カメラ講座 基本 構図のヒント (3) 黄金分割方 Golden Section 三分の一画法 2−1 黄金分割とは、下記線画のような原理から、 画面に分割点を割り出し、その点で構成される 長方形の縦横比が1:1.618なる分割構成です。 作画構成は最も安定感があり美観がえられる。 カメラ講座 初級編 構図のヒント 2−2 視点を変えて撮り分けましょう。 − 想わぬ発見 トリミング・レイアウトで雰囲気を変える。 − 雰囲気が変わる 主題を明確に。 − 撮影は消去法で 被写体は右向きか、左向きか。 − 迷ったら両方 ページによって選択or撮影段階で決定。 タテ撮りか、ヨコ撮りか。 −Dは解像度の問題 フレーミングとトリミング − 撮る時点と後処理 【写真例−1】 全体の印象は理解できるが、主題の料 理素材がハッキリしない。 主題の料理素材は左の写真より理解で きる。 10 写真に対する専門的な考え トリッキー 写真は真実・事実を写さない。 写真は世界の鏡ではない。 写真は嘘つきである。 専門的考え方 逆説は 一般的考え方 これらの事は経験上誰でも知っているはずなのに、 カメラという機会に騙されて、つい写真を信じてしまう。 カメラは人間の眼の便利な代用品ではない。 写真に写された世界は二つのまったく異なったものである。 そんな当たり前のことを長い間、そして、今でも強調しなければ ならない程写真はトリッキーなもの。 世界と写真がまったく別物としたら、それでは写真に写された 世界の意味は何だろう。 写真の世界について語らないすべての写真はフィクションである。 写真情報は事実か真実かという問い。 ①写真は真実を記録できるだろうか。 (外見と内面) ②丸い物でも四角になる写真的真実?(事実) 。 ③事実と真実。 写真はうそつきか。 (すべては事実なのだが) ④写真は観るものか読む物か。 ⑤写真の情報量。(活字だけでは理解できない。信用性が低い) ⑥写真による情報操作。 写真情報と上手に付き合うために 「事実と意見」の明確な区別。 自分で確認した事実と情報から得た判断(意見) EX :三陸沖での海賊騒動は誤報であった。意見的マスコミ発表の功罪。 :情報の信憑性を考える。 :戦争写真は情報戦であるが故に。 :事実と異なる映像による情報操作。 11 講習会で撮影した2日目の写真を添付して下さい。 12
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