塩釜 FC - 宮城県サッカースポーツ少年団協議会

バーモントカップ第19回全日本少年フットサル大会全国決勝大会報告(塩釜 FC)
1. 日時・場所
2010年1月4日(月)∼6日(水)
東京 駒沢体育館
2.大会概要
1日目:48チーム(北海道は2チーム)を3チーム
16ブロックに分け予選リーグ(前後半各8分のプ
レーイングタイム)
2日目:1位トーナメント1回戦、準々決勝(前後
半各10分のプレーイングタイム)、敗者戦は前後
半各10分のランニングタイム。
予選2位、3位は1試合のみ(前後半各10分のラ
ンニングタイム)
最終日:準決勝、決勝戦。
2位、3位トーナメントはブロック決勝のみ。2日目に2,3位トーナメントで敗退したチームは試合なし。
決勝に進出した場合は計5試合、その他は計4試合か3試合。
3. 試合結果・戦評
グループ N 予選リーグ
チーム名
塩釜 FC(宮城県)
勝点
1
勝利
0
引分
1
敗戦
1
得点
4
失点
8
得失点
−4
順位
3
JUVEN FC898(岐阜県)
板付ウイング SC(福岡県)
2
4
0
1
2
1
0
0
6
8
6
4
0
+4
2
1
日 程
1月4日(月)
1月4日(月)
1月4日(月)
時 間
11:45
15:45
18:30
会 場
体育館 B
球技場 B
体育館 B
対 戦
塩釜 FC 3−3 JUVEN FC 898
JUVEN FC 898 3−3 板付ウイング SC
塩釜 FC 1−5 板付ウイング SC
第1戦 vsJUVEN FC 898(岐阜県) 3−3(前半1−2)
過去に全国優勝、そして昨年も予選リーグ1位の強豪チーム相手に立ち上がり2分で2失点(CK をカットされ速攻で2vs
1を作られ、DF がつり出され1点。ボールと人を動かされ、空いた左スペースに最終ラインの DF が上がってきて、捕まえ
きれずにゴールを許し2点目)。全国大会初戦で浮き足立っているためタイムアウトで落ち着かせ、いつものペース(落ち
着いた守備)を取り戻す。しかし、県大会や練習試合で経験したことのないスピードとパワフルなプレーに完全に主導権
を握られ戸惑いながらもしっかり守備してチャンスを伺う。GK からのドロップキックを FW のワンツーで鮮やかにゴール、2
点目は GK からのドロップキックをゴール前に走りこんだ FW がワンタッチでゴール。3点目は CK を後ろで受けた DF から
ゴール前へのダイレクトパス∼FW がダイレクトシュート(得意のカタチ)で追いつく。選手は最後まで諦めず戦い引分に持
ち込む。
第2戦 vs板付ウイング SC(福岡県)1−5(前半0−3)
15:45∼の JUVEN vs 板付が3−3引分のため、第2戦に勝てば1位通過、負ければ3位、引分ければ抽選の展開と
なる。スカウティングにより相手チーム対策には自信があったのですが、経験の差が出ました。カウンターから先制点を
献上し、その後キックインから連続2失点で前半を終了する。後半、相手チームが自陣に引きボックス型で守備的になっ
たので、3点のビハインドを跳ね返すにために積極策にでた。相手のバランスを崩すためドリブルで仕掛けるように指示。
相手のバランスが徐々に崩れ、後半開始早々にゴールが決まる、その後も何度も得点チャンスが生まれるが、相手 GK
の素晴らしい反応でゴールを割ることができず、カウンターで2失点。シュート数は22vs20と相手を上回ったが決定機を
ものにできなかったのが敗因。18時半からのゲームということでコンディションとモチベーションに維持が難しかった。
フレンドリー(3位)トーナメント
日 程
時 間
1月5日(火)
13:30
1月6日(水)
12:30
会 場
球技場 B
体育館 B
対 戦
塩釜 FC 3−2 吉田少年サッカークラブ(長野県)
塩釜 FC 2−1 サンフレッチェ広島(広島県)
フレンドリーゲームと言っても2勝するとブロック1位となり、
閉会式で優秀チームとして表彰され盾がもらえる。また、
フレンドリー1回戦で敗退すると最終日はゲームがなくな
るとあって、モチベーションもあがる。3位トーナメントで対
戦した両チームはフットサル特有の戦い方ではなく丁寧
のパスをつなぐ塩釜 FC と似たタイプだったため、攻守の
切り替えの激しい接戦になった。守備力とゴール前の勝
負強さでやや上回ったため何とか勝つことができた。
4. 技術・戦術的分析
初めての全国大会参加ということで、他県チームとのフッ
トサルゲーム経験がまったくなく、全国のレベルや全国で通
用するフットサルの戦い方がまったくわからないため、F リー
グを観戦したり経験のある見前 FC(岩手県)、リベロ津軽
(青森県)、鶴岡城北(山形県)さんと練習試合を重ね、また
うちの Jr ユースの選手を相手にレベルアップを図り大会に
向けて準備した。
<攻撃で感じたこと。自チーム&他チーム>
・ ポゼッションから、広がりや深さを利用しスペースを作り・活かしシュートチャンスを伺うが、ボックスでしっかり守られ
ると、なかなかシュートまで持ち込めない。
・ 攻守の切り替えを素早くし、カウンターを何度か仕掛けるが、ラストパスが弱いまたは精度が悪くつながらない。
・ カウンターから相手ゴール前で2vs1の決定機を作るが、シュートが GK の正面、GK の好セーブで得点できない場面
が続き主導権を奪えなかった。
・ リスタート(キックイン、コーナーキック、キックオフ、ゴールクリアランス)のトリッキーなサインプレーのレベルが高い。
・ 足の裏を使ったプレー。トーキック。GK のタイミングを外したシュート。
・ GK の攻撃参加(ドロップキック、ゴールクリアランス、キックイン)がチャンスを生む。
・ ボールと人を動かしながら(パス&ゴー、パス&ゴー、フリーランによるポジションチェンジ)スペースを作り・活かしダ
イレクトパスで決定機を演出する。マークのズレをタイミングよく速いパスで仕掛ける。
<守備で感じたこと。自チーム&他チーム>
・ GK のレベル(ポジショニング、判断、反応の速さ、攻撃への関わり、キックの精度)が得点・失点に大きく関わる。
・ 4人でボックスを作り、がっちり引いて、じっくり(むやみに飛び込まない)守備。
・ 相手カウンターから2vs1の守備に追い込まれたとき、思わずボールを奪いに行ってしまいパス∼シュート(ゴール)
(オフサイドがないため飛び込んだら簡単にやられてしまう。デレイから GK と2vs2で守ることが必要)
・ シュートブロックの守備(シュートを打たせてもコースに入り・足を出しブロック)キックフェイントへの対応。
・ ゴールを意識し、ボールとマーク、スペースを観て感じる守備。守備をしながらも攻撃を考える(速攻への対応)
5. まとめ
全国大会出場に際し、保護者をはじめいろいろな方々に大変お世話になりました。そしてあたたかいご支援をたくさん
いただき心より感謝申し上げます。全国の強豪チームとの戦いで得た貴重な経験は選手・指導スタッフの今後のサッカ
ー人生の大きな糧となります。この経験を今後の活動に活かし、宮城県の更なるレベルアップのために貢献できるように
益々頑張ります。
選手感想文
佐々木敬也(6年 キャプテン)
最後の公式戦にぼくは、どこのチーム よりも声 を出して、元気に試合をしようと決めて 、試合 に
臨みました。全国のレベルは、ものすご く高か ったです。でも、塩釜 FC はトラップや守備等 が
全国に通用していたと思います。これ からは、 全国で通用しなかった所を練習して、レ ベルア ッ
プして全国制覇出来るように努力したい です。
古内佑基 (6年)
会場となった駒沢体育館の雰囲気は県 大会など とは全く違って、チームの中でも、皆、 緊張が た
だよっていた。 対戦相手は、どのチー ムも、強 く簡単には勝てない。そして全国のレベ ルの高 さ
を感じた。宮城県は全国のレベルには 、まだと どいていないように感じた。素晴らしい 経験と な
りました。
伊藤 宙(5年)
今大会では、自分達の出来る全てのプ レーは出 来たと思います。悔いの無い試合も出来 たので 良
かったです。でも最高のプレーを しても、べス ト 4 には入れませんでした 。今までは自分達の レ
ベルに応じた練習だったので、練習の レベルも 下がってしまい、全力のプレーをしても 東京ヴ ェ
ルディや、柏レイソルに勝てないんだ と今大会 で実感させられました。これからは、団 体練習 の
前に個人練習をし、団体練習のレベルを 上げ柏 レイソルなどに勝ちたいです。
後藤祐輔(6年)
ぼくはジュニアにいるうちに、一度は 全国大会 に出たかったので嬉しかったです。4日 の2試 合
が大事だったけど決勝トーナメントに 行けなく て残念です。でも2試合ともフル出場出 来て嬉 し
かったです。負けたけど板付との試合 では本当 に自分の、一番いいプレーが出来ました 。ゴー ル
を決めることが出来なかったのが悔し いです。 FCで練習していれば、全国でも通用す ると思 い
ました。ジュニアユースに行ってまた 全国大会 に出場して自分のプレーをしてゴールを 決めて 勝
ちたいです。
大久保 陸(6年)
全国大会に行き感じた事は、僕は、ま だまだ、 全国のレベルにも追いついていません。 キーパ ー
なのに、声も出せないし…びびってい るし、今 回、全国のチームをみて、勉強になりま した。 貴
重な体験をしました。仲間や監督、コー チ、そ して、親に感謝します。そして、全国に 行くの を、
応援してくれた。父と母の友達にも、感 謝しま す。ありがとうございました。
千葉丈一郎(6年)
フットサルの大会で東京に行き、ベン チ外だっ たけど練習をちゃんとし、試合に出てい る人を 応
援しました。これからもちゃんと練習 をし、練 習をさぼったり休んだりせずに、中学・ 高校も 練
習を頑張りレギュラーをとれるように頑 張って やっていきたいです。
渡辺裕也(6年)
ぼくは、サッカーを始めてまだ、一年経 ちませ ん。でも、チームが全国大会に行ける事 になっ て、
ぼくも行ける事になりました。ベンチ外 からの 応援だったけど、精一杯応援しました。 全国の レ
ベルの高さに驚きました。凄いプレー を見れて 、全国大会の雰囲気をメンバーと一緒に 経験出 来
て良かったです。
岡 修平(5年)
ぼくが,全国大会で感じたことは 3つあります 。1つ目は,
「パスの強さ 」です。強いチー ムは パ
スが強く正確でした。特にフィクソか らピボへ のパスはより強く正確なパスが必要だと 思いま し
た。2つ目は,
「声」です。強いチーム は試合に 出ている人もベンチからもたくさんの声 が出て い
たと思います。3つ目は,「失点後のき りかえ 」です。強いチームは失点しても
あせっていないように感じました。全 国大会で 感じたことを意識して,今後の練習に取 り組み た
いと思います。
我妻拓海(6年)
全国大会に参加して思ったことがあり ます。僕 はなかなか試合に出ることができません でした 。
全国大会に出ているチームの人たちを 見てまだ まだ練習が足りないと実感しました。も う一度 気
持ちを入れ替えて練習を頑張り、いつ かまた全 国大会に参加し、その時は試合に出て点 を取り た
いと思います。
山田恭摩(6年)
僕が全国大会に参加して感じたことは 、出場チ ームは皆とてもレベルが高いということ です。 特
に柏レイソルは、パスもドリブルも正 確で、一 人ひとりのレベルが高いと思いました。 このよ う
な大会で僕たちも試合ができて、とて もいい経 験でした。監督・コーチ、練習を手伝っ てくれ た
ジュニアユースの先輩、家族のおかげ で全国大 会に出れたと思います。周りの人たちに 感謝し て
います。
鈴木風摩(6年)
全国大会で、僕が感じたことは、個人 の技術の 高さ、体の大きさ、スピードの速さが、 宮城県 大
会とは全然違かったことです。出場チ ームは、 技術はキックが正確で、パスミスが少な く、体 の
大きさは160cmを超える選手がいっ ぱいい て、スピードは裏へ抜ける速さがすごか った。 し
かし、チームは2勝1敗1分という成績 を残せ てよかったです。
鈴木郁也(6年)
全国大会に行って、やっぱり県大会を 勝ち抜い て来ているチームだけに、体の当てが強 く、プ レ
ッシャーが早くて、強いと思いました 。でも、 塩釜FCも、試合で負けはしましたが、 塩釜F C
らしいサッカーをしていたから楽しく 、できて よかったです。すごくよい思い出になり ました 。
もっとサッカーを頑張って行きます。
小林孝椰(6年)
全国大会に行って全国のレベルを実感し ました 。
ベスト 4 に入ったチームな どを見ていると、し っかり周りを見ているから落ち着いてプ レー出 来
るし、パスもしっかり通って、パスを 受ける選 手もパスを受ける時の体の向きがしっか りして い
たから優勝出来たんだと思います。も うちょっ としたら Jr ユースなので今度こそ全国 大会で 優勝
したいです。
杉内 淳(6年)
開会式。ぼく達は宮城県の代表として 、ここに 立っているんだ。ひとつでも多く勝つぞ 。勝ち た
いと心にちかった。フレンドリートー ナメント では、すごいスピードで相手はガンガン 攻めて 来
る。止める、けるも上手い。守って守 って二勝 出来た。ゴールが決まるしゅん間は最高 だった 。
二人のコーチ、チームの仲間。支えてく れた全 ての人に感謝したい。
櫻井敬正(6年)
僕は、最初の試合は先発じゃなかった 時、悔し かった。でも途中から出番がやってきた 。僕は 思
った、爆発してやる。そう思った時、 力がわい てきた。そして点を決めた。しかし時間 が足り な
くて勝てることができなかった。とても 悔しか った。次の試合は先発だった。先に点を 取られ た。
みんな焦ってた。僕は焦るなと言った がもう遅 かった。僕自身も決定力が欠けていたし 、パス ミ
スがあって点数を決められた。吉田と やった時 、点をいっぱい決めて、ベンチに居る人 を出さ せ
たいと思った。でもでも点を決めるこ とができ なかった悔しかった。こん大会通して足 りなか っ
たこと、運動量、パスの質、ポジショ ニング、 決定力。それが僕に足りなかったこと。 練習を い
っぱいして中学でも全国大会に行きたい です。
鈴木 類(6年)
僕は、フットサル全国大会でいろいろ な事を感 じました。ベンチのみんなが声を出す大 切さ、 レ
ベルの差、これを知らされました。こ の全国大 会に行って良かったです。来年も宙たち にがん ば
ってもらいたいです