06 - 全国公正取引協議会連合会

殺菌乳酸菌飲料 の表示に関する公正競争規約 及び施行規則
公正競争規約
公正競争規約施行規則
(目的)
第 1 条 こ の 公 正 競 争 規 約 (以 下 「 規 約 」 と い
う 。)は 、不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 (昭
和 37 年 法 律 第 134 号 )第 11 条 第 1 項 の 規 定
に 基 づ き 、 殺 菌 し た 乳 酸 菌 飲 料 (以 下 「 殺 菌
乳 酸 菌 飲 料 」 と い う 。 )の 取 引 に つ い て 行 う
表 示 に 関 す る 事 項 を 定 め る こ と に よ り 、不 当
な 顧 客 の 誘 引 を 防 止 し 、一 般 消 費 者 に よ る 自
主的かつ合理的な選択及び事業者間の公正
な競争を確保することを目的とする。
(定義)
第2条 この規約において「殺菌乳酸菌飲料」
と は 、 食 品 衛 生 法 (昭 和 22 年 法 律 第 233 号 )
の規定に基づく乳及び乳製品の成分規格等
に 関 す る 省 令 (昭 和 26 年 厚 生 省 令 第 52 号 。
以 下「 乳 等 省 令 」と い う 。)第 2 条 第 39 項 に
規 定 す る「 乳 酸 菌 飲 料 」に 適 合 す る も の で あ
っ て 、乳 等 省 令 別 表 二 の (三 )(24)の 成 分 規 格
に 合 致 し 、乳 等 を 乳 酸 菌 又 は 酵 母 で は っ 酵 さ
せ た も の を 加 工 し 、又 は 主 要 原 料 と し た 飲 料
を加熱殺菌したものをいう。
2 こ の 規 約 に お い て「 事 業 者 」と は 、殺 菌 乳
酸 菌 飲 料 を 製 造 し 、若 し く は 輸 入 し て 販 売 す
る事業を行う者又は殺菌乳酸菌飲料の製造
を 他 に 委 託 し て 自 己 の 商 標 、氏 名 若 し く は 名
称を表示して販売する事業を行う者をいう。
3 こ の 規 約 に お い て「 表 示 」と は 、顧 客 を 誘
引 す る た め の 手 段 と し て 、事 業 者 が 自 己 の 供
給する殺菌乳酸菌飲料の取引に関する事項
に つ い て 行 う 広 告 そ の 他 の 表 示 で あ っ て 、次
に掲げるものをいう。
(1) 商 品 、容 器 又 は 包 装 に よ る 広 告 そ の 他 の
表示及びこれらに添付した物による広告
その他の表示
(2) 見 本 、チ ラ シ 、パ ン フ レ ッ ト 、説 明 書 面
その他これらに類似する物による広告そ
の 他 の 表 示 (ダ イ レ ク ト メ ー ル 、 フ ァ ク シ
ミ リ 等 に よ る も の を 含 む 。 )及 び 口 頭 に よ
る 広 告 そ の 他 の 表 示 (電 話 に よ る も の を 含
む。)
(3) ポ ス タ ー 、 看 板 (プ ラ カ ー ド 及 び 建 物 又
は電車、自動車等に記載されたものを含
む 。 )、 ネ オ ン ・ サ イ ン 、 ア ド バ ル ー ン 、
その他これらに類似する物による広告及
び陳列物又は実演による広告
(4) 新 聞 紙 、 雑 誌 そ の 他 の 出 版 物 、 放 送 (有
線電気通信設備又は拡声機による放送を
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含 む 。 )、 映 写 、 演 劇 又 は 電 光 に よ る 広 告
(5) 情 報 処 理 の 用 に 供 す る 機 器 に よ る 広 告
そ の 他 の 表 示 (イ ン タ ー ネ ッ ト 、 パ ソ コ ン
通信等によるものを含む。)
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(必要表示事項の表示基準)
(必要表示事項)
第1条 殺菌乳酸菌飲料の表示に関する公正
第 3 条 事 業 者 は 、殺 菌 乳 酸 菌 飲 料 の 表 示 に 関
競 争 規 約 (以 下「 規 約 」と い う 。)第 3 条 第 1
す る 公 正 競 争 規 約 施 行 規 則 (以 下「 施 行 規 則 」
項 に 規 定 す る 必 要 表 示 事 項 は 、次 の 第 1 号 に
と い う 。 )に 定 め る と こ ろ に よ り 、 殺 菌 乳 酸
掲 げ る 基 準 に 基 づ き 、第 2 号 に 掲 げ る 様 式 に
菌 飲 料 の 容 器 又 は 包 装 に 、次 に 掲 げ る 事 項 を
より表示するものとする。
一 括 し て 、外 部 か ら 見 や す い 場 所 に 、邦 文 で
(1) 基 準
明りょうに表示しなければならない。
ア 種類別名称
(1) 種 類 別 名 称
「 乳 酸 菌 飲 料 」と 記 載 し 、こ れ に「 乳
製 品 」及 び「 殺 菌 」で あ る 旨 を 併 記 す る 。
イ 無脂乳固形分等
(2) 無 脂 乳 固 形 分 及 び 乳 脂 肪 分 (乳 脂 肪 分 以
次に定めるところにより記載する。
外 の 脂 肪 分 を 含 む も の に あ っ て は 、無 脂 乳
(ア)
重 量 百 分 率 は 、小 数 第 1 位 ま で 表
固形分及び乳脂肪分並びに乳脂肪分以外
示 す る 。た だ し 、1 % 以 上 の も の に
の 脂 肪 分 )の 重 量 百 分 率
あ っ て は 、小 数 第 1 位 の 数 値 の 1 か
ら 4 ま で は 0 、6 か ら 9 ま で は 5 と
し て 、0.5 間 隔 で 記 載 す る こ と が で
きる。
(イ )
乳脂肪分以外の脂肪分を含むも
の に あ っ て は 、油 脂 固 有 の 名 称 及 び
それぞれの重量百分率を記載する。
た だ し 、「 植 物 性 脂 肪 分 ○ . ○ % 」
又は「乳脂肪以外の動物性脂肪分
○ .○ % 」と そ れ ぞ れ 脂 肪 分 の 総 量
を取りまとめて記載することがで
きる。
(3) 原 材 料 名
ウ 原材料名
原材料は、食品添加物以外の原材
料 、食 品 添 加 物 の 順 で 、次 に 定 め る と
ころにより記載する。
(ア)
食 品 添 加 物 以 外 の 原 材 料 は 、原 材
料に占める重量の多いものから順
に 、最 も 一 般 的 な 名 称 を も っ て 記 載
す る 。た だ し 、2 種 類 以 上 の 原 材 料
か ら な る 原 材 料 (以 下「 複 合 原 材 料 」
と い う 。 )に つ い て は 、 次 の 区 分 に
より記載する。
a
複合原材料の名称の次に括弧
を 付 し て 、当 該 複 合 原 材 料 の 原 材
料を当該複合原材料の原材料に
占める重量の割合の多いものか
ら 順 に 、そ の 最 も 一 般 的 な 名 称 を
記 載 す る 。た だ し 、当 該 複 合 原 材
料の原材料が3種類以上ある場
合 は 、当 該 複 合 原 材 料 の 原 材 料 に
占める重量の割合の高い順が3
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(4) 内 容 量
エ
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位 以 下 で あ っ て 、か つ 当 該 割 合 が
5%未満である原材料について、
「そ の 他 」と 記 載 す る こ と が で き
る。
b
複合原材料の製品の原材料に
占める割合が5%未満である場
合又は複合原材料の名称からそ
の原材料が明らかである場合に
は、当該複合原材料の原材料の
記載を省略することができる。
(イ) (ア)の 規 定 に か か わ ら ず 、 以 下 の
原 料 に あ っ て は 、次 の 名 称 を 用 い る
ことができる。
a
生 乳 、牛 乳 、無 脂 肪 牛 乳 等 に あ
っては「乳」
b
ク リ ー ム 、バ タ ー 、濃 縮 乳 、無
糖 練 乳 、加 糖 練 乳 、加 糖 脱 脂 練 乳 、
全 粉 乳 、脱 脂 粉 乳 、加 糖 粉 乳 等 に
あ っ て は 「 乳 製 品 」。 た だ し 、 は
っ 酵 乳 、乳 製 品 乳 酸 菌 飲 料 、乳 酸
菌飲料及びこれらを殺菌したも
の (以 下「 は っ 酵 乳 等 」と い う 。)
を除く。
c
無 水 結 晶 ぶ ど う 糖 、含 水 結 晶 ぶ
どう糖及び全糖ぶどう糖にあっ
て は 「 ぶ ど う 糖 」、 ぶ ど う 糖 果 糖
液 糖 、果 糖 ぶ ど う 糖 液 糖 及 び 高 果
糖 液 糖 に あ っ て は「 異 性 化 液 糖 」、
砂 糖 混 合 ぶ ど う 糖 果 糖 液 糖 、砂 糖
混合果糖ぶどう糖液糖及び砂糖
混 合 高 果 糖 液 糖 に あ っ て は「 砂 糖
混 合 異 性 化 液 糖 」又 は「 砂 糖・異
性化液糖」
(ウ) 原 材 料 名 に 、は っ 酵 乳 等 の 名 称 表
示 は し な い こ と と し 、こ れ ら を 製 造
するのに使用した原材料をもって
本条により記載する。
(エ) 食 品 添 加 物
食 品 添 加 物 は 、原 材 料 に 占 め る 重 量
の 割 合 の 多 い も の か ら 順 に 、食 品 衛
生 法 第 19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づ く
乳及び乳製品並びにこれらを主要
原料とする食品の表示の基準に関
す る 内 閣 府 令 ( 平 成 23 年 内 閣 府 令
第 46 号 。以 下「 乳 等 表 示 基 準 府 令 」
と い う 。) の 定 め る と こ ろ に よ り 記
載する。
内容量
計 量 法 (平 成 4 年 法 律 第 51 号 )及 び
加 工 食 品 品 質 表 示 基 準 ( 平 成 12 年
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農 林 水 産 省 告 示 第 513 号 )に 基 づ き 、
「 ミ リ リ ッ ト ル 」若 し く は「 m l 」又
は「 グ ラ ム 」若 し く は「 g 」等 の 単 位
で記載する。
オ 賞味期限
乳等表示基準府令及び加工食品品
質表示基準に基づき、次の例により、
西暦又は元号による年月日を記載す
る。
(ア ) 製 造 か ら 賞 味 期 限 ま で の 期 間 が 3
月 以 内 の も の に あ っ て は 、次 の 例 の い
ずれかにより記載する。
ただし、
「 .」を 印 字 す る こ と が 困 難
であるときは、
「 .」を 省 略 す る こ と が
で き る 。こ の 場 合 に お い て 、月 又 は 日
が 1 桁 の 場 合 は 、2 桁 目 は「 0 」と 記
載する。
a
平成19年7月1日
b
19.7.1
c
2007.7.1
d
07.7.1
e
070701
f
190701
(イ ) 製 造 か ら 賞 味 期 限 ま で の 期 間 が 3
月 を 超 え る も の に あ っ て は 、日 を 省 略
し 、年 月 ま で の 記 載 と す る こ と が で き
る 。こ の 場 合 に お い て は 、賞 味 期 限 の
属する月の前月を表示する。ただし、
賞味期限が月の末日である場合にお
いては、この限りではない。
カ 保存方法
乳等表示基準府令及び加工食品品
質 表 示 基 準 に 基 づ き 、流 通 、販 売 、消
費 等 に お け る 状 況 を 考 慮 し た 上 で 、製
品の特性に応じた適切な保存の方法
を 、「 開 栓 前 は 日 の 当 た ら な い 涼 し い
場 所 に 保 存 し て く だ さ い 。」 等 と 具 体
的 な 方 法 で 記 載 す る 。た だ し 、常 温 で
保存すること以外にその保存方法に
関し留意すべき特段の事項がないも
のは、省略することができる。
キ 原産国名
加工食品品質表示基準に基づき記
載するほか、次のとおりとする。
(ア ) 国 内 で 生 産 さ れ た 殺 菌 乳 酸 菌 飲 料
で 、原 産 国 に つ い て 誤 認 さ れ る お そ れ
がある表示は、次のとおりとする。
a
外 国 の 国 名 、地 名 、国 旗 、紋 章 そ
の他これらに類するものの表示
b
外国の事業者又はデザイナーの
(5) 賞 味 期 限
(6) 保 存 方 法
(7) 原 産 国 名 (輸 入 品 に 限 る 。 )
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氏名、名称又は商標の表示
c
文字による表示の全部又は主要
部分が外国の文字で示されている
表示
(イ ) 前 号 の い ず れ か に 該 当 す る 表 示 が
さ れ て い る も の に あ っ て は 、次 の い ず れ
か の 方 法 に よ り 、国 内 で 製 造・加 工 し て
いる旨を明示する。
a 原産国名の文字の次に「日本」と
表示する。
b 事業者名の前に「製造者」と表示
す る (「 ○ ○ カ ン パ ニ ー 」、
「○○CO.
L T D 」等 の 表 示 と 紛 ら わ し い 場 合 は
除 く 。 )。
c a 及び b の方法によらない場合は、
包 装 の 見 や す い 場 所 に 、国 内 製 造 品 で
ある旨を表示する。
(ウ) (イ)に 規 定 す る 表 示 を し て も 、 な お
その原産国がいずれであるか紛らわし
い と き に は 、こ れ ら の 表 示 と と も に 、外
国の国名等とその商品との関係を邦文
で明示する。
(エ) (ア)か ら (ウ)の 規 定 に か か わ ら ず 、
「 ラ ク ト バ チ ル ス・ブ ル ガ リ ク ス 」、
「ブ
ル ガ リ ア 菌 」等 の 菌 種 名 に あ っ て は 、菌
種名であることを明らかにして説明文
中に用いることは差し支えない。
ク 製造者等の氏名又は名称及び住所
表 示 を 行 う 事 業 者 の 区 分 に 応 じ 、次 に 掲
げる事項を表示すること。
な お 、乳 等 表 示 基 準 府 令 及 び 加 工 食 品
品質表示基準の定めにより表示すべき
者 が 異 な る 場 合 は 、そ れ ぞ れ の 規 定 に 従
い、必要な者を記載すること。
(ア) 製 造 者 の 場 合
「 製 造 者 」の 文 字 の 次 に 、製 造 者 の
氏 名 (法 人 の 場 合 は 、 そ の 名 称 。 以
下 同 じ 。 )及 び 住 所 並 び に 製 造 所 所
在 地 を 記 載 す る 。な お 、製 造 者 の 住
所と製造所所在地が同一の場合は、
重 複 し て 記 載 す る 必 要 は な い 。た だ
し 、製 造 者 が 消 費 者 庁 長 官 に 届 け 出
た製造所固有の記号の表示をもっ
て 、製 造 所 所 在 地 の 表 示 に 代 え る こ
とができる。
(イ) 販 売 者 の 場 合
「 販 売 者 」の 文 字 の 次 に 販 売 者 の 氏
名 及 び 住 所 並 び に「 製 造 者 」の 文 字 の
次に製造所所在地及び製造者の氏名
を記載する。
(8) 製 造 者 等 の 氏 名 又 は 名 称 及 び 住 所
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(ウ) 輸 入 業 者 の 場 合 (輸 入 品 に 限 る 。 )
「 輸 入 者 」の 文 字 の 次 に 、輸 入 者 の
氏名及び住所並びに輸入者の営業
所 所 在 地 を 記 載 す る 。な お 、輸 入 者
の住所と営業所所在地が同一の場
合は、重複して記載する必要はな
い。
(2) 様 式
表示は次の様式により行うこと。ただ
し 、必 要 表 示 事 項 を 本 様 式 に よ る 表 示 と 同
等程度に分かりやすく一括して記載する
場合は、この限りではない。
種類別名称
無脂乳固形分及び乳脂肪分
原材料名
内容量
賞味期限
保存方法
原産国名
製造者
ア
表 示 に 用 い る 文 字 及 び 枠 の 色 は 、背 景
の色と対照的な色とすること。
イ 表 示 に 用 い る 文 字 は 、日 本 工 業 規 格 Z
8305(1962) に 規 定 す る 8 ポ イ ン ト 活 字
以上の大きさの統一が取れた活字とす
る こ と 。た だ し 、表 示 可 能 面 積 が お お む
ね 150c ㎡ 以 下 の も の に あ っ て は 、日 本
工 業 規 格 Z 8305 (1962)に 規 定 す る 5.5
ポイント以上の大きさの活字とするこ
とができる。
ウ こ の 様 式 の 中「 種 類 別 名 称 」と あ る の
は 、こ れ に 代 え て「 種 類 別 」と 記 載 す る
ことができる。
エ 種 類 別 名 称 に つ い て は 、商 品 の 主 要 面
に 記 載 す る こ と が で き る 。こ の 場 合 に お
い て 、内 容 量 に つ い て も 名 称 と 同 じ 面 に
記載することができる。
オ 原 材 料 名 、内 容 量 又 は 賞 味 期 限 に つ い
て 、様 式 の 枠 内 (一 括 表 示 部 分 と い う 。)
に 表 示 す る こ と が 困 難 な 場 合 に は 、一 括
表示部分にその記載箇所を表示するこ
と に よ り 、他 の 箇 所 に 記 載 す る こ と が で
きる。
カ 表 示 し な い 項 目 に あ っ て は 、こ の 様 式
中その項目を省略する。
キ この様式は縦書きとすることができ
る。
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ク 消 費 者 に 有 益 な 情 報 で あ れ ば 、「 お 客
様 問 合 せ 先 」、「 ホ ー ム ペ ー ジ ア ド レ ス 」
などを一括表示内に記載することがで
きる。
2 アレルギー物質を含む食品を原材料に使 2 規約第3条第2項に規定するアレルギー
用 し て い る 旨 の 表 示 は 、施 行 規 則 に 定 め る と
物質を含む食品を原材料に使用している旨
ころにより表示しなければならない。
の 表 示 に つ い て は 、乳 等 表 示 基 準 府 令 に 従 い
表示する。
3 使用上特に注意しなければならない事項 3 規約第3条第3項に規定する使用上特に
が あ る 場 合 に は 、施 行 規 則 に 定 め る と こ ろ に
注意しなければならない事項に関する表示
よりその旨を具体的な方法で表示しなけれ
は 、次 の 例 に な ら い 、具 体 的 な 方 法 で 表 示 す
ばならない。
る。
(1) 開 栓 (開 封 )後 の 保 存 上 の 注 意 と し て 、
「 開 栓 (開 封 )後 は 冷 蔵 庫 に 入 れ 、お 早 目
に お 飲 み く だ さ い 。」 な ど
(2) 希 釈 し て 飲 用 す る も の に あ っ て は 、
「 5 ~ 6 倍 に 薄 め て お 飲 み く だ さ い 。」
など
4 容器包装の分別回収のための識別表示は、 4 規 約 第 3 条 第 4 項 に 規 定 す る 容 器 包 装 の
施行規則に定めるところにより表示しなけ
分 別 回 収 の た め の 識 別 表 示 は 、資 源 の 有 効 な
ればならない。
利 用 の 促 進 に 関 す る 法 律 (平 成 3 年 法 律 第 48
号 )の 規 定 に 基 づ き 定 め ら れ た 特 定 容 器 包 装
の表示の標準となるべき事項を定める省令
(平 成 13 年 財 務 省 、厚 生 労 働 省 、農 林 水 産 省 、
経 済 産 業 省 令 第 2 号 )に よ り 表 示 す る 。
(特定事項の表示基準)
第 4 条 事 業 者 は 、殺 菌 乳 酸 菌 飲 料 の 取 引 に 関
し て 、次 の 各 号 に 掲 げ る 事 項 を 表 示 す る 場 合
は 、施 行 規 則 に 定 め る と こ ろ に よ ら な け れ ば
ならない。
(1) 特 色 の あ る 原 材 料 を 使 用 し て い る 旨 (特
定の原産地のものを原材料に使用してい
る旨又は有機農産物を原材料に使用して
いる旨)
(特定事項の表示基準)
第 2 条 規 約 第 4 条 に 規 定 す る 特 定 事 項 は 、次
の各号に規定する基準により表示する。
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(1) 規 約 第 4 条 第 1 号 に 掲 げ る 、特 色 の あ る
原材料を使用している旨を表示する場合
は 、加 工 食 品 品 質 表 示 基 準 第 5 条 の 特 色 あ
る原材料の表示の規定に基づき以下のと
おり表示することとする。
ア 特 定 の 原 産 地 の も の 、有 機 農 産 物 、有
機 畜 産 物 、有 機 加 工 食 品 そ の 他 の 使 用 し
ている原材料が特色あるものである旨
を示す場合又は製品の名称が特色のあ
る 原 材 料 を 使 用 し た 旨 を 示 す 場 合 は 、次
の (ア) 及 び (イ )に 示 す そ の 使 用 割 合 を 当
該表示に近接した箇所又は当該原材料
名の次に括弧を付して記載する。ただ
し 、そ の 割 合 が 100 パ ー セ ン ト の と き は
割合表示を省略することができる。
(ア ) 特 色 の あ る 原 材 料 の 製 品 に 占 め る
重量の割合
(イ ) 特 色 の あ る 原 材 料 の 特 色 の あ る 原
材料及び特色のある原材料と同一の
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種類の原材料を合わせたものに占め
る 重 量 の 割 合 (こ の 場 合 に お い て 、 特
色のある原材料の特色のある原材料
及び特色のある原材料と同一の種類
の原材料を合わせたものに占める重
量である旨の表示を記載すること。)
イ 特色のある原材料に該当する例を以
下に示す。
(ア) 特 定 原 産 地 に あ っ て は 、都 道 府 県 名
その他一般に知られている地名
(イ) 有 機 農 産 物 、有 機 畜 産 物 、有 機 加 工
食 品 に あ っ て は 、「 有 機 ○ ○ 使 用 」 な
ど
(ウ) 非 遺 伝 子 組 換 え の も の で あ る 旨
(エ) 特 定 の 製 造 地 に あ っ て は 、都 道 府 県
名その他一般に知られている地名
(オ ) 特 別 な 栽 培 方 法 に よ り 生 産 さ れ た
農産物である旨
(カ ) 製 品 の 名 称 等 が 特 色 の あ る 原 材 料
を使用した旨を示す場合にあっては、
品種名、銘柄名、ブランド名など
(2) 規 約 第 4 条 第 2 号 に 掲 げ る 、 果 実 の 名
称 、 絵 等 を 表 示 す る 場 合 で あ っ て 、「 無 果
汁 の 清 涼 飲 料 水 等 に つ い て の 表 示 」 (昭 和
48 年 公 正 取 引 委 員 会 告 示 第 4 号 )の 適 用 を
受 け る 殺 菌 乳 酸 菌 飲 料 に あ っ て は 、次 の 基
準 に よ り 、無 果 汁 で あ る 旨 を 明 り ょ う に 表
示しなければならない。
ア 果汁又は果肉が使用されていない場
合 は 、「 無 果 汁 」 と 表 示 す る 。
イ 重量百分率で5%未満の果汁又は果
肉 が 使 用 さ れ て い る 場 合 は 、「 無 果 汁 」
と 表 示 す る 。た だ し 、帳 簿 書 類 に よ っ て 、
その百分率の数値を証明することがで
き る 場 合 に 限 り 、果 汁 又 は 果 肉 の 割 合 を
百分率の整数値で表示することができ
る 。 こ の 場 合 の 表 示 は 、「 果 汁 ○ % 」、
(2) 果 実 の 名 称 、 絵 等
果汁
「 果肉 ○ % 」、
「 果 汁・果 肉 ○ % 」、
「果肉
○%」のいずれかとする。
ウ ア 及 び イ の 表 示 は 、商 標 又 は 商 品 名 の
表 示 (2 箇 所 以 上 に 表 示 さ れ て い る 場 合
は 、 そ の う ち で 最 も 目 立 つ も の )と 同 一
視 野 に 入 る 場 所 に 14 ポ イ ン ト の 活 字 以
上の大きさの文字で表示する。
エ ア及びイに該当する商品にあっては、
果実の絵又は写真を表示してはならな
い。ただし、図案は、この限りでない。
(3) 規 約 第 4 条 第 3 号 に 掲 げ る 、は ち み つ の
名 称 、 絵 等 を 表 示 す る 場 合 は 、「 は ち み つ
(3) は ち み つ の 名 称 、 絵 等
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公正競争規約
(4) 乳 酸 菌 数
(5) 特 定 の 栄 養 成 分 の 含 有 の 有 無 又 は 量 の
多寡に関する事項
(6) 保 健 機 能 食 品 (特 定 保 健 用 食 品 及 び 栄 養
機 能 食 品 )に 関 す る 事 項
(7) 遺 伝 子 組 換 え に 関 す る 事 項
(8) 「 特 選 」 又 は 「 特 撰 」 で あ る 旨
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類 」を 製 品 の 内 容 重 量 に 対 し て 飲 用 時 1 %
以上使用していなければならない。
(4) 規 約 第 4 条 第 4 号 に 掲 げ る 、乳 酸 菌 数 を
表 示 す る 場 合 は 、次 の 基 準 に よ り 表 示 す る
こととする。
ア 容 器 又 は 包 装 に は 、乳 酸 菌 数 を 表 示 し
な い も の と す る 。た だ し 、食 品 衛 生 法 第
19 条 第 1 項 の 規 定 に 基 づ く 表 示 の 基 準
に 関 す る 内 閣 府 令 ( 平 成 23 年 内 閣 府 令
第 45 号 )第 1 条 第 1 項 第 13 号 に 定 め る
特 定 保 健 用 食 品( 以 下「 特 定 保 健 用 食 品 」
と い う 。) に あ っ て は 、 乳 等 表 示 基 準 府
令に定める基準により表示すること。
イ 容 器 又 は 包 装 以 外 に 、乳 酸 菌 数 を 表 示
する場合は、次に定めるところによる。
(ア) 乳 酸 菌 数 の 表 示 に は 、そ の 菌 種 名 を
併記すること。
(イ ) 併 記 す る 菌 種 名 と 乳 酸 菌 数 の 表 示
は 、同 じ 大 き さ の 文 字 と し 、強 調 的 な
表示とならないようにすること。
(ウ ) 乳 酸 菌 数 は 原 則 と し て 1 m l 当 た
りの数値で記載すること。
(5) 規 約 第 4 条 第 5 号 に 掲 げ る 、特 定 の 栄 養
成 分 の 含 有 の 有 無 又 は 量 の 多 寡 (「 高 」、
「豊
富 」、
「 含 む 」、
「 強 化 」、
「 ゼ ロ 」、
「 低 」、
「減」
等 )を 表 示 す る 場 合 は 、栄 養 表 示 基 準 (平 成
15 年 厚 生 労 働 省 告 示 第 176 号 )に 従 い 表 示
する。
(6) 規 約 第 4 条 第 6 号 に 掲 げ る 、特 定 保 健 用
食 品 に 係 る 表 示 に つ い て は 、乳 等 表 示 基 準
府令及び健康増進法に規定する特別用途
表 示 の 許 可 等 に 関 す る 内 閣 府 令 ( 平 成 21
年 内 閣 府 令 第 57号 )第 8 条 の 規 定 に 従 い 表
示する。
ま た 、栄 養 機 能 食 品 に 係 る 表 示 に つ い て
は 、乳 等 表 示 基 準 府 令 、栄 養 機 能 食 品 の 表
示 に 関 す る 基 準 (平 成 13 年 厚 生 労 働 省 告
示 第 97 号 )及 び 栄 養 表 示 基 準 に 従 い 表 示
する。
(7) 規 約 第 4 条 第 7 号 に 掲 げ る 、遺 伝 子 組 換
え に 係 る 表 示 に つ い て は 、遺 伝 子 組 換 え に
関する表示に係る加工食品品質表示基準
第7条第1項及び生鮮食品品質表示基準
第7条第1項の規定に基づく農林水産大
臣 の 定 め る 基 準 (平 成 12 年 農 林 水 産 省 告
示 第 517 号 )及 び 乳 等 表 示 基 準 府 令 の 規 定
に従い、表示する。
(8) 規 約 第 4 条 第 8 号 に 掲 げ る 、「 特 選 」 又
は「 特 撰 」で あ る 旨 の 表 示 は 、次 の 基 準 を
す べ て 満 た す 場 合 に 限 り 、表 示 す る こ と が
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で き る も の と す る 。な お 、
「 特 選 」又 は「 特
撰 」の 文 言 を 表 示 す る 場 合 に は 、そ の 理 由
を併記しなければならない。
ア 「 特 選 」又 は「 特 撰 」の 文 言 を 表 示 し
よ う と す る 商 品 の 品 質 、製 造 方 法 等 が 比
較対照商品に比べて特に優れているこ
とを示す意味に限って用いること。
イ 「 特 選 」又 は「 特 撰 」の 文 言 を 表 示 し
よ う と す る 商 品 の 品 質 、製 造 方 法 等 が 比
較対照商品よりも次の事項の一以上に
ついて特に優れていることを客観的に
説明できること。
(ア) 原 料 の 品 質
(イ) 乳 等 固 形 分 等 の 使 用 量
(ウ) 発 酵 熟 成 期 間 又 は 発 酵 熟 成 方 法
(不当表示の禁止)
第 5 条 事 業 者 は 、殺 菌 乳 酸 菌 飲 料 の 取 引 に 関
し、次の各号に掲げる表示をしてはならな
い。
(1) 第 2 条 第 1 項 に 規 定 す る 殺 菌 乳 酸 菌 飲
料の定義に合致しない内容の製品につい
て 、殺 菌 乳 酸 菌 飲 料 で あ る か の よ う に 誤 認
されるおそれがある表示
(2) 殺 菌 乳 酸 菌 飲 料 に「 ヨ ー グ ル ト 」、
「殺菌
ヨ ー グ ル ト 」、
「 ヨ ー グ ル ト タ イ プ 」等 の 文
言を用いた表示
(3) 成 分 又 は 原 材 料 に つ い て 、実 際 の も の よ
り著しく優良であると誤認されるおそれ
がある表示
(4) 前 条 に 規 定 す る 特 定 事 項 の 表 示 基 準 に
合致しない表示
(5) 合 理 的 な 根 拠 が な い に も か か わ ら ず 、前
条に規定する特定事項に類似する表示を
行 う こ と に よ り 、当 該 商 品 が 実 際 の も の よ
りも著しく優良であるかのように誤認さ
れるおそれがある表示
(不当表示の類型)
第3条 規約第5条各号の規定による不当表
示に該当するものには、次のものが含まれ
る。
(6) 殺 菌 乳 酸 菌 飲 料 に 病 気 の 予 防 等 に つ い
ての効能又は効果があるかのように誤認
されるおそれがある表示
(7) 架 空 又 は 容 易 に 得 ら れ る 賞 に 関 す る 表
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(1) 規 約 第 5 条 第 5 号 関 係
ア 殺菌乳酸菌飲料又はその原材料が
「 純 」、
「 純 粋 (ピ ュ ア )」、
「 純 正 」等 で あ
る旨の表示
イ 客 観 的 な 根 拠 に 基 づ か な い 「 天 然 」、
「 自 然 」、
「 ナ チ ュ ラ ル 」、
「 新 鮮 」等 で あ
る旨の表示
ウ 殺菌乳酸菌飲料が特に濃厚である旨
の表示
エ 「 特 製 」、
「 高 級 」、
「 極 上 」、
「 第 1 位 」、
「 ベ ス ト 」、
「 チ ャ ン ピ オ ン 」そ の 他 こ れ
らに類似する文言
公正競争規約
公正競争規約施行規則
示
(8) 不 当 な 価 格 表 示
(9) 原 産 国 に つ い て 誤 認 さ れ る お そ れ が あ
る表示
(10) お と り 広 告 に 関 す る 表 示
(11) 他 の 事 業 者 の 商 品 を 中 傷 し 、 又 は ひ ぼ
うするような表示
(12) 前 各 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、 商 品 の 内
容 、取 引 条 件 等 に つ い て 、実 際 の も の 又 は
自己と競争関係にある他の事業者に係る
ものよりも著しく優良又は有利であると
一般消費者に誤認されるおそれがある表
示
(書類等の整備)
第 6 条 事 業 者 は 、第 4 条 に 規 定 す る 特 定 事 項
を表示する場合は、殺菌乳酸菌飲料の原材
料 、添 加 物 、製 造 方 法 等 の 事 項 に つ い て 記 載
し 、又 は 記 録 し た 書 類 等 を 作 成 し 、こ れ を 当
該表示に係る商品を出荷した日から2年以
上保存しなければならない。
(公正取引協議会の設置)
第 7 条 こ の 規 約 の 目 的 を 達 成 す る た め 、殺 菌
乳 酸 菌 飲 料 公 正 取 引 協 議 会 (以 下 「 公 正 取 引
協 議 会 」 と い う 。 )を 設 置 す る 。
2 公 正 取 引 協 議 会 は 、こ の 規 約 に 参 加 す る 事
業 者 及 び 事 業 者 団 体 (こ の 事 業 者 及 び 事 業 者
団 体 の 構 成 事 業 者 を 以 下「 構 成 事 業 者 」と い
う 。 )を も っ て 構 成 す る 。
(公正取引協議会の事業)
第8条 公正取引協議会は、次の事業を行う。
(1) こ の 規 約 の 内 容 の 周 知 徹 底 に 関 す る こ
と。
(2) こ の 規 約 に つ い て の 相 談 及 び 指 導 に 関
すること。
(3) こ の 規 約 の 遵 守 状 況 の 調 査 に 関 す る こ
と。
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(2) 規 約 第 5 条 第 12 号 関 係
食品衛生法に基づく総合衛生管理製造
過程を経て製造し又は加工することの厚
生 労 働 大 臣 の 承 認 に つ い て 、次 の よ う な 誤
認されるおそれのある表示をすること。
ア 承 認 を 受 け て い な い の に 、あ た か も 承
認を受けたかのように誤認されるおそ
れのある表示
イ 承認を受けた殺菌乳酸菌飲料である
と い う 根 拠 の み を も っ て 、承 認 を 受 け て
いない殺菌乳酸菌飲料より安全性が優
れていると誤認されるおそれのある表
示
ウ 承 認 を 受 け た 殺 菌 乳 酸 菌 飲 料 は 、NASA
( 米 国 航 空 宇 宙 局 )に よ る 宇 宙 食 の 衛 生
管理方法と同等の方法が採られている
と誤認されるおそれのある表示
公正競争規約
(4) こ の 規 約 の 規 定 に 違 反 す る 疑 い が あ る
事実の調査に関すること。
(5) こ の 規 約 の 規 定 に 違 反 す る 者 に 対 す る
措置に関すること。
(6) 一 般 消 費 者 か ら の 苦 情 処 理 に 関 す る こ
と。
(7) 不 当 景 品 類 及 び 不 当 表 示 防 止 法 そ の 他
公正取引に関する法令の普及及び違反の
防止に関すること。
(8) 関 係 官 公 庁 と の 連 絡 に 関 す る こ と 。
(9) そ の 他 、 こ の 規 約 の 施 行 に 関 す る こ と 。
(違反に対する調査)
第 9 条 公 正 取 引 協 議 会 は 、第 3 条 か ら 第 6 条
までの規定に違反する事実があると思料す
るときは、関係者を招致して事情を聴取し、
関 係 者 に 必 要 な 事 項 を 照 会 し 、参 考 人 か ら 意
見 を 求 め 、そ の 他 必 要 な 調 査 を 行 う こ と が で
きる。
2 構 成 事 業 者 は 、前 項 の 規 定 に 基 づ く 公 正 取
引協議会の調査に協力しなければならない。
3 公 正 取 引 協 議 会 は 、前 項 の 規 定 に 違 反 し て
調 査 に 協 力 し な い 構 成 事 業 者 に 対 し 、当 該 調
査 に 協 力 す べ き 旨 を 文 書 を も っ て 警 告 し 、こ
れ に 従 わ な い と き は 、3 万 円 以 下 の 違 約 金 を
課し、又は除名処分をすることができる。
(違反に対する措置)
第 10 条 公 正 取 引 協 議 会 は 、 第 3 条 か ら 第 6
条までの規定に違反する行為があると認め
る と き は 、当 該 違 反 行 為 を 行 っ た 構 成 事 業 者
に 対 し 、当 該 違 反 行 為 を 排 除 す る た め に 必 要
な 措 置 を と る べ き 旨 、当 該 違 反 行 為 と 同 様 若
しくは類似の違反行為を再び行ってはなら
ない旨又はその他これらに関連する事項を
実施すべき旨を、文書をもって警告するこ
とができる。
2 公 正 取 引 協 議 会 は 、前 項 の 規 定 に よ る 警 告
を 受 け た 構 成 事 業 者 が 、こ れ に 従 っ て い な い
と 認 め る と き は 、当 該 構 成 事 業 者 に 対 し 、30
万 円 以 下 の 違 約 金 を 課 し 、除 名 処 分 を し 、又
は消費者庁長官に必要な措置を講ずるよう
求めることができる。
3 公 正 取 引 協 議 会 は 、前 条 第 3 項 又 は 前 二 項
の 規 定 に よ り 、警 告 を し 、違 約 金 を 課 し 、又
は 除 名 処 分 を し た と き は 、そ の 旨 を 遅 滞 な く
文書をもって消費者庁長官に報告するもの
とする。
(違反に対する決定)
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公正競争規約施行規則
公正競争規約
第 11 条 公 正 取 引 協 議 会 は 、 第 9 条 第 3 項 に
規 定 す る 措 置 (警 告 を 除 く 。)又 は 前 条 第 2 項
の規定による措置をとろうとする場合には、
と る べ き 措 置 の 案 (以 下「 決 定 案 」と い う 。)
を 作 成 し 、こ れ を 当 該 事 業 者 に 送 付 す る も の
とする。
2 前 項 の 事 業 者 は 、決 定 案 の 送 付 を 受 け た 日
か ら 15 日 以 内 に 、 公 正 取 引 協 議 会 に 対 し て
文書をもって異議の申立てをすることがで
きる。
3 公 正 取 引 協 議 会 は 、前 項 の 異 議 の 申 立 て が
あ っ た 場 合 に は 、当 該 事 業 者 に 追 加 の 主 張 及
び 立 証 の 機 会 を 与 え 、こ れ ら に 基 づ い て 更 に
審 理 を 行 っ た 上 で 、措 置 の 決 定 を 行 う も の と
する。
4 公 正 取 引 協 議 会 は 、第 2 項 に 規 定 す る 期 間
内 に 異 議 の 申 立 て が な か っ た 場 合 に は 、速 や
かに決定案の内容と同趣旨の決定を行うも
のとする。
公正競争規約施行規則
(規則の制定)
第 12 条 公 正 取 引 協 議 会 は 、 こ の 規 約 の 施 行
に関する事項について規則を定めることが
できる。
2 前 項 の 規 則 を 定 め 、又 は こ れ を 変 更 し よ う
と す る と き は 、事 前 に 消 費 者 庁 長 官 及 び 公 正
取引委員会の承認を受けるものとする。
附 則
この規約の変更は、公正取引委員会及び消費
者庁長官の認定の告示があった日から施行す
る。
附 則
こ の 規 則 の 変 更 は 、公 正 取 引 委 員 会 及 び 消 費
者庁長官の承認があった日から施行する。
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