2016年度 モーリス・ラヴェル国際音楽アカデミー モーリス・ラヴェル国際音楽アカデミーは、ラヴェルの作品並びにラヴェルと同時代の近代フランス人作曲 家の作品に対する理解を深めるために、フランス文化省、文部省を始めとする関係各団体の援助のもとに、 1967年の開設以来50年余りにわたり毎年開催されているもので、事前の録音・録画によるオーディション での合格者のみ(ソロクラス各12名とアンサンブル12組)に対して受講資格が与えられます。 ■実施要項 1. 開 催 期 間 : 2016年 8月29日(月)~ 9月10日(土)・ 2週間 8月28日の午前9時~午後8時の間に現地に到着し登録手続き(但し、午後6時30 分より翌日の案内があります)。レッスンは8月29日より9月10日まで公開で土 日を除く毎日午前9時30分~12時、午後2時~7時の間、オーディトリアム・ラヴェ ルで行なわれます。また、10日には修了演奏会、3日~10日は受講生による演奏会、 5日には教授陣による演奏会も予定されています。 2. 開 催 地 : Saint Jean de Luz / サン=ジャン=ド=リュス(フランス) ボルドーの南東200㎞、スペイン国境バスク地方の海岸沿いの小さな町で、ラヴェル の生地シブール(Ciboure) に隣接している。列車の場合は、パリ・モンパルナス駅よ りTGVで約5時間20分。航空機の場合はフランス国内航空で最寄りの都市ビアリッ ツへ1時間10分。ここから列車で15分。 3. 開設設科目と担当指導教授: ◆ピ ア ノ : Jean-Claude Pennetier / ジャン=クロード・ペヌティエ (コンサート・ピアニスト) ◆ヴ ァ イ オ リ ン : Stéphanie-Marie Degand / ステファニー=マリー・ドゥガン(パリ国立音楽院教授) ◆ヴ ィ オ ラ : Gérard Caussé / ジェラール・コセ(パリ国立音楽院教授) ◆チ ェ ロ : Gary Hoffman/ ゲイリー・ホフマン(ブリュッセル・エリーザベト王妃音楽院教授) ◆室 内 楽 : Bernhard Schmidt / ベルンハルト・シュミット(ニュルンベルク音楽大学教授) 4. 受 講 曲 : ソロ、室内楽とも曲目・曲数等の細かな指定は特にありませんが、各科目とも以下の ①,②,③の条件を満たす曲をそれぞれ、1曲又はそれ以上含めて少なくとも 50~60 分以上になるようなプログラムを提出して下さい。 ① 古典から 20 世紀までのフランス人作曲家の作品。但し各科目とも以下の条件に見 合うフランス・ロマン派の作品を必ず 1 曲又はそれ以上含めること。 ◆ピアノ:サン=サーンス:6 つの練習曲第1集、第2集、ピエルネ:3 つの小品 Op. 40、フォーレ:前奏曲集 Op.103、セヴラック:セルダーニャ、メル・ボニ:舟歌 Op. 71、シャブリエ:絵画的小曲集、シュミット:ロマンティックな小品、サマズイユ:夜 のナーイアス ◆ヴァイオリン:デュヴェルノワ:ソナタ第2番、サマズイユ:ソナタ、アーン:ソナ タ、ゴダール:ソナタ第3番、ロマンティック協奏曲、デュボワ:協奏曲 ◆ヴィオラ:シュヴィヤール:4つの小品、マルトー:シャコンヌ、ヴィエルヌ:2つの 小品、ジャック・マザス:Elégie Op.73、アベル・フレウリ:Fantaisie Op.18、ジ ョルジュ・ユー:Thème varié ◆チェロ:ヴィドール:協奏曲、デュボワ:Fantaisie-stück、ボエルマン:交響楽団変奏 曲、 ロパルツ:ソナタ第 2 番、 ラロ、 ヴィエルネ:ソナタ Op.27、 ゴダール:ソナタ Op.104 ◆注 アンサンブル(弦楽又はピアノと弦のトリオ、カルテット、クインテット)での 参加をご希望の場合、指定曲は別途お問い合せ下さい。 ② 1950 年以降に作曲された作品:フランス人作曲家には限りませんが、できれば Gilbert Amy の作品を1曲含めて下さい(ピアノ:ObliqueⅠ、Ⅱ、Ⅲヴァオリン: Adagio、ヴィオラ:D’ Ombre et lumiére、チェロ:Ein...Es Praeludium、室内楽: 弦楽四重奏曲第3番) ③ ①、②以外の任意曲 彰 : アカデミーの全期間を受講された方で成績優秀者は、アカデミー・ラヴェル賞やシブ ール市賞をはじめ全7種の表彰制度が設けられており、それぞれ800~2,000ユーロの 奨学金が授与される他、パリをはじめフランス各地でのコンサートの機会も提供され ます。 5. 表 6. 参 加 費 用 : 申込金=37,800円 登録料=50ユーロ(約7,000円)申込書受け取りの後ご請求します。 受講料=ソロでの参加:450ユーロ(約65,000円) デュオ・トリオでの参加:300ユーロ(約43,000円) カルテット・クインテットでの参加:200ユーロ(約28,000円) ◆上記費用はいずれも1人につきの費用で、受講料は合格通知受取の 後の送金になります。 また上記の受講料とは別に参加に際しては保証金として150ユーロを支払う必要があ りますが、この費用は講習会修了時に返金されます。但し、受講中に建物、楽器等の 器物損壊、途中入退学、公序良俗に反する行為等があった時は全額又は一部没収され る場合もあります。 ●事前のオーディションに合格の場合は参加に必要な諸手続きに係る費用として27,000円別 途お申し受けする事になります。また、審査に不合格の場合並びにお申込後のお取消しの場合 は上記の申込金と登録料は返金できませんので予めご了承ください。 7. 宿 泊 ・ 食 事 : 期間中の宿泊はアカデミーが用意する学生用フラットを利用します。料金は2人部屋 で390ユーロ(個室希望の場合は80ユーロの料金追加。但し数に限りがありますの で先着順になります)です。食事は費用に含まれませんので全て自己負担になります が、フラットにはキッチンが備わっていますから簡単な自炊も可能です。また昼食は 市役所のカフェで1食5ユーロ(約700円)でお摂りいただけます。また滞在中には アカデミーの主催で、8月28日にはオープニングセレモニーと歓迎夕食会、期間中に は海岸へのピクニックや、シブール市役所でのビュッフェ・ディナー、最終日には終 了式に引き続きお別れの夕食会なども予定されています。 8. 応 募 資 格 : 講習開始日の時点で満30歳までの方。参加はソロ、又はデュオからクインテットま でのアンサンブル(弦楽又はピアノと弦、ピアノ・デュオは不可)のいずれも可能で す。但し、ソロの方が現地でアンサンブルに加わって室内楽も受講される場合は受講 料は無料ですが、アンサンブルの方がソロのクラスも受講される場合は所定の受講料 と事前の音源によるオーディションを受ける必要があります。 9. 申 込 方 法 : 添付の申込書に下記の①~⑤を同封の上、当会までお送りください。 ①パスポートの生年月日を表すページのコピー ②音楽歴・演奏歴(日本語で提出して下さい) ③音楽大学の卒業証明書又は在学証明書(英語、又は仏語のもの) ④プログラム用の写真2枚(JPEG形式で300dpi以上のもの) ⑤オーディション用CD又はDVD ◆①19世紀から現代までのフランス人作曲家の作品と、②古典派又はロマン派の作曲 家の作品をそれぞれ少なくとも1曲含めて、少なくとも約30分以上のプログラムを CDに録音又はその演奏風景をDVDに録画して下さい。 10. 申 込 締 切 日 : 2016年 6月6日(月) 当会必着の事 オーディションの合否は7月18日を目途に通知されます。 11.申 込 先 : 学習会・音楽アカデミー「モーリス・ラヴェル」係 〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト9階 TEL:(06)6347-7911・ FAX: (06) 6347-7910 Eメール:academy@gakushu-kai.com 【 申 込 書 】 平成28年 月 日 2016年度モーリス・ラヴェル国際音楽アカデミー・オーディションにCD/DVDと必要書類を同封の 上、申し込みいたしますので手続きをお願いいたします。 参加は、 □ ソロ ・ □アンサンブル( 形態:_______________________________ )での参加 を希望します。 フ リ ガ ナ 受講 氏 クラス 名: 生年月日: (西暦) 現住所 年 月 日 ( 歳) 性別 男・女 / 既婚・未婚 :〒 TEL: 携 帯 電 話: FAX: E メ ー ル: 卒業又は在学学校名: これまで、又は現在 これまでに:① 先生 ② 先生 支持されている先生 現在 先生 ② 先生 :① もしあれば、国際コンクールの入賞経験又は特定の表彰、奨学金の授与等(賞状のコピーも) ①:フランス人作曲家の作品 受 講 曲 ②:1950年以降に作曲された作品 ③:①、②以外の任意曲 ④室内楽曲(個人参加の方で室内楽のレッスンも希望される方のみ) ●個人参加の方でアンサンブルを編成する際、希望するパートナー(同時に参加されているお知合いの方) がいらっしゃればその方のお名前をお書き下さい。 お名前: 専攻科目: お名前: 専攻科目: ●レッスンで使用される言語は、□ 英語 ・ □ 仏語 ・ □ 独語 ・ □ 西語
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