ピアノアンサンブルⅠ 発達と学習の心理学 A,B

は行
科目名
担当教員
発達と学習の心理学 A,B
立川 正世
形態
講義
開講期
春・秋
単位
2
年次
3
●授業科目の目標
●授業内容
皆さんが教員になったときに、あるいは、親として、指導者と
して、児童・生徒に接触するときに必要となるような、児童・
生徒の理解を促進するための心理学的基礎知識を学んでいきま
す。教師にとって、まず大切なことは、児童・生徒について正
しい認識をもつことです。人間の様々な面における成長発達の
過程を知ることはその最も大切な出発点になるでしょう。この
理解の上に立ち、さらに教師として授業において的確な指導を
実施していくためには、「学習」のプロセスについての理解が
必要となります。本講義では、このような児童・生徒について
の理解と指導に必要となる教育心理学的な基礎知識について学
んでいきます。
1. オリエンテーション
2. 発達を支えるもの ― 遺伝と環境と教育
3. 発達理論(1)ピアジェなど
4. 発達理論(1)エリクソンなど
5. 学習の動機づけと心理
6. 学習理論 ― 条件反射説、洞察説など
7.パーソナリティ理解と検査法
8. 学力と知能 ― IQとEQ
9. 教育評価の理解と方法
10. ノーマライゼーションと特別支援教育
11. 特別支援教育(1)自閉症
12. 特別支援教育(1)ADHD
13. 特別支援教育(1)LD
14. 発達と学習の理解の方法
●履修上の条件及び履修の方法
教育は、子どもたちの全人格の成長発達に関わります。教育心
理学が提供しうる知識や技術は教師にとって必要なものですが、
その全てを提供する「How to」ではありません。心理学の知識
や技術は、教師の創意工夫によってはじめて生かされるもので
あることを忘れないで下さい。
●試験方法及び成績評価方法
(1) 筆記テスト (2) 文書レポート (3) 口頭発表 の総合評価
です。
●テキスト(必携)
科目名
担当教員
ピアノアンサンブルⅠ
清水 皇樹
形態
実習
開講期
春学期
単位
1
年次
3
●授業科目の目標
●授業内容
ソロで取り組むことの多いピアノにとって、アンサンブルを勉
強することは非常に有益です。アンサンブルによって、より音
楽の楽しさ、奥深さを発見できればと考えます。
・まず、連弾の作品から始めます。
近代の作品~古典派の作品へよりアンサンブルとしての難度
を追っていきます。
・後半は2台ピアノのための作品に取り組みます。学生達の自
主性に委ねるので、自分達で選曲するというのも大事だと思
います。
・客観的に仲間の演奏も聴いて、意見交換も出来ればと思って
います。
●履修上の条件及び履修の方法
事前に相手を決めても良いし、そうでなくても良い。
●試験方法及び成績評価方法
授業内の演奏と発表で評価
●テキスト(必携)
第1~5週
Ⅰ オリエンテーション、ドビュッシー「小組曲」等に取り組
む
第6~10週
Ⅱ フォーレ「ドリー」、ブラームス「ハンガリー舞曲」等
第11~15週
Ⅲ モーツァルトの連弾の作品、まとめ、発表
- 140 -
は行
科目名
担当教員
ピアノアンサンブルⅡ
清水 皇樹
形態
実習
開講期
秋学期
単位
1
年次
3
●授業科目の目標
●授業内容
春学期と同じ。
連弾に続き、2台のピアノのための作品に移行します。
・ドビュッシー、ラヴェル等、近、現代の作品から始めます。
・次にロマン派、古典派の作品にチャレンジし、アンサンブル
として難易度の高いものに移っていきます。
・春学期とは違う相手と合わせることも試みようと考えます。
●履修上の条件及び履修の方法
事前に相手を決めても良いし、そうでなくても良い。
●試験方法及び成績評価方法
授業内の演奏と発表で評価
●テキスト(必携)
科目名
担当教員
(第1~5週)
Ⅰ サン・サーンス「死の舞踏」、プーランク「ソナタ」
等に取り組む
(第6~10週)
Ⅱ ブラームス「ソナタ」、モーツァルト「ソナタ」等よ
り難しい作品にチャレンジ
(第11~15週)
Ⅲ まとめ、発表(各自で選曲し、発表する)
ピアノ演奏理論Ⅰ 大岡 訓子
形態
講義
開講期
春学期
単位
2
年次
2
●授業科目の目標
●授業内容
古典派の作品を中心に研究を深め、演奏する。
授業の前半(1~5回)では、エチュードを演奏し、より音楽
的なテクニックを追求する。
1回 ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認
ステージマナーについて。
2回~5回 エチュードについて(ハノン、ツェルニー、クレメンティ
クラーマー=ビューロー、モシュコフスキー、モシェレス
etc その他学生のニーズに応じます。)
6回 古典派のソナタについて
7回~8回 W.A.Mozartについて
ソナタを演奏する。 9回~10回 J.Haydnについて
ソナタを演奏する。
11回~13回 L.v.Beethovenについて
初期 ソナタを演奏する。
中期 ソナタを演奏する。
14回~15回 演奏会形式にて各自演奏する(任意の自由曲)
●履修上の条件及び履修の方法
楽譜を各自準備し、授業課題について、一度は演奏してきて下
さい。
●試験方法及び成績評価方法
・演奏会形式にして各自演奏する。(授業最後の2回に行う任意
の自由曲1曲とする。)
・レポート提出。(授業内に提示する複数のテーマより1つ選択
し、レポートを提出する。)
・出席率も考慮します。
●テキスト(必携)
- 141 -
は行
科目名
担当教員
ピアノ演奏理論Ⅱ 佐藤 惠子
形態
講義
開講期
秋学期
単位
2
年次
2
●授業科目の目標
●授業内容
ピアノを演奏する喜びを見つけ、それを通して音楽の本質へと
理解を深める事。
テクニックの理解と、ロマン派の作品への理解を深める事。
1. ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認
演奏曲目の決定
2~4. テクニックについて ツェルニー30番より
(スケール、アルペジオ、和音、連打、重音、レガート
ノンレガート、スタカート、ポルタート、マルカート等)
5~7. シューベルトについて、生涯と作風について、楽興の時
即興曲について
音色とハーモニー
8. 演奏する喜びと、コミュニケーションについて
9~11. シューマンについて、生涯と作風について
子供の状景、幻想小曲集、ノヴェレッテ・森の情景
オイゼビウスとフロレスタン、発想記号について
12~14. ショパンについて、生涯と作風について
即興曲
リズムと舞曲
15. ロマン派の作曲家について
16.
実技試験(練習曲を1曲)
●履修上の条件及び履修の方法
楽譜を各自準備し、一度は演奏してくる事。
演奏者は各自、楽曲分析し、発表する。
●試験方法及び成績評価方法
・秋学期ピアノ実技試験課題曲の中から自分の試験曲について
レポート提出(30%)
・練習曲(ツェルニー30番以上)を演奏する。(30%)
・受講姿勢と出席率(40%)
●テキスト(必携)
科目名
担当教員
ピアノ演奏理論Ⅲ 竹中 勇記彦
形態
講義
開講期
春学期
単位
2
年次
3
●授業科目の目標
●授業内容
J.S.Bachの「インヴェンションとシンフォニア」を取り上げ、
演奏面での大きな主張のひとつである「コンポジションを表現
する」ことを目標とします。
「インヴェンションとシンフォニア」に書かれた、J.S.Bachに
よる序文に、「クラヴィーアの愛好家、とりわけ学習希望者が
(1)2声部をきれいに演奏するだけでなく、さらに上達したな
らば(2)3声部を正しくそして上手に処理し、それと同時にす
ぐれた楽想を身につけて、しかもそれを巧みに展開すること、
そしてとりのけカンタービレの奏法を習得し、それとともに作
曲の予備知識を得るための、明瞭な方法を示す正しい手引」と
あります。インヴェンションを中心に進めていきます。
●履修上の条件及び履修の方法
原典版、及び解釈版を一冊持つことが望ましい。
●試験方法及び成績評価方法
出席状況、授業への参加姿勢、学期末のレポート提出を加え
総合的に評価します。
第1回 授業ガイダンス
第2回~15回 1曲につき、学生3~4人に演奏と分析の発表をし
て頂きます
●テキスト(必携)
- 142 -
は行
科目名
担当教員
ピアノ演奏理論Ⅳ 金山 正一
形態
講義
開講期
秋学期
単位
2
年次
3
●授業科目の目標
●授業内容
・ステージ演奏上の注意・指導・マナー。
・表現伝達の方法。
1回
ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認
2~15回 指名された学生が自身で選曲した作品を演奏。全員の前で
演奏会形式になります。それに対して作品に即した表現を
一緒に考えます。その演奏が授業内試験になります。
●履修上の条件及び履修の方法
意欲のある者。
●試験方法及び成績評価方法
演奏本体とパフォーマンス全体を通して評価します。
●テキスト(必携)
科目名
担当教員
ピアノ伴奏法Ⅰ 金山 正一
形態
演習
開講期
春学期
単位
1
年次
3
●授業科目の目標
●授業内容
演奏という性格、同じ音楽を共に感じることなど
ソロとの違いを研究する。
1回
ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認。
2~15回 種々の作品(例えばリート、オペラアリア、ヴァイオリン
ソナタ、トランペット協奏曲etc)を指名された学生が演
奏し、演奏会形式、公開レッスン形式を取ります。そして、
作品表現のポイントを提示します。
●履修上の条件及び履修の方法
ソリストは各自で用意する。
●試験方法及び成績評価方法
授業時間内試験
演奏表現の達成度を評価します。
●テキスト(必携)
- 143 -
は行
科目名
担当教員
ピアノ伴奏法Ⅱ 竹中 勇記彦
形態
演習
開講期
秋学期
単位
1
年次
3
●授業科目の目標
●授業内容
ピアノを含むアンサンブルを経験することにより、例えば声楽
曲に於いては、詩への深い理解(音楽と詩の結びつき)、息の
流れをつかみ、器楽曲に於いては、息の流れ、ボーイングを感
じて、アンサンブルをする喜びを更に深くすることを目標とし
ます。
勿論、ソリストから、ピアニストへの注文も大事なことなので、
これも目標です。
第1回 授業ガイダンス、スケジュール調整(第何回目
の授業でパフォーマーとして参加できるか、事
前に決めておいて頂けると助かります)
第2回~15回 スケジュールに従って、1回の授業で3~4組のペ
ースで進めていきます。
●履修上の条件及び履修の方法
伴奏をする場合はパートナーの調達は各自でお願いします。
その逆も同様に各自でお願いします。
授業への積極的参加を希望します。
ピアノコース以外の学生の履修、大歓迎です。ピアニストへの
注文という立場からでも是非共!
●試験方法及び成績評価方法
出席状況、授業への参加姿勢、学期末の実技試験を加えて総合
的に評価する。
●テキスト(必携)
科目名
担当教員
美学入門 西﨑 専一
●授業科目の目標
人間は「美しさ」に永遠にこだわります。「美しくなりたい
(あり続けたい)」、「美しい風景を見たい」「美しい響きを
聞きたい」と、思わない人はいないはずです。芸術はこうした
願いから生まれるものかもしれません。もちろん「美しさ」の
内容は多種多様。美しいと感じる心の働きも多用です。こうし
た、「美しさ」を巡る様々な意識の働きを考える学問が「美学」
ですが、この講義では、中井正一著「美学入門」を参照しなが
ら、まず、わたしたちが日常「美しさ」を感じる意識の働きに
ついて多面的に考え、そこから「美学」の扱う多彩な世界につ
いて考えていきます。
●履修上の条件及び履修の方法
自からの美意識を意識しながら、講義のテーマに向かい合うこ
とが望まれる。
形態
講義
開講期
春学期
単位
2
年次
1
●授業内容
1. ガイダンス 「美しさ」とは何か。
2. 「美しさ」について考える意味
3. 生活の中で感じる「美しさ」について
4. 「美しさ」の基準について
5. 「美しさ」の基準が生じる根拠について
6. 「美しさ」の基準の変遷について
7. 「美しさ」について考察する学問としての
美学の誕生。
8. 「美学」の歴史、西洋において(1)
9. 「美学」の歴史、西洋において(2)
10. 日本における「美学」の展開
11. 「美」と「芸術」
12. 「美学」と芸術学
13.「音楽美学」と「美術史」
14.「美しい」ことと「面白い」こと
15. 現代社会のなかから生まれた「美学」
16. まとめ レポート課題について
●試験方法及び成績評価方法
出席状況とレポート試験の成果を総合的に判断して評価します。
断する。
●テキスト(必携)
≪№1.≫書籍名:美学入門
著者名:中井正一
備考:絶版につきコピーを配布します。
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は行
科目名
担当教員
比較文学 稲垣 広和
形態
講義
開講期
秋学期
単位
2
年次
1
●授業科目の目標
●授業内容
本講義では日本の近代文学と西欧文学を中心として、それらの
比較考察をおこなうことを第一の目標とする。
日本の近代化は西欧の文明の吸収、理解、アレンジの歴史であ
るといえる。「いかに西欧から学ぶか」ということと近代日本
の知識人・芸術家たちは格闘してきた。本講義では具体的に文
学作品を読みながらその格闘の道筋を理解することによって、
近代日本の思想の根底を理解する。
1. 文明開化とは何か?
日本の明治維新と文明開化について
2. 翻訳小説について
「西洋血潮小暴風」「魯敏孫漂流記」を中心として
3. 「当世書生気質」
当時の東京の学生文化、東京の欧化主義
4. 「舞姫」と鴎外
森鴎外のヨーロッパ留学を中心として
5. 新体詩について
島崎藤村「若菜集」を中心として
6. 自然主義という思想
日本のゾライズム受容
7. 進化という思想
ダーウィニズムの受容
8. 漱石の留学
漱石のイギリス留学及びその文学的受容
9. 漱石の初期作品
「漾虚集」を中心として、アーサー王伝説との関わり
10. 立身出世の思想
文部省唱歌に込められた意味「仰げば尊し」を中心として
11. キップリングについて
日本のキップリング受容とナショナリズム「ジャングルブ
ック」「キム」 を中心として
12. 白樺派の西欧受容
武者小路実篤とトルストイズム、有島武郎とキリスト教に
ついて
13. 芸術至上主義
谷崎潤一郎、永井荷風、芥川龍之介を中心として
14. プロレタリア文学
マルキシズムと文学
15. テスト
●履修上の条件及び履修の方法
履修上の条件は特にないが、春学期を受講していることが望ま
しい。また講義では受講生の意見を求めるので、問題意識を持
って講義に臨んでもらいたい。
●試験方法及び成績評価方法
試験は筆記試験をおこなう。評価については試験8割、平常点
(感想文)2割程度の割合であるが、講義中の参加態度も加味する。
●テキスト(必携)
科目名
担当教員
フィールドワーク実習Ⅰ 栗林 文雄
形態
実習
開講期
春学期
単位
1
年次
2
●授業科目の目標
●授業内容
音楽療法を実践するうえで必要となる対象者への理解を深める。
施設職員の仕事内容と施設における対象者への援助体制を学ぶ。
授業形式は春学期の終了直前での集中講義とする。
学生各自は指定された施設での実習に終日参加する。重度知的
発達障害児者、障害をもつ高齢者たちの生活する施設において、
彼らと共に生活する体験を通してその内容理解を深めるととも
に、彼らに対する音楽活動を見学し、その実際についての経験
を深める。
9時より5時の時間帯で施設に生活する園生たちや高齢の方た
ちと共に生活し、彼らとの交流を通してお互いの理解を深める。
毎日の状態は実習記録にまとめて、毎日提出する。
●履修上の条件及び履修の方法
音楽心理学の単位を取得し、音楽療法総論Ⅰ、音楽療法の技法
を履修した者。
編入生の場合は音楽心理学、音楽療法総論Ⅰ、音楽療法の技法
を履修した者。
●試験方法及び成績評価方法
臨床活動の参加度50%、レポート内容の評価50%とする。
●テキスト(必携)
- 145 -
は行
科目名
担当教員
フィールドワーク実習Ⅱ 栗林 文雄
形態
実習
開講期
秋学期
単位
1
年次
2
●授業科目の目標
●授業内容
フィールドワーク実習Ⅰに継続し、音楽療法を実践するうえで
必要となる対象者への理解を深めるクラスとする。春学期の実
習Ⅰで体験している対象者についてさらに実習し、施設職員の
仕事内容と施設における対象者への援助体制を学ぶ。
授業形式は集中講義とする。
学生各自は指定された施設での実習に終日参加する。重度知的
発達障害児者、障害をもつ高齢者たちの生活する施設において、
彼らと共に生活する体験を通してその内容理解を深めるととも
に、彼らに対する音楽活動を見学し、その実際についての経験
を深める。
9時より5時の時間帯で施設に生活する園生たちや高齢の方た
ちと共に生活し、彼らとの交流を通してお互いの理解を深める。
毎日の状態は実習記録にまとめて、毎日提出する。
●履修上の条件及び履修の方法
音楽心理学、音楽療法総論Ⅰ、音楽療法の技法、フィールドワ
ーク実習Ⅰの単位を取得した者で、音楽療法総論Ⅱ、音楽療法
各論Ⅰ、音楽療法の技能Ⅰを履修している者。
3年次編入生の場合も同上とする。
●試験方法及び成績評価方法
臨床活動の参加度50%、レポート内容の評価50%とする。
●テキスト(必携)
必要に応じて配布する。
科目名
担当教員
フィールドワーク実習Ⅲ
廣川 恵理
形態
実習
開講期
春学期
単位
1
年次
3
●授業科目の目標
●授業内容
1.高齢者や生涯のある人を対象とした音楽療法の活動を計画し、
実践する。
2. 計画書、アセスメント、報告書の書き方を学ぶ。
3. 高齢者や生涯のある人に対する援助の仕方を学ぶ。
1. 授業の説明、順番を決める、実習に参加するにあたっての注意
事項、課題の説明。
2. アセスメント、報告書、自己評価などについての説明。
3~14. 施設において実習。
15. 反省会、まとめ。
●履修上の条件及び履修の方法
主セラピストの学生は、一週間前までに活動計画を提出し、担当教員
の添削指導を受ける。
主セラピストの学生は、授業の前に、各役割の学生にセッションの内
容について連絡、説明し、グループで準備、練習して演習に臨むこと。
自分の実践したセッションについて、録画を見て、それについての批
評を一学期に2回提出する。レポートは、自分の実践の終了後、一週
間以内に提出する。
●試験方法及び成績評価方法
授業参加態度10%、自習の内容50%、提出物の内容40%
●テキスト(必携)
特になし
学生が中心となり静かな音楽を演奏したり歌ったり
しながら、落ち着いた状態で帰宅していただけるよ
うに配慮する。
- 146 -
は行
科目名
担当教員
フィールドワーク実習Ⅳ
廣川 恵理
形態
実習
開講期
秋学期
単位
1
年次
3
●授業科目の目標
●授業内容
1. 高齢者や生涯のある人を対象とした音楽療法の活動を
計画し、実践する。
2. 計画書、アセスメント、報告書の書き方を学ぶ。
3. 高齢者や障害のある人に対する援助の仕方を学ぶ。
1. 授業の説明、順番を決める、実習に参加するにあたっての注意
事項、課題の説明。
2. アセスメント、報告書、自己評価などについての説明。
3~14. 施設において実習。
15. 反省会、まとめ。
●履修上の条件及び履修の方法
主セラピストの学生は、一週間前までに活動計画を提出し、担当教員
の添削指導を受ける。
主セラピストの学生は、授業の前に、各役割の学生にセッションの内
容について連絡、説明し、グループで準備、練習して演習に臨むこと。
自分の実践したセッションについて、録画を見て、それについての批
評を一学期に2回提出する。レポートは、自分の実践の終了後、一週
間以内に提出する。
●試験方法及び成績評価方法
授業参加態度10%、自習の内容50%、提出物の内容40%
●テキスト(必携)
科目名
担当教員
フィールドワーク実習Ⅴ
栗林 文雄
形態
実習
開講期
春学期
単位
1
年次
4
●授業科目の目標
●授業内容
既に習得した音楽療法関係の知識と技術をもとに重度心身障害
者たち3名への音楽活動を展開することにより、音楽療法活動
に必要なさまざまな援助技術の育成を図るとともに、援助の必
要な者たちへの音楽活動の知識と援助技術を学ぶ。
1~2回 :クラスの目標、評価方法、レポートの書き方、
出席点、期末テストの方法などの説明を行う。
昨年度まで行われていた高齢者に対するFW活動
の画像を見ながら、対象者を理解し、活動内容に
ついての知見を深める。
3~15回 :実際に参加者の臨床的な音楽活動を行う。
学生は三人一組のチームを作り、それぞれが主セ
ラピスト、補助者、音楽演奏者の役割を担うもの
とする。40分から1時間のセッションを二人の
主セラピスト役の学生が担当する。
活動内容の大枠は以下とする。学生は全員この活動内容に従
って行うこと。
●履修上の条件及び履修の方法
3年生までに履修可能な音楽療法関係講義科目並びにフィール
ドワーク実習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳを修了した学生に履修を認める。
●試験方法及び成績評価方法
セラピスト担当学生は、FW計画書を書面で作成し、セッショ
ンの一週間前までに担当教員に提出する。その計画書の内容と
実際の活動内容ならびに活動への態度をそれぞれ30%、50
%、20%の割合で総合的に評価される。
●テキスト(必携)
書籍名:日本叙情歌曲集1、2、3巻 出版社:ドレミ出版
1.受け入れと入室補助(参加者の座る位置を決める) 開始20分から参加者が集まるので、それぞれの
椅子を用意し着席してもらう。
2.あいさつとストレッチ活動
軽いストレッチ運動を行い、身体の柔軟性を高め
る。とくに手指、腕、肩、首、足首、ひざなどの
各部をゆっくりと動かすようにする。
3. 唱歌活動
低い音から徐々に中程度の音の高さまで声を出し
ながら、発声練習を行う。活動には、工夫が必要
で、合唱団などでの発声練習を基本にして、さら
にやさしく声が出せるように工夫すること。
4.器楽活動
リズム楽器や太鼓、その他の楽器を利用した活動
を行う。トーンチャイムの使用も効果的である。
5.なじみの音楽の鑑賞
参加者の好みの音楽の鑑賞を行う。生で演奏する
のが良い。しかしCDでの音楽鑑賞も喜ばれる。
6.鎮静的な音楽による最終章 学生が中心となり静かな音楽を演奏したり歌った
しながら、落ち着いた状態で帰宅していただける
ように配慮する。
- 147 -
は行
科目名
担当教員
フィールドワーク実習Ⅵ
栗林 文雄
形態
実習
開講期
秋学期
単位
1
年次
4
●授業科目の目標
●授業内容
既に習得した音楽療法関係の知識と技術をもとに知的発達遅滞
児への音楽活動を展開することにより、音楽療法活動に必要な
さまざまな援助技術の育成を図るとともに、援助の必要な者た
ちへの音楽活動の知識と援助技術を学ぶ。
1~2回 :クラスの目標、評価方法、レポートの書き方、
出席点、期末テストの方法などの説明を行う。
昨年度まで行われていた高齢者に対するFW活動
の画像を見ながら、対象者を理解し、活動内容に
ついての知見を深める。
3~15回 :実際に参加者との臨床的な音楽活動を行う。
学生は三人一組のチームを作り、それぞれが主セ
ラピスト、補助者、音楽演奏者の役割を担うもの
とする。40分から1時間のセッションを二人の
主セラピスト役の学生が前半、後半と担当する。
活動内容の大枠は以下とする。学生は全員この活動内容に従
って行うこと。対象者により変更する場合も有る。
●履修上の条件及び履修の方法
3年生までに履修可能な音楽療法関係講義科目並びにフィール
ドワーク実習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳを修了した学生に履修を認める。
●試験方法及び成績評価方法
セラピスト担当学生は、FW計画書を書面で作成し、セッショ
ンの一週間前までに担当教員に提出する。その計画書の内容と
実際の活動内容ならびに活動への態度をそれぞれ30%、50
%、20%の割合で総合的に評価される。
●テキスト(必携)
書籍名:日本叙情歌曲集 1、2、3巻、出版社:ドレミ出版
1.受け入れと入室補助(参加者の座る位置を決める) 開始20分から参加者が集まるので、それぞれの
椅子を用意し着席してもらう。
2.あいさつとウォーキング活動
軽いストレッチ運動を行い、身体の柔軟性を高め
る。とくに手指、腕、肩、首、足首、ひざなどの
各部をゆっくりと動かすようにする。室内を集団
で歩行する。
3.発声と唱歌活動・動作うた活動
低い音から徐々に中程度の音の高さまで声を出し
ながら、発声練習を行う。活動には、工夫が必要
で、合唱団などでの発声練習を基本にして、さら
にやさしく声が出せるように工夫すること。
4.器楽活動
リズム楽器や太鼓、その他の楽器を利用した活動
を行う。トーンチャイムの使用も効果的である。
5.なじみの音楽の鑑賞
参加者の好みの音楽の鑑賞を行う。生で演奏する
のが良い。しかしCDでの音楽鑑賞も喜ばれる。
6.鎮静的な音楽による最終章 学生が中心となり静かな音楽を演奏したり歌った
しながら、落ち着いた状態で帰宅していただける
ように配慮する。
- 148 -
は行
科目名
担当教員
舞台芸術研究
はせ ひろいち
●授業科目の目標
総合アートと言われる舞台芸術において、実際に現場が立ちあ
がっていく過程の中、具体的に関わってくる各スタッフの仕事
の意味を、疑似体験的に学ぶ。自分の価値観や芸術性だけでは
到達できない演劇の豊かさを経験し、時にリスクすら進化に変
わる演劇の懐の深さに触れることで、積極的に自己の柔軟さ、
客観的な姿勢を身に付ける。
●履修上の条件及び履修の方法
・実習期間は、動きやすい服装、靴で参加する。
・座学の期間は筆記用具を持参する。
・実習期間の無断欠席、無断遅刻は極力しないように。
●試験方法及び成績評価方法
平常の出席状況、授業態度、各種の提出課題、学期末
のミニ発表会成果などを元に総合的に評価する。
形態
演習
開講期
秋
単位
1
年次
2
●授業内容
1回 ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認。
2回 「戯曲とは」。他文化との差異から実際の執筆まで。
3回 〃
4回 〃
5回 「演出とは」
6回 「照明とは」①。基本概念と一般的な仕事の流れ。
7回 「照明とは」②。実際に仕込み・オペを疑似体験する。
8回 「音響とは」。選曲とポイントの作り方。
9回 「衣装」「小道具」について。台本の決定。
10回 キャスト希望を確定し、読み稽古。各スタッフプラン
出し。
11回 立ち稽古。プラン修正。
12回 ブロッキング。通し稽古。
13回 ゲネプロ。
14回 ミニ発表会。
15回 発表会の講評、振り返り。まとめの授業。
●テキスト(必携)
特になし。台本などは必要に応じて授業時に配布します。
科目名
担当教員
舞台芸術史 安藤 隆之
形態
講義
開講期
春学期
単位
2
年次
2
●授業科目の目標
●授業内容
演劇は多様である。写実劇もあれば舞踊劇もある。朗読劇もあ
ればサーカスもどきのパフォーマンスもある。演劇は一つの芸
術ジャンルとして成立するか。本講義ではまず演劇の核心部分
の理解をめざす。何が揃えば演劇と言えるか。他方、演劇は変
化する。構造と形態は同じではない。歴史を遡り、新しい演劇
の発生現場を検証しながら現代社会が求める形を探る。現代演
劇は行き詰っているように見える。その先には何が待っている
のか。最終的にはその展望を切り開かねばならない。
プロジェクターを使って画像を参照しながら、以下15項目に
ついて講義する。
1回 演劇成立の基本要素(演劇とは何か)
2回 古代ギリシャ演劇の誕生(宗教と演劇)
3回 アジア演劇の誕生(常識としての芸能のルーツ)
4回 ルネッサンス演劇(文化爆発の中の演劇)
5回 シェイクスピアの誕生(常識としてのシェイクスピア)
6回 古典主義演劇(美の規範の確立と絶対化)
7回 ロマン主義演劇からブルジョワ演劇へ
(近代社会の中の演劇)
8回 小劇場運動の誕生と演劇の国際化
(カウンター・カルチャーとしての演劇)
9回 日本の近代演劇の誕生(日本の特殊性)
10回 実験演劇あるいは現代演劇の誕生(疎外と自由)
11回 日本の現代演劇(60年代の演劇の盛衰)
12回 文化行政と演劇芸術
↓ (パリの劇場)
↓ (日本の劇場)
15回 ●履修上の条件及び履修の方法
観劇レポートの提出を求める。観劇期日は、2011年4月から7月
の4ヶ月間とする。なお、チラシは必ず入手しておいて下さい。
●試験方法及び成績評価方法
講義期間半ばにレポートテーマを発表する。3つの中から一つ
を選ぶ。字数は1500字以上を求める。
●テキスト(必携)
- 149 -
は行
科目名
担当教員
仏教学入門 宇治谷 顕
●授業科目の目標
●授業内容
世界の三大宗教のひとつ仏教は、紀元前6世紀インドにおこり、
以後今日までアジア地域を中心に多くの人々の心をとらえてき
た。西洋文化にいきずまった今日、仏教をはじめとするアジア
文化がより注目される。21世紀にはますますその価値が見直さ
れることであろう。
本講義は、仏教の開祖である仏陀の生涯を中心に、教えの根本
を解説する。特にその視点を仏教の教えを受容していった民衆
の側におき、彼らの願いや苦悩の内面を掘り下げていくなかで
それらの経緯をあきらかにしていく。
1.
2.
3.
4.
5.
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10.
11.
12.
13.
14.
15.
●履修上の条件及び履修の方法
講義は視聴覚教材を活用し、よりわかりやすく興味ある内容を
提示したい。学生のみなさんには積極的に意見を述べることを
切望する。
形態
講義
開講期
春学期
単位
2
年次
1~
ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認
インド・アーリアン文化とバラモン教の成立
仏教興起時代とバラモン社会
釈尊の誕生
釈尊の出家
釈尊の正覚
釈尊の教化と救済
〃
釈尊の涅槃
仏教教団の成立と発展
〃
日本における仏教受容-浄土教の展開
〃
「同朋和敬」の精神
試験
●試験方法及び成績評価方法
試験は学期末にレポート試験を実施する。成績の評価はレポー
ト試験の内容とともに、講義中に話した事柄等について如何に
問題意識を持っているかを中心に評価する。また授業における
出席率及び受講態度も重要となる。
●テキスト(必携)
科目名
担当教員
舞踊・演劇演習Ⅰ はせ ひろいち
●授業科目の目標
全ての舞台表現の基礎になる「身体性」に重きを置き、ジャ
ンルを越えたパフォーマンスに応える柔軟なカラダとブレス
とココロを身につける。レッスン冒頭のウォームアップを通
じ、身体とブレス、リラックスと集中力などの、関係性を経
験する。表現者と観客の想像力の溝を考え、自己満足でない
説得力あるくっきりした表現を身に付ける。
●履修上の条件及び履修の方法
・動きやすい服装、靴で参加する。
・グループによる集団創造に積極的に参加する。
●試験方法及び成績評価方法
平常の出席状況、授業態度、各種エチュードの理解度、学期
末の発表会成果などを元に総合的に評価する。
形態
実習
開講期
春学期
単位
1
年次
2
●授業内容
1回 ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認。
2回 曲を使ったウォーミングアップの伝達、解説。
3回 「セリフのない表現」のサンプル・実演。
4回 「止まるカラダとイシキの表出」のサンプル・実演。
5回 「フォーカス(強い視線)のサンプル・実演。
6回 エチュード「落花生と柿の種」①
7回 エチュード「落花生と柿の種」②
8回 グループ分け。テーマの発表。ミーティング。
9回 音響・照明の説明。プラン発表。
10回 グループ稽古。
11回 中間発表。修正稽古。
12回 通し稽古。
13回 音響・照明を加えた通し稽古。
14回 発表会。
15回 発表会の講評、振り返り。まとめの授業。
●テキスト(必携)
特になし。台本などは必要に応じて授業時に配布します。
- 150 -
は行
科目名
担当教員
舞踊・演劇実習Ⅱ 野々村 明子
形態
実習
開講期
秋学期
単位
1
年次
2
●授業科目の目標
●授業内容
モダン・ダンスのテクニックを基本に、身体表現の訓練及び基
本的なダンスステップの練習。及び基本的なダンスステップの
練習。表現体としての身体の可能性の追求
1回 ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認。
2回 呼吸法の習得。
3回 基本的な身体のポジションの知覚。
4回 身体の各部の運動能力の開発。
5回 各種ステップの練習 1.歩行、走る、跳ぶ。
6回 〃 2.回る、ずらす。
7回 〃 3.組合せの練習。
8回 さまざまなシーン(音楽を使用)での想像力の開発
9回 想像して創造して表現する練習。
10回 表現者としての自覚を第3者的にみれること。
11回 1~10に練習した、総合的な表現への挑戦。
12回 〃 〃
13回 さまざまな舞台を例にあげての講義。
14回 空間における自身の存在性の知覚
15回 表現体としての身体が、どこまで可能性を高めたかの確認
16回 以上、舞踊及び演劇の実習としての表現力が、各自その可能性
を高められたかのまとめを試験。
●履修上の条件及び履修の方法
自由に動ける衣服(伸縮性のあるもの)着用の事。
ダンスシューズor素足
●試験方法及び成績評価方法
出席数および実技での表現力。
●テキスト(必携)
科目名
担当教員
舞踊・演劇実習Ⅲ 小川 典子
形態
実習
開講期
春学期
単位
1
年次
2
●授業科目の目標
●授業内容
クラシックバレエのみならず、舞台は総合芸術であると言われ
る。その一端を担う一人として、日々の体の訓練と精神の集中
力を高める事は不可欠である。技術向上と豊かな人間性を磨く
事で、より深い表現力と存在感を会得し、表現者としての才能
と可能性を追求していく。
1回 ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認。
2回 ストレッチ・・・フロア上で、柔軟運動として定期的に行
うことにより、基本的な動きへの準備とする。
3回 2回+古典バレエの基本原則・・・基本となる立ち方、姿勢、
バレエのの5つからなる足の基本ポジション習得。
4回 3回+古典バレエの基本原則・・・基本となる4パターンの
腕のポジションの習得と美しく正しい体維持の基礎。
5回 4回+基本的なポーズと動作・・・基本的な動きの組み合わ
せの訓練による美しい動きの為の基礎レッスン(初心)
↓ 主にバーを用いて行い、困難な姿勢を繰り返す事により
動きを体に習慣付けていく。体の各部分の動きを組み合
↓ わせ、美しく強い姿勢を保つ訓練と、高度なテクニック
8回 習得の過程となる。 (初級)(中級)(上級)
9回 バランス感覚・・・上記の事に加え静止によってバランスや
↓ 瞬時に必要とされる動きに対応できる感覚を養う。
10回 (初級)及び(中級)
11回 回転と跳躍・・・上記の事に加え、バーを離れ、センターワ
↓ ークに移る。バーレッスンの基本をもとに、より高度な
↓ テクニックを習得する。難易度は高くなるが、各個人の
13回 条件に合わせて指導する。(初級)(中級)から(上級)へ
14回 音楽性と古典バレエの様式・・・バレエはイタリアの宮廷舞踊
↓ から誕生したと言われる。その当時から必要不可欠であった音
15回 楽を全過程に使用し、豊かな感性とリズム感を養う。さらに個
々の踊りのみならず、調和の心と舞踊様式を知る事により、舞
台上でのマナーとルールも学ぶ。
●履修上の条件及び履修の方法
日常生活の中で、表現者としての自分を意識し、常に美しさを
追及してほしい。
体のラインが見える動き易い稽古着と、バレエシューズを用意
する事。タオル類及び飲料も必携の事。
●試験方法及び成績評価方法
平常の学習状況、出席状況に加えクラシックバレエの技術力
及び、初心者でも体験者でも、授業回数を重ねる上での読解
力と学習能力を総合的に評価する。
●テキスト(必携)
- 151 -
は行
科目名
担当教員
舞踊・演劇実習Ⅳ 西川 文紀
形態
実習
開講期
秋学期
単位
1
年次
2
●授業科目の目標
●授業内容
日本舞踊の習得と、日本舞踊の型を通して美しい立ち姿の習得
や表現の為の身体の追求。伝統芸能の知識の習得。
1回 浴衣の着付け。
2回 扇子づかい。
(丁寧に気持ちが行き届くように扱う事で、指先までの
表現の向上を目指す。)
日本舞踊の基礎。
(腰の安定や重心移動を意識しながら、立ち、座り、構え、
スリ足)
3回 着物の着付け
4回 1、2回を踏まえて、課題演目の習得。
↓
14回
15回 課題演目の発表。
●履修上の条件及び履修の方法
実技中心の授業の為、着物用具等、忘れ物の無い事。
但し、着物用具は間違えた物を購入される場合もあるので〈特
に肌じゅばん、裾よけ〉初回に限り、全てが揃ってなくても良
い。初回に指導致します。
●試験方法及び成績評価方法
課題演目を踊り評価する実技試験。授業に対する意欲を成績評
価対象とする。
●テキスト(必携)
科目名
舞踊実習Ⅰ~Ⅷ(コンテンポラリィダンス)
形態
実習
開講期
春・秋
担当教員
野々村 明子
単位
1
年次
1,2,3,4
●授業科目の目標
●授業内容
モダンダンスのテクニックをベースに、コンテンポラリーな感
覚のもと、身体表現の訓練、及び基本的なダンスステップの練
習。
開放された身体の在り方との対面。深呼吸(腹式呼吸)の習得
をめざす。
身体のもつ無限の表現の可能性を高め、さまざまなジャンルの
中でも、より個性的、独自性に目ざめるべく各自の能力の開発
をめざす。
1回 ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認。
2回 身体の柔軟性、呼吸法
3回 立つ、歩行する等、さまざまなステップの練習
4回 回る、跳ぶ、走る等 〃
5回 ダンス(コンテンポラリー)についての認識を高め
るための講義
6回 3、4のつづきとしてのさまざまなエチュードの練習
7回 6のつづきとして、複雑に組み立てられる動きの練習。
8回 7までをクリアーした段階で、表現者、体としての能
力の開発
9回 自身の内面からわきおこる感情との対話
10回 内面性を高め、そこから生み出される動きの開発
11回 表現体としての即興性の訓練をはじめる
12回 さまざまなシチュエーションで、各自の即興ダンスに
チャレンジ
13回 12回法の中での自身の表現能力の知覚・認識 14回 あらたに自身のダンスにおける表現能力の訓練
15回 空間の中における自身の表現を感じとれる訓練
16回 15回までのような段階を踏みつつ、積み上げながら、
コンテンポラリーダンスを習得したまとめを発表。
●履修上の条件及び履修の方法
開放されて、自由に動ける身体と精神状態を整えておくこと。
●試験方法及び成績評価方法
出席と実技によって評価。
●テキスト(必携)
- 152 -
は行
科目名
担当教員
舞踊実習Ⅰ~Ⅷ(日本舞踊)
西川 文紀
形態
実習
開講期
春・秋
単位
1
年次
1,2,3,4
●授業科目の目標
●授業内容
日本舞踊の習得と、日本舞踊の型を通して、美しい立ち姿の習
得や表現の為の身体の追求。伝統芸能の知識の習得。
<春学期>
1回 浴衣の着付け。 2回 ①扇子づかい。
(丁寧に、気持ちが行き届くように扱う事で指先までの
表現の向上を目指す)
②日本舞踊の基礎。
(腰の安定や重心移動を意識しながら、立ち、座り、構え、
すり足)
3回 課題演目の習得。
↓
15回
●履修上の条件及び履修の方法
実技中心の授業の為、着物用具等、忘れ物の無い事。
(但し、着物用具は、間違えた物を購入される場合もあるので
〈特に肌じゅばん、裾よけ〉初回に限り、全てが揃っていなく
ても良い。初回に指導致します。)
●試験方法及び成績評価方法
課題演目を踊り評価する実技試験。
授業に対する意欲を成績評価の対象とする。
<秋学期>
1回 浴衣の着付けの応用。
2回 扇子づかい・基礎の確認。
3回 着物の着付け。
4回 基礎をより鍛錬し、課題演目を習得する。
↓
14回
15回 課題演目の発表。
●テキスト(必携)
【初年度課題演目】・・・・基本の構えやスリ足を習得する事
を第一の目的とした演目を選定する。
【次年度課題演目】・・・・表現する身体の向上を目指し、振
りの意味や感情の流れ、役柄等を考察し楽しめる演目を選定する。
科目名
担当教員
舞踊実習Ⅰ~Ⅷ(バレエ)
小川 典子
形態
実習
開講期
春・秋
単位
1
年次
1,2,3,4
●授業科目の目標
●授業内容
クラシックバレエのみならず、舞台は総合芸術であると言われ
る。その一端を担う一人として、日々の体の訓練と精神の集中
力を高める事は不可欠である。技術向上と豊かな人間性を磨く
事で、より深い表現力と存在感を会得し、表現者としての才能
と可能性を追求していく。
1.ストレッチ・・・フロア上で、柔軟運動として定期的に行
うことにより基礎的な動きへの準備とする。 2.古典バレエの基本原則・・・基本となる立ち方・姿勢、バ
レエの5つからなる足の基本ポジションを4パターンの腕のポ
ジションを習得し、美しく正しい体維持の為の基礎とする
3.基本的なポーズと動作・・・上記の事に加え、基本的な動
きの組み合わせの訓練による美しい動きの為の基礎レッスンを
行なう。主にバーを用いて行ない、困難な姿勢を繰り返す事に
より動きを体に習慣付けていく。体の各部分の動きを組み合わ
せ、美しく強い姿勢を保つ訓練と、高度なテクニック習得の過
程となる。
4.バランス感覚・・・静止によってバランスや、瞬時に必要
とされる体の動きに対応できる感覚を養う。
5.回転と跳躍・・・バーを離れ、センターワークに移る。バ
ーレッスンの基本をもとに、より高度なテクニックを習得する。
難易度は高くなるが、各個人の条件に合わせて指導する。
6.音楽性と古典バレエの様式・・・バレエはイタリアの宮廷
舞踊から誕生したと言われる。その当時から必要不可欠であっ
た音楽を全過程に使用し、豊かな感性とリズム感を養う。さら
に、個々の踊りのみならず調和の心と舞踊様式を知る事により、
舞台上でのマナーとルールも学びたい。
●履修上の条件及び履修の方法
日常生活の中で、表現者としての自分を意識し、常に美しさを
追及したい。
体のラインが見える動き易い稽古着と、バレエシューズを用意
する事。タオル類も必携のこと。
●試験方法及び成績評価方法
各学科専攻の実技試験方法による。
●テキスト(必携)
1~ 3回 授業内容1~3
4~ 6回 授業内容1~4
7~ 9回 授業内容1~5
10~15回 授業内容1~6
- 153 -
は行
科目名
担当教員
フランス語会話Ⅰ・Ⅱ
フロラン・ペリエ
形態
演習
開講期
春・秋
単位
1
年次
2
●授業科目の目標
●授業内容
会話表現を優先。
フランス語会話Ⅰ(春学期)
1回 :ガイダンス:シラバス(授業の目標や内容)の確認
1年時に学習した教科書内のダイアログ(会話場面)の復習
2~9回:第4章(全4課+テスト4回)
ある子供の一日/ある農夫の一日/天気を話す/ヴァカンス
へ出掛ける/2つの国を比較する/
10~14回:第5章(第1・2課+テスト2回) 映画を観に行く計画を立てる/皆で会う約束をする/誘いを
受ける/断る/
15回 :前期試験
●履修上の条件及び履修の方法
・各課(leçon)の紹介とダイアログ(会話場面)の新たな表現
を説明。学生は必要に応じて別冊仏日語彙集を使用。
学生にも参加させて授業を行う。
・ダイアログを音読、教科書の練習問題。
・学習した表現を用いて新たな文章の組立。
・質問/回答 形式での学習。
・課毎に応用問題プリントを行い、全員で答え合わせ。
注:必ずしも毎回の授業をこの順序では行いません。
課によってはビデオを用いる場合があります。
●試験方法及び成績評価方法
筆記、口答、授業態度及び出席率
●テキスト(必携)
フランス語会話Ⅱ(秋学期)
1回 :ガイダンス:シラバス(授業の目標や内容)の確認
前期に学習したことの復習
2~6回:第5章(第3・4課+テスト2回)
友達を呼んで、自宅での夜のパーティーを計画する/午後の
計画/外国旅行を計画する/
7~14回:第6章(全4課+テスト4回)
採用面接へ行く/学校、会社での一日を話す/夕食時の夫婦
の会話/外国での休暇について話す/休暇から戻り、留守番
電話を聞く/家族で過ごした休暇のアルバムを見る/
15回 :後期最終試験
1年次使用した教科書を引き続き用いる。
科目名
担当教員
フランス語基礎Ⅰ・ⅡA,B
フロラン・ペリエ
●授業科目の目標
●授業内容
学びやすい教科書を用いて、学生が基礎的なフランス語を話し、
理解出来るようにすること。
『基礎Ⅰ』
●履修上の条件及び履修の方法
・各課(leçon)の紹介と説明。
・学生と共に繰り返し音読。
・教科書練習問題+プリント応用問題を行い、全員で答え合わせ。
・必ずしも毎回の授業をこの順序で行いません。
●試験方法及び成績評価方法
授業内テストと最終試験:
練習プリントは小テストに相当し、最終課のプリントが最終試験
となる。
テスト中、教科書およびノートを参照しても良いが、電子辞書は
使用禁止。
評価は以下の項目によって判定:
・授業内テストの結果:40%
・授業内での発言・意欲等、授業参加の度合い:20%
・最終試験結果:40%
●テキスト(必携)
書籍名:「Initial 1」
出版社:cle international
形態
演習
開講期
春・秋
単位
1
年次
1
1回 ガイダンス:シラバス(授業の目標や内容)の確認。
第0課:フランスのイメージ/良く知られている単語/男性形
女性形の基礎知識。
2~9回 第1章(全4課+テスト4回)
自己紹介をする/人に尋ねる/好きなことについて話す
/相手の事を話す、紹介する/
10~14回 第2章(第5・6課+テスト2回)
家族の1人を紹介する/所持品o/好みと嗜好/
15回 前期最終試験
『基礎Ⅱ』
12・13回
第7課:マルシェ(市場)や店で買い物をする。+テスト
『基礎Ⅱ(秋学期)』
1回 ガイダンス:シラバス(授業の目標や内容)の確認。
練習問題プリントを用いて、前期の復習。
2~6回 第2章(第7・8課+テスト2回)
マルシェや店で買い物をする/カフェで一杯飲む、外で
外食をとる/
7~14回 第3章(全4課+テスト4回)
道を尋ねる、行き方を説明する/スーパーで買い物をす
る/アパルトマンを探す、アパルトマンを説明する、利
点・難点を説明する/ある建物を探して向かう、部屋を
探す、場所を示す/
15回 後期最終試験
- 154 -
は行
科目名
担当教員
フランス語中級Ⅰ・Ⅱ
フロラン・ペリエ
形態
演習
開講期
春・秋
単位
1
年次
2
●授業科目の目標
●授業内容
文法習得を優先。
『中級Ⅰ(春学期)』
各課(leçon)の紹介と新出文法を説明。
学生にも参加をさせて授業を行う:
・文法項目の学習。
・ダイアログ(会話場面)の新たな表現を学習(学生は必要に
応じて別冊仏日語彙集を使用)
・その課の練習問題。
・課毎に応用問題プリントを行い、学生間で答え合わせ。
注:必ずしも毎回の授業をこの順序では行いません。
1回 ガイダンス:シラバス(授業の目標や内容)の確認。
1年時に学習した教科書・プリントを用いて、文法の復習
2~9回 第4章(全4課+テスト4回)
二人称単数tuと二人称vous/動詞être-adorer-venir dormir/
複数形in/動詞aboir-finir-se lever/疑問詞pourquoiと
parce que/動詞faire-sortir-prendre/縮約冠詞/onとnous/
天気を表す場合の非人称表現/非較級/各国名称とその前置詞/
10~14回 第5章(第1・2課+テスト2回)
命令形の活用/疑問形容詞quel他/時間を表す場合の非人称表
現/所有形容詞単数/半助動詞vouloirとpouvoir/
15回 前期試験
●試験方法及び成績評価方法
『中級Ⅱ(秋学期)』
筆記、口答、授業態度及び出席率
1回 ガイダンス:シラバス(授業の目標や内容)の確認。
2~6回 第5章(第3・4課+テスト2回)
動詞venir-connaitre-savoir-falloir/所有形容詞 複数/
動詞pouvoirの条件法/2つの動詞を使う疑問文verbes/近接
未来/
7~14回 第6章(全4課+テスト4回)
活用:現在形-命令形-複合過去/助動詞êtreとavoir/devoir
/ 時を示す表現/代名動詞の複合過去/
15回 後期最終試験
●履修上の条件及び履修の方法
●テキスト(必携)
1年次に使用した教科書を引き続き用いる。
- 155 -
は行
科目名
担当教員
文学入門 稲垣 広和
●授業科目の目標
「文学」というと何だか難しく、めんどくさい感じがする。た
しかに文学を学ぼうとした場合は、最低限の努力は必要である。
しかし単なる「食わず嫌い」ではなく、ちょっとの努力をす
ることによって、君たちの目の前には豊穣な文学世界が開けて
くるはずだ。
具体的には第2次世界大戦後から現代までの話題作・問題作と
いわれるような小説を中心に読み、かつ考えることを目標とす
る。さらに「文学」を考える上での周辺領域についても目を配
っていくことにする。例えば「文学と政治」「文学と経済」「
文学と性」「文学とサブカルチャー」などいろいろなテーマを
設定して、受講生全体で意見を出しながら講義を進めていく予
定である。
●履修上の条件及び履修の方法
履修上の条件は特にないが、講義内で受講生に積極的に意見を
求めるので高い問題意識を持って講義に臨んでもらいたい。ま
た講義中に感想文を求めることもある。
●試験方法及び成績評価方法
試験は筆記試験をおこなう。評価については試験8割、平常点
(小テスト)2割程度の割合であるが、講義中の参加態度も加
味する。
●テキスト(必携)
形態
講義
開講期
春学期
単位
2
年次
1
●授業内容
1. 大正から昭和へ
関東大震災、世界恐慌、労働運動、エロ・グロ・ナンセン
スの時代、新感覚派・新興芸術派を中心として
2. 日中戦争から第二次世界大戦へ
文学者の抵抗とプロパガンダ、日本文学報国会、「バスに
乗り遅れるな」
3. 日本の敗戦と戦後文学
作家達にとって敗戦の意味は?
4. 肉体の文学
文学と性について 田村泰次郎「肉体の門」、アプレ小説
とはなにか。小谷剛「確証」、石原慎太郎「太陽の季節」など
5. 第三の新人
遠藤周作、吉行淳之介、安岡章太郎を中心として
6. 映像と文学
メディアミックスについて、「読んでから見るか、見てか
ら読むか」角川文庫の営業戦略を例として
7. 昭和の女性作家
才女の時代、有吉佐和子、曾野綾子、佐藤愛子、瀬戸内晴美、
田辺聖子を中心として。
8. 芥川賞と直木賞
制度としての芥川・直木賞を考える。出版サークル内政治
としての文学賞。純文学とエンターテイメントのボーダーレス化。
筒井康隆 「大いなる助走」
9. 六十年安保と七十年安保
日米安全保障条約と「政治の季節」、そして挫折。
柴田翔「されどわれらが日々」、庄司薫「赤頭巾ちゃん気
をつけて」、三田誠広「Mの世界」を中心として。
10. W村上の世界
村上龍「限りなく透明に近いブルー」から「インザ・ミソ
・スープ」までを中心として。村上春樹「ノルウェイの森」
「風の歌を聴け」を中心として
11. ドラマと小説
トレンディドラマの原作としての小説を考える
12. マンガ・アニメと小説
「マンガは文学を越えた」は本当か?アニメの中の物語性
と思想性。手塚治虫と宮崎駿、「エヴァンゲリオン」と「ブラックジ
ャックによろしく」
13. SF小説の世界
星新一、小松左京、筒井康隆の作品を中心として
14. 現代の女性作家
吉本ばなな、山田詠美、山本文緒、宮部みゆきを中心として
15. テスト
- 156 -
は行
科目名
担当教員
邦楽アンサンブルⅠ~Ⅷ
芦垣 美穗
形態
実習
開講期
春・秋
単位
1
年次
1,2,3,4
●授業科目の目標
●授業内容
邦楽コースは基本的に古典から現代曲迄、アンサンブルで構成
されています。その意味で最も大切な授業形態と言える重要さ
を認識して、アンサンブルの基本から応用迄訓練していきたい
と考えます。
●履修上の条件及び履修の方法
春期
1回 ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認。
2回 3パート以上のアンサンブルのパート練習。
↓ 楽読(楽譜の意味を衆知させる)
5回 合奏練習 各パートの主張を読みとる。
6~10回 以上の5回を違う曲で繰り返す。
学部生が基本であるが、時としてソリストとして院生の応援を
得て中の広いアンサンブルも考えている。
秋期
11~20回 邦楽定期 演奏会に向けての練習開始。
●試験方法及び成績評価方法
演奏による採点(100%)
●テキスト(必携)
≪№1.≫書籍名:茉莉花、著者名:牧野由多可、出版社:大日本家庭音楽会
≪№2.≫書籍名:琉球民族による組曲、著者名:牧野由多可
出版社:大日本家庭音楽会
≪№3.≫書籍名:遠砧、著者名:宮城道雄、出版社:大日本家庭音楽会
≪№4.≫書籍名:三重奏、著者名:藤井凡大、出版社:前川出版
≪№5.≫書籍名:三つのパラフレーズ、著者名:沢井忠夫、出版社:前川
出版
科目名
担当教員
邦楽器実習(三味線) D,E,I,J
杵屋 六春
形態
実習
開講期
春・秋
単位
1
年次
1
●授業科目の目標
●授業内容
三味線の知識を身につけ邦楽器への理解を深めるとともに基本
的な演奏法を習得し、長唄の代表曲が一部演奏出来ることを目
標とする。この目標達成のため、三味線の扱い方を始め、調絃
法・楽譜の読み方・弾法等、段階的に指導していく。また、第
1回目から実際に三味線を触れさせバチを当てるなどして親し
ませる。中学・高等学校の音楽の授業で生徒に指導出来るため
には、理論と実践の双方が求められる。習熟度は一律でない点
から、一斉授業であるが、個別授業も臨機応変に取り入れ、全
受講生が、目標達成出来るようにする。
1. ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認。
2. 三味線に関する説明 (理論と実践)
3. 三味線音楽の鑑賞手引き(DVD鑑賞を含む)
4. 三味線の弾き方(基本的な弾法の実習)
5. 楽譜の読み方 (長唄三味線の楽譜→文化譜)
6. 三味線の調弦 (本調子、二上り、三下りの3パターンの実践)
7. 本調子練習曲実習 (十五夜 など)
8. 二上り練習曲実習 (荒城の月など)
9. 三下り練習曲実習 (さくら など)
10. より高度な技法実習(ウラハジキ など)
11. 長唄「松の緑」前弾きA(3ブロックに分けて実習)
12. 〃 B
13. 〃 C
14. 〃 全体練習
15. 長唄「松の緑」前弾き部分試験
●履修上の条件及び履修の方法
長唄「松の緑」を譜面を見ながら、前騨三味線演奏が出来ることを
条件に実技試験を行う。
●試験方法及び成績評価方法
試験は、実技のみで行う。形式については1人ずつ行う。
成績評価方法は、「実技試験70%、出欠状況20%、授業態度10%」
割合。
●テキスト(必携)
≪№1.≫書籍名:文化譜による三味線手ほどき
社
出版社:邦楽
- 157 -
は行
科目名
担当教員
邦楽器実習(笙) A,F
千秋 季頼
形態
実習
開講期
春・秋
単位
1
年次
1
●授業科目の目標
●授業内容
半年の内に、平調越天楽を演奏出来る様にする。
1. ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認。
2. 日本音楽の分類。
3. 雅楽の分類、歴史。
4. 平調越天楽、唱歌
5. 同上
6. 同上 並演奏
7. 同上
8. 同上
9.
同上
10. 同上
11. 同上
12. 平調音取、同上
13. 同上 同上(合奏)
14. 同上 同上
15. 同上 同上
●履修上の条件及び履修の方法
古来の演奏方法により練習を進める。
作法を重視するので、その心がまえが必要。
●試験方法及び成績評価方法
試験は行わない。
平常の授業態度、実技の技量を評価。
●テキスト(必携)
≪№1.≫書籍名:雅楽、鳳笙譜、出版社:天理教道友社、販売
先:武蔵野楽器店、備考:1冊 1000円程度
≪№2.≫書籍名:雅楽への誘い ― 和楽器の世界 ―、著者名
:熱田神宮文化課、出版社:熱田神宮宝物館、販売先:熱田神
宮宝物館、備 考:1冊 800円
科目名
担当教員
邦楽器実習(箏) B,C,G,H
井本 聖子
形態
実習
開講期
春・秋
単位
1
年次
1
●授業科目の目標
●授業内容
箏という楽器を知る事により、日本音楽への興味を持っても
らいたい。
箏独特の楽譜と五線譜の両方を使い、古典の曲の初歩と現代
曲の演奏を行う中で楽器のなりたち、歴史、調絃などを理解す
る。
1. 箏の説明。箏の弾き方、調絃。
2. 〃
3. 〃
4. 〃
5. 〃
6. 小曲演奏(たて譜・五線譜)
7. 〃
8. 〃
9. 〃
10. 小アンサンブル
11. 〃
12. 〃
13. 〃
14. 〃
15. 定期試験
●履修上の条件及び履修の方法
少ない授業回数ですので休まず出席し、前向きな態度で授業に
望んでください。
●試験方法及び成績評価方法
実技テストの評価に出席の状況と授業態度を加味して成績をつ
けます。
授業中に注意した事を守り演奏する。箏の調弦を理解するに
重点を置き評価します。
●テキスト(必携)
≪№1.≫書籍名:ことのほん「初音集」
坂恵子 出版社:日本音楽集団
著者名:三木稔・野
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は行
科目名
担当教員
ポピュラー音楽作曲法Ⅰ 吉澤 智恵
形態
演習
開講期
春学期
単位
1
年次
3
●授業科目の目標
●授業内容
“ポピュラー音楽”と一言で言ってもとても幅の広いものです。
メロディーは浮かぶけど、和音(コード)が付かない・・・、より
素敵なコードを付けて弾いてみましょう。
メロディーが浮かばない・・・、作ってみようかな?作れそうと
思ったら、さぁ、そこからスタートです。
第1回 ガイダンス:シラバス(講義の目標や内容)の確認。
第2回 作曲にあたりイメージ、編成、構成を考えるモティーフ作り。
第3~14回 進度に合わせて メロディーの作り方、いろいろな既成曲の
分析、コードの付け方、メロディーの発展
の仕方、楽譜にしていく、イントロ・エン ディングについて など
個人指導、ディスカッションなどを行いながら実践的に進め
ていく。
第15回 自作自演(発表)
●履修上の条件及び履修の方法
・鍵盤楽器が弾ける事
・ポピュラー音楽作曲に興味がある事
●試験方法及び成績評価方法
・出席日数、意欲
・授業内での実技実践
●テキスト(必携)
科目名
担当教員
ポピュラー音楽作曲法Ⅱ 杉本 知世
●授業科目の目標
ポピュラー音楽理論を理解し、知識を身につける。
クラシック音楽理論との比較により、幅広い学習を目指す。
●履修上の条件及び履修の方法
ポピュラー音楽に避けて通ることの出来ない「コード」「コー
ド進行」「コード進行の展開」を理解し、更にスタンダード曲
を分析する事で、メロディーとハーモニーの関係を学習、でき
ればそれらを応用し、リハーモニゼイションを試みたり、簡単
な曲作りも試みる。
●試験方法及び成績評価方法
授業内の小テストの評価を30%、授業への参加姿勢の評価を
70%とする。
●テキスト(必携)
形態
演習
開講期
秋学期
単位
1
年次
3
●授業内容
1回 コードの構成
2回 ダイアトニック・コード
3回 テンション
4回~5回 ダイアトニックコードの連結(1)(2)
6回 サブドミナントマイナー・コード
7回 セカンダリー・ドミナント・コードとドミナント・
モーション
8回 まとめ
9回 短調でのセカンダリー・ドミナントコード
10回 セカンダリードミナントコードの特殊な用法
11回 まとめ
12回 代理コードの応用によるドミナントモーションの発
展(1)
13回 代理コードの応用によるドミナントモーションの発
展(2)
14回 Passing Chord
15回 まとめ
≪№1.≫書籍名:ポピュラー音楽理論(改訂版)
著者名:北川祐
出版社:リットーミュージック
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は行
科目名
担当教員
ポピュラー音楽の歴史 納谷 嘉彦
形態
講義
開講期
秋学期
単位
2
年次
1
●授業科目の目標
●授業内容
現代の音楽を語る上でポピュラーミュージックの歴史を知らず
して、語ることはできません。
DVDなどのビジュアルを活用し、ポピュラーミュージックを
学び、ポピュラー音楽の変遷を理解する。
ポピュラー音楽の歴史全般を学ぶ。
1~2. 1900年代のポピュラー音楽
3~4. 1910年代のポピュラー音楽
5~6. 1920年代~1930年代のポピュラー音楽
7~8. 1940年代~1960年代のポピュラー音楽
9~10. 1960年代~1970年代のポピュラー音楽
11. 1970年代~1980年代のポピュラー音楽
12. 1980年代~1990年代のポピュラー音楽
●履修上の条件及び履修の方法
●試験方法及び成績評価方法
レポートの提出。
●テキスト(必携)
書籍名:クロニクル 20世紀のポピュラー音楽
著者名:三井徹、北中正知、藤田正、脇谷浩昭
出版社:(株)平凡社
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