平成17年度事業報告概要

平成 17 年度事業報告概要
事業の概要
当事業団は、中小企業の国際化の対応に向けた人材育成及び技術・技能者の交流に関する事業等
を行い、我が国中小企業の発展と国際貢献に寄与することを目的に平成 3 年 12 月 2 日労働大臣(現
厚生労働大臣)の許可を得て設立され、本年度で 15 年目を迎えた。
本年度は、主要な事業である研修生受入事業について、研修、技能実習のより適正な環境整備を
図るべく、研修生受入企業による不正行為事案の一掃、失踪事案の根絶等研修、技能実習事業の適
正な運営を図ることに全力を傾注した。
また、研修生受入対象国として、新たにベトナム社会主義共和国との間に基本協定を締結し、平
成 18 年 1 月研修生受入れを行った。
以下、実施した事業内容について報告する。
1
人材育成及び技術・技能者交流に関する調査研究関係事業
本年度は、インドネシア共和国、タイ王国の経済関係情報をはじめ、政治・文化等の情報に
ついても、現地駐在員事務所、国内関係機関等を通じ情報収集を行い会員企業等に提供した。
2
講演会等開催関係事業
(1) 「講演会」の開催
研修・技能実習制度の普及及び当事業団の活動の紹介を目的に、2 月 10 日、東京しごとセ
ンター(東京都千代田区)において「アイム・ジャパン講演会」を開催した。
(2)
人材育成支援事業
受入企業にインドネシア及びタイの国情、生活慣習、国民性等についての十分な知識と理解
を深めていただき、これにより研修・技能実習が的確に行われることを目的に、インドネシア
については長野支局、東海支局及び九州支局、タイについては本部、静岡支局及び関西支局で
「受入企業懇談会」に併せて「人材育成セミナー」を開催した。
1
3
研修生受入関係事業
(1) 概況
本年度、インドネシア研修生については合計 11 回、延べ 586 社 1,605 名を、タイ研修生に
ついては合計 10 回、延べ 49 社 167 名を受け入れた。また、本年度よりベトナム研修生の受
入れを開始し、2 社 16 名を受け入れた(平成 18 年 1 月)。
(2) ベトナム社会主義共和国からの研修生の試験的受入事業の開始
平成 17 年 10 月 11 日、ベトナム社会主義共和国労働・傷病兵・社会大臣との間で研修生派
遣受入れに関する基本協定を締結した。その後、ベトナム研修生受入れについて法務省の承認
を得て、平成 18 年 1 月 30 日、研修生 16 名が入国した。
(3) 受入企業に対する監理・指導の徹底
不正行為事案の防止の徹底を期すべく組織を挙げて以下の対策に取り組んだ。
ア 平成 17 年 5 月、全受入企業を対象に総点検を実施した。
イ 全受入企業代表者宛に、研修生及び技能実習生(以下「研修生等」という)に係る不正行為等の
禁止についての各種要請文書を送付した。
ウ 当事業団担当職員による受入企業に対する定期又は随時訪問時に、受入企業指導マニュアル
に基づく研修・技能実習の実施状況等実態把握に努め、受入企業チェックリスト及び応対カードに
記録し、受入企業に対する監理・指導の徹底を図った。
エ 職員研修については、定期又は臨時の支局長等会議、支局等連絡会議において、受入企業に
よる不正行為の防止等第一次受入機関として行うべき第二次受入機関の監理・指導の在り方につ
いて徹底を図った。
オ 研修生受入申込企業については、「審査委員会」により適格性等について総合的にチェッ
クし、適正な受入環境の整備を図った。
(4)
駐日インドネシア共和国大使及び在大阪同国総領事による優良技能実習生に対する賞詞の
授与
本年度も、平成 17 年度に研修・技能実習を修了した者 1,430 名の内、受入企業及び当事業団
の推薦に基づき、優秀な技能実習修了生 835 名に対し賞詞が授与された。
(5)
集合研修
アイム・ジャパントレーニングセンター谷塚及び(財)海外職業訓練協会等において、平成
17 年度入国研修生 1,788 名に対し集合研修を実施した。
2
集合研修は、各派遣国における事前研修との継続性を考慮し、日本語能力の向上、生活習慣
や安全衛生等について実施した。また、集合研修期間中に派遣国大使館の館員による直接指導
を、開講式、閉講式等の機会をとらえ実施していただいた。このほか、労働安全衛生法に基づ
く特別教育(学科部分)を実施した。
ア
床上操作式クレーンの運転(吊り上げ荷重5t未満)
イ
玉掛け作業(吊り上げ荷重1t未満)
ウ
フォークリフト運転(最大荷重1t未満)
エ
アーク溶接作業
(6) 研修生等の健康管理
研修生等の健康管理については、集合研修時に入国したすべての研修生等に対し健康診断
(雇入時健康診断に準ずる項目)を実施し、健康上問題のある研修生がそのまま受入企業に配
属されないよう努めた。
(7) 研修生等からの相談電話への対応
研修生等の悩み事、トラブル等の相談について迅速でソフトな対応を図るため、イブクー(日
本在留のインドネシア人婦人をカウンセラーとして委嘱)による電話相談を受けたほか、アイ
ム・ジャパン本部相談コーナー(フリーダイヤル)を設けており、平成 17 年度の両者の相談
件数は 903 件であった。
(8) 「受入企業懇談会」の開催
法務省の「研修生及び技能実習生の入国・在留管理に関する指針」等の周知徹底を図るこ
とを目的に、次のとおり「受入企業懇談会」を開催した。
担当部局
本
部
長野支局
静岡支局
東海支局
関西支局
九州支局
(9)
開催日
平成 17 年 11 月 1 日
11 月 2 日
11 月 24 日
11 月 25 日
11 月 16 日
11 月 17 日
合
開催地
ロッテプラザ(東京都墨田区)
ホテルモンターニュ松本(松本市)
浜松名鉄ホテル(浜松市)
名鉄グランドホテル(名古屋市)
大阪商工会議所(大阪市)
八仙閣(福岡市)
計
参加
企業数
28 社
38 社
17 社
14 社
25 社
21 社
143 社
参加
人数
39 名
40 名
20 名
17 名
29 名
25 名
170 名
「研修・生活指導員懇談会」の開催
本年度も、研修生に対する指導実務に直接関わる受入企業の研修・生活指導員を対象に、次の
とおり意見交換を行った。
3
担当部局
本
開催日
開催地
平成 18 年 3 月 3 日
3 月 14 日
2 月 16 日
3月 2日
3 月 10 日
2月 8日
2 月 21 日
部
長野支局
静岡支局
東海支局
関西支局
九州支局
参加
企業数
カメリアホール(川崎市)
新潟ワシントンホテル(新潟市)
ホテル紅や(諏訪市)
浜松名鉄ホテル(浜松市)
キャッスルイン金沢(金沢市)
ウェルサンピア福山(福山市)
八仙閣(福岡市)
合
計
参加
人数
15 社
8社
16 社
18 社
5社
16 社
13 社
91 社
17 名
7名
21 名
32 名
10 名
20 名
14 名
121 名
(10) 研修生等の安全衛生対策の推進
集合研修期間中は、基礎的な安全衛生教育と労働安全衛生法に基づく特別教育(床上操作
式クレーン運転等の4種目)の学科部分を実施し、受入企業配属後は、担当職員及び国際研
修コンサルタントによる安全衛生点検を通じて災害防止の徹底に努めた。
また、研修生等が労働安全衛生法に基づく資格を必要とする玉掛け作業に就くことを考慮し、通
訳派遣による技能講習受講への支援を行ったほか、次の諸事項を実施した。
ア 第7回研修生安全衛生大会
安全衛生に対する研修生等の意識の向上を目的に、次のとおり実施した。
担当部局
本
部
開催日
開催地
参加人数
平成 17 年 6 月 26 日
インドネシア学校(東京都目黒区)
266名
273名
平成 17 年 11 月 4 日
アピコボウル城山(松本市)
長野支局
平成 18 年 3 月 26 日
スタミナ太郎(岡谷市)<タイ研修生>
静岡支局
東海支局
関西支局
九州支局
平成 17 年
可美講演総合センター(浜松市)
デザインホール(名古屋市)
羽衣青少年センター(高石市)
八仙閣(福岡市)
合 計
7月 3日
11 月 6 日
7月 3日
7月 3日
34名
350名
350名
50名
222名
1,545 名
イ 受入企業に対する安全衛生ステッカー及び研修生等に対する安全手拭の配付
ウ 安全週間、衛生週間等に当たり災害防止のための受入企業及び研修生等に対する文書によ
る指導
エ 受入企業による安全衛生対策自主点検の実施
(11) 安全衛生作文コンクールの実施
研修生等が職場の安全衛生の基本である作業手順、作業方法を正しく理解するとともに、日
本語能力の向上を目的とする第 8 回アイム・ジャパン安全衛生作文コンクールを実施した。
研修生等からの応募は、作文部門が 93 編、ポスター部門が 21 作に及び、作文部門から最
優秀賞 1 名、優秀賞 2 名、優良賞 3 名、佳作 4 名を選出、ポスター部門からは最優秀賞 1 名、
優秀賞 2 名、優良賞 2 名、佳作 3 名を選出し、表彰状及び副賞を授与した。
4
(12) JITCO 主催日本語作文コンクールへの参加
JITCO 主催第 13 回日本語作文コンクールが実施され、当事業団の研修生等からの応募は、
1,724 編のうち 49 編(33 社)であった。当事業団の実習生 1 名が最優秀賞を受賞した。
(13) 日本語能力試験の受験奨励
毎年 12 月に行われる日本語能力試験の受験を奨励するため、受験希望者に当事業団負担に
よる願書の無料配布を行った。その結果、1,025 名が受験し合格者は、うち 1 級 1 名、2 級 25
名、3 級 361 名、4 級 33 名であった。
(14) 研修生等福利厚生活動
研修生等が一堂に集い交流を深め、研修及び技能実習中に生じる悩みやホームシックの解
消を目的として、次のとおり「研修生休日の集い」を本部 16 回、長野支局 4 回、静岡支局
11 回、東海支局 5 回、関西支局 4 回、九州支局 2 回、合計 42 回開催した。
開催内容としては、安全衛生に対する研修生等の意識向上を図ることを目的とする「安全衛
生大会」、日本語能力試験の対策として「日本語講座」などの他、スポーツ大会や釣り大会を
各地で開催したところ、参加した研修生等及び受入企業から好評を博した。
なお、タイ王国大使館主催の「タイ研修生の集い」が、静岡県浜松市寺脇公民館において開
催され、当事業団も全面的な協力を行った。
担当部局
年
平成 17 年
月
日
6
26 東京都目黒区 インドネシア学校
30 東京都江東区 みどりコミュニティーセンター
安全衛生大会
日本語講座
20
27 東京都江東区 みどりコミュニティーセンター
29 東京・神奈川地区 杉並区(荻窪ユアボウル)
日本語講座
18
ボウリング大会
36
5 東京都目黒区
11 東京都品川区
インドネシア学校
新年会(インドネシア研修生)
263
三州会館
新年会(タイ研修生)
30
10
11
1
2
2
2
本部
平成 18 年
3
3
3
3
3
開催地
開催内容
ボウリング大会
26 千葉茨城地区 船橋市(西船橋長太郎ボウル)
5 東京・神奈川地区 川崎市(川崎グランドボウル) ボウリング大会
手作り料理教室
5 埼玉地区 所沢市(ホームメイド協会)
12 千葉茨城地区 筑波市(ワープステーション江戸) 観光
12 埼玉地区
26 栃木地区
さいたま市・草加市(ホームメイド協会)手作り料理教室
栃木市(サンランド栃木)
3
26 群馬新潟地区 伊勢崎市(IMON ボール)
平成 17 年度
IMM 本部会議室(計 2 回)
平成 17 年
長野支局
平成 18 年
静岡支局
75
15
81
48
バーベキュー大会
71
ボウリング大会
151
インターネットカフェ
30
安全衛生大会
273
12
18 長野県諏訪郡(富士見町民センター体育室)
バトミントン大会等
118
3
5 長野県上田市(上田プラザボウル)
26 長野県岡谷市(スタミナ太郎)
ボウリング大会
120
3
安全衛生大会(タイ研修生)
34
安全衛生大会
350
インターネットカフェ
115
安全衛生大会
350
2
6 愛知県名古屋市(デザインホール)
5 三重県四日市市(三交ビッグボウル)
ボウリング大会(タイ研修生)
67
3
5 福井県福井市(福井県国際交流会館)
スポーツ大会等
47
インターネットカフェ
110
安全衛生大会
50
11
平成 17 年度
関西支局 平成 17 年
45
4 長野県松本市(アピコボウル城山)
7
3 静岡県浜松市(可美公園総合センター)
IMM 静岡支局会議室(計 10 回)
平成 17 年度
東海支局 平成 18 年
266
11
平成 17 年
平成 17 年
参加数
7
IMM 東海支局会議室(計 3 回)
3 大阪府高石市(羽衣青少年センター)
5
8
九州支局 平成 17 年
14 大阪府大阪市(梅田スカイビル)
26 石川県珠洲市(珠洲健民体育館)
インドネシア独立記念祭
9
スポーツ大会
121
12
11 大阪府吹田市(エキスポランド)
文化活動発表会
450
7
3 福岡県福岡市(八仙閣)
6 宮崎県南那珂郡(もみじの里)
安全衛生大会
222
11
合
バーべキュー
計
560
40
4、176
(15) 国際研修コンサルタントの活用
国際研修コンサルタントは、当事業団との連携を密にし、毎月2回受入企業に赴き、研修・
技能実習環境の実態把握に努めると共に、当事業団担当職員と協力しつつ、研修生等からの
苦情、相談、トラブル等に迅速に対応し、効果的な活動を行った。
(16) 失踪防止対策
失踪の原因、要因、背景等の調査と分析を行い、派遣国政府及び在日大使館と連携をとり
ながら、事前研修、集合座学研修、研修生休日の集い、受入企業での面談等あらゆる機会を
捉え、制度の趣旨、ことの重大性等を繰り返し説明し、失踪防止に努めた。
また、失踪の主たる原因が派遣国側にあることに鑑み、派遣国側で講ずべき対策について
は、的確な対応を強く要請している。
なお、タイ王国研修生等の失踪事案は平成 15 年 11 月以降皆無である。
以上のほか、失踪者に係わる情報の収集、所在確認調査に努め、これら情報を関係機関に
通報した。また、当事業団に帰国を希望して援護を求めてきた失踪者に対しては帰国支援を
行った。
(17) 研修生等の入国、在留等の手続支援
ア
研修生入国手続の支援
研修生が予定期日に入国できるよう、入国手続に必要な申請書類一式を入国次ごとに作
成の上、関係当局へ提出し、在留資格認定証明書の交付を受けて、当事業団各国駐在員事
務所に送付した。
イ
「生活指導説明会」の開催
研修が適正に実施されるよう受入企業の研修指導員及び生活指導員に対し、「生活指導
説明会」を、本部及び各支局において入国次ごとに開催した。
ウ
研修生等に係る在留等の手続きの支援
研修生が研修を継続するために必要な在留期間の更新許可申請、在留資格の変更許可申
請等に係る書類の作成、申請の取次ぎ等の支援を行ったほか、研修生等の事故・病気治療
に係る総合保険の加入・保険金請求手続を支援した。
6
エ
技能実習への移行手続の支援
技能実習へ移行するための技能実習移行希望申請書の JITCO への提出及び都道府県職
業能力開発協会等による技能検定の受験を支援した。
オ
技能実習修了式及び帰国報告
本年度中に研修・技能実習を修了して帰国した者(以下「帰国生」という)は、インド
ネシアの帰国生が 1,430 名、タイの帰国生が 8 名であった。これら帰国生の帰国に際して
は、受入企業関係者の出席を得て修了式を実施し、帰国手続の支援等を実施するとともに、
帰国を確認し、地方入国管理局及び JITCO へ報告した。
カ
帰国生に対する就職支援活動
帰国生が日本で修得した技術・技能等を生かし母国の経済発展に貢献できるよう、毎次、
インドネシア共和国労働移住省が実施する就職面接会を、当事業団ジャカルタ駐在員事務所
も積極的に支援した。本年度は、シーベスト訓練校(ブカシ)で 13 回実施されたほか、現
地日系企業からの要望によって企業ごとの面接会も随時行われた。
また、タイについても 8 名の帰国生があり、タイ労働省雇用局にて修了式が行われるとともに、
全国の職安に求職者情報をオンラインで開示するなどの就職支援活動が行われた。
4
海外進出に関する調査研究関係事業
(1) 情報資料の提供
本年度は、「インドネシア・タイ投資情報」を年 12 回作成し、配布を希望する企業、個人等約 260
人に提供した。
また、インドネシア共和国、タイ王国進出を希望する企業の投資相談及び帰国生の採用等につい
ての相談に応じるとともに、外部専門機関の紹介を 22 回行った。
(2)
現地訪問団の派遣
当事業団の受入企業等を対象にタイ大使館労働担当官事務所主催によるタイ労働事情調査視察
団が派遣され、当事業団も全面的な協力を行った。
(3)
「タイ経済・投資・労働環境セミナー」の開催
2 月 10 日、東京しごとセンター(東京都千代田区)において、会員企業、海外進出希望の企業等を
対象に「タイ経済・投資・労働環境セミナー」を開催した(参加者 70 余名)。
7
5
企画広報関係事業
(1)
広報、宣伝活動
当事業団の事業発展に即して、事業内容、目的及び実績等を周知するため、雑誌、業界紙等
への広告掲載、寄稿等を行った。
(2)
「IMM Japan News」及び「みんなのひろば」の発行
当事業団と研修生受入企業、国際研修コンサルタント等を結ぶコミュニケーションツール
「IMM Japan News」については、隔月刊として 70 号から 75 号を発行した。
また、当事業団と研修生との交流を深め、併せて研修生の日本語学習に役立つものとして、
研修生向けの情報誌「みんなのひろば」を隔月刊として 31 号から 36 号を発行した。
(3)
カレンダーの作成、配布
当事業団と研修生、受入企業、国際研修コンサルタント等との関係をより強固なものにする
とともに、新規会員企業の獲得を目的に、2006 年(平成 18 年)のカレンダーを作成し配布し
た。
(4)
リーフレットの作成
タイ研修生の受入れ拡大を図るために、タイ研修生受入れに関するリーフレットを新たに作
成した。
6
その他
平成 15 年 1 月、静岡県及びその周辺地域における研修生受入れ伸び率が著しいことから受入
企業及び研修生等に対するアテンド体制の充実・強化を図るとともに、新規受入企業の獲得を積
極的に推進することを目的に静岡支所を開設したが、その後、業容が拡大してきたこともあり、
平成 17 年 9 月 1 日付けで支局への昇格を行った。
8