オワーズ県コンピエーニュ市

自治体交流基礎データシート
自
ピカルディー地域圏
治 体 名
面
積
人
口
オワーズ県コンピエーニュ市
53(㎢)
市 43,700(人)
都市圏 72,000(人)
姉妹(友好)都市名
地図情報
※事務局側で作成させて
いただきます。
白河市
フランソワ アリエル
(副市長 国際交流担当)
日仏交流窓口担当課
ポルタール キャテリーヌ
(主席参与)
03 44 40 72 40 / 03 44 40 72 20
電話番号/FAX番号
E-mailアドレス
06 32 60 20 84
[email protected]
[email protected]
地勢
コンピエーニュ市はパリから車で 45 分、シャール・ド・ゴール国際空港から 35km、ヨーロッパ一
の交通量を誇る A1 高速道路から 10 分の所に位置する。オワーズ河沿いにあり、コンピエーニュの
森(14,5 ㎢)に囲まれ、豊富な文化的遺産と長い歴史を誇るコンピエーニュは、市民に卓越したライ
フスタイルを保証すると同時に戦略的な地域を提供している。
都市の歴史、成り立ち
オワーズ河と森に囲まれ、王室から皇室までの市となったコンピエーニュはチャールズ 2 世からナ
ポレオン 3 世まで、フランス史の主要舞台となってきた。国の権威と権力の座と同時に、王室のリ
ゾート地としてコンピエーニュは二重の役割を保ってきた 。フランスの政策は、時としてコンピエ
ーニュで決まった:第一次世界大戦の終わり、1918 年 11 月 11 日には停戦の調印式がコンピエーニ
ュの森の中心部で行われた。
特徴
歴史と文化遺産の街として、コンピエーニュ市は中心部に壮大な宮殿を持ち、いくつかの国立博物
館と歴史的重要建造物を有する:第二帝政博物館、 車と観光博物館、及び重要文化財に指定されて
いる公園等がある。また、抑留と強制退去の博物館は 20 世紀の悲劇的な記憶を保持している。さら
に、その最先端の研究が世界的に認められているエンジニアリング学校、コンピエーニュ工科大学
(UTC)は 5,000 人の学生を抱え市内中心部に位置している。また、ヨーロッパ最大のブナの森は花
の市コンピエーニュの入り口に位置している。
主要産業及び特産品
コンピエーニュ都市圏は化粧品や医薬品事業、自動車部品サプライヤー、化学製品製造、物流·サー
ビス活動など多様な産業基盤を有している。コンピエーニュ工科大学(UTC)の研究センターは農産業
と I-トランス(インテリジェント交通)の二つの世界規模のビジネスクラスターの本部である。ま
た、化学工科大学(ECSOM)と UTC の合併によりヨーロッパ初のグリーンケミストリー部門が 2008
年に創設されている 。セーヌ川北ヨーロッパ運河のプロジェクトはコンピエーニュを通る予定であ
り、今後の運河産業の拡大が期待されている。また、文化、芸術、スポーツも盛んであり、パリ・
ルーベ自転車レースをはじめ、競馬、ジャンダルク祭、林業祭、歴史映画フェスティバルなどが知
られている。2010 年にはフランスで一番スポーツの盛んな町に選ばれており、2012 年にはフランス
でイノベーションが最も盛んな町に選ばれている。
日仏交流においてこれまでに実施された事など
姉妹都市署名時に結成された日仏友好協会を通じて白河市との提携プロジェクトが実施されてきて
いる。主な活動として、中学生のグループのホームステイ 、聖歌隊の招待、日本語クラス(3 レベ
ル)、日本への旅行、折り紙のワークショップ、書道、市の入り口に 80 本の桜を植樹、姉妹都市
20 年記念に日本映画の週を開催、東日本大震災後白河市との連帯行動の動員などがある。また、コ
ンピエーニュ市には、ピカルディー地域で唯一日本語を教えている高校がある。