平成 28 年 4 月吉日 会員各位 ASDO・JSCA 東京共催 研修会のお知らせ テーマ:「リアルタイム衛星測位による新しい地震予測への期待」 講師:東京大学名誉教授 村井俊治 先生 共催 東京構造設計事務所協会(ASDO) 日本建築構造技術者協会(JSCA) 拝啓 皆様におかれましては、時下ますますご健勝のことと存じます。 この案内状を作成している最中に、今度は熊本に地震が起こりました。改めて来るべき地震が いつ・どこで・どのくらいの大きさなのかの予測をめぐる論議が、日本中の関心を集めることにな りそうです。自然災害の多い日本において、とりわけ甚大な被害をもたらす地震の予測は国家の命 運を左右すると言われています。 一方で現代の科学技術の範囲では、まだ完全な地震予測は不可能とされ、地震学界ではそのため の研究が喫緊の課題とされていると聞きます。そうした中で測量工学の分野から「地震は必ず予測 できる」と声を上げている東大名誉教授・村井俊治先生に、2 回目のご講演を頂きます。今回はご 講演の後、村井先生にもご参加いただいて意見交換会の開催も予定しております。皆様の奮っての ご参加をお待ちしております。 敬具 村井俊治先生からのメッセージ 地震科学探査機構(JESEA)は平成 26 年度に神奈川県小田原市に地面設置型電子基準点、大井町の ブルックスコーヒー18 階ビルの屋上に建物設置型電子基準点を独自に設置し、平成 27 年4月20 日から最短 1 秒間隔のリアルタイムで観測を始めた。2015 年 5 月 30 日に小笠原諸島西方沖地震(M8.5、 震度 5 強)、9 月 12 日に東京湾地震(M5.2、震度 5 弱)が起きた。設置場所は 8km 離れてはいるけ れども地面の揺れと建物の揺れは異なる挙動を示す事象と同じような挙動を示す事象が見られた。 まだ実験研究段階ではあるが、今後の建築耐震設計に役立つと期待できるデータが得られた。建築 の耐震設計の専門家を交えて意見交流ができれば幸いである。 記 テーマ:「リアルタイム衛星測位による新しい地震予測への期待」 日時 場所 : 2016 年 6 月 15 日 (水) 受付:16 時 40 分~ :研修会 日大理工学部駿河台校舎 1 号館 3 階 132 教室 意見交換会 プログラム: 司会 同館 2階 カフェテリア 市村隆幸(親交設計代表) 17:15~17:20 17:20~19:20 趣旨説明 金田勝徳(構造計画プラスワン) 講演 村井俊治(東京大学名誉教授) 19:30~21:00 意見交換会 資料代 : 正会員・準会員・賛助会員・会員事務所所員・JSCA 会員 ¥1,500 非会員 ¥2,000 学生 ¥500 意見交換会参加費 : ¥3,000 参加希望の方は本申込用紙にご記入の上、E-MAIL または FAX にて下記まで申し込み下さい。 申込締切日 2016 年 6 月 10 日(金) 問合せ先(株)星野建築構造設計事務所 申込書送付先 e-mail:[email protected] 東京構造設計事務所協会 御中 □ TEL 03-3406‐3615 FAX:03-3406-3614 2016 年 6 月 15 日(水)開催の ASDO・JSCA 東京共催 月 日 研修会 「リアルタイム衛星測位による新しい地震予測への期待」参加を申し込みます 氏 名 所 属 会員種別 ( 正 準 賛助 ) 会員 非会員 学生 意見交換会 参加 不参加 --------------------------------------------------------------------------------------- 村井俊治プロフィール 東京大学名誉教授/株式会社地震科学探査機構顧問 ・1939 年生まれ、東京都出身。 ・1963 年東京大学工学部土木工学科卒業、 ・1972 年東京大学生産技術研究所助教授、 ・1983 年東京大学生産技術研究所教授、 ・1992~1996 年、国際写真測量・リモートセンシング学会(ISPRS)会長、 ・2000 年東京大学定年後、東京大学名誉教授 ・2008~2015 年:公益社団法人日本測量協会 会長 ・1992 年から現在、日本リモートセンシング研究会会長、一般社団法人日本写真測量学会名誉会員。 ・専門は、測量工学、空間情報工学(リモートセンシング、デジタル写真測量、GIS、 衛星測位=GNSS、レーザー計測など) ◇主な著書 『空間情報工学』 (日本測量協会) 2002 『人とわざわい』 (エス・ビー・ビー) 2006(共著) 『東日本大震災の教訓』(古今書院) 2011 『地震は必ず予測できる!』 (集英社新書) 2015 日本大学理工学部駿河台校舎 1 号館 案内図
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