資料ID 資料名 資料作家名 サイズ 個数 付属品 資料状態 公開解説

資料ID 資料名
資料作家名 サイズ
個数 付属品
資料状態
公開解説
森重 香代子 色紙
1 包紙
良好
下関在住の歌人・森重香代子氏揮毫の色紙。「この島に二人降り立ち闘ひし むかしの男恋ほ
しかるかな」と描かれており、いにしえの武蔵・巌流の闘いを偲んでいる。
大田里灯先生句碑建立記念 色紙
色紙
1 包紙
良好
大田里灯氏揮毫色紙。「蟻の列 奇兵隊には㐂作の墓」
1940
中島恒雄 色紙
色紙
1 包紙
多少ヤケ
平成14年7月7日、中島恒雄氏揮毫色紙。「冬の日の光まぶしく反す海の影のごとくに巌流島み
ゆ 恒」
1943
井上孝 色紙
色紙
1 包紙
良好
作家・井上孝氏揮毫の色紙。「幸福は小説にならない 井上 孝」
1944
壱岐光生 色紙
色紙
1 包紙
良好
作家・壱岐光生氏揮毫の色紙。「来し方を思い出すと/たいていぐちをこほしたくなります しか
し、そんな人がわたしは好きです 壱岐光生」
1945
林伊佐緒 色紙
色紙
1 包紙
良好
作曲家・林伊佐緒氏揮毫の色紙。「早乙女のいでたち既に神の前 伊佐緒」
1938
森重香代子 色紙
1939
井上 孝
色紙
1 包紙
全体黄ばみ
第15回直木賞受賞作家・村上元三氏揮毫の色紙。昭和24年、村上氏は夕刊 朝日新聞に
「佐々木小次郎」を執筆しているときに巌流島を見に行った。後に小次郎への愛着から「小次郎
の碑」を小倉の手向山公園に建立している。屏風にかたどった花崗岩には、この色紙と同じ俳
句が刻まれており、関門海峡はるかに浮かぶ巌流島を眺めている。「小次郎の眉涼シけれつ
ばくらめ 村上元三」著書に『佐々木小次郎』、『次郎長三国志』『水戸黄門』などがある。
色紙
色紙
1 包紙
良好
俳人揮毫の色紙。「あの雲がおとした疑問 山頭火何処へ 圭介」
1948
中島恒雄 色紙
色紙
1 包紙
2105
「放浪記」 台本
2106
VHS「放浪記」
1946
村上元三 色紙
1947
2595
2596
田中慎弥 直筆原稿「冷たい水の羊」
田中慎弥 直筆原稿「図書準備室」
村上 元三
VHS
田中 慎弥
田中 慎弥
A4判原稿用紙 168枚
A4判原稿用紙 120枚
右端下方シミ有 中島恒雄氏揮毫の色紙。「ふたたびは見ざらむ國かわが船の煙は遠く片靡きすも」
不良/経年劣
1
化、表紙ほぼ剥 林芙美子原作「放浪記」舞台化の台本。1980年代、東映本社宣伝部によって発行されたもの。
離
下関市出身作家・林芙美子の著作「放浪記」を映画化(昭和37/1962)したときのニュープリント
1 「放浪記」解説 不良/経年劣化
版。/主演は高峰秀子。田中絹代も母親役として出演している。
1
1
良好
平成17年(2005)、田中慎弥のデビュー作品。この作品の執筆には10年をかけたという。右上の
小さな穴は、当初紐で綴じるために開けられたもの。あらすじ>大橋真夫「自分はいじめられた
と思わない」ことにより、それらの行為がいじめではなくなる論理を心の中でつぶやきながら、い
じめられっ子を演じ続けていた。しかし、正義感によってその現状を打ち破ろうとする水原里子
により、論理の暗示が弱まってしまう。論理を揺るがす里子を犯し、殺し、そして後を追う。その
決行のタイミングを、真夫は静かに待っていた。
良好
田中慎弥、第2作目の直筆原稿。この作品で初めての芥川賞候補となった。以降「切れた鎖」
「神様のいない日本シリーズ」「第三紀層の魚」とノミネートされ、5度目の候補作となった「共喰
い」で、第146回芥川賞を受賞した。あらすじ>30歳を過ぎて一度も働いたことがない「私」は、
体が弱いわけでも、病気で働けない訳でもない。働く気はないが、喋る気ならいくらでもある。
「私」がどうしてこんな風になってしまったのか。過去の事象にさかのぼり、その理由を語る。
2597
田中慎弥 直筆原稿「蛹」
田中 慎弥
B4判原稿用紙 33枚
1
良好
この作品で、2008年当時、川端康成文学賞を最年少で受賞した。この一月後、三島由紀夫賞
を受賞した際に「川端、三島、谷崎を読んでいなければ小説を書いていなかった」と、田中氏が
小説を書く契機ともなった作家の名前が冠された賞を受賞した感慨を語っている。あらすじ>地
上を死の世界と思い、他のかぶと虫の成虫が地上へと向かう中、想像力を持ち得た「彼」は本
能に逆らい、地上で成長を続ける。
2598
田中慎弥 直筆原稿「切れた鎖」(2回目の下書
き)
田中 慎弥
B4判原稿用紙 96枚
1
良好
田中氏は最初の草稿をカレンダーやFaxの裏紙に書き、それから原稿用紙に書き起こす。そう
してまた何度も推敲を加え、原稿用紙に書き直す作業を経て、本稿が仕上げられる。この草稿
は2回目の下書きにあたるもの。何度も手を加え、文章を練り上げていく様子がうかがえる。
資料ID 資料名
2599
田中慎弥 直筆原稿「切れた鎖」本稿
2601
田中慎弥 直筆原稿「神様のいない日本シリー
ズ」(下書き)
田中慎弥 直筆原稿「犬と鴉」(下書き)
2602
田中慎弥 直筆原稿「燃える家」草稿
2600
2663
南部鉄瓶
3081
古川薫 直筆原稿「閉じられた海図」
3082
資料作家名 サイズ
個数 付属品
資料状態
公開解説
第21回三島由紀夫賞受賞作品。タイトルを挟む数字は編集者によって付け加えられたものだ
が、赤で入れられた文字は田中氏によるもの。あらすじ>海峡の町、赤間関で権勢を誇った桜
井家。その家の裏にはいつしか新興宗教の教会が建ち、桜井家の女性は彼等の存在を否定
し、憎しみを抱きながら過ごしてきた。母、自分、娘、孫娘と、四代にわたり教会との関係に苦し
みながら、やがて家族は崩壊していく。
田中 慎弥
B4判原稿用紙 104枚
1
良好
田中 慎弥
B4判原稿用紙 166枚
1
良好
田中 慎弥
B4判原稿用紙 104枚
1
良好
田中 慎弥
A4判FAX裏書き 69枚
(別紙2枚有)
1
良好
中本たか子が綿密な調査を元に書き上げた小説『南部鉄瓶工』が出版された後、「南部鉄瓶
を有名にしてくれた」とお礼に贈呈されたもの。今日、岩手県内で生産される鉄鋳物は「南部鉄
器」と呼ばれ、特に盛岡と水沢はそのふるさととして知られている。奥州藤原氏の時代に端を発
すると言われる伝統の技と美は、現在も職人たちの手により受け継がれている。
1
古川 薫
B4判原稿用紙 294枚
1
良好
昭和62年(1987)に執筆されたもの。原題は『閉ざされた海図』。昭和63年(1988)2月、文芸春
秋より『閉じられた海図』として出版された。
田中慎弥 直筆原稿「冷たい水の羊」草稿「天使
の役目」
田中 慎弥
B5判原稿用紙 94枚
1
良好
田中慎弥のデビュー作『冷たい水の羊』の草稿。デビュー作は10年ほどをかけて作成されてお
り、何度も推敲が重ねられた。「天使の役目」は平成14年(2002)頃に書かれたもの。なお、田
中氏の文壇デビューは平成17年(2005)。
3083
田中慎弥 直筆原稿「週末の葬儀」最終稿
田中 慎弥
B4判原稿用紙 82枚
1
良好
平成22年(2010)10月に出版された単行本、『実験』に収録されている作品「週末の葬儀」の最
終稿。初出は文芸誌「新潮」2009年4月号。
3084
田中慎弥 直筆原稿「夜蜘蛛」草稿
田中 慎弥
B4判原稿用紙 181枚
1
良好
「文學界」2012年6月号に発表された作品「夜蜘蛛」の草稿。1枚目から5枚目までは、本人の手
により破棄され、残っていない。この作品は同年10月、文芸春秋より出版された。
3085
田中慎弥 直筆原稿「いか納豆」
田中 慎弥
A5判原稿用紙 49枚
1
良好
平成19年(2007)、文芸誌「新潮」4月号に「不意の償い」と改題の上発表された作品。平成20年
(2008)2月に刊行された『切れた鎖』に収録されている。
3086
田中慎弥 直筆原稿「燃える家」草稿 連載第1
回目分
田中 慎弥
B4判原稿用紙 112枚
1
良好
平成22年(2010)に文芸誌「群像」11月号から連載を開始し、平成25年6月に終了した小説「燃
える家」。その連載第1回目分の草稿。
3087
田中慎弥 直筆原稿「第三紀層の魚」
田中 慎弥
B4判原稿用紙 88枚
1
良好
平成22年(2010)、文芸誌「すばる」12月号に発表され、第144回芥川賞候補作となった作品の
最終稿。平成24年(2012)1月、単行本『共喰い』に収録、集英社より出版された。
3088
田中慎弥 直筆原稿「悪魔たちの哄笑」
田中 慎弥
B4判原稿用紙 12枚
1
良好
田中慎弥が三島由紀夫賞を受賞したときの記念エッセイの下書き。文芸誌「新潮」2008年7月
号に掲載された。のちに西日本新聞社から出版されたエッセイ集『これからもそうだ。』に収録さ
れている。
3089
古川薫 直筆原稿「バロサ号水兵の殺人」
古川 薫
3090
古川薫 直筆原稿「絹代と男たち」
古川 薫
3091
古川薫 直筆原稿「源氏物語殺人事件」
古川 薫
3092
古川薫 直筆原稿「獅子の廊下」
古川 薫
3093
古川薫 直筆原稿控え「突然の召喚」
古川 薫
3094
古川薫 直筆原稿「防長古寺歴史散歩」
古川 薫
3095
古川薫 直筆原稿「パリの大砲」
古川 薫
1函
良好
昭和58年9月、創元社より出版された『パリの大砲』の原稿。原稿用紙を収めてある箱は、古川
氏の手製。
3143
古川 薫 直筆原稿「木枯帰るところなし」
古川 薫
1
良好
平成25年度、当館において「古川薫米寿記念」企画展を開催した。その際に「将来の夢」を原稿
用紙1枚にと執筆を依頼、古川氏より提出されたのがこの原稿である。「渾身の筆を振るって書
きたい」と、タイトルだけは決定している作品への意気込みが綴られている。
B4判
資料ID 資料名
3144
3145
3146
古川薫揮毫「二十一世紀への手紙」
古川薫 直木賞候補通知10通
古川薫 取材手帖 1992年
資料作家名 サイズ
古川 薫
古川 薫
古川 薫
本紙 縦19.6㎝×横
196.4㎝/封筒 縦34.1㎝
×横37.4㎝
B5判
個数 付属品
資料状態
公開解説
良好
テレビ局の依頼で揮毫された将来への手紙。揮毫されたのは平成11年(1999)。この年は2000
年という時代区分を迎えることで世間が沸いており、歴史や文化の面において、多種多様な企
画や試みがなされていた。その世相にも触れ、21世紀への抱負や予想図が綴られている。「二
十一世紀への手紙」全文(本文は縦書き)>印/新世紀の麓で/古川薫/前略 二十一世紀様/
あなたの世紀まで生きていられるだろうかというのが、僕の人生における大問題でありました。
まあこの調子なら、どうやらたどり着けそうです。人間が便宜的にくくった百年ごとの暦ですし、
時間は継ぎ目なく、よどみのない歳月をこれからも流しつづけるのです。しかし、源平合戦は、
グレゴリオ暦だと一一八五年五月二日(木曜日)のことでした。それから千年単位の時間の枠
内―ミレニアムというのだそうですね―に僕はいたのですから、やはり何となく運命的なものを
感じるのですよ。僕は二十世紀の四分の三を生きました。戦争で始まった日本の二十世紀は、
修羅の時代でありました。世界大戦で地球そのものが地獄の業火に焼かれていたのです。軍
隊に投げ込まれ、戦場にかり出された僕らの青春も死と隣りあわせた泥濘の中に埋れました。
僕らにとっての二十一世紀は、戦前・戦後に区分されます。廃墟となった祖国に平和がおとず
れた後半の人生を充足したというには、あまりにも回り道した時間の空費で、やり残したことば
かり多く慚愧の荷物を、古いリヤカーに積んで、あなたの世紀に引っ越して行きます。僕はこれ
まで、主として幕末・明治の十九世紀をたしかめる仕事をしてきました。このごろようやく二十世
紀に足を踏み入れた人々を形象化する作品に打ち込みました。児玉源太郎・乃木希典、桂太
郎をはじめ彼ら長州の第三世代も所詮は十九世紀の子なのです。僕はといえば、僕は昭和の
子でありました。僕の年齢は、昭和の年代と同じだったのです。しかし、僕が昭和という同時代
について、わずかしか語ることをしなかったのはなぜだろう。それは地獄の火照りが、いつも身
辺に漂っていたからでしょう。二十一世の幕あきまであと二年。あなたの世紀の窓から気分を
あらためて旧世紀を振り返りながら、僕は昭和史を書こうと思っています。また時には数世紀を
さかのぼる気まぐれな仕事もしたい。本年は関ヶ原の役から、ちょうど四百年目にあたります。
毛利氏が遭遇した歴史の意味を問い、戦った男たちの姿を映し出してみた。僕は残された時間
が尽きるまで、二十一世紀の片隅にとどまるつもりです。よろしくお頼み申します。 艸々/一九
九八年一月一日/篆刻 篆刻
良好
古川薫は平成3年(1991)に、第104回直木賞を受賞した。同人誌に発表していた「走狗」が昭和
40年(1965)に初めて候補となってから実に26年、10回目の候補作となった『漂泊者のアリア』
で、当時最高齢となる65歳で受賞。その10回分の候補通知。直木賞候補歴>1.昭和40年
(1965)6月 第53回「走狗」(「午後」10号)/2.昭和48年(1973)12月 第70回「女体蔵志」(「午
後」20号)/3.昭和49年(1974)12月 第72回「塞翁の虹」(「狼群」4号)/4.昭和52年(1977)12月
第80回『十三人の修羅』(講談社)/5.昭和53年(1978)12月 第82回「野山獄相聞抄」(「別冊文
藝春秋」144号)/6.昭和55年(1980)12月 第84回「きらめき侍」(「小説新潮」7月号)「刀痕記」
(「オール讀物」7月号)/7.昭和56年(1981)12月 第86回『暗殺の森』(講談社)/8.昭和63年
(1988)12月 第100回『正午位置(アット・ヌーン)』(文藝春秋)/9.平成元年(1989)6月 第101
回『幻のザビーネ』(文藝春秋)/10.平成3年(1991)12月 第104回『漂泊者のアリア』(文藝春
秋)受賞
押し花、オラン
ダ旅行行程
表、ワイキキ・
シェラトンホテ
ルの領収証
(1992年12月12
1 日-12月14日滞 良好
在、1892号
室)、久米美術
館チケット半
券、ベルリン
マークホテルの
メモ書き
平成4年(1992)に使用していた手帖。この年の5月14日~6月5日、スウェーデン、デンマーク、
スイス、オーストリア、イタリア、フランスの各地を訪れており、その旅程表が貼付されている
他、イギリスへ赴いた時の取材メモ、ハワイのホテルの領収書などが挟まれている。著書「天辺
の椅子」に繋がる構想メモなどもあり、執筆過程の一端を見ることが出来る。
1
10
資料ID 資料名
3147
3148
3149
古川薫 取材手帖 1996年
古川薫 取材手帖 1998年、1999年
古川薫 取材手帖 2001年
資料作家名 サイズ
古川 薫
別冊メモ帳、新
聞記事切抜、
感熱紙メモ2
枚、オランダの
住所(後藤猛
氏)、アムステ
ルダム・日本時 良好(感熱紙メ 平成10年、11年に使用していた取材手帖。オランダへのスケジュールが貼付されており、アム
1 刻対照表、ア モはほとんど消 ステルダムへ赴いたことがわかる。他、『花も嵐も』を執筆するために、田中絹代について取材
ムステルダム えかけている) を重ねたメモが散見される。
旅程表、「与
一」メモ、ゴッホ
美術館チケット
半券、アムステ
ルダム地図の
コピー
古川 薫
時差早見ダイ
ヤルカード、自
分のメールアド
レスメモ、
2005/12/8ホテ
1 ルニューオータ 良好
ニブルースカイ
領収証、同クレ
ジット控え、部
屋番号と携帯
番号メモ
平成13年に使用していた取材手帖。青銅砲のスケッチや、田中絹代の生涯を描いた『花も嵐
も』(文藝春秋)の取材、また、発行部数のメモなどが見られる。宮本武蔵に関するメモも多く見
られ、平成14年(2002)11月18日から平成15年(2003)5月14日まで「山口新聞」に「二天光芒-巌
流島の決闘」として連載され、同年6月に出版された作品『幻談 二天光芒 宮本武蔵』(光文
社)の構想段階を垣間見ることが出来る。
メモ「大井広
介」、アドレスメ
1
良好
モホチキス留
め
平成15年に使用していた取材手帖。主なメモ内容>・7月30日-8月1日、取材旅行日程表/・「藤
田伝三郎」についての取材メモ/・坪谷善四郎についての取材メモ/・小坂町立総合博物館スタ
ンプ「郷土館」/・小坂町立総合博物館スタンプ「小坂駅舎」/・「計器飛行装置」についてのメモ
1
良好
平成7年(1995)-平成17年(2005)有効のパスポート。この10年の期間に、イギリス、オランダ、
スペイン、カナダ、中国、フランスなど、12ヵ国のスタンプが押されている。
1
やや不良(綴じ
部分剥離箇所
有)
「私は戦前、飛行機製作会社につとめていたこともあって、飛行機に特別の愛着を感じている。
といっても例えば日本エアシステムが毎年つくっている新旧の飛行機をあしらったカレンダー
を、用済み後も捨てることができず、すべて保存しているといった程度のものだ。」この「捨てる
ことができず」にいたカレンダーを、絵本仕立てにまとめたもの。戦前から現代まで、幅広い種
類の飛行機を見ることが出来る。
良好
古川氏が使用している様々な印影をまとめたもの。全部で35種。「古川薫」の印の他、号として
使用している「天衣邨舎(てんいそんしゃ)」、座右の銘としての「聊以自娯(いささかをもってみ
ずからたのしむ)」「半生心事問梅花」などが印影として使用されている。これらは手紙やサイン
をした書籍、色紙などにその姿を見ることが出来る。
古川 薫
3151
古川薫 パスポート1995-2005
古川 薫
3153
古川薫印譜帖
公開解説
古川 薫
古川薫 取材手帖 2003年
古川薫 手製絵本『AIRPLANE』
資料状態
98.1.1関西国際
空港領収証、
関空旅客サー
ビス施設使用
料領収カード
1
良好
(97.12.10)、
NHK名刺2名
分、メモ用紙
(クレストンホテ
ルのメモ用紙)
3150
3152
個数 付属品
パスポート
古川 薫
古川 薫
縦16㎝×横9㎝×厚1.2
㎝
2
平成8年(1996)に使用していた手帖。この頃『毛利元就』(文藝春秋)執筆のために取材を繰り
返しており、島根県の月山富田城周辺、そして広島へ行ったときのことがメモの大部分を占め
ている。他にはスペイン旅行のこと、各社の編集担当者との打合せについて、日時や名前が連
ねられている。
資料ID 資料名
資料作家名 サイズ
3154
古川薫揮毫扇子「赤壁賦」「聊以自娯」
古川 薫
3155
古川薫作零戦プラモデル
古川 薫
3156
3157
3158
3159
3160
3161
3162
93式中間練習機ミニチュア
『空飛ぶ虚ろ舟』参考図書群
古川薫 直筆原稿『空飛ぶ虚ろ舟』
古川薫宛岡崎正隆書簡
古川薫 海外旅行先地図類一式
古川薫私家版『騎士アンヘルの望郷』
古川薫私家版『夕焼けの祖国よ―93式中間練
習機赤トンボに捧げる―』
親骨22㎝、中骨11㎝、開
き最大幅38㎝
古川 薫
個数 付属品
2 専用箱
1 専用箱
良好
昭和初期、パイロットを育成するため旧日本海軍に配備されていた練習機のミニチュア。オレン
ジ色に塗装されていたことから、「赤トンボ」という愛称で広く親しまれていた。古川氏はこの「赤
トンボ」をこよなく愛しており、その思いは私家版「夕焼けの祖国よ~93式中間練習機赤トンボ
に捧げる~」に詳しく綴られている。
いずれも良好
古川薫氏が著作『空飛ぶ虚ろ舟』を執筆するために熟読した書籍類。ひとつの作品を生み出
すために各地へ取材に赴くだけでなく、多くの図書に目を通し、数多の事象や意見に接し、構
想を練り上げている。『空飛ぶ虚ろ舟』あらすじ>世にも不思議な話「奇事異聞(きじいぶん)」を
聞き集めた『兎園小説(とえんしょうせつ)』を出版するため、戯作者(げさくしゃ)として知られる
滝沢馬琴(たきざわばきん)は超常現象を持ち寄って発表する「兎園会」を発足した。各地の奇
事異聞が披講される中、馬琴の元に常陸国(現在の茨城県)の「虚ろ舟」の話が舞い込んでく
る。息子の宗伯(そうはく)も強い興味を抱き、その真相を確かめるため彼は常陸国へと旅立っ
た。難航した調査の末、宗伯は幕府が箝口令を敷いた真実へと辿り着く。
良好
古川薫氏の著作『空飛ぶ虚ろ舟』の直筆原稿。『空飛ぶ虚ろ舟』あらすじ>世にも不思議な話
「奇事異聞(きじいぶん)」を聞き集めた『兎園小説(とえんしょうせつ)』を出版するため、戯作者
(げさくしゃ)として知られる滝沢馬琴(たきざわばきん)は超常現象を持ち寄って発表する「兎園
会」を発足した。各地の奇事異聞が披講される中、馬琴の元に常陸国(現在の茨城県)の「虚ろ
舟」の話が舞い込んでくる。息子の宗伯(そうはく)も強い興味を抱き、その真相を確かめるため
彼は常陸国へと旅立った。難航した調査の末、宗伯は幕府が箝口令を敷いた真実へと辿り着
く。
良好
岡崎正隆氏は文藝春秋で、古川薫を20年以上にわたり担当した編集者。古川氏が直木賞を受
賞し、多くの作品を刊行した傍らには、岡崎氏の活躍があった。彼が担当した古川作品は30冊
を超える。この書簡には作品が生まれるまでの詳細なやりとりを含んでおり、岡崎氏が担当し
ていた他の作家のことや、古川氏と他の作家との交流もうかがえる内容が綴られている。ま
た、古川氏のエッセイにたびたび登場する「編集者のO氏」は、この岡崎正隆氏のこと。
やや不良
国内の歴史を題材に小説を書くイメージの強い古川氏だが、多くの国を訪れ、取材をしている。
その取材先の地図やパンフレット。いずれの国も作品として結実しており、幕末や現代小説とし
て上梓されている。
1
良好
古川薫の元に、「騎士アンヘルの手記」が舞い込んできた。それは天文19年(1550)に宣教師
ザビエルの一行として日本に来た、修道騎士の手記だった。「イスパニア・ナバラの勇士にし
て、エルサレムなる聖ヨハネ病院の至高の騎士団、別名ヨハネ騎士団さらに別名マルタ騎士団
の元修道騎士アンヘル・オヘダの日本における回想」として綴られた物語を、古川氏が解題。
「オール讀物」昭和62年(1987)8月号に掲載された内容を、古川薫が絵本仕立てにまとめたも
の。
2
古川薫は昭和17年(1942)の春から、日立航空機株式会社羽田工場に勤務し、零戦の製作
や、「赤トンボ」の愛称で親しまれていた93式中間練習機の製作、修理に携わっていた。古川氏
は修理の折「赤トンボ」1機だけに、自分の名前を小さく刻み込んだ。太平洋戦争は次第に激し
くなっていったある日、古川氏の元に私信が届く。それは台湾基地にいる特攻隊員からのもの
1冊は良好。1冊 で『初めてですが、これは最後の便りとなります。小生台湾基地で編成された特攻竜虎隊の者
はページの剥離 で、これから沖縄へ向かい出撃するのですが、急ぎこれを書いています。実は小生が搭乗しよ
部分有
うとしているのは93式中間練習機であります。機内に彫られた貴殿の所属と氏名を発見いたし
ましたので、小生の遺書のひとつとして、お知らせいたします。貴殿が心魂かたむけて整備され
たこの赤トンボで、敵艦に突っ込みます。貴殿の志を無に帰すことなく見事戦果をあげるべく頑
張ります。祖国の弥栄を祈りつつ。 七月二十六日』といった内容のものだった。その当時の回
想と、戦争に対する思いを綴った、自らの体験記。
109
古川 薫
古川 薫
古川 薫
58
縦38.3㎝×横27㎝×1.6
㎝
A4判
1面は古川氏が北宋(960-1276)の詩人・蘇軾の「赤壁賦」を扇子に写したもの。古川氏の著作
良好/箱やや不 『三国志(上)赤壁の戦い』は、この詩に依って執筆されている。また、この「赤壁賦」を何度も書
良(ツメ欠損)
き写しているため、古川氏は諳んじることが出来る。2面は「聊以自娯(いささかをもってみずか
らたのしむ)」と揮毫され、裏面には「赤壁賦」が記されている。
古川氏が組み立てた零戦のプラモデル。本人曰くプロペラで実際に飛行が可能。
1
岡崎 正隆
公開解説
1
古川 薫
古川 薫
資料状態
資料ID 資料名
資料作家名 サイズ
個数 付属品
資料状態
公開解説
3163
古川薫私家版『エアロプレーンと私のかかわり』
古川 薫
縦38.0㎝×横26.5㎝×厚
0.6㎝/
1
いずれも良好
古川氏は幼い頃から飛行機に興味を抱いていた。記憶をさかのぼれる限りの飛行機との馴れ
初めや、まつわる出来事をまとめたもの。
3164
古川薫私家版『エアロプレーンと私のかかわり』
(附)
古川 薫
縦38.3㎝×横27.2㎝×厚
2.5㎝
1
良好
古川氏は幼い頃から飛行機に興味を抱いていた。記憶をさかのぼれる限りの飛行機との馴れ
初めや、まつわる出来事をまとめたもの。こちらには「オートジャイロ郷愁」「飛翔するゼロ戦と
悲恋」「練習機赤トンボのこと」が収められている。
古川 薫
縦16.5㎝×横25.2㎝×厚
0.2㎝/
良好
平成17年(2005)6月5日制作。総ページ数13。萩藩医の子として生まれ、後に藩士となり、蛤御
門の変で散った久坂玄瑞(義助)の24年の生涯を端的にまとめた作品。玄瑞は吉田松陰の門
下生となり、松下村塾では高杉晋作の双璧と称された人物。後に松陰の妹・文を嫁に貰ったこ
と、京都の愛人との間に子供がいたことなど、玄瑞の一生が綴られている。
1
良好
平成25年(2013)2月制作。総ページ数78。同人誌『燭台』第4号掲載に掲載された「史談楊貴妃
漂泊―油谷湾に伝えよ、わが恋のかなしみ―」の抜刷。唐代の皇帝・玄宗の寵愛を一身に受
け、安史の乱を引き起こしたとされる傾国・楊貴妃。彼女はその乱の折、絞殺されたと伝えられ
ている。この作品では白楽天の「長恨歌」を解説しながら「楊貴妃生存説」に触れ、生きていた
楊貴妃が山口県長門市油谷に流れ着き、そこで余生を過ごしたとされる伝説の可能性につい
て論じている。
1
平成25年(2013)6月5日発行。総ページ数20。下関出身の泉鏡花賞作家・赤江 瀑が、この年の
やや不良(ペー 5月に亡くなった。古川薫は生前から夫妻で交流があり、異能の作家の死を悼んでいる。その
ジ一部剥離)
哀悼の思いを綴ったもの。散文形式で綴った古川氏の心情と、古川氏の妻で歌人の森重 香代
子氏が詠んだ短歌が収められ、赤江氏の作品や思い出の写真が一緒に綴じられている。
3165
3166
3167
古川薫私家版『もののふ久坂玄瑞の青春』
古川薫私家版『楊貴妃漂泊』
古川薫私家版『瀑さんの幕の下ろし方』
古川 薫
縦25.8㎝×横18.4㎝×厚
0.3㎝
古川 薫
縦16.0㎝×横17.3㎝×厚
0.6㎝
2
3168
古川薫私家版『パリの大砲』
古川 薫
縦14.8㎝×横21.3㎝×厚
0.7㎝(スケッチブック)
1
良好
平成25年(2013)早春発行。総ページ数40。「創元社の『パリの大砲』は豪華本でしたが、小部
数で散逸してしまいました。古舘さんも早くに旅立たれました。しきりに懐かしく、スケッチ・ブック
に「追懐抄」を縮めました。」古川氏は取材旅行の途次、パリのアンヴァリッド軍事博物館でそ
のとき接収された大砲を発見する。長州砲発見までの記録と、長州砲についての解説、また、
最初の返還交渉が拒絶されたことまでの経緯が詳細に記された既刊『パリの大砲』をスケッチ
ブックにまとめた詩画集。挿画は取材当時パリを一緒に訪れた古舘充臣氏のもの。
3169
古川薫私家版『欧羅巴周遊』
古川 薫
縦16.0㎝×横17.3㎝×
0.7㎝
1
良好
「岩倉使節団の跡を追って 1992 古川薫」総ページ数20。岩倉具視率いる岩倉使節団の足跡
をたどり、取材を行った古川薫。彼が各地で見聞し、感じたことを詩や絵に表したもの。ホテル
の部屋に置かれているメモ用紙に綴られており、「異国の情緒」を伝える作品となっている。
古川 薫
縦22.6㎝×横30.7㎝×厚
1.3㎝
良好
平成23年(2011)制作。総ページ数49。古川薫はスペインへの取材旅行の途次、幕末の攘夷戦
の折に接収された長州砲の姿を見つける。そこから34年にわたり各国に眠る長州砲の行方を
調べ、複数の作品として世に送り出した。これら上梓された作品を、また改めてまとめたものが
この私家版。中には長州砲の拓本のコピーなども綴じられている。
3170
古川薫私家版『幻の青銅砲を追う』
1
3171
古川薫私家版『ルードヴィヒ・ヴァン・ベートー
ヴェン 交響曲第八番第二楽章』
古川 薫
縦25.4㎝×横18.6㎝×厚
0.8㎝
1
良好
平成25年(2013)10月10日発行。総ページ数16。古川氏はペンネームを「部戸 勉」にしようとし
たほど、音楽家ベートーベンに強い魅力を感じている。その思いの丈を綴った作品。巻末には
次のように記されている。「これはぼくが自分のために書き遺すベートーヴェンの覚書きであり、
ほかに『エアロプレーンと私の関わり』『ベルトラン/朝のガスパール』『ヘンリー・ジェームス/デ
イジー・ミラー覚書』などに仲間入りする私家版の一冊です。照部数を謄写し、独善的・独断的・
趣味的かつペダンティックな部分は読み流してくれるであろうと信じられる身辺の人々にだけし
めした手記であります。したがって異論を差し挟む理由はさらさらないことを断っておきます。」
3172
古川薫私家版『パリの大砲』(ミニアルバム)
古川 薫
縦16.0㎝×横17.7㎝×厚
0.7㎝(ミニアルバム)
1
良好
発行年月不明。総ページ数1。見開きと最初のページだけに印刷物が貼付してあり、以降は
何もない。制作途中だった未完の版か。
良好
制年月不明。総ページ数19。巻末に「十時の会へ」という詩が収められており、以前文章指導を
行っていたときに作成したものか。「落葉」の詩をあつめて書写し、アルバムにしたてたもの。収
録されている作品は以下のとおり。/・「落葉」ポール・ヴェルレーヌ/上田 敏 訳/・「秋の祈」髙
村光太郎/・「含羞(はぢらひ)―在りし日の歌―」中原中也/・「鳥の手紙」西条八十/・短歌 吉
井勇、船王、中村憲吉、柿本人麻呂/・俳句 飯田蛇笏、水原秋桜子、古川薫/・七言絶句 高
杉晋作
良好
古川氏が、「自身の作品が舞台化、映画化された折にはこんなイメージのポスターがいい」と、
自らイメージして制作したポスター類。
3173
古川薫私家版『落葉の詩(うた) 古川薫編』
古川 薫
3178
古川薫制作ポスター
古川 薫
縦15.4㎝×横17.1㎝×厚
1.0㎝
1
10 額
資料ID 資料名
資料作家名 サイズ
個数 付属品
資料状態
公開解説
3179
古川薫揮毫色紙
古川 薫
縦27.3㎝×横24.2㎝
1
良好
古川薫が平成3年(1991)に揮毫した色紙。「谷間を行く夢の狩人 古川薫」
3180
古川薫揮毫色紙
古川 薫
縦27.3㎝×横24.2㎝
1
やや不良
古川薫が揮毫した色紙。「潮の流れとお酒の味は溶けて流れてとんとんとろりとんとんとろりと
恋渡る 薫」
3262
船戸与一 直筆原稿「国家と犯罪」
B4判原稿用紙
1
船戸与一著作『国家と犯罪』の直筆原稿。B4判原稿用紙に鉛筆書きで、総枚数は500枚を超え
る。
5
作家・船戸与一の海外取材の写真や、イベント、プライベートでの写真など90枚をパネルにした
もの。複数のカメラマンが撮影しているが、写真の8割以上が現地取材に同行したジャーナリス
ト惠谷治(えやおさむ)氏によるもの。※この写真の使用申請を行う場合、提供元である小学館
に許可をとる必要があります。
1
「船戸与一」がデビューする前に出した講談社編集者宛の手紙。全3枚。本名・原田建司の名前
で出されている。昭和19年(1944)に下関に生まれた彼は、県立下関西高等学校を卒業後は早
稲田大学に進学、そこで探検部に入り、日韓正常化以前の韓国や、ベーリング海峡横断のた
めに冬のアラスカなどを経験する。卒業後は出版社に勤めるも退社し、ルポライターとして活
躍、「豊浦志朗」の名前で著作を出版。昭和50年(1975)夏、豊浦志朗著「叛アメリカ史」を読ん
でいた講談社の編集者が小説を書かせたいと本人を口説いた。初めは社交辞令ととっていた
彼もその熱意に押され、「非合法員」の執筆に取りかかる。そうして作品が単行本化され、作家
「船戸与一」が誕生した。手紙全文>前略。準備稿の段階ですが、構想全体の半分を通過した
ところです。(もちろん、このことは完成したらかならず出版せよ、という脅迫を秘めているもので
は断じてありません)。出版されようとされまいと、来年二月いっぱいには脱稿の予定です。(は
じめたことは一応、ケリをつけないと背中がモゾモゾして不健康なもので…)。 お申し越しの件
につき以下に列挙します。以上が大雑把な内容です。後半、神代恒彦がCIAを相手に派手に活
躍するストーリィも考えましたが、それをやると、(物語がではなく)私の想いが完結しすぎ、(現
代の私/の気持がそこまで発展していないのに)、低レベルで決着することになり、イメージの次
の発展成長の芽をつみとられそうな気がします。だからいまいったん、神代恒彦の行動が反革
命から革命へと転じようとした瞬間に殺される、というところに留めておきたいと思います。た
だ、反革命から革命へと転じようとした瞬間に殺される、というところに留めておきたいと思いま
す。ただ、反革命から革命へという変化・転回は豊かに描きたいと息ごんでいます。(うまくいく
かどうかは力量の問題ですから訊かないでください。ただ、現在の私の志はそうです)。以上、
これが小説として成立する作品となるかどうかはまだわかりませんが、一応の報告です。疑問
の点があれば、御電話いただければ幸甚です。 敬具 12月14日 原田建司/白川充様/本文
は縦書き、万年筆書。
1
船戸与一が第14回日本冒険小説協会大賞を受賞した記念に、ファンから贈られた濁り酒。船
戸もよく通っていた新宿歌舞伎町のバー「深夜+1」の棚に永らく飾られていた。
1
船戸与一が著作『蝦夷地別件』で第14回日本冒険小説協会大賞を受賞した記念に、ファンから
贈られた帆船模型。
3263
船戸 与一
船戸与一写真
3264
船戸与一書簡
船戸 与一
3265
「蝦夷地別件」ボトル
3266
帆船「与一丸」
3267
特別装幀『虹の谷の五月』
3268
早稲田大学探検部OB会贈呈地球儀
3269
船戸与一 直筆原稿「満州国演義」第4巻~第9
巻
船戸 与一
3270
船戸与一愛用の筆
船戸 与一
3271
赤間関硯「波涛研」 堀尾信夫作
3272
船戸与一 直筆原稿「稲妻の秋」
3273
第18回日本ミステリー文学大賞賞状
750mlボトル
船戸 与一
四六判上製カバー装箱
入
1
良好
大学時代、船戸は早稲田大学の探検部に所属していた。『虹の谷の五月』の直木賞受賞を祝う
探検部OB会により贈呈されたもの。
1
船戸 与一
B4判原稿用紙
6
船戸与一は平成12年(2000)『虹の谷の五月』で直木賞を受賞。その記念に集英社から贈られ
た特別装幀版(一般には販売されていない)。
良好(一部破れ 船戸与一著『満州国演義』の直筆原稿。現存しているのは第4巻「炎の回廊」から第9巻「残夢
有)
の骸」までの六作品分のみ。
原稿にタイトルや書名をするときなどに使用していた筆各種。
B4判原稿用紙
1
箱、由緒書き、
良好
帛紗
1
良好
1
船戸与一の著作『砂のクロニクル』が第五回山本周五郎賞を受賞したことを祝い、平成4年9月
29日、下関で祝賀会「船戸与一さんをかこむ会」が開かれた。そのときに記念として贈られたも
の。
文芸誌「ジャーロ№53」(光文社)に掲載された作品。これが船戸与一の絶筆となった。
「わが国のミステリー文学の発展に著しく寄与した作家および評論家」を対象に、光文社から贈
られる賞。船戸与一の長年の功績に対してこの賞が授与された。授賞式は平成27年(2015)3
月18日、帝国ホテルで開催、船戸与一は末期癌の身体を押して車椅子で出席した。
資料ID 資料名
資料作家名 サイズ
個数 付属品
資料状態
公開解説
3274
第18回日本ミステリー文学大賞正賞シエラザー
ド像
1
「わが国のミステリー文学の発展に著しく寄与した作家および評論家」を対象に、光文社から贈
られる賞。船戸与一の長年の功績に対してこの賞が授与された。授賞式は平成27年(2015)3
月18日、帝国ホテルで開催、船戸与一は末期癌の身体を押して車椅子で出席した。
3275
船戸与一、探検部時代の写真
1
最後列で煙草を吸っているのが本人。早大探検部第二次冬期ベーリング海峡横断隊単独越冬
隊として、アラスカのウェールズ村に滞在していた当時の原田建司(22歳)。このとき猟銃射撃
を初体験する。
3276
船戸与一、『満州国演義』執筆中の書斎にて
1
2011年2月に撮影された船戸与一。撮影者は太田真三(小学館写真室)。※この写真の使用申
請には撮影者の許可を必要とします。
撮影日>2015年2月/撮影者>三島 正(フリーカメラマン) 『満州国演義』最終巻を書き終えた
船戸与一。総原稿枚数は7500枚超、約8年にわたった同作終了の感想を問うと、「今は脱力感
だな。やれやれという以外、感想はない」。この数日後に体調を崩して入院することになったた
め、これが生前最後の全身写真となった。
3277
船戸与一、「満州国演義」を書き終えて
1
3278
第123回直木三十五賞正賞 懐中時計
1
3279
早稲田大学卒業証書
1
3280
船戸与一写真(19歳)
1
3281
モデルガン COLT GOVERNMENT Mark-IV
SERIES’70
1
船戸与一が著作『山猫の夏』で第3回日本冒険小説協会大賞を受賞。その記念に贈られたも
の。
3282
モデルガン ベレッタM92(MGC製)
1
平成3年(1991)、船戸与一が著作『砂のクロニクル』で第10回日本冒険小説協会大賞を受賞。
その記念に贈られたもの。
3283
船戸与一、愛用のカメラ
1
船戸与一が長年使用していた一眼レフカメラ。Nikomat。うしろには「K.HARADA」と名前(本名・
原田建司)が入っている。
3288
DVD「超弩級ミステリー 龍神町龍神十三番地」
船戸 与一
DVD
1
3293
船戸与一写真
船戸 与一
KGサイズ
7
3295
古川薫 肖像写真
3296
田中慎弥 「燃える家」草稿
3297
赤江瀑肖像写真
3337
田中慎弥 直筆原稿「書評・わかれ」
3338
良好
良好
船戸与一は平成12年(2000)、『虹の谷の五月』で直木賞を受賞。そのときの正賞。
船戸与一原作「龍神町龍神十三番地」(徳間書店)がTBSによって映像化されたもの。出演者
>佐藤浩市、高島礼子、宇崎竜童、小島聖、山本未来、岡本綾、佐野史郎、椎名桔平、柴田恭
兵 ほか
下関で活躍する写真家、吉岡一生によって撮影された船戸与一の肖像写真。
1枚
古川薫90歳の肖像写真。
田中 慎弥
田中慎弥著作『燃える家』の草稿。FAXや原稿の裏紙などを利用してびっしりと書かれている。
KGサイズ
4
下関で活躍する写真家・吉岡一生による赤江瀑の写真。
田中 慎弥
B4判原稿用紙 4枚
1
良好
瀬戸内寂聴著『わかれ』の書評。新潮社が発行している販促誌『波』2015年11月号に掲載され
たもの。
田中慎弥 直筆原稿「掌劇場 あとがき」
田中 慎弥
B4判原稿用紙 1枚
1
良好
毎日新聞社より刊行された著書『田中慎弥の掌劇場』2冊目のあとがき。1冊目は平成24年
(2012)4月に発行されている。
3339
田中慎弥 直筆原稿「権威でありたい」
田中 慎弥
B4判原稿用紙 7枚
1
良好
北九州市にある松本清張記念館の研究誌第17号(2016年3月刊)に寄せたエッセイ。
3340
田中慎弥 直筆原稿「死体」
田中 慎弥
B4判原稿用紙 24枚
1
良好
文芸誌『新潮』2016年1月号に掲載された短編作品。
3341
田中慎弥 草稿ノート
田中 慎弥
B5判大学ノート
1
良好
代表作のひとつ『切れた鎖』や「聖書の煙草」など、複数作品の草稿が書き込まれたノート。多く
のメモも挟み込まれている。
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
十三人の修羅
古川 薫
1
講談社
1977/10/20
2
十三匹の猫と哀妻と私
古川 薫
1
文藝春秋
3
暗殺の森
古川 薫
1
講談社
1978/11/16
5
維新小説集 雪に舞う剣
古川 薫
1
講談社
1992/3/10
6
維新の長州
古川 薫
1
創元社
1988/2/20
7
維新の烈風 -高杉晋作
古川 薫
1
小峰書店
1977/11/30
8
維新の烈風〈吉田松陰と高杉晋作〉 古川 薫
1
徳間書店
1990/1/15
1
1984/9/25
9
異聞 岩倉使節団
古川 薫
1
新潮社
1986/2/25
10
異聞 関ヶ原合戦
古川 薫
1
文藝春秋
2000/4/30
11
稲妻を斬る -歴史ロマン傑作選
古川 薫
1
講談社
1983/12/15
12
浮雲の剣
古川 薫
1
新潮社
1992/11/15
13
動けば稲妻のように
-高杉晋作と奇兵隊
古川 薫
1
吉野教育図書
1980/11/10
15
海潮寺境内の仇討ち
古川 薫
1
光文社
2004/2/20
16
海と西洋館(短編集)
古川 薫
1
筑摩書房
1973/9/5
17
凹レンズの歴史小説
古川 薫
1
条例出版
1976/8/5
18
大内興亡 -ふるさとの歴史
古川 薫
1
山口新聞社
1970/3/1
19
大内氏の興亡 -政界の守護大名 古川 薫
1
創元社
1974/5/20
20
沖田総司 剣と愛と死
古川 薫
1
新人物往来社
1975/9/30
21
花冠の志士 久坂玄瑞伝
古川 薫
1
文藝春秋
1979/7/25
22
影武者
古川 薫
1
光文社
2002/7/20
23
彼方に眠る日本の夢
-海の向こうの幕末維新史を探る7 古川 薫
つの歴史紀行
1
PHP出版
1989/12/4
24
完走者の首飾り(エッセイ集)
古川 薫
1
毎日新聞社
1991/11/5
25
関門海峡 -歴史を運ぶ運河
古川 薫
1
新日本教育図書
1993/12/15
26
奇兵隊秘話
古川 薫
1
新人物往来社
1989/12/10
27
奇謀の島
古川 薫
1
新人物往来社
1996/12/20
28
狂雲われを過ぐ(短編集)
古川 薫
1
新人物往来社
1988/11/5
29
狂雲われを過ぐ
古川 薫
1
新潮社
1991/9/25
30
郡司八平礼法指南
古川 薫
1
新潮社
1984/4/15
31
源氏物語夕顔殺人事件
古川 薫
1
新潮社
1983/3/15
32
坂本竜馬
古川 薫/鴇田 幹
1
講談社
1988/6/20
33
砂漠の魚群
古川 薫
1
私家版
1
1967/1/1
189
中山忠光の暗殺事件を追うルポライターの軌跡から、幕末期の長州藩の暗部に迫る、史実を素材としたフィクション小
説。
216
あらすじ>明治4年(1871)11月12日、欧米諸国の文化を学ぶために編成された、岩倉具視を筆頭とする使節団は、将来
国の発展に尽力しようとする決意と、異文化に接することへのかすかな恐れと不安を抱き、アメリカへと出発した。船内で
は西洋の知識をひけらかす洋行経験者に対し、初めて海外へ赴く者たちは反発を覚え、彼らの中には温度差が生まれて
いた。そこに、ひとつの事件が勃発する。その事件を判じるため、西洋式の裁判が用いられた。洋行経験者の知識を頼り
にした、裁判員裁判である。それぞれの感情的な対立に、歴史的な背景も絡まった、およそひとつきの岩倉使節団の船
旅を描く。
「野山獄相聞抄」は、野山獄において吉田松陰を慕った高須久子とのほのかな交流を描いた作品。
若くして蛤御門の変で散った長州藩士、久坂玄瑞の生涯を描く。
213
昭和41年(1966)、北太平洋のトロール船による漁業事情を調べるために、著者はグラン・カナリアを訪れた。その際に見
聞したことを詳細にまとめた体験記。実際に船に乗り込み、生活を共にした視点から、漁業の問題だけではなく、遠洋漁
業船という密室めいた「小社会」の状況も描いている。また、別の著書『パリの大砲』『わが長州砲流離譚』につながる、幕
末に四国連合艦隊に接収された長州砲をパリで発見したときのことをエピローグとして添えている。
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
34
ザビエルの謎
古川 薫
1
文藝春秋
1994/2/10
35
さらば風雲海峡
古川 薫
1
新人物往来社
1990/10/25
37
山河ありき
-明治の武人宰相桂太郎の人生
古川 薫
1
文藝春秋
1999/10/10
38
獅子の廊下
古川 薫
1
文藝春秋
1978/11/30
39
獅子の廊下の陰謀
古川 薫
1
講談社
1992/11/15
41
時代小説大全集
新潮社
1
新潮社
1988/9/25
42
失楽園の武者 -小説大内義隆
古川 薫
1
新潮社
1987/6/25
43
松下村塾
古川 薫
1
新潮社
1995/8/25
44
松下村塾 -吉田松陰と門弟たち
古川 薫
1
偕成社
1979/09/
45
松下村塾と吉田松陰―維新史を
走った若者たち
古川 薫
1
新日本教育図書
1996/3/10
46
将軍慶喜と幕末の風雲
古川 薫
1
文藝春秋
1998/5/10
47
正午位置 アットヌーン
古川 薫
1
文藝春秋
1
1988/10/30
48
小ナポレオン山田顕義 剣と法典
古川 薫
1
文藝春秋
49
翔べ羽白熊鷲 -筑紫平野はわが
古川 薫
ふるさと
1
梓書院
2005/8/1
50
新中国 文物の旅
古川 薫
1
山口新聞社
1973/5/1
51
走狗
古川 薫
1
柏書房
1967/12/1
0
188
古川薫作品所収
あらすじ>カナリア諸島で起きた事件を調べるために派遣された新聞記者。そこで真相を突き止めた記者だったが、現地
の女性と恋に落ち、仕事もろくにこなすことなく彼女との酒色に耽る日々を過ごす。手持ちの金も底をつき、本社からは停
職処分の通知が送られてきた。やむなく帰国の途についた記者だったが、待っていたのは40日を超える冷凍運搬船での
旅だった。
1994/11/30
52
空とぶ虚ろ舟
古川 薫
1
文藝春秋
1996/10/10
53
高杉晋作 青年志士の生涯と実像
古川 薫
1
創元社
1971/3/10
54
高杉晋作 -戦闘者の愛と死
古川 薫
1
新人物往来社
1973/6/25
55
高杉晋作奔る
古川 薫
1
講談社
1989/3/15
56
高杉晋作のすべて
古川 薫
1
新人物往来社
1978/3/25
57
だれが広沢参議を殺したか
古川 薫
1
文藝春秋
1987/7/10
58
智謀の人 毛利元就
古川 薫
1
中央公論社
1997/6/18
59
長州奇兵隊 -栄光と挫折
古川 薫
1
創元社
1972/3/20
60
長州攘夷戦争始末
古川 薫
1
時事通信社
1972/9/20
61
長州歴史散歩 維新のあしあと
古川 薫
1
創元社
1968/5/10
62
長州歴史拾遺 -山口県の風土と
舞台裏
古川 薫
1
創元社
1973/11/20
63
天辺の椅子 -小説児玉源太郎
古川 薫
1
毎日新聞社
1992/11/5
64
討賊始末(短編集)
古川 薫
1
エルム
1975/8/10
65
閉じられた海図
古川 薫
1
文藝春秋
1988/2/20
66
飛べ、わが志士たち 吉田松陰
古川 薫
1
創隆社
1983/5/30
『日本書紀』に天皇にまつろわぬ凶悪なものとして登場する、背に羽根を持つ勇者・羽白熊鷲を、郷土を守る英雄として顕
彰した叙事詩。
あらすじ>世にも不思議な話「奇事異聞(きじいぶん)」を聞き集めた『兎園小説(とえんしょうせつ)』を出版するため、戯
作者(げさくしゃ)として知られる滝沢馬琴(たきざわばきん)は超常現象を持ち寄って発表する「兎園会」を発足した。各地
の奇事異聞が披講される中、馬琴の元に常陸国(現在の茨城県)の「虚ろ舟」の話が舞い込んでくる。息子の宗伯(そうは
く)も強い興味を抱き、その真相を確かめるため彼は常陸国へと旅立った。難航した調査の末、宗伯は幕府が箝口令を敷
いた真実へと辿り着く。
歴史の中に汚名を着せられて埋もれた大楽源太郎の悲劇を描く「走狗」ほか。
資料ID 書籍名
67
流れるを斬る(短編集)
作家名
古川 薫
数量 出版社
1
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
毎日新聞社
1989/7/10
安政元年(1854)、日米和親条約締結のために黒船が再航した。そこに乗り込み、海外への密航を企てた吉田松陰は捕
らえられ、萩は野山獄へと押送される。野山獄に幽閉されていた女囚・高須久子の視点から松陰の獄中生活を描き出し
た作品。そこには、生涯独身であった松陰との間に芽生えた、淡い恋も綴られている。後に「吉田松陰の恋」と題を改め、
文庫化された。平成22年(2010)4月、全国で公開された映画『獄に咲く花(ひとやにさくはな)』の原作でもある。/同時収
録>見事な御最期/野山獄相聞抄/お絹と男たち/後裔たちの海程/刀痕記
68
野山獄相聞抄
古川 薫
1
文藝春秋
1981/3/20
69
幕末・長州に吹いた風
古川 薫
1
PHP出版
1990/12/17
70
幕末維新の群像 吉田松陰
古川 薫
1
PHP出版
不明
71
幕末長州の舞台裏
-椋梨籐太覚え書
古川 薫
1
新人物往来社
1971/10/10
幕末期の混迷する長州藩で、歴史の中に埋もれた藩の重臣、椋梨藤太の姿を、限られた資料の中から掘り起こし、新し
い側面に光を当てる。後に、この本の記述をもとに『獅子の廊下の陰謀』を書く。
72
幕末長州藩の暗闘〈椋梨籐太覚え
書〉
古川 薫
1
徳間書店
1991/1/15
中山忠光暗殺にかかわる人物として、長州藩の歴史に埋もれた椋梨藤太の生涯を、わずかに残された資料から丹念に
掘り起こした、幕末期長州藩の暗部に迫る記録。
73
幕末長州藩の攘夷戦争
古川 薫
1
中央公論社
1996/1/25
74
幕末の青春譜 長州暴走 -疾風
怒涛の時代を生きた若き志士たち
古川 薫
1
ベストセラーズ
1994/6/5
75
覇道の鷲 毛利元就
古川 薫
1
新潮社
1990/11/25
76
花も嵐も ―女優・田中絹代の生涯
古川 薫
―
1
文藝春秋
77
花も嵐も 女優・田中絹代の生涯
(文庫版)
古川 薫
1
文藝春秋
2002/2/15
78
花散る里の伝説 -時代小説傑作選 古川 薫
1
講談社
1992/5/15
79
秘剣「出撃」
古川 薫
1
光文社
2001/11/20
80
漂泊者のアリア
古川 薫
1
文藝春秋
81
砲煙の海(短編集)
古川 薫
1
午後同人会
82
望郷奇譚
古川 薫
1
文藝春秋
2006/10/15
83
炎と青雲(桂小五郎編)
古川 薫
1
文藝春秋
1977/11/26
84
炎と青雲(木戸孝允編)
古川 薫
1
文藝春秋
1978/6/1
85
炎の塔
古川 薫
1
文藝春秋
1980/11/25
86
幻のザビーネ
古川 薫
1
文藝春秋
87
毛利一族
古川 薫
1
文藝春秋
1997/3/20
88
毛利軍記 -小よく大を制す
古川 薫
1
かんき出版
1997/1/14
89
毛利元就と戦国武将たち
古川 薫
1
PHP出版
1996/11/15
91
山口県人
古川 薫
1
新人物往来社
1973/5/15
92
勇者のモデル
古川 薫
1
文藝春秋
1992/8/10
93
雪に舞う剣
古川 薫
1
講談社
1995/9/15
1
1
2004/12/10
1990/10/25
575
題字>古川薫/カバー>斎藤深雪/写真提供>田中絹代メモリアル懇談会/初出>2002年3月~山口新聞・奈良日日新
聞・庄内新聞・東奥日報・北見新聞・三陸河北新聞・徳島新聞・日高新報・山陰中央新報・北鹿新聞・胆江日日新聞・茨城
新聞・津山朝日新聞・サンパウロ新聞(ブラジル)に順次連載したものを改稿。尾崎秀樹記念大衆文学研究会特別賞受
賞作品。昭和を代表する女優であり、映画監督でもある田中絹代。彼女の誕生から逝去まで、人生の軌跡を描く伝記小
説。
文庫版。題字>古川薫/カバー>/写真提供>田中絹代メモリアル懇談会/初出>2002年3月~山口新聞・奈良日日新
聞・庄内新聞・東奥日報・北見新聞・三陸河北新聞・徳島新聞・日高新報・山陰中央新報・北鹿新聞・胆江日日新聞・茨城
新聞・津山朝日新聞・サンパウロ新聞(ブラジル)に順次連載したものを改稿。尾崎秀樹記念大衆文学研究会特別賞受
賞作品。昭和を代表する女優であり、映画監督でもある田中絹代。彼女の誕生から逝去まで、人生の軌跡を描く伝記小
説。
265
装幀>司 修/初出>「山口新聞」 1989年9月1日~1990年1月31日/第104回直木賞受賞作品。下関出身で「われらのテ
ナー」と称された藤原義江の、数奇な運命に翻弄されながらも歌と恋に生きた人生を、丁寧な資料検証をもとに詳細に描
く。
165
あらすじ>海外に複数の営業所を持つ水産会社の社員 真佐男は、難航している仕事をまとめるためにスペインへと派遣
された。しかし同僚の妨害に遭い、状況は殺人事件へと発展、容疑者の一人と見なされてしまう。そうした苦境に立たされ
ながらも、真佐男は遠い学生時代、手紙を通じて知り合った女性 ザビーネに一目会うため、行方を捜し続けていた。
1964/6/5
1
1989/5/30
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
94
夢魂独り飛ぶ 小説高杉晋作(連作
古川 薫
短編集)
1
講談社
1986/7/15
95
夢の道 -関門海底国道トンネル
古川 薫
1
文藝春秋
1993/6/10
96
夜明けを切り開いた志士たち
古川 薫
1
徳間書店
1992/3/15
98
吉田松陰(幕末・維新の群像)
古川 薫
1
PHP出版
1990/5/25
99
吉田松陰とその門下
古川 薫
1
PHP出版
1974/7/29
100
吉田松陰 留魂録
古川 薫
1
徳間書店
1990/10/31
101
吉田松陰 -維新を先駆した吟遊
詩人
古川 薫
1
創元社
1977/7/20
102
乱世の智将 毛利元就
古川 薫
1
中国新聞社
1996/9/30
103
留魂の翼 -憂国の吟遊詩人吉田
古川 薫
松陰
1
中央公論社
2000/1/25
104
留魂の翼 -吉田松陰の愛と死
古川 薫
1
中央公論社
1995/4/7
105
留魂録の世界
古川 薫
1
山口新聞社
1980/9/30
106
歴史紀行 新・米欧回覧―岩倉使節
古川 薫
団の旅を追う
1
毎日新聞社
107
歴史散歩 城下町長府
古川 薫
1
新日本教育図書
1975/9/15
108
歴史散歩 城下町萩
古川 薫
1
新日本教育図書
1983/8/20
109
歴史小説シリーズ 松下村塾
古川 薫
1
偕成社
1979/9/1
1
110
わが長州砲流離譚
古川 薫
1
毎日新聞社
111
わが風雲の詩(上)
古川 薫
1
文藝春秋
1991/9/15
112
わが風雲の詩(下)
古川 薫
1
文藝春秋
1991/9/15
113
わが風塵抄
古川 薫
1
114
惑星が行く -久原房之助伝
古川 薫
1
古川 薫
1
小峰書店
2000/5/25
古川 薫
1
小峰書店
2000/8/4
古川 薫
1
小峰書店
2001/8/10
古川 薫
1
小峰書店
2001/12/10
古川 薫
1
小峰書店
2002/3/25
115
116
117
118
119
時代を動かした人々〔維新編〕1 飛
べ!ペガスス 坂本竜馬
時代を動かした人々〔維新編〕2 走
れ!若き獅子 高杉晋作
時代を動かした人々〔維新編〕3 わ
が青春のポセイドン 勝海舟
時代を動かした人々〔維新編〕4 薩
摩ハヤトのバラード 西郷隆盛
時代を動かした人々〔維新編〕5 吟
遊詩人のグラフィティ 吉田松陰
古川薫文学碑建
立発起委員会
日経BP出版セン
ター
1
1993/6/30
2006/9/15
222
表紙・扉絵>「ストックホルム」府「ボリンデル」会社の製鉄場(久米美術館蔵)/写真>平沢一郎/装幀>コスギ・ヤヱ
明治4年(1871)にアメリカに渡った岩倉使節団の随行員・久米邦武(くめ くにたけ)は、1年半にわたる欧米歴訪の様子を
『米欧回覧実記』という百巻に及ぶ書物にまとめている。その記録に従い、古川は使節団の足跡を追った。「120年前の使
節団の貢献と、21世紀に向かう日本人の生き方を示唆したい」狙いで著されたこの『新・米欧回覧』は、アメリカ、ヨーロッ
パの当時と現在を比較しながらの見聞録となっている。平成4年(1992)4月4日~平成5年(1993)1月22日まで、毎日新聞
で連載されていた。
1966年、古川氏はフランス・アンヴァリッド軍事博物館において、歴史の証人である長州砲を発見した。この直後から、古
川氏は精力的に長州砲返還運動を行うが、戦利品の返還要求にフランスは首を縦には振らなかった。難航する交渉の
末、ついに長州砲は「貸与」の形で、ここ下関に里帰りを果たす。しかし、古川氏の捜索はそれで終わりではなかった。そ
れからもイギリス、アメリカ、オランダに接収されていった大砲の行方を追い続け、それを記録していったのだ。その調査
は、実に34年にわたる。里帰りをした長州砲は、下関市立長府博物館において展示されている。/大砲接収の背景>文
久3年(1863)、長州は攘夷に沸いており、海峡を渡る外国船に対して発砲するという行為を繰り返していた。攘夷を強行
する長州藩に対し、英国艦隊を主力とする仏・米・蘭の四国連合艦隊は元治元年(1864)8月5日、17隻の軍艦を海峡に集
結させ、報復戦を展開した。アームストロング砲など、当時の最新兵器を装備した連合艦隊は長州藩の各台場を瞬く間に
沈黙させ、続いて二千人の陸戦隊を上陸させた。陸上戦でも優位に立った連合軍は台場を占拠・破壊し、戦利品として大
砲を接収した。古川氏が長年調査研究を続けた大砲は、このときに戦利品として接収されていったものである。
2006/6/5
2004/8/2
第63回西日本文化賞受賞作品
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
120
時代を動かした人々〔維新編〕6 三
日月に祈る自由民権の志士 板垣 古川 薫
退助
1
小峰書店
2003/10/10
121
時代を動かした人々〔維新編〕7 奔
古川 薫
れ!憂い顔の剣士 桂小五郎
1
小峰書店
2004/11/9
122
時代を動かした人々〔維新編〕8 女
古川 薫
王陛下の外交官 アーネスト・サトウ
1
小峰書店
2005/10/15
123
周防長州はわがふるさと
古川 薫/森重 香
代子
1
創元社
1986/11/1
124
軍神
古川 薫
1
角川書店
1996/4/25
乃木将軍の生涯。
125
斜陽に立つ
古川 薫
1
毎日新聞社
2008/5/15
将軍乃木希典の人間としての姿を、児玉源太郎の生涯とからめて、丁寧な資料調査のもとに描き出した作品。今まで世
間に流布した誤った乃木希典像を一新する作品。
126
西国人物誌
古川 薫/滝口 康
彦/石井 護/白
石 一郎
1
講談社
1977/8/28
127
西国の城(上)
古川 薫
1
講談社
1975/10/19
128
西国の城(下)
古川 薫
1
講談社
1975/10/19
129
青春紀行(緑の巻)
古川 薫
1
潮出出版
1983/6/10
130
幕末のおんな
1
新人物往来社
1974/8/10
131
叛逆の生 -史談の広場(3)
1
富士見書房
1994/2/25
132
歴史の息吹(新潮社編短編集)
1
新潮社
1997/4/20
133
維新の群像-時代小説の楽しみ(9)
1
新潮社
1991/1/5
134
時代小説最前線(1)
1
新潮社
1994/3/15
135
現代の小説1995
1
徳間書店
1995/5/31
136
代表作時代小説 -昭和54年度
日本文芸家協会
1
東京文芸社
1979/5/30
137
代表作時代小説 -昭和56年度
日本文芸家協会
1
東京文芸社
1982/6/15
138
代表作時代小説 -昭和57年度
日本文芸家協会
1
東京文芸社
1983/6/15
139
代表作時代小説 -昭和60年度
日本文芸家協会
1
東京文芸社
1986/5/20
140
代表作時代小説 -平成8年度
日本文芸家協会
1
光風社出版
1996/5/30
141
代表作時代小説 -平成11年度
日本文芸家協会
1
光風社出版
1999/5/30
142
代表作時代小説 -平成13年度
日本文芸家協会
1
光風社出版
2001/5/30
143
平家物語散歩 -京都・一ノ谷・屋
島・壇ノ浦
古川 薫/内田 美
子/落合 重信
1
創元社
1972/2/10
144
北欧紀行 -フィヨルドへの旅
古川 薫
1
私家版
1998/7/1
145
パリの大砲
古川 薫
1
創元社
1983/9/10
元治元年(1864)8月、前年の攘夷の報復に、イギリス、アメリカ、フランス、オランダで構成された四国連合艦隊によって、
下関の壇ノ浦、前田の両砲台は制圧され、そこに備えられていた長州砲はそれぞれの国へと接収された。古川氏は取材
旅行の途次、パリのアンヴァリッド軍事博物館でそのとき接収された大砲を発見する。長州砲発見までの記録と、長州砲
についての解説、また、最初の返還交渉が拒絶されたことまでの経緯が詳細に記されている。/大砲接収の背景>文久3
年(1863)、長州は攘夷に沸いており、海峡を渡る外国船に対して発砲するという行為を繰り返していた。攘夷を強行する
長州藩に対し、英国艦隊を主力とする仏・米・蘭の四国連合艦隊は元治元年(1864)8月5日、17隻の軍艦を海峡に集結さ
せ、報復戦を展開した。アームストロング砲など、当時の最新兵器を装備した連合艦隊は長州藩の各台場を瞬く間に沈
黙させ、続いて二千人の陸戦隊を上陸させた。陸上戦でも優位に立った連合軍は台場を占拠・破壊し、戦利品として大砲
を接収した。
資料ID 書籍名
146
VOYAGE LOG(私の航海日誌)
作家名
古川 薫
数量 出版社
1
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
私家版
46
後にみなと山口合同新聞社から発行される『私の航海日誌 VOYAGE LOG――7つの海を行く創作ノート』の、私家版。ク
リアブックに1枚ずつプリントアウトされた記事が挟み込まれており、そのまま単行本のレイアウトになったことがうかがえ
る。古川薫が友人に贈ったもの。
45
昭和41年(1966)、新聞社の特派員として、古川薫はスペイン領カナリア諸島に取材旅行へ旅立った。このときの取材は
『正午位置(アット・ヌーン)』『幻のザビーネ』(いずれも文藝春秋社刊)、『砂漠の魚群』(中央公論事業出版・自費)などの
作品として結実していた。しかし、アフリカ港から東京湾に帰着するまでの航海記録を活字にしたいと、平成17年(2005)9
月、実に航海から40年近い歳月を経て、当時の手帖をめくりながら記憶を復元し、まとめたもの。/昭和41年5月30日、ラ
ス・パルマス港を離れてから、7月12日に東京に帰着、投錨するまでの43日分(6月1,2日の記録はない)の航海記録
(VOYAGE LOG)。
244
短編集/装丁>井上正篤/所収作品(初出)>海贄考(『問題小説』昭和54年7月号)/悪い鏡(『問題小説』昭和53年8月
号)/浮寝の骨(『別冊小説宝石』昭和52年夏季号)/硝子のライオン(『問題小説』昭和55年4月号)/幻鯨 (『小説新潮』
昭和49年9月号)/月下殺生(『別冊小説新潮』昭和48年秋季号)/外道狩り(『週刊小説』昭和52年6月17日号)/火藪記
(『問題小説』昭和54年12月号)
249
初出は文芸誌「小説現代」昭和48年(1973)3月号。この作品で第69回直木賞の候補となった。この作品について語った言
葉が、この表紙の袖部分に、次のように記載されている。/ 『罪喰い(シン・イーティング)』という死者儀礼は、作品の冒
頭にも掲げた如く、ウェルズの古式として現実に存在するそうである。存在するということだけを私は知っていた。『罪喰
い』という言葉の劇的な感じが忘れられなかったのだろう。この言葉を使って、最初私は、日本の江戸末期あたりの地方
小藩の農村に一つの時代話を創りあげたいと思っていた。一方、十二神将についても、いつか何か書きたいと漠然
と考えていた。どちらも、いっこうに私の中では捗らない、発酵しはじめぬ、二つの無関係な素材であった。――(中略)―
―(二つの素材の)仲継ぎは、万葉集が果たしてくれた。(『罪喰い』/講談社刊表紙袖より抜粋)
1971/8/4
235
短編集。装幀>桑田雅一/所収作品>獣林寺妖変/ニジンスキーの手/禽獣の門/殺し密狂い密/デビュー作「ニジンス
キーの手」に続く第二作目。文芸誌「小説現代」の昭和46年(1971)2月号に掲載された。舞台は京都、歌舞伎の女形(お
やま)である二人の青年を主人公に展開される物語。あらすじ>京都洛北獣林寺にある血天井から、真新しい血液反応
が出た。それは間違いなく人のものであることも確認され、そのニュースを知った努(つとむ)は、失踪した友人・崇夫(た
かお)のものであると確信する。崇夫は女形を極めようと、形振り構わぬ努力を重ねていた。悩み抜く崇夫を救おうと、努
は一人の人物を紹介する。しかしそれこそが、崇夫を決潰に追い込む一事となってしまう。
1975/1/10
268
短編集。装幀>山下秀男/所収作品(初出)>美神たちの黄泉(『野生時代』昭和49年10月号)/万葉の甕(『週刊小説』昭
和47年10月20日号)/黒潮の魔軍(『週刊小説』昭和49年7月26日号)/草薙剣は沈んだ(『別冊小説宝石』昭和49年8月盛
夏特別号)/カツオノエボシ獄(『問題小説』昭和49年11月号)
2005/4/10
147
私の航海日誌 -7つの海を行く創
古川 薫
作ノート
1
みなと山口合同
新聞社
148
古代史ミステリー傑作選
1
河出書房新社
1989/2/4
149
前代未聞の推理小説集
1
双葉社
1993/8/15
150
闇に立つ剣鬼
1
講談社
1995/9/15
151
江戸風鈴恋物語 -時代小説傑作選
1
講談社
1996/9/15
1
光文社
1998/10/15
1
光風社出版
1999/4/5
日本文芸家協会
1
光風社出版
1999/7/1
日本文芸家協会
1
講談社
1999/9/15
日本文芸家協会
1
光風社出版
1999/10/1
徳間文庫編集部
1
徳間書店
1999/11/15
152
153
154
155
156
157
夢がたり大川端 ‐新選代表作時代
小説(15)
血汐花に涙降る -新選代表作時
代小説(17)
剣侠しぐれ笠 ―新選代表作時代
小説(18)
美女峠に星が流れる -時代小説傑
作選
江戸恋い明け烏 -新選代表作時
代小説
剣光、閃く!(問題小説傑作選(4)
剣戟小説編)
日本文芸家協会
1
2005/9/15
158
秘剣「出撃」(短編集)
1
光文社
1989/11/20
159
影武者「奇謀の島」改題。短編集)
1
光文社
2002/7/20
160
宮本武蔵 -幻談・二天光芒
1
光文社
2003/6/20
161
海潮寺境内の仇討ち(短編集)
1
光文社
2004/2/20
163
士魂の光芒 -時代小説最前線
1
新潮社
1997/9/1
164
海贄考
赤江 瀑
1
徳間書店
165
海峡 -この水の無明の眞秀ろば
赤江 瀑
1
白水社
166
罪喰い
赤江 瀑
1
1
1983/8/10
講談社
167
獣林寺妖変
赤江 瀑
1
講談社
168
美神たちの黄泉
赤江 瀑
1
角川書店
1980/7/31
1974/3/12
1
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
169
アンダルシア幻花祭
赤江 瀑
1
講談社
1
1980/11/15
266
短編集。装幀>伊達正則/所収作品(初出)>アンダルシア幻花祭(『小説現代』昭和51年9月号)/刀花の鏡(『小説現代』
昭和52年2月号)/五月の鎧(『小説現代』昭和53年6月号)/音楽室の岬(『小説現代』昭和54年2月号)/獣心譜(『小説現
代』昭和55年6月号)
170
春喪祭
赤江 瀑
1
徳間書店
1
1978/3/10
252
短編集。人形>清 由理亜+我妻將吾/人形撮影>吉池一輝/装幀>井上正篤/所収作品(初出)>夜の藤十郎(『小説
歴史』昭和50年冬号)/春喪祭(『太陽』昭和51年4月号)/宦官の首飾り(『問題小説』昭和51年6月号)/文久三年五月の
手紙(『問題小説』 昭和52年6月号)/百幻船(『問題小説』昭和52年9月号)/七夜の火(『問題小説』昭和53年3月号)
短編集。装幀>三尾公三/所収作品(初出)>鬼会(『小説新潮』昭和56年4月号)/嬥歌の羽(『小説宝石』昭和57年2月
号)/アマゾンの春の魚(『週刊小説』昭和50年5月30日号)/裸の森番(『週刊小説』昭和55年12月12日号)/汐の雄身(『小
説現代』昭和52年3月号「汐の雄蘂」改題)/朝妻詣で(『小説現代』昭和54年9月号)/夜叉の舌 (『小説現代』昭和53年3
月号)
短編集。装画>板東壮一/A・D>坂田政則/所収作品>悪魔好き/劇画を描く少年考/永仁五年三月の刀/冬のジャガー
/月曜日の朝やってくる/悪魔恋祓い/光悦殺し/野ざらし百鬼行
171
鬼会
赤江 瀑
1
講談社
1
1982/5/27
217
172
野ざらし百鬼行
赤江 瀑
1
文藝春秋
1
1977/7/20
240
173
ポセイドン変幻
赤江 瀑
1
角川書店
1
1975/6/20
261
短編集。装画>城景都/所収作品>恋牛賦/春猿/ポセイドン変幻/ホタル闇歌/灯籠爛死行/八月は魑魅と戯れ
174
風葬歌の調べ
赤江 瀑
1
実業之友社
1
1982/9/25
240
装画>此木三男/装幀>サン・プランニング/初出>週刊小説(昭和56年3月27日号~昭和56年12月18日号まで)連載
175
原生花の森の司
赤江 瀑
1
文藝春秋
1
1980/6/10
237
装幀>司修
176
舞え舞え断崖
赤江 瀑
1
講談社
1
1981/7/6
177
アポロン達の午餐
赤江 瀑
1
文藝春秋
1
1978/3/30
178
絃歌恐れ野
赤江 瀑
1
文藝春秋
1
1979/1/30
179
熱帯雨林の客
赤江 瀑
1
講談社
1
1976/8/24
短編集。装幀>磯野宏夫/所収作品(初出)>女形の橋(おんながたのはし)(『小説推理』昭和56年1月号)/水鏡の宮(み
ずかがみのみや)(『小説宝石』昭和56年2月号)/耀い川(かがよいがわ)(『素敵な女性』昭和55年11月号)/舞え舞え断
崖(まえまえだんがい)(『小説現代』昭和53年1月号)/悪戯みち(いたずらみち)(『小説現代』昭和52年11月号)/柩の都
(ひつぎのみやこ)(『小説現代』昭和52年4月号)/黒馬の翼に乗りて(くろうまのつばさにのりて)(『小説現代』昭和52年5
月号)
230
短編集。装幀>建石修志/所収作品(初出)>アポロン達の午餐(『小説現代』昭和49年1月号「アポロン達の昼」改題)/
シヴァの暴風(『小説現代』昭和48年5月号)/双頭の動物の門(『高二コース昭和51年9月号~昭和52年1月号)/彷徨える
魔王(『別冊小説新潮』昭和48年春季号)
短編集。装幀>司 修/所収作品(初出)>弦歌恐れ野(『オール讀物』昭和53年4月号掲載「弦歌」改題)/アリアドネの糸
(『週刊文春』昭和51年12月9日号)/江戸の鷗(『小説新潮』昭和51年10月号)/ケモノ猫(『小説新潮』昭和52年8月号)/卯
月恋殺し(『問題小説』昭和51年4月号)/ジブラルタルの短剣(『小説新潮』昭和52年12月号)/花帰りマックラ村(『別冊小
説新潮』昭和53年冬季号)/馥しい骨(『オール讀物』昭和53年10月号)
258
短編集。装画>此木三男/装幀>井上正篤/所収作品(初出)>恋怨に候て(『小説現代』昭和50年8月号)/ホルンフェル
スの断崖(『別冊小説現代』昭和48年初夏号)/花曝れ首(『小説現代』昭和50年11月号)/影の風神(『小説現代』昭和49
年12月号)/熱帯雨林の客(『小説現代』昭和51年3月号)
180
春泥歌
赤江 瀑
1
講談社
1
1983/12/7
252
短編集。題字>赤江瀑/装幀>磯野宏夫/所収作品(初出)>春泥歌(『別冊小説現代』昭和57年初夏号)/砂の眠り(『小
説宝石』昭和57年10月号)/春眠(『ショートショートランド』昭和58年3月号)/オオマツヨイクサよ(『別冊小説新潮』昭和50
年10月号)/春の寵児(『小説宝石』昭和58年2月号)/朝の廊下(『週刊小説』昭和57年12月31日号)/平家の桜(『週刊小
説』昭和54年3月2日号)/耳飾る風(『週刊小説』昭和54年10月12日号)/虚空の馬(『小説現代』昭和58年2月号)/金襴抄
(『小説現代』昭和57年2月号)
181
上空の城
赤江 瀑
1
角川書店
1
1977/7/31
191
装幀>横尾忠則/あらすじ>日本の城を訪ね歩いていた少年は、不思議な雰囲気を持った少女と出会う。彼女は記憶の
中にある「黒い城」を求め、日本中の城という城を探し歩いていた。様々な可能性を考察しながら、やがて二人は「黒い
城」の正体に辿り着く。
182
蝶の骨
赤江 瀑
1
徳間書店
1
1977/2/10
278
装幀・扉絵>中原脩
256
初出は文芸誌「野生時代」昭和49年(1974)7月号。第1回角川小説賞受賞作品。昭和61年(1989)に監督・成島東一郎、
製作・角川春樹により映画化された。表題の「オイディプス」は、ギリシャ神話に登場する人物名。「父親を殺害し、母親と
結婚することになる」という神託を受けた彼は、その神託を回避するために手段を講じたものの、結局はその通りとなって
しまう。苦悩の末に自らの両目をえぐり、放浪の旅へと出た人物。/あらすじ>夏の陽光が燦めくある夏の日の午後。庭で
昼寝をしていた研師(とぎし)の身体に、日本刀『次吉(つぐよし)』が刺さり、殺害されていた。それを知った母はその刀で
胸を刺し、続いて父は割腹自殺を遂げる。残された三人の息子たちはばらばらになり、大迫家は瓦解した。あの事件はな
んだったのか――押収されたはずの刀『次吉』をめぐり、過去の真相を探っていく。
183
オイディプスの刃
赤江 瀑
1
角川書店
1
1974/10/5
184
アニマルの謝肉祭
赤江 瀑
1
主婦と生活社
1
1978/8/15
185
青帝の鉾
赤江 瀑
1
文藝春秋
1
1977/5/20
作品初出>『JUNON』1975年7月~1977年6月号連載
238
短編集。装画>今村幸生「婉妃踏顔圖」より/A・D>坂田政則/所収作品>青帝の鉾/夜よ禁めなき旗なき/虹色の翅の
闇/アヘンの馬/雪花葬刺し
資料ID 書籍名
186
鬼恋童
作家名
赤江 瀑
数量 出版社
1
講談社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1976/2/22
187
荊冠の耀き
赤江 瀑
1
徳間書店
1
1987/2/28
188
妖精たちの回廊
赤江 瀑
1
中央公論社
1
1981/1/25
253
短編集。装幀>建石修志/所収作品(初出)>鬼恋童(『小説現代』昭和48年9月号)/阿修羅花伝(『小説現代』昭和48年
12月号)/闇絵黒髪(『小説現代』昭和49年6月号)/炎帝よ叫べ(『別冊小説現代』昭和47年早春号)/寝室のアダム(『小説
現代』昭和49年9月号)
272
短編集。装幀>熊谷博人/所収作品(初出)>荊冠の耀き(『週刊小説』1987年9月1日「荊飾りの冠と海」を改題)/午睡の
庭(『問題小説』1982年1月号)/水恋鳥よ(『問題小説』1983年10月号)/夜な夜なの川(『問題小説』1985年12月号)/鏡の
中空(『問題小説』1984年7月号)/二枚目の首(『問題小説』1982年12月号)/黒衣の渚 (『問題小説』1981年8月号)/空
華の森(『小説宝石』1985年9月号)/四月に眠れ(『週刊小説』1985年4月19日号)
189
十二宮の夜
赤江 瀑
1
講談社
1
1984/12/15
256
短編集。装幀>藤本蒼著/所収作品(初出)>春の鬣(『野生時代』昭和56年1月号「闘春歌」改題)/奏でる艀 (『小説
新潮』昭和59年9月号)/驕児(『野生時代』昭和55年4月号)/火器なれば(『週刊小説』昭和57年5月21日号)/夜行杯の雫
(『小説現代』昭和56年2月号)/白骨の夏(『週刊小説』昭和57年8月27日号)/桃源(『別冊婦人公論』昭和58年冬号)/闘
牛場は影(『小説現代』昭和51年11月号)/十二宮の夜(『小説現代』昭和52年1月号)
190
遠臣たちの翼
赤江 瀑
1
中央公論社
1
1986/10/20
286
短編集。装幀>岡田嘉夫/所収作品(初出)>元清五衰(『別冊婦人公論』1985年冬号)/躍れわが夜(『別冊婦人公論』
1985年秋号)/春睡る城(『別冊婦人公論』1986年春号)/しぐれ紅雪(『別冊婦人公論』1986年冬号)/日輪の濁り(『別冊
婦人公論』1985年春号)
191
巨門星 天の部
赤江 瀑
1
文藝春秋
1
1981/12/20
308
装幀>司 修/作品初出>『中国新聞』ほか。昭和53年11月11日~54年10月20日
1984/6/15
245
初出は文芸誌「小説宝石」昭和56年(1981)7月号。赤江瀑は「八雲が殺した」「海峡」の二作品で、第12回泉鏡花文学賞
受賞を受賞した。/あらすじ>小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の怪談の中に、「茶わんのなか」という短編作品がある。八
雲の作品には原点となる物語が存在することが多く、この作品も「新著聞集」の一話を粉本としている。この話をそっくり土
台としてして使用しているにも関わらず、原話と「茶わんのなか」とでは趣が異なる。それは八雲によって抹殺された、「あ
る一文」のためだ、と学生だった主人公は指摘する。消された一文こそこの作品の「花」ととらえる主人公は、その一文が
消されたことに対し、一時歯がゆい思いでいたが、やがては忘れてしまう。しかし、時を経てこの作品と邂逅したとき、主人
公は作品と現実とのあわいを生き始める。/※泉鏡花文学賞>泉鏡花生誕の地、金沢市が主催する文学賞。昭和48年
(1973)に制定された。毎年8月1日を基準日とし、それまでに刊行された小説や戯曲などの単行本が対象とされる。
192
八雲が殺した
赤江 瀑
1
文藝春秋
193
正倉院の矢
赤江 瀑
1
文藝春秋
1
1976/9/15
273
短編集。装幀>司修/所収作品(初出)>正倉院の矢(『オール讀物』昭和50年7月号)/シーボルトの洋燈(『小説新潮』昭
和50年7月号)/蜥蜴殺しのヴィナス(書下し)/京の毒・陶の変(『小説現代』昭和47年1月号)/堕天使の羽の戦ぎ(『別冊
小説新潮』昭和49年夏季号)
194
香草の船
赤江 瀑
1
中央公論社
1
1990/3/20
197
装幀>岡田嘉夫/初出>『別冊婦人公論』1989年夏号掲載
短編集。所収作品(初出)>アルマンの奴隷(『野生時代』昭和53年6月号)/卒塔婆源君(『野生時代』昭和54年9月号)
/破浪神の夢(『野生時代』昭和53年1月号)/脂粉の御子の頸(『野生時代』昭和54年1月号)/百魔(『小説新潮』昭和
60年11月号)/影の訪れ(『小説新潮』昭和61年7月号)/除夜の孔雀(『小説新潮』昭和63年2月号)/禁花(『月刊カドカ
ワ』昭和60年5月号)/遊べ兜や剣の光(『小説現代』昭和60年5月号)/忍夜恋曲者(『すばる』昭和63年10月号)
195
アルマンの奴隷
赤江 瀑
1
文藝春秋
1
1990/1/30
274
196
ガラ
赤江 瀑
1
白水社
1
1989/11/10
252
197
198
光堂
風幻 京都小説集其の壱
赤江 瀑
赤江 瀑
1
1
徳間書店
立風書房
1
1
1991/6/30
1992/11/14
285
短編集。装幀>熊谷博人/所収作品(初出)>美酒の満月(『問題小説』昭和63年2月号)/逢魔が時の犀(『問題小説』昭
和63年9月号)/燁燁庭(ようようてい)の幻術(『コットン』昭和63年12月号)/青毛(『問題小説』平成元年新春号)/雛の夜
あらし(『問題小説』平成元年4月号)/夜市 (『問題小説』平成元年9月号)/光堂(『問題小説』平成2年2月号)/艶めかし
い夜(『問題小説』平成2年8月号)/青き鬼恋うる山(『問題小説』平成3年2月号)
590
短編集。装幀>菊池信義/装画>若生秀二/所収作品>ニジンスキーの手/禽獣の門(きんじゅうのもん)/花夜叉殺し
(はなやしゃごろし)/虹色の翅の闇(にじいろのはねのやみ)/千夜恋草(せんやこいくさ)/ジブラルタルの短剣(じぶらる
たるのたんけん)/卯月恋殺し(うづきこいごろし)/花曝れ首(はなされこうべ)/猫(ねこ)/黒堂(くろどう)/忍夜恋曲者(し
のびよるこいはくせもの)/水鏡の宮(みずかがみのみや)/舞え舞え断崖(まえまえだんがい)/刀花の鏡(とうかのきょう)
/青帝の鉾(せいていのほこ)/殺し密狂い密(ころしみつくるいみつ)>巻末/赤江作品・京都の旅/匂い立つ古都幻想華
の文学Ⅰ 竹部忠夫
資料ID 書籍名
199
200
夢跡 京都小説集其の弐
月迷宮
作家名
赤江 瀑
赤江 瀑
数量 出版社
1
1
立風書房
徳間書店
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1992/11/14
1993/8/31
589
短編集。装幀>菊池信義/装画>若生秀二/所収作品>獣林寺妖変(じゅうりんじようへん)/恋牛賦(れんぎゅうふ)/春
喪祭しゅんそうさい)/馥しい骨(こうばしいほね)/八月の蟹(はちがつのかに)/硝子のライオン(がらすのらいおん)/雪華
葬刺し(せっかとむらいざし)/夜の藤十郎(よるのとうじゅうろう)/百魔(ひゃくま)/葡萄果の藍暴き昼(ぶどうかのあいあら
きひる)/柩の都(ひつぎのみやこ)/寝室のアダム(しんしつのあだむ)/十二宮の夜(じゅうにきゅうのよる)/隠れ川(かく
れがわ)/罪喰い(つみくい)/阿修羅花伝(あしゅらかでん)/巻末>赤江作品・京都の旅/匂い立つ古都幻想華の文学Ⅱ
竹部忠夫
272
短編集。装画>岡田嘉夫/装幀>秋山法子/所収作品(初出)>月迷宮(『問題小説』1992年10月号)/瑠璃抄(『問題小
説』1991年8月号)/伽羅の燻り(『問題小説』1992年6月号)/階段の下の暗がり(『問題小説』1993年2月号)/緑陰の恐れ
(『小説宝石』1992年6月号)/鸚鵡の年(『小説春秋』1983年9月号)/アネモネの国(『アサヒ芸能』1991年6月6日~6月27
日号)/華燭の舟(『小説NON』1993年3月号)/華厳(『小説宝石』別冊1991年初冬特別号)/櫻のあとさき(『問題小説』
1992年2月号)/海婆たち(『問題小説』1993年6月号)
短編集。装幀>菊地信義/所収作品(初出)>霧ホテル(『小説宝石』1995年10月号)/隠れ川 (『小説新潮』1992年1月
号)/眠る劇場(『オール讀物』1991年7月号)/宵宮(よみや)の変(『問題小説』1995年8月号)/夢違え詣で(『小説新潮』
1991年5月号)/恭恭しき春(『問題小説』1994年4月号)/桔梗色の火のけむり(『別冊婦人公論』1984年秋号)/闇の渡り
(『小説現代』1993年3月号)/辛紅の眠り(『別冊小説宝石』1994年秋号)/愛しき影よ(『読売新聞』1989年4月22日)/星月
夜の首(『婦人公論』1985年11月臨時増刊号)/龍の訪れ(『別冊小説宝石』1987年8月号)
短編集。装幀>菊池千賀子/装画>仁科恵実/所収作品>弄月記(ろうげつき)/恋川恋草恋衣(こいかわこいくさこいご
ろも)/秘夜長夜(ひやちょうや)/狐の鼓(きつねのつづみ)/しびれ姫(しびれひめ)/徒しが原(あだしがはら)/魔(ま)/シ
ロップの池の魚(しろっぷのいけのさかな)/坂(さか)/帰舟戯夜(きしゅうぎや)/寵童(ちょうどう)/蘭灯の招き(らんとうの
まねき)
201
霧ホテル
赤江 瀑
1
講談社
1
1997/8/27
202
弄月記
赤江 瀑
1
徳間書店
1
1997/9/30
313
203
星踊る綺羅の鳴く川
赤江 瀑
1
講談社
1
2000/2/14
190
装幀>横尾忠則
333
短編集。装幀>井上正篤/所収作品(初出)>巨象の如く(『問題小説』2002年2月号)/捨小舟 (『問題小説』1999年7月
号)/刃艶(『小説宝石』1999年11月号)/射干玉の(『問題小説』2001年9月号)/白帝の奥庭(『問題小説』1997年11月号)/
雀色どきの蛇(『問題小説』2001年2月号)/櫻瀧(『問題小説』2000年5月号)/儚儚セレナーデ(『問題小説』1998年4月号)
/飛鳴 (『問題小説』1998年9月号)/奏でる瑠璃(『燭台』1号1998年12月)/日ぐらし御霊門(『問題小説』2002年10月号)
204
205
日ぐらし御霊門
赤江 瀑
オルフェの水鏡 赤江瀑エッセイ鈔 赤江 瀑
1
1
徳間書店
文藝春秋
2003/4/30
1
1988/1/30
409
エッセイ集。装幀>司 修/所収作品(初出)>日ざかりの囲い(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月14日)/涼し
い地平『酒』((「打酒の歌一首」改題)昭和62年1月)/スペインの魚(『小説現代』「酔いざめ日記」昭和54年1月)/首塚の
酒(『酒』昭和57年27周年記念号)/天の美禄(『オール讀物』昭和58年8月号)/屠蘇(『毎日新聞』夕刊「視点」昭和57年1
月6日)/風狂の途(『旅』昭和56年10月号)/旅は風(『酒』昭和53年5月号)/旅心(『小説WOO』昭和61年5月)/柔らかい緑
いろの空(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月16日「私の呪文」改題)/つれづれの書(『朝日新聞』夕刊「しごと
の周辺」昭和60年2月7日)/ことばの花(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月15日)/花伝書を捨てて(『青春と読
書』(集英社)昭和49年5月/藝は下手の名をとるべし(『望星』(東海教育研究所)昭和53年6月)/下手の名(『国税ひろし
ま』(広島国税局)昭和57年11月№854)/根からなきものなり(『毎日新聞』夕刊「視点」昭和57年2月17日)/南山のほとり
(『小説WOO』昭和62年11月)/月夜の晩にピエロどの(『毎日新聞』昭和59年10月23日「秋の客」改題)/秋心(『新刊
ニュース』昭和61年11月)/漫な時空『謡曲全集・6』月報(中央公論社)昭和60年2月/世阿弥(『歴史の群像・10・創造』(集
英社)昭和59年7月)/歌舞伎死生の書(『The Book Review Press』(図書新聞)昭和48年7月7日)/歌舞伎断腸(『青春と
読書』昭和49年10月)/歌舞伎夢想(『出版ダイジェスト』昭和60年5月11日)/伽羅先代萩『マダム』昭和58年4月/切り穴
(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月13日/シーラカンスの歌舞伎(『国立劇場ニュース』昭和50年6月)/セリフ
が戻ってくる日(『理想』昭和60年10月)/アンダルシア紀行抄(『世界の旅路・スペイン篇』(千趣会)昭和54年2月)/ライオ
ンの中庭の怪『ジュノン』(主婦と生活社)昭和51年11月)/ある別れの顔(『オール讀物』昭和56年5月)/白露地(『藝術新
潮』昭和51年8月)/変幻の花の香を生け捕る(『世界の旅路・フランス篇』(千趣会)昭和52年12月)/幻界の狩人たち(『世
界の化粧品』(朝日新聞社)昭和53年4月)/わが街、蠱惑(『四季日本の旅・12・山陰・山口』(集英社)昭和59年5月)/ある
故郷(『京都新聞』昭和61年4月30日)/椿の花の木の下の闇(『毎日新聞』夕刊「視点」昭和57年2月10日)/春の前触れ
(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月12日)/無限の連鎖(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月9日)/
活力の眺め)(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月4日)/万華鏡の水域(『瀬戸内ミステリ傑作選』巻頭文(河出
出版)昭和62年10月)/焼けきれているフィルム(『下関空襲の記録・カンナ炎える夏』昭和60年7月)/田舎の芝居のふしぎ
(『新刊ニュース』昭和50年2月)/文章への反き(『青春と読書』昭和49年3月)/萩無残(『旅』昭和50年1月)/源平絵のフェ
アリ(『藝術新潮』昭和59年11月「源氏平家が集う八百年記念パーティ」改題)/台風(『朝日新聞』夕刊「山水鳥話」昭和62
年8月28日)/魅惑の楽音(『旅』(日本交通公社)昭和60年8月)/血天井雑感(『歴史読本・別冊』創刊2号昭和50年10月)/
永代現在劇――お家騒動(『人物群像・日本の歴史・元禄と享保』(学習研究社)昭和52年11月)/一つの笛(『毎日新聞』
夕刊「視点」昭和57年3月10日)/五右衛門みちの牙(『毎日新聞』夕刊「視点」昭和57年1月13日)/舌切り茶屋の冬(『毎日
新聞』夕刊「視点」昭和57年1月20日)/鳥辺野のこと(『毎日新聞』夕刊「視点」昭和57年3月24日)/大悲山の難関(『別冊
ジューン・日本古寺めぐりの旅』(主婦と生活社)昭和53年8月)/近松屋敷の蛍(『歴史読本・スペシャル』昭和60年8月)/
花所望のこと(『問題小説』昭和62年1月)/風媒の歌鈔 1青春の中で(『読売新聞』(「読売歌壇・俳壇」)昭和62年5月5
日)/ 2恋の重荷(『読売新聞』(「読売歌壇・俳壇」)昭和62年5月12日)/ 3大いなる結界(『読売新聞』(「読売歌壇・俳
壇」)昭和62年5月19日)/ 4精強き花(『読売新聞』(「読売歌壇・俳壇」)昭和62年5月26日)/桃源郷の罠(『劇場』(西武劇
場)昭和52年1月)/あやかしの鼓への辞(『パルコ・西武劇場プログラム』昭和56年11月)/アヘン或る追懐(『文学座公演・
劇場プログラム』昭和59年6月)/黒檀の馬の空(『文藝春秋デラックス』昭和50年2月)/花前の京で(『京都新聞』昭和61年
4月2日)/花の虐刃(『野生時代』昭和51年5月)/熊が出る夢(『小説WOO』昭和61年3月)/世阿弥の屏風(『国立能楽堂・
29号』(国立劇場)昭和61年1月)/劇的な悔い(『別冊小説新潮』昭和50年4月)/引出しの中(『小説新潮』昭和50年4月)/
資料ID 書籍名
205
作家名
オルフェの水鏡 赤江瀑エッセイ鈔 赤江 瀑
数量 出版社
1
文藝春秋
206
戯場国の森の眺め
赤江 瀑
1
文藝春秋
207
狐の剃刀
赤江 瀑
1
徳間書店
208
赤江瀑の「平成」歌舞伎入門
赤江 瀑
1
学習研究社
209
灯籠爆死行 赤江瀑短編傑作選〈恐
赤江 瀑
怖編〉
1
光文社
故郷(『京都新聞』昭和61年4月30日)/椿の花の木の下の闇(『毎日新聞』夕刊「視点」昭和57年2月10日)/春の前触れ
(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月12日)/無限の連鎖(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月9日)/
活力の眺め)(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月4日)/万華鏡の水域(『瀬戸内ミステリ傑作選』巻頭文(河出
出版)昭和62年10月)/焼けきれているフィルム(『下関空襲の記録・カンナ炎える夏』昭和60年7月)/田舎の芝居のふしぎ
版表示 発行年月日 ページ数 (『新刊ニュース』昭和50年2月)/文章への反き(『青春と読書』昭和49年3月)/萩無残(『旅』昭和50年1月)/源平絵のフェ
公開解説
アリ(『藝術新潮』昭和59年11月「源氏平家が集う八百年記念パーティ」改題)/台風(『朝日新聞』夕刊「山水鳥話」昭和62
1
1988/1/30
409
年8月28日)/魅惑の楽音(『旅』(日本交通公社)昭和60年8月)/血天井雑感(『歴史読本・別冊』創刊2号昭和50年10月)/
永代現在劇――お家騒動(『人物群像・日本の歴史・元禄と享保』(学習研究社)昭和52年11月)/一つの笛(『毎日新聞』
夕刊「視点」昭和57年3月10日)/五右衛門みちの牙(『毎日新聞』夕刊「視点」昭和57年1月13日)/舌切り茶屋の冬(『毎日
新聞』夕刊「視点」昭和57年1月20日)/鳥辺野のこと(『毎日新聞』夕刊「視点」昭和57年3月24日)/大悲山の難関(『別冊
ジューン・日本古寺めぐりの旅』(主婦と生活社)昭和53年8月)/近松屋敷の蛍(『歴史読本・スペシャル』昭和60年8月)/
花所望のこと(『問題小説』昭和62年1月)/風媒の歌鈔 1青春の中で(『読売新聞』(「読売歌壇・俳壇」)昭和62年5月5
日)/ 2恋の重荷(『読売新聞』(「読売歌壇・俳壇」)昭和62年5月12日)/ 3大いなる結界(『読売新聞』(「読売歌壇・俳
壇」)昭和62年5月19日)/ 4精強き花(『読売新聞』(「読売歌壇・俳壇」)昭和62年5月26日)/桃源郷の罠(『劇場』(西武劇
場)昭和52年1月)/あやかしの鼓への辞(『パルコ・西武劇場プログラム』昭和56年11月)/アヘン或る追懐(『文学座公演・
劇場プログラム』昭和59年6月)/黒檀の馬の空(『文藝春秋デラックス』昭和50年2月)/花前の京で(『京都新聞』昭和61年
4月2日)/花の虐刃(『野生時代』昭和51年5月)/熊が出る夢(『小説WOO』昭和61年3月)/世阿弥の屏風(『国立能楽堂・
29号』(国立劇場)昭和61年1月)/劇的な悔い(『別冊小説新潮』昭和50年4月)/引出しの中(『小説新潮』昭和50年4月)/
仕事場のこと(『毎日新聞』夕刊「視点」昭和57年3月31日)/無言劇(『小説現代』昭和51年5月)/私の記念日(『小説新潮』
昭和61年2月)/筆の文句(『IN・POKET』(講談社)昭和60年8月)/同姓同名(『オール讀物』昭和50年10月)/水の世界
(『小説現代』昭和62年4月)/二十歳の原点(『小説新潮』昭和48年5月)/非常持出し(『小説新潮』昭和52年5月)/後輩の
手紙(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月8日)/手(『朝日新聞』夕刊「しごとの周辺」昭和60年2月5日)/癪と種
と花(『小説現代』昭和52年8月)/火と水と草花の儀礼(『青春と読書』(集英社)昭和49年1月)/夜がくれば東京(『青春と
読書』(集英社)昭和48年11月)/人体の密林の賑わい(『毎日新聞』夕刊「視点」昭和57年2月24日)/夏日徒然(『青春と
読書』(集英社)昭和49年9月)/踊れ、と彼が言ったような(『家庭画報』昭和58年8月)/薔薇館(『講談社文庫』解説昭和52
年4月)/大いなる幻影(『講談社文庫』解説昭和53年8月)/嵐徳三郎・頌(『嵐徳三郎写真集』昭和48年8月)/狙われてい
る鑑賞者(『岡田嘉夫おんな絵草紙』(講談社)昭和49年10月)/津和野城(『探訪日本の城・7・山陰道』(小学館)昭和53年
1月)/滅びない生命の楽音(『探訪日本の古寺・15・九州四国』(小学館)昭和26年2月)/高松玉藻城(『日本の城下町・
10・四国』(ぎょうせい)昭和56年12月)/冬の書院庭(『探訪日本の庭・2・山陰――名庭紀行』(小学館)昭和54年6月)/春
を探す(『京都新聞』昭和61年4月16日)
1996/7/10
278
エッセイ集。装画>上野憲男/装丁>上野和子/所収作品>出端の花/恐ろしい道/女形の魔道/夢幻泡影/根からなきも
の/和事師の名/役者の白刃/心の切刃/海千山千の都/色と砂/名人と上手と/性根より出る道/あり得べき顔/仕勝手の
厄介/人の気/蘭奢侍/不行儀の歳月/初心のこと(1)~(4)/男時・女時/秘すれば花/せぬところが面白き/禁めのある
情景/動かぬこと/劇場のみち/幻影の往還道/形なき姿/離見の見/踊りと地芸/野等の塵場/雪の鳴物/化かす力/皮・
肉・骨の花/あやめの扇子/衆人愛敬/変妙来な怪物/井筒と檜垣/団子を喰うとき/一等星の役者/面の眼の穴/見と聞/
無文の能/空舞台/師走の朱夏/出会いと入り口/二界の役者/終りの口伝/引込みの華(以上、『西日本新聞』平成7年11
月3日~平成8年1月4日掲載)/面の裏の綺羅『幽玄・毛利家伝来の能面と装束』展図録の序文 昭和63年4月/あやかし
の能の領土『道成寺』「別冊太陽」(日本のこころ79) 平成4年10月/或る揺籃の国の女『婦人画報』平成6年7月号/或る
舞のこと『日本近代文學館』平成6年7月/いまだ見ぬ千本桜『演劇界』(特集歌舞伎のライバル光と影)平成8年2月号/京
鹿子娘道成寺『演劇界』(丸本歌舞伎)平成7年1月臨時増刊号/魔法の花『演劇界』(女形の美)平成2年6月増刊号/千本
桜の三役のこと『演劇界』(歌舞伎名作舞踏)平成3年12月新春特大号/劇場の道『小説現代』昭和63年6月号/「双面」の
吉右衛門『図書新聞』平成3年12月28日、4年1月1日/怪の芸能『郡司正勝刪定集』第一巻・月報 平成2年11月/魔法の
禱り『ニジンスキー神の道化』ジョルジュ・ドン主演 1991年日本公演・プログラム/陶林花風燦燦の記『陶芸のふるさと』青
人社刊 昭和63年5月/美の国へのみち『やきものの里』講談社刊 平成2年7月/貫入。あるいは、梅花皮『芸術新潮』 平
成3年8月号/血の陥穽『芳年―狂懐の神々』横尾忠則編集への寄稿文 平成元年4月/難攻不落の城の企み『サント
リー・クォータリー』昭和62年29号。「虚無への供物」書評より/短歌行『読売新聞』平成元年2月10日/過客の手土産『読売
新聞』平成元年6月30日/熱狂のこと『読売新聞』平成元年4月28日/ある寒気『読売新聞』平成元年1月20日/残心『読売
新聞』平成元年2月3日/うろ有漏のこと『読売新聞』平成元年4月14日/虚空へのぼる『青春と読書』平成6年11月号/住ま
いの虚と実『住宅金融月報』平成4年2月号
1
2007/4/30
365
短編集。装幀>松昭教/所収作品(初出)>狐の剃刀(『問題小説』2006年11月号)/静狂記(『問題小説』2004年6月号)/
阿修羅の香り(『問題小説』2004年2月号)/牙の扇(『問題小説』2005年10月号)/緑青忌 (『問題小説』2004年9月号)/玉
の緒よ(『問題小説』2006年2月号)/ダンサーの骨(『問題小説』2005年1月号)/夜を籠めて(『問題小説』2003年10月号)
1
2007/7/11
195
歌舞伎の興りから変容の課程、楽しみ方を解説。/また平成歌舞伎の魅力も説いた観劇の入門書。
565
短編集。カバーデザイン>泉沢光雄/カバーイラスト>寺門孝之/所収作品(初出)>花帰りマックラ村(『別冊小説新潮』
1978年冬季号)/雛の夜あらし(『問題小説』1989年4月号)/影の風神(『小説現代』1974年12月号)/七夜の火(『問題小
説』1978年3月号)/海贄考(『問題小説』1979年7月号「海の性」改題)/忍夜恋曲者(『すばる』1988年10月号)/原生花の
森の司(『小説現代』1977年6月号「原生花の森の唇」改題)/宵宮の変(『問題小説』1995年8月号)/鬼 会(『小説新潮』
1981年4月号)/砂の眠り(『小説宝石』1982年10月号)/艶かしい夜(『問題小説』1990年8月号)/海婆(ウミンバ)たち( 『問題
小説』1993年6月号)/灯籠欄死行(『別冊小説新潮』1973年12月号)/巻末エッセイ>皆川博子「華麗な逸脱」/解題・成田
守正
1
2007/3/20
資料ID 書籍名
210
作家名
禽獣の門 赤江瀑短編傑作選〈情念
赤江 瀑
編〉
数量 出版社
1
光文社
211
花夜叉殺し 赤江瀑短編傑作選〈幻
赤江 瀑
想編〉
1
光文社
212
ニジンスキーの手
1
角川書店
213
214
215
216
217
金環食の影飾り
飛花・山陰山陽小説集
虚空のランチ
花曝れ首
マルゴォの杯
赤江 瀑
赤江 瀑
赤江 瀑
赤江 瀑
赤江 瀑
赤江 瀑
1
1
1
1
1
角川書店
立風書房
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1
1
講談社
講談社
角川書店
218
夜叉の舌 -自選恐怖小説集
赤江 瀑
1
角川書店
220
海 -日本随筆集
辻 邦生
1
作品社
2007/2/20
2007/1/20
1
1
555
短編集。カバーデザイン>泉沢光雄/カバーイラスト>寺門孝之/所収作品(初出)>花夜叉殺し(『別冊小説現代』1972
年爽秋号)/獣林寺妖変(『小説現代』1971年2月号)/罪喰い(『小説現代』1973年3月号)/千夜恋草(『野生時代』1975年1
月号)/刀花の鏡(『小説現代』1977年2月号)/恋 牛 賦(『別冊小説新潮』1972年春季号)/光悦殺し(『太陽』1977年4月
号)/八月の蟹(『小説新潮』1979年10月号)/万葉の甕(『週刊小説』1972年10月20日号)/正倉院の矢(『オール讀物』
1975年7月号)/巻末エッセイ>篠田節子「人ならぬものとの恋」/解題・成田守正/「花夜叉殺し」あらすじ>妾の子として
生まれ、母亡き後は本邸に引き取られて育った一花(いっか)。父が庭師であったこともあり、一花もまた、庭師としての職
に就き、知識や技術を習得していた。そんな折、以前に心中が起きたいわくの庭『花屋敷』の手入れの依頼が舞い込む。
一花はその庭に潜むいわくのからくりを解き明かすべく、足を踏み入れる。
1974/5/20
第15回小説現代新人賞受賞作品。この作品で作家としてデビューした。/あらすじ>アメリカの舞踊団に所属するバレ
リーナ、弓村 高は、様々な事象の重なりからロシアの天才バレリーナになぞらえ、「ニジンスキーの再来」と称された。
1975/8/30
283
初出は文芸誌「野生時代」昭和50年(1975)5月特大号。この作品で第70回直木賞の候補となった。周防(すおう)の守護
大名として権勢を揮った大内氏。その悲劇的な崩壊を描いた脚本を軸に、話が展開されていく。/あらすじ>失踪した姉の
死が伝えられ、曙子(あきこ)は遺品の中から『大内御所花闇菱(おおうちごしょはなのやみびし)』と題された歌舞伎の脚
本を見つけた。筆蹟などはすべて姉のものであるが、果たして本当に姉の作品なのか――疑惑を拭いきれない曙子は、
姉が失踪してからの日々を追い、真相を探っていく。
606
短編集。装幀>菊地信義/装画>若生秀二/所収作品>鬼恋童(おにれんどう)/闇絵黒髪(やみえくろかみ)/百幻船
(ひゃくげんせん)/ホルンフェルスの断崖(ほるんふぇるすのだんがい)/原生花の森の司(げんせいかのもりのつかさ)/
平家の桜(へいけのさくら)/四月に眠れ(しがつにねむれ)/美神たちの黄泉(びしんたちのよみ)/ハエン縣の灰(はえん
けんのはい)/野ざらし百鬼行(のざらしひゃっきこう)/七夜の火(しちやのひ)/花帰りマックラ村(はながえりまっくらむら)
/金襴抄(きんらんしょう)/月曜日の朝やってくる(げつようびのあさやってくる)/草薙剣は沈んだ(くさなぎのつるぎはしず
んだ)/サーカス花鎮(さーかすはなしずめ)/巻末>赤江作品・山陰山陽の旅 竹部忠夫
634
短編集。ブックデザイン>熊谷博人/カバーデザイン>横尾忠則/所収作品(初出)>花夜叉殺し(『別冊小説現代』1972
年爽秋号)/ライオンの中庭(『別冊小説現代』1972年初夏号)/海 贄 考(『問題小説』1979年7月号「海の性」改題)/弦
歌恐れ野(『オール讀物』1978年4月号「弦歌」改題)/ホタル闇歌(『小説新潮』1973年8月号「殺し蛍火怨の閨」改題)/罪
喰 い(『小説現代』1973年3月号)/象 の 夜(『問題小説』1980年12月号)/耳 飾 る 風(『週刊小説』1979年10月12日
号)/正倉院の矢(『オール讀物』1975年7月号)/アリアドネの糸(『週刊文春』1976年12月9日号)/炎帝よ叫べ(『別冊小説
現代』1972年早春号)/八雲が殺した(『小説宝石』1981年7月号)/灯籠爛死行(『別冊小説新潮』1973年12月号)/虚 空
の 馬(『小説現代』1983年2月号)/阿修羅花伝(『小説現代』1973年12月号)/破浪神の夢(『野生時代』1978年1月号)
298
短編集。カバーデザイン・人形製作>辻村ジュサブロー/写真撮影>海老澤一郎/所収作品>花曝れ首/恋怨に候て/ホ
ルンフェルスの断崖/影の風神/熱帯雨林の客/解説・山尾悠子/あらすじ>「花曝れ首」初出は「小説現代」昭和50年
(1975)11月号。舞台は京都・北嵯峨化野。結婚を控えていた篠子は、婚約者の部屋で心を乱される電話を受け取った。
悩み続ける彼女の前に、この土地で命を落とした「春之助」と「秋童」が姿を現す。2人は篠子に、この恋に対する覚悟を促
す。
272
短編集。カバー>横尾忠則/所収作品>マルゴォの杯/千夜恋草/緋の蘰を額につけ(あけのかずらをぬかにつけ)/刺青
の海で夏/春恨紀/解説・岡田嘉夫//「マルゴォの杯」>初出は文芸誌「野生時代」昭和50年(1975)10月号。昭和63年
(1988)に関西テレビでドラマ化された。/あらすじ>凌子は15年前、ある事件を切っ掛けに坂崎の家を飛び出し、縁を切っ
た。しかし、山荘が売り出されることを理由に、姉から呼び出しがかかる。久しぶりに再会した2人の間を、流れた歳月が
和解に導いてくれるかに見えたが、そこに用意された食卓に、凌子は愕然とした。姉は15年前の事件を再現しようという
のだ。15年前に終止符を打つために、幕があがる。
323
短編集。カバー>田島照久(thesedays)/編集協力>東雅夫/所収作品(他所収・初出)>草薙剣は沈んだ(『美神たちの
黄泉』1986年2月角川文庫)/月曜日の朝やってくる(『野ざらし百鬼行』1988年1月文春文庫)/悪魔恋祓い 『野ざらし百鬼
行』1988年1月文春文庫/夜叉の舌(『鬼会』1989年12月講談社文庫)/春の寵児( 『春泥歌』1990年6月講談社文庫)/
鳥を見た人(『ミステリー傑作選21 殺人はお好き?』1991年2月講談社文庫)/夜な夜なの川(『荊冠の耀き』1991年2月徳
間文庫)/影の訪れ(『アルマンの奴隷』1990年1月文藝春秋)/池(『小説non』1994年10月号祥伝社)/迦陵頻伽よ(『海燕』
1994年新年号ベネッセコーポレーション)/解説・皆川博子
1995/7/15
2001/5/5
1
553
短編集。カバーデザイン>泉沢光雄/カバーイラスト>寺門孝之/所収作品(初出)>/禽獣の門(『小説現代』1971年5月
号)/雪花葬刺し(『問題小説』1975年4月号)/シーボルトの洋燈(『小説新潮』1975年7月号)/熱帯雨林の客(『小説現代』
1976年3月号)/ライオンの中庭(『別冊小説現代』1972年初夏号)/ジュラ紀の波(『小説新潮』1981年10月号)/蜥蜴殺し
のヴィナス(『正倉院の矢』に書き下ろし作品として所収)/象の夜(『問題小説』1980年12月号)/卯月恋殺し(『問題小説』
1976年4月号)/空華の森(『小説宝石』1985年9月号)/巻末エッセイ>森真沙子「赤江ワールドの歩き方」/解題・成田守
正
1981/8/15
1979/4/30
1996/4/10
1987/6/25
資料ID 書籍名
221
222
223
小説現代新人賞全作品(2)
作家名
講談社
1986推理小説代表作選集 日本推 日本推理作家協
理作家年鑑
会
事件標本室
日本推理作家協
会
224
日本幻想小説傑作集Ⅰ
阿刀田 高
225
問題小説傑作選(官能編) かくも美
徳間文庫編集部
しきエロス
226
いま、危険な愛に目覚めて
日本ペンクラブ/
栗本 薫
数量 出版社
1
1
1
1
講談社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
講談社
光文社
白水社
1
徳間書店
1
集英社
282
イラストレーション>中原 脩/ブックデザイン>村山豊夫/所収作品>岩井 護「雪の日のおりん」第十回受賞作品 昭和
43年上期/見矢百代「サント・ジュヌビエーブの丘で」第十一回受賞作品 昭和43年下期/笠原 淳「漂泊の門出」第十二
回受賞作品 昭和44年上期/渡辺利弥「とんがり」第十三回受賞作品 昭和44年下期/加堂秀三「町の底」・亀井宏「弱き
者は死ね」第十四回受賞作品 昭和54年上期/赤江 瀑「ニジンスキーの手」・新宮正春「安南の六連銭」第十五回受賞
作品 昭和45年下期/北川 修「幻花」第十六回受賞作品 昭和46年上期/岡本好古「空母プロメテウス」第十七回受賞作
品 昭和46年下期/「新人賞の年輪」尾崎秀樹
418
短編集。デザイン>細谷 巌/イラストレーション>倉方康子/所収作品(初出)>中島河太郎「序」/逢坂剛「逃げる男」
(『オール讀物』1986年1月号)/森村誠一「完全犯罪の鏡像」(『小説宝石』1986年2月号)/佐野洋「さよならの意味」(『オー
ル讀物』1986年3月号)/中津文彦「隠岐ノ島死情」(『オール讀物』1986年3月号)/赤江瀑「鳥を見た人」(『小説新潮』1986
年4月号)/鮎川哲也「材木座の殺人」(『別冊小説宝石』第十五巻第一号)/小杉健治「冬の死」(『オール讀物』1986年7月
号)/馬場信浩「贅沢な凶器」(『小説宝石』1986年8月号)/海渡英祐「戦艦「三笠」設計図」(『別冊小説宝石』第十五巻第
二号)/栗本薫「伊集院大介の失敗」(『小説現代』1986年10月号)/夏樹静子「宅配便の女」(『オール讀物』1986年10月
号)/小泉喜美子「洋服箪笥の奥の暗」(『婦人公論』第846号)/連城三紀彦「写し絵」(『オール讀物』1986年11月号)/泡坂
妻夫「くれまどう」(『週刊小説』1986年12月20日号)/日下圭介「透明な糸」(『小説推理』1986年12月号)/多岐川恭「三島
の小宿」(『別冊小説宝石』第十五号第三号)/西村京太郎「青に染った死体」(『小説新潮』1986年12月号)/二上洋一「推
理小説・一九八五年」/風見潤「SF界一九八五年」/受賞リスト
320
短編集。所収作品(初出)>赤江 瀑 「影の風神」(『小説現代』昭和49年12月号)/海渡 英祐 「笑顔」(『カッパまがじん』
昭和51年11月・12月)/笹沢 左保 「黴の動機」(『別冊小説現代』昭和51年陽春号)/佐 野 洋 「赤い蜘蛛」(『別冊小説
宝石』昭和50年初夏特別号)/草野 唯雄 「森鷗外の女」(『別冊問題小説』昭和50年春季特別号)/陳 舜臣 「思い出の
壁」(『小説現代』昭和51年1月号)/土屋 隆夫 「風にヒラヒラ物語」(『別冊小説現代』昭和50年陽春号)/筒井 康隆
「ウィークエンド・シャッフル」(『オール讀物』昭和49年7月号)/戸川 昌子 「嗤う衝立」(『小説現代』昭和51年10月号)/南
條 範夫 「娼婦とルビー」(『小説現代』昭和51年1月号)/西村 京太郎 「夜の牙」(『小説宝石』昭和51年10月号)/星 新
一 「車の客」(『週刊小説』昭和50年4月11日号)/山村 美紗 「黒枠の写真」(『別冊問題小説』昭和51年夏季特別号)
312
短編集。ブックデザイン>田中光一/カバーデッサン>パウル・クレー/所収作品(収録本・初出)>/筒井 康隆 「佇むひ
と」(『小説現代』1974年5月号)/中島 敦 「山月記」(『中島敦全集』第一巻1976年筑摩書房刊)/五木 寛之 「白いワニの
帝国・老車の墓場」(『漫画讀本』1970年3月号・7月号)/小川 未明 「金の輪」 (『おとぎの世界』1919年4月)/江戸川 乱
歩 「押絵と旅する男」(『新青年』1929年)/安部 公房 「人魚伝」(『文学界』1962年6月号)/小松 左京 「くだんのはは」
(『話の特集』1968年1月号)/赤江 瀑 「春泥歌」(『別冊小説現代』1982年初夏号)/神吉 拓郎 「二ノ橋 柳亭」(『オール
讀物』1978年8月号)/笹沢 左保 「老人の予言」(『話の特集』年月不明)/都筑 道夫 「かくれんぼ」(『小説新潮』1975年8
月号)/眉村 卓 「トロキン」(1970年3月に執筆)/黒井 千次 「子供のいる駅」(『問題小説』1975年9月号)/芥川 龍之介
「魔術」(『赤い鳥』1920年1月号)/阿刀田 高 解説
1999/2/15
564
短編集。カバーフォト>島田達彦/カバーデザイン>熊沢正人/所収作品>赤江瀑「雪花葬刺し」/阿部牧郎「やけぼっく
い」/宇能鴻一郎「魔楽」/梶山季之「コーポラスの恐怖」/河上宗薫「七色の女」/北原武夫「男を喰う人妻」/今東光「吉原
拾遺」/斎藤綾子「子猫の舌」/田中小実昌「オホーツク妻」/田村泰次郎「愛欲の果てに」/戸川昌子「モンパルナスの娼
婦」/富島健夫「夜光虫」/藤本義一「風流巨根節」/森瑤子「不倫の理由」/渡辺淳一「乳房の遍歴」/解説・結城信孝
1985/7/25
397
短編集/カバー>村上 昴/所収作品>川端 康成 「片腕」/江戸川 乱歩 「踊る一寸法師」/栗本 薫 「侏儒」/赤江 瀑
「獣林寺妖変」/司馬 遼太郎 「前髪の惣三郎」/筒井 康隆 「会いたい」/連城 三紀彦 「カイン」/宇能 鴻一郎 「公衆便
所の聖者」/小松 左京 「里殺し」/森 茉莉 「日曜日には行かない」/解説・栗本薫
1978/4/25
1986/5/26
1
1
1
1977/11/25
1985/11/20
227
怪談ミステリー集
中島 河太郎
1
双葉社
1
1985/8/25
336
短編集。1978年8月、双葉社刊のものを文庫化/カバーイラスト>鳥居春生/カバーデザイン>鈴木邦治/所収作品(初
出)>「死者は鏡の中に住む」多岐川恭(『講談倶楽部』昭和34年4月号)/「逃ける(ふける)」小松左京(『オール讀物』昭
和51年10月号)/「妖説血屋敷」横溝正史(『富士』昭和11年4月増刊号)/「幽タレ考」半村良(『SFマガジン』昭和42年8月
号「幽霊タレント」改題)/「蠟いろの顔」都筑道夫(『別冊小説宝石』昭和49年盛夏号)/「月曜日の朝やってくる」赤江瀑
(『小説新潮』昭和51年12月号)/「死の家の挿話」草野唯雄(『別冊小説宝石』昭和49年盛夏号)/「死霊の島」西村京太郎
(『別冊小説クラブ』昭和51年8月号)/「白い外套の女」氷川瓏(『宝石』昭和23年12月号)/「怪異の部屋」山村正夫(『小説
宝石』昭和52年9月号)/「蝉」登史草兵(『探偵実話』昭和27年10月号)/「雪女」山田風太郎(書き下ろし『眼中の悪魔』昭
和23年11月刊に所収)/解説・中島河太郎
228
瀬戸内ミステリー傑作選
河出書房新社
1
河出書房新社
1
1987/10/5
287
短編集。カバー装幀>巖谷純介/フォーマット>粟津潔/所収作品>「劇的な百面相の海」 赤江瀑/「藤の香」 連城三紀
彦/「追憶が暴走する」 寺内大吉/「小夜時雨(たぬき)」 小松左京/「泣虫小僧」 横溝正史/「山の証言」 西村望/「毛
唐の死」 佃実夫/「サーカス花鎮」 赤江瀑/解説・関口苑生
229
日本ベストミステリー選集9 迷宮コ 日本推理作家協
ンテスト
会
472
短編集。カバーデザイン>亀海昌次/カバー写真>PPS通信社/所収作品>「影の風神」 赤江瀑/「笑顔」 海渡英祐/
「黴の動機」 笹沢佐保/「赤い蜘蛛」 佐野洋/「森鷗外の女」 草野唯雄/「思い出の壁」 陳舜臣/「風にヒラヒラ物語」
土屋隆夫/「ウィークエンド・シャッフル」 筒井康隆/「嗤う衝立」 戸川昌子/「娼婦とルビー」 南條範夫/「夜の牙」 西村
京太郎/「車の客」 星新一/「黒枠の写真」 山村美紗/解説・権田萬治
1
光文社
1
1990/8/20
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
230
過去のある女
結城 昌治
1
集英社
1
1982/8/25
342
短編集。カバー>毛利 彰/所収作品>阿刀田高 「マッチ箱の人生」/戸坂康二 「誕生日」/多岐川恭 「二夜の女」/佐
野 洋 「日焼けのあと」/三好 徹 「汚れた天使」/生島治郎 「フーテン・マミイ」/陳 舜臣 「紅蓮亭の狂女」/赤江 瀑
「マルゴォの杯」/結城昌治 「白い仮面」/解説・結城昌治
231
独白の翳り -現代小説ベスト10
(1973年版)
菊池 到/駒田 信
二/尾崎 秀樹
1
角川書店
1
1977/9/30
377
短編集。カバー>国分正夫/赤江 瀑 「罪喰い」/川崎 長太郎 「老坂」/河野 典生 「小国民邂逅」/筒井 康隆 「養豚の
実際」/三浦 哲郎 「春の惑い」/虫明亜呂無 「ふりむけば砂漠」/佐藤 愛子 「長距離ランナーの孤独」/田辺 聖子
「ワラビとツチノコ」/中山あい子 「幻想の数寄屋橋―昭和娼婦伝―」/皆川 博子 「トマト・ゲーム」/解説・菊村 到
232
窓辺の孤独 -現代小説ベスト10
(1975年版)
菊池 到/駒田 信
二/尾崎 秀樹
1
角川書店
1
1978/4/25
380
短編集。カバー>国分正夫/所収作品>/赤江 瀑 「雪花葬刺し」/円地文子 「浮世高砂」/今 東光 「河内音頭」/田辺
聖子 「ミミズの心」/夏堀正元 「聖地の女」/黒岩重吾 「残月の宿」/田中光二 「傷ついた海」/戸川孝夫 「熊と罐詰」/
半村 良 「中年天使」/皆川博子 「水底の祭り」/解説・尾崎秀夫
350
短編集。カバーデザイン>中原達治/所収作品(初出)>「舌づけ」菊地秀行(『月刊小説non』1992年8月号)/「影の国」小
林泰三(『月刊小説non』1997年9月号)/「長い冬」北川歩実(『月刊小説non』1997年3月号)/「のっとり」山崎洋子(『月刊
小説non』1997年3月号)/「青い骨」山田正紀(『月刊小説non』1996年10月号)/「恋人」 加門七海(『月刊小説non』1996年
10月号)/「弄月記」赤江 瀑(『弄月記』1997年3月号徳間書店刊所収)/「口封じ」乃南アサ(『幸せになりたい』1991年1月
祥伝社刊所収)
233
舌づけ ―ホラーアンソロジー―
祥伝社
1
祥伝社
1
1998/7/20
234
絵の贈り物 -画家から作家へ
赤江 瀑/福田 隆
義
1
角川書店
1
1983/12/25
125
昭和52年1月号~昭和53年12月号まで、双葉社「小説推理」に連載されたものを原画に加筆、描き直しをしたもの。イラス
トレーター・福田隆義氏が初めに絵を描き、それぞれの作家が絵を見て思い浮かべたイマジネーションによって文章を書
くという試みで作成された/所収作品>/推薦の言葉 「沼を蔵った女たち」 藤本義一/吉行淳之介 「蛾」 /中田 耕治
「朧夜の前に」/藤沢 周平 「老年」 /皆川 博子 「夜のリフレーン」 /眉 村 卓 「草原の人形」 /田村 隆一
「Who?」 /藤村 審爾 「谷底の少年」 /池波正太郎 「旅がらす」 /中山あい子 「赤い夢」/多岐川 恭 「ステージ」 /
柴田錬三郎 「生と死の世界」/都筑 道夫 「課題小説」 /戸川 昌子 「ある猫のインモラル物語り」 /田中小実昌 「珍
品はだいじに オオカミの変身」/佐藤 愛子 「渚の風景」 /森村 誠一 「猫の目」 /谷 恒 夫 「渚」 /樹下 太郎
「羽根」/山田 正紀 「無礼」 /河野 典生 「ルーツ」 /赤 江 瀑 「返書」 /藤本 義一 「忍冬」 /あとがき・福田隆義
235
愛の怪談
高橋 克彦
1
角川書店
1
1999/8/25
273
短編集。カバー>田島照久(thesedays)/所収作品>三橋一夫 「駒形通り」/香山滋 「木乃伊の恋」/城昌幸 「道化役」
/梶尾真治 「玲子の箱宇宙」/澁澤龍彦 「ダイダロス」/赤江瀑 「金襴抄」/都筑道夫 「はだか川心中」/式貴士 「われ
ても末に」/戸川昌子 「ウルフなんか怖くない」/高橋克彦 「妻を愛す」
236
短歌殺人事件 -31音律のラビリン
斎藤 慎爾
ス
1
光文社
682
短編集。1986年版『推理小説代表作選集』の文庫版/カバー装画>坪井正光/所収作品(初出)>/逢坂 剛「逃げる男」
(『オール讀物』1986年1月号)/森村 誠一「完全犯罪の鏡像」(『小説宝石』1986年2月号)/佐野 洋「さよならの意味」
(『オール讀物』1986年3月号)/中津 文彦「隠岐ノ島死情」(『オール讀物』1986年3月号)/赤江 瀑「鳥を見た人」(『小説新
潮』1986年4月号)/鮎川 哲也「材木座の殺人」(『別冊小説宝石』第十五巻第一号)/小杉 健治「冬の死」(『オール讀物』
1986年7月号)/馬場 信浩「贅沢な凶器」(『小説宝石』1986年8月号)/海渡 英祐「戦艦「三笠」設計図」(『別冊小説宝石』
第十五巻第二号)/栗本 薫「伊集院大介の失敗」(『小説現代』1986年10月号)/夏樹 静子「宅配便の女」(『オール讀物』
1986年10月号)/小泉喜美子「洋服箪笥の奥の暗」(『婦人公論』第846号)/連城三紀彦「写し絵」(『オール讀物』1986年11
月号)/泡坂 妻夫「くれまどう」(『週刊小説』1986年12月20日号)/日下 圭介「透明な糸」(『小説推理』1986年12月号)/
多岐川 恭「三島の小宿」(『別冊小説宝石』第十五号第三号)/西村京太郎「青に染った死体」(『小説新潮』1986年12月
号)
248
「船戸与一」のデビュー作。船戸氏は当時フリーのルポライターをしており、「くいぶちのために書いていた雑誌のルポが
注目されて小説の注文がきた。慌てて友人に相談し、貸してくれたハードボイルドの傑作10冊を読んで書いた」とのちに
明かしている(平成6年11月12日 朝日新聞夕刊)。表題の「非合法員(イリーガル)」とは、情報組織に雇われて破壊工作
に携わる特殊な技術者を指している。舞台はメキシコ、アメリカ。あらすじ>CIAを通じ、メキシコ情報局からの依頼を受け
た日本人の非合法員・神代は、仲間と共に任務を完了した。しかし仲間の1人が報酬を持って逃走し、さらに正体不明の
組織からも命を狙われるようになった神代は、情報を集めるためにアメリカに戻る。しかし取り巻く事態を好転するための
糸口はなかった。 アメリカを中心にした激動の情報戦線の舞台裏を描く、「船戸与一」初の長編小説。
2003/4/20
237
殺人はお好き?
日本推理作家協
会
1
講談社
238
祖国よ 友よ
船戸 与一
1
双葉社
1980/10/10
239
蛮賊ども
船戸 与一
1
角川書店
1982/4/25
3
1
1992/7/3
240
非合法員
船戸 与一
1
講談社
1979/3/13
241
カルナヴァル戦記
船戸 与一
1
講談社
1986/4/24
242
神話の果て
船戸 与一
1
双葉社
1985/1/20
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
243
猛き箱舟(上)
船戸 与一
1
集英社
1
1987/4/25
308
244
猛き箱舟(下)
船戸 与一
1
集英社
1
1987/4/25
374
245
山猫の夏
船戸 与一
1
講談社
6
1985/5/17
385
246
伝説なき地(上)
船戸 与一
1
講談社
1
1988/6/28
247
伝説なき地(下)
船戸 与一
1
講談社
1988/6/28
248
緑の底の底
船戸 与一
1
中央公論社
1989/10/20
249
砂のクロニクル
船戸 与一
1
毎日新聞社
250
黄色い蜃気楼
船戸 与一
1
双葉社
251
蝦夷地別件(上)
船戸 与一
1
新潮社
1
1991/11/30
第6回日本冒険小説協会大賞受賞作。舞台は日本、マグレブ地方(エジプトからリビア、チュニジア、アルジェリアを経てモ
ロッコにいたる北アフリカ諸地域一帯の総称)。あらすじ>危険な臭いに憧れ、曖昧に壮大な夢と若さゆえの勢いに任せ
て生きてきた若者は、日本の「海外進出企業の守護神」と呼ばれる男の下で働き、人として「一級」になりたいという願いを
叶えるため、小細工を弄した。それらはすべて見抜かれていたものの、「守護神」の下で働きたいという若者の願いは叶え
られ、彼の指揮の下、非合法に日本企業を守るための戦いが始まった。しかし非情にも、若者は捨てられる。そこから先
に待っていたのは、死がつきまとう精神的苦痛の日々だった。裏切られたと知った若者は徐々に変貌を遂げ、怒りと哀し
みを強さと執念に換え、地獄からの生還を果たす。そこから始まる怒濤の復讐劇。
第62回日本冒険小説協会大賞受賞作品
第6回吉川英治文学新人賞受賞、日本冒険小説協会大賞受賞作品。舞台はブラジル東北部。あらすじ>日本での暮らし
に飽き、二つの家同士が百年にわたる争いを続けている町に住み着いた「俺」は、中立地帯として成立している酒場「蜘
蛛の巣」で七年働いていた。そこに、「山猫」と名乗る日本人が現れ、巨額の報酬を示して「俺」を雇用したいという。「山
猫」は金をせしめることを目的としながらもどこか透明感があり、腕っ節の確かさや豊富な知識を持ち合わせる彼に「俺」
は興味を持つようになる。「俺」に変化をもたらした「山猫」が駆け抜けた、たった一夏の色濃く集約された時間を描き出し
た冒険小説。
344
第42回日本推理作家協会賞受賞、第7回日本冒険小説協会大賞受賞作品。舞台はベネズエラとコロンビア。あらすじ>
ベネズエラに広大な土地を持つエリゾンド家。しかし所有していた油田は枯渇して久しく、今はコロンビアから流れてきた
多くの者が不法に住み着いていた。近隣で新たにアルミニウム鉱が発見されたのを機に、地質調査を日本の調査団に依
頼したところ、そこには現代科学を大きく飛躍させる可能性を秘めたレア・アース「燐酸イットリウム」が眠っていることが判
明する。この巨億の冨を生むレア・アースの採掘権を巡って繰り広げられる、殺戮と愛憎の物語。
302
第42回日本推理作家協会賞受賞、第7回日本冒険小説協会大賞受賞作品。舞台はベネズエラとコロンビア。あらすじ>
ベネズエラに広大な土地を持つエリゾンド家。しかし所有していた油田は枯渇して久しく、今はコロンビアから流れてきた
多くの者が不法に住み着いていた。近隣で新たにアルミニウム鉱が発見されたのを機に、地質調査を日本の調査団に依
頼したところ、そこには現代科学を大きく飛躍させる可能性を秘めたレア・アース「燐酸イットリウム」が眠っていることが判
明する。この巨億の冨を生むレア・アースの採掘権を巡って繰り広げられる、殺戮と愛憎の物語。
586
第5回山本周五郎賞受賞、第10回日本冒険小説協会大賞受賞作品。1600枚に及ぶ大作だが、「それを一気に読ませる
筆力と、暴力や殺戮を描いていても、少数民族に対する痛みや傷が根底に流れ、それが重要なモチーフになっている」
(選考委員/逢坂剛氏)とが評価され、第5回山本周五郎賞に決定した。この作品で、第10回日本冒険小説協会大賞にも
選ばれている。「現代史がもっともダイナミックに動く中東という場で、歴史の濁流を描きたかった。従来の西欧中心の歴
史観に一撃を加えたいという思いもあった」と、この作品に対する思いを語っており、山本周五郎賞を受賞したことについ
ては「山本周五郎は賞と名のつくものを一切拒否し続けた。その人の賞をもらうのは面はゆかった」と、下関で開かれた受
賞祝賀会の席で述べている。舞台はイラン、イギリス、ロシア。あらすじ>民族蜂起のために武器を求めるクルド人、武器
調達を請け負う商人たち、ゲリラを抑圧する革命防衛隊、それらの戦いを傍観し、歴史の行く末を見守る者。イランの革
命防衛隊と、クルド人の民族解放戦線との死闘を軸に、それに携わる人々の視点からの正義と情勢を壮大な構想で描き
出した物語。
573
第14回日本冒険小説協会大賞。この作品で、時代歴史小説分野に足を踏み入れた。舞台は現在の北海道、青森、ロシ
ア、ポーランド。蝦夷地別件・上 目次>・書簡・前段/・波の譜/・地の譜/・火の譜/関連地図、登場人物一覧/装画>原
雅幸/装幀>平野甲賀+新潮社装幀室/あらすじ>始まりの時は天明8年(1788)。自国を守るため、ロシアの南下を防ぎ
たいポーランド貴族団の1人が、国後(くなしり)に住むアイヌの代表に300挺の銃の調達を約束した。アイヌが蝦夷地で大
規模な蜂起をすれば、その混乱に乗じてロシア帝国は蝦夷地の獲得に乗り出すため、ポーランドを含む南下政策からは
いったん目を逸らすと踏んだからだ。アイヌが銃を欲したのは、蝦夷地に入ってきた日本人の、人を人とも思わぬ行為の
数々に怒りを抑えきれず、自分たちの生活と大地を取り戻すためには戦うしかないと、武力の差を縮める準備を進めてい
くためだった。徳川幕府は蝦夷地を直轄領にするために、支配している松前藩から取り上げる口実を探していた。幕府は
海外との交易によって得られる莫大な利益を享受するために、そして侵攻して来るであろう外国人に対する防備を固める
ために、蝦夷地を欲していた。しかし松前藩にしても、蝦夷地ありきの権益を手放すわけにはいかない。己の国を、生活
を、そして人としての尊厳を守るため、それぞれの思惑が絡み合い、一つの戦いが生み出されていく。
1992/9/25
1
1995/5/25
資料ID 書籍名
252
蝦夷地別件(下)
作家名
船戸 与一
数量 出版社
1
新潮社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
253
蟹喰い猿フーガ
船戸 与一
1
徳間書店
254
蝕みの果実
船戸 与一
1
講談社
1996/10/11
255
かくも短き眠り
船戸 与一
1
毎日新聞社
1996/6/25
256
257
午後の行商人
夢は荒れ地を
船戸 与一
船戸 与一
1
1
講談社
文藝春秋
1
1995/5/25
1
1
1996/1/31
1997/10/15
2003/6/15
258
新宿・夏の死
船戸 与一
1
文藝春秋
2001/5/10
259
緋色の時代 (上)
船戸 与一
1
小学館
2002/1/10
260
緋色の時代(下)
船戸 与一
1
小学館
2002/1/10
261
虹の谷の五月
船戸 与一
1
集英社
1
2000/5/30
608
蝦夷地別件・下 目次>/・夜の譜/・霧の譜/・風の譜/・書簡・後段/関連地図、登場人物一覧、参考文献/装画>原 雅
幸/装幀>平野甲賀+新潮社装幀室/あらすじ>ロシアでは極東侵攻派が実権を失い、復権を狙うも失敗に終わった。こ
れによりポーランド貴族団一員がアイヌに約束した300挺の銃は確保できなくなり、アイヌは戦うことそのものをどうする
か、決断を迫られることとなった。そんなとき、それが時の流れであるかのように、アイヌの前に次々と蜂起の「理由」とな
る事象が発生する。それは幕府の思惑を実現するための隠密による密かな煽動であったが、血気に逸る若者たちは疑う
ことなくその怒りを膨らませていった。そしてついに、国後で蜂起の火の手が上がった。その火は蝦夷地全体に広がりゆく
ものと信じられていたが、実際に応じたところは少なく、むしろアイヌ民族そのものが変容しているという事実を浮き彫りに
したばかりであった。この蜂起を知った松前藩は、管理能力不足を盾に幕府から蝦夷地を取り上げられないよう、綿密な
計算の元鎮圧に乗り出す。1789年に起きたアイヌ民族最後の蜂起「国後・目梨の乱」を軸とした一大巨編の完結編。
451
初出>「小説工房」(1995年12月刊)と公明新聞(1991年3月24日~1992年12月27日迄の日曜版)に掲載された作品を大
幅に加筆、訂正したもの。/あらすじ>世界を股にかけた詐欺師エル・ドゥロ。巨額の詐欺事件の裏には常に彼の存在が
あった。この世の偏見を利用することで詐欺を仕掛ける彼の手口は鮮やかで痛快。そんな彼のモットーは、「人生のうちで
重要なことはほとんどないに等しい」。 二代目エル・ドゥロを名乗る男が語る、初代との出会いと冒険の物語。
535
初出>『週刊現代』平成8年(1996)5月11日,18日~平成9年(1997)7月12日号に連載された855枚の基本稿に、40枚強
の加筆修正が加えられたもの。目次>・第1回公判/・陳述――午後の行商人/・論告・弁論/装丁>多田和博/写真>八
木博/イラストレーション>金本進/あらすじ>メキシコで、日本人が起こした殺人事件の公判が行われた。被告人はメキ
シコ自治大学に留学中の日本人男性、香月哲夫。経済研究のための留学だったが、肌に合わないことを悟り、カメラマン
を目指してメキシコの風景を撮って回っていた。立ち寄った酒場で起こった事件を皮切りに慌ただしくなった香月は、タラン
チュラと名乗る行商人に救われる。香月はタランチュラに頼み込み、行商に同行させてもらうこととなった。しかし、タラン
チュラの行商はとある連中に復讐するための情報収集を目的としており、香月はその復讐に加担していくこととなる。先
住民の武装蜂起に揺れるメキシコ、チアバス州を舞台に、香月が経験した復讐幇助の日々が、法廷陳述で明らかにされ
ていく。
623
第22回日本冒険小説協会大賞受賞作。舞台はカンボジア全域。初出>「週刊文春」2001年11月15日号~2003年4月24
日号/あらすじ>妻子のある自衛官が、カンボジアに派遣され、そのまま行方不明となった。連絡が途絶えて8年、残され
た妻子と結婚することになったその同僚は、了承を得るために彼を探しにカンボジアへと赴く。カンボジアでは、元クメー
ル・ルージュの人々により、カンボジアの未来を開くためのある計画が進行していた。同僚は行方不明の友人を探索して
いくうちに、汚職や人身売買といったカンボジアの暗部と対面することとなる。それぞれの夢を現実にするために闘う彼ら
は、やがて様々な事情で繋がっていく。彼らの立場から見えた、カンボジアの闇を描いた冒険小説。目次>Ⅰ 白昼の闇
/Ⅱ 陽光眩しく/Ⅲ 大地に涙を/Ⅳ 遺跡の街/Ⅴ 陽炎の向こう/Ⅵ 黄昏の死/Ⅶ 水面に揺れて揺られて/Ⅷ 西から
来た日本人/Ⅸ 未明の銃声/Ⅹ 麓の墓標/Ⅺ 眩しき影へ/Ⅻ ジャーナリストの訪問/XIII 象の背に運ばれて/XIV 白
い光の渦のなかで/XV 崩れ落ちた瓦礫のなかで/XVI 夢果つるとき/XVII 終わりなき明日/装幀>安彦勝博/カバー写
真表・シェムリアップ/アンコールトム(南大門)/カバー写真裏・シェムリアップ/アンコールトム(バイヨン寺院・レリーフ)
619
初出>「夏の黄昏」(『小説すばる』2000年10月号)/「夏の渦」(『オール讀物』1998年8月号)/「夏の流れ」(『オール讀物』
2000年6月号)/「夏の残光」(『オール讀物』2000年8月号)/「夏の雷鳴」(『別册文藝春秋』2000年秋号)/「夏の夜雨」
(『オール讀物』2000年10月号)/「夏の曙」(『オール讀物』2001年2月号)/「夏の星屑」(『小説すばる』2001年1月号)/装画
>板垣愛/装丁>緒方修一/あらすじ>夏の新宿が舞台の短編8作品。・リストラをされた息子が自殺し、その復讐に燃え
る父親の猟師。 ・「おかま」の沽券を守るために立ち上がる、二丁目を拠点にしたおかまたち。 ・銀行から悪徳金融に転
職し、神経をすり減らす法律担当者。 ・日本の規律と秩序を乱す者を「清掃」する使命に燃える若者。 ・将来の夢を失
い、落ちた泥沼から這い上がろうともがく17歳の少年。 ・とある事情からホームレスとなった高校教師。 ・料理人の組織
の中で、反感を抱きながら立場を守っている板前。 ・失踪した娘の捜索依頼を受けて奔走する、興信所の女性職員。
それぞれの主人公が根差す「新宿」を舞台に、影と闇を描き出す。
516
第123回直木三十五賞受賞作品。受賞に際し、「結果が数字で出るスポーツの賞だけが、真の意味での賞だと思う。文学
とか芸術は主観が入る。だから今回の受賞を誇っているわけではないし、さりとて恥じているわけでもない。面映ゆいとい
う感じであります」と記者会見の場で談じている。 作品の舞台になった国や地域には自ら赴き、取材をしている船戸氏。こ
の作品もフィリピンに行き、セブ島での取材を敢行した。闘鶏市場を訪れて実際の空気を感じ、帰り道では落石事故に
遭って車のフロント硝子が大破するなど、本人の取材体験自体がハードなものとなっている。あらすじ> 日本人の父と
フィリピン人の母の間に生まれたトシオは13歳。フィリピンのセブ島に祖父と住む彼は、ジャッピーノと呼ばれていた。トシ
オは丸い虹が空に浮かぶ谷への行き方を熟知していたが、その土地を目指す者たちが起こす様々な事情に巻き込まれ
ていく。 フィリピンの内紛を背景に、少年が成長していく様を描いた冒険小説。
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
262
蝶舞う館
船戸 与一
1
講談社
264
国家と犯罪
船戸 与一
1
小学館
1997/5/10
265
トークセッション 諸士乱想
船戸 与一
1
徳間書店
1994/6/10
266
降臨の群れ
船戸 与一
1
集英社
1
1
2005/10/26
2004/6/30
493
初出>小説現代」2004年8月号、10月号、2005年1~4月号、6、7月号/目次>/プロローグ/第一章 乾季のの夜に/第二
章 戦いの河/第三章 殺戮の牙/第四章 中部高原の渦/第五章 生け贄の血/第六章 硝煙流れし後/エピローグ/装
丁>安彦勝博/写真>久保田博二 マグナム・フォト東京支社/あらすじ> ベトナム戦争から30年。その記念番組を作るた
め、日本から数名のクルーがベトナムに入った。 同じ頃、地下で活動を続けていた少数民族は、自分たちの権利や独立
を勝ち取るため、機が熟すのを待っていた。今ベトナムで何が起きているのか、どのような状態を強いられているのか、そ
の実態を世界に伝えるべく、番組制作のためにベトナム入りしていた日本人タレントを誘拐する。タレント救出に動き出す
日本人、生きるための権利獲得に立ち上がる少数民族、国を守るべくそれらの秘匿を信条とする公安局――それぞれの
思惑が絡み合い、結末へと向かいながら、ベトナムの闇を描き出す。
493
装丁>安彦勝博/写真>久保田博二(マグナム・フォト東京支社)/初出>『小説すばる』2002年9月号~2004年1月号掲
載。/加筆修正を加えたもの。/目次>・ひとまずの序/・第一の譜 血と炎と/・第二の譜 硝煙流れて/・第三の譜 恩讐
の銃弾/・第四の譜 明日は炎を/・第五の譜 退潮のあと/・第六の譜 降臨の宴/・ふたたびの序/・後記/あらすじ> 日
本人の笹沢浩平はバリ島の隣に位置するロンボク島で、エビの養殖技術を指導しながら平穏な長期滞在生活を送ってい
た。そこにインドネシア陸軍情報部のアムナン大尉とCIAのマッケイが現れ、今の生活を壊されたくなければ、ある人物の
捕獲に協力するよう要請される。その人物とは、以前、笹沢の下で働いていたカシム・ファウジという少年のことだった。現
在ではアル・カイダに属して過激なテロ行為を煽動するイスラム原理主義者だという。笹沢が現れれば、必ず接触してくる
に違いない、2人の諜報員はそう踏んでいた。そうして笹沢はロンボク島を離れ、エビの養殖が可能か否かの調査をする
ためという名目のもと、アンボン島へと送られた。アンボン島は、島のほとんどの地区がプロテスタントかイスラム教徒の
地区に分かれており、お互いの交流は皆無の状態となっている。銃声は毎晩のように聞こえ、互いの地区を越えることは
死を意味していた。イスラム教徒の断食月、それは同時に開戦の日になると島の誰もが認識する中、恋人を殺された者、
家族を殺された者、ただ血を求めるだけの者たちが、互いの神の名の下に、生き残りをかけて動き出す。インドネシアの
マルク諸島アンボンを舞台に繰り広げられる、イスラム教とキリスト教プロテスタントの抗争を描いたもの。 「ストーリーは
フィクションだが、状況は現実のものである」(『青春と読書』7月号・集英社)と、現地での取材を元に著者は語っている。
267
龍神町龍神一三番地
船戸 与一
1
徳間書店
1999/12/31
あらすじ>優秀な刑事だった梅沢は、義憤に駆られて犯人を射殺してしまい、5年の刑期を終えて出所してきた。しかし特
にやることもなく酒浸りの日々を送っているところに、長崎県のとある島で町長をやっているかつての知り合いが、島でお
きた殺人事件の再調査を依頼をしてくる。島に着いた梅沢が見たのは、余所者への敵意と閉鎖的な土地にうずまく複雑
な人間関係だった。調査を始めた矢先に町長が殺害され、島から出ていくよう警告を受けるが、梅沢は事件の調査を続
けることを決意する。しかしそこから連鎖的な殺人事件が起き、梅沢も抜き差しならない状況へと追い込まれていく。
269
海燕ホテル・ブルー
船戸 与一
1
角川書店
1998/8/5
あらすじ>銀行強盗が失敗に終わり、5年半の刑期を終えて出所した藤堂。彼は強盗の際に裏切った2人の仲間への復
讐に燃え、さらに仕切り直しの強盗を計画していた。しかし復讐のために訪れた伊豆下田で、1人の女と出会い、徐々に
計画が狂い始めた。女におぼれる日々は、藤堂を破滅へと導いていく。
270
流砂の塔(上)
船戸 与一
1
朝日新聞社
1998/5/1
271
流砂の塔(下)
船戸 与一
1
毎日新聞社
1998/5/1
272
三都物語
船戸 与一
1
新潮社
1993/9/25
273
金門島流離譚
船戸 与一
1
毎日新聞社
2004/3/20
274
275
河畔に標なく
満州国演義1 風の払暁
船戸 与一
船戸 与一
1
1
集英社
新潮社
1
2006/3/30
2007/4/20
493
初出>「小説すばる」2004年10月号~2005年11月号/目次>第一の譜 陽がイラワジに沈み/第二の譜 黒い鳥が飛び
立った/第三の譜 山蛭の森のなかへ/第四の譜 殺戮の街から/第五の譜 山肌を七人が這い/第六の譜 脱落と訣別
と/第七の譜 硝煙、森に流れる/第八の譜 標なき河畔/装丁>安彦勝博/写真>久保田博二 マグナム・フォト東京支社
/あらすじ>ミャンマーの山岳地帯に200万ドルを積んだヘリが墜落した。表沙汰に出来ないその200万ドルをめぐり、様々
な人間が動き出す。ある者は己の夢のため、ある者は己の保身のため、ある者は復讐と制裁のために。 大金を目の前
にして変わる人間の姿、追う者、追われる者がミャンマーの密林の中で交錯する。金銭の争いを軸に、ミャンマーの政治
や歴史、民族同士の複雑な対立、感情を背景に描かれた物語。
383
あらすじ>麻布の名家に生まれながら、それぞれに異なる生き方を選んだ敷島四兄弟。奉天日本領事館の参事官を務
める長男・太郎。日本捨てて満蒙の地で馬賊の長となった次郎。奉天独立守備隊員として愛国心ゆえに関東軍の参謀に
関わってゆく三郎。学生という立場に甘んじながら無政府主義に傾倒していく四郎。ふくれあがった欲望は四兄弟のみな
らず日本を、そして世界を巻き込んでいく。(『風の払暁』帯より)/目次>慶応四年八月/風の払暁/第一章 燃えあがる大
地/第二章 暗雲流れて/第三章 地を這いずる野火/第四章 夜の哭声
資料ID 書籍名
276
満州国演義2 事変の夜
作家名
船戸 与一
数量 出版社
1
新潮社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
277
満州国演義3 群狼の舞
船戸 与一
1
新潮社
278
藪枯らし純次
船戸 与一
1
徳間書店
2008/1/31
279
Bandeira
船戸 与一原作/
長沢 克泰 作画
1
集英社
1988/12/
280
炎流れる彼方
船戸 与一
1
集英社
1990/7/25
281
夜のオデッセイア
船戸 与一
1
徳間書店
1997/12/31
282
群狼の島
船戸 与一
1
双葉社
1981/6/25
283
血と夢
船戸 与一
1
双葉社
1982/5/5
284
286
287
288
289
闇の中から来た女
船戸 与一/ダ
シール・ハメット
叛アメリカ史 -隔離区からの風の
豊浦 志朗
証言
独り笑う殺し屋 -現代ミステリー傑 中島 河太郎/権
作選
田 萬治
日本冒険作家クラ
幻!
ブ
日本冒険作家クラ
血!
ブ
1
集英社
1
2007/4/20
1
1
2007/12/20
1991/4/25
1
筑摩書房
1989/4/25
1
角川書店
1989/1/1
1
徳間書店
1991/5/15
1
徳間書店
1988/5/15
290
時代小説 -読切御免〈第1巻〉
新潮社
1
新潮社
2004/3/1
291
夢を撃つ男
日本冒険作家クラ
ブ
1
角川春樹事務所
1999/7/18
292
エンパラ 旬な作家15人の素顔に迫
大沢 在昌
るトーク・バトル
1
光文社
2007/11/20
294
だれも知らない
豊田 行二
1
山口新聞社
1970/3/20
295
小説 金脈列島
豊田 行二
1
青樹社
1975/12/10
296
サファリの誘拐者
豊田 行二
1
光文社
1980/7/1
297
消えた三億円
豊田 行二
1
三一書房
1972/8/15
414
初出>2005年7月14日~2006年9月14日号の「週刊新潮」に掲載された「満州国演義・霊南坂の人びと」に大幅な加筆・
修正を加えたもの。あらすじ>軍部の暴走をめぐり対立する太郎と三郎。ながされるままに謀略馬賊として軍に協力する
ことになった次郎。自分の犯した罪のため上海に潜伏する四郎。四兄弟の苦悩をあざ笑うかのように、満州、そして上海
で戦火が炸裂する。(『事変の夜』帯より)/目次>第一章 陽光のなかの幻影/第二章 底冷えの季節/第三章 陽炎の
夏/第四章 九月の爆裂/第五章 濁流さらに激しく/第六章 雪風熄まず/後記
417
あらすじ>国際世論を押し切り、新京を国都とするする満州国が建国された。関東軍に反目しながらも国家建設にのめり
こんでゆく外務官僚の太郎。腹心の部下だった少年と敵対することとなった馬賊の次郎。「憲兵隊の花形」と称されながら
殺した人間たちの亡霊に悩まされ続ける三郎。 ついに敷島四兄弟は満州の地に集うが、満州をめぐる人々の欲望はま
すます膨れあがり、少しずつ常軌を逸していく。四兄弟の視点で描かれる、満州全史。(『群狼の舞』帯より)/目次>第一
章 北の残光/第二章 黄色い宴のあと/第三章 炎立ちつづき/第四章 氷点下の町/第五章 凍える銃弾
船戸与一原作の漫画。「まだらの疾風」、「バンデイラ」、「鬼百合の宿」3作品が収められている。
223
船戸与一が手がけた初の訳本。ダシール・ハメットがこの作品を世に出したのは昭和8年(1933)のこと。タフで非情な人
物を主人公に据えて世界を描き出す「ハードボイルド小説」を確立したアメリカの推理作家として知られている。あらすじ
> 成金に引き取られた美しい女性は、隙を見てそこから逃げ出したが、怪我をし、助けを求めて逃げ込んだ先で、すぐに
追っ手に見つかってしまう。しかしそこで出会った男は、彼女を成金の手から救うべく、持てる伝手を使って一緒に逃げ出
した。当時のアメリカとヨーロッパの情勢が、この作品に登場する男女の関係と重ねられると説く船戸氏の解説も巻末に
収められている。
393
著者の「豊浦志朗」とは、冒険小説家として活躍する作家「船戸与一」のこと。「船戸与一」の名前で作品を出す以前、ル
ポライターとして活躍していた時期に上梓された。見開きには註釈があり「この拙文は布川徹郎のドキュメンタリー映画
『bastard in the border 幻の混民族共和国』に併走するものである。すなわち、その企画・取材・撮影・編集・上映の過程
で書かれた」とこの作品が生まれた背景を明かしている。 「叛史」とは「正史」の対極にある概念であるとし、「正史が設
定した座標軸(プログラム)そのものをぶち壊すことを目的とした迎撃と侵攻のヴェクトルである」と定義づけている。目次
>序――叛史のために/赤人の国家と戦争と/ 硝煙のパイン・リッジ居留区(リザベーション)から/ 補記1 クレージー・
ホース=アミニズムの英雄・ロマン・幽境の煽動者/ 補記2 ジェロニモ=つむじ風のフォルクローレ/ ブラック・パワーの
高揚と衰弱/ エルドリッジ・クリーヴァーの転向に関する試論/ 補記1 黒の山岳派、トゥサン・ルゥヴェルテュールから
ナット・ターナーへ (奴隷蜂起における宗教の役割について)/ 補記2 モハメッド・アリの断片/ シンボリズムの生態抄/
チカーノ=混血(メスティーソ)の回帰点/ E・サバタの息子たち/ 海に棄てられたジャップの役割/ 市民ケーンの怖るべ
き敵/ 補記1 マンザナーの亀裂/ 太平洋を越えた馬賊と共産党の合衆国兵士/ 補記2 玉城洋一郎の静かなる生涯/
ヴェトナム難民の明日の選択/ むかしの飼い犬の牙のブルース/ 帝国主義の衰弱および再生過程における新・隔離収
容論/ 見えざる魂の圧殺体制について/版アメリカ史年表/参考文献・引用文献一覧/あとがき>船戸与一/解説 描き
出される帝国主義の一断面>平岡正明
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
298
背面の敵
豊田 行二
1
ダイヤモンド社
1979/11/22
299
青春国会劇場 -稲田雄弁会が生
豊田 行二
んだ7人のサムライ
1
文化総合出版
1972/11/10
300
現代随筆シリーズ 作家前後
豊田 行二
1
大陸書房
301
野望
豊田 行二
1
青樹社
1977/11/10
302
小説 政界の顔役
豊田 行二
1
青樹社
1976/11/5
303
豚にくわせろ -ラーメン太閤記
豊田 行二
1
青樹社
1984/9/30
304
スイス銀行日本支店
豊田 行二
1
青樹社
1984/5/30
305
原子炉爆発 時局小説集
豊田 行二
1
青樹社
1986/12/30
306
政界参謀
豊田 行二
1
青樹社
1976/4/10
307
闇将軍暗殺計画
豊田 行二
1
1984/7/15
308
青い太陽
豊田 行二
1
309
野望標的
豊田 行二
1
光風社
グリーンアロー出
版社
青樹社
310
第一秘書の野望
豊田 行二
1
サンケイ出版
1986/10/10
311
任侠海流 -小説籠寅組
豊田 行二
1
青樹社
1987/9/10
312
ひかり10号殺人事件
豊田 行二
1
双葉社
1987/11/10
313
野望代議士
豊田 行二
1
祥伝社
1989/5/20
314
野望の罠
豊田 行二
1
祥伝社
1989/7/20
315
関門海峡殺人事件
豊田 行二
1
双葉社
1989/8/30
316
舞台峠・殺人慕情
豊田 行二
1
双葉社
1991/12/20
317
火と水の誘惑
豊田 行二
1
青樹社
1992/11/10
318
天下を狙う!早稲田雄弁会
豊田 行二
1
実業之日本社
1985/12/10
319
天下を狙う男たち
豊田 行二
1
茜新社
1990/7/10
320
小説・選挙参謀
豊田 行二
1
春陽堂書店
1983/4/5
321
敵また敵
豊田 行二
1
春陽堂書店
1983/5/30
322
野獣の男
豊田 行二
1
春陽堂書店
1983/6/25
323
サムライ軍団
豊田 行二
1
春陽堂書店
1983/7/25
324
サファリの誘拐者
豊田 行二
1
春陽堂書店
1983/8/20
325
小説・金権参謀
豊田 行二
1
春陽堂書店
1983/9/15
1
1982/1/12
作家になる以前と、作家になった後のエッセイを収めたもの。作家以前は山口新聞の「東流西流」に週一度発表していた
ものを、作家となってからは色々な雑誌や新聞に発表したエッセイを収録。東京に出てからのことや、社会に対しての持
論、郷土への思いなど、著者を取り巻く様々なことについて触れられている。
1985/5/15
1986/2/25
326
小説・示談書
豊田 行二
1
春陽堂書店
1983/10/20
327
小説・企業参謀
豊田 行二
1
春陽堂書店
1983/11/25
328
帝王の挫折
豊田 行二
勝つのはおれだ -サラリーマン十
豊田 行二
戒
1
春陽堂書店
1984/3/15
1
春陽堂書店
1984/4/10
329
270
コンビ探偵〈志摩男と倫子〉の事件簿。
新聞小説として連載された「火と水の伝説」を改題したもの
下関市出身の作家 豊田行二のデビュー作。昭和43年(1968)、オール讀物新人賞を受賞した。あらすじ>下関市壇ノ浦
の国道9号線の三叉路で、交通事故が起きた。被害者は国鉄の労働組合の書記長、加害者は海上自衛隊員。下関署の
交通課に所属する宮部は、示談に一向に応じてくれる様子のない被害者との仲介に入って欲しいと、加害者母の懇願す
る姿勢に打たれ、「民事不介入」の掟を破って被害者の元へと向かった。しかし、同情に拠るだけの行動を見抜かれ、被
害者から叱責を受け帰されてしまう。自信をなくし、なお葛藤を生じた宮部だったが、加害者本人に会った後に揺るぎない
正義感が生まれ、彼を守るための闘いを決意するのだった。
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
330
逃亡の履歴書
豊田 行二
1
春陽堂書店
1984/7/5
331
オイルギャンブラー
豊田 行二
1
双葉社
1984/7/25
332
ニッポン献金部長
豊田 行二
1
春陽堂書店
1984/10/20
333
悪党社員
豊田 行二
1
春陽堂書店
1984/11/10
334
犯罪列島3000キロ
豊田 行二
1
春陽堂書店
1985/7/10
335
野望
豊田 行二
1
春陽堂書店
1986/4/20
336
復讐は血で裁け
豊田 行二
1
廣済堂出版
1986/9/10
337
怪物大統領
豊田 行二
1
双葉社
1986/9/25
338
復讐は熱き殺意
豊田 行二
1
廣済堂出版
1987/3/10
339
復讐は女の叫び
豊田 行二
1
廣済堂出版
1987/8/10
340
ひび割れた神話
豊田 行二
1
廣済堂出版
1988/1/10
341
小説・議員秘書
豊田 行二
1
光文社
1989/2/20
342
政界献金部長
豊田 行二
1
光文社
1989/7/20
343
汚泥金脈
豊田 行二
1
光文社
1994/8/20
344
選挙参謀
豊田 行二
1
光文社
1990/2/20
345
小説・社長秘書
豊田 行二
1
光文社
1991/10/20
346
小説・金満代議士
豊田 行二
1
光文社
1992/4/20
347
政界東京夫人
豊田 行二
1
光文社
1988/9/20
348
不倫は死の匂い
豊田 行二
1
1990/7/15
349
苔の花花
井上 孝
1
350
東京0番地
井上 孝
1
双葉社
大日本雄弁会講
談社
筑摩書房
351
筑紫飄風記
井上 孝
1
筑摩書房
1957/7/20
352
俺の会社だ!
井上 孝
1
日本経済新聞社
1978/2/6
353
切れた鎖
田中 慎弥
1
新潮社
1949/7/10
1955/
2
2008/5/30
354
図書準備室
田中 慎弥
1
新潮社
2007/1/30
355
ハードロマンチッカー
グ・スーヨン
1
角川春樹事務所
2001/03/
356
偶然にも最悪な少年
グ・スーヨン
1
角川春樹事務所
2002/06/
明治維新を命題とする3部作の第1部にあたる作品。
146
第21回三島由紀夫賞受賞、第34回川端康成文学賞受賞作品。短編3作品を所収。目次(初出)> ・不意の償い(「新潮」
2007年4月号)/ ・蛹(さなぎ)(「新潮」2007年8月号)/・切れた鎖(「新潮」2007年12月号)/「不意の償い」あらすじ>将来
を約束した幼なじみと初めてセックスをしたそのときに、二人の両親は商店街で起きた火事に巻き込まれ、亡くなってい
た。男はその罪悪感を抱えたまま結婚し、妻となった幼なじみは妊娠する。しかし男の日常は罪悪感が生み出す幻影に
より、混乱をきたし始めるのだった。/「蛹」あらすじ>地上を死の世界と思い、他のかぶと虫の成虫が地上へと向かう中、
想像力を持ち得た「彼」は本能に逆らい、地中での成長を続ける。/「切れた鎖」あらすじ>海峡の町、赤間関で権勢を
誇った桜井家。家の裏にはいつしか新興宗教の教会が建ち、桜井家の女性は彼等の存在を否定し、嫌悪しながら過ごし
てきた。母、自分、娘、孫娘と、四代にわたって受け継がれてきた教会に対する意識の連鎖が今、断ち切られようとしてい
る。
184
自分がなぜ30を過ぎても働かずに生きているかを、高校時代にさかのぼって、ある教師との出会いに原因をさぐる表題作
他1編。目次>図書準備室/冷たい水の羊/装画>山本麻友香/装幀>新潮社装幀室/2005年「冷たい水の羊」第37回新
潮新人賞受賞。2007年「図書準備室」第136回芥川賞候補。「冷たい水の羊」あらすじ>大橋真夫「自分はいじめられたと
思わない」ことにより、それらの行為がいじめではなくなる論理を心の中でつぶやきながら、いじめられっ子を演じ続けて
いた。しかし、正義感によってその現状を打ち破ろうとする水原里子により、論理の暗示が弱まってしまう。論理を揺るが
す里子を犯し、殺し、そして後を追う。その決行のタイミングを、真夫は静かに待っていた。/「図書準備室」あらすじ>30歳
を過ぎて一度も働いたことがない「私」は、体が弱いわけでも、病気で働けない訳でもない。働く気はないが、喋る気ならい
くらでもある。「私」がどうしてこんな風になってしまったのか。過去の事象にさかのぼり、その理由を語る。
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
357
ゼロはん
李 起昇
1
講談社
1985/9/20
358
舞踏会の手帳
長谷川 修
1
人文書院
1975/10/15
359
ふうてん学生の孤独
長谷川 修
1
新潮社
1969/7/25
360
まぼろしの風景画
長谷川 修
1
新潮社
1972/2/15
361
遥かなる旅へ
長谷川 修
1
新潮社
1974/6/15
362
古代史推理 近江志賀京
長谷川 修
1
六興出版
1978/8/25
363
幻の草薙剣と楊貴妃伝説
長谷川 修
1
六興出版
1977/11/16
364
古代史推理
長谷川 修
1
新潮社
1974/9/25
365
住吉詣で
長谷川 修
1
六興出版
1980/3/8
366
野呂邦暢 長谷川修 往復書簡集
長谷川 修/野呂
邦暢
1
葦書房
1990/5/13
367
文学1980
日本文芸家協会
1
講談社
1980/4/16
368
三等旅行記
林 芙美子
1
改造社
1933/5/3
284
序文に「外国への三等の費用がどの位で行けるものかと、ボチボチ書いておいた堆積(もの)」とあり、フランスはパリでの
生活や、そこからシベリアを通りインド洋を船で帰ってきた記録を著した作品。下関からパリに行くまでにかかった費用が
「約三百七十九圓二十五錢。伯林から巴里まで三等の寝臺券なしだ」と著しており、その中には列車での食事代他、お菓
子や新聞雑誌、チップの金額等までが記録されている。また、パリについてからの生活に触れる中で、「全く私の日本出
来の仏蘭西語ときたら、何としても散々な粗製品であった」と学んできたフランス語では生活に不十分であったことが語ら
れている。
369
戦線(従軍記)
林 芙美子
1
朝日新聞社
1
1938/12/25
214
昭和12年(1937)7月7日に勃発した日中戦争は、12月、南京陥落を報じた。12月末、芙美子は東京日日新聞(現在の毎
日新聞)の特派員として上海、南京へと赴いた。このとき、「女流の一番乗り」として南京光華門に立ち、世間の注目を集
めた。この作品はそのときの従軍記をまとめたものである。装幀、文中に挿入されている写真は、芙美子の手によるも
の。
370
清貧の書
林 芙美子
1
新潮社
1
1939/5/28
327
昭和6年(1931)11月、『改造』に発表され、昭和8年(1933)5月、改造社より出版された。一組の夫婦のつましい生活と情
愛を描いた作品。芙美子が後に籍を入れることとなった、手塚緑敏と同棲を始めた頃のことを基に描き出されている。
371
詩集・蒼馬を見たり
林 芙美子
1
日本図書センター
1
2002/11/25
146
昭和4年(1929)6月、芙美子は「拾年間の作品の中で、好きなのだけ集めてみました」として、35編の詩をまとめたこの詩
集を自費出版した。この書籍は、南宋書院初刊本の復刻版。カバーデザインは当時のイメージを元に新たに装丁された
ものである。
短編集。所収作品>・狭きふしど/ ・鴛鴦/ ・夫婦/ ・初雷/ ・散文家の日記/ ・小家庭/ ・藤の花/ ・花火/「夫婦」あ
らすじ>結婚三年目の夫婦に訪れた危機を描く。妻との生活を退屈に思い始めた啓二は、バスの中で出会った美しい女
と比べてしまう。それというのも、妻に高価なプレゼントをして歓ばせようとした啓二だったが、値札を見た妻に怒られてし
まったことが一つの原因だった。妻のこの態度から、愛情を感じられなくなった啓二は、美しい女の元へと走る。我に返っ
た啓二が家に帰ると、そこに妻の姿はなかった。妻が家を出て行って初めて、彼女の家庭への思いと愛情を知る。また、
妻は夫への優しさが足りなかったことに思い至るのであった。
372
散文家の日記
林 芙美子
1
実業之日本社
1
1946/6/15
220
373
一人の生涯
林 芙美子
1
創元社
1
1940/1/28
288
374
375
放浪記
續・放浪記
林 芙美子
林 芙美子
1
1
改造社
改造社
1
1
1946/10/10
1946/2/15
264
林芙美子の自伝的小説。雑誌『女人藝術』に昭和3年10月から断続的に連載された。「私は宿命的に放浪者である」とし
た上で、「私が生まれたのは下関の町である」と語っている。生誕地に関しては下関説・北九州市小森江説と分かれてい
るが、芙美子の心は下関を生誕の地と定めていた。「放浪記」は単行本化されるとベストセラーとなり、芙美子の代表作と
して現在にも読み継がれている。
239
「放浪記」の続編。大正11年頃からのことを描く。恋人の一緒になろうとしたが、相手の親族の反対にあったこと、関東大
震災で被災したこと、同居していた親友が結婚すること等々、筆者の日常を取り囲むあらゆるものに焦点を当て、気取り
ない言葉で半生を綴る。あとがきに相当する部分では、「何かもつと云ひたい氣もするけれども、心が鬱々としてゐる時、
何かはつきり云へない氣持ちなのです」と、「放浪記」を振り返る他、昭和21年の芙美子の周辺について、飾らない気持ち
を吐露している。
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
376
旅館のバイブル
林 芙美子
1
大阪新聞社東京
出版局
1
1947/2/1
204
装幀並びに絵>猪熊弦一郎/あらすじ>ホテルの部屋にあったバイブルを読んで、未亡人の春子は、妻子のいる森との
関係を思い出していた。誰にも言えない森との秘密の関係は、春子を娘に戻ったような勇気と愛情を再燃させた。何度も
何度も「森に逢うのはこれが最後」と思いながらも、二人の関係は四年にわたって続いていた。しかし、森は突然家族を連
れ、北海道に行ってしまう。一言の別れの言葉もなく、森との関係は終止符を打った。突如として放り出された春子の怒り
や悲しみは、月日が経つにつれ小さくなっていったが、鏡に映る自分の姿は、恋など遠い存在になってしまった。
377
人間世界
林 芙美子
1
永晃社
1
1947/3/20
202
装丁>中川一政
378
創作ノート
林 芙美子
1
酣燈社
1
1947/8/20
261
379
380
381
382
383
384
385
うず潮
令女小説・人形聖書
松葉牡丹
繪本猿飛佐助
浮雲
女の愛情
漣波(さざなみ)
林 芙美子
林 芙美子
林 芙美子
林 芙美子
林 芙美子
林 芙美子
林 芙美子
1
1
1
1
1
1
1
新潮社
湘南書房
新潮社
新潮社
1
1
1
1
六興出版
東方社
中央公論社
1
1
1948/2/20
1949/4/20
1950/2/5
1951/3/30
300
昭和22年(1947)、戦後初の新聞小説として執筆される。毎日新聞に掲載され、連載期間は昭和22年8月1日~同年11月
24日。/あらすじ>戦争未亡人の千代子は、兄を頼りに幼い息子を連れて京都に行くが、無駄足となってしまう。そこで、
兄の知人である、ジャワから復員してきた杉本晃吉と出会う。杉本は戦前に妻を亡くし、婚約していた女性も出征中に他
の男と結婚していた。上京した千代子は息子を保育園に預け、料理屋の女中として働き始めるが、料理屋の店主に思い
を寄せられ、女将の怒りを買ってしまう。苦労が重なった千代子は病気になるが、杉本のおかげで元気を取り戻し、次第
に惹かれていくのだった。
170
「人形聖書」「花のいのち」二編が収められており、見開きには「花のいのちはみじかくて苦しきことのみ多かりき」という、
芙美子が好んで色紙などに書いた有名な一文が載っている。この文言は本編にはなんら出てこないが、それぞれの女主
人公をなぞらえているようにも受け取ることができる。「人形聖書」あらすじ>18歳の裕福な家庭の子女を主人公に、駆け
落ちしてきた男性との恋や、同性に惹かれる気持ち、揺れる少女の恋心を描く。「花のいのち」あらすじ>梅代には婚約
者がいるが、婚約者は使用人と仲睦まじい関係になっていた。やがて使用人は自殺し、梅代と婚約者の仲もすれ違って
いく。そこから別の道を模索し、幸せを掴もうとする課程を描く。
321
初出>昭和24年(1949)5月、『改造文藝』が月刊として刊行される、その創刊号に発表された。第二次世界大戦中、戦禍
を被った男女が終戦を迎えるまでを綴った作品。当時の厭世的かつ物憂い世相を色濃く反映している。この作品の主人
公は、芙美子の十年来の知り合いがモデルとされており、あとがきの中で「骨格をなす中心人物が、私の印象にはっきり
してゐたので、それだけにデッサンを克明にしようと思ったが(中略)人間を書くと云ふ事は、何と云ふむづかしさであらう
か……」と心情を吐露している。
251
初出>昭和25年(1950)6月11日から同年11月27日まで、中外新聞夕刊で連載。芙美子は「放浪記」の中で「その頃、貸
本屋と云うものがあって、私は、水戸黄門だとか、双児美人、猿飛佐助と云うような講談本から読んだ」と記している。芙
美子が幼い頃に読んだ興奮を伝えるべく、また自分の経験を反映させ、より人間味豊かに佐助を描くべく執った筆だっ
た。しかし「病氣をしましたので、ここで一休みして、またいずれ機會を得て續けるつもりです。御愛讀を謝します」との断り
を最後に、この作品もこのまま途絶えてしまう。
1951/4/5
あらすじ>タイピスト学校を出て農林省に勤めていたゆき子は、三年間続いた不倫関係を終わらせるため、仏印ダラット
への赴任を決める。しかし、現地の宿舎で出会った妻子持ちの官吏 富岡に惹かれ、美しい風景に流されるように結ばれ
た。終戦時、先に帰国した富岡を追いかけるように帰国したゆき子であったが、待っていた妻を裏切ることはできないと突
き放される。富岡の妻の死をきっかけに二人の関係は修復され、屋久島に官吏として赴任する富岡について行ったゆき
子だったが、発病し、富岡の留守中に亡くなる。
1966/8/20
336
対照的な二人の愛情の行方を辿りつつ、月日が経つにつれて変化する女の愛情を描いた作品。あらすじ>泰子は様々
な男性とすぐに親しくなり、周囲から不良と呼ばれていたが、心を強く持った女性だった。それに対して、房子は男性と距
離を置いてしまい、泰子のようにうまくいかない。泰子は好意を感じる男性がいても、それはただ「好き」であって、「愛」で
はなかった。そんな出会いと別れを繰り返しながら、真実の愛情を見つけていく。房子は、好きな人を諦めるために見合
い結婚をする。最初は自棄的な心持ちだったが、月日が経つにつれ、夫への愛情が芽生えていくのであった。
270
林芙美子の絶筆となった作品の一つ。パリに住む日本人夫妻の女中としてフランスに渡った17歳の少女・深谷久子を主
人公に、その生活や恋を描く。/他に、戦争で夫を亡くした妻と三人の娘、それぞれの視点から女の生き方を描く「女家
族」、方丈記の新解釈として筆を執った「菊尾花」が収録されているが、芙美子の死により、いずれも未完に終わってい
る。あとがきは、生前親しかった川端康成により寄せられ、芙美子の早すぎた死を悼んでいる。/「漣波」あらすじ>/宮野
内家の奥様の女中としてパリに渡ることになった久子。パリに向けて出発した日、久子には世界が輝いて見えたが、奥様
は悲しみに溢れていた。17歳の娘であった久子には、幸福なはずの奥様が悲しむ理由がわからない。パリでの生活も楽
しくなってきた久子には恋人も出来たが、奥様の帰国が決まってしまう。パリに残りたい久子は奥様にお願いするも玉砕。
帰国の日程が迫る中、恋人からの連絡もなく、必要とされていないと感じた久子は帰国を決め、マルセイユから出航する
船に乗ったのだった。(未完)
1951/7/20
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
386
めし 附 春淺譜
林 芙美子
1
朝日新聞社
387
放浪記
林 芙美子
1
改造社
1974/6/1
文庫版。
388
林芙美子随筆集
林 芙美子/武藤
康史
1
岩波書店
2003/2/14
文庫版。
389
浮雲
林 芙美子
1
新潮社
1953/4/5
文庫版。
390
風琴と魚の町・清貧の書
林 芙美子
1
新潮社
1953/5/30
文庫版。
391
めし
林 芙美子
1
新潮社
1954/10/15
文庫版。
392
放浪記(第1部~第3部)
林 芙美子
1
新潮社
1979/9/30
文庫版。
393
晩菊・水仙・白鷺
林 芙美子
1
講談社
1992/8/10
文庫版。
394
清貧の書・屋根裏の椅子
林 芙美子
1
講談社
1993/4/10
文庫版。
395
茶色の眼
林 芙美子
1
講談社
1994/1/10
文庫版。
396
うず潮・盲目の詩
林 芙美子
1
講談社
1995/4/10
文庫版。
397
絵本猿飛佐助
林 芙美子
1
講談社
1996/9/20
文庫版。
「私のたましひは旅愁の渦のなかにのみ生々としてゐるやうである」『三等旅行記』に続き、昭和14年(1939)に発売され、
累計五千部発行された芙美子の旅行本。『三等旅行記』と重複する内容を含むが、女性一人で外国を歩き回る芙美子の
力強さが溢れている。「外國の想ひ出」には、パリの街に疲れた芙美子が、セーヌ川右岸にある「アルジャントゥイユ」とい
う町で間借り生活を始めたとある。日々の執筆疲れから鳥眼になってしまった芙美子は、友人の勧めで日本食屋に鰻を
食べに行った。そこで、すき焼きを食べている下関出身のテノール歌手 藤原義江のことにも触れている。
398
399
400
私の紀行
林芙美子紀行集・下駄で歩いた巴
里
子午線の祈り
1
1951/10/10
林 芙美子/新潮
文庫刊行会
1
新潮社
1939/7/21
立松 和平
1
岩波書店
2003/6/13
木下 順二
1
河出書房新社
1990/3/23
401
流転七十五年 -オペラと恋の半生 藤原 義江
1
主婦の友社
1
1974/6/30
402
小説 田中絹代
新藤 兼人
1
読売新聞社
1983/2/12
403
旅愁 -日本現代文学全集65 横
光利一集
横光 利一
1
講談社
1961/4/20
404
藤原義江 -歌と女たちへの讃歌
牛島 秀彦
1
読売新聞社
1982/7/15
375
装幀>木村忠太/題字>林芙美子/所収作品>・めし/・春淺譜/あとがき・川端康成/「めし」は朝日新聞に連載中、芙美
子の死によって未完に終わった絶筆。連載期間は昭和26年4月1日~昭和26年7月6日。昭和26年3月29日、朝日新聞の
社告「作者の言葉」の中で、「たきたての、ご飯のような、ふっくりとした小説を、きどりのない人達にあてて、のんびりと私
は書きたいのです」と小説のタイトルを「めし」とした理由を語っている。あらすじ>結婚生活5年の初之輔と三千代。二人
の間には子供がおらず、三千代は結婚生活に希望を見出せず不安な日々を過ごしていた。そこに両親に背き、東京から
家出をしてきた夫の姪、自由奔放な里子が現れる。里子は夫の兄夫婦の養子のため血の繋がりはなく、叔父である夫を
「初之輔さん」と呼ぶことが三千代は気に入らない。三千代が怒りっぽくなってしまったのは倦怠期のためだと感じていた
初之輔は、そうとも知らずに里子に優しくしてしまう。三千代は夫と距離を置くために上京し、一緒に里子も送り返すことに
した。しかし、東京に向かう汽車の中、三千代は自ら夫の傍を離れることを決めたにも関わらず、夫のこれからの生活を
心配してしまうのであった。(未完)
255
著者の自伝。流浪の幼少期、奔放な少年時代、歌劇との出会いと、オペラに捧げた半生、そして多彩な恋の数々。藤原
義江の75年の人生が、様々なエピソードとともに綴られたもの。目次>・藤原義江を讃える 古垣 鉄郎/ 人生の旅路/
團 伊玖磨/ 忘れえぬ人、忘れえぬこと/ 亡き母、遠い母の話/ 父の面影/ 如来さま、金光さま、天理教、キリスト教/
学校遍歴と瓜生家/ 伊庭孝氏と浅草時代/ ミラノへの旅立ち/ オスボーン家の女性たち/ パリの二人の友人――松
山芳野里と照井詠三/ ペギーとストラディバリウス/ ロンドン社交界とレディ・スエースリング/ 吉田茂さんの思い出/
最初の帰朝と帝国ホテル/ 今は亡きあき子の思い出/ ミラノのフランチェスカ/ 可愛いイギリス娘ジャン/ 藤原歌劇団
創立まで/ クズネツォヴァとシャリアピン/ 大倉男爵とゴルフのハーフカップ/ 歌姫関屋敏子の死/ 純真な魂の人 三
浦環/ 天才ピアニスト 近藤柏次郎/ “藤原ぶし”の命名者ホリケイさん/ 藤原歌劇団アメリカ公演/ 国立オペラ劇場
への夢/ 思い出すままに/口笛を吹きながら/ わがミステーク/ サクラの話/ 『カルメン』の珍事/ テノールバカ/ 百万
ドルの悪声/ 『討匪行』/ 音楽会のマナー/ 歌手とお酒/ 食べものあれこれ/ ピーチメルバの由来/ 運転手つきジー
プ/ ポール・ロブスン/ 木琴の名手/ 玄人はだし/ サトウハチローさん/ 正直なウソ/ ブエノスアイレスで/ ヨソの女
房/ アフリカの女/ クリスチャンの野球見物/ 罪な名前/ さかさおぼえ/ 手紙書き/ 大和魂/ 日本版オペラへの夢/
あとがき/藤原義江年譜//装丁>橋本潔/カット>三上桜華
溝口健二のもとで修行した新藤監督による、小説としてのフィクションも含んだ、女優田中絹代の生涯。
ネイル・ブロフェイ・リードと坂田キクの子として生まれた藤原義江の生涯を描く。
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
405
東京牛乳物語 -和田牧場の明治・
黒川 鍾信
大正・昭和
1
新潮社
406
水の底の都 -「平家物語」わたし
の旅
真砂 早苗
1
西田書店
1988/6/25
407
英雄色を好む -小説・伊藤博文
南條 範夫
1
文芸春秋
1990/5/10
408
明治の宰相 -伊藤博文伝
杉森 久英
1
角川書店
1976/9/30
409
高杉晋作
野中 信二
1
光文社
1998/7/20
410
虚構のクレーン
井上 光晴
1
新潮社
1969/7/25
411
旅ゆけば俳句
江国 滋
1
新潮社
1989/2/25
412
生きることの意味 -ある少年のお
高 史明
いたち
1
筑摩書房
1986/1/28
413
土と兵隊・麦と兵隊
火野 葦平
1
新潮社
1953/1/15
414
マイコレクション
森 瑤子
1
角川書店
1994/5/25
415
もと夫婦
田辺 聖子
1
講談社
1975/5/15
416
それからの武蔵(1)-波浪編
小山 勝清
1
集英社
1980/10/25
417
奇兵隊の反乱
早乙女 貢
1
集英社
1977/6/30
418
新・平家物語(13)
吉川 英治
1
講談社
1976/9/1
419
新・平家物語(14)
吉川 英治
1
講談社
1976/9/1
420
春の城
阿川 弘之
1
新潮社
1955/5/30
421
途中下車の味
宮脇 俊三
1
新潮社
1992/6/25
422
集金旅行
井伏 鱒二
1
新潮社
1957/10/30
424
十一番目の志士
司馬 遼太郎
1
文芸春秋
1974/11/25
425
宮本武蔵
司馬 遼太郎
1
朝日新聞社
1999/11/1
426
奇兵隊燃ゆ-志士の海峡
童門 冬二
1
祥伝社
1992/12/20
427
宮本武蔵 -剣豪列伝
縄田 一男
1
廣済堂出版
1997/11/1
428
ひと足ずつ
山崎 朋子
1
光文社
1987/5/20
429
宮本武蔵 -立川文庫(復刻版)
野花散人
1
講談社
2002/11/29
430
明治大帝(二) -長州征伐の巻
立野 信之
1
光風社出版
1966/6/20
431
大山巌 -第四巻・日清戦争
児島 襄
1
文芸春秋
1978/2/5
433
随筆新平家
吉川 英治
1
朝日新聞社
1963/4/25
434
斉藤茂吉集 -現代の随筆22
中村 稔
1
彌生書店
1982/6/15
436
義経
司馬 遼太郎
1
文芸春秋
1968/5/5
437
波のかたみ -清盛の妻
永井 路子
1
中央公論社
1985/12/20
438
人間美術館
中川 友吉
1
東方出版
1985/1/10
439
女龍王神功皇后(上・下)
黒岩 重吾
1
新潮社
1999/9/25
440
鼠
城山 三郎
1
文芸春秋
1966/4/10
441
高杉晋作(上・下)
池宮 彰一郎
1
講談社
1994/11/13
2
1998/5/20
286
明治初頭、東京で牛乳事業に乗り出した武士がいた。まだ「牛乳を飲む」ということが非常に珍しかった時代、いかに日常
に定着させるか、多くの牛乳を搾乳出来るようになるかと課題は山積みの状態だった。政府の奨励もあり、この事業に参
入してくるものは多かったが、生き残っていけたものはそれほど多くはない。そのような中で事業を拡大し、牛乳事業の5
指に数えられるまでになった「和田牛乳」の4代にわたる物語。昭和を風靡した下関出身の女優 木暮実千代の、父の実
家でもあり、語り部の一人として、木暮も登場する。
神巧皇后を比類なき呪術の魔力を秘めた女性として描く。
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
442
三千世界の烏を殺し
竹田 真砂子
1
祥伝社
1991/3/30
443
或る日記
宇野 千代
1
集英社
1978/4/10
444
半生の記
松本 清張
1
河出書房新社
1966/10/15
445
人間記録戦後民衆史
大島 幸夫
1
毎日新聞社
1976/6/10
446
萌野
大岡 昇平
1
講談社
1973/6/4
447
戦争で死ねなかったお父さんのため
つか こうへい
に -明日からのレポート
1
新潮社
1976/2/25
448
十二の遠景
高橋 陸郎
1
中央公論社
1970/7/20
449
ゆめはるか吉屋信子 -「秋灯机の
田辺 聖子
上の幾山河」(上・下)
1
朝日新聞社
1999/9/20
450
幻想紀行 -地図を行く
塚本 邦雄
1
毎日新聞社
1980/1/25
451
バスに乗ってどこまでも
田中 小実昌/山
本 容郎
1
JTB
2001/11/15
452
海峡トンネル -鉄道史伝
上田 廣
1
大正出版
453
反随筆
井上 光晴
1
構想社
1977/10/1
454
わが山河巡礼
水上 勉
1
中央公論社
1971/7/5
455
ニッポン気違い列島
きだみのる
1
平凡社
1973/11/20
456
気ままなる旅
司修
1
筑摩書房
1986/11/20
457
妻たちの二・二六事件
澤地 久枝
1
中央公論社
1972/2/10
2・26事件に関与した人物の遺された妻たちの35年へのルポ。 下関出身田中勝中尉の母と妻の生き様を描く。"
458
烙印の女たち
澤地 久枝
1
講談社
1977/5/20
下関市豊田町での父の冤罪と闘い続ける女性を描く。
459
燃えて生きよ -平林たい子の生涯 戸田 房子
1
新潮社
1982/2/20
460
女人 吉屋信子
1
文芸春秋
1982/12/20
461
江は流れず -小説・日清戦争(上・
陳 舜臣
中・下)
1
中央公論社
462
生麦事件
吉村 昭
1
新潮社
1998/9/25
463
響灘 -そして十二の短編
阿刀田 高
1
文芸春秋
1989/9/20
464
閃光に向かって走れ
佐木 隆三
1
文芸春秋
1978/2/25
465
旅する女 -女シリーズ(全)
小松 左京
1
勁文社
1993/11/10
466
岸田劉生晩景
松本 清張
1
新潮社
1980/10/20
467
機雷
光岡 明
1
講談社
1976/7/10
468
狩野芳崖 -水上勉義玉集
水上 勉
1
中央公論社
1969/11/4
469
革命前夜
火野 葦平
1
中央公論社
1960/1/30
470
幕末の絵師 -若き日の狩野芳崖- 桂 英澄
1
新人物往来社
1972/10/25
471
寂光
1
筑摩書房
1972/4/10
472
生を踏んで恐れず -高橋是清の
生涯
津本 陽
1
幻冬舎
473
磔
吉村 昭
1
文芸春秋
吉武 輝子
桂 英澄
1
1981/12/15
高杉晋作をめぐる女性たちを描いた作品。高杉雅子、おうの(梅処尼)、野村望東尼など。
著名な詩人の書いた自伝(自分史)。
377
表紙デザイン>辰巳四郎/本文カット>内田克巳/「海底トンネル第一号」から改題。関門鉄道トンネル工事の歴史をたど
る。貴重な資料でもある。
「長府のひと」長府の山手に、入牢している水上勉という同姓同名の人の母親がいて、著者をわが子と思う人のもとを尋
ねる。城下町では狩野芳崖に心を寄せる。
1981/07/~09/
3
1998/12/28
1975/3/15
女性を美しい存在として描く。
戦時下の報道部員としての生活を描く。その拠点は福岡市の渡辺通に面した「川島ホテル」(西部軍報道部)
333
1998年2月10日~1998年10月17日「夕刊フジ」で連載。「野人宰相 高橋是清」を改題、加筆・訂正したもの。装幀>菊地
信義/ふくよかな体型から「だるま宰相」と親しまれた高橋是清。彼は明治から昭和にかけて、日本の財政が破綻の危機
に立ち至ったとき、巧みな舵取りで国難を立ち直らせた。私生児として生まれた是清が昭和11年2月26日(2・26事件)、82
才で亡くなるまでの生涯を綴ったもの。
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
474
アカシヤの大連
清岡 卓行
1
講談社
1970/3/20
475
海の瞳 -原口統三を求めて
清岡 卓行
1
文芸春秋
1975/8/25
476
二十歳のエチュード
原口 統三
1
角川書店
1952/6/30
477
1945年夏
金石 範
1
筑摩書房
1974/4/30
478
山河哀号
麗羅
1
集英社
1979/8/25
479
玄界灘
金 達寿
1
講談社
1975/1/15
480
三たびの海峡
帚木 蓬生
1
新潮社
1992/4/15
481
停車場有情
水上 勉
1
角川書店
1980/11/20
482
砂漠の花 -現代の文学21平林た
平林 たい子
い子
1
河出書房新社
483
松田優作・炎静かに
1
立風書房
1990/11/30
484
夕陽の墓標 -若き兵士の日露戦
根来 藤吾
争日記
1
毎日新聞社
1976/12/5
485
青年
林 房雄
1
中央公論社
1934/3/23
486
長門尼僧物語
上田 芳江
1
国書刊行会
487
奔れ晋作! -長州維新風雲録
榛葉 英治
1
日本経済新聞社
488
高杉晋作
三好 徹
1
学習研究社
1988/11/30
489
面白きこともなき世を面白く -高杉
粕谷 一希
晋作遊記
1
新潮社
1984/7/20
490
高杉晋作の愛した女 おうの
松本 幸子
1
新人物往来社
1981/10/10
491
龍馬の愛した女 おりょう
大内 美予子
1
新人物往来社
1978/4/5
492
風土の中の史実
奈良本 辰也
1
読売新聞社
1975/5/30
493
二人の武蔵 -五味康祐代表作集6 五味 康祐
1
新潮社
1981/4/20
494
決闘者 宮本武蔵・壮年編
柴田 錬三郎
1
講談社
1973/7/24
495
宮本武蔵
津本 陽
1
文芸春秋
1985/5/30
497
随筆・佐々木小次郎
村上 元三
1
朝日新聞社
1952/7/5
498
明治の人間
小島 政二郎
1
鶴書房
1966/12/10
499
随筆宮本武蔵
吉川 英治
1
六興出版
1957/9/25
500
にっぽん母物語
松永 伍一
1
冬樹社
1978/10/20
501
日本旅情
高橋 義孝
1
新潮社
1963/3/20
502
穏健なペシミストの観想
高橋 義孝
1
新潮社
1967/3/25
503
人間レコード -夢野久作全集6
夢野 久作
1
1969/12/31
504
晋作蒼き烈日
秋山 香乃
1
三一書房
日本放送出版協
会
赤江 瀑
1
1742 遠臣たちの翼
山口 猛
中央公論社
1966/8/8
1
1979/7/28
195
「男には踏み込めない世界」の尼僧及び尼寺の世界を描く。目次>序 章 向岸寺/第一章 法尼の歴史/第二章 時代
の変遷と尼僧/第三章 長門尼僧/第四章 尼僧の業跡/第五章 尼庵を訪ねて/あとがき
216
昭和24年(1949)から翌25年にかけて夕刊 朝日新聞に連載した小説『佐々木小次郎』について、作者の述懐をまとめたも
の。この小説を執筆するに至る背景や、巌流島の決闘に対する歴史的観点からの所見など、「小説の楽屋話」が綴られ
ている。
1990/8/1
山陽ホテルと山陽本線が舞台のスパイ物小説。
2007/7/25
1
1989/11/10
337
1986年10月中央公論社刊『遠臣たちの翼』文庫版/所収作品>元清五衰/踊れわが夜/春睡る城/しぐれ紅梅/日輪の濁
り/解説・増田正造
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1844 舞え舞え断崖
赤江 瀑
1
講談社
1
1989/1/15
268
短編集。カバーデザイン・人形製作>辻村ジュサブロー/撮影>海老澤一郎/所収作品(初出)>女形の橋 (『小説推
理』昭和56年1月号)/水鏡の宮 (『小説宝石』昭和56年2月号)/燿い川 (『素敵な女性』昭和55年11月号)/舞え舞え断
崖 (『小説現代』昭和53年1月号)/悪戯みち (『小説現代』昭和52年11月)/柩の都 (『小説現代』昭和52年4月号)/黒
馬の翼に乗りて(『小説現代』昭和52年5月号)/解説・小林孝夫「巌の花」
1845 荊冠の耀き
赤江 瀑
1
徳間書店
1
1991/2/15
318
短編集。1987年2月徳間書店刊行『荊冠の耀き』の文庫化/カバーイラスト>仲村 計/カバーデザイン>秋山法子/所収
作品>荊冠の耀き/午睡の庭/水恋鳥よ/夜な夜なの川/鏡の中空/二枚目の首/黒衣の渚/空華の森/四月に眠れ/解
説・千栄子ムルハーン
1846 獣林寺妖変
赤江 瀑
1
講談社
1
1982/6/15
250
短編集。カバーデザイン・人形製作>辻村ジュサブロー/所収作品>獣林寺妖変/ニジンスキーの手/禽獣の門/殺し蜜
狂い蜜/解説・松田修/ファンレター・辻村弘子
1847 巨門星 小説菅原道真青春譜
赤江 瀑
1
文藝春秋
1
1990/6/10
522
昭和56年文藝春秋社刊行『巨門星 天の部』の文庫化
1848 ポセイドン変幻
赤江 瀑
1
集英社
1
1994/10/25
343
短編集。1975年6月新潮社より刊行『ポセイドン変幻』の文庫化/カバー>堀 晃/A・D>ZOO/所収作品>恋牛賦/春猿/
ポセイドン変幻/ホタル闇歌/灯籠爛死行/八月は魑魅と戯れ/解説・司 修「濃密なエロティシズムの陰に潜むもの」
1849 海贄考
赤江 瀑
1
徳間書店
1
1986/5/15
282
短編集。1980年7月、徳間書店刊行『海贄考』の文庫化/カバーデザイン>山岸義明/所収作品>海贄考/悪い鏡/浮寝
の骨/硝子のライオン/幻鯨/月下殺生/外道狩り/火藪記/解説・清永唯夫「情念の細工みち」
469
あらすじ>満州事変から6年。理想を捨てた太郎は満州国国務院で地位を固め、憲兵隊で活躍する三郎は待望の長男を
得、記者となった四郎は初の戦場取材に臨む。そして、特務機関の下で働く次郎を悲劇が襲った。四兄弟が人生の岐路
に立つとき、満州国の命運を大きく揺るがす事件が起こる。読者を「南京事件」へと誘う第5巻。(『灰塵の暦』帯より)/目次
>第一章 真夏の夜鴉/第二章 枯骨の盆地/第三章 ふたつの兵変/第四章 嵐の前夜/第五章 北支の硝煙/第六章
戦火、南へ
1850 満州国演義5 灰塵の暦
船戸 与一
1
新潮社
1
2009/1/30
1851 夜来香海峡
船戸 与一
1
講談社
1
2009/5/28
429
書き下ろし/装幀>鈴木正道(Suzuki Design)/装画>牧野千穂/あらすじ> 慢性的な嫁不足に悩む東北。蔵田はそこに
中国から花嫁を斡旋する「花嫁輸入代行業」を営んでいる。軌道に乗っていたビジネスに暴力組織が介入してきた。対処
に悩むうちに、斡旋した花嫁の一人が中国黒社会への資金2億円を持って失踪し、事態は日本にとどまらぬ闇の世界へ
と繋がっていく。
1855 花酔い
赤江 瀑
1
角川書店
1
1986/12/25
281
カバー>村上昴/解説・尾崎秀樹
1856 金環食の影飾り
赤江 瀑
1
角川書店
1
1986/4/25
271
カバー>村上昴/所収作品>金環食の影飾り/『大内御所花闇菱』・脱落ノート/解説・武蔵野次郎
1857 上空の城
赤江 瀑
1
角川書店
1
1986/7/10
199
カバー>村上昴/解説・武蔵野次郎/昭和52年7月31日、角川書店より刊行された単行本の文庫版化。あらすじ>日本の
城を訪ね歩いていた少年は、不思議な雰囲気を持った少女と出会う。彼女は記憶の中にある「黒い城」を求め、日本中の
城という城を探し歩いていた。様々な可能性を考察しながら、やがて二人は「黒い城」の正体に辿り着く。
1858 美神たちの黄泉
赤江 瀑
1
角川書店
1
1986/2/10
252
短編集。カバー>村上昴/所収作品>美神たちの黄泉/万葉の甕/黒潮の魔軍/草薙剣は沈んだ/カツオノエボシ獄/解
説・村上昴
263
短編集。昭和58年12月、講談社より刊行された『春泥歌』の文庫化/カバーデザイン・人形製作>辻村ジュサブロー/撮影
>海老澤一郎/所収作品(初出)>春泥歌 (『別冊小説現代』昭和57年初夏号)/砂の眠り(『小説宝石』昭和57年10月
号)/春眠(『ショートショートランド』昭和58年3月号)/オオマツヨイクサよ(『別冊小説新潮』昭和50年10月号)/春の寵児
(『小説宝石』昭和58年2月号)/朝の廊下(『週刊小説』昭和57年12月31日号)/平家の桜(『週刊小説』昭和54年3月2日
号)/耳飾る風(『週刊小説』昭和54年10月12日号)/虚空の馬(『小説現代』昭和58年2月号)/金襴抄(『小説現代』昭和57
年2月号)/解説・関口苑生
1859 春泥歌
赤江 瀑
1
講談社
1
1990/6/15
1860 鬼会
赤江 瀑
1
講談社
1
1989/12/15
225
短編集。カバーデザイン・人形製作>辻村ジュサブロー/撮影>海老澤一郎/所収作品(初出)>/鬼会(『小説新潮』昭和
56年4月)/嬥歌の羽(『小説宝石』昭和57年2月)/アマゾンの春の魚(『週刊小説』昭和50年5月30日号)/裸の森番(『週刊
小説』昭和55年12月12日号)/汐の雄身(『小説現代』昭和52年3月号「汐の雄蘂」改題)/朝妻詣で(『小説現代』昭和54年
9月号)/夜叉の舌(『小説現代』昭和53年3月号)/初出誌リスト/解説・竹部忠夫
1861 アンダルシア幻花祭
赤江 瀑
1
講談社
1
1987/1/15
264
短編集。カバー装画>大島哲以/所収作品(初出)>アンダルシア幻花祭(『小説現代』昭和51年9月号)/刀花の鏡(『小
説現代』昭和52年2月号)/五月の鎧(『小説現代』昭和53年6月号)/音楽室の岬(『小説現代』昭和54年2月号)/獣心賦
(『小説現代』昭和55年6月号)/皆紅の扇・小林孝夫
資料ID 書籍名
1864 三国志(上) 赤壁の戦い
1865 三国志(下) 秋風五丈原
1866
林芙美子長編小説集 第四巻 泣
蟲小僧 女性神髄
作家名
古川 薫
1870 新・雨月 戊辰戦役朧夜話 下
1871
1
ほるぷ出版
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
2009/10/10
367
装画>上野憲男/装幀>横山京子(スーパーマーケット・カンパニー)/「三国志演義」に拠って三国志を描いた作品。蘇軾
の書いた「赤壁賦」を礎にしており、リズムよく読み進められるよう工夫をされている。また、古川氏が子供の頃に読んだ
興奮を今の子供たちにも伝えるべく、全編にわたってふりがなが送られている。/副題の通り208年に起こった「赤壁の戦
い」を中心とするが、「三国志」へと発展してゆく歴史の流れから、赤壁の戦いで魏軍が呉・蜀連合軍に破れて逃げ果せる
までを描いている。※赤壁賦(せきへきのふ)/1082年7月16日、北宋の詩人・蘇軾(そしょく)が友人と一夜赤壁に遊んだ。
その年の冬、別の友人2人と再遊したときの作。前者を「前赤壁賦」、後者を「後赤壁賦」といい、この両者を指して「赤壁
賦」という。/※蘇軾(そしょく)北宋の詩人・文章家。唐宋八家の一人。字は子瞻(しせん)、号は東坡(居士)。父の洵(じゅ
ん)、弟の轍(てつ)と共に三蘇と呼ばれる。/※赤壁の戦い/三国時代(208年)に起こった、孫・劉連合軍と曹操軍との戦
い。これにより天下三分の計が生ずる基となった。
古川 薫
1
ほるぷ出版
1
2010/3/25
341
装画>上野典憲男/装幀>横山京子(スーパーマーケット・カンパニー)/「三国志演義」に拠って三国志を描いた作品。序
章では蘇軾の「後赤壁賦」を、終章では土井晩翠の書いた叙事詩「星落秋風五丈原・初章」を引用し、三国志の世界観を
より豊かに伝えている。/下巻は赤壁の戦いの後、210年頃から綴られており、蜀の軍師・諸葛亮を主軸に物語が展開、
彼の死と蜀の衰微を最後に完結する。/※三国志演義(さんごくしえんぎ)明代(1868―1644)に書かれた長編小説。小
説、戯曲作家・羅貫中(らかんちゅう)の作。蜀の劉備・関羽・張飛が桃園に義を結ぶのに始まり、呉の孫皓が降伏して晋
の天下統一が完成するまでの歴史を、三国志に基づきつつ、虚構も交えて描いた作品。元禄初年、湘南文山訳「通俗三
国志」が刊行されて以来、現在に到るまで日本でも長く愛読されている。/※土井晩翠(どいばんすい)1871-1952。仙台
生まれの詩人・英文学者。二高(現東北大学)教授。詩集「天地有情」「暁鐘」他。邦訳に「イリアス」「オデュッセイア」など
がある。
林 芙美子
1
中央公論社
16
1938/7/28
338
装画>梅原龍三郎
1
世界文學社
1
1947/9/30
222
短編集/装幀>佐藤美代子/所収作品>作家の手帳/夢一夜/麗しき脊髄/なぐさめ/放牧/あとがき
508
装丁>多田和博/カバー写真>getty images+Fieldwork/初出>『問題小説』2008年1月号~2009年10月号掲載。大幅に
加筆訂正したもの。//歴史小説という分野に、一石を投じる作品。主人公となる人物は3人。長岡藩の元博徒、長州藩の
間諜、会津藩の家臣。しかしいずれも架空の人物。/「実在の人物は、内面を描くのを控えた。登場しても、脚色のない事
実を重ねた。船戸さんは『実在の人物がどう思った、というのは確かめようがない。本当は話すのも避けたかった』という。
(中略)『歴史小説は史実か作家の想像なのか、うまくなればなるほどわからなくなってくる。(略)(小説のイメージが広が
ると)定着したものはなかなか壊せない』と話す」(朝日新聞/2010.3.29)/下巻終章では各藩、登場人物のその後を、史実
に基づき、淡々と記している。
1867 夢一夜
1869 新・雨月 戊辰戦役朧夜話 上
数量 出版社
船戸 与一
船戸 与一
天辺の椅子――日露戦争と児玉源
古川 薫
太郎
1
徳間書店
1
2010/2/28
1
徳間書店
1
2010/2/28
496
装丁>多田和博/カバー写真>getty images+Fieldwork/初出>『問題小説』2008年1月号~2009年10月号掲載。大幅に
加筆訂正したもの。//歴史小説という分野に、一石を投じる作品。主人公となる人物は3人。長岡藩の元博徒、長州藩の
間諜、会津藩の家臣。しかしいずれも架空の人物。/「実在の人物は、内面を描くのを控えた。登場しても、脚色のない事
実を重ねた。船戸さんは『実在の人物がどう思った、というのは確かめようがない。本当は話すのも避けたかった』という。
(中略)『歴史小説は史実か作家の想像なのか、うまくなればなるほどわからなくなってくる。(略)(小説のイメージが広が
ると)定着したものはなかなか壊せない』と話す」(朝日新聞/2010.3.29)/下巻終章では各藩、登場人物のその後を、史実
に基づき、淡々と記している。
1
筑摩書房
1
2010/5/10
490
装幀>安野光雅/初出>1992年11月、毎日新聞社より刊行。1996年5月、文春文庫に収録された。文春文庫版を底本と
し、加筆・修正を加えたもの。明治の軍人であり、稀代の戦術家と評された児玉源太郎。彼の生涯を描く長編歴史小説。
1
春陽堂書店
1
1997/5/8
46
詩>金子みすゞ/画>殿村栄一/所収作品>月日貝/お花だったら/土と草/空の鯉/楊とつばめ/蓮と鷄/星とたんぽぽ/
露/わらひ/金魚/青い空/御本と海/お菓子/硝子と文字/お勘定/梨の芯/木/積った雪/さよなら/
55
画>栗原佳子/デザイン>山口桃志/所収作品>すなの王国/つゆ/ながいゆめ/なぞ/海を歩く母さま/もういいの/朝顔
のつる/海とかもめ/水すまし/お魚/となりの子ども/やぶかのうた/いそがしい空/月日貝/土/お日さん、雨さん/わたし/
たもと/はだし/水と影/弁天島/もくせいの灯/つばめ/光のかご/帆//金子みすゞの詩に押し花をつけた詩画集。「花」
「春」「夏」とシリーズの3作目。
1872 みすゞ詩画集 月
金子 みすゞ/殿
村 栄一
1873 みすゞ詩画集 夏
金子 みすゞ/栗
原 佳子
1874 みすゞ詩画集 春
金子 みすゞ/栗
原 佳子
1
春陽堂書店
1
2000/12/10
53
画>栗原佳子/デザイン>山口桃志/所収作品>四月/春の朝/美しい町/ゆめとうつつ/見えないもの/知らない小母さん
/土と草/木/しば草/転校生/空のこい/はちと神さま/このみち/蛙/いどばたで/なかなおり/草山/わたしと小鳥とすずと/
げんげの葉のうた/ふうせん/こころ/あるとき/おもちゃのない子が/早春/あした//金子みすゞの詩に押し花で画を添えた
詩画集。「花」「春」「夏」シリーズの2作目。
1875 みすゞ詩画集 花
金子 みすゞ/栗
原 佳子
1
春陽堂書店
2
2000/6/25
48
画>栗原佳子/デザイン>山口桃志/所収作品>草の名/わらい/星とたんぽぽ/げんげ畑/仙人/もくせい/葉っぱの赤
ちゃん/つばな/だれがほんとを/灰/雨のあと/足ぶみ/空いろの花/だいだいの花/草原/ひまわり/ばらの根/木/こよみと
時計/どんぐり/茶わんとおはし/お花だったら/花屋のじいさん/花のたましい/あとがき/巻末>金子みすゞを辿る道
1
春陽堂書店
1
2001/7/25
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1876 MISUZU
金子 みすゞ/映
画「みすゞ」製作
委員会/荒木 経
惟
1
紀伊國屋書店
1
2001/7/26
71
編者>映画「みすゞ」製作委員会/所収作品>みすゞの詩/ 私と小鳥と鈴と/大漁/星とたんぽぽ/海とかもめ/不思議/土
/露/夜なかの風/積った雪/きりぎりすの山登り/物語/みすゞ追想……村田喜代子(作家)/シャボン玉のみすゞ……平田
俊子(詩人)/金子みすゞと大正文化……紀田順一郎(評論家)/みすゞが暮らしたころの下関……武部忠夫(海峡座主
宰)/みすゞ年譜/みすゞの眼になって……荒木経惟(写真家)/見つめる金子みすゞ……五十嵐匠(監督)/金子みすゞの
私……荻田芳久(脚本)/スタッフ紹介/映画「みすゞ」を製作するに当たり発行された図書。/監督:五十嵐匠、主演:田中
美里/出演者のスナップ写真などを交えてみすゞの詩を紹介するほか、映画製作関係者によるエッセーが寄せられてい
る。
1877 睫毛の虹
金子 みすゞ/よし
だ みどり
1
JULA出版
1
1995/7/17
67
金子みすゞの詩を、よしだみどり氏により英訳・挿画された絵本。本書「あとがき」の中で、「この素晴らしい詩人の温かく
繊細な感性の世界観を、世界の人々に知って頂きたいとの思いから、みすゞの詩の英訳と、その詩を絵にさせて頂きまし
た」と、製作に対して述懐している。
1878
童謡詩人・金子みすゞの優しさ探し
の旅“みすゞさん” 第一集
金子 みすゞ/三
瓶 季恵
1
春陽堂書店
1
1997/6/10
45
絵本作家を目指した三瓶季恵氏が大学在学中に制作した絵本。「大人の人が忘れてしまった不思議なことや 子供がま
だ知らない悲しいこと、みすゞさんの描きたかった大きな大きな世界をたくさんの人にそれぞれの思いで、広げていってい
ただけたらうれしいです」と、本書制作に寄せる思いを綴っている。
1879
童謡詩人・金子みすゞの優しさ探し
の旅"みすゞさん" 第二集
金子 みすゞ/三
瓶 季恵
1
春陽堂書店
1
1998/9/20
45
絵本作家を目指した三瓶季恵氏が、大学在学中に制作した絵本の二作目。「あたたかい日、さみしい日、笑顔がいっぱい
の日、けんかした日、素直な気持ちを綴った本当にたくさんの毎日がここにはあります。小さな発見や大きな夢がたくさん
詰まった毎日、みすゞさんの毎日です」と、本書の詩に寄せる思いを綴っている。
1880 金子みすゞ・空のかあさま
金子 みすゞ/石
井 昭/テレビ山
口
1
新日本教育図書
1
1997/2/28
36
平成8年5月、TBS系列の局で共同制作していたドキュメンタリー番組「電撃黒潮隊」で放映された。そこに使用された影絵
に若干の変更を加え、絵本にまとめたもの。
1881 金子みすゞ・ほしとたんぽぽ
金子 みすゞ/上
野 紀子
1
JULA出版
1
1985/10/1
30
所収作品>/たいりょう/おさかな/つもった ゆき/つち/つゆ/き/わらい/わたしとことりとすずと/ふしぎ/まゆとはか/ほしと
たんぽぽ/いぬ/こだまでしょうか/こころ/みんなをすきに//全編ひらがなで綴られており、ひらがなを覚えた子供なら一人
でも読める絵本。
1882 金子みすゞ童謡絵本・キネマの街
深沢 邦朗/金子
みすゞ
1
JULA出版
1
2001/7/25
28
所収作品>ビラまき自動車/魚売りの小母さんに/行軍将棊(こうぐんしょうぎ)/花屋のじいさん/日曜の朝/金米糖の夢/
山の子浜の子/はつ秋/なまけ時計/大将/月と泥棒/曲馬の小屋/寒のあめ/かるた/キネマの街
金子みすゞ≪南京玉≫より ふう
1883
ちゃんの詩
金子 みすゞ/上
野 紀子/矢崎 節
夫
1
JULA出版
1
1995/11/14
30
大正15年(1926)11月14日、みすゞは長女・ふさえを出産する。その頃既に童謡歌人として注目を浴びていた彼女だった
が、昭和4年、3冊の手書きの童謡集をまとめた後は、詩作を断ってしまった。同年10月、三歳になる娘の片言を手帳に書
き留めるようになり、それを「南京玉」と名付けた。本書はその中から13編を選び、詩画集としてまとめたもの。巻末には
「南京玉」の原文を掲載している。
金子みすゞ童謡絵本・海とかもめ
ふるさと仙崎のうた
金子 みすゞ/尾
崎 眞吾/矢崎 節
夫
1
JULA出版
1
2002/1/30
38
画家・尾崎眞吾氏が鉛筆画でみすゞのふるさと・仙崎を描いた絵/所収作品>王子山/瀬戸の雨/極楽寺/弁天島/花津浦
(はなづら)/祇園社/波の橋立/郵便局の椿/海とかもめ/月日貝/鯨法会/かたばみ/お勘定/角の乾物屋の―わがもとの
家、まことにかくありき―/石ころ/大漁
174
装画>松本国三/協力>小出由紀子事務所/装幀>新潮社装幀室/所収作品(初出)>「実験」(「新潮」2009年12月号)/
「汽笛」(「國文学」2009年6月臨時増刊号)/「週末の葬儀」(「新潮」2009年4月号)/「実験」あらすじ>小説を生業とする下
村は、書けない現状から脱するすべを模索していた。そこに小学生時代の友人・春男の自殺未遂を知り、「うつ状態で自
殺願望を持つ主人公」に「友人が何らかの作用をする」話を思いつく。「何らかの作用をする友人」の役を自ら実行し、下
村は春男の観察を開始した。/「週末の葬儀」あらすじ>海峡の町で暮らす公蔵は、夫婦がいつの間にか崩壊していた原
因を、自分が今孤独であることを、この町を侵略する塩と砂にあると見ていた。平和な毎日の空虚にとらわれてしまう前
に、公蔵は現況からの脱出を図る。
165
短編集。装幀>菊地信義/所収作品(初出)>/「犬と鴉」(「群像」2009年7月号)/「血脈」(「群像」2006年5月号)/「聖書の
煙草」(「群像」2008年2月号)/「犬と鴉」あらすじ>戦時中、人は悲しみで腹を満たしていたが、「鯨のようなヘリコプター」
が「黒い犬」を放ち、戦争を終わらせた。しかし少年はこの戦争で自分の悲しみを手に入れて味わうことが出来ず、空腹の
まま日々を過ごしていた。ある日、祖母から空腹を満たすことを勧められ、少年は「とんでもなく甘い」悲しみの味を、父の
死に求めて動き出す。/「血脈」あらすじ>船の竜骨を作る桂田家。代々受け継がれてきた蔵書を巡り、父の背中を超えら
れない青年の逡巡を描く。
252
一冊すべてが「船戸与一」論。船戸与一が本名である「原田建司」として出した最初の共著作『アラスカ・エスキモー』、ル
ポライターとして活躍していた時期に出された「豊浦志朗」名義の作品、また、「外浦吾朗」の名で漫画の原作者をつとめ
て世に出された作品を紹介するなど、「船戸与一」誕生以前から「船戸与一」誕生10年までの作品を網羅し、その世界に
ついての詳細を解説している。装画>片山利弘/装丁>鈴木尭+田中朋美(タウハウス)/目次>『非合法員』の衝撃/豊
浦志朗の方へ/漫画原作者・外浦吾朗/原田建司の原風景/船戸与一とその時代/ダシールハメットとの出会い/短編集
『祖国よ友よ』のキャラクター/『群狼の島』と『夜のオデッセイア』の明るさ/『蛮族ども』と『血と夢』の複数の話者/<叛ラテ
ンアメリカ史>としての南米三部作――『山猫の夏』『神話の果て』『伝説なき地』/『猛き箱舟』の愛と復讐/『炎 流れる彼
方』のファミリー・ロマンス/沸騰点としての『砂のクロニクル』/あとがき
1884
1885 実験
1886 犬と鴉
1887 船戸与一と叛史のクロニクル
田中 慎弥
田中 慎弥
小田 光雄
1
1
1
新潮社
講談社
青弓社
1
1
1
2010/5/30
2009/9/29
1997/7/30
資料ID 書籍名
1888
作家名
文芸別冊総集編 金子みすゞ 没後
河出書房新社
70年
数量 出版社
1
河出書房
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
2000/1/1
235
目次>≪カラー口絵≫/仙崎紀行(写真・瀬戸正人)/≪アンソロジー/鑑賞≫/<金子みすゞの珠玉の12編>/お魚 川崎
洋……お魚/小さなうたがい ひこ・田中……小さなうたがい/箱のお家 筏丸けいこ……日常を砕く/見えないもの 三木
卓……内に向かう力/土 井坂洋子……光と影の中央で/金魚のお墓 和合亮一……みすゞマイブーム/誰がほんとを
長谷部奈美江……みすゞと「わたし」/空と海 島田陽子……悲しみの明るさ/象の鼻 かわじまさよ……のびてものびて
も/林檎畑 クリハラ冉……見えない國の花に/私と小鳥と鈴と 鴨沢めぐ子……あたしと小鳥とすずとみすゞと/不思議
古賀鈴鳴……ふしぎな世界へ//≪エッセイ≫/新川和江 はじめてその名を/北村薫 不思議な蝶番/串田孫一 魚を
毟る時/天沢退二郎 金子みすゞ童謡の暗さについて//≪特別インタヴュー≫聞き手=矢崎節夫/上村ふさえ 母のこ
と、そして詩人みすゞのこと/≪みすゞの動揺詩≫今野寿美 花がほろりと泣いたこと/究極Q太郎 私は知らない/あまん
きみこ 思い出すままに/≪みすゞ体験≫中江嘉男 出遭うという事/増田れい子 金子みすゞは自由を愛した/武鹿悦子
みすゞ体験 二題/野呂昶 金子みすゞ私感 現代人の精神の清水/村上信夫 みすゞに元気づけられています/河谷史
夫 みすゞと矢崎さんと大村さん/≪みすゞの評伝映像空間≫川崎洋 <ラジオ・シナリオ>大漁ととむらい/今野勉 み
すゞの謎/≪仙崎紀行≫筏丸けいこ ふるさとのむこうにあるもの/≪対談≫早坂暁 矢崎節夫/「金子みすゞは浮世絵だ
――鳥の眼・虫の眼・魚の眼――」≪師の言葉・資料1≫西條八十/下ノ関の一夜 亡き金子みすゞの追憶/「金子み
すゞ」の詩/さみしい王女/≪みすゞ論の新展開≫本田和子 発掘される「不遇の才媛」金子みすゞと尾崎翠、その「同一視
へのあやかし」/石井直人 兄の言葉、弟の言葉 童謡考/村中李衣 金子みすゞ・その創作空間/苅田郁子 金子み
すゞ、母への憧憬/和田 健 金子みすゞの文学風土/≪詞華集≫金子みすゞ編/『琅玕集』抄 精選16編/ロゼッティ/北
原白秋/野口雨情/西條八十/竹久夢二/小川未明/泉鏡花/堀口大學/サトウ蜂ロー/≪イラスト≫古賀鈴鳴・絵 金子み
すゞ「夢とうつつ」≪みすゞ音楽空間≫/湯山昭 みすゞと私の向日葵の歌/西村直記 みすゞさんと音楽/吉岡しげ美 金
子みすゞ・心の旅//≪インタビュー≫/大村祐子 金子みすゞを刊行して//≪みすゞの発掘・資料2≫/座談会/関英雄・上
笙一郎・武鹿悦子・浜野卓也/「金子みすゞとその時代」/島田忠夫 薄倖の童謡詩人金子みすゞ氏の作品/壇上春清 金
子みすずのこと/まど・みちお他 (アンソロジー)『繭と墓』感想集//「朝日新聞」よみがえる幻の童謡詩人 大正時代の"
若き巨星"金子みすゞ/クリハラ冉編 参考文献・研究資料一覧/矢崎節夫編 金子みすゞ略年譜
詩論 金子みすゞ ―その視点の謎
高遠 信次
―
1
星雲社
1
1999/11/20
283
はじめに/第一章 みすゞとみすゞの詩/第二章 みすゞの視点/第三章 童謡詩/1童話童謡雑誌の興隆とみすゞ/2雨
情、白秋、八十の童謡観/3西條八十とみすゞ/第四章 みすゞの家族/1亡き父/2祖母/3母/4兄と弟/第五章 再び、み
すゞの視点/1不見の見/2みすゞが下関を詠んだ詩/3みすゞの失くしたもの/第六章 私は誰/1"いい子"になりたい/2
女の子と小母さんの間にいる「私」/第七章 「私と小鳥と鈴と」は傑作?/第八章 「夕顔」に見る詩の方向性/第九章 進
化するみすゞ/1同情から自責へ、そして/2生命の尊厳を謳ったのはなぜか?/3色彩表現/4素材の羅列/第十章 み
すゞの美学/第十一章 みすゞの思想/1無用の用/2神について詠み始めたみすゞ/3みすゞの詩とさみしいと夢と/最終
章 金子みすゞを童心詩人と呼ぼう/1童心詩人の定義/2金子みすゞの最期//あとがき
金子みすゞさんの心の旅路をたずね
1891 て~日本童謡史の巨星詩人に捧げ 牧野 国男
る試みの日記
1
文芸社
1
2001/12/15
222
金子みすゞ自身の日記はないが、作者が調査し、得た事実に従って、女学校入学から26歳で死に至るまでを日記風に著
したもの。目次>第一章 お話作りの好きな女学生/第二章 書林屋の手伝いで夢を見る少女/第三章 童謡詩人の中の
巨星、金子みすゞ/第四章 テルの結婚とみすゞの葛藤/金子みすゞ略年譜/参考文献一覧
1892 みすゞ
荻田 芳久
1
河出書房新社
1
2003/8/30
175
装幀>山本伸子/カバー写真>久井田誠/表紙・扉絵>平部るり子/目次>献花/罪と墓たち/東京物語からのお知らせ/
故郷は瀬戸の雨/花のたましひをカメラで撮ってみよう/私と小鳥と鈴とチンピラが二人/さびしいときのことを感想文にして
提出する/女の子について/二つの木/昼の電燈から/みすゞ/その石ころ/あとがき
1893 金子みすゞへの旅
島田 陽子
1
編集工房ノア
1
1995/8/17
154
装幀>森本良成/目次>死へ傾斜する童謡――下関/みすゞの風土――仙崎/仙崎再訪/海と父と/結婚と破局/見えな
いものへの関心/伏せられたこと/旅の終わりに/あとがき
1894 みすゞさんへの手紙
矢崎 節夫
1
JULA出版
1
1998/7/24
232
1890
1895 みすゞコスモス…わが内なる宇宙
矢崎 節夫
1
JULA出版
1
1996/12/5
153
金子みすゞの35編の詩を選び、その詩一つ一つに解説をつけた作品。所収作品>『みすゞコスモス』へ、どうぞ/大漁/石
ころ/お魚/蜂と神さま/花のたましい/私と小鳥と鈴と/空の鯉/土/草の名/あさがお/私の髪の/こころ/不思議/お菓子/
みんなを好きに/砂の王国/薔薇の根/つばめ/藪蚊の唄/積った雪/星とたんぽぽ/水と風と子供/日の光/月のひかり/見
えないもの/さびしいとき/玩具のない子が/わらい/誰がほんとを/蛙/風/草原の夜/水と影/輪まわし/蓮と鶏/あとがき
1896 白いなす
黒瀬 圭子
1
石風社
1
2010/5/30
32
絵>宮崎耕平/海峡の町に住む少女を主人公に、戦争の過酷さ、悲しさを伝える作品。
1897 これが漱石だ
佐藤 泰正
1
櫻の森通信社
1
2010/1/31
434
装幀>中川恵介/2007年1月~6月、月に一度行われた講義「これが漱石だ」全六回をまとめたもの。目次>序 章 漱石
はいまも新しい/第一章 我が輩は猫である/第二章 漾虚集/第三章 坊っちゃん/第四章 草枕/第五章 二百十日・野
分/第六章 虞美人草/第七章 坑夫・夢十夜/第八章 三四郎/第九章 それから/第十章 門/第十一章 思ひ出す事な
ど/第十二章 彼岸過迄/第十三章 行人/第十四章 こゝろ/第十五章 道草/第十六章 明暗/夏目漱石年譜/この本が
できるまで~あとがきに代えて~
1898 壇ノ浦残花抄
安西 篤子
1
集英社
1
1995/12/20
254
歴史小説短編集。カバー>長谷川祐一/A.D>中島かほる/所収作品>壇ノ浦残花抄/室町魔女伝/北川殿日記抄/幻影
の妻/暁の楼閣/美女憧憬/咲く花散る花/乱世の百合/栄光の乳/妻を殺す男/生晒しの女/解説:清原康正
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1899
童謡詩人 金子みすゞ いのちとここ
矢崎 節夫
ろの宇宙
1
JULA出版
8
2009/12/15
127
2004年12月30日~2005年1月17日、東京・松屋銀座で開催された「いのちとこころの宇宙 童謡詩人金子みすゞ展」を記
念し、編集されたもの。目次>いのちとこころの宇宙の旅――矢崎節夫/金子みすゞふるさとマップ/みすゞの生涯/みすゞ
からのメッセージ/広がるみすゞの世界/金子みすゞの生涯と甦りの年譜
1900
没後80年 金子みすゞ~みんなち
がって、みんないい。
1
JULA出版
1
2010/3/24
127
企画展「没後80年 金子みすゞ~みんなちがって、みんないい。」の図録として編集されたもの。目次>みすゞコスモスの
広がりを、ごいっしょに。――矢崎節夫/金子みすゞふるさとマップ/金子みすゞの生涯/みんなちがって、みんないい。―
―それぞれのみすゞ/『金子みすゞ記念館』/金子みすゞの生涯とよみがえりの年譜
178
金子みすゞは昭和4年10月下旬から昭和5年2月9日迄、3歳になる愛児・ふさえの言葉を拾い、手帳に書き留めた。全部
で347の言葉が書き留められ、その言葉には時折、みすゞの注釈がつけられている。この手帳は「南京玉」と名付けられ
た。金子みすゞ生誕100年を機に、矢崎節夫氏により監修、出版されたもの。目次>/なんきんだまは、七色だ。/お正月/
二月/母さんとふうちゃん/母との絆『南京玉』――村上ふさえ/『南京玉』発刊に寄せて――矢崎節夫/校注
107
目次>Ⅰ感性に目を向ける/ 1「学ぶ力」から「感性」へ/ 学ぶ力とは 生涯国語人とは 学ぶ力で育たなかったも
の/ 2感性とは何か/ 感性の定義の難しさ 様々な角度からの感性 国語科における感性/ 3感性豊かな子供と
は/ 感性豊かな子供像 見るということ//Ⅱ感性を育てる詩の授業/ 1感性の育たない授業/ 言語要素の取り立
て読み 事柄、内容だけの読み/ 「なぜ」、「どうして」を繰り返す読み 主題をおしつける読み/ 2感性を育てる授業
/ 国語を好きに 教材との人間的なかかわりを大事にして 多面的に読む/ 3詩の授業の流れ//Ⅲ感性の詩人・
金子みすゞ/ 甦った童謡詩人/ 金子みすゞの年譜/ 子供たちの心をとらえる詩(講話 矢崎節夫)/ 時の流れに消
えたみすゞの詩 金子みすゞと西条八十/ 金子みすゞとの出会い 遺稿集発見 故郷の仙崎 みすゞの詩の心/
子供の心に響くみすゞの詩 娘を守るための自殺 子供たちの心に詩を//Ⅳみすゞの詩の教材化/ 1詩の指導のね
らい/ 2みすゞの詩の特性と教材性/ 3教材研究と指導法/ 4みすゞの詩と子供たち/ 覚えた数は 好きな詩は
好きな言葉は 分からない言葉は 感じたことは//Ⅴみすゞの詩の授業/ 1本時までの授業の流れ/ 第一時の詩
の授業 第二時の詩の授業/ 2本時の授業/ 3本時の授業をふり返って/ 4本時後の授業の流れ/ 第四時の授業
/ 第五時の授業/ 第六時の授業/ 第七時の授業/ 第八時の授業/あとがき
矢崎 節夫
金子みすゞ 南京玉 娘ふさえ・三歳 金子 みすゞ/矢
1901
の言葉の記録
崎 節夫
1902
授業への挑戦106 感性の人 金子
大越 和孝
みすゞの詩の授業化
1
1
JULA出版
明治図書出版
1
1
2003/4/11
Mar-94
1903 金子みすゞ 祈りのうた
石川 教張/上山
大峻
1
JULA出版
1
2001/2/22
125
所収内容>まえがき 矢崎節夫/金子みすゞと念仏の世界 上山大峻/1.金子みすゞとの出会い/2.みすゞさんを育てた
ところ/3.いい子になれない/4.鰮の悲しみ/5.みんなちがって、みんないい/6.みえないものでもある/7.仏さまもさびし
い/8.影もいっしょ/9.私のせいじゃない/10.花ぞのに生まれる/11.さびしいみすゞ/心の花のたましい――金子みすゞ
と出会って/石川教張/1.命の縁結び/2.寂しさのなかの優しいたましい/3.慈しみの悲願
1904 金子みすゞ童謡詩集 あした
金子 みすゞ/矢
崎 節夫
1
教育出版
2
1995/8/25
83
装幀・挿絵>高畠 純/金子みすゞの詩のうち、30編をまとめたもの。/まえがき・あまんきみこ/あとがき・矢崎節夫
328
所収作品>講演「童謡詩人 金子みすゞの生涯」矢崎節夫/みすゞアルバム 付・金子みすゞ略年譜 クリハラ冉篇/『金
子みすゞへの旅』のレポートより 島田陽子/金子みすゞの詩――または詩表現の時間と空間―― 上田 薫/金子みすゞ
小論――平温の「黄金」―― 内藤丈志/このみちのさき クリハラ冉/ものたりぬ女 鰐渕史子/金子みすゞ――〔ほとけ〕
の視点 松本隆広/運命を生きるみすゞとそのまなざし 岡野洋子/見えないもの見た童謡詩人――みすゞと同時代の詩
人たちの比較において―― 浜野卓也/学生たちが読んだみすゞ/金子みすゞと私 張 笑蓮/金子みすゞのうた 井口恵/
金子みすゞの世界 幅麻美子/根源に揺れるみすゞの詩 磯部理恵子/みすゞさんとの出会いによって…… 仁藤みすず/
みすゞの魔法の壺――小さなさいわいとかなしみ 小野寺佳子/中村文昭の文学空間 金子みすゞ座談会/金子みすゞ参
考文献・研究資料一覧/パンドラの箱 鳴海真夜/中村文昭選 ポエトリー空間A/花……月田さんの家……落下する女
中島祐二/そこここは 鰐渕史子/八月……八月の部屋……八月の鏡 宍倉智子/空箱……深い森の中で 内藤丈志/中
村文昭選 ポエトリー空間B/吉澤正喜小詩集より 吉澤正喜/連載第二回 余白論――埴谷雄高と「虚体」 中村文昭/
落語と江戸風俗その1 落語「猫久」に見る夫婦像 柳沢睦郎/連句いさよい+二 『笑顔の鴨鍋』 万波鮎 捌/連句オン
座六句 『眠るいろくづ』 朝沼璞 捌/小説 山蝉/湊 千姫//編集後記
1905
1907
江古田文学第39号 総力特集 金
子みすゞ 没後70年
江古田文学会
江古田文学第43号 二千年春 ミレ
江古田文学会
ニアム特集 金子みすゞと女性たち
1
1
星雲社
星雲社
1
1
1999/3/25
2000/3/31
480
内容細目>/クリハラ冉篇/金子みすゞの仙崎――生まれ、育った地/金子みすゞの下関――童謡創作と終焉の地/金子
みすゞ略年譜/みすゞ仙崎地図/みすゞ下関地図//木原豊美/下関で花開き散った女//◆女性たちによるみすゞ論/島田
陽子/金子みすゞの果たした役割/堤 玲子/寂寥の匕首/重松恵子/女性女性表現者金子みすゞの限界と挫折――樋口
一葉と比較して――/関根 舞/再び来る春に/小野寺佳子/みすゞの生き方に寄せて……「こどものみすゞ」と「みすゞのこ
ども」/曺 美樹/少女と母たち――圧倒的なさみしさに至るまで/桑波田聖子/金子みすゞの詩に出逢って/鯉渕史子/も
の思う根/宍倉智子/あまきゆめ――ラムダとみすゞの空無化/福岡直子/さうしてさうして神さまは……――金子みすゞの
つぶやき/クリハラ冉/このみちのさき 連載…其ノ1//◆金子みすゞアンケート/アンケート集計結果/女性回答者/尾形睦
子 あまんきみこ 高井富子 小高和子 壬生幸子 中村悦子 杉本陽子 岡部秀子 管ヨシエ 中尾教子 谷口礼子
京野シゲ子 末吉暁子 割鞘憂羅 藤本真理子 柏茂子 澤井潤子 作田光代 植草博子 中島宏子 浅野多恵 詫間
タカヱ 牧野節子 三宅幸恵 西田芳子 堀侃子 片倉和子 森本謙子 佐藤久美子 浅野恵子 河本美智子 寺倉敬子
佐藤明美 矢崎ありさ 畔柳佳子 青木ミドリ 風見洋子 神谷加津恵 長崎明美 松立真喜子 有福瑞恵 浮田民恵 内
田章子 景山雅代 佐藤美登里 藤本恵 はやしはなこ 張笑蓮 小見山留美 豊島佳奈 緑川明子 小倉三喜子 石橋
直子 橋田美穂 向石香織 三露薫 上藤小夜 平井由紀子 佐藤敦子 金子綾 田村光代 末吉由佳 市川稔奈子
田渕観香 武田知余子 森田成美 吉益美奈子 松本めぐみ 古谷紫 村上志保美 板東夏紀 上野山景子 浦竹依子
村上祐子 上條陽子 吉田節子 石松利子 木原豊美 島田陽子 堤玲子 重松恵子 関根舞 小野寺佳子 曺美樹
桑波田聖子 鯉渕史子 宍倉智子 福岡直子 クリハラ冉//男性回答者/浜野卓也 窪田筍 井上逸治郎 本田昭二 植
本茂 河野幹雄 山本良苗 松尾清幹 松崎達司 永谷敏正 山本悟 大窪静美 佐藤文生 中村雅記 三宅豊毅 黒
沢茂 星出史生 永江敦 高遠信次 浅野晃臣 河本英一 山村英治 槇田健 川嶋隆志 赤見宙三 米田武彦 吉松
高敏 大畑信雄 久保田真弘 中野良彦 渋谷三 上田薫 内藤丈志 河村尚則 小潟亘 望月倫彦//◆男性たちによ
るみすゞ論/上田 薫/新しい網ですくってみたら――金子みすゞの詩法/内藤丈志/覚醒する歌――金子みすゞ小論――
資料ID 書籍名
1907
作家名
江古田文学第43号 二千年春 ミレ
江古田文学会
ニアム特集 金子みすゞと女性たち
1908 歴史と旅 2001年9月号
秋田書店
数量 出版社
1
1
星雲社
秋田書店
京野シゲ子 末吉暁子 割鞘憂羅 藤本真理子 柏茂子 澤井潤子 作田光代 植草博子 中島宏子 浅野多恵 詫間
タカヱ 牧野節子 三宅幸恵 西田芳子 堀侃子 片倉和子 森本謙子 佐藤久美子 浅野恵子 河本美智子 寺倉敬子
佐藤明美 矢崎ありさ 畔柳佳子 青木ミドリ 風見洋子 神谷加津恵 長崎明美 松立真喜子 有福瑞恵 浮田民恵 内
田章子 景山雅代 佐藤美登里 藤本恵 はやしはなこ 張笑蓮 小見山留美 豊島佳奈 緑川明子 小倉三喜子 石橋
版表示 発行年月日 ページ数 直子 橋田美穂 向石香織 三露薫 上藤小夜 平井由紀子 佐藤敦子 金子綾 田村光代 末吉由佳 市川稔奈子
公開解説
田渕観香 武田知余子 森田成美 吉益美奈子 松本めぐみ 古谷紫 村上志保美 板東夏紀 上野山景子 浦竹依子
村上祐子 上條陽子 吉田節子 石松利子 木原豊美 島田陽子 堤玲子 重松恵子 関根舞 小野寺佳子 曺美樹
桑波田聖子 鯉渕史子 宍倉智子 福岡直子 クリハラ冉//男性回答者/浜野卓也 窪田筍 井上逸治郎 本田昭二 植
本茂 河野幹雄 山本良苗 松尾清幹 松崎達司 永谷敏正 山本悟 大窪静美 佐藤文生 中村雅記 三宅豊毅 黒
1
2000/3/31
480
沢茂 星出史生 永江敦 高遠信次 浅野晃臣 河本英一 山村英治 槇田健 川嶋隆志 赤見宙三 米田武彦 吉松
高敏 大畑信雄 久保田真弘 中野良彦 渋谷三 上田薫 内藤丈志 河村尚則 小潟亘 望月倫彦//◆男性たちによ
るみすゞ論/上田 薫/新しい網ですくってみたら――金子みすゞの詩法/内藤丈志/覚醒する歌――金子みすゞ小論――
/河村尚則/金子みすゞ――浮遊する魂の詩――/小潟 亘/金子みすゞが持った視点/望月倫彦/みすゞと、童女と、それ
から私、//◆みすゞの唄/田村洋作曲/楽譜「日の光」//◆中村文昭の文学空間 続・金子みすゞ座談会/中村文昭/童女
○みすゞと女性たちの王国/クリハラ冉篇/…金子みすゞ座談会資料編//◆音楽畑…昭和の女性歌手○渡辺はま子/サ
ニー成瀬/A LADY AND HER MUSIC!~忘られぬ胡弓の音//◆パンドラの箱…ひとりの女性ダンサー/わりさや憂羅/踊り
とわたし//◆ポエトリー空間A…中村文昭選/河村尚則/脱出/小石敏也/このまま、このまま・月とオムレツ・才能証明と
自画像照明灯/鯉渕史子/新月(詩七篇)/はやしはなこ/三月・雪をみて/張 笑蓮/冬/吉澤正喜/舌・トーテム/内藤丈志
/風のイメージ・どこへ?・バザールへ!//◆ポエトリー空間B…韓国の女性詩人○金子みすゞとともに/張笑蓮訳/慮天
命 詩抄/ 詩集『珊瑚林』より/ 自画像 帰る道 見知らぬ街 孤独 少女 鹿/ 詩集『窓邊』より/ 道 望郷 青い五月
薔薇 窓邊/ 詩集『星を見ながら』より/ 星をみながら 美しい話をしよう 雪が訪れる日 面会/ 遺稿詩集『鹿の歌』よ
り/ 私の胸に薔薇を 私にレモンを//◆評論○連載/清水 正/『カラマーゾフの兄弟』を読む …連載第八回/中村文昭/
余白論――埴谷雄高と「虚体」 …連載第六回/柳沢睦郎/町内の寄合所と人間関係を考える 落語と江戸風俗…その十
四/清水 正/バルト神学の旅人 富岡幸一郎著『使徒的人間』を読んで/山下聖美/『風の又三郎』論 …連載第二回//
◆連句/万波鮎捌/オン座六句『わが龍女』/大場砧捌/時雨忌/脇起半歌仙『ごを焼て』/浅沼璞捌/追悼オン座六句『一
人の反亂』//◆季刊ブックレビュー/青木敬士/新潟少女監禁事件後に読む『コレクター』//◆小説/村上玄一/雪解けの
音Ⅰ 死に方の実習10//江古田文学総目録(復刊第1号より第42号まで)/編集後記
1
1-Sep
190
特集/輝ける日本の女帝 125代の天皇家の歴史に光芒を放つ10代8人の女帝//はるかなる女帝の都/ 飛鳥・大和路に
花ひらく八代六人の女性天皇栄光の軌跡/ ●よみがえる平城京/ ●静かに息づく飛鳥古京/童謡詩人 金子みすゞ/
●思い出の地思い出のアルバム/ ●みすゞワンダーランド ふるさと仙崎//さしえ名作館○第三回〔田代 光〕解説・根本
圭介/世界遺産の旅【ヨーロッパの歴史的景観と町並】遠藤紀勝/⑦アドリア海の女王ベネチア<イタリア>//今月のおすす
め展覧会/ 世界遺産ポンペイ展<江戸東京博物館>/ 歌川國芳一門の全貌<岩手県立博物館>//巫女王から女帝への
世紀 女性たちが輝いた時代/横田健一/なぜ女帝は誕生したのか 皇位継承の歴史的背景/小林敏男/女性が天皇に
なれない理由 皇室典範ことはじめ/八木秀次//歴史を彩る10代8人の女帝/ 推古女帝 美貌謳われた最初の女帝/左
方郁子/ 皇極女帝 天をも動かす至徳まします巫女王/小石房子/ 斉明女帝 鬼が葬儀を見送った謎多き天皇/小石房
子/ 持統女帝 父譲りの権謀術数とカリスマ性/三枝和子/ 元明女帝 あおによし……奈良の都の女帝/梓澤要/ 元正
女帝 心ひろく冷静沈着な美貌の女帝/梓澤要/ 孝謙女帝 “男帝”同等の正当天皇として即位/瀧浪貞子/ 称徳女帝
道鏡との「共治」をめざす/瀧浪貞子/ 明正女帝 外戚徳川家との軋轢の中で/久保貴子/ 後桜町女帝 朝廷の安寧に
尽くした生涯/久保貴子/鳥羽院政下の幻の女帝擁立≪一条院暲子≫/荒木敏夫/大和路に女帝たちの夢の跡/玉城妙
子/歴史を動かした海の向こうの女王・女帝/秋元藍/順応する無私の心 皇族女性の役割と心構え/久保田信之/天皇系
図//第二特集/若き童謡詩人 金子みすゞ/ みすゞコスモス 512編の星々の旅/矢崎節夫/ 金子みすゞの生涯 26年の
生と死の軌跡/西村祐見子/ 現代に甦った童謡詩人からのメッセージ/嶋田靖代/ 金子みすゞが生きた時代/吉見周子
/ 金子みすゞのゆかりの地 仙崎・下関/草場睦弘//好評連載小説/森村誠一/『虹の生涯』第6回//大好評読物/●紋
章上絵師泡坂妻夫が語る家紋ものがたり「日月星」/●アップ・トゥ・デイトな戦国武将論/ 水が方円の器を従わせる黒田
如水/童門冬二/●考証 真実の江戸時代像に迫る/ 高札はどのように立てられたか/山本博文/●明治御一新 唱歌
探偵物語/ 『海ゆかば』オイチニ、オイチニの貴種流離譚/安田寛/●キーワードで検証する昭和史/ その9 日本国憲
法/保阪正康//旅紀行≪クローズアップ中伊豆≫ みわ明 村谷宏/カラー口絵 北条氏ゆかりの地韮山と源氏一族悲
劇の舞台修善寺/・北条氏発祥の地・中伊豆 韮山・伊豆長岡を歩く/・日本のダ・ヴィンチと呼ばれた江川英龍のふるさと
韮山/・源氏滅亡の悲劇の舞台 修善寺温泉を歩く/・多くの文人が愛した古湯 修善寺温泉文学散歩//カラー口絵 歴
史の肖像傑作選「豊臣秀吉」//●城郭解体学【日本一高い石垣】/西ヶ谷恭弘/●ことわざで読み解く江戸の本音「江戸っ
子も宵越しの銭を持ちたい」/淡野史良/◆【漫画エッセイ】咒呪の国勝手行 三輪山の神様 その3/永久保喜一//いろい
ろインフォメーション/ ・BOOKS<自作を語る―<中川恵司>/ ・私のルーツ/丹羽基二/ ・遊楽句園/石寒太/ ・歴史特選
ニュース 藤原京跡から木簡1200点出土!!/ ・催し物 ・読者の広場 ・いろいろインフォ応募要項
1909 みすゞのうた 金子みすゞ全集より
金子 みすゞ
1
JULA出版
1
1993/8/17
146
カット>重枝弘子/編集・制作>JULA出版局//山口県でまことの保育全国大会開催記念として発行された童謡集。み
すゞの詩、56編を所収。//所収作品>/はじめに(山口教区まことの保育連盟理事長 真城瑞洋)//お魚/木/さかむけ/ど
んぐり/おとむらいの日/大漁/大きな文字/天人/石ころ/転校生/お家のないお魚/れんげ/お葬いごっこ/海とかもめ/夜
ふけの空/しば草/朝顔のつる/去年のきょう――大震記念日に/土/土と草/すずめと芥子/折紙あそび/仔牛/星とたんぽ
ぽ/花のたましい/二つの草/次からつぎへ/つゆ/灰/羽ぶとん/報恩講/お花だったら/さびしいとき/蓮と鶏/ざくろ/ふり子
/さくらの木/となりのあんず/お仏壇/だれがほんとを/つもった雪/ざんげ/仏さまのお国/ご本/つくる/お月さんとねえや/
わたしと小鳥とすずと/曼珠沙華/こころ/けがした指/ふしぎ/ぶち独楽/雪に/おばあさまの病気/鯨法会/やぶ蚊のうた//
金子みすゞ年譜
金子みすゞをめぐって MISUZU
1910
TALK01
あまん きみこ/
オギノ 芳信/早
坂 暁/佐治 晴夫
/矢崎 節夫
1
JULA出版局
1
2003/9/18
122
装幀>三上眞佐子/金子みすゞ生誕百年を記念して発行されたトークセッションをまとめたもの。
資料ID 書籍名
1911 金子みすゞの詩を生きる
1912
1913
音とエッセイで旅する 金子みすゞ
の世界
作家名
酒井 大岳
金子 みすゞ/宮
本 光研/菅波 茂
/中田 喜直/佐
治 晴夫/岸田 今
日子/藤川 桂介
/龍村 仁/里中
満智子/増田 れ
い子/浜田 泰介
/矢崎 節夫
モエ6月号 第25巻第6号 通巻284
白泉社
号
1914 アサヒグラフ6・7 通巻3864号
1915 婦人公論5/22 2001N°1084
朝日新聞社
中央公論社
数量 出版社
1
1
1
1
1
JULA出版局
JULA出版局
白泉社
朝日新聞社
中央公論新社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1
1
1
1994/8/31
1997/6/10
2003/6/1
1996/6/7
2001/5/22
205
装幀>三上眞佐子/所収作品>まえがき/お魚/さかむけ/すなの王国/木/大漁/大きな文字/石ころ/草山/ばあやのお
話/空のこい/まゆとはか/はちと神さま/土/お日さん、雨さん/星とたんぽぽ/花のたましい/学校へゆくみち/つゆ/わらい
/金魚のおはか/犬/竹とんぼ/つもった雪/ほ/わたしと小鳥とすずと/ふしぎ/王子山
111
当時各界で活躍している10名が、金子みすゞの詩を一つ選び、エッセイを寄せたもの。また、西村直記氏がみすゞの詩の
世界を音楽で表現したCDがセットとなっている。所収作品>『音とエッセイで旅する金子みすゞの世界』によせて・矢崎節
夫/明るい方へ/≪明るい方へ≫によせて・増田れい子/星とたんぽぽ/まひるの星・佐治晴夫/露/つゆと涙と花と蜂・岸
田今日子/積った雪/閉ざされた扉をあける・龍村仁/お魚/雪子・浜田泰介/花のたましい/花のたましい・藤川桂介/不思
議/ひかりの向こうへ・宮本光研/私と小鳥と鈴と/金子みすゞ、と私のこと・中田喜直/大漁/生きている視線・里中満智子
/こころ/生と死の共生・菅波茂/あとがきにかえて/みすゞさんと私・西村直記
99
収録内容>巻頭大特集/生誕100年記念/「みんなちがって、みんないい」/今よみがえる「金子みすゞ」心の物語//巻頭の
言葉/矢崎節夫・文/「生誕100年によせて 21世紀はみすゞのまなざしの世紀」//書き下ろし絵物語/石井睦美・文 上原
結子・絵/「ばらいろの翼 金子みすゞ物語」/第1章「3歳のみすゞ はじめての記憶」/第2章「豊かな心を育んだ少女時代」
/第3章「下関の本屋での幸福な日々」/第4章「童謡詩人、金子みすゞの誕生」/第5章「望まぬ結婚と最期の選択」/愛娘
ふさえさんが語る母、みすゞと『南京玉』/ふるさと仙崎にみすゞの足跡を訪ねる旅/待望の金子みすゞ記念館が4月にオー
プン!/生誕100年記念最新情報//ロンパーちゃんとふうせんペア図書カードプレゼント/口絵/しばわんこの和のこころ
ベスト・ショット・シール/人気書き下ろし連載/川浦良枝 しばわんこと童謡を歌おう(今月の童謡/雨)/大人気作家初特
集!イラストギャラリー はたこうしろう/MOE誌上相談室 どうすれば絵本作家になれますか?/新刊トピックス 宇多田ヒ
カルの初訳絵本「エミリー ザ・ストレンジ」に夢中!/4ページ絵本劇場 ふうせん飛んだら/石川麻夕/スタジオジブリ
ニュース/ハリーポッター通信//第2特集/MOEキャラクター研究所 最新キャラクター・アイドル大集合!//復活!人気
TVキャラクター『ひょっこりひょうたん島』&『プリンプリン物語』/キャラクターNEWS スヌーピーニュース ムーミン カフェ
//さすらいのコックちゃん/工藤ノリコ/ダヤン・カフェ/池田あきこ/かわいいからだと心の12ヶ月/寺門琢巳/MOE
GARDEN/ intaview(村上康成)/ selection(新刊・映画・美術・CD・VIDEO)/ infomation(美術館・講演・募集)/ teatime
(読者のページ)/Presents/読者プレゼント応募のきまり/4月号当選者発表/MOEイラスト・絵本大賞第8回前編発表
/MOEがおすすめする今月の絵本/ 新刊絵本・海外絵本/MOE7月号のおしらせ/MOE BOOKS・MOEバックナンバーの
おしらせ
98
収録作品>巻頭カラー特集>金子みすゞ 幻想空間の旅/撮影=瀬戸正人/文=筏丸けいこ/金子みすゞの詩の風景/
みすゞさん――金子みすゞの魅力/矢崎節夫/ふるさとのむこうにあるもの――故郷仙崎をゆく/筏丸けいこ//96眼▶花
博?/AG週評▶メディア疲れ/▶日本各地のニュースを産地直送でお届けします/週刊「津々浦々新報」//自然と交流――
岩崎永人の「TORSO」/流木の民 写真=田中誠一/文=高野博昭(本誌)//連載>/月1回連載⑥少女小説家・情夜涙
子「唐十郎・幻想劇場」/写真=白谷達也(出版写真部)//日本海游 写真と文=倉沢栄一/第21回 サンゴの国②「沖
縄」マンタを求めて//▶SPORTS STATION’96/東尾監督に望む。西武劇から西部劇へ(清水哲男)//白石公子のクレッ
シェンド・デクレッシェンド/正しい視線//連載随筆・パイプのけむり――「燃える塵芥」團伊玖磨//安野光雄「イタリアの陽
ざし」/第9回「ドロミティ山塊」//旬鮮食堂58 さやいんげん 料理=中道順子//カルチャー倶楽部58東武カルチュアス
クール/韓国舞踏入門/荻山幸子//時実新子の川柳新子座――「雨」/ちゃんばら回想58富士に立つ影 文=寺田博//
中尾彬の地球色色58/長崎編②老優ブルース//映画100年 シネマ事始め 文=村山匡一郎/科学映画の誕生
//VARIETY’96〔文化情報館〕/●PEOPLE(ケマル・ゲキチ)●CINEMA●シネマワールド●VIDEO●PERFORMANCE●
POPS●ART★連載⑱国府弘子の白黒つけよう★連載⑨トーキョー・ナイト・クルージング(原宿「ビューリーズ・カフェ」)●
CDラック●BOOKS●INFOMATION●PRESENT●編集部から●次号予告//わが家の夕めし――高内秀剛(陶芸家)
244
収録内容>特集>女の友情を支えるもの/ そこにいてくれる、ありがたさ――たった一人の親友との物語 小川洋子/
面接アンケート・友達づきあい、私のルール/鳳蘭/川島なお美/小柳ルミ子/増田明美/山田邦子/ 「お互いちょっと不
幸」が安心・女に嫌われる女、の逆説的考察/山田美保子/ 対談>同業・同類・同い年――誤解から始まった奇縁・工藤
美代子×吉永みち子/ 100人が、いつしか5人になるまで・友達は、私を映す鏡だから/飯島愛/ コンビ歴28年、友達歴
30数年・セクハラも大病も“2人で1人”で乗り越えて/今いくよ・くるよ/ 実例ルポ・ベタベタドロドロはもう古い・女たちが求
めるのは、お茶漬け型友情/さらだたまこ/ 読者体験手記・私が彼女と絶交するまで/ ・夫のリストラで荒れる親友の
妬みまじりの愚痴に疲れ果てて(主婦・40歳)/ ・エッチ電話に悲鳴。私の名前で伝言ダイヤルに登録した真犯人は(主
婦・29歳)//インタビュー/ 山下久美子 シングルマザーに双子が生まれた日・私の人生に“普通”はない!/ 表紙の私
撮影・篠山紀信/神田うの//読み物/ ニュース人類学・竹本恵/ 悩んでいるのは、あなただけではない・父から受けた性
的虐待のトラウマを克服して/石塚とも/ 宮尾登美子 私が書き続ける理由/ ルポ・女炭焼き職人たちの挑戦・「炭は私
のダイヤモンドです」/加藤薫/ <変化に対応するための>緊急提案“おひとりさま”の時代がやって来た!/岩下久美子/
遙洋子/森永卓郎/ 婦人公論井戸端会議 司会=糸井重里 ゲスト=オスマン・サンコン/辺真一“珍しき”仲にも礼儀あ
り//没後五十年記念特集/ 林芙美子 巴里の戀/ 忘れられた自筆日記/ベストセラー作家の誕生/1931年秋、27歳パリ
へ/かりそめの恋/日本人たちとの交友/白井晟一と出逢う/建築家・白井晟一の美学/ 私の『放浪記』 森光子/ 為替と
旅愁 中沢けい//カルチャー特集/ アール・ヌーヴォーとパリの100年/ 特別エッセイ 海野弘/ 戸塚真弓さんと見にい
く、マキシム、ルイ・ヴィトン邸<インタビュー>ピエール・カルダン/ 現代に息づくアール・ヌーヴォー/ ギマール建築探訪/
アンティークショップ コレクターの暮らし//ファッション/ 内館牧子さんといく丸の内お洒落散歩//ビューティー/ どうして
理想の白肌になれないの?/亀山孝一郎/海野由利子/植村朗子//新連載/ 女のニュース男のニュース「不気味な符
号」/斎藤美奈子/ エッセンス・オブ・ビューティー「ビタミンC」/倉田真由美//連載/小説・エッセイ/ ああだこうだ「人の振
り見て」阿川佐和子/ うまいもの帖「クスクス」大内侯子/ 美しい日本の暮らし「茅の屋根」近藤富枝/ 買物の花道「デロ
ンギのオーブン」平松洋子/ 林真理子「花」/ 藤田宜永「密事」/ 藤本ひとみ「悪女の生まれる時」/ 思い入れ歌謡劇場
資料ID 書籍名
1915 婦人公論5/22 2001N°1084
1916 金子みすゞ全集
1919
オール讀物 2010年8月号 特集/
直木賞作家競演&京都の魔力
1920 下関豊浦詩歌集
作家名
中央公論社
数量 出版社
1 中央公論新社
金子 みすゞ/矢
崎 節夫
文藝春秋
中西 輝磨
JULA出版局
1
1
文藝春秋
遠賀印刷株式会
社
のダイヤモンドです」/加藤薫/ <変化に対応するための>緊急提案“おひとりさま”の時代がやって来た!/岩下久美子/
遙洋子/森永卓郎/ 婦人公論井戸端会議 司会=糸井重里 ゲスト=オスマン・サンコン/辺真一“珍しき”仲にも礼儀あ
り//没後五十年記念特集/ 林芙美子 巴里の戀/ 忘れられた自筆日記/ベストセラー作家の誕生/1931年秋、27歳パリ
へ/かりそめの恋/日本人たちとの交友/白井晟一と出逢う/建築家・白井晟一の美学/ 私の『放浪記』 森光子/ 為替と
版表示 発行年月日 ページ数 旅愁 中沢けい//カルチャー特集/ アール・ヌーヴォーとパリの100年/ 特別エッセイ 海野弘/ 戸塚真弓さんと見にい
公開解説
1
2001/5/22
244
く、マキシム、ルイ・ヴィトン邸<インタビュー>ピエール・カルダン/ 現代に息づくアール・ヌーヴォー/ ギマール建築探訪/
アンティークショップ コレクターの暮らし//ファッション/ 内館牧子さんといく丸の内お洒落散歩//ビューティー/ どうして
理想の白肌になれないの?/亀山孝一郎/海野由利子/植村朗子//新連載/ 女のニュース男のニュース「不気味な符
号」/斎藤美奈子/ エッセンス・オブ・ビューティー「ビタミンC」/倉田真由美//連載/小説・エッセイ/ ああだこうだ「人の振
り見て」阿川佐和子/ うまいもの帖「クスクス」大内侯子/ 美しい日本の暮らし「茅の屋根」近藤富枝/ 買物の花道「デロ
ンギのオーブン」平松洋子/ 林真理子「花」/ 藤田宜永「密事」/ 藤本ひとみ「悪女の生まれる時」/ 思い入れ歌謡劇場
「ろくでなし」選・文/渡辺えり子 絵/阿部真理子//コラム・漫画/ 私生活微向上計画「女が働き者の県は?」清水ちなみ
とOL委員会/ 脱コウネンキ宣言 石坂晴海「恋のルンルンは、効果絶大です」/ ゲバラちえ子の革命的日常「旅行運」し
りあがり寿/ 海外女性通信//写真/ 素顔の一瞬 高円宮憲仁親王殿下/ ハッピー・トーク 高砂淳二//暮らし/ 愛用
の台所道具/ 女のお仕事ファイル「余暇生活開発士」/ 女性の医学最前線「骨粗鬆症」/ 近況・心境「サクサクと花の
咲く天ぷら」/ フーディーズニュース「麒麟閣」森脇慶子/ 吉野建シェフのフランス美味研究/ 女を磨く旅 フィンランド
一瞬の夏/ おいしい手みやげ「ジャージーヨーグルト」/ マネーファイル「出かける前に旅行傷害保険」/ 介護の風景
「巡回型ヘルパー」安田容子//カルチャーセレクション/ PEOPLE コシミハル/ BOOK/ 私の書いた本 甘糟りり子/
CINEMA/ MUSIC/ ART/STAGE/ 高田文夫「もぎりよ今夜もありがとう」//ピープル/ メモリアル/ 旬の人 加藤大治
郎//フォーラム/ 私論・公論/ 暮らしの法律Q&A/ パソコンルーム/ 短歌 選・島田修二/ 俳句 選・鍵和田秞子/
占星術 錢天牛Jr./ 読者のひろば・ハガキ通信//プレゼントボックス/インフォメーションボックス/次号予告
1
1
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1984/2/29
金子みすゞが弟・上山正祐に遺した3冊の遺稿集をもとに編集された全集。作品の配列は手帳の通り。「美しい町」「空の
かあさま」「さみしい王女」、別巻「思い出の記」を附し、4巻セットとなっている。
2010/8/1
484
表紙絵>蓬田やすひろ/目次絵>水口理恵子/扉絵>三嶋典東 / 本文カット>杉浦範茂/表紙デザイン>石崎健太郎
/目次デザイン>星達也//佐藤愛子 これでおしまい/長谷日出雄 マイケル・ジャクソンはなぜ死んだか/小池真理子
木陰の家/熊谷達也 調律師//◇直木賞作家大特集◇/重松清 タンク乗り/朱川湊人 サクラ秘密基地/皆川博子 薊
と洋燈/石田衣良 PRIDE/藤田宜永 等身大の恋/ねじめ正一 Nの星/高橋克彦 屋島のたぬき/北村薫 いとま申して/
山本一力 ニューヨーク留守居番日記/古川薫 直木賞最高齢受賞始末記/宮城谷昌光 「項羽と劉邦、激動の時代」//
馳 星周 ワールドカップ戦記//丸谷才一 <人魚はア・カペラで歌ふ>小村雪岱の挿絵/東海林さだお <男の分別学>歌
うはとバス//◇円熟の筆致、新鋭の試み◇/赤川次郎 幽霊注意報/原 宏一 にこにこキンダ-/柚木麻子 はにかむ甘
食/緒川莉々子 苺のジョウロ//群ようこ ネコのてのひら/南 伸坊 今月の本人〔琴光喜〕/中野京子 絵画で読む神話
/大倉乾吾 さよなら鉄道//○歴史読み物/阿井景子 佐那の後半生<龍馬の許嫁>//佐藤祥子 ちゃんこ百景 錣山部
屋 編//○コラム/さとなお そこが知りたい/山本ふみこ 偏愛読書館/矢野誠一 ちょっといい話/山崎まゆみ 温泉のひ
みつ//ブックトーク/島田荘司/森見登美彦/加藤廣/百田尚樹/有栖川有栖/祐光正/コジロー OORUCOMISCS//◇京
都の魔力◇/グラビア>作家と京都 渡辺淳一、伊集院静、谷崎潤一郎、川端康成他/村山由佳 夏の尖り/山本兼一
からこ夢幻/夢枕 獏 犬聖(陰陽師)/西村京太郎 京都から愛をこめて/柴門ふみ 京都の仏像は妖しいのだ/春日太
一 鬼平、京都へ行く/千野帽子 勝手に京都小説/特別対談>万城目学・門井慶喜 京都近代建築散歩//佐野康光
緻密流将棋日記/武田弘之 短歌/高橋睦郎 俳句/オール讀物新人賞 募集要項/松本清張賞 募集要項/オール談話
室//佐野 洋 麻雀で学費を〈おしまいのページで〉
259
1986年(昭和61年)出版の同タイトルの増補改訂版。/約500編の詩歌で郷土の歴史と行事をたどり、紹介するもの。//内
容細目>/はしがき/上代~近世のうた/ 松尾芭蕉の句/ 四鳥一渓集の歌・田上菊舎の句ほか/幕末・明治のうた/近代
の歌人・俳人・詩人/下関市内のうた/ 関門海峡と市内のうた/ 王喜・吉田地区のうた/ 小月・王司地区のうた/ 長府
地区のうた/ 勝山・内日地区のうた/ 彦島・竹ノ子島・六連島のうた/ 川中・安岡・吉見・吉母・蓋井島地区のうた/豊浦
四町のうた/ 豊浦町のうた/ 豊北町のうた/ 豊田町のうた/ 菊川町のうた/郷土歌人のうた/郷土俳人の句/西田直養
と長府歌壇/毛利元敏公の歌/狩野芳崖先生慰霊祭献歌/忌宮神社蚕種祭詠進歌/関門海峡のうた/烏帽子岩しめなわ
祭のうた/平家雛流し神事歌会のうた
2002/3/1
1921 金子みすゞ心の風景
木原 豊美
1
株式会社美術年
鑑社
1
2010/7/6
128
詩>金子みすゞ/写真>栗原 弘//障子/楽隊/紋附き/つばな/木/天人/ながい夢/日の光/しあはせ/海とかもめ/ぬかる
み/去年のけふ――大震記念日に――/キネマの街/夜/お寝着/土と草/浦の神輿/夢と現/失くなったもの/わらひ/金魚
のお墓/夜の雪/日永/山ざくら/雀の墓/竹とんぼ/啞蝉(おふしぜみ)/海を歩く母さま/朝蜘蛛/こころ/玩具のない子が/
木屑ひろひ/きりぎりすの山登り/巻末手記//金子みすゞの詩と背景 木原豊美//金子みすゞの系譜/下関市街地図/金
子みすゞ略歴/略歴 栗原弘、木原豊美/参考文献・資料提供
1922 半生の記
松本 清張
1
新潮社
38
2010/1/15
188
タイトルの通り、松本清張が自分の半生を綴ったもの。目次>父の故郷/白い絵本/臭う町/途上/見習い時代/彷徨/暗
い活字/山路/紙の塵/朝鮮での風景/終戦前後/鵲/焚火と山の町/針金と竹/泥砂/絵具/あとがき
傑作短編集(一) 或る「小倉日記」
松本 清張
伝
1
新潮社
72
2009/4/5
495
短編集。所収作品>或る「小倉日記」伝/菊枕/火の記憶/断碑/笛壺/赤いくじ/父系の指/石の骨/青のある断層/喪失/
弱味/箱根心中//解説 平野 謙/
1923
資料ID 書籍名
1924 下関の文学碑
作家名
下関市教育委員
会
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
原写真印刷株式
会社
1
1984/3/31
140
下関市教育委員会が、市内に点在する石碑の所在や由来を調査し、それをまとめたもの。目次>旧市内/ うららかにく
ら(柗嵜菊蔵)/ わすれ霜翁亭一(鈴木由乙)/ 音立てゝなかる(西尾其桃)/ 涼しさや小門の(高島北海)/ 天然は人
の力で(食 山 人)/ 小門の景色夜焚(作者不詳)/ なゝ重八重めく(蓮 徒 生)/ 桜山七絶 (高杉晋作)/ 春もやや
気色調(松尾芭蕉)/ くさの名はしら(作者不詳)/ 人生の行路 (藤井米三)/ 月代や膝に手を(松尾芭蕉)/ 身はこ
こに心は(作者不詳)/ 一声を高くあけ(山県為貞)/ まこころをつく(野村望東尼)/ 歸馬関有此作 (高杉晋作)/ 春の
日きらめく(西尾其桃)/ 鴎とぶ春の潮の(西尾桃支)/ 菊月や子のさげ(西尾採菊)/ 物いへば唇さむ(松尾芭蕉)/ 風
薫る宮居や洋(中野水月)/ 花のいのちはみ(林芙美子)/ 「放浪記」より(林芙美子)/ 秋遠し亀の上な(飯尾宗祇)/
しばらくは花の(松尾芭蕉)/ 七盛の墓包み降(高浜虚子)/ 黄桜に及ぼす神(桐山漁陽)/ 後夜の月よよと(土居南国
城)/ 神も跡垂れて千(西尾其桃)/ 竜宮の門南風を(山口誓子)/ 碑もぬれわたし(木下友敬)/ 波の花散にしあ(豊
臣秀吉)/ 国思ふ赤き心は(藤田徳太郎)/ 夕蝉や霧晴れわ(立脇蚰声)/ 今ぞ知る御裳濯(源平盛衰記)/ 今ぞ知る
身もす(二 位 尼)/ 人の才を集めて(今上天皇)/ 関門橋の詩 (中原雅夫)/ 父母の志幾里に(松尾芭蕉)/ 今年春
又去 (小林雲道人)/ 紫のゆかりや雲(大阪屋玉紫)/山陽地区/ 大根も鍬も洗ひ(貝島春光)/ 海暮れて鴨のこ(松
尾芭蕉)/ 旗さゝげわれも(藤原棄譽志)/ 海山雲煙 (桂 天 功)/ 遥々とか羅も治(阪 正 臣)/ 働くも遊ぶもほ(佐
久間石僊)/ 枝も葉もみきも(和田耕作)/ 爾霊山 (乃木希典)/ 武士は玉も黄金(乃木希典)/ 生れ出てあちら
(作者不詳)/ 何事も心ですれ(作者不詳)/ 而して桜は塵と(雑賀以空)/ ふるさとの赤松(生田蝶介)/ 鐘氷る夜や父
母(田上菊舎)/ 逢ふことに国と(山県有朋)/ 新樹の冷えにい(吉岡禅寺洞)/ 不夜の花城 (作者不詳)/ 国の為心
も身を(明治天皇)/ 無量寿の宝の山(田上菊舎)/ 雲となる花の父(田上菊舎)/ いつまでも変わ(飴谷丈右衛門)/
山門を出れば日(田上菊舎)/ 音はしぐれか (種田山頭火)/ へうへうとして(種田山頭火)/ 散った後も心に(近木
黎々火)/ 月は有明のあり(荻原井泉水)/ 木のもとに汁も(松尾芭蕉)/ 雉子のほろゝの(作者不詳)/ 気まゝなる旅の
(森永杉洞)/ この門を入れば(森永杉洞)/ 久にのためなに(作者不詳)/ 年経りてしきり(吉村梅心)/ 隣なき世をかく
(山県有朋)/ 松風にきき耳た(飯田蛇笏)/ 偉き人ここに眠(山中茂樹)/ 蟻の列奇兵隊小(大田里灯)/ おくれてもお
く(高杉晋作)/ 白たへににほへ(白石資風)/ うぐひすを魂に(松尾芭蕉)/ 国家多難数祈 (奇 兵 隊)/ 梅寂し人を笑
は(横山白虹)/ 欄に尼僧と倚り(横山房子)/ 高杉春風隊長墓(小原六六庵)/山陰地区/ 信を得し人の喜(仙厓和尚)
/ 雨に濡れて独り(草野心平)/ 思ひきや野田の(中山忠光)/ 威ありて花多か(池坊専啓)/ 雲水の米櫃ひろ(池多雲
遊)/ 古池や蛙飛こむ(松尾芭蕉)/ 農免や村も栄え(浅野笑山)/ 堰止めし水満々(浅野笑山)/ 玄海は眼下に展(福
田煙外)/ 春もややけしき(松尾芭蕉)/ 明日知らぬ人の(安村初雪)/ 極楽に通う心や(林 花楽)/ いつの世に又生
(植村美魂)/ 心地よき寝覚や(武本碧水)/ 月花は余技か風(山本笹舟)/ 難波津や田螺の(松尾芭蕉)/ 暖やみ親
の袖に(中野たゞ女)/ 名誉をまつよに(安成国光)/ うたかふな潮の(松尾芭蕉)/ 大空に知らぬ吹(亀田逸哉)/ 名月
や如何なる(亀田逸哉)/ 牛叱るこゑに鴨(各務支考)/ 松ほめてところ(石井逸脱)/ 黒嶋や仰ぐ真如(尾形逸合)/ 抱
いた子は暖に(来見田好古)/ 散る時のありて(津森微笑)/ 梅白し黎明の鐘(山賀阿劔)/ 松千古花粉志き(安田耕
月)/ 鴫立つや葺の穂(安田閑清)/ 店ふさぐ蚊帳を(岸村幽里)/ 熊をとる山まだ(山口花麓)/ ほととぎすあと(富田
甫春)/ 小波に砕けて涼(松本梅窓)/ その奥もまたそ(河村花溪)/ 月花の友に和か(須子房女)/勝山・内日地区/
早乙女のいでた(松岡伊佐緒)/ 心から植ゑる林(作者不詳)/ 御仏にひたすら(森永杉洞)/ 野を横に馬ひき(松尾芭
蕉)/ 丈六に陽炎高し(松尾芭蕉)/ 涼しさや仰げば(西田東籬園)/ 名月やまことは(西田東籬園)/ 月ひとつくもり(西
田東籬園)/ 梅が香をひきひ(大田幽溪)/ うつる世の名残(西田老龍窟)/ ゆるゆると泡と(林 日露)/ 桐一葉秋のは
じ(福田雲外園)/ けふばかり人も(松尾芭蕉)/ 明けはなつ障子(江嶋訥庵)/
1925 少女小景
印内 美和子
1
作品社
1
2002/10/30
235
小島信夫文学賞受賞作品。他3編を収録。所収作品>・少女小景(小島信夫文学賞受賞作品)/ 天にいたる/ シクラ
メン/ 孔雀/・イア・オラナ・マリア(『小説家』94号/1997年4月)/・午後、鳥座島で(『小説家』79号/1992年4月)/・ネガ
フィルムの水面(『作家』350号/1978年3月)/ あとがき/
1926 遠い六月
印内 美和子
1
作品社
1
2004/11/10
213
短編集。所収作品(初出)>・ガラスペンと白文鳥と(『作家』400号/1982年5月)/・わたしたちのラリー(『作家』465号/1987
年10月)/・有毒植物区(『作家』477号1988年10月「九月の薬用植物園」改題)/・遠い六月(『雲』67号2003年7月)/あとが
き/
1927 小春日和
印内 美和子
1
作品社
1
2010/2/20
174
短編集。所収作品(初出)>しろがねクラブ(『小説家』117号2004年12月)/初冬のお喋り(『小説家』120号2005年12月)/
色々なことが起こって(『小説家』123号2006年12月)/金のスプーン(『小説家』126号2007年12月)/小春日和(「水辺の小
春」改題『小説家』131号2009年12月)いずれも加除・加筆のうえ収録。
資料ID 書籍名
1928
夢チャレンジ きらり山口人物伝
Vol.2
作家名
財団法人 山口
県ひとづくり財団
1929 下関の記念碑 山陽地区編
1930 問題小説 2010年10月号
1931
数量 出版社
1
1
株式会社 徳間
書店
日没とパンがあれば~近木圭之介
川島 条
の伝言~
財団法人 山口
県ひとづくり財団
瞬報社写真印刷
株式会社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
2008/9/30
1987/3/31
140
県内の小・中学生を対象に、郷土ゆかりの先人を紹介して、将来の夢やチャレンジ精神を培うことを目的として作成され
たもの。県内の小・中学生には、副読本として配布されている。所収作品>はじめに/近未来ドリーマー/夢の生まれた場
所/ 伊藤博文(光市)/山尾庸三(山口市)/笠井順八(山陽小野田市)/藤岡市助(岩国市)/田中絹代(下関市)/三輪壽
雪(萩市)/津田恒美(周南市)//夢の扉1/伊藤博文/ 夢塾 塾長・家永勝行(伊藤公の生涯を考える会会長)/ 伊藤博
文物語/ ◇博文の生涯/ ◇博文ゆかりの地/ 夢のつづき/ 伊藤博文 夢年表/ コラム 世界初のランドセル//夢
の扉2/山尾庸三/ 夢塾 塾長・一坂太郎(萩市特別学芸員)/ 山尾庸三物語/ ◇庸三の生涯 / ◇庸三ゆかりの
地/ 夢のつづき/ 山尾庸三 夢年表/ コラム 新しい日本をつくった幕末の密留学生「長州ファイブ」//夢の扉3/笠井
順八/ 夢塾 塾長・河野豊彦(郷土史家・元山陽小野田市歴史民俗資料館館長)/ 笠井順八物語/ ◇順八の生涯/
◇順八ゆかりの地/ 夢のつづき/ 笠井順八 夢年表/ コラム 現存するわが国唯一・最古のセメント焼成窯「徳利窯」
//夢の扉4/藤岡市助/ 夢塾 塾長・佐山和郎(藤岡市助研究家)/ 藤岡市助物語/ ◇市助の生涯/ ◇市助ゆかり
の地/ 夢のつづき/ 藤岡市助 夢年表/ コラム 日本初の大学ベンチャー//夢の扉5/田中絹代/ 夢塾 塾長・河波茅
子(田中絹代メモリアル協会事務局長)/ 田中絹代物語/ ◇絹代の生涯/ ◇絹代ゆかりの地/ 夢のつづき/ 田中
絹代 夢年表/ コラム 「田中絹代記念館」ふるさと下関によみがえる田中絹代//夢の扉6/三輪壽雪/ 夢塾 塾長・石
﨑泰之(山口県立萩美術館・浦上記念館学芸課長)/ 三輪壽雪物語/ ◇壽雪のあゆみ/ ◇壽雪ゆかりの地/ 夢の
つづき/ 三輪壽雪 夢年表/ コラム 「萩焼」体験で実感した、壽雪先生のチャレンジ精神//夢の扉7/津田恒美/ 夢塾
塾長・坂本昌穂(元南陽工業高等学校野球部監督・周南市教育委員会教育長)/ 津田恒美物語/ ◇恒美の生涯/
◇恒美ゆかりの地/ 夢のつづき/ 津田恒美 夢年表/ コラム 広島市民球場内の銅板プレート プルペンに刻む津田
投手の魂//協力者及び団体、参考資料、刊行委員、監修及び夢塾講師、取材委員
171
下関市内山陽地区の記念碑を紹介したもの。執筆>津田 仁/写真・調査>吉岡一生・小畑乃武子・沖田玉映//内容細
目>/長府地区/ 前田御茶屋台場址の碑/ 行啓記念の碑/ 皇太子殿下駐駕の碑/ 皇太子殿下御野立趾記念樹碑/
伏見宮博恭王殿下上陸記念の碑/ 櫛崎城跡の碑/ 敬業館及集童場趾の碑/ 長府藩報告隊顕彰の碑/ 仲哀天皇御
殯斂地の碑/ 仲哀天皇殯斂地入口の碑/ 三輪東皐の碑/ 服部潜蔵の墓誌/ 香取文圭の墓誌/ 香取尚齢の墓誌/
維新発祥の地の碑/ 土肥次郎実平城趾の碑/ 豊浦の池旧跡の碑/ さかまつの碑/ 数法庭由来の碑/ 古蹟栞の碑/
豊浦皇居趾の碑/ 忌宮公園落成記念の碑/ 家塾桜柳亭の碑/ 蚕種渡来の碑/ 蚕種渡来顕彰の碑/ 天長地久の碑
/ 原田政佳彰功の碑/ 熊野則之君の碑/ 集童場々長室の碑/ 八幡御旅所の碑/ 天然記念物干珠樹林の碑/ 乃木
旧邸の碑/ 水師営の棗の碑/ 水師営の会見歌碑/ 乃木大将手植杉の碑/ 梅井の碑/ 乃木夫妻の銅像の碑/ 乃木
さん通りの碑/ 大銀杏の碑/ 文部省の碑/ 天然記念物指定の碑/ 河崎董の墓誌/ 黒田来蔵の墓誌/ 勝美高祐の
墓誌/ 松田さつの碑/ 清水浅彦の墓誌/ 中川鯉淵の墓誌/ 中川老人孺人の墓誌/ 田上菊舎文塚の碑/ 女流俳人
一字庵菊舎の墓と句碑/ 田上菊舎頌徳の碑/ 原田魯軒の墓誌/ 松岡思斎の墓誌/ 植村精吾のの墓誌/ 前検校藤
嶋君招魂の碑/ 瀧川弁三彰功の碑/ 田上十郎左衛門の墓誌/ 大館三郎の墓誌/ 国島宏の墓誌/ 品川又助の墓誌
/ 品川轍太郎の墓誌/ 高杉晋作回転義挙の碑/ 服部潜蔵の墓誌銘碑
1
徳間書店
1
2010/10/1
430
掲載目次>新連載>芭蕉と曾良/ 深川、蠢く/田牧大和//<重量級 大藪春彦賞作家が結集>/尾道秀介特別イン
タビュー&ブックガイド/・モーレン小屋/樋口 明雄/・所 轄 魂/笹本 稜平/・まどろみの月桃/五條 瑛/・サイコパス/柴田
哲孝/・汝、隣人を愛せよ/福沢 徹三//<好評シリーズミステリー万華鏡>/・彼女の可愛い女の子/小手鞠 るい/・鋼の
綻び/相葉 英雄//<好評!人気作家連載陣>/・泥棒桟敷の人々/赤川 次郎/・武 蔵/花村 萬月/・人生の第四楽章と
しての死/曽野 綾子/・華 夜 叉/海道 龍一朗/・ふたり、幸村/山田 正紀/・ハードラック/薬丸 岳/・兇/矢野 隆/・奇蹟の
女/矢島正雄(原作)・中村敦子(画)//<人気シリーズ 時代小説秋の虹>/・伊賀者同心大奥控/上田 秀人/・圓朝語り
/稲葉 稔/・夫 婦 星/今井 絵美子//<ついに大団円 感動の最終回>/・伊良湖岬 プラスワンの犯罪/西村京太郎/・ロ
ンツーは終わらない/山田 深夜/・純 恋/新堂 冬樹//<読みきり 哀しくも恐ろしい夢幻譚>/・天 泣/赤江 瀑//<面白
コラム&なるほど随筆>/・土屋英明訳 中国『性史』/・梅 佳代/うめかよの「みんなの顔」/・白石 公子/ガマグチばくばく
/・杉江 松恋/ブックステージ/・やまだ三平/ミルクちゃん/・宍倉 ユキオ/玉乱時代/・田牧 大和/時代小説・期待の担い
手//読者巷論
2
瞬報社写真印刷
株式会社
1
2010/9/11
197
題字・題字揮毫>古川 薫/装丁・デザイン>三戸 光顕/俳人・画人でもある近木圭之介。その義理の息子である川島氏
により発刊された、近木圭之介の俳画集。「俳句抄」「挿絵抄」から成り、生涯で七千句、挿絵五百余りを遺した近木圭之
介の作品の中から厳選したものを収録している。
資料ID 書籍名
1932
其桃創刊六十周年記念合同句集
桃影 第七輯
作家名
其桃発行所
数量 出版社
1
アカマ印刷有限会
社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1992/10/20
240
装幀>新屋 幸彦//発刊の辞 中村石秋(発行者代表)//身の透く日/相川竹支/万緑/秋本芳枝/花合歓/阿野泰子/ひ
まわり/池田尚文/啓蟄/池内千鶴子/さくらんぼ/池田璋子/サルビア/石井悦子/リハビリの唄/石井泰久/冬木の芽/石
田京子/雪月花/石部ルリ子/一張羅の紋/泉千枝子/帯を締む/磯部康子/花こぶし/市来白水/浮寝鳥/伊藤三枝/ひら
かな文字/伊藤そのか/改元平成抄/伊藤たけし/春雪/伊藤松枝/枯急ぐ/伊藤陽子/沙羅双樹/伊原喜美子/葉裏のかた
つむり/井上砂岳/紫蘇は実に/井上保生/貴船床/岩崎月邨/十二月八日/上原キクエ/余生の呟き/上原靜夫/青田風/
上村信子/河豚提灯/植村魅魂/落し文/宇丹志乃/冬怒濤/故 内田悟石/向き合へる/内田綾子/紅蜻蛉/打道岸子/鴛
鴦/宇野けん/春の雷/大石愛子/急須の茶殻/大下歩声/初暦/大沼美智子/聖高野/大西津根夫/原爆忌/大野浩水/紫
陽花/大磐淑子/有馬の秋/尾家礼子/青畳/岡崎貞子/秋遍路/岡崎悠多楼/夕涼の風/岡田琴江/柳散る/岡田俊絵/先
帝祭/岡村幸子/京の春/岡本花子/夕虹/沖中康子/木の葉髪/小野芳子/花曇り/越智君女/蕎麦の花/香川望/夏の蝶
/角谷セツ子/明け暮れ/鍵福春子/鍵二重/片平一代/琵琶湖/片平淑子/盆の僧/片平宣子/淑気/加藤清代/芽木のな
か/金谷初枝/赤い汽車/金子幸江/一枚の和紙/辛島睦子/海亀/川上恵子/紀の川/川田順子/秋櫻/川添紅梅/夏帽子
/川添英男/水張田/河野米子/花蜜柑/河村治子/柚子は黄に/川本亜矢/かきつばた/神田スミ子/月涼し/神野佳子/菊
の香/菊竹栄子/櫻餅/岸田真理子/椿山/木戸つや子/石蕗の花/木原一粒/里ことば/木村菊江/梨の花/木村靜枝/鰯
雲/國広五月/蝌蚪/倉島一則/かまつか/蔵本靜子/洋蘭華/故 河野泉/偶感/国土ヒロミ/立葵/小嶋綾子/風にさそわ
れ/五島一勝/山紅葉/小林君子/芽木の空/小林安子/風紋/駒村伸恵/戻り舟/近藤園子/一語蜿蜒/佐伯虎杖/落し文/
佐伯寿美子/冬の虹/坂田フミ/絵馬/坂本悦子/薫風/坂本詩朗/松の花/坂本淑香/ごんべえ橋/佐々木成野/白い夏/笹
川章/ふく笛/佐々木洋子/紙の音/笹谷花舟/遠かなかな/佐田由美子/花の仲間/貞本万里/藍財布/佐藤松栄/綿虫/
佐藤百々代/花といふ字/佐藤よし子/七七忌/塩田峯子/貌/柴崎千鶴子/燕来る/柴田アヤ子/母の影/島田良子/朝の
椅子/清水はる子/水浄土/清水秀美/夏帽子/正司満子/父のむら/白石机海/夏の月/白石なつ子/老夫婦/仁多風山/
春霞/末繁夏枝/木下闇/菅原とし子/桐の花/関和美/ざくろの実/瀬野光人/潮の音/千住紀子/秋の川/高尾寂香/花栞
/高木素人/一灯あれば/高瀬忠彦/土鈴雛/高松勝々子/新しきいのち/田飼幸子/加賀友禅/宝辺房子/目醒め/田中お
福/過疎天国/田中耕蝶/島の灯/田中しげる/草笛/田中道子/櫨の実/田中みちこ/父の木/田中弥生/人日/田中湖葉/
冬の雁/田辺活吐詩/造化の神/田辺美生子/去年今年/田村正子/春燈/田村廸子/生命線/田辺八重/蜻蛉の国/坪井
蜻蛉子/花の山/鶴田早野/若竹/遠野ミサ子/雪虫/徳岡幸子/花の種/床本道子/木守柿/土手敏/花石蕗/富田佳津美/
遠山火/友沢白蓉/朝ざくら/内藤三津子/喝采/中井芳穂/もがり笛/永井登志子/金魚死す/中野孝/南天花/中村一公/
遠山影/中村石秋/夢を追う/中村節子/マリア堂/中村照子/桐一葉/中村日左夫/冬深む/中場せい子/河豚提灯/中本
武司/かいつぶり/中元夢里/秋海棠/奈須清子/大旦/名和田祥可/佛心/縄田露子/柊/名和田葉流/船角力/西林浪江/
瀬戸の島/西村治枝/藤の頃/西山正子/黒南風/二歩志芳/糸手毬/波多野深雪/薔薇紅し/浜崎ふみ子/夏の川/林君
子/秋櫻/林澄子/アゲインスト/林楚秋/七夕/林春代/風薫る/林田清子/真冬日/原田啓子/ばら/原田青花/蛍火/半田
信子/水無月/桧垣幸子/竹の刃/廣瀬とみ子/昏れぎわ/平原芳子/青木の実/故 福岡南枝女/冬の薔薇/福嶋泉/柿三
つ/福田幸子/半生や/福地正賢/花辛夷/福永一栄/ ななかまど/福永嘉子/春がすみ/福山栄子/青嵐/藤田五月子/胃
の手術/藤田敏子/晩景/藤村郁子/歳月/藤村靜女/遠河鹿/藤本慶子/鬼の豆/藤本澄子/大昼寝/故 古岡かつ/泪の
谷/北条壬生/万年青の実/細井花映/己が星/細川正江/卯浪晴れ/細野トヨ子/遠ざくら//堀口辰子/生きてをり/本田若
水/磯焚火/前田律子/春の雪/故 益村士通女/遊びの境涯/松井童恋/虫追う子ら/松岡恭子/空気のように/松田孝子/
犬ふぐり/松林敦子/媼の日日/松永ゆきえ/時雨/松本みどり/鍋焦がす/三浦純江/胡葱の青/三浦日出男/医師の一言
/光永節子/吊り忍/三原ハル/埋葬図/見原一朶/ひかりみな/宮崎文恵/紙人形/宮本寿恵子/初田鶴/三輪タマエ/温泉
卵/村井一露/独楽の澄み/村井角美/瑠璃光寺/村上和子/花の昼/村上共子/秋日傘/村松恵美/銀漢/本西つとむ/秋
海棠/森本モモヨ/白秋忌/矢野一栄/毛糸編む/藪トシエ/信長忌/山崎昭登/シャボン玉/山崎春海/灼砂/山崎元恵/老
兵/山崎良雄/春ですよ/山下セツ子/田園風景/山口清/鉦叩/山田東龍子/走り梅雨/山田具代/風のまにまに/山本加
須子/石蕗の花/山本里子/恙なき/山本佳絵/枯野ゆく/山脇靜代/霜降/横山一石/蝉時雨/吉原敏子/海/米原泉女/花
の寺/吉村初子/残り鴨/吉本三千子/燕来る/百合本葉影/青しぐれ/脇田順子/翳涼し/和田紫蓉/水音/渡辺さち子/顔
ひとつ/渡辺マチ子//後記
資料ID 書籍名
1933
1934
作家名
其桃創刊六十五周年記念合同句集
其桃発行所
桃影 第八輯
其桃創刊七十周年記念合同句集
桃影 第九輯
其桃発行所
数量 出版社
1
1
アカマ印刷有限会
社
アカマ印刷有限会
社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1997/11/23
2002/11/23
226
241
装幀>新屋 幸彦//発刊の辞 中村石秋(発行者代表)//野葡萄/中村石秋/海の量感/相川竹支/春の星/秋本芳枝/初
燕/上利邦子/幸せ/足立サダ子/天の川/阿野泰子/蓮の骨/新井徳一/考古館/池田尚文/自然界/池田璋子/春兆す/
池内千鶴子/湯宿/石井悦子/戦后の蝸牛/石井泰久/微苦笑/石部生涯子/五重の塔/石部ルリ子/雑唱/石田京子/瓜
行灯/石川瑞枝/武蔵野/市来白水/黄水仙/市里砂夜子/野仏/伊藤三枝/鳥渡る/伊藤たけし/牡丹雪/伊藤松枝/一会
の白/伊藤陽子/落し文/伊藤淳子/長閑なり/伊勢和子/鴎たち/井上妙岳/寒夕焼/井上保生/夏山/井上久男/衣被/岩
崎月邨/あゆみ/岩田十代子/稲の花/上原キクヱ/やすらぎ/上原静夫/陽炎/上村信子/寺鐘/内田綾子/秋ざくら/宇丹
志乃/風/宇野けん/孫三才/江本あきら/万葉の海/大野浩水/冷奴/大西津根夫/花あかり/大石愛子/星月夜/大沼美
智子/ひとりの夜/大田八重子/奥の院/岡崎悠多楼/遠花火/岡田琴江/冬微光/岡村みどり/若水を磨り/岡村スズコ/牡
丹の息/小川恵秋/花の風/小田式子/旅の日々/小渕ゆき/机の小雛/小野又山吹/日向ぼこ/沖手一恋/新緑/尾家玲女
/年忘れ/片平宣子/師走/片平一代/一揆の地/片平淑子/角風船/上村増子/春秋/川添英男/蕗の薹/河原美江/花ま
だき/河村治子/鉄の町/河野一歩/冬河原/河野玲子/盆の客/角谷せつ子/雛舟/角田節子/郭公/辛島睦子/花筏/神
田スミ子/犬ふぐり/河上恵子/九官鳥/鍵福治子/焚火跡/加藤清代/ひばり野へ/亀井花子/元旦の顔/香川望/帰燕曇り
/金谷初枝/野の佛/金子幸江/冬の町/木戸つや子/草の絮/木原一粒/冬の沼/菊竹栄子/瀬戸の香/小林ヒデ子/青葉
風/小林軟石/墓の前/小林絢女/生かされて/小嶋綾子/竹の秋/小坂徹子/竹の秋/駒村伸恵/蚊遣香/桑原一光/長閑
さよ/國広五月/遊楽の四季/倉島一則/寒牡丹/倉本幸代/偶感/国土ヒロミ/鰈干す/近藤園子/仮説の灯/近藤かをる/
古墳丘/後藤ミサヲ/老炎/佐伯虎杖/光を曳きて/佐伯寿美子/脚低く/佐々木順/春の雪/佐々木成野/ひらがなの/佐藤
百々代/残り鴨/佐藤よし子/構図/笹川章/猫車/坂本悦子/虎落笛/坂本淑香/寒林/坂本詩朗/韮の花/貞本万里/老夫
婦/仁田風山/遠谺/清水秀美/葛の花/塩田峯子/落花なか/柴田アヤ子/孫誕生/柴丸千栄子/山の影/島田良子/渇き/
白石机海/萩の道/重富八重/黄水仙/新谷和子/ハンググライダー/鈴永英士/草の息/周山肇/時雨虹/瀬野光人/父の
こゑ/千住紀子/吊橋/田中湖葉/白寿まで/田中耕蝶/残されし齢/田中道子/子等遠し/田中保子/風紋/田中弥生/煌煌
と/田中しげる/額の冬日/田中みちこ/葛の花/田中洋子/満珠干珠の見える町/田中文子/茶屋七里/田中廸子/香月展
/田村正子/生死一週間/田辺活吐詩/花枇杷/田辺美生子/藤椅子/田辺八重/春の川辺/高木素人/貝風鈴/高木和/母
見舞/高松勝々子/冬紅葉/高尾寂香/鴨未だ/高瀬忠彦/ムツゴロウ/宝辺房子/定年以後/谷村宇風/天界/坪井蜻蛉子
/萩の雨/坪井達子/秋桜/津田恵子/草は実に/友澤白蓉/雪晴/徳岡幸子/春夕焼/床本道子/白牡丹/富田佳津美/去
年今年/土手敏/燦燦/中井芳穂/花豌豆/中本夢里/息災の夫/中野キミ子/忘られぬ日/中村節子/齢深む/中場せい子
/初暦/中村照子/小雪舞ふ/中村日左夫/花衣/名和田葉流/葉桜/名和田祥可/旅支度/縄田ヤエ/亀鳴くや/奈須清子/
途に迷ふ/縄田露子/葉桜/内藤三津子/夏の樹/二歩志芳/赤のまま/西村浪江/蓬摘む/西山正子/灯台/西村治枝/春
野かな/林楚秋/卒業す/林君子/箱膳/林澄子/冬帽/原田啓子/佛恩/波多野深雪/春の闇/半田信子/伊勢詣/浜崎ふ
み子/風の行方/平原芳子/夕蝉/桧垣幸子/青嵐/福嶋泉/台風一一号/福山栄子/初心の貌/福永一栄/草の中/福地正
賢/返り花/福永ふさ子/春を待つ/福永富子/根雪/藤本慶子/鵜篝/藤田五月子/冷奴/藤本澄子/無表情/藤田敏子/白
はちす/藤村郁子/クリオネの沖/北条壬生/春嵐/細井花映/鴨一群/細野トヨ子/星月夜/細川正江/吾が生れ月/本田若
水/小さき厨/堀口辰子/晩鐘/前田律子/苗木植う/松永ゆきえ/野分/松本恵隆/遊びの境涯/松井童恋/花の呟き/松林
敦子/幣ひるがへる/松岡恭子/足裏のひとりごと/守谷新松子/穂絮とぶ/宮崎文恵/初蛙/宮本博子/けむりのごと/宮本
寿恵子/雲のむかふに/見原一朶/花菖蒲/三輪タマエ/予感/光永節子/立葵/村井角美/紙一枚/村上共子/雁来紅/村
松恵美/初午/森本モモヨ/大安吉日/山崎昭登/良い話/山崎春海/余生/山崎良雄/子午線/山崎元恵/夢のかたち/山
本佳絵/秋の蝉/山本里子/閏の日/山本散人/石蕗あかり/山本加須子/簾/山中百代/露の玉/山田健二/北航/山田東
龍子/むらの四季/山口清/凌霄花/山縣由利子/秋蝉のさざなみ/安永素秋/うららかや/藪トシエ/伊予の里/矢野一栄/
山の涼/横山一石/啞蝉/米原泉女/昼寝覚/吉原敏子/花すすき/吉田武仙/代田掻く/吉本三千子/紅葉の炎/和田紫蓉
/萬緑/脇田順子/大山蓮華/渡辺千代/尉鶲/渡辺さち子/ /後記
装幀>新屋 幸彦//発刊の辞 中村石秋(発行者代表)//曼荼羅/故 西尾豊/風塵/中村石秋/聖五月/相川竹支/蝉しぐ
れ/上利邦子/針祭る/阿野泰子/余韻の椿/浅原繁子/月の途/浅原賢祥/草籠/浅原克子/桃の花/青谷政子/孫/足立
サダ子/冬陽背に/明石霞/冬帽子/石井康久/終着の駅/石井悦子/落葉舟/石本賢司/春の雁/石川瑞枝/習作春秋/伊
藤たけし/紫陽花/伊藤三枝/あす開く/伊藤陽子/旧姓/伊藤愛子/仮眠/伊藤松枝/花図鑑/伊藤淳子/宇治の春/伊吹あ
い/三姉妹/伊勢和子/初蝶/岩崎光子/あゆみⅡ/岩田十代子/露光る/市来白水/牡丹寺/石部生涯子/末黒野/石部ル
リ子/石鹸玉/石田京子/いわし雲/池田璋子/鈴虫/池内千鶴子/黄落/池田尚文/星まつり/市里砂夜子/花合歓/井上満
世/一期一会/出水春枝/使ひ川/入野和子/鳥帰る/上原キクエ/古戦場/上野敦/春雷/上村育代/樟若葉/上田千鶴子/
青みかん/内田綾子/初旅行/宇野けん/寒梅/大西根津夫/阿波踊り/大石愛子/敗戦忌/大野浩水/けふの湖/大野薫子
/青春譜/大島仁嶽/藤枕/大沼美智子/太鼓橋/尾家玲女/仁王門/小野敏夫/紫陽花/小野又山吹/庭の四季/小渕ゆき
/春の虹/小田式子/吊し柿/奥村ミサヱ/雲の峰/沖手一恋/焚火/沖中康子/若潮迎ふ/岡村みどり/星涼し/岡村スズコ/
内緒だよ/岡田桂子/米寿/片平宣子/赤とんぼ/片平一代/麦の秋/片平淑子/枯れ/辛島睦子/四季折々/神田スミ子/母
郷/川添英男/思ひ出/川添ミサコ/鶲くる/河野玲子/寒の水/河村治子/山帰来/川原美江/みちしるべ/川田志津子/灼く
る/川上恵子/遅日/金谷初枝/大根干す/亀井花子/風鈴/加藤清代/冬たんぽぽ/角田節子/落椿/木原一粒/まだ熟れ
ぬ/北村圭子/梅日和/木戸つや子/水仙花/木谷共子/風鈴/菊竹栄子/虹/蔵本幸代/椿園/後藤ミサヲ/地虫出づ/桑原
一光/筆始/近藤園子/冴えかへる/駒村伸恵/広島忌/五石万智子/立葵/小嶋綾子/筆始/小坂徹子/不意の鶏鳴/小林
絢女/汐の窪/小林ヒデ子/花見日和/小林万坊/出雲の旅/小林恵珠/途半ば/佐伯虎杖/廻り道/佐伯寿美子/雁渡る/
佐々木成野/法苑の夏/佐々木明子/絆/佐々木洋子/寒の水/佐治峰雪/藤揺れて/佐藤よし子/鴨の水脈/佐藤百々代/
水中花/笹川章/風鈴/笹谷花舟/一位樫/坂本悦子/ほほじろ/貞本万里/ひとひらの/塩田峯子/空蝉/白石机海/八十/
仁多風山/唐辛子/柴田アヤ子/旅のつれづれに/柴丸栄/川辺の朝/重富八重/四季遊々/新谷和子/夏薊/新原幸千代
/国東に向く/島田良子/鴛鴦/末広さかえ/初句会/鈴永英士/萬福寺/瀬野光人/蛍の声/千住紀子/終戦忌/田中湖葉/
冬椿/田中弥生/行先変更/田中みちこ/旱星/田中しげる/祭笛/田中洋子/ティクオフ/田中たかし/大夏野/田中保子/オ
リオン神話/田中文子/五月の風/田辺美生子/風二月/田村廸子/生かされて/田村はじめ/日脚伸ぶ/田辺八重/白紙一
枚/武田銀林/あたたかし/谷村宇風/夏障子/高松勝々子/野火/高木素人/麗らなり/高尾寂香/蕗の薹/高瀬忠彦/照葉
資料ID 書籍名
1934
其桃創刊七十周年記念合同句集
桃影 第九輯
作家名
其桃発行所
い/三姉妹/伊勢和子/初蝶/岩崎光子/あゆみⅡ/岩田十代子/露光る/市来白水/牡丹寺/石部生涯子/末黒野/石部ル
リ子/石鹸玉/石田京子/いわし雲/池田璋子/鈴虫/池内千鶴子/黄落/池田尚文/星まつり/市里砂夜子/花合歓/井上満
世/一期一会/出水春枝/使ひ川/入野和子/鳥帰る/上原キクエ/古戦場/上野敦/春雷/上村育代/樟若葉/上田千鶴子/
青みかん/内田綾子/初旅行/宇野けん/寒梅/大西根津夫/阿波踊り/大石愛子/敗戦忌/大野浩水/けふの湖/大野薫子
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 /青春譜/大島仁嶽/藤枕/大沼美智子/太鼓橋/尾家玲女/仁王門/小野敏夫/紫陽花/小野又山吹/庭の四季/小渕ゆき
公開解説
/春の虹/小田式子/吊し柿/奥村ミサヱ/雲の峰/沖手一恋/焚火/沖中康子/若潮迎ふ/岡村みどり/星涼し/岡村スズコ/
内緒だよ/岡田桂子/米寿/片平宣子/赤とんぼ/片平一代/麦の秋/片平淑子/枯れ/辛島睦子/四季折々/神田スミ子/母
郷/川添英男/思ひ出/川添ミサコ/鶲くる/河野玲子/寒の水/河村治子/山帰来/川原美江/みちしるべ/川田志津子/灼く
る/川上恵子/遅日/金谷初枝/大根干す/亀井花子/風鈴/加藤清代/冬たんぽぽ/角田節子/落椿/木原一粒/まだ熟れ
ぬ/北村圭子/梅日和/木戸つや子/水仙花/木谷共子/風鈴/菊竹栄子/虹/蔵本幸代/椿園/後藤ミサヲ/地虫出づ/桑原
一光/筆始/近藤園子/冴えかへる/駒村伸恵/広島忌/五石万智子/立葵/小嶋綾子/筆始/小坂徹子/不意の鶏鳴/小林
絢女/汐の窪/小林ヒデ子/花見日和/小林万坊/出雲の旅/小林恵珠/途半ば/佐伯虎杖/廻り道/佐伯寿美子/雁渡る/
佐々木成野/法苑の夏/佐々木明子/絆/佐々木洋子/寒の水/佐治峰雪/藤揺れて/佐藤よし子/鴨の水脈/佐藤百々代/
水中花/笹川章/風鈴/笹谷花舟/一位樫/坂本悦子/ほほじろ/貞本万里/ひとひらの/塩田峯子/空蝉/白石机海/八十/
仁多風山/唐辛子/柴田アヤ子/旅のつれづれに/柴丸栄/川辺の朝/重富八重/四季遊々/新谷和子/夏薊/新原幸千代
/国東に向く/島田良子/鴛鴦/末広さかえ/初句会/鈴永英士/萬福寺/瀬野光人/蛍の声/千住紀子/終戦忌/田中湖葉/
アカマ印刷有限会
冬椿/田中弥生/行先変更/田中みちこ/旱星/田中しげる/祭笛/田中洋子/ティクオフ/田中たかし/大夏野/田中保子/オ
1
1
2002/11/23
241
社
リオン神話/田中文子/五月の風/田辺美生子/風二月/田村廸子/生かされて/田村はじめ/日脚伸ぶ/田辺八重/白紙一
枚/武田銀林/あたたかし/谷村宇風/夏障子/高松勝々子/野火/高木素人/麗らなり/高尾寂香/蕗の薹/高瀬忠彦/照葉
明り/高木和/谷わたり/橘千加/藍日傘/竹中伸子/つくづくし/竹内ひとし/オホーツク/宝辺房子/無一物/坪井蜻蛉子/
夏帽子/坪井達子/風と遊ぶ/槌崎道/屋代島/土手敏/百日紅/床本道子/胡桃の実/富田佳津美/星月夜/名和田葉流/
身の丈/縄田ヤヱ/春帽子―「冬青空」以後―/中井芳穂/招待状/中本勉二/土用落葉/中元夢里/蝶の群れ/中村節子/
蝉の声/中村あきのり/阿弥陀寺/中村照子/山眠る/中場せい子/巴里祭/中嶋吐詩/山笑ふ/中山裕子/夏蝶/中野キミ
子/遠花火/内藤三津子/種しまふ/奈須清子/さはさはと/二歩舜臣/太郎次郎/二歩志芳/瀬戸の四季/西村治枝/遅桜/
西林浪江/くらやみ/西崎初紀/娘の電話/西山正子/冬至粥/西川ひさ子/初蝶/半田信子/涼しき瞳/林君子/七変化/林
楚秋/縦走路/林冴子/松の芯/林澄子/霧深む/原田啓子/ひとつばたご/浜崎ふみ子/一葉忌/波多野深雪/母港/平原
芳子/画家の詩/桧垣幸子/天の川/藤村郁子/小鷺舞/藤田五月子/四季おりおりに/藤村由紀子/鈍色のドーム/藤本慶
子/遠おぼろ/藤本澄子/花火果つ/藤本緑泉/茶摘唄/福永ふさ子/謡初/福永富子/花胡瓜/福嶋泉/香炷ひて/細野トヨ
子/白寿の母/前野寧子/花の寺/丸本保子/遊びの境涯/松井童恋/実南天/松永ゆきえ/寒日和/松永恵子/こぼれ萩/
松岡恭子/菊を焚く/松林敦子/丸太小屋/三輪タマエ/薔薇育て/三浦日出男/大正生れ/宮崎文恵/重慶春秋/宮本博子
/杖となるもの/宮本寿恵子/南部訛/光永節子/花櫛/見原一朶/帯祝/村上共子/茄子の花/村上正子/豊の秋/村松恵
美/初燕/森本モモヨ/足裏のささやき/守谷新松子/初湯して/山崎昭登/和紙明り/山崎元恵/葱坊主/山崎春海/輪廻/
山崎良雄/梅の風/山本里子/一年の後/山本和郎/夢少し/山本加須子/初夢/山本健詞/春やむかし/山本佳絵/廿世紀
回想/山本散人/俳句春秋/山村ちから/父宛の手紙くる/山田健二/柘榴割る/山下清子/ふるさと/山根冨美子/天の川/
山中百代/春の渦/山縣由利子/あぜみち/山口清/月を待つ/藪トシエ/風見鶏/安永一孝/浮寝鳥/矢口鈴子/娘とふたり
/矢原悦子/月見草/弓崎眞治子/冬田の日輪/横山一石/誕生日/米原泉女/水車/吉原敏子/野に山に/吉原正子/夏終
へて/吉岡琴美/母の顔/吉田武仙/農一途/吉本三千子/雛罌粟/吉田眞二/万緑の深み/和田紫蓉/雪降る夜/枠谷みど
り/一生現役/渡辺麻代/風薫る/渡辺千代//後記
資料ID 書籍名
1935
作家名
其桃創刊七十五周年記念合同句集
其桃発行所
桃影 第十輯
1936 西尾桃支 全句集
1937 吉田松陰の恋
西尾 桃支
古川 薫
数量 出版社
1
1
1
株式会社アカマ印
刷
アカマ印刷有限会
社
文藝春秋
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
3
2007/9/10
1982/4/18
2010/2/15
233
装幀>新屋幸彦//発刊の辞>中村石秋(発行者代表)//黒揚羽/中村石秋/海女眼鏡/相川竹支/日々生きる/青谷政
子/去年今年/上利邦子/千年後/浅原賢祥/大きな手/浅原繁子/藪椿/浅原克子/終戦日/明石和美/朴の花/足立サダ
子/津和野まで/厚母至眞子/合歓の花/粟田美千江/走馬灯/阿野泰子/鍵っ子/池内千鶴子/寒木瓜/池田尚文/風五月
/池田璋子/老鶯の山/石井悦子/ときわ湖/石田いくよ/生身魂/石部生涯子/梅開く/市来白水/冬の虹/井出澄子/春光/
伊藤愛子/蛍の夜/伊藤三枝/たしかな重さ/伊藤靜枝/鵙猛る/伊藤淳子/夏季随感録/伊藤たけし/日記買ふ/伊藤松枝
/あをふくべ/井上三恵/春の宵/伊吹あい/深雪晴/入野和子/つくしんぼ/岩城みえ/あゆみⅢ/岩田十代子/曲水/上田
恵美子/蕎麦の花/上田千鶴子/夕仕舞/上野敦/四国路/宇野けん/花衣/梅田常子/遠花火/大庭千枝/花石榴/尾家玲
女/冬至晴/岡田桂子/縞絣/岡林ひさこ/福寿草/岡村スズコ/望の月/岡村みどり/早春/岡本摩綾子/坪庭の四季/奥村
ミサエ/春一番/小野又山吹/天高し/加藤清代/子の命日/片平一代/去年今年/片平宣子/執刀医/片平淑子/冬夕焼/
角田節子/豆の飯/金谷初枝/稲の風/上村育代/お元日/亀井花子/初雪/金子延子/金平糖/辛島睦子/鬼揚子/川上恵
子/いしぶみ/川崎秋子/年惜しむ/河添英男/一つの灯/河添尚楓/若葉風/川田志津子/紙風船/河野玲子/野苺/河原
美江/冬枯れ/河村治子/名残り雪/木戸つや子/女正月/木原一粒/落椿/櫛崎礼子/紫木蓮/倉富康成/若葉風/蔵本幸
代/七七忌/小池清子/楠新樹/小嶋綾子/鳥ぐもり/小林絢女/百合鷗/小林恵珠/桜もみぢ/小林万坊/野菊晴れ/小林ヒ
デ子/天高し/駒村伸恵/玉笛/近藤園子/昼寝の子/齋藤孝子/万物共生/佐伯虎杖/野添の里/坂本悦子/初しぐれ/笹
川章/天瓜粉/佐々木明子/夢尖る/佐々木カン子/風花/佐々木成野/紙風船/佐治峰雪/牛蛙/貞本万里/尾瀬の秋/佐
藤雅美/終戦日/佐藤百々代/今朝の冬/佐藤よし子/野菊道/重富八重/冬銀河/塩田峯子/木小屋/島田良子/盆の月/
柴田アヤ子/金婚/柴丸榮/原爆日/仁多風山/吹奏楽/新野邦子/秋扇/新原幸千代/赤とんぼ/末広さかえ/折り返し点/
杉原喜代美/神楽果つ/鈴永英士/場踊り/瀬野光人/富士薊/千住紀子/銀杏散る/高尾寂香/樟大樹/高木和/なんじゃ
もんじゃ/高橋重利/秋燕/高橋順子/茂木枇杷/高松勝々子/石の上/宝辺房子/実月桃/竹内重美/家族/竹内美智子/
子の忌日/竹内光子/赤い花/竹中伸子/彌生/伊達哲次/妻の逝く/田中湖葉/初桜/田中小雪/我が人生楽しかりし/田
中文子/あはあはと/田中みちこ/花野/田中美智子/日本海/田中弥生/郁子熟るる/田中保子/すかんぽ/田中洋子/青
嵐/谷やす子/一歩一歩/田辺美生子/逃げられぬ蝌蚪/田平昌之/木の実独楽/田村はじめ/花海桐/田村廸子/澪/槌崎
道/春蝉/坪井蜻蛉子/山眠る/寺岡幸子/乙訓寺/都木濃/あの日この日/徳丸ゆう子/雪しんしん/床本道子/紬/土手敏
/帰り花/鳥野やす子/特攻基地/内藤典子/生きのびし/中井芳穂/東京を折る/中嶋吐詩/つれづれの/永田国子/いの
ち/中場せい子/萩の雨/中山裕子/月見草/中村照子/飾海老/名和田勝/佛の里/名和田葉流/四温光/縄田ヤエ/蜘蛛
の糸/南波敏子/茗荷汁/西川ひさ子/やどかり/西崎初紀/洋画/西田久子/猫じゃらし/西林浪江/古本屋/西村晃/この
道/西村幸子/諸葛菜/西村治枝/風光る/二歩志芳/日々色々/二歩舜臣/松風/野村とし/本掛還り/野村良子/ふるさと/
長谷のりこ/底紅/橋本貞子/雲海/橋本益子/夏木立/波多野深雪/冬木の芽/浜崎ふみ子/紫陽花/濱田サチ/春遍路/
浜田ハルエ/百度石/浜田まさし/秋の薔薇/林君子/夕越え/林冴子/山法師/林澄子/あぢさゐの海/林楚秋/稲架の影/
原田啓子/夏椿/半田信子/一粒の栗/久澄勝典/踏絵橋/平原芳子/花市場/福嶋泉/巣立鳥/福田幸子/謡初/福永冨子
/母逝きて/藤井玲花/母の口笛/藤川純子/蕎麦の花/藤津雅子/毛糸編む/藤本祥子/父が好き/藤村郁子/ゆりかもめ/
藤村由紀子/栗めし/船津椿/伊万里皿/古田如水/鬼灯/保坂シズヨ/梵鐘/細野トヨ子/俤/本多廣子/福寿草/前田富美
/遍路/前野寧子/遊びの境涯/松井童恋/ゆすらうめ/松岡恭子/柿若葉/松永恵子/此世邯鄲夢のうち/松永聖子/蛍火/
松永武志/種袋/松林敦子/花便り/松本モモエ/吾亦紅/三浦伝子/日向ぼこ/光永八重子/桃支忌/見原一朶/峠/宮崎
文恵/杖の先/宮本寿恵子/水面鏡/三輪タマエ/酔芙蓉/村田道子/一歩踏む/村松恵美/見島凧/森田泰子/花ごろも/森
本モゝヨ/牡丹焚き/矢口鈴子/聖母坂/安永一孝/古里/安村典子/むらの景/山口清/布ぞうり/山口敏江/水の構図/山
崎昭登/卒業/山崎元恵/えのころ草/柳禮子/秋ざくら/矢原悦子/海峡の町/山縣由利子/壇ノ浦/山下清子/ありのまま/
山田健二/韮の花/山田ひろこ/鉦叩/山本加須子/曼珠沙華/山本和郎/冬の虹/山本里子/四季偶感/山本散人/母郷/
山本佳絵/寒の空/弓崎眞治子/姉いもと/横田幸代/青嵐/横山一石/花衣/吉永敦子/能舞台/吉原敏子/初蝶/吉原正
子/水中花/芳村広子/花の寺/米原泉女/亥の土鈴/枠谷清美/秋蛍/和田紫蓉/山椿/渡辺千代//後記
431
目次>桃支第一句集/昭和7年-29年……春鴎/凡/ 昭和30年……智挙印抄/昭和31年……陸羽余韵/昭和32年……み
ちのく/ 昭和33年……河豚の節会/昭和34年……先帝祭/昭和35年……三次の鵜飼/昭和36年……雲の道/昭和37
年……秋吉台の山燒/昭和38年……白馬と上高地/凡の序……東桃園/無緑/昭和38年……陽の雫/ 昭和39年……遠
き雲/ 昭和40年……火の風/昭和41年……影しるく/昭和42年……雲海の浪/昭和43年……うすら日/昭和44年……雪
の淨光/昭和45年……空の果より/無緑以後/昭和46年……鞆の鯛網/昭和47年……風絞/昭和48年……花にきく/昭和
49年……蛍火/ 昭和50年……山頂枯林/昭和51年……春告鳥/昭和52年……月三竿/昭和53年……裸木多々/桃支先
生遺句集に思ふ……片平天城/解説にかへて……石原八束/桃支先生作品鑑賞……中村石秋/遥かな温容……中尾支
泉/あとがき……西尾豊/編輯後記……辛島睦子/年譜//扉繪・筆蹟……西尾桃支
234
昭和56年(1981)3月文藝春秋刊、「野山獄相聞抄」改題の文庫版。安政元年(1854)、日米和親条約締結のために黒船
が再航した。そこに乗り込み、海外への密航を企てた吉田松陰は捕らえられ、萩は野山獄へと押送される。野山獄に幽
閉されていた女囚・高須久子の視点から松陰の獄中生活を描き出した作品。そこには、生涯独身であった松陰との間に
芽生えた、淡い恋も綴られている。平成22年(2010)4月、全国で公開された映画『獄に咲く花(ひとやにさくはな)』の原作
でもある。同時収録>見事な御最期/吉田松陰の恋/お絹と男たち/後裔たちの海程/刀痕記/解説 佐木隆三
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1941 すばる 2010年12月号
集英社
1
集英社
1
2010/11/6
328
表紙>清川あさみ/アートディレクション>中村愼太朗/本文イラストレーション>北原明日香/所収作品>◆中編/第三
紀層の魚 田中慎弥/権力の娘 原田ひ香/筋肉のほとりで 荻世いをら◆短編/アミダの住む町 中原文夫◆エッセイ/
フィギュアスケートのシーズン 藤野可織/イラン・アルメニア紀行 藤元優子◆現代アート紀行/瀬戸内国際芸術祭2010
鑑賞日記 山崎ナオコーラ/ あいちトリエンナーレ2010鑑賞日記 福永信◆特集チェーホフを語る/対談>短編から広が
る小説の力 大江健三郎・沼野充義/ ロシア人作家にとってのチェーホフ ボリス・アクーニン×タチヤーナ・トルスタヤ×
ウラジーミル・ソローキン×アレクサンドル・ゲニス/迷宮と宇宙 安藤礼二/月下の鉤十字 矢作俊彦/銀河鉄道の彼方に
高橋源一郎/モバイルハウスのつくりかた 坂口恭平/野蛮な読書 平松洋子/ターミナルライフ/終末期の風景 西成彦/
「その後」の戦争小説論⑰ ――いとうせいこう『ワールズ・エンド・ガーデン』『去勢訓練』/陣野俊史//出会い~ディーダ
ル~/シリン・ネザマフィ/鏡のまえで/青野聰/パレスチナの朝/マリアム・タマリ/空を仰いで、/こだま和文/ひとすくいの
時間/小澤征良//カラーグラビア>奈良美智フォトダイアリー//カバーコラボ>戦う 戌井昭人×清川あさみ◆プレイヤー
ド/演劇『ジャンヌ・ダルク』/沢美也子/美術 リールの新しい美術館/保坂健二郎/映画『クリスマス・ストーリー』/立田敦
子/本 読書目録/文月悠光/青山七恵『お別れの音』/東直子/ミランダ・ジュライ『いちばんここに似合う人』/浅生ハルミ
ン/チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『半分のぼった黄色い太陽』/鴻巣友季子//第35回すばる文学賞募集要項/作者紹
介/読者のページ/定期購読バックナンバーのご案内
1942 本をえらぶ日
吉岡 一生
1
(株)ナカハラプリ
ンテックス
1
2010/10/27
115
平成21年(2009)、写真家・吉岡一生氏による巡回写真展「本をえらぶ日」で展示された写真を掲載。実際に使用された写
真はカラーだが、本書はすべてモノクロでまとめられている。目次>写真『本をえらぶ日』/ 聞く姿/ 選ぶ瞳/ 読みがひ
ろがる//横山眞佐子 とんでもないことを始めた/吉岡一生 子ども写真とのかかわり――あとがきにかえて――
1949 回転 創刊号
印内 美和子
1
「回転」同人
1
1958/5/25
27
小説家・印内美和子氏が、作家として活躍する以前に、自らが中心となって発行していた同人誌。この頃は「田辺美和子」
として執筆している。「回転」という名前の由来は、「別に意はない。強いて云えば歴史はくりかえす、ということにこじつくの
か?」と編集後記に記されている。表紙>徳村典子/目次>姉 妹 佐々木あつ子/よねはん 木田百子/ヘルマン・ヘッ
セとその作品 田辺美和子/冬から春へ――生活のうた 宇佐川サダ子/恋 みわひふみ/梅雨の季節に 丘上丈/創刊
に際して M・T/ 編集後記
1950 回転 第2号
印内 美和子
1
「回転」同人
1
1958/9/30
36
小説家・印内美和子氏が、作家として活躍する以前に自らが中心となって発行していた同人誌。この頃は「田辺美和子」
として執筆している。表紙>永田芙美子目次>青春記 諸村杏子/落花 田辺美和子/情 佐々木惇子/詩“生活のうた”
宇佐川サダ子/表紙について 永田芙美子/編集後記
39
作家・印内美和子氏が、作家として活躍する以前に、自らが中心となって発行していた同人誌。この頃は「田辺美和子」と
して執筆している。この号には作家・古川薫氏が寄稿しており、「回転第二号」に掲載された3つの小説を評している。表紙
>永田芙美子/目次>太宰治論 田辺美和子/作家意識について――技術批評の立場から―― 古川薫(みなと新聞)/
子等と共に 1 噛みつかれた唇 佐々木惇子/夜のにじ 諸村杏子/山陰の通勤の車中から ひろなかようこ/初冬 田辺
美和子/表紙について 永田芙美子/編集後記/会員名簿
1951 回転 第3号
印内 美和子
1
「回転」同人
1
1958/12/21
1952 回転 第4号
印内 美和子
1
「回転」同人
1
1959/3/30
38
作家・印内美和子氏が、作家として活躍する以前に、自らが中心となって発行していた同人誌。この頃は「田辺美和子」と
して執筆している。表紙>永田芙美子/カット>小野八千恵・永田芙美子/目次>四季のいのち 諸村杏子/情死 田辺美
和子/詩 生活のうた ・冬のはじめに・窓・新しい歩 宇佐川サダ子/・寂寥・いやな時・友へ 新田美智恵/だいだいの木
弘中よう子/・恋ふる・うたう枝を忘れて・木瓜が咲いたら 佐々木惇子/感じたこと 中原雅夫/童心 德永すなを/山脈
土方洋二/表紙について 永田芙美子/編集後記
1953 回転 第5号
印内 美和子
1
「回転」同人
1
1958/8/3
32
作家・印内美和子氏が、作家として活躍する以前に、自らが中心となって発行していた同人誌。この頃は「田辺美和子」と
して執筆している。表紙>永田芙美子/表紙印刷>大川幸子/目次>しらゆきひめ 田辺美和子/序曲 諸村杏子/批評
に先行するもの 坂下馨/真夜中 四條範子/恋 四條範子/いやし女 佐々木惇子/無題 みわひふみ/編集後記
1954 回転 第6号
印内 美和子
1
「回転」同人
1
1959/12/1
31
作家・印内美和子氏が、作家として活躍する以前に、自らが中心となって発行していた同人誌。この頃は「田辺美和子」と
して執筆している。この号には作家・古川薫氏が寄稿しており、「回転第五号」に掲載された小説を評している。表紙>永
田芙美子・大川幸子/目次>風の中にて 片山英樹/不幸なやす子 田辺美和子/現代文学の非人間化の傾向について
今田久/五号を読んで 古川薫/暗い海 田辺美和子/鹿児島宮崎記 新田美智恵/ピクピク話 諸村杏子/会員名簿/編
集雑感
1955 回転 第7号
印内 美和子
1
「回転」同人
1
1960/3/31
36
作家・印内美和子氏が、作家として活躍する以前に、自らが中心となって発行していた同人誌。この頃は「田辺美和子」と
して執筆している。この号で事実上の終刊となる。表紙>毛利東洋(長府美術研究所)/目次>母娘 四條範子/海はみ
ぞれ、 阿希三和子/はたちまえころ 佐々木惇子/6号をよんで――田辺美和子への手紙―― 小川数子/編集雑感
45
作家・印内美和子氏が寄稿した長崎で出版された同人誌。このときは「小野美和子」の名前で執筆している。表紙>山縣
順子/題字>伊藤忠郎/目次>沖田先生を訪ねて 村上文子/海の近くで 三宅蒼子/二〇〇四年六月三日・四日 小野
美和子/往きつ、戻りつ 金野惇子/お位牌 藤田裕子/愉快な仲間 岡野拙子/伊良子清白と浜田 沖田数子/和歌の道
に分け入りて 久賀弘子/あれから三十五年 吉村幸子/途上で 山縣順子/母白寿 織田花子/あすなろになりたくて 宇
佐川サダ子/ドジ子先生言行録 伊藤淑子/後書き
1956 水脈 第11号
1
1
2005/3/31
資料ID 書籍名
1958
作家名
やまぐち文学散歩――みつけた!
文学の中の山口――
1967 新潮 2011年 1月号
1968 ユリイカ 2010年12月号
数量 出版社
1
新潮社
2
1
やまぐち文学回廊
構想推進委員会
新潮社
青土社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1
9-Mar
2010/12/7
2010/12/1
163
目次>◇地図◆「創造のまほろば 豊穣の海 山口県文学のアルキペラゴ」【第一部】文学でめぐる(エリア別作品紹介)/
岩国エリア/おはん 宇野千代/錦帯橋物語 伊藤正一/集金旅行 井伏鱒二/歴史の跫音 川上徹太郎/コラム「錦帯橋
周辺文学散歩」/柳井エリア/少年の悲哀 国木田独歩/ふるさとの自由律俳人 久保白船 久保白船/黒髪抄 他 橋本
武子/陸奥爆沈 吉村昭/民俗学の旅 宮本常一/大往生の島 佐野眞一/コラム「柳井市・からす島と文学」/周南エリア/
錆びたる鍬 青木健作/とくやまのまるみみぞうさん まど・みちお/春の寒きに 与謝野寛(鉄幹)/群鶴 亘理寒太/海が
わたしをつつむ時 礒永秀雄/播州平野 宮本百合子/出口のない海 横山秀夫/松吹く風 江良碧松/コラム「鶴の里八
代を訪ねた俳人たち」/山口・防府エリア/帰郷 中原中也/熱球 重松清/外郎の家 福田百合子/朝の客人 和田健/花
神 司馬遼太郎/ぼくらの地図旅行 那須正幹/前結婚 嘉村礒太/草木塔 他 種田山頭火/光抱く友よ 高樹のぶ子/
青年 林房雄/機関車先生 伊集院静/おせん淵 大佛文乃/女の碑 氏原大作/山塔 斯波四郎/コラム「瑠璃光寺と文
学」◆わたしのおすすめ作品①/宇部・小野田エリア/宇部よ 兼重猛/よかったねカッタくん 白須道徳/カルスト羊の夜
こいしひろやす/コラム「石灰岩の台地 秋吉台」/下関エリア/一人の生涯 林芙美子/半生の記 松本清張/機雷 光岡
明/漂泊者のアリア 古川薫/海峡 この水の無明の眞秀ろば 赤江瀑/戦場ヶ原まで 北川透/まぼろしの風景画 長谷
川修/新聞紙が作つた海峡 中元たか子/コラム「城下町長府と文学」◆わたしのおすすめ作品②/萩・長門エリア/井上
剣花坊句集 井上剣花坊/萩のもんかきや 中野重治/安宅家の人々 吉屋信子/大漁 金子みすゞ/青海島の初日出
児玉花外/長門尼僧物語 上田芳江/春夏秋冬 香月泰男/コラム「萩と文学」【第二部】文学でつながる/◆エッセイ「ふる
さとと恋愛小説」 高樹のぶ子◇「武芸の花物語・巌流島の戦い」◇【文学者とやまぐちの食べ物】○ふく ○ちしゃもみ
○葉わさび ○茶粥 ○わかめむすび ○三角餅 ○外郎 ○いが餅◇【やまぐちの文学と道】 ○関釜連絡船(大陸へ
の道) ○山口線(中也と山口線) ○歩く(礒多の道)◇【文豪ゆかりの地・やまぐち】 ○夏目漱石 ○森鷗外 ○芥川龍
之介■まだまだある!おすすめ!やまぐちゆかりの文学作品一覧■文学者索引■主な文学施設・関連施設・顕彰会■
あとがき
372
収録作品>これはペンです 円城 塔/死んだ人たちの伝達は火をもって 大江健三郎/キャンピングカー(前篇) 村上龍
/左利きのためのピアノと絵筆(対談) 坂本龍一×大竹伸朗/峠の我が家 高橋源一郎/フィクションの倫理(随筆) 平野
啓一郎/バリローチェのファン・カルロス・モリーナ 津村記久子/ノーベル文学賞と「いい女」(随筆) 水村美苗/聖堂を描
く 田中慎弥/小説の書かれ方(随筆) 高村薫/デカルコマニア“R" 長野まゆみ/往復書簡 無神論者による神さまに向
けたパフォーマンス 岡田利規・飴屋法水/第三次世界大戦における人間的瞬間(柴田元幸 訳) ドン・デリーロ/ドストエ
フスキーに出てくる深夜(都甲幸治 訳)ドン・デリーロ/流れ去る命と言葉(対談) 堀江敏幸×朝吹真理子/死んでも何も
残さない 中原昌也自伝(抄) 中原昌也/「が」地獄(随筆) 古井由吉/正岡子規(角地幸男 訳) ドナルド・キーン/批評
時空間 第一回・ほとんど無限そのものとしての有限について――アラカワ・ゴダール・アメヤ 佐々木敦/アンフラマンス
の記憶――朝吹真理子『流跡』のために 四方田犬彦/生き延びるためのアメリカ文学(三十四)/引き延ばされた時間―
―ドン・デリーロ『ポイント・オメガ』 都甲幸治◆本/山田詠美『タイニーストーリーズ』/江南亜美子/町田康『人間小唄』/
岡井隆/よしもとばなな『どんぐり姉妹』/加藤典洋/角田光代『ツリーハウス』/野崎歓/大澤信亮『神的批評』/山城むつみ
//◆連載/マザーズ(十二)/金原ひとみ/空に梯子(十二)/角田光代/フィルムノワール/黒色影片(十三)/矢作俊彦/還
れぬ家(二十一)/佐伯一麦/幸福の森(三十七)/加賀乙彦//第43回≪新潮新人賞≫応募規定
262
2010年12月号 目次>◆連載/私の昭和史 戦後篇・続12 中村稔◆「即興」の懐胎*12「ロボット演劇」とは何か? 佐々
木敦◆世界コミックス最前線*15 次元漂流する絵画泥棒 ジェフ・スミスの『ラズル』 小野耕世◆耳目抄*296 半世紀の
交友 竹西寛子◆詩/リトルリトル/死後 最果タヒ//特集*荒川弘『鋼の錬金術師』完結記念特集◆二人の錬金術師/“兄
弟”たちの絆と闘争/『鋼の錬金術師』と『イムリ』の共鳴 荒川弘・三宅乱丈◆Arakawa Trismegistus/荒川先生のこと 藤
田和日郎/荒川先生男前伝説! モリタイシ/だいすき、荒川先生 山中ヒコ◆ヘルメスの降り立ちし処/“生き物の感触”
を持った少年マンガ/『鋼の錬金術師』がひらくパラダイム 藤本由香里/哀しみを背負うものたち 等価交換の不・可能性
雑賀恵子/『鋼の錬金術師』から読み解く国家と民族 エルサレムにて 早尾貴紀/超人的ユートピアへの抵抗 『鋼の錬
金術師』とナチズム 大田俊寛/鋼の二つ名は伊達じゃない 錬金術師の実在論 入江哲朗◆パラケルススの剣(アゾッ
ト)を持して/魂を受け容れるもの 一夜漬けに始まる少年マンガの骨法/荒川弘・聞き手=斎藤宣彦/ウロボロスの彼方
へ/『鋼の錬金術師』における象徴的イメージ/伊藤博明/巧緻の愉楽/佐藤亜紀//◆Lapis philosophorum/サイボーグ時
代の終焉/錬成陣の構築式を血肉化する生体 小泉義之/二〇世紀型人工装具と機械鎧(オートメイル)/脱出不可能な
身体表象としての『鋼の錬金術師』 原 克/変容と破壊をめぐる想像力 再来する錬金術師たち 中尾麻伊香/パラケル
ススの「裔」として 錬金術と幹細胞 八代嘉美◆「等価交換」の向こう側/二つの『鋼の錬金術師』 マンガのアニメ化の時
代変遷 藤津亮太/マンガはいかにして「人間」を錬成するのか?『鋼の錬金術師』における「身体」と「内面」 岩下朋世/
「等価交換」のエコノミー 『鋼の錬金術師』の経済学的パラダイム 星野太/Alchemy of Accountingへの戸口 ホムンク
ルスのバランスシート 飯田一史◆錬金術書の暗号解読/『鋼の錬金術師』全巻解題 吉川浩満◆特別掲載/沈黙の韻
律 戦後詩における中村稔という逆説 北川透/ユリイカ 二〇一〇年総目次◆今月の作品/大崎清夏・宮沢いずみ・古
﨑未央・竹下力・長谷部裕嗣/選=伊藤比呂美//◆われ発見せり/存在の密度/阿部真弓
資料ID 書籍名
1969 群像 2011年 1月号
作家名
講談社
数量 出版社
1
講談社
1
1
1979 文芸誌 埠頭 10号 1960.8
埠頭同人会
1
文芸誌“埠頭”同
人会
1980 文芸誌 埠頭 11号 1960.10
埠頭同人会
1
文芸誌“埠頭”同
人会
2
文芸誌“埠頭”同
人会
1981 文芸誌 埠頭 12号 1960.12
1982 文芸誌 埠頭 15号 1961.5
埠頭同人会
埠頭同人会
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
文芸誌“埠頭”同
人会
1
1
1
372
所収作品>◆新連載/雲をつかむ話① 多和田葉子◆新連載評論/安部公房を読む① 苅部直◆創作/赤の他人の瓜
二つ 磯﨑憲一郎◆対談/二一一七年、「階層化社会」日本と「不死」の行方 村上龍・妙木浩之/世界を呑み込む文学
津島佑子・沼野充義◆特集/戦後文学を読む⑤ 大岡昇平◆小説/凶作合評 前編 佐藤友哉◆合評/「野火」「武蔵野夫
人」 奥泉光・岡田利規・青山七恵◆再録/第42回「創作合評」<武蔵野夫人> 中村光夫・本多秋五・三島由紀夫◆シン
ポジウム 海外文学最前線 ジョン・フリーマン デボラ・トリースマン他◆連載小説/裂(最終回) 花村萬月/燃える家③
田中慎弥/昼田とハッコウ⑪ 山崎ナオコーラ/日本文学盛衰史 戦後文学篇⑭ 高橋源一郎/未明の闘争⑮ 保坂和志
◆連載評論/孤独の発明⑬ 三浦雅士/村上春樹の短編を英語で読む 加藤典洋/<世界史>の哲学㉓ 大澤真幸/東
と西――横光利一の旅愁㉚ 関川夏央◆私のベスト3/子供のころ、嫌いだった遊び 村田沙耶香/おいしそうなたべもの
たち 朝吹真理子/オーソドックス銭湯ベスト3 戌井昭人◆創作合評/「テンガロンズ」栗田有起/「いい女VS.いい女」木下
古栗/「ノミの横ばい」戌井昭人//藤沢周・小池昌代・山城むつみ◆連載/会社員小説をめぐって⑦ 伊井直行/現代短歌
ノート⑩ 穂村弘/「生」の日ばかり㉒ 秋山駿/映画時評㉕ 蓮實重彦◆随筆/一枚の写真 津村節子/真面目をやめよう
かと 中村文則/滅亡からはじまる 安藤礼二/むしゃくしゃしてやった 窪美澄◆書評/『どつぼ超然』町田康/『タイニース
トーリーズ』山田詠美/『夜よりも大きい』小野正嗣/『神的批評』大澤信亮//野間文芸賞・野間文芸新人賞・野間児童文学
賞発表/第55回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧
1960/8/20
44
“群脈”改題 復刊第3号/表紙写真>安好長寿/目次>叛逆の倫理――近代文学とキリスト教・詩論③―― 佐藤 泰正/
この樹にて悪しき 長谷川 敬/明日がない 島谷 健作/道化のうまいK 古川 薫/酒臭い歌 なかがわ・みつる/対決 阿
座上 久生/青春訣別 おおつ・ふじや/ぼくは知った――N君への手紙 松岡 利彦/馬関文壇点鬼簿――近代日本地方
文学小史③―― 三井 正一/草津温泉にて 井上 孝/「埠頭」だより 浜名 貞良/編集後記 大津 不二也
1960/10/30
40
“群脈”改め 復刊第4号通刊第11号/表紙写真>安好長寿/目次>◆小説/敗北 上田 芳江◆詩 /伊の浦の瀬戸 溝口
愛子/よる まつおか・としひこ/おさないうた なかがわ・みつる/運ぶもの 小野 和己◆小説/情事 江崎 順/星の話 史
卿 康◆書評/日附のある文章 本山 一成/編集後記 島谷 健作
48
“群脈”改め復刊第5号 通刊第12号/表紙写真>安好長寿/目次>◆小説/暗い地図 古川 薫/少女 阿希 三和子◆詩
/老嬢のうたえる 溝口 愛子/戦線の兵士の歌 小田 秋月/去った人 小野 和巳/誰もいない部屋 なかがわ・みつる◆
評論/堀辰雄の「芥川論」をめぐって――近代文学とキリスト教・試論④―― 佐藤 泰正/馬関文壇点鬼簿――近代日本
地方文学小史④―― 三井 正一◆随筆/石橋美術館にて 吉田 玖世/編集後記 浜名 貞良
73
“群脈”改め復刊第6号 通刊第13号/表紙写真>安好長寿/目次>◆新連載/火野葦平 玉井政雄◆小説/おせん 上
田 芳江/夾竹桃咲く 史郷 康◆詩/雪の路で 梅岡 滴水/こんな事実 溝口 愛子/ピエロの数学 小田 秋月/はる なか
がわみつる/花みどろな獣を負って 長谷川 敬◆エッセイ/めぐりあいて 上田 忠子/花の季節 吉田 玖世/いいたいこと
坪井 杉雄/文学と私 谷川 俊平/手 中原 雅夫/ノート 松岡 敏彦/悔痕 浜名 貞良◆評論/堀辰雄――その一側面―
―近代日本文学とキリスト教・試論⑤ 佐藤 泰正/編集後記 浜名 貞良
2011/1/1
1960/12/10
1961/6/30
1983 文芸誌「埠頭」 第15号
埠頭同人会
1
「埠頭」同人会
1
1963/2/1
56
目次>◆評論/遠藤周作の「堀辰雄論」をめぐって 近代日本文学とキリスト教試論(7) 佐藤 泰正◆創作/堂々たる被
害者 坪井 杉雄/発狂 なかがわ・みつる/エンゼル・キッス――白い夜の記憶―― 江河 寛◆詩/海への別れ 溝口 愛
子◆眼球生理と造型3凝視――白い女とその後―― 小田秋月◆随想/当たる、当たらぬ おおつ・ふじや/同人消息/編
集後記 浜名 貞良
1984 文芸誌「埠頭」 第16号
埠頭同人会
1
「埠頭」同人会
1
1963/8/25
24
目次>遠藤周作の「堀辰雄論」をめぐって――近代日本文学とキリスト教・試論(8) 佐藤 泰正/当たれ当たらぬ おお
つ・ふじや/月と人と小石と 溝口 愛子◇同人近況/尻をまくるの記 坪井 杉雄/近況の一こま 溝口 愛子/このころ 本
山 一成/編集後記 浜名 貞良
1985 文芸誌「埠頭」 第17号
埠頭同人会
1
「埠頭」同人会
1
1963/12/25
60
目次>枯葉 萩越 和雄/感想集 工藤 茂又/遠いいもの 溝口 愛子/「近代日本文学とキリスト教・試論」 誌上出版記
念会/先生についていこう 溝口 愛子/未完成交響曲 浜名 貞良/「近代日本文学とキリスト教・試論」を読んで 本山 一
成/中村稔の「宮沢賢治論」をめぐって――近代日本文学とキリスト教・試論(9)―― 佐藤 泰正/編集後記
1986 文芸誌「埠頭」 第18号
埠頭同人会
1
埠頭同人会
1
1964/4/20
38
カット>川原田 光子/目次>◆小説/十五夜 坪井 杉雄◆詩/山行 工藤 茂又/出発 溝口 愛子/猟場 村上 あきら◆
評論/宮沢賢治の「手帳」をめぐって 佐藤 泰正/あとがき/「埠頭」第8号―第17号・総目録/編集部
1987 文芸誌「埠頭」 第19号
埠頭同人会
1
埠頭同人会
1
1964/6/30
42
カット>川原田 光子/目次>◆小説/鷹 工藤 茂又◆詩/犬 竜 阿市/咆哮 なかがわみつる/海 二題 梶原 宇良/ゲル
ニカ 村上 あきら/現代詩についてのアンケート 同人◆評論/鷗外と雪堂 今村 速男/佐藤泰正著「近代文学とキリスト
教・試論」書評(転載) 高橋和巳 辻橋三郎 村松定孝 笹淵友一 宮野光男/ 吉村善夫 赤岩 栄 佐古純一郎 重松
泰雄 大岡昇平/ 遠藤周作/あとがき 工藤 茂又
1988 文芸誌「埠頭」 第21号
埠頭同人会
1
埠頭同人会
1
1964/10/31
55
カット>川原田 光子/目次>◆小説/夜の滝で 三東 美緒◆随想/「群脈」から「埠頭」へⅡ 浜名 貞良◆詩/決斗 工藤
茂又/面白くない日に、月夜の話 溝口 愛子/朝 龍 阿市/一本の葡萄酒 村上 あきら/さよなら 梶原 宇良◆評論/小
林秀雄「パスカル論」をめぐって 佐藤 泰正/あとがき
34
カット>川原田 光子/目次>◆詩/・悲鳴・雪の路で 梅岡 滴水/・白夜・冬の真夜中 江河 寛/ピエロの数学 小田 秋月
/さよなら 梶原 宇良/・猟銃・冬の田・かたち 工藤茂又/鳥 知茅 実/冬 三東 未緒/酒場の他者ミチヒト 高次 稟八郎/
ドロの海 坪井 杉雄/なげき なかがわ・みつる/デイステンパアの犬 長谷川 敬/海岸にて 松岡 利彦/追懐 歴史 溝
口 愛子/神話・原点・曇り日 村上 あきら/秋のいろ 吉木 寿雄/・2月の印象・断簡 龍 阿市/化石 クロキ エミ
1989 文芸誌「埠頭」 第22号
埠頭同人会
1
埠頭同人会
1
1965/2/1
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1990 流域 第2号
流域同人会
1
流域同人会
1
1973/8/10
136
目次>その序曲から 中田 潤一郎/長沙・湘江行き 太田 静一/ピケ 占部 弘/詩・ドラム缶が空になった 岡 博/詩・話
題にならない話題 福永 芳久/女客 松原 保孝/漁船、この非人間的な密室 古川 薫/沖に引く潮 礒永 秀雄/欠帖の
日 冨成 博/編集後記/同人住所
1991 流域 第3号
流域同人会
1
流域同人会
1
1973/11/10
170
表紙・カット>原田 万里子/目次>◆創作/青々 礒永 秀雄/脱走者 中田 潤一郎/鈴虫 中津 徹夫/一撥 冨成 博/旗
占部 弘/回転椅子 山本 卓/韶山紀行 高比良 光司/歩く 松原 保孝/戯曲・美枝子の仲間たち 藤井 義昭・他◆詩/雨
福永 芳久/上るぞ、上るぞ 岡 博/編集後記
1992 流域 第4号
流域同人会
1
流域同人会
1
1974/3/10
144
表紙>原田 万里子/カット>西山 妙子/目次>◆創作/今日から明日へ 中田 潤一郎/真説池田屋騒動 冨成 博/或る
出発 松原 保孝/寄せ書 占部 弘/雪割草 藤本 温子◆詩/連帯 礒永 秀雄/内部から 笹川 悦子/ヒレ酒 福永 芳久
/山道を越えて 福永 芳久◆エッセイ/真理と光と明快さを 山本 卓/投稿/編集後記
1993 流域 第5号
流域同人会
1
流域同人会
1
1974/7/1
112
表紙>原田 万里子/目次>◆創作/柵は続きぬ 中田 潤一郎/1900年8月のレーニン 高比良 光司/夫婦茶碗 中津 徹
夫/流れに逆らって 占部 弘/対馬甲子異変 冨成 博◆詩/真金になるまで 礒永 秀雄/一人の遅刻――春闘の朝――
福永 芳久◆エッセイ/労働者階級の文学をめざして 日笠山 慶尚/「月山」について 松原 保孝/読者の声/編集後記
117
表紙>原田 満里子/目次>◆創作/天誅 冨成 博/星の火 占部 弘/発端 松原 保孝/灯を點す街 中田 潤一郎◆詩/
夜が明ける 礒永 秀雄/爪 福永 芳久/海峡――嵐に祈る―― 武重 石火矢/冬の街・好まれてはいないが まつうら
まさお/めぐり来し8月15日に 重田 スエノ◆エッセイ/暑中雑惑(私の中国学習旅行) 小田和生/魯迅の詩二篇(注解)
高比良 光司/おのれを知るために 福島 久嘉/労働と文学 伊藤 義治◆投稿/毒爪のあるサンタクロース 大田 義雄
136
表紙>柳瀬 正夢 構成>池田 寿美/目次>座談会「流域」創刊十周年を迎えて 冨成 博×藤井 義昭×山本 卓/音楽
詩劇 夏の約束 山本 卓/詩 カンナ 柿本 勝美◆エッセイ/心が洗われるような感動――映画「勝利への決意」を見て
―― 富田 浩史/おとよさん 清水 慎吾/「体験を書く」ということ 沢村 和世/小林多喜二年表/戯曲 歩の歌 小田 和
生/水脈/支部ニュース/編集後記/本文カット>西沢昌子、桐井孝三、前田紘美
1994 流域 第6号
1995 流域 第34号
流域同人会
流域文学会
1
1
流域同人会
流域文学会
1
1
1974/10/15
1984/3/10
1996 扉 創刊号
扉編集委員会
1
扉同人会
1
1961/9/1
70
礒永充能、福田正義、諸井条次、冨成博、名井玲を編集委員とし、総勢11名で始まった同人誌。小説、詩を中心とする同
人誌が多い中、評論を多く収録している。表紙>名井 玲/目次>出棺 磯永 充能/その日のカルテ 繩田 皆夫◆テレビ・
ドラマ/青嵐 諸井 条次◆美術時評/唯物論美学と形式主義 岸本 省吾/国語国学論 冨成 博/日中作家交流 谷本 四
郎/絶対音楽の限界 冨成 博/イメージと質と方向について――美術批評への疑問―― 名井 玲/後記
1997 扉 第2号
扉編集委員会
1
扉同人会
1
1962/1/1
86
表紙カット>名井 玲/目次>座談会・宣言・出棺・その日のカルテ・を中心に/人形劇・ひょう六玉の権六 諸井 条次/桃
太郎裁判 冨成 博/ラヂオ・リデュージョン 墓場行きバス 磯永 充能/白い音 宮本 茂昭
1998 扉 第3号
扉編集委員会
1
扉同人会
1
1962/8/1
62
目次>美的価値と他の諸価値との断絶 名井 玲/理性について 大橋 重人/参議院選挙にからんで 谷本 四郎/演劇批
評の機能 日笠山 慶尚/慰霊祭(句) 大中青塔子/デモ・シカ先生見聞記 布目 和子/美禰連山に雨ぞ降る 高野 義祐/
鶴の来る里 礒永 充能/燐寸(マッチ) 冨成 博/扉批評/表紙・カット>名井 玲
1999 神様のいない日本シリーズ
田中 慎弥
1
文芸春秋
1
2008/11/10
157
所収作品>神様のいない日本シリーズ/初出>「文学界」2008年10月号/装画>小林 孝亘「Man's Back」/撮影>内田芳
孝/写真提供>西村画廊/装丁>関口聖司/あらすじ>野球をしている小学四年生の息子は、「香折(かおり)」という女の
子のような名前や、過去の祖父の所行についていじめに遭い、学校を休む。野球をやめると決めて自分の部屋に立て籠
もった息子に、父は名前の由来や野球に対する思いなどを語っていく。
2000 扉 第4号
扉編集委員会
1
扉同人会
1
1963/10/1
66
目次>白石良蔵 冨成 博/デモ・シカ先生見聞記 布目 和子/夢の塔 礒永 充能/夏の墓標 名和 文彦/“扉”への意見
宮本 茂昭・磯村 英樹・波原 千夏・西村 六郎・冨成 博/後記
2001 扉 第5号
扉編集委員会
1
扉同人会
1
1964/2/29
54
目次>ぽんこつ論議 諸井 条次/青山くずれ 冨成 博/美とは何か――チェルヌイシェフスキィ、小林一喜の美学から―
― 名井 玲/葬列 礒永 充能/デモシカ先生見聞記(3) 布目 和子/随想・「扉」夜話 宮本 茂昭/郷土史と私 冨成 博/
後記/表紙・カット>名井 玲
2002 扉 第6号
扉編集委員会
1
扉同人会
1
1964/10/1
54
この号を最後に廃刊となった。目次>グラビイア みかん一個米一合/垢田窯業株式会社 名井 玲/デモシカ先生見聞記
(4) 布目 和子◆詩/ヨイドレバスほか スヤマ ユージ/故ケネディ氏に関する若干の感傷 大中 祥司◆創作/偽装 冨
成 博/埋葬 礒永 充能/四角い窓とまるい窓評/降る星の歌評/後記/表紙・カット>名井 玲
2003 午後 創刊号
「午後」同人
1
「午後」同人会
1
1961/2/20
32
「ある日曜の午後、発行の計画が結晶したが故に」「午後」と名付けられ、古川薫、清永唯夫、中原雅夫、野村忠司らを中
心に、この歩みがはじまった。目次>暗い渦 古川 薫/雲煙 中原 雅夫/夫婦池ともらいぼう 佐藤 治/海のポエジー 塩
屋 秀男/静かな愛(詩) 青木 喬/下関の文化環境 清永 只夫/編集後記/表紙、カット>有馬 周三
2004 午後 №2
「午後」同人
1
「午後」同人会
1
1961/6/20
54
目次>白石正一郎 中原 雅夫/短詩100句 三由 絵彦/暗い大陸棚 古川 薫/写真・佐渡の人形/妊娠と出産 佐藤 治/
貪欲な旅 清永 只夫/カット>有馬 周三/編集後記
2005 午後 №3
「午後」同人
1
「午後」同人会
1
1962/7/5
51
目次>不毛の航跡 古川 薫/下関に迎えた文化人 中原 雅夫/病気と迷信・俗信 佐藤 治/切通し 三由 絵彦/旅に寄
添う 清永 只夫/カット>有馬 周三・古舘 充臣・赤崎 君美/編集後記
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
2006 午後 №4
「午後」同人
1
「午後」同人会
1
1962/11/23
47
目次>地方の文化運動と発言の姿勢 清永 只夫/宿命的文体論 高波 洋/葬儀と習俗 佐藤 治/無題 神田 晶裕/ノー
トの断片 三由 絵彦/詩・張子の虎 青木 喬/下関を訪れた人々(2) 中原 雅夫/創作・古墳の人 古川 薫/編集後記/
表紙>有馬 周三/扉>古舘 充臣/カット>新島 圭
2007 午後 №5
「午後」同人
1
「午後」同人会
1
1963/3/23
67
目次>砲煙の海 古川 薫/芭蕉の「前近代性」を主題に 今田 久/郷土の文化をはぐくむもの 清永 只夫/ポケットの中
の小さなもの 三由 絵彦/夢 松井 丁冬/親馬鹿記者 横井 良嗣/大宅壮一・長府 神田 晶裕/林芙美子と平林たい子
中原 雅夫/編集後記/表紙>有馬 周三/扉>古舘 充臣
2008 午後 №6
「午後」同人
1
午後同人会
1
1963/7/5
69
目次>ユダの聚楽 古川 薫/シベリアに隕ちたひとつの星――大庭柯公はどうなったか―― 永岡 栄吉/ある自称日本
人の死 神田 晶裕/随筆・信仰 横井 良嗣/詩・海峡 福田 礼輔/郷土と文化の周辺 清永 只夫/下関を訪れた人々(4)
――永積安明・大宅壮一・外山滋―― 中原 雅夫/編集後記/表紙・扉・カット/古舘 充臣
2009 午後 №7
「午後」同人
1
午後同人会
1
1964/1/15
54
目次>汚辱の戦記 古川 薫/ファン・デル・カペルレン海峡 中原 雅夫/詩・プロメテの火 水沢 透/美の幻覚の敗北~ト
ルストイの娘に会って~ 永岡 栄吉/郷土の文化を考える 清永 只夫/編集後記/表紙>三輪 亨良
340
所収作品>◆新連載 燃える家① 田中慎弥◆創作 陽だまり幻想曲 楊逸/きんぴら 広小路尚祈◆鼎談/世界同時
革命――その可能性の中心 柄谷行人、島田雅彦、奥泉 光◆追悼 三浦哲郎 坂上 弘、佐伯一麦、長部日出雄、大
村彦次郎、富岡幸一郎◆連載小説/地上生活者 第四部㉕ 李恢成/昼田とハッコウ⑨ 山崎ナオコーラ/わたしの彼氏
⑪ 青山七恵/裂⑫ 花村萬月/未明の闘争⑬ 保坂和志/日本文学盛衰史 戦後文学篇⑫ 高橋源一郎◆連載評論/
孤独の発明⑪ 三浦雅士/村上春樹の短編を英語で読む⑮ 加藤典洋/<世界史>の哲学㉑ 大澤真幸/東と西――横光
利一の旅愁㉘ 関川夏央◆私のベスト3 沖縄の食べ物 鴻上尚史/睡魔さんといっしょ 藤野可織/脳内聖地 松井 周
◆創作合評/「蜩の声」古井由吉/「野いちごを煮る」木村紅美/「ハコブネ」村田紗耶香/藤沢 周・小池昌代・山城むつみ
◆連載/会社員小説をめぐって⑤ 伊井直行/現代短歌ノート⑧ 穂村 弘/「生」の日ばかり⑳ 秋山 駿/映画時評㉓ 蓮
實重彦◆随筆/遺産と誤算 吉村萬壱/ビバ、サンプラザ 平田俊子/カーニバル墓地 久野量一◆書評/『随想』蓮實重
彦 安藤礼二/『西方之魂』花村萬月 湯浅 学/『願い』藤野千夜 東 直子/『いちばんここに似合う人』ミランダ・ジュライ
柴崎友香/第54回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧
372
所収作品>◆創作/尋ね人 古井由吉/テンガロンズ 栗田有起/いい女VS.いい女 木下古栗/ハバナの夜 石黒達昌◆
対談/小説だけが成し得るテロリズム 富岡多惠子・町田康◆連載小説/わたしの彼氏(最終回) 青山七恵/地上生活
者 第四部(最終回) 李恢成/燃える家② 田中慎弥/昼田とハッコウ⑩ 山崎ナオコーラ/裂⑬ 花村萬月/未明の闘争
⑭ 保坂和志/日本文学盛衰史 戦後文学篇⑬ 高橋源一郎◆連載評論/孤独の発明⑫ 三浦雅士/村上春樹の短編を
英語で読む⑯ 加藤典洋/<世界史>の哲学㉒ 大澤真幸/東と西――横光利一の旅愁㉙ 関川夏央◆私のベスト3/富岡
多惠子初期短編 横田創/遠距離ベーグルの会 雪舟えま/なぜか、ふいに思い出してしまう人~職場編~ 喜多ふあり
◆創作合評/「陽だまり幻想曲」楊逸/「きんぴら」広小路尚祈/「まことの人々」大森兄弟/藤沢 周・小池昌代・山城むつみ
◆連載/会社員小説をめぐって⑥ 伊井直行/現代短歌ノート⑨ 穂村弘/「生」の日ばかり㉑ 秋山駿/映画時評㉔ 蓮實
重彦◆随筆/芋美と幸子 津村記久子/自由と、不自由 玄侑宗久/チママンダ旋風が残したもの くぼたのぞみ/親戚志
願 貴志祐介◆書評/『妻の超然』絲山秋子 阿部公彦/『お別れの音』青山七恵 島本理生/『量子の社会哲学』大澤真
幸 北田暁大/第55回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧
372
所収作品>◆創作/私のいない高校 青木淳悟/距離、必需品 岡田利規/時雨のように 古井由吉◆対談/日本の自然
と魂が遊ぶ場所 高樹のぶ子・佐伯一麦/「GRANTA」編集長インタビュー/文学が世界を広げる ジョン・フリーマン◆群
像新人文学賞受賞第一作 評論/木々高太郞論 飯塚数人◆連載小説/雲をつかむ話② 多和田葉子/燃える家④ 田
中慎弥/昼田とハッコウ⑫ 山崎ナオコーラ/未明の闘争⑯ 保坂和志◆連載評論/安部公房を読む② 苅部直/孤独の
発明⑭ 三浦雅士/村上春樹の短編を英語で読む⑱ 加藤典洋/<世界史>の哲学㉔ 大澤真幸/東と西――横光利一の
旅愁㉛ 関川夏央◆連載/会社員小説をめぐって⑧ 伊井直行/現代短歌ノート⑪ 穂村弘/「生」の日ばかり㉓ 秋山駿/
映画時評㉖ 蓮實重彦◆私のベスト3/80年代アイドル 空耳ベスト3 朝比奈あすか/戦場での必需品 横田徹/乙女の
ハートを射る伝説の男、ベスト3! シリン・ネザマフィ◆創作合評/「赤の他人の瓜二つ」磯﨑憲一郎/「これはペンです」円
城塔/藤野千夜・佐々木敦・阿部公彦◆随筆/明日からお陽さまが 石牟礼道子/森鷗外「椋鳥通信」と文化の翻訳 長島
要一/カラジッチと三島由紀夫 三輪太郎/愛にまつわる話 甲斐よしひろ/鰯を買う 小山田浩子◆書評/『エルニーニョ』
中島京子 鴻巣友季子/『うちに帰ろう』広小路尚祈 清水良典/『マキリ』安達千夏 田中貴子/『東京大学で世界文学を
学ぶ』辻原登 谷崎由依/第55回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧
188
所収作品>疾風怒濤 古川日出男/我が異邦 藤谷治/お上がりなされ 村田喜代子/あめりかむら 石田千/腐泥の果
実 西村賢太/甘露経 諏訪哲史/枯草熱 谷崎由依/僕もあの娘とハイタッチがしたい 喜多ふあり◆連載小説/マザー
ズ(13) 金原ひとみ/空に梯子(13) 角田光代/フィルムノワール黒色影片(14) 矢作俊彦/慈雨の音(15) 宮本輝/還
れぬ家(22) 佐伯一麦/幸福の森(38) 加賀乙彦◆新連載/往復書簡 再会と別離 四方田犬彦・石井睦美/批評時空
間 第2回・歴史について 佐々木敦/正岡子規(2) ドナルド・キーン 訳・角地幸男/アメリカスケッチ2.0 ウェブと文化の
未来を考える/第9回 シカゴから始まるアメリカ 池田純一/屋根裏プラハ(16) 田中長徳/生き延びるためのアメリカ文
学(35) 都甲幸治/見えない音、聴こえない絵(83) 大竹伸朗/トーマス・マンの『夢のコンサート』 飯吉光夫/東尋坊に
愛された彼は 島本理生/天命反転住宅と闘った記憶 鹿島田真希◆本/江國香織『抱擁、あるいはライスには塩を』 栗
田有起/藤野千夜『ネバーランド』 東直子/宮内勝典『魔王の愛』 星野智幸/平野啓一郎『かたちだけの愛』 前田塁/萩
野正昭『電子書籍奮闘記』 渡邉裕之/第43回≪新潮新人賞≫応募規定
2010 群像 2010年11月号
2011 群像 2010年12月号
2012 群像 2011年 2月号
2013 新潮 2011年 2月号
講談社
講談社
講談社
新潮社
1
1
1
1
講談社
講談社
講談社
新潮社
1
1
1
1
2010/11/1
2010/12/1
2011/2/1
2011/1/7
資料ID 書籍名
2014 文學界 2011年2月号
2015
週刊朝日別冊 小説 トリッパー
2010年冬号
2016 午後 №8
2017 午後 №9
作家名
文藝春秋
数量 出版社
1
文藝春秋
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
2011/1/7
328
所収作品>WANTED!!かい人21面相 赤染晶子/関門 村田喜代子/比良の青春 辻井喬/孤島への南下 そらをみてま
すないてます・最終回 椎名誠/餞(はなむけ) 勝見洋一◆連載小説/モンフォーコンの鼠 第23回 鹿島茂/武曲(むこ
く) 第21回 藤沢周/路(ルー) 第20回 吉田修一/カフカ式練習帳 第14回 保坂和志/傾国子女 第9回 島田雅彦◆
新春特別対談/無謀と倫理 四半世紀を越えて―― 山田詠美・村上龍◆エセー/記憶力と正岡子規 菅野昭正/映画祭
ひきこもごも 黒沢清/旅と写真について 管 啓次郎◆連載評論/雑報 詩/安藤礼二/凝視の作法 第14回 導く視線―
―清張、カーヴァー、マンダラ 阿部公彦/きのこ文学の方へ 第14回 きのこ料理のレシピ 飯沢耕太郎/ドストエフス
キーの預言 第21回 対談 佐藤優◆詳報・東アジア文学フォーラム/文学的知性がつなぐ東アジア 島田雅彦/対立議
論できてこそ 高樹のぶ子/一緒にいられることの幸福 松浦理英子/北九州という“アジア”の一角で 川村湊/文字ヶ関
にて 平出隆/個人的な文学の黄昏と黎明 星野智幸/「アジア文学」への道 平野啓一郎/時代の波にどう応じるか 青
来有一/あらかじめ、奪われてあることの 川上未映子/文学の「場」はどこか 岡田利規/「作家」の意味 津島佑子/ゆっ
たり、まったり行こう――“貧困と欲望”についての雑感 莫言/対談>映画、文学、そして「詩」 李滄東×青山真治/80后
世代作家の生き方 甲羅の顔 蘇徳 訳・桑島道夫◆文學界図書室/佐藤友哉『333のてっぺん』(池上冬樹)/小谷野敦
『母子寮前』(千野帽子)/佐々木中『切りとれ、あの祈る手を』(國分功一郎)/広小路尚祈『うちに帰ろう』(水牛健太郎)/
アリス・マンロー『小説のように』(江南亜美子)/著者インタビュー>長嶋有『祝福』◆コラム/カーヴの隅の本棚/鴻巣友季
子/ニッポンの名文/山口文憲/鳥の眼・虫の眼/相馬悠々/新人小説月評/大串尚代・石橋正孝/Author's Eyes/深読みこ
わい 羽田圭介/冬の汁酒 大竹聡/ぼろぼろ 天埜裕文/日本全国文学ガイド(1月7日~2月6日)/文學界新人賞応募規
定/執筆者紹介/Voice of Animals/三沢厚彦/詩<愛こそすべて 2011年頭に>/高橋睦郎
朝日新聞社
1
朝日新聞出版
1
2010/12/16
572
所収作品><特集>「子ども」と小説◆対談/江國香織×斎藤綾子 子どもの領分「物語」の生息する世界◆ショート・ト
リップ/人生初の決闘 戌井昭人/穴場 穂村 弘◆エッセイ 子どものいる風景/未来を愛する意志 朝吹真理子/乱反射
するいのち いしいしんじ/最強の子どもたち 千早茜/不正もぶっ飛ばす爆竹小僧 中島さなえ/誰もが「冬の神話」を
持っている 樋口毅宏/成長への肥やし 椰月美智子◆インタビュー/「言いくるめてくるもの」に抗して 津村記久子/普遍
的でありながら独自な、子どもの世界 道尾秀介◆ブックガイド/永江堂書店「現代の子どもを読む10冊」 永江朗◆新連
載/暗号名ジガバチ 曽根圭介/教養として読む現代文学/「もう一つの、敗北を抱きしめて――太宰治『斜陽』」 石原千
秋◆特別対談/片岡義男×鴻巣友季子 「運命が生まれるとき、あるいは目に見えない越境文学」◆連載評論/ぼくらの
文章教室 高橋源一郎/名文を書かない文章講座/海の見える大学編(連載完結) 村田喜代子◆連載小説/花宴 あさ
のあつこ/シフォン・リボン・シフォン 近藤史恵/しかめっ面の少女 桂望実/帝の毒薬 長瀬隼介/濡れた太陽 前田司郎
/柳生左門 雷獣狩り 鈴木英治/ゴッドブレス 真藤順丈/キング 新堂冬樹/幡ヶ谷行き迷宮バス 池井戸潤/ジャー
ニー・ボーイ 高橋克彦/婢伝五稜郭(連載完結) 佐々木謙/ウエストウイング(連載完結) 津村記久子/恋の病は食前
に(連載完結) 拓未司◆連載短編/漢方医・有安「いもうと」 秋山香乃/蛇と月と蛙「蛇と月と蛙」(連載完結) 田口ラン
ディ◆好評連載/阿部和重×加藤千恵&島本理生 和子の部屋――小説家のための人生相談 第7回「誰と付き合えば
いいですか?」◆季刊・ブックレビュー/川本三郎 角田光代『ツリーハウス』/松永美穂 小川洋子『原稿零枚日記』/宇野
常寛 伊坂幸太郎『マリアビートル』/田中 槐 町田康『人間小唄』/円堂都司昭 湊かなえ『往復書簡』/瀧井朝世 中島
桃果子『夕日に帆をあげて、笑うは懐かしいあなた』◆連載エッセイ/鳥取環境大学ヤギ物語/小林朋道◆写真&創作/森
山大道 文・赤坂英人/DAMEND/第三回朝日時代小説大賞応募規定/執筆者紹介
「午後」同人
1
午後同人会
1
1964/3/20
47
表紙・カット>有馬 周三/所収作品>海へ降りる門-白石正一郎日記より- 中原雅夫/第2号に所収されている、中原
氏の作品「白石正一郎」に大幅な加筆をし、一作品のみで刊行した号。同人誌という自由な形態の一つの表れとして、単
行本のような意味も含めてこの形態に踏み切った。
36
表紙>金森 修/扉>松村 洋明/カット>古館 充臣・有馬周三/所収作品>すまる 古川 薫/覆面舞台出動す 横井良嗣
/怪談 神田晶裕/(詩)漁港 福田礼輔◆特集/歴史小説への試み 清永只夫/電波に乗った「砲煙の海」 座談会/独自
の視野を開く 西日本新聞より/下関を訪れた人々(5)-小田実・由起しげ子- 中原雅夫/海峡の夜明け前・執筆 古川
薫/編集後記
「午後」同人
1
午後同人会
1
1964/12/20
2018 午後 №10
「午後」同人
1
午後同人会
1
1965/4/20
92
表紙・カット>有馬 周三/目次・カット>金森 修/扉・カット>古舘 充臣/所収作品>◆戯曲・海峡の黎明<二幕> 共同
執筆 中原雅夫・古川薫・清永只夫・武部忠夫/歴史事実とドラマトウルギイ 武部忠夫/地方の文化と土着の姿勢 清永
只夫/「午後」10号に寄せて 星加輝光/山口県・民俗玩具の現状 佐藤治/<詩>霧笛 福田礼輔/<俳句>小さな作品
から 三由絵彦/長塚節と下関 山形吉蔵/光陰矢の如し-下関を訪れた人々(6)- 中原雅夫/皿 神田晶裕/走狗 古
川薫/創刊号より巻頭言/午後ルーム/バック・ナンバー/編集後記/古川薫著「走狗」はこの後「文学界」に転載され、この
年初めて第1回目の直木賞候補となった。
2019 午後 №11
「午後」同人
1
午後同人会
1
1965/12/10
57
カット>金森修・有馬周三・古舘充臣/所収作品>京屋の春支度 古川薫/足 神田晶裕/ユーカリ 中原雅夫/詩・風景
福田礼輔/林芙美子展顛末 清永只夫/執筆者住所録/編集後記
2020 午後 №12
「午後」同人
1
午後同人会
1
1966/10/1
67
表紙・扉・カット>三輪享良/カット>古館充臣/所収作品>夕陽 古川薫/黒いヤジリ 中原雅夫/◆雑記/土笛 青木喬/
伊藤博文の語学力 前川三郎/白樺 窪田しげ子/いい人・悪い人 岩浪博也/おだんご 瀬戸口久子/「沈黙」の余白 武
部忠夫/詩・島 福田礼輔/文学に見る下関の百年 清永只夫
1
表紙>古舘充臣/カット>有馬周三/所収作品>疲れた魚群 古川薫/土笛 中原雅夫/「死の意味」 岩波博也/「黒い
雨」 清永只夫/コント風に 武部忠夫/絣 瀬戸口久子/とかげ 青木喬/消える巌流島 前川三郎/レモン風呂 窪田しげ
子/詩・墓標 福田礼輔/編集後記/古川薫筆「疲れた魚群」は、後に「折れたスクリュー」と改題され、「文學界」新人賞候
補となった。
2021 午後 №13
「午後」同人
1
午後同人会
1
1967/1/1
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
2022 午後 №14
「午後」同人
1
午後同人会
1
1967/6/15
107
表紙>有馬周三/カット>古舘充臣/所収作品>処刑 古川薫/誰が、何のために 中原雅夫/松露 瀬戸口久子/「海峡
の黎明」公演前後 清永只夫/高杉晋作・劇作あとがき 武部忠夫/戯曲 高杉晋作 二幕 海峡座・午後同人共同執筆
2023 午後 №15
「午後」同人
1
午後同人会
1
1968/11/26
61
表紙>新屋幸彦/カット>古舘充臣・新屋幸彦/所収作品>積雲と昆虫 古川薫/先夫遺伝 豊田行二/芥川『将軍』の原
点 青木喬/ひむろの木 瀬戸口久子/「坊っちゃん」のふるさと 岩浪博恭/下関を訪れた人々(7)-大仏次郎― 中原雅
夫/編集後記
2024 午後 №16
「午後」同人
1
午後同人会
1
1970/3/1
73
表紙>栗林香織/カット>古舘充臣/所収作品>下関を訪れた人々(8)-杉森久英氏- 中原雅夫/長府藩ルネッサンス
の主役たち 清永只夫/吉屋信子と下関 藤田寛/賭け 岩浪博恭/娘たち 深田道夫/俺たちの青春 石原朗/撃たれる
古川薫/東方に沈む太陽 豊田行二
99
表紙・扉>松岡敏行/カット>橋山二郎、野村忠司/所収作品>プロシャン・ブルウの窓 古川薫/喜劇一幕 エレベーター
野村忠司/斎藤茂吉私論・Ⅰ 中原雅夫/長井雅楽の死 冨成博/診察室余聞・その1 瀬戸口久子/絵と文 北国の冬
三輪享良/仏師とその弟子 磯部喜佐子/おはぐろばあさん 大浜接子/ロシヤ粥 川口幸子/喪服 宇佐川伊佐子/安徳
帝王居止御陵記 山近永子/国東の仏たち 清弘節子/春や春 林和子/小さな窓 林照代/黄色と赤と 上田寿美子/近
況雑記 清永只夫/編集後記
2025 午後 №17
「午後」同人
1
午後同人会
1
1971/6/1
2026 午後 №18
「午後」同人
1
午後同人会
1
1971/12/28
113
所収作品>海と西洋館 古川薫/斎藤茂吉私論Ⅱ 中原雅夫/高遠の民家 古館充臣/診療室余聞 瀬戸口久子/根来
の塔 三輪享良/東北の長州人 冨成博/戯曲 浜小町 野村忠司◆会友作品/青葉木兎 宇佐川伊佐子/鈴蘭の人 川
口幸子/裏門から出た子 清田美弥子/江田島まで 林照代/舞鶴 上田寿美子/再会 大浜接子/仏を彫る人々 磯部喜
佐子/とら子さん 山近永子/ハルの中の女 清弘節子/ゆらめき 林和子/編集後記
2027 午後 №19
「午後」同人
1
午後同人会
1
1972/11/15
127
表紙・カット>三輪享良/扉・カット>古館充臣/所収作品>滅亡 古川薫/父子家老 冨成博/斎藤茂吉私論・Ⅲ 中原雅
夫/誕生 瀬戸口久子/トスカニーニのこと 山本好司/望遠鏡 宇佐川伊佐子/火山島 林照代/長門下関“源平伝説”考
清永只夫/戦争ゲーム 一幕四景 野村忠司/編集後記
155
表紙・カット>古館充臣/カット>三輪享良、野中一草/所収作品>女体蔵志 古川薫/中国であった人々 冨成博/小堀
杏奴にみる森鷗外 中原雅夫/育ちゆく日々に 瀬戸口久子/博文館編集者時代と私 二階堂支草/これから先が 豊田
行二/長州人による自省的“維新”点検 清永只夫/田中四郎のことども 上田強/仏の顔 磯部喜佐子/冬の川 川口幸
子/白い紐 宇佐川伊佐子/夏の終りに 神原弘子/ありらんの唄 林照代/披露宴に招かれる記 清田美弥子/ひがん花
の唄 上田寿美子/にくしみ 大浜接子/黒い花粉 林和子/ジャングル・ジム 一幕六場 野村忠司/「午後」総目次/編集
後記
106
表紙・カット>古館充臣/所収作品>夕顔怪死 古川薫/悲母観音 西谷重道/斎藤茂吉私論・Ⅳ 中原雅夫/詩 あれた
ちのきわだつた輝きの 野村忠司◆コラージュ喜劇/月に啼いたかホトトギス 武部忠夫/編集後記/古川薫筆「夕顔怪
死」は、後に「源氏物語夕顔殺人事件」として文庫化(昭和58年/1983/新潮社)された作品の前身。ここに大幅な加筆を加
え、改めて発表された。
124
表紙・カット>古館充臣/所収作品>石痕記 古川薫/斎藤茂吉私論・Ⅴ 中原雅夫/下関発→新宿行、恋の七八九列車
武部忠夫/少年の海 柘植恭子/午後のジュース 宇佐川伊佐子/下町の人々 野村眸/他人の城 神原弘子/別れの季
節 林和子/曲水の宴 山近永子/断章 林照代/城下町詩情 上田寿美子/階段とび 清田美弥子/どうせ、私は 三戸
森行雄/編集後記
1976/10/20
68
№22から2年の歳月を経て発刊、しかしこの号を以て事実上の廃刊となった。終刊までに参加した同人は総勢58名。今田
久、豊田行二らの名前も見られ、古川薫は10号、20号掲載の作品で、2度の直木賞候補となった。表紙・カット>三輪享
良/所収作品>リオデオロ半島の砂 古川薫/埒(らち) 藤田寛/詩・殺しのモメント 野村忠司/岡田静藏幽囚記 中原雅
夫/編集後記
1972/4/15
54
2028 午後 №20
2029 午後 №21
2030 午後 №22
2031 午後 №23
2032 新刊ニュース №240
2033 九州人 昭和48年11月号
「午後」同人
「午後」同人
「午後」同人
「午後」同人
1
1
1
1
午後同人会
午後同人会
午後同人会
午後同人会
1
1
1
1
1
1
「九州人」文化の
会
1
1973/7/1
1974/7/1
1974/10/1
1973/11/1
128
北九州市出身で朝日新聞下関支局長を務めた原田磯夫が、新聞社を退職後、私財を抛って立ち上げた文化雑誌。九州
一円の文化の向上を意図して制作されたこの同人誌は、多くの作家の賛同を得、地方の同人誌としては異例の大雑誌と
なった。昭和43年2月に創刊され、毎月1号を刊行、昭和56年2月、157号を以て終刊。表紙「関門橋」と海峡>芹田騎郎/
カット>桜木茂/所収作品>◆随想/関門大橋 長谷川修/侠客文化 南邦和/しんわのしんせつ 永島正和/民放は広告
宣伝業? 岡本誠/鶴田知也氏をたずねて 木戸淳一/いろいろのこと 山田牙城/私の師匠 今村まさる◆関門橋開通
記念/穴とから関門橋へ 中原雅夫/九州と橋の夜明 乙藤憲一/関門橋の実像と虚像 神崎義夫/海峡二重奏――新幹
線関門トンネルと関門橋―― 緒方栄/まぼろしの水俣病 本吉進/再び竹内文献について 井上喜代太◆郷土史物語/
みどり草紙② 冨成博◆短歌/老生の秋 久場長章/彼方に 上田孝志/歳時記帖(70)「忘れていた」 原田種夫/誌上
ロードショー「ロイビーン」 園崎昌勝/美術時評「近代・現代の日本美術とは」 源弘道/時事評「内側への告発」 境忠一/
西日本同人誌時評 野木慎介/書評「唐三彩の謎」「筑前のわらべ遊び」/風俗ブラウン管「人間よお前は美しいか」 白井
研二/北九州少々昔噺(61)「鳥町食堂街」/窓 わが家の雀 森巌/郷土便り/小説 妄執 野地慎生/推理小説 落下地
点(上) 浮島あい
資料ID 書籍名
2034 九州人 昭和51年5月号
2035 九州人 昭和52年1月
作家名
数量 出版社
1
1
2036 九州人 昭和53年1月号
1
2037 樹木 Vol.26
「九州人」文化の
会
「九州人」文化の
会
「九州人」文化の
会
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1976/5/1
1977/1/1
190
表紙>芹田騎郎/カット>芹田騎郎、宇治山哲平/所収作品>◆創刊記念の誌上パーティー~100号に寄せて~ 荒木
精之 福田清人 野田宇太郎 小堺昭三 小堀杏奴 佐木隆三 古川薫 豊田行二 原田種夫 岩下俊作 松永伍一
宗左近 滝口康彦 佐田稲子 長谷川修 駒田信二 白石一郎 入江徳郎 石沢英太郎 伊馬春部 岩井護◆創刊ごろ
の随想特選/百号と主宰者 劉寒吉/このごろ思うこと 池波正太郎/K書房主人 野呂邦男/九州いろいろ 村上元三/午
後三時の楽しみ 佐木隆三/九州人の開放性 吉岡修一郎/故郷の言葉 佐田稲子/陽気な仙人 松永伍一/文学の中
の九州人座談会 田中艸太郎×星加輝×境忠一 司会・野木慎介/<創刊100号>「九州人」略年譜/九州における文
化10大ニュース 火野葦平「青春と泥濘」論 星加輝光/献詩>「九州人」百冊の重さを 犬塚堯/短歌>「牙短歌会」五人
集/湯浅駿介の納得(5) 平野耕治/橘香亭襍記(27)「音の別れ」 原田種夫/誌上ロードショー「カッコーの巣の上で」
岡崎昌勝/美術時評「百回をふりかえる」 源弘道/詩時評「近代と土着の間にあるもの」境忠一/西日本同人誌時評「贖
罪行」の作者の回心 星加輝光/風俗ブラウン管「パンドラの箱を開けて」 白井研二/北九州少々昔噺(21)「野球塔と小
倉工」/窓>女流俳人・杉田久女の思い出 相良美利/郷土便り/小説>巨魁 古川薫
154
表紙「耶馬溪にて」>松岡敏行/カット>古館充臣、桜木茂、多賀谷伊徳、坂本善三、河野修策/所収作品>巻頭随想/
自戒 劉寒吉◆新春随想特選/三枚のタオル 岩井護/中年の唄 石沢英太郎/犬 野呂邦暢/パリの売絵 佐木隆三/
わがイメージチェンジ 豊田行二/靴をぬぐ 長谷川修/石の上での三年目 角田嘉久/行動文化序論 玉井政雄/陶つく
る女 兼川晋/壱岐・対馬の旅⑦――歴史と民俗を訪ねて―― 梅原治夫/「魏志倭人伝」私考(三) 伊勢久信/わがふ
るさと考①「あるプロローグ川口晃氏のこと」 南邦和/巷説>西南の役(15) 山下郁夫/詩>日の浦曲・抄 金丸桝一/
短歌>山国川 中島恒雄/朝 春秋詩社北九州支部/風俗ブラウン管「田舎風選挙のあとで」 白井研二/橘香亭襍記
(35)「歳晩記」 原田種夫/誌上ロードショー「ブーメランのように」 園崎昌勝/美術時評「1976年の総括」㊤―美術展企画
― 源弘道/詩時評「定本 丸山豊全詩集」 境忠一/西日本同人誌時評「同人誌発行をめぐって」 星加輝光/西日本歌
壇時評「大家の近業」 石田比呂志/釣りと味覚歳時記(一月) 森利雄/北九州少々昔噺(99)「勲四等と野球キチ」/窓>
除夜の鐘声に 田中幸夫/「渋沢秀雄賞」のこと 神尾久義/郷土便り/小説>鼻 雨田茂二/小説>背中の話 井上寛治
表紙「風車のある風景」>芹沢騎郎/カット>坂本善三、芹田騎郎、古館充臣、寺田政明、多賀谷伊徳/所収作品>巻頭
言/雑煮 劉寒吉◆新春随想特集/私の好きな写真家たち 小堺昭三/海音寺氏のこと 白石一郎/炎えつきる母 松永
伍一/五十五歳の手習い 中村光至/一九七七年冬 野呂邦暢/残花 中司クララ/酒徒行伝 壱岐光生/紀長谷雄 長谷
川修/鯛焼き屋の幻想 豊田行二/東ドイツの旅――ドレスデン・マイセンを訪ねて―― 角田嘉久/赤い国の旅人 谷伍
平/仏教済世軍の旗(四)――真田増丸の生涯―― 松井義弘/刀と聖書(5)――吉田磯吉親分と、その子牧師市長敬
太郎――愛と苦悩と窮乏と(12)――葉山嘉樹回想―― 広野八郎/短歌>秋篠寺にて 大塚幸男/川のほとり 春秋詩
社北九州支部/風俗ブラウン管「しらけ時代に酔えもせず」 白井研二/橘香亭襍記(47)「新らしい風呂桶の香り」 原田
種夫/誌上ロードショー「愛のメモリー」 園崎昌勝/詩時評「孤独なものの眼と耳」 境忠一/西日本同人誌時評「豊穣な作
品群」 星加輝光/西日本歌壇時評「歌集五冊」 石田比呂志/書評 白石一郎著「オランダの星」/小堺昭三著「けむりの
牙」/北九州少々昔噺(111)「誓文払い」/窓>地方出版ベストセラーの楽屋ばなし 諌山日出志/小説>真夜中の火 高
野義裕
1
1978/1/1
154
1
1
2008/3/14
48
2038 群妙 第5号
1
1
2009/3/31
89
2039 火の山 42
1
1
1981/1/1
28
2040 下関総合文化 第1号
1
1
1961/6/30
59
2041 層雲自由律 №100
1
1
2009/4/10
114
2042 種田山頭火ノオト №4
1
1
1983/7/10
88
2043 卑弥呼 第68号 冬季
1
1
2003/3/20
43
2044 卑弥呼 第74号 秋季
1
1
2005/1/30
39
2045 ももんが 第15巻 第12号
1
1
1971/12/1
33
2046 ももんが 第30巻 第11号
1
1
1986/11/1
170
2047 海虹 創刊号
1
1
1988/3/25
42
2048 海虹 №10
1
1
1999/12/10
168
資料ID 書籍名
2049 群像 2011年 3月号
2050 群像 2011年 4月号
2051 文學界 2011年4月号
作家名
講談社
講談社
文藝春秋
2055 CONFORT
2056 新潮 2011年 4月号
新潮社
数量 出版社
1
1
講談社
講談社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
2011/3/1
2011/4/1
372
所収作品>◆創作/ROMS 松浦寿輝/記憶の暮方 高原英理/人生オークション 原田ひ香/石飛山祭 石牟礼道子◆
対談/ 翻訳は言語からの解放 柴田元幸+マイケル・エメリック◆連載小説/雲をつかむ話 多和田葉子/燃える家⑤
田中慎弥/昼田とハッコウ 山崎ナオコーラ/日本文学盛衰史 戦後文学篇⑮ 高橋源一郎/未明の闘争⑰ 保坂和志◆
連載評論/安部公房を読む③ 苅部直/孤独の発明⑮ 三浦雅士/村上春樹の短編を英語で読む⑲ 加藤典洋/<世界
史>の哲学㉕ 大澤真幸/東と西――横光利一の旅愁㉜ 関川夏央◆私のベスト3/私のごちそう 長野まゆみ/僕の好
きな工芸作家 白岩玄/武闘派やくざベスト3 溝口敦◆創作合評/「あめりかむら」石田千、「距離、必需品」岡田利規/
「私のいない高校」青木淳悟/藤野千夜+佐々木敦+阿部公彦◆連載/会社員小説をめぐって⑨ 伊井直行/現代短歌
ノート⑫穂村弘/「生」の日ばかり㉔ 秋山駿/映画時評㉗ 蓮實重彦◆随筆/からだがだんだん遠くなる 稲葉真弓/映画
を集める情熱 山根貞夫/信仰とヨーグルト 斎藤環/永遠の手ざわり 永岡杜人/こだまの寂寞 三崎亜記◆書評/陣野
俊史>『かたちだけの愛』平野啓一郎/ 青木純一>『祝福』長嶋有/ 藤代泉>『「ワタクシハ」』羽田圭介/ 鹿島田真希
>『アンダスタンド・メイビー』島本理生/ 角田光代>『CORONA』石川直樹//第55回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤
諤/執筆者一覧
388
所収作品>◆創作/年の舞い 古井由吉/判決 松浦寿輝/本屋大将 木下古栗◆新鋭11人短編競作/鬼の頭 前川知
大/私は風習のペット シリン・ネザマフィ/名の前の時間 丹下健太/「ふたつの入り口」が与えられたとせよ 古谷利裕/う
わ言 飛鳥井千砂/水を預かる 淺川継太/ぼくは発音がしたい 今橋愛/ばばぬき 佐藤良成/おにいさんがこわい 松
田青子/星になる 山下澄人/オフ・オフ・オフ 中島さなえ◆対談/時空を超える文学の恵み 野崎歓+青山七恵/寂聴
まんだら 対談⑦ 天才作家たちの歓びと哀しみを謳う 瀬戸内寂聴+酒井順子◆連載小説/雲をつかむ話④ 多和田
葉子/燃える家⑥ 田中慎弥/昼田とハッコウ⑭ 山崎ナオコーラ/日本文学盛衰史 戦後文学篇⑯ 高橋源一郎/未明の
闘争⑱ 保坂和志◆連載評論/村上春樹の短編を英語で読む 最終回 加藤典洋/安部公房を読む④ 苅部直/孤独の
発明⑯ 三浦雅士/<世界史>の哲学㉖ 大澤真幸/東と西――横光利一の旅愁㉝ 関川夏央◆私のベスト3/独裁者コ
レクション 鹿島茂/奇特な人 小池昌代/好きな非推移性パズル 円城塔◆創作合評/「ぬるい毒」本谷有希子、「記憶の
暮方」高原英理/藤野千夜+佐々木敦+阿部公彦◆連載/会社員小説をめぐって⑩ 伊井直行/現代短歌ノート⑬ 穂村
弘/「生」の日ばかり㉕ 秋山駿/映画時評㉘ 蓮實重彦◆随筆/沙羅の木 出久根達郎/テル子さんたち 石田千/旧制
一高の精神野球と東大野球部 小関順一/「今、何考えてるの?」 松尾依子◆書評/豊崎由美>絲山秋子『末裔』/栗田
有起>多和田葉子『雪の練習生』/松永美穂>筒井康隆『漂流 本から本へ』/陣野俊史>津島佑子『葦舟、飛んだ』/松
井雪子>町田康『スピンク日記』/第55回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧
1
文藝春秋
1
2011/4/1
328
表紙・本文デザイン>関口聖司/目次デザイン>井手口智人/カット>坂本奈緖/所収作品>◆創作/ジュージュー よし
もとばなな/前世 角田光代/夕暮れの菜の花の真ん中 村田喜代子/青 花村萬月/神さま 田山朔美/二人の複数 穂
田川洋山◆第41回九州芸術祭文学賞発表【最優秀作】サウナ ニュー・ナカノシマ 中瀬誠人【選評】秋山駿・五木寛之・
村田喜代子◆連載小説/モンフォーコンの鼠 第25回 鹿島茂/武曲(むこく) 第23回 藤沢周/路(ルー) 第22回 吉田
修一/カフカ式練習帳 第16回 保坂和志/傾国子女 第11回 島田雅彦/最終講義 内田樹◆対談/・イソノミアと民主主
義の現在 柄谷行人+山口二郎/・「さよなら」するもの、しないもの―ニッポンの三〇年とこれから 高橋源一郎+糸井重
里◆エセー/手読みの効能 伊藤比呂美/ペルーの感受性 田村さと子◆連載評論/雑報 安藤礼二/ドストエフスキーの
預言 佐藤優◆文學界図書室/桐野夏生『ポリティコン』 酒井信/多和田葉子『雪の練習生』 永岡杜人/花村萬月『百万
遍――流転旋転』 可能涼介/楊逸『陽だまり幻想曲』 千葉一幹/著者インタビュー/川村蘭太『しづ子 娼婦と呼ばれた
俳人を追って』◆コラム/カーヴの隅の本棚 鴻巣友季子/ニッポンの名文 山口文憲/鳥の眼・虫の眼 相馬悠々/新人
小説月評 大串尚代、石橋正孝/Author's Eyes/旅の標語 大森兄弟/どうぞ、新社会人へ 鶴川健吉/日本全国文学ガ
イド(3月7日~4月6日)/文學界新人賞応募規定/執筆者紹介/Voice of Animals/三沢厚彦/詩<総量> 木坂涼
1
株式会社 建築
資料研究社
1
2010/6/1
144
インテリア・デザイン・建築を研究、紹介している雑誌。「逓信省営繕課により設計されたこの建物は、ヨーロッパで興った
近代建築運動の影響を受け、既成の様式に縛られない自由な創造意欲を持った分離派風の意匠が見られる建築で、数
少ない現存例」(雑誌中紹介文より)として、下関市立近代先人顕彰館を紹介している。
340
所収作品>ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集 宮沢章夫/ゾウガメのソニックライフ 岡田利規/星降る夜に 高橋
源一郎/波の上(遊女考・二) 村田喜代子/湖中天 諏訪哲史/アルフォンス・カイラーズ ブライアン・エヴンソン 柴田元
幸 訳・解説◆連載小説/空に梯子(15) 角田光代/フィルム・ノワール黒色影片(15) 矢作俊彦/慈雨の音(17) 宮本輝
/還れぬ家(24) 佐伯一麦/幸福の森(40) 加賀乙彦/第43回≪新潮新人賞≫応募規定◆特別対談/人間の理を越えて
朝吹真理子+羽生善治/逆人徳者の宴 西村賢太+町田康/音の始まりに向かう旅――いしいしんじ『麦ふみクーツェ』
と鼓動の寓話 細川周平/山城むつみのミッション 山城むつみ『ドストエフスキー』について 大澤信亮/往復書簡 再開
と別離(第三回) 四方田犬彦、石井睦美/批評時空間 第四回・前世と現世と後世と余生について 佐々木敦/正岡子規
(四) ドナルド・キーン、角地幸男訳/アメリカスケッチ2.0ウェブと文化の未来を考える/第十一回 太平洋岸の独自性と
連続性 池田純一/屋根裏プラハ(18)盗撮と静寂 田中長徳/生き延びるためのアメリカ文学(37)アメリカの内戦――ア
レクサンダル・ヘモン『ラザルス計画』 都甲幸治/見えない音、聴こえない絵(85) 大竹伸朗/ソシュールとデュルケーム
互盛央/猫の舌 米田夕歌理/映画『みーまー』ワールドの作り方 瀬田なつき◆本/マーガレット・アトウッド『オリクスとク
レイク』 谷崎由依/西村賢太『苦役列車』 坪内祐三/國分功一郎『スピノザの方法』 福嶋亮大/朝吹真理子『きことわ』
吉増剛造
1
新潮社
1
2011/3/7
資料ID 書籍名
作家名
2057 九州人 昭和51年9月号
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
「九州人」文化の
会
1
1976/9/1
150
表紙「稔り」>芹田騎郎/カット>寺田政明、坂本善三、浜田知明、宇治山哲平、芹田騎郎/所収作品>◆随想/国民性
王塚跣/乞食やめても 山里俊/われは原人 橘よね子/青葉しげれる 清永唯夫/老いてばや 田辺安彦/子の字 丹藤
富美子/立原道造と青い花 池田慶子/発見された片岡部隊・清水隊の「江南戦記」(草稿)――火野葦平「土と兵隊」の
実録――三富朽葉素描――その伝記と伝説―― 黒田梅子/壱岐・対馬の旅④――歴史と民俗を訪ねて―― 梅原治
夫/巷説>西南の役(十一) 山下郁夫/詩>煙り・告白 高木護/俳句>晩夏 本多幸信/短歌>短歌誌 ひのくに十人
集 中原勇夫選/湯浅駿介の納得(九) 平野耕治/橘香亭襍記(31)「日曜日」 原田種夫/誌上ロードショー「不毛地帯」
園崎昌勝/美術時評「期待される新人たち」 源弘道/詩時評「失われた<威厳>」 境忠一/西日本同人誌時評「方法を
模索する作家たち」 星加輝光/西日本歌壇時評「批評の貧困」 石田比呂志/風俗ブラウン管「米をもて打つ」 白井研二
/北九州少々昔噺(95)「消えた小倉工伝統の打刀」◆窓/島田芳文の生涯 相良美利/九州に古代の地名を拾う 宮野薫
/私の田中角栄論 村田和志郎/民主主義無用論 本吉進/郷土便り/短篇>壁からの声 西田英樹/短篇>発覚 川崎
孝二/連載小説>小さな妣(はは)の町(上) 境忠一
古川薫、石沢英太郎、滝口康彦、白石一郎ら、「地方に在って文筆ぐらしをつゞけている」作家が集い、発足した。この当
時、すでに作家として活躍していた錚々たる面々が集うこの雑誌は、歴史、時代小説を原則としている。表紙・カット>三
輪享良/所収作品>烈婦の証言 古川薫/歴史推理小説について 石沢英太郎/こぼれ酒 滝口康彦/ちくぜん狂想曲
白石一郎/編集後記
2058 狼群 創刊号
狼群同人会
1
狼群同人会
1
1972/5/1
64
2059 狼群 №2
狼群同人会
1
狼群同人会
1
1972/12/10
62
表紙・カット>三輪享良/所収作品>主殿助騒動 滝口康彦/刀痕の記憶 古川薫/べるなるどじんべえの発掘 早月回/
聖ポール天主堂跡のこと 石沢英太郎/票(ひょう) 白石一郎/編集後記
2060 狼群 №3
狼群同人会
1
西日本教育図書
株式会社
1
1973/9/1
94
この号から西日本教育図書株式会社がこの同人誌に賛同し、装幀も一新され、書店にも並ぶようになった。表紙デザイ
ン>新屋幸彦/本文イラスト>新屋幸彦、三戸光顕/本文レイアウト>山田博文/所収作品>横死の周辺 古川薫/暗室
四條善夫/時代推理小説へのあこがれ 夏樹静子/その前夜 白石一郎/反揆 石沢英太郎/編集後記
2061 狼群 №4
狼群同人会
2
西日本教育図書
株式会社
1
1974/5/15
114
古川薫筆「塞翁の虹」が、第72回直木賞候補となる。自身3回目の候補作。所収作品>遺恨の譜 滝口康彦/鷲の去る日
早月回/賃金について 石沢英太郎/時代小説雑感 白石一郎/塞翁の虹 古川薫/編集後記/表紙デザイン>新屋幸彦
/イラスト>森重正治/本文レイアウト>山田博文
2062 狼群 №5
狼群同人会
1
西日本教育図書
株式会社
1
1974/11/20
92
西日本教育図書の協力を得て、財政的には豊かな同人誌であったが、参加同人たちの作家としての活躍の場が広がり、
なかなか原稿が集まらなくなった為にこの号で廃刊となった。所収作品>橋を渡ってくる灯 古川薫/不思議に生命ながら
え 石沢英太郎/異教徒の念珠 滝口康彦/古処山の彼方 四條善夫/月と老人 白石一郎/編集後記
112
所収作品>「せみの送別会」 清田美弥子/少年 林照代/白い傷 下村純子/波紋 山近永子/しゃぼんの泡 中野喜久
子/晩夏 大浜接子/真砂とオッサン 高山公子/陽炎 神原弘子/級友 池辺せい子/十吉のお墓 黒瀬圭子/インコ 藤
本千代子/マリアとマルタ 井本きよみ/ピタゴラスの定理 野村眸/城下町と私 粟屋幸子/自分を守るということ 杉原い
せ子/日だまり 長田淳子/ハンカチ 藤村千代/十二月三日のこと 石津あつ子/小さな償い 川口幸子/素朴な願いから
中原雅夫/木枯らし 弘津冨士子/陣痛 清弘節子/一仏一家 磯部喜佐子/僕の養子値 村田英子/いのち 木下和/
じゃじゃ馬ならし 古川薫/イチの思いやり 引地蓉子/吹き抜けた風 柘植恭子/女の足音 林和子/あひる 宇佐川伊佐
子/編集後記/十時の会名簿
132
所収作品>包丁を研ぐとき 宇佐川伊佐子/仮面 神原弘子/虹子の風景 林照代/黄蝶 下村純子/街の灯 清弘節子/
湯治夜ばなし 山近永子/犀の水音 長田淳子/累(かさね) 粟谷幸子/猫 毎田邦恵/たたずむ 中野喜久子/嫉妬 引
地蓉子/かあさんはやくとうさんのところへ行って 黒瀬圭子/片想い 大浜接子/十六才 野村眸/雨が降る 弘津冨士子
/自転車の男 池辺せい子/山への八日間 高山公子/金大中氏事件に思う 木下和/不思議な体験 藤本千代子/座禅
杉原いせ子/食品公害 井本きよみ/さまざまの思い 磯部喜佐子/オレンジ色の視線 林和子/祭の影 柘植恭子/絆(き
ずな) 上田寿美子/ツルしゃん物語 清田美弥子/晩鐘 川口幸子
203
所収作品>鯨の島 柘植恭子/カーテンが揺れている 松山朋子/風景のない町 林照代/松籟の記 山近永子/行く道
下村純子/献体 宇佐川伊佐子/日暮れの情景 弘津冨士子/夜の鏡 引地蓉子/もう一度帰ってきて 大浜接子/朝の石
段 長田淳子/新緑 池辺せい子/夏愁 毎田邦恵/パラソル 藤本千代子/それぞれの歌 粟谷幸子/合鍵 中野喜久子
/花は、かおり 上田寿美子/幕末のおんなと現代の女性 井本きよみ/組違いの宝くじ 高山公子/黒いコスモスの花 清
弘節子/只今、帰ります 野村眸/野鳥と少女 黒瀬圭子/夜の草笛 川口さち子/電話が鳴る 清田美弥子/遠いテール
ライト 林和子/灰色の終止符 神原弘子/表紙>古館充臣
92
所収作品>金平糖と軍服 神原弘子/夜明けの銅鑼 大浜接子/海の見える家 宇佐川伊佐子/姓名判断 上田寿美子/
ひとりごと 中野喜久子/金印の夢を見る島 川口幸子/森に消えたピエロ 黒瀬圭子/朱黄色の花 引地蓉子/花 池辺
せい子/サングラスの人 清弘節子/刀研師 下村純子/あ・らぶ・すとおりい 藤本千代子/坊主刈り 柘植レイ/雨の山頂
で 高山公子/残響 山近永子/千恵子さんのラブレター 弘津冨士子/旅立ち 林和子/草木の譜 林照代
137
所収作品>だいやもんどの指輪 大浜接子/天草の落日 川口幸子/耳をすまして 中野喜久子/ある日曜日 清弘節子
/ハム誕生記 高山公子/佛桑華 山近永子/赤月 下村純子/髪を梳く 宇佐川伊佐子/草木の譜 林照代/手 池辺せ
い/赤いタンス 引地蓉子/影絵 神原民/麦熟らし狐 黒瀬圭子/梅雨寒 柘植レイ/今はもう秋 弘津冨士子/ハンドルの
むくままに 上田寿美子/花束の行方 高野鈴子/表紙・カット>古川薫
2063 10時 vol.1
2064 10時 vol.2
2065 10時 vol.3
2066 10時 vol.4
2067 10時 vol.5
十時の会
十時の会
十時の会
十時の会
十時の会
1
1
1
1
1
十時の会
十時の会
十時の会
十時の会
十時の会
1
1
1
1
1
1972/11/1
1973/11/20
1975/2/1
1975/10/20
1976/12/20
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
所収作品>かすりの女 林照代/砂の足あと 中野喜久子/アフリカへ行った娘 高山公子/雨 池辺せい/巣造り 柘植
レイ/秋根覚之書 山近永子/万松院のきつね 黒瀬圭子/ポプラの木陰 川口幸子/道化師 下村純子/坂道 清弘節子
/リボンがゆれている 江草糸恵/聲 引地蓉子/赤い刻印 大浜接子/宿り木 林和子/砦のある島 神原民/表紙・カット
>古川薫
2068 10時 vol.6
十時の会
1
十時の会
1
1977/10/1
155
2069 10時 vol.8
十時の会
2
十時の会
1
1981/3/1
96
1
青土社
1
2011/4/1
246
1
株式会社 文藝
春秋
1
2009/4/10
372
文春文庫の35周年を記念して刊行された「心に残る物語――日本文学秀作選」。選者は山田詠美。所収作品>化粧 中
上健次/愚者の街 半村良/ニジンスキーの手 赤江瀑/クリストファー男娼窟 草間彌生/骨の肉 河野多惠子/霧の中
の声 遠藤周作/愛撫 庄野潤三/異物 八木義徳/あとがき――幸せな哀しみの話 山田詠美
所収作品>異人館 幹本純子/萩露 山近永子/夏の島 引地蓉子/未練 神原民/雪駄 中野喜美子/琴の爪箱 池辺
せい/フクロウとの想い出 高山公子/ほたる 上田寿美子/与作の壺 黒瀬圭子/アカシヤの季節 大浜接子/アニーの
一日 清弘節子/蝶の道 柘植レイ/木槿の国 川口幸子/バテ君の夏 江津冨士子/草木の譜 林照代/豊関じまん話
宇佐川伊佐子/編集後記
2070 ユリイカ 2011年4月号
2071
幸せな哀しみの話 心に残る物語―
山田 詠美
―日本文学秀作選
2096 10時 vol.7
十時の会
1
十時の会
1
1978/10/1
169
2102 嵐が丘ホテルで書き遺したこと
古川 薫
1
私家版
1
2010
0
2103 高杉晋作 その魅力と生き方
古川 薫
1
新人物往来社
1
2010
0
2104 午後の行商人
船戸 与一
1
講談社
Dec-82
0
2107 群像 2011年 5月号
講談社
1
講談社
1
2011/5/1
340
所収作品>雪のメルヘン えぐさいとゑ/老人とギター 大浜接子/れんげの首飾り 中野喜久子/子 清弘節子/夕映え
中野喜久子/逢えるかも 高山公子/犬 大浜接子/裁縫箱 引地蓉子/夕陽へ 林照代/表紙>古川薫
所収作品>◆連載/私の昭和史 戦後篇・続16 中村稔◆夢遊する読書*3/鍵の在処 横尾忠則◆「即興」の懐胎*最終
回 演劇と演奏が、ほとんど同じものだと考えられるかどうかについて 佐々木敦◆詩/・祈り・詩に至る恋 早坂類◆第
16回中原中也賞発表 辺見庸『生首』 受賞詩集より――/・剥がれて ・秋宵 ・ズボズボ ・緑青 ・世界消滅五分前 荒
川洋治 井坂洋子 北川透 佐々木幹郎 佐藤泰正 高橋源一郎◇特集/パウル・クレー~造形思考のコンステレーショ
ン~◆der künftige/シンプトムは作品足りうるか――切断の闘争線をめぐって 岡崎乾二郎、松浦寿夫◆天使も踏むを
恐れるところ 美術教師パウル・クレー 池内紀/新シイ天使の暴力と救済――クレーとベンヤミン 大宮勘一郎/ビー
ダーマイヤーの幽霊 與謝野文子/天使が何かするときのように行動せよ 岡田温司◆例外状態を形づくる/絵画として
の死生学――パウル・クレーにとっての「力」とは何か 構成+解題=前田富士男◆見えるようにする/トナリテ 藤原安
紀子◆危機の時代の芸術家/<切断>と<再構成>――パウル・クレーのコラージュ 川本真理/パウルクレーと印象派
三浦篤/バウハウスのパウル・クレー 杉山直樹/クレーとカンディンスキー――初期バウハウスにおける造形的特質を
めぐって 江藤光紀/ピカソとクレー モノローグの共鳴 孝岡睦子◆絵画の余剰と豊穣/始まりの兆し――クレーより来た
るべきもの 山口一郎 聞き手=編集部/びっくりマークからフェルマータへ――ある画家の音楽的霊感の軌跡 喜多尾
道冬/京都におけるクレー展 クレーを待ちながら 福永信/党派なき党派への祈り――「クレーとシュルレアリスム」につ
いて 中田健太郎/クレーにおかる「スカラ」 高橋みのり◆今月の作品/青野直枝・草野理恵子・横山結樹/選=小池昌
代◆われ発見せり/衣服とアイデンティティと『モンスターハンター』 蘆田裕史/書容設計>羽良多平吉、米倉みく/表紙
図版>パウル・クレーの手稿(出典:Felix Klee)/特集扉図版>バウハウスの講師陣(右から4人目がクレー)、1926年/次
回予告
古川氏が独自に編集して綴じ、十数冊程度しか印刷していない私家版。
所収作品>◆創作/PK 坂幸太郎/不可能 松浦寿輝/猫の女の子 荻世いをら/ライスカレー少女 加藤幸子◆第5回大
江健三郎賞受賞作発表/『俺俺』星野智幸(新潮社:2010年6月刊)/選評:小説的思考力のモデル 大江健三郎◆対談/
『ドストエフスキーの出発点』 富岡幸一郎+山城むつみ◆評論/ヘーシャル・モナムール――カズオ・イシグロ『わたしを
離さないで』を暗がりで読む 加藤典洋◆東日本大震災特別寄稿/海のかなたより訪れしもの、汝の名は 赤坂憲雄/東
日本大震災 高橋克彦◆連載小説/雲をつかむ話⑤ 多和田葉子/燃える家⑦ 田中慎弥/昼田とハッコウ⑮ 山崎ナオ
コーラ/日本文学盛衰史 戦後文学篇⑰ 高橋源一郎/未明の闘争⑲ 保坂和志◆連載評論/東と西――横光利一の旅
愁(最終回) 関川夏央/安部公房を読む⑤ 苅部直/孤独の発明⑰ 三浦雅士/<世界史>の哲学㉗ 大澤真幸◆連載/
会社員小説をめぐって⑪ 伊井直行/現代短歌ノート⑭ 穂村弘/「生」の日ばかり㉖ 秋山駿/映画時評㉙ 蓮實重彦◆
私のベスト3/道尾秀介 好きな女性の仕草/羽田圭介 東京暮らしでよく乗る自転車/千早茜 美味なる食事◆創作合評
/「本屋大将」木下古栗/「アマリリスの家」朝比奈あすか/「ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集」宮沢章夫/田雅彦+
安藤礼二+田中弥生◆随想/アポロン忌 中沢けい/老婆の災難 松家仁之/標本と遺骨 藤原智美/花の便りが届くた
び 内澤旬子◆書評/高樹のぶ子『トモスイ』 蜂飼耳/小川洋子『人質の朗読会』 永岡杜人/桐野夏生『ポリティコン』
青山七恵/木村榮一『ラテンアメリカ十大小説』 福永信/海猫沢めろん『愛についての感じ』 生田紗代/第54回群像新人
文学賞 予選通過作品発表/吉川英治文学賞・文学新人賞・文化賞発表/第55回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/
執筆者一覧
資料ID 書籍名
2108 文學界 2011年3月号
作家名
文藝春秋
数量 出版社
1
株式会社 文藝
春秋
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
目次>◆創作/「流される」小林信彦/「夢々々」石原慎太郎◆新芥川賞作家 朝吹真理子、西村賢太/受賞記念鼎談×
島田雅彦/文学の多様性について――「私」につなぐこと、「私」を消すこと/受賞記念エッセイ>一日/西村賢太/朝吹真
理子 アテンポラルな夢の世界/「カーヴの隅の本棚」拡大版 鴻巣友季子◆連載小説/「モンフォーコンの鼠(24)」鹿島茂/
「武曲(むこく)(22)」藤沢周/「路(ルー)(21)」吉田修一/「カフカ式練習帳(15)」保坂和志/「傾国子女(10)」島田雅彦◆
評論/「復活の批評」大澤信亮/「作後贅言」のこと――荷風私見 高橋英夫/「哲学散歩 第5回 哲学史のなかのアレクサ
ンドロス大王」木田元◆エセー/「沖縄の虫」池田清彦/「ギャラントリー」中島さおり/「音楽と言葉」南博◆連載評論/「雑報
第3回 神話」安藤礼二/「凝視の作法 最終回 文学がわかる、ということ」阿部公彦/「きのこ文学の方へ 最終回 きのこ
1
2011/3/1
328
狩りの不思議な磁場」飯沢耕太郎/「ドストエフスキーの預言 第22回 ヤン・ドゥス」佐藤優◆文学界図書室/高樹のぶ子
『飛水』<清水良典/平野啓一郎『かたちだけの愛』<川村湊/山城むつみ『ドストエフスキー』<沼野充義/明石政紀『ベ
ルリン音楽異聞』<中原昌也/著者インタビュー 中村明『日本語 語感の辞典』◆コラム/「ニッポンの名文」山口文憲/
「鳥の眼・虫の眼」相馬悠々/新人小説月評>「自分の世界のあり方を問う」大串尚代/新人小説月評>「孤独な日本の私
(たち)」石橋正孝/Author’S Eyes/「犀の角のように」米田夕歌里/ 「耽溺」木村友祐/「青と赤のゆくえ」上村渉//日本
文学文学ガイド(2月7日~3月6日)/文學界新人賞応募規定/執筆者紹介/Voice of Animals/三沢厚彦/詩<草原にて>
/田原
2133 群像 2011年 6月号
講談社
1
講談社
1
2011/5/5
372
所収作品>第54回群像新人文学賞発表/小説当選作>美しい私の顔 中納直子/評論当選作>1%の俳句――一挙
性・露呈性・写生 彌榮浩樹/受賞の言葉/選評/伊藤たかみ、絲山秋子、田中和生、長嶋有、松浦寿輝◆創作/神様
2011 神様(採録)、あとがき 川上弘美/枯木の林 古井由吉/ぴんぞろ 戌井昭人◆対談/過ぎ去った時をまた呼び戻
す 侯孝賢(ホウシャオシェン)+蓮實重彦/才能ある一人に届け 花村萬月+豊崎由美◆連載小説/雲をつかむ話⑥
多和田葉子/燃える家⑧ 田中慎弥/昼田とハッコウ⑯ 山崎ナオコーラ/日本文学盛衰史 戦後文学篇⑱ 高橋源一郎/
未明の闘争⑳ 保坂和志◆連載評論/孤独の発明 最終回 三浦雅士/阿部公房を読む⑥ 苅部直/<世界史>の哲学㉘
大澤真幸◆私のベスト3 青山潤>海の愉快な仲間たち/大島真寿美>ヴェネツィアらしさベスト3/秋草俊一郎>神楽坂
ベスト3◆創作合評/「いこぼれのむし」小山田浩子、「王国」中村文則、「PK」伊坂幸太郎 島田雅彦+安藤礼二+田中弥
生◆連載/会社員小説をめぐって⑫ 伊井直行/現代短歌ノート⑮ 穂村弘/「生」の日ばかり㉗ 秋山駿/映画時評㉚ 蓮
實重彦◆随筆/ただそれだけを見つめている 堀江敏幸/トイレの話 楊逸/震災に遭って 望月あんね/いつも怒れる男
東山彰良◆書評/川村湊>『心はあなたのもとに』村上龍/中島京子>『赤の他人の瓜二つ』磯﨑憲一郎/伊藤氏貴>
『三十光年の星たち』宮本輝/千野帽子>『ワーカーズ・ダイジェスト』津村記久子/青木純一>『魯迅――東アジアを生き
る文学』藤井省三/群像電子書籍版創刊のお知らせ/第55回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧
2134 落日の死影
船戸 与一
1
小学館
1
2011/3/2
193
1976年、小学館が発行する雑誌「ビッグコミック」に発表された、ゴルゴ13シリーズ「落日の死影」<脚本協力/外浦吾郞
(船戸与一のこと)>をもとに小説化したもの。/原案はさいとう・たかを。
2135 鬼畜の宴
船戸 与一
1
小学館
1
2011/3/30
195
1978年、小学館が発行する雑誌「ビッグコミック」に発表されたゴルゴ13シリーズ「鬼畜の宴」<脚本協力/外浦吾郞(船戸
与一のこと)>をもとに小説化したもの。/原案さいとう・たかを
2136 おろしや間諜伝説
船戸 与一
1
小学館
1
2011/4/30
204
1977~78年、小学館が発行する雑誌「ビッグコミック」に発表されたゴルゴ13シリーズ「おろしや間諜伝説」<脚本協力/外
浦吾郞(船戸与一のこと)>をもとに小説家されたもの。
2137 歌集 水平線
2138
斜陽に立つ 乃木希典と児玉源太
郎
2139 満州国演義6 大地の牙
2140 満州国演義4 炎の回廊
中西 輝磨
1
株式会社 角川
書店
1
2011/5/1
222
「群炎短歌会」主宰の中西輝磨氏9番目の歌集。2005年から2010年(本人74~79歳)に詠んだ作、343首を収録しており、
2011年4月29日、傘寿を祝うために発行した。巻末に年譜、著者略歴が掲載されている。目次>◆平成17年(2005)/ 海
光/ 山彦/ 卵/ 畦道/ 裸木/◆平成18年(2006)/ 海峡/ 春から夏/ 伊勢路/ 土用波/ 大葉子/ 切干大根/◆平
成19年(2007)/ 蟹/ 野生馬/ 鷗/ 高砂百合/ 病棟/◆平成20年(2008)/ 漁火/ 月下美人/ 巌流島/ 恋忘れ貝/
四季/ 合歓の花/◆平成21年(2009)/ 渦潮/ 野蒜/ 日食/ 渚/ イルカ/ 指輪/◆平成22年(2010)/ 漁港/ 竹の秋
/ 対岸/ 火の山/ 松虫/ 花/ 妻/ 冬/ 物忘れ/あとがき/年譜/著者略歴
古川 薫
1
株式会社 文藝
春秋
1
2011/5/10
460
2006年10月1日~2008年2月24日、毎日新聞「日曜くらぶ」で連載されたもの。2008年5月に単行本として毎日新聞社から
出版されたものの文庫版。目次>序 章 六本木ヒルズ/第1章 武人の風雪/第2章 西国の風雲/第3章 二人の歳月/
断 章 山川草木・旅順紀行/第4章 旅順という山塊/終 章 戦いすんで/あとがき/解説 重里徹也
425
あらすじ>昭和13年、日中戦争が泥沼化する中、極東ソ連軍が南下。石原莞爾の夢が破れ、甘粕正彦が暗躍する満州
に、大国の脅威が立ちはだかる。「大戦前夜」の満州を描く書き下ろし。 形骸と化した理想郷では、誰もが何かを失って
いく。 ある者は志を、または情を、あるいは熱意を、そして反抗心を。虚無と栄華が入り混じる満州に、圧倒的な力を持つ
北の大国が襲いかかる。「ノモンハン事件」の真実を描く第6巻。(『大地の牙』帯より)/目次>第一章 再会への夜/第二
章 北東の砲声/第三章 河畔の影/第四章 血塗られた高原/第五章 雪原の死
460
あらすじ>脅威を増す抗日連軍、天皇機関説に揺れる帝都、虎視眈々と利を狙う欧米諸国――満州国の混沌が加速す
るなか、外務官・馬賊・憲兵大尉・武装移民と、別々の道を歩んだはずの敷島四兄弟の運命も重なり、そして捩れてゆく。
二・二六事件に揺れる満州を描く第4巻。(『炎の回廊』帯より)目次>第一章 被弾した明日/第二章 捩じれゆく大地/第
三章 血溜まりの宿/第四章 抗日の風と波/第五章 帝都の戒厳令
船戸 与一
船戸 与一
1
1
新潮社
新潮社
1
1
2011/4/30
2008/6/20
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
2221 南部鉄瓶工(復刻版)
中本 たか子
1
ゆまに書房
1
1999/12/15
332
昭和13年4月、新潮社から出版された「南部鉄瓶工」の復刻版。内容は無修正だがサイズは115%拡大されている。あら
すじ>岩手県田茂山(現奥州市水沢区羽田町)を舞台に、南部鉄器生産者たちが多数の障害を乗り越えて組合を結成
し、成功に至るまでの過程を綿密な実地調査の元に描いた作品。2軒の資本家による、働けば働くほどに借金が増える、
矛盾したシステムの中で支配されていた54軒の工場は、活路を求めて組合を設立する。借金しかない彼らがスタートを切
るのは困難を極めたが、資本家たちの執拗なまでの妨害や抵抗にあいながらも団結力を維持し、販路を開拓していく。新
規事業にも着手し、後継となる若者たちの将来を見据え、安定した経済力を手にするまでの人間模様を詳細に描いてい
る。
2222 耐火煉瓦(復刻版)
中本 たか子
1
ゆまに書房
1
2000/11/24
462
昭和13年7月、竹村書房から刊行された「耐火煉瓦」の復刻版。内容は無修正だがサイズは115%拡大されている。中本
たか子が昭和7年(1932)に川崎窯業の臨時工員として働いた経験を生かして書かれた作品。
288
『文藝』8月号(昭和12年/1937)に発表され、芥川賞候補となった作品。中本たか子自身が獄中で海軍負傷兵が着る白衣
を製作した経験を元に描く。他に「未成年達」「獄中の統制者」二編を所収。昭和13年(1938)12月に出版するも、発禁削
除処分を受ける。当館所蔵資料は複数ページを破り取られており、削除処分の後に頒布されたものであることが窺える。
※削除処分――明治26年(1893)に公布された出版法により、「安寧秩序の妨害」「風俗壊乱」に相当するものは発禁処
分とされた。発禁処分も発売頒布禁止処分の他、削除処分、次版改訂などがあり、この作品が受けたのは削除処分で、
該当箇所を削除すれば頒布を認めるものだった。
370
所収作品>◆創作/超人 伊坂幸太郎/道化師の蝶 円城塔/ぱんぱんぱん 丹下健太/あめよび 原田ひ香/青空 岡
崎祥久/◆第五回大江健三郎賞記念対談/危機に際して、異質な個人が声を合わせる 大江健三郎+星野智幸◆対談/
「混沌」から「透明」へ 青山真治+蓮實重彦◆特別寄稿/被災地までの距離 平野啓一郎◆連載小説/雲をつかむ話⑦
多和田葉子/燃える家⑨ 田中慎弥/昼田とハッコウ⑰ 山崎ナオコーラ/日本文学盛哀史 戦後文学篇⑲ 高橋源一郎/
未明の闘争㉑ 保坂和志◆連載/会社員小説をめぐって⑬ 伊井直行/現代短歌ノート⑯ 穂村弘/「生」の日ばかり㉘
秋山駿/映画時評㉛ 蓮實重彦◆連載評論/安部公房を読む⑦ 苅部直/<世界史>の哲学㉙ 大澤真幸◆私のベスト3/
ポストt.A.T.u.のロシアン・ポップス 沼野恭子/ 好きな「女」の部位 吉村萬壱/避難袋の中の三冊 藤谷治◆随筆/「平
凡」な「道草」 古屋健三/言葉が無力になったとき 熊谷達也/わたしの中の原発 堀川惠子/お金がないから体で 木村
紅美◆創作合評/「群魚のすみか」米田夕歌里、「群衆のナンバー」穂田川洋山、「ぴんぞろ」戌井昭人 島田雅彦+安藤
礼二+田中弥生◆書評/富岡幸一郎>『肉体について』三浦哲郎/鴻巣友季子>『なずな』堀江敏幸/東直子>『半島へ』
稲葉真弓/内田樹>『子規、最後の八年』関川夏央/第55回群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧
396
所収作品>◆創作/来たれ、野球部 鹿島田真希/塔の中の女 間宮緑◆連作短編完結/子供の行方 古井由吉◆特集
/旅と本◆対談/旅と創作 多和田葉子+円城塔◆特別寄稿/旅と本、あるいは読書について 青山七恵/堀江敏幸/岸
本佐知子/野崎歓/中島義道/アンケート企画「旅で読む本」◆対談/『私のいない高校』キャラクター化する無名の存在た
ち 阿部和重+青木淳悟◆連載小説/燃える家⑩ 田中慎弥/昼田とハッコウ⑱ 山崎ナオコーラ/未明の闘争㉒ 保坂
和志◆連載/会社員小説をめぐって⑭ 伊井直行/現代短歌ノート⑰ 穂村弘/「生」の日ばかり㉙ 秋山駿/映画時評㉜
蓮實重彦◆連載評論/安部公房を読む⑧ 苅部直/<世界史>の哲学㉚ 大澤真幸◆私のベスト3/極私的紐育スポット
大和田俊之/真夏のシュワシュワ 大竹聡/話題に困ったときに使うアルバイトネタ 中納直子◆書評/三輪太郎>『不可
能』松浦寿輝/稲葉真弓>『逆事』河野多惠子/栗田有起>『天頂より少し下って』川上弘美/黒井千次>『「生」の日ばか
り』秋山駿/三浦雅士>『会話のつづき ロックンローラーへの弔辞』川崎徹◆創作合評/「亜美ちゃんは美人」綿矢りさ、
「超人」/伊坂幸太郎、「道化師の蝶」/円城塔 沼野充義+陣野俊史+中島京子/第55回群像新人文学賞応募規定 目
次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧
316
所収作品>◆創作/きなりの雲 石田千/ここで、ここで 柴崎友香/最後に誉めるもの 川崎徹◆特別対談/3・11と『<世
界史>の哲学』 大澤真幸+保坂和志◆65周年特別寄稿/群像と私 大江健三郎・柄谷行人・津島佑子・多和田葉子・阿
部和重◆連載小説/夜は終わらない② 星野智幸/雲をつかむ話⑨ 多和田葉子/燃える家⑫ 田中慎弥/昼田とハッコ
ウ⑳ 山崎ナオコーラ/ 未明の闘争24 保坂和志◆連載評論/安部公房を読む⑩ 苅部直◆私のベスト3/面倒くさいけ
れど面白いこと 松浦弥太郎/ 野良猫の生活ぶり 丹下健太/なんとなく、まちがえる 飯塚数人◆連載/会社員小説を
めぐって⑯ 伊井直行/現代短歌ノート⑲ 穂村弘/「生」の日ばかり31 秋山駿/映画時評34 蓮實重彦◆随筆/翻訳と創
作 リービ英雄/生きてくれ猫 西加奈子/朗読少女 文月悠光/名前の不在 菅谷憲興◆書評/古谷健三>『紅梅』津村
節子/永岡杜人>『地上生活者 痛苦の感銘』李恢成/藤沢周> 『マザーズ』金原ひとみ/安藤礼二>『ぴんぞろ』戌井昭
人/橋爪大三郎>『村上春樹の短編を英語で読む』加藤典洋◆創作合評/「すべて真夜中の恋人たち」川上未映子、「来
たれ、野球部」鹿島田真希 沼野充義+陣野俊史+中島京子/第55回群像新人文学賞応募規定目次裏/侃侃諤諤/執
筆者一覧【表紙・扉写真】石川直樹【デザイン】表紙=祖父江慎/目次=鯉沼恵一(cozfish)/本文=GRID
2223 白衣作業
2224 群像 2011年 7月号
2225 群像 2011年 8月号
2227 群像 2011年10月号
中本 たか子
講談社
講談社
講談社
1
1
1
1
六藝社
講談社
講談社
講談社
1
1
1
1
1938/12/14
2011/7/1
2011/8/1
2011/10/1
資料ID 書籍名
2228 群像 2011年11月号
2229 群像 2011年12月号
2233
2234
作家名
講談社
講談社
長州維新の道<上巻>赤間関街道
中道筋 攘夷戦争と長州藩の足跡
1
1
中島潔
2236 an・an 2011.6.15
2237 上田ソノ画文集 ふり向かず行く
1
1
長州維新の道<下巻>萩往還 維
新を成した政治と教育
2235 中島潔作品集 みすゞ憧憬
数量 出版社
上田ソノ
講談社
講談社
図書出版のぶ工
房
図書出版のぶ工
房
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1
1
2011/11/1
2011/12/1
2010/11/15
2011/7/21
404
所収作品>◆創作/恋する原発 高橋源一郎/スリーナインで大往生 長嶋有/Tシャツ 木下古栗◆評論/論理のエ
チュード――鹿島田真希『来たれ、野球部』 田中弥生/断端のノスタルジア――平野啓一郎と現代文学の条件 武田将
明◆インタビュー/奇跡の地、半島を描く愉悦>稲葉真弓 聞き手・松永美穂/恋愛の一瞬の煌めきを言葉にする>川上
未映子 聞き手・武田将明◆連載小説/夜は終わらない③ 星野智幸/雲をつかむ話⑩ 多和田葉子/燃える家⑬ 田中
慎弥/昼田とハッコウ㉑ 山崎ナオコーラ/未明の闘争㉕ 保坂和志◆連載評論/安部公房を読む⑪ 苅部直/<世界史
>の哲学㉜ 大澤真幸◆私のベスト3/磯﨑憲一郎>我が人生最良の日々/本多正一>あの喫茶店にもう一度/藤代泉
>時給ゼロの仕事◆連載/会社員小説をめぐって⑰ 伊井直行/現代短歌ノート⑳ 穂村弘/「生」の日ばかり㉜ 秋山駿
/映画時評㉟ 蓮實重彦◆随筆/我が被災の記 加賀乙彦/この薄い地表の夏 管啓次郎/群像について 木下直之◆書
評/川村湊>『五十鈴川の鴨』竹西寛子/古川日出男>『神様 2011』川上弘美/中俣曉生>『馬たちよ、それでも光は無
垢で』古川日出男/阿部公彦>『ニキの屈辱』山崎ナオコーラ/佐々木敦>『塔の中の女』間宮緑◆創作合評/「きなりの
雲」石田千、「お神さん」太田靖久、「道連れ」北野道夫 三浦雅士+鴻巣友季子+鹿島田真希/第55回群像新人文学
賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧//【表紙・扉写真】石川直樹/【デザイン】/表紙=祖父江慎/目次=鯉沼恵一
(Cozfish)/ 本文=GRID
420
目次>◆特集 短編小説/大聖堂 池澤夏樹/エイを探しに 稲葉真弓/問題の解決 岡田利規/街宣車のある風景 髙
村薫/テンモウカイカイソニシテモラサズ 長野まゆみ/二年前のこと 中村文則/赤いリボン/ジョージ・ソーンダース(訳・
岸本佐和子) ハリケーン/エナ・ルシーア・ポルテラ(訳・久野量一)◆創作/今宵ダンスとともに 黒谷渉/土産 松井周
◆特集 戦後文学を読む 第7回 藤枝静男/合評/「田紳有楽」「悲しいだけ」 奥泉光×堀江敏幸×桜庭一樹/再録「悲
しいだけ」/緊急特別企画「恋せよ原発」 佐藤友哉◆対談 松浦寿輝×古井由吉 『蜩の声』そして『不可能』――小説
家が老いるということ――◆評論 本谷有希子の「荒事」的表現 田中弥生◆連載小説/夜は終わらない④ 星野智幸/
雲をつかむ話⑪ 多和田葉子/燃える家⑭ 田中慎弥/昼田とハッコウ㉒ 山崎ナオコーラ/未明の闘争㉖ 保坂和志◆
連載評論/安部公房を読む(最終回) 苅部直/<世界史>の哲学㉝ 大澤真幸◆私のベスト3/海猫沢めろん>二度と食
べたくない料理/増田俊也>女性を強く感じた瞬間/太田靖久>「のぼちゃん」っぽさ◆連載/会社員小説をめぐって(最終
回) 伊井直行/現代短歌ノート㉑ 穂村弘/「生」の日ばかり㉝ 秋山駿/映画時評㊱ 蓮實重彦◆随筆/「たまがき」の手
紙 関川夏央/永遠の火、ともる 千石英世/インテリゲンツァがやってくる! 大竹昭子/探検家の憂鬱 角幡唯介◆書評
/千野帽子>『散歩の一歩』黒井千次/清水良典>『平成猿蟹合戦図』吉田修一/福永信>『不愉快な本の続編』絲山秋
子/若島正>『これはペンです』円城塔/中島たい子>『人生オークション』原田ひ香◆創作合評/ 「鎌倉へのカーブ」青
木淳悟、「隠し事」羽田圭介、「Tシャツ」木下古栗 三浦雅士+鴻巣友季子+鹿島田真希/第56回群像新人文学賞応募
規定/侃侃諤諤/執筆者一覧
127
目次>0 長州藩の幕末維新 遠藤順子(図書出版のぶ工房)/1 長州攘夷戦争 古城春樹(下関市立長府博物館学芸
員)/コラム 高山寺の挙兵に至る高杉晋作と野村望東尼/2 高杉晋作による奇兵隊結成と文久年間の情勢 田口由香
(大島商船高等専門学校講師)/コラム 木戸孝允の人脈と江川太郎左衛門の農兵隊構想/3 ふるさとに帰ってきた資料
から見る木戸孝允 伊原慎太郎(山口県立山口博物館学芸員)/コラム 薩長同盟の功労者、中岡慎太郎/4 伊能図で
辿る赤間関街道中道筋 遠藤薫(伊能忠敬研究会会員)/発行人>コラム 遠藤順子/編集人>本文デザイン 遠藤薫/
撮影>遠藤カヲル・三戸順子(各資料館提供分、クレジット記載分を除く)
127
目次>0 長州藩の人材育成 遠藤順子(図書出版のぶ工房)/1 長州萩藩幕末の名君毛利敬親 小山良昌(毛利博物
館 館長)/コラム 長州萩藩を立て直した村田清風/2 吉田松陰自賛肖像考 肖像画の中の松陰 山田稔(山口県文書
館 専門研究員)/3 長府藩士三吉慎蔵 龍馬非護衛説について 古城春樹(下関市立長府博物館 館長)/コラム 薩長
同盟の功労者 早川勇/4 長州各藩の教育概論 田中洋一(下関市立長府博物館 学芸員)/コラム 萩藩と長府藩 幕
末、長府藩の対萩意識/5 伊能図で辿る萩往還 遠藤薫(伊能忠敬研究会 会員)/長州と筑前、維新を歩く三部作 その
背景と総括/発行人>遠藤順子/編集人/本文デザイン>遠藤薫/撮影>遠藤カヲル・三戸順子(各資料館提供分、クレ
ジット記載分を除く)
1
二玄社
3
2010/7/20
79
目次>いのちが風のように 矢崎節夫/大漁/お魚/雀のかあさん/花のたましひ/桃の花びら/朝顔の蔓/芒とお日さま/
ねがひ/お花だつたら/花のお使ひ/お月さんとねえや/みんなを好きに/積つた雪/忘れもの/しあはせ/老楓/舟の唄/し
もやけ/叱られる兄さん/不思議/秋は一夜に/辨天島/星とたんぽぽ/お嬢さん/このみち/電報くばり/波/波の子守唄/犬
とめじろ/雪に/石ころ/雀/水と風と子供/うらなひ/私の髪の/蜂と神さま/明るい方へ/巻末手記◆新作/想いは風に/風
輝く/秋桜の詩/あとがき 中島潔/作品リスト
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マガジンハウス
1
2011/6/8
102
2011年3月11日、東日本大震災を受けてCMで金子みすゞが取り上げられ、反響を呼んだ。金子みすゞを初めとする詩人、
あるいは小説の中の一節を、「心に響く」をテーマとして特集が組まれている(P.37~P.44)。
143
下関市幸町にある粒雲丹の専門店「うに甚本舗」の暖簾を守り続けた上田ソノ氏の作品集。平成22年(2010)2月12日、
100歳で逝去。嫁である玲子氏により編集・出版された(非売品)。目次>自画像 上田ソノ/ふり向かず行く 古川薫/遺
作絵画 上田ソノ/俳句・春夏秋冬 選句 古川薫/短歌 選歌 森重香代子/大噴火と慈しみと 富田義弘/編集のとき 三
戸光顕/プロフィール 上田玲子/お母さん、ありがとう 上田玲子/題字>古川薫/装幀>三戸光顕
3
上田玲子
1
2011/6/12
資料ID 書籍名
2238 新潮 2007年 8月号
作家名
新潮社
数量 出版社
1
新潮社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
2007/8/1
380
2239 新潮 2007年12月号
新潮社
1
新潮社
1
2007/12/1
372
2240 新潮 2008年 7月号
新潮社
1
新潮社
1
2008/7/1
380
2241 小説宝石 1981年7月号
光文社
1
光文社
1
1981/7/1
442
田中慎弥「蛹」掲載誌。この作品で川端康成文学賞を受賞した。単行本『切れた鎖』に収録されている。目次>◆女小説
家の一日 鹿島田真希/俺 佐伯一麦/砂漠回廊 村田喜代子/蛹 田中慎弥/随時見学可 大竹昭子/ネバーランド(6)
藤野千夜◆ダンシング・ヴァニティ 第三部 筒井康隆◆作家生活50周年記念小説(短期集中掲載3) 第三章 You can
see my tummy. 﨟たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ 大江健三郎◆連載小説/カナデ(四) 池澤夏樹/決壊(十)
平野啓一郎/太陽を曳く馬(十一) 髙村薫/神器 浪漫的な航海の記録(二十) 奥泉光/城砦(二十五) 加賀乙彦◆第40
回≪新潮新人賞≫応募規定◆特別対談/日本美術史を読み直すー『ひらがな日本美術史』完結を機にー 橋本治×浅
田彰◆追悼大庭みな子/大庭みな子さんの思い出 加賀/愛着と哀しみ 津島佑子◆出ふるさと記ⅩⅠーうつろき・田中
小実昌、池内紀◆わが戦前ー平成年間の感情、思想、文芸ー第十二回 福田和也◆関係の化学としての文学(十) 斎
藤環◆見えない音、聴こえない絵42 絵の根っこ 大竹伸朗◆新潮/世捨人 車谷長吉/会話の火事 山崎ナオコーラ/反
復するメルヴィル 大和田俊之/初のヨーロッパツアーを終えて 岡田利規◆本/辻井喬『萱刈』 安藤礼二/堀江敏幸『め
ぐらし屋』 栗田有起/中平卓馬『見続ける涯に火が…批評集成1965-1977』 絓秀実/青木淳悟『いい子は家で』 豊崎
由美/大江健三郎・尾崎真理子『大江健三郎 作家自身を語る』 野崎歓/桐野夏生『メタボラ』 前田塁◆連載評論/マキ
ノ雅弘(二) 山根貞男/明治の表象空間(十七) 松浦寿輝/極薄の閾のうえを(十七) 磯崎新/<記憶>の中の源氏物語(三
十六) 三田村雅子/表紙>赤津美和子/目次・本文カット>中島浩/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザ
イン>戸原真由美(クラップス)
目次>◆切れた鎖 田中慎弥…海峡の町の旧家に暮らす母、娘、孫娘。その濃密な血と風土と歴史で紡がれたわずか
二十四時間の大きなドラマ。◆しろとりどり 栗田有起◆火星巡暦 森内俊雄/ここ 福永信/ネバーランド(8) 藤野千夜◆
連載小説/カナデ(七) 池澤夏樹/決壊(十四) 平野啓一郎/太陽を曳く馬(十五) 髙村薫/神器 浪漫的な航海の記録(二
十四) 奥泉光/城砦(二十九) 『雲の都』第三部完結 加賀乙彦◆新潮/ダレル雑考 高松雄一/駄能力デイズ 平山夢
明/阪急六甲駅 午後九時四十五分 前川梓◆第40回≪新潮新人賞≫応募規定◆大型新企画/日本小説技術史 第一
回 渡部直巳◆対談/吠えるコンビュータ/獣のように。そして、サイボーグのように。異種横断的な文学の未来を探る挑
発的対話。 佐藤良明×古川日出男◆病み上がり『パリ感覚』(前編) 渡邊守章◆ブロードウェイ日記2006 小林恭二◆
翻訳と魔物 木村榮一◆関係の化学としての文学(十二) 斎藤環◆見えない音、聴こえない絵46 雑色ミラーボール 大
竹伸朗◆連載評論/マキノ雅弘(五) 山根貞男/明治の表象空間(二十) 松浦寿輝/<記憶>の中の源氏物語(完) 三田村
雅子◆本/小林信彦『日本橋バビロン』 菅野昭正/よしもとばなな『まぼろしハワイ』 栗田有起/前田司郎『グレート生活
アドベンチャー』 仲俣暁生/亀山郁夫『「カラマーゾフ兄弟」続編を空想する』 沼野充義/大庭みな子『風紋』 藤原新也/
表紙>赤津美和子/目次・本文カット>中島浩/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>戸原真由美
(クラップス)
目次>◆ギンイロノウタ 村田沙耶香…少女は、“化け物”を心に隠し、彷徨い続けた。家庭と教室の間に広がる、希望の
ない荒野に、極限の生の歌を奏でる入魂の長篇作品。◆【川端康成文学賞受賞第一作】 指の上の深海 稲葉真弓/須
磨 日和聡子/初恋 海猫沢めろん/電気の友 村田喜代子◆第21回 三島由紀夫賞発表 【受賞作】切れた鎖(冒頭掲
載) 田中慎弥 【選評】辻原登/川上弘美/町田康/小川洋子/平野啓一郎 【記念エッセイ】悪魔たちの哄笑 田中慎弥
【記念インタビュー】読書録 田中慎弥◆連載小説/神器 浪漫的な航海の記録(完結編) 奥泉光/ばかもの(七) 絲山秋
子/幸福の森(七) 加賀乙彦/カナデ(十四) 池澤夏樹/太陽を曳く馬(二十一) 髙村薫◆第41回≪新潮新人賞≫応募規
定◆対話 <悪>なき時代の虚構 桐野夏生・福田和也◆鼎談 折口信夫と越境する伝統 渡邊守章+松浦寿輝+浅田
彰◆遠い地点からのーー小説をめぐって(三十八) (連載第三期完結) 保坂和志◆生き延びるためのアメリカ文学(五)
モテない理由ーーエイドリアン・トミネ(Shortcomings) 都甲幸治◆四方田犬彦の月に吠える(七) (文化月評) 四方田犬
彦◆連続するコラム19 チベットにおける「日常生活の宗教」 山城むつみ◆見えない音、聴こえない絵(五十三) 大竹伸
朗◆連載評論/高畠素之の亡霊(七) 佐藤優/現な像(七) 杉本博司/明治の表象空間(二十六) 松浦寿輝◆新潮/平成
二十年の蟹工船 久間十義/美女と詐欺師 沼野恭子/スロー・ウイルス1984 福岡伸一/真夜中の夢 島尾伸三/三島
由紀夫若き日の恋 小島千加子◆本/レドモンド・オハンロン『コンゴ・ジャーニー』 磯﨑憲一郎/池内紀『出ふるさと記』
川本三郎/東浩紀+桜坂洋『キャラクターズ』 椹木野衣/川上弘美『風花』 蜂飼耳/山崎ナオコーラ『論理と感性は相反
しない』 福永信/表紙>赤津美和子/目次・本文写真>北島敬三/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザ
イン>戸原真由美(クラップス)
目次>◆エロスの四季 高塚省吾◆連載 わが王国の住人たち その7 畑正憲◆好評連載 半村良の“尽尽噺” ゲスト
(明治大学助教授)栗本慎一郎 半村良◆作家当て総額30万円懸賞/・新訳 好色・金瓶梅/・妖炎の毒婦 覆面作家 性
の中国奇書「金瓶梅」より◆濡れる女心…エロチック相合傘/・恋人はづき 飯干晃一/・思い出ベッド 伏見丘太郎/・天女
が二人 近藤啓太郎◆感動の動物ロマン/・バグアンピアリ物語 戸川幸夫◆恐怖&犯罪アラベスク/・八雲が殺した 赤
江瀑/・妖火のいけにえ 川又千秋/・<雲波村捜査日誌>理科実験 岩川隆◆NUDE OF NUDES◆特選マンガ・パレード
/・(若さを保つ健康法)ノドと肺を守るための知識30 村田友常/・(連隊物語)タロキナに壊滅した薩摩隼人 佐藤和正/・
(知られざる旅情)浦島伝説とちりめんの里 丹後半島 朝海猛/・(わが色道遍歴記)スワッピングで名器にめぐりあった男
の話 和田肇/・新企画(利殖作戦)金儲けのコツのコツ(貯蓄・株・サイドビジネス)◆サスペンス&アクション競作/・殺し屋
山田正紀/・戦慄のキーワード 樫原一郎◆賞金総額30万円懸賞“犯人は誰だ!”<解決篇>/・巨人の家 赤川次郎/(リフ
レッシュ交友録)テレビづくりの“わる”仲間 小松左京◆人間ドキュメント話題作/・サブちゃんおんな唄 水野泰治/・鈴木
清順監督の生きざま 映像の魔術師 大下英治/“わけのわからん映画をつくる”と日活を馘になって十年、名作「ツィゴイ
ネルワイゼン」が/・(タウンより実益をこめて)男の耳より情報室◆大好評!二大連載ミステリー/・日蝕の断層 森村誠一
/・仮面花嫁 嵯峨島昭◆実名政治ホット・ノベル/・池田大作喚問 戸川猪佐武◆作家が選ぶわたし好みの味と店……
近藤啓太郎◆芸能◆麻雀◆釣り◆相撲◆短歌・俳句◆川柳◆読者のページ◆ジョーク・ハイライト◆まんが(前川しんす
け)◆映画・テレビ◆政界◆財界◆競馬◆囲碁・将棋◆プロ野球◆竜のナンセンス画廊◆今月の本棚/表紙>山本亜稀
/目次カット>若尾真一郎/ⓒ光文社 1981年
資料ID 書籍名
2242 オール讀物 1968年6月号
2243 群像 2011年 9月号
2292 すばる 2011年10月号
2293 新潮 2011年11月号
作家名
文藝春秋
講談社
集英社
新潮社
数量 出版社
1
1
1
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文藝春秋
講談社
集英社
新潮社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1
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1968/6/1
2011/9/1
2011/9/6
2011/10/7
350
下関出身の作家・豊田行二が新人賞を受賞した発表号。目次>◆グラビア 野坂昭如と6人の女性/作家の目6 五木寛
之/にっぽんの淑女6 淡谷のり子◆カラー特集/美女ばんざい!/ご存じですか……<バーゲン篇・技術・食料品・目玉商
品・歴史>◆絵入随筆/残雪の旅 更科源蔵/長い芝居の間の犬と猫 宮城まり子◆機密漏洩の謎に挑む問題事件小説/
小説 防衛庁 梶山李之/国民の血税を使って発注される兵器の裏には、醜い商社の暗闘や駆け引き、政、財界人の黒
い策謀があった!◆小説特集 第三の性/犯された男 樹下太郎/見果てぬ夢 田中小実昌/欲望の窓 諸星澄子/機械
の花嫁 小松左京◆暴力とセックスが錯綜する背徳の青春を描く/残りの夏 立原正秋/シネ・マンスリー/世界の窓/新刊
寄席/噂のエンマ帖/スポーツ・テルスター/東京リサーチ◆小説特集 力作ハードボイルド/死にゆくもののために 生島
治郞/五人目の男 丸山健二/石の条理 清水一行◆漫画/ガードマン・トリオ 小島功/インテりげんちゃん 富永一郎/カ
イブツもどき 佐藤六朗/万国乱会 出光永・工藤恒美◆倒錯した愛欲の極限を描く異色推理/変身 戸川昌子/親方ぁ宗
十郎 山口瞳/用いてよい女の話 駒田信二/厳守レディ・淡谷のり子 村島健一◆貧乏ゆえに吉原遊廓に売られた女の
悲劇/ 青鬼灯 津村節子/カンイン袋 暉峻康隆/快食・快眠・快便 和田静郞/詰碁・詰将棋 前田陳爾・萩原淳/あいつ
の私事権 牧伸二◆異色小説競作/座頭と猿 池波正太郎/恐怖屋敷 柴田錬三郎/俳句欄 中村草田男/短歌欄 宮柊
二/釣りガイド 高崎武雄/麻雀辞典◆第32回オール讀物新人賞決定発表/示談書 豊田行二/交通事故をめぐる自衛隊
と労組との抗争に捲き込まれた警察官の苦衷!/受賞の感想・選評……飯沢匡・五味康祐・山岡荘八・城山三郎◆黄色
特集/ニッポンのよいとこ(第3章・夜の素顔)◆第7回オール讀物推理新人賞原稿募集/表紙>大沢昌助/目次絵>吹田
文明/扉絵>鷹山宇一
412
所収作品>◆創作/すべて真夜中の恋人たち 川上未映子/来たれ、野球部(後編) 鹿島田真希◆新連載/夜は終わら
ない 星野智幸◆特集/戦後文学を読む⑥ 石原吉郎◆合評/「ペシミストの勇気について」「棒をのんだ話」 奥泉光×山
城むつみ×川上未映子◆再録/「さびしいといま」/「待つ」/「泣いてわたる橋」/「ペシミストの勇気について」 石原吉郎◆
小説/「凶作合評」(後編) 佐藤友哉◆連載小説/雲をつかむ話⑧ 多和田葉子/燃える家⑪ 田中慎弥/昼田とハッコウ
山崎ナオコーラ/未明の闘争⑨ 保坂和志◆連載評論/安部公房を読む⑨ 苅部直/<世界史>の哲学31 大澤真幸◆私
のベスト3/スポーツの名場面 堂場瞬一/放浪の自由律俳人、尾崎放哉の三句 彌榮浩樹/アリスクリームの思い出 石
川公彌子◆創作合評/「塔の中の女」 間宮緑/「残された者たち」 小野正嗣/ 沼野充義+陣野俊史+中島京子◆連載
/会社員小説をめぐって⑮ 伊井直行/現代短歌ノート⑱ 穂村弘/「生」の日ばかり30 秋山駿/映画時評33 蓮實重彦◆
随筆/もうくら 藤野千夜/筆のこと 平田俊子/停電の暗闇と明かり 大森兄弟/あらゆる意味で、車に注意 宇野常寛◆
書評/『コレクション「戦争と文学」』 池田雄一/『デカルコマニア』長野まゆみ 江南亜美子/『戦争へ、文学へ』陣野俊史
都甲幸治/『いい女VS.いい女』木下古栗 津村記久子/第55回群像新人文学賞応募規定目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧
/【表紙・扉写真】石川直樹/【デザイン】表紙>祖父江慎/目次>鯉沼恵一(cozfish)/本文>GRID
296
のちに芥川賞を受賞する田中慎弥の「共喰い」が収録されている文芸誌。所収作品>◆小説/共喰い 田中慎弥/エト
ワールL'étoile 原田マハ/しらふで生きる方法 桜井鈴茂/電線と老人 中原文夫◆講演/読むこと学ぶこと、そして経験
――しかも(私の魂)は記憶する 大江健三郎/文学への情熱ともうひとつの現実の創造 マリオ・バルガス=リョサ 訳・
解説>野谷文昭/ホームメイキング同好会 藤野千夜/マイノリティと反原発① 姜誠/文芸漫談シーズン4――① 葛西
善蔵『子をつれて』を読む 奥泉光+いとうせいこう◆エッセイ/祝島への旅 中沢新一/遊び恐怖症 文月悠光/写真集を
贈る 姫野希美◆ひと/砂田麻美 聞き手・構成>編集部◆連載/冬の旅③ 辻原登/かいじゅたちがやってきた⑦ 椎名
誠/プロット・アゲンスト・アメリカ③ フィリップ・ロス 訳・柴田元幸/回文 かなかじり⑩「天守物語」 福田尚代/出会い~
ディーダル~ シリン・ネザマフィ/鏡のまえで 青野聰/パレスチナの朝 スーパーの友 マリアム・タマリ/空を仰いで、75
初盆 こだま和文/ひとすくいの時間104 パフェ 小澤征良/第35回すばる文学賞二次予選通過作発表◆カラーグラビア
/奈良美智フォトダイアリー70◆カラーコラボ/引出の中の大海 津村記久子×清川あさみ◆プレイヤード/演劇『朱雀家
の滅亡』 沢美也子/美術 ヨコハマトリエンナーレ2011 保坂健二朗/映画『やがて来たる者へ』越川芳明/本 読書目録
最相葉月/よしもとばなな『ジュージュー』 管啓次郎/金原ひとみ『マザーズ』 窪美澄/本谷有希子『ぬるい毒』 藤野可
織/東直子『私のミトンさん』 日和聡子/藤原智美『骨の記憶』 芳地隆之/今福龍太『レヴィ=ストロース 夜と音楽』 斎
藤修三/第36回すばる文学賞募集要項/作者紹介/定期購読・バックナンバーのご案内/表紙>清川あさみ/アートディレ
クション>中村愼太郎/本文イラストレーション>赤井稚佳
372
所収作品>第43回新潮新人賞発表【受賞作】「楽器」 滝口悠生【インタビュー】人称の自由に惹かれて【選評】川上未映
子、桐野夏生、中村文則、福田和也、星野智幸/波 黒川創/蟻が泣いておりました 遊女考④ 村田喜代子/追われて
ブライアン・エヴンソン(訳・柴田元幸) ニルダ/ジュノ・ディアス(訳・都甲幸治+久保尚美) ジュノ・ディアス インタ
ビュー/聞き手・都甲幸治◆連載小説/爛⑩ 瀬戸内寂聴/フィルムノワール 黒色影片㉒ 矢作俊彦/還れぬ家㉘ 佐伯
一麦/幸福の森㊼ 加賀乙彦/第19回萩原朔太郎賞発表【受賞作】「青い家」 福間健二【選評】岡井隆、高橋源一郎、平
田俊子、松浦寿輝、吉増剛造/第44回新潮新人賞応募規定◆新連載/吉田健一 長谷川郁夫/哲学の起源 第5回 柄
谷行人/私の小説作法 マリオ・バルガス=リョサ(訳、解説・寺尾隆吉)/“フクシマ”、あるいは被災した時間(二)――追
悼と確率 斎藤環/・世界同時文学を読む④ ジュノ・ディアス未邦訳短篇を読む 都甲幸治/・夜露死苦現代詩2.0 ヒップ
ホップの詩人たち第6回・歩け悪魔を煙にまけ――TwiGy 都筑響一/・批評時空間 第11回・記録について(その2) 佐々
木敦/・正岡子規⑪ ドナルド・キーン(訳・角地幸男)/・アメリカスケッチ2.0 ウェブと文化の未来を考える第18回・ジョブズ
工房の終わり 池田純一/・見えない音、聴こえない絵(91) 大竹伸朗◆新潮/越後のたより 津村節子/田の浦にて 細
馬宏通/思想としての保育 國分功一郎◆本/安藤礼二>河合俊雄『村上春樹の「物語」――夢テキストとして読み解く』/
亀山郁夫>辻原登『韃靼の馬』/豊崎由美>宮沢章夫『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』/蜂飼耳>石田千『あ
めりかむら』/濱野智史>宇野常寛『リトル・ピープルの時代』/福永信>藤谷治『我が異邦』/藤野可織>赤染晶子
『WANTED!!かい人21面相』/誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/カット>佐々木愛/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装
幀室)/目次デザイン>竹岡健太郎(クラップス)/本文デザイン協力>中島浩
資料ID 書籍名
2294 現代詩手帖 2011年10月号
2295 小説 野性時代 2011年11月号
2296
おいでませ!山口 観光案内人ガイ
ドブック
作家名
数量 出版社
1
思潮社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
2011/10/1
216
1
角川書店
1
2011/10/12
498
1
ジャパンインター
ナショナル総合研
究所
1
2011/10/1
319
所収作品>萩原朔太郎2011◆対話 菅野昭正×松浦寿輝/いま、萩原朔太郎を読むために◆作品――朔太郎変奏 岡
井隆/旧師についての私信風の呟き 野村喜和夫/朔太郎ベース2篇 四元康祐/虚無の歌(からっぽソング) 河野聡子/
鉄筋コンクリート 松本秀文/二十一世紀の猫町に朔太郎を解き放つときに/立ち上がる七つの詩篇◆討議/萩原朔太郎
という問題 日本語の可能性のために 坪井秀人×安智史×栗原飛宇馬◆朔太郎から出発して 藤井貞和/萩原朔太
郎――リズム 萩原朔美/朔太郎写真の左側 鈴村和成/「猫町」から「猫の町」へ 朔太郎と村上春樹を結ぶもの 八角
聡仁/萩原朔太郎の「地方」へ吉増剛造「予兆する光――gozoCiné」から◆朔太郎の現在 山田兼士/萩原朔太郎『宿命』
再考 田口麻奈/朔太郎と「荒地」 小野絵里華/文節線の狭間 萩原朔太郎と国民国家 中村剛彦/朔太郎の「中断」が
意味するもの 小倉智彰/『月に吠える』試論のための覚書◆探訪/ 吉増剛造/極光地方――『猫町』紀行◆海を越えて
ジェフリー・アングルス/退屈とテンション 「猫町」の時代精神/ キャロル・ヘイズ/英語圏における萩原朔太郎 その詩人
像と評価/ 林容澤/韓国における萩原朔太郎/ 張桂娥/台湾の大学生と読む朔太郎の詩◆アンケート 萩原朔太郎、私
の選ぶ一篇/ 天沢退二郎、安藤元雄、井川博年、池井昌樹、池内紀、入沢康夫、岩成達也、北川透、城戸朱理、小池昌
代、杉本徹、高貝弘也、高橋睦郎、高柳克弘、辻井喬、中本道代、平田俊子、八木幹夫、フォレスト・ガンダー◆資料/
栗原飛宇馬編 萩原朔太郎没後年譜 研究史概観◆対話 山田亮太×高山明/ いま、何が演劇なのか Port Bという
器 舞台を観る身体・最終回◆連載詩/ 辻井喬/二つの間奏曲 短期集中連載・死について/ 最果タヒ/自殺なんてした
ら許さないよ。/夜ちゃんと空くんの星をたべる会◆連載/ 粟津則雄/西行覚書/ 吉田文憲/「尋常一年生」の叫び 宮沢
賢治、妹からの視線◆リレー連載 詩論の現在/ 秋山基夫/引用詩論のために(下)◆クリティック2011/ 飯吉光夫/パ
ウル・ツェランと女性たち(下)/『バッハマン/ツェラン 往復書簡』をめぐって◆翻訳――エズラ・バウンド/ エズラ・バウン
ド/詩編 第百十五篇・第百十七篇/遠藤則之・城戸朱理訳/遠藤則之注解/城戸朱理/翻訳のための覚書◆連載/詩を生
きる地〔仙台〕/原田勇男/人々の魂に響くもの 震災と向き合う言葉②/俳句逍遙㉒/田中亜美/青春俳句の光芒 『寺山
修司の「牧羊神」時代』/歌の周圏㉒/田中綾/いつも揺れながら 『小中英之全歌集』◆月評/ 詩書月評/松下郁男/書く
べきことに出会う/詩誌月評/高塚謙太郎/詩という深刻な遊び◆新人作品/ 10月の作品/長尾めぐみ、依田冬派、柏原
寛、オハラショウコ、/東川原いずみ、疋田龍乃介、中根裕子、マツモトユウコ//◆新人選票/ 平田俊子/多けりゃいいと
いうものではなく/ 渡辺玄英/檻の中の自由/calendrier/表紙・扉・目次・本文デザイン>中島浩
所収作品>◆特集 松本清張にまなぶ短篇小説作法 阿刀田高/テーマ、モチーフ、そして花――「黒地の絵」を分析し
て―― 小梛治宣/項目別 清張からまなべ!/Ⅰ書き出し/Ⅱ動機/Ⅲキャラクター/Ⅳプロット 小梛治宣/次はこれを読
め!松本清張作品ガイド 郷原宏/松本清張こぼれ話◆読切小説/ 北村薫「九月の五日間」/柳広司「追跡」/黒澤珠々
「よるのひるね」◆連載小説/赤川次郎「鼠、河原に舞う 後篇」/阿川佐和子「正義のセ」/あさのあつこ「敗者たちの季節」
/石田衣良「GROWING UP WITH A BABY」/冲方丁「光圀伝」/江國香織「はだかんぼうたち」/小池真理子「二重生活」/坂
木司「大きな音が聞こえるか」/重松清「星の挽歌」/高橋克彦「ドールズ 夜の誘い」/梨木香歩「雪と珊瑚」/山本文緒「な
ぎさ」◆Close up/映画『夜明けの街で』公開記念インタビュー 岸谷五朗◆エッセイ&ノンフィクション/大沢在昌>プロが
教える「小説 野性時代」誌上小説講座 第5回「プロットの作り方」/今尾惠介「地図が語る東京」/太田和彦「居酒屋へ、
あなたと」/大田垣晴子「原色旬食」/梯久美子「TOKYO初夜ものがたり 「ひと」に導かれるものがたり――小山薫堂」/北
大路公子「日常にはピンチがいっぱい 苦手図鑑」/たかしまてつを「ねこはいじん」/西村賢太「一私小説書きの独語」/明
川哲也「もの語りのうぶごえ」/雑誌列伝 80年代を駆け抜けた雑誌たちの軌跡/BOOK REVIEW 『デッド・リミット』遠藤武
文/野生時代通信/第2回山田風太郎賞候補作品発表/第1回角川つばさ文庫小説賞創設/応募要項 第4回 野性時代
フロンティア文学賞/応募要項 第32回 横溝正史ミステリ大賞/応募要項 第19回 日本ホラー小説大賞/定期購読案内
/Cover 撮影>ホンゴユウジ/スタイリング>渡邉美奈/モデル>サスケ/ブックデザイン>片岡忠彦、松岡史恵、小島真
樹
平成23年3月に、山口県初の試みとして「第1回おいでませ!山口観光案内人検定」を実施するにあたり、検定用テキスト
(観光案内人ガイドブック)が編集・発行された。しかし、「これも盛り込んでほしい。あれが抜けている」などの声が寄せら
れ、それらの要望に応えるべく山口県のすばらしさを総合的に紹介する冊子として改訂されたもの。目次>【1.歴史】ドラ
マチック山口/ 遺跡からひもとく古代の山口/ 弥生時代の代表的遺跡/ 古墳時代の主な遺跡/ 律令国家の成立/
周防国/ 長門国/ 中世への転換期/ 壇之浦の合戦/ 平氏伝説ゆかりの地/ 在地勢力の動向/ 大内時代の
栄華/ 大内氏のまちづくりと勢力拡大/ 大内文化の開花/ 藩政時代の遺産/ 萩藩/ 岩国藩/ 徳山藩/ 長
府藩/ 巌流島の決闘/ 幕末の改革と思想/ 財政再建の取り組み(政治的リーダー)/ 維新の胎動(理論的リー
ダー)/ 長州存亡の戦いと維新回天/ 攘夷決行と下関戦争(馬関戦争)/ 第1次長州征討まで/ 第2次長州征討
(四境戦争)/ 山口県の設置と発展/ 山口県の成立/ 近代の建築遺産と交通網整備/ 近代の礎を築いた先達/
長州ファイブ(長州五傑)/ 歴代総理大臣/ 神社にまつられた軍人/ 地方政治の恩人/ 学校創立者・教育者・學
者/ 実業家/ 発明家/ 文化人/ スポーツ//【2.自然】きららのくに・深呼吸/ 自然公園/ 国立公園/ 国定公
園/ 県立自然公園/ 自然公園以外の代表的な自然/ 山/ 川/ 海岸/ そのほかの自然/ 動植物/ 天然記
念物や特徴的な生き物/ 特別天然記念物/ 天然記念物/ 花の名所/ 紅葉の名所//【3.おいでませ】おいでませ山
口へ/ 列車の旅/ 動物園・遊園地・行楽地/ ドライブスポット/ 道の駅/ 体験型観光/ パワースポット/ 山口シネマ
の旅/ 祭り・イベント/ 伝統芸能/ 国指定の重要無形民俗文化財/ 県指定の無形民俗文化財/ 温泉/ 温泉一
覧/ 観光関連施設/ 博物館・美術館・資料館一覧/ 文化ホール一覧//【4.こだわり】山口県産 こだわりの逸品/ 伝
統的工芸品/ 伝統民工芸品/ 水産物/ 農産物/ 畜産物/ 菓子ほかの特産品/ 郷土料理//【5.誇り】語り継ぎたい山
口県の誇り/ 国宝/ 旧国宝(仏像)/ 日本百選/ 日本で一番/ 日本最古・最初・発祥・唯一など/ 日本三大/ 教科書
に掲載された人や詩//【6.豆知識】やまぐち豆知識/ 県名の由来/ やまぐちの住みやすさ/ やまぐち弁は、こんな言葉/
トピックダイアリー
資料ID 書籍名
作家名
2297 KEISUKE 木下惠介記念館
2
2298 ナゾと推論――長州、馬関発
2299 職場
2300
1
中本 たか子
戦後の出発と女性文学8 昭和25年
(1950)
2302 故郷のわが家
数量 出版社
1
1
村田 喜代子
1
木下恵介記念
館、浜松市文化
振興財団
山口新聞社
ゆまに書房
ゆまに書房
新潮社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1
1
2
2011/3/20
2011/7/1
2000/6/23
2003/5/30
2011/2/15
313
目次>まえがき/KEISUKE 監督映画作品ポスター/KEISUKE 監督全作品と関連作品/KEISUKE アルバム/KEISUKE
記念館展示/KEISUKE と浜松/KEISUKE 略年譜/「100SENと惠介さん」安池澄江/「浜松の産んだ偉才」安東能明/「木
下恵介への斜めの眼差し」木下千花/「「二十四の瞳」の思い出」塩田幸雄/「木下恵介の両義性」土肥秀行/「木下恵介の
実験」斎藤卓/ 新しいものが生まれる オールセットの「楢山節考」/ 誰もやらないからやってみる/ 「惜春鳥」と村上春
樹/「僕と木下恵介監督」榎本雅之/あとがき/財団法人 浜松市文化振興財団
206
日本銀行下関支店支店長・岩下直行氏(在任期間:平成21年(2009)6月~平成23年(2011)7月)が長州のすばらしさを
様々な視点から紹介していくもの。また、金融、経済の話も織り込まれており、日常の身近なところから郷土や経済を見つ
めることができる一冊。「ナゾと推論」は平成22年9月~平成23年6月まで、毎週水曜日山口新聞で連載された。目次>ナ
ゾと推論/ 1.長州の空は美しい/ 2.弁財天橋の由来/ 3.山口弁を感じるとき/ 4.「みすゞ」か「みすヾ」か/ 5.杉道助氏の
墓を訪ねて/ 6.フグの皮/ 7.三日月の欠けかた/ 8.セイタカアワダチソウ/ 9.竜田揚げ/ 10.ニホンかニッポンか/ 11.
日銀短観/ 12.豊かさの指標/ 13.企業の景気と個人の景気/ 14.龍の字の成り立ち/ 15.山口県の端点/ 16.山口県の
交点/ 17.冬の満月はなぜ高い/ 18.携帯メールの絵文字の起源/ 19.大内人形を飾る季節/ 20.慶應義塾塾歌に歌わ
れた旗/ 21.大震災に思う/ 22.李鴻章銃撃事件/ 23.東日本大震災と山口県経済/ 24.足音が肥料になる花/ 25.観
葉植物の葉の生え方/ 26.旧暦のナゾ/ 27.スズランとお砂糖/ 28.宝くじの起源/ 29.テレビの時報が消えた理由/ 30.
犬が道案内をする島/ 31.犬が道案内をする島Ⅱ/ 32.岩国藩と槍倒し松//岬之町(はなのちょう)だより/ 第1回「三百
目の謎」/ 第2回「菊四郎がゆく」/ 第3回「お札の中の下関」/ 第4回「下関における日銀の歴史」/ 第5回「西の端から
バスに乗って」/ 第6回「下関の三人の琵琶奏者」/ 第7回「ある郷土史家の貢献」//講演原稿より/ 講演① 田中絹代
ぶんか館開館記念シンポジウム基調講演 「下関市の近代建築物の魅力とその歴史――旧市庁舎第一別館と銀行の
建物を中心に」/ 講演② 田中絹代ぶんか館 夏休み特別企画 「お札になった文化人」/ 講演③ 山口県立下関中央
工業高校創立百周年記念式典 「工業県山口を支える工業高校の功績と将来」/ 講演④ 経済産業省局長表彰記念
講演会(主催:山口県銀行協会、山口県経済同友会) 「金融取引の安心と安全を守るために――電子商取引時代の
情報セキュリティ対策」//あとがき
341
「女性のみた近代」シリーズ15。明治・大正から昭和にかけて、女性により書かれた評論・ルポルタージュ・エッセイ・単
行本の中から本文を復刻したもの。「職場」は昭和16年3月、教材社発行の完全復刻版。巻末には聖心女子大学助教授・
大塚美保氏による解説が附されている。『職場』目次>イ 報告/働いた經驗/太陽となる婦人群/個別作業と共同作業/農
村勞力と婦人/囚はれた靑春/白壁の牢獄/未成年達/のびる人々/勞働婦人と家族の問題/ロ 隨筆/乳母車/靑葉の頃/
燒傷/街頭放射線/指導者/をぢをばの寝物語/田舎みち/或る村落風景/跛の靑年/若さの特權/ハ 評論/文學者の任務
と態度に就いて/眞實と創造/新しき文學理念の出發/勤勞文學の現實的意義/生産場面の小説の描き方/調べた小説/
人間タイプの創造/婦人作家の問題/文學の疲勞と明日への期待/新短歌への要望/生命の細胞/文藝の復興と新なる
知性の生誕を/文化の社會的歴史的意義/生命の直觀と批判精神//解説>大塚美保
435
所収作品>「あらし」(「新日本文学」5-1昭和25・1)山代巴/「雨靴」(「新日本文学」5-1昭和25・1)石井ふじ子/「晒木綿」
(「新日本文学」5-1昭和25・1)壺井栄/「屋根裏の記憶」(「中央公論文芸特集」2 昭和25・1)壺井栄/「軍歌」(「新潮」47-2
昭和25・2)林芙美子/「秋風」(「中央公論」65-2 昭和25・2)佐田稲子/「銀夫妻の歌」(「人間」5-2 昭和25・2)畔柳二美/
「霜どけ」(「群像」5-3 昭和25・3)佐田稲子/「めかくし鳳凰」(「人間」5-3 昭和25・3)林芙美子/「残照」(「文藝春秋」28-3
昭和25・3)林芙美子/「眞李子」(「別冊文藝春秋」15 昭和25・3)真杉靜枝/「根なし草」(「文学界」4-4 昭和25・4)森三千
代/「姙娠」(「文学界」4-5 昭和25・5)加賀淳子/「松波氏の再婚」(「小説新潮」4-6 昭和25・6)大原富枝/「白足袋」(「新
日本文学」5-4 昭和25・6)林米子/「影」(「文学界」4-6 昭和25・6)芝木好子/「鶴」(「中央公論」夏季文藝特集号 昭和
25・7)吉屋信子/「非武装の平和」(「婦人民主新聞」昭和25・7・29)平塚らいてう/「平和の願いは厳粛である」(「婦人民主
新聞」昭和25・7・29)宮本百合子/「蕎麦の実」(「新日本文学」5-6 昭和25・8)杉内いち/「漂流」(「文学界」4-8 昭和25・
8)中里恒子/「童話」(「別冊文藝春秋」17 昭和25・8)佐田稲子/「泰山木」(「別冊文藝春秋」17 昭和25・8)中里恒子/
「桟橋」(「群像」5-9 昭和25.9)壺井栄/「蛆」(「新日本文学」5-7 昭和25.9)松田解子/「白と紫」(「人間」5-9 昭和25・9)
佐田稲子/「折れ蘆」(「新潮」47-10 昭和25・10)林芙美子/「金糸雀」(「別冊文藝春秋」18 昭和25・10)林芙美子/「国
籍」(「新潮」47-11 昭和25・11)由起しげ子/「雨季」(「新日本文学」5-8 昭和25・11)早船ちよ/「冬雁」(「中央公論文芸特
集」5 昭和25・11)吉屋信子/「自動車の客」(「別冊文藝春秋」19 昭和25・12)林芙美子/解説>日置俊次
252
平成19年(2007)6月~平成21年(2009)2月、雑誌「新潮」で隔月連載されたものを収めた短編集。2010年11月、野間文芸
賞を受賞した。目次>( )内は初出/ラスベガスの男(「新潮」2007・6)/砂漠回廊(「新潮」2007・8)/天登り(「新潮」2007・
10)/犬月(「新潮」2008・1)/青い森、黒い森(「新潮」2008・5)/電気の友(「新潮」2008・7)/くらやみ歩行(「新潮」2008・9)/
野の輝き(「新潮」2008・11)/月、日、星、ホイホイ(「新潮」2009・2)
資料ID 書籍名
2303 縦横無尽の文章レッスン
作家名
村田 喜代子
数量 出版社
1
朝日新聞出版
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
3
2011/6/10
221
文芸雑誌「小説トリッパー」に「名文を書かない文章講座 海の見える大学編」として、2009年秋季号から2010年冬季号ま
で連載されたものを改題、改稿したもの。本文中の「海の見える大学」は、向洋町の梅光学院大学のこと。目次>◆前期
第一週>何を書くか、何を書かないか?小学生の作文にひれ伏そう/前期第二週>面白がって、自由に、大旦に、冗談
まじりに好きなようにやってみよう 間違っても、しかつめらしくならないで/前期第三週>真っ直ぐな、素直な文章ばかり
書いていないか? 理屈はこんなふうに捏ねるのだ/前期第四週>さあ、大旦に、冗談まじりに、一生懸命に、理屈を捏
ねてみよう◆後期第一週>天才少年大関松三郎の詩を読む これが七十年前に書かれた文章表現だ 言葉の陰にあ
るものを読み取ろう/後期第二週>筋の通る文章と筋の通らない文章/後期第三週>考察とは物事を明らかにするため
によく調べて考えること/後期第四週>考えながら、笑ってみよう 笑いながら、考えてみよう/後期第五週>対象物をじっ
くりと見てみよう しかるのち、目を閉じる 物事の本質はそれからでないと見えてこない/後期第六週>深く書くとはどうい
うことか たかが、ねずみの話であるが たかが、はとの話であるが◆最後の授業 創作必携/書く前に考えること/書き
終えて読み直すこと/ 一 テーマをどう摑むか/ 二 文体をどう作るか/ 三 書く前は徹底的に調べる/ 四 まず自分
の目と耳で推敲する/ 五 文章の中に空白はないか/ 六 自分の癖を知る/あとがき
2304 偏愛ムラタ美術館
村田 喜代子
1
平凡社
1
2009/11/18
221
美術月刊誌「一枚の繪」に2007年9月号~2009年8月号に「気になる絵」と題して連載したものを改題、再構成したもの。目
次>ゴッホの浮世絵――油彩で描かれた江戸/シュガーレスの花々――ボタニカル・アートの奇っ怪/湯布院のナイーブ・
アート ――東勝吉九十九歳。もう絵は描かん/おおいなる岩石城――富岡鉄斎のアルカディア/おたっちゃん、雲に乗
る――河鍋暁斎の想像力/素朴画のパワー――アンドレ・ボーシャンがやってきた/受胎告知――おお、純潔のバリエー
ション/熱い!火山生成図――昭和新山を描き写した男・三松正夫/ルドンの大目玉――出現する大首/絵物語『清姫
日高川』の奥行き――小林古径の“新しさ”/野見山曉治の島へ――行かないで、ここにいて。/天才誕生!火だるま槐多
の曙/天空の出来事を見た女性――大道あやの人魂ロケット/動かざる絵――静物画の無時間/闇の王国――山本作兵
衛。炭鉱画の錦絵/桜井浜江の引き算――そして最後に残ったのは/プールデルのもう一つの愉しみ――愛の交歓百態
/あとがき
2305 ドンナ・マサヨの悪魔
村田 喜代子
1
文藝春秋社
1
2006/5/15
236
文芸雑誌「文學界」に2008年1月号~12月号(5月号を除く)で連載された長編小説。イタリアへ留学していた娘が妊娠し、
現地で結婚、帰国した。娘夫婦を見守る母親は、あるとき娘のおなかに宿る胎児から語りかけられる。胎児との交流を軸
に、生命の神秘が描かれた作品。
360
目次>第113回文學界新人賞発表【受賞作】「髪魚」鈴木善徳/「きんのじ」馳平啓樹【選評】角田光代、花村萬月、松浦寿
輝、松浦理英子、吉田修一◆創作/「海のサイレン」村田喜代子/「八月は緑の国」木村紅美/「裏地を盗まれて」荻世いを
ら/「耳の上の蝶々」シリン・ネザマフィ/「水の音しかない」山下澄人◆エセー/「文学は地誌を越えられるか」中西進/「庭」
井上荒野/「芸術家も大変!」木村泰司【レビュー】「あるいちまきの興亡――小林信彦“自伝的三部作”をめぐって」中野
翠/「目めくり備忘録 第4回」鬼海弘雄◆連載小説/「二十世紀博覧会」第8回 辻仁成/「モンフォーコンの鼠」第33回 鹿
島茂/「路(ルー)」第30回 吉田修一/「カフカ式練習帳」最終回 保坂和志/「傾国子女」第19回 島田雅彦◆連載評論/
「雑報」最終回 世界 安藤礼二◆文學界図書室/川上未映子『すべて真夜中の恋人たち』<沼野充義/椎名誠『そらをみ
てますないてます』<川本三郎/津村記久子『まともな家の子供はいない』<西加奈子/絲山秋子『不愉快な本の続編』<
豊﨑由美/円城塔『これはペンです』<千葉一幹/ イアン・マキューアン『ソーラー』<阿部公彦/著者インタビュー 江國
香織『金平糖の降るところ』◆コラム/「カーヴの隅の本棚」鴻巣友季子/「ニッポンの名文」山口文憲/「鳥の眼・虫の眼」相
馬悠々/「新人小説月評」陣野俊史、大澤聡/Author's Eyes 独裁国家へようこそ! 原田ひ香/日本全国文学ガイド(11
月7日~12月6日)/文學界新人賞応募規定/執筆者紹介/Voice of Animals/三沢厚彦/詩<渋谷経由>/平田俊子/表
紙・デザイン>関口聖司/目次デザイン>井手口智人/カット>Nor・itake
196
山口県内の中学、高校の体育教諭として多くの生徒を育てる傍ら詩作に励み、朝日・毎日新聞の歌壇に入選を果たした
山県定芳氏の歌集。収録されているのは各歌壇で入選した作品の他、「わが戦場詠の背景」と題された随筆もあり、自身
の戦争体験を綴っている。目次>序文/ 「<ひとり立ちたる>おとこうた」佐藤泰正/「豊かな人間性の発露」兵藤正登司
/「山県先生と短歌」平沢昌里/入選歌の部/朝日歌壇入選歌/海峡の歌/侘住/戦場詠/雑詠/梅光女学院/雑詠/毎日歌
壇入選歌/魚舟/外国船/ペンギン/非常招集/鳶/目白/干しカレイ/れんげ草/嘘/沢蟹/山口県短歌大会/北九州短歌会
会/付・朝日俳壇入選句//自選歌の部/海峡の歌 其の一/海峡の歌 其の二/海峡の歌 其の三/海峡の歌 其の四/海
峡の歌 其の五/戦場詠 其の一/戦場詠 其の二/孫/ふるさと/梅光女学院生活 其の一/梅光女学院生活 其の二/梅
光女学院生活 其の三/奈良/試歩/妻逝く/ペンギン/修学旅行/九十九里浜/靖国神社/白鷺/雑詠//わが戦場詠の背
景/はじめに/幹部候補生/開戦/転属/田中中佐/乗船/破傷風/金辺(プノンペン)/蝗の大群/ゲリラ戦/砂糖の島/重謹
慎三週間/米軍上陸/雄鶏の卵/猿の指紋/種火/鮴釣り/好機の看破/ねずみの悪戯/一発で六カ所の創/終戦/下山/法
廷戦術//後記/著者/著者略歴/刊行のことば/山県定芳先生歌集刊行会//装幀・松岡敏行
110
下関市職員として精励する傍ら、郷土史家として文芸活動にも勤しみ、下関の文化振興の一翼を担った中原雅夫氏が退
職の記念に発行した詩集。幕末に関する作品を著している中原氏は、その時代の香りを色濃く残す長府の町並みをつぶ
さに踏査し、時の流れに移ろいゆく町の姿、肌で感じる歴史を詩に記している。目次>Ⅰ/序章/石碑/オオイタビ/木犀/
路地/長府の女/土塀の角/つながり/Ⅱ/濡れ仏/木砲/高畑/野久留米道/第一歩/崩えた仏像/雪の観音堂/墓地/笑山
寺/壇具川/侍町/御殯斂地/櫛崎城趾/お船うた/お舟手六地蔵/燈籠/干珠満珠/水族館/Ⅲ/荒熊稲荷/数方庭祭/ベン
ケイガニ/乃木家/通り抜け/国分寺瓦/酔芙蓉/覚苑寺/長門鋳銭所址/和銅窯/古江小路/寺町/海へ降りる門/四王司
山/一の宮道/終章//あとがき
2355 文學界 2011年12月号
2356 海峡の歌
2357 長府逍遙 中原雅夫詩集
1
山県定芳
中原 雅夫
1
1
文藝春秋
長府書琳
長府書琳
1
1
1
2011/12/1
1981/4/25
1979/6/1
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
三元社
1
1959/5/30
167
著者 木下友敬(きのした ゆうけい)氏は、明治28年(1895)、佐賀に生まれ、昭和2年(1927)、下関で医師として開業、昭
和31年(1956)には参議院議員として国政に参加、昭和38年(1963)には第24代下関市長として市勢の発展に尽くした。
俳句の他にも登山や日本画、陶芸の趣味を持ち、「文化市長」として市民に親しまれた。この句集『聴診器』には、医師と
して患者に向き合う葛藤が収められている。目次>序 吉岡禅寺堂/作品/1948年・155句/1949年・93句/1950年・63句
/1951年・42句/1952年・37句/1953年・22句/1954年・35句/1956年・23句/1957年・9句/1958年・21句/『聴診器』について
/片山花御史/あとがき
森重 香代子
石川書房
1
1982/8/20
0
「香臈人(かろうと)短歌会」を主宰する森重香代子氏の最初の歌集。表題は小説家 樋口一葉の作品「裏紫」に依ってい
る(「あとがき」より)。平成17年(2005)には、2冊目となる歌集『二生(にしょう)』(柊書房刊)を出版している。
2360 句集 出会ひ
久芳木陽子
光文堂印刷社
1
1998/10/12
0
「吟行はやとも句会」を主宰する久芳木陽子(くば もくようし)の句集。氏の傘寿を機会に編集された。昭和9年(1934)から
昭和53年(1978)までの作品と、折に触れて撮影された思い出の写真が収められており、久芳氏の作句活動の一端に触
れることが出来る。
2361 海の都へ誰にあいにゆきますか
野村 忠司
1
1998/3/31
0
現下関文化協会会長 野村忠司氏が発行したポエム・エッセイ集。海峡にちなんだ50編のエッセイと詩からなり、ふるさと
下関への熱い想いが綴られている。
1999/1/5
0
明治34年(1901)に岡山で生まれた横山顕治氏は、下関に本籍を持つ。齢90の手習いにと始めた漢詩をまとめ、1月5日
の誕生日に合わせて毎年出版した。『夢一場』にはじまり、『夢一夕』『夢一炊』と上梓され、本書は白寿(99歳)の記念に
発行された8番目の作品集。作品の多くは下関の風景や歴史を題材に、また、世を去った友人知人への哀悼の詩も収め
られている。
1984/4/18
0
病のため亡くなった古川稔子氏の作品を、作家として活躍する夫 古川薫氏が編集し、出版したもの。日常に題材をとった
ものの他、夫や子供に焦点をあてた歌も多く、様々な「愛情」を感じることが出来る。
381
清朝最後の皇帝の弟・溥儀、嵯峨侯爵家令嬢・浩の間に生まれた次女・嫮生(こせい)により綴られた、両親の記録。戦
争により生き別れ、お互いの所在がわかってから交わされた300通以上の手紙を軸に構成されている。目次>はじめに
――新発見された愛の書簡/第一章 「日満親善」結婚の真相/十六年ぶりの再開に/「ヒヨッコのアーちゃん」のまま/兄・
溥儀の力となって軍人に/「政略結婚」で一目惚れ/「日満親善」の象徴のはずが/姉を日本に残し満州へ/第二章 敗戦
の満州を「流転」/「自決の用意をせよ」/玉音放送と、皇帝・溥儀のことば/日本に亡命したはずが……/女性皇族たちの
悲劇/悪夢のような通化事件の銃撃戦/監禁・尋問・刑務所を転々と/捕虜の処刑、空腹と赤痢/国民党軍に一斉射撃さ
れながら脱出/男の子に扮して引き揚げ船へ/「満州で、虎に食べられたのかと……」/第三章 ユウキヲモッテ、マッテイ
ルノデスヨ/学習院初等科で日本語に苦労/祖父母の苦労/ユウキヲモッテ、マッテイルノデスヨ/はじめての味、はじめて
の地震/姉・慧生、中国語への熱中/周恩来総理に直訴した姉/父の収容所生活と思想改造/第四章 文通――周恩来
総理の縁/山も海も私たちの情を遮ることはできない/再会の日も極く近からんと/慧生はレーニン、マルクス主義経済論
の勉強も/嫮生は中国服を着るととても可愛らしくて/侵略戦争の反対に、私の余生の凡てを悉く捧げる/日本はすべて電
化で便利に/「阿瑪の慧生。慧生の阿瑪」姉の最後の手紙/第五章 慧生、天城山に死す/「お父さまって、世界でいちば
ん理解があって、ご立派ね」/天城山で、ピストルで撃たれて――/死ぬ理由など何一つなかった/清朝の血を享けた娘が
薄幸であることは宿命とでもいうのか?/死して霊となり、満州の民を救いに/あんな所に、よくあのかよわい方がのぼれ
たと/このけがれた世の中に生きぬくには清らかすぎました/消えた「満州国の金塊」の謎/『流転の王妃』ベストセラーに/
水谷八重子の舞台、田中絹代監督・京マチ子主演の映画にも/徳川夢声司会の出版記念会/なんだかお手紙がこないか
らご病気かしら/神かけて祈っております/三笠宮様も、秩父宮妃も心配していらっしゃいました/テレヴィに森繁久彌氏と
出演して/忙しい方がエ子ちゃんを思い出す時が少ないから/我愛する妻よ!私のこの心持ちを/十五年の苦難の道によ
うやく春が/永きご苦労に酬ゆるべき時/第六章 十五年遅れの「戦後」へ/輝かしい新年を迎えました/一日も早く、貴女と
一緒になりたい/あらたな“新婚生活”への準備/「これが最後かもしれない」とデパートで/一家団欒の楽しみを渇望して
居る次第/一日千秋の思ひで待って居りますぞ!/嬉しそうに踊っている文字/嫮生も参りますよ/国交回復なきままの帰
国/目前の再会をひかえ、どうぞお大切に/第七章 第二の新婚生活、文化大革命の足音/恋人同士のような両親/“第二
の新婚生活”の夢/周恩来首相に姉の写真を/“ラストエンペラー”の茶目っ気/一庶民となった伯父・溥儀の再婚/日本人
として、日本で生きる決心/西太后時代の点心をまなぶ/料理上手で天真爛漫な母/棗の木がむすぶ祖父との縁/冴え渡
る名月を一家水入らずで/清王朝の末裔の私が、万里の長城に――/「もし我々のアーチャンが一緒でしたら……」/別離
の十六年間を埋める旅/溥儀の好物、チキンラーメンを送る/貞明皇后さまの白雲木/文化大革命の足音/一切の牛鬼蛇
神を凡て一掃すべく/紅衛兵が自宅を襲う/食料も、電球もなくなりました/ラストエンペラーの死と幽霊/第八章 嫁ぐ日―
―新たな家族の絆/昭和天皇の女官をつとめた福永家の叔母/ご縁談にアーマは何とも言へない嬉しさであります/心か
ら祈っておりますのよ!/本当によかった!よかった!!/可愛いお子供さん(アーマのヒ、ヒヨッコ)を/この世の中で一番幸
福な人間だ/おめでたで「ぶらぼうぶらぼう」と涙ぼろぼろ/初孫の名を熟考する父/安産の電話に何杯も乾杯/ひたいの所
は慧子チャンに似ているようで/赤いべべ着たお正月の写真楽しみに/愛新覚羅家の習慣で名づけを/三島由紀夫が死
んだと云うのでびっくり致しました/第九章 念願の日中国交正常化/二重の喜びに包まれて/母、NHKで二つの祖国を語
る/実は奶々(ナイナイ)が先月から高熱を/母の“病院相棒”になった父/夫婦で北京に両親を訪ねる/母、十三年ぶりの
里帰りへ/皇太子殿下、美智子妃殿下にお目にかかる/四人の可愛い孫達との初対面/小さいのにいろいろな勉強で大
へんですネ/父の名誉回復と訪日/“フワフワ”した柔らかい赤ちゃん/第十章 最愛の妻の病に/母、日本で入院する/ど
うか、我儘を言わないで/毎日イライラシテ心配して居るのよ!/私の愛するする我が駄々子の奶々ちゃん/中国でつきっ
きりの看病/第十一章 流転の王妃、その最期/女として、妻として、幸せだった母/「ウイスキー一本飲んだら死ねる
か?」/母の遺骨を中国と日本に/待って居るのよ!!待チボーケテ居ルのよ!!!/猫とタバコの日々/立命館大学から名誉学
位/天皇皇后両陛下の訪中に涙ぐんで/薔薇の花びらとともに散骨/我が血と骨を溶かし、妻と娘を通じて日中を結ぶ/お
わりに――ふた国の永久の結びのかすがいに/宮廷料理 母の遺したレシピから/「流転」の逃避行地図/愛新覚羅家・
嵯峨家の系図/年譜
2358 聴診器
木下 友敬
2359 末紫
Ⅰ
2362 夢無常
横山 顕治
三和印刷
2363 蝶道
古川 稔子
瞬報社
2364
流転の王妃 愛新覚羅溥傑・浩 愛
福永 嫮生
の書簡
1
文藝春秋
1
1
2011/10/15
資料ID 書籍名
2365
作家名
流転の子 最後の皇女・愛新覚羅嫮
本岡 典子
生
2366 わがブーメラン乱帰線
2367 海の古文書
北川 透
北川 透
数量 出版社
1
1
1
中央公論新社
思潮社
思潮社
国/目前の再会をひかえ、どうぞお大切に/第七章 第二の新婚生活、文化大革命の足音/恋人同士のような両親/“第二
の新婚生活”の夢/周恩来首相に姉の写真を/“ラストエンペラー”の茶目っ気/一庶民となった伯父・溥儀の再婚/日本人
として、日本で生きる決心/西太后時代の点心をまなぶ/料理上手で天真爛漫な母/棗の木がむすぶ祖父との縁/冴え渡
る名月を一家水入らずで/清王朝の末裔の私が、万里の長城に――/「もし我々のアーチャンが一緒でしたら……」/別離
版表示 発行年月日 ページ数 の十六年間を埋める旅/溥儀の好物、チキンラーメンを送る/貞明皇后さまの白雲木/文化大革命の足音/一切の牛鬼蛇
公開解説
神を凡て一掃すべく/紅衛兵が自宅を襲う/食料も、電球もなくなりました/ラストエンペラーの死と幽霊/第八章 嫁ぐ日―
―新たな家族の絆/昭和天皇の女官をつとめた福永家の叔母/ご縁談にアーマは何とも言へない嬉しさであります/心か
ら祈っておりますのよ!/本当によかった!よかった!!/可愛いお子供さん(アーマのヒ、ヒヨッコ)を/この世の中で一番幸
福な人間だ/おめでたで「ぶらぼうぶらぼう」と涙ぼろぼろ/初孫の名を熟考する父/安産の電話に何杯も乾杯/ひたいの所
は慧子チャンに似ているようで/赤いべべ着たお正月の写真楽しみに/愛新覚羅家の習慣で名づけを/三島由紀夫が死
んだと云うのでびっくり致しました/第九章 念願の日中国交正常化/二重の喜びに包まれて/母、NHKで二つの祖国を語
る/実は奶々(ナイナイ)が先月から高熱を/母の“病院相棒”になった父/夫婦で北京に両親を訪ねる/母、十三年ぶりの
里帰りへ/皇太子殿下、美智子妃殿下にお目にかかる/四人の可愛い孫達との初対面/小さいのにいろいろな勉強で大
へんですネ/父の名誉回復と訪日/“フワフワ”した柔らかい赤ちゃん/第十章 最愛の妻の病に/母、日本で入院する/ど
うか、我儘を言わないで/毎日イライラシテ心配して居るのよ!/私の愛するする我が駄々子の奶々ちゃん/中国でつきっ
きりの看病/第十一章 流転の王妃、その最期/女として、妻として、幸せだった母/「ウイスキー一本飲んだら死ねる
か?」/母の遺骨を中国と日本に/待って居るのよ!!待チボーケテ居ルのよ!!!/猫とタバコの日々/立命館大学から名誉学
位/天皇皇后両陛下の訪中に涙ぐんで/薔薇の花びらとともに散骨/我が血と骨を溶かし、妻と娘を通じて日中を結ぶ/お
わりに――ふた国の永久の結びのかすがいに/宮廷料理 母の遺したレシピから/「流転」の逃避行地図/愛新覚羅家・
嵯峨家の系図/年譜
2
1
1
2011/9/20
2010/4/1
2011/6/15
461
愛新覚羅嫮生(あいしんかくら こせい/現・福永嫮生)は、清朝最後の皇帝・溥儀の弟、愛新覚羅溥傑(あいしんかくら ふ
けつ)と、嵯峨侯爵家令嬢・嵯峨浩(さが ひろ)との間に生まれた。清朝直系に連なる唯一の生存者であり、「最後の皇
女」と言える存在である。日中友好のために心を砕き、ひたむきに生きる彼女の、波乱に満ちた半生を綴った作品。目次
>プロローグ 魂の皇女の物語/第一章 幻影/一 満州国瓦解――1945年/ラストエンペラーとその一族/最後の茶会/
ソ連が攻めてくる/「自決の用意をせよ」/混乱の首都を後にして/二 父と母の物語――1931~39/皇帝の弟として/自由
闊達なお嬢様/運命の出会い/皇帝の密約/春のパレード、そして新婚時代/侵略戦争への導火線/新京での二人/慧生
生まれる/三 崩壊の予兆――1940~45/桃の花咲く日に/ヒヨッコのアーチャン/不穏な予感/第二章 流転の子/一 旅
の始まり――1945~46/満州帝国の終焉/日本人狩りに怯えながら/臨江から通化へ/二 通化大虐殺――1946年2月3
日/惨禍の引き金/皇后・浩妃奪還作戦/賽は投げられた/生き延びた人々の証言/斬り込み隊のその後/三 皇后の最期
――1946/長春から吉林へ/空腹の囚われ人/漢奸偽満州国皇族一同/人知れず息を引き取る/四 流亡の民――1946
年/監獄列車に揺られて/引き揚げの始まり/錦州での母娘の様子/ハルビンで起きていたこと/密告者/五 上海脱出―
―1946~47/軍医との接触/田中元大尉による救出作戦/最後の引き揚げ船に乗って/第三章 再会/一 父は何処に―
―1947~57/敗戦の日本で/父の名に恥じぬ娘たち/撫順戦犯管理所/改造教育始まる/周恩来への直訴状/釈放への期
待/二 天城の悲劇――1956~57/いつもと同じ朝/親友の証言/悲劇の伏線/その日まで/天城の冷たい雨/慧生が願っ
たもの/父、慟哭す/悲しみを越えて/三 再会への足音――1957~64/特赦のニュース/私は中国人です/十六年の時を
超えて/父と娘/逡巡の旅/周恩来の宴/「自由に往来するように」/そして二度目の北京/伯父・溥儀/平和な国で暮らした
い/第四章 母、妻、そして娘として/一 動乱――1964~67/一族の自覚/北京晴日/文化大革命の嵐/狼藉を働くのは誰
だ!/アーマの唯一なる愛嬢/叔父・公元の支え/ラストエンペラー逝く/二 祝婚歌――1967~72/予感・この人と/もうヒ
ヨッコではないアーチャン/花婿からの電話/子宝に恵まれて/三 永久の結びのかすがいに――1972~87/九年ぶりの
北京/血と骨をもって/周恩来の死/人々が集う護国寺の庭/相依って命を為す/母が旅立つ/溥傑の寂寥/四 わが父、溥
傑――1987~94年/愛新覚羅社の建立/ライラックの花は咲けども/永世善隣を願う/空に舞う魂/第五章 命さえあれば/
一 地の底が揺れた――1994~2005年/追悼の日々/震災の朝/美智子皇后からの電話/真心の交流/両親の物語がド
ラマに/人々の涙を誘った愛/二 祈る者――2005~07年/父の足跡をたどる旅/長春・夢のあと/偽満州国帝宮/鎮魂の
通化/満州国終焉の地・大栗子/撫順戦犯管理所で/友好の宴/三 現在/「お母さんのことを頼む」/語り部として生きる/
五人の子供たちへ/咲き続ける白雲木/生きてこそ/エピローグ/震災の記憶/たおやかな語り口/声なき声に導かれて/戦
争を書き継ぐ/絆と再生への祈りを込めて/主要参考文献/関連年表
160
目次>Ⅰ 扉を開けよ、不眠の鳥よ /朗読しないための朗読詩の試み/Ⅱ わがブーメラン乱帰線/落花以後/神/自瀆/
鼻の潰れた老婆/泥棒/追伸 ある童話/民話/交換/青い腫れ物/乱回帰/Ⅲ 「海馬島傳」異文/旅行団/ウイルス/海馬
島商店街/製像機/狂態/大鏡/美術館/骨/小学校/交換/魚市場/ニュー・オルガニズム/隔離室/演奏/「突厥異文偽作」
/考古学資料盗用/水槽/ON/バク捕獲作戦/底なしの穴/旧式戦艦/セーラー服の演説/俗謡/海馬島進軍歌/小学校唱
歌/問い/帰還//初出誌等についてのノート/あとがき
146
目次>序章 時の行方/一章 第三の男へ/二章 一九七二年の幽霊船/三章 もうひとつの「北東紀行」/四章 トランス
ミッション/五章 スケルツォ/六章 出現罪/七章 ソクラテスのくしゃみ/八章 ソフトボール公判/九章 三角点 あるいは
メイルストロム/十章 二〇一〇年夏、ペルセウス座流星群の下で/十一章 対位法 あるいは波間に消え去るメモたちの
群れ/終章 大凶事昔暦/ 読者への手紙・後註
資料ID 書籍名
2368
作家名
Bell Tableの おうちでおもてなし~
江島 智子
めぐる季節を食卓に乗せて~
2369 群像 2012年 1月号
2370 共喰い
2495 怪談・骨董 他
2496 宮尾本 平家物語 巻1-巻4
講談社
田中 慎弥
小泉 八雲/平井
呈一
宮尾 登美子
数量 出版社
1
1
3
1
4
瞬報社写真印刷
株式会社
講談社
集英社
恒文社
朝日新聞社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
2
1
1
1
1
2011/9/5
2012/1/1
2012/1/30
1975/11/30
2001/6/1
96
目次>・はじめに/・出版によせて 藤野真紀子/・季節を楽しむ食卓 四季を彩るティータイム//春の食卓から/・はなっこ
りーのパスタ/・抹茶のババロワ/・トマトの前菜/・簡単パエリャ/・アラビア風・人参のスープ/・レモンプティング/春を楽し
むティータイム/・ダージリンファーストフラッシュ/・英国式アフタヌーンティー/・お家でアフタヌーンティー/・キッシュ/・苺の
ババロワ/・バナナケーキ/心豊かに「紅茶の時間」/・お茶は旅人~世界に広がったお茶~/・紅茶の愉しみ方いろいろ/・
美味しい紅茶の入れ方/・基本となるブラックティーの入れ方/・ミルクティーの入れ方/・紅茶の等級(グレード)/・茶葉の
保存方法/・紅茶の成分//夏の食卓から/・トマトの葛寄せ/・素麺の出し汁ゼリーかけ/・鶏肉のお酢炊き/・賀茂茄子の揚
げだし/・黄飯(おうはん)/・うなぎの混ぜ寿司/・焼き茄子の土佐酢ゼリーかけ/・お吸物/夏の紅茶/・アイスティーの入れ
方/・アイスティーのバリエーション//秋の食卓から/・しいたけのクリームスープ/・ミートローフ/・アップルスノー/・野菜の
常備菜/秋の夜長にティータイム/・キームン/ ラプサンスーチョン/・実りの季節に~フルーツを入れた紅茶①/ アップ
ルコンポートティ-/ シャリマティー/・フルーツケーキ//冬の食卓から/・豚ばら肉の角煮/・蕪のカニあんかけ/・木の実
ご飯/・南瓜の味噌汁/・ボルシチ/・サーモンモルド(鮭の前菜)/・ロシアの食/ティータイム~冬の愉しみ方~/・ロシアン
ティー/・苺の焼き菓子/・ロイヤルミルクティー(チャイ)/・フルーツを入れた紅茶②/ ナチュラルストロベリーティー/
ミックスフルーツティー/・アップルベティーパイ/・ロンドンのクリームティー/・紅茶と私//・テーブルコーディネートのこと/・
教室の風景から/・たくさんの笑顔ありがとう/・再販にあたって/・おまけのレシピ/プロフィール・参考文献/
412
所収作品>◆新連載/三・一一後の崩壊の中、書き始められた「最後の小説」――著者十五年ぶりの連載小説>「晩年
様式集」大江健三郎◆長編一挙掲載370枚/・雷雨がやむまで、もうしばらく――終わらない謎解き、溶け合う会話、習作
という名の驚くべき試み/・燃焼のための習作 堀江敏幸◆新・連作小説/「ホサナ」町田康◆新年特別寄稿/○短篇/「教
授の戦利品」筒井康隆/ 「ミステリオーソ」松浦寿輝/「たそがれ」島本理生/「薄紫雲間源氏」青木淳悟○随筆/「つれづ
れの記」林京子◆インタビュー/『恋する原発』高橋源一郎 聞き手・佐々木敦◆評論/「綿矢りさと消費社会の神話」田
中弥生◆野間文芸賞・野間文芸新人賞発表/○第64回野間文芸賞受賞作 「雪の練習生」多和田葉子/ ・受賞の言葉/
・選評 秋山駿・奥泉光・佐伯一麦・坂上弘・高橋源一郎・津島佑子・町田康/○第33回野間文芸新人賞受賞作 「ぬるい
毒」本谷有希子/ ・受賞の言葉/ ・選評 島田雅彦・多和田葉子・星野智幸・堀江敏幸・松浦理英子○記念インタビュー/
「母語の外に出るのは決死の遊び」多和田葉子 聞き手・沼野充義○記念対談/「ポスト・カタルシス、ポスト・リアリ
ティー」 島田雅彦×本谷有希子◆連載小説/「雲をつかむ話」(最終回)多和田葉子/「夜は終わらない(5)」星野智幸/「燃
える家(15)」田中慎弥/「昼田とハッコウ(23)」山崎ナオコーラ/「未明の闘争(27)」保坂和志◆連載評論/「<世界史>の哲学
(54)」大澤真幸◆連載/ 「現代短歌ノート(22」穂村弘/ 「「生」の日ばかり(34)」秋山駿/「映画時評(37)」蓮實重彦◆随筆/
「骨抜きのジョギング」小川洋子/「底無しのみどろが沼の藻や死骸」伊藤比呂美/「人生デジタルを知る」佐藤良明/ 「「マ
イナー文学」と小説狂の詩」諏訪哲史◆私のベスト3/「ダークなお話」髙樹のぶ子/ 「二〇一一年私が見た東映映画の
「新作」」坪内祐三/ 「愛しのデパ地下」小沼純一◆書評/ ・『持ち重りする薔薇の花』丸谷才一<小池昌代/ ・『ジェント
ルマン』山田詠美<大澤真幸/ ・『福永武彦戦後日記』福永武彦<菅野昭正◆創作合評/ ・「問題の解決」岡田利規/
・「土産」松井周/ ・「今宵ダンスとともに」墨谷渉/ 三浦雅士×鴻巣友季子×鹿島田真希/第56回群像新人文学賞応
募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>高山ときな(primary inc.,)
140
著者:田中慎弥の短篇2作品を収録。「共喰い」(初出/「すばる」2011年10月号)で第146回芥川賞を受賞。「第三紀層の
魚」(初出/「すばる」2010年12月号)は第144回芥川賞に4回目のノミネートとなった作品。/芥川賞受賞作「共喰い」あらす
じ>舞台は昭和63年、夏。主人公は閉塞的な地方都市に暮らす17歳の少年。少年は性に対して暴力的な父親と同じ性
質が自分の中にもあることに気がつき、血縁による因果に抗おうと葛藤を繰り返す。鬱屈した少年の姿と、凄惨なまでの
父子のせめぎ合いが、発展から取り残された町の姿と絡み合って描かれている。/「第三紀層の魚」あらすじ>戦争に三
度招集され、与えられた勲章をなくしてしまった曾祖父。血の繋がらない曾祖父を介護する祖母。女手一つで息子を育て
る母。小学校四年生の少年の目に映る、親子四代の関係性と過去、そして変化していく環境の中で葛藤する少年の姿を
描く。タイトルの「第三紀層」とは、石炭が埋まっている、およそ6500万年から180万年前の地層のこと。
527
所収作品>骨董/・古い物語/幽霊滝の伝説/茶わんのなか/常識/生霊/死霊/おかめのはなし/蠅のはなし/雉子のはな
し/忠五郎のはなし/・ある女の日記/・平家蟹/・螢/・露のひとしずく/・餓鬼/・いつもあること/・夢想/・病のもと/・真夜中
に/・草ひばり/・夢を食うもの/怪談/・耳なし芳一のはなし/・おしどり/・お貞のはなし/・うばざくら/・かけひき/・鏡と鐘/・
食人鬼/・むじな/・ろくろ首/・葬られた秘密/・雪おんな/・青柳ものがたり/・十六ざくら/・安芸之介の夢/・力ばか/・日まわ
り/・蓬莱/・虫の研究/蝶/蚊/蟻/天の川綺譚/・天の川綺譚/・化けものの歌/・「究極の問題」/・鏡の乙女/・伊藤則資の
はなし/・小説よりも奇/・日本だより/参考資料/八雲と怪談/平井呈一
0
初出>「週刊朝日」平成11年(1999)11月5日号~平成15年11月28日号/著者 宮尾登美子自身が「美しい」と思う平家物
語の言葉のしらべを残しつつ、平清盛幼少期から、建礼門院徳子の逝去までを描く。平成17年(2005)にはこの作品を原
作として、NHKの大河ドラマ「義経」が放送された。これに伴い各地で「宮尾登美子の世界」展が開催され、反響を呼んだ。
宮尾登美子はこの作品を描くため、北海道は伊達市に居住を移し、執筆活動に専念。平成17年4月、その場所は宮尾登
美子文学記念館として開かれ、宮尾作品の魅力を発信している。
資料ID 書籍名
2497 宮本武蔵 1-4
2498 佐々木小次郎 上下巻
作家名
吉川 英治
村上 元三
数量 出版社
4
2
講談社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
3
講談社
2002/2/20
1984/3/10
0
初出>東西朝日新聞 昭和10年(1935)8月23日~昭和14年(1939)/本書は昭和期に朝日新聞社から出版された新聞連
載小説『宮本武蔵』の新装改訂版。船島(巌流島)での決闘により、宮本武蔵、佐々木巌流両名は、戯曲や講談で取り上
げられる題材となっていた。しかし、それらで紹介される二人は、時代の流れや興を添えるための創作などにより、本来の
人物像からは離れている。また、昭和7年(1932)には菊池寛、直木三十五により「宮本武蔵論争」が展開され、吉川英治
もその渦中へと巻き込まれた。その論争に応えるようにして発表されたのがこの作品で、著者は次のように述べている。
「――私のこの書は、もとより小説宮本武蔵である。学究的なそれではない。といって、武蔵という人間の片鱗もない戯作
には私とて不満であるし、また新たに描いても意味はない。書くからには、かつての余りに誤られていた武蔵観を是正し
て、やや実相に近い、そして一般の近代感とも交響できる武蔵を再現してみたいという希(ねが)いを私はもった」(本書
〔一〕「旧序」より)/折しも時代は戦争へと激化していくときであり、武士道に基づく克己的な武蔵の姿は、当時の思潮と読
者の要求とが一致したところともなって爆発的な人気となった。これにより剣禅一如を目指す「求道者 宮本武蔵」像が確
立し、今日に至るまで強い影響力を持っている。
0
初出>夕刊 朝日新聞 昭和24年(1949)12月1日~昭和25年(1950)12月31日/村上元三は調査の後、佐々木小次郎の
生まれや年齢には諸説あることを承知の上で、独自の佐々木小次郎を描き出した。この作中、巌流が編み出したとされる
剣法「燕返し」は、岩国の錦帯橋のたもとではなく、和歌山の熊野本宮に近い川の上流で、女性の舞を取り入れて案出さ
れたものになっている。
所収作品>◆小説/「猫キャンパス荒神(前篇)」笙野頼子/「十二番目の奇跡」島田雅彦/「東京の長い白」瀬川深◆短編/
「今井さん」いとうせいこう/「四本のラケット」佐川光晴/「ちょうどいい木切れ」西加奈子◆インタビュー/「新芥川賞作家
田中慎弥に10の質問」 聞き手>陣野俊史◆評論/ 「グッドテイスト、バッドテイスト――『清水アリカ全集』」巽孝之/「思
い出の中の友達たち⑥」吉田秀和◆エッセイ/「“米流”ドラマは先生だった」木村泰司/ 「「こびと」とマイナー・ポエット」鈴
木善徳◆対談/「 “人間”と出会うために――映画と小説ができること」 イ・チャンドン×西川美和◆最終回/「島で免許
を取る⑥」星野博美◆連載/「めぐり糸⑤」青山七恵/ 「ホームメイキング同好会⑦」藤野千夜/「冬の旅⑧」辻原登/ 「か
いじゅうたちがやってきた⑫」椎名誠/ 「プロット・アンゲスト・アメリカ⑧」フィリップ・ロス、訳>柴田元幸/「アグルーカの行
方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極③」角幡唯介/「かなかじり」福田尚代/「パレスチナの朝」マリアム・タマ
リ/「出会い~ディーダル~」シリン・ネザマフィ/「空を仰いで、」こだま和文/「鏡のまえで」青野聰/「ひとすくいの時間」小
澤征良◆カラーグラビア/奈良美智フォトダイアリー(75)◆カバーコラボ/「私は確かめてきた」堀江敏幸×清川あさみ◆プ
レイヤード/「演劇『テトラポット』」沢美也子/・「美術 藤牧義夫展」保坂健二朗/・「映画『メランコリア』」立田敦子/・本 「読
書目録」青木純子/・山田詠美『ジェントルマン』<榎本正樹/・辻仁成『まちがい』<青木千恵/『あかりの湖畔』野崎歓/・
諏訪哲史『領土』<鈴木和成/・澤西祐典『フラミンゴの村』<江南亜美子/・フェルナンド・バジェホ『崖っぷち』<斉藤修三
/・ジェイミー・フォード『あの日、パナマホテルで』<中江有里/第36回すばる文学賞募集要項/作者紹介/定期購読・バッ
クナンバーのご案内/表紙>清川あさみ/アートディレクション>中村愼太郎/本文イラストレーション>得地直美
2499 すばる 2012年 3月号
集英社
2
集英社
1
2012/2/6
400
2500 プレイボーイ 2012年 2月20日号
集英社
1
集英社
1
2012/2/6
158
2501 群像 2012年 3月号
講談社
1
講談社
1
2012/3/1
428
2012年1月17日、田中慎弥氏が第146回芥川賞を受賞した。それに対してインタビューが行われたときのもの。>話題の
芥川賞作家/ 田中慎弥が赤裸々に語るあの受賞会見のこと、自分のこと/「『働いたら、負け』ってそんなわけないでしょ
う」
所収作品>/◆「短篇集」特集/○13の“アウトサイド”短篇集/本谷有希子>「アウトサイド」「私は名前で呼んでる」「パプ
リカ次郎」「人間袋とじ」「哀しみのウェイトトレーニー」「亡霊病」「Q&A」「彼女たち」「バイビーおじさん」「いかにして私がピ
クニックシートを見るたび、くすりとしてしまうようになったか」「裏の林には悪の組織と五人の弟たちの墓標」「ダウンズ&
アップス」「IQ」/○短篇五芒星/舞城王太郎>「美しい馬の地」「アユの嫁」「四点リレー」「バーベル・バーバリアン」「あうだ
うだう」/○地上生活者 第五部 「邂逅と思索」李恢成◆芥川賞受賞記念インタビュー/ 円城塔「問いにみちた「道化師
の蝶」の新しい試み」 聞き手>沼野充義◆短期集中連載第2回100枚/「クエーサーと13番目の柱」阿部和重◆中篇140
枚/「見おぼえのない女」谷崎由依◆翻訳短篇/「ピンク色の三角」エレン・クレイジャズ 訳>岸本佐知子◆連載小説/「昼
田とハッコウ(最終回)」山崎ナオコーラ/「晩年様式集(3)」大江健三郎/「夜は終わらない(7」星野智幸/「燃える家(17)」田
中慎弥/「日本文学盛哀史 戦後文学篇(21)」高橋源一郎/「未明の闘争(29)」保坂和志◆連載評論/「フランス文学と愛
(2)」野崎歓/「<世界史>の哲学(36)」大澤真幸◆連載/ 「現代短歌ノート(24)」穂村弘/ 「「生」の日ばかり(36)」秋山駿/
「映画時評(39)」蓮實重彦◆随筆/「紙の子」古井由吉/「センスを訳す」河合祥一郎/「毛の数だけ悩みが……」楊逸/「遺
品整理」紅野謙介◆私のベスト3/「腹巻き、首巻き、レッグウォーマー」赤瀬川原平/「手放せない三大発明」速水健朗/
「「男はつらいよ寅次郎夢枕」の渥美清」滝口悠生◆書評/ ・『かなたの子』角田光代<安藤礼二/ ・『短くて恐ろしいフィ
ルムの時代』ジョージ・ソーンダーズ 訳:岸本佐知子<大竹昭子/ ・『巴里茫々』北杜夫<坪内祐三/ ・『流燈記』三浦
哲郎<齋藤礎英◆創作合評/ ・「仮り住まい」丹下健太/ ・「冥土めぐり」鹿島田真希/ ・「松ノ枝の記」円城塔/ 中条
省平×苅部直×青山七恵//第56回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧//デザイン/表紙・目次・扉>帆足
英里子/本文>高山ときな(primary inc.,)
資料ID 書籍名
2502 群像 2012年 4月号
2503
週刊新潮 2012年 2月16日梅見月
特大号
2504 文學界 2012年 3月号
2505 文學界 2012年 4月号
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
講談社
1
講談社
1
2012/4/1
444
所収作品>◆短篇/「お花畑自身」川上未映子◆短期集中連載完結160枚/「クエーサーと13番目の柱」阿部和重◆連載
小説/「 ホサナ(2)」町田康◆中篇150枚 群像新人文学受賞第一作/「とつきとおか」中納直子◆短編/「金を払うから素
手で殴らせてくれないか?」木下古栗/ 「ライオンと無限ホチキス」古谷利裕◆特集 戦後文学を読む⑧小島信夫/・合評
「アメリカン・スクール」「月光」/ 奥泉光×保坂和志×青木淳悟/ ・再録「アメリカン・スクール」◆緊急特別企画(2)/
「命短し恋せよ原発」佐藤友哉◆連作評論>スリリングな女たち/「島本理生と「私」の進化」田中弥生◆インタビュー/石
田千『きなりの雲』――美しい日本語の呼吸 聞き手>阿部公彦◆追悼/「記憶のなかの岡松和夫」高井有一◆連載
小説/「地上生活者第五部(2)」李恢成/ 「晩年様式集(4)」大江健三郎/「夜は終わらない(8)」星野智幸/「燃える家(18)」田
中慎弥/ 「日本文学盛哀史 戦後文学篇(22)」高橋源一郎/「未明の闘争(30)」保坂和志◆連載評論/「フランス文学と愛
(3)」野崎歓/「<世界史>の哲学(37)」大澤真幸◆連載/「現代短歌ノート(25)」穂村弘/「「生」の日ばかり(37)」秋山駿/「映画
時評(40)」蓮實重彦◆随筆/「主人公Xの献身」円城塔/「おいでおいで」間村俊一/「ミクさんマジ天使」安斎昌幸/「避難区
域に働きに行った元同級生の話」木村紅美/「どこへいくの、どこにいたの?」松田青子◆私のベスト3/「福井県に代って」
津村節子/「現代美術とイラストレーション」南伸坊/「レポート「黄色い本屋さん」」大澤聡◆書評/ ・『PK』伊坂幸太郎 <
都甲幸治/ ・『あかりの湖畔』青山七恵 <武田将明/ ・『秋田さんの卵』伊藤たかみ <伊藤氏貴/ ・『きなりの雲』石田
千 <松永美穂/ ・『安部公房の都市』苅部直 <青木純一◆創作合評/ ・「見おぼえのない女」谷崎由依/ ・「美しい馬
の地」舞城王太郎/ ・「不在」筒井康隆/ 中条省平×苅部直×青山七恵/第56回群像新人文学賞応募規定/侃侃
諤諤/執筆者一覧//デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>高山ときな、加藤純子(primary inc.,)
新潮社
1
新潮社
1
2012/2/8
186
2012年1月17日、田中慎弥氏が芥川賞を受賞。そのときの会見が話題を呼び、数多くのメディアに取り上げられた。この
週刊誌では下関でインタビューに応えている姿が掲載されている。
328
所収作品>◆新芥川賞作家特集/・受賞記念対談/「世界と私との関係」 黒井千次×田中慎弥/・受賞記念エッセイ>
「大変だ」田中慎弥/・受賞記念対談 「小説は、何を描けばいいのか」 島田雅彦×円城塔・受賞記念エッセイ> 「秋千
一日」円城塔◆創作/「給水塔と亀」津村記久子/「メッテルニヒ氏の仕事 第二部」佐藤亜紀/「俊徳道を行く」松本徹/「哲
学散歩 第十一回 私のカント体験記」木田元/「目めくり忘備録 第七回」鬼海弘雅◆エセー/「美しい犬」山尾悠子◆特
集 震災以後の国家、言葉、アート【対談】 福島と沖縄から「日本」を読む 玄侑宗久×佐藤優 【対談】「ポスト3・11」を
描く――こぼれ落ちる現実を見つめて 高橋源一郎×開沼博/「地質活動期の美術」椹木野衣◆新連載評論/「文学へ
のロングパス 第一回 リバウドと寓話」陣野俊史◆連載小説/「離陸 第三回」絲山秋子/「二十世紀博覧会 第十一回」
辻仁成/「モンフォーコンの鼠 第三十六回」鹿島茂/「傾国子女 第二十二回」島田雅彦◆文學界図書室/ ・角田光代
『かなたの子』(春日武彦)/ ・J・M・クッツェー『遅い男』(小野正嗣)/ ・西加奈子『地下の鳩』(島本理生)/ ・陣野俊史『世
界史の中のフクシマ』(青来有一)/ ・トルストイ『コザック ハジ・ムラート』(谷崎由依)/ ・小澤征爾・村上春樹『小澤征爾さ
んと、音楽について話をする』(福岡伸一)/ ・著者インタビュー 岡井隆『わが告白』◆コラム/「犬心」伊藤比呂美/「カーヴ
の隅の本棚」鴻巣友季子/「ニッポンの名文」山口文憲/「鳥の眼・虫の眼」相馬悠々「新人小説月評」郷原佳以○Author's
Eyes/「他者に通じる作法」今村友紀/「「福ノ島」」山内明美/「カフカスの記憶」村田信一/日本全国文学ガイド(2月7日~3
月6日)/文學界新人賞応募規定/執筆者紹介/Voice of Animals>三沢厚彦/詩<朝をつくる>>福間健二/表紙・本文デザ
イン>関口聖司/目次デザイン>井手口智人/カット>秋山花
328
所収作品>◆創作/「三字熟語の奇」筒井康隆/「世の中おかしいよ」石原慎太郎/「ばあば神 <連作完結>」村田喜代子/
「帰る <連作第二話>」長嶋有/「アメリカ <連作第二話>」磯﨑憲一郎/「星砂物語」ロジャー・パルバース◆第42回九州
芸術祭文学賞発表【最優秀作】 「おっぱい貝」小山内恵美子【選評】 秋山駿・五木寛之・村田喜代子◆連載小説/「離陸
第四回」絲山秋子/ 「二十世紀博覧会 第十二回」辻仁成/「モンフォーコンの鼠 第三十七回」鹿島茂/「傾国子女 第二
十三回」島田雅彦◆エセー/ 「純文学・純哲学」永井均◆東京大学退官記念特別講演/「波打ち際に生きる」松浦寿輝◆
新連載/「ニッポンの小説・第三部 第一回 読めない」高橋源一郎/「女たちのサバイバル作戦――ネオリベ時代を生き
抜くために第一回 ネオリベ、ナショナリズム、ジェンダー」上野千鶴子/ 「も詩も詩 第一回 詩の助走」穂村弘◆連載百
回記念対談/「ニッポンの名文」全百回を、斎藤美奈子が読む。 斎藤美奈子×山口文憲◆新表紙アーティスト インタ
ビュー/「映画を構想しながら」山村浩二/「目めくり忘備録 第八回」鬼海弘雅◆連載評論/「文学へのロングパス 新連載
第二回 リトマネンと人称」陣野俊史◆文學界図書室/・羽田圭介『隠し事』(清水良典)/・スーザン・ソンタグ『夢の賜物』
(蜂飼耳)/・田中長徳『屋根裏プラハ』(小林紀晴)/・著者インタビュー 伊坂幸太郎『PK』◆コラム/「犬心」伊藤比呂美/
「カーヴの隅の本棚」鴻巣友季子/「鳥の眼・虫の眼」相馬悠々/「新人小説月評」郷原佳以○Author's Eyes/「「粋」の思想
と日本人」武光誠/「東北を開く第二の道具」鴻池朋子/「フェス、もう一つの無限」サラーム海上/日本全国文学ガイド(3月
7日~4月6日)/文學界新人賞応募規定/執筆者紹介/Animated Image/詩<戸口>/井坂洋子//表紙・本文デザイン>関口
聖司/目次デザイン>井手口智人/カット>秋山花
文藝春秋
文藝春秋
2
1
文藝春秋
文藝春秋
1
1
2012/3/1
2012/4/1
資料ID 書籍名
2506 文藝春秋 2012年 3月特別号
2507 文藝春秋 2012年 3月臨時増刊号
作家名
文藝春秋
文藝春秋
数量 出版社
3
1
文藝春秋
文藝春秋
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
2012/3/1
2012/3/1
592
358
目次>・「泌尿器科とわたし」日本再生⑪ 立花隆/・宇宙への「きずな」 渡辺謙/・「アメリカ研究事情」村山斉/・「自分の
音を探して」渡辺貞夫/・「出身地」で思うこと 奥正之/・「辞職の弁」松浦寿輝/・「京に息づく千年の日本技法」薮中三十
二/・「幻の蝶を追って」矢俊勝也/・「出くわす」角田光代/・「スーパー・マリオの大実験 日本人へ(106)」塩野七生/・「予
言の書「日本の自殺」再考」共同執筆 グループ一九八四年/・「山内昌之・櫻田淳「グループ一九八四年」とは何者か」田
中健五/・「日銀総裁 欧州危機と日本経済を語る」白川方明/・「政界激震の選挙予測」三浦博史/・「年金・公務員改革で
消費税増税は不要になる」浅尾慶一郎○経営者・消費税大論争/・賛成 コマツ会長坂根正弘/ 反対 セブン&アイH
D会長鈴木敏文/・野田を猛進させる「滅びの美学」 赤坂太郎◆第146回芥川賞発表/・「共喰い」田中慎弥 インタビュー
>職歴なし。自宅で五回通読した源氏物語。/・「道化師の蝶」円城塔 インタビュー>「小説製造機械になるのが夢です」
/選評/黒井千次・川上弘美・髙樹のぶ子・山田詠美・小川洋子・島田雅彦・宮本輝・石原慎太郎◆大型企画 テレビの伝
説 長寿番組の秘密/ ・石坂浩二×松坂慶子×屋敷陽太郎 「昭和天皇と英国女王も見学に「大河ドラマの50年」」/・名
物時代考証担当が選ぶ「大河名台詞ベスト5」 大森洋平/・最多出場北島三郎が語る「オレと紅白と美空ひばりさん」/・
紅白プロデューサーの「大晦日のスケジュールノート」原田秀樹/・朝ドラ小林綾子「おしん」実は美味しかった大根飯/・
「のど自慢」は台湾でも大人気 与那原恵/・立川志の輔 「ためしてガッテン」は六ヶ月かけて一本つくる/・萩本欽一 僕
が泣いた「仮装大賞」名作選/・桂歌丸 「笑点」談志と円楽二つの降板事件/・「高校生クイズ」は知力重視で復活した 小
島友行/・ヨネスケ 「隣の晩ごはん」にみる日本の食卓の変転/・「キューピー3分クッキング」は二通りある 森健/・堺正
章 「チューボーですよ」の食材はゲストです/・関口宏 「サンデーモーニング」日曜の朝はやわらかく/・里見浩太朗が明
かす「水戸黄門」二つのタブー/・「皇帝アルバム」を救った昭和天皇の一言 奥野修司/・草野仁が黒柳徹子の「ふしぎ発
見!」/・三十周年「笑っていいとも」タモリの虚無 樋口毅宏/・「月9」トレンディードラマヒット三法則 大多亮/・「探偵ナイ
トスクープ」をお化け番組にした関西文化 城島充/・水谷豊「相棒」について一言よろしいでしょうか/・爆笑対談 桂三枝
×林真理子 「新婚さんいらっしゃい!」今も昔もオヨヨな夫婦がおりまして/・本誌読者千人が選んだもう一度見たい番組
と好きな芸能人/・特別付録 長寿番組 週間番組表/・倉本聰特別寄稿 頭の中の「北の国から」――2011「つなみ」/・朝
ドラ・ヒロインが語る「カーネーション」と私」 尾野真千子/・首都圏大地震なぜ「4年以内に70%」か東大地震研 平田直
/・金正男の衝撃メール 五味洋治/・おんなが「性的逸脱」を描くとき 瀬戸内寂聴×村山由佳/・天皇陵に秘められた古
代史の謎 夢枕獏×矢澤高太郎/・「誰も書かなかった「同和教育」④広島世羅高校校長自殺事件」 上原善広/・「この人
の月間日記 詰碁、夜泣きにアクセクな日々」 (囲碁棋士)吉原由香里/・「プロ野球伝説の検証⑩ ジャイアント馬場は好
投手だった」 二宮清純/BOOK倶楽部/苅部直・高島俊男・麻木久仁子・伊丹敬之/今月買った本/平松洋子>「新書」に
聞く(516)/雑誌探訪> 古典でしか世界は読めない/佐藤優/・丸の内コンフィデンシャル/・霞が関コンフィデンシャル/・新
聞エンマ帖/・オヤジとおふくろ/・ゴルフ/・目・耳・口/・マガジンラック/・広告情報館/・「スターは楽し」芝山幹郎/・「昭和の
ことば」鴨下信一/・「新・養生訓」東嶋和子/・「悠々山歩き」岩崎元郎/・考えるパズル/・三人の卓子/・詰将棋・詰碁/・蓋
棺録/・新代表的日本人(22)>穀田屋十三郎/磯田道史/・「人声天語(106)」坪内祐三/・「キャパの世界、世界のキャパ
(20)」沢本耕太郎/・「新世界地政学(8)」船橋洋一/・「オールド・テロリスト⑩」村上龍/・「昭和天皇(81) 東京大空襲」福田
和也/・「三国志(130)」宮城谷昌光◆グラビア/・モノクロ/・日本の顔(伊集院静)/・同級生交歓◆カラー/・細川護熙が語る
細川家の美(21)/・神々の気配④(小林紀晴)/・もう一人の家族(63)(市川佐團次)/・美食美術館(34)(宮城県美術館)/・小さ
な大物(黒井千次)/レイアウト=鶴丈二・大久保明子/短歌>岡井隆/俳句>野口明子/詩>高橋睦郎/表紙題「ポタラ
宮」>松村公嗣/目次カット>菅かおる/目次レイアウト>星達也
目次>◆巻頭詩/「言葉」谷川俊太郎◆巻頭特別寄稿/・「あれから」瀬戸内寂聴/・「戦中世代の生き残りとして」伊藤桂
一/・「「想定外」を受容する」曾野綾子/・「私の覚悟」佐藤愛子◆巻頭特別インタビュー/・「山河破れて国在り」五木寛之
聞き手/編集部 構成/藤原ゆみ/・「個室の希望」村上龍/・「あの日の海」よしもとばなな◆白熱討論6時間/14人大座談
会「平成日本のいちばん長い日」/荒谷栄子・池田克彦・石井正・一力雅彦・海江田万里・菅野武・佐藤康雄・髙樹のぶ
子・畠山重篤・馬場有・火箱芳文・馬淵澄夫、マイケル・レモンド 司会>島田雅彦◆震災文章2012●戦災と震災●・「意
気地なし」河野多惠子/・「あらゆるものを否定せよ」野坂昭如/・「東日本震災に思う」津本陽/・「絶望はしたくない」林京子
/・「人間は、どんなに辛い時でも笑うことが出来るのだ」西村京太郎/・「地震国に原発は無用」小林信彦/・「生存から生
活へ命の階段」森村誠一/・「天災と人災」黒井千次/・「虚構への昇華について」筒井康隆/・「物よりも心を」阿刀田高●
東北へ東北から●・「三陸の村」津村節子/・「日本人の活力の源泉」長部日出雄/・「あの日々。」林真理子/・「避難所は
日本の縮図だ」荻野アンナ/・「うしなわれた写真」高橋義夫/・「記憶さえ揺り動かされて」中村彰彦/・「自然によって試さ
れているのは誰か」熊谷達也/・「甦れ福島 甦れ東北」宇江佐真理/・「月を見る」佐伯一麦/・「時間と希望」瀬名秀明/・
「後ろめたさという十字架」乃南アサ/・「電柱」馳星周/・「石巻再訪」森絵都/・「直視して得る「勁さ」」平松洋子/・「地震後」
綿矢りさ/・「目に見えない光にあふれかえるところ」いしいしんじ/・「光の山」玄侑宗久●様々な視点●・「あの日の光景」
宮城谷昌光/・「わたし一人の震災記」村田喜代子/・「被災地から遠く離れて」髙村薫/・「ケルンシュメルツェ」多和田葉子
/・「失われた言葉」小池真理子/・「私事、国難、ルーティンワーク」篠田節子/・「大災害が国の形を変える可能性…」西木
正明/・「三月十五日の晩餐」夢枕獏/・「まだ揺れる」ねじめ正一/・「対岸の火事」花村萬月/・「より主体的に行動する」佐
藤賢一/・「信じの苦しみ」町田康/・「風穴は開かなかった」松浦寿輝/・「重心をずらす」堀江敏幸/・「This Will Be
OurYear」阿部和重/・「わたしたちの瑕疵」/・「おにぎりの衝撃」楊逸/・「「一人ではない」のその先で」津村記久子/・「ああ
「勘違い」」中島京子/・「下向きながらも」西村賢太/・「私になにができるのか」真山仁/・「灰の人」石田千/・「「文芸あねも
ね」との出会い」柚木麻子/・「散る花の美」髙樹のぶ子/・「「文学」の抵抗力」津島佑子/・「一二〇年前と今」柄谷行人◆
「文藝春秋」が見た、関東、阪神・淡路、東日本大震災●アーカイブス 関東大震災 1923・9・1●○完全復刻 震災文章/
芥川龍之介・久米正雄・加能作次郎・宮地嘉六・佐佐木茂索・今東光・横光利一・武川重太郎・宮崎光男・大木雄三・岡栄
一郎・田中純・石濱金作:川端康成・中河與一・小島政二郎・菊地寛・佐々木味津三・直木三十五・一読書生 解説>片
山宏行●アーカイブス 阪神・淡路大震災 1995・1・17●・「地震に思う」黒岩重吾/・「災厄記」田辺聖子/・「心的外傷後ス
トレス症候群」藤本義一/・」歴史はくり返す」吉村昭●アーカイブス 3・11●・「なぜ、今「日本国籍」を取得するか」ドナル
ド・キーン/・「チェルノブイリで考えた東北の明日……」重松清/・「やけどのあと」万城目学/・「神話的破壊とことば」辺見
庸/・「精神の傷の治療が最も重要だ」吉本隆明/・「痛みの距離」天童荒太/・「被災した「北リアス線」に乗る」桐野夏生/・
「庭」井上荒野/・「埋もれた歳月」古井由吉/・対談「日本人よ、自らの剣で運命を切り拓け」 石原慎太郎×藤原正彦/・対
談「被災地の子どもたちに10年募金を!」 塩野七生×安藤忠雄◆特別企画 世界の作家から日本人へ/ 中国とカナダ
2507 文藝春秋 2012年 3月臨時増刊号
資料ID 書籍名
2508 文藝春秋 2012年 4月号
文藝春秋
作家名
文藝春秋
1
文藝春秋
数量 出版社
2
文藝春秋
綿矢りさ/・「目に見えない光にあふれかえるところ」いしいしんじ/・「光の山」玄侑宗久●様々な視点●・「あの日の光景」
宮城谷昌光/・「わたし一人の震災記」村田喜代子/・「被災地から遠く離れて」髙村薫/・「ケルンシュメルツェ」多和田葉子
/・「失われた言葉」小池真理子/・「私事、国難、ルーティンワーク」篠田節子/・「大災害が国の形を変える可能性…」西木
1
2012/3/1
358
正明/・「三月十五日の晩餐」夢枕獏/・「まだ揺れる」ねじめ正一/・「対岸の火事」花村萬月/・「より主体的に行動する」佐
藤賢一/・「信じの苦しみ」町田康/・「風穴は開かなかった」松浦寿輝/・「重心をずらす」堀江敏幸/・「This Will Be
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
OurYear」阿部和重/・「わたしたちの瑕疵」/・「おにぎりの衝撃」楊逸/・「「一人ではない」のその先で」津村記久子/・「ああ
「勘違い」」中島京子/・「下向きながらも」西村賢太/・「私になにができるのか」真山仁/・「灰の人」石田千/・「「文芸あねも
ね」との出会い」柚木麻子/・「散る花の美」髙樹のぶ子/・「「文学」の抵抗力」津島佑子/・「一二〇年前と今」柄谷行人◆
「文藝春秋」が見た、関東、阪神・淡路、東日本大震災●アーカイブス 関東大震災 1923・9・1●○完全復刻 震災文章/
芥川龍之介・久米正雄・加能作次郎・宮地嘉六・佐佐木茂索・今東光・横光利一・武川重太郎・宮崎光男・大木雄三・岡栄
一郎・田中純・石濱金作:川端康成・中河與一・小島政二郎・菊地寛・佐々木味津三・直木三十五・一読書生 解説>片
山宏行●アーカイブス 阪神・淡路大震災 1995・1・17●・「地震に思う」黒岩重吾/・「災厄記」田辺聖子/・「心的外傷後ス
トレス症候群」藤本義一/・」歴史はくり返す」吉村昭●アーカイブス 3・11●・「なぜ、今「日本国籍」を取得するか」ドナル
ド・キーン/・「チェルノブイリで考えた東北の明日……」重松清/・「やけどのあと」万城目学/・「神話的破壊とことば」辺見
庸/・「精神の傷の治療が最も重要だ」吉本隆明/・「痛みの距離」天童荒太/・「被災した「北リアス線」に乗る」桐野夏生/・
「庭」井上荒野/・「埋もれた歳月」古井由吉/・対談「日本人よ、自らの剣で運命を切り拓け」 石原慎太郎×藤原正彦/・対
談「被災地の子どもたちに10年募金を!」 塩野七生×安藤忠雄◆特別企画 世界の作家から日本人へ/ 中国とカナダ
から届いた、震災後の日本人へのメッセージ/・「壊滅の中での省察」莫言/・「希望はすでにあるのです」マーガレット・アト
ウッド/執筆者紹介/編集だより
1
2012/4/1
492
目次>・「世代交代 日本再生⑫」立花隆/・「平和を愛する心」千玄室/・「シナイ砂漠の記憶」小林喜光/・「震災とリージョ
ナリズム建築」隈研吾/・「政治記者引退の弁」三宅久之/・「前へ」谷田雅志/・「それが繋がって」満島ひかり/・「風雅と鬱
懐」小林恭二/・「盛岡宮古間往還」原武史/・「硬直状態打開への一つの智恵 日本人へ(107)」塩野七生◆日本をギリシ
アにせぬために大新聞「船中八策」競作/・「日本を蝕む大衆迎合政治」渡邉恒雄(読売新聞グループ本社代表取締役会
長・主筆)/・「「オオカミ」はとっくに来ている」田村秀男(産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員)/・「創造的楽観主義5つ
の提言」倉重篤郎(毎日新聞論説委員長)○第三次「油断!」イラン危機/小山貴◆歴代総理連続インタビュー 野田総理
に説く「増税の哲学」 聞き手>後藤謙次/・「初一念 風雪を突破せよ」中曽根康弘/・「私心を捨てて国民を説得すべし」
村山富市/・「日本は絶対破綻しない」麻生太郎◆対談 「秋入学」のススメ/東大総長、濱田純一×慶應義塾塾長、清家
篤○「現代の家系⑦ 小沢一郎 秘密の多すぎる家族」石井妙子◆芥川賞「事件」の真相 田中慎弥×西村賢太○橋本
徹が狙う「首相の座」 赤坂太郎◆総力特集 3・11日本人の反省/・「巨大津波 無視された警告」柳田邦男/・「機密文書
官邸が隠した原発悪魔のシナリオ」船橋洋一/・「こどもたちが綴った「原発と家族」」森健/・「最高指揮官が初めて語る
「自衛隊・史上最大の作戦」」折木良一/・「東京電力の研究 埋蔵金は必ずある」猪瀬直樹/・「原子炉内部はどうなってい
るのか」水野倫之(NHK解説委員)/・「政府発表 放射能汚染マップを点検する」岡野眞治・高辻俊宏・木村真三/・「三陸
現地報告「復興いまだ進まず」」龍崎孝○「手術現場からの医療保険改革論」南淵明宏○今こそ読むべき名講演 「幕末
と現代」綱淵謙錠/・「オセロ中島が霊能者に送った「メール」」石井謙一郎/・「平田信・齋藤明美の17年」滝本太郎/・「石
岡瑛子 オスカーを抱いて泣いた夜」島﨑今日子/・「朝ドラ『カーネーション』とお母ちゃん」コシノジュンコ/・「錦織・伊達に
続け!」 松岡修造×杉山愛 司会・構成>生島淳◆大震災・作家100人の言葉/映像よりも、言葉を胸に刻みたい。>五
木寛之・野坂昭如・伊藤桂一・天童荒太・重松清・平松洋子・森絵都・莫言・佐伯一麦・小池真理子・井上荒野・村上龍・瀬
名秀明・篠田節子・中島京子・万城目学・髙村薫・西木正明・夢枕獏・楊逸・多和田葉子・よしもとばなな○この人の月間
日記 「直木賞「候補」は四度で十分です」葉室麟○誰も書かなかった「同和教育」/最終回「結局先生次第なんや」上原
善広/・「プロ野球伝説の検証⑪ 打倒王貞治「背面投げ」の誕生」二宮清純/・BOOK倶楽部/中島京子・田口久美子・金
子勝・山内昌之/・今月買った本/池上彰/・「新書」に聞く/・雑誌探訪 古典でしか世界は読めない/佐藤優/・丸の内コン
フィデンシャル/・霞が関コンフィデンシャル/・新聞エンマ帖/・オヤジとおふくろ/・ゴルフ/・目・耳・口/・マガジンラック/・広
告情報室/・「スターは楽し」芝山幹郎/・「昭和のことば」鴨下信一/・「新・養生訓」東嶋和子/・「悠々山歩き」岩崎元郎/・
考えるパズル/・三人の卓子/・詰将棋・囲碁/・蓋棺録/・「新代表的日本人(23) 穀田屋十三郎」磯田道史/・「人生天語
(107)」坪内祐三/・「キャパの世界、世界のキャパ」沢木耕太郎/・「オールド・テロリスト⑪」村上龍/・「昭和天皇(82) 大和
沈没」福田和也/・「三国志(131)」宮城谷昌光◆グラビア/モノクロ/ ・日本の顔/村井嘉浩/ ・同級生交歓/カラー/ ・細
川護熙が語る細川家の美(22)/ ・みちのく 小さな生き物の四季/写真/六田晴洋・文/養老孟司/ ・もう一人の家族(64)/
林家ペー・パー子/ ・美食美術館(35) 三井記念美術館/ ・小さな大物/五嶋みどり/ ・文春LOUNGE/春の九州ゆたつ
と旅/ゴルフはアドレスでうまくなる!/NEW SENSOR/レイアウト>鶴丈二・大久保明子/短歌>三枝昂之/俳句>藤木倶
子/詩>山崎佳代子//表紙題「遊春」>松村公嗣/目次カット>野地美樹子/目次レイアウト>星達也
資料ID 書籍名
2510 新潮 2012年 3月号
2511 新潮 2012年 4月号
2512 群像 2012年 2月号
作家名
新潮社
新潮社
講談社
数量 出版社
1
2
1
新潮社
新潮社
講談社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1
2012/3/7
2012/4/7
2012/2/1
356
所収作品>◆100年保存大特集/創る人52人の2011年日記リレー>古井由吉・大竹信朗・飴屋法水・朝吹真理子・磯崎
新・野田秀樹・西村賢太・都築響一・金原ひとみ・石川直樹・福田和也・名久井直子・小川洋子・石上純也・伊坂幸太郎・
杉本博司・和合亮一・柴田元幸・東浩紀・横尾忠則・長島有里枝・皆川明・森村泰昌・平野啓一郎・柴崎友香・坂本龍一・
よしもとばなな・田中長徳・大野和士・髙村薫・吉増剛造・梅沢和木・大友良英・岸田周三、ドナルド・キーン、宇川直宏・佐
伯一麦・西沢立衛・相馬千秋・康本雅子・宮沢章夫・池田亮司・蓮實重彦・しりあがり寿・平松洋子・河瀬直美・内藤礼・黒
沢清・瀬戸内寂聴・阿部和重・青山真治・大江健三郎/・「不在」筒井康隆/・「双頭の船(1)」池澤夏樹/・「恋愛雑用論」絲山
秋子/・「ある晴れた日に」稲葉真弓/・「橋」黒川創/・「しろいちばすいもした 遊女考(六)」村田喜代子◆読む快楽と書く快
楽/ 金井美恵子ロングインタビュー/・「“フクシマ”、あるいは被災した時間(六)――リスクと贈与」斎藤環/・「夜露死苦現
代詩2.0 ヒップポップの詩人たち 第九回・ウデを上げ光出せコラ、まるで泥からメを出す蓮の花――小林勝行」都築響
一/・「批評時空間 第十四回・観察(者)について(その2)」佐々木敦/・「アメリカスケッチ2.0 ウェブと文化の未来を考える
第二十一回・イノベーション都市を目指すニューヨーク」池田純一/・「世界同時文学を読む(八)鉄道が作った国――デニ
ス・ジョンソン『列車の夢』」都甲幸治/・「見えない音、聴こえない絵 第九十四回・冥土景」大竹伸朗◆本/・青山七恵『あ
かりの湖畔』<江南亜美子/・諏訪哲史『領土』<富岡幸一郎/・佐々木敦『未知との遭遇』<仲俣暁生/・岡井隆『わが告
白』<日和聡子◆新潮/・「なんで宇宙なんて行くの?」古市憲寿/・「「三月の5日間」と胎動する熊本」九龍ジョー/・「モス
クワで海を見た」前田和泉◆連載小説/・「満月の道(三)」宮本輝/・「フィルムノワール黒色影片(二十六)」矢作俊彦/・「還
れぬ家(三十二)」佐伯一麦/第44回≪新潮新人賞≫応募規定/誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/写真>新津保建秀/
表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>竹岡健太郞(クラップス)/本文デザイン協力>中島浩
348
所収作品>◆三五〇枚一挙掲載/「わたしがいなかった街で」柴崎友香/・「金の櫛」鹿島田真希/・「死小説 第二章」荒
木経惟/・「夢の葬送」佐藤友哉◆新潮/・「キーンさんの散文――「ドナルド・キーン著作集」とは何か」角地幸男/・「やち
むんの魂」中江裕司/・「Life goes on」髙橋恭司/・「「iBooks Author」と「著者」の変質」仲俣暁生◆100年保存大特集/震
災はあなたの<何>を変えましたか?震災後、あなたは<何>を読みましたか?/・「震災が私の何を変えたか&震災後なに
を読んだか」よしもとばなな/・「ご質問への回答」阿部和重/・「大震災と祈り」加賀乙彦/・「回答」水村美苗/・「永劫回帰」
古井由吉/・「ワイルドサイドを歩け」町田康/・「おさがり」石田千/・「僕はかなり変わったと思う」岡田利規/・「逃げ足」田中
慎弥/・「半日常の時間」黒井千次/・「この「傷」から見つかるものは」津島佑子/・「砂と泥と火山灰でできた土地の上で」
長野まゆみ/・「放射線に射貫かれて もう一つの三・一一」村田喜代子/・「剝いで、骨が残った」古川日出男/・「変わって
いないと思う」松浦理英子/・「昔から」中村文則/・「一つの世界」角田光代/・「回答」佐伯一麦/・「災厄中の希望」島田雅
彦/・「「生/死」と「有/無」」平野啓一郎/・「「電子冷凍機」の悪夢」松浦寿輝/・「真夜中のことば」いしいしんじ/・「何も信じ
られない」桐野夏生/・「どこにも行けない」宮沢章夫/・「イメージへの距離」朝吹真理子/・「これまでと、これからの長い時
間」黒川創/・「あれ以来」矢作俊彦/・「“フクシマ”、あるいは被災した時間(七)――核と原子力 両価性の起源」斎藤環/・
「夜露死苦現代詩2.0 ヒップポップの詩人たち 第十回・本当に痛い場所を言わないくせにわかって貰えないって、一人で
泣く――チプルソ」都築響一/・「批評時空間 第十五回・時間と空間について」佐々木敦/・「アメリカスケッチ2.0 ウェブと
文化の未来を考える 第二十二回・ハッカー王国の誕生」池田純一/・「世界同時文学を読む(九) 水の記憶――ジュリア
ン・バーンズ『終わりの感覚』」都甲幸治/・「見えない音、聴こえない絵(九十五)」大竹伸朗◆本/・田中長徳『屋根裏プラ
ハ』<池内紀/・マリオ・バルガス=リョサ『悪い娘の悪戯』<小山浩子/・金井美恵子『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・
トールド・テールズ』<千葉雅也/・山根貞男『日本映画時評集成 2000ー2010』<古谷利裕/・角田光代『かなたの子』<
間宮緑◆連載小説/・「満月の道(四)」宮本輝/・「フィルムノワール 黒色影片(二十七)」矢作俊彦/・「還れぬ家(三十三)」
佐伯一麦/第44回≪新潮新人賞≫応募規定/誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/カット>平川紀道/表紙デザイン>望月
玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>竹岡健太郞(クラップス)/本文デザイン協力>中島浩
396
所収作品>◆短期集中連載第1回100枚/「クエーサーと13番目の柱」阿部和重◆長編一挙掲載300枚/「K」三木卓◆新・
連作小説/「芝生の子供」黒井千次◆中篇100枚/「松ノ枝の記」円城塔◆新連載評論/「フランス文学と愛」野崎歓◆対談
ドゥ マゴ文学賞受賞記念 「出張小説」と夢の技法 辻原登×磯﨑憲一郎◆連載評論 スリリングな女たち/「金原ひと
みの「私」曼荼羅」田中弥生◆連載小説/・「晩年様式集(2)」大江健三郎/・「夜は終わらない(6)」星野智幸/・「燃える家
(16)」田中慎弥/・「日本文学盛衰史 戦後文学篇(20)」高橋源一郎/・「昼田とハッコウ(24)」山崎ナオコーラ/・「未明の闘争
(28)」保坂和志◆連載評論/・「<世界史>の哲学(35)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート(23)」穂村弘/・「「生」の日ばかり
(35)」秋山駿/・「映画時評(38)」蓮實重彦◆随筆/・「“ALL IN TWILIGHT”」朝吹真理子/・「ヨハネスとアントニ」福岡伸一/・
「父に似たひと」石井睦美/・「川のほとりの町」鬼海弘雄/・「「受苦」という言葉から」富岡幸一郎◆私のベスト3/・「わたし
が聞いた車内アナウンス」川崎徹/・「世界のジョギングコース」斎藤環/・「芥川と龍之介、牛乳風呂に入る」澤西祐典◆書
評/・『領土』諏訪哲史<巽孝之/・『一一一一一』福永信<豊﨑由美/・『木挽町月光夜咄』吉田篤弘<東直子/・『部屋』エ
マ・ドナヒュー、土屋京子訳<村田沙耶香◆創作合評/・中条省平×苅部直×青山七恵 「燃焼のための習作」堀江敏
幸/「迷宮」中村文則/第56回群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/ 表紙・目次・扉>帆
足英里子/ 本文>高山ときな(primary inc.,)
資料ID 書籍名
作家名
2513 現代詩手帖 2012年 1月号
2514 文學界 2012年 2月号
2539 ユリイカ 2012年 4月号
数量 出版社
1
文藝春秋
思潮社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
2012/1/1
312
1
文藝春秋
1
2012/2/1
328
1
青土社
1
2012/4/1
269
所収作品>現代日本詩集2012◆対話/REQUIEM 裸形の大地に/吉増剛造・赤坂憲雄◆作品Ⅰ/・那須高原・一月/中
村稔/・終章/辻井喬/・南独逸の旅の前と後/岡井隆/・影の木/荒川和江/・庭/谷川俊太郎◆作品Ⅱ/・地上にて/杉山平
一/・手に把った道路地図をひざに滑らせて/長谷川龍生/・画家、森本紀久子の奇妙なハシゴ/日高てる/・二〇一一年極
月の詩 ひかりのなかへ/平林敏彦/・二年が過ぎて/秋山基夫◆遺稿/・駆けぬけた夏/長島三芳//◆作品Ⅲ/・手土産/
安藤元雄/・温石 他二篇/粕谷栄市/・あの時から・原子力時代の恋人たち/高橋睦郎/・日向の海/新藤凉子/・庭/荒井
豊美◆作品Ⅳ/・民話的話法の方へ 六片/北川透/・MEMORIAL/天沢退二郎/・メモへメモから/藤井貞和/・声たち(大船
渡市・下船渡)/佐々木幹郎/・豆手帖から/季村敏夫◆作品Ⅴ/・アルプス/荒川洋治/・開扉/瀬尾育生/・記憶の届かない
場所/吉田文憲/・ご飯はできていない/福間健二/・終日 他四篇/池井昌樹◆共同制作Ⅰ/渦巻カフェあるいは地獄の一
時間/野村喜和夫+北川健次(オブジェ)◆作品Ⅵ/・やわらかな手/井坂洋子/・LAXはロサンゼルス空港の空港コードで
ある/伊藤比呂美/・アストラル/平田俊子/・そぼらうらなを/小池昌代/・荒地を/蜂飼耳◆作品Ⅶ/・茎を聴く/朝吹亮二/・
草原の星座/城戸朱理/・道のべ/高貝弘也/・旅物語「日本語の娘」/四元康祐/・一人/髙木敏次/・蜘蛛の夢 梓路寺に
て/田原◆共同制作Ⅱ/轟音と静寂の後/和合亮一+ティエリー・ジラール(写真)◆作品Ⅷ/・傍点花/水無田気流/・終焉
♯27/三角みづ紀/・(おやすみの後の、詩篇)/手塚敦史/・すてきな し・がんばれ!/最果タヒ/・ひとよりも大きく産んであ
げるね、地球/文月悠光/・薄明とケープ/暁方ミセイ◆連載/・西行覚書/粟津則雄/・無窮の問いへ 洪水の後で After
the Flood/城戸朱理◆新連載/・俳句観測(1)/関悦史/陶片の由来 青山茂根『BABYLON』/・来るべきうた/山田航/「作
者」に甘えないために 歌集『町』◆詩書月評/・社会的存在であるわれら<コーネリアス>とともに/生への返礼として詩を
読む/倉田比羽子◆詩誌月評/コンセプトと方法/河野聡子◆新人作品 1月の作品/西口、原嵐児、武直人、藤本哲朗、
佐藤瑞枝、依田冬派、疋田龍乃介、栗山括弧、紺野とも◆新人選評/・二カ月分の重さ/平田俊子/・未知と魅惑に/渡辺
玄英//calendrier/表紙デザイン・写真・扉・目次・本文カット>毛利一枝
所収作品>◆特集 若き日の開高健/・向井敏への手紙/「食卓と寝台 第二章」新発見小説/開高文学形成期の未完小
説/坂本忠雄/――「食卓と寝台 第二章」解説/・谷沢永一への手紙/山野博史/伴走、二十年。――谷沢永一先生との
約束を果すまで◆創作/・「雪の夜ばなし」辻井喬/・「鼻の虫」多和田葉子/・「原子海岸」村田喜代子/・「窓の幽霊」田山
朔美/・文學界新人賞受賞第一作/・「春寒」馳平啓樹◆エセー/・「訛り巡る旅」西村健/・「テレヴィジョン、国の麻薬無知を
育て、放射能食わせる」モブ・ノリオ◆評論/・「弦楽四重奏綺談」菅野昭正 ――丸谷才一『持ち重りする薔薇の花』をめ
ぐって◆対談/「ビアニスト、作家、あるいはカフカ」 高橋悠治×保坂和志◆追悼 立川談志/・「或る日の鉄拐仙人」立
川談笑/・「憧憬と畏怖――間違いなく天才の芸術家だった」山中秀樹◆特別ルポルタージュ・インド/・「彼女たちの、涙と
怒りと」角田光代/・「目めくり忘備録(6)」海弘雄/◆連載/・「離陸 新連載第2回」絲山秋子/・「二十世紀博覧会(10)」辻
仁成/・「モンフォーコンの鼠(35)」鹿島茂/・「路 最終回」吉田修一/・「傾国子女(21)」島田雅彦◆文學界図書室/・大道
珠貴『きれいごと』(江南亜美子)/・青山七恵『あかりの湖畔』(栗田有起)/・諏訪哲史『領土』(千葉一幹)/・東浩紀『一般意
志2・0――ルソー、フロイト、グーグル』 (國分功一郎)/・著者インタビュー 福永信『一一一一一』◆コラム/・「犬心」伊藤
比呂美/・「カーヴの隅の本棚」鴻巣友季子/・「ニッポンの名文」山口文憲/・「鳥の眼・虫の眼」相馬悠々/・新人小説月評
/「プロジェクトFUKUSHIMA!は戦争ごっこか否か」池田雄一/「「文脈」を感じ取ること」郷原佳以/・Author's Eyes/「善光
寺」堀越千秋/「「災後」仏教」秋田光彦/日本全国文学ガイド(1月7日~2月6日)/文学界新人賞応募規定/執筆者紹介/・
Voice Animals/三沢厚彦/・詩<せいおんのあさ>/朝吹亮二//表紙・本文デザイン>関口聖司/目次デザイン>井手口智
人/カット>Noritake
目次>◆「人生に関する断章・4常用漢字表について」中村稔◆詩「こえ こえ」佐藤雄一◆第17回中原中也賞発表/暁方
ミセイ『ウイルスちゃん』/受賞詩集より――/・世界葬・スーイサイド・不如婦・埋め火・鷺沼プール/選考委員=荒川洋治・
井坂洋子・北川透・佐々木幹郎・高橋源一郎・蜂飼耳◆特集 セザンヌにはどう視えているか◆Nature vivre! 絵筆の
一振り――セザンヌとともに考えるために 松浦寿夫×林道郎◆Eclogae/・「セザンヌの絵の前で」與謝野文子・「庭師
ヴァリエのいるテラス」末永照和/ ・「セザンヌの描いた女性像」永井隆則/・「初期セザンヌの暴力とエロティシズム」荻野
厚志◆感覚の氾濫/・「映るものと移ろうもの」野見山暁治、聞き手>編集部/・「テーブル絵画論序説」松浦寿夫/・「多重
周期構造 セザンヌのクラスター・ストローク」平倉圭/・「セザンヌの中間地帯」池田剛介/・「具体的な抽象 セザンヌ主要
作品解題」荒川徹◆Correspondances/・「詩人リルケ渾身のセザンヌ接近 リルケ『セザンヌ書簡』」神品芳夫/・「自然が
与えるモデルニテ セザンヌとマラルメ」熊谷謙介/・「天使と闘うクロード 『制作』におけるゾラとセザンヌ」福田美雪◆絶
対の探求/・「思考するイメージ、イメージする思考 セザンヌと解釈者たち」岡田温司/・「描かれた知覚論 メルロ=ポン
ティのセザンヌ解釈」横山奈那/・「非・感覚の論理 ジョン・リウォルドの理性」星野太/・「ジュールダンの小屋」荒川徹◆
Etude/・「セザンヌ・ヴァリアント 芸術はいかに鳴りうるか」山口一朗(サカナクション)、聞き手>編集部/・「記憶に依らず
見ること」鈴木理策/・「ジャコメッティの林檎」桑田光平/・「両手を組み合わせる仕草 ユイレとストローブの映画『セザン
ヌ』」持田睦◆今月の作品/貝又臣・野本篤美・尾久守侑・中山智之/選=小池昌代◆われ発見せり/「掃苔のことども」阿
部純/書容設計=羽良多平吉+米倉みく@EDiX/表紙図版=セザンヌ≪大水浴図≫、油彩/1960年頃、フィラデルフィア
美術館/次号予告
資料ID 書籍名
2540 群像 2012年 5月号
現代詩手帖 2012年4月号
作家名
講談社
数量 出版社
1
1
講談社
思潮社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
2012/5/1
2012/4/1
428
所収作品>◆新連載 連作小説/「45°」長野まゆみ◆一挙掲載250枚/「アイビー・ハウス」原田ひ香◆新・連作評論/
「折口信夫の起源」安藤礼二◆評論120枚/「出日本記」大澤信亮◆第6回大江健三郎賞 受賞作発表/「小説のたくみさ
と成熟」大江健三郎◆中篇120枚/「日記と周辺」川崎徹◆連作小説「流砂第2回庭の石」黒井千次◆連作評論 完結
「スリリングな女たち 柴崎友香と映像的人間の夢」田中弥生◆追悼 「吉本隆明」 三浦雅士・竹田青嗣・大澤真幸・山城
むつみ◆連載小説/・「地上生活者 第五部 邂逅と思索(3)」李恢成/・「夜は終わらない(9)」星野智幸/・「燃える家(19)」
田中慎弥/・「日本文学盛衰史 戦後文学篇(23)」高橋源一郎/・「未明の闘争(31)」保坂和志◆連載評論/・「フランス文学
と愛(4)」野崎歓/・「<世界史>の哲学(38)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート(26)」穂村弘/・「「生」の日ばかり(38)」秋山
駿/・「映画時評(41)」蓮實重彦◆随筆/・「ロビンソン・クルーソーの島」塚本昌則/・「デルヴォーの絵の中の物語」山尾悠
子/・「日課」片山杜秀/・「左向いた時の右側に気を」西川アサキ/・「『地上生活者』への旅」永岡杜人◆私のベスト3/・「60
年代アイドルポップス」笠井潔/・「心身のマッサージ」松原隆一郎/・「アンゲロプロス作品ベスト3」渡辺淳◆書評/・「『花
嫁』青山七恵<海猫沢めろん/・「『とにかくうちに帰ります』津村記久子<古谷利裕/・「『共喰い』田中慎弥<池田雄一/・
「『道化師の蝶』円城塔」<金子邦彦◆創作合評/「お花畑自身」川上未映子、「わたしがいなかった街で」柴崎友香/関川
夏央×大竹昭子×羽田圭介/第55回群像新人文学賞 予選通過作品発表/吉川英治文学賞・文学新人賞・文化賞発表/
第56回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子
(primary inc.,)
200
所収作品>◆発表 第3回 鮎川信夫賞/藤井貞和、野村喜和夫 受賞の言葉◆選評/・辻井喬「白熱の討議のあとに」
/・岡井隆「二、三の感想」/・北川透「小さないのちの円い玉」/・吉増剛造「鮎川信夫賞のエクリチュール」◆作品抄/藤井
貞和「春楡の木『春楡の木』より」◆追悼特集/牟礼慶子◆追悼Ⅰ/・井坂洋子「光の淵を歩いて」/・瀬尾育生「牟礼さんの
方法」/・久谷雉「うつわをからにする作業」/・樋口良澄「無名にして共同なものへの遡行 牟礼さんの鮎川信夫論」/・氏
家和歌子「もう、手をつないでいますか?」◆アンソロジー/牟礼慶子代表詩選 井坂洋子編/・愚かな弁明・山羊・ポプラ・
すばらしい海・見えない季節・ことばの冠・夢の庭へ◆追悼Ⅱ/・平林敏彦「鮎川信夫がいなければ」/・野沢啓「ピュアなこ
とばの詩人」/・脇地炯「謙虚な探索者 鮎川信夫伝の思い出」/・神山睦美「牟礼慶子追悼」/・添田馨「牟礼さんと鮎川信
夫のこと」/・河津聖恵「牟礼慶子さんという場所」/・田口麻奈「鮎川研究者としての牟礼さんのこと」◆資料/自然の類縁と
して 未発表インタビュー 牟礼慶子/井坂洋子(ききて)◆作品特集/新鋭詩集2012◆インタビュー/・「薄明の層、彷徨す
る」 暁方ミセイ>野村喜和夫(ききて)◆作品+エッセイ/・江夏名枝「あわいつみ」/・大江麻衣「大入道の首」/・大野直子
「おなかの石がうずく」/・尾関忍「女神へ」/・金子鉄夫「虹色のバブバブぅ hちゃんに」/・川上亜紀「寒天旅行」/・颯木あ
やこ「苺踏む」/・柴田友理「ノスタルジア」/・宿久理花子「亡霊」/・高橋正英[花のいたみ]/・タケイ・リエ「ミーアキャットの
子は年上の兄弟からサソリの狩りを学ぶ」/・長谷部裕嗣「顆粒」◆対話/生命と詩をめぐる渦巻きの時間/福岡伸一×小
池昌代◆新連載詩/石牟礼道子「さびしがりやの怨霊たち 祖さまの草の邑」◆連載詩/・安川奈緒「「人、生の光、芒」か
らの手紙 ダーティエピック・フラグメンツ」/・鉄塔王国の恐怖 詩>廿楽順治、版画>宇田川新聞◆作品/・國峰照子
「「旧世界」発」/・高塚かず子「ケリケリナ・コンストリクタ」/・北原千代「母魚子魚」◆連載/・粟津則雄「西行覚書」/・谷合
吉重「土地と詩(上)黒田喜夫の世界 リレー連載・詩論の現在」◆クリティック2012/・飯吉光夫「ネリー・ザックス、トランス
トロンメル、パウル・ツェラン」/・城戸朱理「沸点を超えて「すべての僕が沸騰する――村山知義の宇宙」展を見る」◆海外
詩前線/ポール・マルドゥーン詩選/佐藤泰人 訳・解説◆連載/・「絶対的にHIP HOPであらねばならない②態度がHIP
HOPになるとき」佐藤雄一/・「春、水に住む詩の故郷 水の草枕②」川上明日夫/・「来るべきうた④権力と反権力のはざ
まで 清原日出夫の時代」山田航/・「俳句観測④ 震災発生一年目」関悦史◆Event/・「彷徨することば 仙台「虹の街」
から」渡辺仁子◆月評/・詩書月評「見えない世界 <郷愁>に踏み込む歴史感覚」倉田比羽子/・詩誌月評 デザイン>河
野聡子◆calendrier◆Book/・限界集落に生きる「をんなうた」 田中郁子『雪物語』/新延拳/・凜とした孤独と覚悟/タケイ・
リエ『まひるにおよぐふたつの背骨』/ブリングル/・その声の持ち主のこと 八柳李花『サンクチュアリ』/杉本徹/・思い出に
促され 福島泰樹『血と雨の歌』/季村敏夫/・あっぱれな試み 高市順一郎編/『Immortal Mounments――16 Modern
Japanese Poets』/阿部公彦◆新人作品/4月の作品/疋田龍乃介、青井英代、依田冬派、栗山括弧、紺野とも、藤本哲
朗、原嵐児、みいとかろ、西口◆新人選評/・渡辺玄英/物象で語ることを/・平田俊子/あと一球/表紙デザイン・写真・扉・
目次・本文カット>毛利一枝
372
所収作品>◆新連作小説/「窓の内」古井由吉◆長篇二四〇枚/「ひらいて」綿矢りさ/・「癒しの豆スープ」よしもとばなな
/・「愛について ちょうちんそで」江國香織/・「双頭の船(2)」池澤夏樹/・「笑う母」森内俊雄◆連載小説/・「満月の道(5)」
宮本輝/・「あたいたっちゃ 一つ事 ないもした(私たちはおんなじになり申した) 遊女考(7)」村田喜代子/・「フィルムノ
ワール黒色影片(28)」矢作俊彦/・「還れぬ家(34)」佐伯一麦◆新潮/・「岡上淑子の世界――コラージュとお裁縫」金井久
美子/・「もう一隻の「タイタニック」」與那覇潤/・「うつり行く希望」林央子/第45回≪新潮新人賞≫応募規定 募集開始◆
対談/「現代にゆらめく壁画の炎」ヴェルナー・ヘルツォーク×石川直樹◆新連載/「地上に星座をつくる 第一回・ウサギ
狩り」石川直樹/・「吉田健一 第三回・一〇〇枚」長谷川郁夫/・「マイナス1、プラス1」古谷利裕◆追悼 吉本隆明/・「「自
然史過程」について」中沢新一/・「森が賑わう前に」加藤典洋/・「疲労と憤怒」松浦寿輝/・「ごわごわしたものの手触り」福
嶋亮大◆連載完結/「“フクシマ”、あるいは被災した時間(8)」斎藤環/・「夜露死苦現代詩2.0 第11回 さっきまで楽しかっ
た自分 まあ慣れてるそんな気分――ERA」都築響一◆連載完結/「批評時空間 第16回・終わりについて」佐々木敦/・
「アメリカスケッチ2.0 第23回・記憶に繋がる情報群の再編成」池田純一/・「世界同時文学を読む(10)」都甲幸治/・「見え
ない音、聴こえない絵(96)」大竹伸朗◆本/・谷川俊太郎・多和田葉子ほか/『それでも三月は、また』/マイケル・エメリック
/・福永信『こんにちは美術』/岡﨑乾二郎/・津村記久子『とにかくうちに帰ります』/藤野可織/・いしいしんじ『ある一日』/
湯浅学//誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/カット>佐々木愛/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン
>竹岡健太郞(クラップス)/本文デザイン協力>中島浩
2541
2542 新潮 2012年 5月号
1
新潮社
1
2012/5/7
資料ID 書籍名
作家名
2543 ダ・ヴィンチ 2012年 5月号
2544 群像 2012年 6月号
2545 新潮 2012年 6月号
数量 出版社
1
講談社
新潮社
1
1
メディアファクト
リー
講談社
新潮社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1
2012/4/6
2012/6/1
2012/6/7
226
目次>◆特集 京都で、本を。/第1部/ 又吉直樹 京都で本との一期一会を楽しむ/ 綿矢りさ 京都の書店で耽美の扉
を開く/ ・京都の個性派書店&居心地のいいブックカフェ/〔寄稿〕千野帽子/穂村弘/あの人が推す!本好きたちのお
気に入りスポット/ 綾辻行人/いしいしんじ/井上由季子/貴志祐介/CLAMP/グレゴリ青山/杉本綾/つじあやの/法月綸
太郎/塚本麻里衣/蔵 均/川村央/安西京子/鶴岡寛子/安田洋子/第2部 ARTで遊ぶ京都/・京都国際マンガミュージア
ム・美術館・ギャラリー/・京都音楽シーン/・TAKUMA(10・FEET)インタビュー/・えすとえむ〔京都のそそるグルメ〕/・〔ブッ
クガイド〕本で楽しむ京都情景/・京都のおすすめ手みやげ20/・本好きが歩く京都マップ/・京都書房ことのは新書◆
STUDIO INTERVIEW 佐藤健/◆あの人と本の話/・戸田恵梨香/・役所広司/・浜田岳◆今月のBOOKMARK EX/・『ストレ
イヤーズ・クロニクルACT-1』本多孝好/・『高原のフーダニット』有栖川有栖/・『望遠ニッポン見聞録』ヤマザキマリ/・『バ
イ貝』町田康◆今月のBOOKMARK/・『三毛猫ホームズの夢紀行』赤川次郎/・『心霊探偵 八雲9 救いの魂』神永学/・
『花のようする』藤谷治/・『三匹のおっさん ふたたび』有川浩◆文庫 ダ・ヴィンチ/・開業までもうすぐ!東京スカイツリー
を知るための下町文庫/小路幸也/森まゆみインタビュー◆コミック ダ・ヴィンチ/・思考実験的SFマンガ/・阿仁谷ユイジ
インタビュー◆幽・怪談通信/『エムブリヲ奇譚』山白朝子インタビュー◆新連載/・若林正恭『オードリー若林の真社会人』
/・大野敏哉 小説『つり球』/・宇野常寛『THE SHOW MUST GO ON』/・神山健治『映画を生む本棚』◆好評連載中/・ア
ラーキー 「裸ノ顔」高橋源一郎/・北尾トロ「走れ!トロイカ学習帳」/・穂村弘「短歌ください」/・マギーさんの読書占い/・
山岸凉子「ケサラン・パサラン」/・益田ミリ「こはる日記」/・内田樹×名越康文+橋口いくよ/価値観再生道場 これなんぼ
や?/・今日マチ子「百人一首ノート」/・しりあがり寿「おとぎの国のメメントモリ」/・小島秀夫「僕が愛したMEME(ミーム)た
ち」/・伊藤まさこの雑食よみ/・太田垣晴子「季節七十二で候。」◆NEWS & REVIEWS/・今月の絶対はずさない!プラチ
ナ本/・出版ニュースクリップ/新進作家インタビュー>山下澄人/編集者の手前みそ/・ダ・ヴィンチなんでもランキング/・
百人書評『きのう何食べた?』/・絶対読んでトクする14冊 七人のブックウォッチャー/・本屋さんの時間&100%文庫のは
なし/・厳選!!注目の新刊コミック/・〔旬の本棚〕/東アジアの歴史を学ぶ/ランニングで自分を変える!/・注目の新刊情報
/・担当編集者イチオシ本/・ミュージック ダ・ヴィンチ/・シネマ ダ・ヴィンチ/・ゲーム ダ・ヴィンチ/・この本にひとめ惚れ
◆davinci pick up/・『ヨルムンガンド』高橋慶太郎/・『千年ジュリエット』初野 晴/・『最後の恋をあなたと』沢木まひろ/・蒼
井 優写真集『A DREAM』写真家・上田義彦/・発見!私の角川文庫/・海堂尊「古巣への帰還」/・メディアワークス文庫テ
イスティングルーム/・テレビドラマ化『未来日記』を徹底解剖!/岡田将生×剛力彩芽/・あの人気コミックが待望の映画
化!『テルマエ・ロマエ』/・実業之日本社文庫 宮木あや子インタビュー/・光文社書店『サクラ咲く』辻村深月/・『つり球』
『坂道のアポロン』/・注目のホビーブック/今月のテーマ 気持ちが元気になるレシピ//・今月の新刊文庫・新書情報/・今
月の新刊コミック情報//◆SPECIAL/・第7回 ダ・ヴィンチ文学最終候補発表&/第7回『幽』怪談文学賞 募集要項/・ダ・
ヴィンチ電子ナビ/電子書籍アワード2012授賞式レポート//プレゼント付読者アンケート&今月のしあわせ者/バックナン
バー&定期購読のご案内/次号予告
436
所収作品>◆第55回群像新人文学賞発表◆小説当選作/「架空列車」岡本学◆小説優秀作/・「泡をたたき割る人魚は」
片瀬チヲル/・「グッバイ、こおろぎ君。」藤崎和男◆受賞の言葉/阿部和重・安藤礼二・絲山秋子・奥泉光・松浦寿輝◆連
作小説 完結/「旅人」長嶋有/◆連作短編 第二回/「Y」長野まゆみ◆翻訳小説/・「アリの巣」アリッサ・ナッティング、訳・
岸本佐和子/・「亡骸スモーカー」/アリッサ・ナッティング、訳・岸本佐和子◆特集 「戦後文学を読む⑨シリーズ最終回」
大江健三郎/合評/「芽むしり仔撃ち」 奥泉光×野崎歓×町田康/抄録/「芽むしり仔撃ち」◆連作小説 完結/「ライ麦畑
でつかまえてくれ」佐藤友哉◆「日本文学盛衰史 戦後文学篇 最終回 「戦後文学」の果ての果て」高橋源一郎◆連載
小説/・「地上生活者 第五部 邂逅と思索(4)」李恢成/・「晩年様式集(5)」大江健三郎/・「夜は終わらない(10)」星野智幸
/・「燃える家(20)」田中慎弥/・「未明の闘争(32)」保坂和志◆連載評論/・「フランス文学と愛(5)」野崎歓/・「<世界史>の哲
学(39)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート(27)」穂村弘/・「「生」の日ばかり(39)」秋山駿/・「映画時評(42)」蓮實重彦◆随
筆/・「言葉のアイドリング」鷲田清一/・「彼へのおみやげ話」澁澤龍子/・「ある日のベトナム」蜂飼耳/・「記憶」曽根圭介
◆私のベスト3/・「頭痛文学」佐伯一麦/・「泥の建築」藤森照信/・「昭和の名曲」星野博美◆書評/・『雲をつかむ話』多和
田葉子 <円城塔/・『氷山の南』池澤夏樹 <苅部直/・『古井由吉自撰作品 一』古井由吉 <谷崎由依/・『マルセル』
髙樹のぶ子<田中弥生/・『会社員とは何者か?』伊井直行 <富岡幸一郎◆創作合評/・「夏の帽子」辻原登/・「ひらい
て」綿矢りさ/・「アイビー・ハウス」原田ひ香/関川夏央×大竹昭子×羽田圭介/第56回群像新人文学賞応募規定/侃侃
諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子(primary inc.,)
324
所収作品>◆中篇小説一五〇枚/「奇貨」松浦理英子◆新連作短編/・「いつも彼らはどこかに 第一回・帯同馬」小川洋
子/・「十三月怪談」川上未映子/・「メタノワール」筒井康隆/・「デッキブラシを持つ人」堀江敏幸/・「双頭の船(3)」池澤夏
樹/・「死小説 第三章」荒木経惟◆中篇小説一六〇枚/「ひっ」戌井昭人◆第38回<第二期第十三回>川端康成文学賞発
表/「犬とハモニカ」江國香織/【選評】秋山駿・辻原登・津島佑子・村田喜代子/・「数学と農業 「自然史過程」について・2」
中沢新一/・「曼荼羅を喰らう 古川日出男『ドッグマザー』論」安藤礼二/・「夜露死苦現代詩2.0 ヒップホップの詩人たち
第12回・生かされるなら生きてやる――志人」都築響一/・「地上に星をつくる 第2回・恋をした」石川直樹/・「アメリカス
ケッチ2.0 ウェブと文化の未来を考える 第24回・ギークはロックスター」池田純一/・「世界同時文学を読む(11)消えてゆく
愛――ジェームズ・ソルター『最後の夜』」都甲幸治/・「見えない音、聞こえない絵 第97回・小屋と自画像Ⅰ」大竹伸朗◆
新潮/・「ジョセフ・ナジ――カラスの痕跡」小野正嗣/・「ワタミとカフカ」木下古栗/・「ひそかな約束」淺野卓夫◆本/・都築
響一『東京右半分』<青木淳悟/・村田沙耶香『タダイマトビラ』<陣野俊史/・髙樹のぶ子『マルセル』<田中和生/・池澤
夏樹『氷山の南』<沼野充義/・西村賢太編『藤澤清造短篇集』<藤沢周◆連載小説/・「満月の道(6)」宮本輝/・「あたい
は太刀魚になりもした 遊女考(8)」村田喜代子/第45回≪新潮新人賞≫応募規定/第25回≪三島由紀夫賞≫候補作品
発表/誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/写真>中野正貴/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>竹
岡健太郞(クラップス)/本文デザイン協力>中島浩
資料ID 書籍名
2546 文學界 2012年 6月号
作家名
文藝春秋
2547 神様のいない日本シリーズ(文庫版) 田中 慎弥
2548 切れた鎖(文庫版)
2549 図書準備室(文庫版)
2550 田中慎弥の掌劇場
2551 これからもそうだ。
田中 慎弥
田中 慎弥
田中 慎弥
田中 慎弥
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
文藝春秋
1
2012/6/1
360
所収作品>◆第114回文學界新人賞発表/【受賞作】「こどもの指につつかれる」小祝百々子【選評】角田光代・花村萬
月・松浦寿輝・松浦理英子・吉田修一◆創作/・「夜蜘蛛」田中慎弥/・「悪い双子」前田司郎/・「司馬遷の墓」楠見朋彦/・
「ギッちょん」山下澄人◆評論/「松本清張の私小説と魯迅「故郷」――「父系の指」から「張込み」への展開をめぐって」藤
井省三◆連載小説/・「離陸 第5回」絲山秋子/・「二十世紀博覧会 第14回」辻仁成/・「モンフォーコンの鼠 第39回」鹿
島茂◆エセー/・「AKB48と文学」森明夫/・「三月から四月の覚え書き」津村記久子/・「蒲焼きが消える」青山潤◆特集サ
ロン・ド・リーブル2012/日本年/【座談会】「ポスト3月11日の日本文学」絵國香織・平野啓一郎・堀江敏幸・綿矢りさ/・「サ
ロン・ド・リーブル、パリ書籍展での数日」辻仁成/・「目めくり忘備録 第10回」鬼海弘雄◆連載評論/・「シチュエーションズ
新連載第2回」佐々木敦/・「女たちのサバイバル作戦――ネオリベ時代を生き抜くために 第3回労働のビッグバン」上野
千鶴子/・「文学へのロングパス第4回 日本語ラップと対戦型小説」陣野俊史◆文學界図書室/・池澤夏樹『氷山の南』
(新井敏記)/・髙樹のぶ子『マルセル』(池上冬樹)/・保坂和志『カフカ式練習帳』(安藤礼二)/・藤野可織『パトロネ』(海猫沢
めろん)/・岸本佐和子翻訳『居心地の悪い部屋』(柳下毅一郎)/・村田沙耶香『タダイマトビラ』(伊藤氏貴)/・著者インタ
ビュー 井上荒野『結婚』◆コラム/・「も詩も詩」穂村弘/・「犬心」伊藤比呂美/・「カーヴの隅の本棚」鴻巣友季子/・「ニッ
ポンの名文」山口文憲/・「鳥の眼・虫の眼」相馬悠々/・「新人小説月評 読めない漢字が多すぎる」池田雄一/「新しい
「妊娠小説」」郷原佳似/・Author's Eyes/「春のひびき」湯浅学/「男子からの本プレゼント」峰なゆか/日本全国文学ガイド
(5月7日~6月6日)/文學界新人賞応募規定/執筆者紹介/・Animated Image>山村浩二/・詩<マルクとベラの夢と花 ある
いはアポカリプスの午後>>カニエ・ハナ/表紙・本文デザイン>関口聖司/目次デザイン>井手口智人/カット>甲斐瑞恵
1
文藝春秋
1
2012/4/10
174
初出>文芸雑誌「文學界」2008年10月号.2008年11月、文藝春秋社より刊行された単行本の文庫版。
164
第21回三島由紀夫賞受賞、第34回川端康成文学賞受賞作品。2008年5月、新潮社より刊行された単行本が文庫化され
たもの。短編3作品を所収。・「不意の償い」(「新潮」2007年4月号)/・蛹(さなぎ)(「新潮」2007年8月号)/・「切れた鎖」
(「新潮」2007年12月号)/「蛹」あらすじ>地上を死の世界と思い、他のかぶと虫の成虫が地上へと向かう中、想像力を持
ち得た「彼」は本能に逆らい、地上で成長を続ける。/「切れた鎖」あらすじ>海峡の町、赤間関で権勢を誇った桜井家。そ
の家の裏にはいつしか新興宗教の教会が建ち、桜井家の女性は彼等の存在を否定し、憎しみを抱きながら過ごしてき
た。母、自分、娘、孫娘と、四代にわたり教会との関係に苦しみながら、やがて家族は崩壊していく。
235
2007年1月、新潮社より刊行された単行本の文庫化。所収作品>・「図書準備室」(2007年第136回芥川賞候補作品)/・
「冷たい水の羊」(2005年第37回新潮新人賞受賞作品)/装画>山本麻友香/装幀>新潮社装幀室/「冷たい水の羊」あら
すじ>大橋真夫「自分はいじめられたと思わない」ことにより、それらの行為がいじめではなくなる論理を心の中でつぶや
きながら、いじめられっ子を演じ続けていた。しかし、正義感によってその現状を打ち破ろうとする水原里子により、論理の
暗示が弱まってしまう。論理を揺るがす里子を犯し、殺し、そして後を追う。その決行のタイミングを、真夫は静かに待って
いた。/「図書準備室」あらすじ>30歳を過ぎて一度も働いたことがない「私」は、体が弱いわけでも、病気で働けない訳で
もない。働く気はないが、喋る気ならいくらでもある。「私」がどうしてこんな風になってしまったのか。過去の事象にさかの
ぼり、その理由を語る。
131
毎日新聞西日本版で、毎月1回掲載されていた短篇が集約され、単行本化されたもの。2008年10月4日~2012年1月23日
までに掲載された37作品が収められている。所収作品>・宇宙の起源/・待ち合せ/・揚羽/・読まれない本/・うどんにしよ
う/・靴音/・男たち(一幕)/・雨の牢獄/・黒い十字架/・海星/・歯痛の行方/・リレー/・色/・鋏/・四丁目十番地/・街と駅と
兎/・オムライス/・意志の力/・悪魔/・夾竹桃/・魚屋と手紙/・会話の中身/・歴史の相場/・自供/・肩車/・願望と遺書/・客
の男/・後悔/・見えないもの/・聞こえなかった声/・扉の向こうの革命/・怪物/・最後の蛇/・感謝/・その一球/・空に見たも
の/・竹やぶ/あとがき//装画>LEONEL MATHEU,「DISCOVER」2006/ブックデザイン>albireo
2
1
2
1
2552 ダ・ヴィンチ 2012年 6月号
新潮社
新潮社
毎日新聞社
4
1
1
2012/2/10
2012/5/1
2012/4/10
西日本新聞社
1
2012/4/20
181
田中慎弥氏初のエッセイ集。各出版社や新聞社に掲載されたエッセイが1冊にまとめられたもの。所収作品と初出>・『点
と線』の謎(西日本新聞2009年9月19日朝刊)/・見切り発車(西日本新聞2010年7月1日~9月10日朝刊)/・司馬遼太郎記
念館(文藝春秋「文學界」2009年6月号)/・泥棒の力(新潮社「新潮」2007年5月号)/・遠い読者(新潮社「新潮」2010年8月
号)/・悪魔たちの哄笑(新潮社「新潮」2008年7月号)/・テレビの前で。(文藝春秋「ナンバー」2009年1月号)/・小さな旗/
(朝日新聞朝刊山口県版「となりのソファ」2009.4~2011.4)/・芥川賞を受賞して 組織と個人(西日本新聞2012年2月2日
朝刊)//装幀>有山達也/絵>牧野伊三夫
メディアファクト
リー
1
2012/5/6
194
田中慎弥著「田中慎弥の掌劇場」の紹介文が掲載。ランキングで「共喰い」が8位。
2553 MORE 2012年5月号
集英社
1
集英社
1
2012/3/28
409
女性向けファッション雑誌。コンテンツ、「Entertainment Express」Booksで、田中慎弥氏の「共喰い」が紹介されている。
2554 SPUR 2012年5月号
集英社
1
集英社
1
2012/3/23
463
女性向けファッション誌。コンテンツ「BUZZ Interview」で田中慎弥氏が紹介されている。
1
毎日新聞社
1
2012/4/24
174
芥川賞作家、田中慎弥氏のインタビューが掲載された雑誌。毎日新聞社から出版された『田中慎弥の掌劇場』について
語っている。
477
作品概要> 昭和16年。ナチス・ドイツによるソビエト連邦奇襲攻撃作戦が実施された。 ドイツに呼応して日本開戦に踏み
切るか、南進論を中断させて開戦を回避するか……敷島四兄弟が岐路に立つ皇国に見たものとは。 (『雷の波濤』帯よ
り)/目次>第一章 戦雲なびく彼方/第二章 歩み寄って来る跫音/第三章 漂流の行方/第四章 発熱する午後/第五
章 深夜疾風のごとく
2555
サンデー毎日 2012年5月6-13日合
併号
2556 満州国演義7 雷の波濤
船戸 与一
1
新潮社
1
2012/6/20
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
2557 柿の実の落つ時
帖佐 平四郎
2
瞬報社
1
2012/6/1
234
作品概要>幕末、長府藩に実在した泉十郎こと野々村勘九郎を主人公に描かれた小説。武士が仕える「藩」とは、「家」と
は何か。萩藩と長府藩の関係も、その成り立ちから詳細を知ることが出来る。著者「帖佐平四郎(ちょうさ へいしろう)」は
下関市立長府博物館館長を勤めた古城春樹氏のこと。目次>○少年時代/柿泥棒/植樹/若木の春/成り木責め/○出
会い/美しき華/幕末の風/馬関防禦/高杉晋作/○躍動/精兵隊/言の葉/再会/堅き幹/悲憤/○内乱/揺れる木々/葉音
/赤き心/啄む鴉/報告隊○生死の理由/愛しき町/二つの果実/未来/迫る大樹の陰/太陽と北風/○柿の実の落つ時/喜
びと悲しみと/摘果/もう一つの青き実/誉れ/・人物一覧/・主要な参考文献/・あとがき
2558 AERA №21 2012.5.21
朝日新聞社
3
朝日新聞
1
2012/5/14
78
芥川賞受賞作家・田中慎弥氏が表紙を飾った号。「表紙の人」として田中氏が紹介されており、受賞直後の状況やこれか
らへの希望など、インタビューにも応じている。
2559 MEN'S NON-NO 2012.4
集英社
1
集英社
1
2012/3/10
342
男性向けのファッション雑誌。P.200、「Book」のコーナーで、『共喰い』が紹介されており、田中慎弥氏へのインタビューが
掲載されている。
2560 With 2012年6月号
講談社
1
講談社
1
2012/4/27
270
講談社が発行する女性向けのファッション雑誌。「エンタメ旬ファイル/BOOK」の一角で『田中慎弥の掌劇場』が紹介され
ている。
1
毎日新聞社
1
2012/6/5
162
「すみきちのぶっちゃけ堂」という対談のコーナーで、ゲストとして田中慎弥氏が登場。『田中慎弥の掌劇場』を紹介するほ
か、芥川賞受賞から恋愛に至るまでの質疑応答を収めている。
432
所収作品>◆小説/・すばる文学賞受賞第一作 「文字の消息」澤西祐典/・「レベッカの言い分」法月ゆり/・「田園」広小
路尚祈◆対談/「書きつづけ、読みつがれるために」 瀬戸内寂聴×田中慎弥◆新連載/「もの言うイタリア」内田洋子◆
最終回/・「アグルーカの行方 129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極⑦」角幡唯介/・「ジェンダーで世界を読み解く
⑤」上野千鶴子◆劇評 井上ひさし生誕77フェスティバル’12/『雪やこんこん』『闇に咲く花』/舞台と客席の境界を越えて/
小森陽一◆エッセイ/・「日本租界」山内明美/・「翻訳を待つ言葉」すんみ◆対談/「サロメを更新する」平野啓一郎×田中
裕介◆インタビュー加賀乙彦/「三、小説家として、キリスト者として」 聞き手・構成>増子信一◆連載/・「教団X③」中村
文則/・「東京零年④」赤川次郎/・「めぐり糸⑨」青山七恵/・「ホームメイキング同好会⑪」藤野千夜/・「冬の旅⑫」辻原登
/・「プロット・アゲンスト・アメリカ⑫」フィリップ・ロス、訳・柴田元幸/・「こんな大人になりました」長島有里枝/・「かなかじり」
福田尚代/・「出会い~ディーダル~」シリン・ネザマフィ/・「鏡のまえで」青野聰/・「パレスチナの朝」マリアム・タマリ/・「空
を仰いで、」こだま和文/・「ひとすくいの時間」小澤征良◆カラーグラビア/奈良美智フォトダイアリー(79)◆カバーコラボ/
「記憶喪失」本谷有希子×清川あさみ◆プレイヤード/・演劇/『天日坊』/沢美也子/・美術/川内倫子展/保坂健二朗/・本
/読書日録/堀本裕樹/島田雅彦『英雄はそこにいる』<斉藤修三/田中慎弥『田中慎弥の掌劇場』<楜沢健/佐川光晴
『おかえり、Mr.バットマン』<髙橋敏夫/いしいしんじ『ある一日』<山本圭子/いとうせいこう/佐々木中『Back 2 Back』/陣
野俊史/第37回すばる文学賞募集要項/作者紹介/定期購読・バックナンバーのご案内/表紙>清川あさみ/アートディレ
クション>中村愼太郎/本文イラストレーション>Murgraph
412
所収作品>◆短篇/「大盗庶幾」筒井康隆◆短期新連載1/4回/「三姉妹」福永信◆中篇150枚/「もし、世界がうすいピン
クいろだったら」墨谷渉◆短篇/・「おはなしして子ちゃん」藤野可織/・「人は皆一人で生まれ一人で死んでいく」木下古栗
◆第6回大江健三郎賞記念対談/「本質的なモラルを伝える一つの言葉」 大江健三郎×綿矢りさ◆対談/新刊『雲をつか
む話』『燃焼のための習作』を巡って/多和田葉子×堀江敏幸◆特集 5篇のデビュー小説/・「息切れ」久保田智子/・「朝
がある」柴幸男/・「フェルミ推定の夕暮れ」光森裕樹/・「狙撃兵」横田徹/・「永劫回帰の部屋」折口子尚◆連作短篇 第三
回/「●(クロボシ)」長野まゆみ◆連作小説/「ホサナ(3)」町田康◆評論/「正体不明の「怪物」のためのデクパージュ――
蓮實重彦『映画時評2009ー2011』論」阿部和重◆連載小説/・「地上生活者 第五部解逅と思索(5)」李恢成/・「晩年様式
集(6)」大江健三郎/・「夜は終わらない(11)」星野智幸/・「燃える家(21)」田中慎弥/・「未明の闘争(33)」保坂和志◆連載評
論/・「フランス文学と愛(6)」野崎歓/・「<世界史>の哲学(40)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート(28)」穂村弘/・「「生」の
日ばかり(40)」秋山駿/・「映画時評(43)」蓮實重彦◆随筆/ ・「ニーチェとジャガイモ」山田太一/・「バラは暗闇でも赤い
か?」野矢茂樹/・「移動のスタンダード」内藤千珠子/・「Your Favorite Things.」一條裕子◆私のベスト3/・「(アマルコルド)
×(ツィカ)×(マンディ)」スズキコージ/・「あこがれのばあさん」石田千/・「忘れえぬ味 食べたことないけど!」川田宇一郎
◆書評/・『燃焼のための習作』堀江敏幸<山城むつみ/・「カフカ式練習帳」保坂和志<江南亜美子/・「K」三木卓<平田
俊子/・「長嶋有漫画化計画」斎藤環◆創作合評/ 「夜蜘蛛」田中慎弥/ 「にゃあじゃわかんない」藤野可織/関川夏央×
大竹昭子×羽山圭介/第56回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子
/本文>加藤純子(primary inc.,)
2561 サンデー毎日 2012年6月17日号
2562 すばる 2012年7月号
2563 群像 2012年7月号
1
講談社
1
集英社
講談社
1
1
2012/6/6
2012/7/1
資料ID 書籍名
作家名
2564 ダ・ヴィンチ 2012年 7月号
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
メディアファクト
リー
1
2012/7/6
210
目次>◆SPECIAL/・劇場版アニメ『図書館戦争 革命のつばさ』公開記念!/『図書館戦争』有川浩インタビュー/◆特集
2012年上半期を賑わした本を総ざらい/2012 上半期 BOOK OF THE YEAR/・一般小説ランキングTOP20/ほかジャンル
別ランキング/<インタビュー>/荒川弘/井上理津子/雲田はるこ/佐島勤/南雲吉則/ 原田マハ/井口耕二//・2012年
上半期ブレイク芸人 Hi-Hiの読書事情/最近みんなどう?本!ガツッと読んでる?/○2012年上半期出版業界ニュース
/・マンガでニュース総ざらい!〔書き下ろしマンガ〕日下直子/文学賞/追悼/ミステリー/マンガ・アニメ/震災と出版/エトセ
トラ/〔インタビュー〕田中慎弥/糸井重里/沼田まほかる/山川徹/〔新人賞受賞作を斬る!〕豊崎由美×大森望/・急上昇
若手俳優は何を読んでいるのか?/川口春奈/瀬戸康史/染谷将太/橋本愛/・識者に聞く独断ランキングTOP5/〔歴史・
時代小説〕縄田一男/〔翻訳小説〕鴻巣友季子/〔新書〕神田昌典/〔絵本〕赤木かん子/〔タレント本〕吉田豪/・出版業界レ
ポート2012上半期//◆STUDIO INTERVIEW 綾瀬はるか/◆あの人と本の話/・板倉俊之/・福田麻由子/・三池崇史/◆
今月のBOOKMARK EX/・『エス』鈴木光司/・『ドS刑事 朱に交われば赤くなる殺人事件』七尾与史/・『人魚呪(にんぎょ
じゅ)』神護かずみ/◆今月のBOOKMARK/・『トラップ・ハウス』石持浅海/・『ケーキのためのパインがない』荒木スミシ/◆
文庫 ダ・ヴィンチ/・『十二国記』新装版が新潮社から刊行スタート!/小野不由美インタビュー/◆コミック ダ・ヴィンチ/・
心震わす一期一会のマンガ体験がここに!/コミティアに行こう!!/◆幽・怪談通信/・第6回「幽」怪談文学賞大賞受賞作/
『島のうた、魚のうた』/小島水青インタビュー/◆新連載/あさのますみ×あずまきよひこ「ヒヨコノアルキカタ」/◆好評連
載中/・アラーキー「裸の顔」天野祐吉/・北尾トロ「走れ!トロイカ学習帳」/・穂村弘「短歌ください」/・若林正恭「オード
リー若林の真社会人」/・マギーさんの読書占い/・山岸凉子「ケサランパサラン」/・大野敏哉 小説「つり球」/・益田ミリ「こ
はる日記」/・神山健治「映画を生む本棚」/・内田樹×名越康文+橋口いくよ/「価値観再生道場 これなんぼや?」/・宇
野常寛「THE SHOW MUST GO ON」/・今日マチ子「百人一首ノート」/・小島秀夫「僕が愛したMEMEたち」/・しりあがり寿
「おとぎの国のメメントモリ」/・蛇蔵×海野凪子「日本人の知らない日本語」/・伊藤まさこの雑食よみ/・太田垣晴子「季節
七十二で候。」/◆NEWS&REVIEWS/・今月の絶対はずさない!プラチナ本/・出版ニュースクリップ/新進作家インタビュー
/藤崎和男/編集者の手前みそ/・出版ニュースクリップスペシャル/『脳を創る読書』が話題に!!/・ダ・ヴィンチなんでもラン
キング/・百人書評『下町ロケット』/・絶対読んでトクする14冊 七人のブックウォッチャー/・厳選!!注目の新刊コミック/・本
屋さんの時間 100%文庫のはなし/〔旬の本棚〕/古事記と日本神話/頼りになるダイエット本/・注目の新刊情報/・担当編
集者イチオシ本/・ミュージック ダ・ヴィンチ/・シネマ ダ・ヴィンチ/・ゲーム ダ・ヴィンチ/・この本にひとめ惚れ◆davinci
pick up/・『夜の国のクーパー』伊坂幸太郎インタビュー/・『夜は、待っている』『ボールのようなことば。』/糸井重里インタ
ビュー/・『終活ファッションショー』安田依央インタビュー/・発見!角川文庫 私たちの読書会/・「一服の相対性」が読め
るWEBサイトのご案内/・メディアワークス文庫 テイスティングルーム/・唯川恵 ショートストーリー/「24時半 テーブルの
向こうに・明日香篇」/・実業の日本車文庫 今月のジッピィニュース/『腕貫探偵、残業中』西澤保彦インタビュー/・どうす
るこの先?30代、女の読書案内/第1回 谷村志穂『尋ね人』/・BOOKS KOBUNSHA<光文社書店>/『漏洩 素行調査
官』笹本稜平/・今月の新刊文庫・新書情報/・今月の新刊コミック情報/プレゼント付読者アンケート&今月のしあわせ者
/バックナンバー&定期購読のご案内/ダ・ヴィンチ電子ナビからのお知らせ/次号予告
2565 山頭火 句集
村上 護
1
春陽堂
1
2011/6/10
489
目次>自選句集『草木塔』/山頭火 俳句抄/・俗世の時代(明治四十四年~大正十一年)/・草木塔時代(大正十四年~
昭和十四年九月)/・松山・一草庵時代(昭和十四年十月~昭和十五年)/解説 村上護/年譜/索引
2566 山頭火 行乞記
村上 護
1
春陽堂
1
2011/6/10
553
目次>・行乞記(前編)/・行乞記(後編)/解説 村上護/人名索引/地名索引
2567 山頭火 其中日記
村上 護
1
春陽堂
1
2011/8/5
573
目次>其中日記/ ・其中庵へ/ ・個人誌「三八九」の復活/ ・信州に病み、帰庵しての予後/ ・ぐうたらな日々/ ・道草
「おくのほそ道」行/ ・息子の結婚/ ・庵中書見/ ・急転直下の就職/ ・湯田温泉・風来居へ/ ・伊那の井月墓参/ ・市
井の隠遁者/解説 村上護/人名索引/地名索引
2568 山頭火 一草庵日記・随筆
村上 護
1
春陽堂
1
2011/8/5
534
目次>○四国遍路日記/○松山日記/○一草庵日記/○随筆/・個人誌「三八九」全六集/・「其中日記」所収の手記・随想
/・諸誌掲載の随筆/・寸言集(「層雲」掲載)/解説 村上護/人名索引/地名索引
2569 山頭火 評伝・アルバム
村上 護
1
春陽堂
1
2011/9/25
502
目次>○雑篇・初期の郷土雑誌/ ・文芸雑誌「青年」/ ・回覧雑誌所収の諸文/ ・詩 四篇/ ・短歌 二十二首/○書簡
篇/○評伝 山頭火/○山頭火アルバム/解説 村上護
412
所収作品>◆新連載/「屋根屋」村田喜代子◆短篇/「人生ゲーム」綿矢りさ◆中篇/・「オオクニヌシたち」三輪太郎/・「さ
しあたってとりあえず寂しげ」佐飛通俊◆特集 個人的な詩集/・「「まじない」から「かたり」まで」伊藤比呂美 編/・「それと
わかる」堀江敏幸 編/・「崩落の詩」町田康 編/・「青の変奏」松浦寿輝 編/・「死者の華やぎ」三浦雅士 編◆短期集中
連載2/4回/「三姉妹」福永信◆連作短篇 第四回/「十一(加減)」長野まゆみ◆連作評論 第二回/「折口信夫の言語」安
藤礼二◆特別企画 阿部和重『クエーサーと13番目の柱』を読む/・「評論 DAYDREAM BELIEVER」佐々木敦/・オマー
ジュ短篇 「MEDSYSの別解」青木淳悟◆インタビュー/「嵐の短篇13本ノックを終えて」本谷有希子 聞き手・田中弥生◆
連載小説/・「地上生活者 第五部 邂逅と思索(6)」李恢成/・「晩年様式集(7)」大江健三郎/・「夜は終わらない(12)」星野
智幸/・「燃える家(22)」田中慎弥/・「未明の闘争(34)」保坂和志◆連載評論/・「フランス文学と愛(7)」野崎歓/・「<世界史>
の哲学(41)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート(29)」穂村弘/・「「生」の日ばかり(41)」秋山駿/・「映画時評(44)」蓮實重彦
◆随筆/・「巫女としてのK」三木卓/・「四十四年前の「君」へ」鹿島茂/・「高校再訪」大島真寿美/・「プシキャットという男」
中村和恵◆私のベスト3/・「もう一度書きたいあのテーマ」津村記久子/・「壊れゆく船」宮下奈都/・「雨、三つ」由井鮎彦◆
書評/・『嵐のピクニック」本谷有希子<筒井康隆/・『最果てのアーケード』小川洋子<間宮緑/・『チマチマ記』長野まゆみ
<藤野千夜/・『七夜物語』川上弘美<松永美穂/・『武曲』藤沢周<羽田圭介◆創作合評/清水良典×円城塔×柴崎友
香/「朝がある」柴幸男/「文字の消息」澤西祐典/「もし、世界がうすいピンクいろだったら」墨谷渉/第56回群像新人文学
賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子(primary inc.,)
2571 群像 2012年8月号
講談社
1
講談社
1
2012/8/1
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
2572 偶然にも最悪な少年
グ・スーヨン
1
角川書店
7
2011/10/28
313
平成14年(2002)6月に角川書店より刊行された単行本が文庫化されたもの。平成15年(2003)には映画化され、著者自
身が監督を務めている。
2573 ハードロマンチッカー
グ・スーヨン
1
角川書店
3
2011/10/18
291
平成14年(2002)6月、角川書店より刊行された単行本が文庫化されたもの。平成23年(2011)には映画化され、著者自身
が監督を務める。同年11月26日から全国の東映系列で上映された。
2574 ハードロマンチッカー 外伝
グ・スーヨン
1
角川書店
1
2011/11/8
203
書き下ろし。目次>・ばあちゃん/・タカシ/・金子/・マサル/・ナツコ/・藤田/・パクヨンオの弟/・安田/・グー//あとがき
287
平成19年(2007)に新人物往来社より刊行された書籍『山口県の不思議事典』を改題、新編集の後文庫化されたもの。目
次>はじめに/山口県 市町地図/山口県 祭マップ/下関市 史跡マップ//第1章 山口県てどんなとこ?/・県民性――維
新功業の自負が育んだ「エリート連鎖型」/・有名人①――多くの総理大臣を輩出/・有名人②――元気を与える「芸能・ス
ポーツ・文学」界の著名人/・グルメ①――歴史が“育んだ”郷土料理/・グルメ②――冬の味覚の王者、フクといえば下関
がなぜ本場?/・ランキング――山口県の日本一と日本初/・方言――山口弁は、こういう言葉/コラム 山口県“国宝”散
歩//第2章 源平合戦、幕末・明治維新編/・源平最後の合戦は、なぜ壇ノ浦だった?/・平知盛はなぜ彦島に本陣を敷い
た?/・壇ノ浦における義経の勝因は?/・関門海峡の平家ガニはなぜ人面?/・“紅白対抗戦”は源平合戦が原点、な
ぜ?/・三種の神器の剣はいずこへ?そして現在の宝剣は?/・源頼朝の墓が防府にもあるのはなぜ?/・日本史から抹
殺された周防国源平合戦とは?/・高杉晋作はどうやって奇兵隊の隊士を集めた?/・関門海峡に四国連合艦隊が襲来
した理由と、賠償金は?/・幕末、関門海峡に設置されていた青銅砲はどこへ持ち去られた?/・長州藩が「四境戦争」で
12万の幕府軍に勝利したわけは?/・吉田松陰は松下村塾で何を教えた?/・長州藩の「四白政策」の四白とは何?/・坂
本龍馬が暗殺されたとき、妻お龍はどこにいた?/・奇兵隊が持ち帰った戦利品は?/・白石正一郎や入江和作はなぜ奇
兵隊を支援した?/・木砲は攘夷戦で火を噴いたか?//第3章 古代・中世の歴史編/・日本最古の恐竜化石がなぜ下関
市吉母から出た?/・下関地域に神功皇后伝説が多いわけ/・土井ヶ浜弥生人のルーツは?/・日本で最後の前方後円墳
はどこに?/・周防国衙・周防国分寺の規模はどれほどだったか?/・「和同開珎」はなぜ下関市長府で鋳造された?/・楊
貴妃が渡来した地とはどこ?/・三日間の短期日で国史跡に指定の意義は?/・足利尊氏の法楽和歌がなぜ下関のお宮
にあるのか?/・大内弘世はなぜ長門一宮住吉神社に本殿を寄進した?/・関門海峡の渡し賃、人が犬より安いのはな
ぜ?/・豊臣秀吉が海峡で遭難したとき、誰が助けた?//第4章 近世・近代の歴史編/・宮本武蔵が巌流島で佐々木小
次郎に遅れたわけ/・毛利輝元が山陰の地・萩に築城したのはなぜ?/・朝鮮通信使の来日目的は?/・女体解剖の第1
号はなぜ長州で行われた?/・明倫館は全国で何番目の藩校で、誰が学んだ?/・一年間に藩主三人怪死事件の謎/・
シーボルトと関門海峡の謎/・赤間関の大年寄(伊藤家・佐甲家)は、どのような働きをした?/・日本式城郭を持つ最後の
城、「勝山御殿」はなぜできた?/・防府市に毛利邸・毛利博物館がはるわけは?/・六連島灯台に明治天皇がなぜ行
幸?/・下関になぜ要塞司令部があった?/・日清講和会議はなぜ下関で開催された?/・関釜連絡船の船名が物語る歴
史とは?/・周南市大津島になぜ人間魚雷の基地が置かれたのか?//第5章 人物編/・白砂糖を作った永富独嘯庵はな
ぜ幕府に調べられた?/・月性はなぜ海防僧と呼ばれたのか?/・長州ファイブとは誰のこと?/・初代総理大臣伊藤博文
のふるさとは?/・愛新覚羅社がなぜ中山神社の境内にある?/・久原房之助は実業家?それとも政治家?/・世界最初
の屋上庭園を造った秋田寅之介はどんな人物?/・長府出身の狩野芳崖は、なぜ「近代日本画の父」と呼ばれた?/・河
上・野坂・宮本ら、革新の大物が輩出した山口県/・日本の流行歌手第一号と称された二村定一とは?/・“世界のキヌヨ”
とは?/・野球の“スライダー”の生みの親、藤本英雄とは?/・民俗学者・宮本常一の真の業績とは?//第6章 産業・自
然・地理編/・萩焼のルーツはなぜ韓国?/・赤間硯はなぜ名硯といわれるのか?/・「明太子戦争」の勝利者は?/・アル
コール漬けウニ製法の発祥の地は?/・日本銀行の二番目の支店はなぜ下関に?/・秋穂でクルマエビの養殖が始まっ
たのはなぜ?/・全国の八割を占める、おみくじを作る神社とは?/・秋吉台はどのようにして発見された?/・青海島が「海
上アルプス」と呼ばれるのはなぜ?/・岩城山神籠石と山城、どんな関係?/・須佐の高山頂上に散在する岩塊の強い磁
性の成因は?/・世界最小の火山はどこにある?/・本州最西端の地はどんなところ?/コラム SLやまぐち号//第7章 文
学・民俗・その他の謎 ふしぎ編/・女忠臣蔵といわれる松田さつとは?/・決定的瞬間の写真・種田山頭火の後ろ姿はど
こで撮影された?/・金子みすゞは、なぜ若くして命を絶った?/・林芙美子出生地の謎/・松本清張はなぜ下関で幼少期を
過ごした?/・蚕の種が渡来した場所は?/・下関・赤間関・馬関となぜ三つの地名で呼ばれてきたか/・「魂はここに」と菅
原道真が言った場所とは?/・月輪寺の「呪い釘」は何を語る?/・木彫観音がなぜ石仏になったのか?/・防府に伝わる
二つの奇祭とは?/・なぜ鯨に戒名が贈られたのか/・なぜ遊郭発祥の地が稲荷町?/・祝島の神舞神事とはどんな祭
り?/・なぜ禅師の像を遺灰でつくったのか?/・「サビエル記念聖堂」がなぜ山口に?/・山口市が西の京都と呼ばれるわ
けは?/・なぜ六角型の薬師堂ができたのか?/・国内唯一の所在、六連島の雲母玄武岩とは?/・錦帯橋はなぜ流れ
た?/・なぜ下関に乃木神社がある?/・民話・厚狭の三年寝太郎は何年寝た?/著者一覧
2575 山口県謎解き散歩(文庫版)
古川 薫
1
新人物往来社
1
2012/3/14
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
2576 流転の王妃の昭和史(文庫版)
愛新覚羅 浩
1
中央公論新社
1
2012/6/25
324
平成4年(1992)3月、新潮文庫より出版されたものを中公文庫で新たに出版したもの。大正3年(1914)に嵯峨侯爵家の長
女として生まれた作者、浩(ひろ)は、満州国最後の皇帝の弟・溥傑(ふけつ)に嫁いだ。政略結婚とは言え仲睦まじい夫
婦であった浩と溥傑だったが、終戦と共に離ればなれになってしまう。幼い娘の手を取り、混乱する大陸を流浪した日々、
日本に帰っては戦後の物不足による苦しい生活。それらを乗り越えながら夫を探し、待ち続けた16年の歳月を綴った書
籍は昭和34年に『流転の王妃 満州宮廷の悲劇』と題して、文藝春秋社より単行本化された。これを見た田中絹代は強い
共感を覚え、『流転の王妃』という作品を撮影している(田中絹代4本目の監督作品)。目次>/プロローグ 七十歳の誕生
パーティー/第一章 日満親善の美名の陰に/ 軍部の仕組んだ見合い話/聡明なまなざしの青年/あわただしい
婚約と結婚/引き裂かれた夫の国/第二章 満州国での新生活/ 初めての三跪九叩/日満親善の申し子/関東軍
にあらざれば人にあらず/溥儀皇帝の秘蔵っ子/第三章 平安と戦火の狭間/お伽の国の北府/紫禁城に秘められた謎/
炎の東京夜間空襲/日本からの最後の便り/第四章 終戦・満州国崩壊/緊急御前会議開かる/深夜の新京脱出/大栗子
での玉音放送/逃避行の始まり/第五章 流転の日々/悪夢の通化事件/留置場から刑務所へ/狂える婉容皇后の最期/
開拓団員の妻になりすまし/最後の引揚船/第六章 母子三人の戦後/慧生との再会/夫の消息も途絶えて/周恩来総理
への手紙/夫との文通の日々/第七章 慧生・天城山に死す/予期せぬ出来事/学友たちの証言/天城山への捜索隊/白
雲花の花咲けど/第八章 再び夫の許に/十六年ぶりの再会/周総理の昼餐会/嫮生と学んだ宮廷料理/文革の嵐を越え
て/エピローグ 紅葉の奥嵯峨・二尊院/あとがき/妻を語る 愛新覚羅 溥傑/解説 梯 久美子
2577 風の華 幕末長州物語
熊野 和成
1
中日出版社
1
2011/11/3
276
目次>/第一章 長州の若志士/第二章 風雲の尊皇攘夷/第三章 第一回馬関の攘夷戦/第四章 第二・三回海
峡砲撃戦/第五章 第四・五回艦隊砲撃戦/第六章 奇兵隊の結成/第七章 郷土の防衛/第八章 政変の激動/
第九章 挙兵の上京変/第十章 禁門の勃発/第十一章 連合艦隊の来襲/第十二章 講和の交渉
219
あらすじ>「この小説「浮雲」は林芙美子の代表作となるだろう。だが、モデルが太宰治だというのは誰にも明かさない。
私があの男と生涯にわたって戦ってきたなんて誰も知らないだろう」/(本書「プロローグ」より)/昭和5年11月、鎌倉の海
岸で心中事件が起こった。女は死に、男は生き残った。死んだ女はカフェの女給で通称「花ちゃん」。男はカフェに大金の
ツケをのこしている帝大生の津島修治(後の太宰治)。/芙美子の許に、「花ちゃん」には決まった人がおり、心中する理由
がないことを訴えに来た友人の証言から、芙美子は事件解明に乗り出す。実在の作家を文中に登場させ、太宰の『人間
失格』と芙美子の『浮雲』が対の作品であるととらえた視点から描かれた作品。目次>プロローグ/第一章 花と園/第二
章 花と葉/第三章 オダサク/第四章 風も吹く、雲も光る/エピローグ/参考にした主な本
124
目次>まえがき/春の部/春告魚/春子/皮の美味しさ/野菜を握る/お酒のアテ/何から食べる/烏賊の細造り/東西の貝
柱/蝦蛄のカツブシ/包むお寿司/巨粒の浅蜊/・荒川健一 関門味風土記「春」 鯛――味覚にも生きるその風格/・春の
関門、旬の味わい//夏の部/夏の生海胆/穴子のツメ/活鱧の落し/鮑のウロ/海苔巻き/夏は鰻だ/旬の穴子/鱧しゃぶ/
鮎という魚/響灘の真鯵/・荒川健一 関門味風土記「夏」 穴子の自慢は、お国自慢/・四季折々の小魚たち//秋の部/光
りもの/秋鯖というもの/あまり握らない魚/鮪は赤身/湯気の美味しさ/晩秋の白身/炙る寿司種/秋鮭というもの/若き日
の赤貝/軍艦という形/・荒川健一 関門味風土記「秋」 旬の醍醐味――ふく/・晩秋から冬へ、深まる美味――ヒラメ//
冬の部/移し香/海苔が主役/年越しの鯨/お正月の魚/河豚の握り/気になる魚たち/冬の海老/走りの細魚/海外でのお
寿司/寿司懐石/日本酒礼賛/・荒川健一 関門味風土記「冬」華ある素材――車海老/・日本料理の技の原点――「割」
//本文中引用のお店紹介/あとがき
169
目次>「人間存在の根源的な無責任さ」について――災禍と言葉と失声――/辺見庸//慧眼を磨き、勁さと優しさを/渡邊
澄子//共同体と死時計――三島由紀夫『文化防衛論』について――/北川透//現実とあらがうケルト的ロマン主義作家
――イェイツとワーズワースと現代愛蘭作家――/吉津成久//『平家物語』の虚と実――清盛の晩年――/宮田尚//上
田秋成が描いた空海/倉本昭//運命への問い、運命からの問い――幸田露伴「運命」をめぐって――/奥野政元//透谷
と漱石の問いかけるもの――時代を貫通する文学とは何か――/佐藤泰正//あとがき/執筆者プロフィール
2578 「花のいのち」殺人事件
2579 気分はお寿司
2580 時代を問う文学
宮田 俊行
和仁 皓明
佐藤 泰正
1
1
1
海鳥社
瞬報社写真印刷
株式会社
笠間書院
1
1
1
2011/10/20
2010/10/28
2012/3/11
資料ID 書籍名
2581 やまぐち夢追い人50人
2584 望星 2012年7月号
作家名
数量 出版社
1
1
プロモーションア
イ
東海大学出版会
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
2011/10/1
2012/7/1
259
目次>プロローグ/第1章 巻頭特集/おいでませ!山口国体・山口大会を盛り上げる人/・しっかりきいて、しっかり実行。
/二井 関成 第17代山口県知事/・東日本大震災の復興に向けた元気を山口県から発信/田村 洋 総合式典プロデュー
サー/・国体の歴史的にも珍しい取り組み 感動とノウハウを次世代へ/濱田 泰 総合式典運営ディレクター/・甲子園球
児が目指した紅白出場 叩き上げの演歌人生/山本 譲二 歌手・総合開会式司会/・役者25年以上 好きだから、辞めな
い、諦めない/川野 太郎 俳優・総合開会式式典演技/・井の頭公園の歌姫 独特な世界観で心に響く歌唱力/あさみ ち
ゆき 歌手・総合開会式コンサート/・夢の色が変わりながら、夢が成就している。/陣内 大蔵 歌手・山口大会閉会式コン
サート/・盲目天才ギタリスト/田川 ヒロアキ ギタリスト・山口大会閉会式コンサート/・金子みすゞの心を歌う/ちひろ 歌
手・イベント出演/・義理と人情を大事にします/入山 アキ子 歌手・イベント出演/・あふれる思いを歌に託して/松浦 香織
歌手・イベント出演/・人々が元気になれるような仕事をし続けたい/内田 文雄 一級建築士・炬火台デザイン/・他県に勝
とも劣らない曲が完成/佐々木 真一 岩国高等学校教諭・作曲家/・プレッシャーをバネに集中力で1曲ずつ作曲/檜原
弘 大津緑洋高等学校教諭・作曲家/・バスケを続け、若い人たちを伸ばしてあげたい/蔵重 雄一 車いすバスケ選手・大
会ポスターモデル/・信頼関係がアイデアを実現できる/岡部 正彦・林山 健二 ところてんを使った炬火点火/・国体史上
初の県民きらめきセンターの設立/平田 隆之 きらめきセンター長/・国体史上初の学生限定ボランティア団体/尾崎 綾
香 ボランティア団体ぶちやっちょる隊!!/・伝統芸能の太鼓を引き継いでいきたい/中野 さつき 四境太鼓保存会会長/・
子供の歌声・笑顔はみんなを幸せにする/舩林 里歩 山陽小野田少年少女合唱団//第2章 巻頭特集 昭和38年を振り
返る/・何事も楽しんで生きてきて、素晴らしい人生/河野 輝枝 山口県婦人教育文化会館理事長//第3章 やまぐちのあ
の人この人/・運とタイミングとご縁 すべてに感謝/西村 知美 マルチタレント/・長年培った経験を世のため人のために
活かす/菊田 あや子 グルメリポーター・リポータータレント/・終わりがない音楽人生の旅路/今井 美樹 二胡奏者/・ここ
ろとからだとことばを拓こう/小口 ゆい/・経験は全部自分の血となり肉となる/上大岡 トメ イラストレーター・ベストセラー
作家/・「芸は人なり」日本舞踊を後世に残したい/花柳 寛津由次 芸術文化振興奨励賞受賞・日本舞踊家/・和と洋を織
り交ぜる独自の技法/正田 明子 芸術文化振興奨励賞受賞・美術教諭・画家//第4章 やまぐちの伝統工芸・民芸品/・
萩焼に絵付けという新風 伝統を進化させる女流陶芸家/松尾 優子 萩焼女流作家/・全国唯一の女性社寺建築彫刻師
/山本 歩 社寺建築彫刻師/・初代からの伝統技術が息づく民芸品「ふく提灯」/酒井 由美子 (株)酒井商店女将/・国指
定史跡 日本最古の銅山・長門銅山跡を紙芝居で伝える/内田 喜美子 紙芝居師/やまぐち伝統工芸・民芸品//第5章
やまぐちの郷土料理・食文化/・温故創新~時代に敏感な老舗に~享保二年創業企業/林 裕子 三百年企業大津屋 総
合企画室長/・下関が全国の目標になるような街でありたい/西山 玲子 料亭旅館「みもすそ川別館」三代目女将/・夏の
風物詩「天神鱧」と「おもてなし」/中谷 美佐子 料亭「桑華苑」二代目女将/・元毛利藩の米倉庫で、世紀を超えて伝統味
噌づくり/下川 倫子 (株)一馬本店 ネット店長/・百年醸す杉樽で、まっすぐ、正直な醤油づくり/桑田 麻衣子 桑田醤油
(有)三代目社長夫人/・明治時代、士族救済のために栽培された夏みかん/春名 則子 柚子屋本店営業部企画室室長
/・大正12年に445名の農家が設立した酒造/篠原 和江 下関酒造(株)利き酒師/・国指定天然記念物 和牛の原形で自
然な霜降りでクセがない/見島牛 萩沖見島の国の天然記念物/やまぐち郷土料理・食文化//第6章 やまぐちの偉人/・
仙崎が生んだいのちを詠う童謡詩人の巨星/金子 みすゞ 詩人/・わが国の文学史上に大きな足跡を残した近代詩人/中
原 中也 詩人/・旅と酒を愛した昭和の芭蕉/種田 山頭火 自由律俳人/・多彩な才能を開花させ、天寿を全う/宇野 千
代 作家・きものデザイナー・実業家/・明治が生んだ大文豪/森 鷗外 作家・医学博士・文学博士/・「私小説の極北」自
己凝視の作風を打ち立てた作家/嘉村 礒多 作家/・日本画の伝統美を油絵で追求した第一級の画才/香月 泰男 画家
/・技官、自然科学者、探訪家、画家…前人未踏の功績/高島 北海 画家/・国家的大事業・幾多の苦難を越え東大寺再
興/重源 上人 東大寺大勧進職/・大理石の父・秋吉台の聖人と呼ばれた男/本間 俊平 社会事業家・キリスト教伝道者
//おわりに/アンジュについて
120
目次>◆カラー口絵/・季節を告げる年中行事「亡き人を偲んで石を積む恐山の賽の河原」長沢利明/・写真に残る“懐か
しき日本”(読者提供)・昭和残像(鈴木透)/・「ハッピーエンドレス」長尾みのる◆特集 ローカル文学の逆襲○「小説で街
を改変する気概で――もう一つの現実を観る視点で書く」田中慎弥○「カタリの場が結ぶ土地と人の縁 ふるさと怪談の
時代へ」東雅夫○文学バー訪問記/「バー・リズールへ玄月さんに会いに行く」山川徹/「 「郷土」主義と「郷士」主義のあ
いだで」田中和生/<エッセイ 文学の地域力>/小山内恵美子/頭木弘樹/谷崎由依/黒木あるじ/佐藤康智◆望星イン
タビュー/この人の“実感”を聞きたい/震災を語り継ぐのを「あきらめない」/和合亮一◆ジャーナル/・「さまよえる町」に生
きる!⑧/三山喬/・ゆがむモラル(上)/横田一//◆連載/・すこやか人生のヒント かただとこころは自力で守る/津田と
み・松崎松平/・閑人閑話⑭/伊藤礼/・フェノロサ夫人の東京日記⑳/村形明子//◆連載コラム/・街の記憶/安房文三/・
あの日・あの味/隅田靖/・百年の日本語『明暗』夫婦の言語力学/小林千草/・メディア分光器/水島久光//◆BOOKS/・
著者インタビュー>伸井太一『ニセドイツ』/・名作逍遙『日の移ろい』『続 日の移ろい』/・作品評『ピダハン』『これからもそ
うだ。』『地図集』/『瓦礫の中から言葉を』/『ひとり歩けば 辻まことアンソロジー』/『わたしの山小屋日記 春』/・新刊紹介
//望星歌壇/馬場あき子/望星俳壇/黒田杏子//・読者エッセイ/・インフォメーション/・読者の広場 私もひとこと/・バック
ナンバー案内//表紙絵>長野亮之介/表紙・デザイン>ポンプワークショップ
資料ID 書籍名
2585 山口県の歴史散歩
作家名
数量 出版社
1
山川出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
2
2008/9/30
334
目次>岩国・柳井地区とその周辺/①城下町岩国の辺り/岩国城跡/吉香公園/吉川家墓所/義済堂/錦帯橋/岩国行波
の神舞と岩国の天然記念物/岩国学校校舎/瀬田八幡宮本殿/極楽寺/周防柱松行事/千人塚/岩屋観音窟/美和歴史
民俗資料館/餓死人三百人之墓/楮祖神社/②柳井市とその周辺/白壁の町柳井/柳井名物/柳井茶臼山古墳/国木田独
歩と岩国・柳井地方/③周防大島をめぐる/日本ハワイ移民資料館/日見の大仏/周防大島東部の生産用具/浄西寺/ふ
か地蔵/久賀の石風呂/大島みかん/庄地のスイドウ/④熊毛郡の辺り/旧伊藤博文邸/石城山神籠石/国森古墳/般若寺
/土手町南蛮樋/般若姫伝説/神花山古墳/四海郎/旧上関番所/離島の文化財//周南地区とその周辺/①光市の辺り/
早長八幡宮/普賢寺/峨嵋山/玉井喜作/室積会所跡/松浦神社/島田川流域の高地性集落/周防国造在所之地碑/山口
県の朝鮮鐘/②下松市の辺り/鷲頭寺/大内氏の渡来伝承と下松/降松神社/宮ノ洲古墳跡/花岡八幡宮/都濃宰判勘場
跡/八代のツル飛来地と花笠踊/多聞院/熊毛神社/③旧徳山市周辺/徳修館/安田の糸あやつり人形芝居/興元寺/
須々万沼城跡/龍文寺/漢陽寺と潮音洞/遠石八幡宮/徳山藩と万役山事件/龍豊寺/人間魚雷回天基地/④旧新南陽市
周辺/川崎観音堂/周南地方の石造文化/建咲院/山崎八幡宮/勝栄寺/竹島御家老屋敷古墳/福川本陣跡/若山城跡/
三作神楽/山田家本屋//国府の町防府とその周辺/①宮市と国衙周辺/防府天満宮/富海の飛船/舟橋/宮市本陣兄部
家/言い伝えられた「仏像の手」/周防国分寺/佐波神社/毛利氏庭園/周防国衙跡/阿弥陀寺/木喰仏/敷山城跡/②三田
尻とその周辺/英雲荘/三田尻御舟倉跡/野村望東尼終焉の宅跡/鞠生の松原/防府市中浦の緑色片岩とエヒメアヤメ自
生南限地帯/三田尻塩田記念産業公園/③佐波川下流域の辺り/玉祖神社/大日古墳/天徳寺/④佐波川中・上流域の
辺り/三坂神社/岸見の石風呂/出雲神社/石風呂/深谷十三仏と重源の郷/徳地人形浄瑠璃/妙見社の大イチョウと妙寿
院の三重宝塔板木/佐波川関水/重源の郷/野谷の石風呂/花尾八幡宮/月輪寺薬師堂/法光寺阿弥陀堂//県都山口と
その周辺/①山口市の北部・東部/常栄寺庭園/清水寺/乗福寺/興隆寺/脱退兵士供養塔/源久寺/②一の坂川の辺り/
古熊神社/大内館跡・龍福寺/大道寺跡とサビエル記念公園/築山館跡・八坂神社/今八幡宮/山口市菜香亭/雲谷庵跡/
瑠璃光寺五重塔/香山園・毛利家墓所/洞春寺/パークロード周辺に所在する文化財一覧/クリエイティブ・スペース赤れ
んが/③鴻の峰の周辺/山口サビエル記念聖堂/山口藩庁跡/山口大神宮/普門寺/高嶺城跡/④山口市の西部/高田公
園/龍蔵寺/長州ファイブ/凌雲寺跡/朝田墳墓群/⑤山口市の南部/陶陶窯跡/周防鋳銭司跡/大村益次郎墓/正八幡宮
/⑥秋吉台の周辺/太田・絵堂戦跡/長登銅山跡/秋吉台・秋芳洞/秋吉台をまもろう//宇部・小野田地区とその周辺/①
宇部市東部の海岸周辺/波雁ヶ浜遺跡と若宮古墳群/月崎遺跡/丸尾崎埠頭/南方八幡宮/②宇部市街地とその周辺/
福原邸跡と維新館跡/宗隣寺/常磐池/北迫遺跡/沖の山出土の中国古銭と舞納甕/③厚東川に沿って/法泉寺/熊野神
社/霜降城跡/恒石八幡宮/浄名寺と東隆寺/千林尼の石畳道/④有帆川に沿って/荒滝山城跡/赤間硯/国司信濃親相
の墓/岩崎寺/高泊開作浜五挺唐樋/開作の町小野田/旧小野田セメント製造株式会社竪窯(徳利窯)/塚の川古墳/⑤厚
狭から美祢へ/正法寺/長光寺山古墳/寝太郎堰/青木周蔵誕生地/南原寺/伊佐の売薬/大嶺炭田跡//下関地区とその
周辺/①下関駅周辺/白石正一郎旧宅跡と高杉晋作終焉の地/宮本武蔵と巌流島/桜山神社/六連島灯台/②唐戸とそ
の周辺/旧下関英国領事館/関釜連絡船/下関南部町郵便局庁舎と旧秋田商会ビル/亀山八幡宮/ 赤間神宮/ふくと
下関/春帆楼と本陣伊藤邸跡/ みもすそ川公園/③城下町長府から新下関へ/ 長府/功山寺と長府毛利邸/覚苑
寺と長門鋳銭所跡/ 忌宮神社/幟舞(数方庭)/串崎城跡と満珠・干珠/住吉神社/④清末・吉田から豊田町へ/
清末藩邸跡/東行庵と高杉晋作/法輪寺/神上寺/⑤響灘の沿岸/ 中山神社と愛新覚羅社/ 綾羅木郷遺跡と下
関市立考古博物館/ 黒井一ノ瀬一里塚/安養寺(厚母の大仏)/杜屋神社/ 蒙古襲来と山口県/土井ヶ浜遺跡/
旧滝部小学校本館/ 角島灯台//萩・長門地区とその周辺/①萩市とその周辺/ 旧萩藩校明倫館/山県有朋誕生
地と桂太郎旧宅/ 松陰神社と松下村塾/吉田松陰の「飛耳長目」/ 伊藤博文旧宅/吉田松陰誕生地と墓所/東光
寺/ 前原一誠旧宅と小川家長屋門/亨徳寺と海潮寺/ 旧萩藩御船倉/熊谷家住宅/野山獄と常念寺表門/
萩城跡/大照院毛利家墓所/萩城城下町(菊屋家住宅)/ 萩焼/木戸孝允旧宅/五郎太石事件/堀内と平安古/
萩特産夏みかん/萩反射炉/②長門市とその周辺/ 大寧寺/能満寺/俵山温泉と正福寺薬師堂/ 赤崎神社楽桟
敷/飯山八幡宮/ 西圓寺隠居所アオバスと大日比ナツミカン原樹/ 長門市仙崎と金子みすゞ/西圓寺/青海島鯨
墓/ 日置八幡宮/二尊院と楊貴妃の墓/③見島の周辺/ 見島/④旧阿武郡の周辺/ 円光寺穴観音古墳/長
門峡/ 大板山たたら製鉄遺跡と白須たたら製鉄遺跡/ 阿東町嘉年吉部野の厄神舞/常徳寺庭園/ 奥阿武宰
判勘場跡/須佐唐人墓/須佐唐津窯//あとがき/山口県のあゆみ/地域の概観/文化財公開施設/無形民俗文化財/おも
な祭り/有形民俗文化財/無形文化財/散歩便利帳/参考文献/年表/索引
資料ID 書籍名
2586 群像 2012年9月号
2587 新潮 2012年 9月号
2588 本の雑誌 2012年9月号
作家名
講談社
新潮社
数量 出版社
1
講談社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
2012/9/1
396
1
新潮社
1
2012/8/7
380
1
本の雑誌社
1
2012/9/1
128
所収作品>◆新連載評論/「皇后考」原武史◆中篇90枚/「私はあなたの瞳の林檎」舞城王太郎◆中篇160枚「モネと冥
王星」海猫沢めろん◆特集 文学と、たかが恋愛されど恋愛/ 鼎談 野崎歓×青山七恵×綿矢りさ/○コラム 世界文学
と恋愛/・ロシア/秋草俊一郎/・南米/久野量一/・イラン/シリン・ネザマフィ/・中国/閻小妹/・イタリア/田丸公美子/・英米
/山崎まどか◆講演録/ ・文学は割に合う/アントワーヌ・コンパニョン、中地義和 訳/ ・フローベールの『ボヴァリー夫
人』――/フィクションのテクスト的現実について/蓮實重彦◆短篇/ばちあたり/大島孝雄◆短期連載3/4回/「三姉妹」福
永信◆連作短篇 第五回/W.C./長野まゆみ◆連載小説/・「屋根裏(2)」村田喜代子/・「地上生活者 第五部 邂逅と思索
(7)」李恢成/・「晩年様式集(8)」大江健三郎/・「夜は終わらない(13)」星野智幸/・「燃える家(23)」田中慎弥/・「未明の闘争
(35)」保坂和志◆連載評論/・「フランス文学と愛(8)」野崎歓/・「<世界史>の哲学(42)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート
(30)」穂村弘/・「「生」の日ばかり(42)」秋山駿/・「映画時評(45)」蓮實重彦◆随筆/・「喪――Marseille」吉増剛造/・「シヴォ
レー・インパラの真実」片岡義男/・「通りすぎる人たち」彩瀬まる/・「母のウィンク」吉村司◆私のベスト3/・「日本の外の日
本文学」都甲幸治/・「いまは思い出だけの人になって」藤崎和男/・「もらうと嬉しいおまけ」橋口いくよ◆書評/・『短篇五芒
星』舞城王太郎<中条省平/・『烈しい生と美しい死を』瀬戸内寂聴<稲葉真弓/・『父、断章』辻原登<柄本昌則/・『わた
しがいなかった街で』柴崎友香<大澤聡◆創作合評/清水良典×円城塔×柴崎友香/「人生ゲーム」綿矢りさ/「さしあ
たってとりあえず寂しげ」佐飛通俊/「西暦二〇一一」松波太郎/第56回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一
覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子(primary inc.,)
所収作品>・「mundus」川上弘美/・「天使」よしもとばなな/・「黄色は空の分け前」堀江敏幸/・「いつも彼らはどこかに 第
四回・目隠しされた小鷺」小川洋子/・「父」橋本治/・「IT業界 心の闇」木下古栗/・「ディスカス忌」小山田浩子/・「ロイ・ス
パイヴィ」ミランダ・ジュライ、岸本佐和子 訳◆連載小説/・「還れぬ家(36)連載完結」佐伯一麦/・「フィルムノワール黒色
影片(31)連載完結」矢作俊彦/・「ニッチを探して(3)」島田雅彦/・「記憶について ちょうちんそで(3)」江國香織/・「双頭の
船(6)」池澤夏樹/・「人外 遊女考(10)」村田喜代子/第45回≪新潮新人賞≫応募規定◆新発見 小川国夫 未発表小説
集/・おろかな回想/・霜と虹/・俺たちが十九の時/・少年(四つの掌篇)/・サン・ユニア公国/・叔母、甥/・解説 作家修練
時代の小川国夫/勝呂奏◆対談/<わたし>がいない過去と未来へ/柴崎友香×岡田俊規◆緊急寄稿/「海の向こうで「現
代日本文学」が亡びる あるいは、通じないことの力」加藤典洋/・「夜露死苦現代詩2.0 ヒップホップの詩人たち 最終
回・こんなんでいいならくれてやるよ――レイト」都築響一/・「地上に星座をつくる 第五回・最奥の国境」石川直樹/・「世
界同時文学を読む 第十四回・顔のない人々――タオ・リン『リチャード・イエーツ』」都甲幸治/・「アメリカスケッチ2.0 ウェ
ブと文化の未来を考える 第二十七回・20年後のマルチメディア」池田純一/・「見えない音、聴こえない絵 第一〇〇回・
コンチキチンの森」大竹伸朗◆新潮/・「二十年目」中上紀/・「プラハの翻訳者会議」阿部賢一/・「タイムレスなドレスと言
葉」江南亜美子◆本/・ポール・オースター『ブルックリン・フォリーズ』<稲葉真弓/ ・堀江敏幸『燃焼のための習作』<マ
イケル・エメリック/・辻原登『父、断章』<田中和生/・本谷有希子『嵐のピクニック』<山崎まどか/誌名+数字ロゴタイプ
>大竹伸朗/カット>齋藤芽生/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>竹岡健太郞(クラップス)/本文
デザイン協力>中島浩
目次>・今月の一冊/・おじさん三人組、シャッツキステに行く!/・新旧いろいろ面白本●感動的恐怖的人体実験/椎名
誠/・百歳までの読書術●遅読がよくて速読はダメなのか3/津野海太郎/・吉野朔実劇場●逃げる/吉野朔実◆特集 文
芸誌とは何か、愛である/・インタビュー●「新潮」矢野優編集長に聞く!/・ルポ●都内某所文芸誌読書会に潜入!/・文
芸各誌への公開質問状!/・わくわく文芸誌調査!/文芸誌を読め、と山口瞳から教わった/坪内祐三/連載小説だけじゃ
ないのよ/コラムも読んでもらいたいのよ党宣言/平本大悟/・読者アンケート●こんな文芸誌を読みたい!/・Cover
Gallery/・わが愛しの文芸誌/榎本文昌/・黒豚革の手帖●本収納の永い旅/内澤旬子/・スコットランド挿絵月報●迷建築
ノンフィクション3題/宮田珠己/・活字に溺れる者●泥酔の国の北大路公子/荻原魚雷/・妙な味わいの『アジアの昔話』/
べつやくれい/◆新刊めったくたガイド/・マロリー・シリーズ第六弾『吊された女』に大満足!/杉江松恋/・カイロ&ロシア
の超弩級三部作マラソンだ!/佐久間文子/・パワフルで先鋭的な神林長平の本気を見よ!/大森望/・「思い込み」を打
ち砕く爽やかな短篇集/酒井貞道/・柴崎友香の最新最高傑作/『わたしがいなかった街で』/榎本文昌/・新書四冊でお江
戸をてくてく歩こう!/内田剛/・高一の夏の恋に胸がキュンキュンする!/北上次郎/・続・棒パン日常●ひとり世界/穂村
弘/・三角窓口●「うちゅきょ」大人買いの中年底力を見よ!他/・ミミ中野の「これいただくわ」/ミミ中野/・ミステリー特等席
/穂井直美/・薔薇の木に、薔薇の花咲く/大井潤太郎/・馬の耳に新書/渡邊十絲子/・SF新世紀/山岸真/・猫ときどき古
本/浅生ハルミン/・それ行け!アホアホ本/中嶋大介/・君の名は/新保信長/・とことこブックデザイン/津田淳子/・トヨザ
社長の「寄らば斬る!」●「わたし」がここにいる不思議/豊﨑由美/・吉田伸子の「食えばわかる!」/ ●多恵さんの
きんぴらごぼう/吉田伸子/・ついに『週刊朝日』の献本リストからはずされてしまいました/坪内祐三/・タワーレコードの戦
利品/鏡明/・南の話●メキシコのスクリーン/青山南/・新刊クロスレビュー/山崎望・和田孟・鈴木先輩・浜本茂/・ベストセ
ラー温故知新●深化しか“元祖中二病ノベル”/入江敦彦/・日本SF戦後出版史●北杜夫のSF小説の巻/高橋良平/・百
円玉実験の不思議/円城塔/・サイコパスって何だ!?/風野春樹/・新銀背の不気味可愛い三部作をオススメ!/池澤春
菜/・捜査風景を捉えたシャープな写真集/柳下毅一郎//・今月本の雑誌に遊びに来た人スペシャル/・今月書いた人/・
掲載図書索引/・後記//・新・キムラ弁護士のありふれない一日●その日地下鉄で4/木村晋介/・歩く旅●党家村にて/沢
野ひとし/・馳星周の10冊●世界を破壊する憤怒の芸術/霜月蒼//表紙デザイン/和田誠/表紙イラスト・本文カット/沢野
ひとし
資料ID 書籍名
2589
作家名
雑誌『平凡』秘蔵写真館 昭和の美
人女優
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
目次>◆はじめに/雑誌『平凡』を彩った 麗しき昭和の美人女優たち◆第一章 復興期 昭和二十年代前半/ 原節子・
田中絹代・高峰三枝子・高峰秀子/ 轟夕起子・木暮実千代・月丘夢路・水戸光子・山根寿子/ 山口淑子・京マチ子・若山
セツ子・折原啓子・三條美紀/ 桂木洋子・杉葉子・淡島千景・久慈あさみ・乙羽信子/ 津島恵子//◆第二章 成長期 昭
和二十年代後半/ 美空ひばり・久我美子・角梨枝子・島崎雪子・紙京子/ 香川京子・八千草薫・淡路恵子・岸惠子・有馬
稲子/ 岡田茉莉子・若尾文子・高千穂ひづる・千原しのぶ・田代百合子/ 青山京子・北原三枝・南田洋子・新珠三千代・
瑳峨三智子/ 山本富士子//◆第三章 成熟期 昭和三十年代前半/ 浅丘ルリ子・野添ひとみ・鰐淵晴子・芦川いづみ・
中原早苗/ 草笛光子・中村玉緒・安西郷子・中原ひとみ・小山明子/ 白川由美・池内淳子・丘さとみ・桜町弘子・大川恵
子/ 花園ひろみ・笹森礼子・清水まゆみ・叶順子・筑波久子/ 泉京子・万里昌代・団令子・水野久美・桑野みゆき/ 司葉
子//◆第四章 青春期 昭和三十年代後半/ 佐久間良子・岩下志麻・倍賞千恵子・藤村志保・三田佳子/ 十朱幸代・星
由里子・浜美枝・藤純子・本間千代子/ 松原智恵子・和泉雅子・高田美和・酒井和歌子・内藤洋子/ 吉永小百合//◆終
わりに/ 1910年生まれの熱血漢 岩堀喜之助誕生100年によせて///カバー写真・原節子/扉写真・吉永小百合/装幀・
本文デザイン 弓永重明(茉莉花社)
1
マガジンハウス
1
2011/3/10
382
2593 吉川英治 人と文学
1
吉川英治記念館
1
2006/8/25
72
2594 ふるさとの義民を訪ねて
2
粟田 勲
1
2012/3/30
126
市内在住の著者が、浮石村(現下関市豊田町浮石)で、江戸時代に年貢減額の為に立ち上がった「浮石義民の碑」を見
て「義民」に興味を持ち、県内の事象を調べて回った。事例を訪ね歩く内に義民についてまとめられた書籍がないことに気
がつき、自費出版したもの。
412
所収作品>◆長篇一挙掲載480枚/「ファンタズマゴーリア」岡崎祥久◆中篇120枚/「松ぼっくいとセミの永遠」大森兄弟
◆翻訳短篇/「家族/ブレット・ロット」<訳>岸本佐知子◆特集/作家と本棚>津村節子・赤瀬川原平・吉増剛造・リービ英
雄・松浦寿輝・穂村弘・青木淳悟◆連載完結4/4回/「三姉妹」福永信◆連作短篇 第六回「 2°(フォリオ)」長野まゆみ◆
連載小説/「屋根裏(3)」村田喜代子/「地上生活者第五部 邂逅と思索(8)」李恢成/「晩年様式集(9)」大江健三郎/「夜は
終わらない(14)」星野智幸/「燃える家(24)」田中慎弥/「未明の闘争(36)」保坂和志◆連載評論/「皇后考(2)」原武史/「フラ
ンス文学と愛(9)」野崎歓/「<世界史>の哲学(43)」大澤真幸◆連載/「現代短歌ノート(31)」穂村弘/「「生」の日ばかり(43)」
秋山駿/「映画時評(46)」蓮實重彦◆随筆/「中毒について」花村萬月/「文学の土」荒川洋治/「アメリカの<物語>」大和田
俊之/「立ち食いそば礼賛」倉数茂◆私のベスト3/ 「残っていて欲しかった名画・西洋篇」深水黎一郎/「何気ない言葉た
ち」華恵/「齢三十を前にして、再開を果たした批評、三つ。」浜崎洋介◆書評/ 『定義集』大江健三郎 <堀江敏幸/ 『光
線』村田喜代子 <岩阪恵子/ 『冥土めぐり』鹿島田真希 <斎藤美奈子/ 『最後に誉めるもの』川崎徹 <瀧井朝世◆
創作合評/ 「ばちあたり」大島孝雄/ 「モネと冥王星」海猫沢めろん/ 「mundus」川上弘美/ 清水良典×円城塔×柴崎
友香//第56回群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文
>加藤純子(primary inc.,)
2603 群像 2012年10月号
講談社
1
講談社
1
2012/10/1
2604 樺太・瑞穂村の悲劇
井上 紘一/コン
スタンチン・ガポネ
ンコ/徐 満洙
1
花乱社
1
2012/7/15
246
目次>序 崔吉城/遅ればせの授業/第1章 「スメルシュ」執務に着手/第2章 死体発掘/第3章 瑞穂村と、その若干の
住民たち/第4章 最初の犠牲者/第5章 ≪華麗なるペスト≫/第6章 浦島における制裁/第7章 日本人佐藤の女婿たち
と、彼らの束の間の幸福/第8章 襲撃/第9章 永井幸太郎の賞牌/第10章 残酷地帯/第11章 子供らは最後に殺され
た/第12章 細川武のため、短剣は如何に研がれたか/第13章 苦難の枷/大団円 跋文に代えて//【補遺】 心に刻まれ
た文字/ サハリンにおけるロシア人と日本人の共生(一九四五~四八)//資料/訳者あとがき
2607 小説すばる 1998年7月号
船戸 与一/集英
社
1
集英社
1
1998/7/1
558
船戸与一「虹の谷の五月」連載開始号。フィリピンのセブ島を中心に展開される冒険小説。あらすじ>日本人とフィリピ
ン人の間に生まれ、「ジャピーノ」と呼ばれる13歳の少年が、闘争の中で成長していく姿を描く。この作品により、船戸与一
は第123回直木賞を受賞した。、
2608 オール讀物 2000年9月号
船戸 与一/文藝
春秋
1
文藝春秋
1
2000/9/1
572
第123回直木賞発表掲載誌。船戸与一著「虹の谷の五月」が受賞、掲載されている。この中で受賞記念エッセイとして
「三つの光景」と題し、これまでに取材した中で「もっとも幻想的な光景を三つ」挙げている。一つ目は「アフガニスタンの月
影」、二つ目はオリノコ河源流近くの水面」、三つ目は「マハバードの虹」。いずれも命がけの取材であることがうかがえる
手記となっている。
2609 小説現代 1970年12月号
講談社
1
講談社
1
1970/12/1
400
赤江瀑著「ニジンスキーの手」掲載雑誌。この作品で第15回小説現代新人賞を受賞した。あらすじ>アメリカの舞踊団に
所属するバレリーナ、弓村高は、様々な事象の重なりからロシアの天才バレリーナになぞらえ、「ニジンスキーの再来」と
称された。弓村の才能をめぐり、周囲では不審な事件が相次ぐ。
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
2610
文藝春秋SPECIAL 2012年季刊秋
号
1
文藝春秋
1
2012/9/1
194
目次>◆総力特集 47都道府県「老後の楽園」はここにある◆医療/あなたを守る「かかりつけ医」と「大病院」の連携/長
田昭二◆介護/「要介護」になっても「楽園」が続く自治体/堀口直人◆生活費/「大人」の暮らしやすさを満足させる条件/
小松崎毅◆交通アクセス/「アクセス指数」で見た近くて遠いまち、遠くて近いまち/河﨑貴一◆美食/城あり、港あり、よそ
者あり――うまいものはそこにある/齋藤訓之◆老人ホーム/安心して住み替えの出来る都道府県はどこか/長岡美代◆
行政サービス/数字では表せないユニークなサービス/河﨑貴一◆娯楽/映画・ゴルフ・野鳥観察――リタイア後こそ遊び
たい/高島健夫◆本当に良い物が欲しい奥様へ シニアグッズ「コンシュマー・レポート」/眼鏡から携帯まで、プロが教え
る本当に使える商品はどれか/石井謙一郎・渡辺麻実◆特別企画/ 全国52ヵ所地方紙が選んだ「我が郷土の楽園」/
【東北・北海道】/北海道厚沢部町/浦河町/清里町/ 福島県西白河郡西郷村/東白川郡鮫川村/岩手県一関市/花巻
市【関東】東京都港区六本木/大田区山王/栃木県那須町 千葉県いすみ市/鴨川市/茨城県笠間市/つくば市 神奈川
県山北町/埼玉県寄居町/小川町 群馬県高崎市倉渕町/甘楽郡甘楽町【中部】山梨県北杜市八ヶ岳南麓 愛知県名古
屋市都心部/新潟県魚沼市/佐渡市 長野県上伊那郡飯島町/福井県池田町/越前市周辺/坂井市三国町/三重県松阪
市殿町/多気郡大台町大杉谷地区【近畿】和歌山県田辺市 滋賀県東近江市/大阪府千早赤阪村/豊中市/吹田市 兵
庫県西宮市【中国】鳥取県智頭町 山口県下関市 島根県海士町/岡山県瀬戸内市牛窓/真庭市蒜山高原【四国】高知
県四万十町/室戸市/嶺北地域 徳島県神山町/香川県小豆島【沖縄・九州】沖縄県宮古島市/読谷村 大分県別府市
佐賀県鹿島市/鹿児島県瀬戸内町加計呂麻島 熊本県南阿蘇/天草◆移住先でもっとも気になる 47都道府県「県民性」
ガイド/八幡和郎/・夫婦で考える65歳の資産整理/山下和志/・要注意!楽園探しの落とし穴/齋藤訓之/・拝啓父上様パ
ソコンをやりませんか/潮匡人◆スペシャルエッセイ/私の「楽園」/・地の力/宮城谷昌光 静岡県浜松市/・標高千メート
ルが人生観を変える/柳生博 山梨県北杜市/・関西圏に暮らして/後藤正治 京都府八幡市/・地方にある「緑と絆」/葉
室麟 福岡県久留米市/・あのピーコが来ても満足して帰る街/おすぎ 福岡県福岡市/・連嶺の夢想/渡辺京二 熊本県
熊本市/・無方法の方法で/古川薫 山口県下関市/・あと二十回のサクラ/南こうせつ 大分県杵築市/・もう戦わなくてよ
い人たちへ/佐藤賢一 山形県鶴岡市/・そして神戸に/土屋賢二 兵庫県神戸市/・青山とは心の友棲む処/鈴木健二
熊本県熊本市/・橋の上の少年/山田和 神奈川県横浜市/・楽な町にいらっしゃい/高橋克彦 岩手県盛岡市◆歴史スペ
シャル/江戸版「老いの愉悦」/氏家幹人◆スペシャル対談/全国紙名物OBが語り合う 新聞記者流「老いの段取り」/水
木楊×河内孝/・五木寛之 楽園の扉を開ける「心と身体」/・表紙のはなし/林洋子/読者サロン
2611
KAWADE夢ムック文藝別冊 瀬戸内
寂聴
1
河出書房新社
1
2012/9/30
240
作家 瀬戸内寂聴の特集号。下関出身の芥川賞作家 田中慎弥氏がエッセイを寄せている。
380
所収作品>◆新連載小説/三陸の海/津村節子◆中篇210枚/獅子渡り鼻/小野正嗣◆短篇/行方/日和聡子/セザンヌ
の犬/古谷利裕/拝む人/吉田知子◆特集/群像的文体練習/鼎談 穂村弘×鴻巣友季子×福永信◆対談/時代精神を
読む「作品論」の試み――/『東と西 横光利一の旅愁』と『安部公房の都市』をめぐって/関川夏央×苅部直◆連作短篇
第七回/×(閉じる)/長野まゆみ◆連作評論 第三回/折口信夫の古代/安藤礼二◆連載小説/・「屋根裏(4)」村田喜代子
/・「地上生活者 第五部 邂逅と思索(9)」李恢成/・「晩年様式集(10)」大江健三郎/・「夜は終わらない(15)」星野智幸/・
「燃える家(25)」田中慎弥/・「未明の闘争(37)」保坂和志◆連載評論/・「皇后考(3)」原武史/・「フランス文学と愛(10)」野崎
歓/・「<世界史>の哲学(44)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート(32)」穂村弘/・「「生」の日ばかり(44)」秋山駿/・「映画時
評(47)」蓮實重彦◆随筆/・「余計なお世話」池田清彦/・「氷枕」平松洋子/・「牛窓の夢うつつ」想田和弘/・「三十五歳、問
題」樺山三英◆私のベスト3/・「日本語に導入しなくてもいい英語表現」マイケル・エメリック/・「ウェブ記事と本」木下古栗
/・「誤読」能町みね子◆書評/・『奇貨』松浦理英子 <津村記久子/・『佐渡の三人』長嶋有 <佐藤康智/・『スリリングな
女たち』田中弥生 <富岡幸一郎/・『東と西 横光利一の旅愁』関川夏央 <片山杜秀◆創作合評/「ファンタズマゴーリ
ア」岡崎祥久/「jiufenの村は九つぶん」谷崎由依/海猫沢めろん/第56回群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/
執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子(primary inc.,)
380
所収作品>◆第44回新潮新人賞発表/【受賞作】肉骨茶/(最年少受賞)高尾長良【受賞作】黙って喰え/門脇大祐【選評】
川上未映子・桐野夏生・中村文則・福田和也・星野智幸/・「アメンボ」玄侑宗久/・「いつも彼らはどこかに 第六回・チー
ター準備中」小川洋子/・「私の農業新聞作り 本当の話――一語一句聞いたとおり 物語の語り方」マーク・トウェイン、
柴田元幸 訳・解説◆連載小説/・「雪 ちょうちんそで(4)連載完結」江國香織/・「ニッチを探して(5)」島田雅彦/・「双頭の
船(8)」池澤夏樹/・「満月の道(10)」宮本輝/・「ぶにせの しょっきち(醜男 正吉) 遊女考(11)」村田喜代子◆第11回≪小
林秀雄賞・新潮ドキュメント賞≫発表◆第45回≪新潮新人賞≫応募規定◆第20回萩原朔太郎賞発表/【受賞作】明日/
佐々木幹郎/【選評】岡井隆・高橋源一郎・平田俊子・松浦寿輝・吉増剛造◆新連載/「島尾ミホ伝『死の棘』の謎」梯久美
子/・「吉田健一 第5回・100枚」長谷川郁夫/・「翻訳は世界文学の別名である――現代日本文学が外国語に翻訳されて
何のいいことがあるんだ、と言う人たちのために」沼野充義/・「新人の勢いと老練の技術――松家仁之『火山のふもとで』
を読む」池澤夏樹/・「地上に星座をつくる 第7回・霧のバレーボール」石川直樹/・「世界同時文学を読む 第16回・引きず
る愛――ジュノ・ディアス 『こんなふうにお前はフラれる』」都甲幸治/・「アメリカスケッチ2.0 ウェブと文化の未来を考え
る 第29回・レシピが拡げるネットワーク」池田純一/・「見えない音、聴こえない絵 第102回・カッセルのクラフトワーク」大
竹伸朗◆新潮/・「なかそらの話」宮永愛子/・「声を集める」高山明/・「海が光る、街が光る、私が光る」小林エリカ◆本/・
松浦理英子『奇貨』<小林エリカ/・ドナルド・キーン『正岡子規』<菅野昭正/・伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』<佐々木
敦/・後藤明生『この人を見よ』<東海晃久/・テア・オブレヒト『タイガーズ・ワイフ』<山崎佳代子/誌名+数字ロゴタイプ>
大竹伸朗/写真>高橋恭司/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>竹岡健太郞(クラップス)/本文デ
ザイン協力>中島浩
2612 群像 2012年11月号
2613 新潮 2012年11月号
講談社
1
1
講談社
新潮社
1
1
2012/11/1
2012/11/7
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
北九州市立文学
館
知っ得やまぐち 講座生がつくった
2615
山口県ガイド
1
財団法人山口県
ひとづくり財団
1
2617 山口博物館100年のあゆみ
1
山口県立山口博
物館
1
2614 花衣 俳人杉田久女
2618
史跡・高杉晋作墓所 花の寺 東行 古川 薫/安冨 静
庵
夫/吉岡 一生
1
東行庵
1
1
66
北九州市立文学館が平成23年11月3日~12月25日にかけて行った第10回特別展「花衣 俳人杉田久女」の図録。目次
>ごあいさつ/プロローグ 俳句以前/常夏の碧き潮あびわがそだつ/出生/女学校時代、結婚/一 自己表現の喜びと懊
悩/足袋つぐやノラともならず教師妻/俳句との出会い/喜びと蹉跌/・コラム 久女の位置/高橋睦郎/二 俳句に蘇りて/
谺して山ほととぎす欲しいまゝ/俳句に蘇りて/女性俳句の研究と推進/日本新名勝俳句/・コラム 杉田久女秀句鑑賞 ほ
しいまゝ/寺井谷子/三 輝く作品/無憂華の木蔭はいづこ仏生会/主宰誌「花衣」/三度の巻頭/四 同人「削除」/張りとほ
す女の意地や藍ゆかた/句集刊行と軋轢/同人「削除」後/・コラム 杉田久女――百年の友を求めて/坂本宮尾/エピロー
グ 久女伝説/むれ落ちて楊貴妃桜尚あせず/杉田久女俳句選/杉田久女年譜/おもな展示資料/関連書籍
2011/9/5
147
山口県ひとづくり財団が平成21年(2009)から開催している講座「知っ得やまぐち」から生まれたガイドブック。「ふるさと山
口を熱く語る人」を一人でも多く育てることを目標に始まったグループ学習講座で、実際に現地を探訪し、今までには知ら
れていない隠れたエピソードを集めたガイドブックを目指して作成された。県内を9つのエリアに分け、エリアごとにエピ
ソードをまとめ、やまぐちの魅力を伝えている。
2012/7/13
106
平成24年(2012)、山口県立博物館は開館100年を迎えた。それを記念して作成された図録。大正元年(1912)に開館して
からの「あゆみ」を綴り、主な収蔵品やこれまでの展示を振り返るほか、現状や課題なども掲載されている。
142
目次>「君に捧ぐ晴天の梅一枝――花を愛した獅子高杉晋作――」古川薫/・清水山東行庵/・史跡・高杉晋作墓と高杉
東行陶像/・東行庵の施設/東行記念館・茶室など/東行池と三世玉仙尼銅像/奇兵隊及び諸隊士の墓/・文学碑林/グラ
フ 花の寺東行庵/梅・桜・馬酔木・石楠花・山躑躅・躑躅・藤・紫陽花・花菖蒲・紅葉・雪景色・山茶花・椿/「東行庵 花も
のがたり」安冨静夫/・東行庵の花 ミニ百科/・東行庵 境内の花分布図とアクセス/・山陽花の寺・二十四か寺/撮影後
記 「松籟いつしか花の芳香」吉岡一生
2011/11/3
2012/10/1
2619 恐慌
中本 たか子
1
塩川書房
1
1930/5/5
208
短編集。表題となった「恐慌」は、昭和4年(1929)『女人芸術』10月号に発表された。中本たか子はこの作品を発表した
後、プロレタリア文学の道を歩むため、当時「モスリン横町」と呼ばれていた工場がひしめく町 亀戸へと転居する。所収作
品>・恐慌/・工場自衛團/・白色の町/・パン屋勘助/・赤/・活力素/・地下鐵/・半植民地の紳士諸君/・モスクワのミイラと
り/・繁栄の大統領/・國境/・アムリツツァの流血
2620 朝の無礼
中本 たか子
1
天人社
13
1930/5/15
175
短編集。中本たか子がプロレタリア文学へと傾倒する前と推測される、新感覚派独特の比喩表現を多用した作品がまと
められている一冊。所収作品>・朝の無禮/・鈴蟲の雌/・臨時休業/・胎盤/・新聞紙が作った海峡
2621 闘ひ
中本 たか子
1
改造社
1
1930/7/3
269
短編集。プロレタリアに方向を定めた頃の作品。まだ新感覚派の影響と見られる表現が随所に見られる。所収作品>・
闘ひ/・鎖/・国境/・半植民地の紳士諸君/・便衣隊創設/・胎盤/・第四の壁/・臨時休業
2622 南部鉄瓶工
中本 たか子
1
新潮社
1
1938/4/1
322
岩手県田茂山(現 奥州市水沢区羽田町)を舞台に、南部鉄器生産者たちが多数の障害を乗り越えて組合を結成し、そ
こから成功に至るまでの過程を、綿密な実地調査を元に描いた作品。2軒の資本家による、働けば働くほどに借金が増え
る、矛盾したシステムの中で支配されていた54軒の工場が、活路を求めて組合を設立する。借金しかない彼らがスタート
を切るのは難しく、資本家たちの執拗なまでの妨害や抵抗にあいながらも団結力を維持し、販路を開拓していく。新規事
業にも着手し、後継となる若者たちの将来を見据え、安定した生活力を手にするまでの人間模様を詳細に描いている。
2623 耐火煉瓦
中本 たか子
1
竹村書房
1
1938/7/20
454
昭和7年(1932)に、著者自身が川崎窯業の臨時工員として働いた経験を活かして書かれた作品。昭和13年(1938)、
『南部鉄瓶工』『耐火煉瓦』『白衣作業』と、長編を含んだ三冊を刊行する、旺盛な執筆をみせた。
2624 新しき情熱
中本 たか子
1
金鈴社
1
1943/11/10
274
昭和17年(1942)頃の日本の軍国主義化を背景に、己が生きる方向を模索する女子機械工たちの生き様を描く。生産文
学的な側面で描かれたこの作品は、機械工として技術を習得し、上達していく喜びが中心に据えられており、国策を反映
した生産拡充の向きを捉えている。※生産文学――プロレタリア文学の一側面。「生産文学」というカテゴリーはないが、
特に大戦前後の農工業において、国が振興する生産拡充の動きに追従した作品を指す。
2625 光くらく
中本 たか子
1
三一書房
1
1947/6/20
103
短編集。本のタイトルともなった「光くらく」は、著者自身の体験を主人公に反映している。昭和11年(1936)に出所し、実家
に戻ったときの様子や、「南部鉄瓶工」を書いていたときの著者の状況が映し出されている。所収作品>・光くらく/・織布
/・レポーター年枝/・嵐の後/・再び工場へ/・飯と公判/ 装丁、カット/伊澤元一
2626 愛は牢獄を越えて
中本 たか子
1
五月書房
1950/1/10
208
中本たか子の自伝的作品。昭和4年(1929)、たか子が25歳の時にプロレタリア文学へと転向するきっかけとなった出来事
から、昭和9年(1934)までのことを詳細に綴っている。
2627 モスリン横丁
中本 たか子
1
冬芽書房
1
1950/4/10
284
昭和4年(1929)中本たか子がプロレタリア文学へと方向を定めた頃のことを、主人公 せい子に色濃く投影し、労働者が
団結して資本家にあたっていく様子を描く。
2628 野田一家のパン籠
中本 たか子
1
東方社
1
1955/1/15
320
戦後、めまぐるしく変わる世間の状勢に取り残された一家が、道徳や良心を忘れて転落していく。満足に食べるものもな
い、貧困に喘ぐ家庭に焦点を当て、朝鮮戦争の特需景気に沸く日本の一側面を描き出した作品。
236
昭和30年(1955)東京、米軍立川基地(当時)の滑走路延長による土地接収に伴い、接収予定地の町民を中心に基地拡
張反対同盟が結成された。ここから、流血を含む「砂川事件」の狼煙が上がる。この問題について、このような悲劇はどう
しておこっているのか?砂川の人々はなぜ反対を続けているのか?労働者や農民や学生はなぜこれを支援しているの
か?激突のありさまは?(「はじめに」/堀 真琴 より)といったことを、様々な立場からの調査や体験により作成した原稿
をまとめたもの。中本たか子は「三 砂川を守る人々」の章に「踏みにじられた麦は伸びる」と題した原稿を寄せている。こ
こから、中本たか子の砂川三部作とも言うべき「滑走路」「不死鳥」「砂川の誇り」へと繋がっていく。
2629
心に杭は打たれない 基地問題文
化人懇談会編
中本 たか子
1
河出書房
1
1957/1/31
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
2630 滑走路
中本 たか子
1
宝文館
1
1958/9/5
283
政府は昭和26、27年に締結した日米安全保障条約(1951)、日米行政協定(1952)に基づき、米軍基地の施設、区域の
増強を余儀なくされた。そのため昭和30年代半ば頃は、住民や革新団体の反対闘争が各地で起こる。砂川事件は基地
反対闘争の中でも熾烈を極め、昭和31年(1956)10月には反対派の住民と警察が衝突、流血を見る惨事となった。ここで
は昭和30年5月4日から同年11月までの出来事を小説としてまとめている。
2631 不死鳥
中本 たか子
1
彌生書房
1
1960/1/31
284
この小説だけで独立はしているが、著作『滑走路』の続編。昭和31年(1956)10月13日、立川米軍基地(当時)拡張反対
闘争は流血の惨事を見た。それを受けて測量は中止、住民が歓喜に沸くところで終わる。その後、昭和44年(1969)12
月、米軍の立川基地撤退により、拡張問題は収束した。
2632 砲道
中本 たか子
1
上海文芸出版社
1
Nov-62
400
昭和30年(1955)の砂川事件に財を得た『滑走路』の中国語版。この作品は当時のソ連でも訳され、刊行された。
2633 私の安保闘争日記
中本 たか子
2
新日本出版社
1
1963/4/5
309
昭和35年(1960)5月、日米安全保障条約改定反対闘争が激化。連日数万人がデモ行進を行い、国会を包囲した。著者
中本たか子も行進に参加、その様子をつぶさに描き出すほか、著者自身の考えを書き連ねている。
2634 はまゆう咲く島
中本 たか子
1
新日本出版社
1
1968/8/30
307
東京から南へ157㎞、太平洋に浮かぶ新島には、その最南端にミサイル試験場が設置されている。昭和32年(1957)
秋、この島にミサイル試射場設置の話が持ち上がった。住民による反対運動の始まりから、昭和38年(1963)7月、完成し
た試射場で第1号のミサイル試射が行われるまでを描く。
2635 砂川の誇り
中本 たか子
1
労働旬報社
1
1969/7/25
242
著者 中本たか子が接してきた砂川闘争のダイジェスト版。昭和30年(1955)8月、広島で開かれた第1回原水爆禁止世
界大会で、立川基地拡張に苦悩する砂川の人々と出会ってから14年間の記録。
2636 闘いと裁き
中本 たか子
2
宇野書店
1
1970/1/10
294
新島のミサイル試射場反対運動の際に起こった出来事を、中本たか子の視点から描いたもの。
2637 わが生は苦悩に灼かれて
中本 たか子
2
白石書店
1
1973/11/29
241
中本たか子の自伝的作品。昭和4年(1929)、たか子が25歳のときにプロレタリアへと転向するきっかけとなった出来事
から、昭和9年(1934)までのことを詳細に綴っている。検挙されたときに受けた拷問のことなども書き表しており、作者が
当時体験したことを明確に伝える一冊。
2638 わが生は苦悩に灼かれて
中本 たか子
2
白石書店
2
1976/3/25
241
中本たか子の自伝的作品。昭和4年(1929)、たか子が25歳のときにプロレタリアへと転向するきっかけとなった出来事
から、昭和9年(1934)までのことを詳細に綴っている。検挙されたときに受けた拷問のことなども書き表しており、作者が
当時体験したことを明確に伝える一冊。
婦人作家集1 日本プロレタリア文学
中本 たか子
集21
1
新日本出版社
1
1987/9/30
464
「赤」「恐慌」「地下鉄」「闘い」「鎖」「工場の前衛」「卑怯者去らば去れ」「レポーター年枝」「再び工場へ」の9作品を所収。
収録にあたり、当時伏字で刊行されていた「闘い」「鎖」「卑怯者去らば去れ」「レポーター年枝」は、中本たか子自身により
伏字部分が復元された。
204
短編集。「厳しい冬」「きのこ雲の遺産」「春まだ遠く」「とべ・千羽鶴」「ルポルタージュ 未来はここに」の五作品を収録。
――これらはいわば私の原爆文学の第二期のものです。私は直接被爆していないので、被爆者の言語に絶する苦悩
に、一歩でも、半歩でも、近づきたいと願う心から書いたものです。しかし、その意図がどれだけ達成されたでしょうか。
(本書「あとがき」より)/中本たか子は被爆者の実情を調査し、小説として発表することでその現状を訴えた。
200
昭和30年(1955)、広島で第1回原水爆禁止世界大会が開かれた。これは前年3月、中部太平洋ビキニ環礁で、アメリカ
により水爆実験が行われることを知らずに、日本のマグロ漁船第五福竜丸が近くを航行、被爆したことを契機に、原水爆
禁止運動が急速に拡大したことによる。中本たか子は静岡焼津の第五福竜丸の船員を見舞い、この世界大会に参加し
た。そして広島を回り、被爆者たちを訪れ、その現状に接したときのことを深い感慨をもって綴っている。また砂川事件、
新島ミサイル試射場反対運動、安保闘争と、中本たか子自身が経験したことを、記録的に記している。
中本たか子が角島と、山口市のことについて語った「ふるさと」を所収。角島に橋をかける話を聞き、次のように綴ってい
る。/この橋の話は前にもあった。このときは原子力発電所をつくる話があって、それに賛成すれば、本州と角島をつなぐ
橋をかけてやるということだった。だが角島の人は大部分それに反対で、「橋があると、どろぼうがくるだろう。橋なんかい
らない。原発もごめんだ」ということになって、橋は実現しなかった。今回も、「何十億という税金をもって橋をつくる必要は
ない。角島のよさは島であることだ」という結論に達したのである。(表題所収「ふるさと」より)
2639
2640 とべ・千羽鶴
2641 広島へ……そしてヒロシマへ
2642 甦る郷土の作家たち
2643
民主文学臨時増刊号 短編小説秀
作選
中本 たか子
中本 たか子
中本 たか子
1
1
青磁社
白石書店
1
1
1988/8/1
1986/7/25
2
四季出版
1
1988/10/29
264
2
日本民主主義文
学同盟
1
1996/5/10
652
資料ID 書籍名
2664 群像 2012年12月号
作家名
講談社
2665 新潮 2012年12月号
2666 群像 2013年 1月号
2667 新潮 2013年 1月号
数量 出版社
1
1
講談社
講談社
新潮社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
所収作品>◆短篇小説特集/・「咳」三木卓/・「生還者」髙村薫/・「台所の停戦」津村記久子/・「二兎偽札と蛙の目」大竹
昭子/ ・「テオ」デイヴ・エガーズ、岸本佐和子・訳/・「おばあさん、スズメバチ、スイカ」ザハール・プリレーピン、沼野恭
子・訳/<連作完結>「P.」長野まゆみ◆連作小説/「ホサナ(4)」町田康◆中篇/・「御命授天纏佐左目谷行」日和聡子/・「か
めこさま」橋口いくよ◆講演録/「翻訳と創作と」古井由吉◆追悼 丸谷才一/・「丸谷才一さんとのつき合い」瀬戸内寂聴
/・「面白さに拘り続けた人」筒井康隆/・「官能的なものに迷わされる知識人」鹿島茂◆連載小説/・「三陸の海(2)」津村節
子/・「地上生活者 第五部邂逅と思索(10)」李恢成/・「晩年様式集(11)」大江健三郎/・「夜は終わらない(16)」星野智幸/・
「燃える家(26)」田中慎弥/・「未明の闘争(38)」保坂和志◆連載評論/・「フランス文学と愛(11)」野崎歓/・「<世界史>の哲
1
2012/12/1
364
学(45)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート(33)」穂村弘/・「「生」の日ばかり(45)」秋山駿/・「映画時評(48)」蓮實重彦◆随
筆/・「思い込んだら、それまでよ」森村泰昌/・「みなまで言ったところで」木内昇/・「莫言、の二十年」茅野裕城子/・「小説
修行」平田オリザ/・「ムービー・イン・ムービー」向井万起男◆私のベスト3/・「わたしが見つけた夜露死苦現代詩2012」山
内マリコ/・「好きな動物」辛酸なめ子/・「森の奥」木地雅映子◆書評/・『月の輪草子』瀬戸内寂聴 <酒井順子/・『七緒
のために』島本理生 <辻村深月/・『犬とハモニカ』江國香織 <阿部公彦/・『この人を見よ』後藤明生 <坪内祐三◆
創作合評/・「獅子渡り鼻」小野正嗣/・「行方」日和聡子/・「わたしは妊婦」大森兄弟/高橋源一郎×富岡幸一郎×海猫沢
めろん/第57回群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文
>加藤純子(primary inc.,)
1
2012/12/7
372
1
講談社
1
2013/1/1
428
1
新潮社
1
2013/1/7
428
所収作品>◆新発見・幻の最初期小説/安部公房「天使」/解説・加藤弘一○さきちゃんたちの夜/よしもとばなな○わた
しの小春日和<新潮新人賞受賞第一作>/滝口悠生○方違え/古井由吉○いつも彼らはどこかに 第七回・断食蝸牛/小
川洋子◆連載小説/・「死小説 第六章」荒木経惟/・「ニッチを探して(6)」島田雅彦/・「双頭の船(9)」池澤夏樹/・「満月の
道(11)」宮本輝/・しょうぎに おやは いりませぬ 遊女考(12)」村田喜代子○第45回≪新潮新人賞≫応募規定◆大型批
評・250枚/「新世紀神曲」大澤信亮◆追悼 丸谷才一/・「丸谷才一の思い出」ドナルド・キーン、角地幸男 訳/・「機嫌の
いい文学者の肖像 精一杯のobituaryのつもりで」池澤夏樹/・「小説論を洗練して」菅野昭正/・「そこから始まる」湯川豊
○島尾ミホ伝『死の棘』の謎 第2回/梯久美子○批評時空間 特別篇/「ロボット」との『演劇』について/佐々木敦○地上
に星座をつくる/第8回・片目しか見えない仮面/石川直樹○世界同時文学を読む 第17回・追放された人々――エドナオ
ブライエン『聖者たちと罪人たち』/都甲幸治○アメリカスケッチ2.0ウェブと文化の未来を考える 第30回・ディベートからバ
ズへの展開/池田純一○見えない音、聴こえない絵 第103回・独国蛙と女木島猫/大竹伸朗◆新潮/・「尖閣諸島、波高し
――「日中青年作家会議」のこと」川村湊/・「アーティヴィズムの馬鹿力」岩城京子/・「奪われない時間――映画『天のし
ずく』から」河邑厚徳◆本/・エドゥアール・グリッサン『フォークナー、ミシシッピ』<大辻都/・中原昌也『エーガ界に捧ぐ 完
全版』<大和田俊之/・安藤礼二『祝祭の書物 表現のゼロをめぐって』<佐藤雄一/・村田沙耶香『しろいろの街の、その
骨の体温の』<内藤千珠子/誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/カット>小谷元彦/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装
幀室)/目次デザイン>竹岡健太郞(クラップス)/本文デザイン協力>中島浩
所収作品>◆長篇一挙掲載520枚/「ヤマネコ・ドーム」津島佑子◆新連載小説/「寂しい丘で狩りをする」辻原登◆新連
載/「創作の極意と掟」筒井康隆◆野間文芸賞・野間文芸新人賞発表○第65回野間文芸賞受賞作/「ジェントルマン」山田
詠美/受賞のことば/選評(秋山駿、奥泉光、佐伯一麦、坂上弘、高橋源一郎、津島佑子、町田康)○第34回野間文芸新人
賞受賞作/・「螺法四千年記」日和聡子/・「緑のさる」山下澄人/受賞のことば/選評(島田雅彦、多和田葉子、星野智幸、
堀江敏幸、松浦理英子)/・記念インタビュー/「クレイジー・アバウト・ユー」の解明/山田詠美、聞き手・仲俣暁生/・記念対
談/小説の「可愛らしさ」を切り開く 松浦理英子×日和聡子/・偏在する「わたし」 人称の懐しく新しい手触り/堀江敏幸×
山下澄人◆寂聴まんだら対談(最終回)/ 「老いと死のデザイン」瀬戸内寂聴×島田雅彦◆連載小説/・「三陸の海(3)」津
村節子/・「屋根屋(5)」村田喜代子/・「地上生活者 第五部邂逅と思索(11)」李恢成/・「晩年様式集(12)」大江健三郎/・
「夜は終わらない(17)」星野智幸/・「燃える家(27)」田中慎弥/・「未明の闘争(39)」保坂和志◆連載評論/・「フランス文学と
愛(最終回)」野崎歓/・「皇后考(4)」原武史/・「<世界史>の哲学(46)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート(34)」穂村弘/・
「「生」の日ばかり(46)」秋山駿/・「映画時評(49)」蓮實重彦◆随筆/ ・「夢の話」河野多惠子/・「二つの詩から」谷川俊太
郎/・「ネコと虫と」養老孟司/・「なぜ「書くこと」は「読むこと」なのか」諏訪哲史◆私のベスト3/・「「京都駅」の魔術 好きな
建築ベスト3」三浦雅士/・「女子校で教わったこと」鹿島田真希/・「最近、想像が思わず膨らんだ、街で見かけた人」本谷
有希子◆書評/・『空白を満たしなさい』平野啓一郎 <苅部直/・「『虫樹音楽集』奥泉光 <清水良典/・『惑いの森~50
ストーリーズ~』中村文則 <谷崎由依/・『水瓶』川上未映子 <山城むつみ◆創作合評/・「御命授天纏佐左目谷行」日
和聡子/・「トゥンブクトゥ」山下澄人/・「わたしの小春日和」滝口悠生/高橋源一郎×富岡幸一郎×海猫沢めろん/第57回
群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子
(primary inc.,)
◆創作特集 新しい世紀にデビューした作家たち/・「江戸鑑出世紙屑」青木淳悟/・「ダンス」青山七恵/・「人間らしく」伊
坂幸太郎/・「もみじ」石田千/・「NR」絲山秋子/・「すっぽん心中」戌井昭人/・「丑寅」佐藤友哉/・「ドライブ」島本理生/・
「アイトール・ベラスコの新しい妻」津村記久子/・「糸杉」中村文則/・「感傷凌轢」西村賢太/・「湖畔情景」日和聡子/・
「Good But Not Same」舞城王太郎/・「部屋の中で」前田司郎/・「生命式」村田沙耶香○いつも彼らはどこかに 第8回・竜
の子幼稚園/小川洋子○能 巣鴨塚/杉本博司◆新連載/「鏡花、水上、万太郎 其の一」福田和也◆長篇評伝/「石井桃
子と戦争」尾崎真理子◆対談/『日本小説技術史』を読む 渡部直己×奥泉光○島尾ミホ伝『死の棘』の謎/梯久美子◆
新潮/・「ふつうの旅」角田光代/・「「戦争」と文学」星野智幸/・「愛を実践すること」鹿島田真希◆本/・渡部直己『日本小説
技術史』<安藤礼二/・江國香織『犬とハモニカ』<稲葉真弓/・田中慎弥『夜蜘蛛』<越川芳明/・佐々木敦『批評時空間』
<椹木野衣/・小川国夫『俺たちが十九の時 小川国夫初期作品集』<富岡幸一郎◆連載小説/・「双頭の船(10)(連載完
結)<池澤夏樹/・ニッチを探して(7)<島田雅彦/・満月の道(12)<宮本輝/・「しょっがつみてな日 遊女考(13)」村田喜代
子/第45回≪新潮新人賞≫応募規定/誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/カット>佐藤直樹/表紙デザイン>望月玲子
(新潮社装幀室)/目次デザイン>竹岡健太郞(クラップス)/本文デザイン協力>中島浩
資料ID 書籍名
作家名
2668 週刊文春 2012年11月29日号
1
2669 ダ・ヴィンチ 2013年 1月号
1
2670 BRUTUS 2012年12月15日号
2671 夜蜘蛛
2672
数量 出版社
田中 慎弥
志士の風雪 ――品川弥二郎の生
古川 薫
涯
文藝春秋
メディアファクト
リー
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
2012/11/29
2013/1/6
188
「阿川佐和子のこの人に会いたい」で田中慎弥が取り上げられている。
226
目次>◆特集1/ BOOK OF THE YEAR 2012≪前編≫・2012年小説ランキングTOP50&有川浩受賞インタビュー/・ジャ
ンル別ランキング/・男性誌コミックランキング1位荒川弘インタビュー/・女性誌コミックランキング1位末次由紀インタ
ビュー/・男性誌コミック/・女性誌コミック/・文庫/エッセイ・ノンフィクション/趣味・実用書/ビジネス・自己啓発本/・今年の
顔今年の本/・スギちゃん/・美木良介/・チャットモンチー/・本仮屋ユイカ/・出版ニュース オブ ザ イヤー2012/・[書き
下ろしマンガ]木下晋也/・連載陣三人衆による年末特別鼎談/若林正恭(オードリー)×又吉直樹(ピース)×星野源≪後編
≫・人気装丁家が選ぶ今年注目した本/・[下半期新人賞受賞作メッタ斬り対談]大森望×豊﨑由美/・本読みのプロが選
ぶ、「とっておき」の今年の3冊/・ジャンル別ランキング/・男性作家/・女性作家/・男性マンガ家/・女性マンガ家/・出版社
/・出版業レポート2012/・第9回編集部が選ぶプラチナ本OF THE YEAR◆特集2/2013年ミステリー・エンターテインメント
の隠し球はコレだ!◆STUDIO INTERVIEW/水原希子◆あの人と本の話/・杏/・武井咲/・古田新太◆今月の
BOOKMARK EX/・『歓喜の仔』(上・下)天童荒太/・『残り全部バケーション』伊坂幸太郎/・『下に見る人』酒井順子/・『火口
のふたり』白石一文/・『大きな音が聞こえるか』坂木司/・『終わらない歌』宮下奈都/・『謝男(シャーマン)』板垣恵介◆今月
のBOOKMART/・『スタート!』中山七里/・『なでし子物語』息吹有喜◆もっと知りたい売れている理由EX/『GUNSLINGER
GIRL』相田裕◆文庫ダ・ヴィンチ/2012年の注目文庫はコレだ!◆コミック ダ・ヴィンチ/『3月のライオン』8巻で新局面!
羽海野チカが本作に託したもの◆幽・怪談通信/・『私はフーイー沖縄怪談短篇集』恒川光太郎インタビュー/・第7回『幽』
怪談文学賞、第4回『幽』怪談実話コンテスト受賞作発表!◆好評連載中/・アラーキー「裸ノ顔」南伸坊/・北尾トロ「走
れ!とろいか学習帳」/・穂村弘「短歌ください」/・若林正恭「オードリー若林の真社会人」/・益田ミリ「こはる日記」/ ・マ
ギーさんの読書占い/・星野源のだまって俺について来い年末SP 相談者「ももいろクローバーZ」/・『世界は言葉でできて
いる』場外戦 ・内田樹×名越康文×橋口いくよ/「勝手に開催!国づくり緊急サミット」/・宇野常寛「THE SHOW MUST
GO ON」/ ・又吉直樹「第2回図書係補佐外部活動」/・蛇蔵×海野凪子「日本人の知らない日本語」/・しりあがり寿「おと
ぎの国のメメントモリ」/・小島秀夫「僕が愛したMEMEたち」最終回/・今日マチ子「百人一首ノート」/・伊藤まさこの雑食よ
り 最終回/・あさのまあすみ×あずまきよひこ「ヒヨコノアルキカタ」/・高山なおみのはなべろ読書記/・大田垣晴子「季節
七十二で候。」◆カルチャー ダ・ヴィンチ/・映画/・音楽/・ゲーム/・お笑い/・[インタビュー]大泉洋/・AFRAに曽我部/・辻
良尚/・が~まるちょば◆NEWS&REVIEWS/・今月の絶対はずさない!プラチナ本/・百人書評『ストロベリーナイト』/・絶
対読んでトクする14冊 七人のブックウォッチャー/・厳選!!注目の新刊コミック/ ダ・ヴィンチなんでもランキング/・出
版ニュースクリップ/・新進作家インタビュー/谷川直子/・編集者の手前みそ/・本屋さんの時間&100%文庫のはなし/・
[旬の本棚]/・2013年の占い本/・大切な人にあげたいギフトブック/・注目の新刊情報/・担当編集者イチオシ本&編集長
のイチオシ本/・この本にひとめ惚れ◆davinci pick up/・ニコニコ動画の話題曲が小説に!『カゲロウデイズⅡ』刊行記念
/特別対談 乙一×じん(自然の敵P)/・『月刊ヒーローズ』コミックス続々刊行!/・twitter連載で人気爆発!『ニンジャスレ
イヤー』/・人気シリーズ第4弾『すーちゃんの恋』益田ミリ/・世にも奇妙な京極小説『眩談』京極夏彦/・発見!角川文庫
ひとこと書評/・三浦しをん「喜びの満ちる午後」/・ほらんぶ×ダ・ヴィンチ第3回/万城目学が選ぶトクベツな3冊とは?/・
メディアワークス文庫 テイスティングルーム/・実業之日本社文庫今月のジッピィニュース/『完黙』永瀬隼介インタビュー
/・『ぢべたくらし あひるの生活』マツダユカ/・BOOKS KOBUNSHA(光文社書店)『ブルーマーダー』誉田哲也/ダ・ヴィンチ
電子ナビからのお知らせ/今月の新刊文庫・新書情報/・今月の新刊コミック情報/・プレゼント付き読者アンケート&今月
のしあわせ者/・バックナンバー&定期購読のご案内/・次号予告◆SPECIAL/・書き下ろし読み切り短編小説/「ページの
角の折れた本」/小手鞠るい/第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞作品募集のお知らせ
1
マガジンハウス
1
2012/12/15
198
「新作が出たら読みたい作家32人」のコーナーで、田中慎弥が取り上げられている。目次>◆特集 文芸ブルータス/「み
とりねこ」有川浩/「俊輔」木内昇/「私はあなたの瞳の林檎」舞城王太郎/「私が描いた人は」いとうせいこう/「悟浄出立」
万城目学/「世界地図の下書き」朝井リョウ/「デッキブラシを持つ人」堀江敏幸/「濡れ衣の話」伊坂幸太郎/「波打ち際ま
で」鹿島田真希/「形影相弔」西村賢太/「ニイタカヤマノボレ」絲山秋子◆新作が出たら読みたい作家32人/・対談1、文芸
と戯れる。 いしいしんじ×朝吹真理子/・対談2、文芸で越境する。 堀江敏幸×都甲幸治/・対談3、文芸を評する。 豊
﨑由美×高橋源一郎/・対談4、文芸に暮らす。 戌井昭人×津村記久子/・対談5、文芸を包む。 池田進吾×名久井直
子/・ノーベル文学賞を読む/解説・沼野充義/・海外文芸は翻訳者で撰ぶ。/・本当に権威がある文芸賞はどれ?/解説・
栗原裕一郎/・文芸誌カタログ/・文芸誌編集長たちからの言葉。/・Et tu, Brute? 「スティーヴォー」ほか/・Brutus Best
Bets 新製品、ニューオープン情報/・人間関係 464/写真/篠山紀信『浮遊音』毛利衛、ジェフ・ミルズ/・クルマのある風
景 43/ 「マセラティ クアトロポルテ」(撮影/笠井爾示/・SUPERME BRUTUS 「LE NOIR」ほか/・BRUT@STYLE
285 はんちゃんと、たま。/・グルマン温故知新 376 ダ オルモ/イル プレージョ/・みやげもん 150 目出鯛/次号予告
/・BURUTUS BACK ISSUES/定期購読募集//タイトルデザイン/堀内誠一/表紙絵・目次絵・扉絵/ムラタ有子
2
文藝春秋
1
2012/10/25
147
初出>『文學界』2012年6月号。あらすじ>ある作家の元に、1通の手紙が届いた。それには彼と、昭和天皇の死を受けて
「殉死」した彼の父親の人生が綴られていた。2人の人間の人生を通して、歴史や戦争、介護に焦点が当てられており、読
者に対して内容を問うものとなっている。
2
文藝春秋
1
2012/10/30
236
初出>山口新聞日曜版 2012年1月1日~8月19日。あらすじ>天保14年(1843)閏9月、品川弥二郎は萩藩城下の東郊
松本村に誕生した。
資料ID 書籍名
2673 群像 2013年 2月号
作家名
講談社
2674 新潮 2013年 2月号
数量 出版社
1
1
2675 文學界 2013年 2月号
1
講談社
新潮社
文藝春秋
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1
2013/2/1
2013/2/7
2013/2/1
412
所収作品>◆特集「12星座小説集」/・牡羊座「安政元年の牡羊座」橋本治/・牡牛座「クラシックカー」原田ひ香/・双子座
「星と煉乳」石田千/・蟹座「二十六夜待ち」佐伯一麦/・獅子座「サタデードライバー」丹下健太/・乙女座「乙女座の星」姫
野カオルコ/・天秤座「天秤皿のヘビ」戌井昭人/・蠍座「いいえ 私は」荻野アンナ/・射手座「夏に出会う女」宮沢章夫/・山
羊座「山羊経」/・水瓶座「美人は気合い」藤野可織/・魚座「透明人間の夢」島田雅彦/・附記 12星座の2013年/鏡リュウ
ジ◆対談/・「文学の力――クレオール的未来のために」 大江健三郎×パトリック・シャモワゾー 司会>堀江敏幸◆戯
曲/ZERO COST HOUSE/岡田利規×Pig Iron Theatre Company◆連作評論第四回/「折口信夫の祝祭」安藤礼二◆連
載小説/・「寂しい丘で狩りをする(2)」辻原登/・「三陸の海(4)」津村節子/・「屋根屋(6)」村田喜代子/・「地上生活者 第五
部邂逅と思索(12)」李恢成/・「夜は終わらない(18)」星野智幸/・「燃える家(28」田中慎弥/・「未明の闘争(40)」保坂和志◆
連載評論/・「皇后考(5)」原武史/・「<世界史>の哲学(47)」大澤真幸◆連載/・「創作の極意と掟(2)」筒井康隆/・「現代短歌
ノート(35)」穂村弘/・「「生」の日ばかり(47)」秋山駿/・「映画時評(50)」蓮實重彦◆随筆/・「転がらなかった石」中条省平/・
「誰でもできる社会運動」小熊英二/・「肉食男児の英才教育」田丸公美子/・「夜のモモンガの森で(モモンガはでてこない
けれど)」小林朋道◆私のベスト3/・「アダルトビデオの名言」中村文則/・「オモシロかわいい台湾」ayaco/・「Sexy Zoneか
ら目が離せない3つの理由」鈴掛真◆書評/・『ことり』小川洋子 <日和聡子/・『1000年後に生き残るための青春小説講
座』佐藤友哉<高橋源一郎/・『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』J・K・ローリング、亀井よし子・訳 <鹿島田真希
◆創作合評/・「ヤマネコ・ドーム」津島佑子/・「恩寵」磯﨑憲一郎/野崎歓×町田康×片山杜秀/第57回群像新人文学賞
応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子(primary inc.,)
388
所収作品>・「暗殺者たち」黒川創/・「数えられない言葉」堀江敏幸/・「海と陸」橋本治/・「あくび」神慶太/・「死小説 第
七章」荒木経惟/・「マイケル――“IT CHOOSES YOU”より」ミランダ・ジュライ、岸本佐知子 訳・解説◆連載小説/・「波の
上で死にまする 遊女考(14・完結)」村田喜代子/・「ニッチを探して(8)」島田雅彦/・「満月の道(13)」宮本輝◆新潮/・「上林
暁の詩的散文」坪平祐三/・「唐さん中毒」寺門孝之/・「日々のこと」神星雄大○第45回≪新潮新人賞≫応募規定◆新連
載/「有限性の法へ 第1回・モンスターと穴ぼこ」加藤典洋◆長篇評伝/「石井桃子と戦争」尾崎真理子◆対談/「せめぎあ
う母性・女・小説」 髙樹のぶ子×金原ひとみ/・「原子力の享楽に抵抗せよ」 斎藤環×國分功一郎○鏡花、水上、万太
郎 其の二/福田和也○吉田健一 第6回/長谷川郁夫/○地上に星座をつくる 第9回・船で越えた国境/石川直樹/○世
界同時文学を読む 第18回・死ねない男――ブライアン・エヴンソン『不動』/都甲甲治○見えない音、聴こえない絵 第
104回・ニューソウルな月夜/大竹伸朗◆本/・吉田修一『路』<池田雄一/・ミハエル・シーシキン『手紙』<江南亜美子/・
奥泉光『虫樹音楽集』<福永信/・津村記久子『ウエストウイング』<古谷利裕/誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/カット
>小金沢健人/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>竹岡健太郞(クラップス)/本文デザイン協力>
中島浩
328
所収作品>◆創作/・「鳥よ」村田喜代子/・「泥酔の四十二階段」金石範/・「飛鳥寺の鬼」髙樹のぶ子/・「破鏡前夜」西村
賢太/ ・「回転灯 連作第3話」椎名誠/・「断頭台への行進」中原昌也/・「<翻訳>十一本の指のための幻想曲」ベン・ファ
ウンテン、藤井光・訳◆評論/・「「俗情との結託」再考――大西巨人と野間宏」高澤秀次/・「「女」は、文学になにをもたら
したのか――太宰治における言語的異性装趣味と文学の意味」千葉一幹◆連載小説/・「ニッポンの小説・第三部 第10
回」高橋源一郎/・「離陸 第11回」絲山秋子◆エセー/・「広大な集落」又吉栄喜/・「『光のないⅡ』という方法」高山明/・
「地名の運命」ジェフリー・アングルス◆新春特別対談/・「祈りの言葉が声になるとき――親鸞をめぐる対話」山折哲雄×
伊藤比呂美◆対談/・「パリの郊外、東京の郊外」中島京子×マブルーク・ラシュディ◆随想/・「ギッチョン籠と深沢七郎親
方」篠原勝之/・「みんな彗星を見ていた 新連載第2回」星野博美/・「黄昏客思 第4回 往時渺茫」松浦寿輝/・「目めくり
忘備録 第18回」鬼海弘雄◆連載評論/・「シチュエーションズ 第10回」佐々木敦/・「女たちのサバイバル作戦――ネオ
リベ時代を生き抜くために」上野千鶴子/・「文学へのロングパス 最終回 オフサイドで生まれた男」陣野俊史◆文學界図
書室/・柄谷行人『哲学の起源』(原宏之)/・綿矢りさ『しょうがの味は熱い』(安藤礼二)/・平野啓一郎『空白を満たしなさい』
(池田雄一)/・柴崎友香『週末カミング』(大竹昭子)/ロベルト・ボラーニョ『2666』(湯浅学)/・木村紅美『夜の隅のアトリエ』
(瀧井朝世)/・著者インタビュー 小川洋子『ことり』◆コラム/・「も詩も詩」穂村弘/・「犬心」伊藤比呂美/・「カーヴの隅の本
棚」鴻巣友季子/・「ニッポンの名文」山口文憲/「鳥の眼・虫の眼」相馬悠々◆新人小説月評/・「手始めに「新人」枠拡張
宣言」清水良典/・「私たちは何ものか、どこへ行くのか」田中弥生◆Author's Eyes/・「太陽の視線」小祝百々子/・「再読
に耐えうるもの、あるいは古典について」サンキュータツオ/・「3つのヘルタースケルター」ヴィヴィアン佐藤/日本全国文
学ガイド(1月7日~2月6日)/文學界新人賞応募規定/執筆者紹介/Animated Image>山村浩二/「詩<かだましく>」藤井貞
和/表紙・本文デザイン>関口聖司/目次デザイン>井手口智人/カット>前田ひさえ
美術雑誌『一枚の繪』2010年6月号~2012年11月号に「続・気になる絵」と題して連載されたものの中から抜粋し、再構成
したもの。目次>・天地無用の画家!アルフレッド・ウォリス――船乗りウォリスの海の絵――/・生きていく石。死にゆく
芋。――時間に曝された静物たち――/・甲斐大策の無辺際を行く――極彩色から墨の世界へ――/・最初に絵を描いた
人――アルジェリア、タッシリ・ナジェールの岩絵――/・塔は倒れない!――横山操の力瘤――/・黒澤明の『絵で見る映
画』――映画より面白い絵コンテ――/・鳥か、人か、吉田初三郎――敗戦国わが日本の鳥瞰図――/・この肉の暗さ―
―高橋由一の美しい無思想――/・生きるべし、生きるべし――クマガイモリカズの“死に絵”の変遷――/・樹木トハ何ダ
ラウ?――魂の木を描く人々――/・こんな天使がおりました――水越松南の南画世界――/・沈黙の春。いや、人声は
流れてきた――ベラルーシ立ち入り禁止区域の絵――/・祈りのかたち 手の万象――鉛筆が刻む皺――/・戦時下の叙
情――松本竣介の無音世界――/・網膜の出来事――エミール・ノルデの水彩――/・絵本の中の小さ神――あめつち
はじめのこども――/あとがき
2676 偏愛ムラタ美術館 発掘篇
村田 喜代子
1
平凡社
1
2012/11/21
205
2677 のど元過ぎれば
有馬 稲子
1
日本経済新聞出
版社
2
2012/12/10
254
資料ID 書籍名
2678 夢は荒れ地を(文庫)
作家名
船戸 与一
数量 出版社
2
集英社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
第22回日本冒険小説協会大賞受賞作。平成18年(2006)6月、文春文庫から刊行されたもの。あらすじ>妻子のある自衛
官が、カンボジアに派遣され、そのまま行方不明となった。連絡が途絶えて8年、残された妻子と結婚することになったそ
の同僚は、了承を得るために彼を探しにカンボジアへと行く。 カンボジアでは、元クメール・ルージュの人々により、カンボ
ジアの未来を開くためにある計画が進行していた。同僚は行方不明の友人を探索していく内に、汚職や人身売買といった
カンボジアの暗部と対面することとなる。それぞれの夢を現実にするために闘う彼らは、やがて様々な事情で繋がってい
1
2012/10/25
622
く。彼らの立場から見えた、カンボジアの闇を描いた冒険小説。目次>/Ⅰ 白昼の闇/Ⅱ 陽光眩しく/Ⅲ 大地に涙を/
Ⅳ 遺跡の街/Ⅴ 陽炎の向こう/Ⅵ 黄昏の死/Ⅶ 水面に揺れて揺られて/Ⅷ 西から来た日本人/Ⅸ 未明の銃声/Ⅹ
麓の墓標/Ⅺ 眩しき影へ/Ⅻ ジャーナリストの訪問/XIII 象の背に運ばれて/XIV 白い光の渦のなかで/XV 崩れ落ち
た瓦礫のなかで/XVI 夢果つるとき/XVII 終わりなき明日//解説 杉江松恋//カバーデザイン>安彦勝博/写真>AP/
アフロ
2679 夜来香海峡(文庫)
船戸 与一
1
講談社
1
2012/4/13
528
2009年5月、講談社創業百周年記念として書き下ろされた単行本『夜来香海峡』の文庫版。目次>第一章 庄内の風/第
二章 漂着する死体/第三章 偽造された免許証/第四章 破綻した街で/第五章 北冥の宿から/第六章 嵐のあとの血
しぶき/第七章 寝起きの訪問客/第八章 雨のハーバーライト/第九章 庄内再訪/解説 井家上隆幸//あらすじ> 慢性
的な嫁不足に悩む東北。蔵田はそこに中国から花嫁を斡旋する「花嫁輸入代行業」を営んでいる。軌道に乗っていたビジ
ネスに、暴力組織が介入してきた。対処に悩むうちに、斡旋した女性の一人が中国黒社会への資金2億円を持って失踪
し、事態は日本にとどまらぬ闇の世界へと繋がっていく。
2680 実験(文庫)
田中 慎弥
2
新潮社
1
2013/2/1
209
平成22年(2010)5月、新潮社より単行本として刊行された作品が文庫化されたもの。短編集。目次(初出)>実験(「新潮」
2009年12月号)/汽笛(「國文学」2009年6月臨時増刊号)/週末の葬儀(「新潮」2009年4月号)/解説 陣野俊史
2681 新宿・夏の死(文庫)
船戸 与一
1
文藝春秋
2
2012/6/25
727
2682 新宿・夏の死(文庫)
船戸 与一
1
小学館
1
2012/8/8
781
2683 犬と鴉(文庫)
田中 慎弥
2
講談社
1
2013/1/16
196
2684 共喰い(文庫)
田中 慎弥
2
集英社
1
2013/1/25
205
平成13年(2001)5月に文藝春秋から単行本として刊行された作品の文庫化。目次(初出)>/「夏の黄昏」(小説すばる
2000年10月号)/「夏の渦」(オール讀物1998年8月号)/「夏の流れ」(オール讀物2000年6月号)/「夏の残光」(オール讀
物2000年8月号)/「夏の雷鳴」(別册文藝春秋2000年秋号)/「夏の夜雨」(オール讀物2000年10月号)/「夏の曙」(オール
讀物2001年2月号)/「夏の星屑」(小説すばる2001年1月号)/解説 関口苑生//あらすじ>夏の新宿が舞台の短編8作
品。リストラをされた息子が自殺し、その復讐に燃える父親の猟師。「おかま」の沽券を守るために立ち上がる、二丁目を
拠点にしたおかまたち。銀行から悪徳金融に転職し、神経をすり減らす法律担当者。日本の規律と秩序を乱す者を「清
掃」する使命に燃える若者。将来の夢を失い、落ちた泥沼から這い上がろうともがく17歳の少年。とある事情からホームレ
スとなった高校教師。料理人の組織の中で、反感を抱きながら立場を守っている板前。失踪した娘の捜索依頼を受けて
奔走する、興信所の女性職員。それぞれの主人公が根差す「新宿」を舞台に、影と闇を描き出す。
平成13年(2001)5月に文藝春秋から単行本として、平成16年(2004)に文庫として刊行された作品の再文庫化。目次/初
出>/「夏の黄昏」小説すばる/2000年10月号/「夏の渦」オール讀物/1998年8月号/「夏の流れ」オール讀物/2000年6月
号/「夏の残光」オール讀物/2000年8月号/「夏の雷鳴」別册文藝春秋/2000年秋号/「夏の夜雨」オール讀物/2000年10
月号/「夏の曙」オール讀物/2001年2月号/「夏の星屑」小説すばる/2001年1月号/ 初出一覧/ 解説 大沢在昌//あ
らすじ>夏の新宿が舞台の短編8作品。リストラをされた息子が自殺し、その復讐に燃える父親の猟師。「おかま」の沽券
を守るために立ち上がる、二丁目を拠点にしたおかまたち。銀行から悪徳金融に転職し、神経をすり減らす法律担当者。
日本の規律と秩序を乱す者を「清掃」する使命に燃える若者。将来の夢を失い、落ちた泥沼から這い上がろうともがく17
歳の少年。とある事情からホームレスとなった高校教師。料理人の組織の中で、反感を抱きながら立場を守っている板
前。失踪した娘の捜索依頼を受けて奔走する、興信所の女性職員。それぞれの主人公が根差す「新宿」を舞台に、影と
闇を描き出す。
平成21年(2009)9月、講談社より単行本化された作品が文庫化されたもの。所収作品初出>犬と鴉 「群像」2009年7月
号/血脈 「群像」2006年5月号/聖書の煙草「群像」2008年2月号/ <父>を巡る神話 平野啓一郎//カバーデザイン
>菊地信義
短篇2作品と瀬戸内寂聴氏との対談「書きつづけ、読みつがれるために」を収録。平成24年1月、集英社より単行本とし
て刊行された作品の文庫化。「共喰い」(初出/「すばる」2011年10月号)で第146回芥川賞を受賞。「第三紀層の魚」(初出
/「すばる」2010年12月号)は第144回芥川賞に4回目のノミネートとなった作品。「対談」は2012年7月号の「すばる」に掲載
されたもの。/芥川賞受賞作「共喰い」あらすじ>舞台は昭和63年、夏。主人公は閉塞的な地方都市に暮らす17歳の少
年。少年は性に対して暴力的な父親と同じ性質が自分の中にもあることに気がつき、血縁による因果に抗おうと葛藤を繰
り返す。鬱屈した少年の姿と、凄惨なまでの父子のせめぎ合いが、発展から取り残された町の姿と絡み合って描かれてい
る。
続 田辺聖子の古典まんだら――
2685
一葉、晶子、芙美子
田辺 聖子
1
新潮社
1
2013/1/30
168
平成12年(2000)~平成14年(2002)にかけて、大阪・リーガロイヤルホテルで行われた「古典まんだら」「古典の楽しみ」
という連続講演から、近代文学に関するものをもとに加筆、訂正の上単行本として刊行されたもの。目次>・恋が執筆の
原動力・樋口一葉/・嫉妬を文学に昇華させた与謝野晶子/・ノラになりたかった杉田久女/・女の友情・吉屋信子/・男の
本質をつかんでいた林芙美子
2686 わたしの渡世日記(上)
高峰 秀子
1
新潮社
1
2012/1/1
367
女優・高峰秀子の自伝的エッセイ。田中絹代のことについても綴られている。
2687 わたしの渡世日記(下)
高峰 秀子
1
新潮社
1
2012/1/1
404
女優・高峰秀子の自伝的エッセイ。田中絹代のことについても綴られている。
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
2688 群像 2013年 3月号
講談社
1
講談社
1
2013/3/1
412
2689 一枚の繪 2013年 2月号
一枚の繪株式会
社
1
一枚の繪
1
2013/1/21
122
2690 pen 2013年 3/1号
2899 群像 2013年 4月号
阪急コミュニケー
ションズ
講談社
1
1
阪急コミュニケー
ションズ
講談社
1
1
2013/2/15
2013/4/1
所収作品>◆長篇一挙掲載420枚/「快楽」青山七恵◆新連載小説/「パノララ」柴崎友香◆中篇110枚/「歌え、牛に踏ま
れしもの」山下澄人◆対談/「小説と<祈り>――『獅子渡り鼻』をめぐって」柴田元幸×小野正嗣◆評論/「小説の夢を追い
つづけて――丸谷才一追悼のために」菅野昭正◆連載小説/・「寂しい丘で狩りをする(3)」辻原登/・「三陸の海(5)」津村
節子/・「屋根屋(7)」村田喜代子/・「地上生活者第五部邂逅と思索(13)」李恢成/・「晩年様式集(13)」大江健三郎/・「燃え
る家(29)」田中慎弥/・「未明の闘争(41)」保坂和志◆連載評論/・「皇后考(6)」原武史/・「<世界史>の哲学」大澤真幸◆連
載/・「創作の極意と掟(3)」筒井康隆/・「現代短歌ノート(36)」穂村弘/・「「生」の日ばかり(48)」秋山駿/・「映画時評(51)」蓮
實重彦◆随筆/・「この名前がイヤだよね」姫野カオルコ/・「世紀の食卓」小林エリカ/・「自分を曝け出すということ」都甲幸
治/・「高速バスの肺呼吸」藤田貴大◆私のベスト3/・「時空をたまぐオプション×3」藤井光/・「「数学とは何か」にどう答え
るか」森田真生/・「猫と昆虫と酒と……みっつの嬉しい出会い」吉田類◆書評/・『路』吉田修一<大竹昭子/・『ウエストウ
イング』津村記久子<紅野謙介/・『哲学の起源』柄谷行<富岡幸一郎/・『冷血』高村薫<仲俣暁生/・『フランス組曲』イ
レーヌ・ネミロフスキー、野崎歓、平岡敦 訳◆創作合評/・「天秤皿のヘビ」戌井昭人/・「想像ラジオ」いとうせいこう/・「い
いえ 私は」荻野アンナ/ 野崎歓×町田康×片山杜秀/第57回群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一
覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子(primary inc.,)
目次>◆特集 残したい日本の風景/・新潟 渡辺啓輔/・北海道 碓井正人、戸狩公久、樋口洋/・東北 中谷時男、熊坂
行夫、角田守、半澤満/・関東 姫野裕一、久保博孝、松波照慶、五十畑勝吉、谷口晴剛/・甲信越 大島和芳、北原啓
介、堀川博、伊藤千乃、加藤修/・北陸・東海 村上大三郎、穴畑三千昭、梅村徹/・近畿 野田訓宏、深尾多加緒、加知
満、鈴木福男、住吉久志/ ・中国・四国・九州 神田浩二、花岡寿一、鎮西直秀/・「茅葺き民家の里」金子東日和/・「野
焼きの煙たなびく」須藤初雄/・「懐かしい乗り物」服部譲司/・「合掌造りの集落」森田次郎/・「千三百年変わらぬ京都の
風情」荒木義太郎/・「子供たちの歓声が聞こえる」志賀納/・「詩心、絵心を誘う風景」大渕繁樹◆特集 画家が描く大人
のメルヘン/・「画家が描く大人のメルヘン」吉野純/ ・「夢見る乙女たち」須藤友丹、吉野谷幸重、藤岡心象、田中章惠、
亀山嘉裕、清水朋江/・心躍る冒険への旅/藤岡しんたろう、平千賀子、渡辺光章、今本東、山田幸見、池田美弥子/・動
物たちのファンタジー/石田しのぶ、髙橋幸恵、須藤和之、柏田良彰、佐藤小百合/・エッセイ/ 愛や生命の本質を改めて
問いかける『星の王子さま』/画と文 則武保弘◆絵の描き方 麻布絵画塾/ ・遊馬賢一の油彩画教室/・滝田一雄の水
彩画教室/・能島浜江の日本画教室/・月刊一枚の繪コンクール/選者:滝田一雄◆連載/・今月の一句/大木あまり、絵・
武石錦夫/・遺された言葉(47)/入江観/・絵になる風景(47)/池内紀/続・気になる絵(26)/村田喜代子 絵画の見方・再入
門 洋画篇(24)/山田五郎/アーティスト・ナウ(59)/高根沢晋也//◆アートニュース/・高根沢晋也展/・田中章惠展/・洋画
の祭典/・向山僚一油絵展/・才村啓油彩展◆個展案内 会場案内◆一枚のタロット明後日案内所(45)/阿部ヒロ/次号予
告/価格表/執筆者紹介
146
田中慎弥の芥川賞受賞作『共喰い』が映画化され、そのことについて取り上げられている他、田中絹代の出演映画がとじ
込み付録の中で「日本映画の名作 必見の114本」というタイトルで紹介されている。目次>◆日本映画の楽しみ方、教え
ます。◆独占インタビュー/役者・二宮和也、その素顔を追う!◆7大集中講義で、日本映画のいまを知る。/・講義1 監督
/表現の最前線に立つ、いま旬の監督。/・講義2 俳優/演技で未来を切り拓く、若き才能たち。/・講義3 プロデュース/
いい脚本×絶妙なキャスティングが重要。/・講義4 セリフ/俳優の発する言葉は、豊かな物語への扉。/・講義5 音楽/
緻密に計算された音楽が、映画に不可欠。/・講義6 美術/世界観を決定づける、美術の力とは?/・講義7 デザイン/本
編へと誘う、タイトルバックを見直そう。◆公開間近!見に行くべきはこの2作品だ。◆見る者を触発し続ける、若松孝二
の生きざま。◆超早出し!見どころを監督に聞きました。◆2013年初秋まで、注目の新作映画リスト◆日本が世界に誇
る、アニメ映画の現在。◆気鋭の監督を発掘、ショートフィルムの魅力。◆とじ込み付録/日本映画の名作、必見の114
本。◆スーツ至上主義(43)/ スティレ ラティーノの「アルド」モデル/ “ラテンの魔法”がかけられた、洒落者が競って着
る注目銘柄。/小暮昌弘◆腕時計のポートレイト♯050/朽ちることのない木材で魅せる、文字盤の妙。/並木浩一◆
BOTTEGA VENETA Holiday in Miami/ ボッテガ・ヴェネタ、マイアミの悦楽◆PenNews/・EDITO'S VIEW/・TOKYO
NEWCOMERS/・WORLD SCOPE/・DESIGN LOG/・FASHION SQUARE◆「黒モノ」家電コンシェルジュ/麻倉怜士/◆
WHO'S WHO 超・仕事人/◆ART BOOK CINEMA MUSIC/◆創造の現場。(73)ベンジャミン・リー/◆数字が語る、クルマ
の真実。(65)サトータケシ◆Brand New Board/◆salon de SHIMAJI(43)島地勝彦/◆次号予告
496
所収作品>◆短篇/再びルイへ/林京子◆3つの連作(1)「タリーズで座っていよう」片岡義男◆新連載/存在しない小説/
編 いとうせいこう◆連作短篇/天袋の奥/黒井千次◆翻訳短篇/楽しい夜/ジェームズ・ソルター、訳:岸本佐和子◆特集
新鋭9人短篇競作/・「バスチオン公園の馬鹿たち」今村友紀/・「高田山は、勝った」岡本学/・「うらぎゅう」小山田浩子/・
「コメコビト」片瀬チヲル/・「砂糖で満ちてゆく」澤西祐典/・「かまち」滝口悠生/・「縛す」千早茜/・「芸能人気取り」橋口いく
よ/・「負けて悔いあり我が闘争」藤崎和男◆新連作批評/新しい小説のために/佐々木敦◆追悼 安岡章太郎/・「あの頃
の安岡さん」坂上弘/・「安岡さんと小林さん」三浦雅士/・「対話の記憶」リービ英雄/・「平成の『流話譚』」富岡幸一郎/・
「私は安岡章太郎の影響を受けているかもしれない」坪内祐三◆連載小説/・「パノララ(2)」柴崎友香/・「寂しい丘で狩りを
する(4)」辻原登/・「三陸の海(6)」津村節子/・「地上生活者 第五部邂逅と思索(14)」李恢成/・「晩年様式集(14)」大江健
三郎/・「燃える家(30)」田中慎弥/・「未明の闘争(42)」保坂和志◆連載評論/・「皇后考(7)」原武史/・「<世界史>の哲学
(49)」大澤真幸◆連載/・「創作の極意と掟(4)」筒井康隆/・「現代短歌ノート(37)」穂村弘/・「「生」の日ばかり(49)」秋山駿
/・「映画時評(52)」蓮實重彦◆随筆/・「福島、冬ざれの街で」長田弘/・「「秘密」の秘密」髙橋秀実/・「気になる広告につい
て」白岩玄/・「昔の恋人」吉原真里◆私のベスト3/・「ともに過ごす」日和聡子/・「不器用上等!魅惑の四回転ジャン
パー」木原音瀬/・「私だけのスイッチ愛」NHK_PR1号◆書評/・『冬の旅』辻原登 <関川夏央/・『傾国子女』島田雅彦 <
陣野俊史/・『三姉妹とその友達』福永信 <藤野可織/・『獅子渡り鼻』小野正嗣 <鴻巣友季子◆創作合評/・「快楽」青
山七恵/・「スナックちどり」よしもとばなな/野崎歓×町田康×片山社秀/第57回群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃
諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子(primary inc.,)
資料ID 書籍名
2989 群像 2013年 5月号
2990
作家名
講談社
新潮 2013年 5月号創刊1300号記念
特別号
数量 出版社
1
講談社
1
新潮社
2991 群像 2013年 6月号
講談社
1
講談社
2992 文学は<人間学>だ
佐藤 泰正/山城
むつみ
1
笠間書院
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
所収作品>◆一挙掲載250枚/自分を好きになる方法/本谷有希子◆第7回大江健三郎賞受賞作発表/「奇妙な味」は文
学たりうるか――本谷有希子の冒険/大江健三郎◆中篇100枚/ヨシダ/川崎徹◆3つの連作(2)/三人ゆかり高円寺/片岡
義男◆連作小説/ホサナ(5)/町田康◆インタビュー/記号が生み出す多様性――『45°』を巡って/長野まゆみ <聞き手>
清水良典◆連作評論 第5回 折口信夫の乞食/安藤礼二◆連載小説/・「存在しない小説(2)」編 いとうせいこう/・「パノ
ララ(3)」柴崎友香/・「寂しい丘で狩りをする(5)」辻原登/・「三陸の海(7)」津村節子/・「屋根屋(8)」村田喜代子/・「地上生活
者第五部邂逅と思索(15)」李恢成/・「夜は終わらない(19)」星野智幸/・「燃える家(31)」田中慎弥/・「未明の闘争(43)」保坂
和志◆連載評論/・「皇后考(8)」原武史/・「<世界史>の哲学(50)」大澤真幸◆連載/・「創作の極意と掟(5)」筒井康隆/・「現
代短歌ノート(38)」穂村弘/・「映画時評(53)」蓮實重彦◆随筆/・「ジャズを救う人」中山康樹/・「ガンディーだったらどう言う
1
2013/5/1
428
か?」中島岳志/・「亀を測る」荻世いをら/・「心理療法の現場とAKBの効能」岩宮恵子◆私のベスト3/・「君府で一献:お
酒、詩、粗相」宮下遼/・「津波痕で見た忘れられないもの」木村紅美/・「心に残る工作」久保田雅人◆書評/・『愛の夢と
か』川上未映子/生命の花の匂い/尾崎真理子/ ・『還れぬ家』佐伯一麦/「認知」を認知するための一冊/荻野アンナ/・
『なめらかで熱くて甘苦しくて』川上弘美/洪水以後の世界構造/大澤聡/・『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたた
ち』山田詠美/遺された家族のつながり/松永美穂◆創作合評/・「爪と目」藤野可織/・「新鋭9人短篇競作」/島田雅彦×
大澤信亮×谷崎由依/第56回群像新人文学賞予選通過作品発表/吉川英治文学賞・文学新人賞・文化賞発表/第57回
群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子
(primary inc.,)
所収作品>◆創作特集/・「万物は振動し」赤坂真理/・「Search And Destroy」阿部和重/・「苦麻の村」池澤夏樹/・「始発
まで」絲山秋子/・「ショッピングモールで過ごせなかった休日」岡田利規/・「熊」加賀乙彦/・「うなぎ屋の失踪」角田光代/・
「砂糖菓子哀歌」鹿島田真希/・「破船」金井美恵子、コラージュ・岡上淑子/・「REAL」桐野夏生/・「野焼」佐伯一麦/・「糸」
柴崎友香/・「名誉死民」島田雅彦/・「日日漠弾トンコトン子」笙野頼子/・「百合」瀬戸内寂聴/・「ある出立」髙村薫/・「たそ
がれ」辻原登/・「天窓」津島佑子/・「歪んだ忌日」西村賢太/・「水こほる聲」古井由吉/・「つわものどもが」古川日出男/・
「『事の次第』を読んでいる」保坂和志/・「湖畔」町田康/・「不動」村田喜代子/・「鍵と鍵穴」山田詠美◆連載小説/・「ニッ
チを探して(連載完結)」島田雅彦/・「満月の道(15)」宮本輝/第46回≪新潮新人賞≫応募規定◆小説家の「幸福」/・「つ、
釣られないぞ」伊井直行/・「ことば以前の世界」いしいしんじ/・「オートバイと不安定」戌井昭人/・「小石を拾いに」小川洋
子/・「「この人を見よ」あるいは、ボヴァリー夫人も私だ」金井美恵子/・「二つのこけし」黒井千次/・「漱石の幸福感」黒川
創/・「四ぶんの三せいきの報告書」黒田夏子/・「穴」小池昌代/・「で、まあ俳句でも」小林恭二/・「作家か人間か」田中慎
1
2013/5/7
412
弥/・「小説家の「不幸」と「幸福」」筒井康隆/・「心に残る一作」津村節子/・「幸福?」長野まゆみ/・「基本は「不幸」」中村
文則/・「背景を見ている幸福」橋本治/・「書き続けること」日和聡子/・「悶の活用」藤沢周/・「「タレント」と「タラント」」水村
美苗/・「幸福な休日」村田沙耶香/・「鏡花、水上、万太郎(其の五)」福田和也/・地上に星座をつくる 第11回・原発前の
猪」石川直樹/・「世界同時文学を読む 第21回・母の襲撃――ルイーズ・アードリック『円い家』」都甲幸治/・「見えない
音、聴こえない絵 第107回・男と根の関係」大竹伸朗◆本/・江國香織『ちょうちんそで』/ 無意識的記憶と“遡行する物
語”/斎藤環/ ・岡田利規『遡行』/ 「幽霊」の映写/佐々木敦/ ・高尾長良『肉骨茶』/ 憎悪とおかしみ/豊崎由美/ ・安
部公房『(霊媒の話より)題未定』/ 「砂のような女」の方へ/丹生谷貴志/ ・『明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたた
ち』山田詠美/ 自らの「主語」で語る子どもたち/野崎歓/ ・佐伯一麦『還れぬ家』/ 「還る」ことはできるのか/福田和也
///誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/写真>髙橋恭司/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>堀内
まい(クラップス)/本文デザイン協力>中島浩
所収作品>◆第56回群像新人文学賞発表●小説当選作/・「鶏が鳴く」波多野陸●評論優秀作/・「不可能性としての<批
評>――批評家 中村光夫の位置」木村友彦/・「<普遍倫理>を求めて――吉本隆明「人間の『存在の倫理』」論註」多羽田
敏夫●受賞のことば●選評/青山七恵・阿部和重・安藤礼二・奥泉光・辻原登◆没後30年の新発見/寺山修司未発表戯
曲/「青い種子は太陽のなかにある」解題/大井浩一◆3つの連作(3)/「酔いざめの三軒茶屋」片岡義男◆連載小説/・「三
陸の海(最終回)」津村節子/・「燃える家(最終回)」田中慎弥/・「未明の闘争(最終回)」保坂和志/・「存在しない小説(3)」
編:いとうせいこう/・「パノララ(4)」柴崎友香/・「屋根屋(9)」村田喜代子/・「晩年様式集(15)」大江健三郎/・「地上生活者
第五部 邂逅と思索(16)」李恢成/・「夜は終わらない(20)」星野智幸◆連載評論/・「皇后考(9)」原武史/・「<世界史>の哲
学(51)」大澤真幸◆連載/・「創作の極意と掟(6)」筒井康隆/・「現代短歌ノート(39)」穂村弘/・「映画時評(54)」蓮實重彦◆
1
2013/6/1
412
随筆/・「雨の回柱――イタリアの中のロシア」沼野恭子/・「“世界一”の大学入試」大栗博司/・「趣味は回文です。」神慶
太◆私のベスト3/・「海外で受ける治療」岡崎玲子/・「いつか実現したいこと」前野隆司/・「家庭内三体問題」北野勇作◆
書評/・『45°』長野まゆみ/ 仮面の下にあるものは/山尾悠子/・『双頭の船』池澤夏樹/ さくら丸コミュニティにとっての
「郷土(くに)」と「国家」/・『憤死』綿矢りさ/ 彼女と彼は「なにも恐くなかった」/吉田大助//◆創作合評/・「ショッピングモー
ルで過ごせなかった休日」岡田利規/・「自分を好きになる方法」本谷有希子/・「砂漠ダンス」山下澄人/ 島田雅彦×大澤
信亮×谷崎由依/第56回群像新人文学賞予選通過作品発表/吉川英治文学賞・文学新人賞・文化賞発表/第57回群像
新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子
(primary inc.,)
1
2013/4/20
204
日本の近代文学を研究している佐藤泰正氏が、平成23年(2011)3月28日に行った「櫻の森塾」第50回記念講演会の記録
と、同年12月10日「アルス梅光公開セミナー『名作百景』特別講座」で山城むつみ氏が講演した「カラマーゾフの<人間学
>」を併せて収録した書籍。
資料ID 書籍名
2993 ゆうじょこう
作家名
1
新潮社
2994 炎の塔―小説大内義弘(韓国語版) 古川 薫
1
サンジニ
中国地域のよみがえる建築遺産―
3002 新たな生命を吹き込まれたレトロ建
築の魅力―
1
中国地方総合研
究センター
3004 群像 2013年 7月号
3005 群像 2013年 8月号
村田 喜代子
数量 出版社
講談社
講談社
1
1
講談社
講談社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
あらすじ>硫黄島に暮らしていた娘・イチは、15歳で熊本の遊郭「東雲楼(しののめろう)」へと売られた。娼妓として働く東
雲楼での日々の出来事、そこで出会った様々な女の生き方を、主にイチの視点から描いたもの。初出>/なみの上 「新
潮」2011年4月号/へがふっと おもいだす 「新潮」2011年8月号/いやいが ないておりもした 「新潮」2011年11月号/じ
のそこがほげもした 「新潮」2012年1月号/しろい ちば すいもした 「新潮」2012年3月号/あたいたっちゃ 一つこと な
1
2013/4/25
317
いもした 「新潮」2012年5月号/あたいは たちいおに なりもした 「新潮」2012年6月号/あかの たんじょっの ゆえごっ
に 「新潮」2012年8月号/にんがい 「新潮」2012年9月号/ぶにせの しょっきち 「新潮」2012年11月号/しょうぎに おや
は いりませぬ 「新潮」2012年12月号/しょっがつみてな日 「新潮」2013年1月号/なみの上で しにまする 「新潮」2013
年2月号
2013年5月、日韓交流の一環として、初めて文学分野での交流が試みられた。それが古川薫著『炎の塔』を韓国語に訳
し、釜山の出版社から送り出されるというものだった。これは2011年に「韓・中・日フォーラム」に古川氏が参加したことが
1
2013/4/30
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契機となり、それが「姉妹都市間の文学作品交流事業」へと発展、2013年5月、朝鮮通信使祭での文学交流として実現し
た。
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2013/5/30
2013/7/1
2013/8/1
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中国地方の近代建築遺産をまとめた書籍。下関市立近代先人顕彰館の前身、旧逓信省下関電信局電話課庁舎の時の
流れから、保存の為の修復経緯などがまとめられた文章も掲載されている。
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所収作品>◆創作特集/3篇の〈彼と彼女〉の物語◆中篇200枚/「猫の目犬の鼻」丹下健太◆中篇150枚/「LIFE」松波太
郎◆中篇130枚/「ある日の結婚」淺川継太◆第7回大江健三郎賞記念対談/即興と反復と破綻――小説の面白さ 大江
健三郎×本谷有希子◆インタビュー/・『ヤマネコ・ドーム』――隠された「戦後」をたどり直す 津島佑子、聞き手・苅部直
/・「欲望の不平等を大胆に描く『快楽』の挑戦」青山七恵、聞き手・野崎歓◆連作批評/「新しい小説のために 第2回
『新しい小説のために』のために佐々木敦◆特別寄稿/「世界文学に抗して――一滞在者が見たボストン爆破事件」秋草
俊一郎◆連載小説/・「存在しない小説(4)」編 いとうせいこう/・「パノララ(5)」柴崎友香/・「寂しい丘で狩りをする(6)」辻原
登/・「晩年様式集(16)」大江健三郎/・「地上生活者 第五部 邂逅と思索(17)」李恢成/・「夜は終わらない(21)」星野智幸/
◆連載評論/・「皇后考(10)」原武史/・<世界史>の哲学(52)」大澤真幸◆連載/・「創作の極意と掟(7)」筒井康隆/・「現代短
歌ノート(40)」穂村弘/・「映画時評(55)」蓮實重彦◆随筆/・「生きられない孤独について」芹沢俊介/・「奈落が見える」中島
義道/・「放心から倦怠へ」山城知佳子/・「パブリックアクセス そして8bit革命」堀潤◆わたしのベスト3/・「ブログやってる
んですよ」福永信/・「地図を育てる」さとうりさ/・「歯医者の本音」一青妙◆書評/・『快楽』青山七恵/ 美とエロスの関係/
津島佑子/・『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹/ 現代のリアルに接続する“不穏さ”/春日武彦/・
『ゆうじょこう』村田喜代子/ 遊女たちのストライキ/山崎まどか/・『ヤマネコ・ドーム』津島佑子/ 3・11以後の「黙示」文学
/富岡幸一郎//◆創作合評/「鶏が鳴く」波多野陸/「酔いざめの三軒茶屋」片岡義男/「沈むフランシス」松家仁之/島田雅
彦×大澤信亮×谷崎由依/第57回群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉
>帆足英里子/本文>加藤純子(primary inc.,)
396
所収作品>◆新連載小説/「死に支度」瀬戸内寂聴◆短編集/「8月の8つの短篇」藤野可織/・ピエタとトランジ/・アイデン
ティティ/・今日の心霊/・エイプリル・フール/・逃げろ!/・ホームパーティーはこれから/・ハイパーリアリズム点描画派の
挑戦/・ある遅読症患者の手記◆特集 個人的な詩集/・「トリストそしてテロリスト」鹿島田真希/・「「遠い場所」の詩」諏訪
哲史/・「人間の歌声」津島佑子/・「動物詩集」野崎歓/・「不可能の恋人たち」穂村弘/・「感覚の熱度」三木卓◆短篇/「グ
リーンスリーブス・レッドシューズ」古谷利裕◆連作評論 第6回/折口信夫の天皇/安藤礼二◆連載小説/・「晩年様式集
(最終回)」大江健三郎/・「存在しない小説(5)」編 いとうせいこう/・「パノララ(6)」柴崎友香/・「寂しい丘で狩りをする(7)」辻
原登/・「屋根屋(10)」村田喜代子/・「地上生活者 第五部邂逅と思索(18)」李恢成/・「夜は終わらない(22)」星野智幸◆連
載評論/・「皇后考(11)」原武史/・「<世界史>の哲学(53)」大澤真幸◆連載/・「創作の極意と掟(8)」筒井康隆/・「現代短歌
ノート(41)」穂村弘/・「映画時評(56)」蓮實重彦◆随筆/・「人間対コンピュータ」諏訪部浩一/・「打ち開けた地方」への旅
四元康祐/・「東の国から来るものは」古市真由美/・「宿命論者であるシチリア人さえも」島村菜津◆私のベスト3/・「具体
嗜好という病」平野暁人/・「わが戦友、スニーカー」権徹/・「足りないもの」新庄耕◆書評/ ・『聖痕』筒井康隆/ 人間と小
説の浄土/町田康/ ・『いつも彼らはどこかに』小川洋子/ 耳を澄まして祈る/澤西祐典/ ・『南無ロックンロール二十一
部経』古川日出男/ 古川日出男が脳内で朗読ギグを敢行します/福永信/ ・『□』阿部和重/ 答えを告げない、開かれ
た口/今村友紀//◆創作合評/ ・「Re:依田氏からの依頼」平野啓一郎/ ・「猫の目犬の鼻」丹下健太/ ・「LIFE」松波太
郎/ 吉増剛造×中条省平×長野まゆみ/第57回群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/
表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子(primary inc.,)
資料ID 書籍名
3074 すばる 2013年9月号
作家名
集英社
数量 出版社
1
集英社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
目次>◆小説/・「抱卵惑星」椎名誠/・「夏の終わりの妹」宮沢章夫◆すばる文学賞受賞第一作/・「オッケ、グッジョブ」新
庄耕/・「六月の尻尾」高橋陽子◆掌編/・「わかれ」瀬戸内寂聴/・原作者VS監督対談 映画『共喰い』の真実/田中慎弥、
青山真治◆すばる海外作家シリーズ6/・プール/トンネル/ベン・ルーリー/岸本佐知子訳/・解説 声に出して読まれたく
ないおとぎ話/岸本佐知子◆特集 東京の灯 トーキョーの闇/・鼎談 憧れと郷愁のはざまで――――東京のいま 岡田
利規、入江悠、前野健太/・「変わる東京、あの町でもまた」川本三郎/・「東京の100年とデパート」中島京子/・「新宿」青山
七恵/・「あの日の空」石田千◇連載第2回/・「竹富島の宇宙」森まゆみ/・「となりのロボット」岡田美智男◇最終回/・
「ホームメイキング同好会㉕」藤野千夜◇ひと/ ・吉田大八 聞き手・構成 編集部◇エッセイ/・「観葉植物たち」藤野可
織/・「十代に共感する奴はみんな嘘つき」最果タヒ/・「YouTubeの有名人」波多野陸◇連載/・「よはひ⑤」いしいしんじ/・
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「東京自叙伝⑩」奥泉光/・「教団X⑯」中村文則/・「東京零年⑱」赤川次郎/・「鈍色幻視行㉒」恩田陸/・「「誤配」された恋
人たち③」石原千秋/・「犬たちの肖像④」四方田犬彦/・「こんな大人になりました」長島有里枝/・「鏡のまえで」青野聰/・
「パレスチナの朝」マリアム・タマリ/・「「ひとすくいの時間」小澤征良/第37回すばる文学賞予選通過作発表/◇カラーグラ
ビア/・旅ときりぎりす⑨/管啓次郎◇プレイヤード/・演劇 『かもめ』/沢美也子/ ・美術 つきしま かるかや/金沢百枝/
・映画 『悪いやつら』/立田敦子/ ・本 読書目録/山内マリコ/筒井康隆『聖痕』/大森望/津島佑子『ヤマネコ・ドーム』/
小森陽一/花村萬月『色』/伊藤氏貴/佐川光晴『おれたちの約束』/田中和生//ザ☆すばる望遠鏡/第38回すばる文学賞
募集要項/作者紹介/定期購読・バックナンバーのご案内//表紙・アートディレクション/中村愼太郎/本文・イラストレー
ション/石垣むつみ
3075 群像 2013年 9月号
講談社
1
講談社
1
2013/9/1
340
3096 群像 2013年10月号
講談社
1
講談社
1
2013/10/1
356
3097 群像 2013年11月号
講談社
1
講談社
1
2013/11/1
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所収作品>・「舞台」西 加奈子/・「吉祥寺ではコーヒーを飲まない」片岡義男/・「ホサナ」町田康/・「おにんぎょさん」中納
直子/・「本谷有希子の「誤解」と「解放」」吉田大助//追悼 高橋たか子/中島義道、鈴木晶◆連載小説/・「存在しない小
説(最終回)」編いとうせいこう/・「死に支度(2)」瀬戸内寂聴/・「寂しい丘で狩りをする(8)」辻原登/・「屋根屋 (11)」村$田
喜代子/・「地上生活者 第五部 邂逅と思索 (19)」李 恢成/・「夜は終わらない(23)」星野智幸◆連載評論/・「皇后考
(12)」原 武史/・「<世界史>の哲学(54)」大澤真幸◆連載/・「創作の極意と掟(9)」筒井康隆/・「現代短歌ノート(42)」
穂村 弘/・「映画時評(57)」蓮實重彦◆随筆/・「汚された珈琲茶碗」柴田翔/・ハンブルク、手作りの映画祭/・深い淵/小
川恵/・夜と熱/渡邊十絲子◆私のベスト3/ ・「動けなくなる動物」小山田浩子/・「読み・書き・自己言及」結城浩/・「夏の
夜想曲」北川智子◆書評/・本谷有希子『自分を好きになる方法』<青山七恵/・高橋源一郎『銀河鉄道の彼方に』<佐藤
康智/・磯﨑憲一郎『往古来今』<大澤聡/・大沢信亮『新世紀神曲』<山城むつみ◆創作合評/「風」青山七恵/「ピエタと
トランジ」藤野可織/「激越!!プロ野球県聞録」青木淳悟/吉増剛造×中条省平×長野まゆみ/第57回群像新人文学賞応
募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧//デザイン>/表紙・目次・扉/帆足英里子/本文/加藤純子(primaryinc.,)
目次>◆新連載小説/・時穴みみか/藤枝千夜◆中篇 群像新人文学賞第1作/ アフター・ジャスティフィケイション・オ
ブ・ライフ/波多野 陸◆特集 はじめての小説/デビュー小説/・ハキルファキル/宮下 遼/・エビくん/浅生 鴨/鼎談/・<は
じめての小説>ができるまで 高橋源一郎×角田光代×本谷有希子/アーカイブ<1991年群像新人文学賞当選作>「か
かとを失くして」多和田葉子/新連作評論 デビュー小説論 境界を創った作家たち/第1回 多和田葉子「かかとを失くし
て」/清水良典◆翻訳短編/・安全航海/ラモーナ・オースベル/岸本佐知子 訳◆連載小説/・「夜は終わらない(最終回)」
星野智幸/・「死に支度(3)」瀬戸内寂聴/ ・「パノララ(7)」柴崎友香/・「寂しい丘で狩りをする(9)」辻原 登/・「屋根屋
(12)」村田喜代子/・「地上生活者 第五部 邂逅と思索(20)」李 恢成/◆連載評論/・「皇后考(13)」原 武史/・「<世界
史>の哲学(55)」大澤真幸/◆連載/・「創作の極意と掟(最終回)」筒井康隆/・「現代短歌ノート(43)」穂村 弘/・「映画時
評(58)」蓮實重彦◆随筆/・「解けた謎 解けない謎」入沢康夫/・「じいさんとバッド・ガール」小山太一/・「彼のおかげ、彼
女のおかげ」岩城けい/・「ニッポンのクルーズトレイン」小牟田哲彦◆私のベスト3/・「渋谷トライアングル」益田ミリ/・「ベ
ルリンの墓標」酒寄進一/・「身につまされる」杉浦由美子◆書評/・『ニッチを探して』島田雅彦<藤井 光/・『犬心』伊藤比
呂美<岩阪恵子/・『これからお祈りにいきます』津村記久子<滝口悠生/・『ナイン・ストーリーズ』佐藤友哉<坂上秋成
◆創作合評/「舞台」西 加奈子/「穴」小山田浩子/「N団地、落下。のち、リフレクション。」藤田貴大/吉増剛造×中条省平
×長野まゆみ//第57回群像新人文学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧/表紙・目次・扉/帆足英里子/本文/加藤純子
(premaryinc.,)
目次>◆中篇/いなか、の、すとーかー/綿矢りさ◆短篇/・「かげろう草紙」日和聡子/・「その年の七月」吉田知子◆対談
/小説はなぜおもしろいのか 長篇『未明の闘争』をめぐって 保坂和志×磯﨑憲一郎◆インタビュー/『愛の夢とか』――
リアリズムが見せる風景 川上未映子 聞き手・構成/江南亜美子◆連作評論 第7回/折口信夫の神/安藤礼二◆連作
批評 第3回/新しい小説のために/「近代文学VS近代絵画」佐々木敦◆連載小説/・「寂しい丘で狩りをする(最終回)」辻
原 登/・「屋根屋(最終回)」村田喜代子/・「時穴みみか(2)」藤野千夜/・「死に支度(4)」瀬戸内寂聴/・「パノララ(8)」柴崎
友香/・「地上生活者 第五部 邂逅と思索(21)」李 恢成◆連載評論/・「皇后考(14)」原 武史/・「<世界史>の哲学
(56)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート(44)」穂村 弘/・「映画時評(59)」蓮實重彦◆随筆/・「青いロシナンテ」里谷文
昭/・「≪生誕百年≫を迎えたエメ・セゼール」恒川邦生/・「りんごアップルジュースと憲法」木村草太/・「夢の取り分」大濱
普美子◆私のベスト3/・「トウモロコシ三昧」芹沢恵/・「ワインに感染される店」池谷裕二/・「北野映画の好きなシーン」福
満しげゆき◆書評/・『未明の闘争』保坂和志<佐々木 敦/・『初夏の色』橋本 治<大竹昭子/・『昼田とハッコウ』山崎ナ
オコーラ<西 加奈子/・『おはなしして子ちゃん』藤野可織<松永美穂◆創作合評/「アフター・ジャスティフィケイション・オ
ブ・ライフ」波多野 陸/「寝相」滝口悠生/「新しい極刑」木下古栗/小池昌代×阿部公彦×中村文則//第57回群像新人文
学賞応募規定/侃侃諤諤/執筆者一覧//デザイン>/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤純子(primaryinc.,)
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
3098 群像 2013年12月号
講談社
1
講談社
3115 木暮実千代 知られざるその素顔
黒川 鍾信
1
日本放送出版協
会
3116 オール讀物 1991年3月号
文藝春秋
2
文藝春秋
3117 文学賞の光と影
3118 燃える家
3119
小谷野 敦
田中 慎弥
〔新訳〕武道初心集 いにしえの教え
古川 薫
に学ぶ組織人の心得
3121 白虎隊士飯沼貞吉の回生 第二版 飯沼 一元
3122 あずさ弓の如く 上巻
苑場 凌
1
2
1
1
1
青土社
講談社
PHP研究所
V2ソリューション
スタジオ友善塾
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
所収作品>◆アンソロジー 名探偵登場/・「捕まえて、鬼平!~鬼平「風説」犯科帳~」青木淳悟/・「ふくろうたち」稲葉
真弓/・「三毛猫は電氣鼠の夢を見るか」海猫沢めろん/・「音譜五つの春だった」片岡義男/・「遠眼鏡」木内昇/・「a yellow
room」谷崎由依/・「銀座某重大事件」辻真先/・「科学探偵帆村」筒井康隆/・「フェリシティの面接」津村記久子/・「ぼくの
大伯母さん」長野まゆみ/・「わたしとVと刑事C」藤野可織/・「文久二年閏八月の怪異」町田康/・「四人目の男」松浦寿輝
◆特集 大江健三郎『晩年様式集』を読む/・合評/三浦雅士×いとうせいこう×小野正嗣//・競作書評/未定稿の補遺/
大澤聡/激震の亀裂/大澤信亮/小説なのやから!/高橋源一郎/名づけえぬものたちへ/武田将明/祈念へ、無垢へ/野
崎歓/この本の楽しさ/福永信/くりかえし追想される死者たち/松永美穂◆中篇110枚/じい/広小路尚祈◆対談/田中慎
弥×原武史/巨大な存在とちっぽけな人間――『燃える家』をめぐって◆追悼 秋山駿/・「夢での逢い」瀬戸内寂聴/・「近
くの人」黒井千次/・「内面のドラマ」中沢けい/・「「魂」を更新しつづけた人」井口時男/・「わずかな溝を一またぎ――秋山
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2013/12/1
412
駿さんへの最後の見舞い」岳真也◆連載小説/・「時穴みみか(3)」藤野千夜/・「死に支度(5)」瀬戸内寂聴/・「パノララ(9)」
柴崎友香/・「地上生活者 第五部邂逅と思索(22)」李恢成◆連載評論/・「皇后考(15)」原武史/・「<世界史>の哲学
(57)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート(45)」穂村弘/・「映画時評(60)」蓮實重彦◆随筆/・「町の普通のそば屋」と秋山
駿さん/坪内祐三/・心の王国/若松英輔/・「韓国式庭園」って何ですか?/安西信一/・普通の人になるために/村上靖彦
◆私のベスト3/・「イタリアの町」ささめやゆき/・「ソローキン来日四方山話」松下隆志/・「野宿に便利?」かとうちあき◆書
評/・『燃える家』田中慎弥/ 西日本文学の新たな本流/田中弥生// ・『ハルモニア』鹿島田真希/ 芸術と恋愛が形づく
るもの/トミヤマユキコ// ・『銀色の月』小川恵/ 「私なるもの」をたどって/蜂飼耳//◆創作合評/・「いなか、の、すとー
かー」綿矢りさ/・「ミス・アイスサンドイッチ」川上未映子/・「かげろう草紙」日和聡子/小池昌代×阿部公彦×中村文則/
第58回群像新人文学賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>加藤
純子(primary inc.,)
下関出身の女優 木暮実千代の生涯を、甥の目から紹介したもの。女優になってからはもちろんのこと、彦島で生まれる
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2007/5/25
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までのエピソードや、晩年に福浦を懐かしんでいた話など、下関での彼女の姿を偲ぶことが出来る。
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1991/3/1
2012/10/1
2013/10/30
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2013/3/15
2012/11/1
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下関出身の作家 古川薫が「漂泊者のアリア」で第104回直木賞を受賞した。それが発表されたときのもの。巻頭のグラビ
ア「古川薫の世界」では、自宅や執筆時の様子が紹介されている。
315
あとがきに「怨念の書」と題するほど、各種文学賞を「受賞」したいと欲している作者が、主立った文学賞について調べたも
の。各賞の概要や、「受賞」にまつわるエピソードなどが軽快な筆致でまとめられている。目次>はじめに/第一章 芥川
賞と直木賞の栄光と死屍累々/「純文学」と「大衆文学」/芥川賞・直木賞の発足/第二章 ノーベル文学賞/第三章 貰え
なかった恨み/女流新人賞の盗作事件/谷崎潤一郎賞の行方/直木賞最高齢受賞者は?/第四章 新潮社の栄光と文学
賞/公募新人賞の成績とその後/文學界新人賞/すばる文学賞/文芸賞/海燕新人賞/第五章 作家と学歴/第六章 文学
賞の女と男/女性作家と文学賞/処女作が代表作/芸術選奨のおかしな運命/賞はとったけれど……/「直木賞以下」の小
説たち/賞に恵まれない人/選考委員の権力/ドゥマゴ文学賞の野心と凋落/国と文学賞/毎日出版文化賞と毎日芸術賞/
文学賞の評定一覧/怨念の書 あとがき/芥川賞・直木賞・谷崎賞一覧/索引/
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初出>文芸誌「群像」2010年11月号~2013年6月号。あらすじ>幼い頃に秘密を共有した徹と相沢。高校三年生になった
二人はこの世の「無意味」を追求するため、キリスト教に対して信仰を持つ女性教師に狙いを定め、行動を開始した。任
意の課題を白紙で提出することから始まったそれは、徹の家族を崩壊へと導き、自身の出生の秘密でもあった実の父親
と、正面から対峙する事態へと発展していく。
220
江戸初期、大道寺友山(だいどうじ ゆうざん)により著された『武道初心集』を、「もはや先人の跡を追う『武士道初心集』
の訳書ではなく、自分はこの武士道にどのような関心を寄せ、どのように読んだかを、書き遺したい」という意義を持って
古川氏の手により訳されたもの。乱世ののちに戦から遠のいた武士たちは、平穏な城勤めを窮屈に感じ、無気力になっ
ていった。その姿を見て書き起こされたこの書が、現代の組織の中で生きるサラリーマンたちの指針になればとの願いが
込められている。
462
慶応4年(1868)戊辰戦争の際、会津藩士の士弟により編成された「白虎隊」。新政府軍との戦いで市街が火災に遭って
いる様を会津城の落城と誤認し、飯盛山において集団自刃をした、というのが通説となっている。しかし、奇跡的にたった
1人生き残った人物「飯沼貞吉」が書き残した文書『白虎隊顛末略記』が子孫の自宅から発見された。これにより、自刃の
真の理由がなんだったのかを解き明かしていく。また、飯沼貞吉は一時山口県美祢市に滞在していたという説を裏付ける
詳細や、後の逓信省に入省し、黎明期の電信架設に携わったことなど、下関ともゆかりの深い半生が、孫である飯沼一
元氏の手によりまとめられている。
慶応4年(1868)、会津藩士の士弟により編成された白虎隊は、新政府軍との戦いにより炎上する城下を見た折、会津城
が落城したと誤認、飯盛山(いいもりやま)において集団自刃した、とされている。しかし、奇跡的に一命を取り留めた隊士
がいた。彼の名は飯沼貞吉(いいぬま さだきち)、後に貞雄(さだお)と改名し、黎明期の電信架設に携わり、日本の近代
化の一翼を担う青年へとなった。貞吉が遺した記録が近年、子孫の家から発見され、白虎隊の集団自刃の理由が明らか
にされた。それらを踏まえて飯沼貞吉の半生を描いた作品。上巻は貞吉の生い立ちから、白虎隊として戦いに出て、奇跡
的な蘇生を遂げるまでのことが紹介されている。
資料ID 書籍名
3123 あずさ弓の如く 下巻
3124
苑場 凌
与謝野晶子の叙景歌 ―歌集『心の
中西 輝磨
遠景』を読む
3125 満州国演義8 南冥の雫
3126
作家名
船戸 与一
文学の器―現代作家と語る昭和文
坂本 忠雄
学の光芒―
3127 あなたの知らない山口県の歴史
山本 博文
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
慶応4年(1868)、会津藩士の士弟により編成された白虎隊は、新政府軍との戦いにより炎上する城下を見た折、会津城
が落城したと誤認、飯盛山(いいもりやま)において集団自刃した、とされている。しかし、奇跡的に一命を取り留めた隊士
がいた。彼の名は飯沼貞吉(いいぬま さだきち)、後に貞雄(さだお)と改名し、黎明期の電信架設に携わり、日本の近代
化の一翼を担う青年へとなった。貞吉が遺した記録が近年、子孫の家から発見され、白虎隊の集団自刃の理由が明らか
にされた。それらを踏まえて飯沼貞吉の半生を描いた作品。下巻は、一命を取り留めた貞吉が一人生き残ったことを恥じ
て鬱屈としていたが、身柄を保護された美祢での生活において、再び生きる道を見つける姿を紹介している。
1
スタジオ友善塾
1
2013/6/6
0
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本阿弥書店
1
2013/11/10
255
与謝野晶子が編んだ歌集『心の遠景』を、著者が解説したもの。装幀>道吉 剛
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新潮社
1
2013/12/20
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「ミッドウェー海戦」から「インパール作戦」までを描く。書き下ろし。目次>第一章 戦捷の名残り/第二章 湧きあがる黒
雲/第三章 暑い漂流の夜/第四章 地鳴りと樹々の騒ぎ/第五章 虫葬の大地
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扶桑社
1
2009/8/10
424
季刊文芸誌『エンタクシー』に平成15年(2003)3月から平成20年(2009)6月まで連載された、近現代の日本文学について
作家、作品ごとのテーマを設け、論じられた内容がまとめられたもの。目次>はじめに 坂本忠雄/・伊藤整「変容」――老
いと性と文学――/石原慎太郎・福田和也/・色川武大「百」――魂の還る場所、その虚無と救済――/長部日出雄・坪内
祐三/・小林秀雄から「批評」を考える――「明晰」と「断念」のあいだ――/福田和也/・川端康成「雪国」――インヒューマ
ンな近代の体現者――/古井由吉・福田和也/・深沢七郎「楢山節考」――無への蛇行者の空前絶後――/嵐山光三郎・
坪内祐三/・三島由紀夫「豊饒の海」――絢爛たる美の逆襲――/石原慎太郎・福田和也/・与謝野晶子「みだれ髪」――
昭和まで続いた「私」という感情の濃度――/高樹のぶ子・福田和也/・織田作之助「世相」――「生」の蕩尽への同意――
/青山光二・福田和也/・開高健「夏の闇」――内側と外側の秘密――/黒井千次・坪内祐三/・永井龍男「青梅雨」「秋」―
―小説を生かす虚点と実点――/車谷永吉・坪内祐三/・江藤淳「成熟と喪失」――批評家の歓喜と苦痛――/古井由吉・
福田和也/・野口富士男「わが荷風」「かくてありけり」――私小説という装置の仕組み――/佐伯一麦・坪内祐三/・後藤
秋生「挟み撃ち」――都市小説の浮遊感覚――/島田雅彦・坪内祐三/・坂口安吾「風と光と二十の私と」――奔流する
エッセイの零度の場所――/中島一夫・福田和也/・谷崎潤一郎「鍵」「瘋癲老人日記」――企まれた虚実の摩擦――/小
林信彦・宮本徳蔵/・太宰治「斜陽」――巧緻の現代性について――/江國香織・柳美里/・幸田文「流れる」――過剰な視
線・野生の奔流――/角田光代・坪内祐三/・中原中也「全詩歌集」――陥没の場所で聴く世界の響き――/秋山駿・吉増
剛造/・昭和から平成への文学の変位/ 坪内祐三・福田和也//プロフィール
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洋泉社
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2013/6/21
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山口県の歴史をQ&A方式で古代から戦中までを解説している。
大衆文芸の最高峰に位置づけられる「直木賞」。その直木賞にまつまわる様々な物語を綴った作品。第1回から第149回
までの候補作と受賞作についてまとめられている。目次>直木賞はほんとうに知られているか――まえがきにかえて/第
一章 純文芸との因縁 1935~1944/菊池寛の号令で、対象もよくわからないままに走り出す。/第1回(35年上期)「鶴八
鶴次郎」「風流深川唄」その他/第2回(35年下期)『吉野朝太平記』/第3回(36年上期)「天正女合戦」「武道傳來記」その
他/適当な候補者が見つからす、<純文芸>の畑に手を広げる。/第4回(36年下期)『人生の阿呆』その他/第5回(37年
上期)受賞作なし/第6回(37年下期)『ジョン萬次郎漂流記』その他/選考委員の出席率があまりに低くて、小島政二郎、
怒る。/第7回(38年上期)「ナリン殿下への回想」/第8回(38年下期)「秋田口の兄弟」「兜首」/第9回(39年上期)受賞作
なし/芥川賞委員を巻き込んでの活性化を模索。/10回(39年下期)受賞作なし/第11回(40年上期)「小指」その他、「軍事
郵便」/第12回(40年下期)「上總風土記」その他/第13回(41年上期)「雲南守備兵」/戦争の影を落とした作品を採るか、
あくまで文芸路線を堅持するか。/第14回(41年下期)受賞作なし/第15回(42年上期)受賞作なし/第16回(42年下期)「強
情いちご」その他、「寛容」その他/辞退した山本周五郎と、戦後に創作の筆を折った受賞者たち。/第17回(43年上期)受
賞作なし/第18回(43年下期)「山畠」「蛾と笹舟」/第19回(44年上期)「ニューギニア戰」/第20回(44年下期)受賞作なし/
第二章 通俗性への反発 1945年~1958年/文藝春秋社から離れて、新たな一歩を歩み出す。/第21回(戦後~49年上
期)「面」「刺青」その他/第22回(49年下期)「海の廢園」/気乗りしない純文芸作家と、「直木賞の圧巻」と言われた大衆作
家。/第23回(50年上期)「天皇の帽子」、「執行猶豫」/第24回(50年下期)「眞説石川五右衛門」「長恨歌」/第25回(51年
上期)「英語屋さん」その他/第26回(51年下期)「鈴木主水」、「イエスの裔」/実績重視に飽き足らなくなり、新風を求める
声が沸き起こる。/第27回(52年上期)「罪な女」/第28回(52年下期)「叛乱」/第29回(53年上期)受賞作なし/第30回(53
年下期)受賞作なし/直木賞は文学であれ、という茨の道。/第31回(54年上期)『終身未決囚』/第32回(54年下期)「ボロ
屋の春秋」、「高安犬物語」/第33回(55年上期)受賞作なし/<石原慎太郎フィーバー>のおかげで、直木賞にもマスコミ
の目が向けられる。/第34回(55年下期)『強力伝』、「香港」/第35回(56年上期)『壁の花』、「燈台鬼」/第36回(56年下期)
「お吟さま」、「勝烏」/才女の時代を素通りして、選考会、混迷深まる。/第37回(57年上期)『ルソンの谷間』/第38回(57年
下期)受賞作なし/第39回(58年上期)『花のれん』、『赤い雪』/第三章 同人誌への期待 1958年~1965年/経済成長に
よって、推理小説・時代小説、その他商業小説にぎわう。/第40回(58年下期)「総会屋錦城」、『落ちる』/第41回(59年上
期)『馬淵川』、「鏨師」/第42回(59年下期)「團十郎切腹事件」その他、『梟の城』/読者受けと文学賞を受ける資格につい
て、言及される。/第43回(60年上期)「錯乱」/第44回(60年下期)「はぐれ念仏」、『背徳のメス』/第45回(61年上期)「雁の
寺」/大衆文芸らしくない受賞作、続々と生まれる。/第46回(61年下期)「螢の河」/第47回(62年上期)『天才と狂人の間』/
第48回(62年下期)「江分利満氏の優雅な生活」、『孤愁の岸』/梶山季之、瀬戸内晴美、小松左京……職業作家を次々と
落とす。/第49回(63年上期)『女のいくさ』/第50回(63年下期)『巷談本牧亭』、『塵の中』/第51回(64年上期)受賞作なし/
新風を求めるあまりに、職業作家たちの反感を増幅させる。/第52回(64年下期)『炎環』、「張少子(チャンシャオツ)の話」
/第53回(65年上期)「虹」/第54回(65年下期)「八百長」、「虜愁記」/第四章 中間小説の繁栄 1966年~1977年/中間小
説の雄、五木寛之の華やかなる登場。/第55回(66年上期)「白い罌粟」/第56回(66年下期)「蒼ざめた馬を見よ」/第57回
(67年上期)『追いつめる』/第58回(67年下期)「アメリカひじき」「火垂るの墓」、「聖少女」/新人向けでも、既成作家向けで
も、どちらでもいい曖昧さ。/第59回(68年上期)受賞作なし/第60回(68年下期)「青玉獅子香炉」、『僑人の檻』/第61回
(69年上期)『戦いすんで日が暮れて』/選考委員たちの直木賞観、なかなか噛み合わず。/第62回(69年下期)受賞作な
し/第63回(70年上期)「軍旗はためく下に」、「光と影」/第64回(70年下期)『長良川』/第65回(71年上期)受賞作なし/中
間小説誌の翳りと、ノベルズの繁栄。/第66回(71年下期)受賞作なし/第67回(72年上期)『斬(ざん)』、「手鎖心中」/第68
資料ID 書籍名
3133 直木賞物語
作家名
川口 則弘
下期)受賞作なし/第39回(58年上期)『花のれん』、『赤い雪』/第三章 同人誌への期待 1958年~1965年/経済成長に
よって、推理小説・時代小説、その他商業小説にぎわう。/第40回(58年下期)「総会屋錦城」、『落ちる』/第41回(59年上
期)『馬淵川』、「鏨師」/第42回(59年下期)「團十郎切腹事件」その他、『梟の城』/読者受けと文学賞を受ける資格につい
て、言及される。/第43回(60年上期)「錯乱」/第44回(60年下期)「はぐれ念仏」、『背徳のメス』/第45回(61年上期)「雁の
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 寺」/大衆文芸らしくない受賞作、続々と生まれる。/第46回(61年下期)「螢の河」/第47回(62年上期)『天才と狂人の間』/
公開解説
第48回(62年下期)「江分利満氏の優雅な生活」、『孤愁の岸』/梶山季之、瀬戸内晴美、小松左京……職業作家を次々と
落とす。/第49回(63年上期)『女のいくさ』/第50回(63年下期)『巷談本牧亭』、『塵の中』/第51回(64年上期)受賞作なし/
新風を求めるあまりに、職業作家たちの反感を増幅させる。/第52回(64年下期)『炎環』、「張少子(チャンシャオツ)の話」
/第53回(65年上期)「虹」/第54回(65年下期)「八百長」、「虜愁記」/第四章 中間小説の繁栄 1966年~1977年/中間小
説の雄、五木寛之の華やかなる登場。/第55回(66年上期)「白い罌粟」/第56回(66年下期)「蒼ざめた馬を見よ」/第57回
(67年上期)『追いつめる』/第58回(67年下期)「アメリカひじき」「火垂るの墓」、「聖少女」/新人向けでも、既成作家向けで
も、どちらでもいい曖昧さ。/第59回(68年上期)受賞作なし/第60回(68年下期)「青玉獅子香炉」、『僑人の檻』/第61回
(69年上期)『戦いすんで日が暮れて』/選考委員たちの直木賞観、なかなか噛み合わず。/第62回(69年下期)受賞作な
し/第63回(70年上期)「軍旗はためく下に」、「光と影」/第64回(70年下期)『長良川』/第65回(71年上期)受賞作なし/中
間小説誌の翳りと、ノベルズの繁栄。/第66回(71年下期)受賞作なし/第67回(72年上期)『斬(ざん)』、「手鎖心中」/第68
回(72年下期)受賞作なし/第69回(73年上期)「津軽世去れ節」「津軽じょんがら節」、「暗殺の年輪」/半村良のSFでの落
選と、非SFでの受章。/第70回(73年下期)受賞作なし/第71回(74年上期)「鬼の詩」/第72回(74年下期)「雨やどり」、『ア
トラス伝説』/第73回(75年上期)受賞作なし/現実性の小説を採るか、空想性の小説を採るか。/第74回(75年下期)『復
1 バジリコ株式会社
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2014/1/11
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讐するは我にあり』/第75回(76年上期)受賞作なし/第76回(76年下期)『子育てごっこ』/直木賞界隈に爆弾を落とした問
題作中の問題作『大いなる助走』。/第77回(77年上期)受賞作なし/第78回(77年下期)受賞作なし/第五章 マスコミの狂
乱 1978年~1988年/一度の候補で見極められず、あげ損ねばかりを繰り返す。/第79回(78年上期)「離婚」、「深重の
海」/第80回(78年下期)『一絃の琴』、『大浪花諸人往来』/第81回(79年上期)「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」、『ナポレ
オン狂』/第82回(79年下期)受賞作なし/有名人・青島幸男の受賞作が、百万部を超える。/第83回(80年上期)「花の名
前」「かわうそ」「犬小屋」、『黄色い牙』/第84回(80年下期)『元首の謀叛』/第85回(81年上期)『人間万事塞翁が丙午』/あ
まりの実績重視の選考についていけず、城山三郎、辞表を提出する。/第86回(81年下期)『機雷』、『蒲田行進曲』/第87
回(82年上期)『炎熱商人』、「時代屋の女房」/第88回(82年下期)受賞作なし/第89回(83年上期)『黒パン俘虜記』/冒険
小説にも好意的な吉川英治文学新人賞の出現。/第90回(83年下期)『私生活』、「秘伝」/第91回(84年上期)『恋文』『て
んのじ村』/第92回(84年下期)受賞作なし/作品よりも断然に人物に注目が集まる受賞光景。/第93回(85年上期)「演歌
の虫」「老梅」/第94回(85年下期)『魚河岸ものがたり』、「最終便に間に合えば」「京都まで」/第95回(86年上期)『恋紅』/
第96回(86年下期)『カディスの赤い星』、『遠いアメリカ』/バランスをとる、と言いながらの二作授賞が頻発。/第97回(87
年上期)『海狼伝』、『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』/第98回(87年下期)『それぞれの終楽章』/第99回(88年上
期)「凍れる(しばれる)瞳」「端島の女」、『遠い海から来たCOO(クー)』/第100回(88年下期)「熟れてゆく夏」、『東京新大
橋雨中図』/第六章 ミステリーの隆盛 1989年~1999年/山本周五郎賞が創設され、直木賞より信頼できると言われる。
/第101回(89年上期)『遠い国からの殺人者』、『高円寺純情商店街』/第102回(89年下期)「小伝抄」、『私が殺した少女』
/第103回(90年上期)『蔭桔梗』/第104回(90年下期)『漂泊者のアリア』/四十代、五十代の男性作家たちへの授賞がつ
づく。/第105回(91年上期)『夏姫春秋』、『青春デンデケデケデケ』/第106回(91年下期)「狼奉公」、『緋い(あかい)記憶』
/第107回(92年上期)『受け月』/ミステリーと時代小説、二代人気ジャンルに立ちはだかる壁が、わずかに崩れる。/第
108回(92年下期)『佃島ふたり書房』/第109回(93年上期)『マークスの山』、『恋忘れ草』/第110回(93年下期)『恵比寿屋
喜兵衛手控え』、『新宿鮫 無間人形』/第111回(94年上期)「二つの山河」、『帰郷』/候補作の並びが「このミステリーが
すごい!」風だと言われる。/第112回(94年下期)受賞作なし/第113回(95年上期)『白球残映』/第114回(95年下期)
『恋』、『テロリストのパラソル』/第115回(96年上期)『凍える牙』/珍しく、長く売れる受賞作『鉄道員(ぽっぽや)』を選び出
す。/第116回(96年下期)『山妣(やまはは)』/第117回(97年上期)『女たちのジハード』、『鉄道員(ぽっぽや)』/第118回
(97年下期)受賞作なし/直木賞から落とされ続ける人気作家、のバトンタッチ。/第119回(98年上期)『赤目四十八瀧心中
未遂』/第120回(98年下期)『理由』/第121回(99年上期)『王妃の離婚』、『柔らかな頬』/第七章 出版不況の風圧 1999
年~2013年/売れそうもない作品を、放っておけない性格。/第122回(99年下期)『長崎ぶらぶら節』/第123回(00年上期)
『虹の谷の五月』、『GO』/第124回(00年下期)『プラナリア』、『ビタミンF』/第125回(01年上期)『愛の領分』/主催者の対
応に権威の奢りを感じ、横山秀夫、訣別を宣言する。/第126回(01年下期)『あかね空』、『肩ごしの恋人』/第127回(02年
上期)『生きる』/第128回(02年下期)受賞作なし/本を売ることを前面に打ち出した本屋大賞の出現。/第129回(03年上
期)『4TEEN フォーティーン』、『星々の舟』/第130回(03年下期)『号泣する準備はできていた』、『後巷説百物語』/第131
回(04年上期)『空中ブランコ』、『邂逅の森』/第132回(04年下期)『対岸の彼女』/第133回(05年上期)『花まんま』/第134
回(05年下期)『容疑者Xの献身』/売れ筋商品をバッタバッタと落としつづける。/第135回(06年上期)『まほろ駅前多田便
利軒』、『風に舞い上がるビニールシート』/第136回(06年下期)受賞作なし/第137回(07年上期)『吉原手引草』/第138回
(07年下期)『私の男』/軽快さよりも、力感、重量感が好んで評価される。/第139回(08年上期)『切羽へ』/第140回(08年
下期)『悼む人』、『利休にたずねよ』/第141回(09年上期)『鶯と雪』/第142回(09年下期)『廃墟に乞う』、『ほかならぬ人
へ』/文芸びいきの直木賞の空気を、『下町ロケット』が蹴り飛ばす。/第143回(10年上期)『小さいおうち』/第144回(10年
下期)『漂砂のうたう』、『月と蟹』/第145回(11年上期)『下町ロケット』/第146回(11年下期)『蜩ノ記』/そこそこ売れる、と
いう直木賞の標準的な姿。/第147回(12年上期)『鍵のない夢を見る』/第148回(12年下期)『何者』、『等伯』/第149回(13
年上期)『ホテルローヤル』/主要参考文献/あとがき
資料ID 書籍名
3140 キネマ旬報 2013年 9月 上旬号
作家名
田中 慎弥
数量 出版社
1
キネマ旬報社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
目次>◆FACE 松坂桃李/Photo by クロダミサト/Text by 塚田泉//◆UPCOMING 新作紹介//◆巻頭特集 正義は
光速で再起動する「マン・オブ・スティール」/・インタビュー/ これは家族と愛の物語だ/ザック・スナイダー(監督)/ 取材・
文/猿渡由紀//・「新しい」スーパーマン/小田切博/・苦悩するヒーローたち/平田裕介/・スーパーマンの「呪い」/山下慧
/・スーパーマンとウルトラマン ふたつの世界を往還する/ /切通理作/・ブルーネットではないロイス・レインと共に/小野
耕世//◆文学と映画の出合いかた「共喰い」「夏の終り」/・エッセイ/ 文学と映画の往還/宮沢章夫//・インタビュー 映
画を文学にしたひとたち/ 顔と声で、映画が生まれる/青山真治(「共喰い」監督)/ 文・構成/高崎俊夫// 映画の私小説
的な感触/熊切和嘉(「夏の終り」監督)/ 取材/那須千里 構成/編集部// 脚色とは原作に対する批評である/荒井晴彦
(「共喰い」脚本)/ 文・構成/高崎俊夫// 人物の生活を見せる/宇治田隆史(「夏の終り」脚本)/ 取材/那須千里 構成/
編集部// 小説も映画も、破れ目みたいなものがあったほうがいい/ /田中慎弥(「共喰い」原作)/ 取材・構成/篠儀直子
/・映画と文学について考える3つのコラム/文学に“愛された”俳優たち?/上野昻志/ 「地底の歌」を知ってるかい?/坪
内祐三/ ズーム・インとズーム・アウト――永遠の一瞬のほうへ/三浦雅士◆「日本の悲劇」/・対談 仲代達矢(主演)×
小林政広(監督・脚本)/ 再びコンビを組んだ監督と俳優の行き着いた舞台/取材・文/金澤誠◆追悼 夏八木勲の男気/
・かけがえのない同志/角川春樹/ ・どこかで通じ合っている信頼関係/前田吟/文/増當竜也◆INTERVIEWS/・「美輪明
宏ドキュメンタリー 黒蜥蜴を探して」 / 公開記念ロングインタビュー/美輪明宏 聖なる怪物/ 取材・文/黒田邦彦/ 撮
影/御堂義乗//・「R18文学賞vol.2 ジェリー・フィッシュ」監督/金子修介 カメもクラゲも撮るけれど/ 構成・文/谷岡雅樹
//・「黒いスーツの男」出演/ラファエル・ペルソナ/演じる愉しみを知ってしまった男の魅力/ 構成・文/杉原賢彦//・「スー
サイド・ショップ」監督/パトリス・ルコント アニメーションは原点回帰/取材・文/中西愛子//◆読む、映画/・「タイピスト!」
/ 打つことの転倒/伊藤俊治//・「熱波」/ 寄せては引く情動と理性の「波」にのまれ/香山リカ//・「ニューヨーク、恋人た
ちの2日間」/顔洗って出直せ!/中村うさぎ/・「ダイヤモンド」/ 「プロでないから駄目」なのか/長嶋有//・「風立ちぬ」/
現実から遠く離れた「美」の空しさ/吉田広明//◆キネ旬セレクト/・「悪いやつら」/ これぞ“ど韓国映画”の真骨頂/塩田
時敏//・「ジンジャーの朝 さよなら、私が愛した世界」/ しゃぼん玉がはじけた後に/佐藤結//◆REVIEW/日本映画/・
「江ノ島プリズム」/・「少年H」/・「陸軍登戸研究所」/・「上京ものがたり」/ 文/垣井道弘・九龍ジョー・平田裕介//・「標的
の村」/・「RETURN(ハードバージョン)」/・「R18文学賞vol.2 ジェリー・フィッシュ」/・「夏の終り」/ 文/上島春彦・北川れい
子・モルモット吉田//外国映画/・「パシフィック・リム」/・「南の島の大統領――沈みゆくモルディブ――」/・「ワールド・
ウォーZ」/・「ザ・タワー超高層ビル大火災」/ 文/西脇英夫・真魚八重子・三浦哲哉//・「ニーナ ローマの夏休み」/・「ホ
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ワイトハウス・ダウン」/・「エンド・オブ・ウォッチ」/・「スマイル、アゲイン」/ 文/秋山登・筒井武文・那須千里//・「タイピス
ト!」/・「トラブゾン狂騒曲~小さな村の大きなゴミ騒動~」/・「楽園からの旅人」/・「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが
愛した世界」/ 文/荒木啓子・品田雄吉・篠儀直子//◆日本映画 NEW SCOPE/・FRONT/・CRANK IN CRANK UP 日本
映画製作情報/・BOX OFFICE//◆WORLD NEWS/・USA/濱口幸一・荻原順子/・アジア/暉峻創三・佐藤結/・ヨーロッパ
/吉武美知子◆MOVIE at HOME お家でDVD&Blue-rayを/・今月はコレが買い/文/添野知生//・DVDコレクション/
『オズ はじまりの戦い』/ 映画こそが魔法/平沢薫/『ジャンゴ 繋がれざる者』発売記念 SPECIAL INTERVIEW/ 鬼才・
石井隆はタランティーノをどう見たか/取材・文/塚田泉◆連載コラム◆ファイト・シネマクラブ(314)/夏のドラマ戦線異状あ
り/大高宏雄/◆シネマ徒然草(396)/渥美清は果たして上手い役者か?/立川志らく/◆映画を見ればわかること(275)/
「風立ちぬ」と「零戦燃ゆ」のこと、ウィリアム・ロスのことなど/川本三郎/◆セルロイドの画集 シネマ・アート・ランダム
(81)/ アレクサンドル・カバネル<ヴィーナスの誕生>他/ 『インファナル・アフェア』/滝本誠/◆映画のまなざし転移
(16)/ “少女”は“零戦”よりも美しい/斎藤環/◆香華抄~映画人を偲んで(4)/浦崎博實/◆誰でも一つは持っている
(112)/ “サム・ジャクソン”という名のダルトン・トランボ/鬼塚大輔/◆黄金町ブルース フィルムに映らないドキュメンタ
リー監督の日々/ (82)/ 山古志合宿/中村高寛/◆忘れられないスター(225)/ マシュー・モディーン/ 子どもの頃の
転々とした生活で、僕は家や財産にこだわらない性格になった/成田陽子/◆板尾プロット(24)/ 同じテーマを感じた映画
「空中庭園」とテレビ『家族ゲーム』板尾創路◆4コマ映画館『295)/ 「偽りの人生」/ カメラが追う不気味な風景/安西水
丸/◆カラダが目当て リターンズ(30)/IMAX大画面を圧するアリス・イヴのド金髪ドアップを観よ!/秋本鉄次/◆ハック・
ザ・スクリーン(31)/ 先入観契約/粉川哲夫/◆東京映画地図(28)/ 墨田区両国・錦糸町/宮崎祐治/◆キネマ旬報物語
(16)/ 『キネマ旬報』創刊時を彩った人物たち/掛尾良夫/◆文化映画紹介/一粒の麦 地に落ちなば――求道の人 角
田儀平治/渡部実/◆キネ旬戯画 映画という名のアニメーション(39)/ モヤッとした猛暑のアニメ映画鑑賞/増當竜也/
◆映画音楽を聴かない日なんてない(28)/ 本篇映像+生演奏でよみがえるリッチなハリウッド映画音楽/賀来タクト/◆ピ
ンク映画時評/ 人が集まる場所を守り抜くこと/切通理作◆読者の映画評/・風立ちぬ/山田悟志/・野いちご/船戸五郎
/・選挙2/近藤佳宜//◆映画・書評/・『映画の話が多くなって本音を申せば』小林信彦・著/時代と国境を縦横無尽に駆け
巡る/長谷川町蔵//・『小津ありき 知られざる小津安二郎』田中眞澄・著/これは未だ生者たる者の著作/細川方人//・
『正太郎名画館』池波正太郎・著/大作・傑作・奇作・凡作が次々と登場/南陀楼綾繁◆WOWWOW×KINEJUN今月はコ
レ!/ 文/河原晶子//訃報/キネ旬ロビイ/CINE GUIDE/今月の筆者紹介/上映スケジュール&プレゼント/次号予告/編
集後記
資料ID 書籍名
作家名
3141 文學界 2014年 3月号
3181 群像 2014年 6月号
数量 出版社
1
講談社
1
文藝春秋
講談社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
2014/3/1
2014/6/1
488
目次>◆芥川賞150階記念短編競作/・「歌の声」野多惠子/・「紙の家」黒井千次/・「不自然な人々」村上龍/・「虫やしな
い」山田詠美/・「神の見えざる手」島田雅彦/・「水素」村田喜代子/・「小屋を燃す」南木佳士/・「海藻録」荻野アンナ/・「ア
プザイレン」辺見庸/・「ミス転換の不思議な赤」多和田葉子/・「松明綱引き」又吉栄喜/・「魂魄の道」目取真俊/・「かたむ
き」花村萬月/・「寿」藤沢周/・「火を恋う男」平野啓一郎/・「人のよさそうな耳」玄月/・「手摺りを伝って」松浦寿輝/・「愛
撫、不和、和解、愛撫の日々」青来有一/・「東天紅」玄侑宗久/・「四十歳」長嶋有/・「鼻に咲く」大道珠貴/・「歯車の音」吉
村萬壱/・「トマトマン」綿矢りさ/・「Eeny,Meeny,Miny,Moe」阿部和重/・「ネクトンについて考えても意味がない」絲山秋子/・
「あしたまた昼寝するね」川上未映子/・「邪煙の充ちゆく」西村賢太/・「ガーデン・ノート」鹿島田真希/・「みだれ尺」黒田夏
子◆芥川賞受賞記念対談/日常と幻想のあいだ/新芥川賞作家・小山田浩子×川上弘美◆受賞記念エッセイ/穴のころ
のこと/小山田浩子◆芥川賞作家エッセイ特集/・「波瀾の十五年」津村節子/・「蚊と伊万里と」吉田知子/・「幸福感につ
いて」三木卓/・「あの頃」大岡玲/・「二次会へ」小川洋子/・「処女作の頃」奥泉光/・「海峡の光、舞台化」辻仁成/・「打ち
上げられる贅沢」堀江敏幸/・「そこに立てたなら」吉田修一/・「賞の後先」中村文則/・「ウナギのエンギ」伊藤たかみ/・
「小説とは、芥川賞とはなにか」諏訪哲史/・「透明と無」円成塔/・「あなたのせいです」田中慎弥/・「目のこと」藤野可織◆
芥川賞150回記念ギャラリー◆特別インタビュー/芥川賞と私のパラドクシカルな関係/石原慎太郎、聞き手・中森明夫◆
対談/「男の小説、女の小説」 池澤夏樹×髙樹のぶ子◆連載小説/・「水声(13)」川上弘美/・「ニッポンの小説・第三部
(23)」高橋源一郎/・「みんな彗星を見ていた(14)」星野博美/・「目めくり忘備録(31)」鬼海弘雄◆連載評論/・「生きる哲学
(9) 目覚める――彼岸に生きるブッダ」若松英輔◆文學界図書室/・青山七恵『めぐり糸』/ループノベル達成/斎藤美奈
子//・津村記久子『ポースケ』/実況中継を思わせる分隊の包容力/大竹昭子//・角田光代『私のなかの彼女』/無意識の
檻/東直子◆コラム/・「も詩も詩」穂村弘/・「カーヴの隅の本棚」鴻巣友季子/・「ニッポンの文名」山口文憲/・「鳥の眼・虫
の眼」相馬悠々◆新人月評/・「隙あり型か、隙なし型か」阿部公彦/・「小説の読者は馬鹿ではありません」福永信/文學
界新人応募規定/執筆者紹介/詩<紅梅>/ぱくきょんみ/表紙・本文デザイン>関口聖司/目次デザイン>井手口智人/
カット>ママダ ユースケ
364
目次>◆第57回群像新人文学賞発表◆小説当選作/・吾輩ハ猫ニナル/横山悠太◆評論優秀作/・「運動する写生――
映画の時代の子規」坂口周/・「自分ならざる者を精一杯に生きる――町田康論」矢野利裕◆受賞のことば◆選評/青山
七恵・阿部和重・安藤礼二・奥泉光・辻原登◆連作評論 デビュー小説論 第三回/・『風の歌を聴け』村上春樹/書くとい
う罪と、書かれない罪/清水良典◆連作批評 新しい小説のために 第五回/・「小説」の上演(中)/佐々木敦◆対談/「夢
と冒険を読む~『屋根屋』と『アトミック・ボックス』をめぐって~」 村田喜代子× 池澤夏樹◆連載小説/・「地上生活者
第五部 邂逅と思索(最終回)」/李恢成/・「ビビビ・ビ・バップ(6)」奥泉光/・「時穴みみか(9)」藤野千夜/・「死に支度(11)」瀬
戸内寂聴/・「パノララ(15)」柴崎友香◆連載評論/・「チェーホフとロシアの世紀末(2)」沼野充義/・「鬼子の歌 近現代日本
音楽名作手帖(6)」片山杜秀/・「皇后考(21)」原武史/・「<世界史>の哲学(62)」大澤真幸◆連載/・「現代短歌ノート(51)」
穂村弘/・「映画時評(66)」蓮實重彦◆随筆/・「エジプトの映画の想像力」池内恵/・「こんな日がくるとは」ヤン ヨンヒ/・「死
屍累々の季節に」カレー沢 薫/・「フェティシズム」小田雅久仁◆私のベスト3/・「イギリスでの忘れられない一言」小田島
恒志/・「日常の不思議」江原正士/・「旅を自分のものにするルール」とみさわ昭仁◆書評/・『屋根屋』村田喜代子/静か
な場所/松浦寿輝//・『鐘の渡り』古井由吉/幼年という磁極/中地義和// ・『アトミック・ボックス』池澤夏樹/核と権力に抗
う知的冒険/松永美穂//・『ある日の結婚』淺川継太/快楽の湖面に溺れる者は、最後になにをみるのか/池田雄一//◆
創作合評/・「殺人出産」村田沙耶香/・「ムラカミのホームラン」川崎徹/・「聖地Cs」木村友祐//堀江敏幸×諏訪哲史×平
野啓一郎/吉川英治文学賞・文芸新人賞・文化賞発表/群像新人賞応募規定 目次裏/侃侃諤諤/執筆者一覧/デザイン
/表紙・目次・扉>帆足英里子/本文>工藤雅也(primary inc.,)//
資料ID 書籍名
3182
作家名
新潮 2014年 6月号 永久保存版創
新潮社
刊一一〇周年記念特大号
3183 すばる 2014年 7月号
集英社
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
新潮社
1
2014/6/7
572
2
集英社
1
2014/6/6
336
目次>◆創作特集/・「長流の畔 『流転の海』第八部(新連載)」宮本輝/・「カント通り(新連作)」多和田葉子/・「薄情(新連
載)」絲山秋子/・「It's Alright,Ma(I'm Only Bleeding)」阿部和重/・「夢の中の夢の中の、」池澤夏樹/・「二月下旬から三月
上旬」伊坂幸太郎/・「神さまに会いにいく」角田光代/・「昇天」金井美恵子/・「コラージュ」岡上淑子/・「口紅」川上弘美/・
「雀」桐野夏生/・「考えられないこと」河野多惠子/・「猿の木」佐伯一麦/・「CAの受難」島田雅彦/・「わかれ」瀬戸内寂聴
/・「崖」髙樹のぶ子/・「カフカの『変身』」高橋源一郎/・「観戦」辻原登/・「奔馬菌」筒井康隆/・「運命」津村記久子/・「B」
中村文則/・「人工降雨」西村賢太/ ・「切手占い殺人事件」藤野可織/・「木星」星野智幸/・「眼の葡萄酒」堀江敏幸/・「珠
玉の短編」山田詠美/・「こたつのUFO」綿矢りさ/・「雨女」町田康◆第40回<第二期第十五回>川端康成文学賞発表/
「すっぽん心中」戌井昭人/・選評/「損も得ものみこむおかしみ」角田光代/「一作にしなければならなかった。」辻原登/
「霞ヶ浦のすっぽん」津島佑子/「どれも正しい」堀江敏幸/「候補作を読んで」村田喜代子◆第27回≪三島由紀夫賞≫候
補作品発表◆第47回≪新潮新人賞≫応募規定◆特別対談/・「言葉の宙に迷い、カオスを渡る」 大江健三郎×古井由
吉/・「「フクシマ」は思想的課題になりうるか」 浅田彰×東浩紀◆新連載/ 石川啄木/ドナルド・キーン、訳:角地幸男◆
特別随筆/ 【小説家の転機】/・「なぜ文芸誌には書き込めないのか?」青木淳悟/ ・「私が“覆面作家”だったころ」稲葉
真弓/・「小説応答なし」円城塔/・「転機と云う違和」奥泉光/・「転機のない私の一生」加賀乙彦/・「点ではなく」黒井千次
/・「離職の機会」黒川創/・「声」、「文字」、「身体」の僕 諏訪哲史/・「ささやかな体験の中から」高井有一/・「現在からの
脱出」田中慎弥/・「流れる時間、崩壊する時間」津島佑子/・「初めての歴史小説」津村節子/・「一区切りついた、という実
感」平野啓一郎/・「お釈迦さまの掌」松浦寿輝/・「長寿社会と日本語の小説家」水村美苗/・「柔らかな言葉のひかり」村
田沙耶香/・「生来の感覚を発展させるのか、克服するのか」岡田利規/【未来に届けたい一篇の小説】/・『金沢』吉田健
一/ 小説が小説でなくなる時/青山真治//・『漁船の絵』アラン・シリトー/近づいている/青山七恵//・『水の東京』『幻
談』幸田露伴//朝吹真理子//・『残光』小島信夫/残光のかたち/いしいしんじ//・『忘れられた日本人』宮本常一/忘れら
れる百十年/戌井昭人//・『緑の家』バルガス=リョサ/勝手弟子/小山田浩子//・『アドリエンヌ・ムジュラ』ジュリアン・グ
リーン/閉ざされた庭/鹿島田真希//・『銀河鉄道の夜』宮沢賢治/ほんとうの神様への旅/島本理生//・『暗い絵』野間宏/
青春の『暗い絵』/髙村薫//・『サラサーテの盤』内田百閒/百閒百年/長野まゆみ//・『道徳』岸田劉生/待ち伏せする小説
/福永信//・『細雪』谷崎潤一郎/物語は彼らの側にある/松家仁之//・『キャッチ=22』ジョーゼフ・ヘラー/同じ部屋にいた
希望/松田青子◆星廻りとの格闘――宮本輝『満月の道』を読む/堀本裕樹◆本/・『寂しい丘で狩りをする』辻原登/空虚
な悪をめぐる狩る者と狩られる者の死闘/中条省平//・『ファイナルガール』藤野可織/スティル・ファイティングガール/山
崎まどか//・『ある文人学者の肖像』富士川義之/ 富士川英郎の真実の生涯/坪内祐三//・『御命授天纏佐左目谷行』
日和聡子/あやかしの文箱/池内紀//・『寝相』滝口悠生/ポストモダンにおける抒情の問題/大澤信亮//・『ケンブリッジ帰
りの文士 吉田健一』角地幸男/モダニズムの時間/三浦雅士//・『創作の極意と掟』筒井康隆/リアルであること/都甲幸
治◆永久保存版 新潮一一〇年史/曽根博義・佐久間文子/誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/カット>大竹伸朗/表紙デ
ザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>山下武夫(クラップス)/本文デザイン協力>中島浩/
目次>◆小説/・「305」北野道夫/・「キャンプin沖縄」中納直子◆掌編/・「誤解」瀬戸内寂聴◆評論/・「<受苦>より<共
苦>へ――石牟礼道子の作品世界」高澤秀次/・「もう私たちは、聖人になるのをあきらめねばならないのでしょうか――
須賀敦子の詩学」若松英輔/・「撮ることは、探求すること、そして抵抗すること――リティ・パニュ『消えた画クメール・ルー
ジュの真実』について」小野正嗣◆特集 有吉佐和子 没後30年“不朽”ということ/・未刊行作品「花ならば赤く(抄)」/有吉
佐和子//・インタビュー/有吉佐和子の真っ直ぐさ/橋本治、聞き手・構成/増子信一/・『処女連祷』を読んで/処女の憂鬱
と佐和子のたくらみ/山内マリコ//・『更紗夫人』を読んで/女たちの共闘/窪美澄/・『仮縫』を読んで/ドレスが一着できるま
で/青山七恵◆連続講義/・ササる俳句笑う俳句 第8回句会/堀本裕樹・又吉直樹・穂村弘・藤野可織・中江有里◆エッセ
イ/・「ほんそご」広谷鏡子/・「中上健次プレイ」松井周/・「小熊秀雄を読む老作家・向井豊昭を読む」岡和田晃/・「イスタ
ンブルの紫式部、平安京の笑心」エシン・エセン◆ひと/・ディッド・ルヴォー 聞き手・構成>佐藤友紀//・加藤直樹 聞き
手・構成>編集部◆最終回/・「となりのロボット(12)」岡田美智男◆連載/・「教団X(26)」中村文則/・「東京零年(27)」赤川
次郎/・「竹富島の宇宙(12)」森まゆみ/・「犬たちの肖像(14)」四方田犬彦◆こんな大人になりました(27)/父と夕日を見る/
長島有里枝◆ひとすくいの時間(137) 落とし穴に要注意!/小澤征良◆パレスチナの朝(87)/アペロの秘密/マリアム・タ
マリ◆カラーグラビア 旅ときりぎりす(19)/・ベオグラード/菅啓次郎◆プレイヤード/ 【演劇】『十九歳のジェイコブ』/中上
健次の世界観を舞台に/沢美也子/【美術】オランジュリー美術館の睡蓮と光/金沢百枝// 【映画】『複製された男』/自分
の中に現われた、もう一人の自分/越川芳明【本】・読書目録/内沼晋太郎/・『寂しい丘で狩りをする』辻原登/芥川的、犯
罪小説の試み/田中弥生//・『女のいない男たち』村上春樹/残された女性の物語/大和田俊之//・『東京自叙伝』奥泉光
/壊滅に直面する全員無責任=全員責任/髙橋敏夫//・『鼻に挟み撃ち 他三編』いとうせいこう/哄笑爆弾を仕掛ける政
治小説/星野智幸//・『ファイナルガール』藤野可織/媚びない獰猛さ/青木淳悟//・『カノン』中原清一郎/生と死が出会う
凪/河合香織//・『翻訳教育』野崎歓/エピソードの彼方にある頂/大竹昭子//・『菊地信義の装幀1997~2013』菊地信義/
厳しく、美しく/田中慎弥◆ザ☆すばる望遠鏡/・初めての銀ブラ!/ゲスト:青木淳悟/第39回すばる文学賞募集要項/作
者紹介/定期購読・バックナンバーのご案内/表紙・アートディレクション>中村愼太郎/本文イラストレーション>宝珠光
寿
資料ID 書籍名
3184
3193
文春ムック 芥川賞・直木賞150回
全記録
作家名
古川 薫/田中 慎
弥/船戸 与一/
文藝春秋
金子みすゞ再発見 新しい詩人像を
木原 豊美
求めて
3194 新潮 2014年10月号
新潮社
数量 出版社
1
1
1
文藝春秋
勉誠出版株式会
社
新潮社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1
2014/3/1
2014/6/20
2014/9/5
336
目次>・巻頭の辞/平尾隆弘/・受賞者索引/・受賞作索引/・芥川・直木賞制定(永井龍男著『回想の芥川・直木賞』よ
り)/・心の底にはきっと……/菊池夏樹◆芥川賞・直木賞150回全記録/・第1回~第6回/・第7回~第20回/・第21回~第
70回/・第71回~第97回/・第98回~第99回/・第100回/・第101回~第143回/・第144回~第150回/・芥川賞陣中授賞式/
後藤和夫//・芥川賞・直木賞の中断と再開/ (永井龍男著『回想の芥川・直木賞』より)//◆芥川賞・直木賞150回受賞の
現場から//①重里徹也/②小山鉄郎/③由里幸子/④尾崎真理子//◆芥川賞・直木賞をのぞいてみたい/イラストルポ/
小林泰彦//①新喜楽/②東京會舘/③懐中時計//◆直木三十五追憶//特別対談/川口松太郎×永井龍男//◆芥川賞
委員はこう考える//特別座談会/吉行淳之介・水上勉・開高健・三浦哲郎・田久保英夫・古井由吉//◆直木賞のストライ
クゾーン/選考委員大座談会/井上ひさし・五木寛之・黒岩重吾・田辺聖子・陳舜臣・平岩弓枝・藤沢周平・村上元三・山口
瞳・渡辺淳一◆賞ハ世ニツレ……//特別座談会/芝木好子・吉行淳之介・石原慎太郎・大庭みな子・池田満寿夫・池澤夏
樹/・本屋さんから見た芥川賞・直木賞/永江朗//・芥川賞・直木賞歴代選考委員//・受賞者からのメッセージ
328
共著:堀切 実・木原 豊美/目次>◆はじめに◆みすゞの不思議、みすゞの心――巻頭エッセイ/・エピソード記憶の力―
―みすゞと芭蕉/堀切実/・母恋の詩人――私の金子みすゞ観/木原豊美◆金子みすゞ その人と文学を語る/語り:金子
みすゞ研究家 木原豊美、聞き手:倉本昭/・「さみしい詩人」金子みすゞ/・みすゞと「死」の世界/・母、そして小さな生き物
へのまなざし/・自死にまつわる問題/・みすゞと下関/・こだまでせうか◆みすゞの詩性とその真実――躍動すづ作品論へ
向けて/・みすゞの詩の生成とその背景――わらべ唄・和讃など/堀切実//一、長門、仙崎と美濃派俳諧/二、わらべ唄と
みすゞの詩/三、みすゞとお念仏/四、西條八十とみすゞ/・「繭とお墓」誕生の秘密/木原豊美//はじめに/一、全集第二巻
「空のかあさま」に掲載されたのは、/なぜ「繭と墓」なのか/二、発見された「繭とお墓」へ寄せる人々の思い/三、最初に
発表された「繭とお墓」の投稿者は誰なのか/四、最初に詩作された「繭と墓」はいつ生まれ、正式なタイトルは?/五、詩
作「繭と墓」誕生に反映したものは何か/六、「繭と墓」を「繭とお墓」と改題した動機/七、「繭と墓」と「繭とお墓」はいくつ作
品があるのか/八、「繭と墓」「繭とお墓」の詩作/九、「繭とお墓」の意味するもの/・金子みすゞの色彩表現/堀切実//はじ
めに/一、みすゞの色彩感覚と色彩表現――Ⅰ「美しい町」から/Ⅱ「空のかあさま」まで/二、みすゞの色彩表現による心
象風景/――Ⅲ「さみしい王女」の時代/三、みすゞの精神風土/――伸吟する詩/むすびに/・仰ぐ――<青い空>から<
天の川>まで/木原豊美/付・「お乳の川」楽譜◆みすゞの世紀・さみしい詩人――その作品の世界を探訪する/木原豊美
/一、作品と人生に落差/二、母性を凌駕する孤独/三、最後の写真への疑問/四、思いつなぐ絵はがき/五、「マサゴロ
ウ」の存在/六、安らぎの人への別れ/七、弟との別れ、心の影に/八、弟への愛、母への配慮/九、少女期の孤独な一面
/十、本の世界に身を沈め/十一、娘にだぶる幼時の弟/十二、代表作「大漁」の原点/十三、古里が生んだ「優しさ」/十
四、祈り、遊んだ「浜のお寺」/十五、鯨への思い、脈々と/十六、死後、寄り添う二女性/十七、「赤い鳥」との出会い/十
八、痛ましい母への思い/十九、八十にひかれた理由/二十、胸にしみた八十の詩/二十一、心に宿った「山の母」/二十
二、師弟を結んだ「赤い鳥」/二十三、兄、弟と蜜月の時/二十四、篠竹の異称、筆名に/二十五、石造りのビルの街/二十
六、命日に流れる「日の光」/二十七、新しい光満ちる「四月」◆みすゞの詩の風土/・仙崎の俳句風景――金子みすゞ投
句箱より/中谷貞女//はじめに/ 私の秀句鑑賞/みすゞ詠秀句選・中谷貞女選//・下関のみすゞ風景――海峡の街を歩
く/倉本昭//二つのレトロ建築から/大好きだった八幡さま/みすゞの仕事場/終焉の地へ◆おわりに/堀切実◆執筆者一
覧
388
目次>・「宰相A」田中慎弥/・「未遂」藤沢 周/・「グランギニョル未来【戯曲】」椹木野衣/・「零の場所」森田真生/連載小説
>・「長流の畔(4)」宮本 輝/・「名誉と恍惚(5)」松浦寿輝/・「土の記(6)」髙村 薫/・「女たち三百人の裏切りの書(6)」古
川日出男/・「繭(7)」青山七恵/・「電車道(9)」磯﨑憲一郎/長編評論>・「今日の「純粋小説」――『日本小説技術史』補
遺」渡部直己/対談>・ゴリラから見えてくる家族・暴力・物語 山極寿一×小川洋子/・沈みかかった船の中で生き抜く方
法 加藤典洋×高橋源一郎/・「石川啄木【第5回】」ドナルド・キーン(訳・角地幸男)/・「小林秀雄【第15回】」大沢信亮/・
「島尾ミホ伝『死の棘』の謎【第19回】」梯久美子/・「地上に星座をつくる」石川直樹/・「見えない音、聴こえない絵」大竹伸
朗/新潮>・「あられもなく、みもふたもなく」中村和恵/・「“光”の話」小林エリカ/・「見えない糸をたぐり寄せて――「ゴミ、
都市そして死」顛末記」千木良悠子/本>・羽田圭介『メタモルフォシス』<池田雄一/・木村友祐『聖地Cs』<片山杜秀/・
青木淳悟『男一代之改革』<滝口悠生/・村田紗耶香『殺人出産』<羽田圭介/・中村文則『A』<浜崎洋介/第46回≪新潮
新人賞≫予選通過作品発表/第47回≪新潮新人賞≫応募規定//誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/写真>都築響一/
表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>山下武夫(クラップス)/本文デザイン協力>中島 浩
資料ID 書籍名
3195 文學界 2015年 4月号
作家名
文藝春秋
数量 出版社
1
文藝春秋
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
2015/4/1
296
目次>表紙画>柳智之「ヴァージニア・ウルフ」/表紙・本文デザイン=関口聖司/目次レイアウト=井手口智人//新連載
>「潮音」宮本輝/創作>・「海の家族」石原慎太郎/・「人生案内(新連載)「スタア誕生」第2回」金井美恵子/・「ガーデン
(連載第8回)」井上荒野/・「抱卵期」栗田有起/・「蓮根掘り」高橋克弘/追悼>河野多惠子/・山田詠美「河野先生との記
憶のあれこれ」/・吉田修一「あたたかい狂気」/特集>「図書館」に異議あり/・〔現場ルポ〕「民営化」の危険な罠/与那原
恵/・〔シンポジウム採録〕公共図書館はほんとうに本の敵?/佐藤優・植村八潮・石井昴・菊池明郎・根本彰・猪谷千香・
林真理子//・〔インタビュー〕小林信彦/性と映画の『つなわたり』/聞き手・坪内祐三//第45回九州芸術祭文学賞発表>
/・〔最優秀作〕カーディガン/佐藤モニカ/・〔発表と選評〕五木寛之・村田喜代子・又吉栄喜//オールカラー企画 巻頭表現
第4回>/千葉雅也/僕は、僕の口語を置き換えたりしない//連載>/・「プロローグ(第11回)」円城塔/・「黄昏客思(第17
回)詩心残心」松浦寿輝/・「哲学探究―存在と意味―(第10回)」永井均/・「美しい花 小林秀雄(第3回)」若松英輔/・「切
腹考(新連載第2回)鷗外先生とわたし」伊藤比呂美/エセー>・「書きたい風景」勝谷誠彦/・「インリツとオンセツ――亜細
亜東西国歌小話」宮下遼/・「文学の最小回路」早助よう子/コラム>・「味な小説」トミヤマユキコ /新連載第1回 村上春
樹のねじれたパンケーキ愛/・「墓参記」山崎ナオコーラ/ 新連載第2回 永井荷風(雑司ヶ谷霊園)/・「も詩も詩」穂村弘
/・新人小説月評/「物語はどこから来てどこへ行くのか」小澤英実/「溶けゆく人間を描く文学」藤田直哉/・「鳥の眼・虫の
眼」相馬悠々/Author's Eyes>「怠け者、冬の一日」柴田聡子/文学界図書室>・〔著者インタビュー〕西川美和『永い言い
訳』/・西村賢太『無銭横町』/私小説という祈り/神山修一/・磯﨑憲一郎『電車道』/あらゆるテロル(恐怖)に抗して/――
「イスラム国」の恐怖映像後、小説を読むことは野蛮か?/千葉一幹/・桐生夏生『奴隷小説』/暴力はどこに生まれるのか
/倉本さおり/・田中慎弥『宰相A』/空虚な中心をめぐって/田中弥生/・朝比奈あすか『あの子が欲しい』/神ではないひとり
の人間として/新庄耕/・大澤聡『批評メディア論 戦前期日本の論壇と文壇』/荒野から始まる/栗原裕一郎//文學界新人
賞応募規定/日本全国文学ガイド/執筆者紹介/次号予告
3196 新潮 2015年 4月号
新潮社
1
新潮社
1
2015/4/7
356
目次>・「私の恋人」上田岳弘/・「レネー・シンテニス広場」多和田葉子/・「川の棺」いしいしんじ/連載小説>・「繭(12)
〔連載完結〕」青山七恵/・「荒れ野にて(4)」重松 清/・「ペインレス(8)」天童荒太/・「薄情(9)」絲山秋子/・「長流の畔(9)」
宮本 輝/・「名誉と恍惚(10)」松浦寿輝/追悼>河野多惠子/・「つのる侘しさ」瀬戸内寂聴/・「河野さんの詩と日記」川上
弘美/・「河野文学の超現実の森」梅原稜子/第47回≪新潮新人賞≫応募規定/【特別鼎談】現代思想の使命 浅田彰×
中沢新一×東浩紀/【対談】古事記のインターフェイス 池澤夏樹×山本貴光//・「ジャン=リュック・ゴダール、3、2、1、―
―第1部「3」佐々木敦/・「震災前後を結ぶ――和合亮一「詩の礫」から佐伯一麦『還れぬ家』の方へ」田中和生/・「石川啄
木 第10回」ドナルド・キーン(訳・角地幸男)/・「小林秀雄 第20回」大沢信亮/・「島尾ミホ伝『死の棘』の謎 第24回」梯
久美子/・「地上に星座をつくる 第30回 佐賀県で全部」石川直樹/・「見えない音、聴こえない絵 第127回 形の尻尾」大
竹伸朗/新潮>/・グローバル/グローカル/ローカル/ ――ケーララ州国際舞台芸術祭に参加して/内野儀/・声は残され
る/関口涼子/・汽水域のアニメーション――『花とアリス殺人事件』を見て/ /塚田 優//本>/・田中慎弥『宰相A』>「日
本」というディストピア/苅部直/・磯﨑憲一郎『電車道』>取り返しのつかない過去の集積/滝口悠生/・高橋弘希『指の骨』
>戦後文学の「外傷」を突きつける/田中和生/・滝口悠生『愛と人生』>マンネリズムという皮/豊崎由美/・小野正嗣『九
年前の祈り』>隠喩は虐待する/渡部直己//誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/写真>都築響一/表紙デザイン>望月
玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>山下武夫(クラップス)/本文デザイン協力>中島浩
3197 満州国演義9 残夢の骸
船戸 与一
1
新潮社
1
2015/2/20
472
「満州国演義」シリーズの最終巻。
3198 宰相A
田中 慎弥
2
新潮社
1
2015/2/25
202
初出>文芸誌「新潮」2014年10月号/あらすじ>作家のTは仕事に行き詰まり、思い立って母親の墓参りへと行く。しかし
向かう電車の中で眠ってしまったTが目覚めた場所は、自分の知っている「日本」ではなかった。そこは「宰相のA」により
「横暴な反民主主義国家に対し、平和的民主主義的戦争」を展開している「日本」だった。その世界でTは、瓜二つの容貌
であることから伝説の日本人「J」の再来とみなされ、反体制派の英雄として扱われることとなる。
3199 波 2015年 3月号
新潮社
1
新潮社
1
2015/2/27
128
船戸与一の『満州国演義』シリーズが完結したことについてエッセイが2本。また、表紙も『満州国演義』の原稿となってい
る。ほかにも田中慎弥の『宰相A』についての評論が2作掲載されている。
253
初出>1983年3月に文化出版局から発行された『古典に花咲く恋の花たち』を文庫収録にあたり改題し、加筆修正して新
編集したもの。目次>第一章 花ざかりの季(とき)/『古事記』の磐姫皇后――深紅の椿のいのちの恋/『伊勢物語』――
青春への郷愁をこめた恋のメッセージ/『枕草子』の清少納言――光る感性につながれた主従の愛//第二章 燃える夏
のきらめき/『和泉式部日記』――噂の女が抱きしめる孤独な魂/『源氏物語』の空蝉――拒むことによって恋を昇華させ
た女//第三章 白い秋風に寄せて/『雨月物語』浅茅が宿――亡霊となっても待ちつづけた女/『更級日記』――夢を封じ
込めた可憐な女の自分史/『平家物語』木曾の最期の事――死の絆に結ばれた乳きょうだい//第四章 冬空と星と雪と/
『建礼門院右京大夫集』――縹色(はないろ)の空の星は恋人/『源氏物語』宇治十帖の世界――ふたつの愛の波間に漂
う浮舟//本文デザイン>Malpu Design(星野槙子)
第38回高見順賞受賞作品。目次>Ⅰ/溶ける、目覚まし時計/ 天狗ちゃんと目覚まし時計/ eveの夜/ 天狗好日/ 海
水公園にて/ 再び海水公園/・/幕間狂言(インテルメッツォ)/ポエトリカ・ゲニタリス(引用)/・/ げりげり/ 養殖魚/ 団
子虫と土竜/ 火山島異聞/ 道路工事//Ⅱ野の変幻/祈る/ 「の」の片言/ 戦争POMP/ 戦争豚/ 忠烈祠 台北市に
て/ 書虫倶楽部 高雄市にて/ 銃/ 三人の男の行方/ スクラップ通り 十篇/ 矩形 あるいは畸形 八篇/ コレッ、
スッポン、ダンス/ リンネ//覚書//装画・装幀>毛利一枝
3200 乙女の古典(文庫)
1
中経出版
1
2011/5/4
3201 溶ける、目覚まし時計
北川 透
2
思潮社
1
2007/7/25
143
3202 わがブーメラン乱帰線
北川 透
1
思潮社
1
2010/4/1
157
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
3203 少女小景
印内 美和子
1
作品社
1
2002/10/30
235
小島信夫文学賞受賞作品。他3編を収録。所収作品>・少女小景(小島信夫文学賞受賞作品)/天にいたる/シクラメン/
孔雀/・イア・オラナ・マリア(『小説家』94号/1997年4月)/・午後、鳥座島で(『小説家』79号/1992年4月)/・ネガフィルムの
水面(『作家』350号/1978年3月)/あとがき
3204 遠い六月
印内 美和子
1
作品社
1
2004/11/10
213
短編集。所収作品>・ガラスペンと白文鳥と(『作家』400号/1982年5月)/・わたしたちのラリー(『作家』465号/1987年10
月)/・有毒植物区(『作家』477号/1988年10月「九月の薬用植物園」改題)/・遠い六月(『雲』67号/2003年7月)/あとがき
3205 小春日和
印内 美和子
1
作品社
1
2010/2/20
174
短編集。所収作品>しろがねクラブ(『小説家』117号/2004年12月)/初冬のお喋り(『小説家』120号/2005年12月)/色々
なことが起こって(『小説家』123号/2006年12月)/金のスプーン(『小説家』126号/2007年12月)/小春日和(「水辺の小春」
改題)(『小説家』131号/2009年12月)/( )内は初出。いずれも加除・加筆のうえ収録。
2006年11月~2008年8月の2年間に発表した詩20編を収録。表題の「アフォリズム」に関して、作者は本書の中で次のよう
に述べている。「アフォリズムの概念は様々である。哲学的断片、思想の断章から箴言、金言、名句まで。しかし、わたし
は非(あるいは反)体系的な批評の断章というほどの意味で理解している」/初出>発表誌の前にあるのは制作日時。/・
白い浴槽の中の花嫁/2006.11.1 「イリブス」終刊号2007年4月/・それについて/2006.12.30 「樹林」冬号、2007年2月/・
窯変論/2006.12.10 「現代詩手帖」2007年1月号/・洎夫藍鏡、あるいは、糸狂い/2007.2.25 「驟雨」8号、2007年3月/・
救援隊/2007.4.2 旧作改稿・未発表/・折れ曲がった耳/2007.6.6 「詩歌句」12号、2007年9月/・のにのに坂/2007.6.6
「ガニメデ」40号、2007年8月/・波打ち際/ 2007.6.8 『07年度山口県詩人選』2007年11月号/・うごめく意匠
/2007.7.27 「現代詩手帖」2007年9月号/・最近における周辺生物の観察/2007.7.28 「別冊 詩の発見」6号、2007年10
月/・仮面劇/2007.9.16 「星座」42号、2007年11月/・逢瀬/2007.12.14 「文藝春秋」2008年2月号/・子守唄/2008.2.11
「読売新聞」2008年2月29日/・母音について/2008.2.3 「イリプス Ⅱnd」創刊号、2008年4月/・打楽器、あるいは、わがトラ
イアングル/2008.1.29 「現代詩手帖」2008年3月号/・亀裂について/2008.5.3 「燭台」4号、2008年6月/・カフカ/透かし絵
/2008.5.30 「抒情文芸」秋季号、2008年9月/・長府/2008.7.3 「健康」秋号、2008年9月/・射彰図、あるいは、遥かな二つ
の地震/2008.7.8 「現代詩手帖」2008年8月号/・畸形論/2008.8.6 未発表/
3206 窯変論 アフォリズムの稽古
北川 透
1
思潮社
1
2008/10/15
128
3207 未明の構想
北川 透
1
白地社
1
1982/10/30
316
3208 詩集 反河のはじまり
3209 古事記の恋
3210 うつくしきもの枕草子
北川 透
清川 妙
清川 妙
1
1
1
思潮社
いきいき株式会社
出版局
小学館
1
1
5
1974/7/1
2012/12/30
2012/3/6
160
『眼の韻律』『闇のアラベスク』に続く北川透3番目の詩集。主に1972年~1973年を中心に24篇が収められている。【収録
作品】・藁の男/・瞳の受苦/・砂嵐/・Kの死/・二人の男/・河に関する断片/・反河のはじまり/・六月の法廷/・石柱のうた
/・テーブルのうた/・棺の中で/・蛇穴にて/・河口を引く/・孤島夢/・歩行のうた/・無間亀裂/・声鳥反河/・叫び/・奇形の魚
/・その河……/・溶ける男/・眼球湖に沈む……/・幻響/・河の遡行/あとがき/装幀>池野龍雄
206
初出>第1章~第6章 「いきいき」2012年1月号~9月号、11月号/第7章 『古典に読む心の心理学』(清流出版)より加筆
修正。目次>第一章 伊耶那岐(いざなぎ)と伊耶那美(いざなみ)>もう一度会いたい――亡き妻を思い切れない夫の
とった行動/第二章 色許男(しこお)と須勢理(すせり)>夫の裏切りにも瞋(いか)らず艶然とわが愛を歌いあげた女性/
第三章 海佐知、山佐知>釣り針ひとつから繰り広げられる兄弟げんかと、海の乙女の恋物語/第四章 沙本毗売(さほ
びめ)>兄と夫とどちらを愛するか。ぎりぎりの選択を迫られた女性/第五章 倭建命(やまとたけるのみこと)>父にうとま
れ、戦いにあけくれた男の切ないまでの望郷の思い/第六章 石之日売(いわのひめ)と女鳥(めどり)>嫉妬深い皇后
と、それに対抗し天皇家に謀反を企てた乙女/第七章 赤猪子(あかいこ)>老いてなお恋をつらぬき、思いを達成する女
性の行動力/装丁>宇都宮三鈴/装画>安井寿磨子
111
下関出身の作家・清川妙。「枕草子」「清少納言」について多くの文章を発表しており、「枕草子を読む会」を25年以上開催
している。カルチャースクールで学ぶように、原文を味わいながら学んでいける構成となっており、表題の『うつくしきもの
枕草子』には、枕草子の中で多用されている「うつくし」(かわいい、いとしいという意味)を、清少納言の心根の上に注ぎた
かったという、作者の思いが込められている。目次>春はあけぼの/はじめに――心ときめかして『枕草子』を読むために
【中宮様に焦がれて】宮にはじめてまゐりたるころ/初宮仕えの不安とときめき/清涼殿の丑寅の隅の/清涼殿のさくら、ほ
まれの記念日◆女房装束は宮中の花/雪のいと高う降りたるを/香炉峰の雪、宮の微笑の意味/殿などのおはしまさで後
/山吹のはなびらに、秘めたみ心◆中宮定子の系譜【あの華やかな日々】頭の中将のすずろなるそら言を聞きて/草の庵
を誰かたづねむ――袖の几帳のお話◆清少納言をとりまく貴公子たち/上に候ふ御猫は/翁丸事件、隠し絵の悲しみ◆
猫の名は命婦のおとど/七月ばかり、いみじう暑ければ/恋の名残、初秋のきぬぎぬ◆文でわかる美的センス【この世は
美しいものばかり】五月ばかりなどに山里に歩く/五月の山里、きらめく感覚/九月ばかり、夜一夜降り明かしつる雨の/秋
の朝の雨上がり――露の三態◆「をかし」と「あはれ」/心にくきもの/奥ゆかしいもの――ひそやかな音を聴く愉しみ/うつ
くしきもの/かわいらしいもの――何も何も小さきものは【私の人生、あなたの人生】ありがたきもの/めったにないもの―
―軽妙な筆の間に光る涙/にくきもの/にくらしいもの――無神経な人、大きらい/うれきしもの/うれしいことは――喜び上
手、生きかた名人/すさまじきもの/興ざめなもの――願望がはずれたとき/暁に帰らむ人は/きぬぎぬの男二態――理想
と現実◆男の身なりも華麗を競う/生い先なく、まめやかに/宮仕えのすすめ――にせの幸福よりも/世の中に、なほいと
心憂きものは/ひととしての幸福は――愛と憎しみ/知っておきたい『枕草子』の基礎知識/あとがき
資料ID 書籍名
3211 兼好さんの遺言
3212 あなたをかえる枕草子
3213 清川妙の萬葉集
3214
作家名
清川 妙
清川 妙
清川 妙
清川妙が少女小説を読む「なりたい
清川 妙
自分」を夢みて
数量 出版社
1
1
1
1
小学館
小学館
筑摩書房
筑摩書房
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
1
1
2011/4/2
2013/3/2
2013/9/10
2012/12/10
256
初出>雑誌「いきいき」(いきいき株式会社刊)2009年7月号~2010年10月号まで、16回にわたって連載された「生きかた
のガイドブック 清川 妙さんの徒然草」を加筆修正、再構成したもの。目次>はじめに/1.刹那を生きる/2.思い立ったら、
時を移さず/3.自分の頭で考える/4.ひとりで生きる/5.ものの言い方、人とのつきあいかた/6.ものの学びかた、習いかた
/7.人の心は、おだやかで、素直がいい/8.人生は予定どおりにはいかないもの/9.心の受け皿を深くして/10.よき友、わろ
き友/11.おなじ心の友/12.教養とセンスある生きかた/13.人はみな、さびしいのだ/14.生きていることはすばらしい/15.悔
いなく老い、悔いなく生ききる/おわりに
286
初出>月刊誌「いきいき」(いきいき株式会社刊)2007年11月号~2009年4月号にかけて連載された「生きかたのガイド
ブック――枕草子」に大幅な加筆修正を加えたもの。装丁>川上成夫/本文デザイン>千葉いずみ(CGS)/目次>はじめ
に【春はあけぼの】・春はあけぼの、いとをかし!/・眼力を磨くと世界が変わる。/・あの日のときめきを忘れない。/・もの
を学ぶ。それは大いなる喜び。/・慕う人がいる という、しあわせ。【照る日、曇る日】・人生には、照る日も曇る日も。/・過
去ほど美しいものはない。/・人の世にありがたきもの/・心ひらいて。清女の自然詩集。/・わが胸にひびく言葉さえあれ
ば。【心の友】・友だち以上、恋人未満/・喜びは、心しだいでふえていく。/・生きていく日々、同志の絆【心の眼】・あなたは
ほんとうにものを見ている?/・いつくしみが心を深くする。/・喜びの発火点を自分で見いだす。/・いやなこともユーモアで
制す。【おもかげ】・人生に全き幸いはありや。/・すこし春ある心地こそすれ/・哀愁の中にもユーモアを。/・犬の涙、人の
涙。/・われをば、いかが見る。/・おもかげはいつもこの胸に//あとがき
338
初出>「わたしの古典 全22巻」の一冊として1986年2月、集英社より刊行、その後1996年1月、集英社文庫より刊行され
たものを、筑摩書房から出版されたもの。目次>わたしと『萬葉集』【第一章 恋の歌】・恋のはじまり/・片恋の苦しさ/・恋
のさなかに惑う/・妬みに燃えて待つ/・恋の誓い/・人の中言/・恋の贈りもの/・恋の歓び/・相聞の典型/・恋のあきらめ/・
恋の別れ/・引き裂かれた恋【第二章 挽歌】・皇子たちへの挽歌/・妻への挽歌/・愛児への挽歌/・弟への挽歌【第三章
自然を歌う】・梅ひらく/・春の喜び/・春愁のきわまり/・夏、山と川/・たなばた、そして雁のくる日/・萩と落葉と/・霰、雪に
寄せて【第四章 羇旅の歌】・国内の旅/・伝説の美女たち/・異国への遠い旅【第五章 東歌】・牧歌調のなつかしさ/・お
おらかに性を歌う/・働き者の夫婦たち/・思い出の中の愛【第六章 防人の歌】・発ちの急ぎの哀しみ/・辺境への旅のみ
ち//文庫版あとがき/ 清川 妙/人物紹介/阿蘇瑞枝/参考図/穂積和夫/初句索引/解説/阿蘇瑞枝/解説『萬葉集』は生
きている/井坂洋子
285
下関出身の作家、清川妙。彼女が4つの小説『赤毛のアン』『若草物語』『あしながおじさん』『大草原の小さな家』を紹介す
る。初出>1998年6月『さあ、勇気を出してごらん――自分の「いいところ」を見つけるヒント』と題して、大和出版より刊行
されたもの。これを加筆修正・改題し、「冬の日の贈りものごっこ」(「日本老友新聞」平成23年3月1日掲載)を追加して文
庫化された。目次>はじめに【『赤毛のアン』の章 心から願えば、扉はひらかれる】・いつか、きっと、すてきな女性になる
/・「磨かれた自分」を思い浮かべよう/・自然を愛でることは、自分を愛すること/・愛されて生まれる「心のゆとり」/・「あの
人のようになりたい」が鍵/・ユーモアは人を受け入れる戸口/・人生に自信を持っていますか?/・「ついていく」より「助け
合う」関係/・「人生の曲がり角」をこわがらないで/・明日をもっとすばらしい日にするために/・夢を持ち続ける“才能”//
【『若草物語』の章 いつも「誇れる自分」でありたい】・四人姉妹の「たしかな生き方」/・「好きなこと」を続けるエネルギー
/・「リトル・ウィメン」になりなさい/・贈りもの上手は、喜ばせ上手/・「言葉のキャッチボール」をたのしむ/・自分が願ったと
おりに生きる方法/・心の上手な切り替えかた/・こわくても、一歩踏み出してみよう/・怒りをためこまない秘訣/・“生きてい
る実感”をいとおしむ【『あしながおじさん』の章 「明るい言葉」が幸せを呼ぶ鍵】/・“陽の照る側”を見つめましょう/・“てい
ねいな心”を育てたい/・「好きになれる自分」を育てる/・明るい言葉が自分の芽を伸ばす/・「いいな」を言葉にするだけで
いい/・からだの“ゆとり”を取り戻そう/・あふれ出る心のままに/・心を贈り、贈られる幸せ//【『大草原の小さな家』の章
「この一瞬」を愛して生きる】・ものを“二度”見る――ローラの習慣/・「すてきだなあ」と思う心は老いない/・つよく美しく生
きるためのマナー/・暮らしをこまやかに紡ぐ/・みんな、一緒に生きているのだから……/・いつも「いま」が始まり/・「愛す
る一瞬」を積み重ねて//解説 びっくりする読書/江國香織
下関出身の作家・清川妙。古典に精通した彼女が、万葉集の恋うた53首を取り上げ、一首ずつ解説したもの。初出>昭
和54年『万葉恋歌』『恋をつむ籠』、昭和55年『恋の懸け橋』(いずれも主婦の友社刊)を再編集し、文庫化したもの。目次
>はじめに/第一章 恋のはじまり/第二章 片思い/第三章 恋の歓び/第四章 野の恋歌/第五章 待つこころ/第六章
秘密の恋/第七章 大和路の旅/第八章 紫草の恋/第九章 あずま路の恋歌//挿画>林 静一/本文デザイン>常松靖
史(TUNE)
3215 万葉集の恋うた
清川 妙
1
中経出版
1
2010/9/1
192
3216 乙女の古典
清川 妙
1
中経出版
1
2011/4/27
0
下関出身で古典文学に精通した作家・清川妙が、古典文学10編を紹介するもの。
資料ID 書籍名
3217 ご存知ですか 1
3218 ご存知ですか 2
作家名
数量 出版社
1
1
サンデー新聞社
サンデー新聞
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
2007/6/15
2014/9/19
215
フリーペーパー「サンデーしものせき」が平成6年(1994)10月に創刊、その創刊号から連載されている「ご存知ですか」の
コラム100編をまとめたもの。郷土に関する様々な内容を取り上げ、紹介していくシリーズの第1巻。目次>内視鏡のよう
な好奇心と郷土愛――ふるさとのコラム『ご存知ですか』の魅力について―― 古川 薫/・二つの画文集/・海峡対岸物語
(47)出征軍馬の水飲み場/袖振り合うも多生の縁/・映画監督と女優の墓/・海峡対岸物語(48)ノーフォーク広場/・野久
留米の新しい風/・子供平家踊り鯨唄/・海峡対岸物語(49)殉職船員無縁塚/・鳥居の数ナンバーワン/・玉三郎特別講演
/・海峡対岸物語(50)源平壇之浦合戦絵巻陶板壁画/・ふく笛 ほうほうほう/・平家蟹と小平家/・海峡対岸物語(51)維新
の史跡・大蔵院/・大鳥越山/・幼帝と二位尼像/・海峡対岸物語(52)太刀浦コンテナターミナル/・内日の「遊登里」は評判
/・「スッコケ三人組」完結/・海峡対岸物語(53)四季の丘/・花まつり 霊鷲山仏舎利ウォーク/・俳人・岡本苔水/・海峡対
岸物語(54)猿喰新田の潮ぬき穴/・庶民の味方 焼鳥屋は健在!/・ビデオ「先帝祭」/・海峡対岸物語(55)猿喰城跡/・
金子みすゞ 鳥の小径/・玉三郎が舞う『ユキ』/・海峡対岸物語(56)柳城郎党の墓/・西谷寺の魚鳥塚/・ハンガリーの美
声/・海峡対岸物語(57)戸上神社/・駝鳥 長府の夜空に駆ける/・一枚の貴重な写真/・海峡対岸物語(58)滝の観音寺
/・桜井八幡宮の大伊勢海老/・復活・おもしろ文化塾/・海峡対岸物語(59)柳浦山西生寺/・楽しさをこえた楽しさ 烏山民
族資料館/・赤間神宮に法楽揮毫/・海峡対岸物語(60)麦酒煉瓦館/・風みて 夢みて 風見鶏/・ケアホームで林繁郷展
/・海峡対岸物語(61)藤原義江と水無荘/・夏鳥から秋鳥へ「千鳥浜野鳥観測所」/・秋田ビルとみすゞと弟/・海峡対岸物
語(62)清水正次郎顕彰碑/・民話人形(金森修さん遺作)「鳥寄せ名人」/・上山雅輔生誕100周年/・海峡対岸物語(番
外)文化バス500回/・あなたは見ましたかヒヨドリの渡りを/・宮本施謡会/・海峡対岸物語(63)関門海峡海上交通セン
ター/・文化バス500回記念の展示は多彩/・チャリティ展に亡き片山さんも出品/・海峡対岸物語(64)新九郎夫妻双孝の
碑/・鳥インフルエンザに威力を… 熊鷹稲荷神社/・古川夫妻好著の一年/・新市四町物語(1)室津港/・実は三匹いた子
犬 亀山さんの子持ち狛犬/・戌年から上向く/・新市四町物語(2)安養寺の大仏様/・長府功山寺の大槇/・関釜航路トン
トン橋/・新市四町物語(3)宮地嶽神社/・ドイツへ応援に行くか 玉取り狛犬/・長崎・西鹿児島・大阪駅/・新市四町物語
(4)厚島(孤留島)/・ありがとう55年!!「文化会館さよなら公演」/・急行「霧島」特急「あさかぜ」/・新市四町物語(5)大敷網
発祥の地/・文化会館の緞帳は今静かに…/・『昭和の町』で紙芝居/・新市四町物語(6)川島神社・大敷網の絵馬/・犬鳴
岬 cape Inunaki/・拝啓 高杉 勝さま/・新市四町物語(7)吉永八幡宮/・犬一匹海峡渡し賃 10文なり/・地元活躍の音
楽家だけで/・新市四町物語(8)室津の鏝絵(こてえ)/・鏻姫(れいひめ)のペットは「狆(ちん)」だった/・翠ヶ丘同窓会百
年展/・新市四町物語(9)鬼ヶ城/・ユーモラスな狛犬さん/・みすゞ・雅輔姉弟の部屋/・新市四町物語(10)杜屋神社/・関
見台から三軒家海岸へ/・春帆楼で公開講演会/・新市四町物語(11)一ノ瀬の一里塚/・デルフィン2号艇だが…/・一新し
た東行記念館/・新市四町物語(12)三恵寺/・玉をくわえた中国大連産の狛犬/・山を「せん」と読む霊鷲山/・新市四町物
語(13)種田山頭火の句碑/・平家踊りパレードに参加した盲導犬/・下関観光・点を線に(1)/・新市四町物語(14)室津八
幡宮/・燈籠に乗った狛犬/・下関観光・点を線に(2)/あとがき
213
フリーペーパー「サンデーしものせき」が平成6年(1994)10月に創刊、その創刊号から連載されている「ご存知ですか」の
コラム100編をまとめたもの。/郷土に関する様々な内容を取り上げ、紹介していくシリーズの第2巻。目次>・新市四町物
語(15)小野小町の歯か/・10周年を祝して2006の人文字/・下関観光・点を線に(3)/・新市四町物語(16)大門古墳/・三
社詣で一年の幸せは三六五歩(段)/・最高だった東行庵の紅葉/・新市四町物語(17)室津の甲山/・下関市立考古博物
館に柴犬とスピッツがいた!/・漂泊者のアリア記念室/・新市四町物語(18)中ノ浜遺跡/・植木紙店ギャラリー/・みすゞの
詩『天人』/・新市四町物語(19)川棚・クスの森/・高杉晋作は亥年生まれだった/・『下関駅思い出文集』/・新市四町物語
(20)観音堂の石仏/・和気清麻呂公を救った猪/・『ふるさとの文学歳時記』/・新市四町物語(21)エヒメアヤメ/・大黒様の
お顔は春風を受け/・平尾夫人の「千の風…」/・新市四町物語(22)石川良平翁頌徳碑/・松110本の春風/・小3少女の平
家三味線/・新市四町物語(23)大岡育造の碑/・面白きこともなき世を面白く/・相次ぐ珠玉のイベント/・新市四町物語
(24)湯浅倉平君生誕之地碑/・再びシーボルトが海峡を眺めると……/・下商大阪同窓会百周年/・新市四町物語(25)12
年ぶりご開帳の薬師如来/・子供たちと食用蛙/・歌声喫茶とプロムジカ/・新市四町物語(26)妙青寺(みょうせいじ)/・ライ
トアップで下関の夜を演出/・団塊世代の彦中同期会/・新市四町物語(27)松尾神社・青龍権現/・『うりうり♡ぐう』/・石山
義秀の源平壁画を/・新市四町物語(28)雨乞いの碑(鬼ヶ城山頂)/・七福神がお出迎え/・上田・下関両市の交流/・新市
四町物語(29)観音院(室津上)/・お帰りなさい「愛の像」/・下関のリンゴも美味しい/・新市四町物語(30)岩谷の十三仏
(川棚)/・風景は町の記憶/・玉三郎と人気花形役者/・新市四町物語(31)露出した活断層(大河内)/・下関版「秋のソナ
タ」/・60年の苦労が消えた/・新市四町物語(32)若嶋座発祥の地(川棚)/・亥の子祭で祝いましょう/・近刊 身近な2冊/・
新市四町物語(33)70年ぶりご開帳の仏像(三恵寺)/・エチケットを守っていますよ みもすそ川の狸/・明るく力強い美里
さん/・新市四町物語(34)鯖釣山/・沖合人工島「長州出島」の今/・平成と昭和の20年/・新市四町物語(35)烏山民俗資
料館/・「養治隧道」/・『広辞苑』第6版に……/・新市四町物語(36)心光寺と古墳の遺跡(黒井涌田)/・壇具川流れに浮か
ぶマガモたち/・喜びと悲しみと/・新市四町物語(37)青龍湖(舟郡ダム)/・“ヨイショ”と県境を越える/・西尾其桃と報済園
/・新市四町物語(38)出合のお地蔵さん(室津上)/・長府覚苑寺のトンネル/・29年前の下商応援旗/・新市四町物語(39)
八ヶ浜と元寇/・山陰本線の起終点 幡生駅/・和紙ちぎり絵展/・新市四町物語(40)海浜境界石/・あやら綾羅は綾羅木駅
/・住吉さんで買った仔牛(ベーコ)/・新市四町物語(41)善念寺(湯玉)/・復活した駅「梶栗郷台地駅」/・教育文化の巨星
墜つ/・新市四町物語(42)川棚神社/・なぜかしら心安らぐ安岡駅/・仲良くしたいのになぁ/・新市四町物語(43)薬師院
(湯町)/・童話に出てきそうな福江駅/・『燭台』4号が出た/・新市四町物語(44)阿弥陀院(室津)/・吉を夢みる吉見駅/・
甲子園出場記念碑/・新市四町物語(45)福徳稲荷神社/・梅の精に会いたくて梅ヶ峠駅/・2008下関『第九』演奏会/・新市
四町物語(46)川中神社(小串)/・ふれあい花壇のある黒井村駅/・またまた玉三郎来演/・新市四町物語(47)黒井漁協
の養殖場(涌田)/・暖かな駅川棚温泉駅/・甦った圭之介句碑/・新市四町物語(48)城山の弥生住居跡(川棚)/あとがき
資料ID 書籍名
3219 それでも地球をまわってる
3221
KINEJUN next キネマ旬報増刊
2013年 9月14日号 vol.6
3222 キネマ旬報 2013年10月上旬号
作家名
音羽 徒歩
数量 出版社
1
1
1
イカロス出版
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
キネマ旬報社
キネマ旬報社
2014/8/10
2013/9/14
1
2013/10/1
278
本業は医薬翻訳者として活躍する下関市出身の著者が、40手前で「結婚を“卒業”」し、1年4ヶ月をかけて世界一周の旅
に出た。その46ヵ国を巡る旅を綴ったもの。本人が撮影した各地の写真なども多数カラーで掲載されている。目次>・
ファーマーとベドウィン/・旅のはじまり/・東南アジア編 2009 秋/コラム1)ベトナムこぼれ話/・インド・ネパール編 20092010 冬/コラム2)インドこぼれ話/・中東・アフリカ編 2010冬-春/コラム3)トルコこぼれ話/・ヨーロッパ・モロッコ編 2010
春-夏/コラム4)フランスこぼれ話/・北中米編 2010夏・秋/コラム5)メキシコこぼれ話/・南米編 2010-2011冬/コラム6)
世界本探しゲーム/・旅の終わり
104
目次>◆巻頭特集/ 『劇場版 ATARU ―THE FIRST LOVE & THE LAST KILL―』◆ロングインタビュー 中居正広/こ
ういう作品に挑戦できた意味は大きかったし、チョコザイという役はずっと演じていくことができるんじゃないかと、ちょっと
だけ思っています。/取材・文/進藤良彦/撮影/近藤誠司/ヘアメイク/山内勝博/スタイリスト/百瀬豪◆メインキャストイン
タビュー/・北村一輝/ 周りの人たちへの愛情を、なかなか表に出さずに隠し持っているところが魅力的に伝わればい
いなと思って演じています/取材・文/進藤良彦/・栗山千明/自分が舞子に似てきたのか、舞子が自分に似てきたのか、
まったくわからなくなってきちゃいましたね/取材・文/進藤良彦/・堀木真希/アタルとマドカの物語はすごくせつないもので
もあるので、そういうところを汲んでもらえたら/取材・文/進藤良彦/・村上弘明/今回はラリー贖罪の話でもあり、20年間
信頼してきたアタルへの思いが崩れる瞬間が、初めて出てきます/取材・文/天本伸一郎◆トークセッション/中居正広×
松雪泰子/司会・構成/進藤良彦/撮影/近藤誠司◆メインスタッフインタビュー/・木村ひさし(監督)/続編をやりたい気持ち
はありつつも、今回の映画を越えるものを作っていくのは大変だなというのが、今現在の正直な気持ちです/・櫻井武晴
(脚本)/アタルに対して書いていないことはまだいっぱいあるし、いくらでも書けるネタはありますよ/・植田博樹(プロデュー
サー)/今までにないアタルとその仲間たちの話に踏み込んだ非常にリアリティのある、胸を打つ物語に仕上がっていると
思います/取材・文/進藤良彦◆コメンタリー/・『劇場版 ATARU』を楽しむための20のキーワード/・異能の人~異色と正
統の両輪/『ATARU』『SPEC』を生み出した植田博樹プロデューサーについて/文/木俣冬/・『ATARU』テレビシリーズ解説
/文/桑原伸行◆植田博樹新作紹介:「劇場版SPEC~結(クローズ)~」◆テレビドラマの劇場版新作情報/・「映画 謎解き
はディナーのあとで」/・「劇場版 タイムスクープハンター 安土城最後の1日」/・「劇場版 BAD BOYS J ―最後に守る
もの―」◆特集 俳優・中居正広の軌跡/・拒絶から、受容へ――今こそ感じることができる演技者、中居正広の鼓動/文/
相田冬二◆KINEJUN ARCHIVE:『キネマ旬報』インタビュー記事再録/・「シュート!」キネマ旬報1994年3月下旬号/・「模
倣犯」キネマ旬報2002年6月下旬号/・「私は貝になりたい」キネマ旬報2008年12月上旬号/文/野村正昭・金澤誠◆
DATA:中居正広出演作品リスト1988―2013/データ&解説/進藤良彦◆スペシャルリポート/草彅剛×宮藤官九郎×ヤ
ン・イクチュン/「中学生円山」in富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭/取材・文・写真(一部のみ/場面写真は除く)/
石津文子◆特集 The New Movie of Recommend!/・「ガッチャマン」/インタビュー 松坂桃李(主演)/撮影初日から、みん
なの歯車が合致したことによる快感があった/取材・文/塚田泉/・「共喰い」/インタビュー 菅田将暉(主演)/この映画の中
に存在できたら、自分の可能性が何百倍にも広がると思いました/取材・文/木俣冬/・「謝罪の王様」/インタビュー 阿部
サダヲ(主演)/これをどうやってやるのかな?って、宮藤さんに試されている感じ/取材・文/イソガイマサト/・「おしん」/イン
タビュー 冨樫森(監督)/やはり、濱田ここねあっての新しい「おしん」だと思います/取材・文/増當竜也/・「人類資金」/イ
ンタビュー 阪本順治(監督・脚本)/僕らがこの機会に手をつけなかったら、一生これに似た映画は生まれないと思った/
取材・文/金澤誠
196
目次>◆スペシャルカラー/壇蜜の「生々しい」質感/撮影:クロダサトミ 文:塚田泉◆UPCOMING 新作紹介◆巻頭特集
いちばん美しい肌 裸身という表現/・女優とヌードの誕生/轟夕起夫/・女優と「裸像」のイメージ生成史/その後の『女優と
裸体』/樋口尚文/・「夜がまた來る」/夏川結衣は「だれよりも、きれいだ」/高崎俊夫/・「愛の新世界」/鈴木砂羽の「意志
の勝利」/秋本鉄次/・「ヴァイブレータ」/シャーマンとしての寺島しのぶ/石村加奈/・「ジョゼと虎と魚たち」/池脇千鶴と脱
ぐことの必然/南波克行/・「蛇にピアス」/吉高由里子と背中の不在/月永理絵/・「ヘルタースケルター」/沢尻エリカと蝶
の失墜?/西田博至/・コラム/裸体の写真史/飯沢耕太郎◆皮膚に描かれたものがたり「甘い鞭」/・インタビュー 壇蜜/
愚かで、美しい物語/取材・文:平嶋洋一/・作品評/夢と暴力の国/宇田川幸洋/・日常と非日常のあいだ 石井隆のおん
なたち/川口敦子/・コラム/「甘い鞭」が奏でた音/寺岡裕治/我れは傷にしてナイフ――近代三百年の男女関係史/高山
宏/・新たな批評性が加えられ、石井隆ファンの選別が開始された/宮台真司◆徹底批評対談/・「そして父になる」/轟夕
起夫×金原由佳/是枝裕和と、日本映画の家族の肖像/取材・構成:長野辰次/・「地獄でなぜ悪い」/石飛徳樹×勝田友
巳/園子温の血糊の先にはなにがあるのか/取材・構成:那須千里◆「エリジウム」/・作品評/そのビジュアルこそにSFマ
インドの神髄あり/平沢薫/・インタビュー ニール・ブロムガンプ(監督・脚本)/アーティストとしての確固たる信念/取材・
文:斉藤博昭/・インタビュー マット・デイモン/偶然の産物なんてない/取材・文:佐藤友紀◆インタビュー/・ニール・ジョー
ダン(「ビザンチウム」監督)/現実とファンタジーが交わる交差点/取材・文:大森さわこ/・真田広之(「ウルヴァリン:
SAMURAI」出演)/ハリウッドに生きる侍――日本人としてやれること/取材・文:増當竜也◆スペシャルレポート/・大林宣
彦2013 前篇/「この空の花――長岡花火物語」から「野のなななのか」へ/文:前野裕一◆読む、映画/・「あの頃、君を追
いかけた」/瞬間の光を信じる/伊藤俊治/・「サイド・エフェクト」/罪な“遺書”/香山リカ/・「ビザンチウム」/燃え尽きて死に
な/中村うさぎ/・「マン・オブ・スティール」/おまえがしたいことをして/長嶋有/・「夏休みの地図」/もっと驚きに満ちた地図
=映画を/吉田広明◆キネ旬セレクト/・「ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅」/仮面を剥ぎ取る李玉作品限定の范冰冰/
暉峻創三/・「ウォーム・ボディーズ」/なんだか新鮮!ゾンビ映画の衣裳を着た青春映画/渡辺祥子◆REVIEW 日本映画
&外国映画 公開作20作品、60本の世界/・日本映画/文/垣井道弘・九龍ジョー・平田裕介/『キャプテンハーロック』/『共
喰い』/ 『ベニシアさんの四季の庭』/『少女と夏の終り』/・日本映画/文/上島春彦・北川れい子・モルモット吉田/『うそ
つきパラドクス』/ 『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』/『ハーメルン』/『月の下まで』/・日本映画・外国映画/文/
西脇英夫・真魚八重子・三浦哲哉/『Miss ZOMBIE』/『許されざる者』/『サイコメトリー~残留思念~』/『ウルヴァリン:
SAMURAI』/・外国映画/文/秋山登・筒井武文・那須千里/『あの頃、君を追いかけた』/『ストラッター』/『ポルトガル、ここ
に誕生す~ギマランイス歴史地区』/『世界一美しい本を作る男』/・外国映画/文/荒木啓子・品田雄吉・篠儀直子/『大統
領の料理人』/『私が愛した大統領』/『もったいない!』/『椿姫ができるまで』◆日本映画 NEW SCOPE/・FRONT/・
CRANK IN,CRANK UP/・BOX OFFICE◆WORLD NEWS/・USA/濱口幸一・荻原順子/・アジア/暉峻創三・佐藤結/・ヨー
ロッパ/吉武美知子◆MOVIE at HOME/お家でDVD&Blu-rayを/ ・連載/今月はコレが買い!/添野知生/・DVDコレク
ション/『曹操』/もはや悪役ではない“英雄”曹操の立身出世伝/文:岡大/『NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ』/ハリウッ
資料ID
3222 書籍名
キネマ旬報 2013年10月上旬号
3223 キネマ旬報 2013年10月下旬号
作家名
数量
1 出版社
キネマ旬報社
1
キネマ旬報社
喰い』/ 『ベニシアさんの四季の庭』/『少女と夏の終り』/・日本映画/文/上島春彦・北川れい子・モルモット吉田/『うそ
つきパラドクス』/ 『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』/『ハーメルン』/『月の下まで』/・日本映画・外国映画/文/
西脇英夫・真魚八重子・三浦哲哉/『Miss ZOMBIE』/『許されざる者』/『サイコメトリー~残留思念~』/『ウルヴァリン:
SAMURAI』/・外国映画/文/秋山登・筒井武文・那須千里/『あの頃、君を追いかけた』/『ストラッター』/『ポルトガル、ここ
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発行年月日
公開解説
1
2013/10/1 ページ数
196
に誕生す~ギマランイス歴史地区』/『世界一美しい本を作る男』/・外国映画/文/荒木啓子・品田雄吉・篠儀直子/『大統
領の料理人』/『私が愛した大統領』/『もったいない!』/『椿姫ができるまで』◆日本映画 NEW SCOPE/・FRONT/・
CRANK IN,CRANK UP/・BOX OFFICE◆WORLD NEWS/・USA/濱口幸一・荻原順子/・アジア/暉峻創三・佐藤結/・ヨー
ロッパ/吉武美知子◆MOVIE at HOME/お家でDVD&Blu-rayを/ ・連載/今月はコレが買い!/添野知生/・DVDコレク
ション/『曹操』/もはや悪役ではない“英雄”曹操の立身出世伝/文:岡大/『NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ』/ハリウッ
ド進出第2作目の挑戦/北村龍平(監督)インタビュー/どこにいても、自分にしか撮れない映画を作りたい/取材・文:持永
昌也/『連続テレビ小説 おしん 完全版(デジタルマスター)』/スーパーウーマンの物語/文:内海陽子◆連載コラム/・ファ
イト・シネクラブ(316)/宮崎駿監督引退と「風立ちぬ」/大高宏雄/・シネマ徒然草(398)/『はだしのゲン』問題/立川志らく/・
映画を見ればわかること(277)/谷口ジロー原作のフランス映画「遥かな町へ」のこと、ハイドリヒ暗殺を描く小説『HHhH』の
ことなど/川本三郎/・セルロイドの画集 シネマ・アート・ランダム(83)/フランシスコ・デ・ゴヤ<マヌエル・オソーリオ>「動
く標的」/滝本誠/・映画のまなざし転移(17)/パシフィック・リムの「失敗の本質」/斎藤環/・香華抄~映画人を偲んで(5)/ア
イリーン・ブレナン/小杉勇没後30年/浦崎浩實/・誰でも一つは持っている(114)/キューブリックの悪趣味で卑怯なやり方
/鬼塚大輔/・黄金町ブルース/フィルムに映らないドキュメンタリー監督の日々(84)/金はない。アメリカへ行く/中村高寛
/・忘れられないスター(227)/ティッピ・ヘドレン/ヒッチコックの撮影にかける失念と私に対する罰を知り、がたがたと震えま
した/成田陽子/・板尾プロット(26)/映画作りの醍醐味に触れることで湧き出す純粋な衝動/板尾創路/・キネマ旬報物語
(18)/内田岐三雄という編集部員/掛尾良夫/・安西水丸の4コマ映画館(197)/人間は何処まで兇悪になれるのか/安西水
丸/・カラダが目当て リターンズ(32)/公約通り今号も“漢”中心だが、やっぱり続・ネーちゃんも忍ばせて!/秋本鉄次/・
東京映画地図(29)/江東区 深川・木場/宮崎祐治/・文化映画紹介/標的の村/渡部実/・キネ旬戯画 映画という名のア
ニメーション(40)/目下急増中、同時上映短篇アニメ/増當竜也/・映画音楽を聴かない日なんてない(29)/映画音楽の力を
信じる映画監督/賀来タクト/・ピンク映画時評/危なっかしさも計算の内!?/切通理作◆読者の映画評/・『少年H』/樽井
弘志/ ・『立候補』/小島弘之/ ・『風立ちぬ』/高橋和重◆映画・書評/・『蓼科日記 抄』/「蓼科日記」刊行会 編纂・発行
/小津の名作が生まれた昭和30年代の蓼科の日常/尾形敏朗/・『撮影術 映画キャメラマン大津幸四郎の全仕事』/大津
幸四郎・著/撮れない覚悟、足りない覚悟を持つこと/松江哲明/・『チェコ・アニメーションの世界』/スタニスラフ・ウルヴェ
ル編 赤塚若樹・編訳/実作者たちの貴重の肉声/おかだえみこ//◆WOWWOW×KINEJUN 今月はコレ!/ 特集:「人
生の特等席」初放送!野球映画特集/ 「人生の特等席」/ 文/秋本鉄次////訃報/キネ旬ロビイ/CINE GUIDE/今月の
執筆者紹介/上映スケジュール&プレゼント/次号予告/編集後記
1
2013/10/15
202
目次>◆FACE/松本潤/撮影:藤原康利 文:轟夕起夫◆UPCOMING 新作紹介◆巻頭特集 若き映画人のふたり サ
クラと佑の場合/・鼎談/奥田瑛二(「今日子と修一の場合」監督)×柄本佑(同主演)×安藤サクラ(同主演)/家族が家族を
撮るということ、家族で映画を撮るということ/文/塚田泉/・映画人の視点/ヤン・ヨンヒ(「かぞくのくに」監督)が見た、安藤
サクラ/現場での彼女は正直な人だった/たむらまさき(「美しい夏キリシマ」撮影)に聞く、柄本佑/居住まいがいい。だから
彼しかいないと言いました/安藤モモ子(「0.5ミリ」監督)が語る、安藤サクラ/自分の分身+サクラ、一番パワフルな関係/
黒沢清(「ビューティフル・ニュー・ベイエリア・プロジェクト」監督)が思う、柄本佑/柄本佑のスター性/文/モルモット吉田、
島崎奈央/・高橋源一郎が語る奥田さん家、もしくは安藤さん家のサクラさん/・白鳥あかねが語るどんな役でもやれる、そ
れが佑の強み/文/高崎俊夫◆家族で映画をつくること/ ・ジョルジュ・メリエス、始まりのホームムービー/文/石原陽一
郎/・ジョン・カサヴェテスと大きな一家/文/遠山純生/・ダニエル・ユイレとジャン=マリー・ストローブ、愛をめぐる厳格な
喜劇/文/筒井武文/・フィリップ・ガレルと血の継承/文/三浦哲哉/・フランシス・フォード・コッポラ、映画の聖家族/文/西
田博至/・リドリー&トニー・スコット、クラシックな兄とロックな弟/文/南波克行/・クリント・イーストウッドと家族の夢/文/篠
儀直子◆「陽だまりの彼女」/・インタビュー 三木孝浩(監督)/ちょっと気恥ずかしいけど、やみつきになる感じを/取材・文
/内海陽子/・寄稿/冬の撮影と“陽だまり”の日々/文/小川真司(プロデューサー)◆「ゴースト・エージェント/R.I.P.D」/・イ
ンタビュー ジェフ・ブリッジス/驚きの連続。気に入ったのはその新鮮さ/文/岡崎優子/・バディ・ムービー<刑事&探偵
&捜査官の部>/系譜立てて記憶したい厳選の作品群/秋本鉄次◆「おしん」/・インタビュー 冨樫森(監督)/正に自分が
やりたかったこと/取材・文/モルモット吉田/・「おしん」に見る冨樫作品の母子の系譜/文/石村加奈/・テレビドラマ『おし
ん』とその時代/文/増當竜也◆<種田陽平による三谷幸喜映画の世界観>開催記念インタビュー/種子田陽平「映画は
建築である!」/取材・文/金原由佳◆アカデミー賞公認国際短篇映画祭/ショートショート フィルムフェスティバル&アジ
ア/・2013年レポート/15周年を迎えさらなる進化を続ける日本発の映画祭/熊坂多恵/・インタビュー 原田眞人(監督)/
『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2013』/オフィシャルコンペティションの審査員を務めて/世界のレベルは
あがっている。/日本映画はガラパゴス化から抜け出す努力をすべし!!/構成・文/熊坂多恵/・作品募集開始&上映情
報◆「危険なプロット」/・インタビュー フランソワ・オゾン(監督)/人生を揺さぶる美を描いて/取材・文/金原由佳◆映画×
歌舞伎 新たな映像体験をシネマ歌舞伎で/・シネマ歌舞伎の足跡/萩尾瞳/・インタビュー 「ヤマトタケル」四代目市川猿
之助/「映像を純粋に楽しんで」/取材・文/萩尾瞳◆読む、映画/・「ストラッター」/この世ならざるもうひとつの現実/片岡
義男/・「ビザンチウム」/何重もの「境」の上で/高山宏/・「ビザンチウム」/脳内BGMは『つものまにか少女は』/轟夕起夫
/・「タンゴ・リブレ 君を想う」/踊るも踊らぬもタンゴもどき/長塚京三/ ・「兇悪」/全員ダメな人/山本直樹/・「椿姫ができ
るまで」/声の重なり、目の交錯/吉見俊哉◆宮崎駿監督引退会見採録/「僕の長篇アニメーション時代は終わった」/文/
編集部◆REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の世界/・日本映画/ 文/垣井道弘・九龍ジョー・平田裕
介/『謝罪の王様』/『R100』/『書くことの重さ』/『飛べ!ダコタ』/・日本映画/文/上島春彦・北川れい子・モルモット吉田/
『甘い鞭』/『そして父になる』/『空飛ぶ金魚と世界のひみつ』/『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』/・日本映画・外国映
画/文/西脇英夫・真魚八重子・三浦哲哉/『兇悪』/『地獄でなぜ悪い』/『怪盗グルーのミニオン危機一髪』/『イップ・マン
最終章』/・外国映画/文/秋山登・筒井武文・那須千里/『エリジウム』/『ウォーム・ボディーズ』/『クロニクル』/『タンゴ・リ
ブレ 君を想う』/・外国映画/文/荒木啓子・品田雄吉・篠儀直子/『ビザンチウム』/『ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅』
/『ロード・オブ・セイラム』/『フローズン・グラウンド』◆スペシャルレポート/・大林宣彦2013 後篇/芦別にて「野のななな
のか」/文:前野裕一◆キネ旬セレクト/・「トランス」/“もうひとつの世界”に迷い込む人物たちの物語/大森さわこ/・「カイ
ロ・タイム~異邦人~」/時間限定の“儚さ”/浦崎浩實/・「キッズ・リターン 再会の時」/もうひとつの「その後の物語」/寺
岡裕治◆日本映画 NEW SCOPE/・FRONT/・CRANK IN,CRANK UP/・BOX OFFICE◆WORLD NEWS/・USA/荻原順子・
濱口幸一/・アジア/暉峻創三・佐藤結/・ヨーロッパ/田中裕子◆連載コラム/・ファイト・シネクラブ(317)/「竜二」30年を輝
かせる本が出た/大高宏雄/・シネマ徒然草(399)/これでいいのか貞子!/立川志らく・映画を見ればわかること(278)/懐
かしのスーザン・ヘイワードのこと、J・D・サリンジャーのことなど/川本三郎/・セルロイドの画集 シネマ・アート・ランダム
資料ID
3223 書籍名
キネマ旬報 2013年10月下旬号
3224 オール讀物 2015年 4月号
作家名
数量
1 出版社
キネマ旬報社
1
文藝春秋
義男/・「ビザンチウム」/何重もの「境」の上で/高山宏/・「ビザンチウム」/脳内BGMは『つものまにか少女は』/轟夕起夫
/・「タンゴ・リブレ 君を想う」/踊るも踊らぬもタンゴもどき/長塚京三/ ・「兇悪」/全員ダメな人/山本直樹/・「椿姫ができ
るまで」/声の重なり、目の交錯/吉見俊哉◆宮崎駿監督引退会見採録/「僕の長篇アニメーション時代は終わった」/文/
編集部◆REVIEW 日本映画&外国映画 公開作20作品、60本の世界/・日本映画/ 文/垣井道弘・九龍ジョー・平田裕
版表示
発行年月日
公開解説
1
2013/10/15 ページ数
202
介/『謝罪の王様』/『R100』/『書くことの重さ』/『飛べ!ダコタ』/・日本映画/文/上島春彦・北川れい子・モルモット吉田/
『甘い鞭』/『そして父になる』/『空飛ぶ金魚と世界のひみつ』/『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』/・日本映画・外国映
画/文/西脇英夫・真魚八重子・三浦哲哉/『兇悪』/『地獄でなぜ悪い』/『怪盗グルーのミニオン危機一髪』/『イップ・マン
最終章』/・外国映画/文/秋山登・筒井武文・那須千里/『エリジウム』/『ウォーム・ボディーズ』/『クロニクル』/『タンゴ・リ
ブレ 君を想う』/・外国映画/文/荒木啓子・品田雄吉・篠儀直子/『ビザンチウム』/『ブッダ・マウンテン~希望と祈りの旅』
/『ロード・オブ・セイラム』/『フローズン・グラウンド』◆スペシャルレポート/・大林宣彦2013 後篇/芦別にて「野のななな
のか」/文:前野裕一◆キネ旬セレクト/・「トランス」/“もうひとつの世界”に迷い込む人物たちの物語/大森さわこ/・「カイ
ロ・タイム~異邦人~」/時間限定の“儚さ”/浦崎浩實/・「キッズ・リターン 再会の時」/もうひとつの「その後の物語」/寺
岡裕治◆日本映画 NEW SCOPE/・FRONT/・CRANK IN,CRANK UP/・BOX OFFICE◆WORLD NEWS/・USA/荻原順子・
濱口幸一/・アジア/暉峻創三・佐藤結/・ヨーロッパ/田中裕子◆連載コラム/・ファイト・シネクラブ(317)/「竜二」30年を輝
かせる本が出た/大高宏雄/・シネマ徒然草(399)/これでいいのか貞子!/立川志らく・映画を見ればわかること(278)/懐
かしのスーザン・ヘイワードのこと、J・D・サリンジャーのことなど/川本三郎/・セルロイドの画集 シネマ・アート・ランダム
(84)/レンブラント・ファン・レイン<ガリラヤ海の嵐>他/『トランス』/滝本誠/・百年の闇 キネマの幻(15)/東京オリンピッ
クの隠された「目玉」/荒俣宏/・映画を聴きましょう(14)/僕とパリとゲンスブール/細野晴臣/・誰でも一つは持っている
(115)/「フレンチ・コネクション」のミスキャスト?/鬼塚大輔/・板尾プロット(27)/出会いの連鎖の積み重ね/板尾創路/・キ
ネマ旬報物語(19)/「キネマ旬報社」、事務所を構える/掛尾良夫/・安西水丸の4コマ映画館(298)/でかい身体の似合う男
/安西水丸/・カラダが目当て リターンズ(33)/『ブラ・ビ旬報』始めました記念に一曲、♪後ろから前からドーソン!/秋本
鉄次/・ハック・ザ・スクリーン(34)/アイヒマンとハイデッガー/粉川哲夫/・黄金町ブルース/ フィルムに映らないドキュメ
ンタリー監督の日々(85)/サンフランシスコ・ブルース/中村高寛/・忘れられないスター(228)/ドルフ・ラングレン/問題は、
僕の大きな体と美しい顔のために、とびきり賢いわけがないと周囲が勝手に受け止めることだ/成田陽子/・日本映画時
評(296)/映画における移し替えが迷走するとき成功するとき/山根貞男/・宇田川幸洋の映評ジョッキー(41)/「共喰い」/
映画とコトバの間にはふかくて暗い河がある?/宇田川幸洋/・文化映画紹介/徐葆光が見た琉球 冊封と琉球/渡部実
◆読者の映画評/・『スター・トレック イントゥ・ダークネス』/横山敦子/・『三姉妹~雲南の子』/東野真美/・『少年H』/三
吉啓司◆映画・書評/・『加藤泰、映画を語る』加藤泰・著 山根貞男、安井喜雄・編/みずからが捉えた真実を映画の底に
横たえる/鈴木一誌/・『[証言]日中映画興亡史』植草信和、坂口英明、玉腰辰己・編者/日中映画交流の未来図を描く/石
坂健治/・『アカデミー賞記録辞典』/筈見有弘、渡辺祥子・監修/前野裕一、高橋千秋・編/興味深いエピソードからアメリ
カ映画史を振り返る/鬼塚大輔◆新・午前十時の映画祭/私の思い出⑦/デジタルで甦る永遠の名作/・「フォレスト・ガン
プ/一期一会」/・「プリティ・ウーマン」/文・那須千里/キネ旬ロビイ/CINE GUIDE/訃報/今月の執筆者紹介/上映スケ
ジュール&プレゼント/次号予告/編集後記
1
2015/3/20
484
目次>◆ガンを受け入れて/杉本章子×村田喜代子◆老いを生きるために 病気と介護に向き合う/介護エッセイ 認知
症の親と共に/・母の寝顔/ねじめ正一/・食うこと 生きること/篠田節子/・母との時間/唯川恵/・母の介護/諸田玲子/・
父は言葉が好きだった/中島京子/・血の厄介さ/姫野カオルコ/・ニコちゃん/朝井まかて◆認知症時代の“明るい老人哲
学”/東海林さだお×新井平井伊(順天堂大学大学院教授)/・小説で描かれる“介護”/大矢博子/・温泉のひみつ~要介
護でも楽しめる温泉旅/山崎まゆみ◆グラビア「私の健康法」/・ロードバイクでLSD/青山文平/・特製たまねぎジュース/
安部龍太郎/・下半身をあたためる/伊藤理佐/・体力をつけるために始めたランニング/風野真知雄/・自宅トレーニング/
東海林さだお/・自宅マンションのタラップ(梯子)で懸垂/鈴木光司/・煮出して飲む漢方薬/南伸坊◆この人のいまの味
(25)/御年九十五歳、食べ物は「通過儀礼」である/金子兜太×平松洋子◆ちょっといい話/歌うのは健康にいい/山川静
夫◆妙齢おねいさん道(88)/みためがとっても怪しい健康法「光線治療」/伊藤理佐◆マンガ/「私のがん体験記」/柴門ふ
み◆死の直前まで綴られた壮絶な闘病日記/「ガン日常」/北重人◆追悼/阪東三津五郎の死、そして歌舞伎界のこれか
ら/関容子/・緊急避難通路/大沢在昌/・ユーチューバー@芸術劇場/石田衣良/・ダイヤモンドダストの原石/鹿島田真希
/・声の崖っぷち/川端裕人/・炎/大山誠一郎/・彼女の海に沈む/香月夕花/・道明寺/柳広司/・防諜捜査/今野敏/・幕末
剣豪列伝 風の夜話――永倉新八の竜尾の剣(2)/津本陽◆南伸坊の今月の本人(76)/ トマ・ピケティ/日本には、読む
べき本がある◆中野京子の名画対決(17)/映画を彩る絵/中野京子◆江戸春画考(11)/性はゆたかだったか/永井義男◆
偏愛読書館/ネット社会の到来を看破していた小説/鷲田康◆ブックトーク/・『ブラック オア ホワイト』/ 元商社マンが
語り始めた“夢”/浅田次郎/・『奴隷小説』/囚われの人々を容赦なく描く短編集/桐野夏生/・『ラ・ミッション 軍事問題ブ
リュネ』/旧幕府軍に味方したフランス人/佐藤賢一/・『役者は一日にしてならず』/ベテラン俳優が語る“我が人生”/春日
太一/文春講演会とイリオモテヤマネコ/小林照幸◆時代小説/・嵯峨野花譜 利休の椿/葉室麟/・髪結い伊三次捕物余
話 ほろ苦く、ほの甘く/宇江佐真理/・ひともうらやむ/青山文平/・おりょう、離縁/門井慶喜/・恋仏/花房観音/・小槌屋
人生胸算用/稲葉稔/・新・御宿かわせみ お伊勢まいり/平岩弓枝◆短期集中連載/遣隋使の姫神/安部龍太郎◆幻の
未発表草稿初公開/藤沢周平、知られざる修業時代/鈴木文彦◆第22回松本清張賞中間発表◆佐藤康光九段の緻密
流将棋日記/3連続銀不成/短歌/武田弘之/俳句/高橋睦郎◆日本全国写真紀行 さよなら鉄道/トワイライトエクスプレ
ス/大阪駅――札幌駅/写真・文/大倉乾吾/オール讀物新人賞募集/バックナンバー/オール談話室◆おしまいのページ
で/ファミリーネームの由来/髙樹のぶ子/蓬田やすひろ「春のにおい」・表紙絵/野中深雪・表紙デザイン/おおの麻里・目
次絵/安納崇佳・目次デザイン
資料ID 書籍名
3225 新潮 2015年 5月号
3226 すばる 2015年 5月号
作家名
数量 出版社
1
1
新潮社
集英社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
2015/4/7
2015/4/6
340
目次>・「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」滝口悠生/・「ウルチロイックのプーシキン」藤谷治/・「呼び声、もしくはサン
ザシ」金井美恵子/・「ふるさと」いしいしんじ/・「友達のルート」青木淳悟/・「ジェットコースター」大竹昭子◆連載小説/・
「荒れ野にて(5)」/重松清/・「ペインレス(9)」天童荒太/・「土の記(9)」髙村薫/・「薄情(10)」絲山秋子/・「長流の岬(10)」宮
本輝/・「名誉と恍惚(11)」/松浦寿輝/第48回《新潮新人賞》応募規定◆対談/AとXの対話 中村文則×田中慎弥◆発見
と検証/・幻の占領期雑誌「国際女性」と谷崎潤一郎/石川巧/ジャン=リュック・ゴダール、3、2、1(3)/佐々木敦/ゴア・ヴィ
ダル――三年越しの追悼/川本直/石川啄木(11)/ドナルド・キーン/小林秀雄(21)/大澤信亮/島尾ミホ伝『死の棘』の謎
(25)/梯久美子/地上に星座をつくる 第31回・アルバータ縦断の旅/石川直樹/見えない音、聴こえない絵 第128回・縁
形の家/大竹伸朗◆新潮/・奈良、早春/前田英樹/・死蔵――『批評メディア論』余滴/大澤聡/・世界の革命家よ!孤立
せよ!/岡和田晃/・パリの窓/石川竜一◆本/・『奴隷小説』桐野夏生/虚無の向こう側へ/江南亜美子//・『パノララ』柴崎
友香/終わらない答え合わせ/倉本さおり//・『メモリースティック』九龍ジョー/憂鬱と星座/杉田俊介//・『影媛』高尾長良/
清新な古代の香/日和聡子//・『エッグ/MIWA 21世紀から20世紀を覗く戯曲集』野田秀樹/歴史の天使たち/山城むつみ
/誌名+数字ロゴタイプ>大竹伸朗/写真>横田大輔/表紙デザイン>望月玲子(新潮社装幀室)/目次デザイン>山下武
夫(クラップス)/本文デザイン協力>中島浩
400
目次>◆小説/・「私は以来市蔵と申します」青来有一/・「ジャッカ・ドフニ――海の記憶の物語4」津島佑子/・「三井愛子
の悩み事」玄月◆新訳/・「変身」フランツ・カフカ、多和田葉子・訳/・「カフカを訳してみて」多和田葉子◆掌編/「どりーむ・
きゃっちゃー」瀬戸内寂聴◆対談/日本語と英語の間で 水村美苗×鴻巣友季子◆文芸漫談シーズン4(14)/ナボコフ『ロ
リータ』を読む/奥泉光×いとうせいこう◆ブルノ=アンダーグラウンド?/阿部賢一◆エッセイ/・「流れていく死」井上荒野
/・「拡大するアジアのオルタナティヴスペースのネットワーク」毛利嘉孝/インタビュー 石牟礼道子/書くという「荘厳」/聞
き手・構成/編集部◆ひと/・アレハンドロ・G・イニャリトゥ 聞き手・構成/佐藤友紀/・GOMESS 聞き手・構成/倉本さおり
◆連載/・「あるいは修羅の十億年(4)」古川日出男/・「光のない海(10)」白石一文/・「よはひ(23)」いしいしんじ/・「日本―
―性のタブーのない文化(2)」橋本治/・「追っかけの精神(4)」西江雅之/・「緋の舟――往復書簡(5)」志村ふくみ、若松英
輔/・「竹富島の宇宙(22)」森まゆみ◆「ことの葉つづり(9) ガーベラ」大久保有加◆パレスチナの朝(97) アン/マリアム・タ
マリ◆グラサン便り(10)/ さよならブルートレイン/前野健太◆「ひとすくいの時間(147) おおきな風」小澤征良◆こんな大
人になりました(37)/帰国子女だからではありません/長島有里枝◆カラーグラビア/ こんなことしてていいのか日記 小
野正嗣・編(2)◆プレイヤード/【演劇】『嵐が丘』/ブロンテの言葉を活かし、世界的スタンダードを/沢美也子【美術】スサノ
ヲの到来/金沢百枝【映画】『間奏曲はパリで』/牛に願いを/野崎歓【本】・読書目録/角幡唯介/・『時穴みみか』藤野千夜
/スプーン曲げとキティちゃんと象印賞/浅生ハルミン//・『電車道』磯崎憲一郎/掘り出された経過、掘り出された小説/千
野帽子//・『無銭横町』西村賢太/ユーモアとしての「私小説」/浜崎洋介//・『宰相A』田中慎弥/切迫感のあるディストピア
小説/沼野充義//・『サーカスナイト』よしもとばなな/やみに立ち向かう歌/佐々木敦//・『火花』又吉直樹/阿呆たちの漫
才の凄味/中江有里//・『影媛』高尾長良/「古代」の物語を「現代」の小説として甦らせる/安藤礼二//・『日本文学の大
地』中沢新一/エロスの大地を渉猟する/福嶋亮大//・『元気で大きいアメリカの赤ちゃん』ジュディ・バドニッツ/日常の"安
全地帯"を脅かす物語/豊崎由美/第40回すばる文学賞募集要項/作者紹介/定期購読・バックナンバーのご案内/表紙・
アートディレクション>中村愼太朗/本文イラストレーション>松井一平
資料ID 書籍名
3227 文藝春秋 2013年 4月号
作家名
数量 出版社
1
文藝春秋
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
2013/4/1
492
目次>◆「日本再生(24)ツングースカの謎」立花隆/・「文壇のあった頃」野坂昭如/・「ダイオウイカとの邂逅」窪寺恒己/・
「五十代の試練」谷川浩司/・「勘三郎、まぼろしの『助六』」中村哲郎/・「原爆とモスラと地震――古関裕而再考――」片
山杜秀/・「アメリカに思う」米谷ふみ子/・「身元確認と「足紋」」光眞章/・「バナナの皮」田中慎弥◆日本人へ(119)十字架
を負うということ/塩野七生◆安倍内閣は日本を救えるのか/政官財の抵抗勢力に宣戦布告/本丸は規制緩和だ/竹中平
蔵×三木谷浩史◆IMF専務理事独占インタビュー/日本は第二のギリシャにはならない/「日本人の使命感、公共心に絶
大な信頼を置いています。たぐいまれな国です」クリスティーヌ・ラガルド 取材・構成=近藤甘奈(ジャーナリスト)◆アベノ
ミクス「危険な熱狂」/円安、インフレで景気は回復しない。幻想に惑わされるな/神谷秀樹◆日米同盟復活は本物か/日
本の熱狂に比べなぜか冷ややかなアメリカメディア。この温度差はどこから来るのか/梶隆太郎とチーム・キャピタル◆特
別対談 伝統的社会の叡智に学べ/子育て、体罰、高齢者問題――日本を救うヒントが伝統的社会にある/ジャレド・ダイ
アモンド×福岡伸一◆独占手記/・大津いじめ自殺父闘いの全記録/「殺されたみたいなもの」。すべては一本の電話から
始まった/・「ご遺族が第三者委員会に訴えたこと」尾木直樹◆日本人の不思議な起源/大奥の女性は骨太だった。遺伝
子が見えると歴史が変わる/篠田謙一×斎藤成也×磯田道史◆安倍政権VS習近平、金正恩/森本敏×櫻井よしこ×折
木良一×春名幹男×佐藤優×五味洋治×富坂聰◆防衛大臣が明かす緊迫の最前線/前代未聞のレーダー照射。その
とき自衛官は――。領土防衛の現実を語る/小野寺五典◆羽生結絃 日本男子の誇り/携帯電話も持たず二十四時間ス
ケート生活。「俺は一流になりたい」と語る十八歳の素顔は――/野口美恵◆財津和夫 チューリップ40周年秘話/デ
ビュー直後の分裂、メンバー間の軋みと再結成……。リーダーが語るヒットの裏、人気バンドの歴史/取材・構成/梶山寿
子◆現代日本を理解するために絶対に知っておきたい最新常識62/・「憲法改正」中西輝政/・「アベノミクス」今井敏彦/
・「強靭化バブル」藻谷俊介/・「無派閥派」今井敏彦/・「近畿キッズVSオールド太陽族」今井敏彦/・「<女こども>の政
治」湯浅誠/・「海洋覇権VSリバランシング」春名幹男/・「尖閣専従チーム」山田吉彦/・「大陸棚延長」山田吉彦/・「海底
レアアース」加藤泰浩/・「PM2.5」北村豊/・「中華民族」松本健一/・「ボーイング787」前間孝則/・「シェール革命」小山堅
/・「水素ステーション」北中正宣/・「スカイアクティブエンジン」井上久男/・「メイド・バイ・ジャパン」井上久男/・「リバース・
イノベーション」井上久男/・「男性不況」永濱利廣/・「人口オーナス」小峰隆夫/・「ナマポ」今野晴貴/・「可処分所得デフ
レ」荻原博子/・「プチ減税」荻原博子/・「妊活」白河桃子/・「専業主婦志向の復活」山田昌弘/・「女子(ジョシ)」白河桃子/・
「貧困女子」河合香織/・「中年パラサイト」山田昌弘/・「塩麹」深澤真紀/・「50℃洗い」深澤真紀/・「iPS細胞応用医療」緑
慎也/・「がん対策基本法」村上正泰/・「夫源病」石藏文信/・「六十五歳定年制」荻原博子/・「認知症オレンジプラン」村上
正泰/・「サ高住」田村明孝/・「樹木葬」碑文谷創/・「東大秋入学」松原隆一郎/・「Fランク大学」福島一政/・「スクールカー
スト」古市憲寿/・「ブラック企業」今野晴貴/・「グローバル人材」/森健/・「ネット右翼VS女子高生」安田浩一/・「半グレ集
団」金勲/・「平成の毒婦」河合香織/・「外性器論争」門倉貴史/・「壇蜜現象」辛酸なめ子/・「地球温暖化か寒冷化か」緑
慎也/・「人工光合成」福住俊一/・「五連動地震」鎌田浩毅/・「富士山山体崩壊」鎌田浩毅/・「超巨大噴火」鎌田浩毅/・「I
LC」緑慎也/・「データサイエンティスト」佐々木俊尚/・「スマートウォッチ」佐々木俊尚/・「3Dプリンター」佐々木俊尚/・「五
輪中核競技」生島淳/・「プロ野球日米協定」二宮清純/・「マネーボール理論」小川勝/・「ジュニア化」生島淳/・「なでしこ
現象」松原孝臣/・「旅ラン」生島淳◆二大独占手記/・大鵬夫人/尽くし甲斐のありすぎた人/取材・構成=納谷芳子/・石
川遼/米ツアー挑戦 ただマスターズ優勝を目指して 取材・構成=柳川悠二◆特集 新・歌舞伎座の明日/・「勘三郎さ
ん、團十郎さんはいないけれど」坂田藤十郎/・「團十郎さん、みんなあなたが好きでした」関容子/・遺言インタビュー公開
/市川團十郎/文化あってこその経済です◆東日本大震災三年目の教訓/・地震予知と原発の「全深層」/島崎邦彦×柳
田邦男/・震災孤児241人はいま/泣けなかった子どもの涙、「新しい家族」の絆――/もうすぐ三年目の春がやってくる/森
健/ ・座談会/社会を変えるには~官邸デモの現場から/小熊英二×鈴木孝弥×ミサオ・レッドウルフ×井手実×服部至
道×竹内美保◆天皇家と東宮家「それぞれの会計簿」/使い道で見えてきたご公務への覚悟、考え方の違い/奥野修司
と本誌取材班◆短期集中連載(2)/うつの時代に 小児うつが増えている 娘はうつ病なのか――。私は児童精神科医を
訪ね歩いた。そして知った小児うつの現実/上原善広◆新連載/勁草の人 小説中山素平/高杉良◆この人の月間日記/
「うめきた」から大阪を変える/安藤忠雄◆国民栄誉賞の昭和史(10)/森重久彌/全身を震わせて泣いた日/「家長」になり
たかった男がたどりついた「ライフワーク」/ /鴨下信一◆BOOK倶楽部/・湊かなえ「望郷」/評者/小島慶子/・栗原俊雄
「20世紀遺跡」/評者/高島俊男//・ラジスラフ・フクス、阿部賢一・訳「火葬人」/評者/春日武彦/・中川右介「未完成」/評
者/野崎歓◆今月買った本(133)/旅、生きること/文/平松洋子◆著者は語る(11)/松原始/文/佐久間文子◆ビジネス書
観測(6)/西内啓「統計学が最強の学問である」/文/速水健朗◆古典でしか世界は読めない(38)/「バチカンの世界戦略を
読む」/文/佐藤優/「TTPと参院選」安倍が挑む連立方程式/赤坂太郎/丸の内コンフィデンシャル/霞が関コンフィデン
シャル/新聞エンマ帖◆オヤジとおふくろ/・男の魅力/湯川れい子/・受け止める/乙武洋匡◆スターは楽し(82)/マルチェ
ロ・マストロヤンニ/やつれを醸す普通の顔/芝山幹郎◆昭和のことば(69)/「無」/鴨下信一◆新・養生訓(87)/皆其食すべ
き理あり。/東嶋和子◆悠々山歩き(78)/防寒着/岩崎元郎/考えるパズル//三人の卓子//詰将棋・詰碁//蓋棺録//マガ
ジンラック//広告情報館//ゴルフ//目・耳・口///◆新世界地政学(20)/「最悪のシナリオ」というパラドックス/船橋洋一//
◆人声天語(118)/ 昭和が完全に終わって行く/坪内祐三//◆キャパの世界、世界のキャパ(32)/沢木耕太郎//◆オー
ルド・テロリスト(22)/村上龍//◆三国志(142)/宮城谷昌光//◆グラビア// ・日本の顔(小野二郎)/ ・同級生交歓/ ・中
野京子の名画が語る西洋史(9)/「トロイア戦争」/・東北のてしごとを買いに。/・もう一人の家族(75) ジェームス三木/・名
作×名食(10)(田中康夫)/・小さな大物(宮川彬良)/・文春LOUNGE/三世代で旅に出る/ゴルフ賢人塾/双方にメリットの雇
用制度/短歌/加藤治郎/俳句/土肥あき子/詩/添田馨//グラビアレイアウト/鶴丈二・大久保明子/写真提供/・共同通信
/ ・PANA通信/・朝日新聞社/・読売新聞社/・毎日新聞社/・日刊スポーツ/・アフロ/・アマナイメージズ/・PPS/・産経新
聞社/表紙題「遊春」/松村公嗣/目次カット/なかむら葉子/目次レイアウト/星達也
資料ID 書籍名
3228 文學界 2015年 1月号
3229 文學界 2010年12月号
作家名
数量 出版社
1
1
文藝春秋
文藝春秋
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
1
2015/1/1
2010/12/1
312
目次>◆総力特集 LOVE LETTERS 2015/言葉のプロが技を競った「恋文の手本」/・「桔梗くんへ」川上未映子/・「懐か
しい伯父様へ」桐野夏生/・「心に墓を建てる」俵万智/・「雲に寄せて」髙樹のぶ子/・「ララへ」島田雅彦/・「片桐はいりさん
へ」松尾スズキ/・「ラブレター」西川美和/・「岡村靖幸様」加藤千恵/・「コンビニエンスストア様」村田沙耶香/・「タダノリ君
へ」横尾忠則/・「悲しみのロマンス」姫野カオルコ/・「白鳥に憑かれた王子(クリストファー・マーニー)」松田青子/・「いつか
へのラブレター」よしもとばなな/・「拝啓 日本様」橋本治/・「九條映子へ」寺山修司/・「あなたの仕打ちへの「お返し」」壇
蜜/・「遺言」長塚京三/・山本容子◆新連載/・「スタア誕生」(1)思い出のアルバム 金井美恵子/・オールカラー企画 巻頭
表現(1)ぼくは死なない/最果タヒ◆新年随想/・「達意ということ」古井由吉/・「一歩また一歩」津村節子◆創作/・「サヴァ
ラン夫人」山田詠美/・「鵺」荻野アンナ/・「ウーパールーパー 飼う人Vol.2」柳美里/・「なんのために生きるの」片岡義男
/・「はやくうちに帰りたい」井上荒野/・「履歴の無い女」綿矢りさ/・「無銭横町」西村賢太/・「ノヴァスコシアの雲」長野まゆ
み/・「軽率」中原昌也◆スペシャルインタビュー/文学界に雷鳴を!/阿部和重+伊坂幸太郎/聞き手/佐々木敦◆2015年
の世界を読む/ナショナリズムVSグローバル資本主義/平野啓一郎×萱野稔人◆特別寄稿/憂魂、高倉健/横尾忠則◆
連載/・「プロローグ(8)」円城塔/・「哲学探究――存在と意味――(7)」永井均◆エセー/・「ベトナム戦争と村上春樹のブー
メラン世界」小山鉄郎/・「覚悟へと行き着く眼」柴山桂太◆コラム/・新人小説月評/「あらゆる小説はおもしろい、の壁」阿
部公彦/「文字の上意味の上をば冬の蠅(中村草田男)」福永信/・「も詩も詩(34)神様意外と丁寧ですね・その3」穂村弘/・
「鳥の眼・虫の眼(119)「作家と早生まれ」相馬悠々◆Author's Eyes/・「言葉の賞味期限」いしわたり淳治/・「人生のレシピ
なんてない」松本准平◆文學界図書室/・瀬戸内寂聴『死に支度』/支度は整わない/田中慎弥// ・多和田葉子『献灯使』
/狭間にある灯火/大串尚代//・中原昌也『知的生き方教室』/反復衝動としてのパスティーシュ/日比野啓//・松尾スズキ
『私はテレビに出たかった』/世界を肯定する力技/枡野浩一//・木田元『哲学散歩』/最後の律儀とユーモア/鷲田清一
//・若松英輔『生きる哲学』/震災後の日本語の可能性を拓く/田中和生//・都甲幸治『生き延びるための世界文学 21世
紀の24冊』/響きあう小説たち/佐久間文子◆著者インタビュー/ 『暗黒寓話集』/島田雅彦/文學界新人賞応募規定/執
筆者紹介/次号予告/表紙画/「夏目漱石」柳智之/表紙・本文デザイン/関口聖司/目次レイアウト/井手口智人
328
目次>◆第111回文學界新人賞発表【受賞作】ゴルディータは食べて、寝て、働くだけ/吉井磨弥【選評】・「小説を小説た
らしめるもの」角田光代/・「悔いと椅子」花村萬月/・「また帰ってきてほしい」松浦寿輝/・「よりいっそうの思索を」松浦理
英子/・「迫力と爽快感」吉田修一◆創作/・「してはならないことはジュソだよ」古川日出男/・「かげ踏みあそび」藤野可織
/・「ノミの横ばい」戌井昭人/・「裸婦ペロリ」鶴川健吉/・「しんら教会」高橋順子◆連載小説/・「モンフォーコンの鼠(21)」鹿
島茂/・「武曲(19)」藤沢周/・「路(18)」吉田修一/・「カフカ式練習帳(12)」保坂和志/・「傾国子女(7)」島田雅彦◆評論/・「マ
リオ・バルガス=リョサの人と仕事」田村さと子/・「村上春樹の哲学『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹
インタビュー集1997―2009』をめぐって」都甲幸治◆座談会「10年代の人口で」/没後四十年/2010年の三島由紀夫/横尾
忠則×平野啓一郎×中村文則×田中慎弥◆エセー/・「栄光、凋落、筆圧」津村記久子/・「虐殺地の怪魚」石井光太/・
「夏目漱石と村上春樹」白岩玄◆連載評論/・「凝視の作法(12)夏目漱石のフラクタル」阿部公彦/・「きのこ文学の方へ
(12)毒きのこ殺人事件」飯沢耕太郎/・「ドストエフスキーの予言(19)隙間」佐藤優/・「メガ・クリティック(最終回)掌のなかの
小さな神様」池田雄一◆文學界図書室/・山田詠美『タイニーストーリーズ』/美と倫理を統べるもの/伊藤氏貫//・桐野夏
生『優しいおとな』/「おとなの優しさ」の再配分/酒井信//・角田光代『ツリーハウス』/故郷喪失者の家/榎本正樹//・絲山
秋子『妻の超然』/「超然」への希求とその不可能性/佐々木敦//・ポール・オールスター『オラクル・ナイト』/青いノートブッ
ク/飯野友幸◆著者インタビュー/『パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い』/黒岩比佐子◆コラム/・「カーヴ
の隅の本棚(57)違和感の翻訳」鴻巣友季子/・「ニッポンの名文(85)あきらめない」山口文憲/・「鳥の眼・虫の眼(70)「煮え
湯と軽業」相馬悠々//・新人小説月評/「現実を穿つ言葉」永岡杜人/「バートルビーたちへ」千葉雅也◆Author's Eyes/・
「漢字文化圏の片隅で「あ」そぶ」温又柔/・「豆腐とデニーズ」黒瀬珂瀾/・「緑色のゼリー」合原壮一朗/日本全国文学ガ
イド(11月7日~12月6日)/文學界新人賞応募規定/執筆者紹介/Voice of Animals/三沢厚彦/詩<キリ>/藤原安紀子/
表紙・本文デザイン/関口聖司/目次デザイン/井手口智人/カット/西脇光重
資料ID 書籍名
作家名
数量 出版社
3230 すばる 2014年 1月号
3236 オール讀物 2015年 6月号
3237 新潮 2016年 1月号
集英社
船戸 与一
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
2013/12/6
368
1
文藝春秋
1
2015/6/1
484
1
新潮社
1
2016/12/7
0
目次>◆小説/・「結婚」橋本治/・「ほかの誰よりも最高の気分」川上未映子◆新年掌編競作――二〇〇〇字文学館/・
「赤い靴」瀬戸内寂聴/・「予感」青山七恵/・「あんこ」戌井昭人/・「蕎麦屋奇譚」江國香織/・「realism」円城塔/・「家を出
て」角田光代/・「返事」鹿島田真希/・「しゃぼん玉」川上弘美/・「ひながた早春」黒田夏子/・「ドグマの生成過程」佐藤友
哉/・「かぐや姫はいやな女」椎名誠/・「ニッチ通信配信記事」島田雅彦/・「同級生」高橋源一郎/・「水音」田中慎弥/・「地
下鉄草紙」多和田葉子/・「のぞみ」津村記久子/・「貫多、激怒す――または「或る中年男の独言」西村賢太/・「本泥棒」
藤野千夜/・「あしあと」古川日出男/・「読むなよ」星野智幸/・「リカーショップの夢」堀江敏幸/・「お米を宝石だと言う人」前
田司郎/・「スーパー千代子」万城目学/・「花を刈る」松家仁之/・「ゴール」三崎亜記/・「夢の記述」村上龍/・「余命」村田
沙耶香/・「T感覚」山崎ナオコーラ/・「たのしみでならない」山下澄人/・「ベッドの上の手紙」綿矢りさ◆対談/目撃者の責
任 池澤夏樹×フィリップ・フォレスト◆文芸漫談シーズン4(9) 夏目漱石『こころ』を読む 奥泉光×いとうせいこう◆連続
講義/ササる俳句笑う俳句 第6回句集を読む 堀本裕樹×又吉直樹◆すばるクリティーク/災厄と映像――土本典昭と
「甦り」の映画/杉田俊介◆対談/生を輝かせる滅びの美 髙樹のぶ子×西山繭子◆追悼 秋山駿/「秋山さんへの感謝」
長谷川郁夫◆すばる海外作家シリーズ10/もうひとつの人生で/アリッサ・ヴァルザー/浅井晶子・訳・解説◆ひと/鈴木卓
爾/聞き手・構成/編集部◆エッセイ/・「謎の世界」蓬莱竜太/・「中上健次と私」浜崎洋介◆連載/・「よはひ(9)」いしいしん
じ/・「教団X(20)」中村文則/・「東京零年(22)」赤川次郎/・「鈍色幻視行(25)」恩田陸/・「竹富島の宇宙(6)」森まゆみ/・
「「誤配」された恋人たち(7)」石原千秋/・「犬たちの肖像(8)」四方田犬彦◆となりのロボット(6)自動運転機能付きのクルマ
/岡田美智男◆こんな大人になりました(21)マニフェスタ/長島有里枝◆鏡のまえで(79)/文・写真/青野聰◆パレスチナの
朝(81)/舞台上のディアスポラ/マリアム・タマリ◆ひとすくいの時間(131)タイムスリップ/小澤征良◆カラーグラビア/旅とぎ
りぎりす(13)パリ/管啓次郎◆プレイヤード/【演劇】・『夜更かしの女たち』終着駅で起きる嘘と真実/沢美也子/【美術】・
ターナーの未完作品/金沢百枝【映画】・『鉄くず拾いの物語』鉄くずと原子力発電所/越川芳明/【本】・読書目録/松永美
穂/・大江健三郎『晩年様式集』/生者と死者との希望の響鳴/小森陽一/・保坂和志『未明の闘争』/未来の我々のために
/古谷利裕//・阿部和重『Deluxe Edition』/極限の書/青木淳悟//・中村文則『去年の冬、きみと別れ』/覚悟と行為の果て
の暗黒領域へ/髙橋敏夫//・青山七恵『めぐり糸』/クピドの矢が約すもの/鴻巣友季子//・田中慎弥『燃える家』/この煉
獄に出口はあるのか/香山リカ//・前田司郎『ジ、エクストリーム、スキヤキ』/青春時代との長いお別れ/山内マリコ//・内
田洋子『カテリーナの旅支度イタリア二十の追想』/落着いた大人の目/川本三郎◆ザ☆すばる望遠鏡/アイオワに集う作
家たち/編集部H/第38回すばる文学賞募集要項/作者紹介/定期購読・バックナンバーのご案内/表紙・アートディレク
ション>中村愼太郎//本文イラストレーション>狩野岳朗
目次>◆男の分別学/「肉フェスティバル」は肉爛漫/東海林さだお◆第22回松本清張賞受賞作発表/【選評】石田衣良・
角田光代・北村薫・桜庭一樹・葉室麟/・「ウインドノーツ」額賀澪/・受賞者エッセイ/夢をかなえる力をもらった。/額賀澪◆
歴代受賞者競作/・「汝の父母を敬え」岩井三四二 第10回松本清張賞(平成15年)/・「つまをめとらば」青山文平 第18回
松本清張賞(平成23年)/・「絢爛の女」阿部智里 第19回松本清張賞(平成24年)/・「トコとミコ」山口恵以子 第20回松本
清張賞(平成25年)/・「なめらかな終焉」未須本有生 第21回松本清張賞(平成26年)◆松本清張再読/今なお輝き続ける
名作の魅力/・いま読むべき清張作品/阿刀田高/・永遠の灯台/森村誠一◆清張地獄へようこそ/みうらじゅん×岩井志
麻子/怖くて妖しい作品の魔力を縦横無尽に語りつくす/・清張ドラマに見る魔性の女たち/春日太一◆南伸坊の今月の
人(78)松本清張 唇の人/南伸坊◆巻頭グラビア/ 松本清張写真館◆温泉のひみつ/松本清張ゆかりの温泉/山崎まゆ
み◆珠玉の短篇小説館/・「月夜の蟹 髪結い伊三次捕物余話」宇江佐真理/・「Loveletterの降る夜に」あさのあつこ/・
「半化粧」朝井まかて/・「ピクニック」田口ランディ/・「紙おむつを買う男」石持浅海/・「千夜と一夜の物語」仁木英之/・「H
ERO」坂井希久子/・「凄腕」永瀬隼介/・「サロメ(2)」原田マハ/・「飛鳥Ⅱ着岸セズ(2)」西村京太郎/・「防諜捜査」今野敏
/・「お伊勢まいり 新・御宿かわせみ」平岩弓枝◆追悼 船戸与一/・「思い出すことなど」志水辰夫/・「筋金入りの反権
力」西木正明/・「風の夜話 幕末剣豪列伝(3)」津本陽◆連載&エッセイ/・「この人のいまの味(27)平松洋子」服部文祥/・
「中野京子の名画対決(19)我が子を拝む」中野京子◆ブックトーク/・『樹海』/悲惨な人生の意外な結末/鈴木光司/・『私
と、妻と、妻の犬』/犬と人間との濃密な関係/杉山隆男/・『鷹ノ目』/戦国時代を生きる人々のリアル/犬飼六岐◆妙齢お
ねいさん道(90)/伊藤理佐◆偏愛読書館/読めなくなったクリスティー/星川桂◆ちょっといい話/高田実彦◆江戸春画考
(13)/性は聖か/永井義男◆新刊インタビュー/『中島ハルコの恋愛相談室)刊行記念!/人生は“きれいごと”では生きら
れない/林真理子◆グラビア/第2回高校生直木賞決定!◆島清恋愛文学賞受賞記念対談/村山由佳×島本理生 性愛
を描くという挑戦/・彼方の楽園/宮部みゆき◆佐藤康光九段の緻密流将棋日記/名人戦開幕/短歌/武田弘之/俳句/高
橋睦郎/松本清張賞募集/オール讀物新人賞募集/バックナンバー/オール談話室◆おしまいのページで/店じまいの時
期/曽野綾子/蓬田やすひろ「やさしい光」・表紙絵>野中深雪・表紙デザイン>いとう瞳・目次絵>安納崇佳・目次デザイ
ン
創作特集>想像力の新しいパースペクティブ/・「手のひらの京(みやこ)」綿矢りさ/・「TIMELESS」朝吹真理子/・「双塔」
上田岳弘/・「<ゲンジ物語>の作者、<マツダイラ・サダノブ>」円城塔/・「名犬」小山田浩子/・「短冊流し」高橋弘希/・
「文化」滝口悠生/・「死体」田中慎弥/・「ネグリジェと世界美術大全集」藤野可織/・「率直に言って覚えていないのだ、あ
の晩、実際に自殺をしたのかどうか」山下澄人/創作>・「胡同(フートン)のジャスミン」金井美恵子/・「リヒャルト・ワーグ
ナー通り」多和田葉子/・「批評の魂」前田英樹/特別原稿>・「メルヴィルとクウェスト、それにピンチョン」池澤夏樹/・「宗
澤萊(ソンヅーライ)――台湾の黙示録作家」四方田犬彦/・「神話的秩序の切れ間から」山城むつみ/・「虚構外存在の哀
しみ――筒井康隆『モナドの領域』論」佐々木敦/・「無垢と経験のはざまで――川上未映子『あこがれ』論」中条省平/本
>・星野智幸『呪文』<想田和弘/・瀬戸内寂聴『わかれ』<中上 紀/・森田真生『数学する身体』<三浦雅士/・加藤典洋
『戦後入門』<吉川浩満/・松浦寿輝『黄昏客思』<鷲田清一/連載小説>・「岩場の上から(2)」黒川創/・「籠の鸚鵡(5)」
辻原登/・「光の犬(5)」松家仁之/・「土の記(12)」髙村薫/・「荒れ野にて(12)」重松清/・「長流の畔(17)」宮本輝/・「名誉
と恍惚(18)」松浦寿輝/第48回新潮新人賞応募規定
資料ID 書籍名
作家名
3238 文學界 2016年 1月号
3239 非合法員
数量 出版社
1
船戸 与一
1
講談社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
表紙画>柳智之「与謝野晶子」/表紙・本文デザイン>関口聖司/目次レイアウト>井手口智人//特集>肉筆の美学 一
年の計は書にあり/吉永小百合/俵万智/筒井康隆/荒木経惟/柄谷行人/束芋/紫舟/角川春樹・島田雅彦/田中慎弥/篠
原勝之/会田誠/赤松陽構造/金子兜太/小熊英二/吉本ばなな/平野甲賀/菊地成孔/黒田夏子/山本容子/藤田貴大/
松岡正剛/華雪/麿赤兒/大竹伸郎//評論>/「ことのは」の生成/――書くのは億劫だが貰うのは嬉しいということ/石川
九楊//創作>/・ままならないから私とあなた/朝井リョウ/・ラジオ放送局の謎あるいはなぜ/ 押し入れの中はこれほど
心が安らぐのか/松浦寿輝/・終われなかった夜の彼方で/西村賢太/・白竜/長嶋有/・履歴のない妹/綿矢りさ/・かがや
き/馳平啓樹//新連載評論>/ムラカミ・ゲンザブロウ――日本的エゴの文学/佐々木敦//講演録>高橋睦郎/「在りし、
1
2016/1/1
328
在らまほしかりし三島由紀夫」//巻頭表現>文月悠光 転生//連載>/・潮音 第9回/宮本輝/・スーベニア 第2回/しま
おまほ/・雌伏三十年 第8回/槙田雄司/・美しい花 小林秀雄 第12回/若松英輔//エセー>/・犬の遠吠え/早川義夫/・
私の中の特別な小説/山下紘加/・「ヘタレ」と「エレガンス」/中里周子//Author's Eyes>/・距離を超える記憶/加藤翼/・2
つの映画館/菊地健雄//コラム>/・墓参記 第11回/山崎ナオコーラ/・若き藝能者たち 第4回/九龍ジョー/・モテ読書
第9回/犬山紙子/・味な小説 第10回/トミヤマユキコ/・新人小説月評/小澤英実/・藤田直哉/・鳥の眼・虫の眼/相馬
悠々//文學界図書室>/・川上未映子『あこがれ』/藤井光/・吉本ばなな『ふなふな舟橋』/加藤千恵/・綿矢りさ『ウォー
ク・イン・クローゼット』/暁方ミセイ/・村上春樹『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』/鈴村和成//文學
界新人賞応募規定/執筆者紹介/次号予告
「船戸与一」のデビュー作。裏表紙の見返しに「船戸与一」の印が押してある。船戸氏は当時フリーのルポライターをし
ており、「くいぶちのために書いていた雑誌のルポが注目されて小説の注文がきた。慌てて友人に相談し、貸してくれた
ハードボイルドの傑作10冊を読んで書いた」とのちに明かしている(平成6年11月12日 朝日新聞夕刊)。表題の「非合法
員(イリーガル)」とは、情報組織に雇われて破壊工作に携わる特殊な技術者を指している。舞台はメキシコ、アメリカ。あ
1
1979/3/13
248
らすじ>CIAを通じ、メキシコ情報局からの依頼を受けた日本人の非合法員・神代は、仲間と共に任務を完了した。しかし
仲間の1人が報酬を持って逃走し、さらに正体不明の組織からも命を狙われるようになった神代は、情報を集めるために
アメリカに戻る。しかし取り巻く事態を好転するための糸口はなかった。アメリカを中心にした激動の情報戦線の舞台裏を
描く、「船戸与一」初の長編小説。
3240 猛き箱舟(上)
船戸 与一
1
集英社
1
1987/4/25
308
第6回日本冒険小説協会大賞受賞作。舞台は日本、マグレブ地方(エジプトからリビア、チュニジア、アルジェリアを経てモ
ロッコにいたる北アフリカ諸地域一帯の総称)。あらすじ>危険な臭いに憧れ、曖昧に壮大な夢と若さゆえの勢いに任せ
て生きてきた若者は、日本の「海外進出企業の守護神」と呼ばれる男の下で働き、人として「一級」になりたいという願いを
叶えるため、小細工を弄した。それらはすべて見抜かれていたものの、「守護神」の下で働きたいという若者の願いは叶え
られ、彼の指揮の下、非合法に日本企業を守るための戦いが始まった。しかし非情にも、若者は捨てられる。そこから先
に待っていたのは、死がつきまとう精神的苦痛の日々だった。裏切られたと知った若者は徐々に変貌を遂げ、怒りと哀し
みを強さと執念に換え、地獄からの生還を果たす。そこから始まる、怒濤の復讐劇。
3241 猛き箱舟(下)
船戸 与一
1
集英社
1
1987/4/25
374
第62回日本冒険小説協会大賞受賞作品
3243 トークセッション 諸士乱想
船戸 与一
1
徳間書店
383
あらすじ>麻布の名家に生まれながら、それぞれに異なる生き方を選んだ敷島四兄弟。奉天日本領事館の参事官を務
める長男・太郎。日本捨てて満蒙の地で馬賊の長となった次郎。奉天独立守備隊員として愛国心ゆえに関東軍の参謀に
関わってゆく三郎。学生という立場に甘んじながら無政府主義に傾倒していく四郎。ふくれあがった欲望は四兄弟のみな
らず日本を、そして世界を巻き込んでいく。(『風の払暁』帯より)目次>慶応四年八月/風の払暁/第一章 燃えあがる大
地/第二章 暗雲流れて/第三章 地を這いずる野火/第四章 夜の哭声
414
初出>2005年7月14日~2006年9月14日号の「週刊新潮」に掲載された「満州国演義・霊南坂の人びと」に大幅な加筆・
修正を加えたもの。あらすじ>軍部の暴走をめぐり対立する太郎と三郎。ながされるままに謀略馬賊として軍に協力する
ことになった次郎。自分の犯した罪のため上海に潜伏する四郎。四兄弟の苦悩をあざ笑うかのように、満州、そして上海
で戦火が炸裂する。『事変の夜』帯より)目次>第一章 陽光のなかの幻影/第二章 底冷えの季節/第三章 陽炎の夏/
第四章 九月の爆裂/第五章 濁流さらに激しく/第六章 雪風熄まず/後記
417
あらすじ>国際世論を押し切り、新京を国都とするする満州国が建国された。関東軍に反目しながらも国家建設にのめり
こんでゆく外務官僚の太郎。腹心の部下だった少年と敵対することとなった馬賊の次郎。「憲兵隊の花形」と称されながら
殺した人間たちの亡霊に悩まされ続ける三郎。ついに敷島四兄弟は満州の地に集うが、満州をめぐる人々の欲望はます
ます膨れあがり、少しずつ常軌を逸していく。四兄弟の視点で描かれる、満州全史。(『群狼の舞』帯より)目次>第一章
北の残光/第二章 黄色い宴のあと/第三章 炎立ちつづき/第四章 氷点下の町/第五章 凍える銃弾
223
船戸与一が手がけた初の訳本。ダシール・ハメットがこの作品を世に出したのは昭和8年(1933)のこと。タフで非情な人
物を主人公に据えて世界を描き出す「ハードボイルド小説」を確立したアメリカの推理作家として知られている。あらすじ
>成金に引き取られた美しい女性は、隙を見てそこから逃げ出したが、怪我をし、助けを求めて逃げ込んだ先で、すぐに
追っ手に見つかってしまう。しかしそこで出会った男は、彼女を成金の手から救うべく、持てる伝手を使って一緒に逃げ出
した。当時のアメリカとヨーロッパの情勢が、この作品に登場する男女の関係と重ねられると説く船戸氏の解説も巻末に
収められている。
3244 満州国演義1 風の払暁
3245 満州国演義2 事変の夜
船戸 与一
船戸 与一
1
1
1994/6/10
新潮社
新潮社
2007/4/20
1
2007/4/20
3246 満州国演義3 群狼の舞
船戸 与一
1
新潮社
1
2007/12/20
3247 Bandeira
船戸 与一/長沢
克泰
1
集英社
1
1988/12/24
3248 闇の中から来た女
船戸 与一/ダ
シール・ハメット
1
集英社
1
1991/4/25
資料ID 書籍名
3249
作家名
叛アメリカ史 -隔離区からの風の
豊浦 志朗
証言
3251 満州国演義5 灰塵の暦
船戸 与一
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1
ブロンズ社
1
1977/11/25
375
1
新潮社
1
2009/1/30
469
著者の「豊浦志朗」とは、冒険小説家として活躍する作家「船戸与一」のこと。「船戸与一」の名前で作品を出す以前、ル
ポライターとして活躍していた時期に上梓された。見開きには註釈があり「この拙文は布川徹郎のドキュメンタリー映画
『bastard in the border 幻の混民族共和国』に併走するものである。すなわち、その企画・取材・撮影・編集・上映の過程
で書かれた」とこの作品が生まれた背景を明かしている。「叛史」とは「正史」の対極にある概念であるとし、「正史が設定
した座標軸(プログラム)そのものをぶち壊すことを目的とした迎撃と侵攻のヴェクトルである」と定義づけている。目次>
序――叛史のために/赤人の国家と戦争と/硝煙のパイン・リッジ居留区(リザベーション)から/補記1 クレージー・ホー
ス=アミニズムの英雄・ロマン・幽境の煽動者/補記2 ジェロニモ=つむじ風のフォルクローレ/ブラック・パワーの高揚と
衰弱/エルドリッジ・クリーヴァーの転向に関する試論/補記1 黒の山岳派、トゥサン・ルゥヴェルテュールからナット・ター
ナーへ/(奴隷蜂起における宗教の役割について)/補記2 モハメッド・アリの断片/シンボリズムの生態抄/チカーノ=混
血(メスティーソ)の回帰点/E・サバタの息子たち/海に棄てられたジャップの役割/市民ケーンの怖るべき敵/補記1 マン
ザナーの亀裂/太平洋を越えた馬賊と共産党の合衆国兵士/補記2 玉城洋一郎の静かなる生涯/ヴェトナム難民の明日
の選択/むかしの飼い犬の牙のブルース/帝国主義の衰弱および再生過程における新・隔離収容論/見えざる魂の圧殺
体制について/版アメリカ史年表/参考文献・引用文献一覧/あとがき/船戸与一/解説 描き出される帝国主義の一断面/
平岡正明
あらすじ>満州事変から6年。理想を捨てた太郎は満州国国務院で地位を固め、憲兵隊で活躍する三郎は待望の長男を
得、記者となった四郎は初の戦場取材に臨む。そして、特務機関の下で働く次郎を悲劇が襲った。四兄弟が人生の岐路
に立つとき、満州国の命運を大きく揺るがす事件が起こる。読者を「南京事件」へと誘う第5巻。 (『灰塵の暦』帯より)目次
>第一章 真夏の夜鴉/第二章 枯骨の盆地/第三章 ふたつの兵変/第四章 嵐の前夜/第五章 北支の硝煙/第六章
戦火、南へ
3252 船戸与一と叛史のクロニクル
小田 光雄
1
青弓社
1
1997/7/30
252
一冊すべてが「船戸与一」論。船戸与一が本名である「原田健司」として出した最初の共著作『アラスカ・エスキモー』、ル
ポライターとして活躍していた時期に出された「豊浦志朗」名義の作品、また、「外浦吾朗」の名で漫画の原作者をつとめ
て世に出された作品を紹介するなど、「船戸与一」誕生以前から「船戸与一」誕生10年までの作品を網羅し、その世界に
ついての詳細を解説している。装画>片山利弘/装丁>鈴木尭+田中朋美(タウハウス)目次>『非合法員』の衝撃/豊
浦志朗の方へ/漫画原作者・外浦吾朗/原田健司の原風景/船戸与一とその時代/ダシールハメットとの出会い/短編集
『祖国よ友よ』のキャラクター/『群狼の島』と『夜のオデッセイア』の明るさ/『蛮族ども』と『血と夢』の複数の話者/<叛ラテ
ンアメリカ史>としての南米三部作/――『山猫の夏』『神話の果て』『伝説なき地』/『猛き箱舟』の愛と復讐/『炎 流れる
彼方』のファミリー・ロマンス/沸騰点としての『砂のクロニクル』/あとがき
3253 落日の死影
船戸 与一
1
小学館
1
2011/3/2
193
1976年、小学館が発行する雑誌「ビッグコミック」に発表された、ゴルゴ13シリーズ「落日の死影」<脚本協力/外浦吾郞
(船戸与一のこと)>をもとに小説化したもの。/原案はさいとう・たかを。
3254 鬼畜の宴
船戸 与一
1
小学館
1
2011/3/30
195
1978年、小学館が発行する雑誌「ビッグコミック」に発表されたゴルゴ13シリーズ「鬼畜の宴」<脚本協力/外浦吾郞(船
戸与一のこと)>をもとに小説化したもの。原案さいとう・たかを
3255 おろしや間諜伝説
船戸 与一
1
小学館
1
2011/4/30
204
3256 満州国演義6 大地の牙
船戸 与一
1
新潮社
1
2011/4/30
425
3257 満州国演義4 炎の回廊
船戸 与一
1
新潮社
1
2008/6/20
1977~78年、小学館が発行する雑誌「ビッグコミック」に発表されたゴルゴ13シリーズ「おろしや間諜伝説」<脚本協力/外
浦吾郞(船戸与一のこと)>をもとに小説家したものです。
あらすじ>昭和13年、日中戦争が泥沼化する中、極東ソ連軍が南下。石原莞爾の夢が破れ、甘粕正彦が暗躍する満州
に、大国の脅威が立ちはだかる。「大戦前夜」の満州を描く書き下ろし。形骸と化した理想郷では、誰もが何かを失ってい
く。ある者は志を、または情を、あるいは熱意を、そして反抗心を。虚無と栄華が入り混じる満州に、圧倒的な力を持つ北
の大国が襲いかかる。「ノモンハン事件」の真実を描く第6巻。(『大地の牙』帯より)目次>第一章 再会への夜/第二章
北東の砲声/第三章 河畔の影/第四章 血塗られた高原/第五章 雪原の死
460
あらすじ>脅威を増す抗日連軍、天皇機関説に揺れる帝都、虎視眈々と利を狙う欧米諸国――満州国の混沌が加速す
るなか、外務官・馬賊・憲兵大尉・武装移民と、別々の道を歩んだはずの敷島四兄弟の運命も重なり、そして捩れてゆく。
二・二六事件に揺れる満州を描く第4巻。(『炎の回廊』帯より)目次>第一章 被弾した明日/第二章 捩じれゆく大地/第
三章 血溜まりの宿/第四章 抗日の風と波/第五章 帝都の戒厳令
3258 満州国演義7 雷の波濤
船戸 与一
1
新潮社
1
2012/6/20
477
作品概要>昭和16年。ナチス・ドイツによるソビエト連邦奇襲攻撃作戦が実施された。ドイツに呼応して日本開戦に踏み
切るか、南進論を中断させて開戦を回避するか……敷島四兄弟が岐路に立つ皇国に見たものとは。(『雷の波濤』帯よ
り)目次>第一章 戦雲なびく彼方/第二章 歩み寄って来る跫音/第三章 漂流の行方/第四章 発熱する午後/第五章
深夜疾風のごとく
3259 満州国演義8 南冥の雫
船戸 与一
1
新潮社
1
2013/12/20
427
「ミッドウェー海戦」から「インパール作戦」までを描く。書き下ろし。目次>第一章 戦捷の名残り/第二章 湧きあがる黒
雲/第三章 暑い漂流の夜/第四章 地鳴りと樹々の騒ぎ/第五章 虫葬の大地
3260 満州国演義9 残夢の骸
船戸 与一
1
新潮社
1
2015/2/20
472
「満州国演義」シリーズの最終巻。
3261 波 2015年 3月号
新潮社
1
新潮社
1
2015/2/27
128
表紙 船戸与一「満州国演義」直筆原稿の束。船戸与一「満州国演義」シリーズ完結/・<正史>と<叛史>をつむぐ、す
さまじい力業/井家上隆幸/・全巻内容紹介/・編集室だより(船戸与一の直筆原稿について言及)/田中慎弥「宰相A」評
論2作/・宰相Aって、あの宰相Aのこと?/齋藤美奈子/・全体主義的国家のグロテスクな寓話/越川芳明
1
朝日新聞社
1
1968/2/29
206
著者の一人「原田建司」はのちの船戸与一。早稲田大学在学中、原田は探検部に所属していた。昭和40年(1965)12月
初旬から翌41年の4月中旬、越冬のためウェールズに滞在していた。そのときのルポルタージュ。
1
徳間書店
1
1994/5/20
222
船戸与一原作『夜のオデッセイア』が漫画化されたもの。
3284 『アラスカ・エスキモー』
3285 夜のオデッセイア 下
原田 建司/佐藤
政信/小島 臣平
船戸 与一/鬼窪
浩久
資料ID 書籍名
3286 棋翁戦てんまつ記
作家名
船戸 与一/逢坂
剛/大沢 在昌/
志水 辰夫/夢枕
獏/北方 謙三/
宮部 みゆき/黒
川 博行
数量 出版社
1
集英社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
事の発端は飲んだ席で船戸与一と逢坂剛が、相撲で勝負をつけるという話が元々だった。しかし「気持ちは十代でも身体
は正直に五十代」である彼らを周囲が止め、井の頭公園で将棋での勝負を付けることに。作家たちが繰り広げる面白くも
おかしい文壇将棋タイトル「棋翁」戦の顛末記(日本将棋連盟のタイトルとは全く関係がありません)。この作品は文芸誌
『小説すばる』に1992年8月号~1994年9月号に連載されたものに、「相撲を見に行く」(『小説すばる』1992年3月号)、「懲
りない人々」(『将棋世界』1993年4月号)、「必殺太閤おろしのこと」(『小説non』1993年6月号)、「でかい声で笑う男」(『ビッ
グコミック』1993年5月25日号)、「挑戦・一人対三人がかり」(『オール讀物』1994年3月号「米長名人に三面指しで挑む」改
題)を加えて、1冊としたもの。//目次>/序の戦 筆戦・相撲を見に行く/・面白うてやがて悲しき/志水辰夫/・相撲今昔/
逢坂剛/・大江戸相撲乱想酒気/船戸与一//一の戦 誕生・井の頭公園/船戸与一VS.逢坂剛 観戦記・志水辰夫//挑戦
状/夢枕獏/請書/逢坂剛/棋王戦を予想する そしてみんないなくなれ/志水辰夫//二の戦 壮絶・新宿、空中戦/逢坂剛
VS.夢枕獏 観戦記・船戸与一//挑戦状/船戸与一/懲りない人々/志水辰夫/受諾状/夢枕獏/友よ、駒を捨てよ/北方謙
三//三の戦 秘打・太閤おろし/夢枕獏VS.船戸与一 観戦記・逢坂剛//必殺太閤おろしのこと/夢枕獏/余はいかにして
1
1995/3/31
286
棋翁となりし乎/船戸与一/でかい声で笑う男/夢枕獏/わが友船戸へ 棋翁位の返上を勧告する/志水辰夫/挑戦状受諾
状/棋翁・船戸与一/御敵、船戸与一様/宮部みゆき/二十世紀文壇秘話その二 その後の棋翁たち/大沢在昌//四の戦
神域・昼下がりの対決/船戸与一VS.志水辰夫 観戦記・夢枕獏/棋翁戦・挑戦督促状 逢坂剛右衛門、参れ。袈裟がけで
斬り棄てて見せる!/船戸与一/謙虚なる挑戦状/逢坂剛/棋翁戦予想!船戸棋翁、防衛大ピンチ/黒川博行//五の戦
血煙・銀座八丁目/船戸与一VS.逢坂剛 観戦記・黒川博行//番外の戦 棋翁・一人対三人がかり/米長邦雄VS.逢坂剛・
船戸与一、志水辰夫//名人に「待った」をさせた(?!)噂の真相/逢坂剛/ご指導を受けた幸せを噛みしめて/船戸与一/将
棋に恨みが数々あって/志水辰夫/棋翁の座は如何にして鍛えられたか/逢坂剛/挑戦状 なにがなんでも棋翁位を簒奪
してチャンピオンベルトの箱根越えを実現したいねんの記/黒川博行/棋翁戦を予想する どうでもいい。それより大沢在
昌よ!/船戸与一//六の戦 決戦・たそがれの銀座/逢坂剛VS.黒川博行 観戦記・志水辰夫/大沢在昌/必殺仕置状 黒
川博行よ、通天閣に死ね!/船戸与一/必殺受諾状 好っきやねん大阪 通天閣にかわって成敗いたす!/黒川博行/棋
翁戦予想 棋翁位最終戦に捧げる弔辞/志水辰夫//終の戦 仰天・トランプ将棋/黒川博行VS.船戸与一 観戦記・逢坂
剛
3287 小説すばる 2002年4月号
船戸 与一
1
集英社
1
2002/4/1
508
目次>・グラビア 大沢在昌を殴れ/・影絵の騎士/大沢在昌/対談>ピースを外せ!!/本宮ひろ志×大沢在昌/・「鵟(のす
り)の巣」逢坂 剛/・「ロシアン・ルーレット」山田正紀/・「囚人のジレンマ」横山秀夫/・「孤独な狩人」久間十義/・「約束」五
條 瑛/・「貘」姫野カオルコ/・「MOMENT」本多孝好/・「ナメクジは嘆く」倉阪鬼一郎/・「六根清浄」宇江佐真理/・「本朝柳
斎志異」小林恭二/・「喜びの流刑地」岩井志麻子/・「水滸伝」北方謙三/・「闇の左大臣」黒岩重吾/・「水底の森」柴田よし
き/・「完四郎広目手控Ⅲ」高橋克彦/・「こどもの一生」中島らも/・「僕を巡る女たち」藤田宜永/・「総統の子ら」皆川博子
/・「夏雲あがれ」宮本昌孝/・「二日間で4人の女とセックスする方法」村上 龍/・「ちいさな光の場所」古川日出男/・「借り
た明日」佐々木謙/・「一場の夢」西木正明/・インドネシア・アンボン島ルポルタージュ/「亡霊たちの島」/船戸与一
3289 神話の果て
船戸 与一/鬼窪
浩久
1
集英社
1
1993/1/24
221
船戸与一の同名の小説が漫画化されたもの。
3290 ミステリマガジン 2015年11月号
船戸 与一
1
早川書房
1
2015/11/1
320
3291 ジャーロ №53
船戸 与一
1
光文社
1
2015/3/25
454
3294 毛利秀元拾遺譚―元就の再来―
田中 洋一
2
三和印刷社
1
2016/3/26
134
船戸与一の絶筆「稲妻の秋」掲載誌。○書き下ろし特別短編「稲妻の秋」/○ロングインタビュー インタビュアー/伊家上
隆幸/「もう善悪論で言ってもしょうがない時代に来てる」/○船戸与一 作品リスト
資料ID 書籍名
3298 下関の民俗知識
3299 門波
3300 初心者のための作歌技法
作家名
中西 輝磨
中西 輝磨
中西 輝磨
数量 出版社
1
瞬報社写真印刷
会社
1 群炎短歌会
1 群炎短歌会
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1983/12/1
2005/6/20
1977/11/1
149
目次>◆まえがき◆一 しつけ 作法 鍛錬 伝授/1 家庭生活に関するもの/2 社会生活に関するもの/3 職業生活に
関するもの◆二 医療/1 民間治療法/・てんかん/・中 風/・頭 痛/・眼 病/・鳥 目/・めいぼ/・耳だれ/・鼻 血/・鼻づ
まり/・歯 痛/・魚の骨が喉にささったとき/・乳のこわり/・乳の出の悪いとき/・ぜんそく/・咳・百日ぜき/・風 邪/・解 熱
/・仏風邪/・シャックリ/・心臓病/・肺 炎/・肺結核/・肋膜炎/・心臓・血圧/・復 痛/・腹膜炎のはれ/・腸 病/・黄だん/・
下 痢/・食中毒/・胃腸病/・じん臓病/・盲腸炎/・痔 疾/・かっけ/・腰 痛/・神経痛/・切り傷/・打ち身/・ねんざ/・トゲ刺
し/・針を踏んだとき/・打ちコブ/・マムシのかまれたとき/・オコゼに刺されたとき/・ハチ・毒虫に刺されたとき/・ムカデに刺
されたとき/・指のさかむけ/・寝小便/・ハシカ/・子供のひきつけ/・赤子の体毒下し/・ハゼまけ/・ホロセ/・イボ/・シモヤケ
/・そこまめ/・腫れもの/・水ぼうそう/・ひょうそ/・オデキの吸い出し/・あせも/・わきが/・インキン・タムシ/・トビヒ/・水虫/・
火傷/・カンノムシ/・小便の出の悪いとき/・婦人病/・フグの中毒/2 民間施療者/3 助産/4 湯治/ 5 保健・予防・薬品
/6 呪的療法/・幼児の夜泣き/・子供のきんたまのはれ/・子供の疳・虫切り/・子供の打ち身/・子供の歯ぎしり/・イノネ/・
目イボ/・歯痛/・イボトリ/・たむし/・眼病/・シャックリ/・抜け歯/・シビレ/・ヒキツケ/・狐つき/・テンカン/・便通どめ/・ムカ
デに刺されたとき/・風邪/・百日咳/・スダオレ/・仏風邪/・目にゴミが入ったとき/・悪夢に襲われたとき/・朝起きたいとき
目が覚める法/・家出人の足止め/・ハゼまけ/・婦人病/・子授け/・魚の骨がノドに刺さったとき/・一般の病気/・ソロウ手
/7 家畜医療(病名・薬剤・保健治療・習俗)◆三 うらない まじない 禁忌/1 雲海院/2 うらない/・吉田の神様の動座
/・清末の疫病よけ神/・王司のうらない祭事/・王司員光八幡宮土用祭と風鎮祭/・王司の地神祭とお日待/・蓋井島の三
日金神とタクシャ神/3 まじない/4 船玉様/5 のろい/6 雨乞い/7 コックリさん/8 ラブ様/9 口さけ女/10 禁忌など一
般に共通したもの◆四 気象(転機予知法)◆五 物の基準/1 仕事量の計り方/2 力石/3 時間・道のりの基準/4 質
(感覚による)の基準◆六 その他/1 植物の言い伝え/2 特殊な習慣/・尻からげの盃/・鍋かるい◆七 人生儀礼/1
妊娠から出産まで/・帯祝/・妊娠中の禁忌/・安産祈願と禁忌/・出産/・出産の場所/・産の方法/・後産/・その他/2 出産
後から七五三まで/・授乳までの儀礼/・エクボメシ/・七日目までの行事/・禁忌・別火など/・お宝もらい/・百日参り/・初正
月・初節供・初誕生/・ヒモハナシと七五三/・生育期の禁忌/3 結婚前までの儀式/・初潮祝/・若者入り/4 婚姻/・婚姻の
方法/・縁組み/・婚姻のとり決め/・結納とシュウトイリ/・仲人/・婚礼/・出立ち/・中宿/・嫁迎え・入家/・婚礼の座順/・式
/・婚礼の日数/・里帰り/・結婚年齢/・離婚・再婚/・独身者/5 厄年と年祝/・厄年/・年祝い/6 葬制と墓制/(1)死から入
棺まで/・死者の処置/・葬式準備/・死の通知/・湯灌/・棺桶作り/・通夜/・料理/・入棺/(2)出棺から埋葬まで/・墓堀り/・
出棺/・野辺送り/・土葬・火葬/・子供の死/・忌明け・年祭り/・墓標◆随想/・彫り違えた庚申塚/・ノボリ舞い/・鵜のとり
204
目次>◆二〇〇一年(平成一三年)/・島/・海 峡/・花/・流星雨(りゅうせいう)/・春/・夏より秋/・父 母/・海/・旅つれづ
れ/・鴎/・冬◆二〇〇二年(平成十四年)/・屋久島/・蕨(わらび)/・浜昼顔/・芳一の耳/・御裳川(みもすそがわ)/・原爆
忌/・街路樹/・夕 波/・夢 殿◆二〇〇三年(平成十五年)/・干 潟/・山 桜/・平尾台/・母/・巌流島(古名・舟島)/・渦
潮/・竹/・日本列島/・歩 む/・早鞆の瀬戸◆二〇〇四年/・牡 丹/・波止場/・奄美(あまみ)大島/・灯 台/・蝉/・関門海
峡/・父/・白 萩/・月の輪/・風 花◆あとがき◆著者略歴◆年 譜
291
目次>◆第一部 ―短歌を作る要領―/・短歌の上達法/・いつ、どこで、何が(誰が)、どうした/・一句に一つの意味を盛
れ/・季節や自然現象を言う/・言葉のバランス(虚語と実語)を考える/・歌は瞬間把握が鉄則/・何が詩か/・常識でない
歌を/・歌は二つのものを関係付けて詠む/・一首の中に多くのことを言わない/・歌は自分の言葉で、決まり文句を使わな
い/・話がつきすぎないように/・気分的な言葉は使わない/・歌を切る/・短歌に適しない内容の歌/・歌は説明するものに
あらず/・歌のどの時点を詠むか/・言葉に工夫を/・歌は言い終わる/・歌はすべてを言わない/・歌はバランスが大事/・助
詞「か」の使い方の要領◆第二部 ―作歌の基本―/・句切れ(一句切れ・二句切れ・三句切れ・四句切れ・倒置法)/・模
倣について/・主点は一つ/・俗を排す/・動く句/・「如き」に代る言葉/・予備知識/・「隔てる」の歌/・上句を大きく下句を小
さく詠む/・歌の鑑賞の基本/・歌の解釈の基本/・読者に答えを/・死者の声/・カラスの歌/・イチロー選手に学ぶ/・語感に
ついて/・作歌用法二つ/・「しし」と「せし」について/・朝市のうた/・「なく・に」の歌/・漢字の組合せ遊び/・脇役を詠む/・ス
ランプからの脱出/・修辞的誇張について/・「日」か「陽」か/・緊張心の持続/・助動詞「り」の誤用◆第三部 ―小歌論―
/・二つのセンス/・直感で捉えるもの/・佐藤佐太郎の字余りの歌について/・川田順の選歌・選評/・戦争のうた/・中東湾
岸戦争のうた/・飲食のうた/・色彩のうた/・常識を拒否した歌人/・短歌かるた◆第四部 ―添削教室―/・古語の使用/・
今、現在を詠む/ ・定型を守る/・ナマな言葉/・歌は文章が基本/・一瞬間一断片/・いつ、どこでを省く/・一字の効果/・内
容を具体的に/・主点はどこか/・言葉は確かに/・歌に不安感を/・言いたいことは抑えて/・歌にリズムを/・二つのものを
とり合わせる/・句に独立性を/・主点に重心を/・作爲が目立つ他動詞/・上句と下句をつなぐ/・動く言葉/・初句は軽く/・
句割れを禁ず/・自然を詠もう◆第五部 ―水の生きもののうた―/・フ グ 冬の夜の味覚の王様/・タ イ―王者も中国で
は雑魚/・タ コ―弱肉強食の個人主義/・イ カ―西洋では、悪魔の魚/・カ ニ―脱皮くり返して成長/・エ ビ―脱皮時に
は共食いも/・タツノオトシゴ―魔よけ「安産の守り神」/・イソギンチャク―荒波にもまれる貴婦人/・ウ ニ―好物はワカメ、
深海にも棲む/・ナマコ―高水温時は海底で夏眠(かみん)/・カ メ―お酒は飲まさないで/・イルカ―仲の良い「海のヒバ
リ」/・アシカ―オットセイより利口です/・ペンギン―歩く姿がユーモラス/・カ キ―どこへ消えた”海の花”/・ノ リ―海の”
富栄養化”のお蔭/・ワカメ―天然、養殖変わらぬ味/・コ イ―淡水魚一番の”長命”/・金 魚―カゼにもかかります/・ア
ユ―古くから深い関わり/・ハ ヤ―川面をはねて虫を食う/・メダカ―小さな体にナワバリ根性/・カエル―胃袋出してもケ
ロリ/・タニシ―なかなかの智恵者◆第六部 ―佐藤佐太郎評言集(歌)中西輝磨―
資料ID 書籍名
3301 蟹の泡
3302 渦
3303 歌集 海峡
3304 歌集 海道
作家名
中西 輝磨
中西 輝磨
中西 輝磨
中西 輝磨
数量 出版社
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
1 群炎短歌会
2006/8/1
1 群炎短歌会
1997/3/10
1 博文堂印刷所
1991/0701
1 砂子屋書房
2001/0410
170
目次>◆自序◆第一部 諸先生のこと/・川田 順先生宅訪問記/・佐藤佐太郎先生の下関水族館での歌/・佐藤佐太郎
先生の批評/・佐藤佐太郎先生からいただいた葉書/・歌集『渚 花』佐藤志満著を読んで/・窪田章一郎先生のこと/・宮
柊二先生のこと/・田吹繁子先生に教えられたこと/・与謝野晶子/・与謝野晶子の歌に学ぶ/・鹿児島寿蔵展/・宇野千代
さん/・窪田空穂の言葉/・三国令子さんを思う/・河野裕子語録/・川口重美の句◆第二部 小歌論/・虚と実/・井の中の
蛙/・読者に答えを/・箴 言/・逆の視点/・虚に遊ぶ/・人を消す/・「かき氷」の歌と句/・離見の見/・排 門/・「詩」とは/・才
能不要/・芸術派・社会派・生活派/・「型にはまらぬ」ということ/・山崎方代の一首鑑賞/・男と女/・新しい春/・塚本邦雄が
添削した歌/・直観で捉えるもの/・ぼろ切か何かのごとく/・竹久夢二の短歌◆第三部 動植物の歌と旅の歌ほか/・食糧
難見据え技術温存せよ/・蜻蛉の歌/・螢のうた/・海 亀/・蟹 ―脱皮くり返して成長/・さ蕨の歌/・白粉花/・紫草(むらさ
き)によせて/・夕 占(ゆうけ)/・柿本人麿/・無名歌碑/・海鳥の楽園天売(てうり)島◆仰木実小論◆思えば叶う ―歌会
始「笑み」に預選して―
213
目次>◆一九九四年(平成六)九十四首/・海峡Ⅰ/・春から夏/・残 年/・夏蜜柑/・流 木/・旅/・葦/・破 船/・尾 瀬/・秋風
/・冬/・冬から春◆一九九五年(平成七)一一七首/・早 苗/・一木一草/・海峡Ⅱ/・妻/・死火山/・平家雛/・杣が家/・渚/・
子 亀/・大楠/・刈田◆一九九六年(平成八)一四八首/・出水の鶴/・春の海峡/・進水式/・鯉 幟/・蟻/・出 雲/・城跡/・角
島/・浜木綿/・母/・蛸/・枯葉/・鴎/・雪/・蔵王/・出羽三山◆あとがき
171
目次>・海峡Ⅰ/・対 岸/・蓋井島/・春の渚/・図書館/・空/・貯木場/・古 墳/・平家落人部落/・漁 村/・冬 木/・枇杷の
花/・梅/・桜/・海峡Ⅱ/・河 口/・廃塩田/・干 潟/・父 母/・妻 子/・娘嫁ぐ/・山のうた/・人/・われ/・京都の秋/・石見銀
山/・出雲路/・宮崎県/・鹿児島県/・島/・竹の子島/・六連島/・梅雨晴れの海/・浜大根/・浜木綿/・浜の松/・若 布/・鴎
/・秋の浜/・野久留米海道/・孔 雀/・水 田/・雑 歌/・町/・北海道/・島根県湯抱行/・熊 本/・長崎県平戸/・福岡県/・
大分県/・山口県/・庭/・萩/・壇の浦/・船/・海/・冬の海/・廃 船/・冬の浜/・石 山◆あとがき
205
目次>◆一九九七年(平成九年)/・海道/・甘茶/・浜木綿(はまゆふ)/・鶴/・おたまじやくし/・孫/・甑島(こしきじま)/・水
牛車/・夏より秋/・磯菊/・どんど焼き◆一九九八年(平成十年)/・紙雛/・雀/・谷川/・ザビエル聖堂/・壇の浦/・妻/・浅間
山/・大島・地島(ぢのしま)/・海星(ひとで)/・冬の海◆一九九九年(平成十一年)/・壇の浦/・蝶/・桜/・?/・朱欒/・旅つれ
づれ/・浜昼顔/・葦の花/・冬の金魚◆二〇〇〇年(平成十二年)/・海峡/・かぐや姫/・熊野路/・夏の海/・花/・英彦山/・
汗/・秋から冬/・天売島(てうりたう)ほか/・平泉/・亡父回想/・太平洋◆あとがき
3305 歌集 海門
中西 輝磨
1 短歌新聞社
1994/5/12
180
目次>・蟹/・蛙/・父 母/・ロシヤ船/・東北にて/・鎌倉にて/・射 手/・関門海峡Ⅰ/・春/・春の海/・魚のうた/・昆 虫/・
木/・水べの生きもの/・雑 歌Ⅰ/・浜/・ 飛騨・高山にて/・乃木大将/・対 岸/・動 物/・関門海峡Ⅱ/・太宰府/・雑 歌
Ⅱ/・砂 浜/・夏/・ふるさと/・海 鳥/・蟻/・古代幻想/・娘と孫/・雑 歌Ⅲ/・夏の海/・箱 根/・骨 片/・花/・秋の海/・酸
性雨/・川/・老 化/・田原坂/・宍道湖/・秋/・わ れ/・萩/・旅/・冬の海/・山/・鳥/・冬/・臼 杵/・海苔屑/・妻/・和布刈船
/・あとがき
3306 昭和山口県人物誌
中西 輝磨
1 マツノ書店
1990/4/20
328
目次>◆序◆まえがき◆人名索引◆縁故地別索引◆本 文◆参考文献◆没年月日順人名一覧
385
船戸与一著『満州国演義』の参考図書。/目次>/ 序/ 凡例/第一章 満洲事變の大觀/第二章 事變前の情勢/ 第一
節 内外の情勢〈BR〉其一 世界情勢 〈BR〉其二 支那情勢 〈BR〉其三 國内情勢 〈BR〉(附) 〈BR〉第二節 滿蒙問
題 〈BR〉其一 滿洲事情 〈BR〉其二 日支關係 〈BR〉其三 對支政策 〈BR〉第三章 事變初期(昭和六年九月―十
月) 〈BR〉第一節 事變の發端 〈BR〉其一 柳條湖事件 〈BR〉其二 不擴大方針 〈BR〉(附) 〈BR〉其三 現地情勢
(滿鐡沿線の開放) 〈BR〉其四 行動準據 〈BR〉第二節 事態擴大の抑制 〈BR〉其一 關東軍の吉林進出及び朝鮮軍
の獨斷越境 〈BR〉其二 事態の制止 〈BR〉其三 事情の闡明 〈BR〉第三節 時局處理對策 〈BR〉其一 現地情勢(態
勢の現状維持及び政權運動の擡頭) 〈BR〉其二 時局處理方策 〈BR〉其三 錦州爆撃及び北支緊張 〈BR〉其四 現地
特使派遣 〈BR〉(附) 〈BR〉其五 交渉基礎大綱 〈BR〉第四章 中樞要域の戡定(昭和六年十一月―七年三月) 〈BR〉
第一節 齊齊哈爾方面 〈BR〉其一 大興附近の戰鬭 〈BR〉其二 時局對策の檢討 〈BR〉(附) 〈BR〉其三 昴昴溪、齊
齊哈爾附近の戰鬭 〈BR〉第二節 錦州方面 〈BR〉其一 遼西進出 〈BR〉其二 事變觀の轉回 〈BR〉(附) 〈BR〉其三
錦州附近の掃蕩 〈BR〉第三節 哈爾賓方面 〈BR〉第四節 滿州健國 〈BR〉其一 建設過程 〈BR〉其二 滿洲國成立
〈BR〉第五節 内外の情勢 〈BR〉第五章 上海事變(昭和七年一月―三月) 〈BR〉第一節 出兵謦緯 〈BR〉其一 事件
の發生 〈BR〉其二 陸軍派兵 〈BR〉第二節 上海會戰 〈BR〉其一 戰局の交綏 〈BR〉其二 上海派遣軍の作戰
〈BR〉(附) 〈BR〉第三節 事件の終結 第六章 北滿要域の戡定(昭和七年四月―九月) 第一節 戡定作戰 其一 用
兵方針 其二 兵力增派の促進 其三 反吉林軍の掃蕩 其四 馬占山軍の勦滅 其五 其他各地の掃討 第二節 事
態の躍進 其一 態勢の整備 (附圖第一)關東軍兵力配備要圖 (附) 其二 滿洲國承認 其三 一般情勢 第七章
外郭地域の平定(昭和七年九月―八年五月) 第一節 掃蕩作戰 其一 東邊道の討伐 其二 黑龍江省の討伐 其三
大興安嶺作戰 (附) 其四 三角地帯の討伐 其五 東部國境地方の掃蕩 第二節 熱河作戰 其一 作戰前の状況
其二 省内作戰 (附) 其三 長城作戰 第三節 關内作戰 其一 作戰状況 其二 停戰協定 (附) 第四節 滿洲國
の成育 其一 國礎整備 其二 聯盟脱退 (附) 其三 一般情勢 第八章 事變後處理(昭和八年六月―十二年七月)
第一節 治安肅清及び對ソ關係 (附圖第二)關東軍兵力配置要圖 (附) 第二節 帝制實施 第三節 基礎建設 第
四節 北支内蒙問題 (附) 第五節 國力建設への發進 (附) 跋 滿洲事變關係略年表 著者略歴 あとがき
3307 満州事変正統史
堀場一雄
1 丸善
1
1989/9/15
資料ID 書籍名
3309 満州事変 戦争と外交と
3310
3311
満州事変への道 幣原外交と田中
外交
作家名
臼井 勝美
馬場 伸也
滿洲建国の歴史 ―満洲国協和会
山口 重次
史―
3312 滿洲の誕生 日米摩擦のはじまり
久保 尚之
数量 出版社
1 中央公論社
1 中央公論社
1 栄光出版社
1 丸善
版表示 発行年月日 ページ数 公開解説
12
12
1
1
1995/4/30
1995/6/30
1973/12/10
1996/2/20
214
船戸与一著『満州国演義』の参考図書。/目次>地図 中国東北地方 一九三一年 /Ⅰ緊迫する中国東北地方 /プロ
ローグ――中共軍の長沙占頭 /満鉄包囲網の形成 /国民党と関東軍 /万宝山事件および中村大尉殺害事件 /Ⅱ陰
謀をめぐって /九・一八事件 /東 京―若槻内閣 /張学良と蔣介石 /列国の反応 /Ⅲ 拡大する戦火 /錦州爆撃
/十三対一――期限付撤兵 /天津事件とチチハル攻略 /幣原外交の終焉 /スチムソン・ドクトリン――不承認方針 /
Ⅳ 新しい戦争 /上 海 /一・二八――陸軍の上海派兵 /注視する列国 /中国軍の抵抗――上海戦の終結 /エピ
ローグ――玉と鏡と剣 /あとがき /史料・参考文献
243
船戸与一著『満州国演義』の参考図書。/目次>まえがき /序章 国益と外交方針 /一 事象と認識 /二 国益と外交
方針 /第一部 /一章 田中義一――その思想と行動 /一 生いたち /二 軍人として /三 国家と軍人の役割 /四
政治家として /五 帰郷 /二章 幣原喜重郎――その思想と行動 /一 生いたち /二 外交官として/ 三 国益と外交
官の役割 /四 失意の外交官 /五 政治家としてカムバック /三章「大正デモクラシー」から「昭和維新」へ /一 二つ
のナショナリズム /二 大正デモクラシーから昭和維新へ /第二部 /四章 国際環境の中での中国問題 /一 国際情
勢と世論 /二 国益と中国問題 /五章 幣原の対中国政策 /一 第二次奉直戦争 /二 五・三十事件 /三 北京特別
関税会議 /四 南京・漢口事件 /六章 田中の対中国政策 /一 第一次山東出兵 /二 東方会議 / 満蒙政策 /終
章 満州事変への道 /一 東三省統一 /二 満州事変 /あとがき /参考文献
465
船戸与一著『満州国演義』の参考図書。/目次> /発刊の言葉 /一権勢争奪と猟官喧嘩 /二協和党の設立 /三民族
協和運動の展開 /四協和党の組織成績 /五新京政府の反協和党 /六協和党と共産党の対決 /七北満特別工作詳
報 /八東辺道特別工作 /九東辺道工作 /一〇東辺道平定 /一一外交工作 /一二政府との対立 /一三本庄軍司令
官の掩護 /一四東京の反協和会 /一五新関東軍の反協和会 /一六満洲国承認 /一七北満水災救済と経済工作 /
一八斎克沿線各県維持経済連合会 /一九中央事務局次長交替 /二〇権益主義の功罪 /二一協和会講習会 /二二
東亜連盟運動 /二三満洲帝国 /二四土竜山事件 /二五秩父宮殿下奉迎 /二六民族協和の終焉 /二七関東軍人事
の再交流 /二八奉天市の建直し /二九板垣中将の改革 /三〇協和運動と日支事件 /三一石原将軍の満洲改革 /
三二対ソ国境行政の整備 /三三張鼓峰事件 /三四石原革新計画の敗北 /附属論文 /1「民族協和」思想と山口重次
大湊義博 /2「満洲建国思想史試論ノート」 大湊義博 /あとがき
267
船戸与一著『満州国演義』の参考図書。/目次>第一章 驚くべき修学旅行 /一九泊二〇日の“満鮮支”修学旅行/白
い国・朝鮮/戦争が建設した朝鮮鉄道/朝鮮・ 満州を結んだ鴨緑江鉄橋/五泊六日の上海/日清戦勝で始まった海
外修学旅行/都城商業学校を後押しした大正の協調外交/茶輸出が支えた修学旅行/一六歳の少年たちが見た満州
/銃に守られての天津・北京/モダン都市・大連の素顔/故郷へのおみやげはロシア飴、角砂糖 /第二章 満鉄を買い
に来た男――ドキュメント・ハリマン事件 /暗雲たちこめる横浜埠頭/勝ち負けのなかった日露戦争/密約・鉄道王の申
し出を拒否せよ/一億円を抱えて来たハリマン/アメリカ駐日公使グリスコムの不安/日本の恩人シフ/歓迎されるハ
リマン/晩餐会の夜に襲われたハリマン/ポーツマスでの憂鬱/ハリマン、天皇に謁見する/ハリマン、夢想の大地・満
韓を旅する/「覚書調印」のハプニング/小村寿太郎の緊急指令「覚書を破棄せよ」/謎の多い「ハリマン事件」 /第三
章 ハリマン事件の裏側 /一 大統領の陰謀 /隠さなければならない真実/ルーズベルトを震撼させた利権回収運動
/中国の民族主義に火をつけたモルガン/大統領、決断する /二 歴史を闇に葬れ /影の主役は児玉源太郎/後藤
新平、奉天に児玉源太郎を訪ねる/満州経営は講和条約前夜に決まった/台湾経営を軌道に乗せた児玉と後藤/ハリ
マンは「招かざる客」だった/はじめから閉されていたハリマンの野望 /第四章 満州誕生 /一 五〇万人の移民計画
/児玉・後藤の移民政策/伊藤博文に批判された児玉源太郎/満鉄最後の総裁・山崎元幹の移民困難論/移民政策の
悲惨な結末――残留孤児 /二 女たちの「日露戦争」 /日露戦役前夜の東アジア事情/経済的に緊密に結びついてい
た日本と満州/最初に海を渡ったのは女たちだった/密偵・石光真清を助けた「娘子軍」/第一回帝国議会で審議され
た女たち /三 満州独占を狙った日本 /西園寺首相の満州お忍び旅行/軍政下にいち早く入った日本人/開放された
大連でのビジネス/最初の日米摩擦/戦勝に驕る日本人 /第五章 二人の満州訪問者――夏目漱石と伊藤博文 /一
漱石と『満韓ところどころ』 /満鉄総裁・中村是公と漱石の再会/満州・朝鮮への旅立ち/満鉄誕生―狭軌から標準軸
への改築/漱石の見た中国人/江戸っ子漱石が驚いた大連の日本橋/歴史の証言者ヤマトホテル/世界的商品に成
長した満州大豆/特別車料金は五〇円/漱石の講演 /二 伊藤博文ハルビンに死す /米国艦隊と満鉄総裁/漱石と
入れ替わりの訪満/日米衝突を予言した歴史学者・朝河貫一/ハリマンのパートナー、ストレイト/甦ったハリマンの夢
/「満州鉄道中立化」案/ハルビン駅一番ホーム/燃えあがる満州のナショナリズム /おわりに /参考文献