美学美術史学科専門科目 - 実践女子大学/実践女子大学短期大学部

日本美術史入門a
日本美術史入門b
―日本の美術に親しむ―
仲町 啓子
1年 前期 2単位
―日本の美術に親しむ―
仲町 啓子
1年 後期 2単位
― 287 ―
-1-
美
【授業のテーマ・目標】
絵画史を中心に室町時代末より江戸時代終りまでの日本美術の歴
史を概観する。代表的な作品を取り上げ、作品名・制作者名・制作
年代などの基礎的な知識を習得するとともに、作品の表現内容を考
える。また、作品の魅力を味わい、鑑賞する楽しさを体験する。文
化史・社会史背景も踏まえながら、ひとつの作品が歴史的にどのよ
うな意味を有しているか、あるいは有してきたかについて考える。
なお、工芸作品(特にその意匠)も適宜取り上げる。
【授業の内容】
下記のような順に行う。
1.桃山時代の美術Ⅰ―城と襖絵
2.桃山時代の美術Ⅱ―長谷川等伯・海北友松ほか
3.桃山時代の美術Ⅲ―風俗画の隆盛
4.桃山から江戸時代の工芸
5.桃山から江戸初期の美術Ⅰ―俵屋宗達と江戸初期京都の文化
6.桃山から江戸初期の美術Ⅱ―狩野探幽・岩佐又兵衛など
7.桃山から江戸初期の美術Ⅲ―風俗画の変容と浮世絵の誕生
8.江戸時代の美術Ⅰ―明清文化と南画の隆盛(池大雅ほか)
9.江戸時代の美術Ⅱ―18世紀京都のユニークな絵師たち
(伊藤若沖・曾我蕭白・与謝蕪村ほか)
10.江戸時代の美術Ⅲ―18世紀京都・江戸の多彩な絵師たち
(円山応挙・小田野直武・司馬江漢ほか)
11.江戸時代の美術Ⅳ―浮世絵の盛期(錦絵の展開)
(春信・春章・清長・歌麿・写楽)
12.江戸時代の美術Ⅴ―19世紀前半の絵師たち―江戸と上方
(渡辺崋山・浦上玉堂・田能村竹田ほか)
13.江戸時代の美術Ⅵ―幕末期の琳派と浮世絵
(酒井抱一・北斎・広重・国芳など)
14.展覧会見学
15.まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:辻惟雄・泉武夫編『日本美術史ハンドブック』(新書館
2009年)のpp.96-141を読む。
事後学修:WEB上に公開している画像で、授業内容を確認する。
【テキスト・教材】
授業時に基本的な作者名・作品名・用語等を書いたプリントを配
布する。そのうち、特に重要な項目には*マークがついているの
で、最低限それらに関しては正確な漢字で書けるようにすること。
テキストは特に指定しないので、配布されたプリントをもとに、授
業時の説明を各自ノートに書き留める必要がある。授業はすべてデ
ジタル画像を使って行なう。*マークがついた重要作品の画像は、
Web上でも公開しているので(パスワードは授業時に配布する)、
家のパソコン等からもアクセスすることができる。上記のプリント
とデジタル画像が、実質上の教科書となる。
【成績評価の方法・基準】
学期末の試験(90%)、授業態度(10%)。
【参考書】
『日本美術館』(小学館 1997年)
美
【授業のテーマ・目標】
代表的な作品を中心に、古代から室町時代半ば頃までの日本美術
の歴史を概観する。作品名・制作者名・制作年代などの基礎的な知
識を習得するとともに、作品の表現内容を考える。また、作品の魅
力を味わい、鑑賞する楽しさを体験する。文化史・社会史背景も踏
まえながら、ひとつの作品が歴史的にどのような意味を有している
か、あるいは有してきたかについて考える。
【授業の内容】
下記のような順に行う。
1.日本文化の黎明と仏教東漸
2.東アジア文化圏のなかの日本美術
3.平安時代の仏画
4.平安時代の唐絵と大和絵・絵巻Ⅰ(源氏物語絵巻など)
5.平安時代の絵巻Ⅱ(鳥獣戯画など)
6.平安時代の書・料紙装飾・工芸・鎌倉時代の仏画
7.鎌倉時代の神道美術・大和絵・絵巻
8.鎌倉時代後半から南北朝の美術―新たな唐絵・大和絵の変化
9.室町時代の大和絵Ⅰ―宮廷絵所・絵巻・屏風絵の変化
10.室町時代の大和絵Ⅱ―金屏風
11.室町時代の唐物の輸入と鑑賞・将軍周辺の文化と造形
12.室町時代後半の美術Ⅰ―狩野派の登場
13.室町時代後半の美術Ⅱ―中央(京都)と地方(小京都)
14.展覧会見学
15.まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:辻惟雄・泉武夫編『日本美術史ハンドブック』(新書館
2009年)のpp.12-94を読む。
事後学修:WEB上に公開している画像を見て、授業内容を確認する
。
【テキスト・教材】
授業時に基本的な作者名・作品名・用語等を書いたプリントを配布
する。そのうち、特に重要な項目には*マークがついているので、
最低限それらに関しては正確な漢字で書けるようにすること。テキ
ストは特に指定しないので、配布されたプリントをもとに、授業時
の説明を各自ノートに書き留める必要がある。授業はすべてデジタ
ル画像を使って行われる。また、*マークがついた重要作品の画像
は、Web上で公開しているので(パスワードは授業時に配布)、家
のパソコン等からもアクセスすることができる。上記のプリントと
デジタル画像が、実質上の教科書となる。
【成績評価の方法・基準】
学期末の試験(90%)、授業態度(10%)(私語・遅刻・居眠り
などなく、授業に取り組めたかどうか)
【参考書】
『日本美術館』(小学館 1997年)
美
学
美
学
日本近代美術史入門a
日本近代美術史入門b
19世紀末から戦後まで
児島
薫
1年 前期 2単位
大正期末の美術から現代アートまで
児島
薫
1年 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
日本の近代から現代までの美術の歴史を、絵画作品を中心にたど
ります。
日本の近現代の作品は、一番親しいもので、美術館で見る機会も
多くあります。その反面、古い時代と違い、これこそが絶対的な重
要作品、というような評価が定まっていません。
授業では、なるべく皆さんが画集や美術館で見る機会の多い作品
をとりあげます。
【授業の内容】
1. 幕末・西洋文化との出会い
2. 工部美術学校
3. 初期の留学生 イタリア・ドイツ
4. 初期の留学生 フランス
5. 日本画の誕生
6. 東京美術学校の設立
7. 黒田清輝と白馬会
8. 彫刻の誕生
9. 版画とデザイン
10. 水彩画の普及
11. 大正期の日本画 東京
12. 大正期の日本画 京都
13. 大正期の洋画
14. 東京国立博物館について・全体の復習
15. まとめ
【事前・事後学修】
事前学修 図書館で美術全集や指定図書の図版を見たりテレビの美
術番組を見たりして作家や作品の名前に慣れる(30分)
事後学修 授業中に見た作者名、作品名などをノートを見てインタ
ーネットの美術館の所蔵作品を紹介するサイトや図書館の画集など
で調べる(1時間)都内の美術館で近代美術の展示を見に行くこと
も有効。
【テキスト・教材】
授業中に指示する。
【成績評価の方法・基準】
試験によって評価する。試験は基礎的な知識を問うものである。試
験の成績100%。3回以上の欠席は減点の対象とする。
【参考書】
『日本美術館』(小学館)、「指定図書」を参照のこと。
画像やデータを知る場合には、美術館、博物館などの公式サイトの
所蔵品データベースを参照すること。(ネット上の個人のサイト、
wikipediaは参照しないこと。)「独立行政法人国立美術館 所蔵
作品総合目録検索システム」のサイトのデータが参考になる。
【注意事項】
「日本近代美術史入門a」は半期で構成されているが、より詳しい
内容を「日本近代美術史入門b」でおこなうので、両方受講するこ
とが望ましい。東京国立近代美術館、東京都現代美術館、東京芸術
大学大学美術館、山種美術館など近現代美術を展示する美術館で実
物を見ておくことが重要である。またわからなかったことについて
は、授業後等に質問をしてほしい。授業を別の日の美術館見学授業
にふりかえる場合がある。その場合、見学に要する交通費、観覧料
等は自費となる。
― 288 ―
-2-
【授業のテーマ・目標】
この授業では「日本近代美術史入門a」につづく時代を取り上げる
。
前期の授業とあわせて受講することで、明治から現代までの日本の
近現代美術の流れを概観することができるようにしたい。
【授業の内容】
1. 大正末~昭和初期の日本画
2. 大正末~昭和初期の洋画
3. 女性画家の活躍
4.前衛芸術の展開
5.帝国の時代1 洋画
6. 帝国の時代2 日本画
7. 戦争の時代1 作戦記録画
8. 戦争の時代2 戦時下の人々
9. 50年代 戦争の記憶 具体 実験工房など
10.美術館の発足
11.60年代~70年代 反芸術、「もの派」など
12.70年代~80年代 世界の中の日本美術
13.90年代以降の現代美術
14.復習
15.まとめ
【事前・事後学修】
事前学修 図書館で美術全集や指定図書の図版を見たりテレビの美
術番組を見たりして作家や作品の名前に慣れる(30分)
事後学修 授業中に見た作者名、作品名などをノートを見てインタ
ーネットの美術館の所蔵作品を紹介するサイトや図書館の画集など
で調べる(1時間)都内の美術館で近代美術の展示を見に行くこと
も有効。
【テキスト・教材】
授業中に指示する。
東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、東京芸術大学大学美術
館、東京都現代美術館の所蔵品を多く取り上げているので、画像や
データは、それぞれの公式サイトの所蔵品データベースを参照する
こと。(ネット上の個人のサイトは参照しないこと。)
【成績評価の方法・基準】
試験によって評価する。試験は基礎的な知識を問うものである。試
験の成績100%。3回以上の欠席は減点の対象とする。
【参考書】
『日本美術館』(小学館)、「指定図書」を参照のこと。
画像やデータを知る場合には、美術館、博物館などの公式サイトの
所蔵品データベースを参照すること。(ネット上の個人のサイトは
参照しないこと。)「独立行政法人国立美術館 所蔵作品総合目録
検索システム」のサイトのデータが参考になる。
【注意事項】
東京国立近代美術館、東京都現代美術館、東京芸術大学大学美術館
、原美術館など近、現代美術を展示する美術館で実物を見ておくこ
とが重要である。またわからなかったことについては、授業後等に
質問をしてほしい。授業を別の日の美術館見学授業にふりかえる場
合がある。その場合、見学に要する交通費、観覧料等は自費となる
。
中国美術史入門a
中国美術史入門b
古代から近世の美術・・・古代の造形から文人の水墨画まで
宮崎 法子
1年 前期 2単位
明清の美術
時代を生きる画家たちの多様な個性と創作
宮崎 法子
1年 後期 2単位
【参考書】
『世界美術大全集』(東洋編7元~8明)小学館
宮崎法子構成執筆『故宮博物院 清の絵画』NHK出版 2000
宮崎法子『花鳥山水画を読み解く―中国画の意味』角川書店
(いずれも指定図書)
特に明代の美術については『小学館世界美術大全集 東洋編8明』
を、明末から清代絵画については『故宮博物院 清の絵画』NHK出
版を参考にすること。
【注意事項】
授業はすべてオリジナルな内容で、1回ごとに新しい内容を学びま
す。授業に出席して理解することが最も重要です。
― 289 ―
-3-
美
【授業のテーマ・目標】
前期で学んだ元代までの中国美術の流れを簡単に振り返りった上
で、それを継承しつつ新たな芸術を発展させた明清時代の美術を、
宮廷絵画(職業画家の作品)と文人画を中心に、社会や政治の変化
と芸術のかかわりについて、画家や作品に即して学びます。特に、
江南都市の文化を総合的にとらえ、そこで生み出された多様で豊か
な世界を味わうことを目標とします。
【授業の内容】
第1週 宋代までの絵画史の復習
第2週 元の美術の補遺と元末から明初の美術
第3週 明前期の美術 宮廷の画家と浙派
第4週 蘇州の復興と文人画家 沈周 身辺への眼差し
第5週 蘇州の画家たち 文徴明 江南の春
第6週 蘇州の画家たち 唐寅 江南の風流才子
第7週 蘇州の画家たち 仇英 細部に宿る神
第8週 挫折と芸術
徐渭
第9週 爛熟する都市文化と明末の奇想派
第10週 正統派の復興 董其昌と南北二宗論
第11週 王朝交替と正統の継承 清初六大家 四王呉惲
第12週 亡国と芸術 清初江南都市の画家たち
第13週 清の宮廷美術
第14週 揚州の画家たちから清末へ
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
中国美術史入門aの復習を確実に行っておくこと。授業前の予習、
授業後の復習を、プリントと受講者に公開している画像アルバムに
よって徹底して行うこと。夏休みや授業期間中に開催されている展
覧会や東博東洋館の展示を積極的に見学し、作品に触れる機会をつ
くってください。学期末に香雪記念資料館で開催される中国美術展
を必ず見学し、授業内容の理解を深めること。
【テキスト・教材】
前期と同様、授業の内容をまとめたオリジナル資料を、マナバを通
じて事前に配布するので、授業時に持参し、予習復習に活用するこ
と。またインターネット上に授業用の画像アルバムを公開するので
予習復習に活用してください。
【成績評価の方法・基準】
平常点(出席率・複製展の感想などを含む)20%、試験80%。
美
【授業のテーマ・目標】
現在の日本人にとって、中国の美術、特に絵画は、ほとんどなじ
みのないものとなりました。しかし、近代に至るまで、中国文化は
日本人にとって常に憧れの的であり、中国文化や美術の存在なしに
日本の文化や美術は存在しなかったと言っても過言でありません。
この授業では、中国の長い歴史を、それぞれの時代を代表する文物
や美術作品を通じて振り返り、造形芸術の特徴や、それがどのよう
に変化してきたかを追うことで、時代の様相や当時の人々の世界観
が美術作品にどのように関連しているのかを理解し、中国美術の豊
かな世界を知ることを目的にしています。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション 中国文明の空間と時間
第2週 先史から殷周 祭祀と祭器
第3週 春秋戦国時代 百花斉放 様々な文化の競演
第4週 秦・前漢
始皇帝と古代帝国の美術
第5週 前漢・後漢
日常を映す出土品と漢文化の伝播
第6週 古代美術のまとめ
第7週 南北朝時代(北朝) 仏教伝来と異民族支配
第8週 南北朝時代(南朝) 芸術としての書画のはじまり
第9週 隋・唐
国際都市長安と華麗な貴族文化
第10週 唐
唐の壁画墓と出土品 伝世品
第11週 五代・北宋
新しい絵画 水墨山水画の発展
第12週 北宋
宮廷美術と文人の文化
第13週 南宋
宮廷絵画と文人画
第14週 南宋
日本に伝わった宋元の絵画
第15週 元
江南の文人画 個性の表出としての山水画
【事前・事後学修】
中国の歴代王朝名や主要な河川・都市名を確認しておくこと。
授業ごとにプリントによる予習を行い、授業後には、学生用にネッ
ト上に準備している画像アルバムを活用し授業内容を理解し、ノー
トを完成させること。香雪記念資料館で開催する中国美術入門展や
東博の見学など、日頃から作品に触れる機会を作るよう努力するこ
と。
【テキスト・教材】
授業では、数千年の歴史を短期間で通観するため、毎回の授業の内
容を着実に理解する必要があります。授業に沿った資料を、マナバ
を通じてあらかじめ配布し、授業で用いる画像アルバムをインター
ネット上に準備しているので、それらを活用し自習すること。
【成績評価の方法・基準】
学期末に定期試験を行う。途中小テストを1回実施する。
平常点(出席状態・小テスト・提出物・複製展の感想など)30%、
定期試験 70%。
【参考書】
『世界美術大全集 東洋編』(1巻-7巻) 小学館
『NHK 故宮博物院』シリーズ NHK出版
宮崎法子『花鳥・山水を読み解く―中国絵画の意味』角川書店2003
【注意事項】
授業はすべてオリジナルな内容です。授業に出席し内容を良く理解
することが最も大切です。
美
学
美
学
仏教美術史入門a
仏教美術史入門b
中国と日本の飛鳥奈良時代の仏像
武笠
朗
1年 前期 2単位
日本の平安鎌倉時代とインドの仏像
武笠
朗
1年 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
中国の秦から唐代までと、朝鮮半島及び日本の飛鳥・奈良時代の仏
教美術(特に彫刻=仏像)について考える。国、時代を追って代表
的な作品を見ながら、仏教美術や立体造形としての彫刻の見方の基
礎を学び、国や時代による作品の表現の違いを理解する。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 仏教美術・彫刻の見方・考え方
第3週 中国1 兵馬俑と最初期の仏像
第4週 中国2 敦煌莫高窟の塑像
第5週 中国3 敦煌莫高窟の壁画
第6週 中国4 雲岡石窟
第7週 中国5 龍門石窟
第8週 朝鮮半島 三国時代の仏像
第9週 日本1 飛鳥前期1金銅仏
第10週 日本2 飛鳥前期2木彫像
第11週 日本3 飛鳥後期
第12週 日本4 奈良1大仏以前
第13週 日本5 奈良2大仏以後
第14週 日本6 飛鳥奈良時代の仏教絵画
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修 配付資料をよく読んでおくこと(学修時間 週1時間)
。
事後学修 「これ重要です」作例をしっかり覚え、授業で見た作品
を図書館等で見直すこと(学修時間 週1時間)。
【テキスト・教材】
授業内容に沿った資料(文字資料と図版資料)を配布する。
【成績評価の方法・基準】
期末試験80%、授業態度20%で成績を付ける。展覧会レポート等を課
すこともある。
【参考書】
・『世界美術全集 東洋編』2・3・4以上中国、10朝鮮半島
(小学館)
・『日本美術全集』2・4(講談社)
・『日本美美術全集』2・3(小学館)
・久野美樹『中国の仏教美術』(東信堂)
・『カラー版日本仏像史』(美術出版社)
【注意事項】
・授業で出てくる作品を楽しむこと。
・授業中に「これ重要です」と言った作品は覚えること。
・授業時間外に展覧会見学を課すことがある。
― 290 ―
-4-
【授業のテーマ・目標】
仏教美術(あるいは彫刻)の研究方法の基礎を学び、その上で日本
の平安・鎌倉時代と、インドの初期仏教美術の代表的作品を見る。
平安時代の密教美術や和様美術、鎌倉時代の運慶・快慶の仏像、そ
してさかのぼってインドにおける仏像の出現などを理解する。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 仏教美術・彫刻の研究基礎知識
第3週 日本1 平安前期 密教美術
第4週 日本2 平安後期 和様美術
第5週 日本3 院政期 美麗と生身と
第6週 日本4 鎌倉1 運慶
第7週 日本5 鎌倉2 快慶
第8週 日本6 平安鎌倉仏画と仏教工芸
第9週 インド1 バールフトとサーンチー
第10週 インド2 仏像の出現
第11週 インド3 ガンダーラ仏
第12週 インド4 マトゥラー仏
第13週 インド5 石窟寺院 アジャンター
第14週 インド・中国 本生図と仏伝図
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修 資料をよく読んでおくこと(学修時間 週1時間)。
事後学修 「これ重要」作例をしっかりと覚え、授業で出た作品を
図書館等で見直すこと(学修時間 週1時間)。
【テキスト・教材】
授業内容に沿った資料(文字資料・画像資料)を配付する。
【成績評価の方法・基準】
期末試験80%、授業態度20%で成績を付ける。展覧会レポート等を課
す場合がある。
【参考書】
・『カラー版日本仏像史』美術出版社
・『日本美術全集』5・6・7・10(講談社)
・『日本美術全集』4・7
・『世界美術大全集 東洋編』13・14インド、15中央アジア
(小学館)
・宮治昭『インド美術史』(吉川弘文館)
【注意事項】
・授業に出てくる作品を楽しむこと。
・これ重要、と言った作品は覚えること。
・授業時間外に展覧会見学を課すことがある。
西洋美術史入門a
西洋美術史入門b
―ヨーロッパ美術の展開:古代から中世へ―
駒田 亜紀子
1年 前期 2単位
―ヨーロッパ美術の展開:ルネサンスからバロックへ―
駒田 亜紀子
1年 後期 2単位
― 291 ―
-5-
美
【授業のテーマ・目標】
西洋美術史入門bでは、入門aに続き、近世黎明期以降の西洋美
術の歴史的展開を、各時代の代表的な作品の解説を軸に、時代順に
概観する。あわせて、個々の美術作品の特徴や美意識そのものが、
作品の制作された時代や地域と密接に結びつき変化していること
を、理解する。この授業では、ルネサンス初期以降の400年余に及
ぶ西欧美術の歴史を駆け足で概観するため、それらのすべてを汲み
尽くすことは難しい。授業で取り上げた作品を通じて、これらの背
後に横たわる豊かな広がりを知る端緒として欲しい。
【授業の内容】
1.イントロダクションおよび西洋美術史の時代区分について
2.イタリアの初期ルネサンス美術:
マザッチョとフラ・アンジェリコ
3.イタリアの盛期ルネサンス美術1:
ボッティチェッリとレオナルド
4.イタリアの盛期ルネサンス美術2:
ラファエッロとミケランジェロ
5.イタリアの盛期ルネサンス美術3:ヴェネツィア派の画家
6.アルプス以北のルネサンス美術1:
ヤン・ファン・エイクと初期ネーデルラント絵画
7.アルプス以北のルネサンス美術2:
デューラーとドイツ・ルネサンス絵画
8.フランスの中世末期・ルネサンス美術:
ジャン・フーケとアンゲラン・カルトン
9.イタリア半島のマニエリスム美術:
ポントルモとブロンツィーノ
10.アルプス以北のマニエリスム美術:
ピーテル・ブリューゲルとエル・グレコ
11.イタリア半島のバロック美術:カラヴァッジョとベルニーニ
12.イベリア半島のバロック美術:リベーラとベラスケス
13.北方のバロック美術:
ルーベンス、レンブラント、フェルメール
14.ロココ美術:ヴァトー、ブーシェ、シャルダン
15.まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:配布プリント記載の次回授業の内容を理解する。指定図
書・推薦図書・参考図書等に目を通し、次回授業で扱う作品の概要
を把握する。
事後学修:授業で解説した作品の基礎データ(所蔵機関名、制作年
代など)を確認する。作品の制作された時代・文化的背景と作品を
関連付けて理解する。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)は使用しない。プリントを配布するが、授業
中に各自が講義ノートを作成することが不可欠である。
【成績評価の方法・基準】
授業態度10%、授業時のコメント・ペーパー(小テストを含む)
20%、定期試験70%の比率で評価する。
【参考書】
『西洋美術館』(小学館 1999年)
E.H.ゴンブリッチ、天野衛ほか訳『美術の物語』(ファイドン
2007年)
指定図書(OPAC参照)・推薦図書(OPAC参照)
【注意事項】
授業は、デジタル・スライドで提示する美術作品等の画像に解説
を加えながら、進める。講義中に提示する画像のサムネイルのプリ
ントアウトは配布しないので、注意すること。西洋の歴史および地
理に関する基礎知識(高校で履修した世界史および地理の知識)を
確認しておくこと。普段から美術全般に関心を持ち、西洋美術関連
の展覧会等を積極的に見学することが望まれる。
美
【授業のテーマ・目標】
西洋美術史入門aでは、西洋美術史の大まかな時代区分について
理解した上で、古代ギリシャから中世までの美術の歴史的展開を、
各時代の代表的な作品の解説を軸に、時代順に概観する。併せて、
個々の美術作品の特徴や美意識そのものが、作品の制作された時代
や地域と密接に結びつき変化していることを、理解する。この授業
では、古代から中世までの2000年余に及ぶ美術の歴史を駆け足で概
観するため、それらのすべてを汲み尽くすことは難しい。授業で取
り上げた作品を通じて、これらの背後に横たわる豊かな広がりを知
る端緒として欲しい。
【授業の内容】
1.イントロダクションおよび西洋美術史の時代区分について
2.古代ギリシャ・アルカイック美術:人体表現の展開
3.古代ギリシャ・クラシック美術:規範の探求
4.古代ギリシャ・ヘレニズム美術:地中海世界の拡大
5.古代ギリシャ美術の様式変遷(まとめ)
6.エトルリア美術:「古代ローマ」以前のイタリア半島
7.古代ローマ美術:現実世界の造形
8.古代末期・初期キリスト教美術:古代地中海世界の「再現」
美術から中世の「非再現」美術へ
9.ビザンティン美術:神の国の造形
10.西欧初期中世の美術:ヨーロッパの多様性
11.ロマネスク美術:信仰の造形
12.ゴシック美術:大聖堂の時代
13.イタリア半島の中世末期の美術:都市国家の美術
14.アルプス以北の中世末期の美術:貴族趣味の美術
15.まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:配布プリント記載の次回授業の内容を理解する。指定図
書・推薦図書・参考図書等に目を通し、次回授業で扱う作品の概要
を把握する。
事後学修:授業で解説した作品の基礎データ(所蔵機関名、制作年
代など)を確認する。作品の制作された時代・文化的背景と作品を
関連付けて理解する。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)は使用しない。プリントを配布するが、授業
中に各自が講義ノートを作成することが不可欠である。
【成績評価の方法・基準】
授業態度10%、授業時のコメント・ペーパー(小テストを含む)
20%、定期試験70%の比率で評価する。
【参考書】
『西洋美術館』(小学館 1999年)
E.H.ゴンブリッチ、天野衛ほか訳『美術の物語』(ファイドン
2007年)
指定図書(OPAC参照)
推薦図書(OPAC参照)
【注意事項】
授業は、デジタル・スライドで提示する美術作品等の画像に解説
を加えながら、進める。講義中に提示する画像のサムネイルのプリ
ントアウトは配布しないので、注意すること。西洋の歴史および地
理に関する基礎知識(高校で履修した世界史および地理の知識)を
確認しておくこと。普段から美術全般に関心を持ち、西洋美術関連
の展覧会等を積極的に見学することが望まれる。
美
学
美
学
西洋近代美術史入門a
西洋近代美術史入門b
「作品」を見る
六人部 昭典
1年 前期 2単位
「作品」を読む
六人部 昭典
1年 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
美術史を学ぶ基本は「作品」です。まず、「作品」を見ること、
そして「作品」を制作した美術家や、その背後にある社会との関わ
りを探ることが大切です。この授業では、西洋の近代を中心に、近
世から現代にいたる時代の重要な作例を取り上げ、「作品」を見る
ことを学びます。
【授業の内容】
第1週 はじめに(「作品」を見る、評価の確認など)
第2週 ジオット:ルネサンスの予言
第3週 ミケランジェロ:《ピエタ》の変貌
第4週 カラヴァッジオ:バロック絵画の誕生と展開
第5週 ゴヤ:激動の中の画家
第6週 ミレー:描かれた「農民」とは?
第7週 マネとモネ:絵画の「近代」
第8週 スーラとセザンヌ:「構成」の探求
第9週 ファン・ゴッホとゴーガン:肖像画の謎
第10週 ピカソ:キュビスムと空間
第11週 モンドリアン:抽象絵画に何が描かれたか?
第12週 ダダとシュルレアリスム:「事物」との出会い
第13週 デュシャン:「レディメイド」という便器
第14週 ウォーホル:マリリン・モンローのいる場所
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前:授業で取り上げる画家について、小学館『世界美術大全集』
(図書室で閲覧可能)などの参考文献を読み、関連する美術
や社会の動きを把握してください。
事後:事前学修で得た知識と講義内容を関連付け、作品についての
理解を深めてください。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)は使いません。作品(画像)を見ること、眼
を通して理解することが大切です。
【成績評価の方法・基準】
授業態度(リアクションペーパーを含む 20%)、筆記試験(80
%)
【参考書】
『世界第美術全集』『西洋美術館』(小学館)、他は授業時に指示
します。
【注意事項】
授業はスライドを使って進め、「作品」を見ることを学びます。
ただ、実際に作品を見ること(芸術経験)が大切です。授業に対す
る関心を深めるためにも、首都圏で開かれる展覧会など、美術館に
積極的に出かけることを心がけてください(授業の中で展覧会のポ
イント紹介も取り入れる予定です)。見学授業(学外)を実施する
場合もあります。
― 292 ―
-6-
【授業のテーマ・目標】
印象主義の形成を中心に、19世紀フランス絵画の展開を扱い、
「作品」を読むことを学びます。美術史の基本は「作品」です。そ
して「作品」は制作する美術家だけではなく、受容する人々や背後
にある社会や時代など、さまざまな関わりに中で生み出されます。
この授業では、作品と社会・時代との関連を軸に、「作品」を読む
こと、つまり美術史のアプローチを修得します。
【授業の内容】
第1週 はじめに(「作品」を読む、評価の確認など)
第2週 ダヴィッド:フランス革命と新古典主義
第3週 ジェリコー:歴史画と現実
第4週 アングルとドラクロワ:線と色彩
第5週 カンスタブルとコロー:近代風景画の「近代」とは?
第6週 クールベ:レアリスムと無名の歴史
第7週 マネ:絵画の変革と言説
第8週 ピサロ:「第1回印象派展」の開催と社会
第9週 モネ(1):印象主義とモデルニテ
第10週 モネ(2):光と主題
第11週 モネ(3):《睡蓮》連作の展開
第12週 ルノワール:ルノワールは好き/嫌い?
第13週 ドガ:踊り子(主題とフォルム)
第14週 モリゾとカサット:印象主義と「女性」
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前:授業で取り上げる画家について、小学館『世界美術大全集』
(図書館で閲覧可能)などの参考文献を読み、関連する美術
や社会の動きを把握してください。
事後:事前学修で得た知識と講義内容を関連付け、作品についての
理解を深めてください。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)は使いません。
【成績評価の方法・基準】
リアクション・ペーパー(20%) 筆記試験(80%)
【参考書】
『世界大美術全集』『印象派美術館』(小学館)、他は授業時に指
示します。
【注意事項】
作品を見ることを通して理解するように心がけてください。また
実際に作品を見ること(芸術経験)が大切です。授業に対する理解
を深め、美術史の基礎を身につけるためにも、首都圏で開催される
西洋美術に関する展覧会など、美術館に積極的に出かけるようにし
てください(授業の中で展覧会のポイント紹介も取り入れる予
定)。見学授業(学外)を実施する場合もあります。
美学入門a
美学入門b
―美学の歴史 古代から近世までー
椎原 伸博
1年 前期 2単位
―美学の歴史 啓蒙主義時代から現代へー
椎原 伸博
1年 後期 2単位
― 293 ―
-7-
美
【授業のテーマ・目標】
この講義は、前期の「美学入門a」に引き続き、「美」に関する思
想や理論について、18世紀の啓蒙主義時代から現代へどのように進
展していったのかを学ぶ。また、それぞれの時代に特徴的な芸術作
品の具体的な事例を通して「芸術」概念がどのように変化していっ
たのかも確認する。
【授業の内容】
1:イントロダクション 前期の再確認
2:味覚と趣味 ブリア・サバランの『味覚の生理学』
3:芸術の諸相:演劇 モリエール「ヴェルサイユ即興劇」
4:「美学」の成立について①ライプニッツの影響
5:「美学」の成立について②バウムガルテンの『美学』
6:カント『純粋理性批判』と超越論的感性論
7:カント『判断力批判』について
8:芸術の諸相:音楽 モーツァルトと18世紀
9:美的範疇としての崇高とピクチャレスク
10:ロマン主義の美学 シェリングと模倣
11:ヘーゲル『美学講義』芸術の終焉について
12:芸術の諸相:総合芸術の夢 ワーグナー
13:芸術の終焉の後の芸術について
14:芸術の諸相:わからなさの美学 現代芸術の問題
15:感性に再び向かい合う美学
【事前・事後学修】
事前学修として、指示された教科書の該当箇所を読んでおいてくだ
さい。また、事前に資料をmanabaで提示することがありますので、
授業前に必ずプリントして、事前に良く読んでおいてください。
また、授業時には基本的にハンドアウトは配布しません。必ず、授
業のノートをとってください。授業のまとめは、授業後にmanabaで
公開しますが、必ずプリントアウトした上で、自分のノートと比較
して、復習に努めてください。
【テキスト・教材】
カルロス・タロン=ユゴン(上村博訳)『美学への手引き』(文庫
クセジュ、白水社)1200円+税
【成績評価の方法・基準】
小テスト20%、レポート30%、定期試験50%で評価します。
【参考書】
竹内敏雄編『美学事典 増補版』(弘文堂)
木幡順三『美と芸術の論理 美学入門』(勁草書房)
佐々木健一『美学辞典』(東京大学出版会)
W.ヘンクマン、K.ロッター(後藤狷士監訳)
『美学のキーワード』(勁草書房)
小田部胤久『西洋美学史』(東京大学出版会)
【注意事項】
資料とハンドアウトの提示、小テスト、レポートの指示は全てmana
baで行います。各自リマインダー設定して、告知を見逃さないよう
にして下さい。
美
【授業のテーマ・目標】
この講義は、古代ギリシア哲学の中にうまれた「美」に関する思想
や理論が、中世キリスト教社会、ルネサンス文明を経て、18世紀の
啓蒙主義の時代に至り、どのように進展していったかを学ぶ。また
、それぞれの時代に特徴的な芸術作品の具体的な事例を通して「芸
術」概念がどのように形成されていったのかを確認する。
【授業の内容】
1:はじめに 学習方法についてオリエンテーション
2:美の形而上学 プラトン
3:古代ギリシアの芸術観①プラトン 詩人追放論について
4:芸術の諸相「ギリシア悲劇」ソポクレス「オィディプス王」
5:古代ギリシアの芸術観②アリストテレス「詩学」1~8章
6:古代ギリシアの芸術観③アリストテレス「詩学」9章以降
7:古代ローマの芸術観 ホラティウス「詩法」
8:芸術の諸相「キリスト教中世芸術」と美意識
9:ルネサンスの芸術観 レオナルド・ダ・ヴィンチの芸術論
10:ル・シッド論争とフランス古典主義
11:芸術の諸相:演劇 モリエール「才女気取り」について
12:バロックの美学 オペラの誕生
13:近代的芸術の成立と新旧論争
14:理想的人間をめぐる美学と趣味論
15:まとめ
【事前・事後学修】
事前学修として、指示された教科書の該当箇所を読んでおいてくだ
さい。また、事前に資料をmanabaで提示することがありますので、
授業前に必ずプリントして、事前に良く読んでおいてください。
また、授業時には基本的にハンドアウトは配布しません。必ず、授
業のノートをとってください。授業のまとめは、授業後にmanabaで
公開しますが、必ずプリントアウトした上で、自分のノートと比較
して、復習に努めてください。
【テキスト・教材】
カルロス・タロン=ユゴン(上村博訳)『美学への手引き』(文庫
クセジュ、白水社)1200円+税
【成績評価の方法・基準】
小テスト20%、レポート30%、定期試験50%で評価します。
【参考書】
竹内敏雄編『美学事典 増補版』(弘文堂)
木幡順三『美と芸術の論理:美学入門』(勁草書房)
佐々木健一『美学辞典』(東京大学出版会)
W.ヘンクマン、K.ロッター(後藤狷士監訳)『美学のキーワード』
(勁草書房)
小田部胤久『西洋美学史』(東京大学出版会)
アリストテレース『詩学』、ホラーティウス『詩論』[松本仁助、
岡道男訳](岩波文庫 1997年)840円
【注意事項】
小テスト、レポート等の指示は全てmanabaで行うので、必ずリマイ
ンダー設定して、告知を見逃さないようにしてください。
美
学
美
学
世界の美術a
世界の美術b
江戸時代美術にみる文化ネットワーク
池田 芙美
1年~ 後期 2単位
建築芸術史
小倉 康之
1年~ 後期
【授業のテーマ・目標】
江戸時代には交通・情報網が飛躍的に発達し、江戸・京都・大坂の
三都を中心に、人・モノ・情報が活発に行き交いました。知識人た
ちの交流も盛んとなり、そこから新しい文化が次々と生み出されま
した。国内外の珍しい情報が手に入るようになったことは、画家た
ちの制作態度にも大きな影響を与えることになります。この授業で
は、こうした文化ネットワークの広がりを背景に、江戸時代に制作
された美術作品を概観します。
【授業の内容】
第1週 はじめに
第2週 まずは狩野派から――探幽と画壇勢力地図
第3週 浮世絵界の寵児――喜多川歌麿
第4週 謎の絵師――写楽登場
第5週 江戸の文化プロデューサー――蔦屋重三郎
第6週 見学授業(土日いずれかに実施)
第7週 京都へ行こう――広重と東海道五十三次
第8週 真を描く――北斎と富士信仰
第9週 幕末の奇想――歌川国芳
第10週 見学授業(土日いずれかに実施)
第11週 なにわの知の巨人――木村蒹葭堂と伊藤若冲
第12週 かな書きの詩人――与謝蕪村
第13週 画家と旅――松平定信と谷文晁
第14週 異才の人――平賀源内と洋風画
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】次回の授業範囲を予習し、基礎情報を確認しておいて
下さい。授業の最後に配布するコメントカードについて、記載する
内容を準備しておいて下さい。
【事後学修】毎回配布するプリントで内容を復習し、授業内で提示
する参考文献を次の授業までに読んでおいて下さい。
【テキスト・教材】
プリントを配布します。参考文献は授業内で提示します。
【成績評価の方法・基準】
期末試験70%、授業態度30%の割合で評価します。
【注意事項】
美術館での見学授業を2回実施します(土曜日または日曜日に行い
ます)。実施時期については、展覧会の開催状況などにより、シラ
バスで示した週とは異なる場合があります。見学先および集合場所
については授業中に説明します。展覧会の観覧料および往復の交通
費は自己負担となります。
― 294 ―
-8-
2単位
【授業のテーマ・目標】
この講義では、古代から現代にいたる西洋建築の歴史を通観し、
建築芸術における「意味」と「かたち」の問題について考える。
一般に、建築は抽象的な芸術とみなされ、意味内容の問題は見過
ごされることが多い。しかし、神殿や教会堂、城郭・宮殿は、政治
上・宗教上の機能を持ち、象徴的な意味を担っていたと推察される
。本講義では、まず、建築図像学の方法論に基づいて、建築の「失
われた意味」を解読する。
人類は四千年以上の長きにわたり、建築文化を築いてきた。エジ
プトのピラミッドや古代ギリシアの神殿、中世ヨーロッパの大聖堂
・・・それぞれの時代の記念碑とも言える建築は、アーチの形や装
飾的細部によって、いつの時代のものかを判別することができる。
ゴシック様式、ルネサンス様式、バロック様式といった表現形式の
変遷をたどる「建築様式史」の方法論、これを第二の視点とする。
以上、二つの方法論に基づいて西洋建築史を講ずる。
【授業の内容】
第1週 建築の見方1: 建築の構造と工法
第2週 建築の見方2: 建築図像学と様式史
第3週 西洋建築の歴史1: 古代オリエント、古代ギリシア
第4週 西洋建築の歴史2: 古代ローマ、初期キリスト教、ビザンティン
第5週 イスラーム建築の歴史
第6週 西洋建築の歴史3: 初期中世・ロマネスク建築
第7週 西洋建築の歴史4: ゴシック建築
第8週 西洋建築の歴史5: ルネサンス建築
第9週 西洋建築の歴史6: バロック建築
第10週 西洋建築の歴史7: ロココと新古典主義の建築
第11週 西洋建築の歴史8: ゴシック復興・歴史主義と日本近代
第12週 西洋建築の歴史9: アール・ヌーヴォーの建築
第13週 西洋建築の歴史10: ウィーン分離派とバウハウス
第14週 西洋建築の歴史11: 表現主義の系譜
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修としては、美術出版社の『西洋建築様式史』など(下記参
考文献を参照)を読んでおくこと。
事後学修については、毎回「課題プリント」を配布するので、次の
授業までに記述式の問題2~3題を解いておくこと。試験問題はすべ
て課題プリントから出題される。
【テキスト・教材】
教科書指定なし/プリント配付
【成績評価の方法・基準】
課題 50%、試験 50%
【参考書】
日本建築学会編 『近代建築史図集』 彰国社、1976年
熊倉洋介他著『カラー版西洋建築様式史』美術出版社、1995年
ニコラウス・ペヴスナー 著、小林文次訳『新版ヨーロッパ建築序
説』 彰国社、1989年
【注意事項】
以下の建築の見学を推奨する。
1 旧岩崎邸(ジョサイア・コンドル設計)湯島駅下車徒歩5分程度
2 ニコライ堂 お茶の水駅下車徒歩10分程度
3 明治生命館 土曜日または日曜日のみ見学可 二重橋前駅下車
徒歩3分程度
4 自由学園明日館(F.L.ライト設計) 池袋駅下車徒歩10分程度
詳細は「近代建築散策」というサイトを参照すること。
基礎演習
日本美術史特講a
―美学美術史学科における学びの基礎を固める―
小倉 絵里子・小野 寛子・金原 さやこ・中村 友代
2年 前期 2単位
建築を飾る絵画(障壁画)研究
仲町 啓子
2年~ 前期 2単位
― 295 ―
-9-
美
【授業のテーマ・目標】
障壁画とは建築内部を飾る絵画である。日本では、それは壁画(土
壁に描かれた絵画)ではなく、紙に描かれ、しかも単なる建築に付
随した装飾ではなく、絵画としても独立して鑑賞の対象となり得る
ほどの質の高いものであった。この授業では、平安時代から江戸時
代までの建築の内部装飾としての絵画について、各作品の造形的な
特色を考察するとともに、建築あるいは部屋の用途・機能と障壁画
の表現内容(画題・形質など)との関係についても分析する。
【授業の内容】
1、寝殿造と障子絵・屏風絵
2、書院造の発達と室町将軍邸の障壁画
3、狩野正信・元信の障壁画
4、狩野永徳の障壁画(安土城ほか)
5、狩野光信の障壁画(南禅寺・勧学院ほか)
6、狩野孝信・長信の障壁画(名古屋城・慶長度御所ほか)
7、狩野山楽・山雪の障壁画(大覚寺・天球院ほか)
8、長谷川等伯の障壁画(智積院・醍醐寺ほか)
9、海北友松の障壁画(建仁寺ほか)
10、江戸初期京都の障壁画(西本願寺・知恩院ほか)
11、俵屋宗達の障壁画(養源院ほか)
12、円山応挙の障壁画(大乗寺・金刀比羅宮ほか)
13、池大雅・与謝蕪村の障壁画(万福寺ほか)
14、展覧会の見学(日程は後日調整する)
15、まとめ
【事前・事後学修】
事前:宮元健次『図説日本建築の見方』(学芸出版社)の第三章か
ら第五章を読んでおくこと。
事後:配布プリントで、授業の内容を確認し、図書館で関連図版を
見る。
【テキスト・教材】
授業時に関連プリントを配布するとともに、テーマごとに参考書を
支持する。
【成績評価の方法・基準】
期末テスト90点。小レポート10点。
【参考書】
授業時に指示する。
美
【授業のテーマ・目標】
美学美術史学科で展開する専門分野の学習に向けて、「見る」・
「読む」・「調べる」・「書く」という、基本的スキルを身につけ
る。同時に、専門分野の学習にとって不可欠な、キャンパス・メン
バーズの活用方法に習熟する。
【授業の内容】
授業は4名の担当教員により4クラス編成で行う。授業は原則と
してクラス単位で実施するが、首都圏にある博物館・美術館(東京
国立近代美術館ほか)の見学授業等を全体授業として行う。
1.イントロダクション:専門科目の学びの特徴と授業の位置付
け・目標(全体授業)
2.資料収集の基礎(1)文献資料の収集と活用
3.資料収集の基礎(2)作品データの収集と活用
4.図書館ガイダンス:図書館を利用した情報検索の基礎を学ぶ
5.図書館ガイダンスフォローアップ
6.美術史研究の基本用語(1)日本美術・日本近代美術
7.美術史研究の基本用語(2)中国美術・仏教美術
8.美術史研究の基本用語(3)西洋美術・西洋近代美術
9.美術館見学授業ガイダンス
作品ディスクリプションの基礎(基本編)(全体授業)
10.見学授業(1)東京国立近代美術館(全体授業)
11.見学授業(2)東京国立近代美術館 工芸館(全体授業)
12.作品ディスクリプションの基礎(応用編)
レポート論文の基礎:論文の基本的な構成(序論・本論・結
論)と参考文献や注の役割を理解する
13.見学授業フォローアップ(1)見学での直接調査により得た知
見をまとめ、発表・意見交換を行う(前半)
14.見学授業フォローアップ(2)見学での直接調査により得た知
見をまとめ、発表・意見交換を行う(後半)
15.見学授業フォローアップ(3)見学作品に関する直接調査・間
接調査より得た知見を、序論・本論・結論、注、文献一覧を備
えたレポートにまとめる
【事前・事後学修】
【事前学修】
授業時に配布する資料・プリントを次回授業までに必ず読み、内
容を把握しておく。授業内で指示されるレポート・発表等の課題に
取り組む。(学修時間 週3時間)
【事後学修】
授業時に配布する資料・プリントを復習する。授業内でとりあげ
る参考文献・参考資料にも積極的に目を通すことが望ましい。(学
修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
必要に応じて授業時にプリントを配布する。参考文献・参考資料
等については、授業中に指示する。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業への積極的参加)20%および課題80%の割合で
、総合的に評価する。
【注意事項】
必修授業ではないが、2年生は全員受講すること。
授業の順序は、展覧会開催の事情などにより、変更する場合があ
る。正確な予定は初回授業で告知する。
展覧会見学にかかる交通費等は、すべて学生の自己負担である。
美
学
美
学
日本美術史特講b
日本近代美術史特講a
浮世絵と江戸時代の社会
仲町 啓子
2年~ 後期 2単位
テーマでたどる近代美術史
児島
薫
2年~ 前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
浮世絵は、江戸時代を通じて表現内容ばかりでなく、受容者や社
会的な機能も変化させてきた。その点を考慮するなら、17世紀の菱
川師宣から、幕末明治期の歌川国芳や小林清親まで、一様に「浮世
絵」の名前で呼ぶのは、必ずしもふさわしいとは言えない。この授
業では、浮世絵の展開を、造形的・社会的に追い、江戸時代の社会
において浮世絵が果たした役割と魅力について考える。
【授業の内容】
第1週 桃山時代の風俗画の終焉から浮世絵へ
第2週 浮世絵の誕生-菱川師宣とその時代
第3週 美人図・役者絵の流行と鳥居派・懐月堂派
第4週 俳諧の流行と奥村政信・石川豊信
第5週 西川祐信と京阪の浮世絵
第6週 鈴木春信の時代Ⅰ-絵暦と錦絵
第7週 鈴木春信の時代Ⅱ-見立て絵の諸相
第8週 勝川春章の時代-写実的役者絵と豪華な美人図
第9週 鳥居清長と北尾派の時代-版画技術の発達
第10週 喜多川歌麿の時代-青楼の絵師
第11週 謎の絵師・写楽と旗本出身の鳥文斎栄之
第12週 多彩な活動を展開した葛飾北斎
第13週 歌川広重と国芳の時代
第14週 展覧会見学(ただし日程は後日掲示)
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:『すぐわかる楽しい江戸の浮世絵 江戸の人はどう使っ
たか』(辻惟雄・浅野秀剛監修、田辺昌子・湯浅淑子著、東京美術
、2008年)を読んでおくこと。
事後学修:配布プリントで授業の内容を確認するとともに、図書館
で関連図版を探して熟覧すること。
【テキスト・教材】
授業時に配布する、教師が作成したプリントがテキストである。
【成績評価の方法・基準】
学期末の試験(90点)、小レポート(10点)
― 296 ―
-10-
明治から大正まで
【授業のテーマ・目標】
入門では比較的名前の知られた作家の代表作をピックアップする
だけであったので、この授業ではもう少しそれらの制作の背景を時
代とともに考察していきたい。この授業では、明治から大正期まで
にわたる作家、作品をとりあげる。個々の作家の活動履歴を追うの
では無く、画塾、美術学校、美術団体といったまとまりでの活動を
通してみていきたい。
日本近代美術史演習を受講しようと考えている人は必ず履修する
こと。
【授業の内容】
1.
西洋美術との出会い
2.
工部美術学校の教育
3.
西洋のアカデミーでの学習
4. 明治美術会の活動
5. 黒田清輝と白馬会
6.
白馬会の活動
7.
太平洋画会の画家たち
8.
狩野芳崖、橋本雅邦
9.
東京美術学校と日本画
10. 日本美術史編纂と帝室博物館
11. 日本美術院から初期文展の日本画
12. 再興日本美術院の作家たち
13. 初期文展の彫刻
14. 美術館見学
15. まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:1年次に学習した「日本近代美術入門」の内容を復習す
る。また指定図書や授業中に紹介した関連図書、展覧会カタログを
読む。(30分)
事後学修:授業中に見た作家について図書館などで調べ、その作品
を画集などで探して解説を読む。(60分)
適宜、授業中に指示した展覧会を見に行く。
【テキスト・教材】
授業中に指示する。
【成績評価の方法・基準】
期末試験(80%)と中間レポート(20%)で総合評価。
【参考書】
授業中に指示する。
【注意事項】
授業を展覧会見学に振り替えることがある。展覧会のスケジュール
によって、シラバスが前後することがある。見学は授業とは別の日
時におこなうことが想定されるが、特別な理由がないかぎりできる
だけ参加すること。その交通費、費用は個人負担である。また課題
でなくとも、授業の中で展覧会を紹介するので、できるだけ展覧会
には足を運んでほしい。
日本近代美術史特講b
中国美術史特講a
世界の中の日本の美術
児島
薫
2年~ 後期 2単位
明代蘇州の画家たち
宮崎 法子
2年~ 前期 2単位
― 297 ―
-11-
美
【授業のテーマ・目標】
中国の文人画とくに明代呉派の文人画は、中国文化の真髄である
にもかかわらず、今日に至るまで、日本で本当の意味で理解される
とは言い難い。この授業では、明代随一の文化都市蘇州と、そこで
活躍した沈周や文徴明、唐寅などの文人画家や職業画家仇英の作品
を、画家の生涯や文人たちの交流と関連づけながら、時系列に沿っ
てじっくり鑑賞し、画風の展開や特色、影響関係を理解する。
また、画家が影響を受けた過去の作品と比較し、彼らが生きた時
代と環境のなかで、新たな創作がどのようになされたを探る。
授業を通じて、作品の美術史的な見方を学び、蘇州の文人文化と
絵画の魅力を知り、楽しむ機会とする。
【授業の内容】
第1週 元末四大家から呉派へ、都市の変貌と動乱の時代
第2週 蘇州の復興と文人文化
第3週 沈周 倣古と創作 初期の試み
第4週 沈周 自身と身辺への眼差し 山水世界
第5週 沈周 身近な生命への眼差し 花鳥
第6週 文徴明 生涯と芸術
第7週 文徴明 倣古と創造
第8週 文徴明 蘇州の風光を描く
第9週 文徴明 繊細と強靱
第10週 唐寅
早熟の才子
第11週 唐寅
挫折と創作
第12週 唐寅
文人と妓女を描く
第13週 仇英
超絶技巧と洗練
第14週 仇英
山水と人物の拮抗
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
中国美術史入門abの内容を絵画を中心に復習しておくこと。その
際、指定図書の『世界美術大全集 東洋編 8 明』所載の総論「
明代の絵画」を読み、また授業の前後には、配布された授業用プリ
ントや同書の作品解説を参照して、予習復習を行うこと。また、関
連する展覧会や東博東洋館の見学を行い、香雪記念館の中国美術展
も積極的に活用すること。
【テキスト・教材】
マナバを通じて、授業で扱う作品などのデータ資料を配付します。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業後に提出するまとめと感想、関連する複製絵画の展示
の見学やその感想文)と期末レポート(あるいは問題を事前に提示
した試験)により総合的に評価する。平常点約30%、期末レポート
約70%。
【参考書】
宮崎法子「明代の絵画」「作品解説」 (『世界美術大全集 東洋
編 8明』小学館,2000年 所載)
宮崎法子『花鳥・山水を読み解く―中国絵画の意味』(角川書店
2003年)のうち「山水」部分。
【注意事項】
マナバによって資料配付や連絡を行うので、必ず確認すること。
美
学
美
【授業のテーマ・目標】
大正期から昭和にかけての日本の画家たちが、どのように西洋美
術を学んだのか、またどのように中国文化を取り入れ、融合させて
いったのかなどについて考えていく。また戦後、美術界が国際化す
る中で日本の作家たちがどのような表現を模索していったのか、な
どについても考えていく。
【授業の内容】
1.ポスト印象派に学ぶ
2.表現主義に学ぶ
3.中国絵画への関心
4.ルネサンス絵画への関心
5.震災と復興
6.奉祝の時代
7.風景への関心
8.エコール・ド・パリと日本人画家
9.描かれた「朝鮮」・台湾
10.戦争の時代の表現
11.戦時下から戦後にかけての表現
12.現代美術の展示
13.現代美術の様々な表現
14.様々な表現(展覧会見学)
15.まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:1年次に学習した「日本近代美術入門」の内容を復習す
る。また指定図書や授業中に紹介した関連図書、展覧会カタログを
読む。(30分)
事後学修:授業中に見た作家について図書館などで調べ、その作品
を画集などで探して解説を読む。(60分)
適宜、授業中に指示した展覧会を見に行く。
【テキスト・教材】
『日本美術館』(小学館)、「指定図書」を参照のこと。その他
は授業中に指示する。
【成績評価の方法・基準】
期末試験(80%)と中間レポート(20%)で総合評価。
【参考書】
授業中に指示する。
【注意事項】
授業を展覧会見学に振り替えることがある。展覧会のスケジュール
によって、シラバスが前後することがある。見学は授業とは別の日
時におこなうことが想定されるが、特別な理由がないかぎりできる
だけ一緒に参加すること。参加できない場合には事前に申し出るこ
と。見学のの交通費、観覧料は個人負担である。また課題でなくと
も、授業の中で展覧会を紹介するので、できるだけ足を運んでほし
い。
繁栄した都市の文化と芸術
美
学
中国美術史特講b
仏教美術史特講a
版画の再発見―17世紀からの中国絵画の新局面―
小林 宏光
2年~ 後期 2単位
密教美術から和様美術の萌芽へ
武笠
朗
2年~ 前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
中国では16―17世紀に出版産業が最盛期を迎え、数多くの優れ
た版画が本の挿絵の形で制作される。線刻の洗練、複雑な多色刷り
の開発などの技術的進化も著しく、当時の有力画家たちが、唐時代
以来の歴史を持つ木版画を新たな表現手段として再発見する。ここ
に、版(木版画)と絵(肉筆画)の相互交流というメカニズムが確
立されて、中国絵画史に新たなページが加わる。その動向を、17世
紀の代表画家で個性的な人物画を描いた陳洪綬の版画を中心にうか
がう。中国版画の絵画史上における意義を陳洪綬等の作品を通して
知る機会とし、絵画芸術の普及と大衆化をすすめるそれらの版画が
、東アジア美術をよりよく理解する上で有効な視点を提供すること
を学ぶ。
【授業の内容】
1.オリエンテーション(中国版画の基本問題について解説)
2.挿絵版画の用途、制作目的、制作地と様式の移り変わり
3.視覚的補助の挿図から観賞用(あるいは鑑賞用)挿絵へ
4.明代版画の画家、刻工と版元
5.明末版画の技術革新と多色刷りの開発
6.小説・ドラマの大流行と挿絵の競作
7.有名画家の複製絵画としての版画
8.明末画壇の中の陳洪綬という画家と作品
9.陳洪綬による版画の再発見と挿絵の自立
10.陳洪綬十代の版下のオリジナリティー
11.陳洪綬が描く大人気ドラマ西廂記の挿絵
12.陳洪綬のゲーム・カード(酒牌)版画の人物像
13.陳洪綬に続く画家たちの版画活動
14.陳洪綬の版画と歌川国芳の錦絵
15.総括
【事前・事後学修】
【事前学修】配布資料、課された参考書、文献を注意して読む。(
学修時間 週2時間)
【事後学修】講義内容の復習と質問事項の整理等による次回への準
備。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
授業用の資料を各回分配布する。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業への積極的参加、課題小レポート)30点、講義内容
に基づく授業内試験70点。
【参考書】
1.小林宏光「版と版本」(『世界美術大全集 東洋編 8』宮崎
法子他編 1999 小学館 所収)
2.小林『中国の版画―唐代から清代まで―』(東信堂 1995)
3.『中国古代版画展』(町田市立国際版画美術館 1988)
【注意事項】
参考書1.を初回講義に先立って読み、中国版画史の概要を把握して
おくことが望ましい。授業を展覧会見学(都内)に振り替える場合
があり、見学の交通費、観覧料などは自己負担となる。
― 298 ―
-12-
【授業のテーマ・目標】
平安時代前期と後期(康尚まで)の仏教美術史・彫刻史を、主要作
例や重要課題を中心に詳しく検討する。作品やテーマへのさまざま
なアプローチのあり方を知り、それとともに社会や信仰と作品の多
様な絡み方を理解する。
【授業の内容】
第1週 はじめに
第2週 仏教美術の研究方法
第3週 比べてみる
第4週 平安前期から後期へ
第5週 神護寺と新薬師寺の薬師如来像
第6週 両界曼荼羅
第7週 東寺講堂諸尊
第8週 観心寺如意輪観音像
第9週 法華寺十一面観音像
第10週 仁和寺と清凉寺の阿弥陀三尊像
第11週 室生寺と醍醐寺
第12週 神仏習合の造形
第13週 六波羅蜜寺諸像と10世紀の造像
第14週 康尚と同聚院不動明王像
第15週 まとめ
寺社あるいは展覧会の見学を行うことがある。
【事前・事後学修】
事前学修 配付資料及び入門bの資料などを見ておくこと(学修時
間 週1時間)。
事後学修 資料に載る関連参考文献を読んでみること(学修時間
週1時間)。
【テキスト・教材】
テーマごとに資料を配付する。
【成績評価の方法・基準】
期末レポート60%、中間レポート(展覧会レポートなど)30%、授
業態度10%で成績を付ける。
【参考書】
・『日本美術全集』5・6(講談社)
・『日本美術全集』4(小学館)
・『日本彫刻史基礎資料集成 平安時代 重要作品篇』(中央公論
美術出版)
【注意事項】
講義を聴く中で、専門用語に対する基礎知識(読み、意味、使い
方)を吸収し、また自分の好きな作品を見出してほしい。事前・事
後学修はもちろん大事だが、まずは授業に集中すること。
仏教美術史特講b
西洋美術史特講a
定朝から運慶・快慶へ
武笠
朗
2年~ 後期 2単位
―祈りの造形:ヨーロッパ古代・中世の祈念美術―
駒田 亜紀子
2年~ 前期 2単位
― 299 ―
-13-
美
【授業のテーマ・目標】
この授業では、西洋古代・中世のキリスト教美術の中から、「祈
り」に関わる造形表現を取り上げ、その多様な展開を、作品の用
途・形式別に、時代・地域を横断して解説する。キリスト教美術に
おける祈りの造形は、神の賛美を根底に据えながら、死者をあの世
へ送り出す葬礼や、人々を神へととりなす聖人の崇拝など、此岸か
ら彼岸へと向けられた人々の眼差しや思いを核に、多様な表現形
式・内容を生み出すこととなった。この授業では、西洋古代・中世
キリスト教美術における祈念美術の多様な展開や特徴を理解し、併
せて「祈り」という行為を媒介する造形表現の機能について考える
ことを、目標とする。
【授業の内容】
1. イントロダクション:祈念美術とは
2. 古代末期・初期キリスト教時代の葬礼美術
3. 西欧中世前期の葬礼美術
4. 西欧中世後期の葬礼美術
5. 聖遺物と聖遺物容器
6. 聖画と聖人像
7. 祈念・礼拝像
8. 祭壇装飾(1):中世初期~盛期の祭壇装飾(彫刻)
9. 祭壇装飾(2):中世初期~盛期の祭壇装飾(絵画)
10. 祭壇装飾(3):中世後期のイタリアの祭壇画
11. 祭壇装飾(4):中世後期のイタリアの多翼祭壇画(パラ)
12. 祭壇装飾(5):中世後期のアルプス以北の祭壇画
13. 祭壇装飾(6):中世後期のアルプス以北の多翼祭壇画(ポリ
プティク)
14. 祭壇装飾(7):中世末期の壁面一体型多翼祭壇画
15. まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:配布プリント記載の次回授業の内容を理解する。指定図
書・推薦図書・参考図書等を活用し、次回授業で扱う作品の概要を
把握する。
事後学修:授業で解説した専門用語や様式的な特徴等を個々の作品
に即して理解できるようにする。作品の制作された時代・文化的背
景と作品を関連付けて理解する。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)は使用しない。プリントを配布するが、授業
中に各自が講義ノートを作成することが不可欠である。
【成績評価の方法・基準】
授業態度10%、授業終了時の感想文20%、定期試験70%の比率で
評価する。
【参考書】
『西洋美術館』(小学館 1999年)
『名画への旅 2 古代Ⅱ・中世Ⅰ 光は東方より』(講談社)
『名画への旅 3 中世Ⅱ 天使が描いた』(同上)
『名画への旅 4 中世Ⅲ 天国へのまなざし』(同上)
『名画への旅 9 北方ルネサンスⅠ 北方に花ひらく』(同上)
指定図書(OPAC参照)
推薦図書(OPAC参照)
【注意事項】
授業は、デジタル・スライドで提示する美術作品等の画像に解説
を加えながら、進める。講義中に提示する画像のサムネイルのプリ
ントアウトは配布しない。西洋の歴史および地理に関する基礎知識
(高校で履修した世界史および地理の知識)を確認しておく。普段
から美術全般に関心を持ち、西洋美術関連の展覧会等を積極的に見
学することが望まれる。授業に関連の深い展覧会等の見学(費用は
全額自己負担)を課す場合がある。
美
【授業のテーマ・目標】
和様彫刻の成立から院政期を経て鎌倉時代前期までの仏教美術史・
彫刻史を、主要な作例や作家、重要課題を中心に詳しく検討する。
作品やテーマへのさまざまなアプローチのあり方を知り、それとと
もに社会や信仰と作品の多様な絡み方を理解する。
【授業の内容】
第1週 はじめに
第2週 仏教美術の研究方法
第3週 平安後期から鎌倉期の概要(美麗と生身と)
第4週 定朝の事績
第5週 平等院鳳凰堂1阿弥陀如来像
第6週 平等院鳳凰堂2雲中供養菩薩像と扉壁画来迎図
第7週 白河・鳥羽上皇期の仏事と造像
第8週 蓮華王院(三十三間堂)
第9週 康慶と興福寺南円堂造像
第10週 運慶の事績
第11週 興福寺北円堂諸像
第12週 東大寺南大門二王像
第13週 快慶の事績
第14週 快慶の来迎印阿弥陀如来立像
第15週 まとめ
寺社あるいは展覧会の見学を行うことがある。
【事前・事後学修】
事前学修 配付資料及び入門bの資料を見ておくこと(学修時間
週1時間)。
事後学修 資料に載る関連参考文献を読むこと(学修時間 週1時
間)。
【テキスト・教材】
テーマごとに資料を配付する。
【成績評価の方法・基準】
期末レポート60%、中間レポート(展覧会レポートなど)30%、授
業態度10%で成績を付ける。
【参考書】
・『日本美術全集』6・7・8・10(講談社)
・『日本美術全集』4・7(小学館)
・『院政期の仏像』(岩波書店)
・『日本彫刻史基礎資料集成 平安時代造像銘記篇』(中央公論美
術出版)
・『日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代造像銘記篇』(中央公論美
術出版)
【注意事項】
講義を聴く中で、専門用語の基礎知識(読み、意味、使い方)を吸
収し、また自分の好きな作品を見出してほしい。事前・事後学修は
もちろん重要だが、まずは授業に集中すること。
美
学
美
学
西洋美術史特講b
西洋近代美術史特講a
―ヨーロッパ中世の彩飾写本―
駒田 亜紀子
2年~ 後期 2単位
モダンアートと水
六人部 昭典
2年~ 前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
この授業では、西洋古代末期から中世にかけて制作された彩飾写
本を取り上げ、その代表的な作例を、時代・地域別に解説する。こ
れらの写本に施された彩飾は、聖書の中で語られる天地創造やキリ
ストの生涯を分かりやすく絵解きしたものや、キリスト教の複雑な
神学的思考を図解したものなど、「書物」という制約の多い形式・
用途の中で、多様な表現を展開してきた。また、これらの彩飾写本
は、現存作品の少ない中世の板絵作品に代わり、地域・時代により
多様な変化を見せる西洋中世絵画の様式的展開をたどる上でも、貴
重な資料である。この授業では、西洋古代末期・中世独特の表現形
式である彩飾写本の地域・歴史的展開や特徴を理解し、併せて古代
末期~中世の絵画様式全般に関する知識を深めることを、目標とす
る。
【授業の内容】
1.イントロダクション:西洋中世の彩飾写本の基本的な構成
2.古代末期・初期キリスト教時代の挿絵彩飾
3.中世初期①:ケルトの彩飾写本
4.中世初期②:カロリング朝の彩飾写本
5.中世初期③:アングロ・サクソンの彩飾写本
6.ロマネスク期①:オットー朝の彩飾写本
7.ロマネスク期②:イベリア半島の彩飾写本
8.ロマネスク期③:フランス、イングランド、イタリア半島の
彩飾写本
9.ビザンティンの彩飾写本
10.ゴシック初期(13世紀)の彩飾写本
11.ゴシック中期(14世紀)の彩飾写本
12.国際ゴシック様式の時代(14世紀末~15世紀初頭)
13.アルプス以北・ゴシック後期(15世紀中葉~後半)
14. イタリア半島・ゴシック後期(15世紀中葉~後半)
15.まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:配布プリント記載の次回授業の内容を理解する。指定図
書・推薦図書・参考図書等を活用し、次回授業で扱う作品の概要を
把握する。
事後学修:授業で解説した専門用語や様式的な特徴等を個々の作品
に即して理解できるようにする。作品の制作された時代・文化的背
景と作品を関連付けて理解する。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)は使用しない。適宜プリントを配布するが、
授業中に各自が講義ノートを作成することが不可欠である。
【成績評価の方法・基準】
授業態度10%、授業終了時の感想文20%、定期試験70%の比率で
評価する。
【参考書】
『西洋美術館』(小学館 1999年)
木村重信ほか監修『名画への旅2古代Ⅱ・中世Ⅰ光は東方より』
同上『名画への旅3中世Ⅱ天使が描いた』
同上『名画への旅4中世Ⅲ天国へのまなざし』
同上『名画への旅9北方ルネサンスⅠ北方に花ひらく』
(以上、講談社 1994, 1993, 1992, 1993年)
指定図書および推薦図書(OPAC参照)
【注意事項】
授業は、デジタル・スライドで提示する美術作品等の画像に解説
を加えながら、進める。講義中に提示する画像のサムネイルのプリ
ントアウトは配布しない。西洋の歴史および地理に関する基礎知識
(高校で履修した世界史および地理の知識)を確認しておく。普段
から美術全般に関心を持ち、西洋美術関連の展覧会等を積極的に見
学することが望まれる。授業に関連の深い展覧会等の見学(費用は
全額自己負担)を課す場合がある。
― 300 ―
-14-
【授業のテーマ・目標】
水は世界を形作る4元素ののひとつに数えられる。また地球上の
生命は海の混沌から生まれたのであり、人間の生命も羊水という水
の中で成長する。また、水は生命の維持に不可欠なものでもある。
一方で、水は私たちに死をもたらす場合もある。授業では水の表現
に着目することを通して、モダンアートの展開を考察する。
【授業の内容】
第1週 序(視点の提示、評価の確認など)
第2週 クールベ:水と裸婦
第3週 ミレー:水と生活
第4週 モネ:《睡蓮》連作と水
第5週 セザンヌ:二つの水浴図
第6週 ミレイ:オフィーリアと水
第7週 ルドン:オフィーリアの変容
第8週 ウォータ-ハウス:物語の中の水
第9週 ゴーガン:野生と水
第10週 ボナール:浴室というユートピア
第11週 クノップフ:古都を浸す水
第12週 クリムト:ファムファタルと水
第13週 クプカ:水と抽象
第14週 デュシャン:機械仕掛けの泉
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前:講義で取り上げる画家について、小学館『世界美術大全集』
(図書館蔵)などの参考文献を読み、時代の動きを理解する。
事後:配布した資料を熟読し、事前学修で得た知識と関連付けて、
作品についての理解を深める。
【テキスト・教材】
テキストは用いない。
【成績評価の方法・基準】
リアクション・ペーパー(20%) 筆記試験(80%)
【参考書】
参考文献は授業中に紹介する。
【注意事項】
作品を通して理解することが求められる。また実際に作品を見る
ことが重要。首都圏で開催される展覧会など、美術館に積極的に出
かけることを心がけてほしい。
西洋近代美術史特講b
美学特講a
転換期の美術
六人部 昭典
2年~ 後期 2単位
―聴くことについて―
椎原 伸博
2年~ 前期 2単位
― 301 ―
-15-
美
【授業のテーマ・目標】
芸術を鑑賞するということは、創作するのではなく受容するという
意味において、一見受動的な行為として考えられがちである。しか
し、美や真理といった価値を発見し、人生を豊かにさせる芸術鑑賞
は、実際には極めて能動的な行為といえる。この授業では、音楽を
中心とする時間芸術に限定し、積極的な作品との関わり(=聴くこ
と)を検討し、その原理を考察する。
【授業の内容】
1:イントロダクション 音の映像的イメージ「ファンタジア」
2:音と色彩 ワグナーとボードレール
3:無対象の抽象と音楽 カンディンスキーとシェーンベルク
4:音楽の消費 ローリングストーンズとゴダール
5:反復の音楽① ヴェクサシオンからアンビエントミュージック
へ
6:反復の音楽② スティーブ・ライヒ「ケイブ」について
7:ノイズの世界① 未来派の音楽について
8:ノイズの世界② ミュージックコンクレートについて
9:ノイズの世界③ 実験的ポップミュージックについて
10:偶然の音① ジョン・ケージについて
11:偶然の音② ピエール・ブーレーズにおける偶然
12:音楽と時間 ジル・ドゥルーズの音楽論
13:声について① オペラにおける声
14:声について② 初音ミクと声の現在
15:まとめ
【事前・事後学修】
事前に資料をmanabaで提示することがありますので、授業前に必ず
プリントして、良く読んでおいて授業の準備をしてください。
また、授業時には基本的にハンドアウトは配布しません。
必ず、授業のノートをとってください。授業のまとめは、授業後に
manabaで公開しますが、必ずプリントアウトした上で、自分のノー
トと比較して、復習に努めてください。
【テキスト・教材】
適宜プリントを配布
【成績評価の方法・基準】
小テスト30% レポート70%
【参考書】
授業中に指示する
【注意事項】
小テストとレポートは、manabaを利用して行うので、各自必ずリマ
インダー設定して、告知を見逃さないようにしてください。
美
【授業のテーマ・目標】
20世紀初頭、1900年代から1910年代にかけての美術には、大胆な
色彩表現の展開、再現的空間の解体、事物の導入など、美術の在り
方が大きく変化してゆくのを見ることができる。授業ではマティス
とピカソ、そしてキュビスムと関わりのあった画家たちの作品や、
抽象絵画の生成を通して、転換期の美術を考察する。
【授業の内容】
第1週 序(視点の提示、評価の確認)
第2週 マティス(1):色彩の獲得
第3週 マティス(2):感覚の豊かさ
第4週 マティス(3):アラベスクとシーニュ
第5週 ピカソ(1):自己形成と「青の時代」
第6週 ピカソ(2):作品に隠されたレクイエム
第7週 ピカソ(3):キュビスム再考
第8週 ルソー:「異国」への眼差し
第9週 シャガール:浮遊する恋人たち
第10週 ドローネー:エッフェル塔と「同時的」
第11週 ボッチョーニ:「未来」という変革
第12週 クプカ:運動と抽象
第13週 カンディンスキー:色彩が生むダイナミズム
第14週 マレーヴィッチ:「絶対」の探求
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前:授業で取り上げる画家について、小学館『世界美術大全集』
(図書館蔵)などの参考文献を読み、時代の動きを理解する。
事後:配布資料を熟読し、事前学修で得た知識と関連付け、作品に
ついての理解を深める。
【テキスト・教材】
テキストは使用しない。
【成績評価の方法・基準】
リアクション・ペーパー(20%) 筆記試験(80%)
【参考書】
重要な文献は授業時に紹介する。
【注意事項】
授業では提示する作品を通して理解することが求められる。また
大切。実際に作品を見ることが大切。所と県で開催される展覧会な
ど、積極的に美術館を訪れることが必要である。
美
学
美
学
美学特講b
美術史実地研究a
モダンアートの美学
椎原 伸博
2年~ 後期 2単位
仏像や襖絵の実物を見る
中村 友代・武笠
朗
2年~ 前期 1単位
【授業のテーマ・目標】
西洋のモダンアートの歴史の流れを理解し、アート作品の特徴、
表現形式や様式、さらには主題と意味に関して多面的に理解する能
力を身につける。また、アート作品は社会的・文化的背景に強く影
響を受けていることに注目することで、アート作品が有する多様な
メッセージを読み解く能力を養う。そうしたうえで、モダンアート
から導かれる「美」の問題について考察する。
講義で扱うアートのジャンルは、造形芸術に限定せず、音楽、演
劇、舞踊、映画、写真等横断的なものとする。また、モダンアート
が主として都市で展開したことを考慮し、都市計画、建築、デザイ
ンといった視点からも、モダンアートを位置づけることにする。
【授業の内容】
1:モダンとは何か ボードレールとモダニズム 19世紀のアート
2:世紀末のアート パリ万国博覧会とアール・ヌーヴォー
3:ウィーンの都市芸術と「装飾」について
4:アヴァンギャルドとロシア ダダとレディメイド
5:無意識とアート シュルレアリスムについて
6:新精神とル・コルビュジエ モダニズム建築について
7:総合的造形芸術教育のユートピア バウハウスについて
8:アール・デコとファッション
9:第二次世界大戦とアート
10:抽象表現主義とモダニズム芸術理論
11:アンドレ・バザン「映画とは何か」からヌーヴェル・ヴァー
グへ
12:学外見学:東京のモダニズム建築調査
13:芸術と広告 ポップアートと消費文明
14:ポスト・モダンとシミュレーショニズム
15:関係性の美学とアート
【事前・事後学修】
事前に資料をmanabaで提示することがありますので、授業前に必ず
プリントして、良く読んでおいて授業の準備をしてください。
また、授業時には基本的にハンドアウトは配布しません。
必ず、授業のノートをとってください。授業のまとめは、授業後に
manabaで公開しますが、必ずプリントアウトした上で、自分のノー
トと比較して、復習に努めてください。
【テキスト・教材】
テキストは使用しません。適宜資料を配付する。また、授業のレジ
ュメは事後学習用に、授業終了後にmanabaにて配布する。
【成績評価の方法・基準】
実地見学に基づくレポート30%、理論的レポート70%
【参考書】
授業中に適宜指示します。
【注意事項】
資料の配付や連絡は、全てmanabaにて行うため、必ずリマインダー
設定して、告知を見逃さないこと。
適宜都心の美術館、博物館等の見学を行う。見学については、授業
中に指示します。
― 302 ―
-16-
【授業のテーマ・目標】
美術史を学ぶ上で作品の実物を見ることは何よりも重要である。実
際にお寺などに行って、画像で見た作品が、どのような状況に置か
れ、そこでどのように見えるのか、それを実感することが大切であ
り、その時の感動こそが美術史の醍醐味である。この授業は日本・
東洋の古美術の実地見学として、7月初め頃に、奈良・京都方面へ
2泊3日の見学旅行を実施する。入門で出る基本作品を見学する。
実物を見ることで作品の理解を深めよう。
【授業の内容】
この授業は実習形式の授業で、毎週授業があるわけではないので注
意。授業の展開は次の通り。
1.ガイダンス
2.見学旅行に行く
3.感想レポートを提出する
4月の履修登録前に旅行日程(予定)、費用(概算)等を提示す
る。費用は6.3万円ぐらいとみておくこと。
主な見学先は次の通り(予定)。
奈良=法隆寺、中宮寺、東大寺、興福寺、奈良国立博物館
京都=東寺、正伝寺、三十三間堂、京都国立博物館、
養源院、智積院
【事前・事後学修】
事前学修 日本美術史、仏教美術史などの入門の授業資料等で見学
作例の勉強をしておくこと。
事後学修 課題レポートをしっかり書くこと。
【テキスト・教材】
なし。
【成績評価の方法・基準】
見学旅行への参加90%、旅行後提出のレポート10%で成績を付け
る。
【参考書】
なし。
【注意事項】
この授業は、団体旅行による旅行費用算出の関係等で、直前の旅行
中止(履修取り止め)は原則として認めない(やむをえない事情の
場合はこの限りにあらず)。日程の都合、旅行費用の捻出等を考え
た上で、履修するかどうかを決定すること。ただし、履修するかど
うか(つまり旅行に行くか行かないか)の最終決定日を別に設ける
予定なので、悩んでいる人は、履修登録をした上で考えること。旅
行費用は参加人数が多いほど安くなるので、なるべく多くの人が参
加することを希望する。
美術史実地研究b
美術史実地研究c
―生の芸術経験から学ぶ―
駒田 亜紀子
2年~ 後期 1単位
総合芸術としての舞台
椎原 伸博
2年~ 前期 1単位
【授業のテーマ・目標】
東京は世界でも有数の舞台芸術が盛んな都市である。歌舞伎や文楽
のような伝統芸能から、新劇、ミュージカル、バレエ、オペラ、ダ
ンス等々様々な舞台が毎日のようにかかっている。また、神奈川、
埼玉、静岡といった地方公共団体も、公共財としての芸術という意
識の下で、舞台芸術に対する支援をおこなっている。この授業は、
このような舞台芸術の実際に立ち会い、その鑑賞体験に基づいて、
舞台芸術作品に関する記述を行うことを学ぶ。舞台芸術は、様々な
芸術のジャンルの複合体であり、そこには当然美術史学的視点、芸
術学的視点、美学的視点も含まれており、それらを総合的に考察す
る力を養うことを目指す。また、地方公共団体が主催する演劇公演
が、都市の創造性を高めていることを確認し、アートマネジメント
、文化政策の視点から舞台芸術の意味を再考察することを目指す。
【授業の内容】
この授業は実習形式の授業であり、毎週授業があるわけではない。
授業の流れは以下の通りである。
体験する舞台芸術は、静岡芸術劇場を中心として、4月下旬から5月
上旬のゴールデンウィーク中に開催される「ふじのくに 世界演劇
祭」と、神奈川県芸術劇場 あるいは 新国立劇場の演目を予定す
る。
具体的には、フランス国立ケ・ブランリー美術館開館10周年記念委
嘱作品/SPAC新作『イナバとナバホの白兎』
新国立劇場、コンテンポラリーダンス公演 高谷史郎(ダムタイプ
)「CHROMA(クロマ)」あるいは演劇公演 ジョン・フォード「あ
われ彼女は娼婦」等を予定しています。
【事前・事後学修】
上演作品に関する資料を事前に確認しておくこと。上演後に、様々
な批評文を配布しますので、それを参考にして、鑑賞した舞台芸術
に関するレポートを作成します。
【テキスト・教材】
上演作品の台本等、適宜指示します。
【成績評価の方法・基準】
レポート50%、ディスカッションおよび発表50%
【参考書】
適宜指示します。
【注意事項】
チケットを手配する関係から、この授業の定員は20名とします。ま
た、静岡県静岡市への旅費、滞在費、チケット代が別途(3万円程
度)かかります。
― 303 ―
-17-
美
1:ガイダンス 4月上旬
2:舞台の鑑賞
3:実際に見た演劇毎にレポートを提出
4:見た作品に関するディスカッション
5:7月下旬 ディスカッションに基づく発表会
美
【授業のテーマ・目標】
美術史を学ぶためには、実際に「作品」を見ること(芸術経験)
が何よりも大切である。この授業では、実習形式の見学を通じて、
美術館や画廊で実際に作品を前にして、「作品」を見ることと「作
品」を読むことを学ぶ。
【授業の内容】
1.ガイダンス
2学期の開始時期に大学で行い(日時・場所は掲示するの
で注意)、授業の進め方(見学先、日程、注意事項など)
を確認する。
2.見学授業
・見学授業は10~1月の日曜日を2日(終日)使って、あ
るいは週末等を利用して1泊2日程度の日程で、現地で行
う(例年、混雑を避けるため、12月上旬に実施することが
多い)。
・見学内容はおもに近・現代の西洋美術を想定している
が、見学先によっては日本の近代美術等も見学内容に加わ
る場合がある。
・見学する美術館は、ブリヂストン美術館、国立西洋美術
館、東京国立近代美術館、東京都現代美術館(以上、東
京都)、川村記念美術館(千葉県佐倉市)、山梨県立美術
館(山梨県甲府市)、ポーラ美術館、箱根ラリック美術
館、箱根彫刻の森美術館(以上、神奈川県)、その他関東
地方の美術館・博物館、さらには大塚国際美術館(徳島
県)などが、候補としてあげられる。
・おもに各美術館の所蔵作品(常設展示)を見学する予定
であるが、特別展(優れた展覧会で混雑が予想されない場
合)も考えたい。
・見学日程(日時と場所)および実施の詳細は第1回目の
ガイダンスで発表するので、必ず出席すること。
【事前・事後学修】
事前学修:ガイダンス時に配布するプリントを熟読し、見学の概要
を把握する。見学当日に課す作品コメントに備え、作品記述(ディ
スクリプション)のポイントを確認する。
事後学修:作品図録等の基礎資料を調査し、ディスクリプション課
題の対象となる作品の基礎データと図版を入手する。見学した作品
の観察記録と図版資料をもとに、個々の作品に即したディスクリプ
ションを、自分の言葉で作成する。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)は使用しない。
【成績評価の方法・基準】
授業態度(ガイダンスを含む)50%、レポート(作品ディスクリ
プション)50%の割合で評価する。レポートについては、書式・内
容構成・字数等を指定する。
【参考書】
見学する美術館等の作品図録。
【注意事項】
この授業は、年度始めに履修登録した受講生の人数を勘案して見
学先および諸費用を決定するため、真にやむを得ない事情が生じた
場合を除き、履修取り止めは原則として認めない。
見学授業では、「授業」であることを自覚して参加する。一般の
来館者も鑑賞しておられることに留意する。遅刻や余分な私語は厳
禁である。
美術館の観覧料(事前に徴収する)、現地(遠方の場合もある)
までの往復の交通費、宿泊を伴う場合の宿泊費は、全額自己負担で
ある。
美
学
美
学
日本の美術a
日本の美術b
屏風絵でたどる日本美術史
野口 剛
2年~ 前期 2単位
日本古代~中世の仏教絵画
白原 由起子
2年~ 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
屏風絵は、日本においてとくに発達した絵画の形式です。空間を
仕切る調度としての実用性のうえに、部屋をかざり、あるいはその
空間に意味を付与する装飾品、荘厳具としての性格を備えています
。また、物理的に大きな画面は、その絵にモニュメンタルな性格を
与え、さらにそれは、画家にとっては「大作」となりうる要素とな
ります。
この授業では、平安時代から江戸時代にかけての屏風絵を毎回1
点ずつとりあげて、その歴史的展開をたどるとともに、屏風絵をめ
ぐる様々な論点を紹介するものです。個々の作品の画題や様式、史
的位置はもとより、制作の背景や享受の実態など、多角的な観点か
ら屏風絵の魅力を探ります。
【授業の内容】
第1週 はじめに 屏風絵をめぐる諸問題
第2週 「山水屏風」
第3週 校外実習:根津美術館
第4週 「日月山水図屏風」
第5週 雪舟「四季花鳥図屏風」
第6週 「月次風俗図屏風」
第7週 狩野元信「四季花鳥図屏風」
第8週 「洛中洛外図屏風」
第9週 校外実習:見学先未定
第10週 狩野秀頼「高雄観楓図屏風」
第11週 「誰が袖図屏風」
第12週 伊年印「草花図屏風」
第13週 尾形光琳「燕子花図屏風」「紅白梅図屏風」
第14週 円山応挙「藤花図屏風」
第15週 おわりに
【事前・事後学修】
【事前学修】前回授業時に紹介する参考文献を読み、予習すること
。
【事後学修】配布したプリントを復習すること。指示に従い小レポ
ートを提出すること。
【テキスト・教材】
プリントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
小レポート30点、期末試験40点、平常点(授業態度)30点で評価し
ます。
【参考書】
参考図書や文献は、授業において示します。
【注意事項】
美術館・博物館での見学授業(校外実習)を2回程度行う予定に
しています。土曜日もしくは日曜日に実施します。見学は、上記の
順番とは異なる場合があります(詳細は授業中にお知らせします)
。見学に関わる費用は自費とします。
― 304 ―
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【授業のテーマ・目標】
飛鳥時代から鎌倉時代に至る時代の仏教絵画をとりあげる。毎回
、奈良仏教、密教、浄土信仰、神仏習合などに基づく代表作品の、
図像および表現上の特色を述べ、研究の成果や課題を論じる。仏教
絵画への理解を深めるとともに、研究方法を学ぶことを目標とする
。
講義の一環として、受講者全員で作品を実見する機会を設けると
ともに、講義中に指定した展覧会に各自が赴き、実見した作品に関
するレポート作成を求める。
講義中に行うディスカッションや展覧会見学の参加、レポートの作
成など、受講者には、作品を見る・考えることに積極的な態度が求
められる。
【授業の内容】
第1週 飛鳥時代の仏教絵画 玉虫厨子・法隆寺金堂絵画
第2週 奈良時代の仏教絵画
東大寺・正倉院
第3週 図像の見方/仏教絵画の素材と技法
第4週 密教絵画 I 密教の請来・両界曼荼羅
第5週 密教絵画 II 別尊曼荼羅と独尊画像
第6週 浄土信仰の絵画 I 当麻曼荼羅から平等院鳳凰堂へ
第7週 浄土信仰の絵画 II 浄土図と来迎図
第8週 浄土信仰の絵画 III 六道絵
第9週 院政期の仏画
第10週 中尊寺の絵画・装飾経
第11週 仏教説話画の諸相
第12週 神仏習合の絵画 I 春日信仰
第13週 神仏習合の絵画 II 熊野信仰
第14週 鎌倉時代の仏教絵画
第15週 展覧会見学(日時は、受講者と相談して決める)
【事前・事後学修】
講義開始前までに、1年次に受講した「仏教美術史入門」の内容を
復習しておくこと。
事前学修:各回の講義の際に、次回の講義と参考文献を告知するの
で、指定された資料を読むことで、予備知識を得ておくことが望ま
しい。
事後学修:講義で指定した参考書や展覧会図録により理解を深め、
レポート作成に役立てる。
【テキスト・教材】
テキストは使用しない。
それぞれのジャンルや作品に関する参考書や展覧会図録を、講義中
に適宜紹介する。
【成績評価の方法・基準】
平常点(講義中に不定期に行うコメントペーパー)30%、実見した
作品に関するレポート70%を基準に評価する。
【参考書】
講義中に、適宜、参考文献を紹介する。
【注意事項】
全員あるいは各自の作品見学は、講義内容に関連する作品が実見で
きる機会となる。東京国立博物館は特別展以外の展示を無料で観覧
できるが、その他の見学して欲しい美術館・博物館については、各
自が入館料を支払うことになる。
東洋の美術a
東洋の美術b
中国仏教彫刻史(1)
萩原 哉
2年~ 前期 2単位
中国文人画研究―「伝統と創造」
福岡 さち子
2年~ 前期 2単位
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【授業のテーマ・目標】
中国における「文人画」の概念は、北宋の時代に生まれました。
元代になると、「文人画」は画壇の中でも中心的な位置を占めるよ
うになり、職業画家の画風とは明確に異なる、いわゆる文人画風と
いうものが確立しました。
ところで中国の文化は、歴史や伝統というものを非常に重視し、
その土台がないと、それを正しく理解し楽しむことができません。
中国の絵画、そして「文人画」も、同様にその歴史や伝統を知って
、はじめて理解し享受できるものです。本授業では、中国文人画の
歴史に重要な足跡を残した元代から明代までの画家を選び、彼らが
学び継承した「伝統」とはどういうものであったのか、そして彼ら
がその伝統の上に新たに創り出したものは何であったのか、という
ことをメインテーマに、中国文人画について学んでいきたいと思い
ます。
【授業の内容】
第1回 はじめに―中国文人画の歴史を概観する
第2回 人物画・花鳥画史の大きな流れを掴む
第3回 山水画史の大きな流れを掴む①~五代
第4回 山水画史の大きな流れを掴む② 北宋~南宋
第5回 銭選と趙孟フの復古主義
第6回 趙孟フの革新性
第7回 趙孟フから元末四大家へ 黄公望を中心に
第8回 倪サンと呉鎮
第9回 王蒙と元末の文人画家
第10回 呉派文人画① 沈周を中心に
第11回 呉派文人画② 元末四大家から沈周へと繋いだ者たち
第12回 呉派文人画③ 文徴明を中心に
第13回 董其昌が創り出したもの
第14回 董其昌の画論から絵画史を振り返る
第15回 総括
【事前・事後学修】
授業の開始前に、一年生の時に中国美術史入門で学んだ基本的内容
を振り返っておいてください。また授業の後には、授業で学んだ画
を図版などで確認し、各画家の画風の特徴などを自分なりに把握す
るように努めてください。
【テキスト・教材】
特になし。必要な資料は、授業中に配布します。
【成績評価の方法・基準】
平常点20%(授業態度)、授業内レポート40%、記述方式の授業内
試験の結果40%で採点します。
【参考書】
『故宮博物院 元の絵画』(日本放送出版協会 1998)
『故宮博物院 明の絵画』(日本放送出版協会 1998)
『世界美術大全集 東洋編』(小学館)
【注意事項】
授業では、毎回複製画を使用して、じっくりと丹念に作品を観る時
間を設けます。作品に対する感想など、活発に発言して欲しいと思
います。また授業中にも発言を求めますので、積極的に授業に参加
してください。
美
【授業のテーマ・目標】
先史時代から北魏時代までの中国彫刻、とくに仏教彫刻の歴史につ
いて、画像、映像等による作品鑑賞をまじえながら概観する。各時
代の代表的作品について、それぞれの造形的特色とその特色の変化
を視覚的に理解するとともに、それらを生み出した歴史的要因、造
形の基盤となった思想や文化についての理解を深める。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 中国美術の萌芽 新石器時代の彫刻的造形
第3週 殷・周時代の美術 青銅器文化の世界
第4週 秦始皇帝陵の兵馬俑と漢代の石彫像
第5週 仏教の伝来と初期の仏教的造形
第6週 五胡十六国時代(1) 古式金銅仏と北涼石塔
第7週 五胡十六国時代(2) 甘粛省の石窟寺院
第8週 敦煌莫高窟(1) 北涼~北魏時代
第9週 敦煌莫高窟(2) 北魏時代
第10週 雲岡石窟(1) 初期 曇曜五窟
第11週 雲岡石窟(2) 中期
第12週 龍門石窟(1) 古陽洞
第13週 龍門石窟(2) 賓陽中洞
第14週 北魏造像の展開
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
中国史の概説書や中国地図などを参照し、中国の歴史や地理にかん
する基礎的な知識をもって受講することが望ましい。また、毎回配
布するプリントの内容を、次回までに復習しておいて欲しい。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)なし。毎回、プリントを配布する。
【成績評価の方法・基準】
期末試験70%、平常点30%(毎回、授業の感想、質問などをリアク
ションペーパーに書いて提出してもらう)。また、博物館、展覧会
等の見学レポートを課す場合がある。
【参考書】
『世界美術大全集 東洋編』1・2・3(小学館)
『中国石窟』敦煌莫高窟、炳霊寺石窟、麦積山石窟、雲岡石窟、龍
門石窟、鞏県石窟(平凡社)
松原三郎『中国仏教彫刻史論』(吉川弘文館 1995年)
石松日奈子『北魏仏教造像史の研究』(ブリュッケ 2005年)
【注意事項】
中国美術、仏教美術に関連する展覧会、博物館、美術館等に積極的
に足を運び、実際に作品を鑑賞する機会を多くもつよう心がけて欲
しい。なお、授業期間中に東京国立博物館東洋館の見学授業を実施
する予定である。
美
学
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美術と社会a
美術と社会b
近現代日本における女性の作り手とジェンダー
吉良 智子
2年~ 前期 2単位
アートと公共性:20世紀初頭から現代まで
工藤 安代
2年~ 後期 2単位
【事後学修】次回の授業範囲を予習し、授業で配布された資料を復
習すること。
(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
随時プリントを配布する
【成績評価の方法・基準】
中間レポート2回〔50%〕、プレゼンテーション〔30%〕、平常点
(授業への積極的参加)〔20%〕
【参考書】
・『ソーシャリー・エンゲイジド・アート入門』(フィルムアート
社)
・『パブリックアート政策』(勁草書房)
・『文化政策学』(有斐閣コンパクト)
【注意事項】
第13、14、15回での「アートと関係性のワークショップⅠ、Ⅱ」で
は、必要に応じて見学や屋外学習を行なうこともある。
― 307 ―
-21-
美
【授業のテーマ・目標】
本講義は、美術と社会の関係について、公共性を軸として学んでい
く。人びとや地域社会と密接な関わりを築く芸術活動の諸相やその
意義について、米国やヨーロッパ諸国などの事例を取り上げながら
、社会に深く関わりをもつ芸術の公共性とは何か、時代の変化とそ
の背景となった思想や文化活動など、歴史な流れをふまえつつ幅広
い観点から本テーマを学んでいく。
【授業の内容】
第 1回 ガイダンス&芸術と公共性について
(シラバスの説明、参考書についての説明など)
第 2回 社会的コンテキストに関わる美術の流れ ≪中世~1930年
代≫
(銅像、記念碑、地域社会の文化的シンボル)
第 3 回 社会的コンテキストに関わる美術の流れ ≪1960年代≫
(モダン抽象彫刻、パブリックアートのはじまり)
第 4 回 芸術と国家 ≪芸術のデモクラシー≫
(政治と芸術:ニューディール芸術政策)
第 5 回 芸術と国家 Ⅰ≪国の文化芸術政策のはじまり≫
(政治と芸術:アメリカ合衆国の場合)
第 6 回 芸術と国家 Ⅱ≪芸術への公的支援の根拠≫
(国が芸術支援をおこなう理由)
第 7 回 芸術と国家 Ⅲ≪表現へのセンサーシップ-≫
(表現の自由と干渉)
第 8 回 芸術と多民族国家
(文化戦争と多文化主義)
第 9 回 公共空間の文化表象をめぐるバトル
(市民社会の進展とパブリックアートの変化)
第 10 回 芸術の表現拡張と美術制度批判Ⅰ
(オフミュージアム・ムーブメントのはじまり)
第 11 回 芸術の表現拡張と美術制度批判Ⅱ
(フェミニズム・アートの台頭)
第 12 回 芸術と社会の新たな関わりの模索Ⅰ
(社会化するアーティストの台頭)
第 13 回 芸術と社会の新たな関わりの模索Ⅰ
(世界のアーティストの活動と実践)
第 14 回 アートと関係性のワークショップⅠ
(テーマの設定、グループ分け)
第 15 回 アートと関係性のワークショップⅡ
(グループ・プレゼンテーション)
【事前・事後学修】
【事前学修】レポート・発表等の課題に取り組むこと。
(学修時間 週2時間)
美
【授業のテーマ・目標】
日本の美術家の名前を思い浮かべるとき、そこに「女性」はいる
でしょうか。もし、名前や作品を挙げることができなかったとした
ら、どのような理由があるのでしょうか。この授業では、日本の女
性美術家の歴史や一部の著名な人物を紹介するのではなく、近現代
日本の「女性の作り手」を取り巻く問題や社会的状況を、ジェンダ
ーの視点を用いつつ、制度、教育、戦争などの切り口から、分析し
ていきます。
「女性の作り手」による表象および表象された女性像を、ジェン
ダーの視点から分析・考察できるようになることが目標です。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション
第2週 「美術」の成立と女性の作り手
第3週 前近代における女性の作り手
第4週 「美術」教育と女性
第5週 教育者としての女性
第6週 女性と「手芸」
第7週 女性の作り手と「ネットワーク」
第8週 女性の作り手と「モティーフ」
第9週 アヴァンギャルドと女性
第10週 戦争と女性の作り手1(戦争美術における「銃後」)
第11週 戦争と女性の作り手2(戦争と女性美術家)
第12週 戦後の女性アーティストの作品と評価
第13週 現代の女性アーティストの作品と評価
第14週 現代における女性の作り手
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
全国の美術館・博物館では、一年を通してさまざまな展覧会が開
催されていますが、女性の作り手に関するものは多いとはいえませ
ん。事前・事後学修ともに、授業に使用するプリントを参照しなが
ら、洋画・日本画・彫刻・工芸などの従来の美術ジャンルにとらわ
れずに、広く女性の作り手の作品を見てください(事前・事後学修
時間各週2時間)。
【テキスト・教材】
プリントを使用する。
【成績評価の方法・基準】
期末レポート70%、授業内小レポート30%
【参考書】
若桑みどり『女性画家列伝』岩波新書、1985
パトリシア・フィスター『近世の女性画家たち』思文閣出版、1994
小勝禮子他編『奔(はし)る女たち 女性画家の戦前・戦後
1930-1950年代』栃木県立美術館、2001
草薙奈津子監修『女性画家の全貌。』美術年鑑社、2003
山崎明子『近代日本の「手芸」とジェンダー』世織書房、2005
吉良智子『戦争と女性画家』ブリュッケ、2013
吉良智子『女性画家たちの戦争』平凡社新書、2015
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― 308 ―
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民俗学
芸能文化史
日本民俗学入門-餅はなぜ丸いのか?-
鈴木 通大
2年~ 前期 2単位
雪と月と花と
児玉 信
2年~ 後期 2単位
― 309 ―
-23-
美
【事後学修】小テスト・発表等を復習すること。また、次回の授業
範囲を予習し、専門用語やキーワードなどを理解しておくこと。(
学修時間 週1時間)
【テキスト・教材】
福田アジオ他編『図解案内 日本の民俗』(吉川弘文館、2012年
)3,300円+税
必要に応じて資料プリントを配布します。
【成績評価の方法・基準】
定期試験70%、平常点30%(授業への積極的参加、課題への取組
み姿勢等)の配分で、成績評価をします。
【参考書】
柳田國男著『年中行事覚書』(講談社学術文庫、2015年)
福田アジオ編責任編集『知って役立つ民俗学-現代社会への40
の扉-』(ミネルヴァ書房、2015年)
市川秀之・中野紀和他編著『はじめて学ぶ民俗学』(ミネルヴァ
書房、2015年
【注意事項】
受講生は、授業内容を正しく理解するために、できる限り不明な
点や点や疑問については、積極的に質問してください。
【授業のテーマ・目標】
人類の歴史を、学問・芸術・宗教など様々な視点からアプローチす
るのが「文化史」です。
今年度の〔芸能文化史〕は〝雪月花〟をキーワードにして日本の伝
統芸能を学びます。大伴家持が、宴席詠雪月梅花歌一首と題して詠
んだ「雪の中に照れる月夜に梅の花折りて贈らむ愛しき兒もがも」
は、日本で初めてセットで雪月花を取り上げた歌と言われます。雪
月花というフレーズは、少し遅れて中国からもたらされますが、こ
の3つの自然美は、古くから日本の芸術・美術の特性として挙げら
れてきました。
現代でも、日本の美の感覚を連想させる語として様々に用いられま
す。伝統芸能に描かれる〝雪月花〟の印象的なシーンなどを通して
、先人の心のありどころを探っていきます。
【授業の内容】
第1週
ガイダンス 日本芸能の展開(芸能通史)
第2週
「雪月花」あれこれ
(和歌の中の雪月花、デザインなど)
第3週
雅楽(歴史・特色など)
第4週
雅楽作品鑑賞(『桜人』『春鶯囀』など)
第5週
能(歴史・特色など)
第6週
能作品鑑賞(『雪』『花月』『姨捨』など)
第7週
狂言(歴史・特色など)
第8週
狂言作品鑑賞
(『木六駄』『月見座頭』『花盗人』など)
第9週
人形浄瑠璃文楽(歴史・特色など)
第10週 人形浄瑠璃文楽作品鑑賞
(『仮名手本忠臣蔵』『義経千本桜』など)
第11週 歌舞伎(歴史・特色など)
第12週 歌舞伎作品鑑賞(『積恋雪関扉』『娘道成寺』など)
第13週 日本舞踊(歴史・特色など)
第14週 日本舞踊作品鑑賞(『雪』『梅の春』など)
第15週 まとめ(琉球舞踊など)
【事前・事後学修】
雅楽・能・狂言・人形浄瑠璃文楽・歌舞伎・日本舞踊など古典芸能
の世界は、注意事項にも記したように日々変化しています。
そうした伝統芸能の現場(能楽堂・劇場・ホールなど)や、能面展
・絵画展など各種の展覧会、あるいは啓蒙・学術的な催し(ワーク
ショップ・学会)などに積極的に出掛けて見聞を広めてください。
新聞・雑誌の古典芸能関連記事に目を通すとか、常に興味を持って
アンテナを張り巡らすことが講義の理解にも繋がるでしょう。
【テキスト・教材】
授業で使用するテキスト(プリント)は、そのつど用意します。
【成績評価の方法・基準】
期末にレポートを課します。成績評価については、まずレポートの
内容を重視します。設問を正しく理解しているか、参考文献を文末
に記すよう指導するが、その参考文献を鵜呑みにして引き写したよ
うな文章を書いていないか(参考文献を咀嚼して自分の文章にして
いるか)、誰が読んでも解るような文章になっているかなど、文章
の基本を踏まえていることが基準になります(70点)。
その上で、授業への積極参加などを加味(30点)します。
【参考書】
雅楽事典(音楽之友社)能楽辞典(筑摩書房など)歌舞伎事典(平
凡社など)といった事典類。謡曲集・浄瑠璃集・歌舞伎脚本集など
台本羸、各種図典など
【注意事項】
伝統芸能の現場は、絶えず流動しています。出来る限り出掛けて、
そこでは何が行われているのか、どういう観客が来ているのかなど
、細かく観察することも必要と考えます。そこから得た、インスピ
レーションが、レポート内容の豊かさにも繋がるはずです。
美
【授業のテーマ・目標】
「民俗学」とは、私たちの身近な生活にみられる民俗事象、すな
わち慣習や伝承を研究対象にした学問で、柳田國男が中心となって
創設されました。
授業では、身近な日常生活にみられる民俗事象(行事)=年中行
事の由来や意義を楽しく探りながら、「民俗学の目的と方法」を学
びます。そのことは、日本の民俗文化、すなわち「自国の基層文化
」を正しく理解することにつながります。。
さらに、このことを通して「民俗学(民俗文化)研究」のノウ-
ハウ(know-how)として、民俗調査法、フィールドノート
(野外手帳)や文献目録などの作成などについて会得します。
【授業の内容】
第1週 はじめに~民俗学史および民俗学の研究対象について~
第2週 年中行事とは何か~イエの祭りとムラの祭り~
第3週 なぜ門松を立てるのか~年神様の依代~
第4週 なぜ餅は丸いのか~儀礼食を考える~
第5週 大正月と小正月について~稲作文化と畑作文化~
第6週 新暦と旧暦について~太陽暦と太陰暦から
第7週 生産暦と農耕儀礼について
第8週 公家社会の年中行事~「年中行事絵巻」を読む~
第9週 武家社会の年中行事~「風俗問状・答書」を読む~
第10週 農村・漁村・山村の年中行事~類似と差異~
第11週 盆行事の諸相について
第12週 盆と正月行事の類似性について~祖霊・年神・田の神~
第13週 年中行事の消滅と変化について
第14週 新しい年中行事~バレンタイン・ハロイン・クリスマス~
第15週 比較民俗学を考える~まとめに代えて~
授業は、できるだけシラバスに沿って進めますが、進捗状況によ
って、授業内容が前後する場合があります。
【事前・事後学修】
【事前学修】小テスト・発表等の課題に取り組むこと。(学修時間
週1時間)
美
学
美
学
デザイン史
デザイン論
近代日本と西洋の工芸デザイン
森谷 美保
2年~ 前期 2単位
モノとコトの意味を探る
高橋 綾
2年~ 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
19世紀から20世紀に至る日本、西洋のデザイン史の概要を、工芸デ
ザインを中心に解説する。イギリスでのアーツ・アンド・クラフツ
運動に端を発したヨーロッパの工芸デザインと、明治時代の幕開け
とともに万国博覧会を契機に世界へと広がった日本の工芸、美術の
関係を検証。日本のデザイン史では、明治初期の「温知図録」を皮
切りに日本各地で描かれるようになった図案(デザイン画)の内容
と実態を陶磁器メーカー、個人作家など具体的な例を挙げて紹介し
たい。また、ヨーロッパに広まったジャポニスム、その後のアール
・ヌーヴォー、アール・デコなどの展開とともに、それらが日本に
受容された状況を説明する。
近代日本と西洋のデザインの関係について理解し、把握することを
目標とする。
【授業の内容】
第1週 授業の概要について
第2週 19世紀のデザイン①:
ウィリアム・モリスとアーツ・アンド・クラフツ運動
第3週 19世紀のデザイン②:
万国博覧会で披露された日本の工芸
第4週 19世紀のデザイン③:ジャポニスムの誕生
第5週 日本のデザイン①:明治デザインの誕生『温知図録』
第6週 日本のデザイン②:陶磁器メーカー①香蘭社
第7週 日本のデザイン③:陶磁器メーカー②オールドノリタケ
第8週 19世紀のデザイン④:アール・ヌーヴォーの席巻
第9週 20世紀のデザイン①:
1900年パリ万博と日本へのアール・ヌーヴォーの影響
第10週 日本のデザイン④:個人作家のデザイン①
アール・ヌーヴォーの受容:浅井忠
第11週 日本のデザイン⑤:個人作家のデザイン②
古典研究と独自の展開:板谷波山
第12週 日本のデザイン⑥:個人作家のデザイン③
オリジナル模様の創作:富本憲吉
第13週 20世紀のデザイン②:バウハウスとアールデコを中心に
第14週 20世紀のデザイン③:個人作家のデザイン④
プロダクトデザイナー:柳宗理
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:次回の授業内容の参考文献、資料を提示するので、入手
して事前学修すること(学修時間 週3時間程度)
事後学修:配布プリント内の専門用語を個別に調べ、理解する(学
修時間:週2時間程度)
【テキスト・教材】
授業開始時にプリントを配布。授業最後に次回授業分を含め、参考
文献、資料を提示する。
【成績評価の方法・基準】
レポート2回(50%×2)で評価する
【参考書】
『世界デザイン史』美術出版社 2012年
『近代日本デザイン史』美学出版 2006年
― 310 ―
-24-
【授業のテーマ・目標】
人々の生活に必要な「モノ」を生み出すデザイナー。
「モノ」が作られるとき、デザイナーは機能やデザインを考えます
。
「モノ」がもたらす意味には消費者が使っていくうちに機能やデザ
インに新たな価値や感情、
思い出などを生み出す「コト」も含まれてきます。
この授業のテーマは「モノ・コトの意味を探る」です。
今現在、必要なデザインの意味を「モノ」と「コト」の
デザインを紹介しながら探るのが目的です。
ワークショップ、企画会議、プレゼンテーションなどの体験も取り
入れながらデザインの理解を深めていきます。
【授業の内容】
第1週 教員紹介/授業概要説明
第2週 個人発表「あなたにとってのデザイン」
第3週 モノの意味とは?/私の大切なモノとは?
私たちの大切なものとは?(ディスカッション)
第4週 グループ発表(私たちの大切なものベストテン)
第5週 コトのデザインとは?(事例紹介)
第6週 モノからコトのデザインへ(課題提示/説明/発想法)
第7週 コトのデザインを考える(グループディスカッション)
第8週 企画会議(企画書の作り方の説明/ディスカッション)
第9週 企画書作成(企画書制作/提出)
第10週 グループ発表(コトのデザイン)
第11週 コトとモノのデザインを考える(課題提示/説明)
第12週 提案内容チェック(個人による検討)
第13週 個人プレゼンテーション(コトとモノのデザイン)
第14週 個人プレゼンテーション(コトとモノのデザイン)
第15週 個人プレゼンテーション(コトとモノのデザイン)
まとめ/レポート提出
【事前・事後学修】
履修前に以下の課題を提示します。
課題
「あなたにとって『デザイン』とはなんですか。」
「その考えを第2回目の授業で口頭のみで発表してください。」
また、授業の終了時にその日の授業のポイントと
翌週の授業のポイントを提示するので、
復習および翌週の授業前までに予習しておいてください。
【テキスト・教材】
適宜配布
【成績評価の方法・基準】
関心・意欲・態度15%
レポート50%
発表(発表・企画の能力)35%
【参考書】
・モノの意味事典(株式会社博報堂)
・日本創造学会(webページ)
・ビジネスマナーと基礎知識ー企画書
(webページ)
【注意事項】
電車などの遅延の場合でも、授業の半分(45分)経ってからの遅刻
は欠席となります。
身体文化論
メディア芸術論
身体を<あし>から考えてみましょう。
恩地 元子
2年~ 前期 2単位
国内外のメディア芸術表現にふれ現代的教養を深める
小川 真人
2年~ 後期 2単位
― 311 ―
-25-
美
【授業のテーマ・目標】
この授業は、メディア芸術を美学的視座に立脚しつつ考察するも
のです。
メディア芸術とは何か、それに関する考え方は実に様々ですが、
この授業ではメディア芸術を、我々の日々暮らすメディア社会に台
頭してきた現代的教養(写真・映像・デジタルアート・アニメーシ
ョン・ゲーム・マンガ等)とひろく理解し、その表現が投げかける
主題や問題提起を、具体的作品の検討にそくしつつ考えていきます
。
具体的には、国内外における近年のメディア芸術表現にふれなが
ら、情報社会といわれる現代世界を生きていく上で身につけておき
たい現代的教養を深めることをこの講義における学習到達の総合的
目標に位置づけます。講義のなかで近年のメディアアート表現の動
向を実作品の分析にそくしつつ紹介ながら、それにまつわるトピッ
クや議論を検討することによって、国内外の最近のメディアート表
現の多様な動向を多元的に考察します。
【授業の内容】
第1週 導入 ~メディア芸術とは?
第2週 メディア芸術の今日的動向
第3週 芸術と技術
第4週 メディア芸術の成立と展開
第5週 メディア芸術の台頭
第6週 メディア芸術の発展
第7週 CGとアート表現
第8週 性格表現論
第9週 複製と芸術
第10週 メディア芸術と反復
第11週 書き換えられた世界
第12週 複数の視点
第13週 世界観のメディア芸術論
第14週 メディア芸術の行方
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
復習を重視しつつ、前回の授業の内容を自分なりに考察することに
よって、事前学修になるよう、各週の内容を構成してあります。実
際の勉強としては、直前回授業で言及された作品表現や成立背景、
作家などについて、また講義の中で指摘されたポイントなどについ
てさらにすすんで調べてみましょう。
【テキスト・教材】
特に指定しません。
毎回配布するプリントをもって本講義のテキストにかえます。目を
通すべき参考文献等はその都度授業中に指示します。
【成績評価の方法・基準】
授業内小レポートなど50%、学期末レポート50%
【参考書】
マクルーハン『メディア論』みすず書房
レフ・マノヴィッチ『ニューメディアの言語』みすず書房
【注意事項】
授業中に適宜指示します。
美
【授業のテーマ・目標】
現代において、身体をとりまく諸問題は、舞踊のような、身体の動
きそのものが主要な関心事である芸術だけではなく、様々なジャン
ルの芸術体験の中で重要な位置を占めるようになった。
この授業では、芸術・文化の諸領域を通常行われている分類にとら
われずに、身体の表現として捉え直すために、身体をパーツごとに
微視的に観察し、身体感覚に触れるような言語表現を探り当てるこ
とをねらいとする。同時に、現代の様々な芸術・文化を感受するた
めの予備知識も得られるようにしたい。
様々な視点からのアプローチが可能だが、表現力に乏しく、不器用
とされがちな「<あし>(足・脚)」に焦点を当て、社会、時代、
文化がどのように反映されているのか、どのような表現が可能か考
える。
【授業の内容】
授業の内容、進行は、受講生の顔ぶれによって、微調整することも
ある。
第1週 「身体とは何か」という問題(イントロダクション)
第2週 <あし>を視る(映画など)
第3週 <あし>の軌跡を視る(フィギュア・スケーティング)
第4週 <あし>の軌跡を視る(フィギュア・スケーティング(ス
テップ))
第5週 <あし>の痕跡を視る
第6週 マンガにおける様々な表現(グループワーク)
第7週 足音を聴く(映画)
第8週 足音を聴く(アニメーション)
第9週 足音を聴く(日本の伝統芸能における足拍子(能楽))
第10週 足音を聴く(日本の伝統芸能における足拍子(歌舞伎、
文楽))
第11週 足音を聴く(様々な民族芸能とその国際的な展開(アイ
リッシュダンスなど))
第12週 足音を聴く(様々な民族芸能とその国際的な展開(タッ
プダンス))
第13週 足が触れる(美術)
第14週 足が触れる(建築、デザイン)
第15週 「身体とは何か」という問題(文献紹介、および、まと
め)
【事前・事後学修】
事前学修 グループワークで採り上げる事例に目を通しておくこと
。小レポートに取り組むこと。(学修時間 1時間)
事後学修 授業中に紹介する芸術文化事業、作品を、可能であれば
鑑賞し、教師の分析、解説を理解しておくこと。(学修時間 1時
間)
【テキスト・教材】
授業中に配布、指示する。視聴覚教材やワークシートを用意する。
専門的な知識や技術を必要としないフィールドワークを行うことも
ある。実際に、からだを動かすこともある(音楽などの素養は必要
ない)。
【成績評価の方法・基準】
期末レポート(50%)、平常点(50%)。平常点とは、授業へ
の取り組み(出席率、コメント用紙の記述内容、小レポート、グル
ープワークへの参加など)のことである。
【参考書】
授業中に指示する。
美
学
美
学
現代美術論
アートマネージメント論
現代美術を理解するために
前山 裕司
2年~ 前期 2単位
パフォーミングアーツによる芸術文化環境の形成
伊東 正示
2年~ 前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
1960年頃から21世紀初めまでに起こった現代美術の動向について、
ヨーロッパ・アメリカに加えて日本の状況にも触れながら、概観す
る。単なる歴史的理解でなく、当時の芸術家が何を考え、このよう
な芸術表現に至ったかを考察する。
【授業の内容】
第1週 授業の概要と現代美術の前史
第2週 ブリティッシュ・ポップとヌーヴォー・レアリスム
第3週 ポップ・アートとカリフォルニア・ポップ
第4週 ミニマル・アート
第5週 光と動き
第6週 コンセプチュアル・アート
第7週 身体による表現
第8週 アルテ・ポーヴェラ、アンチ・フォーム
第9週 日本の70年代
第10週 ネオ・エクスプレッショニスム
第11週 80年代の動向
第12週 ソ連体制下の芸術とその後
第13週 90年代の動向
第14週 現代美術を見る
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】授業に関連する展覧会を授業中に指示するので、見学
すること。レポート提出を求める。
【事後学修】
授業で触れた作品や作家について、図書館やインターネットなどで
調べておくこと。
【テキスト・教材】
授業時にプリントを配布。
【成績評価の方法・基準】
期末レポート60%、その他レポート40%
【参考書】
『西洋美術館』(小学館)
【注意事項】
展覧会見学を実施する予定。その場合、見学に要する
交通費、観覧料等は自費となる。
― 312 ―
-26-
【授業のテーマ・目標】
現代社会においてアートの果たす役割はますます拡がっており、
期待も高まっています。まちづくりの目玉として劇場やコンサート
ホールなどの芸術文化施設が建設され、地域振興のためにアート・
フェスティバル等が開催されています。アートマネジメントとは、
アートと社会、あるいはアートと人びとのつながりを考える新しい
領域です。
本講座では、アートの中でも特にパフォーミングアーツに着目し
て、アートを取り巻く芸術文化環境の状況や将来の方向性について
様々な角度から分析し、アートの持っている様々な力をどのように
活かしていくのかを論じていきます。
また、具体的なテーマを取り上げて、事業提案を行うなど実践的
な授業としていきます。
【授業の内容】
第 1週 アートマネジメントとは?
第 2週 日本の文化政策
第 3週 アートの役割① まちづくりへの貢献
第 4週 アートの役割② ひとづくりへの貢献
第 5週 芸術文化施設の状況① 首都圏の現状
第 6週 芸術文化施設の状況② 地方都市の現状
第 7週 劇場、音楽堂等の管理運営① 設置目的、理念
第 8週 劇場、音楽堂等の管理運営② 事業計画
第 9週 劇場、音楽堂等の管理運営③ 運営組織
第10週 施設見学(渋谷ヒカリエを予定)
第11週 課題出題『アートで渋谷のまちを元気にする』(仮題)
第12週 課題討議①
第13週 課題討議②
第14週 課題発表
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
まずは劇場やコンサートホールに行って、パフォーミングアーツ
の楽しさを味わって下さい。そして、観客の様子や劇場のスタッフ
のサービス方法などにも注意してみて下さい。どんな風に楽しんで
いるのか、どんな風に楽しませているのかを実感してもらうことが
アートマネジメントの入り口です。
そして、アートマネジメントの手法を用いて、心豊かなくらしを
実現するのが究極の目的ですから、常にアートの視点でまちづくり
やひとづくりのアイディアを考えてください。
【テキスト・教材】
テキストは使用しません。適宜、プリント等の資料を配布します。
【成績評価の方法・基準】
最終レポート 60%
平常点(授業への積極的な参加、課題発表)40%
【参考書】
・伊藤裕夫ほか『アーツ・マネジメント概論(三訂版)』水曜社
・平田オリザ『芸術立国論』集英社
・清水嘉弘『文化を事業する』丸善
・日本建築学会編『劇場空間への誘い-ドラマチック・シアターの
楽しみ』鹿島出版会
【注意事項】
施設見学は劇場側の都合に合わせなくてはなりませんから、通常の
授業時間帯以外の日程になる可能性があります。
アートコミュニケーション論
思想史研究a
アートワールドからわれわれのアートへ
神野 真吾
2年~ 後期 2単位
―宗教と芸術―
降旗 芳彦
2年~ 前期 2単位
― 313 ―
-27-
美
【授業のテーマ・目標】
人間の芸術的創作活動の多くは、宗教的動機に基づいていたり、
宗教的なものと深いかかわりをもっていたりする。芸術作品の鑑賞
や理解にとって、その作品の宗教的背景についての知識は欠かせな
い。この授業では、芸術作品に多くの題材を提供した神話や宗教思
想に関して、基本的な知識を獲得することを目標にする。
【授業の内容】
芸術作品の成立と深くかかわる、神話や宗教思想に関する基本的
な解説を、講義形式でおこなう。その際次のような諸項目について
解説する予定である。
1.ギリシアの宗教と神話
2.神々の誕生
3.オリンポスの神々の戦い
4.ゼウスの系譜
5.アポロン神話
6.ディオニュソス信仰
7.ミノス王の神話
8.英雄の誕生
9.ヘラクレスの難行
10.英雄と神々
11.トロイア戦争
12.アキレウスの悲劇
13.オデュッセウスの放浪
14.シュリーマンと古代ギリシア
15.まとめ
【事前・事後学修】
[事前学修]配布資料の次回の授業内容に関連する個所を読んで、
未知の概念や理解できない点を書き出し、それらの点について自力
で調べられる範囲で調べてみる。(学修時間 週2時間)
[事後学修]講義に際して取ったノートに目を通して講義内容を思
い出し、理解が不十分な点と疑問を感じる点について参考文献やwe
bで調べ、未解決な点について次回の講義の際に質問できるよう整
理しておく。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
特定の教科書は使用しない。授業中に各種資料を配布する。
【成績評価の方法・基準】
定期試験の点数と平常点(授業態度)とを総合して成績評価を行
う。(配点は試験7割、平常点3割を基準とするが、講義の理解度
や出席状況に応じて流動的)
【参考書】
『アポロドーロス ギリシア神話』(岩波文庫)
美
【授業のテーマ・目標】
18世紀末に近代芸術の骨格が出来て以降、19世紀20世紀を経てその
姿は大きく変わった。21世紀以降、従来の「アートワールド」の論
理では理解出来ない、あるいはそうした論理とは異なる根拠を有す
る作品が展開されるようになってきている。
そうしたものは、アート・プロジェクト、アート・フェスティバ
ル、コミュニティ・アートなど様々なかたちで展開されているが、
問題意識や、掘り下げ方に違いはあるにせよ、そのどれもが社会に
おけるアートの意味を問う試みだと言うことが出来よう。
本授業では、20世紀までのアートの展開を踏まえた上で、20世紀末
以降の、社会が変化して行くにつれて生じていったアート作品、
アーティストの変化を見ていく。
本授業を通して、現在日本国内のさまざまな地域、状況で展開され
るアートがどのようなメッセージを含むものなのかを理解する力を
身につけ、実際に自分がそうしたアートに参加した時、それを評価
する自分なりの指標を自分の裡に構築することを目指す。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス(この授業の狙い、目標)
第2週 作品とは何か
第3週 作品が分かるとは何か(A.C.ダントほか)
第4週 作者とは何か(作品と作者の関係の変容)
第5週 コミュニケーションとは何か(ハーバーマス)
第6週 アートレス、ワーク・イン・プログレス(川俣正ほか)
第7週 コミュニティとアート①(公共性と作品)
第8週 コミュニティとアート②(経済性(観光、創造的資本)
第9週 コミュニティとアート③(個への働きかけ(寛容性))
第10週 社会の芸術(現実の社会とアートの関係)
第11週 教育としてのアート(鑑賞教育(対話型鑑賞の隆盛))
第12週 社会の中で作品を読み解く(自分の持っているコードを問
う)
第13週 マイノリティと表現活動(弱者の可視化)
第14週 多文化主義とアート、表現
第15週 総括(アートを通したコミュニケーションとは)
【事前・事後学修】
現代美術系の美術館や、美術展を見て、作品を成立させている要素
について考え、美術館の外で展開されるアート系のイベントにも参
加しておくことが望ましい。
【テキスト・教材】
テキストは使用しない。
【成績評価の方法・基準】
評価は以下の3点によって総合的に行う。
①毎時間提出させる授業のコメントシート 30%
②中間レポート 30%
③最終試験 40%
【参考書】
川俣正『アートレス』フィルムアート社
暮沢剛己『ビエンナーレの現在』青弓社
『岩波講座 哲学〈7〉 芸術/創造性の哲学』岩波書店
【注意事項】
授業を三回以上休んだ場合は評価しません。
受講する意志のないものは退出してもらいます。
毎回コメントカードを提出。その内容は、授業内容を踏まえた意見
や感想が求められます。そうでないものは評価しません。
冬休みに課題を出します。最終日に試験実施をします。記述式です
。
美
学
美
学
思想史研究b
文献研究a
―宗教と芸術―
降旗 芳彦
2年~ 後期 2単位
絵巻の詞書を読む
土谷 真紀
2年~ 前期 2単位
【授業のテーマ・目標】
人間の芸術的創作活動の多くは、宗教的動機に基づいていたり、
宗教的なものと深いかかわりをもっていたりする。芸術作品の鑑賞
や理解にとって、その作品の宗教的背景についての知識は欠かせな
い。この授業では、芸術作品に多くの題材を提出した神話や宗教思
想に関して、基本的な知識を獲得することを目標にする。
【授業の内容】
芸術作品の成立と深くかかわる、神話や宗教思想に関する基本的
な解説を、講義形式でおこなう。その際次のような諸項目について
解説する予定である。
1.旧約聖書の成り立ち
2.旧約聖書創世記(天地創造)
3.旧約聖書創世記(失楽園)
4.旧約聖書創世記(イスラエルの系譜)
5.旧約聖書出エジプト記(モーセの召命)
6.旧約聖書出エジプト記(モーセの十戒)
7.新約聖書の成り立ち
8.新約聖書(イエスの誕生)
9.新約聖書(イエスの受難)
10.記紀神話(国生み神話)
11.記紀神話(国譲り神話)
12.記紀神話(天孫降臨)
13.仏教の誕生
14.日本における仏教の受容
15.まとめ
【事前・事後学修】
[事前学修]配布資料の次回の授業内容に関連する個所を読んで、
未知の概念や理解できない点を書き出し、それらの点について自力
で調べられる範囲で調べてみる。(学修時間 週2時間)
[事後学修]講義に際して取ったノートに目を通して講義内容を思
い出し、理解が不十分な点と疑問を感じる点について参考文献やwe
bで調べ、未解決な点について次回の講義の際に質問できるよう整
理しておく。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
特定の教科書は使用しない。授業中に各種資料を配布する。
【成績評価の方法・基準】
定期試験の点数と平常点(授業態度)とを総合して成績評価を行
う。(配点は試験7割、平常点3割を基準とするが、講義の理解度
や出席状況に応じて流動的)
【参考書】
『聖書 新共同訳』(日本聖書協会)、『古事記』(岩波文庫)
― 314 ―
-28-
【授業のテーマ・目標】
詞書と絵で構成される絵巻は、「横長の巻子」という形状を持ち
物語を楽しむ一形態として享受されてきました。画面上の施された
様々な工夫は、現代でもなお私たちを魅了しています。
この授業では、絵巻をより深く理解するために、詞書の「かな」
を学びます。代表的な作品を取り上げ、詞書のかなに親しみながら
作品を理解することを目指します。絵巻の詞書に関する論文なども
併せて読む予定です。
【授業の内容】
第1週
イントロダクション
第2週 作品を見る(1)複製画から学ぶ
第3週 絵巻を読む(1)平安期の作例「信貴山縁起絵巻」概要
変体かなについて
第4週 絵巻を読む(2)平安期の作例「信貴山縁起絵巻」
延喜加持の巻
第5週 絵巻を読む(3)平安期の作例「信貴山縁起絵巻」
尼公の巻
第6週 絵巻を読む(4)平安期の作例「病草紙」「餓鬼草紙」
第7週 絵巻を読む(5)鎌倉期の作例「華厳宗祖師絵伝」義湘巻
第8週 絵巻を読む(6)鎌倉期の作例「華厳宗祖師絵伝」元暁巻
第9週 絵巻を読む(7)室町期の作例 お伽草子主題の絵巻
第10週 絵巻を読む(8)室町期の作例 白描絵巻
第11週 絵巻を読む(9)室町期の作例 小絵
第12週 研究論文を読む(1)論点の立て方
第13週 研究論文をよむ(2)考察の展開
第14週 研究論文を読む(3)詞書筆者に注目して
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
【事前学修】小レポートなどの課題に取り組むこと。
(学修時間 2時間)
【事後学修】配布プリントを復習すること。授業時に扱う作品は公
刊されていますので、参考書などで図版の細部を確認したり、作品
に関する文献などを読むなどして専門用語を理解しておくこと。
(学修時間 2時間)
【テキスト・教材】
笠間影印叢刊刊行会編『字典かな―出典明記』
(笠間書院、1972年)410円
【成績評価の方法・基準】
試験50%、平常点(発表、提出物など)50%
【参考書】
小松茂美編『日本絵巻大成』『続日本絵巻大成』
『続々日本絵巻大成』(中央公論社)
【注意事項】
小レポート課題として美術館見学を指定することがあります。
(美術館は都内の予定)
見学に関する費用は自己負担となります。
文献研究b
文献研究c
オルセー美術館の作品を読む
五十嵐 ジャンヌ
2年~ 後期 2単位
はじめてのイタリア語
久保寺 紀江
2年~ 前期 2単位
― 315 ―
-29-
美
【授業のテーマ・目標】
イタリア語をこれから始めてみたいという方を対象とした授業です
。イタリア美術を深く知るためには、イタリア語の文献を読み、理
解するということが不可欠です。この授業ではその大きな目的への
第一歩として、会話や文献読解の基礎となる文法を楽しく学びまし
ょう。イタリアには、魅力的な美術作品や世界遺産が豊かにあり、
西洋美術史の流れの中でも重要な役割を果たしてきた国のひとつで
す。その文化に直接触れるため旅する機会も多いことでしょう。フ
ィレンツェやローマの美術館を実際に訪問する時、現地で役立つ会
話や語彙も身につけましょう。レオナルド・ダ・ヴィンチの残した
言葉やミケランジェロの手紙をイタリア語で味わい、イタリア美術
とそれを生み出した国を本当に深く理解できる日を目指して、イタ
リア語をはじめてみませんか。
ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ヴァティカン、ローマなど
の町や文化の様子も適宜画像で紹介し、総合的にイタリア語とその
文化も紹介したいと思います。イタリアの様々な側面を知ることで
、総合的な生きた言葉としてのイタリア語習得をめざしましょう。
【授業の内容】
1 イントロダクション、イタリア語の特徴
2 アルファベットと発音
3 ミラノ(1)ユースホステルで:あいさつ「こんにちは」、
essereとavere「私は日本人です」
4 疑問文「君はイタリア人ですか?」、否定文「私はイタリア
人ではありません」
5 ミラノ(2)ミラノを散歩:冠詞、「~がある、~がいる」
6 avereを使ったいろいろな表現「おなかがすきました」
7 ヴェネツィア(1)バールで:規則動詞
8 基本的な前置詞「マリアはローマに住んでいます」
9 ヴェネツィア(2)ヴェネツィアングラスのお店で:冠詞前
置詞、形容詞
10 所有形容詞「私の本」、指示詞questoとquello
11 フィレンツェ(1)トラットリアで:従属動詞「ワインリス
トを見られますか?」
12 直接目的語代名詞「それをいただきます」
13 フィレンツェ(2)美術館訪問:不規則動詞「美術館へ行き
ます」
14 間接目的語代名詞「彼女は私に手紙を書きます」、動詞piac
ere「私はミケランジェロが好き」
15 まとめ
【事前・事後学修】
毎回教科書付属のCDを聞いて、発音練習を繰り返し行ってください
。
【テキスト・教材】
一ノ瀬俊和 監著 中矢慎子・入江たまよ 著『私のイタリア―La
mia italia― 改定新版』朝日出版社 2016年(定価2300円+税、
CD付)
【成績評価の方法・基準】
試験25%、ミニ・レポート25%、授業内で行う練習課題と実践50%
【参考書】
授業を補足するため、日本語訳や解説をプリントで配布します。
【注意事項】
イタリア語が少しできるだけで、イタリアを旅することが格段に楽
しく豊かになります。文法を中心に授業は進められますが、文法が
わかるとイタリア語は楽しい、心からそう感じられるような授業を
めざします。また、内容や授業を進めるスピードは受講者の理解度
や興味によって変更となることがあります。
美
【授業のテーマ・目標】
オルセー美術館と所蔵作品に関するテキストをもとに、19世紀フラ
ンスの美術史、社会、歴史、都市文化を学びます。フランス語初級
文法も学びながら、フランス語文献を読むための基礎の習得を目指
します。
【授業の内容】
第1週 イントロダクション
第2週 第1課 オルセー美術館(名詞・形容詞の性と数 不定冠
詞と定冠詞 直説法現在形)
第3週 第2課 ヨンキント(第1群規則動詞の直説法現在形 否定
文疑問文 前置詞と定冠詞の縮約 基数形容詞)
第4週 第3課 シスレー(不規則動詞の直説法現在形 所有形容
詞 指示形容詞 命令形 感嘆文 主語代名詞on 形容詞
tout)
第5週 第3課 シスレー(本文)
第6週 第4課 アングル(不規則動詞の直説法現在形 近接未来
近接過去 部分冠詞 人称代名詞強勢形 非人称構文)
第7週 第4課 アングル(本文)
第8週 第5課 ルノワール(不規則動詞の直説法現在形 形容詞
と副詞の比較級・最上級 関係代名詞 強調構文)
第9週 第5課 ルノワール(本文)
第10週 第6課 セザンヌ(第2群規則動詞と不規則動詞の直説法現
在形 疑問形容詞 疑問代名詞 序数形容詞)
第11週 第6課 セザンヌ(本文)
第12週 第7課 クールベ(不規則動詞の直説法現在形 直説法複
合過去形 人称代名詞の直接目的語形と間接目的語形 不
定代名詞 数詞)
第13週 第7課 クールベ(本文)
第14週 第8課 リュス(第1群規則動詞特殊型の直説法現在形 代
名動詞 受動態 指示代名詞)
第15週 まとめ
【事前・事後学修】
テキストの予習を前提とします。
予習として、テキスト内の単語を調べてください。
復習として、毎回、授業はじめに小テストを行います。動詞の活用
などを暗記してきてください。
【テキスト・教材】
『オルセー美術館にて―初級フランス語総合教本』(朝日出版社)
2500円+税
【成績評価の方法・基準】
定期試験70%、平常点(予習、復習、宿題)30%で評価します。
【参考書】
適宜紹介します。
【注意事項】
テキスト講読を中心にします。
美
学
美
学
文献研究d
文献研究e
中国絵画史文献講読演習
福岡 さち子
2年~ 前期 2単位
グリーンバーグの美術批評を読む
横山 奈那
2年~ 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
中国絵画史を学ぶ際には、画像研究はもちろん、文字資料を読み
理解することも必要不可欠です。本授業では、中国の画家や作品に
関連する漢文資料や簡単な現代中国語の資料の読み方を学びます。
また、文献を読解する語学的能力を習得する以前に、文献の内容
を理解する上で必要な中国文化や中国絵画に関連するターム等を知
ることも重要です。文献を読みながら、こうした事柄についての解
説も行っていきます。
具体的には、画家についての伝記や作品解説、作品に関連する詩
文などを講読しながら、読解能力の向上と必要知識の習得を目指し
てゆくことにします。
【授業の内容】
第1週 文献を読むにあたって必要な基礎的知識
第2週 工具書(辞書・事典・目録類など)について
第3週 蘇軾「前赤壁賦」講読① 関連作品の確認と講読
第4週 蘇軾「前赤壁賦」講読② 歴史的背景の確認と講読
第5週 蘇軾「後赤壁賦」講読
第6週 『中国美術家人名辞典』から職業画家の伝記を読む
第7週 『中国美術家人名辞典』から文人画家の伝記を読む
第8週 『宣和画譜』講読 花鳥画家の項
第9週 『宣和画譜』講読 山水画家の項
第10週 『中国絵画全集』山水画作品解説講読
第11週 『中国絵画全集』花鳥画作品解説講読
第12週 趙孟フ「鵲華秋色図」自題を読む
第13週 沈周「廬山高図」自題を読む① 「廬山高図」鑑賞と講読
第14週 沈周「廬山高図」自題を読む② 沈周画の確認と講読
第15週 総括
※上に挙げた文献は、受講者の文献読解能力や授業の進捗状況をみ
て、必要に応じて変更する可能性があります。
※講読とともに、毎回、関連する作品の鑑賞なども行います。
【事前・事後学修】
【事前学修】あらかじめ講読する文献資料を配布するので、授業前
には必ず辞書を使って語句の意味などを調べ、自分なりに文献の意
味を考えるようにしておいてください。(学修時間 週2時間)
【事後学修】事前学修で自分なりに考えた文献の読みと、授業で学
んだ内容の違いを明確にするとともに、新たに学んだ用法や文法な
どを復習してください。(学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
授業中に配布します。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業態度・予習復習の積極性)80%、期末レポート20%に
よって採点します。
【注意事項】
予習をしておかないと、授業に出席しても大きな収穫を得ることは
できません。必ず予習をしておいてください。
現代中国語の学習歴は必ずしも必要ではありません。
― 316 ―
-30-
【授業のテーマ・目標】
20世紀アメリカを代表する美術批評家クレメント・グリーンバーグ
(Clement Greenberg, 1909-1994)の論文を読み、モダニズムや抽
象表現主義等、この時代の美術や批評の動向を学ぶ。彼の著作を英
語で読むことによって、外国語文献を自らの手で読み解く力を身に
つけることが本講義の目的である。同時に、美術批評の基礎的な専
門用語や知識の習得を目指す。さらに、その知識を作品鑑賞に役立
てることを到達目標とする。
毎回、担当者を決める。担当者は担当箇所の訳文・要約を事前に作
成し、関連事項、登場する作品や人物についても調べる。これらを
まとめて発表し、出席者とテキストの内容について意見交換すると
いう方法で授業を進める。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 講読① Modernist Painting(1960)導入
第3週 講読② Modernist Painting(1960)問題点の整理
第4週 講読③ Modernist Painting(1960)まとめ
第5週 講読④ Avant-Garde and Kitsch(1939)導入
第6週 講読⑤ Avant-Garde and Kitsch(1939)問題点の整理
第7週 講読⑥ Avant-Garde and Kitsch(1939)まとめ
第8週 講読⑦ American Type Painting(1955)導入
第9週 講読⑧ American Type Painting(1955)問題点の整理
第10週 講読⑨ American Type Painting(1955)まとめ
第11週 講読⑩ Cezanne(1951)導入
第12週 講読⑪ Cezanne(1951)問題点の整理・まとめ
第13週 講読⑫ Collage(1958)導入
第14週 講読⑬ Collage(1958)問題点の整理・まとめ
第15週 総括
【事前・事後学修】
【事前学修】発表、レポート、小テスト等の課題に取り組むこと。
発表担当者は、訳文と要約のレジュメを作成すること。その際、関
連事項についても文献を用いて調べること。(学修時間 週2時間
)
【事後学修】発表、小テスト等を復習すること。次回の授業範囲を
予習し、専門用語を理解するだけでなく、要約を作成すること。(
学修時間 週2時間)
【テキスト・教材】
授業開始時に指示する
【成績評価の方法・基準】
平常点(発表の内容、授業への貢献度)40%、平常点(課題の提出
)30%、レポート30%
【参考書】
授業中に適宜紹介する
【注意事項】
授業の進度や受講者の要望により、内容が変更になる場合がある。
授業内での積極的な発言を歓迎する。
発表の担当になっている日にやむを得ない事情で欠席する場合は、
事前に必ず連絡し、発表分のレジュメをあらかじめ提出すること。
授業には辞書(電子辞書可)を持参することが望ましい。
日本美術史演習a
日本美術史演習b
―日本美術を読む・語る・考える―
仲町 啓子
3年 前期 2単位
―日本美術を体験する・語る・研究する―
仲町 啓子
3年 後期 2単位
― 317 ―
-31-
美
【授業のテーマ・目標】
絵画作品を言葉で説明し、その表現について語ることは必ずしも
容易なことではない。「見えること」と「見ること」には大きな違
いがある。授業では作品を見ながら分析し、そこに潜む多様なメッ
セージをどのようにしたら読み解けるかについて、具体的な作品に
沿いながら考えて行く。
【授業の内容】
1.イントロダクション。
関西方面への研修旅行の日程・見学場所等を決定する。
2.見学する場所・作品などを分担して調べる。
3.研究調査内容の発表1、パワーポイントを作成し、作品の特
徴を具体的に指摘するように心がけること
4.研究調査内容の発表2
5.研究調査内容の発表3
6.研修旅行
7.研修旅行
8.研修旅行
9.研修旅行
10.研修旅行
10月末から11月初めの時期を予定している。二泊三日の日程
なので、5回分の授業とする。展覧会や特別公開などの日程
を見て決める。直に作品を見て、その存在感、質感、スケー
ルなどに触れる。また実際に使用された場と作品の関係に
ついても、現場で確かめる。このような体験は美術史研究の
出発点である。じっくり見ることを心がけて欲しい。
11.実見に基づく調査内容の発表1
旅行後の感想や意見を話し合い、レポートにまとめるととも
に、パワーポイントに整理して順次発表する。
12.実見に基づく調査内容の発表2
13.実見に基づく調査内容の発表3
14.実見に基づく調査内容の発表4
15.展覧会の見学。
授業時間内の見学は困難ではあるが、受講者のみなさんの
都合をできるかぎり考慮しながら日程を決める。
【事前・事後学修】
京都・奈良・大阪の今秋の特別展、及び公開されている寺社(特
別公開も含めて)を調べる。
見学後には、見た作品について調べて、発表する。
発表後には、教員や他の学生からのコメントや感想を考慮しつつ、
発表内容を再考してレポートにまとめる。
【テキスト・教材】
各自のテーマに合わせて、その都度、教員が指示する。
【成績評価の方法・基準】
授業時の発表・発言を重視する。自ら問題点・疑問点を見つける
とともに、興味を抱いた問題についてはどんどん自分で掘り下げて
行く積極性を期待している。授業時の発表が50点、研修旅行後のレ
ポート10点、学期末のレポート40点。
【注意事項】
研修旅行への欠席は原則として認めない。
美
【授業のテーマ・目標】
絵画作品を言葉で説明し、その表現について語ることは必ずしも
容易なことではない。「見えること」と「見ること」には大きな違
いがある。授業では作品を見ながら分析し、そこに潜む多様なメッ
セージをどのようにしたら読み解けるかについて、具体的な作品に
沿いながら考えて行く。
【授業の内容】
1. イントロダクション。
各自、発表する作品を選ぶ。
2. 分析方法について、教師と相談して発表の方針を決める。
3. ワーポイントを作成し、発表の準備をする。
4. 研究発表1(Aグループ)
5. 研究発表2(Bグループ)
6. 研究発表3(Cグループ)
7. 研究発表4(Dグループ)
8. 研究発表5(Eグループ)
9. 研究発表6(Fグループ)
10. 研究発表7(Gグループ)
11. 研究発表8(Hグループ)
12. 研究発表9、発表時は、知識の伝達だけではなく、
作品のディスクリプションを丁寧に行うように心掛ける。
13. 研究論文の講読1
14. 研究論文の講読2
異なった立場の論文(たとえば、様式分析を主とした論文、
注文主や享受者などに注目して分析する論文、モチーフの図
像学的側面に関心を払う論文、ジェンダー論の立場に立って
分析する論文、等々)を作品の分析方法に注目しながら読み
進める。各自が順に担当箇所の内容を要約して発表するとと
もに、関連事項を調べ、かつ自らの意見や感想等も加える。た
だし、受講者多数の時は、発表にまわす。
15.展覧会の見学。
直に作品を見て、その存在感、質感、スケールなどに触れ
る体験は美術史研究の出発点である。授業時間内の見学は困
難ではあるが、受講者のみなさんの都合をできるかぎり考慮
しながら日程を決める。
【事前・事後学修】
図書館の美術図版集や東京国立博物館・京都国立博物館のホーム
ページ上で公開されている収蔵品を見て、研究してみたい作品を選
ぶ。作品研究上の比較作品を教員と相談しつつ決定して、参考論文
などを集める。
授業で発表の後は、授業時の教師や他の学生からのコメント・感想
を吟味し、研究を発展させる。
【テキスト・教材】
各自のテーマごとに教師が指示する。
【成績評価の方法・基準】
自ら問題点・疑問点を見つけるとともに、興味を抱いた問題につ
いてはどんどん掘り下げて行く積極性を期待している。レポートは
発表内容を発展させたものとする。なお、展覧会見学の後には、作
品のディスクリプションや感想(ミニレポート)を提出してもら
う。授業時の発表や発言が50点、学期末のレポートが40点。途中の
ミニレポートは10点。
【注意事項】
授業時の発表・発言を重視する。
美
学
美
学
日本近代美術史演習a
日本近代美術史演習b
―作品を言葉で表そう―
児島
薫
3年 前期 2単位
作品の制作の背景に資料で迫る
児島
薫
3年 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
日本近代の美術作品についてより深く知ることを目的とする。4
年次に日本近代美術、日本の現代美術で卒業論文を書く人のために
必要なスキルをみがく。ゼミ分けの前提となる授業なので、しっか
りととりくむこと。
まず、実際に作品を見て、言葉で作品を書き表すことーディスク
リプションーの練習をする。「見る」ことと「言葉にすること」の
違いを学んだり、人によって作品の見方が違うことを知ってほしい
。
【授業の内容】
1.イントロダクション
2.画像を見て作品をディスクリプションする。
3. ディスクリプションをよりブラッシュアップする。
4. 見学の予習。
5. 美術館見学。実際の作品を見てディスクリプションを記し、見
学後に提出。
6. ディスクリプションを添削されたらそれに基づいてブラッシ
ュ
アップする。
7.文献の種類を学ぶ。インターネット検索の活用方法と注意。
8.作家略歴などの探し方を学ぶ。
9.作品研究発表(1)Aグループ
10.作品研究発表(2)Bグループ
11.作品研究発表(3)Cグループ
12.作品研究発表(4)Dグループ
13.作品研究発表(5)Eグループ
*発表は1回につき3人から4人としたい。人数があまり多すぎなけ
ればグループ発表ではなく、個別に発表を行う予定だが、シラバス
では便宜的にこのように記す。また人数が多い場合には発表の回数
が増える可能性がある。
14. 展覧会見学(展覧会の時期によって実施は前後する。)
15.まとめと今後の課題
【授業のテーマ・目標】
個別の作家やその作品について調べて発表する。また展覧会を見
て作品について文章にまとめる練習をする。
日本の近・現代作家の場合には、他の分野よりも多くの情報が残
されている場合が多い。雑誌や新聞といった様々なメディアの資料
に触れ、作者がどのような状況で作品を制作したのか、といった具
体的な事実に迫ることの楽しさを体験してほしい。また、資料の種
類、扱いについても学んでほしい。
4年生のゼミ分けの前提となるので、積極的に取り組んでほしい
。
【授業の内容】
1.イントロダクション
2.新聞記事、美術雑誌の種類
3.展覧会カタログについて
4.学術論文について
5.展覧会見学①
6.発表のためのレポートの作成。人数に応じて発表の順番、発表
方法などを決め、次週から個々に発表をおこなう。
7. 作品研究発表(1)Aグループ
8.作品研究発表(2)Bグループ
9.作品研究発表(3)Cグループ
10.展覧会見学②
11.作品研究発表(4)Dグループ
12.作品研究発表(5)Eグループ
13.作品研究発表(6)Fグループ
14.作品研究発表(7)Gグループ
*発表は1回につき3人ていど。人数があまり多すぎなければグ
ループ発表ではなく、個別に発表を行う予定だが、シラバスでは便
宜的にこのように記す。また人数が多い場合には発表にあてる授業
回数が増える。展覧会の見学は展覧会の会期によって前後する。
15.まとめと卒論への導入
【事前・事後学修】
事前学修 授業中に指示する文献、資料などを読み画集などを参照
する(30分)
事後学修 授業中のノートを読み、課題の予習、画集や展覧会を見
て作品について理解を深める(1時間)
授業中の紹介した展覧会、自分の関心のある展覧会を自主的に見学
する。
【テキスト・教材】
「指定図書」を参照のこと。その他は適宜指示する。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業への積極的な取り組み)40%、提出物60%、として総
合的に判断する。
【参考書】
授業中に指示する。
【注意事項】
日本近代美術史特講の授業をまだ受講していない場合には受講する
こと。展覧会見学はできるだけ休日や夜間開館時間におこなうが、
他の授業と重なったなどやむをえない場合には必ず事前に申し出る
こと。見学の費用は各自の負担となる。
【事前・事後学修】
事前学修 授業中に指示する文献、資料などを読み画集などを参照
する(30分)
事後学修 授業中のノートを読み、課題の予習、画集や展覧会を見
て作品について理解を深める(1時間)
授業中の紹介した展覧会、自分の関心のある展覧会を自主的に見学
する。
【テキスト・教材】
「指定図書」を参照のこと。その他 は適宜指示する。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業への積極的な参加)40%、レポートなどのなどの提出
物60%、として総合的に判断する。
【参考書】
授業中に資料を配布したり指示したりする。
【注意事項】
「演習a」を履修した上で履修すること。見学授業はなるべく休日
や夜間開館時におこなうが、日本近代美術史特講の授業をまだ受講
していない場合には受講すること。展覧会見学はできるだけ休日や
夜間開館時間におこなうが、他の授業と重なったなどやむをえない
場合には必ず事前に申し出ること。見学の費用は各自の負担となる
。受講生の人数や展覧会見学の回数によって、シラバスは多少変動
する。また展覧会スケジュールによって見学時期は変動する。
― 318 ―
-32-
中国美術史演習a
中国美術史演習b
作品をよりよく見ることと特徴を語ること
宮崎 法子
3年 前期 2単位
作品の見方を深め、人に伝える力を養う
宮崎 法子
3年 後期 2単位
第1週 前期のレポートの講評。授業の進め方、見学について。
第2週 興味ある作品を挙げ、話し合う。発表の順番を決定。
第3週 関連論文の講読 1 論文の構成を学ぶ
第4週 関連論文の講読 2 絵を表す言葉を学ぶ
第5週 関連論文の講読 3 資料の使い方を学ぶ
第6週 各自のテーマについて順次発表、互いにコメントする
第7週 各自のテーマについて順次発表し、互いにコメントする
第8週 見学授業
第9週 見学をふまえて発表 第1グループの学生
第10週 見学をふまえて発表 第2グループの学生
第11週 見学をふまえて発表 第3グループの学生
第12週 学内複製展の展示作業の実習
第13週 学内展覧会の総評と作品を前にした説明の練習
第14週 4年ゼミ生による卒論についての発表と質疑応答予定
第15週 補足とまとめ
【事前・事後学修】
夏季休暇中に関連する展覧会がある場合は、各自見学すること。学
期中も、見学授業以外でも東博東洋館などの見学を行うこと。
演習ではプレゼンテーションの準備と事後の見直しが最も重要であ
る。発表者以外も、各回担当者を決め、発表内容についての報告書
を作成提出する。
【テキスト・教材】
関連の資料などは、マナバで配布します。また、発表の準備に必要
な資料については、個別に指導します。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業での積極的な発言、毎回のまとめと感想の提出。発表
とディスカッション、報告者としての報告書)30%、それらの成果
としての期末レポート(発表内容を深めたもの)70%。
【参考書】
各自のテーマに沿った参考書を個別に指導します。
【注意事項】
見学などについて連絡をとるために、メーリングリストを作成し
てもらいます。また、連絡にはマナバを利用するので、必ずチェッ
クするようにしてください。
― 319 ―
-33-
美
第1週 オリエンテーション 最近の展覧会評など
第2週 作品の扱い方について
第3週 作品を語る1 中国画と日本画
第4週 作品を語る2 時代による差異
第5週 作品を語る3 文人画と宮廷絵画
第6週 作品を語る4 画家の個性を言葉にする
第7週 作品を語る5 絵画を語る語彙
第8週 作品を語る6 作品の魅力を言葉にする
第9週 展覧会などの見学の準備
第10週 見学授業(日時などは別に指定)
第11週 見学後の発表 第1グループの学生
第12週 見学後の発表 第2グループの学生
第13週 見学授業のまとめ
第14週 香雪記念資料館での展示品の解説1
第15週 香雪記念資料館での展示品の解説2
【事前・事後学修】
事前に、これまでに履修した中国美術史入門abの内容を復習し理解
しておくこと。関連する展覧会や東博東洋館の平常展などを見学し
作品に触れる機会を増やすよう努力すること。
授業ごとに、その内容や授業内での発言やコメント、自身の意見を
まとめ、報告書としてマナバを使って提出すること。
【テキスト・教材】
マナバ等を通じて、必要な資料や画像は配布します。
【成績評価の方法・基準】
平常点(授業への積極的な関わりや発言、毎回授業後に提出するま
とめと感想、発表や作品解説)40%と、その成果としての期末のレ
ポート60%。
【参考書】
『世界美術大全集 東洋編5~8』(小学館)の作品解説など。また
テーマ毎の関係論文などについては、必要に応じて授業中に示しま
す。
【注意事項】
授業では、積極的に発言をすることが求められる。素朴な感想が本
質をとらえていることも多いので、気軽に語り合うようにしたい。
マナバを積極的に活用するので、常にチェックすること。
【授業のテーマ・目標】
自らの関心に沿った作品によって、その特徴をより深くとらえ、
人に伝えることを学びます。それは、美術史に共通する卒業論文執
筆に向けての基礎作業となります。そのために、短い論文の講読な
どを行い、問題の立て方、分析方法、資料の使い方、絵画をどのよ
うに描写するかを学びます。見学授業を行い、実作品がもつ力を感
じ取る機会をもちます。作品の特徴や魅力を、的確に分かりやすく
言葉で伝える力を身につけます。また、香雪記念資料館での展示作
業を行い、作品の扱い方と展示の基本を身につけます。
【授業の内容】
各自が興味をもった作品を取り上げて、他の作品と比較しつつ、
作品の特徴を言葉にし、また先行の研究を調べるなどして、それら
を総合した発表をしてもらいます。出来れば関西方面へ見学旅行を
行う予定です(変更になる場合もありま)。そこで、見学する作品
のなかから課題作品を選んでもらう予定です。
発表にはパワーポイントを用い、配付資料も作成します。また、
毎回発表者以外の分担を決め、発表者の発表内容について報告を文
書で提出してもらい、全員で共有します。
美
【授業のテーマ・目標】
一般にほとんどなじみのない中国絵画ですが、それだけに思いが
ない魅力的な世界がそこには広がり、実際に作品を見ると、紙や絹
と墨や顔料が織りなす繊細で強靱な造形に驚かされます。この演習
のねらいは、中国絵画に親しむ機会を作ることを第一に、それを通
じて美術史の基礎である作品を言葉で描写し読み解いていく力を養
うことです。原寸大の精巧な複製を使い、作品のとり扱い方を学び
つつ、作品を前に自由に語り合い、また、展覧会見学などで実際に
作品を見て、特徴を言葉にすることを学びます。それによって、よ
りよく作品を見て楽しみ味わい、その魅力を人に伝えられるように
することが目標です。
【授業の内容】
複製などを用いて、その扱いを学びながら作品を言葉で表現するこ
とを学びます。簡単な例から始めていきます。
各自選んだ作品について発表をします。
毎回授業内容や発表内容についての報告を提出してもらいそれにコ
メントします。
美
学
美
学
仏教美術史演習a
仏教美術史演習b
仏教美術の研究方法を知る
武笠
朗
3年 前期 2単位
見学旅行に行って実物を見る
武笠
朗
3年 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
仏教美術史(あるいは日本・東洋の彫刻史)を研究する上での基本
事項や文献の読み方など研究方法全般を学び、その方法を踏まえて
各自作品や作家についての研究発表を行なう。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 仏教美術の研究方法
第3週 彫刻史の研究方法
第4週 尊像の姿形とその信仰(1)如来・菩薩
第5週 尊像の姿形とその信仰(2)明王・天
第6週 尊像の姿形とその信仰(3)その他、小テスト
第7週 研究発表テーマ個別指導
第8週 作品を記述する(1)形状
第9週 作品を記述する(2)作風
第10週 作品を記述する(3)比較
第11週 研究発表(1)インド・中国
第12週 研究発表(2)飛鳥~奈良
第13週 研究発表(3)平安~鎌倉
第14週 研究発表(4)その他
第15週 まとめ
研究発表は、各自が関心のある作品や作家、テーマを選び、それに
ついて研究発表を行う。テーマは相談の上決定する。発表は口頭で
20分程度。原稿を書き、パワーポイント等で画像を提示し、かつ資
料を作成して発表を行なう。
授業時間内に展覧会見学を行なう場合がある。
【事前・事後学修】
事前学修 配付資料等で予習し、小テスト、研究発表に際しては十
分な準備をすること(学修時間 週2時間)。
事後学修 授業で出た作品について勉強すること。発表後はその反
省を十分にすること(学修時間 週2時間)。
【テキスト・教材】
適宜資料を配付する。
【成績評価の方法・基準】
研究発表を60%、小テスト20%、授業への取り組み方20%で成績を
付ける。レポートとして研究発表原稿の訂正版の提出を求めること
がある。
【参考書】
研究発表の際は、個別に面接し参考文献を指導する。
【注意事項】
授業時間外で展覧会見学を課すことがある。
― 320 ―
-34-
【授業のテーマ・目標】
仏教美術史(あるいは日本・東洋の彫刻史)を研究する上での基本
事項や文献の読み方など研究方法全般を学ぶ。また関西方面への見
学旅行を実施する。見学作品の研究発表とその実地見学により作品
の理解を深める。
【授業の内容】
第1週 ガイダンス
第2週 見学作品研究発表テーマ決定個人相談
第3週 見学作品研究発表(1)飛鳥・奈良時代
第4週 見学作品研究発表(2)平安時代
第5週 見学作品研究発表(3)鎌倉時代
第6週 素材技法(1)石仏・金銅仏・塑像
第7週 素材技法(2)乾漆像・木彫像、表面仕上げ
第8週 様式について考える(1)形式論
第9週 様式について考える(2)様式論(作風)
第10週 基本文献を読む(1)『奈良六大寺大観』
第11週 基本文献を読む(2)『日本彫刻史基礎資料集成』
第12週 古文書・古記録などを読む
第13週 作品の調査・見学の仕方
第14週 期末レポート個人指導
第15週 まとめ
見学旅行は関西方面へ2泊3日を予定している。見学先は、美術史実
地研究aの旅行で行ったところ以外で、重要作例のある寺社などを
中心に、受講者の希望を取り入れて決める予定である。
見学作品研究発表は、見学する作例をテーマに発表する。テーマは
個人相談を経て決定する。発表は口頭で20分程度。
見学旅行の時期は未定だが、11月中旬を予定している。
授業時間内に展覧会見学を行なう場合がある。
【事前・事後学修】
事前学修 配付資料等で授業の予習をすること。発表の際は準備を
十分に行なうこと(学修時間 週2時間)。
事後学修 授業で出た作品見直すこと。専門用語をしっかり覚える
こと(学修時間 週2時間)。
【テキスト・教材】
適宜資料を配付する。
【成績評価の方法・基準】
研究発表40%、期末レポート40%、授業への取り組み方20%で成績
を付ける。
【参考書】
研究発表の際は、個別に参考文献を指示する。
【注意事項】
経済的事情等で見学旅行には行けないのだが、この演習を取りたい
という人は相談すること。
西洋美術史演習a
西洋美術史演習b
―卒業論文執筆に向けた基礎訓練(1)―
駒田 亜紀子
3年 前期 2単位
―卒業論文執筆に向けた基礎訓練(2)―
駒田 亜紀子
3年 後期 2単位
― 321 ―
-35-
美
【授業のテーマ・目標】
西洋美術史演習aに引き続き、主としてバロック期までの西洋美
術を対象に、4年次の卒業論文執筆に向けて、美術史の基本的方法
論を学ぶ。各自が関心のあるテーマや作家・作品を見つけて、それ
らについて、ディスクリプション、様式分析、主題・図像分析、比
較検討に基づく位置付け、研究文献や資料の探索・読解など、西洋
美術史演習aで学んだ美術史の基本的方法論を実践的に訓練する。
【授業の内容】
1.夏休みの課題の講評
2.作品データの調査方法:画集や辞典等を活用した作品デー
タの調査方法を学ぶ→小レポート①:指定された作家の
生涯の略歴と主要作品について調べ、一覧表を作成する。
3.小レポート①の講評
4.美術作品の主題・図像分析:作品の主題・図像の同定や比
較分析、任意の主題作品のデータ収集方法を学ぶ。
5.美術作品におけるキリスト伝/ギリシャ神話主題の表現につ
いて→小レポート②:指定した主題の作品リストを作成し、
異なる作品間で図像を比較する。
6.小レポート②の講評
7.展覧会見学1→小レポート③
8.小レポート③の講評
9.卒業論文執筆に向けたテーマ、作家・作品群などの検討:
卒業論文の作成は、各自でテーマを決め、それについて問題
を設定し、作品の観察・調査と考察を通じてその解決を目指
すプロセスである。卒論ゼミの申請時にはテーマの記入が義
務付けられるので、真剣に考える必要がある。
10.期末の課題発表(第1部):各自が卒業論文執筆に向けて設
定したテーマに沿って、パワーポイントと配布用発表レジュ
メ・資料を準備し、発表を行う→発表を叩き台とし、発表後
の質疑応答やコメントを踏まえ、レポートを作成する。
11.期末の課題発表(第2部)
12.期末の課題発表(第3部)
13.期末の課題発表(第4部)
14.期末の課題発表(第5部)
15.展覧会見学2:見学予定の作品・作家に関する予習と実地
見学時の作品講評
【事前・事後学修】
事前学修:配布プリント記載の次回授業の内容を把握し、他の西洋
美術史分野の授業内容と関連付けて理解できるようにする。提出課
題の作成に取り組む。
事後学修:提出課題に対する授業でのコメントと照らし合わせ、自
身の提出課題の問題点を具体的に把握し、改良版を作成する。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)は使用しない。プリントを配布するが、授業
中に各自が講義ノートを作成することが不可欠である。
【成績評価の方法・基準】
授業への積極的な参加と、発表・発言、そして学期中に課す小レ
ポートを重視する。成績評価は、授業態度と授業における発言・発
表(30%)、小レポート(30%)、期末レポート(40%)とする。
【参考書】
配布プリントに加え、指定図書および推薦図書(OPAC参照)を活
用する。また、疑問が生じた場合には、『西洋美術用語辞典』(岩
波書店)、『西洋絵画作品名辞典』(三省堂)等でまず調べる習慣
を身につける。
【注意事項】
本演習は、授業と事前・事後学修に加え、校外で実施する展覧会
等の見学を軸に進める(見学にかかる一切の費用は自己負担。見学
実施日程は変更する場合がある)。展覧会会期中に見学を行わなか
った学生は、原則として失格となる。
美
【授業のテーマ・目標】
主としてバロック期までの西洋美術を対象に、4年次の卒業論文
執筆に向けて、美術史の基本的方法論を学ぶ。美術史的探求のすべ
ての基礎である言葉によるディスクリプション(作品記述)を出発
点とし、個々の作品の美術史的な位置づけに必要な作品分析の方法
(様式、主題、図像、制作技法、作品受容、その他)についての理
解を深める。あわせて、実際の作家や作品について調べるための研
究論文や資料の探し方・読み解き方を学びたい。以上のことを自動
車に例えるなら、ディスクリプションは「作品に表現されているこ
とを自分の目で見て把握する」こととそれを「第三者に伝わるよう
に言葉で表現する」ことであり、これは車の両輪に相当する。車を
推進する動力源(エンジンと燃料)として、作品の実見と資料や研
究文献の探索・読解が必要になる。
【授業の内容】
1.イントロダクション
2.作品ディスクリプション1:作品に何が表現されているか
を、第三者に伝わる言葉によって記述する訓練。形象化さ
れているモティーフや登場人物・主題等をただ漫然と言葉
に置き換えるのではなく、ディスクリプションを通じて、
その作品を知らない第三者にその作品の特徴や見どころを
理解してもらえるような作品記述を目指す。
3.作品ディスクリプション2→小レポート①:課題作品のディ
スクリプション作成。
4.小レポート①の講評(1):ディスクリプションの手順
5.小レポート①の講評(2):ディスクリプションの形式
6.研究文献の講読:課題論文についての解説。→小レポート②
7.小レポート②の講評
8.展覧会見学1→小レポート③(作品ディスクリプション)
9.小レポート③の講評:ディスクリプションの用語・着眼点
10.図書館のデータベースを利用した資料検索実習
11.参考文献一覧の作成方法
12.夏休みの課題について:指定した作家に関する研究文献を
探し、参考文献一覧を作成する→レポート④
13.展覧会見学2(1):見学予定の作品・作家に関する予習
14.展覧会見学2(2):実地見学における作品講評
15.まとめ
【事前・事後学修】
事前学修:配布プリント記載の次回授業の内容を把握し、他の西洋
美術史分野の授業内容と関連付けて理解できるようにする。提出課
題の作成に取り組む。
事後学修:提出課題に対する授業でのコメントと照らし合わせ、自
身の提出課題の問題点を具体的に把握し、改良版を作成する。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)は使用しない。プリントを配布するが、授業
中に各自が講義ノートを作成することが不可欠である。
【成績評価の方法・基準】
授業への積極的な参加と、発表・発言、そして学期中に課す小レ
ポートを重視する。成績評価は、授業態度と授業における発言・発
表(25%)、小レポート(50%)、期末レポート(25%)とする。
【参考書】
配布プリントに加え、指定図書および推薦図書(OPAC参照)を活
用する。また、疑問が生じた場合には、『西洋美術用語辞典』(岩
波書店)、『西洋絵画作品名辞典』(三省堂)等でまず調べる習慣
を身につける。
【注意事項】
本演習は、授業と事前・事後学修に加え、校外で実施する展覧会
等の見学を軸に進める(見学にかかる一切の費用は自己負担。見学
実施日程は変更する場合がある)。展覧会会期中に見学を行わなか
った学生は、原則として失格となる。
美
学
美
学
西洋近代美術史演習a
西洋近代美術史演習b
美術史の方法:「読む」「書く」
六人部 昭典
3年 前期 2単位
美術史の方法:「書く」「話す」
六人部 昭典
3年 後期 2単位
【授業のテーマ・目標】
「演習a」では、19~20世紀の西洋美術について理解を深め、
学生一人一人が美術史のアプローチを確かなものにする。まず、美
術史の基本が「作品」であることを確認してほしい。そして作品を
見る眼、作品を分析的に把握する力を修得してゆく。特に美術史の
方法のうち、「読む力」(日本語と英語の講読)と、「書く力」の
基本(ディスクリプション)を確実なものにする。
【授業の内容】
第1週 「演習」の概略(授業の進め方、成績評価の確認)
第2週 「作品」を分析的に把握する力と「読む」ことの基本
第3週 「読む」(1-1):日本語文献(19世紀)
第4週 「読む」(1-2):日本語文献(20世紀)
第5週 「読む」(2-1):英語文献(レアリスム)
第6週 「読む」(2-2):英語文献(印象主義)
第7週 「読む」(2-3):英語文献(象徴主義)
第8週 学外見学授業(19世紀)
第9週 「読む」(2-4):英語文献(フォーヴ)
第10週 「読む」(2-5):英語文献(キュビスム)
第11週 「読む」(2-6):英語文献(抽象絵画)
第12週 学外見学授業(20世紀)
第13週 「書く」(1-1):ディスクリプション
第14週 「書く」(1-2):各自のテーマの確認
第15週 まとめ
[注記]
「読む」ことのうち、英語文献の講読では、画家の言葉を読む。
重要な資料となる画家の言葉をどのように扱うのか、作品分析と
の関連を踏まえて読み進める(大学院進学も視野に入れて、構文
を読むことを重視する)。英語テキストの予習復習、「書く」こ
との課題等を提出することが基本となる。見学授業(学外、2回
を予定)の日時・場所は授業中に指示する。
【事前・事後学修】
事前:配布する課題(和文英訳・ディスクリプションなど)に取り
組み、次の授業時に提出する。
事後:授業で扱ったテキストやディスクリプションを確認し、作品
のアプローチについて理解する。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)は用いない。「読む」のテキスト(日本語・
英語)はコピーを配布する。
【成績評価の方法・基準】
授業への積極的な参加(30%)、「読む」(30%)、提出物:課
題・見学レポート(40%)
【参考書】
授業時に指示する。
【注意事項】
演習は講義系の授業とは異なり、学生自身が主体的に関わること
が重要。また実際の作品を見ること(芸術経験)についても、首都
圏で開催される西洋美術の展覧会など、今まで以上に積極的に美術
館を訪れることが必要である。
― 322 ―
-36-
【授業のテーマ・目標】
「演習b」の授業では、美術史の方法について、「書く力」と「話
す力」(口頭発表)を確かなものとする。各自の視点と方向性を明
確にして、次年度(最終学年)の卒業論文に繋げてゆくことが求め
られる。発表の形式は受講人数に応じて決めるが、共通テーマにつ
いて、担当するグループ単位で発表を行い、全員でひとつの展覧会
を作ることを想定している。テーマの候補としては、特講で扱った
「音楽」「水」などが挙げられるが、受講者と相談して決める予定
(2015年度は「女性」)。
【授業の内容】
第1週 「演習」の概略(授業の進め方・評価の確認)
第2週 「視点」とは?
第3週 「書く/話す」(1):学生発表(絵画の「近代」)
第4週 「書く/話す」(2):学生発表(レアリスム)
第5週 「書く/話す」(3):学生発表(印象主義)
第6週 「書く/話す」(4):学生発表(象徴主義)
第7週 「書く/話す」(5):学生発表(世紀末美術)
第8週 学外見学授業(1):19世紀
第9週 「書く/話す」(6):学生発表(フォーブ、表現主義)
第10週 「書く/話す」(7):学生発表(キュビスム、未来派)
第11週 「書く/話す」(8):学生発表(抽象絵画)
第12週 「書く/話す」(9):学生発表(シュルレアリスム)
第13週 学外見学授業(2):20世紀
第14週 「視点」と各自のテーマ
第15週 まとめ
[注記]
見学授業(学外、2回予定)の日時・場所は授業中に指示する。
【事前・事後学修】
「事前学修」では、口頭発表の原稿(2000字程度)を作成し、パワ
ーポイントによるプレゼンテーション(画像資料等)と配布資料を
準備する。「事後学修」では、発表と議論の内容を整理する。
【テキスト・教材】
テキスト(教科書)は用いない。
【成績評価の方法・基準】
授業態度・発言・積極的な参加(30%)、発表(30%)、
提出物(40%)
【参考書】
授業中に指示する。
【注意事項】
「演習b」では学生一人一人の発表とディスカッションが重要であ
り、主体的に授業に関わることが求められる。したがって、
「書く/話す」に加えて、「聴く力」が大切となる。また実際に作
品を見ること(芸術経験)についても、今まで以上に積極的に美術
館を訪れることが必要。
美学演習a
美学演習b
美学の基礎概念
椎原 伸博
3年 前期 2単位
美学の基礎概念
椎原 伸博
3年 後期 2単位
― 323 ―
-37-
美
【授業のテーマ・目標】
佐々木健一『美学辞典』(東京大学出版会, 1995)における、「小
人再生産に関する諸概念」を題材にして、ペアワークやグループワ
ーク等のアクティブラーニングの手法をもちいて、美と芸術につい
ての基本的知識の習得と、基本的な問題に対する思考能力を養成す
ることを目標とする。また、最終週には卒論の研究計画の準備を行
う。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション
第2週 趣味① 読解とペアワーク+グループワークによる問題設
定
第3週 趣味② グループ学習
第4週 趣味③ グループ発表
第5週 解釈① 読解とペアワーク+グループワークによる問題設
定
第6週 解釈② グループ学習
第7週 解釈③ グループ発表
第8週 批評① 読解とペアワーク+グループワークによる問題設
定
第9週 批評② グループ学習
第10週 批評③ グループ発表
第11週 コミュニケーション① 読解とペアワーク+グループワー
クによる問題設定
第12週 コミュニケーション② グループ学習
第13週 コミュニケーション③ グループ発表
第14週 学外実地研究 金沢21世紀美術館見学
第15週 学外実地研究 富山県立近代美術館見学
【事前・事後学修】
後期は教科書の「消費と再生産に関する諸概念」を課題とする。授
業時に該当する章は、必ず前もって良く読み、必ずノートに要点を
まとめておくこと。また、該当箇所にある参考文献等も、図書館等
で確認しておくこと。グループ学習時は、それぞれ与えられたテー
マに関する学習に基づいて行われるので、予習を怠らないようにす
ること。グループ発表後は、発表後に他の学生や教員の意見を参考
にして、それぞれのグループ毎に報告書をまとめることで事後学修
とする。
【テキスト・教材】
佐々木健一『美学辞典』(東京大学出版会 1995年)3990円
カルロス・タロン=ユゴン(上村博訳)『美学への手引き』(文庫
クセジュ、白水社)1200円
【成績評価の方法・基準】
授業内の発表50%、レポート50%
【参考書】
小田部胤久『西洋美学史』(東京大学出版会 2009年)2940円
W.ヘンクマン, K.ロッター[後藤 狷士 他訳]『美学のキーワー
ド』(勁草書房 2001年)4200円
竹内敏雄編『美学事典 増補版』(弘文堂)
カルロス・タロン=ユゴン(上村博訳)『美学への手引き』(文庫
クセジュ、白水社)1200円
【注意事項】
理論的考察の理解を深める為に、金沢21世紀美術館を中心とする北
陸地方の実地見学を行います。
グループ学習を行いますので、安易な欠席は、他の学生に迷惑にな
るため厳禁です。
レポート等の指示は全てmanabaで行うので、必ずリマインダー設定
して、告知を見逃さないようにしてください。
美
【授業のテーマ・目標】
佐々木健一『美学辞典』(東京大学出版会, 1995)における、「基
礎的な諸理念」を題材にして、ペアワークやグループワーク等のア
クティブラーニングの手法をもちいて、美と芸術についての基本的
知識の習得と、基本的な問題に対する思考能力を養成することを目
標とする。また、最終週には後期の発表計画の準備を行う。
【授業の内容】
第1週 オリエンテーション
第2週 美学① 読解とペアワーク+グループワークによる問題設
定
第3週 美学② グループ学習
第4週 美学③ グループ発表
第5週 美① 読解とペアワーク+グループワークによる問題設定
第6週 美② グループ学習
第7週 美③ グループ発表
第8週 学外見学 現代美術関連施設
第9週 自然美① 読解とペアワーク+グループワークによる問題
設定
第10週 自然美② グループ学習
第11週 自然美③ グループ発表
第12週 芸術① 読解とペアワーク+グループワークによる問題設
定
第13週 芸術② グループ学習
第14週 芸術③ グループ発表
第15週 個別研究テーマ発表
【事前・事後学修】
前期は教科書の「Ⅰ:基礎的な諸理念」を課題とする。授業時に該
当する章は、必ず前もって良く読み、必ずノートに要点をまとめて
おくこと。また、該当箇所にある参考文献等も、図書館等で確認し
ておくこと。グループ学習時は、それぞれ与えられたテーマに関す
る学習に基づいて行われるので、予習を怠らないようにすること。
グループ発表後は、発表後に他の学生や教員の意見を参考にして、
それぞれのグループ毎に報告書をまとめることで事後学修とする。
【テキスト・教材】
佐々木健一『美学辞典』(東京大学出版会 1995年)3990円
【成績評価の方法・基準】
授業内の発表50%、レポート50%
【参考書】
小田部胤久『西洋美学史』(東京大学出版会 2009年)2940円
竹内敏雄編『美学事典 増補版』(弘文堂)
W.ヘンクマン, K.ロッター[後藤 狷士 他訳]『美学のキーワー
ド』(勁草書房 2001年)4200円
【注意事項】
理論的考察の理解を深める為に、美術館等の見学授業も必要に応じ
て行います。
グループ学習を行いますので、安易な欠席は、他の学生に迷惑にな
るため厳禁です。
レポート等の指示は全てmanabaで行うので、必ずリマインダー設定
して、告知を見逃さないようにしてください。
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彫刻実習a(木彫)
彫刻実習b(彫塑)
巻貝を彫る
菱田 波
2年~ 後期 2単位
友人をモデルに頭像を作る
菱田 波
2年~ 前期 2単位
(事後学修) 次回の授業での作品制作進行目標を計画しておくこ
と(学修時間 週1時間)
【テキスト・教材】
A4程度のスケッチブック、HB~2Bの鉛筆
【成績評価の方法・基準】
完成作品(70%) 授業態度 課題への取り組み方(30%)により
評価する
【注意事項】
服装は作業に適したものを用意すること
材料費については別途徴収する
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-51-
美
(事後学修)次回の授業での作品進行目標を計画しておくこと
(学修時間 週1時間)
【テキスト・教材】
A4程度のスケッチブック、HB~2Bの鉛筆
彫刻刀(5本組み程度)
【成績評価の方法・基準】
完成作品(70%) 授業態度 課題への取り組み方(30%)により
評価する。
【注意事項】
服装は作業に適したものを用意すること
材料費については別途徴収する
【授業のテーマ・目標】
彫塑は粘土を使って芯棒などに肉付けして形を作り出すことであ
る。友人同士でモデルになり頭部の見えたまま、感じたままを形
作っていく。骨格構成や動勢(顔の動き)を構成する。物を見る
目、感じる心を養い、造形的表現の基礎を学ぶことを目標とする。
作品を保存するための石膏型取り技法も習得する(自分の手を型
取りする)
【授業の内容】
第1週 塑像についての知識と道具の説明
第2週 頭像1
友人同士でスケッチ、デッサンを様々な角度から
行う
第3週 頭像2
スケッチ、デッサンをもとに図面や制作資料を作
成する
第4週 頭像3
芯棒を組み立てる。粘土の肉付けを行う
第5週 頭像4
頭部の肉付けを行い、頭部に粘土ヘラでデッサン
をする。量感を意識しながら行う
第6週 頭像5
頭部と首のつながりを見ながら肉付けをする
第7週 頭像6
細部の制作のためのスケッチ、デッサンを交代で
行う
第8週 型取り1 石膏型取り技法についての知識と道具の説明
第9週 型取り2 自分の手の石膏型取りを行う。型を作り石膏を流
し込み離型する
第10週 頭像7
細部(目、鼻、耳、口など)を作り、頭部との関
係を意識して形作る
第11週 頭像8
全体のバランスを見ながら形を整えていく
第12週 頭像9
モデルの特徴をだすように確認しながら修正する
第13週 頭像10 髪の毛などに彫刻を施し、仕上げの作業をする。
第14週 頭像11 表面を磨き、完成させる
第15週 頭像12 作品鑑賞 講評
【事前・事後学修】
(事前学修) 美術館などで、塑像、頭像を鑑賞しておくこと。
日常的に自分や友人をモデルにし、よく観察して
デッサンをする(学修時間 週2時間)
美
【授業のテーマ・目標】
彫刻は人間の持つ感情や思想を空間の中に表現することができる。
古来から人間は自然素材を使って制作表現してきた。ここでは巻貝
をモチーフとし、彫り込むという作業を中心に学ぶ。自然の造形美
を表現する喜びと技法を基礎から体得する。
【授業の内容】
第1週 木彫についての知識と道具の説明
第2週 様々な角度から巻貝をスケッチ、デッサンをする
第3週 スケッチ、デッサンをもとに図面や制作資料を作成する
第4週 水粘土を使い木彫制作のための模型を作る(大まかな形
を捉える)
第5週 基礎的な彫りの実習(刃の持ち方、木目の見方)
第6週 木の大まかな部分をノコギリで切り落とす
第7週 切り落とした部分に再度デッサンをする
第8週 大きな形を意識して、ノミで粗彫りをする
第9週 巻貝の形の動きに着目しながらノミと彫刻刀で粗彫り
第10週 全体と部分の関係を意識しながら彫り進める
第11週 細かな部分(巻貝の螺旋、凹凸など)をさらに彫り進める
第12週 巻貝の特徴は出ているか確認し修正する
第13週 部分的にヤスリ、サンドペーパーで磨く
第14週 細部を整えて、完成させる
第15週 作品鑑賞 講評
【事前・事後学修】
(事前学修)美術館などで、木彫作品を鑑賞しておくこと。使用す
る道具の特性を理解しておくこと
(学修時間 週2時間)
美
学