JEITA共通クライアントソフト ご紹介

JEITA共通クライアントソフト
ご紹介
RightsReserved,
Reserved,Copyright
Copyright©©2005
2005JEITA
JEITA
1 AllAllRights
- 目 次 -
1.
2.
3.
4.
5.
背景
役割と位置付け
利用形態
機能
提供方法
Rights
Reserved,
Copyright
© 2005
JEITA
2 All All
Rights
Reserved,
Copyright
© 2005
JEITA
1. 背景
• インターネットを活用した安全・確実なEDIデータの送受信
• 価格・技術への対応
- ebXMLサーバの導入・運用のコスト負担軽減
- 導入が簡単で使い勝手の良いソフトウェア
- 業務処理とのデータ連携を簡単なインタフェースで実現
• 標準への対応
- どこにでも(各企業、ASPなど)接続可能な標準仕様
- 添付ファイル付きEDIデータの送受信
• グローバル対応
- グローバルに展開できる仕様
ECALAGA普及に向けて
インターネットを介したEDIデータの送受信を
安価にかつ容易に実現する標準ソフトウェアの提供
3 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA
2. 役割と位置付け
インターネットを介したEDIデータの送受信を安価にかつ容易に実現す
る標準ソフトウェア
クライアント導入企業
企業内業務処理
業務アプリ
トランスレータ
クライアントPC
共通クライアント
ソフトウェア
インターネット
サーバ
(ASP or 企業)
送信
受信
(送受信機能に特化)
EDIデータ
(ECALGA等)
4 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA
EDI
データ
3. 利用形態
(1) 接続モデル
① 標準的な接続モデル
② 企業直結モデル
ASP経由の企業間接続
大手企業
大手企業
大手企業
(サーバ)
(サーバ)
(サーバ)
ASP
ASP
(サーバ)
(サーバ)
①
クライアント
ソフト
…
クライアント
ソフト
5 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA
②
クライアント
ソフト
…
クライアント
ソフト
中堅・
中小企業
3. 利用形態
(2) クライアントの配置例
• 最小構成 : クライアントPCをインターネットに接続するのみの配置
クライアント導入企業
クライアントPC
ファイヤウォール
6 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA
サーバ
Proxy
トランスレータ
業務アプリ
共通
クライアント
ソフトウェア
インターネット
送信
受信
サーバ
(ASP or 企業)
EDI
データ
3. 利用形態
(3) 送受信形態
• 送信 : サーバ指定BOXへのEDIデータ送信
• 受信 : サーバ指定BOXからのEDIデータ受信
[BOXの利用イメージ]
• BOX : クライアントとサーバとの間のEDIデータ送受信の単位
サーバ (ASP or 企業)
<単一BOX>
•注文伝票、
•検収伝票、他
•注文、
•検収、他
7 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA
サーバ (ASP or 企業)
<複数BOX>
注文伝票
BOX
注文
検収伝票
BOX
検収
…
…
BOX活用例
- 情報区分に
より分割
3. 利用形態
(4) 複数接続先の運用形態
• クライアントとしての接続先は1つ
• 環境を分けることにより複数接続先に対応
サーバA(ASP or 企業)
データA
サーバA連携用
クライアント環境
8 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA
サーバB(ASP or 企業)
データB
サーバB連携用
クライアント環境
4. 機能
(1) ソフトウェアの構造 (3レイヤ構造)
• レベル0 :通信プロトコル制御
• レベル1 : 送受信コマンドインターフェース
• レベル2 : 業界標準ビジネスプロセス管理/運用制御
クライアントソフトウェア
9 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA
ディレクトリ
送信
データ
受信
データ
レベル0
コマンド・
ディレクトリ管理
通信プロトコル制御
送達確認
の運用
レベル1
コマンド
インタフェース
業界標準の処理
業務システム
レベル2
ASP
or
企業サーバ
クライアント型
のサポート
ebMS3.0
(国際標準)
4. 機能
(2) 送受信コマンド
① 送信コマンド
指定された送信用ディレクトリからEDIデータを抽出し、接続先へ送信する。
②受信コマンド
指定された接続先ボックスからEDIデータを受信し、受信用ディレクトリに格納
する。
[コマンド形式]
ediclient –mode=MODE –initfile=PATH名 –datadir=DIR名 –boxid=BOX ID
-mode
-initfile
-datadir
-boxid
: 送信時は“send”、受信時は“receive”
: 設定ファイルパス
: 送信または受信用ディレクトリ
: 送信または受信ボックスID
10 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA
4. 機能
(3) 送受信ディレクトリ
• 送受信データを格納するためのディレクトリ
- 送信ディレクトリ : クライアントから送信するデータを置くディレクトリ
- 受信ディレクトリ : 受信が正常に行われたデータを置くディレクトリ
送信ディレクトリ
送信ファイル格納先
業務システム
送信データ
添付ファイル
送信済ファイル格納先
受信ディレクトリ
受信ファイル格納先
受信データ
添付ファイル
共通
11 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA
設定ファイル・ログファイル
4. 機能
(4) エラーおよびリカバリ
想定エラー
ネットワーク切断
- リトライ可能なエラーと
してクライアントは終了
ファイル内容の異常
- リトライ不可能なエラー
としてクライアントは終了
12 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA
リカバリ方式
処理結果に応じたリカバリ
- リターンコードに応じたリカバリ
処理の実施
- ネットワークエラーのような一時
的なエラーは単純リトライで修
復
4. 機能
(5) 安全性・信頼性の確保
①認証方式
国際標準(WS-Security)によるID・パスワード認証
② 暗号化
SSLを採用
③ ドキュメント(EDIデータ)の送達確認
業務システム等にドキュメントが渡った時点で確認メッセージを返信
クライアント
ASP
(サーバ)
ASP
(サーバ)
クライアント
ebXML
ドキュメント
ドキュメント
ビジネス確認
メッセージ
ビジネス確認
メッセージ
ビジネス確認
メッセージ
13 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA
送受信
送受信
ドキュメント
5. 提供方法
• 共通クライアントソフトウェアの提供方法
- JEITA ECセンターで開発し、無償配布
(2006年3月提供予定)
オープンソースとしての公開も検討中
- 利用企業がJEITA ECセンターから直接入手
• 配布条件
- CII統一企業コードを取得している企業
-本ソフトウェアの営利目的でのコピー配布禁止
注)詳細な提供・配付条件については提供時に明確化する
14 All Rights Reserved, Copyright © 2005 JEITA