平成26年 12月号

平成26年
12月号
栃木市立大宮南小学校
校長
山田
裕之
11 月 26 日(水)の授業参観後のハッピー子育て講座・学級懇談会には、お
忙しい中、多くの保護者の方々にご参加いただき、有意義な懇談ができましたこ
と感謝申し上げます。「子育て井戸端会議」では、子育ての悩みや苦労、工夫等
を
を、普段あまり話す機会が少ない他学年保護者とも共有し、子育てのヒントや自
信を得た方もいたようです。当日の感想をいくつか下に紹介させていただきます
さて、12月26日からは冬休みが始まり、学校でも事前指導を行いますが、
休み中はテレビやゲームは時間やきまりを設けて規則正しい健康な生活が送れますよう、また読書や体力作り、手伝い
や家族のふれあい等、有意義な時間が過ごせますよう、ご家庭でもどうぞよろしくお願いいたします。
授業参観(道徳)の保護者感想
べて先
(一部抜粋・省略してあります)
「保護者のための子育て井戸端会議」の感想
〇いろいろ
。(低)〇先生やお友達の話に耳を傾ける姿勢が大分見られ
ました。〇成長と共に人に対する思いやりの気持ちもきち
な世代の方々から話が聞けてよかったです。子どものやる気
んと育っていることに安心しました。〇緊張や恥ずかしさ
り、思いを分け合うことができたようです。〇意見交換した
からか、発表の声が小さい児童も目立ちましたが、自分の
中で「普段の生活そのものがコミュニケーション」という意
考えをしっかりと持ち発表している様子は感心しました。
見があり参考になりました。忙しくても、お風呂に入り、手
友だちの意見に真剣に耳を傾ける様子も見られよかったと
伝いをしてもらい、一緒にゴロゴロするのもコミュニケーシ
思います。
(中)〇改めて命の大切さを感じ取ることができ
ョンかなと思いました。肩の力を抜いて子育てを楽しもうと
てよかったです。これからも自分や周りの命を大切にして
思えた時間でした。〇他学年の方と交流できて家庭の方針や
ほしいです。
(高)〇身近にあるテーマ(携帯やライン等)
決め事を聞くことができて視野が広がりました。座って講義
を具体的に分かりやすく一つ一つ丁寧に進めていた授業は
を聴くよりはたいへん有意義な時間が過ごせました。〇子育
よかったです。このような授業を増やしてほしい。
ての苦労を分かち合えてよかった。
子どものやる気を育てる
「子育て井戸端会議」でも
を引き出す方法やしつけ等で皆さんも悩んでいることを知
問題です
「子どものやる気を育てる」には、学び
「子どものやる気を育てるには」が話題の一つでしたが、
が家庭での話題になることも一つの手立てかもしれま
万能薬は見当たらないのが現状です。しかし伸びる子ども
せん。親子で一緒に問題を解いてみませんか。
(この問
を育てるには、次のいくつかは参考になるかもしれません。
題は 5 歳児以上対象のチャレンジ問題です。)
①子どもには【~しなさい】【だめだなあ】【~ちゃんを見
Q1 水そうが3つあります。そこに次のいきものを入
習いなさい】などの言葉は避ける。【がんばってるね】【す
れます。水草
金魚
でめきん
ザリガニ
カエル
ごいね】
【才能あるね】等些細な事でも気付き、認めてあげ
・金魚とでめきんは、なかよしなので、いっしょに入れます。
る。②子どもが結果を出せなくても、否定したり怒ったり
・ザリガニとでめきんは、いっしょに入れません。
しない。努力を認め、次へのがんばりを期待していること
・カエルとザリガニは、いっしょに入れません。
を伝える。③勉強で大切なのは、まず、人の話をきちんと
・金魚とカエルは、いっしょに入れません。
聞き、理解できること。家庭でも親がお話や読み聞かせを
・ザリガニとカエルのところには、水草はありません。
して、聞く力を伸ばしていくことが大切
④小さい頃から
さて、どのように水そうに分ければいいですか。
読書に親しむ子は、勉強で疑問や分からないことがあった
A
B
C
とき、自分で調べようとする傾向が強い。⑤子どもは体験
して初めていろいろなことに気付き、関心を持ち、視野を
Q2 アイウエオ の中に2つ重い物があります。どれでしょう。
広げていく。実際に見て触れて感じる体験をできるだけ多
く。
(例えば紐を結ぶ・紙飛行機を折る・野山を歩く・凧揚げ独楽
ウ エ
ア イ
ウ ア
オ エ
回し・星空を眺める・朝日を見る・キャッチボール等々)体験が
豊かな子は、学びへの興味関心が高い子が多い。
*分かった人は、紙にQ1,Q2の答えと名前を書いて校長先生まで。
ようこそ、社会で活躍するみなさん!
よう子どもたち
新聞
12/4(木)朝会
小中連携授業(外国語活動)
12/16(火)東陽中
今回のゲストは、下野
の小川英理子先生にお越
新聞「けさの顔」にも紹
しいただき6年生で小中
介された大平町在住の
連携のTT授業を行いま
柳田文(ふみ)さんで、
した。小川先生は英語で話
2年間のネパールでの青
し、担任は所々日本語で補
年海外協力隊としての
足する流れで、この日は空
体験を生かして、ネパー
港での税関と旅行者とのやり取りを、役割交代しながら会
ルの暮らしや学校のこと、人々との関わり合いの中で思っ
話しました。Where do you want to go? I want to
たこと等を、写真や音楽などを使って、子どもたちにも分
go to~(国名).Why? Iwant to see~.Have a
かりやすくお話ししていただきました。柳田さんは、6年
nice trip!(どこに行きたいの?なぜ?~を見たいから)の
生の時から、海外や青年海外協力隊について関心があった
フレーズを繰り返し使うことで、I want to~の実践的な
そうで、その夢を叶え、今は県の国際交流協会で働き、そ
使い方に慣れたようです。中学校でもお世話になります!
の生き方も子どもたちには魅力的に映ったように思いま
した。
「なぜ国旗は三角なの」
「エベレスト以外に有名な物
人権週間と、いじめを起こさないための取組について
は」
「なぜネパールを選んだの」
「ネパールで楽しかったこ
過日市教委から「いじめについてのアンケート(市内小
とや驚いたことは」
「休日は何をしていたの」等々子どもた
中学生対象)結果について」のプリントが配布されたかと
ちからも様々な質問が寄せられ関心の高さが伺えました。
思いますが、その中で下学年の 4 割、上学年の 2 割がい
次回第6回目(1/16朝8:10~)は、観光の仕事に
じめられたと感じたと答えています。その内容は「悪口」
焦点を当て、栃木市観光ボランティア協会会長の清田照子
が最も多く、本校でも子どもたちの言葉使いの悪さが気に
さんをゲストにお話を聞く予定です。
(保護者参観可です)
なる所です。そこで、今回の人権集会(話そう集会)では、
普段から悪い言葉使いや悪口を言い合っていた友だちが、
12 月表彰~努力をたたえる 〇模範児童6年神田直紀
いじめに発展してしまったお話を元に、言葉使いについて
〇栃木市教育祭善行功労児童6年小松原那月
一行詩
みんなに考えてもらいました。
【感想】1 年中家くん・・・「平
硬筆銅賞
気平気とか言ってたけど、本当はたいへんなことになり、
毛筆奨励賞6年
いじめとかになるかもしれないから、(悪口は)いけない
標語6年篠原瑠璃華
1年山岸夢歩
篠原瑠璃華
〇下野教育書道展
入選2年依田連太郎
入選2年國分柚葉
4年久納翔
5年
ことです。」5年猿山さん・・・「さとしとけんたは、心が通
出井公人、大庭優太、6年和賀祥太朗
じているからひどいことを言い合っても大丈夫と言って
〇栃木市理科研究展覧会
いたが、試合のとき、けんたを責めて、相手のことを全然
優良賞
2 年浅野琶月
5年遠藤真亜沙
思いやってないと思いました。」6 年田中くん・・「ドッジ
〇大宮地区子どもマラソン大会 2 年女子準優勝 2 年伏木光来
ボールは楽しく遊ぶものだから、普段から悪口や大きな声
〇矢板市体操競技大会女子初級ゆか金賞跳び箱2位2年伏木光来
でどなり合ったりせず、みんなが楽しかったと言えるよう
〇日本漢字能力検定合格者
にしたらいいと思います。」
〇小さな親切コンクール作文の部県優良賞
満点賞 8 級4年久納翔
また下学年では自分の不快
10 級 2 年浅野琶月、池沢倖太、大野陽貴、國分柚葉
な気持ちが相手に伝えられず、手が出てしまうことがある
髙實子心暖、伏木光来
ということも指摘されています。ご家庭でも、言葉使いの
9 級 2 年依田連太郎
8級4
年田村啓展、星達也、和田基秀、猿山大翔、瀬下龍生、
INFORMATOION
7 級 5 年猿山采花、6 級 6 年片柳智也、篠原瑠璃華
〇中華民国世界児童画展佳作
4 年早乙女愉永、5 年出
悪さや必要なことを言葉できちんと伝えられる指導につ
いて、ご協力いただけると幸いです。学校ではいじめ0を
目指して、無記名のアンケートや、隔月にはあのね(相談)
井公人、水柿奏里、遠藤真亜沙、6 年篠原瑠璃華、
カードで心配・相談事を聞き、必要に応じて個別対応等を
神田直紀
行っています。また学童保育とも密に連絡を取り合い、情
〇栃木県ハンドボール総合選手権大会
男子準優勝、女子優勝
〇めあて達成証 2 年依田連太郎、
竹村知陽、松本かんな、池沢倖太、大野陽貴、竹川璃香、伏木光来、
浅野琶月、髙實子心暖
3 年田村夢龍
4 年久納翔, 和田基秀
出井公人、遠藤真亜沙、猿山采花、長梨々花
5 年
6 年田中真人田村康知
報収集と早期の対応に努めています。保護者の皆様もお子
さんのことで気になることがあれば、遠慮なく担任又は学
校までお話しいただき、子どもたちが安心して生活できる
環境作りに向け連携して取り組んでいきたいと思います。