ブランド接点をつなぐ

Japanese
左脳の知性と
右脳の感性で、突破する。
Brand Evolution
ブランドを創る・高める・貫く
知性
感性
なぜブランドが大切なのか
経営の重要な課題として、ブランド構築が世界的に重視され
合した消費であるかどうかが重要なポイントとなってきまし
ているのはなぜでしょうか。それは、顧客や社会を含むス
た。そこでブランドの「自己体現機能」や「自己代弁機能」が、
テークホルダーから選ばれないブランド(企業・組織)には、
彼らの心を捉えることになります。プロダクトアウト型の発
もはや生き永らえる道が残されていないと考えられるように
想は当然のこととして、単に顧客に擦り寄るようなブランド
なったからです。企業間競争はグローバルレベルへとシフト
も顧客から敬遠されることでしょう。消費者を生活者、投資
し、さらに激化の一途をたどっています。内なるグローバル
家、
社会などに置き換えても同じことです。
ステークホルダー
化も急速に進んでいます。一方技術革新の進展は、
製品・サー
との絆を強固なものにし、持続可能な成長を遂げていくため
ビスの格差を消滅させつつあります。このような時代に、消
に、ブランドは欠くことのできない、企業や組織にとっての
費者の選択基準は、そのブランドに共感できるかどうかに移
無形資産、知的財産なのです。 では、どうすればブランド
行しつつあります。 消費行動は、人々の生活の一部となり、
を構築することができるのでしょう…。
自分らしい消費ができているかどうか、自分のスタイルに適
4
記憶 認知 理解
好感 取引行動
( 商 品・サービス の
購 入 、投 資 )
プラスの体験
プラスの印象
ブ ラ ンド
約 束・実行
期 待・共感
企 業・団 体・
ステ ークホ ルダー
機 関 な どの 各 種 組 織 体
●
●
●
●
●
●
●
顧客 株 主・投 資 家
取引先 社員 採 用ターゲット
(人材)
マスコミ・アナリスト
社 会( 国内・海 外 )
ブランド の 定 義
■ 顧 客の記 憶の中に蓄積されるプラスになる良い体験、良い印象の総体
■ 企 業から顧 客への約束と実行であり、その結果生まれる顧客から企業への期待と共感
■ 良い記 憶の蓄 積や、期待・共感を表すシンボルであり、
顧 客が間 違いのないサービスや商品を手に入れるための目印
■ 社員にとってのプライドの源 泉
■ 企 業 経 営 戦 略の重要な中心課題であり、経営資産(インタンジブルアセット)
ブランド の 効 用
■ 継 続 的な取引・購買の動機づけ
■ 同 業 他 社( 同 類 他商品・サービス)との差別化
■ 価 格 維 持あるいはプレミアム価格獲得
5
戦略
デザイン
戦略とデザインをつなぐ
ブランド構築をフルサポート
ブランドは、外見だけで成立するものではありません。また
グラムコは、
日本で生まれたブランディングファームとして、
理論や理屈だけでは、人々の脳裏に届き、記憶に残るブラン
最大の実績と規模を誇っています。数多のプロジェクト経験
ドを創造することはできません。精緻なリサーチ・アナリシ
を基盤に、ブランドの構築、再活性化、復活、リポジショニ
スとマーケティングに立脚した戦略を立案する力、それを可
ング、拡張などを手がけてきました。
視化・具現化する優れたデザイン力が必要です。その両面の
私たちはリサーチ、
コンセプション、
ワーディング、
デザイン、
専門的ナレッジを駆使しながら、戦略と表現をつなぎ、ブラ
アプリケーションまでのすべてのプロセスを独自のメソッド
ンドの大きなリングを創造していくのが、私たちグラムコの
で開発・推進します。また、日本本社のほか、中国に独立法
役割です。こうした右脳・左脳、両面からのアプローチを、
人を設立。
フランスや米国の有力ファームとの提携によって、
私たちは「クリエイティブ ブランディング アプローチ」と
グローバルに展開できるブランド構築体制を整えています。
呼んでいます。
6
BCU 1・2
BPU 1・2
ブランド
コンサルティング
ユニット
ブランド
プランニング
ユニット
CCC
Creative Consulting Company
BDU 1・2
ウェブチーム
ブランドデザイン
ユニット
スペースチーム
G R A M C O C O M PA N I E S & U N I T S
グラムコの メインサ ービス
■ ブランディングリサーチ・アナリシス
■ モーションピクチャー開発
■ ブランドマーケティング
■ VI 管理マニュアルの開発(オンラインマニュアル)
■ ブランドコンセプト開発
■ ブランドブックの制作
■ ブランドスローガンなどのワーディング
■ インターナルブランディング施策
■ ブランドネーミング
■ ブランドプロモーション施策
■ ブランドシンボル、ロゴなどの VI デザイン開発
■ ブランドスタイル開発 ※
■ ブランド接点における各種デザインアプリケーション
(イマジンカード ™・イマジンセッション ™・イマジンボード ™)
■ ウェブブランディング
■ 商品開発
■ 空 間 設 計による店 舗・ショールーム開発(スペースブランディング)
■ パッケージ開 発
※ビジネス特 許出願 中
7
ブランド接点をつなぐ
概念
一貫性あるブランドスタイル
人々が記憶の中にブランドとしての認識を形成する過程では、
「体験」
体験
が重要な役割を果たしています。当該企業がさまざまな接点で提供
する良い(プラスの)体験によって、ブランドは記憶→認知→理解さ
れていきます。さらにそれは、一度だけの体験では不十分です。なぜ
なら、記憶は常に書き換えられるからです。数度にわたる好ましい体
験を連鎖的に提供すること、さまざまなブランド接点からプラスの体験
を提供し、人々の脳裏にプラスの印象を残すことによって、ブランドは
構築・維持されるのです。
グラムコは独自の「ブランドリング TM」という考え方によって、さまざま
なコンタクトポイントを「ブランドスタイル」でつないでいきます。商品
やサービスそのものによって顧客にブランドを感じてもらうことはもちろん、
いが一貫性を保っていなければ、効果は期待できません。グラムコは
TVCM、
雑誌広告、
ウェブ、
さらには売場やショールームのような「場」
TM
TM
独自に開発した「イマジンカード 」を用いて、
「イマジンセッション 」
を介して、多面的に伝えていくことが大切だからです。
TM
を行い、ブランドの一つの世界観を表現する「イマジンボード 」を
しかし、どんなにたくさんのブランド接点があっても、それぞれの場で発
創り上げます。そしてこれを基盤としたブランドスタイルコントロール(印
せられるトーンやボイス(ブランドが語りかける口調・声色)や振る舞
象管理)を実現しています。
Before
After
広告
CM
Web
看板
会員サービス
商 品
企 業
顧客向けイベント
各種ツール
W eb
ブランド
コンセプト
イベント
商品
DM
サービス
理念
サービス
顔の
見 える
対応
ショー
顔の
ル ーム
見 えない
対応
店舗
During
人
GR AMCO B R AND RING T M
8
理解を行動につなぐ
理解
インターナルブランディング
顧客をはじめとする外部のステークホルダーに向けて、ブラ
行動
ンド価値を発信することも大事ですが、これに劣らず重要な
のがインターナルブランディング(内的ブランド啓発活動)
です。
ブランドに生命を吹き込み、それを強化し前進させるのは誰
でしょう。
もちろん経営トップもその一人ですが、その主役は組織成員
である社員一人ひとりです。
「ブランドは人と真実でできて
いる」——そう私たちは説いていますが、まず組織内の人々
がブランドの在り方や考え方を理解し、共有し、行動を起こ
さなければ、強化も前進も叶いません。また組織の人は、顧
客をはじめとするステークホルダーから見て、もっとも注目
されているブランド接点です。一人ひとりの振る舞いが、印
象や体験を良くも悪くもするのです。
グラムコは、組織成員それぞれの個性を尊重しながら、全体
削除すべき DNA
を統率できるブランドのビジョンを掲げ、その価値を明確に
し、共有化することを目指しています。さらには、体制の硬
直化、慣習によるしがらみ、あるいは業態の拡張にともなう
不整合など、ブランドの育成を阻むあらゆる障害を克服し、
継承すべき DNA
組織に前向きなカルチャーを育みます。一人ひとりがブラン
ドの担い手という意識を持つことさえできれば、ブランドは
自然に内側から輝きはじめるものです。
強化すべき DNA
付加すべき DNA
BRAND DNA
9
論理性
創造性
3つのユニットで推進する
クリエイティブ ブランディング アプローチ
創造性溢れるコンセプト、論理 性に裏 付けられたアウトプット
10
私たちグラムコは、統合的にブランドを開発できる体制を保
グスタッフが参加し、顧客とともにコンセプトを構築してい
有しています。リサーチ・アナリシス、戦略立案からブラン
きます。その一方で、コンセプト構築担当ユニット(ブラン
ドプラットフォームの構築、体系整理、ネーミング、シンボ
ドコンサルティングユニット、ブランドプランニングユニッ
リックデザイン、アプリケーションデザインとブランドスタ
ト)のスタッフが、
プロジェクトの最後まで一貫して関わり、
イルの開発。そして店舗・オフィスなどの空間設計やウェブ、
責任を持ってゴールまで導きます。
モーションピクチャーの制作にいたるまで。ブランディング
クリエイティブスタッフが初期段階から参加することで、コ
に必要なほぼすべての機能を、同一組織内に備えている専業
TM
ンセプトを「イマジンボード 」で可視化し、ブランド開
ブランディングファームは、私たちをおいて他にありません
発に携わるチーム全員のベクトルを合わせていくことも可能
(ブランディングに関わる一連の課題を組織内で全部解決で
です。個々のブランドへの思いを確認し共有していただくこ
きるということは、開発途中案件の守秘を徹底できることも
とで、不整合が生じるのを未然に回避します。プロジェク
意味しています)
。
トごとに、戦略・コンセプト構築部門にはプロジェクトマネ
グラムコはこうした体制の下で、先進的な「クリエイティブ
ジャーを、制作・設計部門にはプロジェクトリーダーを設定
ブランディング アプローチ」を実践しています。ブランド
し、クロスファンクショナルなチームワークで、ロジカルシ
構築の初期段階からブランドデザインユニットのデザイニン
ンキングとクリエイティブシンキングの双方を発揮します。
GRAMCO METHOD
ブランディングの森は迷いやすい。だから確かなメソッドが要る。
GRAMCO METHOD
グラムコメソッド
ブランド基盤とブランド体系
グラムコ独自の方 法論
グラムコのオリジナルメソッドは、ブランドの基盤を整備し、
体系を再構築することによって、最適なブランド戦略策定に貢献しています。
TM
グラムコ ブランドモデル TM
グラムコ ブランドピラミッド 利益と成長を持続するうえで、ブランド戦略とビジネス戦略
ブランドストラクチャーを階層化して捉えることによって、
TM
は不可分な存在です。私たちは
「グラムコブランドモデル 」
グループ、企業、事業、カテゴリー、ライン、個別商品 ・サー
とビジネスモデルを、一体不可分のものと捉えています。し
ビスなどのブランドを整理し、
それぞれの階層のブランドが、
たがって場合によっては、ブランド構築を契機として、結果
互いに相乗効果を発揮する関係を創出することができます。
的にビジネスモデルの組み替えに及ぶケースも見られます。
TM
この階層構造を「グラムコ ブランドピラミッド 」と呼ん
すべてのプラットフォームとなるブランドコンセプトの整
でいます。
理・明確化を怠ると、その後のあらゆるブランド活動に支障
ブランドにはコーポレートブランド、商品ブランドなど多様
を来します。ブランドモデルとは、迷ったときにいつでも立
な形態があります。ある企業ではコーポレートが前面に出た
ち返り、ブランドとしての立ち位置を確認するための原点な
ワンブランドが有効です。一方、複数のブランド市場に併存
のです。
するマルチブランド戦略を採るのが効果的なケースもありま
す。私たちは、それぞれの体系をケースに合わせて選択しな
がら、顧客や市場を見据えた最適なブランド体系の構築を実
現します。
12
ブランド
体験 設 計
デ ザイン
マネジメント
メッセ ージ
機能的
価値
ブランド
体系整理
情緒的
価値
ブランド理念
ブランドビジョン
プロミス
ポジショニング
パーソナリティ
ブ ラ ンド 条 件
●
戦略顧客
●
●
●
GRAMC O BRAN D MODEL T M
卓抜性 公知性 独創性 伝説性
グル ープ
ブ ラ ンド
コーポ
レート
ブランド
事 業ブ ランド
提 携 ブラ ンド
ENDORSING
LIFTING
カ テゴリーブ ランド
ラインブ ランド
商 品 ・ サ ービスブ ランド
GRAM C O BRAND PYRAM ID T M
マ ル チ ブ ラ ンド の 各 種 概 念
市場網羅型
Dブランド
顧客育成型
顧客囲い込み型
Aブランド
Aブランド
Iブランド
Aブランド
Eブランド
Bブランド
Bブランド
Hブランド
Cブランド
Bブランド
Cブランド
Dブランド
Gブランド Fブランド
Cブランド
Gブランド
Dブランド
Fブランド
Eブランド
13
GRAMCO METHOD
ブランドスタイルと
ブランドコンセプトの関係性整理
納得性
ブランドコンセプト
パーソナリティ、
ブランドバリュー
=スタイル決定因子
グラムコメソッド
コンセプトをブランドの世界観へ
クリエイティブ
表現キーワードへの
変換
顧客・ステークホルダーに
直感されやすい言葉
グラムコ ブランドスタイルコントロール
「ブランドモデル」で概念モデルさえ完成させれば、ブラン
ドは出来上がるのでしょうか。そうではありません。概念が
具体的な形や色となり、ブランド体験の場にまで表出しなけ
具体的な
ブランドスタイルの提示
直感性
れば、ステークホルダーには何も伝わりません。概念をブラ
ンド接点へと広げていきましょう。
私たちは「ブランドスタイルコントロール」という考え方で、
ブランドを言語化(クリエイティブ表現キーワード化)し、
可視化し、ブランドスタイルを規定し、伝達できる色や形や
カラー
ビジュアル
ブランドの世界観を
伝え得る
カラーパレットの整備
クリエイティブ表現
キーワードに準じた
グラフィック素材
(写真事例)提示
音にして顧客やステークホルダーのもとにお届けする、とい
うタスクを遂行します。
例えば、
ブランドモデル上の『ブランドパーソナリティ』は、
ブランド表現の重要な「トーン」を創り出します。また、
『ブ
ランドメッセージ』
はブランドの語り口や声色を規定する
「ボ
イス」へとつながっていきます。こうしたグラムコ ブラン
ドスタイルコントロールは、クライアントのブランド管理部
門だけでなく、広告・広報や経営戦略・人事部門を巻き込み
ながらブランドスタイルを開発することが可能です。
そのための手法が、グラムコ「イマジンカード 」
、
「イマジ
TM
ンセッション 」
、
「イマジンボード 」
(ビジネス特許出願
TM
中)です。
14
TM
配置・構図
カラーとビジュアルを
用いた配置
構図と事例提示
グ ラ ム コ ブ ラ ンド スタ イ ル コ ント ロ ー ル フ ロ ー
広げる
Step
1
A-1
コンセプトや調査から
指針と根拠を得る
Step
イマジンセッション 1
ブランドコンセプト
パーソナリティ
ブランドバリュー
目指すブランドの姿
A-2
A-3
自社調査
競合社調査
一般生活者
ビジネスマンの見方
一般生活者
ビジネスマンの見方
2
B-2
B-1
ブランド推進部門
+関係者参加で
イメージを広げる
イマジンカードで
ワードから
カラー / ビジュアルへ
自動変換
イマジンカードの
対ワードを選択
絞り込む
Step
3
グラムコの
プロフェッショナルチーム
がまとめる
C-1
C-2
イマジンセッション 1 を
反映して
クリエイティブ表現
キーワードを作成
イマジンセッション 1 と
競合社調査を反映して
自社・競合社
イマジンボードを作成
イマジンセッション 2
Step
4
ブランド推進部門と
グラムコで
精緻化を行う
Step
5
グラムコが
構図を開発し検討する
Step
6
グラムコが
ガイドを作成する
D-2
D-1
フォトリプレースメント
によりイマジンボードの
ビジュアルを
差し替えて精緻化
クリエイティブ表現
キーワードを
セッションで精緻化検討
E
配置・構図を決め
各種アイテムへ
展開する
F
各社事情を考慮して
スタイルガイドを
調整・編集する
15
PROJECT WORK FLOW
RESEARCH / PUBLICATION
プロジェクトワークフロー
プロジェクトキックオフから
ゴールまで
リサーチ・出版活動
つねに探査し、追究する
独自のリサーチ活動
私たちはブランド構築を司るファームの責任として、絶え間
ない研究と、自己を高めていく不断の学習義務を自らに課し
ています。例えば、日本と中国において 1998 年以来(中国
リサーチ ・ コンセプションから
では 2004 年以降)
、独自に「生活者のブランド意識調査」
ワーディング ・ デザインへの流れ
を実施しています。日々変化していくステークホルダー、と
私たちグラムコは、長年の実績によって培った独自のメソッ
りわけ顧客の意識をフォローしていくこうした活動を、私た
ドをもとに、
企業のブランド構築のお手伝いをしていますが、
ちは決して怠りません。
個々の案件を一定のパターンに押し込めてしまうわけではあ
16
りません。
啓蒙活動としての出版
すべての企業がそれぞれ唯一独自の存在であるように、プロ
内外ブランド企業のトップやマネジメント担当者と直接膝を
ジェクトひとつひとつがユニークであり、最適化した施策を
交え、現場におけるブランドへの取り組みをジャーナリス
もって臨むべきものだと考えています。そのためグラムコで
ティックな視点から取材しています。こうした成果を出版と
は、専任のプロジェクトマネジャーがお客様と一体となり、
いう形に集成し、ブランドの成功事例として世に問い続けて
長期にわたるプロセスのゴールへと確実に導きます(右の
きました。既刊書の中には、
ベストセラー『ブランド力』
(中
ページに示すのは、スタンダードフローです)
。
央公論新社)をはじめ、
『マーク』
(読売新聞社)
、
『ブランド
10 年以上にわたって継続的なパートナーシップを結ぶクラ
チャレンジ』
(中央公論新社)
『
、パワーブランドカンパニー
(米
イアント企業も、十数社に上ります。このように長期的なお
国ブランド 12 の事例)
』
(東洋経済新報社)
、
『探求 メジャー
付き合いができる背景には、その時々の状況に応じて、さま
ブランドへの道』
(税務経理協会)
、
『ブランド進化論』
(中央
ざまな手法で課題解決にあたるとともに、クライアントを超
公論新社)など、ブランド構築に携わる方々への参考書とし
える情熱をもって、私たちが真摯に対応してきたからだと自
て評価の高い書籍が多数含まれています。また、中国でも同
負しています。ブランド構築へのアプローチは、私たちグラ
様の出版活動を行い、ブランド(品牌)戦略の重要性を説い
ムコにとっても夢多きチャレンジなのです。
ています。それが『品牌全視角』
(上海人民出版社)です。
ブ ラ ンド 戦 略 推 進 フ ロ ー ( グ ラ ム コ が 提 供 する サ ー ビ ス )
1
Pre-research
PHASE
PHASE
調査分析
1
●トップヒアリング ●
●
組織内インタビュー
顧客・取引先インタビュー ● アナリストヒアリング
●
競合環境調査 ● 市場環境調査 ● ブランド体系把握
●
視覚監査 ●ブランドギャップ分析 ●統合分析
● ブランド
トラッキングリサーチ 2
Conception
PHASE
コンセプト構築
PHASE
2
グラムコブランドモデルによるコンセプト定義
●
提供価値 ● ブランドビジョン ● 戦略顧客
●
パーソナリティ ● ブランド体系 ● ポジショニング整理など
PHASE
3
3
Wording
●
コンセプトワード精緻化 ● ブランドスローガン開発
●
社名・事業ブランド名・商品名などのネーミング
言語化
●
中文ブランド名開発 ● 提携弁理士の紹介
PHASE
GRAMCO
BrandOne
TM
PHASE
4
Visualization
PHASE
可視化
●
デザイン開発基準設定
●
VI
(シンボルマーク・ロゴタイプなど)
開発
● ブランドスタイル開発
(世界観規定)
※イマジンセッションによるイマジンカード選択とイマジンボードの開発などを含む
PHASE
PHASE 5
Experience
Design
ブ ランド体 験 設 計
4
5
●
ウェブサイト構築 ● 店舗・オフィス ● 商品開発
●
商品パッケージ ● 各種展開アイテムの開発
●
コミュニケーション・プロモーション活動のサポート
●
インターナルブランディング
(内的ブランド啓発活動)
※ブランドブック、
社内セミナーなどを含む
PHASE
6
PHASE 6
Management
●
VI管理マニュアル
●
ブランドスタイル管理のためのスタイルガイド
管 理
●
ブランド管理者講習
17
WEB & SPACE
BRANDING
ウェブブランディングとスペースブランディング
バーチャルとリアルの接点を演出する
ブランドとユーザーをつなぐ絆づくり
五感を介したコミュニケーションの場づくり
今日、
ウェブは企業にとってもはや特別なものではなく、
コー
ブランド体験においては、店舗・ショールーム・オフィスな
ポレートブランドの構築に寄与する、もっとも重要なブラン
ど、リアルなブランド接点が重要な役割を果たしています。
ディングメディアとなりました。
顧客がじかにブランドの世界に身を浸す空間。まず、その場
なぜなら、ウェブは(1)自由にマネジメントできる、
(2)
にひとたび入ったターゲットは、五感を駆使して直感的にブ
速報性・更新性がある、
(3)ブランドのコンセプトや世界観
ランドスタイルを感じ取り、魅了されることでしょう。
を伝え切れる、などの特性を備えた、顧客が最初に接するブ
さらに、
店舗やショールーム開発であれば、
ブランドの人(店
ランド接点だからです。
舗・ショールームのスタッフの皆さん)と交わす質の高いコ
近年は、SEO(Search Engine Optimization)対策を行うこ
ミュニケーションによって、より深いブランドへの共感を形
とで顧客を誘引でき、アクセスログ解析で、顧客のウェブ上
成していくことでしょう。
の行動まで把握が可能になりました。
オフィス空間でも、これは同じことです。そこに働く人々が
グラムコには、
組織内にウェブの専門チームがあり、
日々ウェ
交流しやすい動線や環境を設定することで、組織内コミュニ
ブブランディングに取り組んでいます。
ケーションを活性化させ、
アイデアや一体感を生み出します。
チームがご提供するのは、
(1)ブランドコンセプトをウェブ
グラムコには、スペースブランディングの専門チームがあり
上に余すところなく展開する「構築力」
、
(2)ブランドの魅
ます。ブランド戦略の初期段階から参加しコンセプトを共有
力を余すところなく伝える「表現力」
、
(3)サイト公開後も
することで、機能的で美しい意匠設計はもちろんのこと、顧
維持をサポートする「運用力」
。この 3 つのフレームワーク
客や内なるステークホルダーとのコミュニケーションが加速
を通して、デザイン、コンテンツ、スタイルなどの観点から
する場としての条件を兼ね備えた空間開発を行っています。
継続的にブランドを育成していくことを目指しています。
グラムコは、他のブランド接点では真似のできない、空間な
ウェブブランディングで顧客との絆をより強固なものにして
らではの双方向性と、
「五感」に訴えかける体験創造を実現
ください。グラムコは、ウェブだけでなく、EC サイト(ネッ
します。
トショップ)の構築までお手伝いします。
18
GLOBAL NETWORK
グローバルネットワーク
日中欧米をつなぐグローバルワンチーム
HAMBURG
LONDON
BEIJING
Gramco
WARSAW
PARIS
Dragon Rouge
NEW DELHI
Co Design
DUBAI
NEW YORK
Chermayeff&Geismar
TOKYO
Gramco
SAN FRANCISCO
LOS ANGELES
TNJ
SHANGHAI
Gramco
HONOLULU
Comdesco
D r a g on Rou g e の展開拠 点
ナレッジを共有する中国スタッフ
グラムコの特徴のひとつとして、グローバルネットワークが
にとっては、海外を視野に入れた戦略を持つことも喫緊の課
挙げられます。欧米と西アジアにおいては、提携戦略を推進
題です。
しています。例えばフランスで最大、欧州で三指に入る規
私たちは、中国市場でリーダーシップを取りたいと考えるさ
模と実績を持つブランドデザインファーム、
『ドラゴンルー
まざまな企業の、強いブランド構築をサポートします。その
ジュ』との長年の提携を筆頭に、日米欧のグローバルな規模
ミッションを実行するために、上海に独立法人、格拉慕可企
でのネットワークが整っています。
業形象設計諮詢上海有限公司(グラムコ上海)を設立。さら
一方、経済発展めざましい中国。そこでは巨大市場をめぐる
に、北京には上海の分公司としてグラムコ北京を設置し、活
内なるグローバル化が進行中です。中国市場でビジネスを展
発な活動を展開しています。日本で研修を受け本社とナレッ
開する企業は、中国国内における戦いの中で、まずブランド
ジを共有する現地スタッフを配置し、日本からも駐在員を派
としての地位を固める必要があります。もちろん中国企業側
遣しています。
19
PROMISE
グラムコの約束
実績が保証する
成功へのロードマップ
挑戦する企業・組織体とともに
私たちのようなブランディングファームをパートナーに選ば
番手戦略からリーダーへ。異なる文化を持つ企業を円滑に統
れるにあたって、企業や組織の意思決定者が躊躇されること
合…。設立から四半世紀の間に、私たちはたくさんのサクセ
のひとつに、
コントラクトを交わす時点で、
ブランドの姿・形、
スストーリーを創り上げるお手伝いをしてきました。そして
全体像がまだ何ひとつ出来上がっていない、という点が挙げ
その都度、クライアントの皆様と、成功の歓びをともにして
られるでしょう。何もない状態でプロジェクトにゴーサイン
きたのです。
を出すことになるのです。
規模の大きな企業 ・ 組織体だけでなく、ベンチャースピリッ
しかし、
オフィスビルや店舗の建設をゼネコンに発注する際、
トを持ち、果敢にチャレンジする企業のプロジェクトも、た
建物の模型はおろか、設計図も完成していないということを
くさん経験してきました。100 年の歴史を超える老舗企業の
思い浮かべてください。意思決定者は、そのゼネコンの高層
ブランドリバイタライゼーションにも貢献してきました。規
建築実績や耐震技術の高さなどを勘案して決断されているの
模やドメイン、B2B、B2C、フランチャイズビジネスなど、
です。ブランディングファームの場合も同様です。実績こそ
どんなケースも全力で支援し成功に導いてきました。
が有力な判断材料となります。
マーケットやターゲット、社会の仕組みや世界の構造が変貌
その点グラムコには、さまざまなドメインで活動する数多く
を遂げた 21 世紀。あなたの企業・組織にも、ブランド構築
の企業を、一流のブランド企業へとナビゲートしてきたとい
にチャレンジするときが訪れているのではないでしょうか。
う実績があります。設立からわずか数年で東証一部上場。二
20
ブ ラ ンド は 人 と 真 実 で で き て い る 。
企業を取り巻くすべての思いがひとつになったとき、
真実のブランドストーリーが生まれます。
これこそが、本物のブランドの輝きです。
会社概要
商号
グラムコ株式会社
英文呼称
GRAMCO LIMITED
本社
〒 103-0023
東京都中央区日本橋本町 1-5-11 KDC 日本橋ビル 4F-6F
Tel:03 3548 3003 / Fax:03 3548 3008
[email protected]
中国法人
上海
格拉慕可企業形象設計諮詢 ( 上海 ) 有限公司
Gramco Shanghai Inc.
上海市黄浦區人民路 885 號 淮海中華大厦 25 樓 2505 室
郵政編號 200010
Tel: +86 21 6326 8787 / Fax: +86 21 6328 1301
[email protected]
北京
格拉慕可企業形象設計諮詢 ( 上海 ) 有限公司北京分公司
Gramco Shanghai Inc. Beijing branch office
北京市朝陽区望京湖光中街 1 号鵬景閣 803 室
郵政編號 100102
Tel: +86 10 8477 5299 / Fax: +86 10 8477 5351
本社設立
1987 年 3 月 9 日
中国法人設立
2004 年 7 月 28 日
代表取締役社長
山田 敦郎
授権資本金
44,000,000 円
払込済資本金
22,000,000 円
関連事業会社
グラムコ上海 (Gramco SHANGHAI) / グラムコ上海北京分公司 (Gramco BEIGING):中国
ディーグラム (D-Gram Corporation):東京
提携先
○ドラゴンルージュ (DRAGON ROUGE)
フランス最大の CI・ブランディング会社:パリ・ロンドン・ドバイほか
○チャマイエフ & ガイスマー (Chermayeff & Geismar):ニューヨーク
○コミュニケーションデザイン (Communication Design):ホノルル
協力機関
輝特許法律事務所 / TOMA コンサルタンツグループ株式会社 ほか
業務部門
[ブランドコンサルティングユニット]
ブランディング開発ナビゲーション / CI・ブランドに関するコンサルティング・マーケティング /
全体管理 等
[ブランドプランニングユニット]
CI・ブランドに関するプランニング / ネーミング / コンセプトワーディング / スローガン開発 等
[ブランドデザインユニット]
VI (Visual Identity) 開発 / エディトリアルデザイン / パッケージデザイン /
コミュニケーションデザイン / 3D・モーションデザイン 等
[Web ブランディングチーム]
Web デザイン/イントラネット用 VI マニュアル / EC サイト構築サポート
[スペースブランディングチーム]
コーポレートデザインに準拠した店舗設計 / サイン設計 / 空間開発 / 照明計画 / 色彩計画 /
建築物のコンセプト立案 等
取引銀行
三菱東京 UFJ 銀行 大伝馬町支店 / みずほ銀行 麹町支店 / りそな銀行 東京中央支店