Linuxシステム導入のサポーター 団体 を決定!(PDF:1051KB)

報道資料
Linux システム導入のサポーター団体を決定!
∼企業・団体・個人から、40 件を超えるご応募をいただきました∼
平成 21 年(2009年)11 月 30 日(月曜日)
箕面市では、今年度に実施する市立小中学校教職員室への「Linux(Edubuntu)」システム
導入において、技術面でアドバイスをいただく「情報システム・サポーター」を 10 月 14 日
から1ヶ月間募集したところ、企業・団体・個人から 42 件のご応募をいただきました。
Linux や OpenOffice.org に関する実績やサポート提案内容などを参考にさせていただ
き、特に高い技術力をお持ちの 13 団体様にサポートを依頼することに決定いたしました。
なお、サポーター様とのやりとり要旨や技術資料、システム構築の進捗などについては、
公式ブログ「箕面市役所 Edubuntu 日記」で随時公開していきます。
箕面市では、今年度に実施する市立小中学校教職員室への「Linux(Edubuntu)」システム
導入において、技術面でアドバイスをいただく「情報システム・サポーター」を 10 月 14 日
から1ヶ月間募集したところ、企業・団体・個人から、42 件のご応募をいただきました。
Linux や OpenOffice.org に関する実績やサポート提案内容、また市が抱える技術的課題へ
のアドバイスなどを参考にさせていただき、特に高い技術力をお持ちの 13 団体様にサポート
を依頼することに決定いたしました。
●企業 11 社
・有限会社アイアイいちまるよん
・株式会社NTT西日本−関西
・オリゾンシステムズ株式会社
・株式会社東陽テクニカ
・日本ユニシス株式会社
・株式会社ランドコンピュータ
●その他 2 団体
・Ubuntu Japanese Team
・株式会社アルカディア
・株式会社オージス総研
・合同会社コバヤシステム
・日本システムウェア株式会社
・株式会社ミントウェーブ
・大阪府立産業技術総合研究所
以上 13 団体様(50 音順・敬称略)
なお、サポーター様とのやり取り要旨や技術資料、システム構築の進捗などについては、
公式ブログ「箕面市役所 Edubuntu 日記」で随時公開していきます。
( http://blog.goo.ne.jp/minoh_edubuntu/ )
※「市立小中学校教職員室への「Linux(Edubuntu)」システム導入」とは...
今年度、市立小中学校コンピュータ室の児童生徒用パソコンの入替に伴って中古パソコン
が 500 台生じます。これを、無償ソフトである「Linux(Edubuntu)」を導入したうえで、
教職員室 LAN を構築して再利用します。
問い合わせ先
総務部情報政策担当
TEL 072-723-2121(代表)(内線 3544)
※参考:前回 11 月 5 日分の報道資料
「箕面市役所 Edubuntu 日記」ブログを開設!
平成 21 年(2009年)11 月 5 日(木曜日)
箕面市では、11 月 5 日(木曜日)、NTTレゾナントが運営するポータルサイ
ト「goo」のブログサービスを利用し、「箕面市役所 Edubuntu 日記」ブログを開
設しました。
今年度、総務部情報政策担当が実施する「教育用コンピュータ再利用事業」に
おいて「Linux(Edubuntu)」のシステム導入にチャレンジする様子をお伝えする
とともに、3 月 12 日(木曜日)に開設した箕面市公式ブログ「撮れたて箕面ブロ
グ」同様、全国に向けた箕面市のPR媒体として活用していきます。
箕面市では、11 月 5 日(木曜日)、NTTレゾナントが運営するポータルサイト「goo」
のブログサービスを利用し、
「箕面市役所 Edubuntu 日記」ブログを開設しました。
今年度、総務部情報政策担当が実施する「教育用コンピュータ再利用事業」において
「Linux(Edubuntu)」のシステム導入にチャレンジする様子をお伝えするとともに、
3 月 12 日(木曜日)に開設した箕面市公式ブログ「撮れたて箕面ブログ」同様、全国
に向けた箕面市のPR媒体として活用していきます。
概要
・名
・運
称:
用:
箕面市役所 Edubuntu 日記
NTTレゾナントが運営するポータルサイト
「goo」のブログサービスを利用
・開設日:
平成 21 年 11 月 5 日(木曜日)
・アドレス:
http://blog.goo.ne.jp/minoh_edubuntu/
・内 容:
情報政策担当者が、所管する「教育用コンピュータ再利用事業」の取り組みの様
子などを書き込みます。事業の進捗だけでなく、技術資料も公開していきます。
・更新頻度: 週1回程度を予定
※「教育用コンピュータ再利用事業」とは.
..
今年度の市立小中学校コンピュータ室の児童生徒さん用パソコンの入替に伴い、排出
される500台の中古パソコンを、無償ソフトである「Linux(Eedubuntu)」を導入
して、教職員室LANを構築して再利用することにしました。
問い合わせ先
総務部情報政策担当
TEL 072-723-2121(代表)(内線 3544)
※参考:前々回 10 月 14 日分の報道資料
情報システム・サポーター企業を募集
∼脱 MS!無償「 Linux 」シンクライアントにより中古パソコン 500 台を再生利用へ∼
平成 21 年(2009年)10 月 14 日(水曜日)
箕面市では、特定の IT 企業の製品に縛られて情報システムが高コストとなる現状を打破
するため、「Linux(Edubuntu)」の導入にチャレンジします。中古パソコン 500 台を再利用
して、全市立小中学校 20 校の職員室 LAN に、シンクライアントとして構築します。
このシステムは、イニシャルコストは従来の 10 分の 1 以下、ランニングコストもほとん
どゼロ、端末メンテナンスフリーなどの特長があり、多くの自治体、企業が抱える「システ
ムの高コスト構造」という共通課題へのソリューションとなる画期的なプロジェクトです。
つきましては、市が構築作業をする中で技術的課題が発生した場合に、アドバイスや対策
検討をいただける「サポーター企業」様を募集します。
① 情報システムの高コスト構造を打破
現状では、Windows や MS-Office の新バージョン発売ごとに、大規模な出費と作業が必要です。
これを打破するために、無償ソフト「 Linux 」(リナックス)に着目しました。
② 全市立小中学校の職員室 LAN にシステム構築
◎全 20 校 500 台規模
◎コストは従来の 10 分の 1 以下。ゼロも可能
◎中古パソコンの再利用でも充分な動作速度
◎OS やソフトのインストール作業が一切不要
◎端末にデータが残らない「シンクライアント」方式で、情報漏えいを防止
③ サポーター企業様を募集
サポーター企業様には、市がこのシステム構築作業をする中で技術的課題が発生した場合に、
アドバイスや対策検討をお願いしたいと考えています。
・国の補助金(緊急雇用創出基金事業)で現地作業の人件費(アルバイト2名3ヶ月)を確保
・サポート企業様の事例紹介等への協力は積極的に行います。
※詳細については、別紙資料内の募集要領をご覧ください。
【出版関係者の皆様へ】
市において 500 台の中古パソコンを Linux でシンクライアント化する今回のプロジェクト
について、書籍化を検討してくださる出版社様も求めています。
問い合わせ先
総務部情報政策担当
TEL 072-723-2121(代表)(内線 3544)
みのお
CHANGE!箕面市!
箕面市
Linuxシンクライアント導入(中古パソコン再利用)
プロジェクト
箕面市では、市立小中学校の生徒用パソコンの入れ替えで発生す
る約500台の中古パソコンを再利用して、全20校の職員室LANに
「Linux(Edubuntu)」によるシンクライアントシステムを構築します。
「未解決の課題」もありますが、情報システムが高コスト構造になって
いる現状を打破するため、あえて未経験の大規模Linuxシステムの
自己導入にチャレンジします。ぜひ、ご支援をお願いします!!!
未解決の課題に助言をいただける
サポーター企業様を募集します!
プロジェクトの狙い
プロジェクトの狙い
脱MS!!
特定のIT企業の製品に縛られて高コスト構造になっている情報システムを変革
MS製品の動向に左右される情報システムのライフサイクルから脱却
今回の取り組みにあわせて、全庁の OpenOffice.org 導入、ODF(OpenDocument Format)化も進めます
超低コスト・リユース型のシステム構築!
イニシャルコストは従来の10分の1以下。ゼロも可能
ランニングコストもほとんどゼロ
端末はHDD不要でメンテナンスフリー
ネット起動でOSやソフトのインストールが一切不要
システム更新で発生した中古パソコンが、実用的な
速度で動作する端末として再利用可能
情報漏洩対策万全!シンクライアント
端末にデータが残らないシンクライアント方式
私物パソコン、私物USBメモリなどの持ち込み・持ち帰り
による情報漏えいを防止
プロジェクトの背景
プロジェクトの背景
MS製品を使い続ければ…
打開策にチャレンジ!
新OS の発売ごとに繰り返される大規模な出費
Ubuntu(Linux)は、Canonical 社が、セキュリティアッ
プデート等も含めて常に無償で提供
・ 既存パソコンの大部分が新OS には性能不足
⇒新OS のためにパソコンを大量購入&セットアップ?
⇒まだまだ使える数百台のパソコン
・・・廃棄費用は?環境問題は?
・ WinSrv2008のCAL(クライアント・アクセス・ライセンス)
は、WinSrv2003 の CAL とは別途必要。
⇒WinSrv2008 への移行は、CALだけで何百万円。
Ubuntu に LTSP をアドオンすることで、
普通のパソコンをシンクライアント化することが可能
低スペックの中古パソコンでも、実用的な速度で動作
するシンクライアント端末として再利用可能
イニシャルコストは10分の1以下、ランニングコストは
ほとんどゼロ
端末にデータが残らず情報漏えいを防止、セキュリ
ティ対策も完備
MS-Office がパソコン単価の半分近くを占める
・ パソコンが欲しいのか?MS-Office が欲しいのか?
・ 機能的には今で充分。
⇒Vista も、Office2007 も、Ver.UP は見送った。
・ 見た目も、ファイル形式も変更されており、慣れるまで
膨大な時間が必要
OpenOffice.org が同梱されているため、一般的な
Windows ユーザーも、違和感なく移行が可能
日本ローカルコミュニティチームの活動が活発で、
問題解決に至りやすい
本当に大丈夫なの?
・ しいて挙げれば、事実上のビジネス標準である
MS-Officeが使えないことを、許容できるかどうかだけ。
(Word、Excel、PowerPoint 等)
とりあえず内部事務
からならやれそうだ
Ubuntu
に賭けてみよう!
Edubuntu に賭けてみよう!
サポーター企業様と箕面市の役割
サポーター企業様と箕面市の役割
このプロジェクトは、全国の自治体、多くの企業が抱える共通の課題に対するソリューションです。
箕面市役所をフィールドとした実績・ノウハウは、自由に貴社のビジネスとして活用・展開ください。
・ MS依存による高コスト体質
・ Windows7への乗り換えなど大量発生する中古パソコン
・ セキュリティ問題
各方面にソリューションとして提案し、
ビジネスチャンスを拡げてください!
プロジェクト終了後、貴社の官公庁での導入・稼働実績として箕面市をご紹介いただいて構いません。
なお、今回のチャレンジを書籍化していただける出版社様も求めています。
箕
箕 面
面 市
市
課題
・未体験のチャレンジゆえのノウハウ不足
・プリンタや無線LANのドライバ未対応問題
など
実機でのテスト環境の構築は、箕面市単独で
成功しており、基礎的ノウハウは保有しています
20拠点、端末500台規模の実証フィールドの提供
国の補助金(緊急雇用創出基金事業)で、現地作
業の人件費(アルバイト2名3ヶ月程度)は確保
サポーター企業
サポーター企業 様
様
課題へのアドバイスや対策検討、
ノウハウの提供をお願いします!
【参考1】システム概要
【参考1】システム概要
システムの構成
システムの特長
・センター施設
①ActiveDirectoryサーバ 他20台
・市立小中学校 職員室 全20校
②OS配布サーバ 40台
③端末 480台
・有償ソフトの追加購入は一切なし
・数世代前パソコンでも快適動作
・HDD不要でメンテナンスフリー
・ネット起動でインストール作業なし
・ADでLinuxのユーザを一元管理
主なソフトウェア
・Linux
(ubuntu、edubuntu)
・LTSP
・OpenOffice.org
・Likewise-Open
学校間 LAN
再利用
センター施設
センター施設
校内 LAN
市立小中学校
市立小中学校全20校
全20校
③ノート端末
240台
配
布
新規購入
②O S 配布サーバ40台
再利用
再利用
OS配布
再利用
ネットワーク
プリンタ20台
※Linux用ドライバなし
OS
理
管
一元
ザ
ユー
①ActiveDirectoryサーバ
③液晶一体端末
240台
【参考2】テスト環境の様子
【参考2】テスト環境の様子
テスト環境全体図
①ADサーバ
②OS配布サーバ
③端末(PenⅢ866)
③端末(Cel500)
サポーター企業様
サポーター企業様 募集要領
募集要領
■募集期間: 平成21年10月14日(水曜日)から平成21年11月13日(金曜日)必着
■募集内容: 箕面市では、市立小中学校の生徒用パソコンの入れ替えで発生する約500台の中古パソコンを再利用して、全小中
学校20校の職員室LANに「Linux(Edubuntu)」によるシンクライアントシステムを自己導入で構築します。
箕面市単独で実機でテスト環境の構築は成功していますが、大規模導入のノウハウ不足、プリンタや無線LANのドラ
イバ未対応など、課題もあります。ついては、こうした場面で、技術面の具体的な解決方法についてアドバイスや対策
検討をいただき、課題を一緒に乗り越えていただけるサポーター企業様を募集します。
■応募資格: 特になし ・・・ ただし、Linux全般についてノウハウをお持ちであること。(できればUbuntu、Edubuntu)
■応募要領: 応募動機、協力可能な内容、オープンソースソフトウェアにおける実績、会社概要、連絡先、担当者名を記入(様式自
由)の上、箕面市総務部情報政策担当へ郵送もしくは電子メールによる応募
■提出先:
〒562−0003 大阪府箕面市西小路4−6−1
箕面市役所 総務部 情報政策担当 担当者:堀口、那谷
メール:[email protected] 電話:072-723-2121(代表) (内線3544)
■条件:
現地作業、物品調達は、基本的に市が実施する予定です。
なお、箕面市では、実機のテスト環境構築に成功しており、基礎的なノウハウは確立済です。
その上で、上記のような課題が発生した場合に、技術面での具体的な解決方法についてアドバイスをください。現地に
来ていただければなおありがたいですが、箕面市として費用を負担することはできません。
協業として覚書を交わすことを考えており、委託契約は発生しません。ただし、国の補助金(緊急雇用創出基金事業)
で人件費(アルバイト2名×3ヶ月程度)は確保しています。なお、本市はこのプロジェクトを広く普及させたいと願って
おり、貴社の事例紹介等への協力は積極的にさせていただきます。
■発表:
平成21年11月中旬
熱意・技術力・協力条件、今後のビジネス展開への意欲等を協議の上、提携企業様を選定させていただきます。
■その他:
箕面市におけるLinuxシンクライアントシステム構築のノウハウ、稼動実績等については、できる限り一般公開する予
定です。
【出版関係者の皆様へ】
今回のプロジェクトは、ITシステムの高コスト構造を打開する脱MSのチャレンジとして、自治体だけでなく、さまざまな企業・団体で
活用可能な事例と考えています。技術提携企業とは別に、今回の取り組みの書籍化を検討してくださる出版社様も求めています。