2013 年 8 月 1 日 第 62 号 平和と友情の21世紀を築こう 会 公益財団法人 Vol.62 報 松前国際友好財団 2013.8.1 奨学者懇親会 (2013 年 6 月 12 日 東海大学校友会館にて) 奨学者からのたより ① 現在の職業・地位等 ② 本財団が日本へ招聘した年度 ③ 受入研究機関と指導教官 (ただし、招聘した当時のデータ) 編集・翻訳責任: 松前国際友好財団 リシャルド・ゴレッキ博士 (ポーランド) Dr. Ryszard GORECKI ① ポーランド共和国上院議員、 ヴァルミア・マズーリィ大学 学長、教授 ② 1988 年 9 月~ 1989 年 2 月 ③ 東北大学教養部 江刺 洋司 教授 2013 年 4 月 2 日 親愛なる友人の皆様へ、 1988 年から 1989 年にかけて東北大学で 6 カ 月間の研究滞在ができたことに松前国際友好財団 にとても感謝しております。 東北大学の江刺洋司 ヴァルミア・マズーリィ大学学長就任 教授とご一緒した時間は今でもはっきりと覚えて います。 この時、私は仙台で同じ青葉山キャンパ 編集・発行 公益財団法人松前国際友好財団 〒 167-0043 東京都杉並区上荻四丁目 14 番 46 号 ☎ 03-3301-7600 FAX:03-3301-7601 松前国際友好財団 会報 2013 年 8 月 1 日 第 62 号 スの、駒嶺穆(コマミネ・アツシ) 教授と友人になりました。 彼のお アブデラハマン・ かげで 1990 年に私は再び日本学術 サウーフ博士 (モロッコ) 振興会(JSPS)の特別研究員になっ Dr. Abderrahmane SAOUF て東京農工大学と仙台の大学に来ま ① モロッコ応用技術研究所化学科 した。東北大学の江刺洋司教授、駒 助教授 嶺穆教授、東京農工大学の諸橋征 ② 2009 年 10 月~ 2010 年 3 月 雄(モロハシ・ユキオ)教授と一緒 ③ 山形大学 農学部生物資源学科 塩野 義人 准教授 に研究活動をしたことで、私がオ ルシュティン(Olsztyn)の大学で 2012 年 11 月 26 日 1993 年に教授になることができた のです。 私は日本で過ごした素晴 らしい日々をとてもよく覚えていま (University of Warmia and Mazury)で学長をし す。 松前国際友好財団の創立者である松前重義博士 ておりましたが、2012 年には再び 2016 年まで とお会いしたことや、国内研修旅行で松前先生の の任期で同大学の学長に再選されました。そして 生家のある熊本を訪ねたことも決して忘れており 2011 年から 2012 年にかけてワルシャワのポー ません。 1988 年秋のことでした。 ランド科学アカデミーの副理事長も務めていまし 日本での研究滞在に加えて、ニューヨーク州の た。 コーネル大学(1983 年、1994 ~ 1995 年)の長 2005 年から今日に至るまで、私はポーランド 期滞在と、ノーウィッチ(英国)とトリエステ(イ 共和国の上院議員でもあります。2007 年より上 タリア)に1カ月間訪問する機会がありました。 院のポ-ランド・日本友好議連会長をしておりま 1999 年から 2008 年まで、私はポーランドのオ すので、在ポーランド日本大使の山中誠氏とは緊 ルシュティンにあるヴァルミア・マズーリィ大学 密に連絡を取りあっています。2010 年 3 月に日 本の参議院に招待されて私は上院議員として東 ドのオルシュティンを訪れました。 親愛なる松前財団へ、 いま一度、日本での研究滞在の機会を与えてい また皆様にお便りをすることは大きな喜びであ ただいたことに厚くお礼を申し上げます。松前国 り、皆様が順調でお元気でいらっしゃることを望 際友好財団の研究奨励金を得ることがなければ、 んでいます。いつも日本を訪れる若い研究者への 私は決してこのように美しい国と多くの素晴らし サポート活動を続けている松前国際友好財団に感 い日本の人々と出会えなかったでしょう。1990 謝しております。 年の再来日時に東京と仙台で私と共に過ごした私 2009 年に私が松前財団の研究奨励金で日本に の妻と息子たちにとっても、日本はとても近い国 滞在してから、すでに3年の時が流れました。と です。私たち家族は度々この美しい国について話 ても素敵なそれらの日々の思い出はまだ私と一緒 をしています。 にあります。私は常々、家族と友人に日本人がど 松前国際友好財団で働いている皆様に心からの のように友好的で素晴らしい人々であると語って ご挨拶を申し上げます。 いるので、私の娘と妻はいつか日本を訪問したい と思っています。 ある意味で、これは松前財団の 意志と合致することだと思います。 --------------------------------------- 新年 2013 年が、松前国際友好財団にかかわる 京を訪れました。 同じく鳩山由紀夫首相(当時) すべての皆様に、また招かれる研究 と数人の現職大臣との会合にも出席しました。 者の方々にとってご健康と成功を 2011 年に私からの招待で、参議院、日・ポ-ラ お祈りいたします。 ンド友好議連会長である中曽根弘文氏がポーラン 同封にて、モロッコの観光地図 をお送りいたします。 --------------------------------------- ▲ 駒嶺 穆 東北大学教授(当時:写真右) サウーフ氏からいただいたモロッコ の観光地図 諸橋 征雄 東京農工大学教授(当時:写真左) ▶ 2 3 松前国際友好財団 会報 2013 年 8 月 1 日 第 62 号 多くの日本の物理学者と協力関係を持てるように アリスティデス・キンテロ・ ド・チョン・トゥアン博士 ルエダ博士 (パナマ) なり、毎年、日本から3〜4人の同僚が私のグルー (ベトナム) プを訪問しています。5年前にはタシケントの私 Dr. Aristides QUINTERO RUEDA Dr. DO Trong Tuan のグループに加わった日本人の教授もいます。私 ① パナマ・チリキ自治大学化学科 ① ハノイ科学技術大学電子通信学部 たちはタシケントで開催されるすべての国際会議 臨床化学 教授 情報学科 講師 へ、日本から同僚たちを招待する慣例があります。 ② 2005 年 1 月~ 2005 年 4 月 ② 2011 年 9 月~ 2012 年 3 月 ③ 宮崎大学 医学部生理学第二講座 ③ 千葉大学 大学院融合科学研究科 さらに、最近5年間でウズベキスタン・日本の若 情報科学専攻知能情報コース 手科学者ワークショップを数回、共同で開きまし 丸山 眞杉 教授 阪田 史郎 教授 2012 年 12 月 29 日 た。このすべての活動は、松前国際友好財団のサ ポートにより日本へ最初に訪問したことがきっか 2012 年 12 月 30 日 親愛なる松前国際友好財団へ、 新年 2013 年がやって来ます。松前国際友好財 松前国際友好財団ファミリーの皆様に新年 団を支える皆様にとって、今年そして将来におき 2013 年が健康と、希望と、喜びと、平和と愛で ましても事業のご成功と幸福な年が訪れますよう 満たされますように望んでおります。 お祈りいたします。また、 「研究紀要 2012 年版」、 私が宮崎大学にて研究したテーマは、 「パナマ 「ニュースレター」と「グリーティングカード」 の蛇の毒性の研究」でしたが、このグリーティン をお送りいただきありがとうございます。 グカードとともに同封した新聞に、私の研究が紹 毎回、松前国際友好財団からエアメールを受 介されており、松前国際友好財団の援助でどれほ け取ると、私はいつも深い感動を覚えます。 私 ど我が国の人々が助けられているかが、掲載され は日本のことや、松前国際友好財団の理事長、ス ています。 皆様にあらためて感謝申し上げます。 タッフの皆さん、奨学者たちのことをよく覚え ご存知でしょうが、松前財団理事長の内田教授 常々、日本の文化と滞在中の甘美な思い出(特に は5月にサマルカンドで開催される国際会議に出 松前国際友好財団からのサポート)について学生 席される予定です。内田教授はウズベキスタンか たちに話しています。 ら松前国際友好財団が招聘した全奨学者とのミー 私は心の底から、松前国際友好財団の奨学者と ティングを計画したらどうかとも提案されまし して私のためにしてくれたこと全てに対して皆様 た。そして、タシケントのトリノ工科大学で5月 に感謝しております。 18日に松前国際友好財団奨学者のミーティング 皆様のご多幸をお祈りして、そして再びお会い を開催する運びとなりました。 できることを楽しみにします。 ご協力に感謝いたします。 ています。日本に滞在中の甘美な思い出は常に -------------------------------------- けとなっています。 ベトナム・フエを訪れた千葉大学坂田史郎教授とともに -------------------------------------- 私の心にあります。2012 年 8 月に、私の指導教 官である千葉大学の坂田教授が、ベトナムの歴史 --------------------------------------- ダブロンベク・マトラスロフ 的な都市であるフエで開かれた国際会議 ( コミュ 博士 (ウズベキスタン) ニケーションとエレクトロニクス国際会議:The Dr. Davronbek MATRASULOV International Conference on Communications and ① トリノ工科大学タシケント校 Electronics (ICCE)) に出席するためベトナムを訪 最先端研究革新センター センター長 問しました。私はベトナムで坂田教授に再会する ② 2003 年 9 月~ 2004 年 1 月 ことができて本当にうれしかったです。 私たちは ③ 東海大学理学部物理学科 ベトナムの伝統的な食や文化を坂田教授にご紹介 豊田 正 教授 したり、フエの多くの美しい場所を訪問するなど 楽しい時を過ごしました。教授が訪問された時の 2013 年 4 月 2 日 写真を同封します。私たちの共同研究論文はアメ 親愛なる松前財団の皆様へ、 リカ合衆国のデイビッド出版社のコンピュータ技 まず初めに、私が日本の友人になることで恩恵 術アプリケーション・ジャーナルにて発表される を受けた大きなサポートに対する松前国際友好財 ことになりました。 団へ、私より心からの深い感謝の意を表したいと ルエダ氏の研究内容と松前財団の記事が紹介され 私が日本を去ってほぼ1年になりますが、今で 思います。 た新聞 は日本がとても近い国となりました。私は妻とN 松前国際友好財団のプログラムで日本を訪問し HKの番組を見るたびに、共通の感情を共有し、 た後、私は日本人の同僚たちとの協力により、少 日本の文化を感じることができます。 私はまた しずつですが成長しています。そして今日では、 4 マトラスロフ氏の歓迎を受ける内田裕久理事長 (ウズベキスタンにて) 5 松前国際友好財団 会報 2013 年 8 月 1 日 第 62 号 スベトラーナ・バーセギャン ヴィルマ・キスニリネ博士 博士(アルメニア) ウズベキスタン訪問 (リトアニア) Dr. Svetlana BARSEGHYAN Dr. Vilma KISNIERIENE ① アルメニア国立科学院一般無機化 ① ビリニュス大学 生化学・生物物 学研究所 上席研究員 理学科 講師、科学研究員 ② 2008 年 4 月~ 2008 年 9 月 ② 2013 年 9 月来日予定 ③ ( 独 ) 物質・材料研究機構 ③ 神戸大学 大学院理学研究科生物 目 義雄 博士 2013 年5月に、内田裕久本財団理 事長がウズベキスタンを訪問し、これ 学専攻 三村 徹郎 教授 までに本財団が招聘した修了奨学者の 2013 年 4 月 9 日 2013 年 5 月 9 日 方々と再会する機会を得ました。 親愛なる松前財団へ 優美な桜の木々がビリニュス国立美術館の近く この訪問は、トリノ工科大学タシケ アルメニアから心よりご挨拶を申し上げます。 にあるネーリの右河岸で見ることができます。リ ント校のダブロンベク・マトラスロフ 私の名前はスベトラーナ・バーセギャンです。 トアニアの市民には、日本とその人々に対する善 教授(2003 年度本財団奨学者)が主 2008 年 4 月~ 9 月の6ヶ月間、松前国際友好財 行、および我が国が享受したすべての友情を感謝 催するサマルカンドでの国際会議での 団の奨学者でした。 する多くの理由があります。 招待を受け、講演を行うためでありま 私は松前国際友好財団のおかげで、つくば市にあ ビリニュスのサクラ・パークは杉原千畝の生誕 した。 る独立行政法人物質・材料研究機構先端材料プロ 100 周年を記念して 2001 年9月2日に創設され、 講演に先立ち、タシケントにて 5 名 セスユニットの目義雄先生との共著を発表するこ 200 本の桜の木が植えられました。杉原千畝(セ の奨学者が集い、近況報告や、日本で とができたことをお知らせいたします。 ンポ)は、1900 年1月1日生まれで、リトアニ の研究滞在の時の思い出などを語るな 原稿の終わりに、私の研究へのサポートに対し アに配属された最初の日本の外交官でした。 第二 ど、旧交を暖めていただきました。 て松前国際友好財団に特に感謝の意を述べさせて 次世界大戦の間に、彼は数千人ものユダヤ教徒が 頂きました。 日本へ旅行することができるように、ユダヤ難民 私はこの場をお借りして、松前国際友好財団の に通過ビザを発行することによって、出国する手 卓越したサポートに対して、再度お礼を申し上げ 続きを行いました。杉原千畝は、彼のキャリアと ます。 彼の家族の生命の危険を冒してまでも、日本国へ サマルカンドで開催された会議 6000 人以上のユダヤ難民の引き受けを容易にし た旅行ビザを書きました。杉原氏が発行したビザ --------------------------------------- を受けとった難民はリトアニアからシベリアを越 えてウラジオストクまで(通常の五倍の運賃を支 払って)列車を乗り継ぎ、そこから難民の大部分 がロシア系ユダヤ人社会があった日本の神戸へ船 でたどり着いたとのことです。 2011 年 5 月には新たな桜の植樹式が行われ、 それは両国間の平和と友情のためだけでなく、3 月11日の東日本大震災と津波の犠牲者への追悼 のためでもあります。桜は毎年春に開花時期を迎 え、ビリニュス市民は散歩をしながら美しい桜を 見ることが好きです。 ビリニュスの「チウネ・スギハラ・パーク」の桜 左より: ムロジョン・ラシトヴ氏(2010 年度招聘者) 、ザリフボイ・ソビロフ氏(2011 年度招聘者)、オリム・ル ジムラドフ氏(2009 年度招聘者) 、内田裕久理事長、ダブロンベク・マトラスロフ氏(2003 年度招聘者)、ハムダム・ ラヒモフ氏(2012 年度招聘者) 6 7 松前国際友好財団 会報 2013 年 8 月 1 日 第 62 号 東京ミーティング 本財団が招聘する研究者の方には、国内研修旅行に参加することで、日本滞在中に各自の研究活動を行うだけ 自己紹介と研究テーマについて発表をする奨学者の方々 でなく、日本の歴史、文化、自然、産業などについても深く理解していただいております。 (本財団レセプションルームにて) 2013 年 5 月に実施された国内研修旅行には8カ国より 11 名の方が参加されました。 ◀ 京都・平安神宮にて 本財団では、招聘した外国人研究者の方々に、本財団の設立目的と事業活動についてより深く理解 していただくため東京ミーティングを毎年実施しております。本財団事務所内レセプションルームに て、本財団創設者である松前重義先生について学び、また各研究者の方には自己紹介と研究テーマに ついて発表していただきました。その後、奨学者懇親会を東海大学校友会館にて開催いたしましたと ころ、数多くの在日外国大使館からの大使や書記官をはじめ、受入指導教官等多数のご参加をいただき、 交流を深めていただきました。 (2013 年 6 月 11・12 日実施、 参加奨学者 11 カ国より 13 名) 奨学者を歓迎する ▶ 内田裕久理事長 ▲ 奈良・春日大社境内にて ▲ 京都・老舗和菓子店 にてお茶をいただく ▲ 研究滞在の機会に感謝す るオマーン国奨学者アブ ドゥラ・アルバディ氏 広島平和公園にて ▶ 8 9 松前国際友好財団 会報 2013 年 8 月 1 日 第 62 号 法人会員・寄付者の方々への メッセージ ① 現在の職業・地位等 編集・翻訳責任:松前国際友好財団 達することが可能でしょう。私は社会と松前国際 ムサバラ・シュクロヴァ博士 友好財団の目的に沿えるよう努力し、この滞在中 (タジキスタン) の研究にさらなる最善を尽くすことをお約束しま す。ドウモアリガトウゴザイマス。重ねて、皆様 のご支持と寛容にお礼を申し上げますとともに、 ① タジキスタン科学アカデミー 植物 学 / 植物生理学遺伝学研究所 私は松前国際友好財団の活動がこの先も継続され 上席研究員 ることを望んでいます。 ② 岩手医科大学 薬学部天然物化学 講座 林 宏明 准教授 ........................................ 親愛なる寄付者の皆様、 アニフェ・イスマイロヴァ・ 松前国際友好財団の研究奨励金プログラムに参 アフメドゥヴァ博士 加する機会を与えていただき、また、松前国際友 (ブルガリア) 好財団が私たち研究者の滞在中にしてくれるすべ ての援助と活動に対して感謝を申し上げたいと思 ① ソフィア大学 化学薬学部分析化学 います。 私にとっては外国である日本にいるのですが、 まるで我が家にいるような気がしており、6カ月 科 准教授 ② 東京工業大学 資源化学研究所 スマート物質化学部門 間の滞在中、自分が日本の一部になった気にさせ 法人会費・寄付金を以下の皆様よりいただきました。 深く感謝申し上げます。(期間:2012 年 4 月1日〜 2013 年 3 月 31 日、 敬称略、順不同) ② 受入研究機関と指導教官 穐田 宗隆 教授 法人会費 [ 秋田県 ] 松前 光紀、松本 輝 田中 實、飯塚 進 木原 伸浩 加賀谷 毅 [ 群馬県 ] [ 岩手県 ] [ 石川県 ] 株式会社ナカヨ通信機 吉田 稔 [ 東京都 ] [ 茨城県 ] 株式会社ジェー ・ シ− ・ シ− [ 静岡県 ] 株式会社東海教育研究所 [ 栃木県 ] 岡田 喜裕、五十嵐 正晃 港北出版印刷株式会社 佐野 基人、川上 晃 大成建設株式会社 [ 埼玉県 ] 福島 甫 [ 愛知県 ] 田所 啓弘、 武藤 忠行 足利工業大学総合研究センター 高田 剛 秀和ビルメンテナンス株式会社 横浜倉庫株式会社 [ 千葉県 ] 株式会社エフエム東京 [ 大阪府 ] 長谷川 博之 齋藤 信夫 竹市 力 [ 神奈川県 ] [ 東京都 ] 梶野 郁子、野村 公寿 東海教育産業株式会社 横堀 禎二、 河上 民雄 [ 兵庫県 ] 東海ウイング株式会社 吉野 賢三郎、金子 義明 山王総合株式会社 森 昌彦 金田 良雅、後藤 亘 [ 岡山県 ] [ 静岡県 ] 高橋 肇、高田 秀三 ヤマダユニア株式会社 黒田 和一郎、坂井 真 [ 島根県 ] 鈴与建設株式会社 三島 広志、松崎 松平 宮永 龍一、前田 泰生 [ 福岡県 ] 前田 章、長田 光博 藤間 恵一 田辺 佐敏、淵上 貫之 [ 福岡県 ] 岩崎建設株式会社 寄付金 北原 敦美 [ 神奈川県 ] 吉村 健清 安部 信一郎、遠山 文雄 [ 大分県 ] 岩井 薫生、橘 裕司 江下 優樹 ていただいております。本当にありがとうござい [ 北海道 ] 橋本 静代、荒井 凖幸 [ 熊本県 ] ます。 私たちに日本の美しさ、日本での生活様式や文 山田 洋輔、山内 正彌 皆様のために平和と繁栄をお祈りいたします。 化の多くの側面に触れる機会を、国内研修旅行が 柴田 忠作、松前 紀男 与えてくださいました。皆様のご理解とご努力に ........................................ とても感謝しています。このような皆様のご尽力 により、世界中の人々が相互理解を深めるという ティ・ビー・キン氏 目的が達成できると私は確信しています。 (マレーシア) 広島の平和記念公園と資料館を訪問することに 浅利 英吉、 大場 礼二 ご寄付に対する税制上の 優遇措置のご案内 本財団へのご寄付について 公益財団法人松前国際友好財団に対して寄付金(法人会 寄付金: 個人・法人、金額に制限はありません。 員の場合は会費)のご協力をいただくと、次の税制上の 優遇措置が受けられます。 法人会費: 法人会員へのご加入につきましては、本財 よって私たちが学んだことは、平和な世界を保つ ① マレーシア森林研究所 森林生物多 様性部門 研究員 ② ( 独 ) 森林総合研究所 森林微生物 研究領域 太田 祐子 上席研究員 団までご連絡下さい。 という私たちがもっとも貴重とすべきことで、偉 個人の場合(所得税) 大なメッセージでありました。 個人が公益財団法人松前国際友好財団に支出した金額 本当にどうもありがとうございます。 法人年会費 一口 10 万円から は、特定寄付金に該当し寄付金控除が受けられます。 振込方法: ゆうちょ銀行でお振込ください。 (例)寄付金額が 5,000 円の場合は、2,000 円を控除して 3,000 口座番号:00100-4-49831 円が寄付金控除額となります。 加入者名:公益財団法人 松前国際友好財団 法人の場合 松前国際友好財団の活動を支援している寄付者 公益財団法人に対する損金算入限度額は通常の寄付金 の皆様に、私より心からのご挨拶と感謝を申し上 げます。皆様からの財政支援と道義的援助により、 松前国際友好財団の活動と使命は成功裏に目的を 本財団が用意いたしました「払込取扱票」をご利用いた の損金算入限度額と同額以上が別枠として損金算入する だいた場合、振り込み手数料は本財団が負担いたします。 ことが認められています。 この「払込取扱票」については、本財団までご請求くだ ※ その他、詳しくは最寄りの税務署にお尋ね下さい。 10 大原 淳 さい。 11 松前国際友好財団 会報 研 究 奨 励 金 制 度 に つ い て 招聘期間:3ヶ月〜 6 ヶ月 応募締め切り:招聘する年度の前年 8 月 31 日 ◎応募者の資格 ◎研究奨励金の内容 外国国籍を有しかつ次の事項に該当する者は、 研究滞在費���� 研 究機関への指導料および研 必要書類を添えて応募することができる。 究に係わる経費・宿泊費・食費・ 1. 博士課程を修了した者、またはそれに準ず 交通費等の諸経費として月額 ると本財団がみなした者。 200,000 円を支給。 2. 応募時の年齢が 49 歳以下であること。 旅行者保険���� 傷害死亡、後遺症、傷害治療、 3. 英語または日本語の会話能力が、研究活動 疾病死亡、疾病治療 に支障をきたさない者。 旅 費���� 招 聘者の母国居住地から東京 4. 来日経験のない者。 間の最短経路のエコノミーク 5. 応募者は、応募者自身の国において確固た ラス・往復航空券を支給。 る地位・職業を持ち、招聘後は本国に戻る者。 来日一時金���� 来 日 時 の 国 内 旅 費 補 助、 滞 6. 心身ともに健康な者。 在開始時の宿泊施設確保に 要する経費の補助等として ◎研究分野 100,000 円を支給。 自然科学・工学・医学の研究分野は優先度が高い。 ◎招聘期間および招聘予定数 4月より3月までの各年度内の3カ月から6カ ※詳しくは「募集要項」をご覧ください。 月間。各年度の招聘者数は 20 名以内。 お問い合わせは: ◎日本における研究機関 公益財団法人 松前国際友好財団 受け入れ研究機関については、国内のあらゆる 〒 167-0043 東京都杉並区上荻 4-14-46 大学の研究室、国公立研究機関、さらには各企 TEL: 03-3301-7600 FAX: 03-3301-7601 業の研究所など、受諾可能な研究機関を自由に URL 選択することができる。 E-mail http: //www.mars.dti.ne.jp/mif [email protected] 本財団の活動にご理解とご協力をお願いいたします 1979 年(昭和 54 年)松前重義博士の呼び掛けにより設立された松前国際友好財団は、人種、性別、宗教、思想 を問わず、優れた学術的資質を備えた外国人研究者に対し日本での研究活動の機会を提供し、結果、日本の学術発 展に寄与するとともに国際友好親善に貢献することを、その目的としております。設立以来、本財団は多くの方の 善意によるご寄付により支えられ、国からの公的資金や特定の機関・企業・団体など外部からの補助金、交付金、 また事業活動による収入等を一切得ることなく今日まで活動を続けております。 今後も、これ迄同様皆様のご支援とご理解を頂きながら、活動を続けてまいります。本財団へのご理解とご協力 のほどお願い申し上げます。 12
© Copyright 2024 Paperzz