－１－４３名カンターレアンサンブルＪ合唱団新聞 ✦実行委員会報告✦ ３月１９日に今年度の第１回実行委員会を開きました。議題は７月６日の演奏会に向けての役割分担、チケットやチラシ、当日の各係のことなどを話し合い、大体の骨格が決まりました。＜役割分担＞代表者のみ（敬称略） l 演奏会マネージャー熊坂初川 l プログラム神宮先生杉山 l 会場関係柴田各パートマネージャー l 段組仁科（Ｔ）男性手助け l チケット君島（Ｂ）パート別にチケット係を決める。（S・A２名 T・B１名） l 会計君島（Ａ） l 広報井上（清明） l 楽譜曽我 l 受付曽我 l ＣＤ，ＤＶＤ，写真熊坂柴田（業者への依頼、撮影料折衝）注文取りまとめ、集金、配布はパートの楽譜係りがする。 l 打ち上げ会担当はバス l 記録（委員会書記）永谷 ◎チケット、チラシ、プログラムについて日野第九と同じ業者に依頼して４月中には完成。 ⋆チケットは参加費と引き換えに団員には１０枚渡す。不足分は１枚 500 円で買う。 ⋆コーラルファンタジーの方は、必要枚数を１枚 500 円で買う。 ◎参加費は、総会で承認された 25000 円を、５月中に集金する。 ◎その他の係 ●花束依頼：熊坂 ●ステマネ２人依頼：金丸 ●オケ、ソリスト、エキストラの窓口：熊坂 ●タイムスケジュール：熊坂初川ゲスト、オケの昼食係や、当日の雑用については後日検討します。全員で協力し合って成功させましょう。＊熊坂さんに仕事が集中しがちなので、技術委員会で全面的にバックアップしてください。＊今後は係り別に委員会を開いて具体的に話し合い、全体の実行委員会で報告して審議するという形で進めていきます。第 11号２０１４．４．１６ ♪「春の第九とアリアのコンサート」３月９日、春とは名のみの肌寒い日でしたが、ひの煉瓦ホールに満員のお客様を迎えて、「芸術文化の薫るまち東日本大震災復興祈念事業」の演奏会が華やかに繰り広げられました。神宮先生が指揮をされるので、アンサンブルＪ合唱団から 76 名の参加者が、「コーラルファンタジーin ひの」と共に、約 200 名の大合唱団となり、オペラ『椿姫』の乾杯の歌や、『ナブッコ』の合唱曲、ベ－トーベンの『第九』を歌いました。練習中は合唱指導の泉智之先生をやきもきさせ、厳寒の中記録的な大雪にも遭いながら、みんなよく頑張って練習に通いました。終わった後の打ち上げ会では、主催のひの実行委員会、事務局、指揮者、合唱指導者、ソリスト、合唱出場者など当日の関係者が共に和気あいあいと成功を喜び合い、楽しい宴のひとときでした。最後にテノールの村上敏明さんを中心に、エキストラとして出場されたソリスト級の実力者の面々、実行委員会長の村上敏雄氏、神宮先生まで加わって「オー・ソレ・ミオ」を声高らかに熱唱されて座が盛り上がり、お開きになりました。（本番や練習中の写真はホームページ参照。参加者の感想は次ページに掲載してあります）運営委員の異同今年度の運営委員は大部分の方が前年度からの留任ですが、多少の異同がありました。（姓のみ）ソプラノ会計：赤川→岩崎楽譜：右田→内山テノール新聞：安田アルト会計：上原→並木バス技術：柴田→青山パート別チケット係決定ソプラノ中川平栗久保アルト大上広田テノール若杉バス弘中短期間の仕事ですが、入場者数獲得のために一致団結して頑張ってください。団員も努力しましょう。－２－団員のつぶやき「春の第九とアリア」参加者の感想 ★神宮先生にベートーベンが降りた第九は何度か歌っているが、楽譜に向かったのは２０年ぶり。歌詞も結構忘れていて苦労したが、練習は楽しかった。神宮先生のベートーベンの話に興味津々。「へーそうなんだ」と思いながら、いつも「先生、もしかしたらベートーベンと友達でした？それともお隣に住んでいました？」と聞きたくなったものだ。何しろベートーベンのことをよく知っている。３月９日、本番当日。いよいよ第４楽章が始まった。曲が進むにつれ、演奏する側、聴く側の魂は一体となって会場は熱く強いエネルギーに満たされていった。ふと、私の意識は人々の魂をわしづかみにしている神宮先生の存在に向かった。エ？何？違う。指揮しているのは神宮先生ではなかった。ベートーベンが降りている。目の前にいるのはベートーベン。私はその指揮で歌っている。「ゲッテルフンケン」と歌い終わっても私の魂は、神秘的な宇宙エネルギーに包まれて、ベートーベンと神宮先生と共にあった。爆発的拍手の音が聞こえてきた。指揮台の上に立っているのは神宮先生だ。ベートーベンは帰った。会場は熱烈な拍手で歓喜に溢れていた。今でもあの時のことを思い出すと感動で胸が熱くなる。生涯忘れられない思い出となった。（ソプラノ小山石由美子） ★今回の第九は、本番前に不運にも風邪をひき、声が出なくなった。下手に声を出すと声が掠れてしまう、困った！ところが本番では、近くに声の大きい人やエキストラ達がいた、ラッキー！心穏やかに力を抜いて、先生の発声指導をときどき思い出し、ときどき忘れて、高音部も ff も唄う。お陰様で最後まで声は掠れなかった。よしよし、終わりよければすべてよしだ！！！（テノール古館） ★１０年ぶりの第九である。当初は記憶を呼び戻すのに時間を要するであろうことを覚悟していたが、諸先生方の適切なご指導により予想よりも早く、先行する皆さんのペースに追いつくことが出来、楽しみながら本番当日を迎えられたのは大きかった。当日は神宮先生のダイナミックなエキサイテｲングな指揮に乗せられ、アッという間に歌い終えてしまったのは勿体ない感じだったが、よい演奏が出来てこの上なく嬉しい。家内や娘にも好評であった。次は１５年ぶりのモツレクだ、楽しみたい！（バス青山富士男）レクイエム豆知識 no.10 モツレク第 12 曲、「神の子羊（Agnus Dei）について私は以前、本紙「カンターレ」第３号に、「神の子羊」について書きました。ヴェルレクの時でした。いま一度、これについて書きます。ユダヤ教の礼拝形式は、ハン祭です。「ハン」は、漢字で「火」偏に「番」と書きます。パソコンには、この字がありません。この漢字は、「広辞苑」によると、「焼き尽くす」という意味です。英語では、なんと holocaust です。ヒットラーとナチス党員は、大変な皮肉屋でした。旧約聖書のユダヤ教では、罪深い人間は、神への贖罪・神との和解のため、また神を賛美するために、羊や山羊を屠って、これを「焼き尽くす捧げ物」として神・ヤーウェに捧げねばなりません。神が、人間にそう命令したからです。この神が、アブラハムに対して、こともあろうに、一人息子のイサクをハン祭に捧げなさい、と命じました。神は、アブラハムを試したかったからです。アブラハムは、「神の命令とあれば、致し方ない」と、刃物をふるって、イサクを殺そうとしました。神は、「一人子すら惜しまない」アブラハムの信仰心を認め、「一匹の子羊」を彼に与えました。お蔭で、イサクは命拾いしました。ところで、新約聖書のキリスト教の中心人物、イエス・キリストは「神の子羊」である、と言われます。このアイデアは、旧約聖書のアブラハム物語にあり、この時の「一匹の子羊」にちなむものです。ユダヤ人だけでなく全人類を罪から救うために、ハン祭ではなく、十字架の上で殺され、罪びとの生贄（いけにえ）となる、イエス・キリストはまさに「神の子羊」だ、というわけです（続く）。（フランツ・アマデウス・吉田裕） ◎新入団者紹介 (日野第九以降) ソプラノ渡辺晶子さん亀山美砂さんバス千葉誠一さん ◎「コーラルファンタジーinひの」からの参加者「春の第九とアリア」の共演が縁となって、「コーラルファンタジーin ひの」から、７月の定期演奏会に、次の方々が参加されます。（敬称略）Ｓ宮内紀子保坂たか子鈴木環大森裕子和井田さかえ庭山順子河内のり子Ａ田中千枝子米持ゆか田中幸子 ◎プチコールＪの活動４/19 6/7 6/14 12/24を予定しています。参加希望者は熊坂さんに連絡してください。