783834 2016法人パンフレットA4_H1別案

学校法人
INCORPORATED EDUCATIONAL INSTITUTION GUIDE
事業報告書 2015
2016
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 学校法人概要
理工系私学のトップを目指して
理事長挨拶
芝浦工業大学の源流は、創立者有元史郎が、1927(昭和 2)年、大森の地(その
後、芝区芝浦町に移転)に開設した東京高等工商学校です。1949(昭和 24)年には
学制改革により芝浦工業大学を設置しました。法人の設置校には幾多の変遷があり歴
史を刻んで参りましたが、現在は大学(3 学部 17 学科)、大学院理工学研究科(修士
課程、博士(後期)課程)、専門職大学院工学マネジメント研究科に加え、東京都と千
葉県に中学高等学校を擁して1 万名を超える学生・生徒諸君が学んでいます。
有元史郎が建学の理念として掲げたものは、「実用的な技術と知識を併せ持って工
学一路、工業立国技術立国を担う技術者の育成」と「自立自学、質実勤勉しかも高い
倫理観と豊かな見識を備えた優れた人間形成」を目指したものでした。
その実現の支えとなってきたのが「現代社会の諸相に学び、人類の福祉、社会に貢
献する技術者の育成」を旨とする本学の実学教育であり、教職員一丸となり一貫して
有為な人材の育成に邁進してきました。
その結果、本学の卒業生は堅実に仕事が出来る、仕事に強い技術者として高い評
価を受け、我が国の技術・工業の発展に大きく貢献して参りました。本学は、創立後
89 年の歴史を歩んできましたが、今まで以上に社会から求められる大学として存在し、
真価を発揮できなければなりません。
また、本学は創立 100 周年となる2027 年に名実ともに“理工系私学のトップ”になる目
標を掲げております。そのためには、様々な分野でグローバル化や技術の高度化が進
む現代社会において、社会は本学をどのような理由で求め評価しているのか、建学の
原点に立ち返り、さらなる教育の質向上を目指し全学の求心力を高め新たな挑戦に取
り組んで参ります。
「理工系を目指すなら芝浦工大」
「学生採用なら芝浦工大」
と皆様からご評価いただき、
学校法人 芝浦工業大学 理事長
自信を持ってお薦めいただける理工系私学のトップランナーを目指し努力して参ります。
五十嵐 久也
今後の芝浦工業大学にご注目いただき、ますますのご支援ご鞭撻の程よろしくお願
い申し上げます。
学校法人
芝浦工業大学
沿革
25
1950
芝浦工業短期大学を設置
( その後、1983( 昭和 58)年に廃止 )
[ 昭和
1951
年]
26
1970 年代後半 芝浦校舎正面
埼 玉 県 大 宮 市( 現 57
さいたま市 )に大宮
キャンパス竣工
3
年]
芝浦工業大学柏
高等学校開設
芝浦工業大学高等学校
は東京都板橋区に移転
し、同時に中学校を開設
[ 平成
55
1980
1982
[ 昭和 年 ]
学校法人芝浦工業
大学と名称変更
41
1966
[ 昭和 年 ]
1962
芝浦工業大学大学院工学
研究科修士課程を設置、電
気工学専攻( 現電気電子情
報工学専攻 )、金属工学専
攻( 現 材 料 工 学 専 攻 )、工
業 化 学 専 攻( 現 応 用 化 学
専攻 )を開設。以後、1976
( 昭和 51)年までに現在の
5 専攻に及ぶ各専攻を増設
年]
37
年]
芝浦工業大学を
設置、工学部機
械工学科、土木
工学科を開設
38
[ 昭和
24
28
学校法人鉄道育英会を吸
収合併。東京育英高等学
校( 現芝浦工業大学高等
学校 )の経営を継承
[ 昭和
1
財団法人東京高等工
学校を設立(3 月 )
財団法人芝浦学園と
名称変更(10 月 )
年]
年]
18
1949
[ 昭和
[ 昭和
1943
1953
年]
1931 年頃 電気工学科
電気実験
学校法人芝浦学園に組織変更
[ 昭和
東京高等工商学校 建築工学科
1 期生授業風景(1929 年)
1963
[ 昭和 年 ]
東京府荏原郡大森町に東京高等工商学校設立
( 創立者 有元史郎 )。その後、芝区( 現港区 )芝浦町に移転
年]
年]
2
[ 昭和
[ 昭和
1927
1991
芝浦工業大学にシ
ステム工 学 部を設
置、3 学科を開設
芝浦工業大学
INDE X
建学の精神
学校法人概要
芝浦工業大学附属中学高等学校
社会に学び、
理事長あいさつ、沿革.......................................... 0 1
社会に貢献する技術者の育成
建学の精神.......................................................... 02
法人概要、格付、コンプライアンス....................... 03
組織図................................................................ 04
TOPICS.. ..................................................... 05-06
創立者
有元 史郎
芝浦工業大学.. ................................................. 05
(1896 ─ 1938)
附属中学高等学校............................................ 06
柏中学高等学校............................................... 06
芝 浦 工 業 大 学 の 源 は、1927(昭 和 2)年、
キャンパス・施設.................................................. 07
創立者有元史郎が創設した東京高等工商学校
芝浦工業大学柏中学高等学校
芝浦工業大学
です。有元史郎が唱えたのは「現代文化の諸相
を教 材とし、社 会 的 活 動 の 意 義を体 得 する
学長あいさつ....................................................... 09
教育」でした。この実学主義の教育により、実用的な知識と技術を
Centennial SIT Action、大学認証評価.. ............ 10
併せ持ち技術立国を担う技術者、さらに高い倫理観と豊かな見識を
学部・大学院....................................................... 1 1
備えた優れた技術者の育成に取り組み、社会の進歩発展に貢献して
国際交流・グローバルの取り組み.......................... 13
きました。これからも芝浦工業大学は、日本だけでなく海外との交流
海外協定校紹介.. ................................................. 14
を通じて広く世界に学び、国際社会に貢献する大学としてグローバル
男女共同参画...................................................... 15
な教育・研究力を発揮し、社会の期待に応えていきます。
研究・技術開発.................................................... 16
研究・開発事例.................................................... 17
就職支援............................................................. 19
有元史郎は、1923(大正 12)年、苦学の末に東京帝国大学(現 東京
事業報告書2015
学生支援、奨学金................................................ 20
大学)工学部機械工学科を卒業。引き続き同大学経済学部に入学して
教育改善、FD・SD活動.. ..................................... 2 1
経済学を学びました。向学心が強く、工学、経済学のほかにも、法学、
クラブ・サークル活動、学生プロジェクト................ 22
文学、商学を修め、合わせて5つの学士号を取得しました。弱冠30 歳、
生涯学習、地域連携............................................ 23
東京帝国大学の大学院生のときに東京高等工商学校を創立し、芝浦
卒業生支援、広報活動......................................... 24
工業大学の礎を築きました。
芝浦工業大学附属中学高等学校
校長あいさつ....................................................... 25
附属中学高等学校の特色..................................... 25
主な取り組み、クラブ・生徒の活躍....................... 26
2016 年度入試結果・進路状況............................ 26
18
芝浦工業大学大学院工学
研究科を理工学研究科に
名称変更し、システム理工
学専攻を開設
25
2013
大 宮 キャンパス に
国際学生寮を設置
[ 平成
28
年]
東京都港区に芝浦キャ
ンパスを開校。デザイ
ン工 学 部を設 置し、デ
ザイン工学科開設。芝
浦工業大学システム工
学部をシステム理工学
部に名称変更し、併せ
て数理科学科開設
校長あいさつ....................................................... 27
柏中学高等学校の特色......................................... 27
主な取り組み、クラブ・生徒の活躍.. ...................... 28
2016 年度入試結果・進路状況............................ 28
2011
[ 平成 年 ]
年]
芝浦工業大学大
学院工学マネジメ
ント研究科( 専門
職大学院 )を設置
年]
[ 平成
15
2003
21
2009
23
年]
芝浦工業大学柏
中学校開設
芝浦工業大学システム工学
部に生命科学科開設
[ 平成
1999
20
2008
[ 平成
[ 平成 年 ]
年]
11
東京都江東区に豊洲キャンパス竣工。芝浦キャンパスに在籍する芝浦工業
大学工学部(9 学科 )、及び大宮キャンパスに在籍する同工学部(2 学科 )
の 3 年次以上が移転。芝浦キャンパスは取り壊し、再開発計画に入る
年]
先端工学研究機構を設置
9
2006
[ 平成
[ 平成
1997
年]
年]
芝浦工業大学に大学院工学研
究 科 博 士( 後 期 )課 程 設 置、
地 域 環 境システム専 攻、機 能
制御システム専攻を開設
[ 平成
[ 平成
7
1995
芝浦工業大学柏中学高等学校
事業報告書 2015
法人の概要.......................................................... 3 1
事業の概要 2015(平成 27)年度事業報告....... 39
財務の概要 2015(平成 27)年度決算の概要.... 45
2016
さいたま市 見
沼区に東大宮
学生寮を設置
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
2
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 学校法人概要
概 要
(2016 年 5 月 1 日現在)
法 人概要
芝浦工業大学
SIT総合研究所
コンプライアンス
学長 村上 雅人
所長 西川 宏之
◦建築ストック研究センター
◦パワーエレクトロニクス研究センター
◦ソフトウェア開発技術教育研究センター
◦脳科学ライフテクノロジー寄附研究センター
◦グリーンイノベーション研究センター
◦高齢者住環境デザイン研究センター
◦ゼロエネルギー建築研究センター
学校法人芝浦工業大学の教職員は「学校
法 人 芝 浦 工 業 大 学 教 職 員 行 動 規 範」に
則 っ て 誇 り と 自 覚 を 持 ち、お 互 い の 人
権と人格を尊重し、それぞれの職務、役
割 の 遂 行 に 際 し て、誠 実 で 高 い 倫 理 観
を も っ て、本 法 人 の 発 展 に 努 め て い き
ます。また、ユニバーシティーガバナン
スの必要性から監査室を設置し、内部監
査および公益通報などに関する業務を
扱っています。このほかにも右記にあげ
る体制で法人内のコンプライアンスを
保っていきます。
⿎ ⿎工学部
学部長 山田 純
◦機械工学科 ◦機械機能工学科
◦材料工学科 ◦応用化学科
◦電気工学科 ◦電子工学科
◦通信工学科 ◦情報工学科
◦土木工学科 ◦建築学科
◦建築工学科
⿎ ⿎システム理工学部
学部長 渡部 英二
◦電子情報システム学科
◦機械制御システム学科
◦環境システム学科
◦生命科学科
◦数理科学科
⿎ ⿎デザイン工学部
学部長 古屋 繁
◦デザイン工学科
芝浦キャンパス
〒108-8548 東京都港区芝浦 3-9-14
Tel:03-5859-7000( 代表 )
JR山手線・京浜東北線「 田町駅 」より徒歩 3 分
都営地下鉄三田線・浅草線「 三田駅 」より徒歩 5 分
豊洲キャンパス
〒135-8548 東京都江東区豊洲 3-7-5
Tel:03-5859-7340( 代表 )
東京メトロ有楽町線「 豊洲駅 」より徒歩 7 分
JR京葉線「 越中島駅 」より徒歩 15 分
大宮キャンパス
〒337-8570 埼玉県さいたま市見沼区深作 307
Tel:048-683-2020( 代表 )
JR宇都宮線( 東北本線 )
「 東大宮駅 」よりスクールバス5 分、または徒歩 20 分
芝浦工業大学大学院
⿎ ⿎理工学研究科
研究科長 髙﨑 明人
<修士課程>
◦電気電子情報工学専攻
◦材料工学専攻
◦応用化学専攻 ◦機械工学専攻
◦建設工学専攻 ◦システム理工学専攻
<博士(後期)課程>
◦地域環境システム専攻
◦機能制御システム専攻
芝浦工業大学専門職大学院
⿎⿎ 工学マネジメント研究科(MOT)
研究科長 田中 秀穂
<専門職学位課程>
◦工学マネジメント専攻
3
芝浦工業大学附属中学高等学校
校長 大坪 隆明
〒174-8524 東京都板橋区坂下 2-2-1
Tel:03-5994-0721( 代表 )
都営地下鉄三田線「 志村三丁目駅 」より徒歩 8 分
JR埼京線「 浮間舟渡駅 」より徒歩 15 分
芝浦工業大学柏中学高等学校
校長 野村 春路
〒277-0033 千葉県柏市増尾 700
Tel:04-7174-3100( 代表 )
東武アー バンパ ークライン「 新柏駅 」よりスクー
ルバス 5 分、または徒歩 25 分
JR常磐線「 柏駅 」よりスクールバス・東武バス15 分
▪ 学生・生徒数
◦大学
◦大学院
◦専門職大学院
◦中学校
◦高等学校
◦柏中学校
◦柏高等学校
7,386 人
965 人
32 人
514 人
551 人
569 人
858 人
▪ 教職員数
◦専任教員
大学
中学校・高等学校
柏中学校・高等学校
◦専任職員
大学
中学校・高等学校
柏中学校・高等学校
330 人
61 人
75 人
178 人
5人
4人
▪ 施設概要
◦大学・大学院・専門職大学院
<土地>
210,741.05㎡
<建物>
142,899.27㎡
◦ 中学・高校
<土地>
27,042.39㎡
<建物>
10,841.23㎡
◦ 柏中学・高校
<土地>
52,737.85㎡
<建物>
15,686.05㎡
◦教職員行動規範の制定
◦教員倫理綱領の制定
◦公的研究費の適正な執行のための指
針・規則の制定
◦個人情報保護規程およびガイドライ
ンの制定
◦ハラスメント防止規程の制定および
ハラスメント相談員の設置
◦動物実験規程の制定
◦人事行動計画の策定
◦公益通報に関する規程の制定と相談
窓口の設置(監査室) など
格付
2015 年 8 月、芝浦工業大学は格付投資
情報センター(R&I)による発行体格付:AA[格付の方向性:安定的]を取得しました。
(2010 年から6 年連続)
[格付対象]
発行者:芝浦工業大学
▪名称 : 発行体格付
▪格付 : AA▪格付の方向性:安定的
校章
芝 浦 工 業 大 学の伝
統 の 地、芝 浦 は 東
京 湾 岸 に 位 置しま
す。 学 生 た ち は、
海 から潮 の 香 届く
校舎に学びました。
1949(昭 和 24)年、新 制 大 学となった
当時に制定された芝浦工 業 大 学 の 校 章
は、中心に据えた大文字「大学」の下支
えに波動を配したもの。立地に恵まれて
躍動、発展する工業大学の息吹を表現し
たデザインです。
考案したのは、波形が初代学長を務めた
松縄信太(元理事長)、大学の字体が事
務 局 長 であった 三 浦 元 秀(元 理 事 長)。
二人の合作です。
芝浦工業大学
組 織図
( 2016 年 4 月 1 日〜)
地域環境システム専攻、
機能制御システム専攻
修士課程
電気電子情報工学専攻、
材料工学専攻、
応用化学専攻、
機械工学専攻、
建設工学専攻、
システム理工学専攻
工学マネジメント研究科
(MOT)
工学部
工学マネジメント専攻
機械学群
機械工学科、
機械機能工学科
材料科学・化学群
材料工学科、
応用化学科
電気電子学群
電気工学科、
電子工学科
通信情報学群
通信工学科、
情報工学科
建築・土木学群
建築学科、
建築工学科、
土木工学科
芝浦工業大学柏中学高等学校
学部長室
専門職学位課程
芝浦工業大学附属中学高等学校
博士
(後期)
課程
理工学研究科
共通学群
教育開発本部
芝浦工業大学・
芝浦工業大学大学院
学長室
芝浦工業大学
附属中学高等学校
芝浦工業大学
柏中学高等学校
学部長室
デザイン工学部
デザイン工学科
学部長室
学術情報センター
SIT総合研究所
地域連携・
生涯学習センター
入試センター
キャリアサポートセンター
学生センター
教育イノベーション
推進センター
SGU推進本部
複合領域産学
官民連携推進本部
経営戦略課
経営企画部
男女共同参画推進室
総務部
財務部
施設管財部
入試部
建築学部
開設準備室
企画広報課
校友・後援会連携課
総務課
事業報告書2015
国際交流センター
評議員会
電子情報システム学科、
機械制御システム学科、
環境システム学科、
生命科学科、
数理科学科
システム理工学部
人事課
財務課
経理課
施設課
管財課
入試課
大学企画課
学事課
豊洲 学事部
危機管理室
学生課
大学院・MOT事務課
理事長・理事会
地域連携・生涯学習企画推進課
事務局長
研究推進室
監査室
国際部
研究企画課
研究推進課
国際プログラム推進課
SGU推進課
学事課
大宮 学事部
学生課
教育イノベーション推進センター事務課
大学院・MOT事務課
監事会議
芝浦 学事部
学生・教職員健康相談室
就職・キャリア支援部
図書館
情報システム部
学事・学生課
キャリアサポート課
(豊洲)
(大宮)
(芝浦)
情報システム課
中高事務室
柏中高事務室
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
4
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 学校法人概要
TOPICS
芝浦工業大学
建築学部建築学科 2017 年 4 月開設予定
芝
浦 工 業 大 学は、2017( 平 成 29)年 4 月に「 工 学 部 建 築 学
科」
「 工学部 建築工学科 」
「デザイン工学部 デザイン工学科
( 建 築・空 間デザイン領 域 )」の 2 学 科 1 領 域を統 合・再 編し、
「建
築学部 建築学科 」の開設を予定しています。創立 100 周年を迎え
る 2027 年、名 実ともに理 工 系 私 学のトップになる目標を掲げてお
り、その実現のための大学戦略の一環として、
「 芝浦建築の歴史と伝
統 」を継承し、未来につなげる新しい建築教育を展開していきます。
建築学部の特色
⿟⿟1 学科 3 コース制の特色ある教育
①APコ ー ス 先進的プロジェクトデザインコ ー ス
Advanced Project Design Course
②SAコ ー ス 空間・建築デザインコ ー ス
Space and Architectural Design Course
③UAコ ー ス 都市・建築デザインコ ー ス
Urban and Architectural Design Course
⿟⿟芝浦工大初「豊洲」キャンパスでの 4 年間一貫教育
本 学 初の豊 洲キャンパスでの都 心 一 貫 教 育となります。歴 史と先 進 性が共 存し、多くの建 築 的 研 究テ ー マが発 見できる豊 洲という
フィー ルドで幅広い知識と感性を養います。
芝浦工業大学
国際的な産学官連携を強化する
「 GTIコンソー シアム」を設立
芝
浦工業大学が発起人となり、2015( 平成 27 )年 12 月
から、日本および東南アジアの大学や企業を中心に国際
的な産 学 官 連 携を強め、グロー バル 理 工 系 人 材の育 成やイノ
ベ ーションの創出、産業競争力の強化などを加速するため、国
内 外の大学・企業・政府機関等からなる「GTIコンソーシアム
( 英 文 名:Global Technology Initiative Consortium )」
を設立しました。海外進出企業の現場の課題や途上国が直面す
る社会課題を取り上げるグロー バルPBLのほか、国際産学共同
研究、国際インターンシップ、政府間プロジェクト、大学間国際
連携などを推進します。下記国内 18 機関が中心となって運営
を行い、芝 浦 工 業 大 学が事 務局を務めます。加 盟 団 体 数は約
160 に達しています。
(2016( 平成 28)年 3 月 )
GTIコンソーシアム 運営委員会参加機関一覧
工学院大学 / 東京電機大学 / 東京都市大学 / 東京理科大学 / 独立行政法人国際協力機構( JICA )
国立研究開発法人新エネルギ ー・産業技術総合開発機構( NEDO ) / 独立行政法人日本貿易振興機構( JETRO )
株式会社商工組合中央金庫 / 株式会社IHI / 株式会社NTTデ ータ/ キヤノン株式会社 / 東京東信用金庫 /トヨタ自動車株式会社
株式会社フジクラ / 株式会社三井住友銀行 / 三井住友建設株式会社 / 三菱電機株式会社 / 芝浦工業大学
5
芝浦工業大学
新
芝浦工業大学附属中学高等学校
芝浦工業大学附属中学高等学校
2017 年新豊洲への移転 都内唯一、
中学男子校・高校共学校の試み
豊洲への移転を機に、高校から1クラス程度の女子生
徒を受け入れます。これは将来、芝浦工業大学への進
学を目指す理工系女子を育成するもので、このように進路を
明示しながら理工系女子を募集するのは他の学校には見られ
ない、
“ 芝浦 ”だからできる大いなる挑戦です。もちろん高校
入学生( 女子だけでなく男子も同数募集 )のための理科実験
※
やものづくり体験を織り込んだ独自のカリキュラムも準備中。
芝浦工業大学柏中学高等学校
中学男子校・高校共学校という、都内では他に例を見ない学
校となります。これに伴い、教育カリキュラムはもちろん、入
試、行事、クラブ活動、学園生活のほか、制服やロゴマークな
どすべてを刷新し、新たな学校へと生まれ変わります。
教室 2 室、さらに大型の工作機械で製作ができるファクトリーをすべて 1 階に配置。また本校のル ーツと関係の深い鉄道の技術
資料などを展示する“しばうら鉄道技術ギャラリー”も玄関横に作られます。中高校舎ではまれに見る画期的な理工系教育フロア
となる予定です。
ゆったりとしたカフェテリア、充実した体育施設、さらにアクティブ・ラーニングや英語コミュニケーション、プレゼンテーションに
特化した教室を整備。全館Wi-Fi、全教室に最新のICT設備を備えた、芝浦工業大学の附属校にふさわしい教育環境を用意します。
芝浦工業大学柏中学高等学校
事業報告書2015
※2017年4月 校名変更予定
新校舎には理科実験室 3 室、技術工作室 2 室、コンピュータ
国際的に活躍できる人材の育成に向け、
「グロ ー バル・サイエンスクラス」を展開
芝
浦 工 業 大 学 柏 高 等 学 校 では、文 部 科 学 省より
「スー パ ーサイエンスハイスクール(SSH)」の
指定を2004( 平成 16)年度から5 年間受けた後、その
取り組みを現 在まで継 続して独自のサイエンス教 育を
行ってきました。中学校では一人一台のタブレットPCを
用い、生きた道具としてフルに活用しつつ、さまざまな取
り組みを行っています。また、各種の科学コンクールや
「 全国中学高校Webコンテスト」などでめざましい成果
もあげてきました。
これまでの成果をもとに、グロー バル社会に対応できる
思考力を育成するため、2015( 平成 27)年度入試より
高等学校で、2016( 平成 28)年度入試より中学校で、
それぞれコース制を導入しました。高等学校の「グロー
バル・サイエンスクラス」では、従来のサイエンスの取り組みに加え、英語でのアカデミックライティングといった授業も取り入れ
て、東京大学などの難関大に向けた授業を行い、
「ジェネラルラーニングクラス」では、国公立大学を目指す生徒向けの授業を
展開しています。中学校の「グロー バル・サイエンスクラス」には、2016( 平成 28)年度より始めた「 英語入試 」を突破した、
英語検定 3 級以上レベルの実力がある生徒対象の特別クラスを設置し、英語の授業で習熟度別展開を導入しています。
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
6
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 学校法人概要
キャンパス・施 設
豊洲キャンパス
TOYOSU
ビジネスと暮らしが融合する産業創造の新拠点として注目のエリア
「 豊洲 」。そのまちびらきの年となった 2006( 平成 18)年に誕
生したのが豊洲キャンパスです。あらゆる研究設備を備え、開放
性を重視したキャンパスは、芝浦工業大学が推進する、地域とのコ
ミュニケーションを通して知識と人間力を育てる実学の実践を支
えています。工学部の 3・4 年生および大学院生が学んでいます。
大宮キャンパス
芝浦キャンパス
OMIYA
SHIBAURA
広大な敷地に緑があふれる大宮キャンパス。愛称となっている
2009( 平 成 21)年 4
「グリーンキャンパス」は、学校法人芝浦工業大学が商標登録し
月に開校した芝浦キャ
ています( 商標登録第 4584482 号 )。
ンパスは、法人本部が
工学部およびデザイン工学部の 1・2 年生とシステム理工学部の
あり、デザイン工 学 部
全学生および大学院生が学び、部活動やサークル活動の拠点に
の 3・4 年 生 および 大
もなっています。2016( 平成 28)年度はグラウンド整備計画が
学院生が学ぶキャンパ
進行しており、2017( 平成 29)年 3 月には人工芝の総合グラウ
スです。今まさに再開
ンドが完成予定です。
発の進む芝浦エリアで
刺激を受けながら学ぶ
ことはもちろん、少し
足を延ばして、東 京を
代 表 する街 や 施 設 で
最先端の流行を肌で感
じることもできます。
7
芝浦工業大学附属中学高等学校
芝浦工業大学柏中学高等学校
ITABASHI
KASHIWA
1982( 昭和 57)年に現校地、板橋区坂下に移転し、併せて中学
増尾城址公園に隣接した自然と緑に囲まれた田園地帯に立地して
校を開設しました。ユニークな耐震設計の教室棟や、全天候型の
います。現在、大規模な校舎整備計画が進行しており、グラウンド
グラウンドを有し、プール棟は空気膜構造と呼ばれるドーム球場
にはミストの噴出装置が埋設された最新の人工芝を導入し、校舎
と同様の方式で膨らませる屋根を採用するなど工業大学の附属
内蛍光灯を順次LEDに更新し、さらに県道側隣接地に第 3グラウ
校にふさわしい校舎として注目を集めました。なお、2017( 平成
ンドとスクールバス用の直線道路を造成するなど、学びの場の環
29)年 4 月には江東区新豊洲の新校舎に移転予定です。
境づくりに力を入れています。
芝浦工業大学
研究所
芝浦工業大学附属中学高等学校
2009( 平成 21)年、先端的な研究活動を推進する組織として「SIT
総合研究所 」が発足しました。各キャンパスの研究拠点は最新設備の
整った環境で、国内外の産業界と交流する場であり、研究活動に勤しむ
学生の実践的技術者育成の場にもなっています。2015( 平成 27)年
度には「SIT総合研究所 テクノプラザ( 共通機器センター)」という、最
先端の分析機器・試験機器等を一堂に集めた新たな研究施設が豊洲
キャンパスに完成し、ますます研究活動が活発に行われています。
図書館
芝浦工業大学は、福島県南会津郡、神奈川県三浦郡葉山に 2 つの厚
豊洲、大宮、芝浦の各キャンパスに
生施設を保有しています。これらの施設では、学生・教職員の健康増
図書館が設置されており、キャンパ
進と福利厚生を図るとともに、さまざまな課外活動や研修などに活用で
ス間での図書の取り寄せが可能に
きるようになっています。
なっています。2016( 平 成 28)年
会津高原高杖セミナーハウス
合わせて 261,861 冊。図 書、雑 誌
豊洲キャンパス 図書館
と共に約 9,200 種 の電 子ジャーナ
ル、約 11,000 冊 の 電 子 図 書 など
事業報告書2015
創 立 70 周 年 記 念 事 業 とし て
1998( 平成 10)年に落成しまし
た。周辺にはスキー 場、テニスク
ラブ、およびゴルフ場などがあり、
四季を通じて利用することが可能
です。
4 月現在の蔵書数は、3 キャンパス
芝浦工業大学柏中学高等学校
厚生施設
最先端の機器が並ぶテクノプラザ
最新鋭の閲覧環境が整備されてい
ます。大宮キャンパスの図書館は、
2011( 平 成 23)年 に 大 規 模 なリ
大宮キャンパス 図書館
ニューアルを行い、グループ学習室
葉山セミナーハウス
などが設けられ、学習の拠点として
マリンスポーツで 有 名な三 浦 半
島・葉山にあります。葉山マリー
ナはもちろんのこと、葉山御用邸
や鎌倉も近く、自然に囲まれた時
間を過ごすことができます。
重要な施設となっています。
芝浦キャンパス 図書館
国際学生寮
東大宮学生寮
留学生と日本人学生が共同生活を送ることで国際感覚を養い、グロー
2016( 平成 28)年 4 月、学生相互の自主的な共同生活を通した人間
バル人材の育成を目指す場として、2013( 平成 25)年 4 月に大宮
力の育成を目的とし、男子学生寮「 東大宮学生寮 」が開設されました。
キャンパスにオープンしました。学生たちが日常生活やイベントを通じ
大宮キャンパスの最寄駅であるJR東大宮駅に近く、朝・夕の食事提供
た異文化コミュニケーションを積極的に図る場となっています。
もあり、充実した環境で大学生活に集中できる特徴を有しています。
国際学生寮
東大宮学生寮
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
8
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 芝浦工業大学
芝浦工業大学
学長あいさつ
教育は国家百年の計
学 長
村上 雅人
大学の使命は、教育、研究、社会貢献と言われています。中で
の目標を達成するために、教育の質保証を進めるとともに、教職
も、崇高かつ重要な使命は「 ひとを育てる 」ことにあります。教
員ひとりひとりがみずから研鑽に努めることで、世界に通用する
育は国家百年の計であり、
「 ひとを育てる 」という事業は、国が
大学を目指します。
真剣に取り組むべき壮大かつ長期の取り組みなのです。なぜな
さらに、男 女 共 同 参 画 社 会を見 据え、多くの在 学 生や卒 業 生
ら、国の将来は「 ひと」によって決まるからです。教育を怠れば、
が、本当にこの大学を選んで良かったと心から思えるキャンパス
その国は 50 年で滅ぶとも言われています。
づくりに教職学協働で取り組んでいきます。
特に、資源を持たざる国である日本が、今後も世界の中で優位
性を維持するためには、その優れた工業力と、世界に冠する「 も
のづくり技術 」の伝統を継承する理工学人材の育成が重要です。
日本の資源は「 ひと」しかないからです。
ただし、グロー バル化が進んだ現代社会では、日本一国の繁栄
では、そもそもの経済活動が成り立ちません。世界の国 々 や人 々
と協調し、ともに協力して発展することが大切なのです。このよう
なグロー バル社会に貢献できる若い人材を育成することが芝浦
工業大学の使命と考えています。
そこで、本学は「 世界に学び、世界に貢献するグロー バル理工
学人材の育成 」を大学のミッションとして掲げました。そして、こ
芝 浦工業大学 校歌
本学の前身校、東京高等工商学校の校歌として制定されたものが、新制大学移行後に「芝浦工業大学校歌」となりました。
作詞が北原白秋、作曲は山田耕筰によるものです。
1
そら
かがや
かぜ
うつ
ぼ こ う
り せ い
うしお
くも
風と 潮
北
⃝原 白秋 作詞
山
⃝田 耕筰 作曲
あ さ ひ
ゆうだい
朝 日に 輝く
しばうら
ねつ
ぼ こ う
ちつじょ
雄 大 空あり 雲は移る
あお
こ う き
へんぽん
仰 げ よ 校 旗の 翩 翻 た る を
は く あ
でんどう
そび
白 亜の 殿 堂 こ こ に 聳 え
こうがく
え い き あつ
われら が工 学 英 気 鍾 む
みゃく
し
芝 浦 われら が 母 校
しばうら
芝浦
せ い き
2
しばうら
い
世 紀 に 脈 うつ 熱 と 理 性
ごうけん
のり
つね
き た う
剛 健 矩 あ り 常に 鍛ふ
おこなえ
はつらつ
行へほ が ら に 溌 剌 た れ や
し て い じゅんじょう いつ
よ
師 弟 の 純 情 一に 依 り て
みが
わざ
かみ
つう
磨 くにこの 技 神 に 通 ず
さかえ
ぼ こ う
芝 浦 われら が 母 校
しばうら
わ
芝浦
と
3
しばうら
9
永 遠 に 栄 ゆく 意 志 と 秩 序
せいじつ
みち
とお
誠 実 ただあり 道は徹る
ゆめ
く う り
ばくばく
夢 む な 空 理の 漠 々 た る を
せ い び
わ
こと
つ
精 微 を き は めて 事 こ と に 即 か ば
こ う が くに っ ぽ ん
だい
な
工 学 日 本 大を 成さん
芝 浦 われら が 母 校
しばうら
芝浦
「東京高等工商学校校歌」北原白秋自筆の歌詞原稿
芝浦工業大学
芝浦工業大学附属中学高等学校
Centennial SIT Action
芝 浦 工 業 大 学は、100 周 年を迎える 2027( 平 成 39 )年に、アジア工 科 系 大 学
のトップ 10 に入るという目標を設定しました。これは、私立理工系大学として唯一、
■■大学認証評価
ス ー パ ーグロー バル大学 (Top Global University) に文科省から選定されたこ
芝浦工業大学柏中学高等学校
とを意識したものです。
世界のグロー バル理工系大学に向かって進むために、大学として、つぎの 5 項目か
らなる取り組み課題を据え、Centennial SIT Actionとして宣言しました。
1
理工学教育日本一
2
知と地の創造拠点
Center of excellence for global and regional researches
による大学相互評価ならびに認証
3
グローバル理工学教育モデル校
していると認定されました。
4
ダイバーシティ推進先進校
5
教職協働トップランナー
Institute for the very best education in engineering and sciences
芝 浦 工 業 大 学 は(財)大 学 基 準 協 会
評 価 受 審 の 結 果、大 学 基 準 に 適 合
事業報告書2015
Top global university for technological innovation
※「認証評価」とは、教育研究水準の
向上に資するため、学校教育法第
109条に定める、文部科学省の認証
を受けた「認証評価機関」による評
価を指し、すべての大学はこの評価
を法令で定める期間ごとに受審す
ることが義務付けられています。
Institution to celebrate diversity and inclusion
University administration based on faculty & staff partnership
これら取り組みに対し、常に数値デ ータ(KPI: Key Performance Indicator)
認証期間:2012(平成24)年4月 1
日〜 2019(平成31)年3月31日
をもって行程を管理し、PDCA (Plan-Do-Check-Act) サイクル展開による目標
達成に臨みます。そして、100 周年には真のス ー パ ーグロー バル大学たることを目
指して、
「 常に前進する文化の醸成 」をモットーに教員と職員と学生が協働で前進し
ていきます。
Centennial SIT Action
100周年(2027年)の芝浦工大
アジア工科系大学トップ10
理工学教育
日本一
地と知の
創造拠点
グローバル
理工学
教育モデル校
ダイバーシティ
推進先進校
教職協働
トップランナー
大学の使命(University Mission)世界に学び、世界に貢献するグローバル理工学人材の育成
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
10
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 芝浦工業大学
学 部 ・大 学 院
工 学部
創造性豊かな人材を育成する
工学部は、
「 基礎学力を身につけた、社会に貢献できる創造性豊かな人材の育成 」を目指しています。多くの工学系大学で行われてきた知
識偏重の傾向と、
「 いかに創るか 」に力点がおかれた教育を見直し、以下 3 つのステ ージを重視した教育方針としています。
① 工学のそれぞれの分野で、工学や技術が「 何のために行使されるのか 」を解明し、人間が積み上げてきた成果と欠陥を見極める歴史の
検証を行う
② 「 なぜ 」をつきつめることで、社会の要請に批判的に取り組み、検証して実践する見識を身につける
③ 「 いかに創るか 」を学び、それを基礎として創造力を高める
機械工学科
電気工学科
土木工学科
工学の基幹ともいえる総合分野で、基礎科学
「エネルギー&コントロール」
「ものをつくる」こ
総合システムである土木工学を大局的にとら
を重視しながら周辺工学との融合を図り、人と
とを柱に、高度ハイテク化に向かう産業界に幅
え、オー ルラウンドな知 識とバランス 感 覚を
社会との調和を目指します。
広く対応する人間性豊かな人材を育成します。
持った土木技術者を育てます。
機械機能工学科
電子工学科
建築学科
機械工学をベ ー スに人や環境と調和した新し
現 代 社 会 の 基 盤として 広く使 われる電 子 工
建 築を切り口に現 代 社 会の問 題を探り、新し
い「 機 能 」を発 想し、実 現 するための教 育と
学。環境技術やバイオテクノロジ ー、ナノテク
い時代の人間や社会にとって、より良い生活
研究を目指します。
ノロジ ーと融 合しさらに高 度な技 術 革 新を目
環境を提案する、理解力と創造性にあふれた
指します。
人材を育成します。
材料工学科
通信工学科
建築工学科
金属、セラミックス、有機材料、半導体などあ
モバイル・ワイヤレス通信、通信ネットワーク
実践的、応用的な方向を重視しながら、デザイ
構築、マルチメディア通信など次世代の情報
ン系にも軸足を置き、豊かな知識・教養を備え
料開発を目指すエンジニアを育成します。
通信技術を担う技術者を養成します。
た人材を育成します。
応用化学科
情報工学科
らゆる材 料を扱い、産業 界が求める新しい材
プラスチックをはじ め、電 子 機 器、医 薬、農
業、環 境 衛 生などさまざまな産 業で利 用され
ている化学の知識と経験を備えた人材を育成
します。
「コンピュータを利用して人間の社会と生活を
豊かにする技術 」を幅広く学びます。技術の
根底にある原理を理解しそれらの応用力、創
造力を養います。
シ ステム理工学部
統合力と創造思考で次代を拓く
1991(平成 3)年、解析主導の工学とは異なる、新たな視点のシステム工学部を開設し、2009(平成 21)年には理学分野を取り込
んで学部名称をシステム理工学部としました。
システム理工学部は、学問体系を横断し関連づけるシステム工学の手法により、総合的解決策を追求する「システム思考」、目的達成
の機能を作る「システム手法」、問題解決の人・知識・技術を統合する「システムマネジメント」を軸に教育研究を行い、新しい時代の
要請に応え、地域と人類社会の発展に寄与する有能な人材の育成を目指しています。
電子情報システム学科
生命科学科
[生命科学コース]
ソフトウェア 分 野、メディア・ネットワーク分
身の回りの施 設から、国 土、地 球 規 模の環 境
野、ハ ードウェア分野を総合的に学習し社会
をシステムとして 総 合 的 にとらえ、21 世 紀
的、技術的に的確なシステムを構築できる人
社 会の環 境 問 題の解 決を目指 す人 材を育 成
環境などの観点から老化のメカニズムを解明
材を養成します。
します。
し、解決方法を導き出します。
機械制御システム学科
数理科学科
多様な要求に応える機械システムを開発する
数学を中心とする基礎科学を確実に学びなが
ため、人とものと環境を総合し最適化するため
らシステム工学手法を用いて応用問題にも取
に必要な原理や思考(システム工学 )を学習
り組める「 数理エンジニア」を育成します。
します。
11
環境システム学科
バイオテクノロジ ーをもとに、薬 理 学、遺 伝、
[生命医工学コース]
メカトロニクスを学んだ上で、福祉・医療支援
ロボット、リハビリテ ーション機 器など、人 の
生命や機能回復に役立つものづくりの手法を
学びます。
芝浦工業大学
デ ザイン工学部
歴史の伝承と新しい知の創造
芝浦工業大学附属中学高等学校
2009(平成 21)年、工学と人間の感性および社会との調和・融合を図り、創造的なものづくり能力を素養に持つ、実践的な人材の
育成を目指し、デザイン工学部を開設しました。
21 世紀の社会と産業は、幅広い工学の素養や技術をバックグラウンドに持ち、同時に人の感性に応えるものづくりができる人材が
必要とされます。このデザイン能力を高める上で、芝浦という都心立地を最大限活用し、「社会および産業界と密に連携を取った体
験学習」を通じてデザインを追求する実践教育を徹底します。
デザイン工学科
▪ エンジニアリングデザイン領域
▪ 建築・空間デザイン領域
都市生活を支える建築・空間の総合的なデザイン能力を身につけ、魅力あ
[メカトロニクスシステム・組み込みソフトウェア分野]
知能ロボットから携帯電話まで、最新のシステムでは制御工学と情報工
芝浦工業大学柏中学高等学校
る生活空間の創造と、都市づくりや地域の再生を担う人材を育成します。
学の技術が混在しており、社会のニ ー ズに応えられるシステムエンジニ
▪ プロダクトデザイン領域
アを育てます。
技術製品をユ ー ザ ーに提供するために、社会性と感性を融合させたデ
ザインを実現できる発想力、表現力、具現力豊かな人材を育てます。
[生産システムデザイン分野]
マネジメント能力や生産システム全体を設計・管理できる人材を育てる
ため「 匠の技 」を取り入れた「 ものづくりのシステムデザイン」を学び
ます。
大 学院 理工学研究科
即戦力となる実践的な技術者の育成
事業報告書2015
理工学研究科は、専門分野のプロ意識を備え持ち、社会の新しい側面に対応できる能力と、それを即戦力として活用し社会貢献できる能力
を養うことを教育理念としています。芝浦工業大学は、1963( 昭和 38 )年に「 専門分野の開発技術者の育成 」を目指して大学院修士課
程を開設し、専門技術者・開発技術者を多数世に送り出しています。さらに、1995( 平成 7 )年に博士( 後期 )課程を開設して、
「 研究推
進と研究者の育成 」に取り組んでいます。
修士課程
⿟⿟電気電子情報工学専攻
⿟⿟応用化学専攻
博士(後期)課程
⿟⿟建設工学専攻
⿟⿟材料工学専攻
⿟⿟機械工学専攻
⿟⿟システム理工学専攻
専 門職大学院 工学マネジメント研究科
⿟⿟地域環境システム専攻
⿟⿟機能制御システム専攻
(MOT:Management of Technology)
技術のわかる次世代の経営幹部の養成
社会・経済のグロー バル化が進展する中で、企業をはじめあらゆる組織が変革を迫られています。その変革の原動力は「 新しいアイディア
を新規の製品やサ ービスに具現化する、あるいは既存の製造プロセスや業務フロー の革新を実現する 」イノベ ーションにあります。
工学マネジメント研究科(MOT)は、そのイノベ ーションの担い手を育成することを目標としており、技術と経営の一体化、理論と実践の融
合を目指し、組織各層が共有すべきイノベ ーション実現に必須となる生きた知識と思考法を提供します。
専門職学位課程
⿟⿟工学マネジメント専攻
※(財)大学基準協会より、経営系専門職大学院の適合認定を受けました。 認証期間:2014(平成26)年4月1日〜 2019(平成31)年3月31日
工学部建築学科、建築工学科および、デザイン工学部デザイン工学科建築・空間デザイン領域は 2017 年度より建築学部建築
学科として再編し、デザイン工学部デザイン工学科エンジニアリングデザイン領域とプロダクトデザイン領域も再編されま
す。また、大学院理工学研究科に国際理工学専攻を新設します。
(設置構想中)
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
12
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 芝浦工業大学
国際交流
世界で活躍できるエンジニアの育成を目指して
本学では単に英語が話せるだけでなく、海外の学生や技術者と専門
分 野 のコミュニケーションも取ることができる「グロー バルエンジ
ニア」の 育 成を視 野に教 育を行っています。こうしたスキルは、海
外 英 語 研 修や海 外 協 定 校との課 題 解 決 型 学 習、産 学 官 連 携による
人 材 育 成プログラムなどを通じて 養われます。さらに 2015 年( 平
成 27)には、この改革を加速させるため東南アジアを中心とした国
内外の大学・企業・政府機関等約 160 機関からなる「GTI( Global
Technology Initiative)コンソーシアム」を設立しました。
一方、留学生受入については、学位取得を目的とした留学生向けに実
施される外国人向け入試の試験方法の多様化に加え、主に短期留学
生を対象に英語による授業開講を実施し( 約 90 科目 )、東南アジア
をはじめとする多様な国 々 からの留学生を受入れています。
私立理工系大学で唯一の「スーパ ーグローバル大学創成支援 」に採択
〜 新たな理工系人材育成モデル『SHIBAURAモデル』を世界に発信 〜
芝 浦 工 業 大 学は、文 部 科 学 省の 2014( 平 成 26)年 度 国 際 化 拠 点
整 備 事 業 費 補 助 金「ス ー パ ーグロー バル 大 学 等 事 業 ス ー パ ーグ
ロー バル 大 学 創 成 支 援(タイプBグロー バル 化 牽 引型 )」に私 立 理
工系大学で唯一採択されました。
「 価値共創型教育を特徴とする理工系人材育成モデルの構築と世界
の発展への貢献 」という構想の下、①学修・教育双方の質を保証する
「 価値共創型教育 」および日本のものづくり文化を活かす実践型技
術者教育の確立、②世界水準の大学制度の導入、③東南アジアと日
本に軸足を置いた国際産学官連携アライアンスである「GTIコンソー
シアム」の運営を推進し、これを広く理工系を中心とする国内・海外
の大学と共有していくことを目的としています。
13
グローバルPBL (Global Project-Based Learning)
工学英語研修
海外の学生と課題解決に取り組むプログラムです。実践的なワー
エンジニアとして求められる英語内容を含んだ授業を東南アジア
クを通じ、グロー バル 人 材 に 必 須 の 4 つ の 能 力(コミュニケー
の協定校で 1 〜 2 週間受講。現地企業の工場見学や研究室訪問
ション力、グロー バル人間力、異文化理解力、問題解決能力 )を
なども行い、現地の異文化に触れながら世界で活躍する技術者と
効率的に身につけます。
しての力を養います。
芝浦工業大学
海外インターンシッププログラム
外国人の習慣・発想・考え方に触れながら実社会を経験する海外インターンシッププログ
芝浦工業大学附属中学高等学校
ラムを日系企業を中心に実施しています。
2015(平成 27)年度海外インターンシップ研修生受入企業(一部抜粋)
企業
国・地域
Glacier Park Inc
アメリカ
NTT DATA インドネシア
インドネシア
Rockland Scientific
カナダ
Oldan Berengue
スペイン
三菱エレベータータイランド
鹿島建設
タイ
芝浦工業大学柏中学高等学校
TANOI/SEEBEST
FPT Telecom
ベトナム
三井住友建設
日本工営
Tateyama Auto Machine Co(M)Sdn. Bhd
Toyota Auto Body Malaysia
台湾YKK/R&Dセンター
マレーシア
台湾
NTT DOCOMO China
中国
マブチモーター
事業報告書2015
海外協定締結校(一部抜粋)
国
大学名称
カリフォルニア大学 アーバイン校、デービス校
アメリカ
バージニア大学
グアム大学
イタリア
ラクイラ大学
インド
インド工科大学 マドラス校
インドネシア
ガジャマダ大学
オーストラリア
クイーンズランド大学
オーストリア
ウィーン工科大学
オランダ
ヴィンデシュヘイム大学
スイス
スイス連邦工科大学ローザンヌ校
スウェーデン
ストックホルム王立工科大学
タイ
キングモンクット工科大学
泰日工業大学
フィンランド
バーサ工科大学
フランス
パリ・ベルヴィル建築大学
ベトナム
ハノイ理工科大学
ポーランド
ポーランド科学技術大学
マレーシア
ロシア連邦
台湾
大韓民国
中国
ウタラマレーシア大学
マレーシア工科大学
モスクワ建築大学
国立清華大学
台湾科技大学
漢陽大学
延世大学
東北大学
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
14
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 芝浦工業大学
国際交流
東南アジア理工科系大学との連携
留学生受け入れの代表的な取り組みとして、東南アジア諸国を対象とした 2 つのツイニングプログラムを推進しています。そのうちの 1 つ
である「マレーシア・ツイニングプログラム」は、マレーシア政府が実施する留学生派遣事業であり、マレーシアでの教育( 3 年間 )と日本
での教育(2 年間 )のツイニングにより、日本の大学にて学士号を取得するプログラムです。本学はプログラム開始以来 20 年以上にわた
り、日本の受け入れ大学コンソーシアムの幹事校として、これまでに約 150 名(コンソーシアム全体で約 1,300 名 )の留学生を受け入れ
ています。
もう1 つのツイニングプログラムである「ハイブリッド・ツイニングプログラム」は、修士課程と博士課程を複合( ハイブリッド)して、協定
を結んだ東南アジアの代表的な理工系大学と連携(ツイニング)し推進するプログラムです。協定校から、修士 1 年次を修了した優秀な学
生を受け入れ、英語による教育・研究指導を行います。修士課程修了後は本学の博士課程に進学、博士号を授与する大学院国際教育プロ
グラムです。
男女共同参画
学び働きやすい大学、だれもが活躍できる大学へ
芝浦工業大学は、多様な立場やあり方の人 々 があらゆる
活動に同様に参加でき、等しく尊重される大学、多様性
が活力を生み、革新と創造をもたらす大学をめざす一環
として、男 女 共 同 参 画を推 進しています。Centennial
SIT Actionのもと、2013( 平 成 25)年 度から3 年 間
実施した文部科学省科学技術人材育成補助事業「 女性
研究者研究活動支援事業 」等を通じて、女性教員の増強
と、出産、育児、介護等で時間が制約される時期にも水準
を落とさず教育研究活動を継続できる環境の整備に取り
組み、2013( 平成 25)年度に8.
8%であった女性教員
比 率 は 2016( 平 成 28)年 度には 13.5%に、同じく女
子学生比率は 13.7%から15.5%へと増加しました。女
性が学び・働きやすく活躍しやすい大学は、男性をはじめ
様 々 な立場の人にとって学び・働きやすく活躍しやすい
大学に違いありません。それをめざして教学組織、事務
組織全学体制で強力に取組を続けていきます。
15
2015年度「東京都女性活躍推進大賞(教育部門)
」の受賞
芝浦工業大学
研究・技術開発
「 価値創造 」と「 人材育成 」
芝浦工業大学では、企業、行政、地域と連携し「まちづくり」
「 ものづくり」を通した人材育成を進めるとともに、その活動の中から生まれる新
芝浦工業大学附属中学高等学校
しい技術、アイデアを形にすることで、イノベ ーション創出に貢献することを目指しています。
産学官連携コーディネーターが核となり、社会と大学をつなぎ、その中に学生の実践的な学びを加えることで、新たな価値の創造と未来をつ
くる人材の育成を進めています。
このような活動を推進する組織として、2009( 平成 21)年に「 複合領域産学官民連携推進本部 」を発足させ、組織的対応力を強化してき
ました。企業等からの技術相談、そこから発展する共同研究、国家政策を実現するための研究委託事業の推進などを通じて、社会の課題解
決に取り組んでいます。
また、企業、大学教員、学生が連携・協働して生み出された新技術などを、知的財産として社会のために有効活用することも推進しています。大学
の使命は、
「 価値創造 」と、その活動を通じた「 人材育成 」です。芝浦工業大学は、企業、行政、地域と協働し、輝かしい未来に貢献していきます。
芝浦工業大学柏中学高等学校
産学官連携活動実績(2015( 平成 27)年度 )
❶ 受託・共同研究実績:239 件/ 219,006 千円
❷ 競争的資金の活用:公的資金の獲得額(科研費を除く)58 件/ 493,700 千円
❸ 科学研究費助成事業:101 件/ 173,414 千円
❹ 技術相談への対応:技術相談件数 188 件(うち共同・委託研究への発展 26 件)
❺ 特許出願数:23 件
事業報告書2015
建築コンペ「エネマネハウス2015」にて最優秀賞を受賞
学生と企業が共同開発した段差に強い6 輪の車いす
技術マッチング・地域共創イベントを開催
企業と大学の技術のマッチングを目指し、本学の研究を紹介して新しい製品や技術開発のヒントを発見してもらうためのイベントとして、
「大
宮産学官連携研究交流会 」を行っています。芝浦工業大学の幅広い分野の研究室によるパネル展示や、本学の産学官連携コーディネー
ターとの技術相談会などが行われます。
また、大学教員、学生が参画した地域課題解決の活動を広く公開するイベントとして「 地域共創シンポジウム」
「COC学生成果報告会 」を
開催しています。学生の活躍・成長を企業、行政、地域の方 々に知っていただくとともに、芝浦工業大学の研究がどのように地域に貢献して
いるか、学生が自分の言葉で発表する機会となり、実践的な人材育成の場ともなっています。
研究内容を説明する学生
COC学生成果報告会
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
16
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 芝浦工業大学
2015 年度の研究・開発事例
構造物への補修材散布にドローンを導入
地震災害に特化した防災システムの開発
伊代田岳史教授(工学部土木工学科)は、埼玉県の
増田幸宏准教授(システム理工学部環境システム
建設会社と共同で、ドローンを用いて人手の届か
学科)は、地震発生時に「今、自分がいる建物に何
ないコンクリート構造物に必要な水や補修剤を散
が起きているか」をリアルタイムに把握できる防
布できる仕組みを構築しました。作業車や足場を
災情報システムを開発しました。地震発生・発災
必要としないため、設置や撤去にかかっていた作
後に建物内の各フロア等に設置された電子モニ
業工程・人力の負担削減、作業者の安全性向上な
ターを通じて、屋外に出なくともリアルタイムに
どが期待できます。
情報を得ることができ、適切な行動を促すことが
可能となります。
4 本のノズルから補修材を散布できる補修ドローン
レーザー照射で簡単に銅配線が
電子モニター画面イメージ
「月島路地マップ」英語版が
形成できる技術を開発
国際コンテスト「Walk21」で受賞
大石知司教授(工学部応用化学科)は、特定の銅錯
志 村 秀 明 教 授(工 学 部 建 築 学 科)指 導 の 地 域 デ
体にレーザーを当てるだけで簡単に銅配線が形成
ザ イ ン 研 究 室 が 作 成 し た、月 島・佃 島 に あ る 生
でき、電子デバイスの製造プロセスを大幅に簡略
活 に 密 着 し た 魅 力 を 紹 介 す る「月 島 路 地 マ ッ プ」
化できる技術を開発しました。特別な環境下や機
の 英 語 版「 Tsukishima Alley Walking Map」
器を用いることなく銅配線形成を可能にするもの
が、国 際 コ ン テ ス ト「 Walk21 VIENNA」に お
で、ディスプレイやスマートフォンなどを容易か
い て、47 カ 国、208 の 応 募 の 中「 Advocacy
つ低コストに生産する技術として期待されます。
Campaigning and Social Projects」部門の授
賞作品に見事選出されました。
レーザー照射のための機器
17
月島路地Map(英語版)
芝浦工業大学
「おもてなしロボット」の
デモンストレーション実施
学生が伝統工芸をリデザインし商品化
増成和敏教授(デザイン工学部デザイン工学科プ
都立産業技術研究センター、首都大学東京、産業
ロダクトデザイン領域)の指導の下、学生と埼玉県
技術大学院大学などと共に“おもてなしロボット”
にある明治 33 年創業の桐材店が共同で、伝統細工
を開発し、実用化に向けてデモンストレーション
の良さを生かした米びつとコーヒーキャニスター
を 行 っ て い ま す。移
をデザインし、職人の手による商品化が実現しま
動・追 尾、音 声 認 識、
した。伝統的産業の活性化を目的に、今後は国内だ
顔認識、写真撮影など
けではなく海外市場への展開も期待されます。
芝浦工業大学附属中学高等学校
松日楽信人教授(工学部機械機能工学科)は、東京
芝浦工業大学柏中学高等学校
の機能を搭載し、道案
内 や 受 付・ 写 真 撮 影
サービスなどを可能
とします。東京オリン
ピックが開催される
2020 年 に、 こ の ロ
ボットサービスを地
域活性化に生かすこ
とを目指します。
ゼロから小説の“あらすじ”を作れる
国産桐の優れた特性と細工でおいしさを守る
「桐CUBE」
事業報告書2015
おもてなしロボット
“コンシェルジュ”
乾燥食材への異物混入防ぐ
「静電選別装置」を開発
ソフトの開発
米村俊一教授(工学部情報工学科)が、初心者でも
佐伯暢人教授(工学部機械工学科)は、カップ麺な
容易にあらすじを作ることができる小説創作支援
どに用いられる乾燥キャベツや乾燥レタスの出荷
ソフトを小説家と共同開発しました。文章構造や
前選別工程で異物混入を防ぐための新たな静電選
語彙を可視化し、書き手が例文を選択して組み合
別装置「回転輸送型静電選別装置」を、静岡県の食
わせるだけであらすじの創作が可能となります。
品製造機械メーカーと共同開発しました。傾斜し
現在も改良中で公開は未定であるものの、今後は
回転する円筒形で異物が食品のどの位置に付着し
スマートフォンやタブレット端末などで簡単に操
ていても精度の高い回収を可能とし、人件費削減
作ができるソフトを開発し、小説本体の執筆まで
と衛生面でのリスク減少も期待されます。
サポートすることを目指していきます。
あらすじの文型・章構成を表示する仕組み
回転輸送型静電装置での実験
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
18
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 芝浦工業大学
就職支援
「 就職に強い 」から「 仕事に強い 」大学へ
さまざまなセミナ ー やガイダンスの開催をはじめ、進路相談、エントリーシ ートの作成指
導など一人ひとりの将来を見据えた就職支援を行っています。また、学生ポ ータルサイト
上の就職支援システム「CAST」では、卒業生の進路情報・活動報告書、企業セミナ ー
情報、求人情報が閲覧可能で、SPIやTOEICの試験対策もできます。
2015( 平成 27)年度の就職率 ※ は 97.2%と私立理工系大学でトップクラスを誇って
います。また、東証一部・二部上場企業への就職率は学部卒業生で 44.1%、大学院修
了生で 57.5%と各産業界のリー ディングカンパニ ーに多くの卒業生を輩出しており、
「 仕事に強い大学 」として評価されています。これまでも、10 万人以上の卒業生が社
会で活躍し、堅実なエンジニアとして高い評価を受けています。
※ 就職率:就職希望者1,623人のうち、就職が決定した者1,577人の割合
就職支援システム「CAST」
就職先企業ランキング
順位
就職先企業
総計
(うち女子)
東日本旅客鉄道(株)
1
2
34(3)
20 東海旅客鉄道(株)
本田技研工業(株)
3
4
10(2)
10(2)
10(4)
さいたま市役所
大成建設(株)
総計
就職先企業
(うち女子)
富士電機(株)
(株)フジタ
(株)日立パワーソリューションズ
(株)ポラスグループ
9(2)
8 8 8(2)
7(1)
7 7(2)
(株)大林組
(株)長谷工コーポレーション
10 10(2)
順位
(うち女子)
三菱電機(株)
いすゞ自動車(株)
旭化成ホームズ(株)
18 (株)日立製作所
11(1)
11(2)
東京都特別区
日本電気(株)
(株)竹中工務店
9
14
15
11(2)
11(5)
大和ハウス工業(株)
日本発条(株)
総計
就職先企業
NECネッツエスアイ(株)
NECソリューションイノベータ(株)
15(1)
12(1)
戸田建設(株)
富士重工業(株)
5
(単位:人)
順位
埼玉県庁
埼玉県教育委員会
7(1)
6(2)
日本放送協会
積水ハウス(株)
27
6(3)
6 6 スズキ(株)
パイオニア(株)
2015( 平成 27)年度業種別就職情報
学科名
進学率
就職者
数
建設
関連業
製造業
工学部
104
38
36.5%
63
5
45
機械機能工学科
113
43
38.1%
69
10
40
材料工学科
98
49
50.0%
48
2
応用化学科
82
23
28.0%
51
電気工学科
93
28
30.1%
通信工学科
79
13
電子工学科
97
土木工学科
電気・
ガス
業種別就職者数
通信・
マスコミ 運輸業
情報
産業
卸売・
小売業
金融・
保険
サービス
業他
公務員
進学・
就職以
外
学部
1
5
1
3
3
3
4
3
3
7
1
1
39
1
2
2
2
5
31
6
6
2
63
10
30
16.5%
59
9
26
26.8%
70
103
12
11.7%
建築学科
112
41
建築工学科
104
情報工学科
1
8
システム理工学部
1
4
4
9
2
10
23
4
5
3
5
7
6
45
8
1
1
2
88
27
1
15
2
36.6%
67
53
4
1
42
40.4%
60
45
4
2
93
26
28.0%
60
2
11
1078
341
31.6%
698
174
260
電子情報システム学科
111
16
14.4%
93
4
機械制御システム学科
93
39
41.9%
53
8
環境システム学科
96
18
18.8%
75
37
7
生命科学科
101
26
25.7%
74
数理科学科
77
14
18.2%
61
478
113
23.6%
152
31
1708
115
工学部 集計
学部全体集計
大学院理工学研究科
電気電子情報工学専攻
1
1
1
6
1
6
35
3
3
6
4
1
3
5
2
32
2
4
2
1
5
1
7
79
8
42
25
3
51
52
39
23
39
4
4
9
1
9
30
2
3
4
1
4
1
1
1
3
1
8
12
3
9
2
12
2
1
4
2
3
1
2
43
6
6
5
22
1
4
4
2
17
356
55
108
2
72
6
12
29
7
50
15
20.4%
117
31
48
1
11
3
10
2
4
485
28.4%
1171
260
416
7
162
17
54
65
111
69
52
4
9
54
27
6
6
1
4
1
3
25
2
3.5%
108
材料工学専攻
35
0.0%
34
応用化学専攻
25
0.0%
25
機械工学専攻
99
0.0%
建設工学専攻
87
1
1.1%
システム理工学専攻
69
3
430
2138
大学院 集計
2
1
1
3
デザイン工学部 デザイン工学科
19
大学院
進学
(単位:人)
機械工学科
システム理工学部 集計
総計
卒業生
数
7(1)
7 7(1)
7(1)
7(2)
1
22
95
5
70
81
58
3
4.3%
63
1
33
8
1.9%
406
74
207
1
51
493
23.1%
1577
334
623
8
213
11
10
1
2
6
9
1
2
1
5
7
1
5
4
4
16
2
2
1
8
6
21
7
1
23
75
72
11
6
4
7
5
30
8
16
141
77
68
3
芝浦工業大学
学生支援
学生・教職員健康相談室
学生生活を送る上での悩みごとなどに対して、カウンセラ ー が相談に応じる
芝浦工業大学附属中学高等学校
学生・教職員健康相談室が各キャンパスに配置されています。相談は必要
に応じて学外の専門家や各機関への橋渡しも行っています。また保健室機
能も併設しており、学生や教職員の体調不良・ケガなどへの応急処置はもち
ろん、健康管理、疾病予防などの相談にも応じます。さらに月に 1 回学校医
が相談に応じる健康相談日を設けています。
学生総合保障制度
学生生活を取り巻くさまざまな経済的要因の中でも、学生が安心して学業を続けられることを目的に設置されたものです。本制度は奨学金
芝浦工業大学柏中学高等学校
制度と2 種類の保険制度から構成されており、保険制度は学業等活動中の保障と日常生活上の保障との 2 面の構成になっています。
本人のケガや、他人の物を壊したりケガをさせてしまったりした場合、その他の災害や傷害事故を対象としてバックアップします。なお、こ
の保険制度に関わる保険料は、全額大学が負担しています。
奨学金
事業報告書2015
さまざまな奨学金で学生をサポ ート
奨学金制度は、主として人物、学業ともに優れた学生、あるいは経済的理由により就学が困難な学生への経済的援助を通じ、教育機会の均
等を図ることなどを目的としています。芝浦工業大学では各種類の奨学金を用意しています。
■貸与奨学金
■
■給付奨学金
■
◦芝浦工業大学奨学金(大学院生対象)
◦芝浦工業大学創立 80 周年記念松縄孝奨学金 ◦芝浦工業大学特別奨学金
◦芝浦工業大学育英奨学金
◦芝浦工業大学緊急時奨学金
◦芝浦工業大学大学院修士課程給付奨学金
◦芝浦工業大学後援会自活支援奨学金
◦芝浦工業大学創立 80 周年記念大学院修士課程給付奨学金
◦芝浦工業大学大学院修士課程貸与奨学金
◦芝浦工業大学海外留学奨励金 ◦芝浦工業大学専門職大学院貸与奨学金
◦芝浦工業大学外国人学生等給付金
◦芝浦工業大学大学院進学奨励奨学金
◦エスアイテック育英奨学金
◦グローバル理工系人材育成大学院給付奨学金
◦芝浦工業大学私費外国人留学生学費援助
|Pick up| グローバル理工系人材育成大学院給付奨学金
2017(平成 29)年度以降に入学する大学院生を対象
受給条件は、芝浦工大の学部生および卒業生のうち、2017(平成
に「グローバル理工系人材育成大学院給付奨学金」を
29)年度以降の大学院進学者(博士課程を除く)で、出願時、また
新設します。
は入学試験時にTOEICのスコアを 550 点以上有する者です。
(ただし、本学に在学する学部生は、大学院進学の前年度 3 月 31
採用人数:1,000 人(2 年間で)
年度あたりの定員は 500 人
(男 250 人、女 250 人)
給付額:年間 30 万円を大学院修了までの 2 年間
(総額 60 万円)給付
日までにTOEIC 550 点以上のスコアを有した場合、選考対象と
なります)
エンジニアに多様性理解と国際的感覚が求められる現在、世界で
活躍できるグローバル理工系人材の育成を推進するため、1,000
人規模の奨学金を新設し、現在 900 名程が在学する大学院への
進学者増加を目指していきます。
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
20
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 芝浦工業大学
教育改善活動
学習サポ ート室・学習相談コ ー ナ ー
高校までの学びを補足する学習支援のために、学習サポ ート室・学習相談コー
ナ ーを大宮キャンパスと芝浦キャンパスに開設しています。教員や大学院生が
待機しており、数学や英語、物理など基礎的な科目の指導から、学部によっては専
門科目の相談やTOEIC対策セミナ ーも受けることができます。相談の事前予約
は必要ありません。授業中にわからなかったことや学習の進め方についてのアド
バイスなど、学習全般の相談の場としても利用することができます。
学習サポート室・学習相談コーナー
eラー ニングシステム「スー パ ー 英語 」
eラ ー ニング(インターネットを利用した学習形態 )を活用した英語学習支援とし
て「ス ー パ ー 英語 」が運用されています。学内ネットワークにて事前に登録をす
れば在学生は無料で使うことができ、レベル診断テストや毎週更新されるドリルな
ど、楽しみながら学習することができます。インターネット環境とパソコンがあれ
ば、いつでもどこでも英語力を磨けます。
「スーパー英語」画面
FD・SD活動
教育イノベ ーション推進センター では、教員個 々 の教育活動への支援や学科や職域の枠を越えた教育に関する考えの共有、前向きな議論
の機会確保のため、以下のようなFD ※ 1・SD ※ 2 活動を実施しています。
(1)各教職員のFD・SD支援プログラム
◦ティーチング・ポートフォリオ作成ワークショップ
◦ティーチング・ポートフォリオ完成ワークショップ
◦授業外学習を促すシラバスの書き方ワークショップ
◦授業デザインワークショップ
◦学生主体の授業運営手法ワークショップ(大学教育再生加速プログラムの
補助を受けて実施)
学生主体の授業運営手法ワークショップ
(2)FD支援活動への学生参画
◦SCOT ※ 3 育成のための研修および一般教員へのSCOT利用促進
(3)組織支援のFD・SDプログラム
◦FD・SD講演会
◦新任教職員研修会
◦入職 3 年目以内教員フォローアップ研修
また、全国私立大学FD連携フォーラムやSPOD ※ 4 フォーラムなどの優れたプログラムを教職員に紹介し、参加希望者には旅費等の
補助をしています。
※1 FD=Faculty Development(教員の授業・方法の改善、向上の取り組み)
※2 SD=Staff Development(職員の能力開発の取り組み)
※3 SCOT=Students Consulting on Teaching(大学の授業に関連した基本的知識、授業コンサルティングに必要な技術、SCOTとしての責任感や態度を身につける研
修を受け、審査・承認された学生)
※4 SPOD=Shikoku Professional and Organizational Development Network in Higher Education(四国地区大学 教職員能力開発ネットワーク)
21
芝浦工業大学
クラブ・サークル活動
芝浦工業大学には約 120 団体ものクラブ・サ ークルがあり、学生の課外活動を積極的にバックアップしています。また、課外活動で活躍
する団体・個人を表彰する制度や、課外活動で使う備品の購入を援助する制度を用意して、学生個 々 人を成長させる機会を設けています。
文化会 Team Birdman Trial
体育会 陸上競技部
毎年夏に琵琶湖で開催される「鳥人間コ
2015(平成 27)年度、4 年連続 4 回目
ンテスト」での長距離飛行、上位入賞を
となる箱根駅伝予選会出場を果たしま
2015(平 成 27)年 度、二 足 歩 行 ロ
目指し、飛行機の設計から製作までを
した。出場した 12 人の選手のうち 5 人
ボ ッ ト に よ る 格 闘 競 技 大 会「 ROBO-
すべて学生たちで行っています。本学
が自己新記録を更新するなど力走を見
ONE」にて、芝浦工業大学のチームが
伝統の 2 人乗りでの優勝を目指します。
せ、33 位の結果を残しました。
製作した機体が全国優勝しました。
文化会クラブ「S.R.D.C」
芝浦工業大学附属中学高等学校
(Shibaura Robotics Development Circle)
芝浦工業大学柏中学高等学校
鳥人間コンテスト
箱根駅伝予選会
二足歩行ロボットによる格闘競技大会
「ROBO-ONE」
事業報告書2015
学生プロジェクト
芝浦工業大学では、
「 学生プロジェクト」という制度を設け、学生の積極的な課外活動を支援しています。これは学生チームが、自由に活動
テーマを決め、企画・運営する活動に対し、1 プロジェクトあたり50 万円を上限に大学が資金援助をするというものです。大学の外に出て社
会と協働するプロジェクトも多く、建学の精神「 社会に学び、社会に貢献する技術者の育成 」を実践する場にもなっています。
International Communication Project
宇宙開発学生団体 Hoper's
空き屋改修プロジェクト
留学生と一緒に交流イベントの企画・
宇宙開発という観点から小型模擬衛星
過疎化の進む静岡県東伊豆町の空き家
運営を行い、異なる文化・価値を理解
などのものづくりを経験したり、地域
を有効活用するため、地域住民が集える
しあう学内の環境づくりを目指してい
の子ども向けにペットボトルロケット
コミュニティスペースへと改修しまし
ます。留学生の学生生活のサポートも
教室を開くなど、まちとひととの架け
た。地域に広がる空き家問題を解決する
行っています。
橋になる活動を行っています。
手段として期待が寄せられています。
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
22
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 芝浦工業大学
生涯学習の取り組み
社会貢献の一環として、誰もがいつでも学べる公開講座を年間約 90 講座開講し、約 4,000 人の受講者がいます。芝浦工業大学の教育・
研究成果に触れることができるフロンティア講座をはじめ、語学講座、資格対策講座などを実施しています。また、小中学生を対象に、工
学・科学への関心を高めることをねらいとした理科実験講座やロボットセミナ ーなどの体験型講座も開講しています。
開講講座の一例
■オープンテクノカレッジ(一般向け)
◦ 2020 年のおもてなし
◦ 3D立体映像で巡る東日本大震災 5 年間の記録と
世界遺産
◦体感!土木の現場最前線!!
◦初心者のための真空管アンプ製作
◦技術士 1 次試験対策講座
■オープンテクノキッズ(子ども向け)
オープンテクノキッズ
◦楽しい理科実験
◦みんなを守る!!コンクリートをもっと知ろう
◦自分たちで創る明るい未来都市!
■ロボットセミナー
◦LED花火を作ろう
◦親子で作ろうロボットセミナー
◦やさしいマイコン入門
ロボットセミナー
地域連携の取り組み
地域と共にある大学として、積極的に地域連携に取り組んでいます。
大宮キャンパスで 5 月に開催される「 大宮祭 」、豊洲キャンパスで 11 月に開催される「 芝浦祭 」は、学生が主体となって日頃の活動の成
果を発表し、模擬店の出店などでも住民の方 々との交流を図っています。また、主に近隣の子どもたちを対象に毎年豊洲キャンパスで開
催される「 大学開放DAY!」では、サイエンスショー や実験教室、ロボットの操縦体験など、ものづくりの楽しさを伝えるイベントを催し、地
域の恒例行事として根付いています。
さらに、清掃活動や地元の学童クラブとの交流、豊洲キャンパスに併設されている豊洲運河の桟橋を活用した「 船カフェ」や「 豊洲水彩ま
つり」などを地域の方 々と共に開催し、大学の立地を生かしたまちづくりにも参画しています。
豊洲キャンパスで開催している
「芝浦祭」
23
豊洲の水辺を活用した「豊洲水彩まつり」
芝浦工業大学
卒業生支援
ホ ームカミング・デ ー
毎 年、卒 業 生 の 1 日里 帰り企 画「ホームカミング・デー」
芝浦工業大学附属中学高等学校
を実施しています。同窓生が旧交をあたためる懇親会のほ
か、卒業生が大学時代の思い出の品を出展し、審査員と来
場者による投票でグランプリを決定する企画「 芝浦お宝鑑
定SHIBA-1グランプリ」や現役学生の活動成果の披露な
ど、大学の“ 今 ”と“ 昔 ”を体験できる1 日となっています。
里帰りゼミ
在学中にゼミ指導を行った教員と卒業生による知的交流
芝浦工業大学柏中学高等学校
活動を促進するため、大学が情報交換、研究活動に係る援
助金を支給しています。卒業生の母校への帰属意識を高
め、研修会などを通じて両者の育成を促進することを目的
としています。
ホームカミング・デーの様子
芝浦技術士会
わが国が 21 世紀の目標に揚げる「 科学技術創造立国 」の実現に向けて、技術士制度の重要性が高まってきています。技術士は日本の5大
国家資格の一つであり、海外での活動には不可欠な資格となります。
「 技術士 」の資格取得者増を目的に、日本技術士会と連携し、2008( 平
成 20)年に「 芝浦技術士会 」を発足しました。その後、大学技術士会連絡協議会や企業内技術士交流会にも加入し連携を図ることで活動の
事業報告書2015
幅を広げています。技術士の一次試験、二次試験対策講座や技術研鑽講座などを通して世界で活躍する技術者・研究者を養成することで、
大学の発展と社会貢献を目指しています。
広報活動
あらゆるチャネルで情報を発信
広報誌「芝浦」
芝 浦 工 業 大 学 の 教 育 研 究 や そ の 他 の 取り組 みを 多くの 方 に
知って い た だくた め、Webサイトや 広 報 誌「 芝 浦 」の ほ か、
Facebook、Twitter、LINE@などソーシャルメディアとの 連
携を取り入れつつ、タイムリーな情報の発信を行っています。
2015( 平 成 27)年 12 月 に は グロー バ ル サ イト( 英 語 )をリ
ニュー アルし、グロー バル 化に対 応した情 報 発 信を行っていま
す。日本語版サイトと同様にタブレット、スマ ートフォンでの閲覧
リニューアルされたグローバルサイト
にも対応したものとしました。
https://www.facebook.com/shibaura
@sit_pr_staff
@shibaurait
@shibaura_instituteoftechnology
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
24
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 芝浦工業大学附属中学高等学校
芝 浦 工 業 大 学 附 属中学高等学校
校長あいさつ
新豊洲への移転で
中高大一貫による理工系教育を実現
校 長
大坪 隆明
2017( 平成 29)年 4 月に新豊洲へ移転する本校は、1982( 昭和 57 )年、前身である
東京鐡道中学以来の校地であった池袋駅西口から、現在の板橋区坂下に移転しました。そ
の際に中学課程を新設し、今では 1,000 人あまりの男子生徒が在学しています。芝浦工業
大学へは毎年約 4 割の生徒が推薦入学しており、それを含めて現役大学進学者の約 4 分の
3 が理工系学部に進学するという、日本でも有数の理系進学校です。
他の私立中高には見られない本校の大きな特徴は、大学と連携した理系教育・ものづくり
教育の展開と、大学での研究やその先の就職を見据えたキャリア教育の徹底による“ 中高
大一貫教育 ”です。中高大一貫で世界に貢献する理工系人材を育成できるのは芝浦だけで
す。この機に校名も「 芝浦工業大学中学高等学校 」から「 芝浦工業大学附属中学高等学
校 」と改め、本校の特色をより鮮明にしていく予定です。さらに高校から、少人数ながら理工
系進学を志望する女子を受け入れる予定です。これは他の学校には真似のできない、芝浦だ
けができる試みです。
新校地への移転・開校に向けてすべての教育活動をゼロから見直すべく、ここ数年来、学
校改革を進めてきました。本校は今後とも、大学教育に十分対応できる基礎学力の充実、附
属校ならではの創造力・コミュニケーション力・リーダーシップの育成、グロー バル社会を
切り拓く総合的な人間力を養う教育を展開し、オンリーワンの学校を目指します。
板橋校舎
教 育の特色
理系教育・連携教育
25
言語・グローバル教育
ものづくりの楽しさを体験する中 1 の「 工学わくわく講座 」、中 2
男子の多くが苦手とすることばを鍛えることを目的として、中学 1・
の「ロボット入門講座 」、中 3 の「 ものづくり講座 」は、生徒が大
2 年次に「ランゲ ージアワー」という日本語運用の授業を通常教
学のキャンパスで大学教員の指導の下、学生の補助を受けながら
科とは別に実施しています。また中学 3 年と高校 1 年の希望者を
行われます。
対象に「 話し方教室 」が開催され、傾聴と自己表現の練習を行い
また中学 3 年では 2 時間続きで理科の全分野の実験を行う「サイ
ます。
エンス・テクノロジ―アワー」を、年間を通じて行っています。この
英 語 はネイティブスピ ーカー 教 員を 交 えたコミュニケーション
中のテーマの一つとしてプロジェクトマネジメント演習を大学と産
重視のカリキュラムを展開。中学 3 年は全員アメリカで 2 週間の
業界の協力を得て実施しています。また“ 全ての教科で工学との
ホームステイに参加し、英語によるコミュニケーションを体験する
接点を ”というスローガンのもと「ショートテクノロジ ーアワー」を
と共に異文化理解と自立を促進します。また芝浦工業大学内部推
実 施。全 教 員が自らの教 科と
薦内定者のうち成績優秀者は
科学技術との関係を独自の視
3 カ月の海外短期留学を支援
点から生徒に教えます。生きた
する制度があり、グロー バル化
理 工 系の授 業でありキャリア
に対応したさまざまなプログラ
教育の一環でもあります。
ムを展開しています。
芝浦工業大学
生徒の活動・活躍
文化系クラブの活躍
近年では、中学水泳部が東京都中学校総合体育大会で 2 年連続
文化系クラブの数も多く、さまざまな活躍をしています。電子技術研
の男子総合優勝、第 55 回全国中学校水泳競技大会では男子個人
究部や理科部、鉄道研究部は所属する生徒も多く、WRO Japan
全国大会出場( 電子技術研究部 )や国際鉄道模型コンベンション
ています。また、中学弓道部も第 62 回東京都中学校弓道大会に
出展( 鉄道研究部 )など外部から高い評価を得ています。そして、
おいて団体優勝、学年別個人の部で複数優勝の成績をおさめ、中
文化祭の「 芝生祭 」では、電子技術部、理科部の企画には毎年行
学テニス部が 2015( 平成 27)年度第 4 ブロック新人戦ダブルス
列ができます。また、地域の活動にも積極的に参加しており、吹奏
準 優 勝、ゴルフ部が
楽部は演奏会以外の
全国高等学校ゴルフ
交 流イベントにおい
選手権大会関東秋
ても吹奏楽のオリジ
季 大 会 決 勝出 場な
ナル 曲 のほ か、ダン
ど、さまざまな 運 動
スを交えた楽しいパ
系クラブが活 躍をし
フォーマンスを披 露
ています。
しています。
芝浦工業大学柏中学高等学校
メドレー 200mおよび 400mで優勝するなど、優秀な成績を残し
芝浦工業大学附属中学高等学校
運動系クラブの活躍
入試結果
中学入試の志願者数は 8%増加し、競争率も3.3 倍( 前年度は 3.0 倍 )とさらに難易度が上昇しました。特に移転する江東区からは、前年度と
比べて 2 倍近い志願者が集まり、志願層エリアが確実に変化しています。
一方、高校入試では推薦入試( 募集定員 5 人 )の志願者は 16 人( 前年度 24 人 )、一般入試( 募集定員 25 人 )は延べ 99 人( 前年度 109
事業報告書2015
人 )となり、前年度の高倍率の影響で減少したものの、競争率 2.4 倍( 前年度は 2.3 倍 )と高水準の競争率を維持する結果となりました。また
今年度の新入生より高入生単独のクラスを設け、中学からの内部進学の生徒と交わらないクラス編成・教育カリキュラムがスタートしました。
ここ数年、着実に知名度が上がり、2017( 平成 29)年 4
月の豊洲移転に向けて弾みのつく結果となりました。
( 単位:人数 )
学校
中学校
高等学校 *²
募集定員
160
30
志願者数 *¹
1,162
102
合格者数 *¹
244
38
*1:海外在住帰国生徒入試含む *2:内部進学者は除く
進路状況
2016( 平成 28)年 3 月卒業生全体における芝浦工業大学への進学率は 42.5%( 工学部 56 人、システム理工学部 11 人、デザイン工学部
10 人、計 77 人 )、他大学進学率は 44.2%(80 人 )、そのうち 15 人が国公立大学に合格、早慶上智理科大に 40 人が合格、GMARCH ※に
46 人が合格するなど、ここ数年は高いレベルの合格者数を維持しています。
≪現役生の進路状況≫
(2016(平成28)年3月卒業生)
≪他大学のうち主な進学先≫
進学準備 21人
(11.6%)
短大・専門・その他
東京工業大学・北海道大学・群馬大学・筑波大学・千葉大学・
埼玉大学・東京海洋大学・東京学芸大学・横浜国立大学・早稲
田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学 他
3人(1.7%)
芝浦工大
※ GMARCHとは、以下の大学の総称である。
77人(42.5%)
他大学
80人(44.2%)
総計 181 人
学習院大学(G)・明治大学(M)・青山学院大学(A)・立教大
学(R)・中央大学(C)・法政大学(H)
▶早慶上智大に次ぐ難易度ランクに位置する、首都圏の有力
人気私立大学群を表す受験業界用語。
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
26
学校法人 芝浦工業大学 概要 / 芝浦工業大学柏中学高等学校
芝 浦 工 業 大 学 柏 中学高等学校
校長あいさつ
建学の精神「創造性の開発と個性の発揮」の下で、
おおらかに、自ら学び、実力を伸ばす6年間
校 長
野村 春路
本校は芝浦工業大学の伝統を踏まえ、1980( 昭和 55)年に新たな高校教育の創造をめ
ざして柏市増尾の地に創設されました。1990( 平成 2)年から男女共学とし、1999( 平成
11)年に中学校を開設いたしました。2016( 平成 28)年春に、新入生として高校 37 期生
284 人、中学 18 期生 194 人を迎えました。
さて、社会は大きく変わろうとしています。2030( 平成 42)年頃には、人工知能(AI)が
人間と同等の認知、判別能力をそなえると予測されており、それにより広範囲にわたる分野に
大きな変革をもたらすと考えられます。また、IT革命が世界を一瞬にして結び付け、市場経済
のもとで、世界のグロー バル化が加速しました。
その中で学校教育の現場では「 育てること」と「 育つこと」が同時に行われているので
ありますが、本校では生徒が自分で「 育つ 」機会を、教員が授業、学校行事、生徒会活動、ク
ラブ活動など、様 々な教育活動の中で点検・意識化し、生徒が責任を持って行動できる場面
を作っていく、つまり自分で「 育つ 」場面を増やすことを基本方針に置きました。自ら学ぶ姿
勢は、学習意欲を啓発する目標設定、習慣化できる学習方法、そして自己理解の三位一体に
よって構成されると言われていますが、このうち自己理解は、
「どうしてこうなっているのだろ
う、どうしたらよいのだろう」という考える経験が中心となって深まることになります。この自
己理解を深める経験を増やすことが、自ら「 育つ 」ことにつながり、この部分が本校の校風や
伝統になっていくと考えます。
この方針により、AIをはじめとした技術革新によって大きく変わって行く社会、多様なグロー
バル社会に放り出されても、自分で歩んで行ける生徒を育成するのが本校の使命であります。
私どもは力を合わせ、自由闊達な芝柏の学校風土をより堅固なものとし、建学の精神である
「 個性 」と「 創造性 」を実社会で思いきり活用できる生徒の育成に力を尽くして参ります。
教 育の特色
自己実現を支援するカリキュラムの骨子
▪中高 6 年間の総体系
▪高校 3 年間の体系
中高 6か年を2 年ごとに分け、「ホップ」・「ステップ」・「ジャンプ」の 3 段階で進路実
併設中学校からの連絡進学生(中入生)と高校からの入学生(高入生)
現を目指します。
は、1年入学時点での国数英の進度に差があるため、1年次は、当初よ
「ホップ」期(中学 1・2 年)
:入試成績優秀者を「グローバル・サイエンスクラス」に集め
り特進的要素を組み込んで運営する「グローバル・サイエンスクラス」
るほか、全クラスで国数英を中心に基礎学力を涵養し、学習習慣と意欲を身につけ、学
を除き、原則的に別クラス編制となります。高入生は毎朝25分間の
力の土台を根付かせます。教科外として、環境理科教育としてのグリーンスクール、日本
モーニングレッスンにおいて、国数英をより多く学習することで進度差
の歴史と伝統に触れる奈良京都研修、文化祭や運動会などがあります。
を埋めます。
「ステップ期」(中学 3 年・高校 1 年)
:自分の「夢」を目標という具体的な形にします。
2年次に文系・理系に分かれるところで、志望系に基づいたクラス編制
さまざまな学校活動・行事において、「環境・情報・国際」の教育テーマの総仕上げを
としますが、一部科目では習
行う時期にもあてます。教科外として、グアム海外研修、自学自習研修などがありま
熟度別授業を取り入れ、きめ
す。なお、「グローバル・サイエンスクラス」は所属メンバーの入替を経て、最難関大
細かな学習指導を行います。
学を目指す生徒のためのクラスとして本格運営されます。
「ジャンプ期」(高校 2・3 年)
:文理に分かれますが、目標の通過点である大学受験
を真摯に意識させます。特に高校 3 年次においては、本校独自のカリキュラムの下、
3年次には、各人各様の個別
コース制ともいうべき、きめ
細かな選択授業を少人数で
各自の受験科目に合わせた学習に取り組ませます。教科外として、オーストラリア海外
展開し、進路目標の実現を図
研修などがあります。
ります。
AUS研修リディーマー文化交流(紙相撲)
27
芝浦工業大学
生徒の活動・活躍
全国中学高校Webコンテスト
中学 2 年から高校 2 年まで、「全国中学高校Webコンテスト」に参加しています。
このコンテストは、3 人から6 人でチームを作り、自分たちが興味のあるテーマをウェブ上の教材として作成し、その出来栄えをプレゼンテーションを含め
芝浦工業大学附属中学高等学校
て競う現代的かつ知的教育プログラムです。これまで 16 年間で 5 回の全国 1 位を獲得するなど、多くの生徒が入賞しています。2015 年度は、子どもの貧
困についてまとめ上げた高校 1 年( 現高校 2 年 )女子 4 人のチームによる「SITK子供貧困サミット」が全国 1 位に該当する「 最優秀賞・文部科学大臣賞・
日本オラクル特別賞・プラチナ賞 」に輝きました。
クラブ活動
多くの生徒が放課後のクラブ活動に属し、積極的に活動しています。
近年では、中学校水泳部女子が全国ジュニアオリンピック水球に出場し、2012( 平成 24)年度の 3 位を最高に 2015( 平成 27)年度にはベスト8となっ
ています。高校水泳部は男子 4 人が和歌山国体水球競技に千葉県選抜として出場し、女子は全国ジュニアオリンピック水球で 2013( 平成 25)年度の 4
位を最高に 2015( 平成 27)年度はベスト8、また全日本ユースや全日本ジュニアにも出場し、ベスト7 などの優秀選手も輩出しています。
2015( 平成 27)年度は、競泳や陸上競歩でも関東大会出場などの実績を
残しました。また科学部はメンバ ーによる「 不燃性多原子分子の添加によ
芝浦工業大学柏中学高等学校
る水素の爆轟速度と爆轟範囲の縮小 」という研究が 2014( 平成 26)年度
の第 12 回高校生科学技術チャレンジ(JSEC2014)で高評価を得るのみ
ならず、2015( 平成 27)年 5 月にアメリカ合衆国ペンシルバニア州ピッツ
バ ーグにて開催された「ISEF 2015」
( 国際学生科学技術フェア)に日本
代表として派遣され、英語によるプレゼンテーションを行いました。
水泳部 練習風景
科学部 実験の様子
進路状況
中学校について、第 3 回入学試験を2012( 平成 24)年度までと同様の「 課題
卒 業 生 299 人のうち、国 公 立 早 慶 上 理GMARCHいずれかの大
作文&面接 」に戻したことでこの回に限り志願者が前年度比 80%となったもの
学に合 格した 生 徒は 159 人 で、早 慶 上 智 理 科 大 の 現 役 合 格 延
の、2015( 平成 27)年 3 月の良好な大学合格実績を受け、全体では 100%を
べ 数は 173 人( 実 数 81 人 )でした。国 公 立 大 現 役 合 格 55 人、
維持しました。特筆すべきは、女子の志願者が 11%増えたことです。最終的には
GMARCH以上の実合格率 58%はいずれも過去最高で、2 年連続
180 人の募集定員に対して 194 人が入学しました。
で東大に複数合格者が出たことも含め、過去 5 年間での東大現役
高等学校について、2015( 平 成 27)年 3 月の良好な大学合格実績に加え、
合格者数は 8 人となり、進路指導改革の成果が着実にあがっている
2015( 平成 27)年度に発足した「グロー バル・サイエンスクラス」が順調なこ
といえます。
事業報告書2015
入試結果
ともあり、前年度比 7%増( 男子 4%・女子 14%各増 )の志願者を集めました。
施設・設備面の充実もあって、理系志向の強い女子中学生とその保護者が積極
的に本校を受験校として選択した結果ともいえます。最終的に連絡進学生 180
人・一般入学生 104 人の計 284 人が入学することになりました。
≪現役生の進路状況≫
(2016(平成 28)年 3 月卒業生)
芝浦工大
(単位:人数)
学校
定員
志願者数
36 人(12.0%)
合格者数
中学校
180
2,148
506
高等学校
120
1,379
384
進学準備
59 人
(19.7%)
*高等学校について、中学からの内部(連絡)進学者数を除く。
専門学校
2 人(0.7%)
他大学
202 人(67.6%)
総計 299 人
≪主な進学先(抜粋)≫
東京大学・東京工業大学・北海道大学・東北大学・名古
屋大学・お茶の水女子大学・東京外国語大学・横浜国立
大学・筑波大学・千葉大学・首都大学東京・早稲田大学・
慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学・明治大学・立
教大学・法政大学・中央大学・学習院大学など
ダンス部によるパフォーマンス
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T I T U T I ON GUIDE 2016
28
事 業 報 告 書 2 0 1 5
S H I B A U R A
I N S T I T U T E
O F
T E C H N O L O G Y
CONTENT S
Ⅰ.法人の概要
学校設立の目的等............................................ 3 1
教育(研究)の特色.......................................... 32
設置する学校・学部・学科等............................ 32
学校・学部・学科等の学生・生徒の状況............ 33
設置する学校・学部・学科の入試結果............... 34
役員の概要.. .................................................... 35
評議員の概要.................................................. 36
教職員の概要.................................................. 37
施設等の状況.................................................. 38
Ⅱ.事業の概要
2015(平成 27)年度事業報告........................ 39
1.改革路線の継続........................................ 39
2.教育研究改革........................................... 40
3.学生募集とキャリア教育............................ 4 1
4.学生支援の充実強化................................. 42
5.中高大連携強化と理系女子の育成............. 43
6.キャンパス施設整備計画............................ 43
7.併設校強化............................................... 44
8.地域貢献・社会貢献.................................. 44
Ⅲ.財務の概要
2015(平成 27)年度決算の概要.................... 45
資金収支計算書.. ............................................. 46
事業活動収支計算書........................................ 47
貸借対照表...................................................... 48
学校・学部別 事業活動収支内訳表................. 50
経年比較
資金収支計算書.. ............................... 5 1
経年比較
事業活動収支計算書.......................... 52
経年比較
貸借対照表....................................... 53
経年比較
主な財務比率.................................... 53
その他
参考 財産目録の概要..................................... 57
事業報告書 2015
Ⅰ. 法人の概要
学校設立の目的等
芝浦工業大学は、教育基本法および学校教育法の定めるところにより、学術の中心
芝浦工業大学
として深く理工学の研究を行い、世界文化に貢献し、併せて広く一般の学術教養と
専門の工学教育を施すことにより、学生の人格を陶冶し、学理を究めさせ体位の向
上を図り、もって優秀なる技術者を養成することを目的としています。
芝浦工業大学大学院
芝浦工業大学専門職大学院
芝浦工業大学附属高等学校
芝浦工業大学柏高等学校
31
芝浦工業大学大学院は、理工学に関する理論および応用を教授研究し、その深奥を
究めて、文化の進展に寄与することを目的としています。
芝浦工業大学専門職大学院は、技術と経営について研究し、実践によってその深奥
を究め、職業等に必要な高度の専門知識および実践能力を養い、日本の技術の発展
と振興を図り、文化の進展に寄与することを目的としています。
芝浦工業大学附属高等学校は、教育基本法および学校教育法の精神に則り、中学校
を卒業した者に中学校教育の基礎の上に心身の発達に応じて高等普通教育を施すこ
とを目的としています。
芝浦工業大学柏高等学校は、教育基本法および学校教育法の趣旨に従い、中学校教
育の基礎の上に中学校を卒業した者に対し、高等普通教育を施すことを目的として
います。
芝浦工業大学附属中学校
芝浦工業大学附属中学校は、教育基本法および学校教育法の精神に則り、小学校教
芝浦工業大学柏中学校
芝浦工業大学柏中学校は、教育基本法および学校教育法の趣旨に従い、小学校教育
育の基礎の上に、心身の発達に応じて中等普通教育を施すことを目的としています。
の基礎の上に、心身の発達に応じて中等普通教育を施すことを目的としています。
芝浦工業大学
教育(研究)の特色
建学の精神として、1927 年に有元史郎によって、東京高等工商
で教育研究を進めることにより、複雑多様化するグローバル社会
学校として創立されました。以来、この建学の精神のもと、実践
の中で、世界の維持発展とイノベーション創出に貢献できる学生
型技術者として社会に貢献できる多くの卒業生を輩出し、社会の
の育成を目指します。 発展に貢献してきました。
また、芝浦工業大学附属中学高等学校では、人格形成に大切な時
現在、本学は、工学だけではなく、理学やデザインの分野にも教
期を男子の特徴と発達段階を見極め、6 年間を 3 段階に分けて教
育研究のフィールドを広げ、グローバル化を意識し「世界に学
育指導を行っています。前期は「英語・数学の基礎学力養成」、中
び、世界に貢献するグローバル理工学人材の育成」を人材育成目
期は「徹底した学習・進路指導」、後期は「進路目標に合ったコー
標として教育研究を進めています。
ス選択」をそれぞれ特色としています。
今後も、実学重視という建学の精神を尊重しつつ、世界水準の理
芝浦工業大学柏中学高等学校では、
「創造性の開発と個性の発揮」
工学教育の実践と学生の学修成果の質保証を約束し、世界レベル
を建学の精神とし、「おおらかな進学校」をモットーに指導に取
の研究拠点形成と、地域との連携による学生参加型研究の実践、
り組んでいます。
設置する学校・学部・学科等
開校年
(2015(平成 27)年度)
学部・学科等
摘要
1949(昭和24)年 工学部
芝浦工業大学
1991(平成 3 )年 システム工学部
※1
2009(平成21)年 デザイン工学部
1963(昭和38)年 工学研究科修士課程
芝浦工業大学大学院
事業報告書2015
設置する学校
芝浦工業大学柏中学高等学校
また、いろいろな国籍や男女が共同で参画できる多様な環境の中
芝浦工業大学附属中学高等学校
芝浦工業大学は、
「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」を
(豊洲キャンパス)〒135-8548
東京都江東区豊洲3-7-5
(大宮キャンパス)〒337-8570
埼玉県さいたま市見沼区深作307
(芝浦キャンパス)〒108-8548
東京都港区芝浦3-9-14
※2
1995(平成 7 )年 工学研究科博士(後期)課程※2 (豊洲キャンパス)〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5
2003(平成15)年 工学マネジメント研究科
芝浦工業大学附属高等学校
1949(昭和24)年 全日制(普通科)
(芝浦工業大学附属中学高等学校 板橋校地)〒174-8524
芝浦工業大学柏高等学校
1980(昭和55)年 全日制(普通科)
(芝浦工業大学柏中学高等学校 柏校地)〒277-0033
芝浦工業大学附属中学校
1982(昭和57)年
(芝浦工業大学附属中学高等学校 板橋校地)〒174-8524
芝浦工業大学柏中学校
1999(平成11)年
(芝浦工業大学柏中学高等学校 柏校地)〒277-0033
東京都板橋区坂下2-2-1
千葉県柏市増尾700
東京都板橋区坂下2-2-1
千葉県柏市増尾700
※1 システム工学部は2009(平成21)年4月にシステム理工学部に名称変更しました。
※2 工学研究科は2011(平成23)年4月に理工学研究科に名称変更しました。
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
32
事業報告書 2015
学校・学部・学科等の学生・生徒の状 況
(学生・生徒・入学者数は 2015(平成 27)年 5 月 1日現在)
学部
(単位:人)
芝浦工業大学(学部)
学 科
入学定員
機械工学科
機械機能工学科
100
※1
システム理工学部 ※ 2
学生数
400
入学者数
448
112
100
400
447
102
90
360
404
90
材料工学科
工学部
収容定員
応用化学科
90
360
416
94
電気工学科
90
360
420
94
通信工学科
90
360
416
94
電子工学科
90
360
410
95
土木工学科
90
360
413
93
建築学科
100
400
456
102
建築工学科
100
400
464
106
情報工学科
100
400
455
110
電子情報システム学科
100
400
480
108
機械制御システム学科
80
320
380
83
環境システム学科
80
320
378
92
生命科学科
100
400
451
119
数理科学科
70
280
323
75
デザイン工学部
デザイン工学科
計
140
560
653
150
1,610
6,440
7,414
1,719
※1 機械機能工学科は2009(平成21)年4月に機械工学第二学科から名称変更しました。
※2 システム理工学部は2009(平成21)年4月にシステム工学部から名称変更しました。
大学院
(単位:人)
芝浦工業大学(大学院)
専 攻
理工学研究科修士課程
理工学研究科博士(後期)課程
工学マネジメント研究科専門職学位課程
入学定員
収容定員
学生数
電気電子情報工学専攻
100
200
216
95
材料工学専攻
30
60
82
46
応用化学専攻
20
40
51
26
機械工学専攻
65
130
195
93
建設工学専攻
90
180
188
100
システム理工学専攻
50
100
154
82
地域環境システム専攻
10
30
19
8
機能制御システム専攻
8
24
36
13
工学マネジメント専攻
計
28
56
34
16
401
820
975
479
中学・高等学校
(単位:人)
中学・高等学校
33
入学者数
入学定員
収容定員
生徒数
入学者数
芝浦工業大学附属高等学校
172
516
536
184
芝浦工業大学柏高等学校
296
878
879
291
芝浦工業大学附属中学校
160
480
519
162
芝浦工業大学柏中学校
180
540
573
183
計
808
2,414
2,507
820
芝浦工業大学
設置する学校・学部・学科の入試結 果 - 2 0 1 6( 平 成 2 8 )年 度 入 試 -
学部
(単位:人)
学 科
志願者数
合格者数
機械工学科
82
3,670
694
機械機能工学科
82
2,144
668
材料工学科
77
1,732
625
応用化学科
77
2,186
709
電気工学科
77
1,602
517
通信工学科
77
1,198
356
工学部
77
1,548
541
57
837
223
土木工学科(社会システムデザインコース)
20
355
100
建築学科
82
2,560
440
建築工学科
82
1,846
340
情報工学科
82
2,982
564
電子情報システム学科
78
1,925
515
機械制御システム学科
61
1,095
326
66
957
379
36
1,098
283
生命科学科(生命医工学コース)
36
848
323
数理科学科
53
1,169
423
デザイン工学科(建築・空間デザイン領域)
36
1,704
199
デザイン工学科(エンジニアリングデザイン領域)
52
938
236
デザイン工学科(プロダクトデザイン領域)
36
1,203
232
1,326
33,597
8,693
計
大学院
事業報告書2015
環境システム学科
生命科学科(生命科学コース)
芝浦工業大学柏中学高等学校
電子工学科
土木工学科(社会基盤コース)
システム理工学部
デザイン工学部
募集人員
芝浦工業大学附属中学高等学校
芝浦工業大学(学部)
(単 位: 人)
芝浦工業大学(大学院)
専 攻
工学マネジメント研究科専門職学位課程
志願者数
合格者数
電気電子情報工学専攻
100
130
107
材料工学専攻
30
48
46
応用化学専攻
20
25
19
機械工学専攻
65
128
111
建設工学専攻
90
154
136
理工学研究科修士課程
理工学研究科博士(後期)課程
募集人員
システム理工学専攻
50
88
79
地域環境システム専攻
10
4
4
機能制御システム専攻
8
9
9
工学マネジメント専攻
計
28
17
16
401
603
527
中学・高等学校
(単 位: 人)
中学・高等学校
芝浦工業大学附属高等学校
募集人員
志願者数
30
合格者数
102
38
芝浦工業大学柏高等学校
120
1,379
384
芝浦工業大学附属中学校
160
1,162
244
芝浦工業大学柏中学校
180
2,148
506
計
490
4,791
1,172
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
34
事業報告書 2015
役員の概要
(2016(平成 28)年 3 月 31日現在)
定員数 理事 12 名 監事3名
区分
氏名
常勤非常勤の別
摘要
平成 15 年 6 月 理事に就任
平成 18 年 6 月 理事に重任
理事長
五十嵐 久 也
常勤
平成 21 年 6 月 理事に重任
平成 22 年 6 月 学校法人芝浦工業大学理事長に就任
平成 24 年 6 月 学校法人芝浦工業大学理事長に重任
平成 27 年 6 月 学校法人芝浦工業大学理事長に重任(現在に至る)
常務理事
村
上
雅
人
常勤
専務理事
早乙女 徹
常勤
常務理事
横
田
壽
常勤
常務理事
村
上
公
哉
常勤
平成 24 年 4 月 理事に就任(職務上理事)
平成 27 年 4 月 理事に重任(職務上理事)(現在に至る)
平成 23 年 5 月 理事に就任(職務上理事)
平成 27 年 7 月 理事に就任(理事長補佐)(現在に至る)
平成 24 年 6 月 理事に就任(財務担当)
平成 27 年 6 月 理事に重任(財務・学術情報担当)(現在に至る)
平成 21 年 6 月 理事に就任(施設担当)
平成 24 年 7 月 理事に就任(総務担当)
平成 27 年 6 月 理事に重任(総務・ガバナンス改革担当)(現在に至る)
常務理事
野
口
一
也
常勤
理事
永
山
勝
久
常勤
平成 27 年 6 月 理事に就任(職務上理事)(現在に至る)
平成 21 年 9 月 理事に就任
平成 24 年 6 月 理事に重任(施設担当)
平成 27 年 6 月 理事に重任(施設担当)(現在に至る)
理事
三
浦
昌
生
常勤
理事
大
坪
隆
明
常勤
平成 24 年 6 月 理事に就任(就職担当)
平成 27 年 6 月 理事に重任(入試・就職担当)(現在に至る)
平成 27 年 6 月 理事に就任(中学・高等学校担当)(現在に至る)
平成 21 年 6 月 理事に就任
理事
鈴
見
健
夫
常勤
平成 24 年 6 月 理事に重任
平成 27 年 6 月 理事に重任(事業担当)(現在に至る)
(株式会社エスアイテック 代表取締役・芝浦工業大学 校友会 会長)
平成 24 年 6 月 理事に就任
理事
村
上
愛
三
非常勤
平成 27 年 7 月 理事に就任(現在に至る)
(弁護士 東京弁護士会)
平成 24 年 6 月 理事に就任
理事
岩
瀨
吉
廣
非常勤
平成 27 年 7 月 理事に就任(現在に至る)
(阪神電気鉄道株式会社 顧問)
監事
大
室
康
一
常勤
監事
秋
山
進
常勤
平成 27 年 10 月 監事に就任(現在に至る)
(株式会社大室産業 代表取締役社長)
平成 27 年 6 月 監事に就任(現在に至る)
(プリンシプル・コンサルティング・グループ株式会社 代表取締役)
平成 27 年 6 月 監事に就任(現在に至る)
監事
秋
山
豪
非常勤
(鹿島建設株式会社 顧問)
(東観光開発株式会社 代表取締役社長)
35
芝浦工業大学
評議員の概要
(2016(平成 28)年 3 月 31日現在)
評議員定数 45名
芝浦工業大学附属中学高等学校
氏 名
所属・勤務先
評議員
村 上 雅 人
芝浦工業大学 学長
評議員
山 田 純
芝浦工業大学 工学部長
評議員
渡 部 英 二
芝浦工業大学 システム理工学部長
評議員
古 屋 繁
芝浦工業大学 デザイン工学部長 評議員
大 坪 隆 明
芝浦工業大学附属中学高等学校 校長
評議員
菅 沢 茂
芝浦工業大学柏中学高等学校 校長
評議員
横 田 壽
芝浦工業大学 数学科目 教授 評議員
永 山 勝 久
芝浦工業大学 材料工学科 教授
評議員
守 田 優
芝浦工業大学 副学長、土木工学科 教授
評議員
髙 﨑 明 人
芝浦工業大学 理工学研究科長、機械機能工学科 教授
評議員
浜 野 学
芝浦工業大学 体育・健康科目 教授
評議員
西 川 宏 之
芝浦工業大学 電気工学科 教授
評議員
矢 作 裕 司
芝浦工業大学 機械工学科 教授
評議員
戸 澤 幸 一
芝浦工業大学 デザイン工学科 教授
評議員
米 田 隆 志
芝浦工業大学 副学長、生命科学科 教授
評議員
中 井 豊
芝浦工業大学 電子情報システム学科 教授
評議員
井戸川 知 之
芝浦工業大学 数理科学科 教授
評議員
佐 藤 元 哉
芝浦工業大学附属中学高等学校 教諭 評議員
佐 藤 工人造
芝浦工業大学附属中学高等学校 教諭 評議員
大 村 俊 樹
芝浦工業大学柏中学高等学校 教諭 評議員
中 村 圭
芝浦工業大学柏中学高等学校 教諭
評議員
丁 龍 鎮
学校法人芝浦工業大学 国際部長
評議員
満 重 信 之
学校法人芝浦工業大学 総務部長
評議員
須之部 隆
学校法人芝浦工業大学 財務部長
評議員
相 沢 真 一
芝浦工業大学附属中学高等学校 事務長補佐
評議員
早乙女 徹
学校法人芝浦工業大学 専務理事
評議員
山 下 修
学校法人芝浦工業大学 事務局次長
評議員
鈴 見 健 夫
株式会社エスアイテック 代表取締役・芝浦工業大学 校友会 会長
評議員
土 屋 賢 一
元 株式会社竹中工務店 専門役
評議員
大 丸 征 史
芝浦工業大学 校友会 東京総支部長
評議員
谷 川 潮
いすゞ自動車首都圏株式会社 理事
評議員
橋 本 雅 夫
鹿島建設株式会社 非常勤顧問
評議員
川 越 進
特定非営利活動法人 山形県サッカー協会 副会長
評議員
平 井 良 樹
株式会社ひら井 代表取締役社長
評議員
福 井 幸 博
北陸ライフサイエンスクラスター プロジェクトディレクター
評議員
足 立 寛
立教大学 総長室 教学連携課 課長
評議員
岩 瀨 吉 廣
阪神電気鉄道株式会社 顧問
評議員
大 町 達 夫
東京工業大学 名誉教授
評議員
高 橋 哲 夫
東京都北区環境大学 名誉学長
評議員
野 口 博
静岡理工科大学 学長
評議員
向 井 眞 一
学校法人明治大学 理事 学校法人国際大学 理事
評議員
上 村 多恵子
京南倉庫株式会社 代表取締役社長
評議員
木 村 増 夫
学校法人上智学院 総務局主幹
評議員
朱 田 光 洋
朱田税務会計事務所 所長
評議員
山 﨑 治 平
株式会社URコミュニティ 代表取締役社長
芝浦工業大学柏中学高等学校
区分
事業報告書2015
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
36
事業報告書 2015
教職員の概要
(2015(平成 27)年 5 月 1日現在)
1. 大学教員数
(単位:人)
所属 資格
教授
学長
副学長
機械工学科
機械機能工学科
材料工学科
応用化学科
電気工学科
通信工学科
工学部
電子工学科
土木工学科
建築学科
建築工学科
情報工学科
共通学群
電子情報システム学科
機械制御システム学科
システム
環境システム学科
理工学部
生命科学科
数理科学科
デザイン工学部 デザイン工学科
理工学研究科
大学院
工学マネジメント研究科
教育イノベーション推進センター
学長室シニア教員
その他
SIT総合研究所、先端工学研究機構
マレーシア高等教育プログラム
合計
専任
講師
准教授
1
2
8
5
8
10
10
6
8
8
9
10
9
16
14
9
11
8
8
14
2
8
9
0
1
4
198
0
0
4
7
3
2
1
5
4
3
3
2
3
23
2
4
2
5
4
6
0
3
5
0
1
2
94
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
12
0
0
0
13
助教・助手
0
0
0
0
1
0
0
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
0
0
0
0
0
0
0
4
非常勤
計
1
2
12
12
12
12
12
12
12
11
12
12
12
39
16
13
13
14
13
20
2
11
26
0
2
6
309
計
0
0
15
11
14
6
17
6
11
18
29
39
6
150
17
11
35
23
8
69
29
13
2
0
0
0
529
1
2
27
23
26
18
29
18
23
29
41
51
18
189
33
24
48
37
21
89
31
24
26
0
2
6
838
※専任者には、特別任用教員、シニア教員(いずれも有期雇用者)を含んでいます。
※学長は工学部材料工学科・教授、副学長はシステム理工学部生命科学科・教授、および工学部土木工学科・教授です。当該学科からは除外しています。
2.高等学校・中学校
(単位:人)
所属 高等学校
中学校
資格
教諭
芝浦工業大学附属高等学校
芝浦工業大学柏高等学校
芝浦工業大学附属中学校
芝浦工業大学柏中学校
合計
非常勤
30
43
29
33
135
計
13
23
8
7
51
43
66
37
40
186
※特任を含む 3.職員数
所属 豊洲校舎
大宮校舎
芝浦校舎
板橋校舎
柏校舎
合計
(単位:人)
資格
専任
ポスドク
133
34
13
7
3
190
3
3
0
0
0
6
非専任
TA・RA・LF
277
123
22
0
0
422
※専任者には、特定職員、シニア職員(いずれも有期雇用者)を含んでいます。
※ポスドク・TA・RA・LFは、大学院の各研究科に所属しています。
37
計
臨時職員
11
7
2
8
3
31
派遣職員
424
167
37
15
6
649
46
19
4
2
2
73
芝浦工業大学
施設等の状況
(2016(平成 28)年 3 月 31日現在)
所在地
施設等
東京都港区芝浦 3 丁目 9 番 14 号
東京都江東区豊洲 3 丁目 7 番 5 号
東京都江東区青海 2 丁目 7 番 4 号
校地
校舎 1 棟
校地
校舎 1 棟
研究施設(借室)
校地
校舎 13 棟他
埼玉県さいたま市見沼区
東大宮 2 丁目 4 番 3 号
寄宿舎(借室)
埼玉県さいたま市西区
大字二ツ宮字岸ノ町 113 番地 1 号
千葉県柏市増尾 700 番
東京都板橋区坂下 2 丁目 2 番 1 号
東京都江東区豊洲 6 丁目 10 番 1 号
福島県南会津郡南会津町
高杖原 740 番
帳簿価額
(千円)
2,624.00
395,251
395,251
12,491.62 5,031,848 3,844,526
30,000.26 8,821,152 8,821,152
61,266.84 23,453,077 16,254,046
-
摘要
デザイン工学部3・4年、大学院理工学研究科、工学
マネジメント研究科および法人部門が使用している。
工学部 3・4 年、大学院理工学研究科が使用
している。
研究施設として 1 室(88.58㎡)借用。本学
302
275 資産は追加した電気設備部分。
170,233.94 1,825,359 1,825,359 工学部1・2年、デザイン工学部1・2年、システ
64,166.11 19,858,631 11,892,254 ム理工学部、大学院理工学研究科が使用している。
男子学生寮として建物一括借用(敷地1,636.00㎡、建物
-
6,337
6,120 2,388.41㎡)。本学資産は追加した建物付帯設備部分。
124.50
8,684
8,684
59.61
10,907
6,091
44,842.02
15,686.05
10,016.05
10,841.23
17,026.34
7,404.00
3,992.20
354.35
506.25
1,227,790
3,791,195
1,613,356
2,612,917
6,228,249
73,639
1,171,440
94,853
214,772
1,227,790
1,858,376
1,613,356
1,012,885
6,228,249
73,639
594,176
94,853
77,271
大学、併設校が使用している。
柏中学高等学校が使用している。
附属中学高等学校が使用している。
附属中学高等学校移転用地として取得し、新校舎建設中。
高杖セミナーハウス
事業報告書2015
神奈川県三浦郡葉山町
堀内字五ツ合 162 番 1
運動場管理施設用地
(区分所有)
管理事務所
(区分所有)
校地
校舎 8 棟他
校地
校舎 5 棟他
校地
研修施設用地
研修施設
研修施設用地
研修施設
取得価額
(千円)
芝浦工業大学柏中学高等学校
埼玉県さいたま市見沼区
大字深作 307 番
面積等
(㎡)
芝浦工業大学附属中学高等学校
1. 現有施設の所在地等の説明
葉山セミナーハウス
2. 2015(平成 27)年度の主な施設の取得又は処分及び進捗状況
1)豊洲キャンパス:テクノプラザ(共通機器センター)を改修整備した。
2)大宮キャンパス:生協食堂の空調機器と内装の改修整備をした。新しい空調機器は停電時にはガスによる非常発電装置になり、
食堂を避難拠点にできる。また大学会館にグローバルラーニングコモンズの整備開設をした。
3)芝浦キャンパス:豊洲キャンパスから法人部門を移転整備した。
4)柏中学高等学校:第 3 グラウンドが完成し、防災/体育倉庫、駐輪場も整備した。
5)附属中学高等学校:新校舎建設工事が進捗中。2017(平成 29)年 4 月開校予定。
3. その他保有資産(図書、教具・校具及び備品)の説明
1) 図書 区 分
内国書 (冊)
205,639
18,164
223,803
図書
学術雑誌
計
冊数
外国書 (冊)
19,652
18,406
38,058
計 (冊)
225,291
36,570
261,861
価額 (円)
1,001,702,019
100,606,701
1,102,308,720
2) 教具・校具及び備品
名称又は種類
教具・校具
備品
計
数量 (点)
価額 (円)
60,434
3,071
63,505
4,086,695,666
383,316,155
4,470,011,821
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
38
事業報告書 2015
Ⅱ. 事業の概要
2 0 1 5(平成 2 7)年度事業報告
1.改革路線の継続
■■ 監事会議の新設
本法人のガバナンス改革の一環として監事機能化を目的に常勤監事 2 名と非常勤監事 1 名による監事会議体制を整備しました。ま
た、監事の権限を大幅に拡充させ、従来の理事会に加え、教学の重要会議に参加し理事長や学長に勧告もしくは問題提起ができる強
力な権限を付与し、年間計画による業務監査が可能となる体制としました。
■■ 計画的な財政運営
入学定員管理の厳格化により学生生徒等納付金の増加や利息収入の増加が見込めないことから、財政計画として予算策定手法や調達
制度の見直しを継続実施するとともに、大学院進学者数の増加による収入増を図りました。大学の入学定員は、実態に合わせ全体で
250 人の定員増(建築学部新設分を含む)の認可申請を行いました。また、寄付金募集計画の見直しも検討することとなりました。
■■ 新職員人事給与制度の実施
新職員人事給与制度等準備委員会の答申を理事会において承認し、規程改定ならびに関連規程等の整備を行っています。2 0 1 6
(平成 28)年度には新人事考課を試行的に行い、2017(平成 2 9)年度からの新制度スタートを目指し職員説明会の開催などを通
じ制度理解の促進を図りました。
■■ 重点分野への人材の適正配置
スーパーグローバル創成支援事業をより一層推進するための新組織として新たにSGU推進本部と国際部グローバル教育推進課を設
置しました。
■■ 業務の効率化
業務効率化および労働環境の適正化の一環として残業時間の削減を継続しています。
2015(平成 27)年度は前年度と比較してほぼ半減(2,360 時間から 1,203 時間へ)となりました。
39
芝浦工業大学
2.教育研究改革
■■ スーパーグローバル大学創成支援事業の推進
芝浦工業大学附属中学高等学校
目標進捗状況を常に確認し推進を図るため、SGU教学会議を
定 期 的 に 開 催 し、教 職 協 働 で 事 業 を 推 進 し て い ま す。2015
(平 成 27)年 12 月 に は 日 本 お よ び 東 南 ア ジ ア の 大 学 や 企 業
を 中 心 に 国 際 的 な 産 学 官 連 携 を 強 め、グ ロ ー バ ル 理 工 学 人
材 の 育 成 や イ ノ ベ ー シ ョ ン の 創 出、産 業 競 争 力 の 強 化 な ど
を 加 速 す る こ と を 目 的 と し て、GTI( Global Technology
Initiative)コンソーシアムを発足しました。
また留学プログラムの増加を図り、日本人学生の海外留学経
験者数は 712 名となりました。一方、受け入れ留学生につい
果もあり 575 名となりました。日本人学生の英語力向上に関
す るTOEICス コ ア 550 点 以 上 獲 得 者 数 に つ い て は 1,299 名
芝浦工業大学柏中学高等学校
てはサンドウィッチプログラムによるブラジル人留学生の効
ポーランドでのgPBLの様子
となりました。また、学生のグローバル意識を高揚させるため
のイベント「グローバルデー」の開催や、高得点者への表彰制
度の新設、スコアアップレッスンなどを実施しました。
加えて、学生同士の海外交流やダイバーシティ拡大をコンセプ
トとした施設「グローバルラーニングコモンズ」を整備しまし
た。2016(平成 28)年度から本格利用が始まります。
事業報告書2015
■■ 大学院の充実
大学の研究力向上を目的に大学院進学者数の増加に関する施
策や教育環境整備を行いました。特に「グローバル理工系人材
育成大学院給付奨学金(最大 1,000 人の大型給付奨学金)」を
新設し、進学支援の強化を図りました。
グローバルラーニングコモンズ
■■ 男女共同参画の推進
女性研究者研究活動支援事業の目標である女性教員比率 12%を達成しました。また、女性研究者が妊娠出産・育児等の状況にあっ
ても研究時間を確保できるよう女性研究者研究支援員制度を創設しました。その結果、専任女性教員の積極的な採用と女性教員の
ネットワーク形成における活動が認められ「東京都女性活躍推進大賞(教育部門)」を受賞しました。
■■ 教職協働による外部資金の獲得
文部科学省平成 27 年度私立大学等改革総合支援事業において、「教育の質的転換」「地域発展」「産業界・他大学との連携」「グロー
バル化」の 4 テーマすべてに採択され、補助金額合計 4,600 万円で私立大学 421 校中 1 位となり、芝浦工業大学の教育研究改革が高
く評価されました。
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
40
事業報告書 2015
3.学生募集とキャリア教育
■■ 学生募集
2015(平成 27)年度は、安定的な志願者確保と受験生の質の向上に向けた施策を目指し、入試アドバイザーの活用による西日本地
区での説明会参加回数増加や厳選した媒体における広告出稿、ダイレクトメールなどの広報活動に努めたほか、一般入試の出願を
すべてインターネット出願に移行したり、あるいは地方試験会場に町田会場を新設するなど、受験生の利便性を向上させました。ま
た、女子学生獲得のため女子校を中心とした学校訪問を昨年の 1.2 倍程度に拡大させました。結果、志願者数は 33,597 人となり総
志願者数は前年比で 5,000 人程減少しましたが、実志願者は 5%減の範囲に止まり、堅調な状況を維持しています。また、入学者の
TOEICスコアは平均で約 30 点上昇するなど、本学のグローバル対応強化が受験生にも浸透してきています。
外国人留学生の獲得に向けては、日本語学校や海外の学校訪問、説明会参加などを実施したり、英語の試験を外部試験のスコアを利
用するなどの改革を行い、その結果、外国人特別入試による入学者 20 人と昨年に比べて 8 人増加しました。
■■ キャリア教育
就職希望者の就職率 100%を目指し、学生意識の向上、学内他部署等との連携、学生のキャリア形成支援体制の充実を図りました。
毎年恒例の「学内合同企業説明会」の実施や就職活動時期の変更(8 月)への対応として「秋以降採用対策講座」を実施したり、「業界
研究講座」「面接講座」などの時期を変更して効率を向上させました。また、「OB企業役員による面接対策講座」や、「OBによるパネ
ルディスカッション」の実施など、校友会との連携も積極的に行いました。加えて、グローバル化の一環として、新規海外インターン
シップ先の獲得に向け、日本企業の海外現地法人の訪問なども実施しました。その結果、97.2%という、過去最高の就職内定率とな
りました。
2015 年度 就職先ランキング
1 東日本旅客鉄道(株)
34人
2 東海旅客鉄道(株)
20人
3 本田技研工業(株)
15人
4 戸田建設(株)
12人
5 富士重工業(株)
11人
大和ハウス工業(株)
11人
日本発条(株)
11人
東京都特別区
11人
9 日本電気(株)
10人
(株)竹中工務店
10人
NECネッツエスアイ(株)
10人
NECソリューションイノベータ(株)
10人
さいたま市役所
10人
校友会との連携による就職支援講座
41
芝浦工業大学
4.学生支援の充実強化
■■ 東大宮学生寮の整備
芝浦工業大学附属中学高等学校
学生相互の自主的な共同生活を送
り、文 武 両 道 を 目 指 す 学 生 の 支 援 等
を目的に大宮キャンパスから徒歩
23 分、自 転 車 7 分 のJR東 大 宮 駅 近
く に「東 大 宮 学 生 寮」を 設 置 す る こ
とを決定、整備を進め、2016(平成
28)年 3 月 28 日 に 開 寮 を 迎 え ま し
た。全 個 室 100 室 で 机・椅 子・ベ ッ
ド・エ ア コ ン を 完 備、朝・夕 の 食 事
東大宮学生寮
芝浦工業大学柏中学高等学校
の提供もあり大学生活に集中できる
環境となります。
■■ 課外活動支援
課外活動支援としては、優秀な成績・功績を残した学生団体・個人を表彰する「 The Spirit of SIT賞」を以下の 5 団体・個人に授与
しました。
「エネマネハウス 2015」芝浦工業大学チーム
事業報告書2015
学生が考える次世代のゼロ・エネルギーハウス建築コンペティション「エネマネハウス 2015」で最優秀賞
「システム工学特別演習グループ」および「産学・地域連携PBLグループ」
埼玉県内の企業とともに段差や脱輪に強い 6 輪車いすの開発に成功
「Tsukishima Alley Walking Map(月島路地マップ英語版)」制作チーム
月島地域(東京都中央区)を紹介する案内地図の英語版を制作し、Walk21 国際コンテストで受賞
第 43 回芝浦祭実行委員会
11 月 6 日から 3 日間開催した芝浦祭で約 12,000 人の来場者を迎え、創立 88 周年にふさわしい祭典として成功に導いた
芝浦工大附属中学水泳部 大武誠之さん
第 55 回全国中学校水泳競技大会で男子 200m個人メドレーおよび男子 400m個人メドレーで優勝
SIT賞の授与
エネマネハウス2015
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
42
事業報告書 2015
5.中高大連携強化と理工系女子の育成
■■ 中高大連携強化
大学と併設・附属校との連携については、大学教員および中高教諭らで構成する中高大連携推進検討委員会を設置しました。また、
大学の学科教員が各高校に赴いて行う芝浦工大ガイダンスや、大学での研究室見学会などを実施、柏高校については、従来 3 年生春
に行っていたものを 2 年生の秋に前倒しして実施することで早期から本学への興味・関心を持たせるよう工夫を行いました。
■■ 理工系女子の育成
首都圏の女子校を中心とした学校訪問拡大、Webサイトや大学案内でのロールモデル紹介など、男女共同参画推進室との連携によ
り、女子高生への工学分野への興味喚起を図りました。特に 2015(平成 27)年度の女子卒業生の顕著な活躍として、フランス・パ
リで建築設計事務所を主宰している楠寛子さん(2005 年建設工学専攻)がフィンランドの首都ヘルシンキに建設される“グッゲンハ
イム美術館”の設計コンペティションでグランプリを受賞、77 カ国以上から 1,715 件という世界最大規模の応募がある中での快挙
となりました。
6.キャンパス施設整備計画
■■ 法人機能芝浦移転
豊洲一貫教育を行う建築学部開設にあわせて、その教育環境を確保するために豊洲キャンパスから芝浦キャンパスへ法人機能の移転
を実施しました。
■■ 豊洲キャンパス第二期校舎計画の推進
豊洲キャンパスの第二期計画について、建物のボリュームスタディなどの基本構想案の策定、財務シミュレーションなどを実施しま
した。
■■ 建築学部製図室建設
2017(平成 29)年 4 月建築学部開設に合わせ、建築学部製図室の建設を進めています。2016(平成 28)年 8 月工事着工し 2017
(平成 29)年 2 月末に竣工を予定しています。
43
芝浦工業大学
■■ 新豊洲中高建設
2017(平成 29)年度新校舎開校にあわせて附属中高新校舎建
設を進めており、2016(平成 28)年 8 月竣工・引き渡しを予
芝浦工業大学附属中学高等学校
定しています。
■■ 大宮グランド整備計画
大宮キャンパス北側の都市計画道路開通に伴う安全対策ならびに教育環境の改善、運動施設不足の改善、ブランド力向上を目的に大
宮キャンパス開設 50 周年記念事業の一環として人工芝の総合グランド整備について検討を実施しました。2016(平成 28)年 7 月
工事着工し 2017(平成 29)年 3 月末に竣工を予定しています。また、大宮キャンパスにおける校門設置の検討を開始しました。
芝浦工業大学柏中学高等学校
7.併設校強化
■■ 芝浦工業大学附属中学高等学校
2017(平成 29)年度の新豊洲校舎開校に向けた建設工事を進める中で、フロアプランや内装の検討などを行いました。またICTを
使った教育手法の導入や高校からの女子生徒受け入れ準備検討、新入試制度、新制服・ロゴの決定などを行いました。また、塾訪問
や保護者向け学校説明会などを行い、新校舎移転にともなう広報活動にも力を入れました。
そのほか、中高大連携教育の強化に向けた大学との調整や英語教育の強化、留学促進にも取り組みました。
事業報告書2015
■■ 芝浦工業大学柏中学高等学校
2015(平成 27)年度からグローバル・サイエンスクラスを新設し、高校 1 年 44 人(男 28 人・女 16 人)が所属しました。一般授業
ではレベルの高い授業やアクティブ・ラーニングを進め、外国人教師による英語のアカデミックライティングと生命科学、数学、人
文の課題研究に向けた準備講座を設けるなどのプログラムを実施しました。
8.地域貢献・社会貢献
■■ COC事業を軸とした地域貢献
2013(平成 25)年度に採択された文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」が 3 年目を迎え、19 プロジェクトが活動
を展開、参加教員も事業当初の 31 人(7 プロジェクト)から 83 人に増加しました。主にキャンパス周辺地域の連携に力を入れ、江東
区・港区との包括連携協定に続き、4 月にさいたま市とイノベーションに関する連携協定を締結しました。機械、建築、情報その他さ
まざまな工学分野のアプローチから地域課題の解決に取り組んでいます。また学生も、伊豆の空き家改修や福島の復興支援、石垣島
のサンゴ保全などの社会貢献活動を展開しており、学校法人としても学生プロジェクトとしてそれらの活動支援を行っています。
■■ 生涯学習講座
大学の知を社会に還元し、学びの場を提供するものとして生涯学習公開講座を実施し、2015(平成 27)年度、公開講座(オープンテ
クノカレッジ)は延べ 1,627 人、子ども向けの技術講座(オープンテクノキッズ)には延べ 399 人、少年少女ロボットセミナーには
2,185 人の参加がありました。
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
44
事業報告書 2015
Ⅲ. 財務の概要
2 0 1 5(平成 2 7)年度 決算の概要
1.学校法人会計の特徴と企業会計との相違
学校法人は、教育・研究を通じて有為な人材を育成、輩出し、教育・研究活動で得られた成果を社会に還元することを目的としてい
ます。収入の大部分を学費と国及び地方自治体からの補助金が占めており、収入がある程度予め固定されているため、支出の増加に
際し、短期間で支出に見合う収入の増加を図るということが難しく、運営には予算制度に基づく長期的な財政計画が必要です。学校
会計は、このような特性を踏まえて、教育・研究活動を継続的に行うための校地、校舎等基本財産の取得状況や長期にわたる収支の
均衡の状況を確認できるよう構成されています。
2.学校法人会計基準の改正
国または地方公共団体から経常費補助金の交付を受けている学校法人は、文部科学大臣の定める会計処理基準(学校法人会計基準)
に従い計算書類を作成することが義務付けられており(私立学校振興助成法第 14 条)、本法人もこれに従い計算書類を作成していま
す。この学校法人会計基準について、計算書類等の内容がより一般にわかりやすく、かつ的確に財政及び経営の状況を把握できるも
のとなるよう、2015 年度より、新たに活動区分ごとの資金の流れがわかる「活動区分資金収支計算書」を作成したり、事業活動収支
計算書(従前の「消費収支計算書」を名称変更)について、経常的及び臨時的収支に区分して、それらのバランスを把握できるように
する、などの改正が行われました。
3.2015(平成 27)年度 決算の概要
2015(平成 27)年度の資金収支の規模は 341 億円となりました。収入面では、大学の入学志願者数の伸びが一段落したことに伴
い、手数料収入が予算比 8 千万円減の 10 億 1 千万円となった一方で、大型の受託研究契約の獲得に伴い受託事業収入が予算比 1 億 8
千万円増の 6 億 2 千万円となりました。
支出面では、研究予算などの次年度以降への繰越残の発生に伴い、教育研究経費支出が予算比 7 億 5 千万円減の 54 億 4 千万円となり
ました。施設関係支出では、昨年度に引き続き新豊洲での中学高等学校新校舎建設代金の一部として 20 億円の支出があったものの、
各キャンパスでの施設設備改修工事費用の見直しや、大学キャンパス施設改修の一部が翌期以降に繰り越された結果、予算比 1 億 4
千万円減の 25 億 5 千万円となりました。
以上の結果、翌年度繰越支払資金が予算比で20億5千万円の増加となり、将来の投資等に向けた一定の備えを確保することができました。
事業活動収支に関しては、教育活動収支差額が 16 億 5 千万円と予算比 10 億 8 千万円の収入超過となりました。これは教育活動収入
が予算比 2 億 8 千万円増となった一方で、教育研究経費が予算比 7 億 4 千万円圧縮されたことによります。教育活動外収支差額(受取
/支払利息の収支)は、運用収入の減少により予算比 1 千万円減の 6 千万円となりました。一方、前年度と同様に、運用資産の償還差
益が発生したことにより、特別収支差額は 9 億 4 千万円の収入超過となりました。以上の結果、基本金組入前当年度収支差額は、予
算比 10 億 1 千万円増の 26 億 5 千万円(前年度比 5 億 5 千万円減)となりました。
以上の結果、主要な財務比率は以下の通りとなりました。
H26 決算
H27 予算
H27 決算
(注)
基本金組入前当年度収支差額/事業活動収入
15.1%
8.0%
12.9%
5.1%
人件費/事業活動収入
39.0%
40.1%
39.4%
52.3%
基本金組入額/事業活動収入
14.5%
17.4%
16.5%
10.2%
教育研究経費(除、減価償却額)/事業活動収入
25.7%
30.5%
26.5%
23.1%
(注)2014(H26)年度理工系複数学部127法人平均:平成27年度版「今日の私学財政」より抜粋
資産・負債に関しては、大学ならびに併設校でのキャンパス整備により、有形固定資産が前年度末比 5 億円増の 669 億円、特定資産
が同 22 億増の 338 億円、そしてその他の固定資産が、貸与奨学金残高の減少により前年度末比約 1 億円減の 30 億円となっていま
す。負債の部では借入金と前受金の増加などにより前年度末比 4 億円増の 199 億円となっています。純資産の部においては、基本
金及び翌年度繰越収支差額の合計額が、前年度末比 26 億増加の 913 億円となり、以上の結果、資産総額が前年度末比 31 億円増の
1,112 億円となりました。
以上
45
芝浦工業大学
資金収支計算書
出を明らかにしています。
(単位:百万円)
科 目
学生生徒等納付金収入 1
❶ 予 算
❷ 決 算
❸=❶-❷ 前年度決算
POINT 1
学生生徒等納付金収入:授業料、実験実習
料などの、いわゆる学費です。学生生徒数
約 10,800 人分。
手数料収入:入学検定料や各種証明書手
14,414
14,412
2
14,485
手数料収入 1
1,095
1,014
81
1,096
寄付金収入 1
324
316
8
367
補助金収入 1
2,379
2,368
10
2,464
0
0
0
0
収 付随事業・収益事業収入 2
564
752
△ 188
599
入 受取利息・配当金収入 2
200
187
13
411
補助金収入:国や地方自治体等から本学
の 雑収入
374
542
△ 169
596
が中心となっています。国庫補助金収入に
1,000
1,000
0
1,000
前受金収入
2,648
2,756
△ 108
3,226
その他の収入
4,471
7,282
△ 2,811
6,471
△ 3,449
△ 3,054
△ 395
△ 3,126
6,525
6,525
0
4,970
30,545
34,100
△ 3,555
32,559
部 借入金等収入
資金収入調整勘定
前年度繰越支払資金
収入の部合計
数料等の収入です。併設校の志願者は増加
したものの、大学の志願者が減少したこと
により、予算比減少となりました。
寄 付 金 収 入: 内 訳 ① 研 究 奨 励 寄 付:81
百万円、②教育研究環境整備:63 百万円、
③キャンパス整備:21 百万円、課外活動
芝浦工業大学柏中学高等学校
資産売却収入
芝浦工業大学附属中学高等学校
当該年度に行なった諸活動に対応する全ての収入と支出の内容、支払資金の収入・支
支援:3 百万円、④その他使途特定寄付:
148 百万円。
が受ける各種補助金です。国庫補助金収入
は、大型教育研究用機器購入費補助金 84
百 万 円、ス ー パ ー グ ロ ー バ ル 大 学 創 成 支
援事業 90 百万円、地(知)の拠点整備事業
37 百万円等が含まれています。
POINT 2
事業報告書2015
付随事業・収益事業収入:学生寮や食堂等、
教育研究活動に付随する事業や、受託研究
科 目
❶ 予 算
❷ 決 算
❸=❶-❷ 前年度決算
人件費支出
8,308
8,250
58
8,202
教育研究経費支出 3
6,190
5,443
747
5,414
管理経費支出 3
1,584
1,540
44
1,390
127
127
0
135
借入金等利息支出
支 借入金等返済支出
事業、本学の公開講座受講料等に関する収
入です。このうち受託事業収入は、大型契
約の獲得などにより、予算比 180 百万円
の増加となっています。
受 取 利 息・配 当 金 収 入:奨 学 基 金 等 の 引
当特定資産に係る運用果実です。
627
627
0
515
出 施設関係支出 4
2,691
2,549
142
2,595
の 設備関係支出 4
537
574
△ 37
557
部 資産運用支出
5,135
7,596
△ 2,461
6,904
その他の支出
678
681
△3
663
△ 323
△ 325
2
△ 341
いは修繕工事費などが含まれています。一
4,990
7,038
△ 2,048
6,525
務部、財務部など)の業務経費等を指しま
30,545
34,100
△ 3,555
32,559
資金支出調整勘定
翌年度繰越支払資金
支出の部合計
(注)表中の数字が四捨五入されている場合、合計は数値の総和と必ずしも一致しません。
POINT 3
教育研究経費支出、管理経費支出:教育研
究 経 費 に は、学 科 等 に 直 接 配 分 さ れ る 教
育研究経費だけでなく、大学事務部門が所
管する各種事業経費や、施設設備やIT環境
の維持に係る保守清掃費、光熱水費、ある
方、管理経費とは、理事会や間接部門(総
す。研究予算の未執行残の発生等により、
消耗品支出などを中心に予算比 791 百万
円の減額決算となりました。
POINT 4
施設関係支出:土地や建物等に関係した
支出です。主なものは以下のとおりです。
①新豊洲・建築工事 1,944 百万円
②芝浦・キャンパス機能変更 143 百万円
③大宮・食堂棟改修 88 百万円
設備関係支出:什器や機器備品類関係の
支出です。主なものは以下のとおりです。
①授業収録・システム更改 29 百万円
②教室AV機器更新 22 百万円
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
46
事業報告書 2015
事業活動収支計算書
当該年度の教育活動収支、教育活動外収支、特別収支に対応する収入及び支出の内容、及び
基本金組み入れ後の収支の均衡の状態を明らかにしています。
(単位:百万円)
科 目
学生生徒等納付金
手数料
事業 寄付金 5
活動
教 収入 経常費等補助金
育 の部 付随事業収入
活
雑収入
動
教育活動収入計
収
人件費 6
支 事業 教育研究経費 6
活動
支出 管理経費 6
の部 徴収不能額等
教育活動支出計
教育活動収支差額
科 目
教
育
活
動
外
収
支
❶ 予 算
❷ 決 算
❸=❶-❷ 前年度決算
14,414
14,412
2
14,485
1,095
1,014
81
1,096
310
304
6
366
2,267
2,285
△ 18
2,319
564
752
△ 188
599
374
542
△ 168
566
19,024
19,309
△ 285
19,461
8,182
8,114
68
8,250
8,604
7,864
740
7,885
1,670
1,658
12
1,495
0
23
△ 23
50
18,456
17,660
796
17,680
568
1,649
△ 1,081
1,781
❶ 予 算
❷ 決 算
❸=❶-❷ 前年度決算
事業 受取利息・配当金
活動
収入 その他の教育活動外収入
の部 教育活動外収入計
200
0
0
0
0
200
187
13
411
事業 借入金等利息
活動
支出 その他の教育活動外支出
の部 教育活動外支出計
127
127
0
135
0
0
0
0
127
127
0
135
教育活動外収支差額
73
60
13
276
経常収支差額
641
1,709
△ 1,068
2,057
科 目
事業 資産売却差額
活動
特 収入 その他の特別収入
別 の部 特別収入計
収 事業 資産処分差額 6
支 活動
支出 その他の特別支出
❶ 予 算
187
❷ 決 算
13
❸=❶-❷ 前年度決算
910
910
0
1,041
173
184
△ 11
234
1,083
1,093
△ 10
1,275
89
156
△ 67
135
0
0
0
0
156
△ 67
135
994
938
56
1,140
1,634
2,646
△ 1,012
3,197
基本金組入額合計 5
△ 3,527
△ 3,392
△ 135
△ 3,067
当年度収支差額 7
△ 1,892
△ 746
△ 1,146
130
前年度繰越収支差額
△ 1,543
△ 1,543
0
△ 1,684
34
65
31
10
△ 3,401
△ 2,224
△ 1,177
△ 1,543
事業活動収入計
20,307
20,589
△ 282
21,147
事業活動支出計
18,672
17,943
729
17,950
特別収支差額
基本金組入前当年度収支差額
基本金取崩額 7
翌年度繰越収支差額 7
(参考)
(注)表中の数字が四捨五入されている場合、合計は数値の総和と必ずしも一致しません。
47
寄 付 金: 特 別 寄 付 金 に 加 え、現 物 寄 付9
百万円を計上しています。内容は主に科学
研究費補助金で取得した用品などです。
基本金組入額:内訳は以下のとおりです。
①第 1 号基本金組入額:△ 2,553 百万円
施設設備取得に係る組入額 1,924 百万
円、過 年 度 取 得 資 産 に 係 る 借 入 返 済 に
伴 う 組 入 額 626 百 万 円、フ ァ イ ナ ン ス
・リースの当年度支払額 3 百万円を組入
れ ま し た(借 入 金 1,000 百 万 円 の 組 入
れ繰延分が差し引かれています)。
②第 2 号基本金組入額:△ 800 百万円
先 行 組 入 れ と し て、① 中 学 高 等 学 校 校
舎 等 整 備 資 金(8 年 計 画 の 7 年 目)300
百 万 円、② 100 周 年 記 念 事 業 資 金(16
年計画の 5 年目)500 百万円を組入れま
した。
③第 3 号基本金組入額:△ 39 百万円
各 種 奨 学 事 業 経 費、顕 彰 事 業 経 費 の 残
額、及び同事業への寄付金を組入れてい
ます。
411
89
の部 特別支出計
POINT 5
POINT 6
人件費:退職給与引当金の繰入不足額を
計上していますが、人件費全体では予算比
68 百万円の減少となっています。
教育研究経費、管理経費:資金収支計算書
の教育研究経費支出、管理経費支出に、減
価償却額(各 2,412 百万円、109 百万円)
等が計上されています。
その他の支出(資産処分差額):既存の建
物・構築物、機器等の資産除却処理に伴い
以下のとおり発生しました。
①建物構築物廃棄差額 14 百万円
②機器備品廃棄差額
79 百万円
③図書廃棄差額
62 百万円
POINT 7
当 年 度 収 支 差 額: 基 本 金 組 入 額 な ら び
に 教 育 活 動 支 出 が 予 算 比 計 約8億 円 の
圧 縮 と な っ た こ と に よ り、結 果、予 算 比
1,146 百万円の改善となりました。
基本金取崩額:内訳は以下のとおりです。
①建物関係に係る取崩:40 百万円、②構
築物に係る取崩:25 百万円
翌年度繰越収支差額:=当年度収支差額
+前年度繰越収支差額+基本金取崩額
芝浦工業大学
貸借対照表
資産の部
POINT 1
(単位:百万円)
科 目
有形固定資産:当年度の増減要因は下記
のとおりです。
① 増 加 要 因: 芝 浦 キ ャ ン パ ス 機 能 変 更
2015 年度末
2014 年度末
103,689
101,125
2,564
有形固定資産 1
66,907
66,390
517
土地
20,288
20,288
0
建物
35,558
36,728
△ 1,170
②減少要因:減価償却(2,521 百万円)の
構築物
1,118
1,079
39
ほか、各キャンパス整備に伴う除却、機
教育研究用機器備品
4,358
4,592
△ 234
112
115
△ 3
図書
1,307
1,332
△ 25
車両
4
4
0
4,162
2,252
1,910
固定資産
建設仮勘定 1
増 減
(143 百 万 円)、大 宮 食 堂 棟 改 修(88
百 万 円)、大 宮 グ ロ ー バ ル ラ ー ニ ン グ
コ モ ン ズ 設 置(46 百 万 円)、柏GHP更
新 32 百万円、大宮クラブハウストイレ
改修(26 百万円)他となっています。
器備品の廃棄などとなっています。
建設仮勘定:当年度の状況は下記のとお
りです。
中高豊洲移転事業に係る新校舎建設経費、
豊洲製図室新設工事(計 1,951 百万円)
33,818
31,628
2,190
POINT 2
第 2 号基本金引当特定資産
3,650
0
3,650
特定資産:減価償却引当特定資産から中高
第 3 号基本金引当特定資産
4,436
4,397
39
施設設備引当特定資産
接地整備工事などの費用を取崩し、さらに
2,950
2,905
45
退職給与引当特定資産
2,298
2,298
0
減価償却引当特定資産
14,848
14,073
775
借入金返済引当特定資産
832
924
△ 92
教育研究環境整備引当特定資産
132
130
2
2,274
2,158
116
0
0
0
55
55
0
特定資産 2
相田記念賞引当特定資産
大学院建設系社会人学生
特別給付奨学金引当特定資産
創立 80 周年記念事業引当特定資産
将来計画資金引当特定資産
三浦賞基金引当特定資産
279
279
0
2,063
4,407
△ 2,344
2
2
0
2,963
3,107
△ 144
電話加入権
8
8
0
施設利用権
20
22
△ 2
6
6
0
その他の固定資産
有価証券
敷金及び保証金
27
7
20
長期貸付金
2,845
3,027
△ 182
長期前払金
56
37
19
流動資産
7,530
7,031
499
現金預金
7,038
6,525
513
未収入金
△ 39
415
454
立替金
1
1
0
前払金
75
51
24
111,219
108,156
3,063
資産の部合計
新校舎建設費、大宮食堂棟改修工事、柏隣
従来は将来計画引当特定資産として計上
されていた第 2 号基本金引当特定資産を新
事業報告書2015
研究助成引当特定資産
芝浦工業大学柏中学高等学校
管理用機器備品
芝浦工業大学附属中学高等学校
当該年度末時点の資産・負債・正味財産を把握し、財政状態を表しています。
科 目 に 振 替 え た た め、総 額 で 6,316 百 万
円の取崩収入となりました。積立に関して
は、上記第 2 号基本金引当特定資産への振
替分を除き、ほぼ予算通りの繰入支出を計
上しました。この結果、H27 年度末現在の
引当資産保有高は前年度末比 2,190 百万
円の純増となりました。
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
48
事業報告書 2015
貸借対照表
負債の部
(単位:百万円)
科 目
2015 年度末
2014 年度末
固定負債
15,190
14,955
235
長期借入金 3
11,809
11,435
374
3,377
3,512
△ 135
5
8
△ 3
4,701
4,519
182
627
627
0
退職給与引当金
長期未払金 3
流動負債
短期借入金 3
増 減
長期借入金、短期借入金:当年度末の長・
短 期 借 入 金 残 高 合 計 は 12,435 百 万 円 と
未払金
297
277
20
前受金
3,368
3,226
142
預り金
410
389
21
19,891
19,474
417
負債の部合計
POINT 3
な っ て お り、前 年 度 比 373 百 万 円 の 増
加となりました。これは新豊洲の中学高等
学校校舎建設整備に係る借り入れ(1,000
百万円)によるものです。
長期未払金:リース資産に係るH27 年度
以降の支払予定額 5 百万円を計上してい
ます。
POINT 4
第 1 号 基 本 金: 当 期 自 己 資 金 に よ る 固 定
資産取得高(当年度借入金返済高、建設仮
勘定からの振替、及び過年度未払金の支払
額を含む)から、基本金取崩額を差引いた
結果、前年度末比 2,488 百万円の増加と
純資産の部
なりました。
科 目
2015 年度末 2014 年度末
第 2 号基本金:中高校舎等整備資金 300
増 減
基本金
93,552
90,224
3,328
第1号基本金 4
84,295
81,807
2,488
第 2 号基本金 4
3,650
2,850
800
第 3 号基本金 4
4,436
4,397
39
第 4 号基本金
1,170
1,170
0
繰越収支差額
△ 2,224
△ 1,543
△ 681
翌年度繰越収支差額 5
△ 2,224
△ 1,543
△ 681
純資産の部合計
91,328
88,681
2,647
百 万 円 な ら び に 100 周 年 記 念 事 業 資 金
500 百万円を組入れました。
第 3 号基本金:各種奨学事業経費、顕彰事
業経費の残額、及び同事業への寄付金を組
入れた結果、前年度末比 39 百万円の増加
となっています。
POINT 5
翌 年 度 繰 越 収 支 差 額:2014 年 度 に 続 き
2015 年 度 も 多 額 の 有 価 証 券 売 却 差 額 を
計上したことにより、基本金組入前当年度
負債及び純資産の部合計
111,219
108,156
(注)表中の数字が四捨五入されている場合、合計は数値の総和と必ずしも一致しません。
3,063
収支差額は 2,647 百万円(予算比+1,013
百万円)の収入超過となりました。基本金組
入額も予算比 135 百万円減少した結果、当
年度収支差額は 746 百万円の支出超過。前
年度からの繰越および取崩額を加味した結
果、翌年度繰越収支差額は 2,224 百万円の
支出超過となりました。
49
芝浦工業大学
学 校 ・学 部 別
事業活動収支内訳表
芝浦工業大学附属中学高等学校
(単位:百万円))
学校・学部
科 目
法人
工学部
システム
理工学部
デザイン
工学部
専門職
大学院
大学
合計
柏高校
附属
高等学校
柏中学
附属
中学校
総計
学生生徒等納付金
0
8,126
3,398
1,065
48
12,637
608
384
403
378
14,412
手数料
0
645
193
102
1
941
19
3
32
20
1,014
収入の部
事業活動
0
177
55
13
1
247
10
9
13
25
304
経常費等補助金
0
931
368
113
47
1,458
296
216
168
147
2,285
付随事業収入
580
57
50
0
688
30
1
33
1
752
249
46
27
6
327
21
23
7
39
542
教育活動収入計
126
10,708
4,117
1,370
103
16,298
984
635
656
610
19,309
人件費
313
3,917
1,515
462
132
6,026
566
424
396
388
8,114
0
4,924
1,579
636
54
7,194
265
138
146
122
7,864
289
724
278
96
12
1,111
92
46
67
53
1,658
教育研究経費
管理経費
徴収不能額等
教育活動支出計
教育活動収支差額
科 目
7
15
1
0
23
0
0
0
0
23
9,573
3,387
1,195
198
14,353
923
608
609
563
17,660
△ 477
1,135
729
175
△ 95
1,945
61
27
47
47
1,649
工学部
システム
理工学部
デザイン
工学部
116
15
5
0
法人
23
専門職
大学院
大学
合計
柏高校
136
附属
高等学校
柏中学
附属
中学校
10
8
4
5
総計
187
支出の部
事業活動
その他の教育活動外収入
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
教育活動外収入計
23
116
15
5
0
136
10
8
4
5
187
借入金等利息
0
85
0
0
0
85
0
21
1
20
127
その他の教育活動外支出
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
教育活動外支出計
教育活動外収支差額
経常収支差額
科 目
その他の特別収入
85
0
0
0
85
0
21
1
20
127
31
15
5
0
51
10
△ 13
3
△ 15
60
△ 454
1,166
744
180
△ 95
1,996
71
14
50
32
1,709
システム
理工学部
デザイン
工学部
法人
工学部
専門職
大学院
大学
合計
柏高校
附属
高等学校
柏中学
附属
中学校
910
0
0
0
0
0
0
0
0
0
総計
910
0
123
25
7
0
156
10
9
4
5
184
910
123
25
7
0
156
10
9
4
5
1,093
資産処分差額
0
100
44
5
0
149
2
2
0
2
156
その他の特別支出
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
特別支出計
0
100
44
5
0
149
2
2
0
2
156
910
23
△ 19
2
0
7
7
7
4
3
938
456
1,189
726
182
△ 95
2,002
78
21
54
35
2,646
△ 512 △ 1,041
△ 6 △ 1,301
特別収入計
支出の部
事業活動
特 別 収 支
収入の部
事業活動
資産売却差額
0
23
特別収支差額
基本金組入前当年度収支差額
基本金組入額合計
△ 172
△ 83
△ 117
△ 696
△ 88
△ 678 △ 3,392
△ 56
148
554
100
△ 101
701
△ 39
△ 675
△ 34
△ 643
△ 746
事業活動収入計
1,058
10,947
4,157
1,383
104
16,590
1,004
652
664
621
20,589
事業活動支出計
602
9,758
3,431
1,200
198
14,587
926
632
610
586
17,943
当年度収支差額
事業報告書2015
収入の部
事業活動
教 育 活 動 外 収 支
受取利息・配当金
0
602
芝浦工業大学柏中学高等学校
0
125
雑収入
支出の部
事業活動
教 育 活 動 収 支
寄付金
(参考)
(注)表中の数字が四捨五入されているため、合計は数値の総和と必ずしも一致しません。
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
50
事業報告書 2015
経年比較
資金収支計算書
(単位:百万円))
区 分
学生生徒等納付金収入
手数料収入
2012 年
(平成 24 年度)
2013 年
2014 年
(平成 25 年度)
2015 年
(平成 26 年度)
(平成 27 年度)
14,340
14,516
14,291
14,485
14,412
945
1,044
1,067
1,096
1,014
寄付金収入
369
585
306
367
316
補助金収入
2,393
2,340
2,469
2,464
2,368
収 入 の 部
資産売却収入
0
220
0
0
0
付随事業・収益事業収入
479
568
579
599
752
受取利息・配当金収入
339
384
512
411
187
雑収入
848
705
562
596
542
0
6,000
0
1,000
1,000
前受金収入
2,736
2,538
2,648
3,226
2,756
その他の収入
3,632
3,086
3,157
6,471
7,282
△ 3,528
△ 3,398
△ 3,086
△ 3,126
△ 3,054
5,280
5,203
4,539
4,970
6,525
借入金等収入
資金収入調整勘定
前年度繰越支払資金
収入の部合計
支 出 の 部
27,833
33,791
27,044
32,559
34,100
人件費支出
8,477
8,399
8,028
8,201
8,250
教育研究経費支出
5,231
5,441
5,307
5,414
5,443
管理経費支出
1,321
1,464
1,374
1,390
1,540
借入金等利息支出
124
115
145
135
127
借入金等返済支出
717
606
516
516
627
1,221
7,993
1,192
2,595
2,549
施設関係支出
設備関係支出
838
601
601
557
574
資産運用支出
3,842
4,332
4,391
6,904
7,596
その他の支出
資金支出調整勘定
翌年度繰越支払資金
支出の部合計
51
2011年
(平成23年度)
1,111
724
828
663
681
△ 252
△ 423
△ 308
△ 341
△ 325
5,203
4,539
4,970
6,525
7,038
27,833
33,791
27,044
32,559
34,100
芝浦工業大学
経年比較
事業活動収支計算書
科
2011年
目
(平成23年度)
支出の部
事業活動
教育活動外収支
収入の部 支出の部
事業活動 事業活動
科
目
収入の部 支出の部
事業活動 事業活動
科
目
特別収支
資産売却差額
その他の特別収入
特別収入計
資産処分差額
その他の特別支出
特別支出計
特別収支差額
基本金組入前当年度収支差額
基本金組入額合計
当年度収支差額
前年度繰越収支差額
基本金取崩額
翌年度繰越収支差額
(参考)
事業活動収入計
事業活動支出計
(平成23年度)
339
0
339
124
0
124
215
1,998
2011年
(平成23年度)
2014 年
14,516
1,044
673
2,181
567
705
19,686
8,040
7,947
1,583
47
17,617
2,069
2012 年
(平成 24 年度)
385
0
385
115
0
115
270
2,339
2012 年
(平成 24 年度)
(平成 26 年度)
14,291
1,067
294
2,433
579
562
19,226
7,951
7,805
1,497
23
17,276
1,950
2013 年
(平成 25 年度)
512
0
512
145
0
145
367
2,317
2013 年
(平成 25 年度)
14,485
1,096
366
2,319
599
596
19,461
8,250
7,885
1,495
50
17,680
1,781
2014 年
(平成 26 年度)
411
0
411
135
0
135
276
2,057
2014 年
(平成 26 年度)
2015 年
(平成 27 年度)
14,412
1,014
304
2,285
752
542
19,309
8,114
7,864
1,658
23
17,660
1,649
2015 年
(平成 27 年度)
187
0
187
127
0
127
60
1,709
2015 年
事業報告書2015
受取利息・配当金
その他の教育活動外収入
教育活動外収入計
借入金等利息
その他の教育活動外支出
教育活動外支出計
教育活動外収支差額
経常収支差額
2013 年
(平成 25 年度)
芝浦工業大学柏中学高等学校
14,340
945
356
2,169
479
848
19,137
8,074
7,852
1,406
22
17,354
1,783
2011年
収入の部
事業活動
教育活動収支
学生生徒等納付金
手数料
寄付金
経常費等補助金
付随事業収入
雑収入
教育活動収入計
人件費
教育研究経費
管理経費
徴収不能額等
教育活動支出計
教育活動収支差額
2012 年
(平成 24 年度)
芝浦工業大学附属中学高等学校
(単位:百万円)
(平成 27 年度)
0
341
341
517
0
517
△ 176
1,822
△ 2,525
△ 703
△ 1,705
1,779
△ 629
20
177
197
633
0
633
△ 436
1,903
△ 3,223
△ 1,320
△ 629
879
△ 1,070
21
181
202
95
0
95
107
2,424
△ 3,141
△ 717
△ 1,070
103
△ 1,684
1,041
234
1,275
135
0
135
1,140
3,197
△ 3,066
131
△ 1,684
10
△ 1,543
910
184
1,093
156
0
156
938
2,646
△ 3,392
△ 746
△ 1,543
65
△ 2,224
19,817
17,995
20,267
18,365
19,940
17,517
21,147
17,950
20,589
17,943
(注)表中の数字が四捨五入されているため、合計は数値の総和と必ずしも一致しません。
5 年間の事業活動収支推移・事業活動収支主要科目推移
■ 5 年間の事業活動収支推移(単位:億円)
■ 5 年間の事業活動収支主要科目推移(単位:億円)
事業活動収入 事業活動支出 基本金組入額
250
150
200
120
150
90
100
60
50
30
0
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
学生生徒等納付金 経常費等補助金
教育研究経費 管理経費
0
2011年
2012年
2013年
2014年
人件費
2015年
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
52
事業報告書 2015
経年比較
貸借対照表
(単位:百万円))
2011年
区 分
(平成23年度)
固定資産
流動資産
資産の部合計
固定負債
流動負債
負債の部合計
基本金
繰越収支差額
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
経年比較
2012 年
2013 年
(平成 24 年度)
89,102
6,034
95,136
10,026
3,952
13,978
81,787
△ 629
81,158
95,136
2014 年
(平成 25 年度)
96,796
5,229
102,026
15,142
3,823
18,965
84,130
△ 1,070
83,061
102,026
2015 年
(平成 26 年度)
98,288
5,552
103,840
14,537
3,819
18,356
87,168
△ 1,684
85,484
103,840
(平成 27 年度)
101,125
7,031
108,156
14,955
4,519
19,474
90,224
△ 1,543
88,681
108,156
103,689
7,530
111,219
15,190
4,701
19,891
93,552
△ 2,224
91,328
111,219
主な財務比率
(単位:%))
2011 年
比率名
2012 年
2013 年
2014 年
2015 年
(平成 23 年度)(平成 24 年度)(平成 25 年度)(平成 26 年度)(平成 27年度)
事業活動収支差額比率
基本金組入前当年度収支差額/
事業活動収入
基本金組入後収支比率
事業活動支出/
(事業活動収入-基本金組入額)
学生生徒等納付金比率
9.2
9.4
12.2
15.1
12.9
104.1
107.7
104.3
99.3
104.3
学生生徒等納付金/
(教育活動収入計+教育活動外収入計)
73.6
72.3
72.4
72.9
73.9
人件費比率
人件費/
(教育活動収入計+教育活動外収入計)
41.5
40.1
40.3
41.5
41.6
教育研究経費比率
教育研究経費/
(教育活動収入計+教育活動外収入計)
40.3
39.6
39.5
39.7
40.3
管理経費比率
管理経費/
(教育活動収入計+教育活動外収入計)
7.2
7.9
7.6
7.5
8.5
152.7
136.8
145.4
155.6
160.2
流動比率
流動資産/流動負債
負債比率
総負債/純資産
17.2
22.8
21.5
22.0
21.8
純資産構成比率
純資産/(負債+純資産)
85.3
81.4
82.3
82.0
82.1
基本金比率
基本金/基本金要組入額
92.1
87.0
88.0
88.0
88.0
5 年間の貸借対照表推移・主な財務比率推移
■ 5 年間の貸借対照表推移(単位:億円)
固定資産
流動負債
■ 5 年間の主な財務比率推移(単位:%)
流動資産
基本金
事業活動収支差額比率
基本金組入後収支比率
人件費比率
教育研究経費比率
管理経費比率
負債比率
純資産構成比率
基本金比率
固定負債
繰越収支差額
学生生徒等納付金比率
流動比率
150
1,000
800
100
600
400
50
200
0
53
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
0
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
有価証券の状況 (2016(平成28)年3月31日現在)
区 分
(単位:百万円)
帳簿価格
時 価
表示科目
6
種類株式
6
180
190
1,411
1,686
地方債
400
421
事業債
500
522
研究助成、第 3 号基本金、
サムライ債・ユーロ円債
741
770
創立 80 周年記念事業、将来計画資金、
1,123
1,222
100
103
1,280
1,065
489
510
6,230
6,495
外債
MTN(仕組債)
投資信託
計
施設設備、退職給与、減価償却、
の各引当特定資産
※「株式」は、本学出資会社㈱エスアイテックに係るものであり、資金運用を目的に保有するものではありません。
借入金の状況 (2016(平成28)年3月31日現在)
借入先
(単位:百万円)
借入残高
日本私立学校振興・共済事業団
芝浦工業大学柏中学高等学校
SMA
芝浦工業大学附属中学高等学校
株式((株)エスアイテック)
※
国債
芝浦工業大学
その他
利 率
4,547
返済期限
1.70 ~ 2.20%
使途等
2025(平成37)年3月 校舎取得、整備資金
3,644
0.20 ~ 1.42%
2033(平成45)年3月 土地取得、校舎取得整備
3,644
0.15 ~ 1.42%
2033(平成45)年3月 土地取得、校舎取得整備
三菱東京UFJ銀行
600
0.08%
計
12,435
事業報告書2015
みずほ銀行
三井住友銀行
2019(平成31)年4月 校舎取得整備
寄付金の状況
(単位:百万円)
2011年
区 分
特別寄付金
周年記念事業寄付
2012 年
(平成23年度)
※ 研究奨励寄付
(平成 24 年度)
2013 年
2014 年
(平成 25 年度)
2015 年
(平成 26 年度)
(平成 27 年度)
370
586
307
367
316
5
22
1
0
0
88
95
57
78
81
上記以外の使途特定寄付
277
469
249
289
235
現物寄付
103
105
134
87
88
473
691
441
454
404
計
※2011年度については創立50周年(大宮)のみ計上、2012年度は創立 30・60・90 周年(板橋)、創立 50 周年(大宮)の合計となっています。
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
54
事業報告書 2015
大学教育改革支援経費等の受入状況
区 分
取組名称
件数
大学等産学官連携自立化促進
プログラム(機能支援)
金額
件数
金額
大学改革推進事業
(GP)
件数
金額
件数
大学教育・学生支援推進事業
大学教育推進プログラム
金額
件数
大学生の就業力育成支援事業
金額
地域イノベーション戦略支援プログ
ラム(研究機能・産業集積高度化地域)
件数
金額
国際化拠点整備事業費補助金
(グローバル人材育成推進事業)
件数
国際化拠点整備事業費補助金
(スーパーグローバル大学創成支援)
件数
大学改革推進(産業界のニーズ
に対応した教育改善)
地(知)の拠点整備事業
(大学COC事業)
科学技術人材育成
大学等シーズ・ニーズ
創出強化支援事業
大学改革推進等補助金
産学連携サービス
経営人材育成事業
(単位:百万円)
金額
金額
件数
金額
件数
金額
件数
金額
件数
金額
件数
金額
件数
金額
合計
特色ある優れた産学官連
携活動
工学系技術者のソフト
ウェア開発技能育成
入学から卒業までの総合
的なキャリア形成支援体
制の構築
PDCA化とIR体制による
教育の質保証
社会の諸相を教材とした
実践的就業力育成
首 都 圏 ス マ ー トQOL
(Quality of Life)技 術
開発地域
2011 年
2012 年
2013 年
2014 年
1 ※1
21
19
1 ※2
16
1 ※3
10
1 ※4
18
1 ※5
16
1 ※6
8
13
1
グローバル人材育成推進
事業(タイプB特色型)
13
12
87
89
12
※7
43
スーパーグローバル大
学 創 成 支 援(タ イ プBグ
ローバル牽引型)
1 ※8
30
首都圏に立地する大学に
おける産業界のニーズに
対応した教育改善
1
90
※9
4
「まちづくり」「ものづく
り」を 通 し た 人 材 育 成 推
進事業
10
1
※10
1
※11
37
女性研究者研究活動支援
事業
19
10
53
37
30
30
1
イノベーション対話促進
プログラム
12
1 ※12
大学教育再生加速プログ
ラム
15
学び直しと価値共創によ
る中小製造業サービス化
教育エコシステム
26
1
10
89
79
178
※1「特色ある優れた産学官連携活動」は、2008(平成 20)年度から5 ヵ年度に及ぶ採択です。
※2「工学系技術者のソフトウェア開発技能育成」は、2009(平成 21)年度から3 ヵ年度に及ぶ採択です。
※3「入学から卒業までの総合的なキャリア形成支援体制の構築」は、2009(平成 21)年度から3 ヵ年度に及ぶ採択です。
※4「PDCA化とIR体制による教育の質保証」は、2010(平成 22)年度から2 ヵ年度に及ぶ採択です。
※5「社会の諸相を教材とした実践的就業力育成」は、2010(平成 22)年度から2 ヵ年度に及ぶ採択です。
※6「首都圏スマートQOL(Quality of Life)技術開発地域」は、2011
(平成 23)年度から5 ヵ年度に及ぶ採択です。
※7「グローバル人材育成推進事業」は、2012(平成 24)年度から5 ヵ年度に及ぶ採択でしたが、スーパーグローバル大学創成支援に統合されました。
※8「スーパーグローバル大学創成支援」は、2014(平成 26)年度から10 ヵ年度に及ぶ採択です。
※9「首都圏に立地する大学における産業界のニーズに対応した教育改善」は、2012(平成 24)年度から3 ヵ年度に及ぶ採択です。
※10「
「まちづくり」
「ものづくり」
を通した人材育成 推進事業」は、2013(平成 25)年度から5 ヵ年度に及ぶ採択です。
※11「女性研究者研究活動支援事業」は、2013(平成 25)年度から3 ヵ年度に及ぶ採択です。
※12「大学教育再生加速プログラム」は、2014(平成 26)年度から5 ヵ年度に及ぶ採択です。
55
2015 年
(平成 23 年度)(平成 24 年度)(平成 25 年度)(平成 26 年度)(平成 27年度)
239
205
芝浦工業大学
研究費等外部資金獲得状況
<科学研究費>
(単位:百万円)
2011 年
区 分
(平成 23 年度)
2012 年
(平成 24 年度)
2013 年
2014 年
(平成 25 年度)
2015 年
(平成 26 年度)
(平成 27 年度)
89
98
94
100
101
金額(計)
161
128
155
163
135
芝浦工業大学附属中学高等学校
科学研究費(件数)
(注)科学研究費は研究者等に直接交付される補助金であり、学校会計の事業活動収入には含まれず、またここから支出される経費も学校会計の諸支出には含まれません。
上記は、本学教員が研究代表者となっている件数と金額(直接経費)です。
<競争的資金(国プロ)>
(単位:百万円)
2011 年
区 分
(平成 23 年度)
2012 年
(平成 24 年度)
2013 年
2014 年
(平成 25 年度)
2015 年
(平成 26 年度)
(平成 27 年度)
41
47
58
47
58
契約額(計)
205
303
320
327
494
芝浦工業大学柏中学高等学校
競争的資金(件数)
(注)複数年にまたがる契約は年度毎に1件として集計しています。
<受託・共同研究>
(単位:百万円)
2011 年
区 分
(平成 23 年度)
2012 年
(平成 24 年度)
2013 年
2014 年
(平成 25 年度)
2015 年
(平成 26 年度)
(平成 27 年度)
受託・共同研究(件数)
154
167
184
195
239
契約額(計)
211
203
176
160
219
(注)複数年にまたがる契約は初年度に1件として集計しています。
関連当事者等との取引の状況
㈱エスアイテック
資本金等
出資割合
20 百万円
49.50%
取引の内容
事業報告書2015
会社等の名称
摘 要
(支出)(注)物品購入、施設管理・清掃・人材
派 遣 等 業 務 委 託、機 器 他 リ ー ス 料 支
払、印刷製本委託、保険料支払
(収入) 施設設備利用料他の受入
理 事・職 員 計 2 名 が 取 締 役 に 就
任している。
2015(平 成 27)年 度 取 引 高 の
合計は約 1,647 百万円です。
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)機器備品等物品購入及びその他の取引について、本学経理規程に基づいて業者の選定及び価格を決定している。
関連する法人の概要 (2016(平成 28)年 3 月 31 日現在)
会社名
代表者名
従業員数
(株)エスアイテック
代表取締役 鈴見 健夫
25 名
役員数
所在地
東京都江東区豊洲3-7-5 芝浦工業大学内
設立年月日
1998(平成 10)年 6 月 30 日
4 名(うち 2 名は学校法人の役員(理事)及び職員が兼務)
定款上の目的
芝浦工業大学の教育と研究を支え発展させるため、活発に事業を行い、
その利潤を学校法人芝浦工業大学に還元することを目的とする。
事業内容
出版・翻訳・印刷業、建設業、警備・清掃・保守管理業、人材派遣業、損害保険・生命保険代理店業、
リース事業、特別販売事業、イベント企画事業、その他
学校の行う
教育研究活動との関連
1)学校法人への寄付(これまでに約 7 億 6 千 9 百万円の寄付を行う)
2)学生総合保険、キャンパスライフ総合保険代理店窓口としてのサービス
3)研究室機器、備品、事務用機器等の販売
4)事務職員等の人材派遣
資本金額
20 百万円(202 株)
出資割合
学校法人の持株数
事業の概要
2015 年 6 月期
売上高
1,827 百万円
100 株
その他の出資者の持株数
(大学後援会・校友会・持株会)
当期損益
102 株
出資元学校法人への
(法人税等控除後)
寄付金額
家賃・地代等
配当金
3 百万円
50 百万円
36 百万円
0円
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
56
事業報告書 2015
参考
財産目録の概要(2016(平成28)年3月 31 日現在)
1. 財産目録(総括)
資産総額
111,219百万円
負債総額
19,891百万円
正味財産
91,328百万円
内
基本財産
66,963百万円
運用財産
44,255百万円
2. 資産
111,219百万円
① 基本財産
66,963百万円
地区
1)土地
所在地
面積(百㎡)
東京都江東区豊洲 3 丁目 7 番 5 号
大宮地区
埼玉県さいたま市見沼区大字深作307番
芝浦地区
東京都港区芝浦 3 丁目 9 番 14 号
26
395
板橋地区
東京都板橋区坂下 2 丁目 2 番 1 号
100
1,613
柏地区
千葉県柏市増尾 700 番他
448
1,228
会津高原地区
福島県南会津郡南会津町高杖原 740 番
その他
東京都江東区豊洲 6 丁目 10 番 1 他
計
地区
2)建物
300
8,821
1,702
1,825
74
74
176
6,332
2,826
20,288
面積(百㎡)
豊洲地区
613
16,254
642
11,892
芝浦地区
125
3,845
板橋地区
108
1,013
柏地区
157
1,858
40
594
会津高原地区
計
種別
図書
外国書
273
計
102
1,691
35,558
価額(百万円)
計
31
304
1,201
19
18
37
106
292
49
341
1,307
名称又は種類
数量(千点)
4)教具・校具 教具・校具
及び備品
備品
価額(百万円)
61
計
種類 主な内容
構築物 各校舎の給排水施設、緑化施設など
車両
小型乗用車、小型トラックなど(18 台)
電話加入権
92 本
施設利用権
予備電力供給施設など
敷金及び保証金
東大宮学生寮敷金など
建設仮勘定
中学高等学校移転地建設工事など
計
(注)表中の数字が四捨五入されている場合、合計は数値の総和と必ずしも一致しません。
57
6
冊数(千冊)
内国書
学術雑誌
5)その他
価額(百万円)
大宮地区
その他
3)図書
価額(百万円)
豊洲地区
4,087
3
383
64
4,470
金額(百万円)
1,118
4
8
20
27
4,162
5,339
芝浦工業大学
② 運用財産
44,255百万円
預金種別
6,874
振替貯金
160
計
7,034
種別
2)現金等
金額(百万円)
手許現金、郵便切手
4
計
内訳
4
保有形態
金額(百万円)
第3号基本金引当特定資産
4,436
上記以外の特定目的引当特定資産
29,382
計
33,818
種別
金額(百万円)
普通預金・定期預金
4,136
有価証券
普通預金・定期預金
300
芝浦工業大学柏中学高等学校
3)積立金
芝浦工業大学附属中学高等学校
1)預金
価額(百万円)
普通預金
23,458
有価証券
5,924
33,818
(注)各引当特定資産の運用は、「保有形態」欄記載の金融商品によっています。
内訳
4)有価証券
金額(百万円)
「㈱エスアイテック」普通株式 100 株
6
計
内訳
6
金額(百万円)
2,743
143
徴収不能引当金など
△ 41
計
内訳
6)未収入金
2,845
金額(百万円)
学生生徒等納付金、国庫補助金、私学退職金団体交付金他
435
徴収不能引当金
△ 20
計
内訳
7)前払金
415
金額(百万円)
長期前払金
56
短期前払金
75
計
内訳
8)立替金
事業報告書2015
芝浦工業大学貸与奨学金
5)長期貸付金 芝浦工業大学後援会貸与奨学金
立替金
131
金額(百万円)
1
計
1
I N C O R P O R AT E D E D U C AT I O N A L I N S T ITUTION GUIDE
58
事業報告書 2015
3. 負債
19,891百万円
① 固定負債
15,190百万円
種類
1)長期借入金
金額(百万円)
返済期限
4,031
1.70% 〜 2.20%
2025(平成 37)年
3 月 15 日
校舎取得、整備資金
市中金融機関
7,778
0.08% 〜 1.42%
2033(平成 45)年
3 月 21 日
校地・校舎取得、
整備資金
11,809
内訳
金額(百万円)
退職給与引当金
3,377
計
3,377
内訳
3)長期未払金
使途等
日本私立学校振興・
共済事業団
計
2)退職給与
引当金
利率
金額(百万円)
長期未払金(構築物リース物件)
5
計
5
② 流動負債
4,701百万
種類
金額(百万円)
1)短期借入金 日本私立学校振興・
共済事業団
(長期借入金の内
1年以内の返済分)
市中金融機関
計
516
1.70% 〜 2.20%
校舎取得、整備資金
111
1.42%
校舎取得、整備資金
金額(百万円)
学費前受金
2,732
学費以外の前受金
636
計
内訳
3)未払金
使途等
627
内訳
2)前受金
利率
3,368
金額(百万円)
未払金
297
計
内訳
4)預り金
122
学生生徒関係預り金(各種代理徴収金他)
227
61
計
59
金額(百万円)
教職員関係預り金(源泉税、住民税他)
その他の預り金
4. 正味財産
297
410
91,328百万円
ACCESS
東大宮
JR宇都宮線
芝浦工業大学
大宮キャンパス
JR高崎線
東武アーバンパークライン
南浦和
大宮
JR武蔵野線
芝浦工業大学
浮間舟渡
附属中学高等学校
都営三田線
志村三丁目
赤羽
新松戸
柏
JR常磐線
JR埼京線
新柏
池袋
芝浦工業大学
JR総武線
東京メトロ
有楽町線
新宿
柏中学高等学校
上野
秋葉原
西船橋
JR中央線
船橋
東京
JR山手線
越中島
有楽町
三田
豊洲キャンパス
豊洲
目黒
品川
JR東海道線
JR京葉線
芝浦工業大学
田町
芝浦工業大学
附属中学高等学校
2017年4月1日 移転・開校
芝浦工業大学
芝浦キャンパス
横浜
(2016年3月31日現在)
芝浦工業大学
芝浦キャンパス
芝浦工業大学
芝浦工業大学
豊洲キャンパス
大宮キャンパス
〒108-8548 東京都港区芝浦3-9-14
Tel:03-5859-7000(代表)
〒135-8548 東京都江東区豊洲3-7-5
Tel:03-5859-7340(代表)
〒337-8570 埼玉県さいたま市見沼区深作307
Tel:048-683-2020(代表)
JR山手線・京浜東北線「田町駅」芝浦口より徒歩3分
都営地下鉄三田線・浅草線「三田駅」より徒歩5分
東京メトロ有楽町線「豊洲駅」1cまたは3番出口より徒歩7分
JR京葉線「越中島駅」2番出口より徒歩15分
J R 宇 都 宮 線( 東 北 本 線 )
「東大宮駅」よりスクールバス
5分、または徒歩20分
芝浦工業大学
附属中学高等学校
2017年4月移転予定
芝浦工業大学
柏中学高等学校
〒174-8524 東京都板橋区坂下2-2-1
Tel:03-5994-0721(代表)
〒277-0033 千葉県柏市増尾700
Tel:04-7174-3100(代表)
都営地下鉄三田線「志村三丁目駅」より徒歩8分
JR埼京線「浮間舟渡駅」より徒歩15分
東武アーバンパークライン「新柏駅」よりスクールバス
5分、または徒歩25分
JR常磐線「柏駅」よりスクールバス・東武バス15分
http://www.shibaura-it.ac.jp
芝浦工業大学
検 索
2016.7