【報告】 2016 希望郷 いわて国体 報告者 西岡 真紀 この度は、和歌山県代表として国民体育大会に出場させていただき、ありがとうござい ました。私は、今年の 5 月に行われた南紀白浜トライアスロン大会でデビュー戦を果たし ました。まだまだ経験は浅いのですが、和歌山県代表として胸を張ってスタートラインに 立つことができたのは、今日に至るまで、WTU 連合の皆さんを始め、本当に多くの方々の ご支援があったからです。以下、感謝を込めて、報告とさせていただきます。 ●結果 順位 66 位(出場者 92 名/完走者 87 名) 記録 2:29:49(スイム 1.5km 23:29/バイク 40km 1:48:22/ラン 10km 41:27) ●上位入賞者 1位 上田 藍(千葉県) 2:00:01 2位 加藤 有里恵(千葉県) 3位 福岡 啓(神奈川県) 2:02:17 4位 西 麻依子(岐阜県) 2:03:14 5位 足立 真梨子(山梨県) 6位 高嶺 直美(東京都) 2:04:19 7位 高橋 世奈(高知県) 2:04:24 8位 岸本 新菜(神奈川県) 2:02:09 2:03:31 2:04:25 ●所感 トライアスロン競技が国体種目で初めて正式種目となったこともあり、オリンピック選 手やエリート選手が足並みを揃える大会となりました。普段では経験することの出来ない 独特な雰囲気が漂う中、自分がどこまで勝負できるのか楽しみでした。そんな中、スイム アップは 29 位とまずまずな位置につけたものの、トランジッションでの大幅なロス、そし てバイクでの落車。そこから思うように挽回できず、全力は尽くしたものの悔しさが残る レースとなりました。しかし、この悔しさと経験は、スポーツに限らず何事にももっと前 進できる今後の原動力にすることができたと思います。そして、今後は私にトライアスロ ンの楽しさを教えて下さった方々のように、今度は私がその魅力をもっと多くの人に伝え、 トライアスロンと和歌山県の発展にも繋げていけたら良いと考えています。 最後にはなりましたが、 トライアスロン競技が開催された岩手県釜石市は 2011 年 3 月 11 日に東日本大震災で津波の被害を寛大にうけた地域でした。まだまだ震災の面影が残って おり、被害の大きさや深刻さというものを改めて感じました。また、9 月には台風 10 号が 上陸し、バイクコースになる予定だった道路が一部崩壊するというも災害も起こりました。 そんな中でも、トライアスロン競技を開催しようと釜石市の方々は復旧作業に尽力して下 さり、レース中には、沿道からも盛大なる声援をおくって下さいました。復興支援と言い ながら、私自身もですが、選手や会場に来られていた方など、全ての方が物凄くパワーを いただいたのではないかと思います。もう過ぎ去ったものとするのではなく、今後も感心 を持ち続け、どんな形であれ、支援の和を広げていけたら良いな、と改めて考えるきっか けにもなりました。 本当に貴重な経験をさせていただき、心から感謝申し上げます。ありがとうございまし た。
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