No.86 - ごきそレディスクリニック

第 24 回母乳育児シンポジウム
「母と子の笑顔のために- 日本の真ん中から広げよう」
ばぶちゃん通信
〒466-0027
現在、当院で行っている妊婦検診での母乳育児に関する指導や援助に役立てられるよう、
第 86 号
名古屋市昭和区阿由知通 3-10 ごきそレディスクリニック 院長 小川麻子
シンポジウムに参加しました。
妊娠中に母乳育児を成功させるポイントを話したり、産後の頻回授乳に対する心構えを
話すことで出産後のイメージを持ってもらうことが出来るという事や、妊娠中の指導が
豪雨が続き、土砂災害や川が氾濫し大変な水害が起きています。
「川は暴れます。それを想定して生活をしてください。」と、ある
解説者の方が言ってみえました。ごきそレディスクリニックでは東
海豪雨の時、床上浸水しました。玄関のドアを小さくする等対策を
考え、またいつ来るかわからない地震対策も怠らないよう今年度は
外来患者様と一緒に「シェイクアウト訓練」を行いました。また、
アクシデントで院内が停電でなりましたがおかげで忘れていたメ
ンテナンスや対応も確認できました。その朝の患者様ご迷惑おかけ
して申しわけありませんでした。重ねてお詫びします。
さて授乳や子育ても準備あれば憂いなしです。
「赤ちゃんが泣くのは遅いサインです!!」
このキーワードを知っていると子育てがぐーーんと楽になります。
昔は「泣いたらおっぱいのサイン」
「赤ちゃんは泣くのが仕事」と
言われていたと思います。赤ちゃんが「ごそごそ」「もぞもぞ」し
たら「おっぱいね」
「あ!おむつね」
「もうちょっと抱っこだして欲
しかったのね」とサインを理解してあげると焦らなくて済みます。
小さな赤ちゃんは生まれる直前までママの温かいお腹のハンモッ
クの中でずっとママと一緒だったのです。だからきっとサイン
がわかります。赤ちゃんからの「EARLY CUES」に気づ
けるよう一緒にいて子育てを楽しんでくださいね。
お手伝いしますよ。あさこ先生より♡
行われているか、いないかで母乳育児成功に差があり妊娠中の関わりが大切であるとい
う発表がありました。
また、産後の入院中の内容ではありましたがお母さんが辛くなってきた時に短時間でも
ゆっくりと眠ることが出来るよう援助することで、その後の授乳が良好となった。お母
さんひとりに頑張らせない、スタッフがいつでも居てくれるという安心感を与えること
で、経過が良好となったという発表がありました。
妊婦検診中は産後の母乳育児に関する情報をできるだけ多く提供し、ひとりひとりの母
乳育児への考えや思いをよく聴き、分からないことや心配なことがあれば答えていき、
産後の母乳育児に繋がるよう支援していきたいと思います。
産後に困った時にもどうすれば母乳育児を成功させることが出来るか共に考え、サポ
ートさせて頂きます。どうぞお気軽にご相談下さい。院長をはじめスタッフ一同で応援
しています。
看護師 生野智恵美
シェイクアウト訓練
9/1 防災の日にシェイクアウト訓練を
行いました。シェイクアウトとは、
県民それぞれがその場に応じた身の安全を
確保することです。身の安全を守る行動は、
① 姿勢を低く②頭を守り③じっとする の
3 点です。これを皆さんに 1 分間体験していただきました。1 分間同じ体勢で
いることは辛く、周りが見えないのでとても不安になりました。
地震速報から地震が来るまでは約 30 秒間あります。その 30 秒間で何ができる
のか日々考えていきましょう。
災害対策委員 山本 藤原