェンジライフ熊本 所在地…〒861-8081 熊本県熊本市麻生田 1-2-2 グリーンコープ元気館しみず内 所在地…〒862-0950 熊本県熊本市水前寺 2-21-19 TEL…096-337-0450 FAX…096-337-0450 TEL…096-237-7111 FAX…096-237-7111 URL…http://www.pepepeperan.com/ E-Mail…[email protected] E-Mail…[email protected] 熊本県熊本市 代表者名…緒方洋子 消費者教育 消費者教育 子育て支援ワーカーズぺぺぺぺらん 代表者名…髙野和佳子 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 熊本県熊本市 設立年月…2006 年2月 認証年月…2006 年2月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤5名 有給スタッフ数…常勤1名、非常勤0名 事業規模(09 年度決算収入)…17,627,625 円 事業規模(09 年度決算収入)…4,098,484 円 (内訳:会費 1,021,000 円、事業収入 11,648,075 円、 (内訳:会費 71,000 円、事業収入 4,027,156 円、その他 328 円) 高齢者支援 高齢者支援 設立年月…1990 年2月 認証年月…2006 年3月 助成金・委託金 4,520,000 円、寄付金 438,550 円) 活動の 目的・趣旨 子ども達の心を育てる言葉が喪失している今、子どもと全ての大人に対して、昔話の語り 聞かせ、絵本の読み聞かせに関する事業を行うことによって、豊かな心を育て子どもの健 活動の紹介 県民一般に対して、自立支援に関する事業を行い、新しい女性・男性の生き方をリードし、 未来を担うこども達が世界で活躍できる自由で活きいきとした平和な社会・男女共同参 画社会の実現に寄与することを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 全育成に寄与することを目的とする。 活動の 目的・趣旨 活動の紹介 ● 絵本とおはなしの店「ぺぺぺぺらん」の運営 ● 男女共同参画まちづくり事業 昔話の語り聞かせ、絵本の読み聞かせ、手遊び、わらべうた、パネルシアターなどをプログラムにした ワーク・ライフ・バランスや、男女共同参画社会づくりとまちづくりを推進するため、県内各地で職員や おはなし会や、親を対象にした教育講座などを通じて、子どもの豊かな感性を育てる活動を行っている。 一般市民向け研修会などへの講師派遣を行っている。 拠点として子どもの本を専門的に販売する「絵本とおはなしの店 ぺぺぺぺらん」を運営。おはなし会、 企業リーダーを育成するプログラムでは企業経営者、人事担当者向けに講習を行っている。 子育て学習会などの開催、一時保育などを行っている。子育て学習会は 2010 年度地域共生くまもとづ ● 就職支援事業 くり事業助成事業となっている。定期的に開催する絵本講座、絵本ソムリエ講座、わらべうた講座など 再就職、キャリアチャレンジ等、労働、雇用に関する事業。 専門的な内容の講座もある。 キャリア形成支援事業として、キャリアカウンセリングやセミナーを行っている。また、子育て中の女性 ● 木育事業 の再就職支援、職業訓練校就職支援も実施している。 県内で教育、保育、子育て支援等のために乳幼児、児童が集団で生活する場所に熊本の木で作った積 ● 講座やワークショップの開催 み木セットや迷路ハウスなどの木製遊具を無料で貸し出している。貸し出しに際しては「木育プログラ こどもの生活リズム体得、中・高年の自分さがし講座やワークショップ等を行っている。 ム」の実施が条件となり、森林環境や木の文化、木材利用に関する教育を行っている(2010 年度くま ● 起業起こし支援事業の開催 もとの木製遊具貸出事業)。 農業女性の起業起こし支援講座や熊本の食材を食べて元気になろう講座等を実施。 ● その他、関連の社会福祉法人グリーンコープ子育てサポートセンター「ぺぺぺぺらん」では託児事業、 ● 子育て応援団、健康応援団講座の開催 学童保育、派遣託児などを行っている。 ここに注目 ここに注目 80 男女共同参画を柱に、まちづくり、雇用など様々なテーマに 「ぺぺぺぺらん」とは、詩人谷川俊太郎の本の中に出てき 取り組んでいる。現在、くまもと県民交流館パレアの一部指 た宇宙船の名前。テレビやゲームの普及で低下してきた子 定管理を他の NPO 法人と組んで推進を図って2年目とな どもたちの想像力や聞く力を育て、長い間人類が行ってきた る。熊本県の男女共同参画広報誌に当法人の理事長が掲載 「言葉を伝える」ことの大切さの啓蒙を図っている。 された。 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 81 じ ね ん か 子育てふれあいグループ自然花 所在地…〒898-0071 鹿児島県枕崎市美山町 33 消費者教育 TEL…0993-58-1888 FAX…0993-58-1888 URL…http://jinenka.jp E-Mail…[email protected] 鹿児島県枕崎市 設立年月…2009 年7月 認証年月…2009 年 11 月 有給スタッフ数…常勤4名、非常勤0名 事業規模(09 年度決算収入)…2,116,960 円 高齢者支援 (内訳:会費・入会金収入 22,000 円、事業収入 160,300 円、 その他の収入(助成事業費等)1,934,660 円) 活動の 目的・趣旨 親子を対象にした宿泊・体験事業を通じて家族関係の良化を図り、また、学童保育事業・ 一時預かり事業・子育てサロン事業・相談事業を行うことにより、子育てが社会の中で 障がい者支援 安心して行える環境づくりに寄与することを目的とする。 活動の紹介 「自然に囲まれ」 「ゆったりとした時間」を過ごせる「昔ながらの建物」で、様々な体験活動を行っている。 ● 親子ふれあい体験事業 自然豊かな環境の中、親子で参加する自然体験や農業体験、制作体験事業を実施。野草の天ぷら作り、 野菜の収穫、地域資源を活かした味噌作り、流木制作など、多彩な体験事業を行っている。地域の高 齢者を講師に迎えた体験事業も実施する。餅つきやそばうち、竹のそうめん流しなど、地域と一体化し たイベントの取り組みを行っている。 親子での宿泊体験も実施。親子で一緒に宿泊・体験をすることを通じて親子が共通のことで共感できる 1日を過ごす。修学旅行生の民泊体験も受け入れている。 ● 子育て相談・不登校対策事業 子育てについての相談を受け付ける。また、乳幼児から小学生の一時預かり、学童保育、子育てサロ ンを実施。不登校児を抱える親や子を対象にした体験事業や対策プログラムを行い、自分の必要性を 感じるきっかけを作ることにより、登校へつながる対策を行う。 ここに注目 拠点の所在地は高齢化率 67%の集落である。児童養護施 設職員だったスタッフが、地域の自然と資源を生かした子育 て支援活動を行っている。 82 教育関係NPO 事例集 Vol ❸ -2 消費者教育 代表者名…大脇治樹 いきる 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 ささえあい医療人権センターCOML(コムル) 所在地…〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満 3-13-9 西天満パークビル 4 号館 5F TEL…06-6314-3696 FAX…06-6314-3696 URL…http://www.coml.gr.jp/ E-Mail…[email protected] 団体の概要 医療に関する電話相談 COMLの柱となる電話相談 COML は設立当初から電話相談を法人の柱の事業としている。これまでに対応した数は約 49,000 件 で、電話相談で聞いた患者の声が、COML の他の事業にも大きく反映している。普段から電話相談で 患者の本音を聞いているので、医療者に対するメッセージの発信をしたり、患者にもCOML の合言葉で ある「賢い患者になりましょう」という想いを伝えることができる。 COML では相談スタッフが答えを出すのではなく、相談者の気持ちに寄り添いながら、相談者自身が 大阪府大阪市 代表者名…辻本好子 高齢者支援 1 事業名称 主な教育関連事業の紹介 消費者教育 患者と医療者が協働するコミュニケーションづくり 2 答えを見つけるための問題整理の手伝いをしている。また、相談者が主体的に問題解決していけるよう な支援やアドバイス、情報提供を心掛けている。 設立年月…1990 年9月1日 認証日…2002 年3月 19 日 有給スタッフ数…常勤 / 4名、非常勤 / 0名 事業規模(09 年度決算収入)…46,468,306 円 (内訳:事業収入 33,642,309 円、会費 8,207,000 円、その他 4,618,997 円) メディアの影響が大きい相談内容 COML が電話相談を始めて 20 年以上が経過し、相談内容には大きな変化が見られる。その変化は 社会の動き、特にマスメディアの動きに左右されている。一般人が医療制度や仕組みについて知ろうと 障がい者支援 思っても、誰にどう聞けばいいか分からないため、マスメディアの報道に頼るしかなくなってしまう。 (1)医療を消費者の視点でとらえ、患者が自立して主体的に医療参加するよう、広く一 活動の 目的・趣旨 般社会に呼びかけるための事業を行う。 (2)患者一人ひとりが「いのちの主人公」 「からだの責任者」として自覚を持つよう、 「賢 最近はインターネットで情報が山ほど得られるようになったが、誤った情報もあり、どれが必要な情報 か分からなくなってきている。人々がメディアに翻弄されやすい傾向は電話相談の内容にも反映してお り、このような状況がミニセミナー「患者塾」の開催へとつながっている。 い患者になりましょう」を合言葉として広く社会一般に呼びかけるための事業を行う。 (3)患者と医療者が対話を重ね、互いに気づき合い、歩み寄り、ささえあいながら、よ りよいコミュニケーションづくりに関する事業を行う。 (4)その他、医療におけるさまざまな問題点について、社会への具体的な提案を行い、 開かれたよりよい医療の実現に寄与する。 団体の設立経緯 ささえあい医療人権センター COML(COML=Consumer Organization for Medicine & Law=医療 法の消費者組織)(以下、COML)は、「賢い患者になりましょう」を合言葉に、患者中心の開かれた 医療の実現を目指している。1990 年9月、医療を消費者の目でとらえようと、市民が中心となって活 動をスタートした。 医療者・患者に対するコミュニケーション 1. ミニセミナー「患者塾」の開催 「患者塾」は、毎月1回開催している。講義・講演形式を とらず、 「賢い患者になりましょう」を合言葉に、患者・家族・ 医療者などの参加者がテーマに沿った話合いの中から、お互 いに知恵を出し合い、「対話・気づき合い・歩み寄る」関係 づくりを目指す場である。 話題提供者の話の後、約 10 名のグループに分かれてディ スカッションを行う。参加者は患者・家族はもちろん、医師 「患者塾」でのディスカッションの様子 主な活動内容 や看護師、薬剤師などの医療者や学生まで様々である。参加する医療者は、患者のなまの声を聞くこと ①医療に関する相談:電話・手紙・FAX・パソコン通信による相談を受ける で、医療者を目指した原点に立ち戻れると話す。質問も活発に行われ、特に、インターネットなどでは ②医療者・患者に対するコミュニケーションに関するミニセミナーや講座など 情報を得ることができない終末医療や医療費の内容のときに参加者が多い。 ・ミニセミナー「患者塾」の開催 ・患者と医療者のコミュニケーション講座 2. 患者と医療者のコミュニケーション講座 ・SP(模擬患者)の派遣 より良い医療には、患者と医療者のコミュニケーションが必要である。そのためには患者も医療者も ③医療で活躍するボランティア養成講座 正しく情報を得るとともに、コミュニケーション能力を高め、良い人間関係を築くことが不可欠である。 ④原稿執筆 84 事業名称 「患者と医療者のコミュニケーション講座」では、伝言ゲームやロールプレイ、ディスカッションなど、 ⑤会報誌「COML」の発行 楽しみながらコミュニケーションについて習得する。日常のコミュニケーションを豊かにし、 応用編・上 ⑥講演・シンポジウムへの講師派遣 級編 でもある医療現場で、実力が発揮できることに気づいてもらうことを狙いとしている。 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 85 ささえあい医療人権センターCOML(コムル) 安定した収入の維持と人の確保 3.S P(模擬患者)の派遣 COML の財源は、補助金は一切ないし寄付金も少ない状況で、事業 SPとは Simulated Patient(模擬患者)の略であり、医学生・ 収入を柱としている。長引く不況の影響を受けてどの事業も減収傾向で 看護学生・研修医などの教育現場に派遣される。模擬患者は、 増えており、電話相談に関しては 1998 年以来初めて年間 2,000 件を割 活環境・生い立ちなどを設定に盛り込んで、医学生・研修医・ り込んだ。安定した収入を維持し安定財源につなげるために、新しい事 看護学生などと模擬診察や模擬コミュニケーション場面のやり 業の企画が必要とされている。 とりを行う。終了後、患者役として気づいたこと、感じたことを バック)。 消費者教育 ある。会員数も景気低迷のあおりに加え年齢的な理由などから退会者が 症状を持った患者になりきって演じることはもちろん、性格・生 率直に相手役の医学生・研修医・看護学生に伝える(フィード 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 また、職員数も十分であるとは言えない。これまでの 20 年間の活動 SP(模擬検診)の様子 事務局長の山口育子氏 やすためには、団体の資源とも言える「ヒト」の確保も課題である。 高齢者支援 COML は市民グループとして日本で初めて模擬患者の派遣を始め、これまでの派遣回数は 1,100 回 から培ってきたノウハウや情報をより多くの方々に提供し、賢い患者を増 を超えている。医学部の医療面接試験にも模擬患者を派遣している。SP を通じて、医療従事者に患者 一人ひとりが違う生活背景を持っていることを理解してもらい、コミュニケーション能力を高めてもらうこ とが狙いである。 4 今後の展望 派遣する模擬患者は、COML が養成した 40 名程度である。現在は他団体が模擬患者グループをつく 看護や事務職員への研修も る際の支援も行っている。 今後の安定した法人運営のためにどのように収入を得る努力をするのか真剣に考える必要が出てきて 医療で活躍するボランティア養成講座 事業名称 あることが分かってきた。今後はこうした医療関係の事務職員に対して「患者対応研修セミナー」など、 新たな研修を開催する予定である。 これまで医療者と患者の関係は、医療者が主導権をにぎり、患者はついていくという形が一般的であ 医学部や歯学部等では、模擬患者を取り入れた医療面接試験が義務化されているが、一番患者と接 った。しかし、現代では「協働・コラボレーションの関係」と言われ、どちらが主導という時代ではなく する機会が多い看護の分野ではまだ義務化されていない。その理由は、教える人たちがいないからだと なっている。そのため、医療現場において様々な形でのボランティアの参画が求められている。また、 いう。今後は病院の教育担当や大学院生、大学教員を対象に模擬患者を使った集中勉強会などの事業 医療行政を含めた地域行政の現場に、一般の人々が関わることが必要となったが、一般の人がそのよう も検討している。 な場に参画して意見を言うには、医療に関する知識が必要である。 COML が発足した当時は、医療に関する講演会はほとんどなかったため、参加者が多かったが、今 そこで、これまで COML が培ってきた情報や知識、ノウハウを伝え、医療の中に参画していけるよう は無料の講演会が多数開催されている。そのため、例年開催していたフォーラムは発展的解消として、 な成熟した人を少しでも増やしたいとの想いからボランティア養成講座を始めた。 中止した。このように、選択と集中の意識を持ちながらも時代に左右されることなく本当に大事なものは 受講者は全国から参加してくる。全7回の講座では、関心のある回だけを選択することもできるが、 続け、賢い患者を増やし、患者と医療者の協働ができるような働きかけをしていきたいと考えている。 7回全部に参加する熱心な受講者が多い。講座終了後に COML の活動に参加した人や、また自分の活 障がい者支援 いる。好評であったボランティア養成講座を通して、病院の受付職員等、事務職員の研修へのニーズが 動の場を探して地域や医療機関でボランティア活動を始めた人もおり、当初の目的の実現へとつながり ニーズに合わせて他地域への展開も つつある。 高齢化の時代を迎え、医療や介護は時代が変わっても永遠のテーマである。医療の専門家ではない が、患者に適切な情報を伝える団体の役割は貴重であり、結果として COML は医療従事者も患者も集 3 事業の成果と課題 地道な活動が信頼を生む 電話相談や講座の参加者の増加など、COML の活動がここまで広がったのは、設立以来、地道に活 動を続けてきたからにほかならない。地道に活動を続けているからこそ、COML を中心とするネットワー クが広がり、参加者をはじめとするCOML 支援者との信頼関係が芽生えている。また、支援者の要望に COML が精一杯返答することが新しい活動を生むきっかけになっている。 医療という専門的な分野だけに専門家の信頼を得ることは難しいが、20 年間の活動実績が信用につ ながってきた。20 年間かけて築いてきた実績や信用を、今後さらに強固なものにしたい。 86 教育関係NPO 事例集 まる場へと成長した。 高齢化が進み医療に携わる人が増えていく社会において、賢い患者を増やすことは必須であり、医療 現場からのニーズはますます増えるであろう。実際に、電話相談の利用者は現在症状を持っている人、 入院中の病院からかけてくる人、身内を亡くされた人など様々である。また、事務所が関西にありなが ら半数以上が関東圏からである。 医療を含めた地域行政に、我々一人ひとりが参加を必要とされる時代となってきている。COML は、 医療の知識を持って冷静に行動できる人を、各地域で増やしていきたい。そのため、COML の講座を 大阪以外の地域で展開することを計画中である。COML に集まる声を反映し続けることができるような、 強い組織を目指していきたい。 (ヒアリング応対者:事務局長 山口育子氏) Vol 3 いきる 87 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 2 C・キッズ・ネットワーク 事業名称 C・キッズ・ネットワークでは、学校の先生や消費生活センターなどに、教育プログラムソフトなど消 費者教育に関する教材を提供している。例えば、数ある教材の中でも人気が高い「プレゼントの値段・ 所在地…〒665-0014 兵庫県宝塚市青葉台 1-15-8 デモグッズ」には、金銭教育を実践するための講師用のシナリオだけでなく、家計表・メッセージカー TEL…0797-72-8571 FAX…0797-72-8571 URL…http://ckids.web.fc2.com/ E-Mail…[email protected] ドなどの使用グッズもついている。これらの教材は、主に小学校・中学校の授業で活用されており、学 校が購入しているケースが多い。 兵庫県宝塚市 教育現場を中心に様々な場面で活用される消費者教育教材 代表者名…大森節子 これまでに開発した教材のテーマは幅広く、例えば「インターネットの特徴と注意点」「クレジットカー 設立年月…1997 年5月 認証日…2009 年1月 30 日 ドの特徴と自分に合った使い方」「悪徳業者の手口と被害の未然防止策」や「バランスの良い食事メ 有給スタッフ数…常勤 / 0名、非常勤 / 0名 事業規模(09 年度決算収入)…3,926,920 円 (内訳:事業収入 2,315,129 円、入会金・会費 263,000 円、寄付金 679,526 円、 助成金 669,265 円) 高齢者支援 団体の概要 消費者教育のための教材づくり 消費者教育 消費者教育を推進する 1 主な教育関連事業の紹介 ニュー選び」など、生活全般に関連することを取り上げている。また、授業等ですぐに使えるシナリオ設 定や、ワークシート・グッズ等のすべてを取り揃えた教材は、多 忙でなかなか教材研究に手が回らない学校の先生方から好評を 障がい者支援 得ている。 これらの教材は、学校教育以外の場でも活用できる。例えば、 活動の 目的・趣旨 地域の全ての人々に対して、消費者教育・啓発のための教材及び教育プログラムを開発 高齢者が知っていると役立つ栄養バランスのことや、新社会人が し、それを用いた講座・研修・支援・相談等に関する事業を学校や行政、企業との連携 身につけておくべき契約の基礎知識などを伝える際にも充分に使 のもとに行い、全ての人々が消費者として自主・自立して行動すること、その成果として 明るく健全な社会の建設、発展に寄与することを目的とする。 団体の設立経緯 すべての人間は生まれてから死ぬまで「消費者」として生活するにもかかわらず、学校教育でも社会 教育でも系統だった消費者教育が実施されていない。そのため若者のカード破産や、高齢者の悪質商 法被害など、消費者被害が後を絶たない。消費者問題は社会情勢と共に日々変化し、専任の研究グル ープが組織されていない学校教育や社会教育の現場では、タイムリーな対応が困難な状況である。 そこで、1997 年5月に子どものための消費者教育の教材開発を目的として、有志により任意団体C・ キッズ・ネットワークを設立。2007 年5月に NPO 法人化検討委員会を結成し、法人化について検討を 開始。2009 年1月に認証を受け、NPO 法人設立に至った。 える仕様となっており、消費生活センターなどで活用されている。 消費者教育の専門家が行う教材の開発 教材「コンビニ食ってどんな食?」を 使っての授業風景 教材の開発や制作は、C・キッズ・ネットワークのメンバーである消費生活アドバイザーや消費生活 専門相談員等の専門家が中心となって行っている。基本的な消費者教育の知識や必要性を熟知し、さ らにどういう教育が大事かということを共有した人々が、様々な議論を重ねてつくった教材であり、完成 度が高い。 例えば、契約に関するプログラムであれば、消費生活専門相談員に今どんなトラブルが多いかを聞き、 その情報を基に教材をつくっていることから、タイムリーで適切な情報を教材に反映することができる。 また、学校で使用する教材を考えるときは、教員の経験を持つ人に意見を聞き、学校のニーズに合わ せる工夫をしている。 このため、使った人から 「とても分かりやすい」 といった感想が多数寄せられている。 主な活動内容 なるべく広く普及し、多くの人に使ってもらいたいという思いのもと、本来であれば高額になる開発費 ① 消費者教育のための教材づくり も、メンバーのボランティア精神によって低く抑え、手ごろな値段で提供している。 ② 消費者教育に関する出前講座 ③セミナーの企画・運営 依頼先の目的に応じて、オリジナルのプログラムを組み合わせたり、外部講師を依頼して連続講座と 88 事業名称 消費者教育に関する出前講座 するなどしてセミナーを開催し、必要な情報を提供 C・キッズ・ネットワークでは、消費者教育に関する出前講座を行っている。様々な地域の消費生活 ④イベントの企画・運営 センターに開催可能なプログラムの内容を登録・広報しているため、広報を見た人から声がかかったり、 県や市が実施するイベントで消費者啓発の参加型の講座や、啓発ブースなどの企画運営 いくつかの市では小学校や中学校の授業の一環として消費生活センターの支援のもと定期的に出前講座 ⑤ 調査研究発表会への参加 の依頼が入る。最近では、携帯電話によるトラブルを未然に防ごうという主旨で、子どもが携帯電話を 日本消費者教育学会や全国消費者フォーラムなどで研究発表 持ち始める時期にあたる中学校からの依頼が増えてきている。 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 89 C・キッズ・ネットワーク 参加型で実生活に生きる講座 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 一つ目は「新人研修」である。いくら優秀な人材でも、契約トラブルで借金をかかえたり、食生活への配 慮がなく体調を壊したりしては、その能力を充分に発揮することができない。基本的な消費者として学ぶ 楽しく、分かりやすい参加型による講座を運営している点にあ べき内容を新人研修に盛り込みたい。 る。頭で覚えるのではなく心に感じる講座のほうが、納得性が高 二つ目は、「管理職研修」である。良き企業市民としての社会貢献活動や、環境に配慮した活動、 く、実生活にフィードバックしやすいからである。 CSR の推進は、いまや企業経営のうえで不可欠な要素であり、管理職研修に消費者教育を盛り込むこと また講座を担当する講師の育成にあたっては、一人のカリス は現在の企業のニーズに沿ったものと考える。 マを育成するのではなく、同じプログラムを複数の講師ができる 三つ目は、「リタイヤメント研修」である。企業戦士としてビジネス ようにしている。そして、同じ講座を担当した講師同士がプログ 参加型で学ぶと、習得も早い 消費者教育 出前講座の特徴は、講師の話を聞くばかりのものではなく、 に没頭してきた人が、退職後に一消費者として社会に適応できないケ ースが意外に多い。退職時に「環境教育」や「悪質業者対策」等の 講座のテーマは、 「環境」 「契約」 「金銭」 「食」 「インターネット」 「カード」 「行政制度」 「生活設計」等、 プログラムを提供し、円滑に社会に溶け込めるお手伝いをしていきた 消費生活に関わる様々なものが用意されている。また、講座の対象も、幼稚園年長児から高齢者に至 い。 るまで幅広い。 以上の三つの切り口を中心に、企業にも役立てるNPO 法人である 高齢者支援 ラムについて、随時話し合いの場を持ち、改善を重ねているので、日々講座内容が進化している。 ことをさらに告知して、企業との連携を増やし、社会貢献の幅を広げ 3 ていきたい。 事業の成果と課題 消費者教育はこれからの社会に ますます必要になると語る大森氏 消費者教育の活動を推し進めるにあたっては、他の歴史ある団体と地域や行政間とのパイプがすでに 強固に出来上がっているため、当法人のような新しい団体が行政との連携を得ることが難しい。しかし、 これまでの地道な活動の積み重ねの結果、連携できる行政機関が増えているのは大きな成果といえる。 当法人がこだわってきたすべての消費者に消費者教育というテーマ「楽しく、分かりやすく、参加型、 「消費生活アドバイザー」や「消費生活専門相談員」をはじめとする方々が、消費生活に関する知 識や経験を社会にアウトプットする「場」 として、C・キッズ・ネットワークを活用してもらいたい。C・キッズ・ ネットワークとしても、メンバーが増えることで多くのアイデアが集まり、より良いプログラムができる。 また、共に活動する仲間がそれぞれの地域に戻って、消費者教育を広めていってもらいたい。 (ヒアリング応対者:理事長 大森節子氏) 頭で覚えるのではなく、心に感じる講座」が、世の中から評価された表れであると感じている。 活動を展開する人材の定着が大きな課題 社会的認知が広がり活動や教材に対する評価が広まる一方、マンパワー不足により、増えた依頼に充 分な対応ができていない。マンパワー不足の一つの原因として、人材の外部への流出がある。メンバー が C・キッズ・ネットワークで、消費者教育に関する知識の活用の仕方や、パソコンソフトの扱い方等 を習得し、その技術を持って他のところで新たに就職してしま 障がい者支援 それぞれの経験を生かす場にする 社会的認知の広がり 限られた経費予算の中で円滑に組織を運営するため、積極的に IT を活用している。議事録等も郵 送や FAX 送信であれば通信費がかさむが、メールを活用することで経費削減となる。情報の共有 化や緊急課題の議論もタイムリーに行うことができる。 また、ホームページからの講座依頼・教材注文も増加している。広域的に、多くの事業を運営し ている法人では、IT 技術を駆使することが欠かせない。 うのである。その背景には、充分な報酬が支払えていない当 法人の資金難の影響がある。 一緒に活動したい「志」を持っているメンバーであっても、 生活を支えるためやむを得ず条件の良いところに移ってしまう というのが現状である。今後は、この課題の解決に向け、財 務的な組織変革が必要である。 「環境問題」などの難解なテーマも、 楽しい教材を使えば楽しく学べる 4 今後の展望 企業へ活動の幅を広げる 現在の活動の中心は地域や学校であるが、今後は企業での講座を増やしていきたいと考えている。 90 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 91 消費者教育NPO法人お金の学校くまもと 所在地…〒862-0950 熊本県熊本市水前寺 2-21-19-2F 水前寺 NPO ハウス 弁護士、司法書士、消費者行政、福祉行政、医療機関、被害者団体などとのネットワークづくり。 ⑤ 会報の発行 活動内容を分かりやすく発信するための会報を発行。HP 掲載やネットワーク先などへの会報の配布。 2 主な教育関連事業の紹介 TEL…096-384-4453 FAX…096-384-4453 URL…http://ogk.main.jp/ E-Mail…[email protected] 団体の概要 熊本県熊本市 代表者名…徳村美佳 設立年月…2004 年5月 認証日…2004 年9月9日 有給スタッフ数…常勤 / 2名、非常勤 / 8名 事業規模(09 年度決算収入)…2,453,935 円 事業名称 予防教育 お金の教育・消費者教育活動 消費生活センターでの相談員経験を通して、多重債務者などの相談者の多くが消費者として必要な知 識やお金とつきあう力が不足している人が多いことに気づき、消費者としての力を少しでも身につけても らうために予防教育活動を開始した。子どもから大人まで、どの世代でも消費者が健全な消費生活を行 うために、お金や物の価値などについて考え、お金とつきあう力を身につけることは重要である。 (内訳:事業収入 261,782 円、会費 162,000 円、補助金 1,988,000 円、寄付金 40,000 円、 主な活動は、お金についての教育プログラムの開発と実施である。また、多重債務相談への対応ス その他 2,153 円) キルを研究し実施することで、多重債務に陥った相談者への債務者教育の充実も目指している。 活動の 目的・趣旨 目的としている。消費者が健全な消費生活を行なうために、必要な情報を収集し、合理 的に行動し、また事業者・行政への働きかけを通じて消費者利益を確保する等、消費者 として積極的にその役割を果たす力をつけるための金銭教育をはじめとする消費者教育や カウンセリングを行なう。これにより、消費者が精神的にも自立した社会生活を送れるよ う支援することで社会に貢献するものである。 障がい者支援 消費者が自立した主体として能動的に行動するための支援を中立公正な立場で行うことを 高齢者支援 1 消費者教育 でけたしこ(熊本弁で「できることをできるだけ精一杯」の意)の精神! 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 ●教育プログラムの開発 誰でも身近にあるお金の問題について知って考え、うまくつきあうことができるようになることを目的 に、大人から子どもまでを対象とする予防教育プログラムを開発している。 プログラムの特徴は、ゲームやワークを通じて、自分・家族・お金・もの・社会との関わりについて 気づき、自分で考え・判断し、行動できる力を身につけることを目 的としている点である。子どもから大人までを対象としており、子ど 団体の設立経緯 もと大人が一緒に参加するワークショップでは、子ども同士や親子 代表の徳村氏は、熊本県消費生活センターの相談員経験から、多重債務者など生活に逼迫している など立場が異なる人のお金に対する価値観なども客観的に知ること 相談者への応対に限界を感じていた。多重債務問題の未然防止と再発の予防には、子どもの頃からの もできる。 お金教育(予防教育)と多重債務からの生活再建への支援が必要であるとの思いから、その経験を生 また、多重債務者への債務者教育のひとつとして「家計管理支 かして、消費生活センター相談員の仲間で 2003 年「クレジットカウンセリング研究会くまもと」を発足。 援プログラム」も開発している。プログラム開発には、各分野のネッ さらに活動基盤強化のため、2004 年9月に「消費者教育 NPO 法人お金の学校くまもと」として NPO 法 トワークから、大学教授や弁護士、社会福祉士など様々な専門家の意見を反映している。 人化した。 多重債務問題は、家計管理の技術の欠如、クレジットや保証人などの知識のなさ、家族関係の不調 子ども向けのワークで使用する教材 和や病気など、多様かつ複雑な要因が絡まって発生する。そこで、お金を使い、管理する力を身につ 主な活動内容 けるとともに、クライアントの心理面に配慮しながら支援する内容となっている。 ① 予防教育 プログラムは、まずレシートや領収証を保管することから始まる。次に1日ごとにレシートをノートに 幼児から高齢者まで世代に応じた講義やワークショップによるお金についての予防教育、教材の開発。 貼り、1週間ごとに大まかな費目別に集計、これを繰り返して1カ月分の支出の状況を把握する。 ② 債務者の生活再建支援 次に収入内で生活ができるよう支出を見直す作業をし、さらに予算を立て予算内で生活できるように 債務者の経済的な自立更正を図るための相談・支援。市町村など相談体制の整備・充実ための支援。 支援する。ステップアップ方式になっており、支援の期間はクライアントによって異なり、面談を中心に ③ 調査・研究・政策提言 実施する。 相談事例の分析や事例集の作成、配布。多重債務者への支援体制構築サポート強化のための事前 92 調査および研究。 ●人生いろいろやりくりゲーム ④ 債務者支援に関する各分野のネットワーク化 子ども向けの教育プログラムのひとつに、「人生いろいろやりくりゲーム」がある。90 分間、6人で 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 93 消費者教育NPO法人お金の学校くまもと ための知識を与えることだけが教育ではない。教育は子ども 然発生した出費に対し、家族で話し合いながらやりくり案を作成する。例えば、○○さんの家の1カ月の の頃からの積み重ねが必要であり、子どもの頃からの予防教 収入は○○円。突然の台風が来て家の瓦が飛び、修理が必要になったという想定で、突然の出費にど 育が充実すれば、消費者トラブルや多重債務に陥る人は減っ う対応するか、子どもたち同士がそれぞれの役になりきってやりくりについて意見交換する。 ていく。多重債務者への支援では、自己破産などの債務の整 また、携帯電話を「ほしいものなのか」「必要なものなのか」を考えるツールとして捉え、持つ目的 理だけではなく、生活再建に向けた体系的で持続的な教育・ は何か? 費用は? ルールは? など親子で検討し、その結果を記入する。このようなゲームを通して、お 支援が必要である。 消費者教育 1グループになった子どもたちが、祖父母や両親、子どもの役になって仮想家族をつくる。そして、突 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 金について家族と話し合うことの重要性への理解も促している。 活動スタッフは、皆、兼業である。時間があるときに知識 相談・支援を考えるシンポジウム や労力を提供するが、専業のスタッフとして雇用できる運営費があるとさらに活動基盤が整い、予防活 教育活動については、新聞掲載や口コミなどを通じて依頼があり主に自主事業として実施している。 動も拡大できる。その解決策として、県をはじめ自治体に対して、消費者教育の必要性や消費者行政の 講義や研修は、ワークショップ形式で実施するが、幼稚園や保育所、小学校、中学校、大学、自治体 充実に向けた提案をしている。また、教育者の育成も重要であることから、学識経験者等との活発な意 などで、2010 年は数百名の子どもたちや保護者、教師へワークを中心に実施した。社会人や行政関係 見交換の実施に向けた働きかけも行っている。 高齢者支援 ●お金の教育活動 者向けには「多重債務者問題の現状と課題」などの研修会も実施している。 担当教師が、ワークショップの企画にも積極的に関わり、意見交換をしながら内容の検討をするなど の協力を得られる場合もある。お金の教育について、教科書の 中に単元としてあるものの、どう教えてよいか分からないという現 今後の展望 障がい者支援 上手にお金とつきあえる大人を育成したい! 状もあり、学校からのワークショップの依頼も徐々に増えている。 多重債務者を未然に防止するために、お金と上手につきあえる大人を育成することが大切である。現 活動は予防教育をする教育者の育成・養成にまで広がってい 在行っている講義やワークショップなどは、ほとんどが1回限りである。今後は、プログラムをより体系 る。国民生活センターの啓発・消費者教育をテーマにした消費 的で継続性があるものへと開発し実施するためにも、行政への働きかけなども行っていきたい。 生活相談員養成講座や、教育学部の大学生に対しての講義、ま また、生活再建のための教育として家計管理支援体制を強化するためのプログラム開発や実施する人 た社会人を対象とした大学院での消費者紛争と苦情解決をテー マにした講義など、2010 年は4回実施した。 4 材の養成・育成が必要である。社会の問題解決や困窮者への支援、人々や社会とのつながりを重視し、 「お金ってなあに?」 (ワークショップ)の様子 社会的価値行動ができる消費者市民を増やし、多重債務に陥った人が生活を再建できるような教育・ 支援体制を整えていきたい。 3 事業の成果と課題 (ヒアリング応対者:代表理事 徳村美佳氏) 教育対象者の変化 「住民生活に光をそそぐ交付金」をご存じだろうか。これまで住民生活にとって大事な分野であり 予防教育活動を消費者に直接行ってきたが、その活動は消費者を教育する相談員などの育成・支援 ながら、十分に光が当てられてこなかった分野として、地方消費者行政、DV 対策・自殺予防等の へと範囲が広がっている。要因のひとつとして、消費者庁が設置され消費者安全法が制定されたことに 弱者対策・自立支援、知の地域づくりに対する地方の取り組みを支援する交付金である。地方自 より、各自治体が消費者行政に注力し始めたことが考えられる。 また、市町村の消費者対応窓口への教育・支援依頼は増加傾向にある。その背景には、自殺対策や 多重債務対策に相談体制の充実・整備、相談員の人材育成や資質の向上がうたわれていることがある。 治体は、せっかく交付金があっても、「何をしてよいか分からない」「実施するマンパワーがない」 という理由で、申請しない場合も少なくない。 行政が、「アイディアやマンパワーはあるが予算や機会がない NPO」と協働すれば、多様で実効的 な施策が実施できる。行政にドンドン提案書を出してみてはどうだろうか。 多重債務の結果、年金・税金などを滞納している住民に対し、ただ督促するだけではなく、なぜ滞納し ているかその要因にアプローチし、家計管理への教育・支援をする必要性が高まっているようである。 執筆活動により講座依頼も増えたことも成果と言える。『消費者情報』(関西消費者協会発行)の「多 重債務キャラバントーク」、西日本新聞「家族の経済セミナー」での連載(全 16 回)、その他、くまもと 経済、朝日新聞、熊本日日新聞掲載などにより、講座依頼が増えた。 お金の実践教育が必要 世の中では、お金や消費者についての教育が不足している。悪質商法の被害に遭わないように、多 重債務に陥らないようになど、実践的な予防教育活動が足りない。クーリング・オフなどの被害救済の 94 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 95 い 特定非営利活動法人 いき 活き粋あさむし 群馬県スローフード協会 所在地…〒039-3501 青森県青森市浅虫字蛍谷 65-116 所在地…〒371-0847 群馬県前橋市大友町 1-6-11 URL…http://www.slowfood-gunma.jp/ URL…http://www.ikiiki-asamushi.net/ 青森県青森市 代表者名…石木基夫 設立年月…2003 年3月 認証年月…2003 年3月 有給スタッフ数…常勤3名、非常勤2名 (内訳:会費 58,000 円、事業収入 7,770,516 円、寄付 13,000 円、その他 12,752 円) 青森市及び近隣市町村に住む人を対象として、一人一人が幸せを実感できる生活と環境 をつくる「健康なまちづくり」の啓発・支援事業を行い、もって社会全体の利益の増進に 活動の紹介 代表者名…吉田孝男 群馬県前橋市 設立年月…2001 年 11 月 認証年月…2003 年 11 月 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤 15 名 事業規模(09 年度決算収入)…13,897,248 円 (内訳:委託料等収入 8,084,682 円、事業収入 4,366,020 円、 その他 ( 会費を含む)1,446,546 円) 活動の 目的・趣旨 群馬県における食環境の保全や、食文化の振興を図るとともに、食生活を通じて、子ど も達を含めた県民の食育や健全育成に寄与することを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 寄与することを目的とする。 E-Mail…[email protected] 高齢者支援 高齢者支援 事業規模(09 年度決算収入)…7,854,268 円 活動の 目的・趣旨 TEL…027-210-7811 FAX…027-210-7812 消費者教育 消費者教育 TEL…017-737-5070 FAX…017-737-5070 E-Mail…[email protected] 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 活動の紹介 ● 自然体験・食育教室の実施 ● 食育「家族でいただきますの日」普及促進事業 浅虫小学校の放課後子ども教室で、自然体験・食育教室を実施。 県で設定した「家族でいただきますの日」の普及促進事業として、県内の農業高校などの生徒を対象に、 また、個人、小グループ向けに日曜日のプログラムを用意し、みそづくり、餅菓子づくり、郷土料理な 食と農をテーマにした研修会やパネルディスカッション、郷土料理講習会を開催している。2010 年には ど季節の野菜を利用した食育教室を実施している。 4校で実施し、活発な意見交換を行った。 団体用の個別プログラム、自然を生かしたヘルスツーリズムプログラムの受託もしている。 ● 情報発信 ● コミュニティレストラン・農園の運営 ・利根沼田地区 ICT による食・農・観光・行政・災害情報の発信(地域活性化、雇用創出、増販、誘客、 郷土料理を中心とした「浅めし食堂」を運営している。栄養価の高い定食を手ごろな価格で地域の人々 地域部ブランディングを目的)。 に提供している。地域の高齢者、障害者などに対して弁当の配達も行っている。農業特区を活用して遊 ・地域の食育フェスタなどに出展し、食育の情報発信を行っている。 休農地で減農薬で野菜を作り、食材として利用している。 ・その他、会報紙の発行、レシピ集の編纂などを実施している。 ● 体験教室 ● 調査等の活動 農園では小学校の授業の一環として、田植え、稲刈りの体験教室の指導を行っている。 「有機野菜料理を楽しみ、栽培農家と語る会」を開催、懇談を行っている。また、県内有機栽培農家 ● 調査研究、環境保護活動 を現地に訪ねて話を聞き、報告を行っている。 ホタル保護活動の実施、市民農園についての調査研究(青森県市町村振興協会 地域活性化人材育成 2010 年度からは伝統野菜を対象とした群馬県地域作物等の調査も行っている。 事業補助事業 ) などの実施。 ここに注目 ここに注目 定期的に開かれる「食談会」では、会員のほか行政関係者 2010 年に「地域に根ざした食育コンクール特別賞」を受賞 や生産者らが参加して懇談を行っている。地域の企業、団 するなど、受賞歴も多い。食と農のコミュニティビジネスの 体から協賛・食材提供を受けて、食育等の事業を行ってい 先進事例として、全国からの視察も多く受け入れている。 る。また、伝統野菜の調査等、地元の農家等の協力も得て 活動している。 96 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 97 特定非営利活動法人 おかねの楽校 食と農のまちづくりネットワーク 所在地…〒270-2241 千葉県松戸市松戸新田 575-25 所在地…〒386-0012 長野県上田市中央 4-7-27 消費者教育 消費者教育 TEL…0268-22-5968 FAX…0268-22-5968 TEL…047-308-4070 FAX…047-366-7022 URL…http://zuku.umic.jp/hp/shokumachi/index.html URL…http://www.okanenogakkou.com/shozai.html E-Mail…[email protected] 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 千葉県松戸市 E-Mail…[email protected] 長野県上田市 代表者名…山崎八重子 設立年月…2005 年4月 認証年月…2007 年1月 設立年月…2009 年4月 認証年月…2009 年5月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤 12 名 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤0名 事業規模(09 年度決算収入)…1,500,000 円 事業規模(09 年度決算収入)…3,666,298 円 (内訳:事業収入 1,000,000 円、助成金 500,000 円) (内訳:事業収入 1,340,397 円、会費収入 248,200 円、補助金等 2,077,701 円) 高齢者支援 高齢者支援 代表者名…安江 巧 農商工観光業者、市民に対して、食と農に関する地域住民の共通理解を深め、地域資源 活動の 目的・趣旨 お金やお金にまつわる世界についての正しい知識を学ぶ機会を提供することにより、子供 たちが自分の夢を実現し、豊かで幸せな人生を歩むことができるようにする。 を活用できる人材を育成し、男女共同参画社会の形成を促進すると共に、産地とまちの 共生的関係づくりに資する事業を行い、もって地産地消の推進と地域の活性化に寄与す 活動の紹介 障がい者支援 障がい者支援 ることを目的とする。 活動の紹介 ● 子どものための金銭教育講座「おかねの楽校」の開催 ● 食農教育講座事業 小学4年生から6年生の子どもを対象に、1年間を通してのカリキュラムになっており「お金の価値」 地域食材を使いこなす人材育成を行う。地域の旬の料理や、伝統的な食べ方を学ぶ講座、農業や地域 や「お金の健全な使い方」、そして「生きる力」を培う「金銭教育」を行っている。子どもたちの 夢の実現 の農産物を知る講座を開催している。 や 豊かで幸せな人生を歩む ことができるように、机上の学習だけでなく、ゲームや社会見学、そして ● 人材育成講座事業 実際に仕事体験(屋台運営)をしていくことで、教科書からは学べない「お金についての計画性」「経 コミュニティビジネスに関する人材育成講座を開催。市民の起業、スキルアップに貢献し、地域志向の 済のしくみ」「世の中のしくみ」「仕事のこと」など幅広く学ぶ。さらに「自分の将来」について考える機 地産地消を目指す。 会もある。 ● コミュニティレストラン事業 ● 金銭教育「おこづかいゲーム」の実施 中心市街地の空き家を有効活用し、地元農家と消費者が一体になって参加型レストランを展開。食を 市内をはじめ、各地で単発の学習講座「おこづかいゲーム」を行っている。ゲームでは、欲しい物と必 核とした取組を行うことにより、中心市街地や地域農業の活性化に寄与している。 要な物を買うためのバランス感覚(よく考えてお金を使う)、おこづかい帳のつけ方、お金の管理のしか 客数は毎日 20 名を超え、リピーターも多い。地域農業を支える活動等を行っている。 た、そして貯金の大切さや人のために使うお金もあることなどを楽しみながら学んでいく。 ●ファーマーズマーケット事業 ● 保護者向けセミナー「おこづかいのあげ方」 地元商店街や県外で信州農産物や加工品の委託販売を年間 11 回実施し、地域食材の PR を実施。 おこづかいを使って家庭での金銭教育を提案している。 コミュニティレストランのランチメニューと相乗効果で販売促進に貢献している。 ここに注目 98 活動の 目的・趣旨 ここに注目 2005 年度から3年間、松戸市教育委員会サタデーコミュニ 地産地消の拠点として生産者と消費者が一体になって運営 ティースクール事業ならびに文部科学省地域子ども教室事業 するコミュニティレストランを開設。日替わりシェフによるラ を実施。2008 年度から2年間松戸市協働事業として活動 ンチが好評。食農教育講座やファーマーズマーケットは、地 する。新聞各紙には複数回掲載されている。2008 年には 域食材の活用や商店街の活性化に貢献し、長野県知事から NHK、NHK 教育テレビからも取材が入り放映された。 「地域発 元気づくり大賞」表彰を受けた。 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 99 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 ふれあいネットひらかた 所在地…〒600-8154 京都府京都市下京区間之町通下珠数屋町上ル榎木町 306 坂口ビル 2 階 所在地…〒573-1144 大阪府枚方市牧野本町 2-19-2 TEL…075-352-2640 FAX…075-352-2646 TEL…072-397-2111 FAX…072-397-2111 URL…http://www.k4.dion.ne.jp/ attaka33/ URL…http://www.shokuiku-station.com/ E-Mail…[email protected] E-Mail…[email protected] 代表者名…澤井 勝 京都府京都市 設立年月…2005 年6月 認証年月…2005 年 10 月 有給スタッフ数…常勤1名、非常勤 2 名 事業規模(09 年度決算収入)…11,625,281 円 大阪府枚方市 設立年月…2005 年6月 認証年月…2005 年6月 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤 16 名 事業規模(09 年度決算収入)…13,860,000 円 (内訳:会費 160,000 円、助成金 4,000,000 円、事業収入 9,700,000 円) 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:会費 2,406,000 円、事業収入 4,373,802 円、寄付金 627,523 円、 代表者名…野村由賀里 消費者教育 消費者教育 あったかサポート 助成金 4,186,785 円、その他 31,171 円) 賃金、労働時間その他の労働条件に関する問題、労働災害、メンタルヘルスその他の労 活動の 目的・趣旨 働衛生に関する問題、解雇その他の雇用確保に関する問題、各種年金、保険その他の 社会保障に関する問題の解決を必要とする人々とともに、共助の視点に立って、関係諸 近年食品の安全性や子ども達の食生活の乱れによる健康面が問題視されている。このた 活動の 目的・趣旨 かに育つことのできる社会づくりに貢献することを目的とする。 ことにより、人間性あふれる、住みやすい社会の創造に寄与する事を目的とする。 活動の紹介 専門家のネットワークにより「賃金や労働条件等トラブルの相談などの労働サポート」「中小企業など事 業主向けの支援活動のビジネスサポート」 「年金、医療、介護等についての生活サポート」の3つを柱に、 自立と協働の勤労者・市民ネットワークとして様々な事業を展開している。 ● 出前授業 心に食育の啓発活動や、交流の場の提供などを行うことにより、子ども達が安心して健や 障がい者支援 障がい者支援 機関と連携しながら、適切な解決手段を検討するなど解決への糸口を見出す活動を行う め地域住民が集まりやすい商店街の空き店舗を活用して、子育て中の親子や小学生を中 活動の紹介 地域の子育て応援ひろば「食育ステーションまきの」を運営。子どもが安全に使える調理室を完備し、様々 な料理・食育教室・講座等を開催している。 ●小学生のキッズキッチン 2007 年から開始している、子どもの居場所づくりと料理教室を組合わせた教室。子ども達が商店街で 2006 年から社会保険労務士が高校生、大学生、教員、進路指導者やキャリア教育担当者、NPO 等就 買い物をするところから料理までを行う。 労支援者、PTA 等向けに、就職前に知っておきたい現代の雇用や労働環境の理解、労働者を保護する ●親子で学ぶ農業体験教室 法律、社会保障等に関する基礎知識、給与明細の見方、トラブルの相談先、トラブル未然防止を目的 2008 年から、無農薬野菜を作っている農家の協力を得て開催している体験教室。10 年度は6月から とした労使相互理解のための出前授業を実施している。 11 月まで連続5回で野菜の栽培から収穫を行い、小学生の親子 56 組 160 名が参加。 ● 各種セミナー等の開催 ●食育講座 労働や社会保障への市民的常識づくりのために様々なセミナーを開催している。 2007 年から、保育園・幼稚園・小学校と連携して保護者向けに行っている講座。子ども向けに「クッ ・仕事や暮らしに関わる時事問題に関する春季・秋季連続セミナーの開催 キング教室」と「食育の楽しいお話し会」を開催。計 15 回実施。 ・市民向けに退職準備セミナーや年金、医療、労災・雇用保険など社会保険制度の基礎知識習得のた ●商店街と共催での料理イベント めのセミナーや労働問題に関する相談活動 2009 年から年2回開催。商店街の店長を一日講師として招き、商店のこだわり品、サービスなどを知 ・中小企業向けに人事労務管理、メンタルヘルスなどの連続セミナーの開催や相談活動 ってもらう機会を作る。そば打ち体験、ハンバーグのおいしい作り方教室など12 教室。 ここに注目 ここに注目 社会保険労務士により、常に最新の社会情勢に合わせた教 保育園、幼稚園、小学校、商店街、農家、企業、行政、 育活動を行っている。社会へ巣立つ若者への働き方の指南 教育委員会、地域、家庭とつながることで、より多くの方に 書「授業で使える!働く前に知っておきたい基礎知識」も頒 食育を啓発することができるようになった。 布。2007 年から京都府の労働関連法教育委託業務として 新聞、テレビ、教育雑誌、市の広報誌で多数掲載。全国か 受託し、新聞、雑誌、TV等でも紹介されている。 ら視察や取材も多い。 100 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 101 特定非営利活動法人 食と農の研究所 栄養ケア・ちっご 所在地…〒657-0831 兵庫県神戸市灘区水道筋 2-2 のら (畑原市場内) URL…http://www.agri-design.jp/ E-Mail…[email protected] 兵庫県神戸市 設立年月…2003 年3月 認証年月…2003 年3月 有給スタッフ数…常勤6名、非常勤4名 事業規模(09 年度決算収入)…26,682,312 円 活動の 目的・趣旨 不特定多数の個人・団体に対して、都市と農村のネットワークづくり、食・農・環境に関 する学習、情報提供、調査研究、相談・助言等の事業を行い、食について考え、農を URL…http://www.eiyou-care-chiggo.or.jp/ E-Mail…[email protected] 福岡県筑後市 代表者名…下川由子 設立年月…2006 年3月 認証年月…2006 年3月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤1名 事業規模(09 年度決算収入)…5,402,885 円 (内訳:会費 60,000 円、受託事業収入 5,340,040 円、その他 2,845 円) 筑後地区一円の住民に対して地域に住む管理栄養士・栄養士が食生活の観点から介護 活動の 目的・趣旨 予防・生活習慣病予防・合併症予防・食育等の事業を通して健康寿命の延伸及びQO L向上、子どもの健全育成や子育て支援に努め、併せて管理栄養士・栄養士の雇用機 会を拡充し、もって健康で幸せな生活をおくるための自主的な健康づくりを支援し、活力 障がい者支援 障がい者支援 身近に感じる市民生活、都市と農村の共生の推進に寄与することを目的とする。 TEL…0944-63-6497 FAX…0944-63-6497 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:事業収入 26,573,418 円、会費 108,000 円、その他 894 円) 所在地…〒833-0023 福岡県筑後市馬間田 157-4 消費者教育 消費者教育 TEL…078-801-8722 FAX…078-801-8722 代表者名…丹羽英之 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 のある地域社会となることを目的とする。 活動の紹介 ● 農業体験教育講座「食と農の小学校」 小学生とその家族を対象に、食べもの・農業・農村にふれる本物の体験(食と農のツーリズム)を通して、 子どもたちの自然の生命を感じる力、生きる力を育むことを目的とした食農教育に取り組んでいる。地 元農家が先生となり、食べもの・農業を楽しく、面白く教える。椎茸・野菜収穫、米や野菜の出荷見学、 土について学ぶ、鶏の解体見学、田んぼの虫の観察など、知識と体験両面で幅広いカリキュラムを企 画している。 ● 都市と農村のネットワークづくり 消費者・都市住民の「まちとも」と生産者・農家の「のらとも」を組織し、ファーマーズマーケットの 開催やワークショップなどで両者のネットワーク化を支援している。「近畿まち × むらプロジェクト」では アンテナショップの運営、キャラバン方式での各種イベントへの参加などを行っている。また、農家と消 費者が直接触れ合う機会をつくる 「農村ボランティアバンク」 も実施。兵庫県丹波市の梶原地区と連携し、 通年の農体験活動を学ぶ「梶原塾」を開催している。 都市と農村の食・農・環境をトータルに考え、都市と農村が共生し、食と農を今よりももっと身近に感じ られるライフスタイルを提案している。 ここに注目 活動の紹介 福岡県筑後地区で活動する管理栄養士・栄養士を会員とし、高齢化社会に対応した栄養改善普及と子 どもたちの心と体を育てる食育の推進を行っている。 ● 食育事業 農作業体験、調理体験、乳幼児の食事相談など、子どもたちの心と体を育てる食育の推進を行っている。 未来を担う子供たちに、食べ物の知識や正しい選び方、自然の恩恵や「食」に関わる人々の様々な活 動への感謝の念をしっかり伝えることを目的としている。 こども未来財団の子育ち・子育て支援団体活動研修事業で「子どもの食事支援のスキルアップ研修」も 実施。久留米市協働モデル事業として、久留米市食育推進プランに沿った郷土料理「がめ煮」を調理 できる若い人を増やす事業を実施した。 また、各地のフェスタ、イベント等に積極的に参加し、食育の普及に努めている。 ● 栄養改善事業(介護予防) 久留米市、大川市、八女市、大木町、東峰村の特定高齢者介護予防事業を受託、介護従事者に対す る栄養改善講習、調理実習、高齢者向けレシピ集作成を行っている。 ここに注目 専門家による子どもから高齢者までの食育活動を展開してい 食・農・環境の学習、情報発信、および都市と農村のネッ る。久留米市のほか、NPO 提案活用事業、支援補助事業、 トワーク作りを中心に活動。農業教育では県内の小学校と 助成金事業など県、市、町と協働の実績も多数ある。離乳 連携している。豊岡市や兵庫県の協力を得ながら中国浙江 食から介護食まで、すべての世代の人の健康づくりの活動 省における環境教育・環境創造型農業の普及事業も実施。 は、地域への広がりを見せている。 102 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 103 霧島食育研究会 所在地…〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口 1653-2(のぼる農園) 消費者教育 TEL…0995-57-0215 URL…http://www.geocities.jp/kirisyokuiku/ E-Mail…[email protected] 鹿児島県霧島市 設立年月…2004 年1月 認証年月…2005 年9月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤0名 事業規模(09 年度決算収入)…5,107,023 円 高齢者支援 (内訳:会費 24,000 円、事業収入 1,508,136 円、助成金 3,554,693 円、 寄付金 20,000 円、その他 194 円) 乳幼児から高齢者まで人が一生涯を通して健康な体と心を持ち、輝く生活ができるよう、 活動の 目的・趣旨 食を通した健康づくり「食育」を推進し、「霧島・食の文化祭」をはじめとした地域に根 ざした食文化の継承事業を実施することにより社会教育の推進、まちづくりの推進、子ど 障がい者支援 もの健全育成、経済活動の活性化を図り、「食を大切にする文化を育てる」社会づくりに 寄与する事を目的とするものである。 活動の紹介 ● 農業体験教室「畑と遊ぼう」などの食育事業 小学生から大人までを対象に、同会の拠点である畑、林、広場のある農園を使って、農業と自然を感じ、 学ぶ取り組みを行っている。月例で、そば打ち、さつまいも収穫、ナタネ種蒔き、竹を使った活動など様々 なテーマで活動をしている。 年間を通して大豆や米の種まきから収穫・調理までを連続して体験する「霧島・畑んがっこ子ども組」を 子どもゆめ基金助成事業として行い、栽培の過程での生き物観察、かまど体験など幅広い体験を提供した。 ● 霧島の食を持ち寄り、見て、味わって、学んで楽しむ「霧島・食の文化祭」を開催 「子や孫に残したい霧島の食はなんですか?」 をテーマに 2010 年に7回目を迎えた 「霧島・食の文化 祭」 には県内外から約 1,000 名の参加者があった。 ● 講座等の開催 家庭の味、地域の食文化の継承や食を大切にする文化を育てることを目指し、教育講座「霧島たべも の伝承塾」、食育リーダーの育成講座「棚田食育士養成食育実践講座」などを開催している。 ここに注目 子どもから大人まで、地域の自然と食をテーマにした様々な活 動を行っている。地域内だけでなく、東京都奥多摩町のまちづ くり委員会の研修受け入れを行うなど、他地域や行政等との連 携を深めている。 104 教育関係NPO 事例集 Vol ❸ -3 高齢者支援 代表者名…千葉しのぶ いきる 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 主な活動内容 栃木県シニアセンター ①シニアを含めた社会教育の推進事業 パソコン講座(シニア対象)、県立シルバー大学校南校PC講座、栃木市・壬生町・都賀町・西方町IT講習 等 所在地…〒328-005 栃木県栃木市片柳町 2-2-2 サンプラザ・ゲストルーム C TEL…0282-20-3322 FAX…0282-20-3355 URL…http://www.cc9.ne.jp/ tochi-senior/ E-Mail…[email protected] ②シニアの自助自立を支援するための教育および訓練 消費者教育 あなたの好奇心と行動力こそ新たな価値を創造する! 特定非営利活動法人 シニア男性のための料理教室、NPO起業向け管理者養成講座、シニア情報生活アドバイザー講座、広 報誌区分け作業 等 ③ITを活用した地域活性化事業 映像による地域情報の発信 等 ④シニアのためのタウンマガジン 「モダンライフ」発行 団体の概要 栃木県栃木市 代表者名…荒川恒昭 設立年月…1998 年7月 認証日…1999 年9月8日 有給スタッフ数…常勤 / 1名、非常勤 /10 名 事業規模(09 年度決算収入)…8,022,129 円 (内訳:事業収入 7,077,086 円、会費 310,690 円、その他 634,353 円) 2 事業名称 高齢者支援 1 主な教育関連事業の紹介 シニアを含めた社会教育の推進事業 1.パソコン講座 ― ―自分たちの力でシニアのデジタルデバイド (情報格差)を解消 障がい者支援 栃木県シニアセンターは、栃木市を中心に、シニアを対 象とするパソコン講座を実施している。 ここでいう「シニア」とは、高齢者に限らない。栃木県 活動の 目的・趣旨 中高年齢者に対しての自助自立を支援する事業を行い、かつ、社会的機能の役割を果た シニアセンターでは、シニアを「先輩格世代」の人々ととら すことを目的とし、もって中高年齢者の生きがいづくりとまちづくりに寄与することを目的 えている。具体的には、第一線を退いたサラリーマン、権 とする。 限を次世代に譲った個人事業主、子育てを終えた主婦な ど、いずれも相応の知識と経験を蓄え、余裕のある第二の 団体の設立経緯 1997 年頃、当時、会社の役員をしていた荒川恒昭氏は、米国の NPO、AARP を紹介した記事に目 を留めた。AARP は、もと「全米退職者協会」といい、教員を退職したエセル・パーシー・アンドラス氏が、 米国で退職者が医療保険に入れない状況を「年齢差別ではないか」と訴えて立ち上げた。いまや 50 歳以上の 3,500 万人が加入する米国最大の NPO に成長し、シニアの自立支援、生活の質を向上させる ためのさまざまな取り組みを行い、高齢者政策にも大きな影響力を持っている。 この記事に感銘を受けた荒川氏は、自分たちでもシニアのための団体をつくれないかと考え、AARP が発行する機関誌「Modern Maturity」の購読を始めた。そこには、退職者がボランティアで高齢者 にパソコンを教える話が、毎号のように特集されていた。その頃、荒川氏の会社でもパソコンを導入し ていて、便利で面白いものだと思っていたが、パソコンを退職後の高齢者に教えるような教室はほとん どなかった。 1998 年、荒川氏は友人とともに任意団体「モダンライフ社」(2001 年に「栃木県シニアセンター」 と改称)を設立し、シニアのためのタウンマガジン「モダンライフ」の創刊準備を始めた。また、「シニ 人生を送っている人々のことで、彼らの能力をまちづくりに 生かしたいと考えている。 シニアを対象としたパソコン講座 し た が って 教 える 側 もシ ニ ア で あり、ここで 勉 強 し た 会 員 が MOUS(Microsoft Office User Specialist)やシニア情報生活アドバイザー((財)ニューメディア開発協会)の資格をとり、講師となっ て教えている。 2010 年度は、入門から応用まで下記の内容で 12コースを設け、それぞれ 20 時間(週1回2時間 ×10 日間)の講習を行った。( )内はコース数。 • 講座名:パソコン入門(2)/ワード基礎(3)/実用ワード(1)/エクセル基礎(2)/ パソコン活用(1)/デジタル写真(2)/カメラ操作入門(1) • 受講料:各コース 8,000 円(テキスト代は別) • 会 場:栃木市民会館、栃木県シニアセンターの教室 参加者は各コース 10 人。3期実施したので、延べ約 360 人(10 人 ×12コース × 3期)が受講し たことになる。 アのためのネットワーク栃木フォーラム」として、シニア向けのパソコン講習会を企画した。新聞の折込 みチラシに受講生募集の広告を載せたところ、定員 10 名に対して 30 名以上の応募があり、想像以上 にニーズが多いことを実感した。 事業名称 シニアの自助自立を支援するための教育および訓練 栃木シニアセンターは、設立当初からシニアの生きがいづくりとまちづくりを目標に掲げており、IT を 得意としながらも、多彩な活動を行っている。 106 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 107 栃木県シニアセンター 1. シニア男性のための料理教室 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 この事業が実績となり、のちに政府の e-Japan 戦略に伴って行政が一斉に実施するIT 講習事業を、 栃木市・壬生町から受託することになった。 「男性料理教室∼男性厨房に入る会」を始めた。これは現在も この少し前に NPO 法人化し、それを地元紙が取り上げたことで、知名度が一気に上がった。2日間、 続いており、毎月1回(第2土曜日)、調理設備がある公民館 電話が鳴りっぱなしで、県内全域から参加したいという連絡があり、会員数は一時期、300 名を超えた(現 を借りて実施している。参加費は、1回 1,200 円。 在は約 120 名)。 ホームページで告知するだけだが、毎回楽しみにしていて、 2000 年、NTT 東日本から融資を受けてパソコン 20 台を購入し、パソコン講座を本格化させる。また、 那須や足利からやってくる人もいる。 県立シルバー大学校に対してパソコン習得の必要性を訴え、初年度にはパソコンを持ち込んで出前講 シニア男性のための料理教室 座を始めた。そのときの卒業生たちが、いまは会員になってパソコン講座の講師をしている。また、自 分たちでグループをつくり、栃木県シニアセンターの教室を借りて 10 年以上パソコンの勉強を続けてい 栃木県より受託した「NPO 起業講座 コミュニティビジネスコース」では、時間の2割ぐらいを IT 関係 る卒業生もいる。 修了生は県内各地で活躍しており、新しいつながりも生まれている。 例えば、県北の湯西川温泉で地域活性化に取り組んでいる修了生からは、「湯西川から情報を発信し たいので、まずは地元市民にパソコンを教えてほしい」という要望があり、09 年に湯西川温泉でもパソ コン講座を開講した。以降毎年、講師がパソコンを持って泊りがけで教えに行き、ブログなどでの発信 が始まっている。 高齢者支援 2.NPO起業向け管理者養成講座 の講習にあて、基礎からホームページ作成、プレゼンテーションの仕方までを教えている。この講座の 消費者教育 シニア男性の自立は自分で料理をすることからと、2000 年に 多彩な活動で修了生も地域貢献 修了生には、障がい者のための手織り工房からの紹介の人もいる。この工房には視覚障がいや知的 障がいを持つ人などが習いに来ているが、実に色あざやかな織物を素手で織りあげていく。栃木県シ ニアセンターがその様子を映像に記録した作品は、栃木県教育委員会の第 20 回自作視聴覚教材コンク ールで優秀賞に選ばれた。 障がい者支援 また、各種講座だけでなく、栃木県が主催した「祭囃子伝承フォーラム」にも共催団体として参加した。 こうしたシニアの生きがいとまちづくりへの取り組みが評価されて、03 年に「ふるさとづくり賞」振興 3. その他の講座の企画・運営 上記に示した講座のほか、栃木県シニアセンターは、( 財 ) ニューメディア開発協会の「シニア情報生 活アドバイザー資格取得講座」、セキュリティ対策推進協議会の「情報セキュリティサポーター講座・検 定試験」の実施団体となっている。 また、企業・県・市との協働による視覚障がい者 IT 講習、栃木県との協働による「住民ディレクター 養成講座」 「地域 ITリーダー養成講座」 「シニアの地域デビュー実践講座」 「インターネット安全教室」、 栃木市教育委員会との協働による「親と子のパソコン分解講座」 (小学4年∼中学3年生の親子対象) などを企画・運営している。 奨励賞(あしたの日本を創る協会・NHK・読売新聞社共催)、06 年に総務省関東総合通信局局長賞 を受賞している。 4 今後の展望 栃木の魅力を映像で発信していきたい 栃木県シニアセンターでは、2005 年に栃木ケーブルテレビと協働で市民 メディア事業を立ち上げ、「街の情報ステーション いきいき」という15 分の 「蔵の街 栃木市」のCM 番組を毎日放送した。このときは、市民の目線から街の情報を集めて取材に行き、撮影、編集して、番 事業の成果と課題 組に仕上げるところまでを担当した。自分たちが取材したところに、栃木ケーブルテレビが改めて取材に 三者協働で注目されたパソコン講座 その後、大平町映像祭の共催団体として、デジタルカメラで大平町の CM を作成する「30 秒 CM 部門」 3 行くなどの相乗効果があったが、人手不足から長く続けることができなかった。 1998 年に行った最初のパソコン講習会では、荒川氏らが会社で を創設した。また、09 年には「わがまち CMコンテスト」 (関東 ICT 推進 NPO 連絡協議会主催)に参加し、 業務に使っているパソコン 10 台を、休日に借りてきた。当時はま 栃木市の見どころを 30 秒の CM にまとめた「蔵の街 栃木市」が最優秀賞に選ばれた。これからは映像 だノートパソコンは主流ではなく、重いデスクトップ型パソコンと CRT モニターを会場まで運んでセッティングするのは大変だった。 の時代だと考えており、今後はこの方向を推進していきたいと考えている。 代表の荒川恒昭氏 課題は、そのための人材確保と後継者育成である。パソコン講座のカリキュラムに、デジタルカメラ 荒川氏の働きかけで、99 年に東日本電信電話 ( 株 )(NTT 東日本)と行政を巻き込んだ三者協働の とパソコンを使って動画をつくり、それを YouTube にアップするところまでを組み込み、映像を担う人材 パソコン講座が実現する(行政は、栃木市・西方町・大平町・都賀町・藤岡町・壬生町・葛生町の を育てていくことを考えている。 (ヒアリング応対者:代表理事 荒川恒昭氏) 1市6町)。この講座は、NTT 東日本がパソコンを用意し、各会場となった公民館まで臨時に2日間だ け ISDN 回線を引くという、非常に恵まれた条件で実施することができた。 栃木県 NPO 協会、関東 ICT 推進 NPO 連絡協議会など、NPO 同士のネットワークが役立っている。 各市町の広報に案内が載ると大きな反響があり、受講を申し込む人が列になるほどだった。このとき 同じような講座を開講するときに内容を教えてもらったり、新しい企画について相談したりしてい は、まだスタッフも講師も数が少なく、ローテーションを組むのに苦労したことから、以降、その養成に 力を入れることにした。 108 教育関係NPO 事例集 る。また、「NPO 起業講座」のときには、いろいろな NPO の理事長の方に講師に来てもらい、ネ ットワークが広がった。 Vol 3 いきる 109 ふらっとステーション・ドリーム 所在地…〒245-0067 神奈川県横浜市戸塚区深谷町 1411-5 TEL…045-307-3558 FAX…045-307-3558 URL…http://www16.ocn.ne.jp/ furatto/index.html 団体の概要 神奈川県横浜市 代表者名…泉 一弘 設立年月…2005 年 12 月 認証日…2008 年3月 24 日 有給スタッフ数…常勤 / 0名、非常勤 / 0名 事業規模(09 年度決算収入)…13,106,777 円 (内訳:事業収入 7,032,836 円、会費 182,000 円、助成金 3,650,000 円、 ③よろず相談所 医療福祉に関する情報の提供や健康相談など。 ④ 地域運営支援事業 自治会と市民活動団体が一緒に地域課題解決に取り組む「ドリームハイツ地域運営協議会」事務局 を支援する。 ⑤マイショップ・セレクトショップ事業 地域の人たちが創作した小物・アクセサリーなどの展示・販売。地方色豊かな物品の販売。 2 事業名称 主な教育関連事業の紹介 地域づくりの企画・運営および地域住民の交流に関する事業 1.サロン事業̶ ̶ふらっとステーション・ドリーム ふらっとステーション・ドリーム設立のきっかけは、戸塚区の地域福祉計画策定委員会が行った 30 回 以上に及ぶ懇話会にある。そのなかで、区役所まで足を運ばなくても、必要な情報が手に入る場所が 障がい者支援 寄付金 461,090 円、その他 1,780,851 円) 落語、ジャズコンサート、童謡を歌う会、絵画教室、ピアノライブ、ギャラリー(写真・絵画等展示)など。 高齢者支援 1 ② 文化交流事業 消費者教育 地域福祉の妙味を生み出す居場所 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 ほしい、日頃の悩みを相談できる場所がほしいなど、気軽に地域で集うことができる場所を要望する区 活動の 目的・趣旨 近隣住民に対して、必要とされる支えあい支援に関する事業を住民が主体となって行い、 様々な関係者と共に、誰もが尊厳を持って生き生きと心豊かに暮らしていくことができる 地域づくりを図り、もって公共の福祉に寄与することを目的とする。 団体の設立経緯 横浜戸塚区の南西に位置するドリームハイツエリアを中心に、高齢者を支援する3つの団体、ドリー ム地域給食の会(高齢者向け給食サービス)、( 特活 ) ふれあいドリーム(介護保険事業障害福祉サー ビス事業)、( 特活 ) いこいの家 夢みん(介護予防プログラムを実施する交流サロン)が中心となって、 2005 年 12 月1日、「ふらっとステーション・ドリーム」を開設した。 ドリームハイツは 1972 年に分譲が開始された大規模中高層団地で、現在の世帯数は 2,270 世帯、 6,000 人弱が暮らしている。入居開始当初は 30 代から40 代の子育て世代が多く入居したが、最短の 最寄り駅まで徒歩 25 分程度と交通の便が悪い場所のため、地域住民が自発的に、医療・福祉施設な ど必要なサービスを共助の精神でつくり上げてきた。その活動は自主保育である「すぎのこ会」に始まり、 最近では団地住民の高齢化とともに、高齢者福祉などドリームハイツエリアに住む人々の要望に応える 15 にも及ぶ活動へ広がっている。 「ふらっとステーション・ドリーム」も地域住民の交流の場の提供を中心に、様々な地域づくり事業を 民の声が見えてきた。こうした要望を受け入れるべく、薬屋の空き 店舗を改装して、住民同士が交流し支え合う憩いの場「ふらっとス テーション・ドリーム」がつくられた。 「ふらっとステーション・ドリーム」という名称には、誰もがふらっ と入れる場所であること、人間関係が対等(フラット)であること、 建物内外がバリアフリーであることへの思いが込められている。 ●誰でも気軽に立ち寄れる交流サロン ふらっとステーション・ドリーム外観 ふらっとステーション・ドリームは、月曜∼土曜日の 10 時∼ 17 時、日曜・祝日は 12 時から17 時ま で運営している。現在は 33 名のボランティアで運営をしており、ドリームハイツエリアに住む住民を中 心に、月平均 1,200 人、年間約 14,000 人が訪れる。広さは約 90 ㎡で、ガラス張りの店内は明るい。 約 30 席の客席は老若男女で賑やかである。予約が必要な集会所とは違い、お茶を飲みながら、皆で おしゃべりをして仲良くなる場所である。 ふらっとステーション・ドリームでは、火曜日から土曜日まで1食 400 円の日替わりランチを提供して いる。ランチを目当てに、毎日通う一人暮らしの男性も多い。また、店内には地域住民が撮影した写真 などが飾られるギャラリーを開放しており、手づくりのアクセサリーや小物が販売される店頭コーナーも ある。 行い、08 年に NPO 法人格を取得した。 ドリームハイツエリアは高齢化が進み、一人暮らしの高齢者の割合はおよそ2割に及ぶ。日頃話す機 主な活動内容 一人で暮らしていると、不安になり、心配事が増えることも多いが、そんなときに誰かが手を握って、 会が少ない一人暮らしの人にとっては、まわりの賑やかな声もBGMとなっている。 地域づくりの企画・運営および地域住民の交流に関する事業の実施。 ゆっくり話を聞いてくれることがとても大切で、安心につながる。 ① サロン事業 ふらっとステーション・ドリーム ●サロンの運営を支えるボランティア 年齢・障がいの有無を問わず、皆が飲食を共にし、交流する場の運営。 ふらっとステーション・ドリームの運営を支えるのが、チーフをはじめ 30 数名のボランティアである。 110 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 111 ふらっとステーション・ドリーム ボランティアの時給は 250 円、4時間制のシフトを組み、各人負担のかからない範囲で好きな曜日を 選択している。ボランティアの多くが、長年続けて参加している。 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 活動を長続きさせるための工夫 ふらっとステーション・ドリームの設立構想が立ち上がったとき、関係する団体の理事会の審議にか けたが、新しい事業を始めるには利点・欠点を比較して、稟議書を回付し、1年をかけてあらすじをつ ることが地域福祉の妙味である。「地域福祉は楽しまなければならない。大変なことをつらいと思いなが くるべきだという意見もあり、理事会決議では設立構想が棄却された。 らやるのであれば手を出せない」と島津副理事長は語る。 それでも、中長期的な視点に立ち、住民の要望に応える憩いの場が必要であるとの強い思いから、 消費者教育 ボランティアをすることで相手に喜んでもらえる。そのことに自分自身が喜びを見出し、楽しいと感じ 設立母体である3団体のなかで、設立構想の趣旨に賛同する方に依頼し、設立資金となる650 万円を 2.文化交流事業・よろず相談所 ふらっとステーション・ドリームには交流サロンのほかに、定期的に開講される講座と情報相談コーナ ーの機能がある。 借り入れた。いつ返済できるか収入のめどがたたないなかでの資金の借り入れだったが、約5年目で 4分の3を返済し、6年目で完済の見通しが立った。 空き店舗を改築してふらっとステーション・ドリームとして活用しているが、家賃に加えランニングコス 楽しむ講座、地域のアーティストを招いたコンサート、落語の講座などとともに、近くの薬科大学の教 トを賄うための収入を確保する必要がある。そのために2週間 3,000 円でギャラリーを地域に開放した 授による教養講座があり、地域住民のニーズに合わせて定期的に開講している。 り、店頭コーナーの売上の一部を納めてもらったりという収入を確保するためのビジネス上の工夫が欠 また、情報相談コーナーでは、区役所まで足を運ばなくても必要な情報が入手できる。例えば、高齢 かせない。 者の医療福祉に関する情報提供や、看護師による血圧測定や健康相談などが行われる。 また、ランチの食材費は地元の農家や商店、自家菜園からの採りたて野菜などの支援を受けて、安 高齢者のなかには、病院には行けるが、区役所に何を相談し 価な価格を維持している。 高齢者支援 講座には、地域の高齢者が抱える不安を解消する一手段として、生の音楽を聴いて共に歌い童謡を 4 が多い。お茶を飲みながらの、普段のおしゃべりを通じて解決 の糸口が見えるケースもある。実際、おしゃべりのなかから、ニ 障がい者支援 ていいか分からず、漠然とした将来に対する不安を抱えるケース 今後の展望 ーズを汲み取り、ニーズに見合った地域の支援センターに連絡 全国に地域の憩いの場をつくりたい をつないだケースもある。 地域の住民が協力して福祉活動を行う地域福祉のネットワークづくりが話 3.地域運営支援事業 ふらっとステーション・ドリーム相談コーナー 題になっているが、今後各地で、ふらっとステーション・ドリームのように気 軽に誰でも立ち寄っておしゃべりができる憩いの場を広げていきたい。 高齢者や子ども向けの福祉などの地域課題を住民が解決することを目指し、2007 年に自治会、市民 現在は社会福祉協議会などをはじめとする行政が主催する、ふれあい・い 活動団体など7団体が主体となって「ドリームハイツ地域運営協議会」を結成。ふらっとステーション・ きいきサロンなども各地で広がりをみせている。しかし、開催頻度は月に1∼ ドリームがその事務局を担当している。 2回や週1回などに限定されており、高齢者が持つ不安の解消には不十分であると感じている。 ドリームハイツ地域運営協議会は、現在、横浜市のエリアマネジメントのモデル地区として採択され、市 毎日訪れることができること、憩いの場に携わる人たちの顔が見えるフラットな関係を築けることが憩 民が主体的に地域課題を解決し、行政がその後押しをする、行政と市民の対等な関係が構築されている。 いの場には必要だと実感している。憩いの場を利用する側も、場を支えるボランティアも、双方が楽しく 地域運営協議会見守りネットセンターが取り組む活動には、全住民を対象に配布する「安心カード」 なる工夫を設けることが重要である。 や、家庭の電力量変化で部屋の緊急性を感知する高齢者に対する見守りシステムの実施に向けた検証 などがある。 柔らかな笑顔で来訪者を 迎える島津副理事長 行政と対等な関係を築く 誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる安全な社会をつくるためには、市民と行政が対等な関係で 3 事業の成果と課題 顔がつながる、新たな交流が生まれる ふらっとステーション・ドリームに通う常連同士の新たな交友関係が生まれている。ふらっとステーショ ン・ドリームに集う参加者の意識の変化に関するアンケートによると、顔見知り程度の友人・知人が増 えた(88.7%)、道で挨拶する仲の友人・知人が増えた(86%)、会えば立ち話をする仲の友人・知人 が増えた(80.4%)が上位を占めている(複数回答)。 また、ふらっとステーション・ドリームで、おしゃべりを楽しみ、まわりと協調することが、日頃の介護 予防や認知症の予防につながっている。 112 教育関係NPO 事例集 協働することが必要である。 市民側の特徴は、地域社会の課題にきめ細やかに対応し、個別具体的なケースを把握できることに ある。一方、行政は大きな情報のネットワークを活用し、行政の信頼性を利用して幅広く地域の協力を 得ることができる。横浜市とのモデル事業となった地域運営協議会の取り組みは両者の強みを活かした 一例である。 地域ごとの課題を発見し、地域の実情に応じた課題解決のために足りないサービスを創出する取り組 みは、市民をはじめとする多くの関係者が活動に参加して初めて成り立つものである。地域運営協議会 との取り組みによって、高齢者に対する見守り、緊急対応などのサービスを広めることで、市民主体の 地域運営が可能となると考えている。 (ヒアリング応対者:副理事長 島津禮子氏) Vol 3 いきる 113 ライフステーション・あいち 所在地…〒485-0845 愛知県名古屋市北区柳原 4-2-2 ・ ひきこもりやニートの若者の自立就労支援事業 等 ② 地域の社会教育推進の事業 ・ 高齢者等を対象としたパソコン教室 ・インターンシップの受け入れ 消費者教育 元気な地域社会 をテーマに社会貢献型収益事業を推進 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 ・カルチャー教室(太極拳、サンバ、編み物等) ・ 心理カウンセラー・コミュニケーション講座 等 TEL…052-912-2311 FAX…052-912-2316 URL…http://www.wa.commufa.jp/station/ E-Mail…[email protected] 団体の概要 愛知県名古屋市 代表者名…藤枝靜次 設立年月…2005 年7月 認証日…2006 年 12 月 26 日 有給スタッフ数…常勤 /10 名、非常勤 / 2名 事業名称 主な教育関連事業の紹介 ライフサポート事業 地域貢献を通じた多世代のためのライフサポート事業 ライフサポート事業は、社会の縮図(ミニ社会)を想定し、社会の矛盾に戸惑いを持ち、社会に馴 事業規模(09 年度決算収入)…20,356,786 円 染めない人のサポートを基本にしている。若者を中心に少しでも夢や希望を持ち、社会に挑める力をつ (内訳:会費・入会金 303,000 円、事業収入 17,834,740 円、助成金 1,890,000 円、 けることを目指している。そうした方向性を人々の信頼関係の中から各自が見いだしていければという想 寄付金 123,922 円、その他 205,124 円) 高齢者支援 1 2 障がい者支援 いで、若者世代、子育て世代、団塊世代、高齢者世代などが共に自分たちの特技や、やりたいことを 実現できる場所を提供しており、地域の困りごと相談・助け合い事業、ひきこもりやニートの若者及び 高齢者や若者・障害者及びその家族、その他手助けを必要とする人々に対して、たすけ 活動の 目的・趣旨 あいの精神のもとに、介護サービスの提供及び障害者の自立支援のためのコミュニティ 障がい者の自立就労支援事業などを行っている。 また、2006 年度・愛知県「団塊世代提案型地域づくりモデル事業」への応募に際して、ライフステ ビジネスの立上げに関する事業を行い、地域福祉の向上及び暮らしやすい地域市民生活 ーション・あいちが地元の柳原通商店街とその周辺の団塊世代に呼び掛けて、柳原通商店街団塊世代 の実現に寄与することを目的とする。 活性化グループを結成した。このグループが中心となって、屋内の 団体の設立経緯 2003 年9月に、副理事長の中川建彦氏が、自身が住んでいる名古屋市中村区で地域の一人暮らし の高齢者を励ます場として「大正サロン」を始めた。そのときの経験から、多世代間の交流や地域コミ ュニティの活性化の必要性を感じていた。そこで想いを同じくする仲間2人と共に、地域の人々が生き がいを見つけるための交流の場を目指して、柳原通商店街の空店舗を改装して、周辺の多世代交流・ 地域貢献事業を行う拠点を 2005 年7月に開設した。 地域の人が、来て、休んだり、ボランティアをしたり、生きがいを持てることに参加して、展望を持て 家具の移動、電球の取り換え、掃除・草取り、簡単な買い物(食料品・ 日用品)、通院・散歩の同行、パソコンでの簡単な書類作成、引 越の手伝い、犬の散歩など、子育て世代や高齢者世代の困りごと に対して相談に乗り、助っ人(地域の団塊世代や愛知県町の達人 衆、元ニートの若者たちが中心)を派遣する事業を行っている。 事業名称 地域の社会教育推進の事業 「ライフステーション・あいち」前での スタッフの皆さん るような「人生/生活の駅」にしたいとの想いから、「ライフステーション・あいち」と名づけた。 パソコン教室や様々な講座・セミナーの開催 また、ライフステーション・あいちの正面には、 「リトルターン御土居下」という看板が掲げられている。 ひきこもりやニートの若者の自立就労支援事業の一環として、店舗内の開放的なスペースを活用して この看板は、出版社および翻訳者五木寛之氏の了解を得て、 『リトルターン』 (ブルック・ニューマン著、 パソコン教室を開催している。ひきこもりやニートの若者のほか、団塊世代の人たちも講師役となり、 五木寛之翻訳、集英社)の題名からとった。 「突然飛べなくなってしまったリトルターン(コアジサシ)が、 高齢者などの初心者を対象にパソコンの基本をマンツーマンで教える。 ユウレイガニというカニに出会って、飛べなくなった自分のあるがままの姿を受け入れることができるよ 高齢者などの初心者がゆっくり学べる雰囲気づくりを心掛けており、自分のペースに合わせて学べると うになったとき、自然に空を飛べるようになった」という内容の短編小説である。 好評である。 「ライフステーション・あいち」での多世代間の交流を通じて、再び自分の目的に向かって飛び立っ ていくための場所にしたいという想いを看板に込めている。 主な活動内容 ①ライフサポート事業 ・ 地域の困りごと相談・助け合い事業 114 教育関係NPO 事例集 これまでは若者と団塊世代が交流できる場がなかったが、パソコン教室を通じて、若者と団塊世代が 共に教え合ったり人生相談に乗ったりする機会が生まれ、お互いの社会参加意識が沸き、世代を超えた 意思の疎通が図られている。 「コミュニティカフェ」 で居場所づくり 2009 年9月に開催した「コミュニティカフェ・セミナー」をはじめ、地域のネットワークづくりにも取 Vol 3 いきる 115 ライフステーション・あいち り組んでいる。 また、団塊世代の関心は、生きがい、社会参加、健康、地域づくりなどに向けられることが多いため、 現代の社会環境の変化の中で、「コミュニティ」、つまり人と人とのつながりやその中での情報交換、 余暇・趣味も含めた生涯学習の視点での取り組みとすることが大切である。団塊世代が継続的に講師 生きがいづくり等を実現させる「場」が少なくなっており、そう 等の活動を続けられるようにするためにも、食事代・交通費の補助等の財政的支援が必要であり、その した「場」を提供するものとして期待されているのがコミュニティ ための運営費確保が急務である。 ことを願って「コミュニティカフェ・セミナー」を開催した。 商店街活性化と他団体との連携を推進 セミナーは、( 社 ) 長寿社会文化協会 (WAC)との共催。この ライフサポート事業を通じて、地域問題への理解は進んだが、地元の柳原通商店街の活性化にはま セミナーをきっかけに、WAC をはじめ NPO や各種の団体と連携 だまだというのが現状である。そのため、商店主の一層の協力と理解が必要であり、これまで以上にラ してのネットワークづくりを進めている。 イフサポート事業に参加しやすい環境をつくり、まちづくりと一体となった参加者主体の企画づくりをし ていきたいと考えている。 高齢者支援 中学生のインターンシップの受け入れ 「コミュニティカフェ・セミナー」の 講師を務める藤枝氏 消費者教育 カフェである。今後そうした活動が世間に認識され拡大していく 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 藤枝氏と中川氏が中心となって他団体との連携を図ってきているが、イベントとして一過性のもので 他団体とのネットワークづくりの中で実現したのが、中学生の体験学習やインターンシップ受け入れで 終わってしまう場合も多い。そのため、コミュニティカフェに関する知見やインターン受け入れを通じて ある。 得た商店街活性化への意見を、ライフステーション・あいちを支えている若者たちが主体的に受け継い ( 特活 ) パートナーシップ・サポートセンター主催の「社会的事業者育成科」の第1期インターンとして、 で事業活動に活かせるように、具体策に落とし込むための橋渡しを行う必要がある。 2008 ∼ 10 年の6月∼7月に名古屋市内や三重県の中学校か インターンでは、各事業の説明のほかに、福祉施設や市外も 含めて地域振興課への訪問、柳原通商店街との交流、若者と の語らいなどを行った。インターンの中学生の考え方や今後に ついての意見なども聞くことができ、ライフステーション・あい ちのスタッフにとっても、新鮮で大変有意義な研修となった。 柳原通商店街の夏祭りに参加した中学生と中川氏 4 今後の展望 障がい者支援 らの要請もあり12 名を受け入れた。 NPOとしての真の役割を目指して 団塊世代が、人生で培ってきた豊かな経験や貴重な知識、技能や得意分野を、地域住民のニーズに 応えて地域で発揮することを目指して、カルチャー教室の講師役といった 一人一役 を果たせる場づく りから始め、それを社会貢献に結びつけてきた。 団塊世代が共に活動していくことで、確かなつながりを地域で築いていき、そのつながりの中で、ひ きこもりやニートの若者や高齢者との交流が図られている。若者は助け合い事業やパソコン教室へ参加 3 事業の成果と課題 することで、自分でも人の役に立てると自信をつけ巣立っていき、高齢者も生きがいを見いだせる。 このような「社会教育」の場を提供できる社会的組織が NPO である。 「ワーキングプア」や「無縁社会」 ひきこもりやニートの若者の社会教育に寄与 などと言われているが、人が様々な社会的課題を一緒に解決していくために、つながりを見つけようと 非行少年への講話などの機会も多い理事長の藤枝氏には、将来のある若者に働くことの喜びや達成 すれば仲間づくりが必要になる。そして、地域の中で、どのように仲間づくりをしようかと考えると、自 感を知ってほしいという強い気持ちがある。ひきこもりやニートの若者は「自分は弱い人間だ」と思い 然に行政とも結びついてくる。 込んでしまう傾向がある。そうした気持ちを楽にさせるためには、父親のように親身になって接すること 地域でのニーズや要望をもっと調べて情報発信するとともに、コミュニティビジネスにまで視野を広げ が大切であると考える。 て、行政ともスクラムを組んで、市民本位の協働に応えられる組織集団にならなければいけないと思う。 最初はうまく会話ができず、伏し目がちであった若者たちが、商店街での見習い、高齢者世帯での家 これまで培ってきた多世代の夢と生きがいを結びつけるライフサポート事業を通じて、地域交流の新し 事手伝い、パソコン教室の講師役などの経験を通じて自信を深めていき、今では本格的な就職活動を い芽が出てきた。今後は、それを新事業として具体化して、事業を継続させながら、地域住民が主体 開始したり、コンビニエンス・ストアでアルバイトを始めたり、農業実習に参加したりするまでに心を開 の暮らしやすく明るい地域づくりを目指していきたい。 くようになっている。もちろん、実際に就職に行きついた若者もいる。 若者や団塊世代の活動継続への期待と課題 保護観察所のシンポジウムのパネラーや「社会的事業者育成科」体験学習での各インターン受け入 れを通じて、総合的な社会観を持つ優秀な中学生や若者もいることを中川氏は感じた。そのため、今 (ヒアリング応対者:理事長 藤枝靜次氏、副理事長 中川建彦氏) 小さな地域(例えば小学校区単位による地域)からのボトムアップという形で、これまで必ずしも 有効に活用されてこなかったコミュニティセンターや、自治会、公民館などの地域資源や施設を活 用した社会教育のモデル事業に、行政とNPO が協働して取り組むことが大切である。 後も、教育委員会がインターン等を総合学習の時間に組み込むなど、職業教育の機会を増やすことが 地域活性化の観点でも必要であると考える。 116 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 117 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 むー シニア自然大学校 所在地…〒245-0066 神奈川県横浜市戸塚区俣野町 1403 ドリームハイツ 11-104 所在地…〒553-0006 大阪府大阪市福島区吉野 4-29-20 大阪 NPO プラザ 206 号 TEL…045-853-0480 FAX…045-853-0480 TEL…06-6469-8077 FAX…06-6469-8078 URL…http://www.geocities.jp/ggjmp906/ E-Mail…[email protected] URL…http://www.sizen-daigaku.com/ E-Mail…offi[email protected] 代表者名…松本和子 神奈川県横浜市 代表者名…齊藤 隆 設立年月…1995 年9月 認証年月…2000 年6月 設立年月…1994 年5月 認証年月…2002 年9月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤9名 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤0名 大阪府大阪市 事業規模(09 年度決算収入)…100,355,040 円 (内訳:受講料収入 52,747,670 円、事業収入 36,412,281 円、会費 8,327,500 円、 会費収入 449,600 円) 補助金 580,000 円、寄付金 322,500 円、その他 1,965,089 円) 活動の 目的・趣旨 地域の人々が住み慣れた街で、安心して、心豊かに暮らし続けていくために、お互いに 活動の紹介 自然環境保全のための、普及啓発、調査研究、政策企画提案等の活動を国内外で行う 活動の 目的・趣旨 と共に、子どもの健全な育成やまちづくり、更に地球環境問題にも積極的に取り組み、 広く他団体との交流を深め、そしてこれらの活動を通じて社会の健全な発展に貢献するこ とを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 助けあい、支えあうことのできるまちづくりの推進に寄与することを目的とする。 高齢者支援 高齢者支援 事業規模(09 年度決算収入)…5,600,438 円 (内訳:利用者負担金 2,396,470 円、その他 1,464,768 円、助成金 1,289,600 円、 住民が自由に集い、憩い、生きがいを生み出す場としてのサロンを運営することを通じて、 消費者教育 消費者教育 いこいの家 夢みん 活動の紹介 横浜市の西部に位置する高層団地ドリームハイツ(約 2,300 戸)では、入居当初から住人の活動が盛 ● シニア世代を対象とした教育講座の開催 んであった。住人の高齢化が進む中、多くの人々が、利用者として、また様々なボランティアとして関わり、 大阪教育大学と連携した「シニアCITYカレッジ」、自然環境を学ぶ「シニア自然大学」などの教育講 集える場づくりを目指している。 座を開催している。興味や学習の進度によって、様々なコースが選べる。 ● 地域の交流サロンの運営と各種講座等の実施 上級コースでは、高等科、マイスター、カレッジアドバンスもあり、より専門的な学習ができる。 地域住民のため親密な仲間づくり・居場所としてのサロンを開設。月曜から土曜まで歌や楽器演奏、パ 専門コースでは、子供教室の指導者養成、エコツアー型の自然体験学習教室なども行っている。 ソコン、体操、ランチ、囲碁、パステル画、カルチャーサロンなど、14 種類の介護予防プログラムを実 調査研究コースでは、環境、自然に関してよりテーマを細かく設定したコースを設け、学習活動を行っ 施している。 ている。 2000 年∼ 2006 年、市の「通所型介護予防事業」を受託。以降も2007 年には、市の「脳力向上プ ● 出前授業や自然学習活動等 ログラム」、2009 年には区の「健康ライフ講座」 「脳を鍛えるウォーキング教室」、2010 年には県の「す 住友生命福祉事業団から受託した子どもエコ俳句大賞、鶴見緑地自然体験観察園いきいき地球館事 まい・まちづくり担い手養成講座」など、行政からの委託事業も多く実施している。 業、日曜工作教室、いこま棚田再生、菊炭クラブ、万博公園自然教室、ジュニア自然大学などを行って ● その他、救急法、食中毒予防などの各種講習会、車椅子の貸し出し 、福祉情報、文化情報などの収集・ いる。 発信、地域住民の作品展示や、自主サークルへ場所の提供などを行っている。 子ども向けには、大阪教育大附属小学校の児童向けの農業体験学習、科学教室、交野市助成の「自 県・市・区社協、市福祉局 、区福祉保健センター等の行政のほか、ドリームハイツ地域運営協議会、 然探検隊」などの活動があり、出前教室も積極的に行っている。 戸塚区在宅福祉サービス団体連絡会、市民セクターよこはま等地域の NPO 等と連携している。 ここに注目 ここに注目 都市近郊の高層団地の住民の高齢化が社会問題化するな シニアだけでなく、子どもから大人まで様々な教 か、高齢者を孤立させず、生きがいを持って、健康で生活 育の場を提供している。大学や学校だけでなく、 できるよう、その手助けの場をつくっている。行政や地域の 行政、企業、新聞社からの受託事業も多数ある。 NPO が一体となって取り組む活動は、高層団地等地域の高 研究コースでは、幅広いテーマで活発な研究活 齢化の問題を抱える他自治体でも注目されている。 動が展開されている。 118 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 119 特定非営利活動法人 WACわかやま 元気交流クラブたけのこの家 所在地…〒641-0051 和歌山県和歌山市西高松 2-1-4 所在地…〒709-0721 岡山県赤磐市桜が丘東 4-4-467 TEL…086-995-9678 FAX…086-995-9677 URL…http://www.jtw.zaq.ne.jp/cfare601/wac-wakayama.htm 代表者名…中村富子 URL…http://www.takenokonoie.com/ E-Mail…[email protected] 和歌山県和歌山市 代表者名…澤 健 有給スタッフ数…常勤4名、非常勤 18 名 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤3名 事業規模(09 年度決算収入)…37,244,761 円 事業規模(09 年度決算収入)…11,120,724 円 その他 375,902 円) 助成金 170,000 円、寄付金 2,600,810 円、雑収入 129,360 円) 長寿社会に関する効果的な活動を推進するとともに、これらに関する調査、啓発活動、 地域の総合扶助の活性化促進活動を行い、もって豊かで活力と思いやりのある社会の構 活動の 目的・趣旨 高齢者デイサービスと子育て支援センターを併設し、子どもからお年寄りまでの統合ケア 事業を行い、子育ての支援や高齢者の生きがいづくりを推進するとともに、地域の自発 的コミュニティの形成に寄与することを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 築、発展に寄与することを目的とする。 活動の紹介 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:事業収入 36,818,859 円、寄付金 40,000 円、会費 10,000 円、 (内訳:会費 241,500 円、事業収入 7,979,054 円、 高齢者の健康と生きがいづくり、少子高齢社会への支援活動とその人材育成、ならびに 岡山県赤磐市 設立年月…2004 年4月 認証年月…2004 年4月 設立年月…2001 年 11 月 認証年月…2001 年 11 月 活動の 目的・趣旨 消費者教育 消費者教育 TEL…073-414-1189 FAX…073-418-2289 E-Mail…[email protected] 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 活動の紹介 ● 高齢者支援のためのプログラムの実施等の啓発活動 ● 高齢者・乳幼児親子の統合デイサービスセンター「たけのこの家」の運営 特殊な装置や体におもりをつけて視力や体力の衰えた高齢者の身になってその状況を理解し、思いやり 子どもと高齢者の統合ケア事業を行い、地域で子どもからお年寄りまでが助け合って暮らすモデルケー を持って接することができるよう、疑似体験事業を行っている。小学校から高校、専門学校での体験授 スとして運営。統合ケアを行うことで、高齢者の生きがいづくりと子育て支援の両方に貢献するとともに、 業や、県や市の職員研修、PTA の学習会など、多方面で実施している。 子育て中のお母さんもお年寄りと交流することで様々なことを学び、成長している。統合ケアでいえば、 体験事業だけでなく、学習会、講演会、映画会も開催している。 子育て中のお母さんが常に交流し、お母さんが成長していることに特徴がある。 ● 人材育成活動 ● 学校支援地域本部事業 7∼8講座、4日間にわたる保育者育成講座を年1回、開催している。 山陽東小学校の学校支援地域本部として活動をしている。学校と地域社会の連帯感を高め、地域の活 また、主に保育サポートに関わる人たちを中心に、月1回のスキルアップの講座を行っている。様々な 性化を狙う。 問題点を話し合ったり、講師を招いて学習している。 ● まちづくりの事業 ● 育児サポート 地域のまちづくり勉強会を開催。プロジェクトチームの活動など地域のコミュニティづくりを展開してい 委託保育、個人保育、グループ保育、ファミリーサポートなどの事業を行っている。 る。 また、和歌山市委託事業として親子のつどいの広場「もうひとつのさとポピンズ」を運営。親子で参加 その他、市内の NPO や子育て支援団体等とネットワークを結び、地域ぐるみで子育て支援に取り組んで できる様々な場を提供している。 いる。 その他、食育、木製おもちゃの製作、保育者グループの交流促進事業などを行っている。 ここに注目 ここに注目 少子高齢化社会の中で、すべての年代が互いに支え合うことを 地域と緊密に連携した活動を展開している。同団体が推進 目指して、高齢者支援から育児支援まで、幅広い活動をしてい する高齢者デイサービスと子育て支援センターの併設事例 る。「食育」に着目した三世代(こども・親・高齢者)の交流 は、これからの地域づくりのモデルとして注目されている。 事業の展開など、世代間の理解と交流をすすめる事業も行って いる。行政との協働事業も多い。 120 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 121 特定非営利活動法人 地域福祉を支える会 そよかぜ 所在地…〒745-0873 山口県周南市三田川 5811-10 三田川ビル 3F 所在地…〒816-0079 福岡県福岡市博多区銀天町 2-2-37 TEL…0834-32-8409 FAX…0834-32-8409 TEL…092-501-4656 FAX…092-502-7891 URL…http://www.aysa.jp/ E-Mail…[email protected] URL…http://nposoyokaze.com E-Mail…[email protected] 山口県周南市 代表者名…濱崎和久 福岡県福岡市 設立年月…1998 年 12 月 認証年月…1999 年4月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤2名 有給スタッフ数…常勤 23 名、非常勤 61 名 事業規模(09 年度決算収入)…26,447,097 円 事業規模(09 年度決算収入)…189,851,291 円 (内訳:会費・入会金 1,999,000 円、事業収入 23,761,915 円、 (内訳:会費 667,000 円、寄付金 100,000 円、助成金等 3,479,917 円、 寄付金 569,973 円、雑収入 116,209 円) 事業収入 184,864,909 円、その他 739,465 円) 活動の 目的・趣旨 域社会及び発展途上国に還元することで、シニアの生きがいを創出し、地域社会の発展 活動の紹介 助けたり、助けられたりの互助精神に基づき、健康で安心して生活できる地域社会の実 活動の 目的・趣旨 現と、愉しくて生きがいのある長寿社会構築のため、志を同じくする者が相集い、高齢者 や障害者及び病気の人に対する家事援助、介護援助等の事業を通じ地域福祉の増進に 寄与することを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 及び国際貢献に寄与すること。 高齢者支援 高齢者支援 設立年月…2004 年3月 認証年月…2004 年 12 月 会員が各分野において培った豊富な知識、技術、経験及び人脈を活かし、その能力を地 消費者教育 消費者教育 山口県アクティブシニア協会(アイサ) 代表者名…藤本賢司 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 活動の紹介 ● 子どもの健全育成に貢献する事業 歳をとっても住み慣れた地域で、元気に生きがいをもって生活できるコミュニティーづくりに取り組む。 「環境学習講座」……小学生高学年を対象に自然観察をしながら地球温暖化など環境問題について学 訪問介護、家事支援、デイサービス、ケアプラン作成等の高齢者福祉関連サービスだけでなく、高齢 習する講座 者支援のための様々な教育活動も行っている。 「ものづくり工作教室」……小学生向けの工作教室・工場見学 ● 社会教育講座「そよかぜまなび塾」の開催 「周南おもちゃ病院」……壊れたおもちゃを子どもたちの目の前で分解して直すことにより、「使い捨て 法律問題や福祉をテーマに、専門家による連続セミナーを無料で開催。福祉・高齢化問題に関する情 意識の改善」に資するとともに子供たちの「科学する心」、 「物を大切にする心」の育成を目指している。 報の啓蒙普及に努めている。 ● シニアの生涯現役推進支援事業 ● 高齢者健康支援事業(2009 年度事業) 「シニアセミナー」……シニアが生きがいを持って生活できるよう、各種のシニアセミナーを開催・実 高齢者の健康維持増進に関わる講座を開催。受講者自身の健康維持増進に役立つとともに、受講後は 施している。 「元気サポーター」として地域の高齢者の健康増進に役立ててようとするもの。 「周南シニア人材マッチングパンク」……シニアに活躍の場を提供するためのコーディネート活動を行 ● ホームヘルパー2級養成講座 っている。 地域の介護力の向上と福祉の啓蒙を目的に、2000 年 1 月に開講。2010 年度までに 24 期 745 名の資 ● その他、環境の保全に関する事業や、地域の学生や企業等の人材育成事業、発展途上国への技術 格者を輩出している。通信講座が多い中、現役の介護従事者を中心とした講師陣による対面式の授業 支援等の国際貢献事業なども行っている。 形態にこだわり続け、介護技術はもとより、「こころ」を育てることを重視した講座である。 ここに注目 ここに注目 「周南おもちゃ病院」や「ものづくり工作教室」などの活動 高齢者が地域の中で心身共に健康に暮らすための活動を行 が 認められ、第 3 回ものづくり日本 大 賞の優 秀 賞を受 賞 っている。生きがい、仲間、居場所の提供と地域の人々の (2009 年)。シニアが培ってきた知識や技術を生かして、 理解を促進するための事業を展開している。九州大学との 子どもの育成や環境保全などの活動を行うことで、シニアも 共催で公開講座開催の実績もある。 子どもも地域で共に学び暮らす環境をつくっている。 122 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 123 障がい者支援 いきる Vol ❸ -4 バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター 所在地…〒143-0016 東京都大田区大森北 1-30-1 三喜屋ビル2階 TEL…03-5767-5057 FAX…03-5767-5057 URL…http://www.bbed.org/ E-Mail…[email protected] 団体の概要 東京都大田区 ・手話絵本「のっと君」の貸し出し ②ろう教育研究事業 ・バイリンガルろう教育教材開発 ③日本手話普及事業 ・iアプリケーション「実用日本手話」 ・企業のHP手話動画制作 ④ろう文化理解推進事業 ・総合学習プログラム 〈言葉の説明〉 ■ 「日本手話」と「日本語対応手話」の違い 代表者名…玉田雅己 ろう者の「日本手話」は、日本語とは別の独立した言語である。独特の文法体型を持っていて、日本語とは語順が違う。 「日本手話」 設立年月…1999 年4月 認証日…2003 年 5 月 8 日 には、手の形・位置・動きに意味があるだけでなく、肩の向き・うなずき・顔の表情・眉や口の動きなどにも文法的な意味を持つ。 「日 有給スタッフ数…常勤 /0 名、非常勤 /1名 事業規模(09 年度決算収入)…5,809,210 円 (内訳:事業収入 1,271,915 円、会費 499,000 円、補助/助成金 3,166,105 円、 寄付金 786,347 円、その他 85,843 円) 高齢者支援 1 ・おとうさん、おかあさんのための手話文法講座 消費者教育 あきらめなければ夢は実現する。新たな「ろう教育」の提案と普及を! 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 本語対応手話」は、日本語の語順で手話単語を並べたもので、その原型は聞こえる人によって作られているため、ろう児には理解し にくいものである。ろう学校で使われている「手話」はこれにあたる。 ■バイリンガルろう教育とは? 日本の場合で言えば、 「日本手話」 と 「書記日本語(読み書き) 」 という2つの言語を使ってろう児を教育することである。 日本手話は、 かれらの母語となる言語であり、すべてのろう児が自然に容易に確実に身につけ、人間形成がされる。それを土台にして日本語の読 障がい者支援 み書きを学ぶことによって、子どもたちの理解力・言語力・学力が年齢相応に発達し、情緒も安定して成長する。現在の日本のろう 教育は、 「聴覚口話法」という聞こえにくい耳で聞き、自分では聞き取りにくい声で話せるようになることを目標にする教育法が主流 ろう児に対するバイリンガル(日本手話及び日本語)、並びにバイカルチュラル(ろう文 活動の 目的・趣旨 だが、世界の多くの国では、バイリンガル教育が実践され、その成果が報告されている。 ■バイカルチュラルってなに? 化と聴文化)教育の推進活動として、デフ・スクールの運営、教育支援、研究活動、普 ろう者と聴者(聞こえる人)は違う文化を持っており、それぞれ歴史的に受け継がれ無意識に身につけているものである。例えば、 及活動などを行い、ろう児の健全育成を図る。また、情報を広く提供し理解を広げること 使っている言葉、呼びかける方法、どんなことを失礼だと思うか、どんな芸術やスポーツを好むか、などに違いがある。この違いを で、一般市民とろう者(ろう児を含む)との交流を推進し、聴者とろう者の平等な社会形 成の増進に寄与することを目的とする。 団体の設立経緯 日本には、およそ 100 のろう学校があるが、ろう者(聞こえない人)の言語である「日本手話」で授 業を行っているところは少ない。手話を使うと日本語を覚えられなくなるということから、「補聴器をつけ 知らないと、ろう者と聴者が理解し合うことは難しくなるため、バイカルチュラル(ろう文化と聴文化)ろう教育が大切なのである。 2 事業名称 主な教育関連事業の紹介 ろう学校及びろう児の保護者への支援事業 て聞こえにくい耳で聞き、口形を真似て声を出す」聴覚口話法という教育が基本となっている。しかし、 1. 日本手話教室 これは、聴者(聞こえる人)と同じように聞く・話すことを目標としているもので、ろう児にとっては、厳 日本手話でのコミュニケーションを豊かにして、ろう児の子育てがより楽しいものになるための応援プ しい場合もある。 ログラムとして実施している。講師との会話を通じて、ろう者の自然な手話を習得できるようにナチュラ 1999 年、若いろう者たちが、 「自分たちも手話で教育されたら、もっとたくさんの知識を得られたはず」 ルアプローチ手話教授法により、指導している。 と、ろう児を手話で教育するフリースクール「龍の子学園」を立ち上げ、日本手話を第一言語、書記日 ろうのお子さんの両親及び家族を対象に、6カ月(12 回コース)で実施している。講師は、手話教 本語(読み書き)を第二言語とするバイリンガル教育の研究・実践を始めた。2003 年に、バイリンガル・ 師センター講師であるろう者が務める。入門・中級の2コースで行われている。 バイカルチュラルろう教育センター(以下、BBED(Bilingual Bicultural Education Center for Deaf children))として、NPO 法人格を取得した。 2. 聞こえないお子さんの家族のための両親講座 口話教育に疑問を持ち始めたろう児の保護者たちがこの教育に賛同し、学校設立を目指して支援活動 聞こえにくい(難聴)、または聞こえないお子さんをお持ちのご家族を対象に、両親講座を開講して を開始。2008 年には、東京都の教育特区として日本手話で学ぶ学校法人「明晴学園」の設立に至った。 いる。赤ちゃんが聞こえない、聞こえにくいと診断された親御さん の不安を軽減させるために、「耳の構造と聞こえについて」「聞こえ 主な活動内容 ない赤ちゃんの楽しい子育て」「手話で育てるとどうなるの?」「聞 ①ろう学校及びろう児の保護者への支援事業 こえる両親に育てられた経験」 「社会の中で活躍するろう者たち」 「聞 ・日本手話教室 こえない子を持つ保護者との交流」など、分かりやすい内容で講 ・聞こえないお子さんの家族のための両親講座 座を展開し、聞こえないことへの理解を深めていく。 集中して学ぶお母さんたち 126 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 127 バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター 3. おとうさん、おかあさんのための手話文法講座 事業名称 前述のように、ろう児の第一言語が手話であること、そしてその後の第二言語の発達や認知能力の発 達に第一言語が最も大切であることから、ろうの子どもに手話環境を確保することが大切である。それ こえるので、手話は知らない。ろうの赤ちゃんであるわが子に出会う前に、ろう者に会った経験のない人 がほとんどである。 大人が語学を学習するときには、発音と文法は欠かせないし、子どもと同じように自然に身につけよ うとすれば、子ども以上に時間がかかる。そのような、おとうさん、おかあさんが、手軽に学習するツー ルとして、ホームページ上の「手話動画」で学習できる仕組みを提供している。 ろう文化理解推進事業 総合学習プログラム このプログラムでは、ろう者とろう文化理解のために、小中学 消費者教育 は、聞こえる赤ちゃんが自然に日本語を獲得するのと同じ環境である。しかし、90%のろう児の親は聞 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 校の総合学習・市民科の授業で「ろうってなあに?」という講演 を行っている。 子どもたちが実際にろう者と出会い、ろう者の言語や文化につ いての学びを通して、多言語共生社会の一員として広い視野を持 てるようになってもらいたいという期待を込めて実施している。参 加してくれた子どもたちのなかに、何かしら新しい価値観が生ま 手話を身近に感じる子どもたち 高齢者支援 れてくれればうれしいと思っている。2008 年度に品川区の小学校 6 校、大田区の中学校 1 校で行った。 4. 手話絵本「のっと君」の貸し出し 品川区の小学校では、2009 年に 6 校、2010 年に 5 校が継続して実施している。 ろうの子どもたちが絵本を楽しめるように、また、お子さんがろ うだと分かって戸惑っているおとうさんとおかあさんに届ける日本 手話 DVD「絵本ライブラリー」を作成。子育てのアドバイスやロ 3 ールモデルなど、盛りだくさんの内容で、絵本と一緒に楽しめる 事業の成果と課題 貸し出しの対象は、0∼6歳(未就学児)のろう児と、その 2008 年、異例のスピードで学校を設立することができたが、そこに至るまでの問題は無数にあった。 家族であり、手話学習者用としての貸し出しは行わない。貸し出 「一つひとつ小石を拾って道をつくった」との言葉どおり、地道な努力を重ね、学校の設立を成し遂げ しを希望する場合は、支援会員登録と送料が必要となる。 ることができたのである。 手話絵本のキャラクター「のっと君」 障がい者支援 学校法人「明晴学園」設立までの創設期 ように編集されている。 ●多方面への問題提起 成功の理由として挙げられるのは、現場は先生に任せ、親は口出ししない。親や BBED は、社会に 事業名称 日本手話普及事業 向けて問題提起、理解を得るための活動の役割に徹してきたことである。 以下の 3 つの視点で、全国のろう児の親に呼びかけ、人権救済の申し立てをし、日弁連にも訴えた。 iアプリケーション「実用日本手話」 ①ろう学校の先生になろうとする人に日本手話の教科を入れてほしい 電車やバス、待ち合わせの空いた時間など、いつでもどこでも、動画で本格的な日本手話が学べる、 ②現役の先生に手話の研修制度を設けてほしい iPhoneとiPod touch 用アプリケーション「実用日本手話」を、( 株 )システムウェーブと共同で開発し、 ③手話で教育をしてほしい 販売している。 6万人の署名を集め、文部科学省に意見書を提出。また、今のろう教育の問題点が対外的にも見え 「実用日本手話」は、簡単な挨拶から日常会話まで、日本語文と英語文で学ぶトリリンガル(3言語) るように数値化を図り、1対1の会話をビデオに撮り、コミュニケーションの分析も行い、大学院生のス 教材として有料でダウンロードできる。手話講師は、NHK 手話ニュースキャスターが務めており、まゆ タッフが言語政策学会で発表も行った。 の上げ下げや、あごの動きなど、動画をくり返し見ることで、初めは早くて読み取れない動きも、手話 のリズムが見えはじめ、自然に読み取りや表現できるようになる。 また、日本語文、英語文から日本手話を検索できるようになっており、ろう者とろう文化に関する情報 も配信している。 ●地道で積極的な資金獲得への努力 フリースクール「龍の子学園」のスタッフの生活を守るためにも、運営のための資金を確保しなけれ ばならないとき、前進する解決策として NPO 法人化した。社会的信用を得たうえで、多数の助成金に挑 戦し、獲得することができた。 ろう教育分野でない人たちへの理解を求め、分野を限らず様々な勉強会、セミナー、シンポジウム等 に参加した。例えば、文化人や雑誌に掲載されている人の講演会などにも参加したが、そのときは、一 番前か 2 番目の席に座り、質疑応答では必ず挙手した。まず所属と氏名を名乗り、ろう教育の現状につ いて説明した後、講演者への質問に入る。これをスタッフで分担し、3 年間で 1,000 回くらい行った。 画像と文字で分かりやすく学べる 128 教育関係NPO 事例集 その効果として、顔の広い講演者と名刺交換、知り合いを紹介してもらうなど、多くの人と知り合いに Vol 3 いきる 129 バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター なることができた。また、参加者のなかからも、何か役に立つことがあれば、と声掛けしてくれた。その が難しい方もいる。BBED では、ろう学校の先生のバイリンガル教育の指導者研修を行いたいと考えて 人たちが、応援団となり、1 億円を超える資金を集める支援のうねりとなった。 いる。ろう学校の先生が手話で授業するために必要なカリキュラムを作り、言語の先生、バイリンガル 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 の先生、日本手話の先生等、それぞれ先生の教育に1年間ぐらいかけてじっくり取り組んでいきたいと 思う。 構造改革特区という制度を活用して学校法人を目指し、6 次提案まで行った。2005 年に最終的に提 案が通ったものの、協力してくれる自治体がなかなか見つからないとき、「都知事と語る会」に参加し、 継続への努力 石原慎太郎東京都知事に手話教育という選択肢が必要だと訴えた。知事は、ろう教育の現況に驚き、 ろう児を持つお母さんが NPO で仕事をしたり、ろうの子ど すぐに対応しようと言ってくれた。そこから2 年半で設立に至った。 もたちが成長して NPO を運営していってほしいと考えてい 消費者教育 ●行政への働きかけ る。そのためには、スタッフとして賃金を払えるようにしなけ ればならない。 高齢者支援 ●資金獲得のカギ 学校設立の場所の確保ができ、40 組の家族、保護者全員が一体となって資金獲得活動を行った。 ろう教育の内容は、ろう者やろう教育の専門家に任せ、 多額の寄付を集められるか注目されるなか、2,500 通の手書きの手紙を作成。2,000 件の家に寄付の BBED は、その後方支援として、助成金の獲得や外部への働 お願いチラシをポスティングし、企業 100 社にコンタクトをとり、30 社を訪問した。数十回にも及ぶイ きかけなどの資金集め、家族への支援、広報などを担い、 ベントや講演会、街頭募金を行い、1 年で 30 回もメディアに取り上げられた。ろう教育と関係のない人 きちんと役割分担することが大切だと考えている。 にも共感を呼び、応援者の輪が大きく広がった。その結果、目標 4,000 万円に対し、7,500 万円の資 また、これまで、ひたすら走り続けてきたが、ろう児の親でも、みんなが同じような気持ちで関われる 金が集まった。 とは限らない。賛同者を見つけ、一緒に学びながら育てていくことが必要だと思う。 障がい者支援 1回目の資金獲得の際には、40 組の家族や親をまとめ、テンションを保っていくために、1カ月に1 パワーあふれる玉田氏と板垣氏(右から) (ヒアリング応対者:ディレクター 玉田さとみ氏、事務局長 板垣恵子氏) 回全員で集まった。目的は学校をつくることで一致していたが、 人によって温度差があり、先頭を走る人と後ろのほうの人との距 最終的な目標は、聞こえない子どもが聞こえる子どもと同じように学べる教育環境を整備し、子ど 離感があった。そこで、先頭を走るグループの少し後ろにいる もたちが力を発揮できる社会と、正当に評価される社会をつくることである。障がいを持っている 2番目のグループをつくることで、後ろのほうの人たちを引っ張 人が「どうしてほしいのか?」が大切だ。いま、障がい者にやさしい「道路」に全部変えれば、 ることができた。第2グループと、先頭グループをつなぐ役割 20 年後にお金が掛からない社会になるのだから。 は事務局が果たすなど、運営方法も工夫した。 いきいきと学ぶ明晴学園での授業風景 2回目の資金獲得は、2009 年に中学部をつくる際に行った。 目標 3,000 万円に対して、3,500 万円を集めることができた。 1回目に、石原知事と会った頃から、それまで立ちはだかっていた障壁が消えていったり、誰かが壁 を壊してくれたりという怒涛の流れを経験した。 個人の支援も大きかった。例えば、2回目の資金獲得のとき、5月のゴールデンウィークにアクサ生 命保険 ( 株 ) の社員のドニーさんが北海道まで 1,200 キロを走り、1 キロ走るごとに 1,000 円という募金 活動を社員が行った。アクサ生命の社員(ろう者が多い)が、BBED が資金を集めていることを知って、 この行動につながり、80 万円が集まった。この話がアクサ生命の社長にも届き、翌年は社長も一部を 一緒に走り、東京から箱根経由でアクサ生命の支店を回って大阪までのチャリティロードとなった。 外資系企業が集まるチャリティ・ランウオークでは、参加費 5,000 円を寄付先を指定して寄付すると いう企業の寄付合戦を実施していた。各企業が寄付先候補として 10 団体を挙げるが、J.P. モルガン社 が明晴学園を推薦してくれた。 4 今後の展望 ろう学校の先生への情報提供 全国のろう学校の先生の中には、手話が分からず、子どもたちと手話でコミュニケーションを取ること 130 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 131 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター 所在地…〒431-8112 静岡県浜松市中区佐鳴台 3-52-23 TEL…053-445-3717 FAX…053-445-3717 URL…http://www.n-pocket.jp E-Mail…[email protected] 団体の概要 静岡県浜松市 代表者名…井ノ上美津恵 設立年月…1998 年4月 認証日…2000 年9月 11 日 有給スタッフ数…常勤 / 2名、非常勤 /22 名 事業規模(09 年度決算収入)…54,643,923 円 (内訳:会費 386,600 円、寄付金 3,975,644 円、助成金 3,413,966 円、 事業収入 44,861,336 円、その他 2,006,377 円) 外国にルーツを持つ子どもと保護者のための進学ガイダンス 浜松市には多くの外国人が暮らし、自動車産業をはじめ、楽器・オートバイ・繊維産業などの下請け 企業の労働力となっている。公立の学校に通う外国籍の子どもが増え、日本語・母語・学習の不足など による子どもたちの教育問題が表面化している。特に、外国籍の子どもは義務教育への就学義務はない ために、不就学になる生徒が多い。 そこで、教育現場の先生や、地域で子どもを支援する地域の支援者と連携・協力し、日本の教育制 度の概要と進学の情報を多言語で提供する「外国にルーツを持つ子供と保護者のための進学ガイダン 高齢者支援 1 事業名称 主な教育関連事業の紹介 消費者教育 個人の思いと課題解決の方法が集まり、多様な人が出会う場 2 ス」(以下、進学ガイダンス)をスタートした。 「全体説明会」と「個別相談」で構成 進学ガイダンスは、2004 年から年に1∼2回の頻度で静岡県西部の学校やスーパーなどで開催して おり、全体説明会と個別相談の2部構成になっている。 全体説明会では、小学校から高等学校までの教員が、静岡県内の公立学校の外国人特別枠受け入 障がい者支援 れ状況や、外国籍の生徒の学校生活や進学状況、奨学金の情報などについて説明をする。また、日本 社会で生活する身近な地域での先輩が ロールモデル として、日本と母国との教育制度の違いについ 活動の 目的・趣旨 新しい市民社会の実現に寄与することを理念とし、浜松市及びその周辺地域における民 てや、当事者しか分からない苦労や失敗談などについて話をする。そのなかでは、進学に関する情報 間非営利組織の分野や地域を越えた活動基盤の強化と、それらと企業及び地方公共団体 だけでなく、例えば、入学式にはフォーマルな服で出席する、内申書に反映される部活動をおろそかに とのパートナーシップの確立を図り、もって不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与す しないなど、学校での日常生活にも触れる。 ることを目的とする。 個別相談では、主に公立学校の先生で構成される教育相談員がブ ースを設け、外国籍の学生と保護者からの相談を受ける。例えば、 団体の設立経緯 1997 年3月発足の「情報公開条例を市民の手に」連絡会をきっかけに市民社会創造を目指して何 ができるかを話し合い、11 月、浜松市鴨江町に「浜松地域活動ネットワークセンター」を開設。2000 年9月に NPO 法人格を取得し「浜松 NPO ネットワークセンター」(愛称:N-Pocket(エヌポケット)) に変更。地域や分野を越えた市民の活動を支えるとともに、企業や行政とのパートナーシップづくりを進 め、中間支援組織として新しい市民社会の実現を目指している。 外国人学校から途中で公立高校に入学するためにはどうしたらよい か、高校卒業の認定試験を受けるためにはどのような準備が必要か、 といった相談が寄せられる。また、教育相談員は、個別の相談に具 体的な助言を行うだけでなく、子どもが多様な選択肢があることを理 解して頑張る意欲が生まれるように、心から励ましのエールを送る。 「進学ガイダンス」で先輩の体験談を聞く 7カ国語に対応できるスタッフ 2010 年度の参加者数は 158 名で、その内訳は児童生徒 40 名、保護者 48 名、見学者が 15 名、相 談員・通訳などのボランティアスタッフ 55 名にのぼる。相談員は N-Pocket の中間支援機能を生かし、 主な活動内容 公立学校の現役の教員、学習支援の NPO、行政、会社員など幅広い層が参加する。また、通訳ボラン ①市民活動支援(中間支援組織活動とネットワーク) ティアとして、ポルトガル語、スペイン語、中国語など7カ国語に適応できるスタッフを配置している。 ②自主事業による事業開発 本事業は、第2回目から浜松市教育委員会の共催と浜松市の後援を得て、教育委員会を経由し、7 ・外国にルーツを持つ子どもと保護者のための進学ガイダンス カ国語で進学ガイダンスの案内を配布している。学校とつながりのない子どもに対しても、公民館など ・多文化事業・中間支援事業 を通じて情報提供を行っている。 ・安間川観察ウォークラリー ③行政との協働事業(行政の委託事業) ・ジョブコーチ派遣事業 ・バーチャル工房支援事業「ぽけっと工房」など 132 教育関係NPO 事例集 事業名称 バーチャル工房支援事業「ぽけっと工房」 在宅で就業できる環境づくりの支援 障害のある方がパソコンを使用した業務を在宅で行うことを支援する事業として、 「ぽけっと工房」 がある。 Vol 3 いきる 133 浜松NPOネットワークセンター 「習得したパソコン技術を仕事で活かしたい」「在宅でできるパ 中間支援のネットワーク力を活かす ソコン業務で収入を得たい」など、障害のある方の声をもとに、 毎年、外国人の子どものための進学・進路ガイダンスを全国で展開する主催者を集めた主催者交流 会が実施されており、全国規模で外国にルーツを持つ子どもを取り巻く環境について議論を交わしてい 2006 年より静岡県の委託を受け、在宅就業者と仕事を発注 る。N-Pocketも毎年交流会に参加し、多言語による進学に関する情報提供の必要性や、公立学校の受 する企業等の間を N-Pocket が仲介し、在宅で就業する環境づく け入れ枠、選抜の方法、入学後のサポートなど制度的な保障についての課題について討議し、問題の りの支援をしている。 解決に向けて、教育環境や制度の整備を求めた政策提言を行っている。 受注業務は、Web ページ作成、ブログのカスタマイズ、デー 消費者教育 当初は自主事業として立ち上げたものである。 タ入力、点訳、テープ起こしなどパソコンを使って在宅でできる 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 また、これまでの経験を活かし、N-Pocket が発起人として、2011 年1月から、県下で障害者を対象 障害者ならではの視点でWebページをチェック とした IT 講座の講師やボランティアをしている人へ呼びかけ、情報交換会を行っている。 情報交換会は、障害者がパソコンを使用するにあたってのセットアップ、障害特性に応じたソフトや 慮し、視覚障害などにより、画面から情報を得ることが難しい人たちにも情報が伝わるWeb ページの作 その互換性、トラブルなどの対応策について、それぞれのノウハウや知見を持ち寄り、統一的な指導基 成などを当事者の立場で作成している。 準を作成することを目的としている。 高齢者支援 仕事が主体となる。とりわけ情報のユニバーサルデザインに配 仕事は、発注元からN-Pocket が受注後、障害のある人を対象とした在宅就業者に仕事を依頼し、完 行政の担当者を巻き込む 2010 年度の就業者数は 18 名で、これまでの受注実績は、Web 作成(浜松市ホームページ、静岡 N-Pocket が委託事業を始めるときは、必ず行政の担当者にも声をかけ、市民が強い思いを持って課 県視覚障害者協会ホームページ)、データ入力など49 件に及ぶ。発注先は静岡県、浜松市などの行政 題を克服するために行動している現場を実際に見てもらい、課題を解決するにあたってどのような施策 を中心に、NPO、大学、企業、任意団体など多岐にわたっている。 が必要か判断してもらう機会を事業の初期段階で提供している。これにより、事業の継続性や広がりを 障がい者支援 成した商品を N-Pocket 内で品質検査・管理を行い、発注元に納品する。 担保すると考えている。 プロジェクトチームで、互いに学ぶ環境づくり 進学ガイダンスについては、行政の担当者が会議に参加し、行政にその必要性が認知され、外国に 「ぽけっと工房」では、障害の程度を超えて互いに共感し、刺激あう仕組みづくりを行うために、5 ルーツを持つ学生とその保護者を対象に、市も積極的に参加した形で開催されるようになった。 ∼6人でチームを組んでプロジェクトに携わる。作業を分担することで、チームワーク力を身につけ、技 他の N-Pocket の活動においても同様に、行政が活動の重要性を認識し行政の事業として展開した例 術レベルの高い人が知識を伝承するなど、相互に学びあう環境を提供している。障害のために就労経 は多い。 験を得ることが難しかった人が、仕事の基本動作をチームのなかから学びとることができる仕組みであ る。発注元たる顧客から仕事を受注し、報酬をもらうことでプロとして高い技術能力を身につけ、さらに 磨きを掛けるような循環を意識している。 4 今後の展望 バランスのとれた中間支援機能を NPO 法人には「運動体」と「事業体」の2つの要素がある。どちらかに傾くNPO 法人が多いが、中 3 間支援組織としてこの2つの要素のバランスをとり、今後も市民の声を政策に反映する活動を推進して 事業の成果と課題 いきたい。 参加者からの嬉しいフィードバック また、NPO 法施行から活動を続けた 13 年の間に、多文化共生の推進や教育関連の NPO 法人など、 進学ガイダンスに参加した子どもからは、とても参考になり感謝している、生徒の経験談を聞いて一 社会資源として多様な活動が市民のなかに根づいている。行政もさることながら、市民にもこうした素晴 生懸命頑張ろうと思ったなどの声が寄せられており、進学ガイダンスが情報の届かない家庭の一助にな らしい活動を知ってもうために、地道に現在の活動を継続していきたい。 ったことを実感している。加えて、外国籍の子どもの私立中学校卒業後の高校進学率は 2006 年度の 67.7%から77%に増加している(2010 年7月、浜松市教育委員会調べ)。進学ガイダンスなどによる 情報発信力を強化する 情報提供も、進学率の向上に影響していると考える。 NPO 法人が増えているが、例えば障害者福祉の分野ではサービスを提供するために法人格を取得し 「ぽけっと工房」の在宅就労者は、仕事を通じて技術レベ た団体などもあり、市民社会を創造する価値観を共有できない状況もある。市民が政策に関わる仕組み ルの向上や他の障害者との交流、チームワーク、仕事に対 づくりを行うためには、NPO 自身が積極的に情報公開を行い、市民力を社会的に信頼のあるものとして するプロ意識など、報酬以上のものを得ることができる。 「ぽ 認められるように活動を展開していく必要があると考える。 けっと工房」は普段、情報を得る機会が限定される障害者 現在 N-Pocket では、市民からより幅広い支援を得るために、積極的な情報開示を進め、認定 NPO にとって、自分を振り返り、社会を知るいいチャンスになっ 法人となることを検討している。 ている。 (ヒアリング応対者:代表理事 井ノ上美津恵氏) 個別相談で熱心に話を聞く親子 134 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 135 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 じ ミューズの夢 ね ん じ ょ 自然生クラブ 所在地…〒300-4211 茨城県つくば市臼井 1623-18 TEL…022-267-9540 FAX…022-267-9540 TEL…029-866-2192 FAX…029-866-2192 URL…http://musenoyume.jp E-Mail…[email protected] URL…http://www17.ocn.ne.jp/ jinenjo/ E-Mail…[email protected] 代表者名…仁科篤子 宮城県仙台市 代表者名…柳瀬幸子 茨城県つくば市 設立年月…1990 年4月 認証年月…2001 年3月 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤 20 名 有給スタッフ数…常勤7名、非常勤3名 事業規模(09 年度決算収入)…4,631,088 円 事業規模(09 年度決算収入)…55,230,286 円 (内訳:会費 591,000 円、事業収入 2,977,200 円、 (内訳:自立支援給付費 26,731,961 円、事業収入 22,589,289 円、 助成金 1,006,000 円、その他 56,888 円) 会費・寄付 4,983,160 円、その他 925,876 円) 活動の 目的・趣旨 啓発事業等を行い、皆に生きがいを持って生活していける地域社会の構築に寄与するこ 活動の紹介 ● 音楽と創作アートレッスン「芸術サポート教室」 環境保全型の研究と実践、持続可能な環境生活様式の提案、並びに、知的障害者等の 活動の 目的・趣旨 社会的ハンディキャップの解消、生活の向上、社会参加、ノーマライゼーションの実現、 文化的・芸術的活動による個性・才能の発揮に関する事業を、行うことにより、地域社 会の公益の増進に寄与することを目的とします。 障がい者支援 障がい者支援 とを目的とする。 高齢者支援 高齢者支援 設立年月…2001 年5月 認証年月…2002 年8月 障害者に対して、質の高い芸術サポート運営に関する事業を行い、福祉に係わる研修・ 消費者教育 消費者教育 所在地…〒980-0824 宮城県仙台市青葉区支倉町 2-21 ファインテックビル 4F 活動の紹介 心身になんらかの障がいを持つ子どもを対象とした教室を運営。 ● 知的障害者のためのケアホーム、グループホームの運営 教室には、「グループレッスン音楽&そうさくアート」「個人レッスン音楽」「訪問教室」のプログラムが 知的ハンディキャップのある人たちとスタッフが共同生活をするケアホーム、グループホームを運営して ある。 いる。 ・「グループレッスン音楽&そうさくアート」……うた、リトミック、合奏など、さまざまなプログラムを取 そこでは地域循環農業を目指し、地域の自然循環や環境にやさしい生活を通して、将来も持続していけ り入れながら、みんなで音楽を楽しむ「音楽コース」と、仲間と一緒に絵を描き、造形する「そうさく る生産方法を研究実践している。生ごみの堆肥化や森林保全のための炭焼き、自然エネルギーの研究 アートコース」が選べる。 などを行い、農園の生産物である野菜、米、味噌などは、約 120 軒の野菜会員に宅配している。 ・ 「訪問教室」……施設、院内教室などで定期的に音楽教室を開き、コンサートを開催。また、支援学校・ また、米作り、炭焼き、ホタル観察など一般向けの農業体験講座も企画している。 支援学級では参加型の音楽ワークショップも実施している。その他、施設などの音楽サークル活動のサ ● 表現活動の支援 ポートもしている。 ホーム入居者を中心に太鼓や創作楽器を使って表現する「創作田楽舞い」などのパフォーマンスを行って ● 各種イベント等の実施 いる。海外公演も数多くこなし、ヨーロッパでの公演を契機に、ディファレント・アートを実践する芸術 芸術サポート教室所属生徒による「クリスマス発表会」や、音楽、アートを体験できる、親子参加プロ 団体との交流を深めている。 グラム「オータムミュージックキャンプ」などのイベントを実施している。 アートスペース「田井ミュージアム」を運営、演劇、音楽、美術など様々な表現活動を支援するほか、 芸術祭イベントなどの催しを行っている。 ここに注目 幼児から大学生までの障がいを持つ子どもたちを中心に、 地域の子どもから大人まで総勢 100 人がミュージカルを上 併設されたカフェと菓子工房も運営している。 ここに注目 演。公演に際しては、多くの企業や商店、プロの音楽家の 2009 年度国際交流基金「地球市民賞」を受賞した。海外 協力がなされている。 公演、海外との文化交流を積極的に行っている。 136 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 137 特定非営利活動法人 勉強レストランそうなんだ! ! 所在地…〒328-0073 栃木県栃木市平井町 873-3 所在地…〒114-0024 東京都北区西ヶ原 1-25-6 第二古澤ビル TEL…0282-24-9833 FAX…0282-24-9833 TEL…03-5394-6148 FAX…03-5394-6149 URL…http://blog.canpan.info/ktanpopo/ E-Mail…[email protected] URL…http://www.so-nanda.com E-Mail…offi[email protected] 栃木県栃木市 代表者名…福喜多明子 東京都北区 設立年月…2000 年4月 認証年月…2005 年 12 月 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤 11 名 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤0名 事業規模(09 年度決算収入)…31,914,949 円 事業規模(09 年度決算収入)…2,910,000 円 (内訳:会費 546,500 円、事業収入 29,153,573 円、 (内訳:授業料収入 1,800,000 円、寄付金 510,000 円、助成金 280,000 円、 寄付金 470,920 円、助成金 953,000 円、その他 790,956 円) 正会員会費 160,000 円、その他 160,000 円) 活動の 目的・趣旨 楽しみ、自立・自己実現を目指すと共に、地域の子育て支援と地域の環境整備を通して、 知的な障害を持つ人々及び一般市民を対象として、国語、算数、社会、理科といった学 活動の 目的・趣旨 校教育で取り扱う分野のみならず一生涯にわたって必要とする知識や技能の学びの場を 提供する事業や、地域の中で障害のある人とない人々の交流の場を提供する事業を行う ことで、知的障害者が地域社会の中で自立した生活が送れる豊かな福祉社会と共生社会 障がい者支援 障がい者支援 人と人とが支え合う地域社会づくりに寄与することを目的とする。 高齢者支援 高齢者支援 設立年月…2002 年7月 認証年月…2002 年7月 障害児・者、高齢者、児童などさまざまな人がお互いのハンディにかかわりなく交流し、 消費者教育 消費者教育 蔵の街たんぽぽの会 代表者名…石河不砂 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 の実現に寄与することを目的とする。 活動の紹介 活動の紹介 ● おもちゃ図書館の運営などの子育て支援 ● 主に知的障害を持つ人々のための生涯学習の場の提供 ボランティアスタッフにより月∼金、毎日子育てサロンを開館。栃木市内の子育て関係の団体とネットワ 小中学生向け教科を学習する講座を中心に、大人向けの様々な講座を実施。定期的、または不定期に ークを作り、情報交換・交流し子育て中の親子を支援。専門家による発達相談を月1回実施。シルバー、 算数、理科、英語、パソコンなどのコースを設定、学習を行っている。学校時代に 勉強しそこなった 大学生との協力による昔遊びの伝承イベント開催。 30 代、40 代の人も受講。また、子どもから大人まで障害のあるなしに拘わらずパソコンを学ぶ個人講 ● 調査・研究、人材育成 座も展開。さらに東京都立王子第二特別支援学校の平成 21 年度「外部の教育資源を活用した特別支 障害児・者、高齢者にやさしいまちづくりの調査・研究やボランティア人材育成講座開催なども行って 援学校を支援するしくみづくりモデル事業」に参加。「土曜講座」と「部活動」でのパソコン教室を延べ 20 いる。 回開催した。平成 22 年度も実施。富士通マイクロソリューションズ ( 株 ) の協力による「初心者向け夏 ● 食育の推進 期集中パソコン講座」も平成 22 年度で 3 回目を迎えた。 家庭での食生活の重要性に気づき、健全な食生活が送れるようにするためのプロジェクトを、県との協 ● 自立支援講座の実施 働事業で実施。座学や調理実習、農業体験の講座を開催したり、映画上映により農業の大切さを伝えた。 知的障害者が自立して生きていくことを支援する公開講座シリーズ。平成 18 年度にスタート、平成 23 講座内容は冊子にまとめ配布を行った。 年 3 月に通算 24 回目開催。これまで取り上げたテーマは、遺言と相続、成年後見、悪徳商法、性と人 ● 障害児・者支援活動 間関係(マナー)、見だしなみなど。また就労している知的障害者自身が自分の仕事について語り、就 地域活動支援センターの運営、日中一時支援事業などを実施している。また就労体験として高齢者施設 労模様をビデオで紹介する「話します自分の仕事のこと」は同講座の目玉。知的障害のある人や家族が の売店やデイサービスの給食・配食の運営にも関わっている。 直面する生活上の現実的な問題に対し、解決への助言を提供している。 ここに注目 ここに注目 高齢者施設を訪問し、障害者と専門家が玩具を用い、高齢 原点は 2000 年 4 月に理事長の自宅で始まった勉強会。10 者の意欲や元気を引き出す玩具療法の取り組みを玩具福祉 年以上の実践から、たとえ知的障害があっても、「どうせでき 学会と行っている。今後は障害者・高齢者が一緒に過ごせ ないと決めつけてはいけない」、「やれば絶対何かが伸びる」 るグループホームなどの居住建設を目指している。また壊れ を実証。 レストラン が名称に入っているのは、何度でも たおもちゃの修理をメーカーの協力により定期的に開催。 来たくなる場にしよう、という思いから。 138 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 139 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 ユニバーサルイベント協会 こども応援ネットワーク 所在地…〒224-0032 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央 11-5 パスタビル 206 TEL…03-5460-8858 FAX…03-5460-0240 TEL…045-948-4877 FAX…045-948-4878 URL…http://u-event.jp/index.html E-Mail…[email protected] URL…http://www.kodomo-ouen.net/ E-Mail…[email protected] 代表者名…内山早苗 東京都港区 代表者名…佐藤洋子 認証年月…2001 年 10 月 設立年月…2001 年2月 認証年月…2001 年6月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤1名 有給スタッフ数…常勤 12 名、非常勤 30 名 神奈川県横浜市 事業規模(09 年度決算収入)…83,674,336 円 (内訳:会費 8,034,100 円、事業収入75,363,956 円、寄付金 200,000 円、 寄付金収入 1,196,975 円) 雑収入 76,280 円) 活動の 目的・趣旨 会の構築を目指し、地域社会のまちづくりや、少子高齢社会における新たな文化、芸術 活動の紹介 ● すべての人が参加できる「ユニバーサルキャンプ」の実施 子どもたちが障がいのあるなしにとらわれることなく、地域でアタリマエに生活していくこと、 活動の 目的・趣旨 一人一人が自分らしく生きていくことを応援しています。また様々な環境の中で、個人を認 め合い尊重しあえるような社会の実現を図るため、福祉の増進、社会教育の増進、街づく りの増進、子どもの健全育成のための活動支援全般に寄与することを目的としています。 障がい者支援 障がい者支援 またはスポーツの振興に寄与することを目的とする。 高齢者支援 高齢者支援 事業規模(09 年度決算収入)…6,823,742 円 (内訳:会費 634,000 円、事業収入 4,992,767 円、 ユニバーサルイベント事業を通じ、少子高齢社会に対応した新たなコミュニケーション機 消費者教育 消費者教育 所在地…〒108-0075 東京都港区港南 2-12-27 イケダヤ品川ビル 3F( 株 )UD ジャパン内 活動の紹介 2005 年から毎年実施。豊かな自然の中で、キャンプという不便な環境を味わいながら、お互いに対等 ● 障がいのある子どもたちのための遊びの支援 な関係で協力しながらサポートしあうという経験を通して、一人ひとりが尊厳を持つ対等な関係としての アンダンテメイトが直接訪問して、一人ひとりの子どもと向き合いながら、本人や家族の要望にあわせた 自立・自律を目指し、その輪を広げていく活動である。ノーマライゼーションの概念や、現在の社会が 遊びを提案、実施する。また、グループでのスポーツやレクリエーション、夏休みなどには宿泊を伴うイ 直面している課題に関してのレクチャーを行う事前セミナーも実施している。国際ユニヴァーサルデザイ ベントなども企画している。学校生活の支援も行い、修学旅行への付き添いなどの要望にも応えている。 ン協議会などの後援を得ている。 ● 子育て支援事業 ● すべての人が参加する「ユニバーサルスポーツ」の推進 横浜市アートフォーラムあざみ野の「子どもの部屋」の運営を、男女共同参画センター横浜北と協働で 高齢になっても障がいがあっても、大人でも子どもでも、みんなが一緒に参加し、活動できるユニバー 行っている。館内の利用者のための一時保育と親子でいつでも気軽に遊びに来られる ひろば の運営 サルスポーツの普及を進めている。ユニバーサルスポーツ・コーディネーター養成講座を実施し、健康 を通して地域の子育て世代の支援を行っている。また、横浜市の地域子育て支援拠点「都筑区子育て 維持、コミュニケーション、レクリエーションなど人々の特性や要望をコーディネートしながら、人とスポ 支援センター Popola」の運営を横浜市都筑区から受託している。マタニティとその家族、そして就学 ーツをマッチングさせ、地域でいきいきと活動できる人材を養成している。 前の子どもとその養育者が気軽に立ち寄り、自由に過ごせる場所として機能し、情報発信、相談対応、 その他、全国各地で開催される地域スポーツクラブイベントへの参加、各地の団体主催での出前講座、 ネットワークづくり、人材育成を行っている。 市民まつりでのデモンストレーション、専門学校への講師派遣、などを行っている。 その他、福祉教育に関する講師派遣、イベント・講習会の企画・開催、スポーツフェスティバルの実施 などを行っている。 ここに注目 文部科学省「スポーツ振興基本計画」に基づいた 総合型地域スポーツクラブが全国で計画されてい ここに注目 る。同団体が養成しているユニバーサルスポーツ・ 「楽しく」「カッコよく」「かわいく」「しあわせに」をモット コーディネーターは様々な特性のある人たちとともに ーに、どの子も豊かな人生を送ることをサポートしている。 スポーツ活動を行う上で重要な役割を果たしてい 遊びの支援や車いすのホイールデザイン活動など独自の取 る。 り組みを行っている。 140 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 141 特定非営利活動法人 地域生活応援団 あくしす 所在地…〒950-0922 新潟県新潟市中央区山二ツ 3-11-12 所在地…〒430-0904 静岡県浜松市中区中沢町 69-16(あっとほーむ内) TEL…025-250-7365 FAX…025-250-7360 TEL…053-474-8834 FAX…053-474-8834 URL…http://www.niigata-autism.jp/ E-Mail…[email protected] URL…http://www.npo-axis.com/ E-Mail…info@npo-axis.com 新潟県新潟市 代表者名…高木紀子 設立年月…1973 年4月 認証年月…2006 年2月 設立年月…2002 年4月 認証年月…2006 年 11 月 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤5名 有給スタッフ数…常勤5名、非常勤5名 静岡県浜松市 事業規模(09 年度決算収入)…19,069,847 円 (内訳:会費 257,000 円、事業収入 17,565,890 円、寄付金 196,772 円、 助成金 870,000 円、その他 13,474 円) 雑収入 185 円、補助金 100,000 円、借入金 950,000 円) 自閉症児・者とその家族、関係者及び地域社会に対して、自閉症に関する適切な療育、 正しい知識の啓発、地域生活を支援する事業等を行い、もって自閉症児・者の人権擁護 活動の紹介 障害のある人、高齢者等に対して、地域での自立生活支援に関する事業を行うと共に、 社会に対して、ノーマライゼーションの普及・啓発事業を行い、すべての人々が健やかに 暮らせる地域社会づくりと福祉の増進に寄与することを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 及び教育と福祉の充実に寄与することを目的とする。 活動の 目的・趣旨 高齢者支援 高齢者支援 事業規模(09 年度決算収入)…23,780,625 円 (内訳:会費 819,500 円、事業収入 1,808,651 円、寄付金 20,269,000 円、 活動の 目的・趣旨 消費者教育 消費者教育 にいがた・オーティズム 代表者名…角田千里 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 活動の紹介 ● 自閉症児の放課後活動の支援、各種教室の開催 障がいのある子どももない子どもも、共に生きることができる地域を目指す居場所「あっとほーむ」を運 学齢期のこどもたちに対して、放課後活動として、音楽教室(個人・グループ)、スイミング教室、サー 営。 キット教室などを実施している。 ● 放課後支援事業 ● 自閉症児・者に対する余暇活動の推進 自宅にこもりがちになる知的障がい児の放課後の居場所を提供。みんなで宿題をやったり、おやつ作り 自閉症児・者とその家族に対して、スイミングや音楽教室、登山、手打ちうどん作りやスキーなどの余 をしたりする。 暇活動を企画立案。参加するボランティアには、作成した手引をもとに障がい児・者への理解を深めて ● 余暇支援事業 もらっている。 休日を家族と過ごすだけではなく、友人や地域の人たちと余暇を楽しむことができるように様々な居場所 ● 講習会、研修会等の実施、啓蒙活動 を提供。 自閉症児・者に関する講習会・研修会、ジョブコーチ研修セミナーなどを、他団体との共催も含め実施 ● 地域ふれあい事業 している。また、自閉症理解のためのキャラクター「逆さバイバイ君」グッズ販売、地域のお祭り等の 地域の方と「共に生きること」を実現するため、バザーなど地域での活動・各種イベントを積極的に展開。 イベントへ出店などにより啓蒙活動を行っている。 ● 療育相談、各種講習会など ● 地域活動支援センター(Ⅲ型)の運営 自立生活に向けた幼少期からの子どもとの関わり方や支援の方法など個別相談に応じている。また、保 自閉症児・者に対する就労支援及び生活支援に関する事業「地域活動支援センター(Ⅲ型)」を開設。 護者対象の交流勉強会やセミナーを開催している。 就労支援及び人材育成(指導者)を中心とした事業所の運営を行っている。 ここに注目 ここに注目 当事者の親を中心に民設民営の居場所「あっとほーむ」を 自閉症児・者への教育・支援の場の提供だけでなく、指導 開設。障がいのある子どもたちの放課後支援を浜松市で最 者の育成や啓蒙活動など、多様な活動を展開している。福 初に始めた団体である。高い専門性を生かし、地域に密着 祉医療機構、キリン福祉財団などの助成事業の実績もある。 した活動を展開している。 142 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 143 特定非営利活動法人 まちのエキスパネット 三重ダルク 所在地…〒487-0024 愛知県春日井市大留町 5-29-16 所在地…〒514-0033 三重県津市丸之内 1-16 URL…http://www.0568kasugai.net/ expanet/ 代表者名…治郎丸慶子 愛知県春日井市 設立年月…2006 年 10 月 認証年月…2007 年 10 月 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤4名 事業規模(09 年度決算収入)…31,763,945 円 広報誌発行事業 2,001,690 円、管理費 3,097,429 円) URL…http://miedarc.com/ E-Mail…[email protected] 代表者名…南川久美子 設立年月…1999 年3月 認証年月…2006 年2月 有給スタッフ数…常勤3名、非常勤2名 事業規模(09 年度決算収入)…11,604,914 円 (内訳:補助金 7,261,004 円、寄付金 2,636,065 円、 事業収入 1,707,430 円、その他 415 円) 高蔵寺ニュータウン及びその周辺地域に対して、まちづくりと障害福祉に関する事業を行 活動の 目的・趣旨 い、地域で暮らす人の豊かな人材を発掘し、地域のネットワーク作りにその人材を生かし、 まちづくりに係る問題の改善や解決を図り、地域力の向上と障害児者とその家族の豊か 活動の 目的・趣旨 薬物依存症者に身体的・心理的援助を提供することによって、薬物依存症からの回復の手 助けをし、将来自立できるよう、薬物を使わない生き方(回復)のプログラムを提供し、自 尊感情を育て、自己肯定しながら豊かな社会生活を送れるよう支援することを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 な暮らしの増進に寄与することを目的とする。 活動の紹介 三重県津市 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:まちづくり支援事業 1,615,954 円、障害児者就労支援事業 25,048,872 円、 TEL…059-222-7510 FAX…059-222-7510 消費者教育 消費者教育 TEL…0568-52-7315 FAX…0568-52-7315 E-Mail…[email protected] 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 活動の紹介 ● 子どもに関わる団体のネットワーク「子どもの世界を広げる会」の組織化 ● 勉強会、講師派遣等の啓蒙活動 幼稚園、保育園、学校、児童福祉事業所等々、子どもの育成に関わる機関をゆるやかにつなぎ、情報 薬物依存当事者による体験談、援助専門職への研修会、依存症の理解を深める勉強会などを実施。 の伝達や各機関の連携をスムーズに行うためのネットワークを組織し、勉強会などを開催している。 学校で薬物の危険性を知ってもらう授業を行ったり、病院、行政機関などへの講師派遣も行っている。 ● 発達障がい研修会など 三重刑務所、三重県の嗜癖問題研修会にも講師を派遣している。 発達障がい児者の関係者と家族のための研修会。乳幼児期、就学∼思春期、成人∼高齢期に分けて ● 薬物依存症からの回復を目的としたリハビリセンターの運営 研修をする。また、子育て個別相談、出張相談、講師派遣にも対応している。子育てカウンセラー養 薬物をやめたい願望のある方なら誰でも参加でき、プログラムは1日3回 × 3カ月間を1クールとし 成講座も実施している。 て、グループセラピー(ミーティング・運動等)を行っている。入寮と通所の方法があり相談にも応じて ● 発達に不安のある子どもを療育するデイサービスの運営 いる。 「児童デイサービスこどもパレット」 「こどもパレット高蔵寺」の2カ所のデイサービスを運営。未就園、 ● 重複障がい者の支援 園児、学童、さらに知的・身体の障がいに分け、社会生活に順応するためにゆるやかな療育を行って 東紀州の拠点では、活動ノウハウをもとに地域の人の協力を得ながら、主に重複障がい者(例えば依 いる。未就園・園児は母子通所、学童は子どものみの通所としている。 存症と発達障害など)の共同生活を支援している。具体的には、 ● 情報発信・提供 ミーティングをはじめ、休耕田での農業やみかん農家の手伝いな 活動拠点「古民家和っか」には、暮らしに役立つ情報コーナーを常設し、誰でも閲覧できるようになっ どの地域活動を行っている。 ている。暮らしに役立つ情報を発信する地域情報紙「まちツボニュース」の発行も行っている。 その他、家族のための支援も行っている。 ここに注目 ここに注目 薬物依存症からの回復のための活動だけでなく、依存防止や、周 市、教育委員会、マスコミ各社の後援を得た野外コンサー 囲の理解を深める啓蒙活動を積極的に行っている。刑務所などを ト「高蔵寺フォークジャンボリー」(2010 年)は1万人以上 退所した人のうち福祉的なサービスを必要とする人を対象として、 の来場者を迎えて行われた。まちづくりと子育てをキーワー 保護観察所とともに生活の支援などを行う地域生活定着支援セン ドに、ネットワークづくりなども活発に行っている。 ターにも協力している。 144 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 145 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 プール・ボランティア かめのこ会 所在地…〒540-0034 大阪府大阪市中央区島町 2-4-3 Villa 島町 902 号 所在地…〒640-8392 和歌山県和歌山市中之島 1280 URL…http://www.pool-npo.or.jp/ E-Mail…[email protected] 代表者名…岡崎 寛 大阪府大阪市 設立年月…1999 年5月 認証年月…1999 年 12 月 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤0名 事業規模(09 年度決算収入)…20,544,280 円 物品販売 234,230 円、その他 600,930 円) 活動の 目的・趣旨 障害者も健常者も同じようにプールを楽しめる社会の実現を目的とする。 プール・ボランティアは、障害者も高齢者も健常者と同じようにプールを楽しめる社会の実現を目的とし ている。障害者・児、高齢者、病後のプールリハビリをしたい方と一緒にプールに入り、一人ひとりに 合わせた水泳指導をマンツーマン体制で行っている。 活動を始めて 12 年目の昨年は、年間のべ 4,296 名の障害者を、のべ 4,731 名の泳げるボランティアが 水泳指導にあたった。 ● 障がい者支援事業 完全マンツーマンで、一人ひとりの個性に合わせて水泳指導を行う。 ● 高齢者支援事業 高齢者の介護予防や、病後の機能回復のためのプール・リハビリを行う。 ● 障がい者対応研修の普及事業 プールの館長や監視員に対して、障がい者対応に関する知識と技術 を身につけてもらうために、研修を行っている。 ● 障がい者用水着、プール用車椅子の企画開発 重度の身体障がい者のために着脱のしやすい水着や保温性の高い水着、安全にプールサイドを移動で きるプール用車椅子の企画開発をしている。 ●プール・オンブズマン(提言提案活動) 障がい者の視点にたった提案提言活動をしている。 ● マスターズチームの運営 PV チームとして大会に出場し、啓発活動をしている。 E-Mail…[email protected] 代表者名…亀本靖枝 和歌山県和歌山市 設立年月…2001 年3月 認証年月…2005 年3月 有給スタッフ数…常勤2名、非常勤1名 事業規模(09 年度決算収入)…12,509,404 円 (内訳:会費 18,000 円、事業収入 12,184,342 円、寄付金 187,140 円、 その他 119,922 円) 活動の 目的・趣旨 障害を持つ人々が活き活きと誇りをもって暮らして行くためのトータルケアを目的とする。 また、地域福祉に根ざした活動をもって、誰もが住みやすい地域社会づくりに寄与するこ とを目的とする。 障がい者支援 障がい者支援 活動の紹介 URL…http://www.geocities.jp/kamenoko_noko/ 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:会員収入 17,456,935 円、助成金 1,550,000 円、寄付金 702,185 円、 TEL…073-424-5303 FAX…073-424-5303 消費者教育 消費者教育 TEL…06-4794-8299 FAX…06-4794-8298 活動の紹介 障がい児や障がい者に対する、学習・労働・余暇活動の場等の提供を行っている。 ● 認知訓練塾「かめのこ塾」 机上学習と生活習慣の両面から、一人ひとりに適した療育プログラムを組んで、発達の基盤である「見 る力・聞く力・行動をおこす力」を培うための個別療育を実施している。 かめのこ塾で毎週1時間、専任スタッフによる訓練を行う「個別療育」と、かめのこ塾専任スタッフが 出張訓練に出向く「訪問療育」を行っている。 ● 相談対応 障がいの有無に関わらず、子どもの発達に関する相談を受け付けている。 ● チャレンジド・スポーツクラブ「ぱどる」 障がい者の余暇活動として、スポーツをする場を提供している。ボランティアとともに運動することで、 楽しみながら健康な身体をつくる。内容は、ダンスやストレッチ、バドミントン、風船バレー、フリスビー、 縄跳び、野球など多彩で、毎月第2、4土曜日に実施している。 ● 地域活動支援センター「ワークステーションかめのこ」の運営 障がい者が地域で生活していくための様々な支援活動を行っている。 ここに注目 日本は世界でもっとも水泳環境の整った国の一つだが、障 ここに注目 がい者の目線で考えると、まだバリアが存在する。地域住 チャレンジド・スポーツクラブ「ぱどる」は、2007 年度に 民、企業や公営プールと協力し、障がい者がプールを楽し 和歌山県との協働事業として活動を開始した。多くの障がい めるようにハード・ソフト面の改善に力を注ぎ、自治体や企 者がボランティアとともに体を動かし、スポーツを楽しんで 業の障がい者対応研修に講師を無料で派遣している。 いる。 146 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 147 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 特定非営利活動法人 日高わのわ会 所在地…〒743-0009 山口県光市室積松原 17-18 所在地…〒781-2152 高知県高岡郡日高村沖名 3-2 TEL…0833-78-2017 FAX…0833-78-2046 TEL…0889-24-4004 FAX…0889-20-1722 URL…http://www.kvision.ne.jp/ kvn2009901/ E-Mail…[email protected] URL…http://www.geocities.jp/hidakawanowa/ E-Mail…[email protected] 代表者名…岩佐光恵 山口県光市 代表者名…濱田善久 消費者教育 消費者教育 虹のかけ橋 高知県高岡郡日高村 設立年月…2001 年 11 月 認証年月…2002 年3月 設立年月…2005 年3月 認証年月…2005 年3月 有給スタッフ数…常勤4名、非常勤8名 有給スタッフ数…常勤6名、非常勤 30 名 事業規模(09 年度決算収入)…45,440,699 円 (内訳:事業収入 19,155,468 円、福祉サービス関係 8,395,866 円、寄付金 1,080,842 円、 その他 1,037,661 円) 受託事業 16,287,629 円、補助金 400,000 円、会費収入 120,000 円、その他 894 円) 高齢者支援 高齢者支援 事業規模(09 年度決算収入)…20,772,880 円 (内訳:事業収入 17,840,494 円、寄付金 840,225 円、会費 1,054,500 円、 高齢者、子育て中の父母、子どもたち、障害者(知的・精神・身体障害者、難病)、ボランティ 活動の 目的・趣旨 子供から高齢者までのすべての人々に対して、生活支援等に関する事業を行い、豊かで 充実した社会作りに寄与すること。 活動の 目的・趣旨 アに対して、①喫茶わのわの運営②行政からの受託事業③障害者自立支援法に規定する障 害者支援施設、障害福祉サービス事業、相談支援事業、地域活動支援センターを経営する 障がい者支援 障がい者支援 事業④コミュニティー産業の開発とインフォーマルサービスの提供⑤地域や家庭における子 育て支援とネットワークづくり⑥住民主体のまちづくりを目指した人材育成とネットワークづく り等を行い、住民自ら自分たちの暮らしの中で起こってくる社会的な課題を自分たちで、解 活動の紹介 決していくためのコミュニティー産業を開発、展開し住民の就労の場を提供すると共に、年 ● 障害者自立支援法に基づいた事業の運営 児童デイサービス・生活介護・日中一時支援サービス(多機能型事業所)……おもに「障がいを持つ 子ども達の学童保育的な放課後ケア」を目的とした活動として、平日の放課後や長期休みなどに実施し 齢や障害に関係なく社会参加できるノーマライゼーションの実現を目指すことを目的とする。 活動の紹介 ている。また、18 歳以上の障がい者の日中の生活支援を目的とした活動も実施している。 ● 障害者支援事業 ● 虹のかけ橋独自事業の運営 リハビリのサポート、軽度生活支援、家事手伝いなど、障害者向けの自立に向けたサービスも提供して レスパイト事業・福祉有償運送サービス……上記事業の範囲外で希望されたニーズについては、虹の いる。暮らしの中で起こる問題を解決する方法を見つけ、その方法自体をビジネスにつなげることで就 かけ橋の独自事業として取り組みを行っている。 労の場をつくり、さらに就労の場をもっとふやす活動を柱としている。 新たな取り組みとして、漬物の製造販売を事業承継し開始した。これは、 「学校卒業後の居場所づくり」 就労の場としての喫茶店・配食サービス・特産トマトを使った加工品の製造販売も行っている。 を目的としており、将来的には「障がい者の就労・日中活動の場」のひとつとして位置づけたいと考え ● 子育て支援事業 ている。 放課後子ども教室、親子で遊ぶ「ドラマ塾」、チャイルドルーム (託児・土曜保育・一時預かり)、日中一時支 その他、当事者やスタッフ・保護者が連携し、フリーマーケット出店、衛生美化活動、資源回収、イベ 援事業(障害児)などを行っている。 ント企画などに取り組み、仲間づくりや地域との交流を目指し、計画実施している。 また、小学校総合学習連携事業「はたけクラブ」 で知り合った子どもたちが誰かの役に立ち、自分も楽しめ る活動をめざす「わのわキッズクラブ」を立ち上げた。福祉体験実習、地域の学習、奉仕活動、エコ活動な どを通して子どもたちが楽しみながら夢を実現していくお手伝いも行っている。 ここに注目 ここに注目 「障害者自立支援法」の事業とともに、障がいを持つ 自助・共助・公助の輪で、障がい者に特化せず、住民だれ 子どもの家庭の悩み等に答えるレスパイトサービスも行 もが暮らしやすいまちづくりを目指している。子育て支援事 っている。レスパイト事業は光市補助事業である。また、 業は、日高村の日下小学校・日高中学校・教育委員会・村 当事業所は、保護者で構成される「親の会」の活動が 子育て支援センター・村健康福祉課と連携をして活動して 活発であり、事業展開の一翼を担っている。 いる。 148 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 149 特定非営利活動法人 まあるい心ちゃれんじどの応援団 所在地…〒780-0870 高知県高知市本町 3-6-15 クックルー・ステップ 所在地…〒810-0023 福岡県福岡市中央区警固 2-16-6-306 URL…http://blog.livedoor.jp/maaruikokoro/ 高知県高知市 代表者名…吉川清志 設立年月…2003 年 11 月 認証年月…2004 年2月 有給スタッフ数…常勤7名、非常勤0名 事業規模(09 年度決算収入)…38,376,958 円 事業収入 33,197,327 円、その他 40,131 円) URL…http://kukkurustep.moo.jp/ E-Mail…[email protected] 代表者名…古賀裕子 設立年月…2005 年4月 認証年月…2006 年7月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤 11 名 事業規模(09 年度決算収入)…9,529,452 円 (内訳:会費・入会金 304,000 円、事業助成金 531,107 円、 事業収入 8,380,765 円、寄付金 313,580 円) 障害者が親亡き後も少しでも安心して暮らせる仕組みづくりをめざして、障害児・者とそ 活動の 目的・趣旨 の家族・地域住民(以下「障害児・者等」という)にかかわる相談活動、調査・研究活動、 教育・研修活動、情報提供活動、交流活動、文化・芸術活動、福祉サービス事業所設 福岡県福岡市 高齢者支援 高齢者支援 (内訳:会費収入 112,000 円、寄付金 217,500 円、助成金 4,810,000 円、 TEL…092-739-1530 FAX…092-739-1540 消費者教育 消費者教育 TEL…088-803-9081 FAX…088-803-9091 E-Mail…[email protected] 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 「障がい児とその保護者が心身ともに豊かな生活ができるように」という願いのもと、障が 活動の 目的・趣旨 い児とその保護者そして支援者とが協力しあい、情報の発信や交換を行い、交流の場を設け 子たちが楽しめて、保護者も元気と勇気が得られ、そして支援する人たちも社会的成長が図 られて、全ての人々がより充実した幸せな生涯を送れるような活動を行う。また、障がい者の 教育・医療・保健の増進を図り、もって社会福祉に寄与することを目的とする。 側から継続的に情報発信することで、また交流広場の運営やボランティア養成活動を積極的 障がい者支援 障がい者支援 置など、就労・生活・介護への支援に関する事業を行うことにより、障害児・者等の福祉・ に展開することで、社会へ働きかけ、障がい者の問題を社会全体で共有し、それらの解決を 支援者とともに進めていき、全ての子どもたちの潜在能力を十分に開花させるとともに健全に 活動の紹介 伸ばすことが可能な社会を生み出し、全ての人々の自立したくらしを支えることができる地域 障害福祉サービス事業としての自立生活サポートスクールの運営や、ボランティアネットワーク事業とし て、「まなび屋」や広報誌発行などの教育事業を行っている。 ● まなび屋 社会を実現してゆくことを目的とする。 活動の紹介 障害や学習に課題のある人たちが自分のペースで学び、また親が交流するためのスペースを設けてい チャレンジド・kids(障がい児)とその保護者が協力し合い、情報の共有や交流の場を設け、子どもた る。児童・生徒等に向けて、パソコンを使った読み・書きの勉強を指導してきたが、近年、度重なる法 ちが楽しめて、保護者も元気と勇気を得られるような活動をしている。 改正で福祉サービス内容が多様化してきたため児童・生徒の利用者は少なくなり、成人利用者が増加し ● イベントの開催 ている。 元気と勇気を得られるような講演会や交流会、夏休み中のクッキングや工作などの教室、クリスマス会 ● 自立生活サポートスクール などを開催している。 障害のある人たちの自立のために必要なスキルを保護者とともに学んでもらうことを目的に、就労を考え ている高等部の学生と保護者を対象に開講。コミュニケーションや掃除・洗濯・料理スキルに始まり、 性教育・消費者金融・防災など自ら巻き込まれる危険性のある様々な問題について、ロールプレイング など障害児・者に理解できるプログラムを各分野の専門家に構築してもらい、講座や実習を実施した。 現在は、このスクールを発展させ、就労を目指す人々のための福祉サービス事業として実施している。 ここに注目 「まなび屋」事業は、丸紅基金、太陽生命ひまわり厚生 財団、四国労働金庫、高知県職員労働組合ふれあい基金 ●「クックルー通信」による情報提供 チャレンジド・kids を取りまく様々な課題や問題、身近なイベントやお役立ち情報、子どもの成長日記 などを掲載する「クックルー通信」を年4回発行している。 ●「福祉サービス」事業 チャレンジド・kids の食事やお風呂などの介助をする「障がい福祉サービス」や外出の介助「移動支援」、 また公的サービスではまかないきれない支援として「ぴよサポート隊」事業も実施している。 ここに注目 車いすとバギーの雨カバー「ヌレント」をトヨタハートフル プラザ福岡と共同開発し「2010 年ふくおかを元気にする共 助社会づくり活動表彰」NPO・ボランティアと企業の部の協 が助成団体となっている。地域における各分野の専門家と 働部門を受賞。チャレンジド・kids(障がい児)の写真等 障害者を結ぶコーディネート機能も果たしている。 を掲載した『君のポケット』も発行した(2010 年)。 150 教育関係NPO 事例集 Vol 3 いきる 151 家庭教育支援 、 男女共同参画活動 特定非営利活動法人 サイエンス・アクセシビリティ・ネット 所在地…〒814-0001 福岡県福岡市早良区百道浜 3-4-11-103 教育関係 NPO 事例集〈全5巻〉 消費者教育 TEL…092-821-7344 FAX…092-821-7344 URL…http://www.sciaccess.net/jp/index.html E-Mail…offi[email protected] 福岡県福岡市 代表者名…鈴木昌和 設立年月…2005 年7月 認証年月…2005 年 12 月 有給スタッフ数…常勤0名、非常勤7名 事業規模(09 年度決算収入)…3,855,308 円 高齢者支援 (内訳:会費収入 70,500 円、事業収入 3,784,508 円、雑収入 300 円 (ただし 5 カ月間)) 視覚等に障害のある人たちのための情報アクセシビリティを考慮した科学情報処理システ 活動の 目的・趣旨 ム開発と普及、開発システムを利用した情報アクセシビリティ支援事業を行い、福祉の増 進、学術・文化・科学技術の振興、情報化社会の発展、社会教育の推進、職業能力の開発、 障がい者支援 雇用機会の拡充に寄与することを目的とする。 活動の紹介 ● 視覚障害者のための学習支援 数学的情報処理の大学間横断的研究組織「InftyProject」の研究成果をもとに、視覚障害を持つ児童・ 生徒・学生や社会人に対して支援システムの開発と、ユーザーサポートや支援サービスなどを行い、視 覚障害者の学習教育支援を行っている。 数学文書編集ソフトウェア、数学文書認識ソフトウェア、数式も含めた音声による読み上げ機能付きエ ディタ、数式を含む文書用の自動点訳ソフト・点字エディタ等を開発するとともに、それらのソフトのユ ーザーサポートや、視覚障害者のための電子化サービス、理系教科や科学技術分野の書籍の点訳等を 行っている。 ● 視覚障害者対象の「科学へジャンプ・サマーキャンプ」「ITリテラシー講習会」開催 教育機関、企業、諸団体の後援、協力を得て、理系分野に関心を持つ視覚障害のある中学生・高校 生を対象とした「科学へジャンプ・サマーキャンプ」の開催。2008 年には東京で、2010 年には熊本・ 阿蘇にて 3 泊 4 日の日程で生徒たちは科学の面白さを体験した。また 2009 年から「ITリテラシー講習 会」も開催している。 ここに注目 理数系教材や科学技術文書などを視覚障害者が利用しやす くするための支援技術の研究や、開発ソフトウェアを利用し た支援事業を行っている。「科学へジャンプ・サマーキャン プ 2010」と「ITリテラシー講習会」は九州先端科学技術 研究所との共催で開催された。 152 教育関係NPO 事例集 掲載団体 一覧 掲載団体 索引 掲載団体一覧 Vol ❶ まなぶ 掲載団体一覧 Vol ❷ はばたく キーパーソン21・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・124 ❶−1 学校への支援活動 こども盆栽 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・128 企業教育研究会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 鳳雛塾・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・132 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・26 開発教育協会(DEAR) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・136 エティック (ETIC.) スクール・アドバイス・ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30 ジャパン・リターン・プログラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・137 夢育支援ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 ブリッジフォースマイル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・138 アスクネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 ユースポート横濱 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・139 日本料理アカデミー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42 日本教育開発協会 のあっく自然学校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46 南大阪地域大学コンソーシアム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・141 140 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ まなびのたねネットワーク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50 Educational Future Center 51 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ 楽患ねっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52 ❶−4 科学技術・ICT教育 子どもとアーティストの出会い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53 科学芸術学際研究所 ISTA ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・144 さんぴぃす・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54 TRYWARP・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・148 地域学習プラットフォーム研究会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・152 サイバー・キャンパス・コンソーシアムTIES・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・156 ❶−2 地域おける学習支援 徳島インターネット市民塾 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・160 からだとこころの発見塾 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56 こども遊学館市民ステージ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・164 キッズドア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60 ラジオ少年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・165 シブヤ大学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66 テイクオフみさわ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・166 高知こどもの図書館 70 HCC・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・167 子どもとメディア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74 青少年メディア研究協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・168 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さっぽろ自由学校「遊 」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78 Educe Technologies・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・169 うれし野こども図書室・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79 CANVAS ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・170 きらりよしじまネットワーク 創造支援工房フェイス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・171 80 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ コミュニティNETひたち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・81 エー・ビー・シー野外教育センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97 子ども大学かわごえ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 エコ・リンク・アソシエ−ション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98 東京学芸大こども未来研究所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 わかやまNPOセンター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 なはまちづくりネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 ❷−3 不登校、ニート・ひきこもりに対する支援 夢ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 Wi th優 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100 ひと・まちねっとわーく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 東京シューレ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104 図書館の学校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28 NEW VERY・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・110 マナー教育サポート協会 29 トイボックス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・114 かわさき市民アカデミー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30 ホース・フレンズ事務局 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・118 横浜市民アクト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31 東北青少年自立援助センター 蔵王いこいの里・・・・・・・・・・・・・122 大学コンソーシアムやまなし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32 寺子屋方丈舎 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・123 地域資料デジタル化研究会 33 越谷らるご ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・124 七塚原自然体験活動研究センタ− ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 彩星学舍 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125 周防大島郷土大学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 セカンドスペース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126 音の和企画すだち塾 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36 ニュースタート事務局・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・127 高知県生涯学習支援センター 37 仕事工房ポポロ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・128 ひとづくりくまもとネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 ドリーム・フィールド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・129 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ トルシーダ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・130 チャレンジスクール三重 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・131 ❷−2 青少年の学校外活動支援 じぶん未来クラブ 恒河沙母親の会 40 安養寺フリースクール京都校 大津校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・132 放課後NPOアフタースクール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 夢街道・国際交流子ども館 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・133 森の学校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 ハートツリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・134 夢職人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52 箱崎自由学舎 ESPERANZA・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・135 自然体験共学センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56 NPOスチューデント・サポート・フェイス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・136 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ えがおつなげて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60 フリースペースふきのとう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・137 グリーンウッド自然体験教育センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64 麻姑の手村・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・138 教育支援協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85 ブレーンヒューマニティー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68 珊瑚舎スコーレ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・139 芸術家と子どもたち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・86 コアネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87 NATURAS・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76 大人の学校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・83 千葉自然学校 84 ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新宿環境活動ネット えひめ子どもチャレンジ支援機構・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72 岩手子ども環境研究所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77 88 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 全国教育ボランティアの会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・89 日本教育再興連盟・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90 ❷−4 子ども・大人の居場所づくり せんだい杜の子ども劇場 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78 チャイルドライン支援センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・142 あきた海辺の自然学校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79 フリースペースたまりば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・146 自然と人間の森おおひら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80 子どもの人権アクション長崎(あじじの会)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150 F- site 新里昆虫研究会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・81 こども・コムステーション・いしかり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・154 子ども文化ステーション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・82 矢巾ゆりかご・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・155 すいた環境学習協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94 NPO佐倉こどもステーション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・83 ユース・サポート・センター友懇塾 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・156 きょういく応援団・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91 92 生涯学習かに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ FUKUOKAデザインリーグ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95 長崎・教師力向上研究会 96 ホームホスピス宮崎 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ エンカレッジ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98 ケアリングフォーザフューチャー ハロードリーム実行委員会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・157 ファンデーションジャパン(CFFジャパン)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84 シャーロックホームズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・158 子ども未来研究所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85 多世代交流館になニーナ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・159 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・86 自然体験活動推進協議会(CONE/コーン) ゆめ・まち・ねっと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・160 地球緑化センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87 こころとまなびどっとこむ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・161 日本冒険遊び場づくり協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88 CASN ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・162 山科醍醐こどものひろば ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・89 ほっと・すぺーす21・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・163 教育プラットフォーム北海道・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100 生涯学習サポート兵庫 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90 五ヶ瀬自然学校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・164 北海道職人義塾大學校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104 岩美自然学校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91 ❶−3 キャリア教育・職業教育支援 未来図書館 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・108 岡山市子どもセンター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92 NPOカタリバ 112 ひろしまレクリエーション協会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 「育て上げ」ネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・116 綾上子どもの里インターナショナルスクール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94 ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ドットジェイピー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120 154 教育関係NPO 事例集 ※色文字の団体は、ヒアリング実施団体 市村自然塾 九州 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95 ※色文字の団体は、ヒアリング実施団体 掲載団体一覧・索引 155 掲 載 団 体一覧・索 引 日立理科クラブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・82 ウォーターセーフティーマネージメント協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・96 ❷−1 生涯学習関連施設との連携 掲載団体一覧 Vol ❸ いきる 掲載団体一覧 Vol ❹ はぐくむ おやじ日本・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 日本グッド・トイ委員会 ❹−1 まちづくり ❸−2 消費者教育 ❸−1 家庭教育支援、男女共同参画活動 14 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・84 ささえあい医療人権センターCOML(コムル) C・キッズ・ネットワーク 88 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Fathering Japan ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 消費者教育 NPO 法人お金の学校くまもと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92 マドレボニータ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 活き粋あさむし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・96 26 群馬県スローフード協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97 30 おかねの楽校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98 マミーズ・ネット ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 働きたいおんなたちのネットワーク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ たかまつ男女共同参画ネット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 食と農のまちづくりネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99 のびーの宮崎 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 あったかサポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100 くしろ・わっと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42 ふれあいネットひらかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101 十和田NPO子どもセンター・ハピたの 43 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ 食と農の研究所 102 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 弘前こどもコミュニティ・ぴーぷる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 栄養ケア・ちっご ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103 いわて子育てネット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45 霧島食育研究会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104 やまがた育児サークルランド 46 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ 子育てサポーターチャオ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47 わこう子育てネットワーク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 ❸−3 高齢者支援 子どもの環境を守る会 J ワールド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 栃木県シニアセンター ジャパン・ウィメンズ・ ふらっとステーション・ドリーム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・110 イノベイティブ・ネットワーク(J- Win)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50 ライフステーション・あいち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・114 せたがや子育てネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51 いこいの家 夢みん ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・118 全国女性会館協議会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52 シニア自然大学校・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・119 53 WACわかやま ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120 非行克服支援センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 106 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 元気交流クラブたけのこの家 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・121 子育て支援センター ちびっこはうす ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・122 山口県アクティブシニア協会(アイサ) 山梨子ども図書館 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56 地域福祉を支える会 そよかぜ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・123 湘南DVサポートセンター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 あいち・子どもNPOセンター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 参画プラネット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59 ❸−4 障がい者支援 ❹−2 環境教育 子育て研究会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60 バイリンガル・バイカルチュラル エスビューロー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61 ろう教育センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126 NPOぱれっと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62 浜松 NPOネットワークセンター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・132 チャイルド・リソース・センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・63 ミューズの夢 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・136 日本クリニクラウン協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64 自然生クラブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・137 65 蔵の街たんぽぽの会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・138 女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ ・・・・・・・・・・ 66 勉強レストランそうなんだ !! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・139 きのくに子どもNPO ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67 ユニバーサルイベント協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・140 子育て・あそびサポートぱお ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68 こども応援ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・141 69 にいがた・オーティズム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・142 女性と子どものエンパワメント関西 Com子育て環境デザインルーム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70 地域生活応援団 あくしす・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・143 未来 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71 まちのエキスパネット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・144 しまね子どもセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72 三重ダルク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・145 73 プール・ボランティア・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・146 74 かめのこ会 こども未来ネットワーク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ プレーパークてんとう虫 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ やまぐち男女共同参画会議 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 147 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子育てネットワークえひめ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75 虹のかけ橋 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・148 男女・子育て環境改善研究所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76 日高わのわ会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・149 77 まあるい心ちゃれんじどの応援団 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・150 78 クックルー・ステップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・151 長崎県央ジュニアサポートアカデミー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79 サイエンス・アクセシビリティ・ネット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・152 唐津市子育て支援情報センタ− DV 防止ながさき ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子育て支援ワーカーズぺぺぺぺらん ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80 チェンジライフ熊本 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・81 子育てふれあいグループ自然花 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・82 156 教育関係NPO 事例集 ※色文字の団体は、ヒアリング実施団体 ねおす ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60 登別自然活動支援組織モモンガくらぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64 アサザ基金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68 アースウォッチ・ジャパン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・74 共存の森ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78 オーシャンファミリー海洋自然体験センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・82 ネイティブクラーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・86 環境あきた県民フォーラム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87 つくば環境フォーラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88 銀座ミツバチプロジェクト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・89 放射線教育フォーラム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・90 エコネット上越 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91 農業開発技術者協会・農道館 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92 ガイア自然学校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 南アルプスファームフィールドトリップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・94 ピッキオ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・95 グラウンドワーク三島 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・96 しずおか環境教育研究会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・97 赤目の里山を育てる会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98 気候ネットワーク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・99 奈良ストップ温暖化の会(NASO)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100 フォレストサポートクラブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101 徳島県森の案内人ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102 黒潮実感センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・103 仁淀川お宝探偵団 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104 ❹−3 国際協力、外国人支援 大泉国際教育技術普及センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・112 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・116 NICE(日本国際ワークキャンプセンター) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・120 パンゲア ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・124 北海道日本ロシア協会 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・125 ヤマガタヤポニカ 学生協働支援機構・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・126 アジア科学教育経済発展機構・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・127 アジア太平洋資料センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・128 ことのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・129 ・・・・・・・・・・・・・・・・・130 日本語教育ボランティア協会(ジャボラNPO) アジア日本相互交流センター・ICAN ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・131 多文化共生センター大阪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・132 香川国際ボランティアセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・133 女性エンパワーメントセンター福岡 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・134 ❹−4 文化・スポーツ振興 語りと方言の会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・136 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・140 芸術資源開発機構(ARDA) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・144 グリーンスポーツ鳥取 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・148 BEPPU PROJECT 旭山動物園くらぶ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・152 harappa ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・153 はらまちクラブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・154 群大クラブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・155 スポーツ・サンクチュアリ・川口 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・156 スマイルクラブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・157 アートネットワーク・ジャパン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・158 STスポット横浜・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・159 神奈川県レクリエーション協会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・160 福井芸術・文化フォーラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・161 福井県子どもNPOセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・162 文化資源活用協会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・163 熱気球運営機構 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・164 京都文化協会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・165 フリンジシアタープロジェクト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・166 こえとことばとこころの部屋 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・167 きよね夢てらす・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・168 子どもコミュニティネットひろしま・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・169 シネマ尾道・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・170 こどもステーション山口・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・171 子どもとともに山口県の文化を育てる会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・172 アーキペラゴ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・173 大分県芸術文化振興会議 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・174 みやざき子ども文化センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・175 姶良スポーツクラブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・176 SCC・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・177 かごしま子ども芸術センター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・178 ※色文字の団体は、ヒアリング実施団体 掲載団体一覧・索引 157 掲 載 団 体一覧・索 引 キッズスクエア瑞穂 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ まちづくり学校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 古材文化の会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 プラス・アーツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 ひろしまね ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22 かさおか島づくり海社・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 尾道空き家再生プロジェクト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30 大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 田舎スイーツ倶楽部 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 尾上蔵保存利活用促進会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 かなぎ元気倶楽部・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 花巻文化村協議会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41 宇都宮まちづくり市民工房 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42 安房文化遺産フォーラム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43 ちば地域再生リサーチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44 MADD Japan ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45 金澤町家研究会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46 レスキューストックヤード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47 彦根景観フォーラム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 場とつながりラボ home's vi ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 神戸の絆 2005 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50 神戸まちづくり研究所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51 ・・・・・・・・・・・・52 日本災害救援ボランティアネットワーク (NVNAD) まちづくり推進機構岡山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53 アジア・フィルム・ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54 NPO 砂浜美術館・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55 グラウンドワーク福岡・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56 キッズタウンおおむら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57 みんなのくらしターミナル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 有明海再生機構 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・105 させぼエコプラザ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・106 安心院町グリーンツーリズム研究会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・107 みやざきエコの会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・108 くすの木自然館・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・109 エコ・ビジョン沖縄 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・110 索引 事例集〈全 5巻〉掲載団体 掲載団体一覧 Vol ❺ つなぐ 神田雑学大学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・102 ❺−1 中間支援 Mブリッジ 103 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あ エコ・ビジョン沖縄…沖縄県…Vol④-2 エコ・リンク・アソシエ−ション…鹿児島県…Vol②-2 アースウォッチ・ジャパン…東京都…Vol④-2 SCC…鹿児島県…Vol④-4 アートネットワーク・ジャパン…東京都…Vol④-4 STスポット横浜…神奈川県…Vol④-4 Eyes…愛媛県…Vol⑤-3 エスビューロー…大阪府…Vol③-1 あいち・子どもNPOセンター…愛知県…Vol③-1 エティック (ETIC.)…東京都…Vol①-3 姶良スポーツクラブ…鹿児島県…Vol④-4 Educe Technologies…東京都…Vol①-4 あおもりNPOサポートセンター…青森県…Vol⑤-1 Educational Future Center…東京都…Vol①-1 赤目の里山を育てる会…三重県…Vol④-2 NPOカタリバ…東京都…Vol①-3 あきた海辺の自然学校…秋田県…Vol②-2 NPO高知市民会議…高知県…Vol⑤-1 あきたパートナーシップ…秋田県…Vol⑤-3 NPO佐倉こどもステーション…千葉県…Vol②-2 アサザ基金…茨城県…Vol④-2 NPOサポートセンター…東京都…Vol⑤-1 旭山動物園くらぶ…北海道…Vol④-4 NPO支援センターちば…千葉県…Vol⑤-2 アジア科学教育経済発展機構…東京都…Vol④-3 NPO推進青森会議…青森県…Vol⑤-1 さばえNPO サポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42 アジア太平洋資料センター…東京都…Vol④-3 NPOスチューデント・サポート・フェイス…佐賀県…Vol②-3 関西こども文化協会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43 アジア日本相互交流センター・ICAN…愛知県…Vol④-3 NPO砂浜美術館…高知県…Vol④-1 アジア・フィルム・ネットワーク…愛媛県…Vol④-1 NPOぱれっと…大阪府…Vol③-1 安心院町グリーンツーリズム研究会…大分県…Vol④-2 えひめ子どもチャレンジ支援機構…愛媛県…Vol②-2 アスクネット…愛知県…Vol①-1 F-site…富山県…Vol①-2 あったかサポート…京都府…Vol③-2 Mブリッジ…三重県…Vol⑤-3 綾上子どもの里インターナショナルスクール…香川県…Vol②-2 エンカレッジ…沖縄県…Vol①-2 有明海再生機構…佐賀県…Vol④-2 大泉国際教育技術普及センター…群馬県…Vol④-3 安房文化遺産フォーラム…千葉県…Vol④-1 大分県芸術文化振興会議…大分県…Vol④-4 活き粋あさむし…青森県…Vol③-2 大阪NPOセンター…大阪府…Vol⑤-1 いこいの家 夢みん…神奈川県…Vol③-3 オーシャンファミリー海洋自然体験センター…神奈川県…Vol④-2 いしのまきNPOセンター…宮城県…Vol⑤-1 大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブ…福岡県…Vol④-1 いせコンビニネット…三重県…Vol⑤-2 おかねの楽校…千葉県…Vol③-2 市村自然塾 九州…佐賀県…Vol②-2 岡山NPOセンター…岡山県…Vol⑤-2 富山県民ボランティア総合支援センター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68 田舎スイーツ倶楽部…青森県…Vol④-1 岡山市子どもセンター…岡山県…Vol②-2 清水ネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69 いわてNPO-NETサポート…岩手県…Vol⑤-2 大人の学校…埼玉県…Vol①-2 市民フォーラム21・NPOセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70 いわて子育てネット…岩手県…Vol③-1 音の和企画すだち塾…徳島県…Vol②-1 岩手子ども環境研究所…岩手県…Vol②-2 尾上蔵保存利活用促進会…青森県…Vol④-1 岩美自然学校…鳥取県…Vol②-2 尾道空き家再生プロジェクト…広島県…Vol④-1 With優…山形県…Vol②-3 おやじ日本…東京都…Vol③-1 NPO 推進青森会議・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 コミュニティ・サポートセンター神戸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・104 Eyes ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・105 NPOサポートセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 大阪NPOセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24 ネイチャリング・プロジェクト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28 32 あおもりNPOサポートセンター ❺−4 助成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・ いしのまきNPOセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33 うつくしまNPOネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 日本ファンドレイジング協会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・108 神奈川子ども未来ファンド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・112 ひたちNPOセンター・with you・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 とちぎボランティアネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36 37 さいたまNPOセンター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本NPOセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38 市民セクターよこはま・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39 都岐沙羅パートナーズセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 新潟NPO協会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41 ひらかた市民活動支援センター 44 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ NPO 高知市民会議・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45 ふくおかNPOセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46 ❺−2 ネットワーク形成 東北みち会議 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・48 NPO 支援センターちば ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52 パートナーシップ・サポートセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56 60 ユースビジョン ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・ いわてNPO- NETサポート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64 山形創造 NPO 支援ネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・65 カルチャーネットワーク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67 夢・コミュニティ・ネットワーク いせコンビニネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71 奈良NPOセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72 岡山NPOセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・73 ウォーターセーフティーマネージメント協会…大分県…Vol②-2 ❺−3 地域支援人材の育成 うつくしまNPOネットワーク…福島県…Vol⑤-1 杜の伝言板ゆるる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76 開発教育協会(DEAR)…東京都…Vol①-1 HCC…岩手県…Vol①-4 科学芸術学際研究所ISTA…埼玉県…Vol①-4 88 栄養ケア・ちっご…福岡県…Vol③-2 香川国際ボランティアセンター…香川県…Vol④-3 エー・ビー・シー野外教育センター…大分県…Vol②-2 学生協働支援機構…埼玉県…Vol④-3 えがおつなげて…山梨県…Vol②-2 学生人材バンク…鳥取県…Vol⑤-3 エコネット上越…新潟県…Vol④-2 かごしま子ども芸術センター…鹿児島県…Vol④-4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・ 学生人材バンク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92 とさはちきんねっと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・96 風・波 design・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100 あきたパートナーシップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・101 158 教育関係NPO 事例集 ガイア自然学校…石川県…Vol④-2 うれし野こども図書室…岩手県…Vol①-2 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ボラみみより情報局 宇都宮まちづくり市民工房…栃木県…Vol④-1 84 ヒーローズファーム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80 G - net か ※色文字の団体は、ヒアリング実施団体 掲載団体一覧・索引 159 掲 載 団 体一覧・索 引 アーキペラゴ…香川県…Vol④-4 北海道NPOサポートセンター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 Com子育て環境デザインルーム…和歌山県…Vol③-1 かさおか島づくり海社…岡山県…Vol④-1 群馬県スローフード協会…群馬県…Vol③-2 CASN…滋賀県…Vol②-4 ケアリングフォーザフューチャーファンデーションジャパン(CFF 風・波design…岩手県…Vol⑤-3 ジャパン)…東京都…Vol②-2 語りと方言の会…福島県…Vol④-4 芸術家と子どもたち…東京都…Vol①-2 サイエンス・アクセシビリティ・ネット…福岡県…Vol③-4 新宿環境活動ネット…東京都…Vol①-2 神奈川県レクリエーション協会…神奈川県…Vol④-4 芸術資源開発機構(ARDA)…東京都…Vol④-4 彩星学舍…埼玉県…Vol②-3 すいた環境学習協会…大阪府…Vol①-2 神奈川子ども未来ファンド…神奈川県…Vol⑤-4 元気交流クラブたけのこの家…岡山県…Vol③-3 さいたまNPOセンター…埼玉県…Vol⑤-1 周防大島郷土大学…山口県…Vol②-1 かなぎ元気倶楽部…青森県…Vol④-1 コアネット…東京都…Vol①-2 サイバー・キャンパス・コンソーシアムTIES…奈良県…Vol①-4 スクール・アドバイス・ネットワーク…東京都…Vol①-1 金澤町家研究会…石川県…Vol④-1 恒河沙母親の会 安養寺フリースクール京都校 大津校…京 ささえあい医療人権センターCOML(コムル)…大阪府…Vol スポーツ・サンクチュアリ・川口…埼玉県…Vol④-4 かめのこ会…和歌山県…Vol③-4 都府…Vol②-3 ③-2 スマイルクラブ…千葉県…Vol④-4 からだとこころの発見塾…東京都…Vol①-2 高知県生涯学習支援センター…高知県…Vol②-1 させぼエコプラザ…長崎県…Vol④-2 青少年メディア研究協会…群馬県…Vol①-4 唐津市子育て支援情報センタ−…佐賀県…Vol③-1 高知こどもの図書館…高知県…Vol①-2 さっぽろ自由学校「遊」…北海道…Vol①-2 セカンドスペース…千葉県…Vol②-3 カルチャーネットワーク…福島県…Vol⑤-2 神戸の絆2005…兵庫県…Vol④-1 さばえNPOサポート…福井県…Vol⑤-1 せたがや子育てネット…東京都…Vol③-1 かわさき市民アカデミー…神奈川県…Vol②-1 神戸まちづくり研究所…兵庫県…Vol④-1 参画プラネット…愛知県…Vol③-1 全国教育ボランティアの会…東京都…Vol①-2 環境あきた県民フォーラム…秋田県…Vol④-2 こえとことばとこころの部屋…大阪府…Vol④-4 珊瑚舎スコーレ…沖縄県…Vol②-3 全国女性会館協議会…東京都…Vol③-1 関西こども文化協会…大阪府…Vol⑤-1 五ヶ瀬自然学校…宮崎県…Vol②-4 さんぴぃす…兵庫県…Vol①-1 せんだい杜の子ども劇場…宮城県…Vol②-2 神田雑学大学…東京都…Vol⑤-3 こころとまなびどっとこむ…愛知県…Vol②-4 C・キッズ・ネットワーク…兵庫県…Vol③-2 創造支援工房フェイス…東京都…Vol①-4 キーパーソン21…神奈川県…Vol①-3 古材文化の会…京都府…Vol④-1 G-net…岐阜県…Vol⑤-3 企業教育研究会…千葉県…Vol①-1 越谷らるご…埼玉県…Vol②-3 仕事工房ポポロ…岐阜県…Vol②-3 気候ネットワーク…京都府…Vol④-2 子育て・あそびサポートぱお…和歌山県…Vol③-1 しずおか環境教育研究会…静岡県…Vol④-2 た キッズスクエア瑞穂…岐阜県…Vol③-1 子育て研究会…滋賀県…Vol③-1 自然体験活動推進協議会(CONE/コーン)…東京都…Vol②-2 大学コンソーシアムやまなし…山梨県…Vol②-1 キッズタウンおおむら…長崎県…Vol④-1 子育てサポーターチャオ…埼玉県…Vol③-1 自然体験共学センター…福井県…Vol②-2 たかまつ男女共同参画ネット…香川県…Vol③-1 キッズドア…東京都…Vol①-2 子育て支援センター ちびっこはうす…山梨県…Vol③-1 自然と人間の森おおひら…栃木県…Vol②-2 多世代交流館になニーナ…新潟県…Vol②-4 きのくに子どもNPO…和歌山県…Vol③-1 子育て支援ワーカーズぺぺぺぺらん…熊本県…Vol③-1 シニア自然大学校…大阪府…Vol③-3 多文化共生センター大阪…大阪府…Vol④-3 CANVAS…東京都…Vol①-4 子育てネットワークえひめ…愛媛県…Vol③-1 シネマ尾道…広島県…Vol④-4 男女・子育て環境改善研究所…福岡県…Vol③-1 きょういく応援団…神奈川県…Vol①-2 子育てふれあいグループ自然花…鹿児島県…Vol③-1 自然生クラブ…茨城県…Vol③-4 地域学習プラットフォーム研究会…富山県…Vol①-4 教育支援協会…東京都…Vol①-2 ことのは…岐阜県…Vol④-3 シブヤ大学…東京都…Vol①-2 地域資料デジタル化研究会…山梨県…Vol②-1 教育プラットフォーム北海道…北海道…Vol①-3 こども応援ネットワーク…神奈川県…Vol③-4 じぶん未来クラブ…東京都…Vol②-2 地域生活応援団 あくしす…静岡県…Vol③-4 共存の森ネットワーク…東京都…Vol④-2 子どもコミュニティネットひろしま…広島県…Vol④-4 しまね子どもセンター…島根県…Vol③-1 地域福祉を支える会 そよかぜ…福岡県…Vol③-3 京都文化協会…京都府…Vol④-4 こども・コムステーション・いしかり…北海道…Vol②-4 清水ネット…静岡県…Vol⑤-2 チェンジライフ熊本…熊本県…Vol③-1 きよね夢てらす…岡山県…Vol④-4 こどもステーション山口…山口県…Vol④-4 市民セクターよこはま…神奈川県…Vol⑤-1 地球緑化センター…東京都…Vol②-2 きらりよしじまネットワーク…山形県…Vol①-2 子ども大学かわごえ…埼玉県…Vol②-1 市民フォーラム 2 1・NPOセンター…愛知県…Vol⑤-2 千葉自然学校…千葉県…Vol①-2 霧島食育研究会…鹿児島県…Vol③-2 子どもとアーティストの出会い…京都府…Vol①-1 シャーロックホームズ…神奈川県…Vol②-4 ちば地域再生リサーチ…千葉県…Vol④-1 銀座ミツバチプロジェクト…東京都…Vol④-2 子どもとともに山口県の文化を育てる会…山口県…Vol④-4 ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク (J-Win) チャイルドライン支援センター…東京都…Vol②-4 くしろ・わっと…北海道…Vol③-1 子どもとメディア…福岡県…Vol①-2 …東京都…Vol③-1 チャイルド・リソース・センター…大阪府…Vol③-1 くすの木自然館…鹿児島県…Vol④-2 子どもの環境を守る会 Jワールド…千葉県…Vol③-1 ジャパン・リターン・プログラム…東京都…Vol①-3 チャレンジスクール三重…三重県…Vol②-3 クックルー・ステップ…福岡県…Vol③-4 子どもの人権アクション長崎(あじじの会)…長崎県…Vol②-4 生涯学習かに…岐阜県…Vol①-2 都岐沙羅パートナーズセンター…新潟県…Vol⑤-1 グラウンドワーク福岡…福岡県…Vol④-1 子ども文化ステーション…埼玉県…Vol②-2 生涯学習サポート兵庫…兵庫県…Vol②-2 つくば環境フォーラム…茨城県…Vol④-2 グラウンドワーク三島…静岡県…Vol④-2 こども盆栽…大阪府…Vol①-3 湘南DVサポートセンター…神奈川県…Vol③-1 DV防止ながさき…長崎県…Vol③-1 蔵の街たんぽぽの会…栃木県…Vol③-4 子ども未来研究所…東京都…Vol②-2 消費者教育NPO法人お金の学校くまもと…熊本県…Vol テイクオフみさわ…青森県…Vol①-4 グリーンウッド自然体験教育センター…長野県…Vol②-2 こども未来ネットワーク…鳥取県…Vol③-1 ③-2 寺子屋方丈舎…福島県…Vol②-3 グリーンスポーツ鳥取…鳥取県…Vol④-4 こども遊学館市民ステージ…北海道…Vol①-4 食と農の研究所…兵庫県…Vol③-2 トイボックス…大阪府…Vol②-3 黒潮実感センター…高知県…Vol④-2 コミュニティ・サポートセンター神戸…兵庫県…Vol⑤-3 食と農のまちづくりネットワーク…長野県…Vol③-2 東京学芸大こども未来研究所…東京都…Vol②-1 群大クラブ…群馬県…Vol④-4 コミュニティNETひたち…茨城県…Vol①-2 女性エンパワーメントセンター福岡…福岡県…Vol④-3 東京シューレ…東京都…Vol②-3 …Vol③-1 さ 女性と子どものエンパワメント関西…兵庫県…Vol③-1 「育て上げ」ネット…東京都…Vol①-3 掲 載 団 体一覧・索 引 160 教育関係NPO 事例集 女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ…兵庫県 掲載団体一覧・索引 161 東北青少年自立援助センター 蔵王いこいの里…山形県…Vol 仁淀川お宝探偵団…高知県…Vol④-2 FUKUOKAデザインリーグ…福岡県…Vol①-2 みんなのくらしターミナル…宮崎県…Vol④-1 ②-3 ネイチャリング・プロジェクト…鹿児島県…Vol⑤-1 プラス・アーツ…大阪府…Vol④-1 夢育支援ネットワーク…東京都…Vol①-1 東北みち会議…宮城県…Vol⑤-2 ネイティブクラーク…北海道…Vol④-2 ふらっとステーション・ドリーム…神奈川県…Vol③-3 森の学校…東京都…Vol②-2 徳島インターネット市民塾…徳島県…Vol①-4 ねおす…北海道…Vol④-2 フリースペースたまりば…神奈川県…Vol②-4 杜の伝言板ゆるる…宮城県…Vol⑤-3 徳島県森の案内人ネットワーク…徳島県…Vol④-2 熱気球運営機構…長野県…Vol④-4 フリースペースふきのとう…長崎県…Vol②-3 とさはちきんねっと…高知県…Vol⑤-3 のあっく自然学校…大阪府…Vol①-1 ブリッジフォースマイル…東京都…Vol①-3 や 図書館の学校…東京都…Vol②-1 農業開発技術者協会・農道館…富山県…Vol④-2 フリンジシアタープロジェクト…京都府…Vol④-4 矢巾ゆりかご…岩手県…Vol②-4 栃木県シニアセンター…栃木県…Vol③-3 のびーの宮崎…宮崎県…Vol③-1 ふれあいネットひらかた…大阪府…Vol③-2 やまがた育児サークルランド…山形県…Vol③-1 とちぎボランティアネットワーク…栃木県…Vol⑤-1 登別自然活動支援組織モモンガくらぶ…北海道…Vol④-2 プレーパークてんとう虫…島根県…Vol③-1 山形創造NPO支援ネットワーク…山形県…Vol⑤-2 ブレーンヒューマニティー…兵庫県…Vol②-2 ヤマガタヤポニカ…山形県…Vol④-3 文化資源活用協会…山梨県…Vol④-4 山口県アクティブシニア協会(アイサ)…山口県…Vol③-3 ドットジェイピー…東京都…Vol①-3 富山県民ボランティア総合支援センター…富山県…Vol⑤-2 は ハートツリー…和歌山県…Vol②-3 BEPPU PROJECT…大分県…Vol④-4 やまぐち男女共同参画会議…山口県…Vol③-1 パートナーシップ・サポートセンター…愛知県…Vol⑤-2 勉強レストランそうなんだ!!…東京都…Vol③-4 山科醍醐こどものひろば…京都府…Vol②-2 トルシーダ…愛知県…Vol②-3 バイリンガル・バイカルチュラルろう教育センター…東京都 放課後NPOアフタースクール…東京都…Vol②-2 山梨子ども図書館…山梨県…Vol③-1 十和田NPO子どもセンター・ハピたの…青森県…Vol③-1 …Vol③-4 放射線教育フォーラム…東京都…Vol④-2 ユース・サポート・センター友懇塾…千葉県…Vol②-4 箱崎自由学舎 ESPERANZA…福岡県…Vol②-3 鳳雛塾…佐賀県…Vol①-3 ユースビジョン…京都府…Vol⑤-2 働きたいおんなたちのネットワーク…京都府…Vol③-1 ホース・フレンズ事務局…大阪府…Vol②-3 ユースポート横濱…神奈川県…Vol①-3 NICE(日本国際ワークキャンプセンター)…東京都…Vol④-3 場とつながりラボhome's vi…京都府…Vol④-1 ホームホスピス宮崎…宮崎県…Vol①-2 ユニバーサルイベント協会…東京都…Vol③-4 長崎・教師力向上研究会…長崎県…Vol①-2 花巻文化村協議会…岩手県…Vol④-1 北海道NPOサポートセンター…北海道…Vol⑤-1 夢街道・国際交流子ども館…京都府…Vol②-3 長崎県央ジュニアサポートアカデミー…長崎県…Vol③-1 浜松NPOネットワークセンター…静岡県…Vol③-4 北海道職人義塾大學校…北海道…Vol①-3 夢・コミュニティ・ネットワーク…神奈川県…Vol⑤-2 NATURAS…北海道…Vol②-2 harappa…青森県…Vol④-4 北海道日本ロシア協会…北海道…Vol④-3 夢職人…東京都…Vol②-2 七塚原自然体験活動研究センタ−…広島県…Vol②-1 はらまちクラブ…福島県…Vol④-4 ほっと・すぺーす21…島根県…Vol②-4 夢ネットワーク…福島県…Vol②-1 なはまちづくりネット…沖縄県…Vol②-1 ハロードリーム実行委員会…東京都…Vol②-4 ボラみみより情報局…愛知県…Vol⑤-3 ゆめ・まち・ねっと…静岡県…Vol②-4 奈良NPOセンター…奈良県…Vol⑤-2 パンゲア…京都府…Vol④-3 な 横浜市民アクト…神奈川県…Vol②-1 ま 奈良ストップ温暖化の会(NASO)…奈良県…Vol④-2 ヒーローズファーム…新潟県…Vol⑤-3 新潟NPO協会…新潟県…Vol⑤-1 非行克服支援センター…東京都…Vol③-1 まあるい心ちゃれんじどの応援団…高知県…Vol③-4 にいがた・オーティズム…新潟県…Vol③-4 彦根景観フォーラム…滋賀県…Vol④-1 麻姑の手村…鹿児島県…Vol②-3 ライフステーション・あいち…愛知県…Vol③-3 新里昆虫研究会…群馬県…Vol②-2 日高わのわ会…高知県…Vol③-4 まちづくり学校…新潟県…Vol④-1 ラジオ少年…北海道…Vol①-4 虹のかけ橋…山口県…Vol③-4 ひたちNPOセンター・with you…茨城県…Vol⑤-1 まちづくり推進機構岡山…岡山県…Vol④-1 楽患ねっと…東京都…Vol①-1 日本NPOセンター…東京都…Vol⑤-1 日立理科クラブ…茨城県…Vol①-2 まちのエキスパネット…愛知県…Vol③-4 レスキューストックヤード…愛知県…Vol④-1 日本教育開発協会…大阪府…Vol①-3 ピッキオ…長野県…Vol④-2 MADD Japan…東京都…Vol④-1 日本教育再興連盟…東京都…Vol①-2 ひとづくりくまもとネット…熊本県…Vol②-1 マドレボニータ…東京都…Vol③-1 日本グッド・トイ委員会…東京都…Vol③-1 ひと・まちねっとわーく…茨城県…Vol②-1 マナー教育サポート協会…東京都…Vol②-1 わかやまNPOセンター…和歌山県…Vol②-1 日本クリニクラウン協会…大阪府…Vol③-1 ひらかた市民活動支援センター…大阪府…Vol⑤-1 まなびのたねネットワーク…宮城県…Vol①-1 わこう子育てネットワーク…埼玉県…Vol③-1 日本語教育ボランティア協会(ジャボラNPO)…静岡県…Vol 弘前こどもコミュニティ・ぴーぷる…青森県…Vol③-1 マミーズ・ネット…新潟県…Vol③-1 WACわかやま…和歌山県…Vol③-3 ④-3 ひろしまね…島根県…Vol④-1 三重ダルク…三重県…Vol③-4 日本災害救援ボランティアネットワーク (NVNAD)…兵庫県 ひろしまレクリエーション協会…広島県…Vol②-2 南アルプスファームフィールドトリップ…山梨県…Vol④-2 …Vol④-1 Fathering Japan…東京都…Vol③-1 南大阪地域大学コンソーシアム…大阪府…Vol①-3 日本ファンドレイジング協会…東京都…Vol⑤-4 プール・ボランティア…大阪府…Vol③-4 みやざきエコの会…宮崎県…Vol④-2 日本冒険遊び場づくり協会…東京都…Vol②-2 フォレストサポートクラブ…広島県…Vol④-2 みやざき子ども文化センター…宮崎県…Vol④-4 日本料理アカデミー…京都府…Vol①-1 福井芸術・文化フォーラム…福井県…Vol④-4 ミューズの夢…宮城県…Vol③-4 ニュースタート事務局…千葉県…Vol②-3 福井県子どもNPOセンター…福井県…Vol④-4 未来…鳥取県…Vol③-1 NEW VERY…東京都…Vol②-3 ふくおかNPOセンター…福岡県…Vol⑤-1 未来図書館…岩手県…Vol①-3 162 教育関係NPO 事例集 掲 載 団 体一覧・索 引 TRYWARP…千葉県…Vol①-4 ドリーム・フィールド…静岡県…Vol②-3 ら わ ※色文字の団体は、ヒアリング実施団体 掲載団体一覧・索引 163 平成22年度文部科学省委託調査「 教育関係NPO法人に関する調査研究」 教育関係 NPO 事例集〈全5巻〉 Vol ❸ いきる 2 011年 3 月 特定非営利活動法人 NPOサポートセンター 〒104 - 0061 東京都中央区銀座 8 -12 -11 第 2 サンビル TEL 03-3547- 3206 FAX 03-3547- 3207 E-mail [email protected] URL http://www.npo-sc.org
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