イオングループにおける 1WorldSync導入事例

イオングループにおける
1WorldSync導入事例
導入プロセスと効果
イオングループは、2010年からシステ
ムの選定と導入方法の検討を開始した。
2011年に1WorldSync(当時はSA2
Worldsync)
のPIMシステムを導入するこ
導入の背景
とを決定し、
同年にグループ共通マスター
管理の専門部署である
「マスターデータ管
イオングループでは、発注・納品・販売
理チーム」
を発足させた。
に関するさまざまな業務システムが使わ
2012年からPIMシステムの運用を開始
れており、
それぞれの担当者によって、
シ
ステム毎に商品マスターが管理されてい し、2013年までにメーカー直取引の商品
た。
プロセスが一元化されていないため、 マスター登録は新しい業務プロセスへの
移行が完了した。2015年2月現在、PIMシ
商品マスター管理に多くの人員を必要
ステムには、
グロッサリー・H&BCカテゴリ
としていた。
また、
データの不備による受
ーを中心とした60万件弱の商品マスター
発注エラーの発生や、正確な実績の把
が登録されており、GMS・SM・DS・小型戦
握が困難になるなど、業務効率も低下し
略店舗など、主要業態の受発注システムや
ていた。
イオングループには多くの会社
物流システムに連携している。
や部署があり、独自の業務ルールや業務
システムを運用していたため、
プロセスの 新しいプロセス導入の主な効果として、
受発注エラーの減少、商品マスター登録の
一元化にはITシステムの導入だけでな
リードタイムの短縮、商品マスターの精度
く、運用ルールや管理プロセスの整備も
向上(重点項目登録率の改善)
などが挙げ
必要であった。
られる。今後は、卸経由の商品や、他の商
品カテゴリーにも業務範囲を拡大する予
イオングループは、
これらの問題解決
定である。
また、eコマースシステム、
を目的として、PIM(Product Information Management)システムの導入と、 GDSN、国内業界データベースなど他のシ
ステムとの連携、海外事業への展開など、
これに基づくグループ共通の商品マスタ
業務範囲の更なる拡大を計画している。
ー管理プロセスの整備を計画した。
商品マスターの管理基盤を一元化す
ることによって、業務の重複を解消する
だけでなく、会社や部署、
システム毎に異
なっていたデータ品質の差を最小化し、
システム間のデータの不一致によるエラ
ーの防止を図った。
同時に、GLNや
GTINといったGS1標準のコード体系を
導入することによって、
グループ全体に
おける実績の分析を、
より円滑に行うこ
とを目指した。
グループ共通の商品マスターは、今後
ますます重要性を増す、eコマースやオム
ニチャネルの対応基盤として活用するこ
とも想定された。
選定のポイントと今後の展開
イオングループが1WorldSyncのPIM
システムを選定したポイントは、欧米の多く
の小売業で自社向けポータルに採用され
ている実績があり、複雑な業務ルールに柔
軟に対応できること、
日本独自のニーズへ
対応できること、
さらにイオングループ独自
のニーズに合わせた新機能の追加が可能
であることだった。
イオングループは、eコマースにおける商
品情報公開を義務付けする、欧州の
EU1169/2011規制など、
グローバルな
消費者向けの商品情報開示の動向に注目
1WorldSyn c Ja pa n 合同会社
© 1WorldSync 2015
している。今後高まりを見せる消費者のデ
ータ開示要求に答えていくために、
これか
らもGS1や1WorldSyncと連携しながら、
グループの商品マスター管理プロセスを強
化していく予定である。
Challenge
グループ各社の商品マスター管理プロセ
スが一元化されていないために、
マスター
管理コストが増加していた。
また、受発注エ
ラーの発生や、
イオングループ全体の実績
把握が困難になるなど、業務効率の低下
が生じていた。
Solution
1WorldSyncのPIMシステムを導入し、
グ
ループ共通の商品マスターポータルを構
築した。取引先各社からのマスター登録窓
口、
グループ各社の共通商品マスター基盤
としてシステムを整備し、運用管理の専門
部署である、
マスターデータ管理チームを
発足させた。
Benefit
① グループ共通の商品マスター管理プロ
セスの構築
② 国際標準のコード体系導入
③ 商品マスターの精度向上
④ 受発注エラーの減少
⑤ 実績把握の簡略化
⑥ マスター登録期限の遵守率向上
本稿は、
イオングループ様ご提供のレポートに基づいて
1WorldSync Japan 合同会社が制作いたしました。
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