感染性胃腸炎を予防しよう感染性胃腸炎は主に、ウイルスなどの微生物を原因とする胃腸炎の総称で、ノロウイルスやロタウイルスなどの感染により発症し、腹痛や下痢、おう吐、発熱などの症状を引き起こします。乳幼児では脱水、高齢者では脱水やおう吐物の誤嚥がみられ、重症になることがあるので、正しい知識を身につけて、感染予防に努めましょう！予防と対策手洗い加熱感染は、ほとんどが手指や食品を介しての経口感染です。帰宅時、トイレの後、調理前や食事前、糞便やおう吐物を処理した後は石けんと流水で手を洗いましょう。個人用の清潔なタオルか使い捨てのペーパータオルで、手を拭きましょう。食品は中心部が８５～９０℃の状態を保つよう、９０秒以上かけて十分に加熱しましょう。感染を広げないために調理器具の殺菌・消毒調理器具は洗剤でよく洗った後、塩素系漂白剤に浸して消毒し、その後、水洗いしましょう。消毒液の作り方糞便やおう吐物の糞便やおう吐物などの処理用処理をするときは・使い捨て手袋やマスクを着用する。・汚染された場所は塩素系漂白剤で拭き取りその後水拭きをする。・拭き取ったものはビニール袋に入れて密封し、速やかに廃棄する。・処理後は石けんと流水で十分に手を洗う。 500ml のペットボトル 1 本分の水に一般的な家庭用塩素系漂白剤をペットボトルのキャップ 2 杯（10ml）を入れる。キャプ２杯 500ml の漂白剤の水調理器具、ドアノブ、手すり、床などの消毒用２L のペットボトル 1 本分の水に一般的な家庭用塩素系漂白剤をペットボトルのキャップ２杯（10ml）を入れる。 2Ｌの水もし感染が疑われたら… おう吐や下痢、発熱の症状が続くと、脱水症状が起こりやすくなります。特に子どもや高齢者は注意が必要です。症状がひどい場合や感染が疑われる場合は、医療機関を受診しましょう。【問い合わせ先】市民生活部健康推進課電話 0228（22）0370 お住まいの地区の保健推進室 ― 栗原市・栗原市医師会・栗原薬剤師会・宮城県栗原保健所 ― キャプ２杯の漂白剤