【1】 大会規定 1. 2016 年度公認野球規則に準ずる。その他の大会特別規定に準じる。 2. 試合球は各チームより提供して頂いたものを公式試合球とする。 3. 攻撃時の投手に変わる DH 制の採用を認める <DH>指名打者・・・攻撃時に投手に代わって打席に立つ打撃専門の選手 の事を指す。 4. 大会形式はトーナメント戦とし試合イニングは 9 回制とする。9 回を終わった 時点で同点の場合は「特別延長戦」に移行し勝敗を決するものとする。 5. 試合は 2 時間制とし、試合開始より 2 時間を越えて新しいイニングには 入らない。試合開始から 2 時間を越えて成立したイニングの終了時点で 同点の場合は、その時点で「特別延長戦」に移行し勝敗を決するものとす る。 【例】8 回表の攻撃中に 2 時間を経過した場合 →先攻(表の攻撃チーム)がリードしている場合 8 回裏の攻撃をもって終了 →先攻(表の攻撃チーム)が負けていて同点もしくは逆転にしなかった場合 は試合終了とする。 →先攻(表の攻撃チーム)が負けていて同点の場合 8 回裏の攻撃終了をも って試合終了とし逆転した場合は 8 回裏の逆転した時点をもって終了 <特別延長戦>JABA 内規定第 7 項を採用 社会人野球では、各大会の規約・申し合わせ等の定めにより次の「延長回に 関わる特別規約(タイ・ブレーク)を適用する事が出来る。 【1】 延長回に関わる特別規約(タイ・ブレーク) ① 各大会規約等により定められた回の攻撃を完了し、両チームの得点が等 しいとき、移行の回の攻撃は、一死走者満塁状態から行う事とする。 ② チームは攻撃を開始する打順を選択することが出来るものとし、監督は 両チームの攻撃が始まる前までに選択する打順を球審に申告しなければな らない。また以降延長回が続く場合は継続打順とする。 ③ この場合の走者は前項による打者の前の打順の者が 1 塁走者、1 塁走者の 前の打順の者が 2 塁走者、2 塁走者の前の打順の者が 3 塁走者となる。 ④ この場合代打及び代走は認められる。 【2】 チーム及び個人記録 ※チーム及び個人記録は公式記録とするが、以下に揚げる事項に留意する事。 ① 投手成績 →規定により出塁した 3 走者は、投手の自責点としない。 ② 打撃成績 →規定により出塁した 3 走者の出塁の記録は無いものとする。但し、盗塁/ 盗塁刺/得点/残塁等は記録する。 →規定により出塁した 3 走者を絡めた打点/併殺打等はすべて記録する。 6. 試合は 5 回終了にて成立とする。降雨などにより試合成立前に継続が困難と なった場合、5 回に達していない場合は審判員と運営役員が協議の上、判 断する。 7. 5 回終了時点で 10 差、7 回終了時点で 7 点差で表裏を完了の時点もしくは 後攻側が規定の点差での場合はクロスゲーム(表の攻撃で終了) 尚、決勝戦もコールドは適用される。 また天候状態その他の理由で試合続行不可能となり球審によって打ち切り を命じられた試合が正式試合となる規定回数は 5 回終了とする。 8. 審判員は 2 人制とし、公式審判員が担当する。 9. 審判員の規定が規則の適用を誤って下された疑いがある時には、監督もしく はチーム代表者と当該プレイヤーだけがアピール権を行使することができ る。 10. 選手交代、タイムは監督もしくは代表者と当該プレイヤーが申請できる。 11. 審判員は監督、コーチ及び競技者(選手)が規定に意義を唱えたり、スポー ツマンシップに反する言動をとった場合にはその判断において必要とあれば、 その当該監督、コーチ又は選手の出場資格を奪って試合から除くよう責任 者である監督に進言する事が出来る。但し最終処分決定は当該チーム監督 代表者と大会事務局で行うものとする。 12. フェアプレイの精神に則り、プレイヤーの安全を確保する為攻撃側の プレイヤーが野手の落球を誘おうとしてあるいは触塁しようとして意図的に野 手に体当たりあるいは乱暴に接触する事を禁止する。走者がスパイクの刃を 立てて野手に向かってスライディングする事を禁止する。捕手または野手が、 明らかにボールを持たずに塁線上及び塁上に位置して、走者の進路をふさ ぐ事を禁止する。また、走者から打者へのサインの伝達の禁止、紛らわしい 動作も禁止とする。 13. 監督及び監督の指示によるグランド内進入はファールラインを超えたか否か を基として 1 試合に月[試合中攻撃時]3 回まで[守備時]3 回まで[1 回に] 1 分以内とする。※9 回まで。延長にともなう 10 回移行は 2 回につき 1 回ま でとする。 14. ベンチ入りする選手/監督/コーチは、全員が統一した野球帽及び背番号付 ユニフォーム着用のこととするが事前申請があればそれに準ずる格好を許 可する。尚 T シャツ・短パンなどの私服軽装は禁ずる。 15. 突発事故による一時的な代走を認める。この場合、原則として(投手/捕手 を除き)前回の最終打者が臨時走者を務める。 16. その他、特に問題が生じた場合には審判団と主催者が協議して決定する。 【2】 危険防止のため次の用具を使用する。 1. 打者、次打者、走者及びベースコーチは、必ずヘルメットを着用しなければ ならない。 2. 試合に用いる各用具及びバットは、硬式用の用具を使用しなければならな い。 3. ウエイティングサークルでの素振りはバット及びマスコットバットの使用を認め 鉄棒、長尺バット及びバットリングは使用してはならない。 4. スパイクは、金属スパイク及びポイント式のいずれも使用を認める。 【3】 競技運営に関し次のことを規定する 1. 試合ベンチは、対戦表左側のチームが 1 塁側、もう一方が 3 塁側ベンチを 使用する。 2. 先攻後攻の決定、メンバー交換は、第 1 試合は試合開始予定時刻の 1 時間前、第 2 試合移行は前の試合の 3 回終了に大会本部にて行う。 メンバー表は各チームで準備をしメンバー交換に間に合うように準備する。 3. 背番号は 00 番からとし、その着用に際し特に規定制限は設けない。 4. メンバー表の交換後は、如何なる理由があろうとその変更は認めない。 5. 本大会出場に際し、競技者(選手)の複数チームにわたる複数登録は 認めない。但し、役員(監督/コーチほか)はその限りではない。 6. 登録名簿の変更は事務局が定めた期日までに提出された変更分のみ 認める。但し事務局による登録選手の間違い等が判明した場合のみ修正 可能とする。また未登録選手の出場違反が明らかになった場合は没収試合 (違反不戦敗●0-5)とする。 7. 試合中にベンチに入れる人数は 25 名とし、大会チーム登録名簿 に記載された競技者と役員のみとする。他の選手がベンチに入る事は禁止 する。選手登録数には制限は無い。 8. 試合前のアップは、各チーム球場外の任意の箇所にて他の迷惑にならな いように行う。 9. 試合前のシートノックは後攻チームから行い互いに 7 分間とする。。 ノッカーも必ずユニフォーム着用すること。 尚、大会運営の関係でこの試合前のシートノックの時間を短縮、省略する場 合もある。 10. 試合開始予定時刻前でも、前の試合が早く終了した場合、次の試合の 開始を早める場合がある。またその逆に前の試合が延長された場合はタイム をコールする事ができる。 11. 雨天の場合でも、球場が使用可能な状態の場合は原則的に試合を行う。 但し審判員の判断によって試合が中断される場合がある。また、監督 もしくはチーム代表者が選手の健康上の問題から試合の続行が難しいと 判断した場合はタイムをコールする事ができる。 12. 天候不良によるスケジュール及び日程変更については審判団と大会主催者 が競技して決定する。 13. 試合中のベンチに持ち入れられる用具は、野球用具、作戦ボード、ジャグ 医療用品など競技に関わる物、必要とする物のみとし、応援メガホンなど直 接競技に関わらない用具/用品の持ちいれを禁ずる ※事前申請し許可を受けた場合は除く 14. 特別の事由なく、試合開始時刻になっても来ないチームは棄権とする。 [不戦敗●0-5] 【4】 スピードアップルールの採用 [スピードアップ/マナーアップ要網]に従い試合がスピーディーかつスムーズに 進行するように以下に定めるスピードアップルールを採用する。 1. 2. 投手の準備投球を初回 5 球、以降 3 球とする。 12/20 秒ルールの徹底 ① 投手は、捕手、その他内野手又は審判員からボールを受けた後、走 者がいない場合は 12 秒以内に、走者が居る場合は 20 秒以内に投球 しなければならない。 ② 打者は理由無く打席をはずす事はできない(軸足を動かさない指導) →打者は審判にタイム要求し、かつ審判がその要求が妥当と判断した 場合のみボックスをはずす事が出来る。 ③ 捕手は速やかに投手へ返球しサインの交換も迅速に行う。 ④ 次の打者は速やかに打席に入る。 ※12/20 秒ルールは、捕手、打者の行動が影響するのでお互いにスピードアップ 精神を尊重する事。 3. 30 秒ルールの徹底 試合中、タイムをかけて投手の元に集まって行う打ち合わせは、球審がタイ ムを宣言してから 30 秒以内に終了する。 4. 投手交代時、監督はマウンドに行く前(ファールラインを横切る前)に球審に 投手交代を告げる。あるいはコーチがマウンドに行った時は、監督が同時に 球審に投手交代を告げるものとする。 5. ゲーム中のすべての行動を迅速に行うベースコーチも歩かずに小走りで 移動する。 6. 打者が打席を離れてサインを見ることを禁止する。サイン時は軸足を残す 7. 打者はフットガード、アームガードの着脱は速やかに行う。 8. 投手の牽制球に関しては明らかな試合時間遅延行為の場合と審判員が 判断した場合は一度注意の後試合継続の意志がないとみなし不戦敗(● 0-5)とする。
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