携帯電話不正契約の恐れあり(PDF:400KB)

市報こがねい 平成27年5月15日号
身分証明書等の紛失にご用心!
携帯電話不正契約の恐れあり
事例
最近利用していない銀行キャッシュカードと健康保険証が入ったカード
ケースを紛失した。警察に紛失届を出した2日後に、4社16台の携
帯電話が何者かによって契約されていた。それぞれの携帯電話会社に
連絡したところ、3社は契約を解除してくれたが、1社のみ「本人確認
したので正常な契約である。解約料、携帯電話の本体代金を払わな
ければ解約できない。」と言い、契約解除に応じない。不正な契約なの
で代金を支払わずにいたら、滞納者として個人信用情報機関に登録さ
れてしまった。私に契約責任はない。請求を取り下げてほしい。
アドバイス
◇ 携帯電話に関する相談が増加していますが、現在は法規制がなく、携帯電話会
社の対応方針によります。携帯電話会社が解約に応じない場合、契約責任が
ないことの確認、信用情報の修正を求めるには、裁判が必要になります。
◇ 不正に契約された携帯電話でも、振り込め詐欺などに利用された場合、警察か
ら詐欺グループの疑いを持たれる恐れもあります。携帯電話を無断で他人に譲渡
したと見なされると、罰金刑を受けることもあります。
◇ 身分証明書等、キャッシュカード等の暗証番号の管理には細心の注意を払い
ましょう。紛失した場合は、すぐに警察や発行会社などへ届け出ましょう。万
一、覚えのない請求があったら、一人で悩まず、まずは消費生活相談室にご
相談ください。
困ったとき 不安に思ったときは 一人で悩まず まず電話!
小金井市消費生活相談室
☎042-384-4999(直通)