旭中央病院にて子宮内膜症でご加療中の方へ 当院では難治性稀少部位子宮内膜症(肺・胸膜子宮内膜症、尿管・膀胱子宮内膜症、腸管子宮内膜症、 臍子宮内膜症)の集学的治療のための分類・診断・治療ガイドライン作成に向けた共同研究に参加してお ります。この研究は稀少部位子宮内膜症の治療ガイドライン作成を目指して、東京大学医学部附属病院が 中心となって行われている多施設共同研究です。 【対象となる方】 2006 年 1 月 1 日~2015 年 10 月 5 日の間に当院で肺・胸膜子宮内膜症、尿管・膀胱子宮内膜症、 腸管子宮内膜症、臍子宮内膜症と診断された方です。 【研究の意義】 稀少部位に発生する子宮内膜症は以前より知られていましたが、その稀少性のために症例毎に担当医に より種々の治療が行われています。また、一般の子宮内膜症との合併や臓器の異なる稀少部位子宮内膜症 の合併など、産婦人科のみならず、消化器外科、呼吸器外科、泌尿器科、形成外科などの他の診療科にま たがることもあります。このような稀少部位子宮内膜症も一般の子宮内膜症同様に増加している可能性が あり、その現状把握が必要となります。 【研究の目的】 肺・胸膜子宮内膜症、尿管・膀胱子宮内膜症、腸管子宮内膜症、臍子宮内膜症の症例数と行われている 治療につき、全国調査を行います。 【研究の方法】 この研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に則り、倫理委員会の承認のうえ実施さ れます。これまでの診療でカルテに記録されている、病歴、血液検査や尿検査結果、画像検査、病理検査 などのデータを収集して行う研究です。特に患者さんに新たにご負担頂くことはありません。 この研究のためにご自分のデータを使用してほしくない場合は、旭中央病院における研究責任者まで御 連絡ください。ご連絡をいただかなかった場合、ご了承いただけたものとさせて頂きます。 研究結果は、 個人が特定出来ない形式にて学会等で発表されます。 収集したデータは厳重な管理のもと、 研究終了後 5 年間保存されます。 【旭中央病院における研究責任医師】 総合病院国保旭中央病院 外科 吉田幸弘 千葉県旭市イ1326 電話:0479-63-8111(代)
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