(仮称)伊丹市路上等の喫煙及び吸い殻の散乱の防止に関する条例骨子(案) に係るパブリックコメントの募集結果について 1.パブリックコメントの概要 (仮称)伊丹市路上等の喫煙及び吸い殻の散乱の防止に関する条例骨子(案)へのパブリックコメン トを募集しましたところ、9人の方から貴重なご意見をお寄せいただきました。ご意見等の内容を下記 のとおり整理して、結果を公表します。 2.案件名 (仮称)伊丹市路上等の喫煙及び吸い殻の散乱の防止に関する条例骨子(案)について 3.募集期間 平成27年10月1日(木)~平成27年10月31日(土) 4.資料閲覧場所 生活環境課、まちづくり推進課、各支所・分室、消費生活センター、 市民まちづくりプラザ、図書館本館、人権啓発センター、 行政資料コーナー及び市ホームページ 5.意見提出方法 所定の意見記入用紙(別紙)等に住所(市外在住の人は住所のほか勤務又は通学先の住所・名称)、 氏名(団体の場合は氏名のほか団体名称、代表者氏名、主たる事務所の所在地)、意見を記入の うえ、生活環境課へ直接または郵送、ファックス、電子メール、電子申請で提出。 6.提出件数 9人 7.提出方法の内訳 ホームページ 6 (人) 郵送 ファックス 電子メール 持参 合計 2 0 0 1 9 1 8.ご意見と本市の考え方 ※ご意見の番号は、受付の順番となっています。 意見内容 1 市の考え方 伊丹のイオンやニトリによく行きます。マナーは守 路上等の喫煙禁止区域の指定につきまし りたいのでいつも電車を降りてからイオンの中に ては、 「歩きたばこ・ぽい捨て防止重点区域」 ある喫煙所まで行ってたばこを吸うのですが、なぜ の内、特に市民等の身体及び財産に危険を及 駅前に喫煙所がないのか疑問に思っていました。マ ぼすおそれがあると認める区域として必要 ナーを守りたい喫煙者の立場としては、法律などで 最小限の範囲と考えており、区域外では全て 喫煙を禁止する前に、周りに迷惑が掛からない場所 の喫煙を禁止するものでないことから、灰皿 に灰皿を設置していただきたいと思います。伊丹に を区域内に設置することなく、マナー啓発を 住んではいませんが、たばこをよく買っていますの 重点的に進めることと考えております。 で、一納税者の意見として聞いていただけないでし ょうか? 2 JR 伊丹駅周辺、阪急伊丹駅周辺及び幹線道路での 市内全域で歩きたばこの禁止につきまし 歩き煙草でポイ捨てもよく見かけます。バス停等で ては、歩行中或いは自転車で移動中の喫煙に 喫煙されるのも小さなお子さんまで煙を吸うので より火傷等の被害の危険性の高い区域とし 困ります。伊丹市民のモラルが低下していることに て、特に多くの市民の皆さんが集まる中心市 不快感と危機感を感じます。市内全域で歩きタバコ 街地での規制を検討しております。 禁止の条例を作って頂きたいです。 市内全域におきましても「他人に被害や迷 惑となるような喫煙をしないよう」との規定 を検討しております事から、全市的に喫煙者 のご協力を得るような啓発を進めて参りた いと考えております。 3 喫煙したい人がすることは、まったく構わないと思 自動車からのぽい捨ての啓発につきまし います。ですが、マナーについてはしっかりと守っ ては、乗車中の行為への直接指導は困難と考 ていただきたいといつも思っていました。吸い殻の えますが、「歩きたばこ・ぽい捨て防止重点 ポイ捨ては、車に乗っているときによく見かけま 区域」におきましてぽい捨ての指導啓発を進 す。赤信号で止まっていると、前の車の窓が開き、 める中で、市民のご協力を得ながら、併せて そこから投げ捨てられるという光景を何度となく 啓発を進めてまいりたいと考えております。 見てきました。そのたびに、降りて行って捨てた吸 また、「小さいころからの教育」につきまし い殻を拾って返したいという衝動に駆られますが、 ては、駅前の環境美化を進めながら、今回の 場所が場所だけにできず、イライラと歯がゆく思っ 条例骨子案中の「市の責務」として「啓発、 ていました。車には灰皿があるはずですからそこに 市民等の自主的な活動の支援」を行う事とし 捨てればいいんです。ですが、灰皿を使えば掃除を て、市民にご協力をいただきながら、ぽい捨 しなくてはいけない、面倒だ、外へ捨ててしまえ、 てへの指導啓発を幅広く進めて参りたいと と自分さえよければいいという考えから、きっと簡 単にポイ捨てをしてしまっているのだろうと思い 2 考えております。 ます。条例ができたからといって、この問題が完全 になくなるとはいえないと思いますが、何もしなけ れば何も改善はされません。この条例をきっかけ に、道行く人への啓発を促し、尐しでも状況がよく なればと思います。また、喫煙者だけではなく、吸 わない人や子どもたちに対しても小さいころから こういったことを知らせることは大切だと思いま す。タバコのポイ捨てはもちろん、公共の場である 街の道路を汚すようなことはしてはいけない、みん なできれいに保つことは当然のことだ、と教育して いくことも大事なことだと思います。 4 私は伊丹市民ではありませんが、伊丹市在住の友 「歩きたばこ・ぽい捨て防止重点区域」に 人を訪ねて、伊丹市によく参ります。また、私は喫 つきましては、立ち止まっての喫煙は何ら違 煙しますので、伊丹市訪問の際、この条例により影 反とならないことから、看板や印刷物等によ 響を受けることから、応募資格3に該当するものと り啓発を行うに際しまして、分かり易い表現 考え、以下の通り意見を提出いたします。 を心掛けて参りたいと考えております。 「路上等の喫煙禁止区域内に喫煙場所の設 ①歩きたばこ・ポイ捨て防止重点地域について⇒ 置と条例中の明文化を。」につきましては、 立ち止って灰皿を使用し喫煙することは違反では 路上喫煙禁止区域案は、バスターミナルや公 ないと解釈されますが、このことを明文化すべきと 園等の必要最小限の範囲を検討しているこ 考えます。 とから、区域内に喫煙場所を設けますと、こ れを中心とした煙による被害発生の可能性 ②路上等の喫煙禁止区域の指定⇒ 禁止区域内の が高まります。また区域外では全ての喫煙を 数箇所に喫煙場所を設置して頂きたい。また、喫煙 禁止するものでないことから、マナー啓発を 場所設置を条例内に明文化すべきと考えます。 進めることにより、区域内に喫煙所を設置す る必要はなくなるものと考えております。 ③過料徴収⇒ 過料の徴収は行き過ぎであり、徴収 すべきではないと考えます。 過料規定につきましては、決して喫煙者を 取り締まることが目的ではなく、市民のみな さんの協力を得て禁止区域の実効性を一層 以上 高めるための手段と考えております。基本的 には啓発や指導を重点的に進めることによ り、喫煙者のご理解の上、運用を進めて参り たいと考えております。 3 5 この度の伊丹市路上等の喫煙および吸い殻の散 「条例案の内容は行き過ぎ。」とのご意見に 乱防止に対しての条例案の内容は行きすぎです。な つきまして、今回の区域案である、阪急伊丹 にも条例にするまでの内容でありません。伊丹市民 及びJR伊丹駅前のバスターミナル及び駅 のマナーの程度はそんなに低くないですよ。県内の 舎周辺、公園等は特に不特定多数の方が集中 民間施設や公の場所においてもマナー表示で十分 し滞留する施設として、必要最小限の区域と 効果が発揮しています。例えば「喫煙場所での喫煙 考えております。尚これら施設は、「健康増 をお願いします」の表示一つで十分発揮しているの 進法(平成14年法律第103号)」第25 が昨今の風潮です。条例化制定が仕事のように思え 条におきまして受動喫煙を防止する為に必 てなりません。 要な措置を講ずるよう市に努力義務が課せ 本来の目的のマナー啓発と実践が吹っ飛んでいる られています。 ようです。本末転倒のように思えます。先ずこの度 本市ではバス利用者は非常に多く、特に阪急 の条例案には反対します 伊丹及びJR伊丹駅前バスターミナルは、連 また、国が定めている受動喫煙の防止に関して 続するシェルターが整備されており、乗換等 は、屋内の施設に対しての内容であります。屋外は によるバス待ちも比較的長い等、兵庫県の 触れられていません。この度の路上においての条例 「受動喫煙の防止等に関する条例」 (平成 24 案の資料として明示されるのは不自然であり無理 年条例第18号)第9条に規定されている やりの感があります。国の屋外の健康被害調査内容 「鉄道駅の屋外のプラットホーム」に準ずる は聞いたことがありません。 施設であり、特に不特定多数の方が集中し滞 もしも強引に条例化されるならば、指定エリア内 には喫煙場所を設けマナー啓発を実施しますと明 留する箇所である為、路上喫煙防止策が必要 であると考えております。 記してください。また過料なんて市民や他流入者か 次に「条例中の喫煙場所の設置の明記。」 ら反発と憎しみしが残る内容で反対です。また取り につきましては、今回お示しした路上喫煙禁 締まり費用は市税の負担増になり反対です。 止区域案は駅出口から最長で約 100 メート ルと限られており、区域内に喫煙場所を設け ますと、これを中心とした煙による被害発生 の可能性が高まります。また区域外では全て の喫煙を禁止するものでないことから、行政 が喫煙場所を区域内に設置する必要はない ものと考えております。 喫煙マナー啓発につきましては、今回の条 例骨子案の「市の責務」として「啓発、市民 等の自主的な活動の支援」を行う事として、 幅広い市民にご協力をいただきながら、指導 啓発を通じてマナーを広めたいと考えてお ります。 過料規定につきましては、決して喫煙者を 取り締まることが目的ではなく、市民のみな さんの協力を得て禁止区域の実効性をより 高めるためのひとつの手段と考えており、実 4 際の運用に関しましては、喫煙者への周知を 進め、ご理解を得ながら進めて参りたいと考 えております。 近年、特に駅前のバスターミナル付近の路 上喫煙に対する苦情を頂いており、不特定多 数の市民が集まる中心市街地の公共空間を、 安全で快適な環境として確保することが不 可欠と考えておりますので、ご理解の程よろ しくお願い申し上げます。 6 貴市の条例案はたばこを吸う人と吸わない人との 法律並びに県条例との関係につきまして 共存を企図しているのではなく、喫煙者の排除を目 は、「健康増進法(平成14年法律第103 的としたものになっており、喫煙者の私とすれば心 号)」第25条におきまして、受動喫煙を「室 配しています。 内又はこれに準ずる環境において、他人のた (1)路上等の喫煙と資料とは合致していませ ばこの煙を吸わされること。」と規定してお ん。資料の受動喫煙の防止に関わる法律や条例は施 り、必ずしも屋外の全てが適用外ではないと 設内を対象としたもので、路上に対する規定ではあ 解しております。また兵庫県「受動喫煙の防 りません。 止等に関する条例」 (平成 24 年条例第18 (2)歩きたばこ・ぽい捨て防止重点区域の指定 号)第9条におきまして、学校や保育所、青 等で携帯灰皿の使用は可である旨を記載すべきで 尐年教育施設、また鉄道駅のプラットホーム はないでしょうか。歩きたばこやぽい捨てが厳に慎 については屋外であっても喫煙できないこ むべきで、喫煙者として許されない行為だと考えて とと規定されています。 います。最近、携帯灰皿を利用して喫煙されている 今回の区域案にございますバスターミナ 方を多く見かけます。条文を丁寧に読めば、止まっ ルや城跡公園、児童遊園地等は駅前という事 て灰皿を手に喫煙することは違反ではないと理解 で特に不特定多数の方が集中し滞留する箇 できますが、できれば携帯灰皿を利用しての喫煙は 所であり、必要最小限の範囲であると考えて 違反でないことを条文に明記していただければ、心 おります。 配しながら、あるいは人目を気にせず喫煙できるの ではないでしょうか。 「歩きたばこ・ぽい捨て防止重点区域での 携帯灰皿を利用した喫煙は違反で無い事の (3)路上等の喫煙禁止地域の指定等に喫煙所の 明文化。」につきましては、条例施行後、看 設置についても記載すべきではないでしょうか。私 板や印刷物等により啓発を行うに際し、市民 の住む神戸市では路上喫煙禁止の条例施行前に、予 に分かり易い表現を心掛けて参ります。 定している禁止地区内に4~5か所の喫煙所を設 「喫煙所を設置の明文化。」につきまして 置しました。貴市も喫煙者排除が目的でないとすれ は、今回の区域案にお示ししました様に、路 ば、禁止地区内に喫煙所を設置することを条例に記 上喫煙禁止区域は必要最小限の範囲と考え 載すべきです。条例で喫煙所を設けることが明記し ていることから、区域内に喫煙場所を設けま てあれば、喫煙者も納得できると思います。確か、 すと、これを中心とした煙による被害発生の 芦屋市も姫路市も喫煙所があったように記憶して 可能性が高まります。また区域外では全ての います。以上です。 喫煙を禁止するものでないことから、マナー 啓発を進めることにより、行政が喫煙所を区 5 域内に設置する必要はなくなるものと考え ております。 近年、特にバス停付近の路上喫煙に対する 苦情を頂いており、不特定多数の市民が集ま る中心市街地の公共空間を、安全で快適な環 境として確保することが不可欠と考えてお りますので、ご理解の程よろしくお願い申し 上げます。 7 ○条例骨子(案)について 「路上等の喫煙禁止区域内に指定喫煙場所 ① P3~P4「路上等の喫煙禁止区域の指定等」の の設置の明記を。」につきましては、路上喫 内容の中に、禁区域内へ灰皿を設置する旨の記載が 煙禁止区域案は、バスターミナルや公園等の 無いことから、条例には、 「喫煙禁止区域内に指定 必要最小限の範囲を検討していることから、 喫煙場所を設置する」ことを明記していただきた 区域内に喫煙場所を設けますと、これを中心 い。 とした煙による被害発生の可能性が高まり 禁止区域を指定するのであれば、喫煙者もいるこ ます。また区域外では全ての喫煙を禁止する とから禁止区域内に市が十分な喫煙所を設置する ものでないことから、マナー啓発を進めるこ とともに、条文の中に明記すべきであると考えま とにより、喫煙所を区域内に設置する必要は す。 なくなるものと考えております。 喫煙者のマナーは以前に比べて向上しており、歩 過料規定につきましては、決して喫煙者を きたばこやポイ捨ては減尐しております。しかし、 取り締まることが目的ではなく、市民のみな 残念ながらマナーを守らない喫煙者がいることも さんの協力を得て禁止区域の実効性をより 事実です。とはいえ、灰皿が利用しやすい位置にあ 高めるためのひとつの手段と考えており、実 れば、そこで立ち止まって喫煙する、そういう姿を 際の運用に関しましては、喫煙者への周知を 見かけたことがあると思います。そういった、マナ 進め、ご理解を得ながら進めて参りたいと考 ーを守りたい喫煙者が多く存在していることも事 えておりますので、ご理解の程よろしくお願 実です。また、通勤や観光のために長時間に亘って い申し上げます。 電車を利用する喫煙者が、伊丹駅での乗降前に一服 たばこ小売販売業への影響につきまして したくても、禁止区域内に灰皿が無ければ、区域外 は、たばこの製造販売者にも協力を求める中 まで移動しなくてはならず、喫煙者に対する不公平 でご意見をいただくことを検討しており、喫 感を否めません。 煙者を含めて幅広い市民にご協力をいただ 禁止区域内においては、たばこを吸われる方にとっ きながら、喫煙マナーを広めたいと考えてお ても吸われない方にとっても、快適で双方が共存で ります。 きるようにすべきと考えます。 近年、特にバス停付近の路上喫煙に対する ついては、歩きたばこやポイ捨て防止のため、利 苦情を頂いており、不特定多数の市民が集ま 用しやすい位置、および十分な箇所数で喫煙所を設 る中心市街地の公共空間を、安全で快適な環 けることを求めます。 境として確保することが不可欠と考えてお また、禁止区域内に灰皿を設置のうえ、その場所に りますので、ご理解の程よろしくお願い申し おいて看板等でマナーを啓発することにより、歩き 上げます。 たばこやポイ捨て防止に繋がると考えます。 6 ② 過料徴収については行き過ぎであり、撤回を求 めます。 過料を科すことがマナー向上に繋がるのではな く、まずはマナーの啓発推進が大切と考えます。そ して、灰皿が利用しやすい位置に設置し、喫煙者を そこへ誘導すれば、歩きたばこやポイ捨て防止に繋 がると考えます。例えば、駅前の迷惑駐輪を撤去す る場合、しかるべき場所に、駐輪場を確保するとい う前提があるはずです。過料を取るのは行き過ぎで あると考えます。 ○最後に たばこは国が認めた合法の嗜好品として、長年多 くのお客様に親しまれてきております。 私たちたばこ販売店は、国の定めた規準に則った審 査を受け、 「製造たばこ小売販売業許可」を取得し、 商売をしております。許可の取得にあたっては、そ の審査で未成年者の喫煙防止に向けた対策をはじ め、様々な要件を厳格に満たしていることが求めら れます。 更に、私たちは、日々のたばこ販売の商売を通じ て、国や地方自治体に毎年 2 兆円を超える、貴重な たばこ税の財政貢献を行なっております。 平成 26 年度では、たばこ販売を通じ伊丹市には 13 億 4 千万円以上の地方たばこ税が一般財源とし て納税され、伊丹市の財政に安定的に寄与・貢献し ているものと自負しております。 また、高齢で零細な街のたばこ店主が、毎日、毎日、 一個、一個のたばこを店頭で販売をすることで、行 政の収入が確保されているところであります。 私ども高齢で零細なたばこ販売店は、年々厳しく なる経済状況の中で、たばこの売上げの僅かな収入 を頼りに生活しております。平成 10 年の旧国鉄・ 林野の債務負担軽減のため、たばこ特別税が創設さ れて以降、国や地方自治体でのたばこ規制強化や度 重なるたばこ税増税、更には平成 23 年 3 月の東日 本大震災による製品たばこの出荷制限等、販売数量 は毎年減尐の一途を辿り、年間多くの販売店が廃業 等により、私どもの組織から脱退せざるを得ない状 7 況が続いております。 私どもたばこ販売業界では、体力もなく他の大き な商品も扱えない高齢な店、先代から何十年と細々 とたばこ屋を営んできた店、母子や寡婦福祉法の規 定に基づく寡婦として商売をしている店、身体障害 者福祉法の規定に基づく身体障害者として商売を している店など、街角の小さなたばこ屋を懸命に営 み続けてきた零細店が、たくさん生活しておりま す。 このような中で、過度なプランが決定された場合 は、販売数量の減尐を更に加速させることとなるこ とから、本書の通り意見を提出させていただきます ので、プランが過度な内容とならないよう強く求め ます。 8 私、伊丹市在住の方と公私共にご縁がありまし 喫煙マナーの啓発につきましては重要と て、愛煙家の立場として意見投稿さしていただきま 考えており、今回の条例骨子案の「市の責務」 す。最近、各行政では都市美化の名目の元、たばこ として「啓発、市民等の自主的な活動の支援」 喫煙に対する排除的な規制強化の条例が示されて を行う事として、幅広い市民にご協力をいた おり、大変遺憾に思っています。大事なのは、喫煙 だきながら、指導啓発を通じてマナーを広め 者のマナーです。私は、携帯灰皿を常に持っていま たいと考えております。 す。まず罰金ありきで規制するのではなく、マナー 路上喫煙禁止区域内での喫煙コーナーに 啓発をもっと違う方法で考えられないでしょうか。 つきましては、今回の区域案にお示ししまし 例えば、私が勤務とする姫路市で国宝姫路城に向か た様に、必要最小限の範囲と考えていること う駅前から、分煙の喫煙コーナーを設けて、設置場 から、区域内に喫煙場所を設けますと、これ 所も明記されています。規制もされていますが、そ を中心とした煙による被害発生の可能性が れだけでポイ捨て等が減ってきたのではないと思 高まります。また区域外では全ての喫煙を禁 います。ちゃんと、吸える場所が判れば意識も変わ 止するものでないことから、マナー啓発を進 り、マナー啓発にも繋がるのではないでしょうか。 めることにより、行政が喫煙コーナーを区域 アンケートの結果から見ても、大半の方は喫煙者と 内に設置する必要はなくなるものと考えて の共存共栄出来ると推察されます。喫煙者、非喫煙 おります。 者、在住者の方、おとずれる方皆様がお互いを思い 近年、特にバス停付近の路上喫煙に対する やり過ごせるよう、過度の規制の制定ではないよう 苦情を頂いており、不特定多数の市民が集ま にお願いします。 る中心市街地の公共空間を、安全で快適な環 境として確保することが不可欠と考えてお りますので、ご理解の程よろしくお願い申し 上げます。 8 9 私はたばこは吸いませんが、市内中心部の尐し裏通 「路上での喫煙を禁止するだけでなく、 「吸 りに行くと、たばこの吸殻やコンビニの袋やペット うならここで、マナーを守って吸って下さ ボトルなど、沢山ごみが落ちています。回りを歩い い」という場所も同時に整備するべき」との ていて気がついたのですが、表道りにはゴミ箱は勿 ご意見につきましては、今回の区域案にお示 論、灰皿も全く見当たりませんでした。今の世の中、 ししました様に、路上喫煙禁止区域は必要最 特定の人や物を、異常なまでにバッシングし過ぎて 小限の範囲と考えていることから、区域内に いるように思います。路上での喫煙を禁止するだけ 喫煙場所を設けますと、これを中心とした煙 でなく、「吸うならここで、マナーを守って吸って による被害発生の可能性が高まります。また 下さい」という場所も同時に整備すべきではないで 区域外では全ての喫煙を禁止するものでな しょうか。私の友人にも喫煙者がいますが、高い税 いことから、マナー啓発を進めることによ 金払って、マナーも守ってるのに、吸う場所がなく り、行政が喫煙場所を区域内に設置する必要 て困ってるっていつも言ってます。なんだか真面目 はなくなるものと考えております。 な方が益々肩身が狭くなるようで可愛そうです。 今回の条例案は決して喫煙者の排除を意 図するものでなく、実際の運用に関しまして は、喫煙者のご理解を得ながら進めて参りた いと考えておりますので、ご理解の程よろし くお願い申し上げます。 9
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