2010年 4月分 環境法令改正トレンド(No.1~9) (社)神奈川県環境保全協議会 作成 ※ この情報は官報での公布内容に基づき、会員事業所に関連すると思われる改正事項を抜粋したもの で、全ての環境法令を網羅するものではありません。(環境管理、公害、化学物質、廃棄物・リサイ クル、エネルギー、土地利用等に関する法令及び県生活環境保全条例を対象にしています。 ) 1 公布名称 法令名称 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理 施行期日 の改善の促進に関する法律施行規則の一部を改正 官 報 する省令(財務省令・文部科学省令・厚生労働省令・ 農林水産省令・経済産業省令・国土交通省令・環境 省令・防衛省令 第1号) H22.4.1 H22.4.1 号外第 70 号 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法(PRTR法) 改正概要 関係条項 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律施行令の 一部を改正する政令(平成20年政令第356号)の施行に伴い、並びに特定化学物質の環境 への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(平成11年法律第86号)第5条第 2項、第6条第1項及び第21条の規定に基づき、特定化学物質の環境への排出量の把握等及 び管理の改善の促進に関する法律施行規則の一部(別表[第7条関係],様式第一[第5条関 係])を改正する省令が定められた。 【補足】 公布名称 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第 施行期日 39条の2の規定により地方環境事務所長に委任 官 報 する権限を定める省令の一部を改正する省令(環境 省令 第6号) 法令名称 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法(化審法) 2 H22.4.1 H22.4.1 号外第 70 号 改正概要 関係条項 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律(平成21年法律 第39号)の施行に伴い、及び化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和48年 法律第117号)第54条の規定に基づき、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第 39条の2の規定により地方環境事務所長に委任する権限を定める省令の一部を改正する 省令が定められた。 【補足】 1 公布名称 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の 規定に基づく立入検査をする環境省の職員の携帯 する身分を示す証明書の様式を定める省令の一部 を改正する省令(環境省令 第7号) 法令名称 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法(化審法) 3 施行期日 H23.4.1 官 H22.4.1 号外第 70 号 報 改正概要 関係条項 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律(平成21年法律 第39号)の施行に伴い、及び化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和48年 法律第117号)第33条第3項の規定を実施するため、化学物質の審査及び製造等の規制に 関する法律の規定に基づく立入検査をする環境省の職員の携帯する身分を示す証明書の 様式を定める省令の一部を改正する省令が定められた。 【補足】 公布名称 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第 施行期日 2条第5項の規定に基づき化学物質を第二種監視 官 報 化学物質として指定した件(厚生労働省・経済産業 省・環境省 告示第12号) 法令名称 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法(化審法) 4 H22.4.1 H22.4.1 号外第 70 号 改正概要 関係条項 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律(平成21年法律 第39号)の施行に伴い、及び化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和48年 第117号)第2条第5項の規定に基づき、次に掲げる化学物質等が第二種監視化学物質とし て指定されたので、同条第9項の規定に基づき、その名称が公示された。 通し番号 1009 1010 1011 1097 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第2条第5項の規定に 基づき、第二種監視化学物質として指定した化学物質の名称 シアナミド 二塩化酸化ジルコニウム n-ヘキサン 整理番号 1,3,5,7`テトラアザトリシクロ[3.3.1.13,7]デカン (別名ヘキサメチレンテトラミン (5)-1155 【補足】 2 (1)-139 (1)-648 (2)-6 公布名称 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第 施行期日 25条の規定に基づき第二種監視化学物質の指定 官 報 を取り消した件(厚生労働省・経済産業省・環境省 告示第13号) 法令名称 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法(化審法) 5 H22.4.1 H22.4.1 号外第 70 号 改正概要 関係条項 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律施行令の一部を改正する政令(平成21 年政令第256号)の施行に伴い、及び化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭 和48年法律第117号)第25条の規定に基づき、次に名称を掲げる第二種監視化学物質の指 定を取り消した。 通し番号 681 683 684 685 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第25条の規定に 基づき、第二種監視化学物質として指定した化学物質の名称 ペルフルオロオクタンスルホン酸 リチウム=ペルフルオロオクタンスルホナート ナトリウム=ペルフルオロオクタンスルホナート カリウム=ペルフルオロオクタンスルホナート 整理番号 (2)-1595 (2)-2810 (2)-2810 (2)-2810 【補足】 公布名称 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第 2条第6項の規定に基づき化学物質を第三種監視 化学物質として指定した件(経済産業省・環境省 告示第5号) 法令名称 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法(化審法) 6 施行期日 H22.4.1 官 H22.4.1 号外第 70 号 報 改正概要 関係条項 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律(平成21年法律 39号)の施行に伴い、及び化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和48年法 律第117号)第2条第6項の規定に基づき、次に掲げる化学物質を第三種監視化学物質とし て指定したので、同条第10項の規定に基づき、その名称が公示された。 267 268 269 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律第2条第6項の規定に 基づき、第三種監視化学物質として指定した化学物質の名称 オクタン ドデカ-1-エン 1-クロロオクタン 270 N,N-ジメチルオクタデシルアミン 271 272 273 tert-ドデカンチオール 274 275 アクリル酸.n-ブチル N,N-ジシクロヘキシルアミン 276 りん酸トリトリル 277 ビス(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート 通し番号 メチル=ドデカノアート N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)オレアミド 【補足】 3 整理番号 (2)-8 (2)-27 (2)-66 (2)-68 (2)-176 (2)-185 (2)-464 (2)-798 (2)-814 (2)-827 (2)-2503 (2)-989 (2)-2259 (3)-2686 (3)-2522 (3)-2613 (3)-3363 (5)-3732 7 公布名称 法令名称 公害健康被害の補償等に関する法律施行令の一部 を改正する政令(第101号) 施行期日 H22.4.1 官 H22.4.1 特別号外第 10 号 報 公害健康被害の補償等に関する法 改正概要 関係条項 (1)公害健康被害の補償等に関する法律(昭和48条法律第110号)(以下「法」という。) 第26条第1項に基づく介護加算額を、4万6,600円とすることとした。 (2)法第54条第2項第1号の単位排出量当たりの賦課金額を、改正前の66円53銭から65円45 銭に改めることとした。 (3)法第54条第2項第2号の単位排出量当たりの賦課金額を、改正前の1,731円81銭から 2,207円94銭に、改正前の1,171円52銭から1,493円61銭に、改正前の1,069円65銭から 1,363円73銭に改正前の1,018円71銭から1,298円79銭に、改正前の764円3銭から974円9 銭に、改正前の113円19銭から144円31銭に、それぞれ改めることとした。 【補足】 *その他、公害健康被害の補償等に関する法関連の改正 ①公害健康被害の補償等に関する法律第26条第1項の障害補償標準給付基礎月額を定め る件(H22.4.1 特別号外第10号 環境省 告示第29号) ②公害健康被害の補償等に関する法律第31条第1項の遺族補償標準給付基礎月額を定め る件(H22.4.1 特別号外第10号 環境省 告示第30号) 8 公布名称 法令名称 海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するた 施行期日 めの基本的な方針(環境省 告示第33号) 官 報 H22.4.12 H22.4.12 号外第 78 号 美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海岸漂着 物等の処理等の推進に関する法(海岸漂着物処理推進法) 改正概要 関係条項 美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境の保全に係る海 岸漂着物等の処理等の推進に関する法律(平成21年法律第82号)第13条第1項の規定に 基づき、海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針が定めら れ、同条第5項の規定により公表された。 (1)海岸漂着物対策の推進に関する基本的方向 海岸漂着物対策の基本的方向性として、①海岸漂着物等の円滑な処理、②海岸漂着物 等の効果的な発生抑制、③多様な主体の適切な役割分担と連携の確保、④国際協力の推 進、⑤その他海岸漂着物対策の実施に必要な事項、に関する事項が定められた。 (2)地域計画の作成に関する基本的事項 都道府県が作成する地域計画の作成に当たっての基本的な考え方及び留意すべき事項 が定められた。 (3)海岸漂着物対策推進協議会に関する基本的事項 都道府県が設置する海岸漂着物対策推進協議会の意義、組織、運営に関する事項が定 められた。 (4)海岸漂着物対策の実施に当たって配慮すべき事項その他海岸漂着物対策の推進に関 する重要事項 推進体制(政府の推進体制、地方公共団体の推進体制、政府-地方公共団体間の推進 体制)及び本基本方針の見直し(法施行後3年経過後に見直し)に関する事項が定めら れた。 【補足】 4 公布名称 平成20年度の我が国における温室効果ガスの排 施行期日 出量を公表する件(環境省 告示第34号) 官 報 法令名称 地球温暖化対策の推進に関する法 9 H22.4.15 H22.4.15 第5294号 改正概要 関係条項 地球温暖化対策の推進に関する法律(平成10年法律第117号)第7条の規定に基づき、 平成20年度の我が国における温室効果ガスの排出量を算定したので、同条及び地球温暖 化対策の推進に関する法律施行規則第1条の規定に基づき、告示された。[ ]内は、平 成19年度排出量を示す。 ① 二酸化炭素 12億1400万トン[13億400万トン]」 ② メタン 2,130 万トン[2,260 万トン] ③ 一酸化二窒素 2,250 万トン[2,380 万トン] ④ ハイドロフルオロカーボン(地球温暖化対策の推進に関する法律施行令(平成 11 年政令第 143 号。以下「令」という。)第一条各号に掲げるものをいう。 ) 1,530 万トン[1,320 万トン] ⑤ パーフルオロカーボン(令第二条各号に掲げるものをいう。) 460 万トン[650 万トン] ⑥ 六ふっ化硫黄 380 万トン[440 万トン] ⑦ 前各号に掲げる量の合計量 12 億 8200 万トン[13 億 7400 万トン] 【備考】 (1) ①から⑥までに掲げる量は、温室効果ガスである物質ごとの排出量に当該物質の 地球温暖化係数を乗じて得た量である。 (2) ①から⑥までに掲げる量は、入手可能な最良の科学上の知見を考慮に入れて算定 するため、必要があるときは、再計算するものとする。 【補足】 以上 5
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