基本目標Ⅲ 男女が心豊かに暮らせる環境づくり

【基本目標Ⅲ 男女が心豊かに暮らせる環境づくり】
評価(事業本来の目的での達成度)
A:達成された
B:概ね達成された
C:あまり達成されていない
D:達成されていない
施策の方向1 家庭生活とその他の活動の両立支援
施策(1)ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の推進
事
業
男女共同参画推進事業者表彰
【政策推進課】
《事業内容》
男女が互いにその人権を
尊重しつつ責任を分かち合
い、性別にかかわりなくその
個性と能力を発揮すること
ができる働きやすい職場づ
くりに積極的に取り組んで
いる市内事業者を称え表彰
することにより、男女がとも
に参画できる社会づくりの
促進を図ります。
育児・介護休業制度の普及啓発
【商工観光課・政策推進課・
総務課】
《事業内容》
事業主に対して育児・介護
休業制度のPRを行い、制度
の普及啓発活動に努めます。
また、事業主である市役所と
して率先し取得を推進しま
す。
平成27年度実施状況
評
価
○平成28年1月23日に那須野が原ハーモニーホールにおいて表彰式を行
いました(市民力アップ講演会と同時開催)
。
受賞者は以下の2事業者です。
・学校法人ふたば幼稚園
・株式会社東武宇都宮百貨店大田原店
A
多くの人が集まる市民力アップ講演会と同時に行うことで、幅広い世
代の方々に男女共同参画の意識づけが図れました。
今後も表彰制度を広く周知し、ワーク・ライフ・バランスのとれた職
場環境づくりを促進します。
○市庁舎に育児・介護休業制度の普及啓発のポスターの掲示やリーフレ
ットを設置し情報提供を図りました。
○市内企業懇談会において、制度の普及啓発活動と取組み状況について
情報交換を実施しました。
○大田原市特定事業主行動計画策定の中で子育てをする職員にやさしい
環境づくりを目指し、市が率先して配偶者出産時における特別休暇、
育児休暇等の取得を推進しています。
《評価・課題等》
○ポスターの掲示場やパンフレットの配置場には、多種多様の掲示物や
印刷物が存在しており、育児・介護休業制度の情報提供のみを際立た
せるのは難しいです。
○関係機関との連携が図られ、企業との情報交換を実施することにより、
事業主としての意識づけも図られた。今後も継続し、より多くの事業
B
主への普及啓発に努めます。
○配偶者出産時における特別休暇や育児休暇等の取得目標を設定し、職
場全体で子育てしやすい環境の整備を進めていきます。
37
ワーク・ライフ・バランス(仕
事と生活の調和)の周知・啓発
【政策推進課・商工観光課・
子ども幸福課・総務課】
《事業内容》
仕事と家庭生活の調和を
推進するため、ワーク・ライ
フ・バランスの理念を周知し
ていくとともに、最新の情報
を提供し啓発に努めます。
○市内企業懇談会において、制度の普及啓発活動と取組み状況について
情報交換を実施
○大田原市地域女性活躍推進事業の中でワーク・ライフ・バランス講座
を実施 29名参加
○市庁舎にワーク・ライフ・バランスのポスターの掲示やリーフレット
を設置し情報提供を図りました。
○ハローワークの担当者が各子育て支援拠点施設内で「就業相談」を毎
月1回実施しています。子どもと遊びながら一緒にできるメリットがあ
ります。
相談件数 45件
○大田原市特定事業主行動計画に基づき職員の仕事と生活の調和を目指
しています。
○大田原市女性の職業生活における活躍の推進に関する特定事業主行動
計画を策定し、ワーク・ライフ・バランスの推進に資する職務行動を B
評価する制度設計を検討しています。
《評価・課題等》
○関係機関との連携が図られ、企業との情報交換を実施することにより、
事業主としての意識づけも図られた。今後も継続し、より多くの事業主
への普及啓発に努めます。また、より多くの市民への意識づけにも取り
組んでいきます。
○ポスターの掲示場やパンフレットの配置場には、多種多様の掲示物や
印刷物が存在しており、ワーク・ライフ・バランスの情報提供のみを際
立たせるのは難しいです。
○相談が就業に結びつくような体制強化を図る必要があります。
○大田原市特定事業主行動計画の周知を行い、効率的な業務運営や良好
な職場環境づくりを推進する必要があります。
父親の育児参加の推進
・平成27年度妊娠届出数
565件
【子ども幸福課】
・父子手帳配布数
565件
○各子育て支援拠点施設における「イクメン」に対する普及やイベント
等の実施により情報発信を行います。
《事業内容》
《評価・課題等》
A
妊娠届や健診時の面接に
妊娠届け出時、パートナーに対しても父子手帳の活用を促すよう説明
おいて、父子手帳等の配布を します。
通して育児への積極的参加
父親の子育て参加は年々増していますが、仕事等の関係から時間的制
を推進します。
約があるため、簡単に取り組むことができる「イクメン」の情報提供を
行っていきます。
38
施策(2)子育て支援体制の充実
事
業
保育サービスの充実
【子ども幸福課】
《事業内容》
通常保育に加え、延長保
育、障害児保育、一時預かり
保育、病後児保育の充実を図
ります。
放課後児童対策の充実
【子ども幸福課】
《事業内容》
放課後から夕方まで、小学
校低学年の健全育成と安全
を守るため、学童保育館運営
を支援します。
ファミリーサポートセンター
事業推進
【子ども幸福課】
《事業内容》
地域において子育て支援
をするため、ファミリーサポ
ートセンターの趣旨普及に
努め、利用会員、提供会員の
募集育成に努めます。
平成27年度実施状況
・乳児保育:延べ1,573人
・延長保育:延べ5,691人
・障害児保育:延べ353人
・一時保育:延べ785人
・病後児保育:病後児対応型 61人
体調不良児対応型 432人
・子育てランド事業補助金:7園 計3,552,000円
預かり保育、放課後児童クラブ等、市と連携して子育て支援事業を
行う幼稚園に対して、1園あたり200,000円を補助。
(障害児を預かっている場合は392,000円加算)
《評価・課題等》
今後も引き続き多様化する保育需要に適切に対応し、適正なサービス
を提供していくとともに、その質的向上を図ることが必要になります。
また、平成29年度から予定される病児保育事業等に対して医療機関と
の調整を図り、実施準備に対応いたします。
・公設民営学童保育館:9か所(平成28年3月31日現在)
登録児童数:475人 委託料:65,618,000円
・民設民営学童保育館:6か所(平成28年3月31日現在)
登録児童数:195人
補助金:41,856,000円
《評価・課題等》
ほとんどの学童保育館が全学年対象となり、登録児童数は増加してい
ます。平成28年度からはすべての学童保育館が全学年対象となり、さら
に登録児童数は増加し、運営の質的向上が求められることになります。
○保育施設の保育開始や終了後の子どもの預かりなど、年間515件の
利用がありました。
・提供会員: 61人
・依頼会員:149人
・両方会員: 19人
・合
計:229人
《評価・課題等》
実働できる提供会員の確保が課題です。ファミリーサポートセンター
事業の周知、普及により一層努めます。
39
評
価
B
B
B
子育て支援センター事業の推進
【子ども幸福課】
《事業内容》
保育士及び家庭相談員に
よる育児に関するアドバイ
スや育児情報の提供、相談及
び家庭訪問など子育てを支
援します。
子育てプラザ館の運営
【子ども幸福課】
○計9か所で実施しました。
利用者
3,259人
4,309人
2,537人
2,242人
11,611人
2,188人
578人
928人
179人
27,831人
・くろばね子育て支援センター(くろばね保育園内)
・しんとみ子育て支援センター(しんとみ保育園内)
・すみよし子育て支援センター(子育てプラザ館内)
・ゆづかみ子育て支援センター(ゆづかみ保育園内)
・つどいの広場トコトコ
・つどいの広場さくやま
・子育てサロンかねだ
・子育てサロンのざき
・子育てサロンかわにし
・合
計
(※利用者は保護者・子どもの年間延べ人数。
)
《評価・課題等》
新規利用者への周知を図ります。
指導員の意識向上のためのスキルアップを図ります。
○子育てプラザ館内にすみよし子育て支援センター、ファミリーサポー
トセンターがあり、子育てサークル等に利用できる多目的ホール等の貸
館事業があります。
B
《事業内容》
B
乳幼児を養育する家庭の
《評価・課題等》
福祉の向上を図るための拠
子育てプラザ館の利用促進を図るため、より一層の周知を図ります。
点として、子育てを総合的に
支援します。
子ども未来館の運営
○子ども未来館内にわくわくらんど、親子ふれあいキッチン、親子レク
【子ども幸福課】
リエーションルーム、一時保育センター、つどいの広場トコトコがあり
ます。
《事業内容》
244,166人
子育て世代にとっての同 ・わくわくらんど
1,728人
世代の時間を共有できる交 ・親子ふれあいキッチン
・親子レクリエーションルーム
4,391人
B
流の場として、相談・悩みな
1,395人
どの意見交換の場を支援し ・一時保育センター
・合
計
251,680人
ます。
(※一時保育センター以外の利用者は保護者・子どもの年間延べ人数。
)
《評価・課題等》
子ども未来館の利用促進を図るため、より一層の周知を図ります。
保育園保育料の軽減
私立保育所入所児童にかかる保育料軽減率は、国の基準から49.5%(平
【子ども幸福課】
成27年度)であります。
また、軽減実施人数は、第2子387人(実数)
、3歳未満の第3子105人(実
数)であります。
《事業内容》
《評価・課題等》
保育所入園児童の保育料
平成28年度からは第3子保育料免除の対象者が3歳未満児から未就学児
を国の基準よりさらに軽減 へ拡大されるなどの制度改正もあり、引き続き負担軽減に努めてまいり
B
し、子育て世帯の経済的な負 ます。
担軽減を図ります。
40
幼稚園就園奨励費の支給
【子ども幸福課】
《事業内容》
幼稚園就園奨励の助成措
置をすることにより、私立幼
稚園児の保護者の経済的負
担の軽減を図ります。
子宝祝金の支給
【子ども幸福課】
《事業内容》
第3子以降の児童を養育す
る家庭に子宝祝金を支給す
ることによって、家庭におけ
る子育て支援に寄与すると
ともに、時代を担う出生時を
祝福し、その健やかな成長を
支援します。
相談事業の充実
【子ども幸福課】
《事業内容》
・要保護児童対策地域協議会
の充実を図ります。
・家庭相談員、母子自立支援
員による相談を継続しま
す。
・より適切な相談を行えるよ
う、相談員への研修機会を
提供します。
・保健師、心理相談員、家庭
相談員による育児支援家
庭訪問事業を行います。
・国庫補助対象分
幼稚園就園奨励費補助額
966件 131,948,000円
・市単独補助対象分
227件
4,828,100円
・幼稚園への転園補助(平成27年度)
20件
7,395,400円
(累計件数)
93 件
《評価・課題等》
事業目的は達成されていますが、保育園からの転園制度の更なる推進
を図ります。
○子宝祝金
認定者数:94 人
支給額:9,400,000 円
《評価・課題等》
市独自の事業であり、今後も継続して周知していきます。
B
A
○要保護児童対策地域協議会
・代表者会議
平成27年5月29日開催
・虐待ケース進行管理会議
年 4回(5月,8月,11月,2月)
・定例受理会議
年12回(毎月 1回)
・虐待予防事業
親子の絆づくりプログラム「BPプログラム」
連続 4回講座×6回 計24回(参加者:延べ249組)
○家庭相談室における子育てに関する相談(家庭相談員による)
375件
○母子父子自立支援相談員による相談受付件数
・実件数:339件 延べ件数:576件
○家庭相談員研修会や母子父子自立支援員等研修会への参加
○相談窓口の設置
相談受付時間 平日 午前8:30~午後4:00
《評価・課題等》
児童相談所や市教育委員会及び医療機関等との連携を強化し、早期対 A
応に努めます。また、相談事業について、広報・啓発の充実を図り、相
談を必要とする市民が、気軽に相談できる体制づくりをさらに強化しま
す。
41
妊産婦新生児訪問(こんにちは
赤ちゃん事業)
【子ども幸福課】
《事業内容》
妊産婦・新生児(生後4か
月未満の乳児)のいる家庭を
対象に、保健師、助産師が訪
問し、母子の健康状態を把握
するとともに、子育て支援に
関する情報提供や養育環境
の把握を行い、必要なサービ
スを提供し子育てを支援し
ます。
また、保健師、助産師の専
門家としてのスキルアップ
を図りながら、母親の育児不
安を解消し、虐待予防につな
げます。
こども医療費助成事業
【国保年金課】
《事業内容》
こどもの医療費の一部を
助成することにより、こども
にかかわる疾病の早期発見
と治療を促進し、こどもの保
健の向上と福祉の増進を図
ります。
奨学金貸付事業
【教育総務課】
《事業内容》
教育の機会均等の趣旨に
基づいて、能力があるにもか
かわらず、経済的理由によっ
て就学困難な者に対し、学資
を貸与します。
○訪問対象者の95%に訪問が実施されています。また、母親に対して、
「エジンバラ産後うつ病質問票」を用い、抑うつ感や不安の評価をす
ることで、母親支援により育児不安の解消に努めています。
平成27年度(1月~12月生まれ)
訪問実件数:513件
延べ件数:542件 (出生540件)
《評価・課題等》
ほとんどの対象者に対して訪問を実施しています。訪問を希望しない
理由には、入院中、里帰り中、初めての子どもではない等があります。
未実施者には、乳幼児健康診査等で状況を把握し、必要な支援につな
A
がるようにしています。
こどもの保護者に対し、こども医療費の一部を助成しました。
・対象年齢 18歳まで(未就学児は現物給付、小学1年生から18歳までは
医療機関の診療科ごとに1か月500円控除後の額を償還払い)
対象人数:
12,239人
助成件数:
99,750件
助 成 額: 189,029,269円
A
《評価・課題等》
パンフレットを作成し、出生届や転入届時に詳細な説明をしています。
また、助成申請書の詳しい記入例や、ホームページからの申請書のダウ
ンロード、郵送でも受付可能なことをPRしています。対象年齢を平成
24年10月から18歳までに引き上げ、平成26年4月から未就学児までを現物
給付としました。
平成27年度貸付状況
(総貸与額 85,248,000円)
○既貸与者(120人)
高校生
月額12,000円× 2人=
288,000円
大学生(自宅通学)
月額20,000円× 8人= 1,920,000円
大学生(自宅外通学) 月額40,000円×45人= 21,600,000円
大学生(自宅外通学) 月額60,000円×65人= 46,800,000円
合計 70,608,000円
○新規貸与者(24人)
高校生
月額12,000円× 0人=
0円
A
大学生(自宅通学)
月額20,000円× 2人=
480,000円
大学生(自宅外通学) 月額40,000円× 7人= 3,360,000円
大学生(自宅外通学) 月額60,000円×15人= 10,800,000円
合計 14,640,000円
《評価・課題等》
常時募集要項をホームページに掲載し、募集時期には広報紙に記事を
掲載し、市内中学校・県北高校に募集要項を送付しているため、必要な
情報提供ができていると考えます。
42
子育て支援券事業
【商工観光課】
《事業内容》
次世代を担う子どもを安
心して生み、健やかに育てる
為の経済支援を目的とし、市
民・取扱店・大田原市が一体
となって基金への積立てを
行います。
商工観光課窓口等で子育て支援券の販売を行い、取扱店換金の際の手
数料を子育て支援基金として積み立てを行いました。積み立てた基金は、
尐子化対策など大田原市全体の子育て支援として役立てています。
・平成27年度販売実績 92,945,000円
A
《評価・課題等》
換金額の2%を子育て基金に積み立てており、子育て支援充実の原資と
なっています。
施策(3)介護支援体制の充実
事
業
評
価
平成27年度実施状況
介護保険施設等の整備促進
○平成28年度に整備予定の地域密着型特別養護老人ホームを整備する法
【高齢者幸福課】
人の公募を実施し、1法人を選定しました。
○既存介護施設等のスプリンクラー整備完了(有料老人ホーム1施設)
《事業内容》
・補助金交付状況
国の整備交付金を活用し、
大田原市地域介護・福祉空間整備等事業費補助金
介護老人福祉施設等の基盤
17,500円/㎡×1278㎡=22,365,000円
を整備します。
《評価・課題等》
計画どおりでした。
在宅障害者(児)居宅生活支援 【自立支援給付】*数値は平成28年3月利用実績 表の( )内は児童
事業の充実
○居宅介護
【福祉課】
在宅の障害者(児)に対し、ホームヘルプを利用することにより、
介護者の軽減を図りました。
《事業内容》
在宅の身体・知的・精神の
利用者数
利用回数
3障害者(児)の介護給付、自
45(1)人
359(10)回
立支援医療、補装具費等の給
※1回1.5時間まで
付、地域生活支援により、家 ○日中活動
族の介護の軽減を図ります。
在宅の障害者(児)に対し、生活介護(デイサービス等)を利用す
ることにより、本人及び家族等に対する支援を行いました。
区
分
利用人数
利用日数
生活介護
207( 0)人
3,980( 0)日
日中一時
34(25)人
245(206)日
地域活動支援センターⅡ型
6( 0)人
45( 0)日
○短期入所(ショートステイ)
障害者(児)を介護している者が、疾病等の理由により、居宅にお
ける介護ができない場合、一時的に施設を利用することにより、家族
等の負担軽減を図りました。
利用者数
利用日数
31(2)人
454(4)日
《評価・課題等》
居宅介護の利用者が前年度より若干減尐していますが、その他のサー
ビスについてはあまり増減はありません。
引き続き、障害者の自立や療育に向けた障害福祉サービスの情報の提
供が必要であると考えます。
43
A
B
施策(4)ひとり親家庭への支援
事
業
就労支援事業
【子ども幸福課】
《事業内容》
母子家庭の母が一刻も早
く就業・自立ができるよう支
援を図るため、大田原市母子
家庭及び父子家庭自立支援
教育訓練給付金の支給や、就
労支援セミナーの開催等の
支援をします。
母子父子寡婦福祉資金貸付事業
【子ども幸福課】
《事業内容》
経済的な自立をより促進
するため、資金の貸付が必要
になった時、母子父子自立支
援員が資金の貸付や償還の
相談に応じる等、母子寡婦の
自立を支援します。
(修学資
金、就学支度資金等)
母子家庭奨学金貸付事業
【子ども幸福課】
《事業内容》
母子家庭の修学資金、就学
支度資金の貸付事業を実施
し、母子家庭に対する就学支
援を行います。
ひとり親家庭医療費助成事業
【国保年金課】
《事業内容》
ひとり親家庭の親と子に
対し、医療費の一部を助成す
ることにより、その心身の向
上を図り、ひとり親家庭の福
祉を増進します。
平成27年度実施状況
評
価
○高等技能訓練促進事業費
・給付件数 2件
・相談件数 1件
《評価・課題等》
今後も事業周知を図るとともに、今後も就労へ向けた支援の拡充を図り
ます。
・相談件数
52件
・修学資金
3件
・就学支度資金 4件
《評価・課題等》
今後も母子父子寡婦福祉資金貸付事業に関する周知と案内を実施すると
ともに、各母子家庭の状況を的確に把握し、適切な貸付を実施します。
A
A
平成27年度実施なし
《評価・課題等》
上記の母子父子寡婦福祉資金貸付事業に包括
母子及び父子家庭に医療費の一部を助成することにより、ひとり親家
庭の経済的支援を実施しました。
対象世帯数:721世帯
対 象 人 数:1,640人
助 成 件 数:8,789件
助 成 額:20,432,804円
《評価・課題等》
対象となる者が、児童扶養手当受給者等であるため、子ども幸福課と
連携を図りながら進めています。
44
-
A
施策の方向2 男女の生涯にわたる健康の確保
施策(1)生涯を通じた健康保持の推進
事
業
健康診査の充実(生活習慣病予
防・重症化予防)
未受診者対策(健康への関心が
薄い住民への受診推奨)
【健康政策課・子ども幸福課・
国保年金課】
《事業内容》
健康づくりは、生活習慣病
対策を中長期的視野でとら
え、子どもから高齢者までラ
イフステージに応じた支援
体制を整備します。健康の判
断は健診結果の数値から科
学的に判断し、予防に努めま
す。
平成27年度実施状況
評
価
『健康診査の充実』
○平成27年度健診申込み回収率 自治会加入者96.9% 自治会未加入
者 31.3% 申込者に対する受診率79.6%
申込者の受診率は1.7ポ
イント上昇
○受診状況について(健康政策課)
平成27年度市民健康診査内訳
(人)
受診率
若年男性(30~39)
327
若年女性(30~39)
1,013
後期高齢者(75~ )
1,987
後期医療機関
14 対象者:18,477人
被保護世帯
34 対象者数は4月1日若
社会保険
1,099 年・後期・国保合計
40~64歳
3,069
65~74歳
4,000
医療機関
36
合計
11,579
62.8%
対象者
受診者
受診率
B
26年度
19,704
11,462
58.2%
27年度
18,447
11,579
62.8%
○小児生活習慣病の予防(子ども幸福課)
・すべての子どもが心身ともにより健やかに育つよう、成長、発達への
支援を図るとともに、健全な生活習慣を確立するための支援体制の充
実を図ります。
・平成27年度の受診率は98.1%で、そのうち要指導・要医療者の割合は
20%でした。
・健診精密検査の未受診者に対して、学校と協力して受診勧奨を実施し、
平成27年度は63.8%の方が精密検査を受診しています。
『未受診者対策』
(健康政策課)
○未受診者対策(健康への関心が薄い住民への受診勧奨)を3回実施
方法
対象者
申込み数
受診数
申込み率
受診率
通知
7,313人
698人
600人
9.5%
86.0%
45
健康教育の充実
【健康政策課・子ども幸福課・
高齢者幸福課】
《事業内容》
市民が主体的に健康づく
りを実践するために個別に
応じた情報提供及び健康教
育を実施します。
広報紙等で継続的な情報
提供に努めます。
《評価・課題等》
○健診の申し込みは、自治会加入者と未加入者に分けて取りまとめてい
ます。自治会加入者は回収率が高いですが、未加入者への回収率を高め、
受診行動の促進につながる取り組みが課題です。未受診者の理由に応じ
た個人勧奨を行っています。通知に一部圧着葉書の導入をしました。
気軽な健診として、申し込みなく店舗を利用した際に受診できる健診
を試行実施しましたが、本市にとっては受診率向上策にならないことが
確認できました。若年男性年齢を 5 歳引き下げ 30 歳からとしましたが、
85 人の増加のみでした。若年者の市の健診対象となる者の把握は難しい
ですが、乳幼児健康診査を利用しての健診周知の継続をしていきます。
初年度健診を受けたら、受診の習慣化をすることの定着が課題です。
○小児生活習慣病予防健診に関しては、結果の事後指導について、養護
教諭との連絡会・研修会等を通して、連携が取れるようになってきてい
ます。平成24年度から精密検査の受診勧奨も実施しており、受診率は年々
向上しています。
○健康教育地区の依頼による開催(健康政策課)
・実施回数 :5回
・参集人数 :113人
○テーマ別健康情報提供(広報紙)12回(健康政策課)
「体のメカニズムを理解する(イメージできる)ことで疾病予防や生活
習慣の改善につなげる」ことを記事の趣旨として内容とテーマを組み
立てました。
○子どもの身体と心とことばを育むための、親子の関わりを支援する育
児教室「すくすく教室」や、生活リズムの確立と離乳食の進め方につ
いての育児教室「離乳食教室」を通して健康づくりに関する情報提供
B
を行っています。
(子ども幸福課)
《評価・課題等》
健康教室、広報、ホームページあらゆる方法、場を利用した健康情報
の提供をしていきます。
高齢者は健康への関心が高いため、依頼はあるが、若い世代は健康情
報を得る方法が異なる。世代別に応じた情報提供方法の検討が必要です。
(若い世代への健康情報の提供をHP、フェイスブック等)
子どもの健康管理や食事に関しては、両親の生活環境が影響している
ため、基本的な生活習慣や親子のスキンシップ、食生活等の重要性を今
後も周知していきます。
46
健康相談の充実
【健康政策課・子ども幸福課・
高齢者幸福課】
《事業内容》
健診結果説明会や窓口相
談等で随時、健康相談を実施
します。食生活が直接影響す
る健康問題のある方には、個
人に応じた摂取量等の栄養
相談で支援します。
受診者一人ひとりが健診結果から、血管の動脈硬化を促進する生活習
慣病の発症予防、重症化予防となる生活習慣改善に取り組むきっかけと
します。
治療者も含め、重症化予防として、
「血圧・血糖値・CKD(慢性腎臓病)
・
脂質・心房細動」の所見がある対象者に個別の取り組みをしています。
・健診結果説明会回数:75回
対象者数:4,073人 相談者数:2,894人 全体での相談率:71.1%
・重症化予防戦略研究対象者(厚生労働科学研究参加)初年度と合計660
人を計画的継続的な支援をしている。
(2年目270人対象)
・市独自の重症化予防対象者300人(受診者の6.8%)支援者273人(91%)
【乳幼児健康相談】大田原保健センターと黒羽保健センターで実施
会 場
実施回数
大田原保健センター
黒羽保健センター
市民と協働の健康づくりの推進
【健康政策課】
《事業内容》
・健康づくりリーダー連絡協
議会(いきいき健康サポー
ト隊)の活動の充実
・健康づくりリーダーの全自
治会設置
・食生活改善推進員活動の充
実
B
参加乳幼児数
12回
612人
6回
23人
《評価・課題等》
健診結果は説明会、窓口返却、家庭訪問による面接で返却し、結果の
理解を深めています。個人に応じた(重症化の危険度)結果返却からの
支援の継続を行います。
受療が必要な者には脳心血管疾患を予防し、透析導入とならないため
に、レセプトで治療の継続を確認し、その後生活習慣を見直す支援をし
ています。
○健康づくりリーダー連絡協議会
会員:102人
市民健康診査の会場で、健診結果説明会のお知らせ配布、すくすく教
室にて託児、全体研修会等積極的な活動を展開しています。
大田原地区・矢板地区・南那須地区公衆衛生大会地区組衛生組織活動
部門表彰を受けました。
○健康づくりリーダー
大田原市の健康課題等の学びを深め、自身の健康づくりの意識を高め、
第6期生169自治会中146自治会から、159人が推薦され委嘱しました。
○食生活改善推進員
会員:76人
「私たちの健康は、私たちの手で」をスローガンに、食を中心とした
健康づくりのボランティア組織です。自主的な学習を重ね、食育活動、
食生活改善調理実習、運動の重要性等を広め、積極的に活動しています。
・全体研修 回 数:6回、 出席人数:217人
B
・協力事業 回 数:16回、出席人数:59人
・自己学習 回 数:7,140 回(1人平均94回)
・参加人数:20,963人(一般市民)
《評価・課題等》
第 2 次健康おおたわら 21 計画を推進するため、市民と協働の健康づく
りの担い手である組織として、市の健康づくりの取り組みの理解を深め、
運動の推進にラジオ体操を積極的に推進しました。
第 6 期健康づくりリーダー推薦のために自治会に理解を深めます。設
置率は 86.6%となりました。任期は 2 年ですが、役員が 1 年交替である
自治会は 1 年で修了になってしまいます。
健康づくりリーダーの設置目的および活動内容を自治会長に周知して
いきます。
47
健康長寿都市推進事業の充実
健康長寿都市宣言及び大田原市民がすこやかに長生きするための条例
【健康政策課】
第2条に定める「健康は自分に贈ることのできる最高のプレゼント」で
あることを認識する市民の役割を推進するため、次の事業を実施しまし
《事業内容》
市民と共に健康長寿都市 た。
○役員会 9名(4月)
、9名(12月) ○総会 24名
づくりに取り組むことを目
○健康セミナー(4回実施、参加者 3,600名)
的に組織した「健康長寿都市
第1回 多胡 肇 氏(660名)※生活習慣病予防講演会と共催
推進委員会」が主催する各種
第2回 乙武 洋匡 氏(1,450名)
健康づくり事業に参加する
第3回 第1部 パイプオルガンン演奏会
ことで、健康に対する意識広
第2部 山口 晴保 氏(670名)
報を図ります。
第4回 第1部 阿部 聡子 氏(栃木県保健衛生事業団 医師)
第2部 アグネス・チャン 氏(820名)
※栃木県保健衛生事業団と共催
○健康づくり講演会
参加者 172名
B
那須赤十字病院
小林 洋行 氏(血液内科部長)
立川 奈津子 氏(緩和ケア認定看護師)
○健幸ハイキング
参加者 73名
福島県 桧原湖畔自然探勝路
○体力づくり実技研修会
参加者 119名
園原 健弘 氏(バルセロナ五輪 50 Km競歩代表)
○健幸マイレージ事業
申請者 345名、ゴール申請者 111名
《評価・課題等》
全体的に参加者が増えてきており、健康に関する意識向上がみられま
す。今後さらに工夫を凝らし、市民の興味を引くような行事内容の検討
が必要です。
第 2 回のセミナーにおいては、1,450 名とたくさんの参加があり、第 4
回健康セミナーに関しては、他機関との共催により実施しました。また、
健幸ハイキングにおいては 400 名を超える参加申し込みがありました。
48
食育の推進・啓発
【子ども幸福課・農政課】
《事業内容》
子どもたちの成長過程に
あわせ乳幼児を対象とした
「もぐもぐごっくん教室」、
「のびのび教室」や、農業や
農村に理解を深められるよ
う各小学校における「こども
たちのアグリ体験学習(農業
体験学習)
」
、また、農村生活
研究グループ協議会や食生
活改善推進員連絡協議会と
の連携による調理体験の事
業を通して食育を推進しま
す。
○もぐもぐごっくん教室(離乳食)
生活リズムの確立と、離乳食の進め方についての育児教室を実施しま
した。
・実施回数 12回
・対 象 者 533名(7~8か月の乳児を持つ保護者)
・参 加 者 140名(保護者)
○食育教室
・開催回数 トコトコ大田原 6回 参加者 子ども55人 大人47人
○親子体験教室
地元食材を利用した親子体験教室を実施し、目に見える「安心・安全」
な食材への意識啓発と食の大切さの意識啓発を自ら調理してもらうこと
によって行いました。
・期日 7 月 4 日 親子 12 組 27 名(女性:20 名 男性:7 名) 参加
○子どもたちのアグリ体験学習
市内20小学校で、総合的な学習の時間等を活用し、農作業の体験や収 B
穫された農作物の加工等の農業体験学習を行いました。
《評価・課題等》
○もぐもぐごっくん教室(離乳食)
初めて赤ちゃんの食事を準備する保護者を支援するための教室です。
デモンストレーション等と見学することによって、具体的に学べること
が好評でした。子どもの食事を学ぶことによって大人の食生活も改善し
ていけるような取り組みに広げていくことが課題です。
○親子体験教室
定員を超える応募を受け、抽選を行うほど反響がありました。地元食
材を使ったメニューは、老若男女を問わず非常に好評です。食材の美味
しさや郷土の良さを伝えるためにより一層周知の徹底等を行います。
○子どもたちのアグリ体験学習
実際に農作業を体験してもらうことで、児童たちに農業に対する理解
と興味を養ってもらうことができました。
施策(2)母子保健の充実
事
平成27年度実施状況
評
価
講師は、国際医療福祉大学助教・講師、東都医療大学教授、那須赤十
字病院助産師と在宅の助産師に依頼し、正しい知識の普及に努めていま
す。
・小学校(5・6年生)
20校実施
678人参加(98%)
・中学校(1・2・3年生)
9校実施 1,539人参加(96%)
《評価・課題等》
市内小・中学校全校で実施しています。講師との打合せを実施し、小
中学生の現状や問題点などを考慮し、子どもたちの実情に応じた内容に
なっています。
A
業
思春期保健の充実
【子ども幸福課】
《事業内容》
豊かな父性及び母性をは
ぐくむため、小中学校におい
て思春期教室(助産師による
指導)を実施し、正しい知識
の普及と自己決定能力の育
成を図ります。
49
小児生活習慣病予防健診の充実
【子ども幸福課】
《事業内容》
すべての子どもが心身と
もにより健やかに育つよう、
成長、発達への支援を図ると
ともに、健全な生活習慣を確
立するための支援体制の充
実を図ります。また、正しい
生活習慣を習慣づけるため
に、早起き・早寝・朝ごはん・
あいさつ・絵本の読み聞かせ
を推進します。
○受診状況及び結果について(平成27年度)
受診者
異常なし
要指導・要医療
小学校
1,285人(98.6%)
981人(76.3%)
304人(23.7%)
中学校
1,994人(97.8%)
1,642人(82.3%)
352人(17.7%)
・受診率は平成21年度から97~98%台を推移しています。
・平成27年度の検査結果の異常は、脂質異常(19.9%)
、高血圧(13.4%)
、
肥満(11.6%)でした。
・精密検査の未受診者に対して、学校と協力して受診勧奨を実施してお
り、63.8%の方が精密検査を受診しています。
【すくすく教室】対象者 対象者5~6か月児と保護者
子どもの身体と心とことばを育むための、親子の関わりを支援する
育児教室を実施しています。
実施回数
対象者(保護者)
参加者(子ども・保護者)
9回
850組
114人・119人
B
《評価・課題等》
・受診率は平成21年度から97~98%台と高い受診率を推移しています。
・平成27年度の検査結果の異常は、脂質異常と高血圧が多く、生活習慣、
特に肥満や食生活との関連が課題となっています。今後も学校保健と
連携しながら、事後指導等を実施します。また、乳幼児健診等におい
て、幼児期からの肥満予防に取り組んでいきます。
・結果の事後指導について、養護教諭との連絡会・研修会等を通して、
小中学校との連携が取れるようになってきており、精密検査の受診率
も向上してきています。
・大人の生活が影響し、夜型の生活になりがちであり、また子どもとの
関わり方がスムーズにできない保護者が増加傾向にあるため、基本的
な生活習慣や親子のスキンシップを学ぶ教室が必要になっています。
参加人数はあまり多くありませんが基本を伝えるための大切な教室に
なっています。
妊産婦医療費助成事業
妊産婦に対し、医療費の一部を助成しました。
【国保年金課】
対象人数:921人
助成件数:3,387件
《事業内容》
助 成 額:17,680,597円
A
妊産婦の医療費の一部を
助成することにより、疾病の 《評価・課題等》
早期発見と受療を促進し、母
母子手帳交付時に、妊産婦に受給資格者証を交付し、詳細な説明をし
子保健の向上を図ります。
ています。
50
施策(3)スポーツ活動の推進
事
業
平成27年度実施状況
自治公民館対抗スポーツ大会開催 ○第40回自治公民館対抗ソフトボール大会
【生涯学習課】
期 日:平成27年9月6日(日)
会 場:黒羽運動公園 多目的広場
《事業内容》
参加者:207人
自治公民館相互の親睦と
融和を図るとともに、健康増 ○第36回自治公民館対抗女性バレーボール大会
期 日:平成27年9月27日(日)
進と連帯を深めることを目
会 場:県北体育館
的として、自治公民館対抗ソ
参加者:156人
フトボール大会、女性バレー
ボール大会、グラウンドゴル ○第4回自治公民館対抗グラウンド・ゴルフ大会
期 日:平成27年10月4日(月)
フ大会等を開催します。
会 場:大田原水辺公園グラウンド・ゴルフ場
参加者:149人
《評価・課題等》
各地区の代表チームが競合する市大会は自治公民館相互の親睦と融
和、健康増進と連帯に寄与しているものと思われます。
ただし、近年は高齢化等により地域によるチーム編成上の格差が生じ
ていることから、自治公民館対抗による市大会は今後、他の種目を検討
していきたいと考えています。
グラウンド・ゴルフ大会は各地区において盛んでありますので、当面は
継続していく予定です。
女性スポーツ教室の開催
女性へのスポーツ普及、健康づくりを目的として次の教室を開催しま
【スポーツ振興課】
した。
・テニス教室
参加者:32人(4月~ 6月 全10回)
《事業内容》
参加者:29人(4月~ 6月 全 7回)
「市民ひとり1スポーツ」 ・フラダンス教室
参加者:47人(9月~11月 全14回)
の観点から、女性スポーツ教 ・ピラティス教室
・ゴルフ教室
参加者:13人(9月~11月 全10回)
室を開催します。
《評価・課題等》
ピラティス教室では、夜間の部を設け、働く女性にも参加していただ
ける機会を作りました。今後もニーズに合った種目を検討していく必要
があります。
ニュースポーツ大会の開催及び
スポーツ・レクリエーションへ
の参加促進
【スポーツ振興課】
《事業内容》
「市民ひとり1スポーツ」の
実現のため、市民各層の参加を
得て、性別や年齢の異なる仲間
たちとの交流を通じて、体力増
強と健康で活力に満ちた市民
生活の向上を図ります。
市民各層の参加による異年齢の交流や市民の体力増強を図るためニュ
ースポーツ大会を開催しました。
・期
日:平成27年8月8日(土)
・参 加 者:79人(女28人、男51人)
・実施種目:スポーツチャンバラ、スカットボール、ユニカール
スマイルボウリング、ディスゲッター
《評価・課題等》
出前講座の件数が年々増えてきており、ニュースポーツは徐々に普及
されてきていますが、今後は地区、育成会等で独自に活動できるような
環境づくりが必要です。
51
評
価
A
B
B
スポーツ指導者の育成
【スポーツ振興課】
《事業内容》
スポーツ指導者養成講習
会及び各種研修会等への積
極的な参加を促し、スポーツ
指導者の育成、資質の向上を
図ります。
栃木県体育協会等が開催する指導者養成講習会や認定者再研修会につい
て、スポーツ尐年団等の関係団体に周知し参加者の取りまとめを行いまし
た。
・参加者:38人(女21人、男17人)
《評価・課題等》
自分の子ども等が競技から離れると指導から離れるケースが見受けら
れるので、地域での継続的な指導者の育成が必要です。
また、指導者により指導方法や方針に隔たりが見られることから、資
質の向上の点からも市開催の研修会の充実を図る必要があります。
スポーツ関連情報の提供
市内スポーツの年間開催情報を掲載した「スポーツインフォメーショ
【スポーツ振興課】
ン」を作成し、年度初めに市内各施設へ配布し市民に周知しました。
また、各種大会やスポーツ教室の開催時期に広報やホームページ等に
《事業内容》
掲載を行いました。
広報紙の積極的活用及び
チラシ配布等により、スポー 《評価・課題等》
ツ関連情報の提供に努めま
広報やホームページに加え、よいちメールやSNS等を更に活用し、
す。
情報の提供をしていく必要があります。
B
B
施策の方向3 高齢者等の社会参画への支援
施策(1)高齢者の社会参画の環境づくり
事
業
就業機会の充実
【高齢者幸福課】
《事業内容》
シルバー人材センターに
対し、事業費補助等の充実強
化を図ります。
老人クラブの充実
【高齢者幸福課】
《事業内容》
会員数の増強による単位
老人クラブ会員拡充及び、老
人クラブの魅力の周知や健
康づくりの場として老人ク
ラブ体制の強化を図ります。
平成27年度実施状況
シルバー人材センターが行う高年齢者労働能力活用事業の実施に要す
る経費の一部に対し補助金を交付しました。
・補 助 交 付 額: 20,000,000円
・会員登録人数: 平成26年度 331人
平成27年度 325人
《評価・課題等》
平成27年度中の会員の入会は36人ありましたが、病気や就職等の理由
による退会が42人あり、平成27年度末の会員数は前年度と比べ6人の減尐
でした。
○単位老人クラブへの補助金交付額 2,778,000円
・平成27年度 54クラブ 会員総数:1,906人
また、大田原市老人クラブ連合会に対し生きがいづくり補助金、活動
費補助金及び連合会補助金として2,367,232円を交付しました。
《評価・課題等》
老人クラブの新規会員が増えず老人クラブが存続できないところがあ
ります。会員勧誘のチラシを作成し、啓発に努めました。
52
評
価
B
C
施策(2)高齢期の学習・スポーツ機会の充実
事
業
高齢者教室の開催
○高齢者学級
【生涯学習課】
地区公民館
《事業内容》
大田原東地区公民館
豊かな高齢期を迎えるた 大田原西地区公民館
めに、必要な課題を学習し、 金田北地区公民館
実践的な活動を通して生き 金田南地区公民館
がいのある生活を見出し、社 親園地区公民館
会への積極的参加を図るた 野崎地区公民館
めに、地区公民館において開 佐久山地区公民館
設します。
湯津上地区公民館
学級数
受講者
1学級
91人
10回
28.5時間
1学級
52人
9回
39.5時間
1学級
64人
9回
22.0時間
1学級
101人
10回
37.5時間
1学級
39人
10回
27.0時間
1学級
51人
12回
32.5時間
1学級
29人
9回
23.5時間
1学級
57人
10回
30.5時間
黒羽・川西地区公民館
2学級
92人
22回
84.5時間
両郷地区公民館
1学級
29人
11回
46.8時間
須賀川地区公民館
1学級
36人
10回
41.5時間
12学級
641人
122回
413.8時間
合計
生きがいづくり講座の開催
【高齢者幸福課】
《事業内容》
高齢者の社会的活動を行
う場を提供し、心身の健康と
生きがいの増進を図ります。
評
価
平成27年度実施状況
回 数
学習時間
A
《評価・課題等》
受講者数・学習時間数に若干の減尐傾向は見られるものの、高齢者の
生きがいある生活と、社会への積極的参加をサポートするという開設目
的は、十分に達成されていると思われます。
今後も受講者の興味関心を引き出し、満足できる内容を継続的に提供
していきます。
○高齢者の生きがいづくりと健康増進を図る4講座を開講しました。
講 座
受講者数
開催曜日
陶芸講座(工房わかくさ)
33人
毎週月曜日
陶芸講座(佐良土多目的交流センター)
10人
毎週月曜日
陶芸講座(希望の家)
39人
毎週火曜日
竹工芸講座(工房わかくさ)
12人
毎週水曜日
レザークラフト講座(工房わかくさ)
13人
毎週金曜日
107人
-
計
A
《評価・課題等》
気軽に参加ができ、高齢者の仲間づくりや生きがいづくりができる施
設を設置することで、高齢者が充実した豊かな生活を送れる活力ある社
会づくりを推進しています。
施策(3)介護予防の充実
事
業
平成27年度実施状況
元気老人対策事業の推進
○介護予防拠点施設として、高齢者ほほえみセンターを現在市内に24か
【高齢者幸福課】
所開設しています。
延べ利用者数:
59,793人
《事業内容》
年間延べ活動数:
3,933回
在宅の高齢者に対し、要介
年 間 委 託 料: 24,409,000円
護状態にならないよう介護
予防活動や生きがい対策を 《評価・課題等》
含めた保健福祉サービス等
地域の実情に応じた高齢者ほほえみセンターを整備します。高齢者ほ
を提供する拠点である「高齢 ほえみセンターの運営管理や活動の支援を図ります。
者ほほえみセンター」の積極
的な運営を図ります。
53
評
価
B
介護予防普及啓発事業
【高齢者幸福課】
《事業内容》
介護予防に関する基本的
な知識の普及に努めます。
(おたっしゃクラブによる、
与一いきいき体操、栄養改
善、お口の健康、認知症予防
等の推進など)
○ほほえみセンター24か所、保健センター1か所、地区公民館等4か所で
おたっしゃクラブを実施しました。その他の、地区や公民館事業の依
頼等で出前講座等を実施しました。与一いきいき体操、栄養改善、お
口の健康、認知症予防等の取組を普及啓発することで、
「住み慣れた地
域でずっといきいきと自分らしく生活する」ことを目標に実施しまし
た。
・ほほえみセンター等(おたっしゃクラブ)
151回 延べ2,427人
・その他(出前講座、地区公民館依頼等)
15回 延べ 318人
○健康教育(幸齢者スクール)
1回 延べ 158人
《評価・課題等》
事業内容は年々充実され、健康相談、筋力低下予防及び生活機能維持
のための「与一いきいき体操」の実践、認知症予防、お口の健康、栄養
改善、交通安全等の普及啓発に取り組んでいます。また、毎年体力測定
を実施し、結果の評価をしています。
各地区や公民館事業からの依頼も随時受け付けながら、幅広く普及啓
発に努めています。
介護予防リーダーの育成
○介護予防リーダー養成研修会の実施(フォローアップ研修含む)
【高齢者幸福課】
国際医療福祉大学に委託し、1コース(12回のカリキュラム)実施。
・介護予防リーダー(新規養成者)・・・・・・・・22人
《事業内容》
1回
72人
介護予防リーダーの育成 ○介護予防リーダー合同研修会
1回(最終号)
によって、地域での自主的な ○介護予防リーダー情報誌作成
介護予防活動を促進します。
《評価・課題等》
市の介護予防事業の取組を理解し、まず自分の介護予防に取り組み、
さらに、介護予防を推進する地域活動につながるよう支援しています。
介護予防リーダー養成研修会については、平成28年度から介護支援ボ
ランティアポイント制度事業へ移行となります。
認知症サポーターの育成
○認知症サポーター養成講座 49回 計1,907人
【高齢者幸福課】
一般市民
33回
1,344人
小中高(学生) 16回
563人
《事業内容》
サポーター総数
7,153人
認知症を正しく理解し、認
2回 計55人
知症の高齢者やその家族を ○キャラバンメイト連絡会
キャラバンメイト総数
71人
見守り支援するため、認知症
サポーター養成講座を開催 《評価・課題等》
し、認知症サポーターの育成
尐子高齢化が進む中、平均寿命の伸びと共に、認知症の問題は今後大
を推進します。
きな課題です。そこで、市民に対し認知症の正しい知識を普及し、地域
全体で認知症の高齢者とその家族を支援する「認知症サポーター」を養
成するため、様々な対象に講座を実施しています。実施に際しては、地
域包括支援センターや施設のキャラバンメイトと連携協力ができてお
り、既に28年度目標を達成しています。
54
A
A
A
施策(4)障害のある人に対する福祉の充実
事
平成27年度実施状況
評
価
【自立支援給付】
(福祉課) *数値は平成28年3月利用実績
・自立訓練(生活訓練)
在宅の障害者に対し、自立した社会生活を営めるよう日常生活に関し
て必要な支援を実施しました。
利用者数:20人
利用日数:354日
・就労移行支援
就職を希望する障害者に対し、生産活動等活動の場を提供し、就労に
必要な知識及び能力向上のための支援を実施しました。
利用者数:31人
利用日数:651日
・就労継続支援A型
通常の事業所に雇用されることが困難であって、雇用契約に基づく就
労が可能である者に対して、雇用契約の締結による就労の機会の提供及
び就労に必要な知識及び能力向上のための支援を行いました。
利用者数:17人
利用日数:329日
・就労継続支援B型
雇用契約による就労が困難な者に対して、就労の機会及び生産活動の
場を提供し、就労に必要な訓練等の支援を実施しました。
利用者数:117人
利用日数:2,376日
○利用者年間延べ人数(子ども幸福課)
・放課後等デイサービス
928人
・児童発達支援
306人
・障害児相談支援
183人
《評価・課題等》
ここ数年、障害者の自立を支援する障害福祉サービス利用者と、障害
児が集団生活に適応していくための通所支援サービスの利用者が増加傾
向にあります。今後、これらの福祉サービスを提供する事業所の不足が
懸念されます。
(福祉課)
利用者全員に障害児支援利用計画が作成され、より利用者にあった支
援が行われています。今後は障害児相談支援の質の向上が課題となりま
す。
(子ども幸福課)
A
業
在宅障害者(児)の自立支援の
促進
【福祉課・子ども幸福課】
《事業内容》
身体・知的・精神の3障害
者(児)の自立支援介護給
付・訓練等給付等の支援、地
域生活支援により、障害者の
生活と自立の支援を図りま
す。
55