改 定版 (4)国際化、グローバル化9 の進展 ① 現在の状況 経済だけに限らず、あらゆる面で国際標準(グローバルスタンダード)のも とでの競争の時代が到来するとともに、異なる文化との共存と国際社会の発展 に向けた国際協力が求められており、自国の文化に関する理解を深めるととも に、国際社会をリードできる人づくりの重要性が高まっています。 また、本県においては、外国からの教育旅行誘致などの国際交流を推進して おり、外国人登録者数もおおむね増加傾向にありましたが、東日本大震災・原 子力災害により大きく減少しました。しかし、今後、国際化の進展に伴って外 国人と接する機会が増えることが予想されます。 外国人登録者数の推移(福島県) (人) 14,000 12,673 12,254 12,000 10,000 11,099 9,554 9,511 8,649 7,810 6,000 12,040 12,870 12,530 12,779 12,510 11,019 7,430 6,546 8,000 9,780 9,214 8,221 12,844 12,984 6,803 4,000 4,673 2,000 0 H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 (年度) 外国人登録者数 【出典】「福島県国際課調査(平成23年12月末現在)」により作成 一方、本県の外国人児童生徒の在籍者数は減少傾向にあるものの、外国人児 童生徒等の日本語指導が必要な子どもたちの数は大きく変化しない傾向が続く 可能性があります。 外国人児童生徒の在籍状況等 (人) 600 500 463 473 403 447 426 439 502 421 448 425 439 410 382 400 308 300 200 97 116 H9 H10 101 132 104 114 H13 H14 127 110 97 H16 H17 256 77 101 96 106 92 70 H18 H19 H20 H21 H22 H23 100 215 54 0 H11 H12 外国人児童生徒等の人数 H15 H24 (年度) 日本語指導が必要な外国人児童生徒等の人数 【出典】「福島県教育委員会調査」により作成 ② 9 今後の課題 国際社会を主体的に生きる力を育むために、関係諸機関と連携し、国際理解 教育や外国語教育を充実させるとともに、ふくしまを愛し、国を愛するこころ を育み、伝統文化に対する理解を深めることが課題となっています。 また、日本語指導が必要な子どもたちに適切に対応することが課題となって います。 グローバル化……これまで存在した国家、地域などの境界を超え、地球規模で展開する社会や経済 などの動き。 - 7 -
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