特殊エンドミルによる “コーナRゼロ”のポケット加工

特殊エンドミルによる
“コーナRゼロ”のポケット加工
新庄金属工業
複合加工への期待
本特許による解決策
従来加工の問題点
【加工にあたっての注意事項】
(ターニングセンタ・回転テーブル付マシニングセンタ等)

従来
イ
ン
ペ
ラ
ポケット加工や肩削りの加工では
回転工具の半径分の「R」(削り不足)
が「必ず」発生する

《特許第4608433号》
《US 7,306412 B2》
本特許では 先端角≒70.5
度の特殊工具 を使用し、
先端角≒70.5度の特殊工具
専用プログラム を入力する事で、前述の加工時に
発生する 『削り残し』 が無くなる
回転工具を約55度傾けて取付する必要がある為、角度設
定が可能な機構または傾斜軸が必要になる
【必要な形状】
人口骨
3次元金型
《CAD/CAMを使って複合機で加工》

または・・・
NC旋盤
《複雑3次元形状 造形》
しかし、組立時やチップ等の実装時に削り残し部
(隅R)が干渉する事がある為、


『干渉を避ける為の工夫』が必要になる
最新複合加工機
NC加工機による加工精度維持
放電加工や金型費等のコスト削減
連続生産が可能になり生産性の向上
リードタイムの短縮
本工法により加工された製品には特有の
ツールマーク(切削痕)が模様として
形成される
【対策1】
使用上、影響の無い範囲まで
小さい工具を使用して加工する
+
×
(内製品撮影)
マシニング
《複数の工程にまたがる工程を・・・》
《工程集約》
【約70.5℃】
【対策2】
鍛造
ダイキャスト
プレスetc.
【対策3】
切削加工後に放電加工等で仕
上げ加工
【工程集約のメリット】
多工程の集約による在庫の削減

リードタイムの短縮

不良率の低減

生産力アップ(ハンドリングロスの低減)
(省人化・無人化による連続加工)
+
★ 加工精度の向上
加工方法と活用事例
+
+ 放電加工etc.

インナー側(ポケット内側)の加工では
工具干渉エリアが発生する為、加工範囲の制限を受ける
前もって 鍛造、ダイキャスト等で
エッジを形成し、切削加工にて
必要形状に加工する

(図1)の特殊工具を使用し、 (図2)の要領でプログラミン
《 技術資料 サンプル 》
グする事により、様々な加工が可能になる
《従来対策の問題点》

工程が分割されてしまう事により
→ リードタイム、在庫負担の上昇
→ 工程付加によるコストアップ
→ ハンドリング時の精度悪化
さらNC切削の高精度加工が期待出来ない
(図1)
(図2)
※ 傾斜角≒54.7度
≒70.5度
(CNCマシン高精度化の恩恵)
(加工歪みの除去・コントロール)
QCDが全て悪化!!
回転工具を使用した特殊工法による面取り
カドの面取りが取りきれない!!!
現在、複合加工の現場では可能な限り 工程内で面取
りを行うことが一般的になってきている
しかし 内側角部の面取りに関しては、工具が接触
している回転半径分の『削り残し』が発生する
為、製品を加工した後、手作業による内側角部の
面取りを行うケースが頻繁におこる
本特許による解決策
通常の面取り工具を使用し、本特許の指定され
たプログラムを入力することにより
従来 不可能だった内側角部の面取りが「工程
内」で隅部まで確実に行える
◆
◆
工数増加、手作業による品質のバラツキ、工程とび etc.
◆
工数の削減
品質バラツキの排除
連続機械生産が可能に!!!
《特許第4608285号》
(精密切削加工)
新庄金属工業
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FAX06-6782-8000
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