わたしが見つけた!アート写真コンテスト 第1回受賞作発表 ナーシング・スター 7 2016 日精看ニュース for Community ART PHOTO CONTEST 特集 ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST No. ART PHOTO CONTEST 685 ART PHOTO CONTEST 日精看presents 発表! わたしが見つけた! アート写真 コンテスト 1 第 回 1st CO NT EST グランプリ 受賞! 受賞作 無題 (写真左) 作者/牧 裕貴さん 推薦者/高見智子さん、野村茉 莉さん (愛知県・医療法人福智会 福智クリニック) 精神障がい者の表現活動を通じた自立支援の一環とし て始まった 「わたしが見つけた!アート写真コンテスト」。 日精看の会員がかかわりをもつ当事者の皆さんの写真 表現を 「見つけて」 「 全国に伝える」という、社会的にも 新しい取り組みです。本誌 2015 年10月号の誌面で作品 募集を告知したところ、全国の施設から120を超える作 品が集まりました。厳正なる審査を経て選ばれた素敵 な作品を、心温まるエピソードとともにお伝えします。 推薦者のデイケア看護師・高見智子さんと同じ職場の んばったみんなへの“お疲れさまのプレゼント”。いろ 臨床心理士・野村茉莉さんのお話 いろと大変なことはあるけれど、みんなで「きれいだね」 牧さんはデイケアに参加されているメンバーさん と空を見ながら窓辺に集まる時間が大好きだし、私に の一人で、私は3年ほどかかわっています。 「ものづくり」 とって大切な癒やしの時間です。感謝を込めて撮っ のプログラムで表現活動を楽しまれ、施設のイベント た作品を選んでくださってありがとうございました。 でも写真作品を出展していました。そんな様子を見て 言葉でうまく表現できないときも、写真はシャッター いた高見さんからコンテストのことを聞き、応募して を押すだけでその時の私に映った情景を伝えてくれ みようということになりました。最近買ったという一 ます。そして、写真を通じてデイケアの人たちや私の 眼レフカメラを、宝物のように持って外に出かけてい ことに興味をもってくれる人たちとより深く濃い関係 く牧さんの姿を見ると私もうれしくなります。毎日の になれたことが何よりうれしいです。これからも写真 生活の中で楽しむ時間が増え、笑顔も会話も増えたよ を撮る表現活動を続けていきたいと思います。 うに感じます。今回の受賞の喜びがますます素敵な作 6人の審査員による審査会が行われました 2016年3月25日(金)、協会事務局(品川キャナ ルビル)にて、第1回「わたしが見つけた!アート 写真コンテスト」の受賞作を決める審査会が行 われました。学術、写真、産業など各分野に精通 した審査員 5 名を迎え、審査員長は日精看の末 安民生会長が務めました。すべての作品を鑑賞 後、全員の承認のもと、受賞作が選ばれました。 審査員長・末安民生 品を撮るエネルギーになると思います。 審査コメント 作者/牧裕貴さんのお話 シャッターチャンスだよ!」と教えてくれました。だ 第1回のグランプリということで時 間をかけて悩みに悩みました。最終 的にこの連作に決定した理由は1つで はありませんが、日精看の理念にも通 じる「時間の移り変わりがもたらすも の」を伝えてくれる作品だと思ったか らです。加工なしという美しい色彩 には、理屈なしに惹きつけられました。 から私一人ではなく、皆で撮った写真だと思っていま 審査員長・末安民生 まさか私がグランプリに! 受賞のお知らせを聞いた 時、まず驚きました。そして、だんだんと実感がわいて きました。受賞作の写真は、デイケアの窓から見える 夕焼けの空です。夕日を眺めているときに少しずつ移 り変わる色に見とれていたら、他のメンバーさんが「今、 す。ちょっと照れくさい表現ですが、夕日は一日をが 06 精神保健福祉の最新動向、支部紹介 2016年 7月1日発行(毎月1回1日発行)No.685 昭和44年7月21日 第三種郵便物認可 07 学術集会、研修会、その他お知らせ 審査員の皆さん(敬称略) ……犬塚潤一郎(実践女子大学生 活科学部現代生活学科教授)、岡山慶子(株式会社朝日エル 朝日エルグループ CEO)、北岡賢剛(社会福祉法人グロー理 事長)、北村美和子(フォトグラファー/東北大学災害科学 国際研究所)、柳場弘(東洋羽毛工業株式会社代表取締役 社長)、末安民生(一般社団法人日本精神科看護協会会長) 02 2016.7 No.685 ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST 作者/ Sato-Cさんの話 ART PHOTO CONTEST 推薦者/河村小織さんの話 もともと音楽が好きで、演奏中のバンドを撮影する 彼の表現活動をそばで見てきた身として、今回、こ ことから写真の世界に入りました。今では毎日カメラ のような賞をいただけたことはとてもうれしいです。 を肌身離さず、風景や人物の表情など「いいな」と思っ 日精看が精神障がい者のアートを応援していることは た瞬間に撮っています。特に人物を撮る時にはさりげ 知っていましたが、コンテストという形で参加できる ない瞬間を大切に。この写真に写っているのは友達の 機会もつくってくださったことはとても励みになります。 子どもです。久しぶりに参加した中学の同窓会で「明日、 Sato-C さんとのかかわりは当院のデイケアに通って 引っ越しがあるから手伝ってよ」と誘われて行った先 いた頃から15年ほど続いていますが、最近は作業所へ で撮った1枚です。さりげない日常のいい表情が撮れた の移行が進み、社会復帰に向けて順調に生活が発展し な、と自分でも気に入っています。こうやって撮った写 ています。そういった変化の支えになっているのも、きっ 真を友達に見せた時に喜んでもらえることは素直にう と写真という表現活動なのだと思います。今回の受賞 れしいですし、写真を通じて僕は自分が人を喜ばせる でよりたくさんの方に作品を観ていただける機会が生 ことが好きなのだと知った気がします。今回の受賞を まれ、広がっていくことを本人と一緒に喜んでいます。 家族もとても喜んでくれました。実は少し悔しい気持 未来は僕の手の中 1st ART PHOTO CONTEST ちもあったので、次回はグランプリをねらいたいです。 僕にとって写真は、表現するために欠かせない道具、 CO NT EST 準 たとえるなら武器のようなものかもしれません。写真 グランプリ を撮るというきっかけで知り合いが増えたり、個展を 開くことに挑戦したり、知らない街に行ってみたり。ど んどん世界が広がっていきました。今は特に人物を撮 (写真右) 作者/Sato-Cさん ることが面白くなってきました。これからもいい作品 推薦者 / 河村小織 さ ん (神奈川県・公益財団法人 積善会曽我病院) を撮っていきたいです。ホームページ(のほほんピク チャー http://thisisgallery.com/shop/sato_c)に作品を 掲載しているので、よかったら見てください。 審査コメント 2015 年10月号では光と色が印象的 な風景写真を見せてくれた Sato-C さ んですが、今回は人物写真が目に留ま りました。青い空を背にした飾りのな い素直な子どもの笑顔がとてもすが すがしい作品です。 「見るだけで気持 ちが元気になる1枚ですね」と感想が 集まりました。 審査員長・末安民生 のやりとりが思い出されてただうれしかったです。本 推薦者/多々良香さんの話 人の前でもはばからず泣き、 「ごめんね。自分のことみ 高橋さんは20代後半の男性です。グラフィックデザ たいにうれしいから」と喜びを分かちあいました。本 イン系の専門学校を卒業されたその日に当院に立ち 人ももちろん受賞を喜んでいます。 「コンテストのこ 寄られ、現在も通院しています。 とを教えてもらってよかった」 「これから自分の感性や 私達はなんとか生きる希望を見つけてもらいたい 技術をもっと磨いて、いい作品を撮っていきたい」と と自宅でもできる活動がないか少しずつ聞き取り、写 言ってくれました。そして、 「グランプリの作品を見て 真や CG 加工の表現活動なら始められないかと提案し みたい」そうです。 ました。本人にとっては活動の価値を見出せない時も こころの病気を抱える人にとって自分を表現し存在 あったようで、 「こんなもの続けて何になるか」とおっ 価値を見出していくことは病状などにより時に難しい しゃっていました。それでも私達は「言葉にならない ことも多々あります。今回アートという媒体を通し、 思いを表現できるアートという活動こそが、高橋さん そのきっかけとなる大きな機会をつくっていただいた が生きているという存在そのものになり得るはずだ」 ことを本当に感謝します。私達も、 「生きる希望」をつ と、必死につなぎとめてきました。院内にも作品を掲 なぎとめ続けてきてよかったと思うことができました。 示し、掲示する作品は院長と一緒に選ぶなど定期診察 の時間も、表現活動のサポートにあてていきました。 時が経過し、作品に徐々にやわらかさのようなもの が出てきました。日精看のコンテストの告知を見たと き、すぐに彼に打診しました。たくさん撮りためた写 真を発表する機会が欲しく、ダメもとでコンテストに 出してみようと、院長と相談しながら10作品を選んで くれました。準グランプリに選ばれた作品は彼が新し いカメラを買ったその日に、喜び勇んで街に出て撮っ た写真だそうです(普段は外出もままなりませんが、 カメラがあると出かけやすくなるそうです)。 本人は「作品の主題は人というより風景として撮った」 夜景 審査コメント 雨上がりの博多の夜。屋台に集まり、 街を行き交う人の営み。光と影のコ ントラストが美しく、どこか懐かしさ もあるような。惹きつける力のある この作品は審査員全員の目に留まり、 早い段階で受賞作候補にあがりました。 しみじみと味わい深い作品だと思い ます。 審査員長・末安民生 そうですが、人の営みの温かさが伝わる、私の大好きな 作品です。受賞の知らせを聞いた時はこれまでの彼と 第41回日本精神科看護学術集会展示しました。 今回発表した受賞作品は、 (金) ∼ 6月10日 、岩手県盛岡市 (盛岡市民文化ホー 12日(日) くの来場者が鑑賞を楽しまれました。 写真鑑賞のポイントを解説いただいたほ また、学術集会のプログラムの一つと か、審査員長を務めた末安民生・日精看会 ル・マリオス/アイーナ) にて開催された第 して受賞作鑑賞を楽しむ「フォト・カフェ」 長よりコンテストのねらいや今後の展望 41回日本精神科看護学術集会の会場でも も開催。コンテストの審査を務めた東洋 についての説明がありました。会場から 展示しました。受賞作のほか、すべての応 羽毛工業・柳場弘社長、フォトグラファー は「当院でも作家を発掘したい」という声 募作品もスライドショー形式で紹介し、多 の北村美和子さんを迎え、審査の感想や もあがりました。 1st CO NT EST 準 グランプリ 作者/高橋良平さん (写真左) 推薦者/多々良香さん(福 岡県・光の庭メンタルクリ ニック) 2016.7 No.685 ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST 企画・編集/宮本恵理子 ART PHOTO CONTEST 査員特別賞 朝日エ ル賞 審 ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST 作者/上野邦俊さんの話 ART PHOTO CONTEST 03 ART PHOTO CONTEST 推薦者/須田剛至さんの話 受賞の知らせを聞いて、にわかには信じられずビッ 写真教室をデイケアで始めて以来、 「表現する」こと クリしました。写真を始めたのは、5年ほど前。デイケ が当事者のこころの充実につながることは実感して アのプログラムがきっかけでした。カメラに詳しい作 いましたが、コンテストという形で「人に見せる」 「評 業療法士の須田さんから技術を少しずつ教わりながら、 価してもらう」というステージに挑戦できたことは大 身近な自然を中心に撮影を楽しむようになりました。 きな発展でした。受賞作は細やかな心配りをする上野 相棒は2年前に亡くなった姉が遺した一眼レフカメ さんの人柄が表れた作品だと思います。ご本人はもち ラです。撮影タイムは、ダイエットも兼ねて始めた早 ろん、メンバーの皆さんの刺激になっています。 朝の散歩の時間。雨上がりの朝は、植物に雫が残って 秋桜雫 いて、特にきれいな写真が撮れる気がします。バッタ の写真は偶然にもちょっと変わった雰囲気になりま した。想定以上のものが撮れたときは、うれしくなり ますね。気に入っている作品を評価してもらえたこと が心からうれしいです。 作者 / 上野邦俊 さ ん (写真右) 推薦者/須田剛至さん (愛知県・特定医療法人 共生会 み ど り の 風南 知多病院) バッタ 家政婦は見た! たと思えます。作品は自宅にいる時に西日が差し 山口さんは私が所長を務める女性の社会復帰を応 込む窓ガラスを撮ったものです。題は「光」にしま 援する施設「Salut(サリュ)」に通っていらっしゃるメ した。外に対して前向きになっている今の自分の ンバーで、ミシンがけがとても上手な女性です。1 年半 気持ちそのままだと感じています。 審 とにかく「きれい!」と感性に響い た作品を選ばせていただきました。美 しい雫とユニークなバッタさんと、ど うしても 1 点に絞れず 2 点に。作者の 方のやさしい目線が伝わってくるよ うな繊細な色彩に癒やされます。 岡山慶子さん (株式会社朝日エル 朝日エルグループ CEO) 査員特別賞 犬塚賞 いただける機会となって、一歩を踏み出してよかっ 推薦者/瀬端万起さんの話 審査コメント ほど前、お休みの日に何をしているのか聞くと「写真 を撮っている」ということだったので「作品を見せて ください」と伝えました。持ってきてくださった写真 審査コメント はどれも“物語”がそこに生きているかのような素敵 写真は、カメラという装置に込めら れた技術の可能性を、撮影者が探索し てゆく冒険です。山口さんの作品群に はその挑戦への楽しみを感じました。 この旅の行程には、もっと面白いこと が待っていると思います。絶えない喜 びへの出会いを期待しています。 な作品ばかりですっかりファンになりました。以来、 皆でつくっている商品の撮影など写真はすべて山口 さんにお願いしています。 作者/山口優さんの話 応募をすすめられたとき、実は一度お断りしました。 写真を撮るのは好きですが、自分自身が前に出ること 光 作者/山口優さん (写真 前列中央) 犬塚潤一郎さん に躊躇があったからです。でも、もう一度考え直し、 (実践女子大学生活科学部 現代生活学科教授) 勇気を出すことにしました。こうして多くの方に観て 査員特別賞 北村賞 審 推薦者 / 瀬端万起 さ ん( 京 都 府・NPO 法 人 Salut・写真前列左から 3 人目) 推薦者/藤井泰晴さんの話 日精看が写真コンテストを開催することを知り、 「当 猫を飼っていることも知りませんでしたので、新た な話題が増えました。写真は「その人をより知る」きっ かけにもつながります。 院からも応募しよう」とデイケアで初めて写真撮影の ご本人に受賞を伝え、ご自宅まで副賞の盾を渡し プログラムを実施しました。絵画や詩作と比べ、写真 に行くと、喜んでいるご様子で受け取られていました。 は「シャッターを押すだけ」という気軽さで表現活動 としてハードルが低いと感じました。 「でも、いちばん喜んでいるのはきっと猫ではないだ ろうか」とおっしゃっていました。 作者のアルカイックスマイルさんは数か月間デイ ケアにいらっしゃっていた40代の男性です。受賞作は 普段から撮り慣れているペットの猫をご自宅で撮っ た写真だそうです。応募というきっかけがあるまで、 作者/アルカイック スマイルさん (写真左 から2人目) チイさん 推薦者 / 藤井泰晴 さん (広島県・医療法 人紘友会福山友愛 病院) 審査コメント 手前に写っている撮影者と猫の距 離感、そして猫の目線から二人の(一 人と一匹の?)親密さが伝わってくる 作品です。背景の自宅の様子からも 「日常のさりげないひととき」に撮ら れたことがわかります。ほのぼのとし た魅力のある作品です。 北村美和子 (フォトグラファー/東北大学 災害科学国際研究所) 04 ART PHOTO CONTEST 2016.7 No.685 ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST 査員特別賞 グロー賞 審 ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST ART PHOTO CONTEST ART PHOTO ART CONTEST PHOTO CONTEST んが主役になる機会はなかなかないので、皆さんか 推薦者/藤井泰晴さんの話 ら拍手を受けたことがとても嬉しかったようでした。 前ページの「北村賞受賞作」と同様、当院のデイケア 当事者自らが主役になって参加できる企画がある の写真プログラムに参加されている10代の女性の作 と、ケアを行う現場にとっても大きな励みになります。 品です。応募のきっかけがあるまで知らなかったので 作品の応募を通じてデイケアの時間が活性化したこ すが、普段から写真を撮るのが好きとのことでした。 とが、とてもよかったと感じています。 気に入っている写真を数枚持参いただいて応募した ところ、見事に受賞されました。 この作品は、ゆうちゃんが東京に遊びに行った時に 交通機関の車窓から撮った風景だそうです。少し懐か しい色合いですが、特に凝った加工はしていないとの ことです。受賞を知らせると、驚きながらも「すごくう れしいです」と喜んでいました。 「皆の前でも発表して ほしい」と希望をおっしゃったので、ささやかながら「授 賞式」の時間をつくりました。普段、1人のメンバーさ 無題 色合いはどこかノスタルジックなのに、 写っている「東京スカイツリー」という 新しい建築物…というギャップに不思 議な魅力を感じました。車窓から写り込 んで空に重なっている影にも、いろいろ な想像が膨らみ、楽しめる作品でした。 北岡賢剛さん 作者/ゆうちゃんさん (写真前列右から2人目) 推薦者/藤井泰晴さん(広島県・医療法人 紘友会福山友愛病院) 審査コメント 山崎さんは訪問看護の利用者さんで、私は看護スタッ フとして月2 回ほど訪問しています。日ごろから季節 の花などの写真を提供してくださっていて、これまで 5 回ほど受賞歴もあるそうです。写真の女性がとても 自然な笑顔をされている様子から、山崎さんが地域で の生活を穏やかに過ごされていることが伝わってきて、 観るだけで私もうれしくなる作品です。在宅療養を維 仲睦まじい親子の関係が一瞬で伝 わってくる素敵な写真だと思います。 太陽の光の下で交わす笑顔が「希望」を 感じさせてくれます。 「たくさんの方々 に癒やしを提供していきたい」という 当社の理念にも近い作品として選ばせ ていただきました。 持するうえで趣味を持つことは大きな意味をもちま (社会福祉法人 理事長) グロー (GLOW) 査員特別賞 東洋羽毛賞 審 推薦者/永吉茜さんの話 柳場弘さん すので、今回の受賞がまた支えになるのではないかと ( 東洋羽毛工業株式会社 代表取締役社長) 期待しています。 作者/山崎義昭さんの話 審査コメント カメラを持って散歩をしていたら、昔、家庭教師をし ていた頃に教えていた知り合いの女性がベビーカーを 押して歩いていたので、声をかけて撮らせてもらいました。 親子でいい笑顔を見せた瞬間を収めることができました。 写真歴はもう30年ほど。中学の修学旅行で撮った写真 をたまたま褒められたのがきっかけです。受賞は久しぶ りなのでうれしかったです。写真の魅力は一言では表せ ませんが、今回の作品のように「写真、撮るよ」から生ま れる交流が時々あることも、その 1 つかもしれませんね。 作者/山崎義昭さん (写真中央) 推薦者/永吉茜さん ( 鹿児島県・特定医療 法人共助会三州脇田 丘病院・写真右から 2 人目) 査員特別賞 Nursing Star賞 審 推薦者/原 真衣さんの話 と不思議なリラックス感です。僕にとって写真表現は 自分の可能性を広げることです。人に観てもらうこと 新谷さんはストライドクラブに1年半ほど前から通っ で夢を与えられるとしたらとてもうれしいです。より ているメンバーさんです。フィギュアやぬいぐるみを 自分のイメージが伝えられる作品に近づくよう、これ 使って背景や吹き出しも作り込んだ物語性のある写 からもがんばっていきたいです。 真作品を高校生の頃から制作しているそうで、8年ほ どの間に作った点数は 1,000 枚以上になるとのこと。 ユーモアと温かみに溢れた作品が私たちも大好きで す。今回のコンテスト応募という機会によって発表と いう“目標”が生まれ、新谷さんが持っている底力を見 せてもらった気がします。 「その人が大切にする表現 を認めること」がステップアップの起点になるという、 虹色の風 ママの手うれしい ケアの基本をあらためて実感できました。 作者/新谷明彦さんの話 作者/新谷明彦さん (写真右) 受賞は心からうれしいです。自分の個性が社会でも 推薦者/原 真衣さん (東京都・ 特定非営利活動法人 ヒュー マンケアクラブストライド) 自信をもてました。この作品で表現したかったのは、 認めてもらえるレベルに達したと感じることができ、 審査コメント お茶を飲みながらにっこりと微笑 む犬の表情に、思わず心がほぐれてい きます。同時に、フィギュア独特の素 材感と幻想的な背景に、不思議な奥行 きを感じます。観るほどに味わい深 い作品で、想像力を刺激されました。 宮本恵理子 (『 Nursing Star 』編集人) 「オーロラを背景に犬がくつろいでいる」というちょっ 写真(審査員ポートレート)/北村美和子
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