ソウル漢江・サイクリング

『むくげ通信』252 号(2012.5.27)21~22頁
ソウル漢江・サイクリング
飛田雄一
全州合宿の最終日、国会議事堂のある汝矣島(ヨイド)に
でかけた。サイクリングをしたかったのだ。ヨイドにいけばレ
ンタサイクルがあるだろうと考えたのである。
地下鉄では、自転車をそのままもちこんでいるおじさんと
出会った。噂に聞いていたがソウルの地下鉄は、そのまま
持ち込めるのだ。
(ヨイドのサイクリングロード、一方通行。ライオンさん。)
ヨイドからそのまま自転車で漢江に行った。すぐだ。
そこにもレンタサイクルがある。こちらの自転車の方が上
等そうだ。今度はここで借りよう。料金も同じだ
ヨイド公園についてキョロキョロしたら・・・、あった!!
いろんな自転車がある。二人乗り用もある。私は、ひとりな
ので、それは借りなかった。
私が借りたのは MTB(マウンティンバイク)。韓国にはママ
チャリはほとんどなく、自転車といえば MTB だ。いちおう 14
段切り替えだが、それほどスムーズではない。1時間 3000
ウオン、二人用だと 6000 ウオンだ。わかり?やすい。
(漢江のレンタサイクル。料金用)
漢江サイクリングロードも素晴らしい。自転車センターがあ
るというので行ってみた。が、コンビニがあるだけだ。どうな
っているのかなと思っていたら、中年のサイクリング夫婦が
入ってきた。何か買っている。
「サイクリングパスポート」だ。3000 ウオン、韓国のパスポ
ートと同じグリーンだ。大きさも同じ。今度は空港で使ってみ
よう?! 完全防水のケース付きだ。
(借りた MTB とロッカー)
(広いサイクリングロード、自転車センターの掲示)
(インラインスケート、たくさんあります)
ロッカーの鍵も無料でかしてくれた。自転車のチェーン式鍵
も頼んだら貸してくれた(持参するようにと紹介するブログも
あったが・・・。)
隣には、インラインスケート(ローラスケートの進化系)のレ
ンタルショップもあった。ヨイド広場をこれで走っても気持ちが
いいと思う。今回は、パスだ・・。
ヨイドの自転車専用道は立派だ。一方通行になっていた。
その横には、歩行者・ランニング専用道路もついている。さっ
そくヨイドをぐるぐるとまわった。
(パスポートです。まさに4大河川です。)
(最初の頁にバーコードを貼ってもらいます。
『むくげ通信』252 号(2012.5.27)21~22頁
そのパスポート、なんと、4大河川サイクリングロードのパ
スポートなのだ。そして、なんと、金浦から釜山まで633キロ、
漢江、洛東江経由で行けるとある。心は躍る・・・。
今回は、漢江の入口をウロウロだけ。だが、そのスタンプラ
リーの最初のスタンプを、購入したコンビニで押してもらった。
(サイクリングロードのオブジェです。サックスを吹くアジョシ
です。これは、ほんものです。)
漢江サイクリングに大満足して、金浦空港に向かうことにし
た。が、まだ時間がある。自転車を返して、永登浦市場にい
った。日曜日だが、あいている店がたくさんあった。
漢江にはたくさん人がでている。散歩、サイクリング、ラン
ニング、サックス・・・。いま、韓国ではサックスが流行してい
るらしい。オカリナ吹きには出会わなかった・・。
(永登浦市場。にぎやかです)
ウロウロして、豚さんに挨拶していると、そこのアジュマに
つかまってしまった。店に入った。
(漢江を登っていきます。)
(目があいました・・。このアジュマです。)
(安東ダムまで行けるようです。そして、洛東江を釜山にくだ
ります)
(錦江縦走自転車道路は、146キロ。ヨンサン江は、133キ
ロです。)
(漢江、洛東江を縦走して、ここにスタンプです。そして、錦江
とヨンサン江を制覇して、またスタンプです)
(その場で豚肉を切って、ゆがいてくれます。ボリュームがあ
ります。)
葉っぱを欲しいというと、隣の店に買い
にいってくれました。
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全州でのフィールドワーク、漢江サイク
リング、最高に充実したむくげ合宿でした。来年は、釜山集
合で対馬に行こうと誰かが?言っている。研究してみると大
阪から結構安い対馬ツアーがでています。対馬説はあえなく
否定された。
次なる説は、かつて学生センター「祭りルアー」でいまだに
「最高の祭り!」の呼び声が多い、「江陵端午祭」です。寒い
からとだんだん季節がずれているむくげ新春合宿、端午の
季節でもなんら問題がないはずです・・・・。
(表題横のカッコいい写真は筆者ではありません。)