Close Up フォトブック拡販の可能性を高める最先端武装﹁納期短縮﹂と﹁経費節減﹂を両立 24 / 11・2013 / も実現できるコニカミノルタビジネスソリューションズのフォトブックビジネス支援ソリューション。その導入効果を取り上げよう。参入企業が多く、競争激化するフォトブック市場で、付加価値の高い商品開発はもちろん、自家処理による納期短縮と経費節減を拡大し続けるフォトブック市場。スを開始できる。 2007 年は 19 万冊・ 95 億円という印刷では、高彩度トナーを採用した規模だったのが、2013 年には 95 万デジタル印刷システム「 bizhub PRESS 冊・ 415 億円にまで膨れ上がると予 C70hc」などを用意。表面加工は、ア測されている（フォトブック普及協議会コ・ブランズ・ジャパン株式会社のマ調べ）。ルチロールラミネーター「GL835PRO」 10 月 2 日 ∼ 5 日までの 4 日間、を、製本・装丁ではスーパーファック東京ビッグサイトで開催された総合ス株式会社のアルバム製本機「フォト印刷機材展「 JGAS2013」のコニカマウント F32」やハードカバー作成機ミノルタビジネスソリューションズ株「ケースマティック H32 プロ」などを式会社のブースには、同社が提案す取りそろえている。1,000 万円前後のる「 PhotoBook ビジネス支援ソリュー導入費用でフォトブック制作が本格的ション」で制作されたフォトブックが展に行える。示され、注目を集めていた。同社がフォトブック市場に本格参入したのは約 1 年前だが、国内に先だって海外市場で展開し、高い評価を得ていた。ブーミニラボライクな操作性と高処理能力のデジタル印刷システムスには、インドネシアをはじめ、海外「 PhotoBook ビジネス支援ソリューで制作されたサンプルも豊富に紹介さション」が印刷業界のみならず写真業れていた。界でも採用されている理由として、低リ「市場性を見ながら国内での展開スクで本格展開できることに加え、「写を開始し、現状では印刷業界を中心真表現（RGB）に特化した圧倒的な色に導入が進んでいるが、写真館から再現性」を実現していることも大きい。の引き合いも増えている」（同社 PPG 事業統括部 PPG・CRD 事業推進部営業推進部マーケティンググループ・那須雄介氏）という。簡単な受注・データ作成や高品質な仕上がりを実現するツールをパッケージにした「 PhotoBook ビジネス支援ソリューション」は、まず受注・データ作成では欧文印刷株式会社のクラウド型フォトブックシステム「Photostreet」を採用。こうしたパッケージシステムとしては、業界初となるクラウド型フォトブックシステムで、写真のアップロードからフォトブック制作、ウェブ発注、オンラインウェブ決済機能と連動、案件管理までフォトブックビジネス参入に必要なツールをパッケージ化、導入後すぐにサービ東京・品川にあるコニカミノルタ株式会社の「デジタルイメージングスクエア」では、印刷から表面加工、製本・装丁まで、フォトブック制作のワークフローを体験できるスペースとして開放している（要予約）。デジタルイメージングスクエアには、写真館をはじめ PhotoBook ビジネス支援ソリューションを導入して制作したフォトブックのサンプルも展示している。デジタル印刷システム「 bizhub PRESS C70hc」は、コニカミノルタ独自の「デ援ソリューション」の導入効果は写真ション」は、大量生産型というよりは、業界でも顕著に表れている。品質の品質を重視したフォトブック制作のた良さはもちろん、さまざまな特性を持めのパッケージという印象が強い。導つペーパーを採用して商品ラインアッ入側は身の丈にあった展開を図ることプの拡充を図ることもでき、前述したができ、受注数に応じてアップグレー JGAS をはじめとする展示会での注目ドも可能なフレキシビリティを備えてい度も高い。る。そして、このほど同ソリューションに加わったクラウド型フォトブックシスさまざまなフォトブック導入成功事例集の発行を予定テム「 Photostreet」により、ユーザーがアップロードした写真データを、 Photostreet サーバーでデータ作成、スマートフォン台頭時代に、ペーパー注文、決済を行い、同サーバーからデージタルトナー HD」の彩度をさらに高め、レス化が懸念されるところだが、「主婦タをダウンロードして bizhub PRESS sRGB に近い色再現領域を実現した高アンケートなどを見ると、撮った写真で印刷というワークフローを実現した彩度印刷対応機専用トナーを採用したをスマホやメディアに入れて保管していが、これにより、まずは写真のクオリテことで、従来、モニターには表示できる方たちばかりではなく、家庭用プリィを確認、必要に応じて 1 点 1 点補ても印刷ができなかった鮮やかな色彩ンターで出力しているケースも多い。し正を行うことができ、顧客がレイアウトの再現性を追求。また、ドライトナーかし、とくに写真をたくさん撮っている・デザインをしたデータを崩すことなくであるため、印刷後の乾燥が不要で、方で、写真の整理に苦労されている場印刷の工程へ進むことができる。より印刷納期の短縮化にも貢献する。合もあるが、そうした方たちにフォトブ完成度の高い、プロフェッショナルなミニラボライクな使い勝手の良さがックをお奨めすると関心を持っていただ領域でのフォトブック制作が可能だ。導入の決め手となっているケースも少なける」と那須氏。全国の印刷会社とと出力方式に、銀塩と非銀塩の垣根くない。プリント処理能力は毎分 71 枚もに約 1 年間にわたって、さまざまながほとんどなくなってきたと言っても大（フルカラー・A4 ヨコ）。サイズは、現場を回り、体験教室などを実施しなげさではないほどに、品質の差に開き 487mm （最がら、緻密なマーケティングやビジネはなくなってきている。それは技術の 480mm）まで対スモデルの立ち上げを検討し「十分な進化だけでなく、消費者ニーズも大き手ごたえを得ることができた」ことが、く関係している。すべての大衆が「銀塩写真館としては国内でいち早く「 PhotoBook ビジネス支援ソリューシ写真でなければダメ」と評価している「 PhotoBook ビジネス支援ソリューション」の構築、そして市場での導入にわけではない。もちろん、一定水準以ョン」を採用した有限会社三景スタジつながっている。写真館での記念撮影上のクオリティは必要だが、さらに重オ（本社：北海道旭川市）は、フォトのアルバムという位置づけのみならず、要なのは、より効率の良い作業環境と、ブックの内製化を図ったことで、外注し趣味で写真を楽しむ一般ユーザーの新しい付加価値の創出。これらを実践ていたときの費用に比べて、人件費を作品集づくり、学校での生徒用教材とすることが、さらなるフォトブック拡販別として、約半分の経費に圧縮するなして、さらには企業販促品やノベルティのカギを握るのではないだろうか。ど大幅な経費削減を実現した。いっぽグッズまで、あらゆる形で同ソリューシ「 PhotoBook ビジネス支援ソリューうで、オーダー数が増加し、七五三のョンによるフォトブックが活用されていション」に関する問い合わせは、撮影シーズンには月に 600 冊を超えるる。ことし 11 月中には成功事例集をメール本文に連絡先、問い合わせ注文もあったようだ。取りまとめ、広くPR していく予定だと内容を記載の上、同社お客様相談室ハガキサイズから 330 大印字領域 321 応している。このように、bizhub PRESS シリーズを核とした「 PhotoBook ビジネス支いう。「 PhotoBook ビジネス支援ソリュー（[email protected]）まで。 S T U D I O N O W / N O V E M B E R・2013 / 25