1238CF 3-Way DSP Monitoring System GENELEC 1238CF は、銘機 1038B の流れを汲み GENELEC 伝 統 の テ ク ノ ロ ジ ー で あ る DCW ™ ながら、ドライバー・ユニット、マルチ・パワー・ (Directivity Control Waveguide ™)プレートは、1038B アンプと最新の DSP サーキットなどを高度に統合 と同じサイズのものが装着されております。ルー したコンパクトな 3 ウェイ DSP モニター・スピー ム・アコースティック特性に多少難点があっても カーです。特に、奥行きサイズを 235 mm に収め アキュレートなステレオ音像定位や周波数特性バ て設置場所の自由度を広げました。 ランスを実現します。さらに DSP 化されたインテ 1238CF は す で に 現 場 で 好 評 の GLM ™(Genelec リジェントなクロスオーバー・コントロール機能 Loudspeaker Manager ™ ) 制 御 ソ フ ト ウ ェ ア に 対 の恩恵で、使用現場によってそれ 応 で き、 同 じ 制 御 ネ ッ ト ワ ー ク 内 の GENELEC ぞれ異なるアコースティック環 8200/7200 シリーズの製品と組み合わせることも 境に対してスピーカー・システ できます。 ム側のコントロール機能で正確 1238CF は中規模のコントロール・ルーム内でサブウーファーとの併 にアジャストさせることができます。 用時の相性も優れており、音楽録音スタジオ、映画やビデオのポスト 共鳴し難い構造のアンプ・モジュールは、さらに防 プロダクション、放送局でのモニタリングならびにマスタリング・ルー 振構造のサスペンションを使ってスピーカー本体の ムなどの現場で最高のパフォーマンスを発揮します。 背面部にマウントされております。メンテナンス性 1238CF の設置方法は、スタンド置きでもフラッシュマウントでも適 にも配慮された構造です。ペイント・コーテング 切な性能が発揮できる設計になっております。 仕上げのスピーカー・キャビネットは MDF 製で、 構造的に箱鳴き排除するために強固な補強桟が多用 されております。 システム仕様 1238CF DSP Monitoring Systems カットオフ周波数 低域側 55 Hz(-3 dB)、高域側 20 kHz(-3 dB) 登場以来、GENELEC の DSP スピーカー / サブウーファーと GLM ™(GENELEC Loudspeaker フリーフィールド周波数特性 57 Hz ∼ 20 kHz( 2.0 dB) Manager ™)は、世界中のオーディオ関連メディアから、またプロオーディオ業界の人々から 最大出力音圧レベル 117 dB SPL(100 Hz ∼ 3 kHz 正弦波、軸上 1 m 距離にて) 最大連続 RMS 出力音圧レベル 107 dB SPL(軸上 1 m 距離にて) 最大ミュージック・パワー 124 dB(2 m 距離にて) ノイズ・レベル 15 dB(フリーフィールド、軸上 1 m 距離にて、A-wtd) 高調波歪(軸上 1 m 距離にて 90 dB SPL) ドライバー(すべて防磁仕様) も非常に高い評価を頂いています。独立した制御ネットワークの実用性と GLM ™の吟味され た諸機能は厳しい一流スタジオで実績を重ね、AutoCal ™キャリブレーションのパワーは、好 ましくない音響環境下で作業しなくてはならない多くのユーザーの方々の窮地を救ってきて います。 < 1%(60 ∼ 100 Hz)、< 0.5%(> 100 Hz) 1238CF に使用できる DSP サブウーファーは 7260A、7270A、7271A です。スピーカーとサ BASS 210 mm コーン MIDRANGE 125 mm コーン TREBLE 25 mm メタルドーム+ DCW 重量 42 kg 寸法(高さ 幅 奥行き) 610 470 2 ブウーファーは DSP 回路を内蔵し、様々なコンフィギュレーション内で組み合わせ可能で、 GLM ™ソフトウェアで簡単に制御できます。 257 mm アンプ部 アンプ出力パワー (連続出力パワーはドライバー保護回路で制限 されます) BASS 150 W(4Ω 負荷) MIDRANGE 120 W(8Ω 負荷) TREBLE 120 W(8Ω 負荷) スルー・レート 80 V/µs 高調波歪(アンプ部のみ。公称出力時) < 0.05% S/N 比(最大出力時) BASS 100 dB MIDRANGE 100 dB TREBLE 100 dB • GENELEC DSP スピーカー・システムは DSP を用いてデジタル・オーディオの標準的な AES/EBU フォーマットすべてに対応 • 32 kHz ∼ 192 kHz のサンプル・レートをサポート(バリピッチ対応) • 従来のアナログ信号も使用可能 • AutoCal ™は GLM ™で使われるスピーカー・システム自動調整アルゴリズム。工場でキャ リブレート済みの GENELEC 製計測マイクを使用 電源電圧 100 V -10 ∼ +6% 平均消費電力 23 VA(アイドル時)、330 VA(最大出力時) • レベル、距離補正遅延、位相(サブウーファー用)、ルーム・レスポンス・イコライゼーショ ンを正しく設定 • 1 ∼ 3 人のミキシング環境用に SinglePoint ™及び MultiPoint ™マイク配置が可能 信号処理部 デジタル信号入力端子 XLR メス、110 kΩ AES/EBU single-wire または dual-wire デジタル信号出力 / スルー端子 XLR オス、110 kΩ AES/EBU single-wire または dual-wire アナログ信号入力端子 XLR メス、10 kΩ バランス、2 ピン=ホット デジタル・オーディオ ワード長= 16 ∼ 24 ビット、サンプル・レート= 32 ∼ 192 kHz コントロール・ネットワーク GLM ネットワーク、RJ45 2、CAT5 ケーブル クロスオーバー周波数 BASS/MID = 420 Hz、MID/TREBLE = 2.8 kHz GLM ソフトウェア周波数特性調整 ノッチフィルター= LF 4 + HF 2 シェルビングフィルター= LF 2 + HF システム・キャリブレーション AutoCal ™、Stand-alone • Interactive Response Editor は計測された特性カーブや補正済み特性カーブを表示し、音響 設定の細部にわたる手動編集を提供 • GLM ™(GENELEC Loudspeaker Manager ™)はネットワーク上の全スピーカーの必要な制御 を提供するコンピューター・ソフトウェア • 標準的な CAT5 ケーブルを介して 25 台までのスピーカー及び 5 台までのサブウーファー 2 を設定・制御可能 • 全機能と設定は GLM システム・セットアップ・ファイル内、または直接各スピーカー内 に保存 1238CF の垂直指向性プロット 1238CF の水平指向性プロット 1238CF 背面パネル d B r A オプション:1038-437B ウォール・マウント Genelec Oy 1238CF (dBr) vs freq (Hz) 100 Genelec Oy 1238CF (dBr) vs freq (Hz) 95 90 85 d B r DESKTOP LF 90 80 A 85 80 90 90 0° 1238CF 30° 70 80 TREBLE TILT BASS ROLL-OFF 1238CF 80 75 BASS TILT 85 15° 85 CAT5 ケーブル 45° AES/EBU デジタル・ケーブル 60° GENELEC 8200A 測定用マイク 65 60 AES/EBU プログラム・ソース 55 20 50 100 200 500 1k 2k 5k 20k 10k Hz 1238CF のフリーフィールド・レスポンスへの BASS TILT、TREBLE TILT、DESKTOP LOW FREQUENCY、BASS ROLL-OFF の各コン トロールの効果 50 20 50 100 200 500 1k 2k 上側:1238CF の水平指向性特性(1 m 位置で計測) 下側:同システムのパワー・レスポンス 5k 20k 10k Hz GLM ネットワーク インターフェイス USB ケーブル コンピューター (PC または Mac) ステレオ・システムの GLM 計測設定例 GENELEC 日本総輸入代理店 〒 169-0051 東京都新宿区西早稲田 3-30-16 TEL:03-6457-6021 www.otaritec.co.jp ©2011, 2012 Otaritec Corp.
© Copyright 2024 Paperzz