リレーエッセイ

剛ずし前i−lシ伽﹄イⅢ
﹁理想の息子﹄
S2病棟看護師今村愛
﹁職が家の家族?ベット?﹄
医事課馬場明美
話かけます。喧嘩もします。︵もちろん、口喧嘩です︶
人で過ごす事が多い毎日です。私は彼には小さくても大人と会話するように
ルでしっかりした性格です。主人が忙しいこともあり、私と息子︵彼︶は二
小さい頃から、大人の中で過ごしていた事もあり子供にしては、とてもクー
離を計ってジャンプ。時には諦めてジャンプしないときもしばしば︵泣︶。
で五十代後半。何をするにも用心深く、高い所にジャンプする時も何回も距
です。一番高齢の猫は生まれ今年十年目の誕生日を迎えます。人間の実年齢
りっぽく一匹狼、甘えん坊でおバカさん、いたずらっ子で寂しがりやと様々
生まれも育ちも、もちろん我が家に来た日もばらばら。性格も個性的で、怒
私の家には3匹の猫がいます。
保育園の頃は、平日に休みがあると、彼は必ず保育園をお休みし、二人で外
階段も一段一段慎重にのぼるし、その上、顎関節症。ご飯を食べていない時
私には、7才の一人息子がいます。
へ出かけ食事をし、遊んで夕方家に帰るといった日々を過ごしていました。
でも﹁カクッ、カクッ﹂と音が・・・︵泣︶。一番若い猫は三十代前半。一番
大きな手術をしたのです。猫の腫傷の帥%が悪性だといわれる中、4∼5m
お互い、外では本音を出さない性格ですが、二人でいる時は、言いたい放題
開けれずにもたついている私にさっとビニールを開けてくれます。﹁荷物一
程の腫傷ができていて、獣医も悪性の可能性が高いと言う話もあり、迷いの
行動的でいたずら好き。電話を勝手に留守番電話に設定したり、戸棚をあけ
つ持
待つ
つよ
よ。
。﹂
一と
とさ
さっ
つと
と荷荷
物物
をを
持持
ちち
、、
出出
先先
でで
、 、靴を脱ぐと帰りにすぐに靴を持
中手術を決行。術後もあまりよくなく、食事もほぼとらず、日によっては1
で一番性格を把握しているかもしれません。
ってきてくれます。最 近 、 よ く つ ま づ
∼2時間おきに順吐した日も。
てみたり・・・︵笑︶。でもいたずらをしている時が一番かわいい時で、去年
き転倒する私に﹁ママ大丈夫?﹂と声
正直覚悟しました。点滴を何度かしていき少しずつ回復していき、ご飯も食
彼は、とてもよく気が利きます。買い物に行くと、年齢のせいか買い物袋を
をかけてくれます。
一緒に歩くときは、そっと手を握る彼
した。
芽腫組織﹄というので、良性だったのです。良性と聞いた時は本当に喜びま
べるようになりました。摘出した腫傷も病理検査に出した結果、﹃炎症性肉
と歩きながら、あ∼土曜の夜のドラマ
大人になったら、いつか﹁ババア﹂と呼ばれる日がくるかも・・・と少し不
時がくる・・・
つ..あまり、期待しないようにしないとこれから自分がショックを受ける
我が家にこなければどこかに捨てられたか、飢え死にした
もって育てていこうと思います。
怒ったり色々な表情もあります。なので、最後まで責任を
三昧︵笑︶。猫も人間と同様で、病気したり、老化したり、
手術をしてちょうど1年。いつものいたずらっ子に戻り相変わらずいたずら
安を抱きながら、息子の成長を見守っています。
かもしれない子達だから.・・・
﹁理想 の 息 子 ﹂ と 重 な る な ∼ と 恩 い つ
家を買ってもらおうとは思いませんが、﹁ババア!﹂とだけは呼ばれたくあ
りません.・・・
§