鶴田高校通信 「師弟和熟」 第16号 2016.8.19 師 弟 和 熟 文責 保護者にも見せてください 丸谷 浩基 ◎2学期のスタートに向けて 今年はオリンピックイヤーということで、夏休みはテレビに釘付けになった人も多かったのではな いでしょうか。日本とブラジルの時差は12時間ということで寝不足気味の人も多かったと思います。 お家芸である柔道や水泳、体操をはじめ、連日連夜、日本人の活躍が大きく報道されていました。本 県関係者に注目すると卓球の福原愛選手や水谷隼選手、レスリングの太田忍選手、伊調馨選手がメダ ルを取り、大いに盛り上がりました。青森市出身の水球の飯田純士選手、アーチェリーの古川高晴選 手も惜しいところまで行きましたが残念な結果に終わってしまいました。板柳町出身の福士加代子選 手もマラソンで健闘しましたがメダルには手が届きませんでした。しかし、死力を尽くした戦い方は 十分にメダルに値するものでした。 今回はオリンピックに参加した同じ高校生にスポットを当ててみました。水泳、飛び込み、体操、 卓球など多くの種目に参加していますが、卓球団体で銅メダルを取った伊藤美誠選手もその中の一人 です。福原愛選手が初出場だった時も高校生でしたが、現在高校 1 年生の 15 歳です。2歳からラケ ットを握り卓球を始めたそうです。きっかけは両親が卓球をしている姿を見て美誠も仲間に入れてほ しかったからだそうです。性格は自由奔放と言われていますが、試合を見る限りは一球一球にかける 姿勢や相手に打ち勝つ度胸、精神力は他を圧倒していました。水泳の池江璃花子選手(7種目参加) も体操の白井健三選手(個人種目別跳馬で銅メダル)も早い時期から競技に取り組み始めています。 小さい頃の身体能力はあまり関係ないといわれ、8歳頃までによく発達する神経系の発達を促し、現 在の選手に形となって表れているのだと思います。池江は雲梯(うんてい)がよいということで家に まで設置して特訓していました。白井はトランポリンで遊んでいるうちにバランス感覚を身につけ、 ひねり王子として君臨しています。しかし、そればかりでないことは自明の理です。多くの努力の後 に大きな結果がやって来るのです。努力してもメダルは取れないかもしれませんが、メダルを取った 人は必ず努力した人なのです。これを肝に銘じて2学期を過ごして行きましょう。 今週の格言 一日努力すれば、一日の効果が得られる。一年努力すれば、一年の効果がある。吉田松陰 今週の予定 今週の話題作 ストレスだらけの世の中を気楽に楽しく生きる 8/22日(月)大掃除、始業式 実力テスト③~⑤ 「鈍感力」 渡辺 淳一 HR活動⑥ ヒント集。 23日(火)平常授業 ストレスフルな現代社会を楽しく健やかに生き抜く 24日(水)平常授業 ために必要な力。それが“鈍感力”。仕事、恋愛、夫 25日(木)平常授業 婦生活、子育てなど、さまざまな体験エピソードを交 26日(金)短縮45分授業①~③ えながら、元医師ならではの視点で“鈍感力”をユー 教養教室~オルテンシア(バス移動) モラスにわかりやすく解説。納得のミリオンセラー。
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