ACL へ ODBC 接続でファイルを読み込む

ACL 操作資料
ACL へ ODBC 接続でファイルを読み込む
使用環境:ACL Analytics 11.1、Windows 7 SP1 (x64)
株式会社エージーテック
概 要
•ODBC データ ソースから ACL テーブルを定義する方法があります。
ODBC 接続を使えば、Microsoft Access、Microsoft Excel、Microsoft
SQL Server、Oracle などのデータ ソースから ACL テーブルを定義す
ることができます。
•この資料では、あらかじめ作成された ODBC 接続からデータをインポ
ートして ACL で確認するまでの手順を説明します。ODBC のデータ ソ
ースには、Microsoft Excelを使用しています。
1.
ODBC データ ソース からインポートを開始します。あらかじめ、プロジェク
トの作成は完了しているものとします。
① [ファイル] から [新規作成] を選択し、 [テーブル] をクリックします。
①
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2.
[データ定義ウィザード] が起動されます。
3.
[データ ソースのプラットフォームの選択] ページで、データへアクセスする環
境 (プラットフォーム) を指定します。
①
②
[ローカル] が選択されていることを確認します。通常、ローカルのみを利
用します。
[次へ] をクリックします。
①
②
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4.
[ローカル データ ソースの選択] ウィンドウで、データ ファイルへアクセスす
る方法を指定します。
① 今回は、ODBC 経由でデータをインポートするため、[ODBC] を選択しま
す。
② [次へ] をクリックし、データの読み込みを開始します。
①
②
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5.
[データソースの選択] ウィンドウで、インポートに利用するデータソースを選
びます。
① [コンピューター データ ソース] タブをクリックします。
② この資料ではあらかじめ ODBC データ ソースを作成していますので、目
的のデータソースをクリックします。
※ ODBC データ ソースの作成例は、文末【添付資料】をご確認くださ
い。
例:取引情報 Excel
③ [OK] をクリックします。
①
②
③
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6.
[テーブルの選択] ウィンドウで、インポートしたいテーブルを選びます。
① [タイプ] の [システム テーブル] にチェックを入れます。
② インポートしたいデータがあるエクセルのシート (ドル記号「$」付) を選
択します。
例:取引情報 2013$
③ [次へ] をクリックします。
②
①
③
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7.
[ファイルを保存する名前] ダイアログ ボックスで、ACL の FIL ファイルとし
て保存します。FIL ファイルは、ODBC 経由でデータをコピーして ACL でテ
ーブルとして利用するためのファイルです。
① ファイル名を入力します。ファイルの種類が "プロジェクト ファイル
(*.FIL)" のとき、拡張子 (.fil) は省略可能です。
例:取引情報 2013
② [保存] をクリックします。
①
②
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8.
[フィールドの選択] ウィンドウで、ACL に取り込むフィールドを選択します。
デフォルトではすべてのフィールドが「選択済み」です。
※ ACL に取り込む必要のないフィールドがある場合は、「選択済み」の中の
不要なフィールド名を選択して [←] をクリックし、「使用可能」に移動し
ます。
この資料では、すべてのフィールドを利用するため、移動はしません。
① [次へ] をクリックします。
①
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9.
プロジェクトに追加する ACL テーブル名を指定します。
① デフォルトで FIL ファイル名と同じ名前が表示されています。この例では
このままの名前を使用します。
② [OK] をクリックします。
②
①
10. ACL にインポートしたデータが表示されます。
手順は以上です。
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【添付資料】
本章 5. [データソースの選択] ウィンドウから、ODBC データ ソースを作成する一例
です。詳しくはヘルプ「ODBC データ ソースの定義」をご確認ください。
<例>
① [コンピューター データ ソース] タブをクリックします。
② 新規作成をクリックします。
①
②
③ ログイン環境によっては次のような警告がでますが、[OK] をクリックして先に
進みます。
③
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④ [ユーザー データ ソース] が選択されていることを確認し、[次へ] をクリック
します。
④
⑤ 今回は、Microsoft Excel 2013 で作成したファイルへの ODBC 接続を作成しま
す。
一覧から次の項目を選択し、[次へ] をクリックしてます。
Microsoft Excel Driver (*.xls、*.xlsx、*.xlsm、*.xlsb)
⑤
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⑥ [完了] をクリックします。
⑥
⑦ 「データソース名」の設定と、「バージョン」「ブックの選択」を行います。
・バージョン
インポートしたい Microsoft Excel ファイルのバージョンにあわせて設定し
てください。なお今回は「Excel 12.0」を選択します。
・ブックの設定
使用するエクセルファイルを指定します。
設定が完了したら [OK] をクリックします。
⑦
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⑧ 「取引情報 Excel」という名前でデータ ソースが作成されました。
作業は以上です。
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最終更新:2015 年 2 月 26 日
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