回復遅延型ギランバレー症候群1症例に対する鍼治療と運動療法の併用

1
9
明治錨灸医学第 10 \f : 1
9-26(1
9
9
2
)
回復遅延型ギラン バ レー疲候群 l 症例に対する
誠治療と運動療法の例用効果について
一 重度四肢麻療後遺症を伴った 11日]
'I~J治銭灸大学
内科学教室
・・ 1則的錨灸大:!{.:
!lU下医学教室
山村義治'
上村
岡本芳幸村
江川雅人口
蹟
山田伸之日
矢野
桐井道明繍
中川修史'
本郷仁志・
義富辰夫禽
下尾和敏・
苗村健治事
忠
主主 |導'
瀬山文世'
野引淑衣 '
石崎直人口
正樹存率
梶山静夫率
要旨
今 lul技々は,回復遅延型 のギラ y パ ν ー症候併の l 症例に対 l . 運動療法を併用 した 銭灸治療 を
試み. 1.止状の若 l旧な回復を認めた の で報告 する
症例は 20歳男性。平成 2 年 1 1 月に凹肢麻仰にて発症。その後 6 ヵfJ経過してもなお 四 肢l府俸 が回復せ
ず当院内科入院1 誠灸治療と リハビリテーショノとの併!日療法を行った
1
i
.
11
<'
"'IJ心 として平成 4 年 4 月末 までin' 1 80@] の治療を行った
な改占を示 l . 短下服装具使 m にて自立歩行が可能 となった
誠灸治療は I 四肢への館通m
その結果, ι明主の筋力
ADL に 者明
これはリハビリテージョン に よる機能回
復に加え . M通í'U療法により末的循環の地加を苦起し,筋力の改且を 促進した可能性が考え られた
Acupuncturet
r
e
a
t
m
e
n
tcombine
dw
i
l
hmot
orf
u
n
c
t
i
o
n
a
lt
r
a
i
i
n
i
n
gf
o
r
t
e
tr
a
p
leg
i
aa
s
s
o
c
i
a
t
e
dw
i
t
h G uillain -Barr邑 Syndrome
-Re
p
o
r
lo
facaseNOBIKI Yoshie' , YAMAMURAYoshiharu ' , KAMIMURA Akihiro ヘ
SEYAMAFumiyo¥I
SI
I
IZAKINaoto" OKAMOTOYoshi yuk i 隊機 ,
EGAWAMasato ' ヘ HIRO Masaki ' ヘ YAMADA Nobuyuki " ,
YANO Tadas hi ' ヘ FUKUI Michiaki ' , NAKAGAWAShuji ヘ
HONGOHitoshi ' , YOSHITOMITa 同 uo\S HlMOO Kazutosl¥
NAMURAK
e
n
j
i'andKAJIYAMAShizuo'
,
' Deparlme叫 01 I
n
te
r
n
aiMedicine , )
t
l
/
e
i
j
iC
o
l
l
e
g
e0
1Orientα 1 Medic
i
n
e
• •De
parlmenl0
1Orientα 1 Me
d
i
c
i
n
e
..
W
e
i
j
iC
o
l
l
e
g
e0
1Orientα l ,\I!edici ne
2
0
回復遅延型ギランパレ
症候群 l 症例に対する純治療と運動療法の併用効果について
Summar
y: Gui
l
l
a
i
n
-8a
r
r s
yndrome(GBS) has b
c
c
nc
o
n
s
i
d
c
r
c
d1
0 show a r
cl
at
Lv
c
l
y
goodr
e
c
o
v
e
r
yo
ft
heph
y
s
i
c
a
lf
u
nc
t
i
ons
. !Io\\'e~'er , s
c
¥
'
c
r
alworkcrs[
印刷 ted t
h
a
tsomcof
t
h
cp
a
t
i
a
n
t
sw
i
t
h GBSshowcd delayed reco 切り in r
c
c
e
n
ty
e
8
r
s
. ¥
V
er
e
p
o
r
la c
a
s
eo
f
GBS I
h
8
tr
c
¥
'
c
a
l
e
dd
e
l
a
y
e
dr
e
c
o
v
e
r
ys
u
c
s
c
s
s
f
ul
1y t
r
c
a
l
e
d by Acupunclurew
i
t
hf
u
n
c
t
i
o
n
a
l
t
r
a
i
n
i
n
g
. A 2
0
y
e
ar
ol
d man was a
d
m
i
t
t
e
d t
o Qur h
o
s
p
i
t
a
l becausc o
f motol
dysf
un
ct
i
onsducl
oas
c
quel
a GBS. On h
isadmission , h
i
se
xt
rc
m
i
t
i
c
s was paralY7
.c
d
VC t
r
i
c
dt
ol
r
e
a
l him ,....ith acupunciurc
compl
e
l
e
l
y and h
c coul
d nol m
o
¥
'
c around. ¥
t
h
er
apy w
i
t
h motor f
un
c
t
i
o
n
a
lt
r
ai
n
i
n
g
. For acupuncture l
r
a
a
l
m
e
n
t.wc s
t
i
m
u
l
a
l
c
d
acupoi
ntalc
x
l
r
emi
t
i
e
s wi
lh l
h
e mcl
hod o
f10\',- f
r
c
q
u
c
n
c
ye
l
e
cl
r
祥 acupuncl
u
r
e(LFE 八〕
A
f
t
el' 1
1 m o nlh s , hi
smo
l
orf
unc
1
i
onwasalmostr
c
c
o
v
cl'e
d and h
e bc
came ab1
c1
0¥
va
l
k
himscl
fu
si
ngshorll
e
gbr
a
c
e
.1
1 wassuggcsted 山 at acupuncturc l
r
c
al
ment w
i
l
h motOt
r
u
n
c
l
i
o
n
all
r
a
ini
n
g was e
r
r
e
c
l
茁
ef
o
rG 日 S
,
Key Wo ds :ギランパ レ ー 症候群 Gu i l1 ain ・ 13arrê syndromc , 純治療 acupuncturc ,
motor f
un
c
t
i
o
n
a
l train ing , 低NiI彼自滅彼自、 low r
r
e
q
u
c
n
c
ye
l
e
c
t
r
i
ca upunct
ur
c
且{動If.f法
I
はじめに
ギランパレー症候群は ,
1916 年フランスの
Gui l1 ain , G . , BarréωJ. A. & Slroh1 , A
によ
家族歴
1~}紛が乳焔で治療を受けている
現病歴
平成 2 'of' 11R 下旬四l肢末梢に強いしびれ
感が 1 1I現,
その後.脱力感及び桃音附筈も / 1 1到し
り最初に報告さ れ た , 急住i の運動 防空fを主徴とす
たため近隣の病院を受診, 入院となった 。
る多発恨神経炎である1)
u-.til l.'d 後より呼吸減弱。 チアノ
本症候群は一般には予
その数
ゼが出現し気管
後良好な侠虫であると考えられていたが中には経
切 U}j後レスピレーターを装計 , 完令四!民麻w にな
過の遜延する例や強い後治疲を残すことも稀では
り眼球-illi即jのみ可能な状態となった
ないことが,近年報科さ れ ている1. 2)
給月比,
本症候群の成因として,約半数に発症に先行し
髄液検れの
ギランバレー症候群 と診断され,
療法を 7 同胞行された
1111焼失倹
12月下11J , 下顎の動きと
ウイ Jレス感染
日発呼吸が認められ.その後脳神経機能,呼吸状
を引き金とする免疫系の関与が示唆 されている
態は徐々に回復に向かうも四肢の麻樺が改汗され
がめ,
ず, 平成 3 年 5 月下旬内科を受診し.鎖灸治療及
て感染などがみられることから1) ,
依然原因不明とされており句西洋医学的な
治療法としては, 急性!切にス テ ロイドパルス療法
や血妓交換療法などが行なわ れ ている 。
今回我々は,血l奴交換法 を 7 回受けるも発tt後
6 ヵ月を経過し ,
なお ffiJll'四肢麻j~I の残る回復遅
びリハビリテ
入院時現症
ション目的で入院となった.
知:rl神経に異常はなく , 上l伎 F肢の
腿反射が減弱X は消失し て おり(表 l )ギランバ
レー症候l咋の特徴である四肢末梢{!ll]優位の筋 )J低
延型ギランパレ ー症側咋に対 L , 銀とリハビリテー
下を認めた
γ ョ ンを併 用 した治療を行 な った .
動は日立していたものの ,
力,
その 結果, 筋
ADL 等の著 l閃な改善を認めたので報告する
日常生活においては,車椅子での移
助の状態であった
H
症例
患者
20政男性
主訴
四肢及び体幹の筋力低下
既往歴
11 歳時に小児時旬、にて入院治療を受けた
ベソドから車尚子への
移動, 食ml1l!J作.TJ!衣勤ff,排出動作などは全介
治療鋭治僚は , 筋力 1\'/強と
機能 1!!l 1亙を同的として低周波世鍛療法を主に行な
い,その他に民lûri抑制予防 目 的の為のストレ y チ
ングー
血行改善のためのホァ l パックを組み合わ
せた . 使用経穴は
5 月 28 日 ~l l 月 8 日までが下
明治鎖灸医学
表 1
初診時の健反射
第 10号
2
1
(
1
9
92
)
所(図 1 - c) に低周波置銭法を, 足部は足三里 ­
右{剛腕樟骨筋腫反射のみが
U降, 太祖J - 解総に SSP療法を行った
("),そ れ以外出深部臆反射 I ~ 消失した
ti
19- 26
使用針は .
左
ス テ ン レス,
ディ ス ポ ー サブル 40
mm . 20号量1 ( セ イ リ ン社製) を使用した
銀通
上腕二 頭筋)陛反射
市方 法は ,
1Hzのパ ルス 通 屯 を 10 分間 行い ,通
上腕三ÐJií加盟反射
~G 機 に は,
日本メディッ ク ス社製 Tri- mixl0 1H
腕除rJ'筋腿反射
+
を使用した
量!治療の 頗度 lま.
l除荒腿反射
5 月 28 日より 9 月 28 日ま では
i国 5 - 6 1EiI ( 合計 91 回)
ア キ レス 腿反射
そ れ以後, 筋力 .
ADL
の回復が著しかっ たため 4 11 30 日迄は週 3 回
(合計89回) 行な っ た
患者は鍛治療の 他に,
リ ハビリ テー ションと自
三ill ← 外閣と足 三盟 -12 隆 に 行ない(図 1 - al ,
主的なトレ ーニ ング をほぼ毎日行なっていた
正 rlJ神経l邸抑織の手 〔 訟手 ) が改 ;E し ない ため ,
経過
l
lR1 1 日 - 4 )1 3 日 まで腕の 部分のみ郡門
子 の相互の移動が可能と な っ た.ま たベッドから
に変更
(図 1
内閲
- bl ,そ の 後虫隊筋の回復 の遅延
治的 1m始後約 l 占 月で111附子1
の起き上がり動作も自立 し,
が認め られ たた め, 手背flH M P閥的J !l1. 様ilJj 1iH 4 筒
助無しで 目 立し た
起立動作も Bar 介
2 ヵ 月 半前後で排 出動作が 店|
手三里
外剖
、『 ー
a
図 1
b
c
上肢の治療部位の変遷
a ・ 5 月 28 日 - 11 月 8 日の治療穴
b ・ 11 月 1 1 日 - 4
手三里外関への L fEA
R3 日由治療穴都門 ー 内閣へ の LfEA
c ・ 4 月 3 日 -4 f1 30 日 の 治療穴
ベッド ,附
手背部 ~I P 関節虫様筋部 4 箇所 へ の L F E A
2
2
表 2
回復遅延型ギラン パレ
症候 IIf l 症例に対す る 似治僚と辿出J療法 の 併川効果に ついて
i握力の推移は.入院当初は握力計が限れず訂 ìJliI
11 ヵ月後の健反射腕捜骨筋腫反射は 両 側 とも
正常化,上腕ニ頭筋腫反射 も 認め ら れ た
上腕二頭筋腿反射
不能であったが.
友
+
ア
+
+
徒手筋力検査 (man ual
musc
Jet
e
s
l
以下 M
MT と附す)を比較し ても , 体幹部は l 分な筋 )J
上腕 =頭筋鍵反射
腕~f~'n'筋腿反射
!L ;(ï とも 23kg に回 復 している
)
.
CI判 3
右
回復が見られているのに対し ,
足関節や手指の五li
iJlIJ については十分な筋力回復は認められていない
膝主主腿反射
(区1 4).
アキレス腿反射
40
ー四Oー
立し. 食事政j作もスプ ー ンにて臼立
となった
その後順調に A DL. 四
肢の筋力.握力等 回復し .
松葉杖 2 点歩行を開始.
左前園聞置
-{コー
右上風間喧
ー回・ー
右上島周聴
30
1
0)114 日
18 日より A
f
o
o
to
r
t
h
os
i
s
1" 0 装具 C Ankle
右前園聞置
一・F
プラスティック下肢装具)を装ù し
"20
て松ZE杖 2 点歩行を行い, 院内歩行
として自立した
1
0
11 月中旬頃より 5
m 程度の独少も可能となり , 治療を
開始して半年経過した 1 2 )1末には,
O~
A F' O 装只装着のみにて院内歩行
が自立
4 月 10 日 ,
l
e
gb
r
a
c
e
両側支
柱付短下肢装具)に変更され,
9
[
0
[[
1
2 9
2
.1 2
3
4
3
4
40r- 0 - 右下島中央圃醤
より下垂
足 を防止するため下肢の装只が SL
B 装具 CS h o rt
8
図 2-'
2 月下旬には階段の昇降も
可能となった
7
ーー・ー
左下現中央聞置
--0ー
右島董骨上1曲n
30r-ーー
左醐骨上司蜘
その
20
後下腿の筋収縮が増強した.また t
tJ>行時に現われていたトレンデンプ
ルタ徴候も除性となり , 腿反射も 一
"10
部正常に回復した(表 2 )
また入院巾 11 カ月間における患者
。
の四l艮周符の変化は, 上肢周符で は
上腕周径が 30% もの附加が見られた
のに対し.前腕周径では 16%jjíj後の
附加にとどまり(図 2
下腿j調径は 10- 17% の 地加がid めら
- b) .
いず れ も近位側の
回復が著しかった ,
91
.6
7
8
,
- a). 下肢
周径についても 。 大腿周径は 30 % .
れ(図 2
.
1
0
[
0
[[
1
2 9
2.
1 2
図 2- b
図 2
四肢周径の変 化車
a. 上肢周筏白変化事
10 ヵ月 1聞に上凪釧径は 30-3 1 1垢, níj腕品]径は 1~
-19% の地加を認めた。
b' 下肢周径の変化率
10 ヵ月!日l に大M!J品筏は 30.8-30%. 下山間径は
9.1-17%増加を認めた。
明治錨灸医学第 10号
19- 2
6(
19
9
2
)
2
3
ハビリテープョンが中,心となってい
3
0
ーベ〉ー
狸カ右
-・- "カ左
2
5
る
本症候群に対するリハビリテー ショ
ンの効果について,間的ら 5 ) は,
1
7
1列 中 5 WIJが発症後 I 年経過しても筋
2
0
萎縮を伴った著明な筋力低下をのこ
す回復遅延型であり,さらにこれら
;
:1
5
回復遅延型は発症後 2 ヵ月の時点で
予後推定が可能であるとし,予後推
1
0
定基準を挙げている (表 4
)
今回の我々の症例では,発症年令
3
は 18歳で間嶋等の基準とは異なるが,
。
図3
年令による基準は妥当ではないとの
01
11
29
2
.
12 3 4
91
.7 8 9 1
報告もあり 6\ 発病後 2 ヵ月の時点、
握力の推移
左右とも 9 カ月間に 23kg白 増加を認めた 。
上肢
AD L は食事動作 ,移動動 作等
の全 100項目を三段階に点数化し 100
肩関節外旋
内股
点満点で評価した(表 2 ) 初診時
外転
寝返り動作のみ可能な状態であった
肘関節屈幽
{中畠
が,その後順調に回復し 11 ヵ月後に
は 90.5 点と著明に改善 L ,
日常生活
はほぼ自立するまでになった(図 5
E
手関節背屈
lI!:回
手指屈曲
)
.
伸展
考案
ギランパレー症候群は 6 ヵ月以内
下監
に回復が見られる場合が多く,予後
は良好とされている
しかし,回復
盟問節屈曲
が遅延し,なんらかの後遺症を残す
例も稀ではなく ,
伸展
外転
Loffel らは叩例
外値
内陸
盟関町屈曲
中39例に後遺症が残ったと報告して
いる1)
伸展
回復期l や後遺症 における治療とし
E 関町背屈
ては,血紫交換療法とス テロイド パ
lI!:周
J レス療法との併用療法が有効との報
告もある が 3 l,ステロイドの授与は
図 4
MMT ノ変化
症状改善までの期間が選延し神経
-
障害等の 後巡症も大きいと 言われて
重量
おり.\) ,回復期の 治療法 としてはリ
初診時の MMl
11 カ月後四 MMT
11 カ月間i で手指と足関節を除いてすべて正常化した。
2
4
回 復遅延型ギランパレ
表 3
症候群 l 症例に対する蝕治療と運動療法の併llJ効架について
ADL 田項目
全 100 項目を 三 段階に点数 化 し、 1 00点満点、で評価した 。
義磁 的なもの
自立的なもの
項自
移
項目
寝ベベ返ッりド がでーL 起き立きちる上上ががるる そそのの逆逆 移
1
1
動 4 長で iz駐車雪
作 自 にで座歩がら ち上10がm る~15 秒る
動
6
か
に
g
にく
<
1
0 ゃ
食
2m 電在E 日
)
スは 害損
祭.べ7るむォ-~で食べる
お
6
っぐ
る
7
1
0
9
1か曲ぶ主きりシャツを
を
脱
す
l孟 る
を
衣服着 1 4 ズベ刑ル即ボントシ・付スャツカー
脱るする
最作 5 諮
77FスをナEーけを外かg
1』0‘916 靴運補下動筆絡を具岨着を在脱 漕、着す 脱 ほす る る
しする
食
時
動
作
』
1
5
4
6
?
8
1
0
3
1洗曲
E
また相いで座る
婦動作
生
動作
み
そす洗の 幽.く 化駐在する
2D~~?
t
Z
I
M
4
1
5
I
6
へーλをを使切りするうる
8 2
オ
1
0
'
ろし
使う
たまう
樋し在使か仲
う
る
4
1
6
5
t
9
I1
2
S
4
3
T
6
みん げる下ろしする
シ
」する
闘か ーずを使しすうる
ラを打イつ
をゴ かける
21mc在m使ママス向内らににモ書書す<
かけながメ
<
イ・できる.実用的にである
口 ' l!II分的にできる、時闘がかかる .,_.
o
ハ・できない、ほとんど介助を要する
1
8Eの
1
9
0
仕上がりがあまりよ〈ない
る
在使ム手紙チおつてを線ス入うれネ出を引るくを回す
y
ス洗ルタワオをうルしでぼ体るをふく
配λ法
丁きを で使金在野使をう
コ ロに点火する
う
器ス器器戸をを説位掴ンへ〈出し入れする
1ι061' 洋和衣パ 騒にタサ 糸ををミミつ
ンたを たをを 自監理する
1
0
衡
手手む舗鍋在をココ菓ンンのロロ皮ににかかをむけけるる<
g作 5.7梨イロン
ッげ包トトてペペー身ーづパパーーくろををち使いぎをうするる 霊清
7
6
i
1
1
を易障する
議 1 明物 しパにサりミるを使
洗溜
z
レれイおあ 使レ器手 が店使Z える
λ
動作;レ
I !力サさしてく
10 パス・ステッ
l
2
3
1
作 8 手さ パン って歩く
│
動
んで立ち上が
S
4
z
動 4ziIt
時 室茶 壁t雪使iのう 食べる
盛
峰、る
作 1.-r -(7 でを
皮をむく
副
詮ナか抜イん切きり果使タを う
動
EV座盛しりがで札
繍
1
1
布のかベーら 金をャめ壷ン ル入るする
G
.
5
ー」
(松憲正著. 理学疲法E軍備法,
I!I!ーより)
明治以灸医学
表 4
( J)発病初期
( 日 ) 発病後 1 カ月
( 田 )発病後 2 カ月
ギランパ レ
第 10号
19 - 26
2
5
(
1
9
9
2
)
症候群の予後推定基準案
①発病時年令が 30 代以下で 、極即 l に不完全四肢麻煉
早期l 回復Il'fとなる可能性が大
②発病時年令カ (:1 0 代以下で、極則に完全四肢麻J~I
回復遅延群となる可能性が
①起坐 ・ 起立が n 立 し 、か っ 握力の回復あり
早期回復併となる
②起坐 ・起立が不能で、 かっ 接力の回復な L
回復遅延併となる可能性が大
①起坐 ・起 立が CI "Îl.し、かっ握力の回復が若 I ~I
早期回復昨となる
G連E坐 ・ 起立が rl11.しているが、鰹力 四 回復なし
中 1m 群と なる
③起立が不能で、かっ抑 )J の回復なし
回復遅延 il下 となる
( mIW~等による )
1
00
の年令や発症からの期間を考 l~~すると単純
に比較はできないが , 木例において鍛治療
とリハビリテ
80
ションを釧朋したことで.
より目玉い治療効果がj':j られたものと考えら
れた
{-z。
- &)
6
0
また 司 今回使 JTJ した i面市療法の効果につ
いて絵本ら 8) は. SSPC
s
i
l
v
e
rs
pi
k
ep
o
i
n
t
)
40
7.IT Hß を 用いた通 ~11 によ る皮膚侃及び深部品l
の 上昇,組織血流患の地加を認め,末梢循
環改占作JIlがある ことを示唆 し い る. 伊藤
2
0
ら の も皮膚温上昇効果は銀電極を用いた方
6
5
1
9
a
o
が日いと報告して いる
図 5
7
8
9
1
0
11
1
29
2.
12
3
また低頻度刺激が
筋委縮と持久力の改善に有効であるとの報
4
告 もみられる 10}
A DL の推移
初診時 l 点であ 勺 たが 1 1 カ月 後 には 90.5点と梓 I~l に附加したロ
これ らのことから
今回
用いた誠iill 屯療法 が. 本例での末梢循環の
増加を若起し , 筋肉の代謝を促進させ10.1 1),
さらに電気刺激により他動的に筋収縮を繰
でほぼ完全四肢麻煉を認めた経過から . 同復遅延
り返させた こ とにより , 筋力の改善を促進した可
型に相当す るものと巧えられ る
能ドl が考えられる .
回復遅延型のギランパレー症候群に対する 塑学
!l,l法の効果 に関し て .荒木ら7)は 。
3 j下 l 山で T 字
今後.さらに症例を重ね , 本症候 lif に対する鍛
治療効果を検討したいと考える
杖歩行が可能となった 40tl孟男 柑 の症例l を . 大応
ら 引 は発 lIT:後 29 ヵ n を経過してなお SL日が必要
な 9 歳の症例を報告している .
今回の症例では,回復遅延型の症例としては,
ADL . 筋力て干の戸胞が著しく , 治療n日始後 11 カ
刀を経過して S L B 装具を装着してではあるが,
歩行が可能に なるなど経過 は良好であ った
lVまとめ
l ・ 回復遅延噌ギランパレー症候群のー症例に
忠者
対して1 鍛治療とリハビリテーションの併用効果
について報告した
2 ・ 治療開始後 1I カ月の経過の後.
SL B 装具
装おにて il主行は仁!立町また日 常生活においてもほ
2
6
回復遅延型ギランパレー症自前l' 1 症例に対する鋭治療とjj!励療法の il f用 効果について
7) 荒木
ぼ自立するまでになった
/);';ら
回復遅延担ギランパレー症候併の
症例理3 ・作・療法.
8) 松本
文献
老人科診療. 3
(
8
1
)
9
8
6
.
263, 1
3) 域市立史ら慢性別 Guillain -Barré 症候 n干の
plasma ph ere si s-p u lse 療法 controHed s
t
u
d
y
,臨床神経学 , 2
7:4 , 19町
4) 今 日 の治療指針 1 98日
5
) 1日同号満ら
医学部民
1 988. 第 l 日 11
ギラン・パレー症候群 白子後 推定囚
ンヨン医学 .18: 6.19
8
1
G
u
i
l
l
a
i
n
8
a
r
r
e syndrom 13例の
治疲経験に つ い て 理学療法学, 1
4:11 ,凶87
子
リハビリ テ
6) 大島忠治ら
1
9: 5
. 19白
SSP 療法の末梢循院への影特
SP 療法セミナー講演集第 4 回.
J)才川貞l平ら Gui!lain-8 ar rê 症似計症候 i洋,医
療社, 1
9
7
9
2) 重野幸次 Gu i lJ ain ・ Bar r õ 症候群白診断と治療,
リハビリテー γ ョンについて
~VJ ら
9) 伊藤力ら
5
15-21. 1
9
8
1
SSP 療法の皮膚悩変化について
SSP rrI極とハリí!l極との比般
SSP 療法セミ
ナー講蹴集第 '1 凪 22-29. 1
9
8
1
lO)高凹信二 郎ら 低l 可波 111 気刺激療法における 刺激
周波数が骨佑筋エネルギーに及ぼす影響について
30 ト Iz車 11灘のエネルギ一代詩l 的窓義
リハビリテー
γ ョン医学
1
1)高田信 二 郎ら
2
9
: 1. 1
9
9
2
低周波 713気刺激で生じるラット什
絡筋白'11収納述動と強収縮辺!fU1 におけるエネルギー
代謝白!II遣について 3 1 P-フ
¥
'
lRS の応川
リハ
ビリテーション医学 .27: 2.19
9
0