ファミリービジネス 一回生 依田健太郎 ファミリー企業 目次 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. ファミリービジネスの実態 ファミリービジネス研究の意義 ファミリービジネスの定義 メリットとデメリット スリーサークルモデル ファミリービジネスの成功要因 日本と海外のファミリービジネス比較 まとめ ケーススタディ 100 各国におけるファミリービジネスの比率 97 86 75 80 78 77 76 75 76 75 65 56 50 25 0 52 研究の意義 1. ファミリービジネスが従来の経営論で説明できないため 2. ファミリービジネスが企業の大半を占めているため 3. 業績が一般企業よりも優れているため 4. ファミリービジネスを一国の経済の推進役として健全な成長を実現 させるために、新しい政策が求められているため ファミリービジネスの定義とは 1. 創業者一族の誰かが個人として最大の株主であり、経営トップの 地位にある。 2. 経営トップではないが、創業者一族の誰かが個人大株主である。 3. 個人大株主ではないが、創業者一族の誰かが経営トップ。 ファミリービジネスのメリット • 経営者と株主の利益相反が小さく、エージェンシー問題は小さい。 • 市場の短期的要請に振り回されず、長期的視野の経営が行える。 • 迅速な意思決定、行動および責任感の強さ。 • 新規事業、研究開発に有利。 ファミリービジネスのデメリット • 一族間の利益相反が生じ、事業運営の権限、責任の配分を巡るコ ンフリクトや事業発展、企業継承の権限、責任にかかわるコンフリク トが生じる。 • 独断的な経営になりやすい。 スリーサークルモデル 日本と海外のファミリービジネス比較 類似点 • 企業の存続、事業継承を望む • 属する業種が似通っている 自動車、建設、マスコミ関連、ホテル、食品、小売りなど 相違点 • 持ち株比率の差 • ナショナルエコノミーへの影響力 成功するファミリービジネスとは 1. ファミリーの団結、役割の明確化 2. 企業統治への積極的な取り組み 3. 明確な企業哲学、理念とその伝承、徹底 4. 非ファミリー経営者の積極的な登用 5. 旺盛な企業家精神 6. 経営資源、事業分野の集中 7. 明確な事業継承計画の存在、実施 8. 従業員の厚遇、地域社会への貢献 9. グローバル化への積極性 まとめ • ファミリービジネスは優れた特徴を数多く持 ち、それらを活かすためにはファミリービジ ネスの特性を考えて経営を行わなければ ならない。 参考文献 • 中小企業の新しい未来戦略 新同族経営のすすめ 小池良 杉田 純 橋本守 本郷孔洋著 同文館 • オーナー企業の経営 進化するファミリービジネス 倉科敏材著 中 央経済社 • ファミリービジネス 知られざる実力と可能性 後藤敏夫著 白桃書 房
© Copyright 2024 Paperzz