実質公債費比率の算定結果について(速報)

平成18年(2006年) 7月24 日
財政改革チーム公債ユニット
担当 関 昇一郎 ・ 丸山 賢治
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実質公債費比率の算定結果について(速報)
新たに導入される実質公債費比率は、これまでの県債発行の抑制により起債
制限比率と同様に今後大幅に低下する見込みです。
H16 20.3%(速報)→H17 20.2%(速報)→H21 16.1%(推計)
1 実質公債費比率の見込(速報)
実質公債費比率、起債制限比率の見込(速報)
21.0
20.0
20.3
20.2
19.0
19.4
実質公債費比率
18.0
17.4
17.0
17.6
16.9
16.0
起債制限比率
16.3
15.7
16.1
15.0
14.0
13.6
13.0
12.2
12.3
20年度推計
21年度推計
12.0
11.0
16年度見込
17年度見込
18年度推計
19年度推計
※実質公債費比率は、現時点での県としての算定数値ですので、今後総務省との協議
を経て変動する可能性があります。
※18年度以降の数値については、中期財政試算等に基づき推計
2 実質公債費比率の計算式
実質公債費比率:
○ 平成18年4月からの地方債協議制度移行に伴い、協議基準のひとつとして新たに導入された指標
○ 従来の指標である起債制限比率を、厳格化、透明化の観点から見直したもの
・公営企業の元利償還金への一般会計からの繰出しを算入
・満期一括償還方式の減債基金積立額のルールを統一し、積立不足額を反映 など
○ 実質公債費比率が18%を超える団体は引き続き国の許可が必要となり、25%を超える団体は単独事
業等の起債が制限される
(地方債の元利償還金+準元利償還金)−(特定財源+基準財政需要額算入額)
実質公債費比率
=
標準財政規模−基準財政需要額算入額
主要な一般財源の推移
(億円)
県 税
3,200
3,000
2,800
139億円
の増
2,600
2,400
2,200
2,000
1,800
1,600
1,400
1,200
1,000
H15実績
H16実績
(億円)
H17実績
H18見込
地方交付税等
3,200
3,000
581億円
の減
2,800
2,600
2,400
2,200
2,000
1,800
1,600
1,400
1,200
1,000
H15実績
H16実績
H17実績
H18見込
(単位:億円)
H15実績
H16実績
H17実績
H18見込
H15∼H18
の増減
税
2,012
2,065
2,111
2,151
+139億円
地方交付税等
3,097
2,810
2,664
2,516
△581億円
地方交付税
2,569
2,440
2,381
2,261
△308億円
臨時財政対策債
528
370
283
255
△273億円
5,109
4,875
4,775
4,667
県
合 計
※地方交付税は普通交付税額決定前の当初見込数値
△442億円
5年連続で県債残高が減少。残高ピークのH12末と比べて923億円の減。
※
県債残高の推移(普通会計・決算)
(億円)
17,000
16,300
16,391
16,336
16,334
16,156
923億円
の減
15,844
16,000
15,468
15,000
14,000
13,000
12,000
H11
H12
H13
H14
H15
H16
H17見込 H18見込 H19見込 H20見込 H21見込
(単位:億円)
県債残高
増減額
H11
16,300
748
H12
16,391
91
H13
16,336
△ 55
H14
16,334
△2
H15
16,156
△ 178
H18∼H21見込
H16
H17見込
15,844
15,468 中期財政試算を前提とすると
△ 312
△ 376 今後毎年300∼400億円程度減少する見込み
NTT債を除く
△923億円の減
※普通会計とは、一般会計と特別会計(県営林経営費特別会計など)を一つの会計として合算したものです。
各都道府県間の比較を行う際には、総務省が定めた基準に基づいて作成した普通会計を用いています。