平成26年度事業終了時におけるキャリアアセスメントの構築状況

1.6 キャリアアセスメント

キャリアアセスメントの考え方
キャリアはある一時点の静態的なものではなく、経験や技術、知識の積み重
ね・蓄積である。したがって、キャリアのレベルを短時間で評価(アセスメン
ト)することは難しく、体系的に定義されたスキル・知識のアセスメントを地
道に繰り返し、記録し、分析するプロセスがアセスメントの仕組みに求められ
る要件である。
いずれにしても、本事業では、構築したスキル体系・知識体系が存在し、そ
の体系上で定義されたスキル・知識体系に対してどのようなアセスメントを行
い、その結果をどのように利用することが、有用なキャリアアセスメントにな
るのかについて検討した。
1.6.1 アセスメントの方法

基本的な考え方
平成 27 年 2 月 28 日
平成 27 年 1 月 31 日
平成 26 年 12 月 31 日
平成 26 年 11 月 30 日
平成 26 年 10 月 31 日
主観評価
スキル
主観評価
(できる)
(他者評価)
知識
客観評価
(わかる)
(テスト)
(自己評価)
図 8
キャリアアセスメントの基本的な考え方(イメージ)
図 8 はキャリアアセスメントの方法に関する基本的な考え方を表したもので
ある。「キャリア」は、経験を積み重ねて形成されるものであるから、それ自
体時系列的な意味合いを持った抽象的なもので、とらえにくいものである。し
かし、アセスメントはあるタイミングにおいて、その時点のスキルや知識を評
64
価するものである。したがって、キャリアアセスメントは、スキルや知識の評
価を繰り返す(積み重ねる)ことで可能になる。
このとき、ある時点におけるスキルや知識に対する「評価」は次の 2 つの観
点でとらえることができる。

主観評価か客観評価か
評価は、人が、その考え方に基づいて評価する「主観評価」と、テスト・試
験等の実施により、問題が解けたかどうかなどに基づいて評価する「客観評価」
に分けることができる。主観評価は、様々な視点をもとに人間が判断を下すも
のであるから、総合的な評価ができる一方、評価者(アセッサー)によって評
価結果が異なる可能性がある。一方、客観評価は、ある知識を頭で理解してい
るかどうかを試すなどの局面で一意的な評価を下せる一方、評価の単位領域は
小さくならざるを得ず、総合的な評価を下しにくい。しかし、知識体系のよう
に明確な学習範囲が示されていて、そこから網羅的に問題を出題して理解度を
試すようなことができれば、知識(わかる)については、十分な信頼性を以て
客観評価を行うことが、理論的には可能である。したがって、「知識」につい
ては、テスト等の実施を通じた評価を行うことが適切であることに異存はない
はずである。

自己評価と他者評価
主観評価は、自分自身による自分自身に対する評価(自己評価)と、自分自
身ではない他者による自分自身に対する評価(他者評価)に分けられる。スキ
ル(できる)の評価については、テスト等の実施による客観評価は難しく、勢
い主観評価にならざるを得ないが、このとき、自己評価に加えて他者評価を行
うことで、評価に関する信頼性を増すことができるのは言うまでもない。した
がって、「スキル」については、他者による評価を実施することが必要である。
まとめると、自己評価は、自分のためであるから、「スキル」についても「知
識」についても、常に行うことは当然として、「スキル」は他者評価、「知識」
は客観評価を加えることによって、評価の信頼性を高める仕組みの構築が、キ
ャリアアセスメントに欠かせないと結論づけることができる。
本年度事業では、完成度の高い「メイク」領域のフレームワークに合わせ、
「メイク・知識」のレベル 1 をアセスメントするための「テスト」を試作した。
それを次のページから紹介する。
65
■メイク・知識・レベル 1
ID
問題 1
テスト(試作 50 問)
問題文
メイクアップアーティストとして
選択肢
①右利き、左利きに関わらず、お客様から見て右側に立つ。
細目 ID
KMK0102
細目
身だしなみ
の心構えについて、正しいものを選 ②施術中、お客様に親近感を与えるため、なるべくお客様の近くに寄る。
択肢からひとつ選びなさい。
③礼儀や言葉遣いよりも、正確な施術を心がける。
④施術中、お客様の近くに寄りすぎないように注意する。
問題 2
次のイラストで示したメイクアッ
①アイシャドウをつける
プ小道具の働きを選択肢からひと
②フェースパウダーをつける
類と機能、配
つ選びなさい。
③ほほ紅をつける
置
KMK0103
小道具の種
④まつ毛をカールさせる
⑤眉を描く
⑥目の際にラインを引く
問題 3
次のイラストで示したメイクアッ
①アイシャドウをつける
プ小道具の働きを選択肢からひと
②フェースパウダーをつける
類と機能、配
つ選びなさい。
③ほほ紅をつける
置
KMK0103
小道具の種
④まつ毛をカールさせる
⑤眉を描く
⑥目の際にラインを引く
問題 4
次のイラストで示したメイクアッ
①アイシャドウをつける
プ小道具の働きを選択肢からひと
②フェースパウダーをつける
類と機能、配
つ選びなさい。
③ほほ紅をつける
置
KMK0103
小道具の種
④まつ毛をカールさせる
⑤眉を描く
⑥目の際にラインを引く
問題 5
次のイラストで示したメイクアッ
①アイシャドウをつける
プ小道具の働きを選択肢からひと
②フェースパウダーをつける
類と機能、配
つ選びなさい。
③ほほ紅をつける
置
④まつ毛をカールさせる
⑤眉を描く
⑥目の際にラインを引く
66
KMK0103
小道具の種
ID
問題 6
問題文
選択肢
顔の各部の名称について、当ては
①
まる番号を図より選びなさい。
②
眉
③
細目 ID
KMK0201
細目
顔の各部の
名称と位置
④
⑤
⑥
⑦
問題 7
顔の各部の名称について、当ては
①
まる番号を図より選びなさい。
②
口角
③
KMK0201
顔の各部の
名称と位置
④
⑤
⑥
⑦
問題 8
顔の各部の名称について、当ては
①
まる番号を図より選びなさい。
②
目頭
③
KMK0201
顔の各部の
名称と位置
④
⑤
⑥
⑦
問題 9
標準的なフェースプロポーション ①正しい
KMK0202
に関する次の各記述が正しければ ②正しくない
フェースプロ
ポーション
①を、正しくなければ②を、それぞ
れ選びなさい。
顔の横幅は、目幅の約 3 倍である。
問題 10
標準的なフェースプロポーション ①正しい
KMK0202
に関する次の各記述が正しければ ②正しくない
フェースプロ
ポーション
①を、正しくなければ②を、それぞ
れ選びなさい。
「額の生え際から眉頭までの長
さ」、
「眉頭から鼻の下までの長さ」、
「鼻の下から顎の先までの長さ」は
ほぼ等しい。
67
ID
問題 11
問題文
選択肢
標準的なフェースプロポーション ①正しい
細目 ID
KMK0202
に関する次の各記述が正しければ ②正しくない
細目
フェースプロ
ポーション
①を、正しくなければ②を、それぞ
れ選びなさい。
眉頭は目頭の真上よりも外側に位
置している。
問題 12
標準的なフェースプロポーション ①正しい
KMK0202
に関する次の各記述が正しければ ②正しくない
フェースプロ
ポーション
①を、正しくなければ②を、それぞ
れ選びなさい。
上唇と下唇の厚みのバランスは、
1:1から1:2の範囲である。
問題 13
問題 14
一般的なメイクアップの順序とし
①
て、正しい図を選びなさい。
②
プの手順と
③
その要素
KMK0301
次のスキンケア用品の働きを、選択 ①うるおいを与える
肢から選びなさい。
②毛穴の汚れを取り除いたり、肌をみずみずしく整えたりする
マッサージクリーム
③血行を良くし、新陳代謝を促し、あとから使う化粧品の効果をアップ
KMK0401
メイクアッ
スキンケアの
基本知識
する。
④メイクアップ料・皮脂、汚れを取り除く
問題 15
次のスキンケア用品の働きを、選択 ①うるおいを与える
肢から選びなさい。
②毛穴の汚れを取り除いたり、肌をみずみずしく整えたりする
クレンジング
③血行を良くし、新陳代謝を促し、あとから使う化粧品の効果をアップ
KMK0401
スキンケアの
基本知識
する。
④メイクアップ料・皮脂、汚れを取り除く
問題 16
次のスキンケア用品の働きを、選択 ①うるおいを与える
肢から選びなさい。
②毛穴の汚れを取り除いたり、肌をみずみずしく整えたりする
化粧水
③血行を良くし、新陳代謝を促し、あとから使う化粧品の効果をアップ
する。
④メイクアップ料・皮脂、汚れを取り除く
68
KMK0401
スキンケアの
基本知識
ID
問題 17
問題文
選択肢
次のスキンケア用品の働きを、選択 ①うるおいを与える
肢から選びなさい。
②毛穴の汚れを取り除いたり、肌をみずみずしく整えたりする
マスク
③血行を良くし、新陳代謝を促し、あとから使う化粧品の効果をアップ
細目 ID
KMK0401
細目
スキンケアの
基本知識
する。
④メイクアップ料・皮脂、汚れを取り除く
問題 18
皮膚の内部の名称について、当て
①
はまる番号を図より選びなさい。
②
真皮
③
KMK0402
皮膚の内部
の知識
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
問題 19
皮膚の内部の名称について、当ては ①
まる番号を図より選びなさい。
②
汗腺
③
KMK0402
皮膚の内部の
知識
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
69
ID
問題 20
問題 21
問題文
選択肢
図のように、肌のトラブルを目立
①コンシーラー
たなくする部分的ファンデーショ
②コントロールカラー
ンのことを何と言いますか。選択
③スキンケア
肢より選びなさい。
④クレンジング
コントロールカラーのテクニック
細目 ID
KMK0502
①前
細目
コンシーラ
ーなど
KMK0503
について、次の文の空欄に当てはま ②後
コントロール
カラー
る語句を選択肢から選びなさい。
乳化タイプ、油性タイプはファンデ
ーションの【
】に使用する。
パウダータイプはファンデーショ
ンの【問題 22】に使用する。
問題 22
コントロールカラーのテクニック
①前
KMK0503
について、次の文の空欄に当てはま ②後
コントロール
カラー
る語句を選択肢から選びなさい。
乳化タイプ、油性タイプはファンデ
ーションの【問題 21】に使用する。
パウダータイプはファンデーショ
ンの【
問題 23
】に使用する。
次のファンデーションタイプの特
①明るく発色し、くずれにくい
長を表す記述を、選択肢より選びな ②汗に非常に強く、感触はさっぱりしている
さい。
③感触はしっとりしていてツヤがある
パウダータイプ
④自然なカバー力、ツヤがありしっとりしている
⑤透明感に優れ、自然な仕上がりでさっぱりとした感触である
⑥ドライ使用のものと、水使用できるものがある
70
KMK0504
ファンデーシ
ョン
ID
問題 24
問題文
選択肢
次のファンデーションタイプの特
①明るく発色し、くずれにくい
細目 ID
KMK0504
長を表す記述を、選択肢より選びな ②汗に非常に強く、感触はさっぱりしている
さい。
③感触はしっとりしていてツヤがある
クリームタイプ
④自然なカバー力、ツヤがありしっとりしている
細目
ファンデーシ
ョン
⑤透明感に優れ、自然な仕上がりでさっぱりとした感触である
⑥ドライ使用のものと、水使用できるものがある
問題 25
次のファンデーションタイプの特
①明るく発色し、くずれにくい
KMK0504
長を表す記述を、選択肢より選びな ②汗に非常に強く、感触はさっぱりしている
さい。
③感触はしっとりしていてツヤがある
ケーキタイプ
④自然なカバー力、ツヤがありしっとりしている
ファンデーシ
ョン
⑤透明感に優れ、自然な仕上がりでさっぱりとした感触である
⑥ドライ使用のものと、水使用できるものがある
問題 26
ファンデーションの色について、次 ①「華やか」「若々しい」「ホット」
の文の空欄に当てはまる語句を選
KMK0505
②「ノーブル」「洗練された」「クール」
ファンデーシ
ョンの色
択肢より選びなさい。
・オークル系は、「シック」「控え
め」「ナチュラル」という印象を与
える。
・ピンク系は、【
】という印
象を与える。
・イエロー系は、【問題 27】とう印
象を与える。
問題 27
ファンデーションの色について、次 ①「華やか」「若々しい」「ホット」
の文の空欄に当てはまる語句を選
KMK0505
②「ノーブル」「洗練された」「クール」
ファンデーシ
ョンの色
択肢より選びなさい。
・オークル系は、「シック」「控え
め」「ナチュラル」という印象を与
える。
・ピンク系は、【問題 26】という印
象を与える。
・イエロー系は、【
】とう印
象を与える。
問題 28
フェースパウダーに関する次の記
①白くなるタイプ
述は、どのタイプの特徴を表してい ②ツヤの出るタイプ
71
KMK0506
フェースパウ
ダーの種類
ID
問題文
選択肢
ますか。選択肢から選びなさい。
細目 ID
細目
③透明タイプ
・見た目は白い色をしているが、つ ④ほんのり肌の色がつくタイプ
けると色がつかない。つけすぎると
白く見えることがある。
問題 29
フェースパウダーに関する次の記
①白くなるタイプ
KMK0506
述は、どのタイプの特徴を表してい ②ツヤの出るタイプ
ますか。選択肢から選びなさい。
フェースパウ
ダーの種類
③透明タイプ
・パールが入っている。ブラシで強 ④ほんのり肌の色がつくタイプ
めにつけるのがコツである。
問題 30
アイシャドウの次のタイプに関す
①しっとりとしてツヤがあり、指やブラシでつける
KMK0601
アイシャドウ
る特徴を、選択肢より選びなさい。 ②太さはいろいろで、ライン的に入れることができる
の機能と各種
リキッドタイプ
タイプ、基本
③みずみずしい感触で透明感がある
的なデザイン
問題 31
アイシャドウの次のタイプに関す
①しっとりとしてツヤがあり、指やブラシでつける
KMK0601
アイシャドウ
る特徴を、選択肢より選びなさい。 ②太さはいろいろで、ライン的に入れることができる
の機能と各種
クリームタイプ
タイプ、基本
③みずみずしい感触で透明感がある
的なデザイン
問題 32
アイラインの基本的な入れ方に関
①
a-淡く
b-濃く
する次の記述の空欄 a、空欄 b に入 ② a-濃く
b-淡く
KMK0602
アイラインの
機能と各種タ
れる語句の組合せを、選択肢から選
イプ
びなさい。
一般的に上瞼は【 a
【
問題 33
問題 34
問題 35
b
】、下瞼は
】描く。
アイラインで用いる次の道具に関
①きわめてくっきり、簡単に描けて、まつ毛のすき間にも描きやすい
する特徴を、選択肢より選びなさ
②くっきり、ソフト両方描けて色数が豊富。綿棒やチップでぼかすこと
機能と各種タ
い。
もできる
イプ
ジェルタイプ
③クリーミィな感触でピッタリとなじむブラシでつける
アイラインで用いる次の道具に関
①きわめてくっきり、簡単に描けて、まつ毛のすき間にも描きやすい
する特徴を、選択肢より選びなさ
②くっきり、ソフト両方描けて色数が豊富。綿棒やチップでぼかすこと
機能と各種タ
い。
もできる
イプ
筆ペンタイプ
③クリーミィな感触でピッタリとなじむブラシでつける
KMK0602
KMK0602
アイラインの
アイラインの
アイラインの描き方に関する 3 つ
①
のイラストのうち、「大きな目に
②
の機能と各
見せる」ための描き方を表したも
③
種タイプ
KMK0602
のを選びなさい。
72
アイライン
ID
問題 36
問題文
選択肢
細目 ID
アイラインの描き方に関する 3 つの ①
KMK0602
細目
アイラインの
イラストのうち、「切れ長の目に見 ②
機能と各種タ
せる」ための描き方を表したものを ③
イプ
選びなさい。
問題 37
次に示すマスカラのタイプの特徴
①耐水性がある
を、選択肢より選びなさい。
②ほどよいバランスで自然な仕上がり
能と各種タイ
ウォータープルーフタイプ
③まつ毛にボリュームをもたせる
プ
KMK0603
マスカラの機
④まつ毛をよりカールさせてキープする
⑤まつ毛をより長く見せる
問題 38
次に示すマスカラのタイプの特徴
①耐水性がある
を、選択肢より選びなさい。
②ほどよいバランスで自然な仕上がり
能と各種タイ
ナチュラルタイプ
③まつ毛にボリュームをもたせる
プ
KMK0603
マスカラの機
④まつ毛をよりカールさせてキープする
⑤まつ毛をより長く見せる
問題 39
次に示すマスカラのタイプの特徴
①耐水性がある
を、選択肢より選びなさい。
②ほどよいバランスで自然な仕上がり
能と各種タイ
ロングタイプ
③まつ毛にボリュームをもたせる
プ
KMK0603
マスカラの機
④まつ毛をよりカールさせてキープする
⑤まつ毛をより長く見せる
問題 40
図は、つげまつ毛をつける一般的
①a-カットする
な手順を表しています。空欄 a~
②a-カーブをつける
空欄 c に入れる語句の正しい組合
③a-ペーストをつける
b-カーブをつける
b-カットする
c-ペーストをつける
KMK0603
c-ペーストをつける
b-カットする
マスカラの
機能と各種
c-カーブをつける
タイプ
せを選択肢より選びなさい。
問題 41
問題 42
次に示すアイブロウを行うときに
①パウダー(ケーキ)タイプ
使う小道具を選択肢より選びなさ
②筆ペンタイプ
い。
③ペンシルタイプ
一本一本、繊細なラインを描く
④眉用マスカラ
次に示すアイブロウを行うときに
①パウダー(ケーキ)タイプ
使う小道具を選択肢より選びなさ
②筆ペンタイプ
い。
③ペンシルタイプ
眉の色をチェンジさせる
④眉用マスカラ
73
KMK0701
アイブロウ
KMK0701
アイブロウ
ID
問題 43
問題文
アイブロウテクニックに関する記
選択肢
①描き始めは眉頭を避ける
細目 ID
細目
KMK0701
アイブロウ
KMK0602
アイラインの
述のうち、正しいものを選択肢より ②最初に眉頭を描くようにする
選びなさい。
③一方の眉を先に仕上げ、それを見本にもう一方を仕上げるようにする
④眉についたファンデーションは最後に取り除く
問題 44
眉の形の方向性と、それぞれが与え ①上がり眉…女らしい
るイメージの組合せのうち、正しい ②上がり眉…激しい
下がり眉…シャープ
機能と各種タ
ものを選択肢より選びなさい。
下がり眉…情けない
イプ
③上がり眉…きつい
④上がり眉…すっきり
問題 45
下がり眉…自信がない
下がり眉…情熱的
唇の化粧に使う次の道具の特徴を
①唇の輪郭をはっきりとさせる
選択肢より選びなさい。
②唇または口紅にツヤを与える
KMK0801
唇の化粧道具
KMK0801
唇の化粧道具
KMK0802
唇の形のいろ
リップグロス
問題 46
唇の化粧に使う次の道具の特徴を
①唇の輪郭をはっきりとさせる
選択肢より選びなさい。
②唇または口紅にツヤを与える
リップペンシル
問題 47
問題 48
問題 49
リップラインが「アウトカーブ」の ①子供っぽい
場合に与えるイメージを選択肢よ
②クール
り選びなさい。
③ふっくら
いろ
リップラインが「インカーブ」の場 ①キュート
合に与えるイメージを選択肢より
②セクシー
選びなさい。
③ロマンチック
KMK0802
唇の形のいろ
いろ
チークのタイプのうち、仕上げで使 ①クリームタイプ
用するものを選択肢より選びなさ
②スティックタイプ
い。
③パウダータイプ
KMK0901
チーク
KMK0902
ハイライト・
④リキッドタイプ
問題 50
ハイライト・シャドウテクニックに ①シャドウには肌より暗い色を使用する
関する記述のうち、正しいものを選 ②シャドウはブラシにとり、額・鼻筋・目の下等につける
択肢より選びなさい。
③ハイライト・シャドウは仕上げの段階でのみつける
④ハイライトは側面あるいはくぼんでいるところにつける
74
シャドウ
1.6.2 Before と After の比較方式

時系列で行う評価
ある時点での評価は、図 8 にも示したとおり、自己評価を中心として他者評
価と客観評価を加えることが妥当であると結論づけた。あとは、キャリアが「積
み重ねること」を含む概念であるから、評価も時間的に「繰り返す」「積み重
ねる」ことが重要である。そこでは、ある時点と、そこから一定時間が経過し
たある時点のスキルレベルや知識レベルを比較する考え方が重要である。比較
の前と後の間で実施したことをベースに、比較前の状況と比較後の状況を比べ
ることによって、実施したことがスキルや知識のレベルアップにどのように貢
献したかを知り、理解することができるからである。そこで、キャリアアセス
メントの方法の一つとして、Before と After の比較が有力な手段として浮かび上
がってくる。これは、特に、「講座の受講」のように、スキルや知識のレベル
アップに関する明確な目標を持った状況において有力な手段である。あるスキ
ルを身につけるための研修を受けた、その前後でスキルの状況がどう変化した
か、レベルアップできたのか/できなかったのか、できたとすればそれはなぜ
か?
このような考察を行うことによって、どうすればレベルアップできるの
かを理解でき、次のレベルアップにつなげることができるからである。
詳細は次章に送るとして、本事業ではモデル講座(実証講座)において、構
築したスキル体系・知識体系を基に、Before と After の比較効果を確かめる実験
を行っている。Before、After 比較方式についての具体的な方法例はそこで説明
する。
75