第8回 愛媛大学総合科学研究支援センター 公開実験講座 オシッコは健康のバロメーター 実験で学ぶ の科学 日 時:平成26年8月1日(金) 8:30~15:00 場 所:愛媛大学大学院医学系研究科 (東温市志津川) 募集人員:50人 対 象:高校生 参 加 料 :無料、但し傷害保険実費100円 締め切り :平成26年6月30日(月) 主 催: 愛媛大学総合科学研究支援センター 愛媛大学医学部 連絡先: TEL 089-960-5460 (事務室) /FAX 089-960-5461 E-mail [email protected] 公開講座のご案内 医学科 1 年生が化学の授業で行う実習から抜粋し、高校生向けにアレンジしました。 生体成分を出血も痛みもなく取り出すことのできる尿は、身体内部の貴重な情報源です。 そのため、健康診断では「尿を採ってきてください」といわれます。 尿の成分を、自分の手で調べて見ませんか。 この講座で化学実験の面白さを知ってください。 実習の内容 ○講義 「尿の科学」 本学部教員 ○化学実験についての諸注意 (A)実験を行う際の一般的注意 (B)安全のための心得 基本的注意事項 薬品の取扱についての注意 事故発生時の処理について (C)実験レポートの作成方法 ○実習「尿成分の科学的検査(定性試験)」 (A)予備試験 色・臭気・清濁度などの観察。 pH を調べる(試験紙)。 (B)タンパク質:腎炎など スルホサリチル酸法 (C)糖質:糖尿病など Almen-Nylander 法、ブドウ糖酸化酵素による試験紙法 (D)ケトン体:消化機能障害、小児自家中毒、重症糖尿病など Lange 法 (E)胆汁成分(ビリルビン):黄疸 Harrison 法 受講者の声 ・初めは少し尿に対して汚いイメージがあり、抵抗があったけれど、 成分をひとつひとつ見ていくと、ぜんぜん汚いものは無いということがわかった。 ・尿は汚いとか不要物という考えを持つ人もいるが、今日の実験で尿は 人の健康状態を知ることができる大切なものであることが分かった。 ・医療関係の仕事は生物の勉強が必要なのかと思っていたが、 生物だけではなく化学などの理系全体の勉強も必要になるのだと知った。 ・高校の授業とは違った発展的な実験が経験できてわくわくした。
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